土日も仕事があるわりに、実際はけっこうヒマな時間が多い管理人です。
ものすごく頑張って働くと、午前中にほぼ終了して、午後5時までが長くてつらい時間になります。
朝は7時ぐらいから仕事を始めているので、じつは毎日10時間近く拘束されている。
そんなわけで、地味に時間をつぶすコンテンツのご紹介です。
「SCP財団」
知っている人は知っている、知らない人は全く知らない「SCP」の世界です。
簡単に説明すると、ネット上で始まったシェアワールドのひとつです。
シェアワールドとは、複数の作家などが共通の設定・世界観に基づいて創作を重ねる作品群またはその世界のことです。
古い例ではH.P.ラヴクラフトが元祖である「クトゥルー神話体系」、SFではおなじみの「スタートレック」や「スターウォーズ」などがその例です。きいてますか。
「SCP財団」の始まりは英語圏の某大型匿名掲示板です。2007年頃です。ねこです。
とあるスレッドで、一枚の画像からストーリーを創作するという遊びから始まりました。
最初のSCP『SCP-173「彫刻-オリジナル」』をきっかけに数多くの「報告書」が投稿され、やがてそれが「SCP財団」という大きな世界を持つに至り、文字通り世界中に広がっていったのです。
SCP財団とは「SCP」と呼ばれる自然法則に反した超常的な物品や存在、場所などを一般人から隔離し、
確保(Secure)、収容(Contain)、保護(Protect)
することを目的とした架空の組織です。
現在ではSCP日本支部のサイトで、過去の大量の「報告書」を無料で読むことができます。
SCP財団には世界中の怪奇で珍奇なモノや生物?あるいは建造物などが確保され、収容され、保護されているわけです。
有名なところでは、SCP-173(彫刻 - オリジナル)、SCP-087(吹き抜けた階段)、SCP-096(シャイガイ)
などがあります。いずれも番号で呼ばれており、()内はその報告書のメタタイトルです。
興味のある方は、検索してみてください。ただし自己責任で。
日本支部でも多くの報告書が寄せられており、2022年現在では「収容違反」(収容手順に違反があり対象を逃がしてしまったり、対象による汚染が拡がってしまうこと)により「有名」になったSCPもあります。
SCP-040-JPもそのひとつです。
これは、日本国内某所に放置されていた、井戸小屋です。
特筆すべきはその異常性で、この小屋を肉眼で覗くと、見た人は「ねこがいた」と動揺します。
この影響を受けるとイエネコに対する認識が歪められ、下記の画像のような、毛がなく、人間のような目を持った生物に見えてしまいます。しかも、どの方向からでもこちらを見ているように見えるようです。
ねこです よろしくおねがいします
ねこはいます。
更にこの影響を受けた中で対象者は常にねこが暗闇にいるように感じ、見張られているような錯覚を覚えます。
また、影響を受けた対象はねこがいると周りに伝えようとし、これを理解した(『信じる』ではなく、『理解する』)場合、上記と同じ症状を被ります。
いわゆる「ミーム汚染」を引き起こすSCPです。この"ねこ"はそこに居ます
よろしくおねがいします
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