管理人は現在は某施設で作業員をしています。水質検査とか水処理関連機械の運転とかメンテナンスとかの。
その前職は事務職でした。ネクタイとスーツでばっちりキメて、都心のオフィスで30年ぐらい働いていました。
平成の終わりに辞めて、令和は今の仕事をしております。
先日、夜の7時頃、ipadでYoutubeを見ていたら、イヤホンに電話の着信音が割り込んできました。
Bluetooth接続でイヤホンを使っていたので、別室のiphoneの着信が入って来たのです。
2階の自室のスマホをチェックしたら、不在着信が5つぐらい入っていた。
全部発信人は同じで、職場の所長からでした。折り返しで電話しましたが、正直どうでもいいような要件でした。
令和の時代ですが、未だにいわゆる「電話野郎」というのが生き残っていて、何かあると気安く電話してくるので正直鬱陶しいですね。勤務時間内に、構内の何処にいるかわからないときにかけてくるのは許すとして、勤務時間外にかけてくるのは許さない。〇ねばいいのに。
管理人は固定電話も引いていますが、自宅では電話が鳴っても出ません。
ナンバー表示に出た番号が、家族や知人だった場合は折り返してかけます。
留守電に要件を言ってくれれば済むのですが、時間内に正確に要件を吹き込める人は100人中1人ぐらいかな。基本的に無言のメッセージがほとんどです。
その所長からの電話があったときに、ものすごく久しぶりに前職の「訃報連絡」の電話を思い出しました。
前の職場は同業者団体の事務局で、会員がざっくり5000人ぐらいいたのですが、会員やその家族に不幸があると「訃報連絡」というものが送られることになっていました。
当時はFAXでの連絡が主流でした。
平日ならば総務系の職員が処理するのですが、休日に訃報が発生したときは、管理職の自宅まで電話がくる仕組みでした。
電話は基本的に当事者が所属する支部の支部長からかかってきます。
連絡が来ると、弔電や香典の手配(会費が未納だと香典は出さないので要チェック)、FAX配信会社への連絡や送信原稿の作成、送信エリアの指示、場合によっては参列する役員が読み上げる弔辞の作成など、とても自宅で片手間に出来ないような仕事を大至急でやらないといけないので、休日に電話が鳴るのが恐怖でした。
管理職は複数いましたが、中にはあからさまに居留守をつかう輩もいたので、訃報連絡を休日に間違いなく行える人は限られていたし、そういう人のところに電話連絡が集中する傾向にありました。
現在はどうなっているかは知りませんが、管理人が辞めた理由のひとつだったよなあ、と懐かしく思い出しました。
電話とかFAXとか、20世紀の遺物ですね。
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