機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)


前作の「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の1年後(宇宙世紀0097)が描かれている。

劇場用として製作されているので、この映画単独で見ても一応完結はしている。
ただ、「ガンダム」の予備知識なしでいきなりこれを見て、理解できるかというと難しい。
管理人の「ガンダム」歴は、ファーストの本放送以来なので、すでに日本史や世界史よりも、ガンダム史のほうが詳しいかもしれない。
「ガンダム」を知らない、という人たちは、どこから「ガンダム」に入ればよいのだろうか、という疑問はいつも感じている。
それについては、映画「逆襲のシャア」から始めればよい、というのが答えなんだけど、どうだろうか。
「逆シャア」が全ガンダム映画史上最高傑作だということは異論がないと思う。
異論があっても認めない。ナナイがそう言ってるんだから間違いないのだ。

今回の「NT」のカギを握る「サイコフレーム」についても、「逆シャア」から追っていくと分かりやすい。
というか、「逆シャア」公開当時は、サイコフレームの何たるかが殆ど開示されていなくて、その後の作品によって補完されていったのである。

宇宙世紀は、このサイコフレームとニュータイプによって、新しいステージに進もうとしている。
そして、世界に危機が訪れるたび、「ガンダム」は何度でも立ち上がる。
新しいパイロット、新しい機体を得て、それでもやはり「ガンダム」として現れる。
そこに受け継がれるものを感じてほしい。


posted by ゆうすけ at 20:08 | TrackBack(0) | 映画・TV

2018年12月02日

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