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2017年08月11日
生あくび
昨日「低血糖症状」について書いたばかりですが、今朝、早速「低血糖症状」を起こしてしまいました。昨日の晩、わざわざ「低血糖症状」について書いたくらいですから、昨日の晩からすでに体調がすぐれなかったのでしょう。
先日も、朝食時間が遅くなったとき、空腹のため少し体調が悪くなったことがありました。今朝は、家を出る時から何となく視界が狭いような気がしていました。夫が話しかけてきても、あまり耳に入ってこないので、生返事をしがちでした。「機嫌が悪いわけではないのだけど、集中力散漫でごめんね」と断ったものの、夫の話し声の音声から意味を取り出して、それを理解し、返答するという作業がうまくできず、ただ道を歩いていました。
誰かに脳味噌を片手でつかまれているような感覚がありました。ぎゅっと握られているというのではなく、豆腐を上からつかむように、そっとつかまれているという感覚です。いつもなら「大変、何か食べなくちゃ」と思うところですが、最近では空腹でも倒れないのだということがわかってきたので我慢することができました。
それでも、電車に乗った頃から生あくびが立て続けに出て、視界が狭ばり、できるものなら横になりたいという思いが湧き上がってきました。生あくびの回数はどんどん増えて、あくびをしていない時間より、あくびをしている時間の方が多くなり、涙も溢れてきました。少ぉしですが、手が震え始めてきました。あくびをしながら、口臭が一段とひどくなっているように感じました。舌の奥が荒れている感じです。
やっとの思いでお店に入って朝食を取ったら、症状はいつの間にかなくなっていきました。
先日も反省したばかりですが、とにかく朝食をもっと早く摂る必要があります。前日の夕食が夕方7時頃だったので、やはり遅くても8時には朝食を摂りたいところです。今朝、上記のような症状に見舞われたのは午前9時くらいのことでした。家を出る前に測った空腹時血糖値は120でした。水分補給は問題ありません。
若い頃のダイエットでは、このような症状起こすことは稀でしたが、この十年くらいは「低血糖症状」を起こすことがしばしばあって、ダイエットが継続できない大きな理由のひとつにもなっています。こんな時、こういう症状を相談したり、アドバイスを受けることのできる医師がいてくれたならと、心底思います。
この症状を回避するのは簡単です。たくさん食べれば良いのです。そうすれば目が回ることもなくなるし、胃酸過多口臭に悩むこともなくなるのです。これまで、ついついそうやって目の前の問題を解決しがちでした。でも、その行動の積み重ねが今日の事態を招いたのです。どうしたら良いのかわかりませんが、とりあえず今は1,500kcalを続けていくしかありません。
午後、帰宅して昼食をとって直ぐ横になって、ぐっすり眠ってしまいました。昼食を食べたばかりというのに、お腹が空いて力がでないのです。運動どころではありません。朝食も昼食もきちんと電卓片手に計算し、食品成分表に従って栄養バランスも考えて500kcalずつ摂取しています。本当にこのやり方で良いのか、こんな生活で良いのか大いに疑問ですが、他に名案もないので、とりあえずこのやり方を続けてみます。
先日も、朝食時間が遅くなったとき、空腹のため少し体調が悪くなったことがありました。今朝は、家を出る時から何となく視界が狭いような気がしていました。夫が話しかけてきても、あまり耳に入ってこないので、生返事をしがちでした。「機嫌が悪いわけではないのだけど、集中力散漫でごめんね」と断ったものの、夫の話し声の音声から意味を取り出して、それを理解し、返答するという作業がうまくできず、ただ道を歩いていました。
誰かに脳味噌を片手でつかまれているような感覚がありました。ぎゅっと握られているというのではなく、豆腐を上からつかむように、そっとつかまれているという感覚です。いつもなら「大変、何か食べなくちゃ」と思うところですが、最近では空腹でも倒れないのだということがわかってきたので我慢することができました。
それでも、電車に乗った頃から生あくびが立て続けに出て、視界が狭ばり、できるものなら横になりたいという思いが湧き上がってきました。生あくびの回数はどんどん増えて、あくびをしていない時間より、あくびをしている時間の方が多くなり、涙も溢れてきました。少ぉしですが、手が震え始めてきました。あくびをしながら、口臭が一段とひどくなっているように感じました。舌の奥が荒れている感じです。
やっとの思いでお店に入って朝食を取ったら、症状はいつの間にかなくなっていきました。
先日も反省したばかりですが、とにかく朝食をもっと早く摂る必要があります。前日の夕食が夕方7時頃だったので、やはり遅くても8時には朝食を摂りたいところです。今朝、上記のような症状に見舞われたのは午前9時くらいのことでした。家を出る前に測った空腹時血糖値は120でした。水分補給は問題ありません。
若い頃のダイエットでは、このような症状起こすことは稀でしたが、この十年くらいは「低血糖症状」を起こすことがしばしばあって、ダイエットが継続できない大きな理由のひとつにもなっています。こんな時、こういう症状を相談したり、アドバイスを受けることのできる医師がいてくれたならと、心底思います。
この症状を回避するのは簡単です。たくさん食べれば良いのです。そうすれば目が回ることもなくなるし、胃酸過多口臭に悩むこともなくなるのです。これまで、ついついそうやって目の前の問題を解決しがちでした。でも、その行動の積み重ねが今日の事態を招いたのです。どうしたら良いのかわかりませんが、とりあえず今は1,500kcalを続けていくしかありません。
午後、帰宅して昼食をとって直ぐ横になって、ぐっすり眠ってしまいました。昼食を食べたばかりというのに、お腹が空いて力がでないのです。運動どころではありません。朝食も昼食もきちんと電卓片手に計算し、食品成分表に従って栄養バランスも考えて500kcalずつ摂取しています。本当にこのやり方で良いのか、こんな生活で良いのか大いに疑問ですが、他に名案もないので、とりあえずこのやり方を続けてみます。
2017年08月10日
肉野菜そば
今日のランチは、社員食堂で肉野菜蕎麦を完食しました。炒めたもやしと少し甘辛く煮た豚肉ののった温かいお蕎麦です。カロリー計算されていない普通の食事を残さず食べたのは久しぶりでした。最近は塩分制限もしているので、おつゆは全部飲み干したいほどおいしく感じられました。
お蕎麦をひと口かふた口残そうかとも思いましたが、こういう時は全部食べた方が満足度が上がりそうだと思い、全部いただきました。久々の大満足ランチでした。
そうは言っても心配だったので、食後90分の血糖値を測ってみました。すると予想通り値は204でした。私の血糖測定器は200を超えると赤く表示されるのですが、久しぶりに赤い文字を見ました。念のために食後120分でも測ってみましたが、今度は黒字で176でした。
今朝の空腹時血糖値は121、一昨日は118だったのでいい調子だと浮かれていましたが、肉野菜蕎麦一杯で200超えになってしまうのですから油断禁物です。
最近、体調で気になるのは、少し口臭がキツイのではないかということです。これまでもダイエットすると胃酸の出過ぎなのか、口臭がキツイなるように感じてきましたが、今回も胃酸過多のように思います。体は「いつも通りの分量の」胃酸やらインシュリンを出しているので、減量を始めると、胃酸過多の口臭問題や、インシュリン過多の低血糖症状に似た症状に悩まされるように感じています。
教育入院の際に、医師に低血糖症状に似た症状に悩まされてきたという話をしました。ダイエットを始めると、いわゆる「お腹が空き過ぎて目が回る」という状態になって、視界が狭まり、生あくびが出て、目の前が黄色くなり、耳が少し遠くなるという症状です。電車の扉が開いて、自分の降りるべき駅だと認識しているのに、体が動かなくて目の前で開いた扉がまた閉まり乗り過ごしたこともありました。
本物の低血糖ではないのに、「低血糖症状」を起こしいているのではないかと自分では思ってきました。普段あまりに高血糖(例えば300前後で、下がっても200程度)の状態が続くと、血糖値が140や150になっただけで、低血糖症状を起こしてしまうのではないかというのが私自身の仮説です。(インシュリンの分泌量は、基準値以上に分泌されていることがこの前の検査でわかりました)
それを医師に話したら、「ありえません。それは脱水症状です」と一刀両断に否定されてしまいました。普段ペットボトルのお茶を持ち歩いているので、脱水症状でないことは明らかなのですが、医師は「ありえない」の一点張りでした。私自身は、これまでの経験則から、そういう時は甘い物を口に入れてしばらくじっとしていると、回復してくるのがわかっていますので、対処療法でこれまでやってきました。
肉野菜蕎麦と血糖値200超え、胃酸過多、軽い低血糖症状など、これまでの長い間の生活習慣を変えていくには、まだ本当に最初の一歩を踏み出したばかりなのだと思います。
お蕎麦をひと口かふた口残そうかとも思いましたが、こういう時は全部食べた方が満足度が上がりそうだと思い、全部いただきました。久々の大満足ランチでした。
そうは言っても心配だったので、食後90分の血糖値を測ってみました。すると予想通り値は204でした。私の血糖測定器は200を超えると赤く表示されるのですが、久しぶりに赤い文字を見ました。念のために食後120分でも測ってみましたが、今度は黒字で176でした。
今朝の空腹時血糖値は121、一昨日は118だったのでいい調子だと浮かれていましたが、肉野菜蕎麦一杯で200超えになってしまうのですから油断禁物です。
最近、体調で気になるのは、少し口臭がキツイのではないかということです。これまでもダイエットすると胃酸の出過ぎなのか、口臭がキツイなるように感じてきましたが、今回も胃酸過多のように思います。体は「いつも通りの分量の」胃酸やらインシュリンを出しているので、減量を始めると、胃酸過多の口臭問題や、インシュリン過多の低血糖症状に似た症状に悩まされるように感じています。
教育入院の際に、医師に低血糖症状に似た症状に悩まされてきたという話をしました。ダイエットを始めると、いわゆる「お腹が空き過ぎて目が回る」という状態になって、視界が狭まり、生あくびが出て、目の前が黄色くなり、耳が少し遠くなるという症状です。電車の扉が開いて、自分の降りるべき駅だと認識しているのに、体が動かなくて目の前で開いた扉がまた閉まり乗り過ごしたこともありました。
本物の低血糖ではないのに、「低血糖症状」を起こしいているのではないかと自分では思ってきました。普段あまりに高血糖(例えば300前後で、下がっても200程度)の状態が続くと、血糖値が140や150になっただけで、低血糖症状を起こしてしまうのではないかというのが私自身の仮説です。(インシュリンの分泌量は、基準値以上に分泌されていることがこの前の検査でわかりました)
それを医師に話したら、「ありえません。それは脱水症状です」と一刀両断に否定されてしまいました。普段ペットボトルのお茶を持ち歩いているので、脱水症状でないことは明らかなのですが、医師は「ありえない」の一点張りでした。私自身は、これまでの経験則から、そういう時は甘い物を口に入れてしばらくじっとしていると、回復してくるのがわかっていますので、対処療法でこれまでやってきました。
肉野菜蕎麦と血糖値200超え、胃酸過多、軽い低血糖症状など、これまでの長い間の生活習慣を変えていくには、まだ本当に最初の一歩を踏み出したばかりなのだと思います。
2017年08月09日
運動療法停滞中
糖尿病治療の基本は、なんといっても食事療法と運動療法の二本立てなのですが、私は少しも運動していません。空腹で運動どころではないというのが大きな理由です。1,500kcalで1日を過ごすのがやっとです。
去年の教育入院の際は、毎日午後は近くのジムに行き、筋トレやプールでアクアビックスをしていました。医師の了解を得てのことです。カロリーコントロールされた食事を、さらに栄養士の協力を得て、白米を豆腐やチーズに替えて糖質オフにして、2週間で3.7kg減量しました。
しかし、退院した翌々日にひどいギックリ腰になって、4日間はほぼ寝たきりで病院に行くこともできないほどでした。急激な運動がギックリ腰を引き起こしたのは間違いないでしょう。
けれども今回運動していないのは、ギックリ腰を防ぐためではなく、そもそも体力がなくて運動ができないのです。始めに書いたように空腹が一番大きな理由です。そして全身の筋力の衰えを感じています。これまでこのようなことはありませんでした。膝や腰が痛むだけでなく、全身の筋力が低下しているのを実感しています。
それに、少し良くなってきたとはいえ、倦怠感が未だに強く運動しようという気持ちになれません。しかも丁度猛暑で、散歩に出かけてるのさえ億劫でなりません。せめて美術館に行きたいと思うのですが、それすらも決心がつきません。
糖尿病治療は、これから長期戦になるので、とりあえずは体重が100kgを切るまではこのまま食事療法のみでやっていこうと思います。週2回のヨガも今週はお盆でお休みですが、運動療法に関してはのんびりやっていこうと思っています。
去年の教育入院の際は、毎日午後は近くのジムに行き、筋トレやプールでアクアビックスをしていました。医師の了解を得てのことです。カロリーコントロールされた食事を、さらに栄養士の協力を得て、白米を豆腐やチーズに替えて糖質オフにして、2週間で3.7kg減量しました。
しかし、退院した翌々日にひどいギックリ腰になって、4日間はほぼ寝たきりで病院に行くこともできないほどでした。急激な運動がギックリ腰を引き起こしたのは間違いないでしょう。
けれども今回運動していないのは、ギックリ腰を防ぐためではなく、そもそも体力がなくて運動ができないのです。始めに書いたように空腹が一番大きな理由です。そして全身の筋力の衰えを感じています。これまでこのようなことはありませんでした。膝や腰が痛むだけでなく、全身の筋力が低下しているのを実感しています。
それに、少し良くなってきたとはいえ、倦怠感が未だに強く運動しようという気持ちになれません。しかも丁度猛暑で、散歩に出かけてるのさえ億劫でなりません。せめて美術館に行きたいと思うのですが、それすらも決心がつきません。
糖尿病治療は、これから長期戦になるので、とりあえずは体重が100kgを切るまではこのまま食事療法のみでやっていこうと思います。週2回のヨガも今週はお盆でお休みですが、運動療法に関してはのんびりやっていこうと思っています。
タグ: 運動療法
2017年08月08日
空腹感の変化
1日当たり1,500kcalに取り組み始めて3週間が経過し、空腹感が変化してきました。今日などは、朝昼晩と三食を食べ、普通に1日を送りました。
6時半に起床。7時半過ぎに家を出て、8時半にハムサンドの朝食。午前中は仕事をして、昼過ぎに帰宅してスパゲティを茹でてレトルトパックのミートソースをかけて食べました。午後は鍼に行き、帰宅してカロリー計算された宅配弁当にご飯を100g食べ、デザートにスイカも食べました。普通の人の普通の生活です。食事制限で粗食に耐え、目が回りそうなんてことにはなりませんでした。
朝食は、喫茶店のモーニングセットを注文しました。大振りのハムレタスのトーストサンドだったので、パンだけを半分残しました。ゆで卵も、コーンサラダもすべていただきました。アイスコーヒーにはガムシロップとミルクも少しですが入れました。食べ始める前に持参した糖質オフの野菜ジュースを飲んでおくことも忘れませんでした。
昼食は、教育入院で教えてもらった「賢く利用するレトルト食品」を早速応用してみました。カレーやパスタソースは、きちんとカロリー計算されており、大体200kcal〜250kcalなので、主食3単位(80kcal x 3 =240kcal)と合わせるとおよそ1食分(500kcal)だということです。今日はスパゲティを乾麺60g(240kcal)にパスタソースを少し残してかけ、あまったカロリー分をヨーグルトに回しました。
夕飯は、宅配弁当です。いちいち計算しなくてもいいし、味も悪くないし、買い物も準備も後片付けもいらないので大助かりです。今日はご飯をいつもの150g(240kcal)から100g(160kcal)に減らし、80kcal分でスイカをいただきました。
これまでは、意識を保っていられないほど眠かったり、いたたまれないほどの焦燥感に襲われたり、強烈な空腹感に悩まされていたものでしたが、今日は「腹八分とはこういうものか」なんて感じで過ごせました。いえいえ、正確に言えば「腹六分」というところです。
6時半に起床。7時半過ぎに家を出て、8時半にハムサンドの朝食。午前中は仕事をして、昼過ぎに帰宅してスパゲティを茹でてレトルトパックのミートソースをかけて食べました。午後は鍼に行き、帰宅してカロリー計算された宅配弁当にご飯を100g食べ、デザートにスイカも食べました。普通の人の普通の生活です。食事制限で粗食に耐え、目が回りそうなんてことにはなりませんでした。
朝食は、喫茶店のモーニングセットを注文しました。大振りのハムレタスのトーストサンドだったので、パンだけを半分残しました。ゆで卵も、コーンサラダもすべていただきました。アイスコーヒーにはガムシロップとミルクも少しですが入れました。食べ始める前に持参した糖質オフの野菜ジュースを飲んでおくことも忘れませんでした。
昼食は、教育入院で教えてもらった「賢く利用するレトルト食品」を早速応用してみました。カレーやパスタソースは、きちんとカロリー計算されており、大体200kcal〜250kcalなので、主食3単位(80kcal x 3 =240kcal)と合わせるとおよそ1食分(500kcal)だということです。今日はスパゲティを乾麺60g(240kcal)にパスタソースを少し残してかけ、あまったカロリー分をヨーグルトに回しました。
夕飯は、宅配弁当です。いちいち計算しなくてもいいし、味も悪くないし、買い物も準備も後片付けもいらないので大助かりです。今日はご飯をいつもの150g(240kcal)から100g(160kcal)に減らし、80kcal分でスイカをいただきました。
これまでは、意識を保っていられないほど眠かったり、いたたまれないほどの焦燥感に襲われたり、強烈な空腹感に悩まされていたものでしたが、今日は「腹八分とはこういうものか」なんて感じで過ごせました。いえいえ、正確に言えば「腹六分」というところです。
タグ: 空腹感
2017年08月07日
母のダイエット
私の体質は母とよく似ています。その母のダイエットについて思い出せるだけ思い出してみようと思います。
母は現在84歳。父が亡くなったあと、ひとりで暮らしています。
母の20歳くらいの頃の写真を見ると、大柄な女性という印象があります。ところがその数年後の母のウエディングドレスの写真はとても痩せていて、ウエストなど両手で掴んだら、両手の指先がついてしまいそうに細いのでした。
私が子どもの頃、母は大柄ではあったけれど太ってはいませんでした。若い頃から母はお洒落な人でした。
そんな母がダイエットに成功した記憶があります。私が十代の終わりの頃だったので母は四十代半ばだったと思います。子どもに手がかからなくなってから始めた仕事が楽しくて仕方のない頃で、従来のお洒落魂にも火がついて、ある時ピンクのパーティドレスを着ることになって、頑張って食事の量を減らし、おそらく20kgほど減量したと思います。その時の母は色黒のミイラのようでした。
それから6年か7年後、母は動けないほど巨漢になりました。一緒に旅行したときも、少し歩くだけでふぅふぅ肩で息をして、あまりにも歩くのがつらいからと、観光スポットに着いてもひとり車の中で待っていました。
さすがの母もこれではいけないと、人づてに聞いた健康法を試したりして、少しずつ体重を落としていったと思います。あの頃はわずか5cmの段を降りるだけで膝が痛むと嘆いていました。
しかしその後、私が三十代の初めですから母は五十代の後半、つまり今の私とほぼ同年代の頃、母は糖尿病になりました。糖尿病と言われる前に、母と2人で旅行したことがありました。その時のことは今でも鮮明に憶えています。
母は四六時中モノを口に運んでいました。はたで見ていてもつらくなるほど、ひたすら食べていました。食事が終わってからもお菓子の袋を抱えて食べ続け、ホテルのトイレで吐いていました。わが母ながらあまりに見苦しく、私は嫌気がさし、トイレに助けにいかなかったことも覚えています。
それから間も無く、母は糖尿病と診断されました。母は頭をハンマーで殴られたようにショックを受け、その日から食品交換表と首っぴきの、秤が手放せない生活になりました。あんな無茶苦茶な食生活をしていて病気にならない方がおかしいのであって、私はといえばそれでショックを受けている母を不思議に感じていました。
しかし、母はあまりのショックのせいか、とにかく忠実に医師の指導を守り、みるみるうちに体重を落とし、半分くらいになりました。ぼんやりとした記憶ですが、1日当たり1,200kcalの食事療法だったと思います。よくサツマイモを蒸してオヤツにしていたこと、食べたことのなかった納豆を毎日食べるようになったことなどを覚えています。
「思ったよりずっと食べられるわ」「お腹も減らないわ」「もうお菓子は一生分食べたから、あとの人生はファッションを楽しむことに専念するわ」などという母のセリフもよく覚えています。
初めの数年は大学病院に通って、毎月医師の目の前で体重計にのるという診察もあり、厳格な食事療法は続いていましたが、HbA1cが通常の範囲になり、服薬の必要もなくなったので、近所の医院に転院させられました。
近所の医院は、体重測定もなく、時々血液検査をする程度で、そろそろと、母の間食は復活することになります。相変わらず秤で食事の量を1gの単位まで厳密に計り、納豆は40gでなくてはならず、たまたま40gの納豆が売り切れの時には、45gの納豆は買わずに40gの納豆を求めて別のスーパーまで出かけていきました。でも、厳密に計算された食事のあと、袋菓子を抱えるようになってしまったのです。
母は、再び太り始めました。もうあの巨漢のようにはなりませんでしたが、おそらく、100kgから60kgになって、80kgになったのではないかと思います。
母は現在84歳。父が亡くなったあと、ひとりで暮らしています。
母の20歳くらいの頃の写真を見ると、大柄な女性という印象があります。ところがその数年後の母のウエディングドレスの写真はとても痩せていて、ウエストなど両手で掴んだら、両手の指先がついてしまいそうに細いのでした。
私が子どもの頃、母は大柄ではあったけれど太ってはいませんでした。若い頃から母はお洒落な人でした。
そんな母がダイエットに成功した記憶があります。私が十代の終わりの頃だったので母は四十代半ばだったと思います。子どもに手がかからなくなってから始めた仕事が楽しくて仕方のない頃で、従来のお洒落魂にも火がついて、ある時ピンクのパーティドレスを着ることになって、頑張って食事の量を減らし、おそらく20kgほど減量したと思います。その時の母は色黒のミイラのようでした。
それから6年か7年後、母は動けないほど巨漢になりました。一緒に旅行したときも、少し歩くだけでふぅふぅ肩で息をして、あまりにも歩くのがつらいからと、観光スポットに着いてもひとり車の中で待っていました。
さすがの母もこれではいけないと、人づてに聞いた健康法を試したりして、少しずつ体重を落としていったと思います。あの頃はわずか5cmの段を降りるだけで膝が痛むと嘆いていました。
しかしその後、私が三十代の初めですから母は五十代の後半、つまり今の私とほぼ同年代の頃、母は糖尿病になりました。糖尿病と言われる前に、母と2人で旅行したことがありました。その時のことは今でも鮮明に憶えています。
母は四六時中モノを口に運んでいました。はたで見ていてもつらくなるほど、ひたすら食べていました。食事が終わってからもお菓子の袋を抱えて食べ続け、ホテルのトイレで吐いていました。わが母ながらあまりに見苦しく、私は嫌気がさし、トイレに助けにいかなかったことも覚えています。
それから間も無く、母は糖尿病と診断されました。母は頭をハンマーで殴られたようにショックを受け、その日から食品交換表と首っぴきの、秤が手放せない生活になりました。あんな無茶苦茶な食生活をしていて病気にならない方がおかしいのであって、私はといえばそれでショックを受けている母を不思議に感じていました。
しかし、母はあまりのショックのせいか、とにかく忠実に医師の指導を守り、みるみるうちに体重を落とし、半分くらいになりました。ぼんやりとした記憶ですが、1日当たり1,200kcalの食事療法だったと思います。よくサツマイモを蒸してオヤツにしていたこと、食べたことのなかった納豆を毎日食べるようになったことなどを覚えています。
「思ったよりずっと食べられるわ」「お腹も減らないわ」「もうお菓子は一生分食べたから、あとの人生はファッションを楽しむことに専念するわ」などという母のセリフもよく覚えています。
初めの数年は大学病院に通って、毎月医師の目の前で体重計にのるという診察もあり、厳格な食事療法は続いていましたが、HbA1cが通常の範囲になり、服薬の必要もなくなったので、近所の医院に転院させられました。
近所の医院は、体重測定もなく、時々血液検査をする程度で、そろそろと、母の間食は復活することになります。相変わらず秤で食事の量を1gの単位まで厳密に計り、納豆は40gでなくてはならず、たまたま40gの納豆が売り切れの時には、45gの納豆は買わずに40gの納豆を求めて別のスーパーまで出かけていきました。でも、厳密に計算された食事のあと、袋菓子を抱えるようになってしまったのです。
母は、再び太り始めました。もうあの巨漢のようにはなりませんでしたが、おそらく、100kgから60kgになって、80kgになったのではないかと思います。
タグ: 母親
2017年08月06日
ご飯の量
入院生活で食事療法の勉強をしました。私の指示エネルギーは1日で1,500kcalです。ご飯の量は1食当たり150gです。入院するときにいつも使っているお茶碗を持ってくるよう言われ、自分で150g秤で計って盛り付けし体得しました。
私の場合、毎食3単位を表1から摂取するよう指示されているので、3単位 = 80kcal x 3 = 240 kcal が毎食の主食です。1,500kcal/日なので、1食当たり500kcalです。その内の48%を主食であるご飯やパンで摂取するようにというのが病院の指示です。
150gのご飯…。今回入院してから多くのブログを拝見しました。糖質制限をしていらっしゃる方が多い中、病院の指示に従って治療している方でも、ご飯の量は80gや100gというのが主流のようです。
私は去年2016年2月から9月までの8ヶ月間に、自己流の糖質制限で105.6kgから91.4kgまで14.2kgの減量に成功しましたが、また8ヶ月で106kgまで14.6kgリバウンドさせてしまいました。リバウンドに関してはまた項を改めたいと思いますが、前回減量していくときには、朝食はトーストや目玉焼きなど普通の食事を摂りましたが、昼食と夕食はほとんど主食を取らず、耐え難い空腹に悩まされることもなく、するすると減量に成功しました。
2016年1月25日のHbA1cは6.56で糖尿病と診断されましたが、3月15日には6.15に下がり、5月17日には5.93となりました。
結局のところリバウンドさせてしまったわけで、2017年7月18日にはHbA1cも7.6に上昇させてしまいました。そこで今回は糖質制限ではなく、糖尿病学会推薦のカロリー制限で減量を試みているわけですが、何だか面倒な計量と悲痛な空腹感に苦しんでいる割には血糖値下降に効果があるか不安にかられています。
昨年は、入院当日102.4kgだった体重は、2週間の教育入院+1週間で98.7kgとなり、3.7kgの成果でした。今回は、入院当日106.0kgだった体重は、同じ入院+1週間で本日現在102.4kgと3.6kgですから、ほぼ同じ効果です。
今回、なぜ私が糖質制限を選ばずにカロリー制限を選んだかといえば、理由は大きく分けて2つあります。
1つ目の理由は、糖質制限には不自然さを感じていたからです。高タンパク高脂肪になりがちな食事に不安がありました。外食がちな私の場合、不経済だったこともありました。また古今東西の多くの民族の食生活を考えてみても穀物が食事の中心にあったと思うのです。
2つ目の理由は、私と体質がよく似ている母が私と同年代の頃糖尿病を発症したのですが、母はカロリー制限ダイエットで体重をほぼ半減させ、糖尿病を克服していました。傘寿を超えた今日も元気に暮らしています。
色々な思いが脳裏を交差しますが、ご飯の量についてはこのままでいくかどうか迷うところです。
私の場合、毎食3単位を表1から摂取するよう指示されているので、3単位 = 80kcal x 3 = 240 kcal が毎食の主食です。1,500kcal/日なので、1食当たり500kcalです。その内の48%を主食であるご飯やパンで摂取するようにというのが病院の指示です。
150gのご飯…。今回入院してから多くのブログを拝見しました。糖質制限をしていらっしゃる方が多い中、病院の指示に従って治療している方でも、ご飯の量は80gや100gというのが主流のようです。
私は去年2016年2月から9月までの8ヶ月間に、自己流の糖質制限で105.6kgから91.4kgまで14.2kgの減量に成功しましたが、また8ヶ月で106kgまで14.6kgリバウンドさせてしまいました。リバウンドに関してはまた項を改めたいと思いますが、前回減量していくときには、朝食はトーストや目玉焼きなど普通の食事を摂りましたが、昼食と夕食はほとんど主食を取らず、耐え難い空腹に悩まされることもなく、するすると減量に成功しました。
2016年1月25日のHbA1cは6.56で糖尿病と診断されましたが、3月15日には6.15に下がり、5月17日には5.93となりました。
結局のところリバウンドさせてしまったわけで、2017年7月18日にはHbA1cも7.6に上昇させてしまいました。そこで今回は糖質制限ではなく、糖尿病学会推薦のカロリー制限で減量を試みているわけですが、何だか面倒な計量と悲痛な空腹感に苦しんでいる割には血糖値下降に効果があるか不安にかられています。
昨年は、入院当日102.4kgだった体重は、2週間の教育入院+1週間で98.7kgとなり、3.7kgの成果でした。今回は、入院当日106.0kgだった体重は、同じ入院+1週間で本日現在102.4kgと3.6kgですから、ほぼ同じ効果です。
今回、なぜ私が糖質制限を選ばずにカロリー制限を選んだかといえば、理由は大きく分けて2つあります。
1つ目の理由は、糖質制限には不自然さを感じていたからです。高タンパク高脂肪になりがちな食事に不安がありました。外食がちな私の場合、不経済だったこともありました。また古今東西の多くの民族の食生活を考えてみても穀物が食事の中心にあったと思うのです。
2つ目の理由は、私と体質がよく似ている母が私と同年代の頃糖尿病を発症したのですが、母はカロリー制限ダイエットで体重をほぼ半減させ、糖尿病を克服していました。傘寿を超えた今日も元気に暮らしています。
色々な思いが脳裏を交差しますが、ご飯の量についてはこのままでいくかどうか迷うところです。
2017年08月05日
土曜日の過ごし方
土曜日を、これかはら少しずつ充実させていきたいと思っています。多くの人にとっては当たり前のことができない私には、少しずつです。
まず、土曜日だからこそ普通の日よりも少しだけ早起きをして、朝の散歩に出かけたいと思います。帰宅したら、お昼はできるだけ手作りのものを食べたいと思います。
午後は、思いっきりダラダラ過ごします。ぐーぐー寝ちゃうのもありです。夕方は近所の公民館のヨガに出かけます。1時間呼吸を整え、姿勢を整えます。夕食はいつもの宅配弁当で軽くすませます。
夜は、お風呂に入って、湯船にゆっくりとつかります。寝る前に、丁寧にフットケアをします。かかとツルツルを目指します。
毎週全部できなくても、少しずつ充実の土曜日に変えていこうと思っています。
まず、土曜日だからこそ普通の日よりも少しだけ早起きをして、朝の散歩に出かけたいと思います。帰宅したら、お昼はできるだけ手作りのものを食べたいと思います。
午後は、思いっきりダラダラ過ごします。ぐーぐー寝ちゃうのもありです。夕方は近所の公民館のヨガに出かけます。1時間呼吸を整え、姿勢を整えます。夕食はいつもの宅配弁当で軽くすませます。
夜は、お風呂に入って、湯船にゆっくりとつかります。寝る前に、丁寧にフットケアをします。かかとツルツルを目指します。
毎週全部できなくても、少しずつ充実の土曜日に変えていこうと思っています。
タグ: 目標
2017年08月04日
朝食の時間
今朝は寝坊をした上にいくつかの悪条件が重なって、朝食時間が大幅に遅れ、結局10時半近くになってしまいました。その上、今日はパートが午後からの日だったので、早目のお昼を食べ始めたのが12時前で、食間がたった1時間半しかありませんでした。
昨日の晩は、ひもじい思いをしながら布団をかぶって早々に寝るという状態だったので、今朝、なかなか朝食にありつけなくて、倒れてしまったらどうしようと心配していました。でも倒れることも気分が悪くなることもなく朝食まで過ごすことができたので、今日のことも自信につながりました。そうはいっても、今朝もっと早く起きていれば何の問題もなかったわけなので、明日からちゃんと早起きをしようと思います。
午後は続けて食事をしたせいか、強烈な空腹感を感じることもなく、夕食まで平常心でいられました。そうはいっても帰り道には「子どもの頃はいつも腹をすかせていた」とか「飢えとマラリアに苦しめられた南方戦線」などというフレーズが脳裏をよぎったりしました。一日1,500kcalの生活に慣れるにはどれくらいの月日が必要なのでしょうか?
糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法といいますが、私の場合、今はまだ運動療法など目が回ってできそうもないのですが、食事療法だけは何とか継続していこうと思っています。
昨日の晩は、ひもじい思いをしながら布団をかぶって早々に寝るという状態だったので、今朝、なかなか朝食にありつけなくて、倒れてしまったらどうしようと心配していました。でも倒れることも気分が悪くなることもなく朝食まで過ごすことができたので、今日のことも自信につながりました。そうはいっても、今朝もっと早く起きていれば何の問題もなかったわけなので、明日からちゃんと早起きをしようと思います。
午後は続けて食事をしたせいか、強烈な空腹感を感じることもなく、夕食まで平常心でいられました。そうはいっても帰り道には「子どもの頃はいつも腹をすかせていた」とか「飢えとマラリアに苦しめられた南方戦線」などというフレーズが脳裏をよぎったりしました。一日1,500kcalの生活に慣れるにはどれくらいの月日が必要なのでしょうか?
糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法といいますが、私の場合、今はまだ運動療法など目が回ってできそうもないのですが、食事療法だけは何とか継続していこうと思っています。
タグ: 空腹
2017年08月03日
一日三食
今朝は7時半に朝食を摂り、午前中はパートに出掛け、午後1時過ぎに友人と待ち合わせしてスープとステーキの昼食を摂りました。午後は一緒に映画を観てコーヒーを飲み、帰宅して夜7時半に夕食を摂りました。
ごくごく一般的な食事のサイクルですが、私にとっては画期的な一日でした。まず仕事をしたり、友人と会ったりという普通の生活を送りながら、三食以外口にしなかったということです。間食なし。そして、一食当たり凡そ500kcalと計算しているということです。
それにしても、普通の人は毎日こんな食生活を送っているのでしょうか?
今日のような食事ができたことは私にとっては奇跡的なことなのです。胃酸の出過ぎで胃が痛くなったり、インシュリンの出過ぎで低血糖症状がでなかったというだけで私には驚くべきことなのです。今日のような食生活に耐えられたのも、2週間に及ぶ入院生活と、退院後にも厳密に計算して継続してきた食事療法あってのことだと思います。
それにしても、今日一日の食事サイクルは、大きな自信となりました。しかし、いたたまれないような空腹感、とにかく何でもいいから甘いものを体内に摂り込みたいという圧倒的な欲求を抑えるのに、この瞬間も精一杯です。こういう時は、布団をかぶって寝てしまうに限ります。
ごくごく一般的な食事のサイクルですが、私にとっては画期的な一日でした。まず仕事をしたり、友人と会ったりという普通の生活を送りながら、三食以外口にしなかったということです。間食なし。そして、一食当たり凡そ500kcalと計算しているということです。
それにしても、普通の人は毎日こんな食生活を送っているのでしょうか?
今日のような食事ができたことは私にとっては奇跡的なことなのです。胃酸の出過ぎで胃が痛くなったり、インシュリンの出過ぎで低血糖症状がでなかったというだけで私には驚くべきことなのです。今日のような食生活に耐えられたのも、2週間に及ぶ入院生活と、退院後にも厳密に計算して継続してきた食事療法あってのことだと思います。
それにしても、今日一日の食事サイクルは、大きな自信となりました。しかし、いたたまれないような空腹感、とにかく何でもいいから甘いものを体内に摂り込みたいという圧倒的な欲求を抑えるのに、この瞬間も精一杯です。こういう時は、布団をかぶって寝てしまうに限ります。
タグ: 空腹
2017年08月02日
空腹に耐える
7月17日の海の日に2週間の教育入院をしてから、今日まで1,500kcalの食事療法を続けています。体から毒が抜けていくような感覚があって、良い方向に向かってはいるのは確かなのですが、正直に言えばお腹がすいて力が出ません。
入院したばかりの頃も、終日、本物の病人のようにベッドで寝てばかりいましたが、もう半月以上も経ったというのに、この空腹感には少しも慣れません。今日は予定がなかったので、午前中少し散歩しただけで、午後はほとんど眠ってばかりいまいした。眠るというより、お腹がすきすぎてクリアに意識を保っていられないという表現の方が近いという有様です。
朝食、昼食は、トーストやサンドイッチ、それにチーズや卵、さらに野菜に果物、そしてヨーグルトなどを組み合わせて、1食500kcalになるよう計算して食べています。
夕食は、退院してから毎日、カロリーと塩分が計算された宅配弁当とご飯を150g食べています。とにかく1,500kcalに体を慣れさせていくしかありません。それでもこの空腹感はかなりのものです。この状態を最も的確に表す言葉は「いたたまれない」だと思います。
入院したばかりの頃も、終日、本物の病人のようにベッドで寝てばかりいましたが、もう半月以上も経ったというのに、この空腹感には少しも慣れません。今日は予定がなかったので、午前中少し散歩しただけで、午後はほとんど眠ってばかりいまいした。眠るというより、お腹がすきすぎてクリアに意識を保っていられないという表現の方が近いという有様です。
朝食、昼食は、トーストやサンドイッチ、それにチーズや卵、さらに野菜に果物、そしてヨーグルトなどを組み合わせて、1食500kcalになるよう計算して食べています。
夕食は、退院してから毎日、カロリーと塩分が計算された宅配弁当とご飯を150g食べています。とにかく1,500kcalに体を慣れさせていくしかありません。それでもこの空腹感はかなりのものです。この状態を最も的確に表す言葉は「いたたまれない」だと思います。
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