その後、EU側の首席交渉官がこの報道を「英国のEU離脱や金融サービスに関する本日の報道記事は誤解を招く内容」と否定し、現状は「他の第三国と同様、EUは英国との間で双方の自律性を完全に尊重し、緊密な規制問題対話を行う用意がある」というものです(合意成立に対しそっけない態度)。
BOE金融政策発表では「市場予想通り現状維持」だったものの、BOE総裁が「合意無き離脱が中心シナリオと想定していない」と言及し「離脱が円滑に行われるなら、利上げペースは加速する可能性」を示唆しました。
昨日のGBPJPYは144.18円→146.44円と+226pips、GBPUSDは1.2765ドル→1.3004ドルと+239pipsの大きな陽線でした。EURGBPは陰線で、EURよりGBPに大きく影響したようです。
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本日は、
- 09:30 7-9月集計分豪州小売売上高
- 21:30 10月集計分 米国雇用統計
が発表されます。
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最近の雇用統計は、20数pips程度です。
今回はNFPも平均時給(前年比)も改善が期待されているものの、中間選挙前ということもあって、発表後の動きが複雑になる可能性が高いと思われます。
市場予想(前回結果)
・NFP増減+19.3万人(+13.4万人)
・失業率3.7%(3.7%)
・平均時給前月比+0.2%(+0.3%)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は +6.1 となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直後1分足41/31(21/15)
・直後11分足51/35(25/17)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
以上
以下は11月4日に追記しています。
【事後検証】
雇用統計結果は良い内容で、反応は陽線でした。
取引結果を下表に纏めておきます。
本ブログ開始以来の事前分析に基づく取引方針の成績を下表に纏めておきます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
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タグ: 豪州小売売上高,米国雇用統計