現在の何だかよくわからない相場も、次週FOMC議事録公表で「市場予想通り3月利上げ確実」と思わせる内容や「2018年は3回の利上げ」予定だったのに、それが「4回に増えそうだ」という内容ならば、またまた米債金利が急騰する可能性があります。
そんなことになれば、先日の米株価急落が再現するかも知れません。
米国経済指標は、FOMC議事録公表の4時間前(22日)に 中古住宅販売件数 が発表されますが、中古住宅が売れても売れなくても、そんなことはUSDJPYにあまり関係ないでしょう。
英国経済指標は、21日に1月集計分 雇用統計 、22日に10-12月期GDP改定値が発表されます。GDP改定値の詳細分析は、明日・明後日には間に合わせますが、どうせGDP改定値は市場予想が速報値のままの値となるのです。市場予想をアテに出来ない以上、分析の主眼は、?@ 先に形成されたローソク足がその後形成されるローソク足の方向を示唆するか否かと、?A 指標発表後に追撃・逆張りしやすい指標か否か、ということになります。
ともあれ来週は、米国FOMC議事録・英国雇用統計・英国GDP改定値ぐらいしか、指標の影響が見込めない週です。 何が起きるかわからないとき は、不用意にポジションを取らないことが大切です。
日常的にはトレンドフォローが主流であることからわかるように、投資は本来、勝ち馬にうまく乗ることこそ、アマチュアの基本戦略でなければいけません。
こんな市場が荒れてるとき・プロの予想解説がアテにできないときに、アマチュアの私が次がどうなるか当てても自慢になりません。そんな予想は、次に同じようなことが起きたときに外れるのです。同じパターンにおける的中率が定量的に見込めないことは、上達が把握できない取引です。
以上
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