2021年02月15日

株高、どこまで上がる?

今日の株式相場、30年半ぶりの3万円台に

上がりました。

ビックリですね。

コロナ禍、どこまで上がるのだろうと

なんとなく不安げに思ってしまいます。

バブルの様相なら必ずいつかははじけるはずです。

景気が上向きなら株も上がり、買いが買いを呼び

株式市場は活気を増して安定した株高を維持する

のが定説と言われています。

ところが、どう見ても株高とは裏腹にコロナの

影響で景気は下向きで、未だ今後の見通しも

つかめない状況にあるのが現実です。

今日、内閣府の発表によると、2020年のGDPは

前年比4.8%のマイナスで、これはあのリーマンショック

翌年の2009年以来、11年ぶりのマイナス成長です。

どう考えても景気は良くないし、実体経済は厳しいと

言わざるを得ないですね。

今後の見通しもつかめないでいるのが現実ではないでしょうか。

ところが、株式市場は活況をみせているのです。

これ、どう捉えるべきでしょう。

はっきり言ってバブルの色合いが濃いと思いますね。

史上まれにみる金融緩和で貨幣市場ではジャブジャブ状態に

あり、行き場を失っている膨大なマネーが株式市場に

流れ株式相場を押し上げているのでしょう。

かつて経験しているように、バブルは弾けてこそ

初めて認識される幻のようなものでもあるのです。

今の株式相場はどう考えても実体経済とは乖離して

いるのです。

バブルがいつ弾けるかは誰も断定することは出来ない

と思いますが、バブルは必ず弾けるということを

知らない人はいないのです。

弾けないバブルがあればと願いながらも、冷静な判断が

ますます緊要ではないかとつくづく思う次第です。










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