一時、とうとう3万3万8000円台をつけました。
バブル後34年ぶりの最高値で、ここまで来ると
もうバブル越えは現実味を帯びてきた感じがしますね。
年初から株高が続き、年内にバブル越えが噂されて
いていましたが、これほど早くに3万8000円台を付けるとは
想定外でしたね。
しかし、なんだか不安がよぎるのは私だけでしょうか。
勿論、株高の要因はいろいろ言われているのですが、
何より、実体経済との乖離は否めないのが気がかり
なんですよね。
バブルの時もそうでしたが、実体経済との乖離が大きいほど
リスクは大きくなるんですよね。
「山が高けりゃ谷も深い」とはよく言ったもので、
バブルの崩壊が招いた経済へのダメージは記憶に
残るところですね。
さて、年初来の株高をバブルと見なすかどうかは
意見の違うところでしょうが、私はバブルの様相が
少なくないとみなしているのですよね。
どうみても、景気が良くてそれに連動する株高とは
言い難いのではないでしょうか。
米国市場の株式も最高値を連日更新しているようですが、
それに連動するかのように、日本の株価もどんどん上昇し、
4万円台もあるかのように見る専門家も少なくないようです。
しかし、バブルの時もそうでしたが、株が上昇気勢に
ある時は、「まだ大丈夫」という雰囲気がまん延しがちで、
急落して初めて目が覚めるということは、かつての
深刻な経験が示しているのではないでしょうか。
「株高の山」はどこまで続くのか、見ものですね。
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