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2023年11月15日

システム管理: Wi-Fi ルーターの設定

新しい Wi-Fi ルーターを購入したので, OpenBSD とスマホでの設定を行う.

スマホでの設定は, Wi-Fi ルーターのパッケージに付属していた QR コードを読み込むことで完了した.

OpenBSD (Ver. 7.4) での設定は, /etc/hostname.urtwn0 (urtwn0 はネットワークインターフェース名) に

nwid MyWiFiRouterSSID wpakey MyWiFiRouterPassword
inet autoconf

と記述すればよい. ここで MyWiFiRouterSSID と MyWiFiRouterPassword は Wi-Fi ルーター毎の SSID と WPA パスワードである.

設定はネットワークを再起動することで反映される.

# sh /etc/netstart urtwn0

これで, /etc/resolv.conf が新しく作成され, 新しい Wi-Fi ルーターでスマホと OpenBSD での通信が可能になる.

2023年11月03日

Emacs HEAD のコンパイルとインストール ── 2023 年 11 月

Emacs HEAD のコンパイルとインストールを行う.

環境変数を設定する.

$ export AUTOCONF_VERSION="2.71"
$ export AUTOMAKE_VERSION="1.16"
$ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib/gcc/x86_64-unknown-openbsd7.4/11.2.0

ソースコードを最新のものにアップデートし, コンパイルとインストールを実行する.

$ ./autogen.sh
$ ./configure \
'CFLAGS=-I/usr/include -I/usr/X11R6/include -I/usr/local/include' \
'LDFLAGS=-L/usr/lib -L/usr/X11R6/lib -L/usr/local/lib -lgccjit' \
--prefix=/usr/local \
--mandir=/usr/local/share/man \
--infodir=/usr/local/info \
--with-x-toolkit=athena \
--with-imagemagick \
--with-xaw3d \
--with-x \
--without-xim \
--with-xpm=ifavailable \
--with-native-compilation
$ git pull
$ gmake bootstrap
$ gmake check
# gmake install

コンパイルは問題無く終了したが, インストール後に実行してみると起動時に,

Error in post-command-hook (ccc-update-buffer-local-frame-params): (void-function facemenu-color-equal)

というエラーが出る.
少し調べると, SKK の Emacs Lisp ソース 'ccc.el' 内で使用されている facemenu-color-equal という関数が定義されていない.

幸いなことに, このエラーについては,
(void-function facemenu-color-equal) in Emacs-28 #188
Facemenu require error in Emacs-28 #189
Use faces instead of facemenu for Emacs 28 #1948
に経緯が記載されている.

・ facemenu-color-equal という関数は Emacs ソースに含まれる facemenu.el 内で定義されている.
・ Emacs ソース内の NEWS.28 ファイルに, Emacs28 から facemenu.el はプリロードされなくなったという記述がある.

** facemenu.el is no longer preloaded.

・ したがって SKK が init.el から読み込まれる時には facemenu-color-equal という関数が未定義状態であるため, 上記のエラーが出る.
・ 暫定的な対処としては, init.el 内に

(require 'facemenu)

という記述を追加すればよい.
・ このエラーへの恒久的な対処として, すでに開発版の SKK 自体が facemenu.el に依存しないように変更されている.

以上のことから, このエラーを回避するためには, 上記の暫定的な措置を行うか, 最新版の SKK をインストールすればいいことになる.

今回は, 最新版の SKK をインストールすることにより対応した.


これで最初のエラーは出力されなくなったが, 今度は起動時に

Wrong number of arguments: sit-for, 3

というエラーが出力されてしまう.
sit-for 関数の引数が間違って 3 個使用されているという内容である. この関数は Emacs が再描画するまでの時間を指定する.

調べてみると init.el 内で読み込んでいる key-chord.el というパッケージに

(sit-for delay 0 'no-redisplay)

というコードが含まれている. 引数が 3 個である (なお, 自分の環境では読み込まれているこれ以外の sit-for 関数には全て 1 個または 2 個の引数が指定されている).

さらに Emacs Lisp Manual を見ると,

For instance, in old versions of Emacs the sit-for function accepted three arguments, like this

(sit-for seconds milliseconds nodisp)

However, calling sit-for this way is considered obsolete.

Function: sit-for seconds &optional nodisp

とある.
つまり, 古いバージョンの Emacs では sit-for 関数は seconds, milliseconds, およびオプションの nodisp という 3 個の引数を指定する定義になっていたものが, 新しいバージョンの Emacs では

(sit-for seconds &optional nodisp)

という 1 個あるいは 2 個の引数を指定する定義に変更されている.

実際に Emacs30 に含まれる NEWS ファイルの中には,

** The obsolete calling convention of 'sit-for' has been removed.
That convention was: '(sit-for SECONDS MILLISEC &optional NODISP)'.

という記述があり, 2 個または 3 個の引数をとる sit-for 関数は削除されて, 1 個あるいは 2 個の引数を指定するようになっていることがわかる.

そこで key-chord.el 内の 3 変数の sit-for 関数の呼び出し部分を

(sit-for delay 0 'no-redisplay)

から

(sit-for (+ delay 0) 'no-redisplay)

に変更した.

これで Emacs が問題無く起動するようになる.

M-x emacs-version
This is GNU Emacs 30.0.50 (build 1, x86_64-unknown-openbsd7.4,
X toolkit, cairo version 1.18.0, Xaw3d scroll bars) of 2023-11-03

2023年11月02日

OpenBSD: アップグレード作業 ── 2023 年 11 月 (2)

昨日から流していた OpenBSD ベースシステムのコンパイルが終わっていたので, 続きの作業を行う.

# sysmerge # ベースシステムのマージ.
# cd /dev
# ./MAKEDEV all # デバイスファイルの作成.

X 関連のファイルのコンパイルを行う.

# cd /usr/xenocara
# make bootstrap
# make obj
# make build

インストールしてあるパッケージをアップデートする.

# pkg_add -uv

これで一連のアップグレード作業が終了した.

$ uname -a
OpenBSD mybsd.local 7.4 GENERIC.MP#23 amd64

2023年11月01日

OpenBSD: アップグレード作業 ── 2023 年 11 月 (1)

月が新しくなったので, OpenBSD のアップグレードを行う.

ソースおよび ports を最新のものに更新する.

$ cd /usr/src
$ cvs -q up -Pd -A # ベースシステムのソースの取得.
$ cd /usr/xenocara
$ cvs -q up -Pd -A # X のツールやライブラリーなどのソースの取得.
$ cd /usr/ports
$ cvs -q up -Pd -A # ports の取得.


システムに最新のスナップショットをインストールする.

# sysupgrade -s

リブートの後, カーネルの再コンパイルを行う.

# cd /sys/arch/amd64/compile/GENERIC.MP
# make obj
# make config
# make && make install

次いで, ベースシステムのコンパイルを行う.

# cd /usr/src
# make obj && make build

夕方から開始したので, 明日の朝には終わるだろう.
今日はここまでで区切りを付ける.

2023年10月10日

Emacs HEAD のコンパイルとインストール ── 2023 年 10 月 (2)

Emacs のコンパイルができたので, テストとインストールを行う.

$ gmake check
# gmake install

ところが, 新しくインストールした Emacs を起動してみると,

Symbol's value as variable is void: flymake-allowed-file-name-masks

というエラーが出て, \$HOME/.emacs.d/init.el を最後まで読み込めない.
それで,

M-x help-for-help v flymake-allowed-file-name-masks

を実行してこの変数の情報を調べると,

flymake-allowed-file-name-masks is a variable defined in ‘flymake-proc.el’.

Its value is shown below.

This variable is obsolete since 26.1; use
‘flymake-proc-allowed-file-name-masks’ instead.

という記述がある.

・ flymake-allowed-file-name-masks という変数は flymake-proc.el 内で定義されている.
・ この変数は 26.1 以降で廃止されており, 代わりに flymake-proc-allowed-file-name-masks という変数を使うことが推奨されている.


そこで, \$HOME/.emacs.d/init.el 内に

(require 'flymake-proc nil t)

という記述を追加し, init.el 内の flymake-allowed-file-name-masks を flymake-proc-allowed-file-name-masks に書き換えた.

その結果, Emacs が正常に起動するようになった.

M-x emacs-version
This is GNU Emacs 30.0.50 (build 1, x86_64-unknown-openbsd7.4,
X toolkit, cairo version 1.17.8, Xaw3d scroll bars) of 2023-10-09

2023年10月09日

Emacs HEAD のコンパイルとインストール ── 2023 年 10 月 (1)

Emacs HEAD のコンパイルとインストールを行う.

環境変数の設定.

$ export AUTOCONF_VERSION="2.71"
$ export AUTOMAKE_VERSION="1.16"
$ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib/gcc/x86_64-unknown-openbsd7.4/11.2.0

環境変数 LD_LIBRARY_PATH を, OpenBSD 7.4 に対応した形式で設定する.

コンパイル.

$ ./autogen.sh
$ ./configure \
'CFLAGS=-I/usr/include -I/usr/X11R6/include -I/usr/local/include' \
'LDFLAGS=-L/usr/lib -L/usr/X11R6/lib -L/usr/local/lib -lgccjit' \
--prefix=/usr/local \
--mandir=/usr/local/share/man \
--infodir=/usr/local/info \
--with-x-toolkit=athena \
--with-imagemagick \
--with-xaw3d \
--with-x \
--without-xim \
--with-xpm=ifavailable \
--with-native-compilation
$ git pull
$ gmake bootstrap

gmake bootsap は時間がかかるので, プロセスを流しっ放しにして今日は区切りを付ける.
タグ: Emacs HEAD emacs30

OpenBSD のアップグレード作業 ── 2023 年 10 月 (3)

https://cdn.openbsd.org/pub/OpenBSD/7.4/packages/amd64/ に OpenBSD 7.4 対応のパッケージがまだアップロードされていないので, 代わりに OpenBSD スナップショット から最新のパッケージへのアップグレードを行う.

# pkg_add -uv -D snapshot

問題無く終了した.

2023年10月02日

OpenBSD のアップグレード作業 ── 2023 年 10 月 (2)

ベースシステムのコンパイルが終わったのでマージとデバイスファイルの作成を行う.

# sysmerge
# cd /dev/ && ./MAKEDEV all

X 関連のファイルをコンパイルする.

# cd /usr/xenocara
# make bootstrap
# make obj
# make build

最後に最新のパッケージの取得を行ったが,

# pkg_add -uv
https://cdn.openbsd.org/pub/OpenBSD/7.4/packages/amd64/: no such dir

というエラーが出力されて失敗する.
まだ 7.4 対応のパッケージが上記サイトに置かれていない.
明日にでもまた試してみようと思う.

2023年10月01日

OpenBSD のアップグレード作業 ── 2023 年 10 月 (1)

新しい月になったので, OpenBSD のアップグレード作業を行う.

ソースおよび ports を最新のものに更新する.

$ cd /usr/src
$ cvs -q up -Pd -A # ベースシステムのソースの取得.
$ cd /usr/xenocara
$ cvs -q up -Pd -A # X 関連のソースの取得.
$ cd /usr/ports
$ cvs -q up -Pd -A # ports の取得.


システムを最新のスナップショットにアップグレードする.

# sysupgrade -s

ところが, ダウンロードしたファイルの検証に失敗する.

Verifying sets.
(SHA256) bsd.mp: FAILED
(SHA256) bsd.rd: FAILED
(SHA256) game74.tgz: FAILED
(SHA256) man74.tgz: FAILED

これはどうにもならない.

明日またやり直そうと思ったが, 数時間おいてやり直したらうまく行った.

# sysupgrade -s


カーネルの再コンパイルを行う.

# cd /sys/arch/amd64/compile/GENERIC.MP
# make obj
# make config
# make && make install

バージョンが 7.4 になった.

# uname -a
OpenBSD mybsd.local 7.4 GENERIC.MP#22 amd64

次いで, ベースシステムのコンパイルを行う.

# cd /usr/src
# make obj && make build

これは時間がかかるので, 後の作業は明日以降にして区切りを付ける.

2023年09月03日

Emacs HEAD のコンパイル・インストール ── 2023 年 9 月 (2)

朝起きると, Emacs のコンパイルが終わっているので続きの作業を行う.

$ gmake check
# gmake install

問題無く終了した.

M-x emacs-version
GNU Emacs 30.0.50 (build 1, x86_64-unknown-openbsd7.3,
X toolkit, cairo version 1.17.8, Xaw3d scroll bars) of 2023-09-02
タグ: emacs30 Emacs HEAD
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