<< 2024年02月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2019年07月05日

オロモウツで飲めるPIVO?Jリトベル(七月三日)



 オロモウツから一番近いところにあるビール工場(ミニ醸造所は除く)というと、北西のリトベルか、南東のプシェロフかということになる。どちらも距離にすれば20キロほどで、交通の便はプシェロフのほうが圧倒的にいいけど、格式としては「国王の」という形容詞を冠することを許されているリトベルほうが上。この二つに、同じオロモウツ地方は北部のハヌショビツェにあるビール工場が合わさって一つの会社となっている。会社名はPMSプシェロフなので、プシェロフが中心のようだが、規模としては三つとも同じぐらいじゃないかと踏んでいる。
 かつては、オロモウツ市内でもリトベルの看板を頻繁に見かけた気がするのだが、最近はとんと見かけない。一か所見つけたお店も、バーか何かなのだけど、営業しているようには見えなかった。パラツキー大学の中央図書館になっているズブロイニツェに入っていたレストランで、リトベルのビールが飲めたので飲む機会は多かったのだが、今ではおしゃれなライブラリ・カフェとかいうのになっていて、ビールを飲みに行くような雰囲気ではない。
 それから、旧市街からは外れるけど、フローラの展示会が行われるパビリオンAの上に入っていたレストランでリトベルを飲んだこともある。パビリオンの改装後もレストランはあるようで、ビールもリトベルのようなのだけど、最近しばしば近くを通るのだが営業しているのを見かけたことがない。ただ同じフローラの展示会場内にあるフォンターナは今でも営業していて、リトベルが飲める。ということで、ここが一つ目。二つ目は、サッカーのアンドル・スタジアムに入っているゴールである。

1フォンターナ
Adresa: Smetanovy sady
Web: https://www.restauracefontana.cz/

Piva: Litovel Moravan 11°
  Litovel Maestro 10°
  Litovel ?erný citrón 10°
※貴族の別邸風(印象にすぎないけれども)の建物の中に入ったレストランで提供されているのは一番上のモラバンだけ。下の二つは、夏期だけ建物の隣にオープンするザフラートカでしか飲めない。
 マエストロは、特殊な形のジョッキで出てくるビールで、最初は上から下まで泡だらけで、合わば落ち着いてから飲むというタイプのビールで、登場したのは15年以上前のことになるだろうか。最初は物珍しさで人気を博していたけれども、その後あまり見かけなくなった。リトベルのビール工場を見学したときに試飲できたから生産が続いているのは知っていたんだけどね。
 一番下のチェルニーは、黒ビールなんだけど、レモンの風味がついている。ジュースっぽい味であまり好みではないのだけど、リトベルでは普通の黒ビールは作っていないようなので、一応挙げておく。

Kudy: 待ち合わせはトラムの停留所のビースタビシュテが一番よさそうである。そこからフローラのメイン会場となるパビリオンAを背に町のほうに戻って、一つ目の角を左折、「スメタノビ・サディ」公園の真ん中を貫く大通りに入る。道なりに歩いて行くと通りの真ん中に噴水があって、右手に噴水(フォンターナ)から名前を取ったレストランの建物が見えてくる。ザフラートカはそのちょっと先である。

Pozor: レストランの建物の前にちょっとした開けた空間があって、東屋みたいなものが置かれている。音楽パビリオンという名前らしく、しばしば演奏が行われている。キリスト教関係者が、ぶちぶちと誰も聞いていない宗教的な演説をしていることもある。


2ゴール
Adresa: Legioná?ská
Web: http://www.restauracegol.eu/

Piva: Litovel Moravan 11°
  Litovel Maestro 10°
  Litovel Gustav 13 °
  Budweiser Budvar 12°
※三つ目のグスタフはリトベルが作っているちょっと強めのビール。強いビールがなぜにグスタフかというと、リトベルに居を構えていたレスリング選手のグスタフ・フリシュテンスキーの名前からとられているのである。このフリシュテンスキーは、20世紀初頭のチェコスロバキア独立以前から、グレコローマンスタイルのレスリングで活躍し、すでに15歳のときにアマチュアのヨーロッパチャンピオンになり、その後プロに転向してアメリカでも試合を行い、プロでもヨーロッパチャンピオンになったらしい。リトベルのあたりで強さを象徴する人物というと、この人が真っ先に上がるようだ。
 ブドバルも飲めるのは、ちょっと意外である。近くにNHホテルのレストランがあるのと関係しているのだろうか。

Kudy: NHホテルを出てスタジアムのほうに向かうと、すぐゴールにたどり着く。

Pozor: もう20年近くも前の話だが、この店に、いわゆるスキンヘッドの連中が集まっているなんて話を聞いたことがある。ただし、二、三年前に行ったときには、そんなの影も形もなかった。

 このほかにリトベルのビールが飲める店としては、駅前の通りをコペチェクのほうに行ったところにあるセメノというホテル内のレストランや、ラスツェの野球場の近くにあるナ・パーテーム・メテ何かがある。ちなみに、「ナ・パーテーム・メテ」というのは、「五塁にて」という野球の塁にかけた冗談みたいな店名である。
2019年7月4日23時35分。












posted by olomou?an at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Pivo
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8945087

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: