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障害者差別を受けた自閉症の英男性 法律を独学で学び勝訴判決30人の前で「バカ」と罵られた自閉症の男性、法律を独学して裁判で勝つ英国ロンドンに住むケタン Aggarwalさん(30才)は、自閉症と診断されている。その彼が、2015年にスポーツジムのエアロバイクのクラスに参加していた時のこと。隣で自転車をこいでいた女性が、流れている音楽のテンポがスロー過ぎると文句を言った。ケタンさんはそれに同意しただけだったが、インストラクターはケタンさんに目をつけ、ケタンさんを集中攻撃しはじめた。「オレの仕事のやり方を、おまえがいちいち指示するんじゃない」法廷に提出された文書によれば、インストラクターはこう叫んだとのこと。また、クラスが終わった後、インストラクターはマイクを使ってケタンさんのことを「バカ(stupid)」と少なくとも2回罵った。その場には30人のクラス参加者がいたとのことだ。スポーツジムの対応なしケタンさんはスポーツジムにこの件を報告し、インストラクターを処罰して欲しいと正式に申し入れた。しかし、ジム側は何の対応もしなかったので、法に訴えることにした。その後、彼は2年間法律の勉強をしたという。図書館に通って法律書を読み、オンラインで障害者差別に関する記事を調べ、過去の判例を勉強した。そして、弁護士を立てずに自力でアクスブリッジ郡裁判所に提訴。法廷では、スポーツジムが雇ったプロの弁護団を相手に一人で戦った。賠償金と公式の謝罪文今月3日に出た判決はケタンさんの勝訴。スポーツジムは1,200ポンド(約16万円)の賠償金と190ポンド(約2万6,000円)の裁判費用を支払い、ケタンさんに対して公式に謝罪することとなった。「彼(インストラクター)は、私のことをバカだと2回言った。精神障害のある者をバカと呼ぶのは、車椅子の障害者をからかうのと同じことだ」ケタンさんは海外メディアの取材を受けてこう語っている。「もし僕が、あのインストラクターが言うようなバカだったら、プロの弁護士たちには勝てなかっただろう。2年間の勉強はハードだったけど、これで報われた。お金の問題じゃないんだ。自尊心の問題なんだ」【livedoor news http://news.livedoor.com/article/detail/12863520/】いかに自閉症者は何でも分かっていて、自尊心を傷つけられる場面に遭遇することもある。それにしても、素晴らしい行動力ですね。🌠
2017.03.31
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発達障害の理解は進んでいない 当事者の過半が実感ASD(自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害など)、LD、ADHDなどの発達障害について、当事者と保護者の過半が「社会の理解が進んでいない」と感じていた。株式会社LITALICOがこのほど実施した意識調査で明らかになった。調査は3月7日から15日にかけて、同社サイトの「LITALICO 発達ナビ」会員を対象に実施。発達障害の当事者101人、保護者788人から回答を得た。調査内容は、▽発達障害に対する社会の理解やイメージ▽日常生活での「困り感」▽周囲からのサポートや配慮▽発達の特性を「強み」と捉えるか――について。回答者は、当事者が10歳代から60歳代以上までで、10代が6.9%、20代が16.8%、30代が32.7%など。診断名は、ASDが52.5%、ADHDが37.6%だった。保護者は、0歳から13歳以上までの発達障害の子がいる親で、子供の年齢は、3歳から5歳が18.9%、6歳から12歳が55.5%、13歳以上が24.2%など。子供の診断名は、ASDが70.3%、ADHDが19.3%だった。「発達障害に対する社会の理解は進んでいると感じるか」の設問では、当事者、保護者ともに過半が「進んでいない」と回答。「あまり進んでいると感じない」「全く進んでいると感じない」を合わせると、当事者は50.4%、保護者は55.4%が、社会の理解は依然として進んでいないと感じていた。「発達障害に対する世間のイメージと実態にギャップを感じることはあるか」では、当事者の89.1%、保護者の80.7%が「(とても/やや)感じる」とした。平成28年に障害者差別解消法が施行され、これに伴い、障害者雇用促進法が改正され、発達障害者支援法も初めて改正されるなど、発達障害者を社会全体で支援するための法整備は着実に進んでいる一方、発達障害への理解はあまり進んでおらず、イメージと実態に隔たりがある現状が改めて浮き彫りとなった。「発達障害の特性によって、日常生活でどの程度困っているか」については、当事者の94.0%、保護者の80.7%が「(とても/やや)困っている」と回答した。こうした困難に対するサポートや配慮については、当事者の40.6%、保護者の67.0%が「(よく/ときどき)あると感じる」とした。平成17年に発達障害者支援法が施行されて以降、学校教育を中心に児童生徒の発達特性への配慮が進められる傾向にあるものの、成人以降に発達障害と診断された場合への配慮など、進んでいない部分もあるのが現状だ。「発達の特性を『強み』に感じるか」では、当事者の46.5%、保護者の58.3%が「よく/ときどき)感じる」と答えた。強みと感じる主な点は「集中力」「記憶力」の高さや、「独創性」「発想力」の豊かさなどだった。調査結果を受けて同社は「発達障害に対する理解の啓発や、支援体制の充実が急務。誰にでもある発達の特性の違いを生かし、誰もが活躍できる社会づくりが必要であるのがうかがえる」としている。【教育新聞 https://www.kyobun.co.jp/news/20170330_03/】「発達障害に対する理解の啓発や、支援体制の充実が急務。誰にでもある発達の特性の違いを生かし、誰もが活躍できる社会づくりが必要であるのがうかがえる」すべてはここからが出発点ですね。🌠
2017.03.30
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「逃げ恥」平匡さんは発達障害? ドラマの主人公に多い特徴的な症状とは - 岩波 明 発達障害 (文春新書) 岩波 明(著) この数年、ドラマや小説の主人公に発達障害、とくにアスペルガー症候群を思わせる人物をよくみかける。たとえば、名探偵シャーロック・ホームズを現代によみがえらせたと評判になった英国BBCのドラマ『シャーロック』(2010年放送開始)はその代表例である。 シャーロック・ホームズは、コナン・ドイルのミステリに登場する主人公の探偵である。ホームズの物語は世界中に広く知られており、そのパスティーシュも数多い。ホームズは天才的な観察眼と推理力を持ち、数々の難事件を解決に導く名探偵だ。その人物像はいわゆる英国紳士であり、さほど奇矯な印象は受けない。 ところが『シャーロック』は、異色の内容であった。この作品は舞台が21世紀の現代であり、ベネディクト・カンバーバッチが演じたシャーロック・ホームズは、エキセントリックさが強調されている点が出色であった。 年若いシャーロックは、非常識な行動を頻繁に行い、他者に対する配慮に欠け、自らを「高機能社会不適合者」と自虐的に述べる。貴族の邸宅での面談に裸同然で訪れることもあるし、他人をバカにした容赦のない言動が目立つ。一方でシャーロックの記憶力はずば抜けている。彼は高機能のアスペルガー症候群そのものであった。 日本の映像やドラマにおいても、アスペルガー症候群的な特質を「好ましい」ものとして描いているケースをよくみかける。たとえばジブリ映画『風立ちぬ』の主人公である堀越二郎には、そのような特徴が濃厚だ。モデルとなった実在の堀越はゼロ戦を設計した天才航空技術者として高名であるが、過度に几帳面な面があるとともに、いわゆる「空気の読めない」ところがあり、世間的な出世コースに乗れなかった。 さらに、昨年大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)の主要登場人物である津崎平匡も、アスペルガー症候群の疑いが濃厚である。 津崎はヒロインである森山みくりと契約結婚をして同居するという設定であるが、高学歴で仕事の評価は高いにもかかわらず、取っ付きにくく対人関係が苦手で、36歳の今まで女性と交際したことはまったくないという人物である。さらに彼は、ささいなことに対するこだわりが強い。この点もアスペルガー症候群に特徴的な症状なのである。 このようにフィクションの世界でアスペルガー症候群がもてはやされるのは、おそらく彼らの「ピュアさ」のためであろう。メディアにおいては、発達障害の人たちは「少し変わったところがあるが、特定の分野においては驚異的な能力を発揮する天才タイプ」として語られることが多い。周りの思惑を忖度せず、自分の考えを一心に貫いていく彼らの姿は、何かと周囲への配慮が必要な日本社会には貴重な存在として見えるのかもしれない。学校や社会で本人も周囲もラクになるために 近年、発達障害という病名は非常にポピュラーなものとなった。だが、発達障害が正しく理解されているかというと、かなりの疑問がある。たとえば、社会生活の中で「空気が読めない」「人の気持ちがわからない」ことを理由に周囲から「発達障害だ」と指摘され、精神科を受診する人が増えている。長年連れ添った妻から「あなたはずっとどこかおかしいと思っていたが、発達障害に違いない」と言われ、病院に来る男性もたびたび見かける。かつてはアスペルガー症候群は独立したカテゴリーだったが、アメリカ精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)ではASDの中に含まれている。 しかし、多くの人が持っている発達障害のイメージとその実像には、かなりのずれが存在している。専門家である精神科医でさえ、理解が不十分であることもたびたびみられる。それどころか、発達障害の存在自体を否定する旧弊な医師もいて、思わず苦笑してしまうこともある。 発達障害の代表的な疾患は、・ASD(自閉症スペクトラム障害)※アスペルガー症候群を含む・ADHD(注意欠如多動性障害)である。 ASDは、「心の理論」(他人の考えを推察する能力)に障害があると推察されている。心の理論の検査として有名なものに「サリー・アン課題」がある。 「ビー玉はどこ?」サリー・アン課題。 正解は「カゴの中」であるが、幼児期や小児期のASD患者では「箱の中」と答える割合が多い。 一方、ADHDは「多動・衝動性」と「不注意」を主な症状とする疾患である。 かつてADHDは小児の疾患とみなされ、思春期以降、症状は改善するか、ほとんど問題にならなくなると考えられてきた。ところが、1990年代ごろより、成人になっても、ADHDの症状は継続してみられ、さまざまな不適応の原因となっていることが明らかとなってきた。 ASDとADHDは、成人期における発達障害の大部分を占めているものであるが、両者はまったくの別物ではなく、複雑に関連していることも重要な点である。 私が上梓した『発達障害』(文春新書)は、一般の方を対象として、発達障害の代表的な疾患であるASDとADHDについて知って頂くことを目的とした一冊である。 岩波明氏 これらの疾患の具体例を数多く紹介するとともに、驚異的な記憶力を示すサヴァン症候群の事例や、映像記憶(書物や景色を1回見ただけで細部に至るまで記憶してしまう能力)、共感覚(音楽に色彩を感じるなどの知覚現象)、さらには特異な能力を示した歴史上の天才たちについても考察を加えた。 さらに、発達障害の当事者本人やその家族、また発達障害にかかわりを持つことの多い教育関係者や職場の担当者にも参考になる内容を豊富に盛り込んだ。発達障害の当事者には、学校や社会のなかで人間関係の摩擦を生じさせやすく、不適応となったり、さらには引きこもりになったりするケースも珍しくない。私が病院長を務める昭和大学附属烏山病院では、日本で初めて発達障害専門の外来とデイケアを運営し、さまざまな試みに取り組んできた。デイケアを利用した患者の事例や、プログラムの一部なども本書で公開した。 春は新入生・新入社員の受け入れや異動・転勤など、新たなコミュニティの中での生活が始まる季節でもある。 本書によって発達障害に対する正しい認識を深めていただければ幸いである。 岩波 明(いわなみ あきら) 昭和大学医学部精神医学講座主任教授(医学博士)。1959年、神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業後、都立松沢病院などで臨床経験を積む。東京大学医学部精神医学教室助教授、埼玉医科大学准教授などを経て、2012年より現職。2015年より同大学附属烏山病院長を兼任、ADHD専門外来を担当。精神疾患の認知機能障害、発達障害の臨床研究などを主な研究分野としている。著書に『狂気という隣人 精神科医の現場報告』『心に狂いが生じるとき 精神科医の症例報告』(以上、新潮文庫)、『大人のADHD もっとも身近な発達障害』(ちくま新書)ほか。 【livedoor news http://blogos.com/article/215990/】【楽天ブックスならいつでも送料無料】発達障害 [ 岩波 明 ]ドラマも小説も、世の流れとともに変化しつつありますね。🌠
2017.03.29
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新装版「光とともに…~自閉症児を抱えて~」発売 ドラマ化もされた自閉症への理解を深める1冊株式会社秋田書店(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋宏和)は、「光とともに…~自閉症児を抱えて~」の新装版を発行いたします。自閉症の息子・光を育てる母・幸子とその家族たちが、社会の自閉症に対する偏見や差別を乗り越えて成長していく姿を描いた「光とともに…~自閉症児を抱えて~」。2000年の連載スタートの後に2004年にはドラマ化もされ、社会的な話題となり、多くの読者が自閉症への理解を深めるきっかけとなった作品です。連載開始時に比べ、自閉症と診断される子どもの数が倍増している(2012年アメリカ疾病予防管理センター調べ)現状を踏まえ、ここに新装版をこれまでの単行本版よりもお求めやすい価格設定で発売いたします。【商品概略】●新装版「光とともに…~自閉症児を抱えて~」<誕生・幼児編/保育園編>●新装版「光とともに…~自閉症児を抱えて~」<小学校低学年編>4月14日(金)2冊同時発売定価:本体640円+税 AC エレガンスα 新書判発行:秋田書店【「光とともに…~自閉症児を抱えて~」新装版発売の経緯】月刊フォアミセスで2000年から連載がスタートし、2004年にドラマ化もされ、社会的な話題となり多くの読者や視聴者に自閉症への理解を深めるきっかけとなりました。2016年11月時点で累計280万部以上発行され、今なお重版され続けるロングセラー作品です。著者の戸部けいこ先生が2010年に亡くなり、最終15巻には完成原稿を掲載することができませんでした。そこで、2016年フォアミセス3月号において、戸部先生の同期で盟友である河崎芽衣先生がペンを入れた完全完結版を掲載いたしました。その時の読者の反響で「初めて“光とともに…”を知った。」という声が多く寄せられ、発売から15年以上の月日が経っていることを強く実感いたしました。自閉症と診断される子どもが年々増えている現状を踏まえ、新たな母親世代に対し、改めて「光とともに…」という作品を知ってもらうべく、これまでの単行本版よりもお求めやすい価格設定の新装版を発売するに至りました。【ドラマ「光とともに…~自閉症児を抱えて~」東幸子役 篠原涼子さん推薦コメント】「光くんが使う大切なカード。この本は、“自閉症”という障害とともに生きる家族と私達とを繋ぐ『お話の魔法のカード』だと思います。多くの方に届きますように。」(c)戸部けいこ(フォアミセス)■会社概要商号 : 株式会社秋田書店代表者 : 代表取締役社長 高橋宏和所在地 : 〒102-8101 東京都千代田区飯田橋2-10-8設立 : 1948年8月10日事業内容: 雑誌・書籍・コミックス・文庫・児童図書・ メディアミックスなど社員数 : 約150名URL : http://www.akitashoten.co.jp/ 【SankeiBiz http://www.sankeibiz.jp/business/news/170414/prl1704140933011-n1.htm】【楽天ブックスならいつでも送料無料】新装版光とともに…誕生・幼児編/保育園編 [ 戸部けいこ ]自閉症児が増えているとのことで新装版の販売、ただ育児は障害に関係なく、教科書はなく、日々の我が子との関わりの中で、培われてゆくものですね。🌠
2017.03.28
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子供の発達障害。 子供の発達障害がニュースで取り上げられることが多くなりました。実際に発達障害の子が増えたのではなく診断された子が以前より増えた、という見解です。8歳の息子もADHDでスマホ依存で課金、課金、でギャンブラーと同類で、小児科でもスマホ依存は麻薬と一緒だから、と言われています。そんな息子ともようやく意思疎通ができるようになってきて(今まで一方的な要求しかなかった)、会話が成立し、楽しく過ごせるようになってきました。しかし、小2の5月から不登校で家庭内暴力に発展し、スマホ依存もあり、施設へ行くことになりました。これから会話が楽しめるようになると思った矢先ですが、スマホのない施設での規則正しい生活で学校にも通い、勉強も2年からやり直すことになり、心身ともに自立することを願い送り出すことに決めました。来週の木曜に旅立ちます。身の回り品の準備に追われ、名前付け、買い出し、袋詰めなど残り僅かな日々を濃厚に過ごしています。頑張れ!息子!母ちゃんは期待してるぞ!以上、独り言でした。[GIRLSTALK http://www.ca-girlstalk.jp/talk/detail/843149 ]巣立ちの春、新たな出会いを大切に、まずは一歩ですね。🌠
2017.03.27
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【ある飛び降り事件判決に学ぶ】親の責任はどこまで問える?高校生のとき同級生2人に硫酸タリウムを飲ませて殺害未遂、大学生のとき高齢女性を殺害するなどの罪を問われた21歳女性に無期懲役の判決が下されました。 発達障害と双極性障害の両方の障害を抱えており、重度の精神疾患がありましたが“責任能力があった”との判決でした。 今日は『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』の著者の立石美津子が親の責任問題についてお話します。過去にあった飛び降り事件 過去にはこんな事件が起こりました。 東京都内の小学校に通っていた当時2年生の女子児童が2013年同じ学校の4年生の女子児童に命じられてマンション屋上から飛び降り、重傷を負ったとして、2年生の女児と両親が4年生の女児の両親に3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。小野瀬厚裁判長は4年生の女児の両親に監督義務があったと認め、約1,025万円の支払いを命じた。 判決によると、13年1月、当時10歳の女児は、8歳だった2年生の女児が学校の前で縄跳びを振り回しているのを注意。さらに説教しようと9階建ての自宅マンションの屋上(高さ約26メートル)に連れて行き、「飛び降りろ。ここから落ちて死んでしまえ」と言って飛び降りさせた。2年生の女児は木の枝に当たるなどして一命は取り留めたが、肋骨(ろっこつ)や足の骨などを折る約11週間の重傷を負った。4年生の女児は重度の難聴で両親は専門のクリニックに通って育て方の指導を受けていた。また、事件後に社会性の乏しさなどがみられる広汎(こうはん)性発達障害と診断された。 発達障害児は事件を起こしやすい? source:https://www.shutterstock.com/このような報道がされると、世間から、まるでアスペルガー症候群などの自閉症スペクトラムに代表される発達障害児を持つ親は「将来、そんな事件を起こす可能性がある子」という誤った偏見の目で見られてしまうことがあります。ただでさえ、大変な子育てをしているところへ追い打ちをかけられます。この事件では精神鑑定の結果としての障害名がはっきりと書かれていましたが、誤解を生まない配慮として“社会性の問題がありコミュニケーションが苦手と分かった”といった報道のされかたも多くなってきています。自閉症の子どもの特性 発達障害に代表される自閉症の子どもは決められたルールを真面目に忠実に守る特性を持っています。これを厳守するあまり、自分だけでなく他者にもルールを守ることを強く求め臨機応変な対応が出来ないことがあります。 友だち関係の中で茶飲み話的に友達の噂話をしているとき「そういう風に人の悪口を言ってはいけないよ」とか「先生の言うことは聞かないとダメだよ」と水を差してしまったり、場の雰囲気を壊しドン引きされることもあります。けれども、このように正論ばかり振りかざしていると“付き合いの悪いヤツ”と嫌煙され、友達が出来ず対人トラブルになることもあります。 筆者の息子は自閉症なのですが、小学生の頃、見知らぬ人であっても横断歩道を赤で渡っている人に「信号無視をしないでください!」と注意したり、電車内で携帯電話をしている強面の人に「車内では携帯禁止です!」と怒鳴ってしまうことなど何度もありました。 発達障害だとは気づいていなかった発達障害に気付いていれば、障害特性を踏まえた上で「知らない人がルール違反をしていても声をあげて注意するものではない」と教えていくこともできます。 友人であってもルール違反の罰則を厳しくする方が誤っていることも教えることもできます。専門機関でソーシャルスキルトレーニングを受けることもできます。この事件では両親は難聴の専門クリニックに相談はしていたようですが、発達障害だとは気が付いていなかったようです。「もう少し早く、子どもの特性に気が付く機会があったならば……」と、なんともやりきれない気持ちになります。 アスペルガー障害と犯罪とは何の関連もありません。今回の事件で誤解が広まらないことを願うばかりです。 【参考・画像】※ 元少女側、無罪を主張精神障害理由に タリウム事件 – 朝日新聞デジタル※ 小2に飛び降り強要、小4両親に1千万円賠償命令 – 朝日新聞デジタル※ 元名大生に無期懲役=「完全責任能力あった」-女性殺害、タリウム投与・名古屋地裁 – JIJI.COM 【woman.excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_ItMama_61494/】何かの事件の後に、障害があったと報道されると、どうしても障害が原因で、という誤解を生みやすいですね。子供同士のできごとへの関わり、加齢とともに難しさも増しますね。🌠
2017.03.26
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自閉症の子ども、けがによる死亡リスクが40倍 米研究 自閉症の人のけがによる死亡リスクは一般の人々の3倍にのぼり、子どもに限ってみればリスクは40倍にまで跳ね上がるとの調査結果がこのほど公衆衛生関連の米医学誌に掲載された。自閉症スペクトラム障害と診断された人々は社交術や他社とのコミュニケーションに困難なことが多いが、調査によれば、死亡時の平均年齢は36歳。一般の人々の平均余命は72歳だ。同調査の執筆者でコロンビア大学で自閉症とけがの関係について研究しているグオフア・リー博士によれば、研究には2つの動機があったという。1つ目は、自閉症の人の数が増えていること。米国には自閉症の人が推定350万人生活しており、その中の約50万人が15歳未満の子どもだという。2つ目の動機は、自閉症の人にとってけがの危険性は高いという事例証拠があることだった。リー博士らは、死者の人口学的特性と死因についての情報を集めたデータベースを調査。2014年までの15年にわたるデータには3900万人を超える死者の情報が収められていた。死亡診断書などの情報を精査し、1367人が自閉症だったことを突き止めた。このうちの1043人が男性だった。自閉症は直接的な死因ではないため、死亡診断書に明記されていないこともある。入手できた情報を使い、米国の一般集団を参照しながら死亡率を計算した。それによれば、自閉症の人の28%がけがによって死亡していた。これは一般集団と比較すると3倍の割合となる。40%超が自宅や住宅型施設で起きていた。けがで死亡した自閉症の人の平均年齢は約29歳。一般集団の平均は約55歳。リー博士によれば、14歳以下の子どもがけがにより死亡する危険性は一般集団よりも40倍も高いという。けがに関した全ての死因のなかで溺死が占める割合は46%に達する。これは、他の子どもたちよりも160倍も危険性が高いことを意味するという。リー博士によれば、溺死のリスクが最も高まるのは5歳から7歳の時期だという。自閉症の子どもは不安になることも多く、安心を得る方法のひとつとして、特に水に向かって徘徊(はいかい)することがある。自閉症の啓発団体の運営に携わる疫病学者のマイケル・ロサノフ氏によれば、自閉症の子どもの約50%が徘徊を行う。そして、水に魅力を感じることも多いという。ロサノフ氏も、過去の研究や地元社会との話し合いのなかで、自閉症の子どもは他の子どもたちよりも水に関する事故が悲劇的な結果となることが多いということが示唆されてきたと語った。【CNN http://www.cnn.co.jp/fringe/35098635.html】平均寿命にはびっくりです。なかなか意思表示の困難な自閉症児、見守る側もかなりアンテナを張りますね。🌠249万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です・・。
2017.03.25
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中国教育の現状…自閉症の息子とその家族の未来とはニューヨーク開催の Socially Relevant Film Festival で上映された映画『デスティニー(原題) / Destiny』について、チャン・ウェイ監督が3月17日(現地時間)にE-mailでのインタビューに答えた。 本作は中国を舞台に、9歳の自閉症の息子を抱える母親の葛藤を描いたもの。母親、田琳(リャン・ジンクー)は、自閉症の息子、喜禾(フォン・チュン)の将来を考えて仕事を辞め、息子を普通学級に通わせることを決意する。当初は学校も協力的だったが、喜禾が同級生に暴力を振るったり、奇声を発したりしたことから、生徒の母親らが喜禾を特別支援学級に通わせるよう、学校側に抗議する。しかし、母親には息子を普通学級に通わせる深い理由があった……。 特定の科目において、自閉症の子供が健常者よりも優れている場合があるが、自閉症の子供が学校で長時間、精神的に安定した状態で過ごすことが難しい場合もある。ウェイ監督は「中国では、普通学級のクラスに2~3人、軽度の自閉症の子供の入学を許可している。自閉症の子供たちのほとんどは、公立の特別支援学級や支援学級のある私立の学校に通っている。ただ、公立の特別支援学級では、その(学校と同じ)都市で永住権の登録をしている自閉症の子供しか受け入れないため、その都市以外に住む自閉症の子供は、高い授業料を払って、私立の特別支援学級に通っているケースが多い」とシステムの現状を明かした。母親と息子のキャスティングについて「田琳を演じたリャンは、20人の女優の中から選び、彼女には実際に長い間、自閉症の子供たちにどのように対応するか、訓練を受けてもらった。さらに子役のフォンには、自閉症の子供やその家族たちと過ごしてもらい、彼らと共に買い物、勉強、地下鉄乗車などさまざまな行動を共にしてもらった。実際に観察してもらうことで、説得力のある、感動的な演技ができたと思う」と称賛した。 ウェイ監督が今作を通して観客に伝えたいこととは。「自閉症の子供たちが、大人になったら一体どこに行くのか? ということ。現在、特別支援学級が十分に足りていないことと、自閉症の大人を受け入れる(社会の)機関が少ないことで、自閉症の子供を抱えた家族は、将来どうしたら良いのかを観客に問いかけている」。【Cinema Today http://www.cinematoday.jp/page/N0090385】特別支援学級は私学しかないのでしょうか?中国も教育に関しては、かなり真剣に取り組んでいるように感じられますね。🌠
2017.03.24
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発達障害児の受け入れに特化した通信制サポート校、大阪に誕生!その魅力的なシステムとは特別なニーズにもこたえる、通信制サポート校「しんあい高等学院」って?今春から大阪府大阪市に設立される通信制サポート校「しんあい高等学院」。日本でもまだ珍しい発達障害のある子どもたちの受け入れに特化した通信制サポート校です。これまでの通信制サポート校と、一体どのような違いがあるのでしょうか。http://www.shinai-snec.jp/しんあい高等学院/明蓬館SNEC 大阪・玉造 入学試験には作文と心理検査結果の提出、そして子どもと保護者それぞれの面談があります。 事前に障害特性・認知特性・学習特性などを見極めたもとで授業カリキュラムを作成していきます。 入学前から生徒ひとり一人のニーズを見極め、万全な受け入れ態勢を作っています。もし心理検査を受けたことがない場合は、見学や入学相談とあわせて専門職員による検査を受けることも可能です。SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)とは、特別支援教育のための通信制サポートシステムです。このシステムは、「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」で有名な東田直樹さんや、学習障害の理解を広げる活動を行っている講演家の南雲明彦さんなど社会で活躍している人たちを輩出した、福岡県にある明蓬館高等学校の日野校長によって発案されました。 専門職員による面談・心理検査を通じ、入学前の検査結果をもとに個別のニーズにあわせて支援・指導計画を作成し、学習面を中心に身辺自立や人とのかかわり方、就労観など将来を見据えた訓練を含めてサポートをしていきます。また、進級にともなう試験も点数評価だけでなく各自にあわせた提出課題をつくることで着実に学習の定着をおこなっていけるようにしているのも特徴です。 学習環境に関しても、通信制なので年1回(4日間)のスクーリング以外はサポート校への通学と自宅学習を自由に選ぶことができます。ひとクラスで一斉授業を行うのではなく、本人の望む環境で課題に集中することができる点は魅力的です。ただ高校に通うのではなく、それぞれの個性を生かせるような教育を目指しているのです。https://naoki-higashida.jp/東田直樹オフィシャルウェブサイトhttp://nagumo-akihiko.com/南雲明彦オフィシャルウェブサイト そして何より注目したいのは、高校には臨床心理士・社会福祉士・特別支援の知識を持つ専門スタッフが常駐している点。 学力面だけでなく生活支援もあわせたサポートを目的として動いてくれるので、思春期特有の問題があったとしてもすぐに相談できるところが魅力的です。 気になる卒業後の進路もしっかりとバックアップする体制をつくっています。 大学や専門学校への進学支援はもちろんのこと、就労の際は連携先の企業とのインターンシップ制度を用意していたり就労継続支援へつなぐこともできるようになっているのです。http://www.at-mhk.jp/lp05/index.html明蓬館高等学校品川・御殿山SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター) 学院長にインタビューしました学校を運営するのは法人事業で福祉に15年携わってきた真田明子学院長。 今回、発達障害に特化した通信制サポート校を開設するに至った経緯について、発達ナビ編集部がインタビューを行いました。Upload By 発達ナビニュース―なぜ「しんあい高等学院」を設立しようとお考えになったのでしょうか?真田明子さん(以下、真田さん):わたしたちは15年間、福祉事業に携わってきました。2006年からは児童デイサービスを開始し発達障害のお子様や親御様と接する機会が増える中で、高校以降の進路があまり用意されてない現状に気付いたんです。そんなとき、明蓬館高等学校のSNECを知り、ぜひ関西でも同じような高校が作れないかと思いたちました。―これまで関西にはSNECのような発達障害のお子さんをサポートするような高校はなかったのですか? 真田さん:実は、関西は全国で比べても通信制高校が多い地域なんです。 発達障害や不登校のお子様は自然と通信制高校に進学する流れができていたので問題があまり表面化しなかったんですね。ですがその裏で、進学後に最後まで通えずまた不登校になってしまったというケースも、多く発生していたのです。その大きな要因は、お子様の障害ケースに合わせられる専門家がおらず、適切なサポートを受けられなかったからではないかと推測しています。―だから、SNECサポートシステムの通信制サポート校の設立が必要だったんですね。 真田さん:そうですね。しんあい高等学院には、臨床心理士や社会福祉士などの専門資格を保有した職員を常に配置しています。 教育面だけでなく生活面のサポートも行っており、お子様が困っていればすぐにこちらからフォローを入れられるようにしています。―とても手厚いサポートが受けられるようになっているんですね。なぜ、ここまで万全のサポート体制を敷いているのでしょうか? 真田さん:SNECサポートシステムを考案した明蓬館高等学校の日野校長から、以前こう言われました。 「多感な思春期こそ大切にしなくてはならない」と。10代に受けた考えや環境は後々大きな影響を及ぼします。この時期をしっかりサポートすることにより生徒たちが安心して社会に出られるようにしたい、と。この考えに非常に感銘を受けまして、本校でもその精神を大切にするため発達障害に詳しい専門スタッフをおくようになりました。 今後も本校のように遠隔授業を用いてサポートできるような通信制サポート高校が全国に広がり、より多くの支援を必要としている子どもたちに届けばと考えております。これからの新しい通信制サポート校のカタチに期待 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017016305真田学院長にインタビューした際、このようなこともおっしゃられていました。 「海外では不登校という概念自体がない国もあるんです。」 学校に通うということ自体を目的とせず、どういう学び方ができるかを本質的に探っていくという考え方が根付いていれば、子どもが「不登校」かどうかを問題とする必要もなくなるのでしょう。しんあい高等学院のように「それぞれの発達にあわせた学び方」を掲げる高校が全国に広がり、新しい学びの選択肢として定着していけば、子どもたちの進路にも新しい道が開けていくのではないでしょうか。http://www.shinai-snec.jp/entranceしんあい高等学院、入学についての詳細はこちら 【woman.excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026209/#】学びの選択肢ができることは、ありがたいことですね。🌠
2017.03.23
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障害者施設の自閉症児の事故死 逸失利益は平均賃金で計算 大阪地裁和解大阪府豊中市の障害者支援施設で平成27年、知的障害があった疋田逞大(ていた)君=当時(6)=が行方不明となり、近くの池で遺体が見つかった事故で、両親が施設側に約6400万円の損害賠償を求めた訴訟は22日、施設側が健常者の平均賃金をもとに算定された約4500万円を支払う内容で大阪地裁(山田明裁判長)で和解が成立した。 施設側は勝手口を施錠していなかったことなど安全配慮義務違反を認めており、逞大君に将来見込まれる収入額(逸失利益)が争点になっていた。施設側は最低賃金などをもとに約430万円の逸失利益を提示していたが、和解条項では健常な男女の平均賃金の8割に当たる約1940万円と算定され、慰謝料などを含む賠償額を計約4500万円とした。 地裁は今年2月の和解勧告で、自閉症もあった逞大君について「良好な療育環境により順調に発達していた。就労可能な年齢になると一般的な就労ができる蓋然性(がいぜんせい)が認められる」と指摘していた。訴状によると、逞大君は27年2月28日、大阪府豊中市の「療育支援センター結(むすび)」(閉鎖)からいなくなり、同3月15日に遺体で発見された。【産経ニュース http://www.sankei.com/west/news/170322/wst1703220083-n1.html 】悲しい出来事でしたが、やっと和解が成立して良かったですね。🌠248万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.03.22
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セサミストリート 自閉症設定の新キャラ「ジュリア」登場を発表 「セサミストリート」に新マペット、自閉症をテーマに米テレビ教育番組「セサミストリート(Sesame Street)」の制作担当者らが19日、米CBSのニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」で、今後番組に登場する新しいマペット「ジュリア」について明らかにした。ジュリアは、自閉症の設定なのだという。「セサミストリート」は約50年前の放送開始以来、社会的な問題についての教育を目的に様々な取り組みを行ってきたが、今回は自閉症をテーマとして取り上げた。 米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によると、自閉症と診断される子どもは68人中1人となっており、その数は近年増加傾向にある。しかし、このトピックについては、子どもたちと率直に話し合えていないのが現状だ。 制作担当者の一人は、「自閉症は一様ではなく、それぞれの人で異なっているため、単純なものではない」と語った。 同番組は、他のキャラクターと同様に、教育専門家や小児心理学者、そして今回のケースでは自閉症の専門機関への相談を含む広範囲な調査を実施し、自閉症でない子どもたちにとって、自閉症が特別なことではなくなるようにするための最良の方策を探った。 ジュリアを操る人形師のステイシー・ゴードン(Stacey Gordon)さんは、自閉症の息子を持つ母親だ。 ゴードンさんは、「大切なのは、自閉症でない子どもたちが自閉症を理解すること」と60ミニッツでコメントした。 また放送作家のクリスティン・フェラーロ(Christine Ferraro)さんは、ジュリアというキャラクターについて、「セサミストリートに登場する自閉症のジュリアではなく、『ただのジュリア』になってほしい」と語った。【翻訳編集】AFPBB News 【livedoor news http://news.livedoor.com/article/detail/12821821/】 いよいよ、セサミストリートにジュリア登場。前触れがあっただけに楽しみです。それにしても、自閉症児が68人に一人、社会を取り巻く人間模様も変化しつつありますね。🌠
2017.03.21
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学ぶ、十三で「祭り」 来月2日 /大阪大阪市淀川区で4月2日、「発達障害って何?を十三から解決する」をテーマに、「十三アオクスル祭り」が開かれる。入場無料。 「世界自閉症啓発デー」(4月2日)や「発達障害啓発週間」(2~8日)に合わせて一般社団法人みがく(淀川区、建山和徳代表理事)などが企画した。発達障害を学ぶセミナーや相談コーナー、飲食ブース、子供らを対象とした「職業体験コーナー」もある。 淀川区十三東1の17の13の「水交ビル」で正午~午後7時半。自閉症啓発デーのシンボルカラーの青色でライトアップも予定されている。詳細や問い合わせはホームページ(http://aokusuru.com/2017)。【http://mainichi.jp/articles/20170318/ddl/k27/040/438000c#csidx02d774396196c50ae57df96ed7e040e 毎日新聞】 相談に加えて、職場体験もできるとは、日曜日なので家族揃って、飲食しながら、とても有意義な一日になりそうですね。🌠
2017.03.20
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患者の聴覚過敏 三重大が原因一部解明 /三重三重大が、自閉症患者にみられる聴覚過敏の原因の一部を解明した。原因は聴覚神経の興奮異常とわかり、「音がどこから聞こえるか」と問診することで、自閉症かどうかの診断精度を高めることが期待されるという。 自閉症は先天性の発達障害で、コミュニケーションや社会性で障害がある。聴覚過敏の症状も一部患者で確認されるが、原因は不明だった。 三重大大学院医学系研究科の江藤みちる助教(41)らは、自閉症のラットを使って、聴覚に関わる器官や神経系を研究した。その結果、「上オリーブ複合体」と呼ばれる神経内で、信号を抑制する役割の神経細胞に障害があり、信号が過度に伝達される異常を突き止めた。 この抑制神経は「音がどの方向から聞こえるか」を判断しているため、問診で音が聞こえてくる方向を正確に認識できるかどうかを確認することで、自閉症かどうかを、より正確に判断することにつながるという。 13日に三重大で記者会見した成田正明教授(55)は「自閉症の問診で、これまでにこうした項目はなかった。学会などで広く周知していきたい」と話した。【毎日新聞: http://mainichi.jp/articles/20170314/ddl/k24/040/174000c#csidx924a020376b0699b15318d1db597a12 】 とても興味深い研究、自閉症の更なる周知に繋がるといいですね。🌠
2017.03.19
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「冷蔵庫マザー」と呼ばれて…誤解されがちな発達障害の原因4つ2017年3月7日 22:00 国有地を格安価格で取得し国会でも大問題となっている森友学園。ここが運営する塚本幼稚園の入園・進級の案内がネットで炎上しています。source: @noiehoie by twitterこちらの園からの便りに「発達障害児がこんなに増えたのは親の子どもへの教育力、しつけの低下がもたらしたからだ」と暗に書かれています。この件を元に、“子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方“の著者の立石美津子が発達障害児についての誤解と正しい理解についてお伝えします。これから幼稚園、保育園に入園して、周りにそんなお友だちがいたら参考にしてください。 誤解されがちな発達障害の原因4つsource:http://www.shutterstock.com/発達障害に代表される自閉症は親の養育態度により発生するものではありません。ですから下記は誤りです。 (1)小さい頃、あまり抱っこしてやらなかったから愛情不足で自閉症児になった(2)テレビやスマホを見せ過ぎたから自閉症児になった(3)言葉をあまりかけてやらなかったから自閉症になった(4)友達と遊ばせなかったから自閉症になった原因は先天的な脳機能障害です。ただ、なぜその障害が引き起こされるのか、まだはっきりとは解明されてはいません。お爺さんになってもお婆さんになっても発達障害者のままです。「昔、私は自閉症だったが今は治っている」なんてことは起こらないのです。 自閉症啓発ポスターに「僕は自閉症になったんじゃない。自閉症に生まれてきただけ」というフレーズがありますが、この言葉通りです。photo by authorphoto by author冷蔵庫マザーsource:http://www.shutterstock.com/かつて自閉症の子を持つ親は“冷蔵庫マザー=リフリジェレータ・マザー”と呼ばれていた時代もありました。 「そんな酷い言葉があったの~!」とびっくりするかもしれませんが、「母親が子どもを冷たく突き放し、拒絶するために“きずな”を作れず、そのことが原因で子どもが自閉症になった」と言われていました。 昔は正しい情報も今ほどなかったため、知識のない年配者の中には誤解している人がいます。 例えばお姑さんからお嫁さんであるママが「発達障害児だなんて!あんたの血筋が悪いんだ!」と責められたり、夫から「お前がちゃんとしつけていないから、こんな風になってしまったんだ」と理解が得られないこともあります。中には家族間に溝が出来て離婚に至る人もいます。また、障害のある子を育てていることを隠す家族もいます。でも、子どもにとっては「家族が自分のことを隠したい存在だと思っている」ことであり、子どもに対してとても失礼なことだ思うのです。 間違った認識が幼児期から幼稚園の先生の声は子どもにとっては“神の声”です。もし、クラスに発達障害の子がいて、その子に対して担任が次のように言ってしまったら、子ども達はどう感じるでしょうか? 「○○ちゃんはちっともじっとしていられないお行儀の悪い子ね」 「家でもちゃんとお母さんに教えてもらっていないのね。みんな真似してはダメですよ」たとえ、あからさまにこのような言葉を言わなくても「発達障害は親のしつけがなっちゃないため起こったものだ」という間違った認識を周りの大人が持っていることで、子どもたちに偏見の気持ちが芽生えます。小学校に入学してもクラスメートのことを差別するでしょう。 今は発達障害者支援法や障害者差別解消法などの法律ができ、住みやすい社会になりつつあります。けれども、一人一人が正しい理解をしていないと“絵に描いた餅”になってしまいます。 教育に携わる幼稚園の副園長からこの案内が実際に配布されたのならば、驚くと同時に残念に思います。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_ItMama_59321/】こういう文書が本当だとしたら愕然とします。教育に携わるもの、今後の日本を担う子ども達に関わる意識を、更に強めていかないとですね。🌠
2017.03.18
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通常学級での発達障害児いじめ 中学校でからかい多い宮城教育大学は、他の3大学と協働して「いじめ防止支援(BP)プロジェクト」を進めている。このほど、同学の研究テーマである「特別支援教育といじめ」に関する調査と経過を発表した。それによれば、中学校でのからかいが他校種と比べて多かった。同学では、通常学級における発達障害児へのいじめ問題を研究。平成27年度に行った同児童に関するいじめの実態調査では、宮城県内の公立小・中・高校教員から、トラブルの状況やいじめられる子の特徴などを聞いた。トラブルの状況では、「からかわれる」が小学校で22%、中学校で57%、高校で34%。「話している時に周囲の反応が素っ気ない」が小学校で26%、中学校で42%、高校で21%など。からかいや排斥、過剰な注意や叱責を受ける例が、特に中学校で多かった。いじめられる子の特徴では、「自分からふざけて周りの子にちょっかいを出す」が小学校で52%、中学校で47%、高校で15%。「他の人の話を最後まで聞かずに発言したり行動したりする」が小学校で53%、中学校で46%、高校で22%などだった。衝動性が強くて多動な子がターゲットになっている。学級内の周囲の子の反応では、「クラスでトラブルが起きてほしくないという思い」が、小学校で61%、中学校で70%、高校で43%。「特定の子が他の子に迷惑をかけていると思う」が小学校で38%、中学校で33%、高校で16%などの結果となった。トラブルの原因を特定の子に結び付けたり、トラブルから距離をとったりする反応が見えた。教員が望む支援体制では、少人数学級や教員の増員、事務仕事の軽減など、子供に注ぐ目を増やす内容が多かった。この他にも、同学では、発達障害児が学校や学級に適応するための有効な実践例などを研究している。いじめの被害者と加害者を含めた共生の学校環境の在り方を探る。同プロジェクトで連携しているのは、同学と上越、鳴門、福岡の4教育大。【教育新聞 https://www.kyobun.co.jp/news/20170315_03/ 】同じ日本人、「共生」という表現もまたバリアを感じてしまいますね。🌠
2017.03.17
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自白調書の信用性否定…知的障害被告、録音なく強盗強〇(ごう〇〇)未遂などの罪に問われた大阪市の米田義晴被告(29)の裁判員裁判の判決が14日、大阪地裁であった。米田被告には軽度の知的障害があり、伊藤寿裁判長は「警察の取り調べで録音・録画がされておらず、障害に配慮した取り調べだったとは認められない」として、捜査段階の自白調書が信用できないとする判断を示した。その上で、ほかの証拠から被告の犯行を認定し、懲役10年(求刑・懲役12年)の実刑を言い渡した。判決によると、米田被告は2015年11月、大阪市内で女性から現金を奪い、自宅に監禁して性的暴行を図るなどした。 公判では、被告がどの時点で暴行しようと考えたかが争点となり、検察側は、被告が「最初から〇的〇行目的だった」と述べた自白調書を根拠に、悪質性を強調していた。【読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170315-OYO1T50006.html 】信ぴょう性を欠く自白調書でも、判決はかなり重く、実際に対応に当たる場では、もう少し緊張感が欲しいですね。🌠247万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2017.03.16
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【RIZIN】「自閉症を知ってほしい」格闘家たちが啓発イベント開催自閉症の子どもたちやその家族への支援を目指し、MMA(総合格闘技)ファイターOBたちとRIZINがタッグを組んだ。 4月2日(日)東京・中央区立総合スポーツセンター第1武道場にて自閉症啓発イベント『Fight4u.1』を開催することが、3月14日(火)都内で開かれたRIZINの記者会見で発表された。 国連総会で制定された「世界自閉症啓発デー」である4月2日。日本でもこの日から8日までを啓発週間として、シンポジウムやライトアップなどのイベントを通したさまざまな自閉症啓発のための取り組みが行われている。 今回のイベントもこうした自閉症啓発活動の一環として行われ、自閉症の子どもとその家族らが参加するプロファイターとの交流イベント、体を動かす運動プログラム、柔術の練習会などを予定。現時点でRIZINから元大相撲・大関の把瑠都(ばると)の参加が決まっている。イベントを主催するのは、かつてPRIDEで活躍した“ミスターPRIDE”こと小路晃氏と、MMAや柔術の経験を持つ社会保険労務士の平野厚雄氏の二人が理事長を務める「NPO法人 日本総合格闘技OBクラブ」。同法人ではMMAファイターのOBが中心となり、発達障害などの障がい当事者やその家族への支援活動を行っており、RIZINは今回のイベントに後援というかたちで参画する。自らも2人の自閉症の子どもを持つ親である平野氏は、「最近では特に“大人の発達障害”という言葉も聞かれるようになりましたが、なかなか自閉症も含めた発達障害というものが世の中に知れ渡っていないという現状を、一人の親として感じています。そして、もし親が先にいなくなってしまったら、残された子どもたちはどうなってしまうのだろうという思いを持つようになりました」と活動に至った動機を説明。「自閉症は見た姿だけでは分からない。ただ少し言動が特徴的なので、そこに対していじめや差別を受けるようになってしまいます。格闘技を通じて、一人でも多くの人にこういう障害があることを知ってもらいたい」と訴えた。 平野氏と柔術の練習を通じて出会い、その思いに共鳴してRIZINの榊原信行CEOにも呼び掛けたのが小路氏。自身は現役を退いてから「格闘技の影響力を見つめ直しました。現役時代に戦いを通じて人の心に火を灯したいという思いを少しでも持っていれば、私の言動も違っていた」と感じるようになったと話す。 そして、そうした葛藤から「格闘家から社会貢献のための情報を発信していきたい。PRIDE.1に始まりPRIDE.34で終わる、最多出場23回の私にしか伝えられないメッセージがある」との思いに至り、今回の活動を企画。「今後は自閉症啓発の活動だけではなく、子どもを取り巻く諸問題の支援にも取り組んでいきたい」と、さらなる展望も明かしている。 両氏の思いを受けた榊原CEO。「RIZINに関わる選手たちには地域貢献や社会貢献の意識をしっかりと持って活動してもらいたい。そうした思いの中で、小路晃を通じて平野さんと出会うことができました。RIZINとして何ができるか、平野さんや小路さんと共に、4月2日に限らず通年を通して積極的に取り組んでいきたい」と意気込みを語っている。 NPO法人 日本総合格闘技OBクラブ「自閉症啓発イベント Fight4u.1」2017年4月2日(日)東京・中央区立総合スポーツセンター第1武道場開始14:00(開場13:30)~終了予定16:30 【イーファイト http://efight.jp/news-20170314_257074】自閉症啓発デーのイベントも、年々にぎやかに開催されていますね、🌠
2017.03.15
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障害者のグループホーム全焼 3人死亡 愛媛 松野町。12日未明、愛媛県松野町にある障害者のグループホームから火が出て全焼し、焼け跡から、入所者と見られる男女3人の遺体が見つかりました。警察によりますと、40代の女性の入所者が「施設に火をつけた」と話しているということで、詳しい状況を調べています。12日午前1時すぎ、愛媛県松野町にある障害者のグループホーム「ひだまり3」から火が出ていると、近所の人から消防に通報がありました。火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、鉄骨モルタル平屋建ての建物が全焼し、焼け跡から、男性2人と女性1人の合わせて3人の遺体が見つかりました。警察は、入所者の30代の男性2人と60代の女性と見て確認しています。この施設はNPO法人が運営し、体などに障害がある男女8人が共同で生活していて、火が出たときは、ほかに職員1人がいたということです。同じ敷地には高齢者福祉施設や障害者支援施設もありますが、火が燃え広がってはいないということです。警察によりますと、40代の女性の入所者が「施設に火をつけた」と話しているということで、詳しい状況を調べています。現場は、松野町役場から1キロほど離れた、幹線道路沿いにある施設です。火事があった「共同生活事業所ひだまり」は、松野町役場から1キロほど離れた国道沿いに建っています。福祉事業所の情報を提供している独立行政法人福祉医療機構のホームページによりますと、この事業所には4つのグループホームがあります。いずれのグループホームも身体障害、知的障害、それに、精神障害などの人がスタッフの援助を受けながら共同生活を送る場所とされていて、それぞれ定員は8人から9人となっています。【NHKNEWSWEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170312/k10010908011000.html】朝から舞い込んできたニュース、衝撃的でしたね。🌠
2017.03.14
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知的障害男性にラリアット、暴行容疑で施設職員の男を逮捕 防犯カメラに映像 兵庫県加古川市内の障害者支援施設で、知的障害のある入所男性の胸にプロレス技の「ラリアット」を打ち付ける暴行を加えたとして、加古川署は6日、暴行容疑で姫路市香寺町溝口、障害者支援施設職員、大塚拓弥容疑者(26)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているが、同署が動機などを調べている。 逮捕容疑は、昨年9月26日午後7時55分ごろ、加古川市志方町大澤の障害者支援施設「ハピネスさつま」で、入所男性(44)の胸を左腕で殴る暴行を加えたとしている。男性は殴られた反動で尻もちをついたが、けがはなかった。 同署によると、昨年10月以降、県などに匿名の投書が寄せられ、県が12月に調査を実施。防犯カメラには大塚容疑者が暴行を加える様子が映っていたという。 同施設によると、大塚容疑者は平成27年4月から勤務。石塚三智子施設長は「家族には大変申し訳ない。再発防止に努めたい」と陳謝した。【産経ニュース http://www.sankei.com/west/news/170307/wst1703070040-n1.html】不幸中の幸い、大事に至らなくて良かったですね。🌠気が付けば、246万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2017.03.13
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<震災と知的障害者>環境の変化に苦しむ東日本大震災の被災者向けに仙台市が市内39カ所に整備した災害公営住宅に現在、3106世帯が入居している。うち534世帯に障害者手帳を持つ人が入居し、市の「障害者世帯」に分類される。震災以降、住環境の変化を繰り返し迫られてきた障害者たちは、健常者以上に高いハードルに直面してきた。再出発を図る障害者の姿を追った。◎災害公営住宅 再出発のハードル(中) あの日、激震に見舞われたのは終業14分前の午後2時46分だった。仙台市太白区の災害公営住宅「芦の口市営住宅」で暮らす山内健志(たけし)さん(39)は、太白区四郎丸にある障害者の小規模作業所「フリースペース ソレイユ」にとどまった。<バスで1時間超> 軽度の知的障害があり、東日本大震災前から通っている。いつもの帰宅時間は午後3時半ごろ。午後4時前、約4キロ離れた名取市閖上の自宅は津波で跡形もなく破壊された。 母悦子さん(65)は「地震の発生がもう少し遅かったら…」と声をのむ。 2人は間もなく悦子さんの職場の社員寮に移った。ソレイユまでバスを乗り継ぎ1時間以上かかる。菅井明里(あけり)施設長(64)が「遠くなるけど」と気に掛けてくれたが、健志さんは2003年の開設当初からのメンバーだ。「うん、大丈夫」と迷わず答えた。 そもそも作業所を変えるという発想はなかった。悦子さんは「被災直後は健常者でさえ、職探しは大変だった。ハンディを持つ健志ならなおさら」と話す。 環境の変化は健志さんにとって相当なストレスだった。朝夕、嘔吐(おうと)を繰り返し、作業所も休みがちになった。吐き気、目まいといった症状は3年近く続いた。<「永住」確証ない> 15年5月、現在の災害公営住宅に移った。バスを乗り継ぎ、作業所へ通う日々に少しずつ慣れてきた。菅井さんらの気掛かりは、地震など通勤途中の天災。決して1人で行動せず、周りに助けを求めるよう繰り返し説いている。 健志さんは、発する言葉が健常者に比べて不明瞭なため、周囲に理解されにくい。悦子さんは「繰り返し話せば必ず相手に伝わる」と励ます。 「周りに偏見や無理解がなかったと言えばうそになる。ただ、私が一生、健志に付き添ってあげることはできない」と悦子さん。簡単な料理や買い物など、できることは全て健志さん1人でさせている。 昨年、ソレイユ利用者の「親の会」のメンバーに誘われ、障害者向けのグループホームを初めて見学した。悦子さんが将来の話をすると、健志さんは決まってそわそわしだす。 多くの被災者にとって、「永住の地」となった災害公営住宅だが、2人に確証はない。悦子さんは「具体的なことは考えていないけれど、本当は考えないと…」と打ち明ける。 残された時間に思いをはせ、悦子さんの心が揺れる。【河北ニュース http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170311_13029.html】実際に怖い体験をすると、更に将来のことに対する不安も増してゆくものですね。🌠
2017.03.12
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自閉症に効果「オキシトシン」 脳内作用の一端解明 金大など愛情や信頼といった社会性に関わる脳内ホルモン「オキシトシン」を自閉症者に長期間投与すると、別の脳内ホルモンで安心感を保つ働きをする「セロトニン」が増えることを、金沢大などの研究グループが発見した。オキシトシンが脳内で作用するメカニズムの解明に役立つと期待される。 研究者は、金沢大病院神経科精神科の広沢徹助教=写真(右)=や、金大子どものこころの発達研究センターの菊知充教授=写真(左)=ら。成果は八日、自閉症研究で最も権威ある米国学会の機関誌「オーティズム・リサーチ」オンライン版に掲載された。 オキシトシンとセロトニンは相互に作用し合い、感情に基づいた行動を調節している。自閉症は社会性の欠如が主な症状。脳内のセロトニン伝達に異常があり、セロトニンが健常者よりも少ないことが既に知られていた。 これまで、オキシトシンを自閉症者に長期投与することで症状が改善するとの報告がなされていたが、投与によって脳内でどのような変化が起きているかは分かっていなかった。今回の研究は、成人の自閉症男性十人に八~十週間にわたりオキシトシンを投与した結果、脳内のセロトニンが増えたことが分かった。 十人全員が症状も改善しており、「セロトニンの増加が症状の改善につながったと考えられる」と菊知教授。自閉症者の中にはオキシトシンが効かない人もいるといい、「今後、効く人と効かない人を見分けるために使える可能性もある」と話した。 【中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170311/CK2017031102000046.html】徐々に、一歩ずつの進歩ですね。🌠
2017.03.11
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発達障害と少年犯罪〜あなたの正しい理解が、幼少期から就労までの社会支援につながる発達障害のある少年と犯罪との関係が、たびたび指摘されています。もちろん、発達障害のある人が必ず犯罪をするわけではありません。しかし、事件などに関与する割合が高いことは事実です。 皆さんもご存じのとおり、少年が凶悪事件を起こし逮捕された後、何らかの発達障害であったと診断される例があります。有名なものでは、神戸連続児童殺傷事件、西鉄バスジャック事件、佐世保同級生殺害事件などが挙げられます。 矯正施設のひとつに少年院があります。その数は全国で本院が49庁、分院が3庁。主に家庭裁判所から保護処分として送致された少年に対し、社会不適応の原因を除き、健全な育成を図り、矯正教育を行うのが目的です。 私は医師として、ある施設で勤務しています。そこで出会った少年のひとりは、「人の首をしめたくなる、人を殺してみたい」と話していました。実際に殺人は犯していませんが、傷害事件を起こしたとのこと。 この少年には、「自閉症スペクトラム障害」という診断がなされていました。発達障害のひとつです。生まれ持った特性で成長とともに社会に適応できない 言葉の発達の程度を「自閉度」と呼びます。そして自閉度が高い(言葉の発達が遅れている)障害をまとめて、「自閉症スペクトラム障害」と呼びます。スペクトラム(Spectrum=多様な観念・物などが織り成す広範な連続体)という表現を使用するのは、細かい障害の様子が徐々に変化するからです。 ちなみに、自閉度が高い疾患の中でも、アスペルガー症候群や高機能自閉症の人は、知能指数が高いことで知られています。 自閉症スペクトラム障害に見られるのは、次の障害です。(1)社会性の障害:相手の立場に立って物ごとを考えたり、相手と気持ちを共有することが苦手。すなわち、人とうまく付き合うことができない。(2)コミュニケーションの障害:言葉の発達の遅れがあるほか、慣用的な表現、お世辞や皮肉が理解できない。自分にしか分からない言葉を使ったり、話をすることに消極的になる傾向がある。(3)想像力の障害:興味や関心が狭く、特定のものにこだわる。次に起こることを想像することが難しく、自分なりに見通しを持つことができないので、同じパターンを繰り返し行うことで安心しやすい。したがって、いつもと違う状況になると臨機応変な対応ができなくなりやすい。(4)感覚過敏症:雑音が気になって集中できない、普通の光でもまぶしく感じるなど。 発達障害と聞いても、普段そのような人と接点がないと具体的なイメージがわかないかもしれません。発達障害の人は、全般的な知的水準は健常ですが、一部に苦手な事柄があるという感じです。 病気としては精神障害に分類され、そもそも生まれ持った特性であるため、成長するに従って社会に適応できないという形で明らかになります。 発達障害の正しい理解が<共生>につながる 平成17年から施行された「発達障害者支援法」は、発達障害者の自立及び社会参加に資するように、その生活全般にわたる支援を図り、患者の福祉の増加に寄与することを目的としています。 この法律では、我が国で初めて発達障害を、広汎性発達障害(現在は「自閉症スペクトラム障害」)、学習障害、注意欠陥・多動性障害、そのほか通常低年齢で発症する脳機能の障害と定義付けました(同法第2条)。 冒頭でお話したような、自閉症スペクトラム障害と診断された少年もこの法律の対象者となるわけです。そして、同法第4条では、「国民は発達障害者の福祉について理解を深め、発達障害者の社会参加に協力するように努めなければならない」と記されています。 発達障害について、国民が正しく理解し、社会で共生することが求められているのです。 学習障害というのは、聞く、話す、読む、書く、計算または推論する、という能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態です。 また、注意欠陥・多動性障害は、年齢に不釣合いな注意力、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、学業などに支障を来す状態です。忘れ物が多い、落ち着きがない、キレやすいなどの状態です。 ちなみに、このような発達障害で、学習や生活面で特別な支援を必要とする子どもは、小中学校の普通学級に約6.5%含まれているそうです。40人のクラスであれば2~3人はいることになります。 発達障害にある子が必ず犯罪をするわけではありませんので、偏見を持たずに正しく理解する必要があります。ただし、冒頭で触れたように、家庭裁判所で受理した一般少年保護事件では、発達障害の診断が下された人の割合が一般の人に比べて高いという報告もあります。 重要なことは、発達障害がある子どもたちを社会で支援していくことです。発達障害に対するさまざまな誤解や理解不足から、当事者やその家族が適切な支援を受けられずにいる状況があることは事実です。 したがって、正しい情報を社会が共有するとともに、幼少期から就労に至るまで、長期にわたる社会の支援が求められているのでしょう。一杉正仁(ひとすぎ・まさひと)滋賀医科大学社会医学講座(法医学)教授、厚生労働省死体解剖資格認定医、日本法医学会法医認定医。専門は外因死の予防医学、交通外傷分析、血栓症突然死の病態解析。東京慈恵会医科大学卒業後、内科医として研修。東京慈恵会医科大学大学院医学研究科博士課程(社会医学系法医学)を修了。獨協医科大学法医学講座准教授などを経て現職。1999~2014年、警視庁嘱託警察医、栃木県警察本部嘱託警察医として、数多くの司法解剖や死因究明に携わる。日本交通科学学会(理事)、日本法医学会、日本犯罪学会(ともに評議員)など。 【healtypress http://healthpress.jp/2017/03/post-2818.html】発達障害のある人が事件などに関与する割合が高いことは事実だが……目に見えない障害ほど、理解や対応が難しい。何より理解されない本人たちの心の叫びが聞こえてきそうですね。🌠
2017.03.10
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小4児童14人、けいれんや過呼吸で搬送 音楽の授業中8日午前11時10分ごろ、大阪府枚方市山之上1丁目の市立山之上小学校で、4年生の女子児童(10)が授業中に意識を失って倒れ、けいれんを起こした。枚方寝屋川消防組合などによると、直後に別の女子児童(10)も同様の症状で倒れるなど、約1時間のうちに男女児童計14人が過呼吸や吐き気を訴えて病院に運ばれた。女子児童2人は意識が戻ったが入院し、他の児童は軽症という。消防組合などが原因を調べている。 学校などによると、当時は音楽室で4年生3クラス計74人が合唱の練習中だった。最初に意識を失った女子児童は倒れてあごを切る軽傷を負い、すぐに別の女子児童が倒れた。その後も音楽室や移動した体育館などで、「気分が悪い」という訴えが相次いだという。 音楽室はエアコンの暖房が入っていたが、換気のため窓は開けていたという。同小は「原因や、管理に問題がなかったかを、しっかり調べたい」としている。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK386DLNK38PTIL02T.html】空調や教室の器具のメンテナンスも問われますが、今の時季は、児童の疲れも見られ、免疫力に体力低下もあるのでしょうね。🌠
2017.03.09
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オスカー監督が自閉症児らと交流「“脳の多様性”について考えるきっかけになれば」 アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート作「ぼくと魔法の言葉たち」のロジャー・ロス・ウィリアムズ監督が来日し、東京・綾瀬にある学習支援教室「東京未来大学こどもみらい園」を訪問した。映画は、2歳のときに突然言葉を失った自閉症の少年オーウェン・サスカインドが、ディズニーアニメーションを通し、言葉を身につけ、外の世界に適応していく術を学んでいく姿を収めたドキュメンタリー。オーウェンが両親の献身的なサポートで困難を乗り越えながら成長し、社会人として自立した生活を送ろうと奮闘するさまに密着した。ウィリアムズ監督は、2013年の短編ドキュメンタリー「Music by Prudence(原題)」でアフリカ系アメリカ人監督として初めてオスカーを獲得した人物。この日は、自閉症や発達障害を抱える子どもたちがそれぞれ得意とする紙粘土工作や体操、英会話などを通して交流を図った。5人の子どもたちとケーキのデコレーションに挑戦したときには、優しく励ましたりほめたりする一方で、子どもたちから日本語を教えてもらったりと、短い時間で打ち解けた様子で、完成時には全員と笑顔でハイタッチを交わしていた。保護者との意見交換会では、米国の名門大学でオーウェンの事例をもとに「アフェニティ・セラピー」という学術的研究が進められていることを紹介した。さらに、かつてはディズニーアニメーションを模倣していたオーウェンが、現在は自分自身で創作活動を行い、絵画の展覧会を3度開催したと近況を報告。アートギャラリーで働いたり、子どもたちに絵を教えたりして社会の一員として暮らしていることを例に挙げ、不安を抱える保護者たちを励ました。そして「“ニューロダイバーシティ(脳の多様性)”の人々は、素晴らしい才能の持ち主であり、それぞれの優れた部分を見つけ、育てていくことが大切なんです」と断言。自閉症をはじめとした脳の障害と見なされていたものは、脳の個性であるという考え方を真摯に説明した。“ニューロダイバーシティ”に当てはまる人は世界の4分の1に相当すると指摘し、「彼らは軽視され、社会から忘れられがちだが、それは世界にとって大きな損失。映画が、そういったことを考えるきっかけになればうれしい」と締めくくった。「ぼくと魔法の言葉たち」は4月8日公開。【映画.com http://eiga.com/news/20170307/13/】ロジャー・ロス・ウィリアムズ監督が来日「ぼくと魔法の言葉たち」既にご紹介をしている作品ですが、いよいよ公開の運びとなっていますね。🌠
2017.03.08
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発達障害、入学前からの対応が不可欠新学期を控え、発達に課題を抱えるお子さんの就学について、まだ相談を続けているご家庭もあるかもしれません。総務省行政評価局は先頃、発達障害者支援に関して、乳幼児期から切れ目なく適切な支援が受けられるよう、文部科学省と厚生労働省に勧告しました。発達障害児への支援には、何が必要なのでしょうか。「支援法」から10年、学校も試行錯誤2004(平成16)年12月に制定された発達障害者支援法(05<同17>年4月施行)は、国や都道府県、市町村に対し、発達障害の早期発見と発達支援、就労・生活支援、家族への支援を行うことを義務付けています。施行から10年が経過し、その間、2007(平成19)年度から、かつての特殊教育が「特別支援教育」に衣替えされて発達障害も対象になり、通常学級の中で特別な配慮が行われたり、通級による支援が行われたりするようになりました。以前なら「困った子」「できない子」などと本人の問題に帰されていたものが、実は努力の問題などではなく、個々の状態に応じて特別な支援が必要であることが、ようやく認識されるようになってきた10年であると言うこともできます。ただ、学校現場にとっても、試行錯誤の10年間だったことは確かです。通級のための教員加配はあるものの、大抵は学級担任が、特別支援教育について研修を受けたり、独自に勉強をしたりしながら、通常の学級の中で、対象となる児童生徒一人ひとりの「困り感」に応じて、手探りで配慮を加えながら、全体の授業を進めています。ティームティーチングで入ったもう一人の教員や、学習支援ボランティアが、授業の中で個別に指導を行うこともあります。まずは早期発見と支援計画から勧告によると、乳幼児検診時や在学中の行動観察で、発達障害が疑われる児童生徒を見逃している恐れがあるといいます。それが支援の遅れにつながり、不登校や暴力行為などの「2次障害」につながっている場合がある……というのです。また、作成すべきものとされている支援計画が、医師の診断のある児童生徒だけに限定され、支援が必要な者に計画が作成されず、進学先への引き継ぎも十分に行われていない恐れがあるとしています。そこで、市町村での早期発見に資する有効な措置を講じるとともに、支援計画の作成対象とすべき児童生徒の考え方を示し、必要な支援内容等が引き継がれるよう、具体例を挙げて周知すべきだとしています。発達障害は「発達の凸凹(でこぼこ)」とも言われるように、できない部分がある反面、特定の分野には飛び抜けて能力を発揮するケースも少なくありません。少しの配慮で学級や授業に適応を図る一方で、早期からのきめ細かな支援により、その子の能力を最大限に伸ばすことが求められます。それには、手厚い支援体制も欠かせないでしょう。通級は新年度から10年間で対象児童生徒13人に1人の教員が自動的に配置されること(基礎定数化)も決まりましたが、今後とも更なる充実が期待されます。※総務省 発達障害者支援に関する行政評価・監視<結果に基づく勧告>(筆者:渡辺敦司)(提供:Benesse教育情報サイト)【産経ニュース http://www.sankei.com/life/news/170306/lif1703060020-n1.html 】最近は公立の小学校でも、新一年生に体験授業があるのも、新たな試みなのでしょうね。🌠
2017.03.07
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知的障害男性はねられ死亡 豊川のJR駅構内 /愛知3日午前9時45分ごろ、豊川市伊奈町前山のJR東海道線・西小坂井駅構内の線路上を歩いていた幸田町深溝の作業員の男性(56)が、米原発豊橋行き新快速電車にはねられ死亡した。豊川署によると、男性には知的障害があった。男性は午前8時ごろ、幸田町内の作業所へ出勤するために自宅を出た後、勤務先へ電話で「体調が悪いので、休みます」と連絡をしていたという。同署で事故原因を調べている。JR東海は豊橋-岡崎駅間で上下線ともに一時運転をとりやめた。午前11時35分ごろに復旧したが、後続は18本が運休または部分運休し、5本が最大2時間13分遅れるなど約4800人に影響したという。http://mainichi.jp/articles/20170304/ddl/k23/040/206000c#csidx2f2d859f890a5c6b638c94dbc31f268 毎日新聞これから季節の変わり目、誰でも不安定になる時季に入ってきますね。🌠245万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.03.06
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野田洋次郎、NHK『自閉症の君との日々』ナレーションを担当RADWIMPS・野田洋次郎が2017年3月24日(金)24:10よりNHKで放送される『自閉症の君との日々』のナレーションを務める。同番組は、自閉症の作家・東田直樹を取材した2014年放送の『君が僕の息子について教えてくれたこと』と2016年のNHKスペシャル、2つの番組をまとめた総集編となる。また、東田直樹の言葉の世界は、前回のNHKスペシャルと同様に、三浦春馬が朗読で表現する。番組情報は以下のとおり。●番組情報NHK『自閉症の君との日々』2017年3月24日(金)24:10 (90分)【出演】東田直樹,【朗読】三浦春馬,【語り】野田洋次郎http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3229/2899048/ 【RO69 http://ro69.jp/news/detail/158021?rtw】2つの番組をまとめた総集編、以前に見逃した方も楽しみですね。🌠
2017.03.05
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「自閉症だから国外退去」オーストラリア当局、 10代バングラデシュ人女性への処分を撤回オーストラリア移民局は2月24日、自閉症を持つシドニーの10代女性に対する強制国外退去処分を撤回した。 2009年から家族とともに同国に住んでいた16歳のスマヤ・ブイヤンさんは、24日に永住権を与えられた。 彼女の母親でバングラデシュ出身のナスリン・ハケ博士は2013年に家族の永住権を申請したが、ブイヤンさんには「軽度から中度の」発達障害があることがわかり、オーストラリアの納税者の負担が増大するとみなされ、永住権の申請を却下されていた。 アレックス・ホーク移民局長補佐、自閉症を持つシドニーの少女の国外退去に介入 オーストラリア移民法では「家族の一員が健康要件を満たさない場合、その家族にはビザを発給しない」と明記している。 つまり、ブイヤンさんが自閉症を抱えているため、一家はブイヤンさんと兄が生まれ、永住権のあるハンガリーに移住するしかない状況だった。 兄妹はいずれもハンガリー語が話せず、ハケ博士は、シドニーの医療業務を断念しなければならなかった。 オーストラリア移民局は、24日までに一家がオーストラリアを退去する飛行機のチケットを購入する猶予を与えた。 わずか2週間の間に退去できなければ、強制国外退去処分となるところだった。 この処分に批判が高まり、自閉症患者を支援する活動家からは、「恐ろしいほど非情な処分だ」と非難の声が上がった。 ハケさんは、「娘は決して納税者の財政的負担ではない」と主張した。 ハケさんは署名サイト「Change.org」の請願文に、「ブイヤンさんは一度も政府から財政的支援を受けたことがなく、特殊学校にも通っていない」と訴えた。 ハケさん一家には、処分に反対する人々の支援が集まった。 「医者としてフルタイム働いてきましたから、私は国からの援助を受けず、経済的に家族を支えられています」と、ハケさんはChange.orgで訴えた。 「追放処分になったら、私たちの家族は崩壊します」 ハケさんの子供たちは、オーストラリアにいる親族と非常に緊密な関係を築いている。 子供たちの祖父母、叔母、叔父、いとこたちは、全員がオーストラリア国民だ。 アレックス・ホーク移民局長補佐はこの1カ月間、ブイヤンさんに永住権を付与するよう求める世論に応じていなかったが、24日になって方針を転換した。 ホーク局長補佐は、ブイヤンさんの永住権付与にあたり、彼女のようなケースは「非常に複雑なものだ」と語った。 ホーク局長補佐は、ハケさんと彼女の息子にも永住権を付与する意向とみられる。 ハケさんは朗報を受けとった直後、シドニー・モーニング・ヘラルド紙に「とても良い気分です。今日は本当に良い気分です」と語った。 「何カ月も不安を抱え、大変でした。でも、これは本当に素晴らしい知らせです」ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。【huffington post http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/02/australia_n_15122324.html】理不尽なことが今でも、世界のどこかで行われている。常に声を上げていかないとですね。🌠244万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.03.04
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睡眠薬入りのみそ汁を飲ませて夫を殺害「被告には知的障害」と訴えみそ汁殺人事件、妻に懲役10年求刑 検察「夫と心中しようとして殺害したのは身勝手で同情できない」 宇都宮地裁平成26年8月、多量の睡眠導入剤入りのみそ汁を飲ませて夫を殺害したとして殺人罪に問われた、栃木県野木町、無職、斉藤俊子被告(64)の裁判員裁判論告求刑公判が1日、宇都宮地裁(佐藤基(もとい)裁判長)で開かれ、検察側が懲役10年を求刑し、結審した。 判決は3日。 検察側は「夫と心中しようとして殺害したのは身勝手で同情できる点はない」と指摘。弁護側が「被告には知的障害があり、責任能力がなかった」と訴えている点については「被告の知的障害は軽度で、犯行に強い影響を与えていない」と述べた。弁護側は「被告は事件当時、心神喪失の状態だった」と改めて無罪を主張した。 起訴状によると、斉藤被告は26年8月、自宅で夫、六郎さん=当時(71)=に睡眠導入剤を溶かしたみそ汁を飲ませ、薬物中毒で死亡させたとしている。【livedoor news. http://news.livedoor.com/article/detail/12743448/】なんともおぞましい事件です。そして発達障害を理由にする弁護側、びっくりさせられますね。🌠
2017.03.03
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知的障害者殺傷事件 元職員の男を殺人罪などで起訴相模原市の知的障害者施設で46人が殺傷された事件で、逮捕された27歳の施設の元職員の男について、検察は、刑事責任能力があったと判断し、勾留期限の24日、入所者19人に対する殺人の罪などで起訴しました。 殺人事件として平成に入って最悪の被害が出た事件は、今後、裁判員裁判で審理されることになります。 この事件は、去年7月26日の未明、相模原市緑区の知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で入所者が次々に刃物で刺され、19人が死亡、27人が重軽傷を負ったもので、24日、元職員の植松聖被告(27)が、入所者19人に対する殺人の罪や重軽傷を負った24人に対する殺人未遂の罪で起訴されました。 また、職員を拘束した罪などにも問われています。これまでの調べに対し、植松被告は「障害者は不幸を作ることしかできない」などと供述し、検察は、去年9月からおよそ5か月間、専門家による精神鑑定を行い、責任能力が問えるかどうか調べてきました。その結果、鑑定では、人格障害の1つで、周囲からの称賛を求めたり、みずからを特別な存在だと過度に考えたりする「自己愛性パーソナリティー障害」など複合的な人格障害があったと指摘され、こうした人格障害は、裁判上、責任能力があるとされています。さらに植松被告は、事件の5か月前、衆議院議長に渡すための手紙に、社会のために障害者を殺害するとした計画を記していたほか、事件で使用した刃物などを事前に準備していたということです。検察は、勾留期限の24日、善悪を判断することができ、刑事責任能力があったと判断したということです。殺人事件として平成に入って最悪の被害が出た事件は、今後、裁判員裁判で審理されることになります。 園長「支援に取り組み 冥福を祈る」 津久井やまゆり園によりますと、園内では24日朝、職員を集めた会議が開かれ、入倉かおる園長が元職員の男の起訴について「しっかりと裁判を見届けていきましょう。私たちがやるべきことは目の前の支援に取り組み、亡くなった方の冥福を祈ることです」と呼びかけたということです。 この際、施設の職員たちは静かに目を閉じ、園長の話を聞いていたということです。 これまでの経緯 植松聖被告(27)は、5年前の平成24年12月から知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で働き始めました。大学生の時、小学校の教員を目指していた植松被告は、施設の採用時の面接の記録では、「明るく意欲がある」「やる気が感じられる」などと記されていました。しかし、去年1月から障害者の存在を否定するような言動が目立つようになりました。事件の5か月前の去年2月には、衆議院議長公邸を訪ね、施設の入所者の殺害を計画する手紙を渡そうとしました。 その後、施設でも障害者への差別発言を繰り返し、「自分の考えは正しい」と何度も訴え、施設を退職しました。そして去年2月中旬、相模原市は「他人を傷つけるおそれがある」として、医師の診断に基づき、強制的に入院させる「措置入院」の対応を取りました。 その後、別の医師が「他人を傷つけるおそれがなくなった」と診断し、12日後の去年3月2日、措置入院が解除され、退院しました。しかし、退院から4か月後の去年7月26日未明、事件が起きました。植松被告は、施設の東棟1階にある個室の窓ガラスをハンマーで割って侵入し、入所者を刺しながら、西棟1階に移動します。 さらに西棟の2階にも上がり、その間、寝ていた入所者を事前に準備した複数の刃物で次々に刺したと見られています。事件のあと、植松被告は車で警察に出頭し、逮捕されました。 事件直後には、植松被告のものと見られるツイッターに、笑みを浮かべた顔写真とともに、「世界が平和になりますように.beautiful Japan!!!!!!」と書き込まれていました。これまでの調べに対し、植松被告は「障害者は不幸を作ることしかできない」などと供述し、障害者やその家族を冒とくする内容の供述を一貫して繰り返しているということです。また植松被告は、この施設で3年余り働いていましたが、事件を計画した経緯については、「自分では施設での仕事が大変だとは思わなかったが、周りの人から大変だと言われ、事件を起こしたほうがみんな幸せになれると思った」と説明したうえで、「過去に身近にいた障害者と比べて、入所者は会話ができないなど違っていた」と供述し、重度の入所者に対する差別意識を持つようになったという趣旨の供述をしているということです。 【NHKNewsWeb http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170224/k10010888491000.html】 施設で仕事をする年月の中で、被告を変貌させた原因の大元が何より気になりますね。🌠
2017.03.02
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発達障害者、社会で活躍を 疑似体験で対話術養う コミュニケーションが苦手といった発達障害傾向がある人を職場で生かすための研修を当事者らが開発し、普及を目指している。基礎知識をはじめ、障害の特性を疑似体験する仕掛けや、各事例に応じた対応方法を紹介。「働き方改革」では生産性の向上が不可欠となる中、「誰もが生き生きと働ける環境づくり」に向けた対話術として活用を求めている。■周りの理解も 研修は、当事者らでつくるNPO法人「発達障害をもつ大人の会(DDAC)」(大阪市北区)の広野ゆい理事長と、DDACの活動に協力してきた元毎日放送ラジオ報道部長の大谷邦郎さんが企画した。 DDACはこれまで当事者の自己分析を促しつつ、片付けや金銭管理の手法などを啓発。 ただ、社会で活躍していくためには当事者だけでは壁が多い。 広野さんは「周りの人の理解も不可欠」として、職場関係者向けの研修に特化した人材育成支援会社「アート・オブ・ライフ」(大阪市北区)を2016年に立ち上げた。 当事者の多岐にわたる特性や対応方法について理解を深めてきた広野さんが専門知識を提供。 情報発信の現場で活躍してきた大谷さんが分かりやすく内容を組み立て、より効果的な研修につなげる。 ■見えないよろい 17年2月には基礎講座の体験会を北区で実施。企業の人事や就労支援施設の担当者ら約10人が参加した。 大谷さんは、複数のペットボトルが入ったビニール袋を2種類用意。 片方は空っぽで、もう一方は中身が入ったままだ。 参加者に持たせるが、袋が不透明なため、見ている人には負担感の違いが分からない。 「発達障害は、見た目は変わらないが、見えないよろいを着ているようなしんどい状態だ」と理解を促した。 発達障害の特性の中には、説明がなければ他人の感情を考慮できなかったり、場の雰囲気が読み取れなかったりするケースがある。 大谷さんは「指示の出し方や暗黙のルールなど、目に見えないものは文字で可視化して」と訴えた。 広野さんは、「一人一人の状況に応じた対応が必要」と強調。 感覚過敏の人には仕切り付きのスペースを設けたり、短期記憶が弱い人にはスケジュールを他の社員と共有できる体制にしたりと、「合理的配慮」を求めた。 ■多様性の受容へ 少子高齢化が進む日本では、労働力の確保が大きな課題。 また政府が掲げている長時間労働の是正を実現するためには、生産性の向上が不可欠だ。 大谷さんは、発達障害の特性に応じた配慮によって、特定の分野では、障害のない人以上に活躍している人たちがいるのを踏まえ、「合理的配慮は企業にとってプラスになる」と力を込める。 広野さんは「個別の配慮ができる職場環境は、外国人や高齢者らも含めた多様性を受容できる環境。誰もが生き生きと働ける環境づくりのきっかけを提供していきたい」と意欲を示している。 【大阪日日新聞 http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170303/20170303032.html】 必要に応じて立ち上げた機関は、利用者も増えてゆくのでしょうね。🌠
2017.03.01
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