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自閉症の息子が10年ぶりに受けた知能検査。その結果を見た母の私は…わが子に障害があるなんて、思いもしなかったあの頃…こんにちは。『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』の著者の立石美津子です。 私には、知的な遅れを伴う自閉症児の息子がいます。2歳で診断を受けるまでは、まさか息子に障害があるなんて考えもしませんでした。ゆくゆくは東大にいくような、すごく優秀な子に育てたいと思っていたのです。 幼い頃から絵本をたくさん読み聞かせたり、クラッシック音楽を聞かせたり、漢字カードを見せたりと、とにかくたくさんの刺激を与えていました。 Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子 息子のペースでいいから…できることを少しずつ増やしていこうですから、診断を受けた時はとてもショックでした。それからは「他の子と同じようにいろんなことができるようにならなくちゃ!」と躍起になり、他の子とわが子を比べては落ち込んだり焦ったりした時期もありましたが、次第に障害を受け入れ「息子は息子のペースで育っていくのだ」と考えられるようになりました。 学年が上がるにつれて他の子どもたちはどんどん新しい勉強に進んでいきますが、「息子が生きていく上ではこれが必要なこと」と、お金の計算の練習だけは高校生になるまでさせていました。 他の子どもとは違う歩みでしたが、私と息子の努力の甲斐あって、少しずつ、できることが増えているように思えました。 Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子10年ぶりに受けた知能検査。その結果は…現在、16歳の息子は、大好きな電車やトイレの便器の型番号をすべて記憶しています。Upload By 立石美津子 「○月○日は何曜日ですか?」と聞くと即答しますし、昨年の今日の学校給食のメニューも覚えています。 興味関心に偏りはあるけれど、これだけのことを記憶するのは大人でもなかなか難しい。私はそんな息子の様子を見て、「うちの子、ひょっとして頭がいいのかも?」と、ちょっとした錯覚を起こしていました。そこで先日、10年ぶりに病院で発達検査を受けさせたのです。 結果の用紙に記載されていたのは…・IQ37・精神年齢5歳8ヶ月(実年齢より9歳9ヶ月の遅れ)という数字でした。Upload By 立石美津子 正直ショックでした。色んなことを経験させて、1人で登校するなど結構出来ることも増えていたので、知能指数がこんなに低いとは考えてはいなかったのです。 客観的な指標がきっかけで、息子に対する見方が変化した病院でこの検査結果を受け取ってからの帰り道、電車を嬉しそうに見ている息子をみて凄く不憫に感じてしまいました。 「こんな風に生んじゃってごめんね」と2歳の頃、障害告知されたときの悲しく嫌な気持ちがまた、蘇ってきました。けれども同時に、息子に対しての見方が180度変わったように思います。 今まで券売機で切符を買えるくらいのことは「ずっと練習してきたんだから当たり前」と思っていましたが、 「切符を買おうと頑張っている」 炊飯器からご飯をよそっている姿を見ても「ご飯を自分で茶碗に入れ、食べた食器も下げていて偉いな」という見方をするようになったのです。 Upload By 立石美津子Upload By 立石美津子IQが低くても、経験で「生活力」をつけることはできるUpload By 立石美津子 努力で知能指数を上げることが出来ないのならば、生活経験を積んで出来ることを増やしていけばそれでいいのです。同時にその数字だけにとらわれず、これからもたくさん経験し、成長していってほしいと願っています。【woman.excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026142/】 何事も数字と言う結果に惑わされずに、その経過や実際にできることをゆっくり見守ることで、確かな成長へと繋がるのでしょうね。🌠243万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2017.02.28
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自閉症の3歳児に「レジを手伝ってみない?」 スタッフの意外な提案に母親が感激(英)イギリスの大手スーパーマーケット「TESCO(テスコ)」のFacebookに、ある母親からの投稿があった。そこには3歳になる自閉症の息子へ素晴らしい対応をしてくれた一人のスタッフへの感謝の気持ちが綴られていた。英紙『Metro』が伝えている。英プリマス、アイビーブリッジのリー・ミルにあるTESCOへ週に1回は買い物に出かけるエマ・パスモアさん。家族と一緒のこの買い物の時間が、エマさんにとっては毎回心配だ。なぜなら4児の母であるエマさんには、3歳の自閉症の息子がいる。エマさん曰く、ケイレブ君はスパイダーマンが大好きで愛らしい子供だが、自閉症のため日常生活のちょっとした変化や見慣れぬ場所を訪れたり、新しい食べ物が目の前に出されたりすると動揺してしまうそうだ。またケイレブ君は言葉の遅れもあって会話が上手くできず、明るい光や騒音、人が多い環境などにいるとぐずってしまうという。2月14日、エマさんはケイレブ君のことを考えてなるべく人が少ない夜の8時半頃にTESCOへ連れて行った。1週間分の買い物に時間がかかったことから、ケイレブ君は清算前に少しぐずってしまった。しかしスタッフのキャロルさんはケイレブ君の様子を見て「こっちにいらっしゃいよ、レジを手伝ってくれる?」と声をかけたのだ。このキャロルさんの提案に、ケイレブ君は家族が購入した270ポンド(約38,000円)分の商品を全部嬉しそうにスキャンし、途中で飽きて止めると言い出すことがなかったそうだ。エマさんはTESCOのFacebookに「普段、あの子は知らない人には絶対に近寄りません。でも、キャロルさんはケイレブに『ショッピングをするのは楽しい』と思える経験をさせてくれたのです。この夜、ケイレブはとても楽しんだのでしょう。何か月かぶりにぐっすりと眠ることができました」とその喜びを綴った。また、エマさんは「自閉症の子供を連れての買い物は困難な時が往々にしてあります。子供がぐずり出すのを見るのは親としても辛いですが、周囲からの『親がきちんとしつけていないから』というような視線も辛いものです。でも、キャロルさんはケイレブをそのまま受け入れてくれました。自閉症の子供を持つ親にとってそれがどれほど嬉しかったかということを伝えたかったのです」と『Metro』に語っている。Facebookには「私も幼い双子を連れて買い物に行った時にスタッフに親切にしてもらった」「私にも自閉症の子供がいるけど、いつも店側は親切にしてくれる」「キャロルさん、素晴らしいわ」「カスタマーサービス以上のことをしてくれるのは嬉しいね」といった称賛のコメントが多数見受けられる。エマさんは「自閉症の子供たちは、毎日の生活に葛藤していることを周りに理解してもらいたいのです。支援が必要な子供たちというのは、ユニークで特別です。些細なことにも困難を感じたりうまく対応できない時もありますが、彼らはまた違った面でとても優れた才能を持つということを知ってもらえれば」と、この出来事がもっとシェアされることを願っているそうだ。出典:https://www.facebook.com/emma.l.passmoreemma.l.passmore【excite. ニュース http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20170226/Techinsight_20170226_353894.html】楽しそうにレジを手伝う自閉症の3歳児(出典:https://www.facebook.com/emma.l.passmore)決して構えることなく、ごく自然な関わりで、自閉症児はどんどん開花する。人が嫌いな訳ではなく、逆に関わりを求めているのでしょうね。🌠
2017.02.27
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46歳で発達障害者の私が、療育手帳取得にチャレンジしてみた。 知的障害者向けの療育手帳、発達障害の私は取得できないの? 現在、発達障害者のためだけの独自の手帳制度はありません。発達障害者のための法律は、2005年にやっと「発達障害者支援法」が施行されました。ですが手帳制度は定められていません。そのため、知的障害者に発行される療育手帳か、精神障害者保健福祉手帳がその代わりになっているというのが実情です。 少し、療育手帳と精神障害者保健福祉手帳の制度について調べてみました。療育手帳は、1960年に施行された「知的障害者福祉法」には記述がなかったのです。1973年9月に当時の厚生省が出した通知「療育手帳制度について」に基づいて、各都道府県知事(政令指定都市の長)が知的障害と判定した人に発行するようになりました。それ以前にも独自に療育手帳を発行していた自治体もあったそうですが、1973年までは国の法律に基づいた制度ではなかったのですね。 精神障害者保健福祉手帳は、1995年(平成7年)に改正された精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)に基づいて、各都道府県知事(政令指定都市の長)が発行しています。 私は、「発達障害で、実際にかなり生活や仕事で困難を感じているのになぜ療育手帳を取ることができないのか?」という疑問を抱いていました。療育手帳では受けられても、精神障害者保健福祉手帳では受けられないサービスもありますし(特に交通関係のサービスは療育手帳の方が手厚いです)。そして「それなら実際に取得のチャレンジをしてみよう」と決心したのです。 大人になってから療育手帳を取るには、どんな手続きが必要? 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10131023407大人になってから療育手帳を取るためには、まず市役所等の障害福祉課に申し込む必要があります。 申し込んでからしばらくして日時を指定されて、市役所の職員から成育歴や現在の生活の状況などの聞き取りが 約1時間ありました。そして、「取れてB2(一番軽度)ですね。また都道府県の指定機関で検査を受けてもらうので、日時が決まったら連絡します」と言われました。 役所での聞き取りから約1カ月後、都道府県の指定機関から連絡がありました。そのときに「子どもの頃のことを聞かせてほしいのでご両親に同行してもらってください」と言われました。父はもう亡くなっているので母にお願いしました。けっこうな歳なので申し訳なかったですが。しかも「そんな昔のこと覚えてない」って言われますし。けっこう不安な気持ちになりました。ちなみに親が高齢で足を運べない場合は、電話での聞き取りになるそうです。 親がいない場合はどうなるんでしょうね…? 検査を受けた結果は、手帳の取得は…出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161012073検査の流れは、午前中に2時間かけて私はWAIS-3を受け、その間に母は別の部屋でチェックシートに回答し、それを心理士さんが見ながら追加で質問をいろいろと受けるというものでした。WAIS-3は途中で休憩をはさみながらも2時間少々で終わりました。心理士さんはとても手慣れていて、検査のベテランという印象でしたね。お昼過ぎに母と合流し、20分間待って母と私を担当した心理士さんたちによる結果の見通しと所見の説明がありました。 結果から言うと、「療育手帳の支給はできません」でした。 理由はわたしのIQが100を超えていたこと、成育歴に特に問題もなく、大学に進学したことがトドメになったようです。 療育手帳の審査ではふたつのことを見るそうです。1.検査でIQを計る2.成育歴で、18歳までに知的障害の状態であったかどうか どちらでもダメだったわけですね。 心理士さんにズバリと聞いてみました。「私みたいな知的に問題のない発達障害の人が検査に来ることってよくあるんですか?」すると「はい、けっこう多いケースです。やはり手帳を取っていただくことはできませんが」と答えてくれました。この日も何組もの親子が検査を受けに来ていました。検査を受けに来る人はとても多く、忙しい状態が続いているそうです。WAIS-3の所見も簡単ではありましたが、説明してくれました。もう少し詳しい所見がきけるのかと思っていましたが、分析する時間もほとんどなかったでしょうし仕方がないのかなと感じました。 最後に、精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービスについての案内がありました。発達障害に関する啓発パンフレットも、親子に1セットずつくれました。WAIS-3の結果レポートは、頼めば切手代だけで自宅まで郵送してもらえました。私は医師に提出するためにお願いしました。 判定基準は都道府県によって異なります出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10417001314療育手帳の判定基準は都道府県によってかなり異なります。 甥が発達障がいのため、療育手帳の交付申請をしたが、知能指数が基準の75より1高い76であるという理由で却下された。 社会生活に適応できないのに、手帳が交付されないことに納得できない。 知能指数が高い発達障がい者も療育手帳の交付を受けられるようにしてほしい。 私が住む県では、知能指数が高い自閉症などの発達障がい者には、交付基準に該当しないとして交付されないが、他の県や政令市では交付されている例があると聞いた。 療育手帳の交付に当たっては、全国の発達障がい者が平等に手帳の交付が受けられるよう、交付基準を統一してほしい。http://www.soumu.go.jp/main_content/000081476.pdfどこに住んでいるのかによって、判定基準が大きく異なるというのは制度として大きな問題があると思いました。 必要な人が手帳を取れる世の中に出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10254011903今回の経験で感じたのは、「発達障害の生きづらさはIQで測れるものではないのに、どうして『実生活でどれだけ困難を感じているか』ということを考慮してくれないのだろう」というむなしさでした。そして、療育手帳の基準の地域差が公的文書で問題になっているのに、事務的に振り分けられることの理不尽さを感じました。 大人の発達障害は今までほとんど理解されることはありませんでした。 少しずつ社会も変わろうとはしていますが、現実としては「努力してもできない」「なまけているのではない」ということも理解されず、SOSを出したくてもうまく福祉につながれない人が多いと思うのです。 発達障害が社会的に認知されるためにも、そして発達障害のために生きづらい人が顔をあげてイキイキと生きていくためにも、手帳を必要とする人には公正にスムーズに手帳が手に入る世の中になってほしいと思います。そして、発達障害者のための手帳ができることを心より願っています。[woman.excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026159/]先日、訪れた発達障害の親子講演会でも、既に成人されている息子さんへの質疑応答の中で、「療育手帳についてどう思いますか?」との会場からの質問に、「そういう手帳の存在は知りません」という解答があり、これから我が子の為に手帳を取得しようとする親の思い、また取得できていない実情に、益々今後色々な論議を呼びそうですね。🌠
2017.02.26
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ママ、聞いて! すぐに話しかける発達障害の子どもに「待つ」を覚えさせる方法高機能自閉症児の母で、大学にて障害児教育を学んだほんださんが実際の体験を踏まえた子どもとの接し方についてを教えていただきました。 著者 ほんだちぐさ大学の専攻科にて障害児教育(現在の特別支援教育)を学び特別支援学校教諭免許を取得。その後、発達障害児の教育に携わっています。高機能自閉症児の母私は、わが子の障害が分かってから特別支援教育を学び、しばらく特別支援学校で仕事をしていたことがあります。クラスの子どもたちの障害は話し言葉のある、自閉症や知的障害の子どもたちでしたが、全員に共通して見られたのは、相手の状況を判断できずに話しかけてくることでした。 昼休みは唯一座ることができ、保護者への連絡帳を書く時間でしたが、その時間にも子どもたちは私の周りを取り囲み、昨日の出来事や聞いて欲しいことを伝えてきます。話をすることが、彼らの言葉の発達につながると思い、駆け出しのころは、全員の話を交通整理なしに「そうか、そうなのね」と聞くようにしていました。 現在はLDやADHDなどの軽度発達障害もしくは、グレーゾーンと思われる子どもに関わる仕事をしていますが、誰もが口々にとりとめもない話を唐突にはじめるところは支援学校の子どもたちと同じです。話を聞くことは苦になりませんが、子どもたちに「待つ」ということを覚えてもらうにはどうしたら良いのかというのが長い間の悩みでした。なぜ、突然話し出すの? それは……。 息子の言葉から得られたヒント中学生の息子は高機能自閉症なのですが、以前は、私と夫が大事な話をしている間にも、話を遮って自分の話をしてくることがありました。一般的な発達をしている人なら、人の会話の内容を理解して、話題に沿う形で会話に合流することができると思いますが、言葉の遅れのある息子には難しいです。一度、息子に「お父さんとお母さんは、いま話し中だよね。どうして途中で遮るの?」と聞いたことがあります。すると息子は「今、話しかけないと、考えていることを忘れてしまうんだよ!」と言ったのです。そういえば、以前、息子は「ワーキングメモリ」という、脳に備わっている「記憶のお皿の面積」が狭く、考えたことをしばらくとどめておくことが難しいという専門家の指摘を受けたことがありました。発達に課題のある人はこの領域が狭いと言われています。息子にはその場の状況や会話の内容を判断することは難しいと考え、人が話しているときにも緊急で伝えたいことがあるときは、「お話し中すみませんが、ちょっとよろしいでしょうか。」と聞くことをルールとしました。それからは必ず、私達にも「今いいかな……」と断って話しかけるようになりました。イラストを使うと、子どもの視線が一斉に集まる息子には、一言断りを入れて会話を中断することを覚えさせましたが、マナーを覚えるには少し時間のかかる子どももいます。でも、比較的多くの子どもに有効だったのは、イラストを描くことでした。複数の子が一斉に話し出したら、順番に、あるいは、優先順位の高そうな話題の子の話を聞いて、状況をイラストにします。「昨日はこんなことがあったんだねー」などと絵を見せながら言います。決して絵心は必要なく、白丸に、目のテンを入れただけのシンプルな「顔」で良いです。100円均一ショップにあるホワイトボードが便利です。周囲から飛び交っていた声が急に静かになり、私の手元に視線が集まります。ふふふ・・・と笑い声が聞かれることもあります。文字が理解できる子には、顔のイラストに吹き出しをつけて、言葉をいれてもいいです。話しかけた子どもは、自分が発した言葉がイラストになって整理されますし、周囲の子どもたちも、友達の話を理解したり、会話に参加したりして、自分の話ばかりすることは少なくなりました。それでも基本は「話を聞く」ことが大切全員の話を一度に聞くことは大変難しいですが、たとえ短い時間でも、一日の中で子どもと向き合って話をすることが大事だと思います。誰もが「共感してほしい」という気持ちは同じように持っています。自己肯定感を失いがちな子どもたちです。聞いたことを否定せず、「うんうん、〜だったんだね。」と繰り返し、「それで・・・」と会話を進めたり「〜ということなのかな?」とまとめてみたりして、子どもが言いたいことを引き出すことが、安心して話をすることにつながります。ときには、待ったなしで大事な話をしなくてはならないことがあります。でも、お互いに本音で真正面から向き合って話をすると、感情的になりがちですね。こういうときにイラストを使った会話をすると、視線が手元になるので、冷静に話の内容を整理できます。「困っていることや、ハプニングの内容」、「そのときの気持ち」、「アドバイス」を順番に描いていくと、本人も、聞いている側も内容を振り返ることができます。しっかりと話を聞いてもらった満足感ができるので、イラスト会話をひとつの手法として取り入れてみるのもいいかもしれません。【BIGGLOBE NEWS https://news.biglobe.ne.jp/trend/0224/myw_170224_7813125932.html】イラスト会話、会話も視覚からだと分かりやすいのでしょうね。🌠
2017.02.25
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発達障害を“流行”させる私たちの自己防衛の牙 無意識下で進めている「カネを生み出さない人」の排除 今回はあまり報道されなかった、でも、とてもとても、ものすごく大切な話を取り上げようと思う。 2月15日、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」を目的とする参議院の「国民生活・経済に関する調査会」参考人質疑が行われた。 参考人のひとり、熊谷晋一郎氏は生まれた時に酸欠状態になった後遺症で、肢体に障害が残る脳性麻痺患者として車いすで生活している。 ご自身のリハビリ生活を赤裸々に描いた「リハビリの夜」(医学書院)は、第9回新潮ドキュメント賞を受賞。 東京大学医学部に進んだのち小児科医として病院に勤務し、現在は東京大学先端科学技術研究センターで准教授を務めている。 「障害を持ちながら必死で生きていたけれど、今回の事件でそれを否定された気持ちになった、自分の尊厳が脅かされている」 神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」に入所していた19人が殺害された事件のとき、メディアへの取材にこう答えていた熊谷氏。 彼が今回の参考人質疑で話した内容は、“今の社会の病巣”を捉えていて、 「私たちだって、いつ“障害者”なってもおかしくない」……、そんな気持ちにさせるものだった。 以下、調査会でのコメントを抜粋・要約する(参考人質疑でのやりとりはこちらから視聴できますので、お時間あるときに見ていただきたいです。当該ページにて、「国民生活・経済に関する調査会」で検索してください)。 「昨年7月26日、痛ましい事件がおきました。ある容疑者が障害者施設を襲って、19名の仲間たち、障害をもつ仲間たちが殺されました。 私は大きな衝撃を受けて8月6日、事件の10日後に追悼集会を開きました。 その追悼集会には国内外からおよそ400通のメッセージが届きました。たった10日間に400通です。当時のアメリカ大使館の大使からのメッセージもありました。 その中で、特に私の印象に残ったメッセージを、ひとつだけ紹介します。 カナダのソーシャルワーカーのライナスさんという方です。彼女は、『このような困難な状況において、一部の人々が問題を“外部化”し、他者(犯人など)を責めたくなることは理解できます。しかし、私たちは自分たちの住むこのコミュニティーに、“他者”などおらず、暴力行為や依存症、そして精神疾患は、症状にすぎないということを知っています。そうした症状は、社会のより深部にあり、満たされていないニーズを反映している』と言っています。 つまり、こういった事件がおこると“犯人探し”をしたくなる。 そして、自分とは関係がないと思われる他者にすべてを押しつける。 人間というのは、犯人である彼らを責め上げ、社会から排除することで、あたかも“自分たちのコミュニティー”は、またクリーンな状態に戻ったという幻想をいだきたい動物なんだと。 しかし、それは全く問題解決になっていません。 むしろ真犯人は、社会全体なんだ。そして、それを支えている私たちひとりひとりが、真の加害者なんだということを見つめましょう。そういうことを述べているのです」 【日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/200475/021700092/?rt=nocnt】 社会の構造に何かしら歪みも出ているのでしょうね。🌠242万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.02.24
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障害者殺傷事件 元職員は「自己愛性パーソナリティー障害」か相模原市の知的障害者施設で46人が殺傷された事件で、殺人の疑いで逮捕された27歳の元職員は、専門家による精神鑑定で、みずからを特別な存在だと考えたりする「自己愛性パーソナリティー障害」など複合的な人格障害があったと指摘されていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。こうした人格障害は裁判上は責任能力があるとされていて、検察は元職員を今週中にも起訴する方針です。 去年7月26日の未明、相模原市緑区の知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で入所者が次々に刃物で刺され、19人が死亡、27人が重軽傷を負った事件では、施設の元職員、植松聖容疑者(27)が、19人を殺害したなどとして逮捕され、去年9月から専門家による精神鑑定が行われました。およそ5か月間にわたった鑑定は、これまでに終わり、20日に東京都内にある警察施設から捜査本部が置かれている津久井警察署に移送されました。これまでの鑑定で、植松容疑者は人格障害の1つで、周囲からの称賛を求めたり、みずからを特別な存在だと過度に考えたりする「自己愛性パーソナリティー障害」など複合的な人格障害があったと指摘されていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。これまでの調べに対し、植松容疑者は「障害者は不幸を作ることしかできない」とか、「事件を起こした方がみんな幸せになれると思った」などと供述していたほか、事件の5か月前には社会のために障害者を殺害するとした計画を記した手紙を衆議院議長に渡そうとしていました。鑑定では、こうした言動などから「自己愛性パーソナリティー障害」と指摘したと見られています。こうした人格障害は裁判上は責任能力があるとされていて、検察は今週中にも殺人などの罪で起訴する方針です。 自己愛性パーソナリティー障害とは 専門家によりますと、「自己愛性パーソナリティー障害」とは、他者の都合を度外視し、周囲からの称賛を求めたり、みずからを特別な存在だと過度に考えたりすることなどが特徴です。この障害については、4年前の2月に死刑が執行された金川真大元死刑囚(25)の裁判で指摘されました。金川元死刑囚は、平成20年3月、JR常磐線荒川沖駅で通行人などを包丁やナイフで切りつけ、当時27歳の会社員の男性を殺害したほか、7人に重軽傷を負わせたとして殺人などの罪に問われました。裁判では、鑑定の結果について「極端に自分が他人より重要な存在だと考えたり、自分は特別に扱われて当然だと考えたりする性格の偏りがあり、事件を起こしたことに相当の影響を与えている」と指摘され、みずからを偉大な存在だと行きすぎて考えてしまうなどの特徴がある人格障害と、社会に適応できない障害を合わせて持っている可能性があるとされました。 「意味がわからない状況で事件起こしたのではない」 植松聖容疑者(27)が人格障害と指摘されたことについて、元裁判官で法政大学大学院の水野智幸教授は、「いわゆる、意味がわからない状況で事件を起こしたのではなく、いろいろな考えに基づいて事件を起こしたと言える。基本的には人格障害とされた場合には、責任能力に問題がないということになるのではないか」と指摘しました。また、今後の手続きについては「責任能力が問題になる事件では、捜査段階での鑑定とは別に、裁判が始まる前にも鑑定が行われる可能性があり、裁判が始まるまでには長い時間がかかるのではないか」と話していました。【NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170220/k10010883721000.html】障害者は不幸を作りことしかできない、などという供述は正に、わが身に降りかかった不幸となりましたね。🌠
2017.02.23
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自閉症児の兄弟姉妹を支援することも必要だ 障害児者のいる家庭では、生活が障害児者を中心に回りがちで、兄弟姉妹が疎外感を感じる場合がある。福井大医学部附属病院の医師らが、福井県内の自閉症児者の家族を対象に、そうした子どもらが悩みを共有したり、多様な経験をしたりする場を提供している。医師は「きょうだいは親よりも長く関わっていく存在。彼らの不安に手を差しのべていくことが必要」と話している。この取り組みは、県自閉症協会の活動の一環として「きょうだいの会」と銘打ち2009年にスタートした。同病院小児科講師の川谷正男医師(46)が代表を務め、協会員らがスタッフを務めている。同じ境遇にいる者同士、支え合う場が必要川谷医師によると、自閉症児者との関係の中で、親は療育に熱心で濃密な関係を築きやすい一方、兄弟姉妹に対しては関心が薄くなる場合もあり「分け隔てなく接しているつもりでも疎外感や不公平感を感じていることがある」という。また自閉症は「見えにくい障害」といわれる。知的な遅れがないケースは周囲から障害と分かりづらく、幼い兄弟姉妹が症状を理解し、受容するのは容易でない。「友達関係の悩みや将来に対する不安を1人で抱え込んでいることもあり、同じ境遇にいる者同士がつながり、支え合う場が必要」と、川谷医師は訴える。きょうだいの会は年4回程度催しを企画。これまで小学生から高校生まで6人が参加してきた。家族と離れて遊園地に出掛けたり、バーベキューをしたりして過ごす。時には川谷医師から「お父さんやお母さんにも言えない悩みはない?」などと語りかけ、相談にも乗る。 弟が自閉症の福井市の高校3年生(17)は、川谷医師の活動を知った両親に勧められ、小学4年ごろから参加するようになった。「当時は母親が弟に手いっぱいで、甘えたいのに、かまってもらえず『私にお母さんはいない』って泣いたこともあった」と振り返る。会では弟のことを少しだけ忘れて夢中で遊んだ。「みんな同じような悩みを抱えているのでいろんなことが話せて楽だった」と笑顔も見せる。母親(46)は「小さいときから遊園地や買い物に連れていってあげられず(娘に)さみしい思いをさせた。難しい思春期のころはとても心配していたが、きょうだいの会で同世代の友達とさまざまな経験ができ、ありがたかった」と感謝する。自閉症の兄を持つ越前市の中学3年生(15)は幼いころ、「お兄ちゃんと遊びたいのに、一人が多くて『何で障害があるんだろ』って思ったこともある」。学校の友達や地域の人は兄を受け入れてくれて嫌な思いをしたことは全くないが「学校以外の遊び友達ができて良かった」と話す。自分は支援する側川谷医師自身、4歳下の弟が知的障害を伴う重度の自閉症だ。長い間「支援されるのは弟で、自分は支援する側」と考えていたが、08年の日本自閉症協会全国大会に参加した際、米国の著名な心理士が「障害者の兄弟姉妹も支援を受けるべきだ」と講演するのを聞き「自分も支援されていいんだ」と心が軽くなったという。「兄弟姉妹の悩みの程度や種類は人によってそれぞれ。個々の気持ちに寄り添い、ニーズに応じた支援を続けていきたい」と言う。その上で「両親が亡くなった後のことや(自閉症児者の)就労などいろいろな悩みは出てくるだろうが、会のつながりや経験が生きてくれればうれしい」と話している。きょうだいの会(福井大附属病院小児科)=電話0776(61)3111。【東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/159476】兄弟の大切さやありがたみに加えて、本人たちの思いと向き合う心の余裕を持ちたいですね。🌠
2017.02.22
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東京・品川区、19年春に障害児者支援施設 子どもから大人まで支援東京都品川区は障害を持つ子どもから大人までを支援する施設を2019年4月に開設する。医療技術の発達によって障害者の重度化や高齢化が進んでおり、生涯を通じて活動できる場としての役割も担う。住民にも一部開放するなど地域とのつながりも強化し、障害者が暮らしやすい街づくりにつなげる。 主に未就学の知的障害児を受け入れていた児童発達支援センターの区立「品川児童学園」跡地に「障害児者総合支援施設」(仮称)を… 【日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB17H0H_X10C17A2L83000/】奇しくも品川児童学園は一時帰国した際に、義実家に近いこの施設で夏休みに長男と一ヶ月体験に通った場所です。施設が無くなっても、跡地にできる障害者総合支援施設の誕生はまた多くの絆を生むことでしょう。🌠
2017.02.21
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「発達障害」受け入れ特化 通信制高校、開校へ発達障害がある生徒の受け入れに特化した通信制高校が今春、大阪市東成区に開校する。本人の特性に沿った学習環境を整えるほか、対人関係や生活面、進学・就労を専門家が支援し、社会への巣立ちを後押しする。開校するのは、「しんあい高等学院」(真田明子学院長)。内閣府特定特区高校の明蓬館高校(本校・福岡県)が設けた特別支援教育コース「SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーション・センター=すねっく)」のカリキュラムを取り入れる。個別支援・指導 JR玉造駅から徒歩5分にあるビルの1階。室内は床にぬくもりを感じさせる板張りが施され、その奥に白い壁に向かってついたてで遮られた机が並ぶ。「目からの情報量を少なくし、音、光、人の気配に配慮した造りにしています」。真田学院長は真新しい校舎に目を細める。 対人関係や環境への順応に困難をきたす発達障害は、学校生活になじめないことも報告されている。SNECでは、入学の際に面接と心理検査から生徒の状況を把握。学習指導員のほか、臨床心理士や言語聴覚士、相談支援員ら有資格者が個別の学習支援・指導計画を立てる。 学習は明蓬館高によるインターネット授業で受け、3年間で日本の高卒資格74単位を取得。登校は週1~5日、それぞれのペースで設定する。成績はテストではなく、絵や詩、リポートなどそれぞれが興味を持つ分野での物を“学習成果物”として絶対評価する。否定しない教育 2007年の改正教育法により、小中高校で特別支援教育の推進が定められたが、一人一人の特性が違うのも障害の特徴だ。 06年から児童デイザービス、4年前から放課後サービス事業を運営する真田学院長は「発達障害の言葉は広がっている」との実感はあるが、同時に「本質がかすんでいる。遅れているのは教育機関だ」と指摘する。 「こんな教育があるということを知ってほしい。各自の特性を否定せず、小さな成功体験を積み重ねる中で、その先に見えてくるものがある」と話す。 問い合わせは、電話06(6977)8816しんあい高等学院。【大阪日日新聞 http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170219/20170219031.html】ついたてで区分けされた学習用机。「こういう教育もあるということを知ってほしい」と話す真田学院長。子どもの特性に合わせて、教育現場も進化が問われていますね。🌠241万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.02.20
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神経科学-出生後初期の脳の成長をもとに2歳での自閉症診断を予測する 生後1年間の脳容積の増加が標準以上であることに基づいて、自閉症スペクトラム障害の発症リスクの高い子供が2歳になって実際に診断される可能性の高さを予測できることが、小規模な神経画像研究で明らかになった。 これは妥当な脳バイオマーカーだと思われるが、これをもとに臨床ツール候補を開発し、自閉症スペクトラム障害の高リスク集団での早期発見に役立てるためには、サンプルサイズを大きくして再現研究を行う必要がある。 この研究成果の報告が、今週のオンライン版に掲載される。 自閉症の子供に脳容量の過剰な増加が認められることは既に明らかになっているが、こうした変化の発生と自閉症スペクトラム障害の行動症状との関係は解明されていない。 今回、Heather Hazlettの研究チームは、自閉症の臨床診断を受けた兄や姉を持つ乳児(高リスク)106人と肉親に自閉症の病歴がない乳児(低リスク)42人を対象とした前向き研究を行った。 Hazlettたちは、生後6~24カ月の被験者から得た神経画像データを解析し、生後1年間の皮質表面積の増加率について、その後自閉症の診断を受けた高リスクの乳児の方が、低リスクの乳児とその後自閉症の診断を受けなかった高リスクの乳児より高いことを明らかにした。 この皮質表面積の増加率の上昇は、高リスクの乳児の生後2年目に見られる脳全体の過剰成長と関連していた。 また、Hazlettたちは、この脳容積の変化が生後2年目に起こる社会性障害と関連していることも明らかにした。 さらに今回の研究では、高リスク集団において生後24カ月の段階で自閉症の診断を受ける子供を相当高い精度で予測できる機械学習アルゴリズムが用いられた。 Hazlettたちは、こうした脳の変化が自閉症に特異的なものなのか、他の神経発達障害にも見られるのかは解明されていないことも指摘している。 DOI:10.1038/nature21369 | 英語の原文 「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。【natureasia. http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/11650 】 脳の研究も益々進化しつつありますね。🌠
2017.02.19
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『ぼくはスーパーヒーロー アスペルガー症候群(しょうこうぐん)の男の子のはなし』 メラニー・ウォルシュ/作、品川裕香(しながわゆか)/訳(やく)●障害を理解する絵本 「ぼくはスーパーヒーローだ」と胸(むね)を張(は)るアイザックは、アスペルガー症候群という発達障害(しょうがい)があります。記憶力(きおくりょく)はいいし、言葉も達者。でも、変なことを言ったり、ちょっと変わったところがあります。そんなアイザックに、周りの人たちは、どうしてあげたでしょう。 ★5歳-小学校低学年向き=2017/02/02付 西日本新聞朝刊 http://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_child/article/305467=『ぼくはスーパーヒーロー アスペルガー症候群(しょうこうぐん)の男の子のはなし』 メラニー・ウォルシュ/作、品川裕香(しながわゆか)/訳(やく) (岩崎書店、1728円)最近は子供向けの、障害を理解する図書も増えていますね。🌠
2017.02.18
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「不要な入院強いられた」 知的障害の男性が国を提訴知的障害のある40代の男性が、治療の必要がないのに医療観察法に基づき約2カ月間の入院を強いられたとして、国に330万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。13日付。男性側は「無意味な拘束で社会復帰を妨げられた。障害者への差別的な扱いだ」と訴えている。 医療観察法は、殺人や強盗など重大な刑事事件を起こした人が、責任能力がないとして不起訴処分などになった場合、検察官の申し立てで裁判所と精神科医が入院や通院の必要性を判断する仕組みを定めている。 訴状などによると、男性は通りすがりの女性を転倒させたとして傷害容疑で警視庁に書類送検されたが、東京地検立川支部は2013年12月、責任能力がないとして不起訴にした。同支部は同法に基づき医療的な措置を申し立て、東京地裁立川支部が鑑定入院を命じた。だが翌年2月に地裁支部は「治療の必要性がない」として男性を退院させた。 男性側は、男性は事件前から知的障害や発達障害の診断を受けており、「投薬治療などで状況が良くなるわけではなく、入院の必要はなかった」と主張。同法が「医療を受けさせる必要が明らかにない場合」には申し立てを認めていないにもかかわらず、検察官や裁判所が入院の手続きをしたのは違法だと訴えている。 男性の母親は、「知的障害者が問題行動をしたら、すぐ閉じ込めてしまうという風潮はおかしいと声を上げていきたい」と述べた。提訴について国は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK2J2DC1K2JUBQU007.html 】事件の元々の詳細が明記されていないので、女性を転倒させたいきさつは不明でも、入院で費やす時間は戻ってこないのでより慎重な対処が必要ですね。🌠
2017.02.17
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20代闘病、うつ、発達障害、虐待、いじめ、人が怖い 助けて下さい。もう心身共にくたくたです…私は生まれつき発達障害がありました。 虐待といじめに遭い、高校時にはうつ状態でした。 何とか卒業し、発達障害がわかり、次第に虐待は落ち着き、いじめからも脱出出来ました。 しかし、重い病気にかかりました。あれから十年ほど経ちました。 病気もうつも治らず、その間、身内(虐待の人物とは別です)からDVを受けた時期もありました。まともに働けず、嘲笑われてばかりの人生です。 人様のお役に立ちたいと願っても、ベッドから起き上がる事すらままならない日々。 生きることがむなしく、悲しいです。いつ病気が治るの?いつ、うつが改善するの? 夢や希望があっても、身体は一向に動きません。いつの日か元気になる、人生を謳歌出来ると信じても…心が折れる事も多いです。 死ぬほどつらいと感じます。また、酷い人間不信です。気に入られたくて媚びたり、顔色を伺うくせに、根本的には人を信じる事が出来ないのです。 そんな自分が嫌になります。病気とか、発達障害の事を知ると、人は簡単に離れて行く…人間の冷たさが身に染みます。 日々小さな幸せを慈しんでも、心無い行為や発言に踏み躙られます。[読売新聞大手小町 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2017/0215/794157.htm?g=03&r=1] 心無い行為や発言をする側にも、色々な葛藤やストレスがあるようだと多々感じる昨今です。🌠240万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.02.16
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きれい事じゃない! 自閉症スペクトラムの息子へのイラつきまでもを素直に描写(…前編「天才児をもってしまった母の孤独~」より続く) 【ついついママ目線】『僕と世界の方程式』後編 型にはまった描写せず、イギリス映画に間違いなし! 自閉症スペクトラムの主人公・ネイサンが国際数学オリンピックで金メダルを目指すヒューマンドラマ、『僕と世界の方程式』。自閉症といっても型にハマった描かれ方はしないことに好感が持てる。しかしながら、ネイサンは昼ごはんは素数の番号と数のこのランチ!と独特のこだわりを持っている。母親はきちんとこだわりに付き合っているが、だからこそときおりイラつきも隠せない。自閉症スペクトラムでなくても、子どもに寄り添っている母親にストレスはつきもの。このイラつきは誰しも共感できるだろうと思う。『ブルージャスミン』の演技派サリー・ホーキンスが演じる母親ジュリーは女性としても母としても完璧でないところが等身大に感じられ、心を重ねる人も多いはずだ。数学の個人教授をすすめたのにしても、ネイサンに何か箔の付く肩書きが欲しいがためではない。それよりももっとこう、ネイサンが生きやすくなる突破口となるきっかけを模索しているように思えた。 母親はネイサンに何かを強いたり希望を託すというスタンスは取っていない。息子の成長を優しく温かく見守っている。これは作品自体の姿勢にも言えることで、物語は自閉症児であっても突出した才能を持ってさえいれば成功する、というだけの安易なサクセスストーリーに陥っていない。また、恋愛も登場するが、恋愛でうまくいけば万々歳というすり替えもない。そこがこの作品の大きなポイントで、やはりイギリス映画は間違いがないと確信も持てた。ネイサンの人生の物語は振り出し前というべきか、これからようやく始まるといったところだ。それはとてもポジティブで希望に満ちたものに感じられた。ラストシーンではこの母親のおかげだと素直に思える。たとえ距離が縮まらなくても、小さな衝突があっても、そして見返りがなくても母は子どもに惜しみない愛を向けていた。ウマが合う父親のようには、その愛が息子に通じてなくても。 子どもが自閉症であってもなくても、ハンディキャップがあってもなくても、親とはそういうものだと思う。そんな親にとって形では現れていなくても子どもの成長がなによりの喜びだ。初めて感情をあらわにしたネイサンに、成長を感じられて安堵と感動の涙が流れた。そして、子どもの成長を促す養分となるのはほかでもない親の無償の愛だろう。(文:入江奈々/映画ライター) 『僕と世界の方程式』は公開中。 入江奈々(いりえ・なな) 兵庫県神戸市出身。都内録音スタジオの映像制作部にて演出助手を経験したのち、出版業界に転身。レンタルビデオ業界誌編集部を経て、フリーランスのライター兼編集者に。さまざまな雑誌や書籍、Webサイトに携わり、映画をメインに幅広い分野で活躍中。【movie collection http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=10859】 愛情がなかなか伝わらないと感じる自閉症児育児でも、ある意味、無償の愛に包まれることで成長してゆくのでしょうね。🌠
2017.02.15
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自閉症の息子2人育てた母親が本 津山の大石さん、取り組みつづる自閉症の息子2人を育てた大石明美さん(60)=津山市=が、子どもとの接し方や社会的自立に 向けた取り組みをつづった「自閉症のきょうだいを育てたある家族の流儀」(学事出版)を出版した。【山陽新聞 http://www.sanyonews.jp/article/487362】自閉症のきょうだいを育てたある家族の流儀60歳、還暦を迎えられての、人生の節目ですね。是非、読んでみたい一冊です。🌠
2017.02.14
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発達障害の子育てに「療育」よりも大切なこと【大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界 第1回】最近、モデルで俳優の栗原類さんが自ら発達障害の告白を行うなど、テレビや新聞、インターネットで、発達障害のことがよく取り上げられるようになった。そんな中、自分の子の発達に気になることがあり、「もしかして発達障害なのでは?」と不安に思ったり、すでに診断を受けたりして、この記事をクリックした人もいるのかもしれない。わが子が発達障害と診断された場合、親が、まずにはじめることは療育だ。だが、ほとんどの親は、そもそも療育という言葉すら、その時になって初めて聞くことが多いのではないだろうか?そこで今回は、『療育なんかいらない!』の著者であり、独自の理論で放課後デイサービスを展開する「アイム」の佐藤典雅さんにインタビュー。発達障害をもっと理解するために必要なことを、経験談を交えて語ってくれた。佐藤典雅(さとう・のりまさ)さん川崎市で発達障害の子どもをサポートする放課後デイサービス「アインシュタイン放課後」「エジソン放課後」を運営している、(株)アイムの代表。自身の自閉症の息子さんの療育のために、息子さんが4歳の時に渡米して、ロサンゼルスで9年間過ごす。前職は、ヤフー・ジャパンのマーケティング、東京ガールズコレクションとキットソンのプロデューサーという異色の経歴の持ち主。福祉という範囲を超えた目線で、自身の息子さんの成長を見守りながら、発達障害児が社会で幸せに生きるための道を広げる挑戦をしている。著書:『療育なんかいらない!』(佐藤典雅・著/小学館 ¥1,296 (税込)※放課後デイサービス(= 放課後デイ):6~18歳までの障害のある子どもが放課後や学校休業日に利用できる、就学時向けの福祉サービスのこと。■わが子が「発達障害」だと診断されたとき© revmio - Fotolia.com筆者の息子が自閉症スペクトラムと診断された時も、そうであった。療育の意味もよくわからないまま、「とにかく早期療育が大事」「ABA(応用行動分析学)が効果的」などと初めての情報に右往左往し、診断を受けたばかりの混乱の中、さまざまな焦りと戦いながら模索していた。そして、療育に通いはじめてからは「2歳から始めたんだから大丈夫」などという周囲の言葉に、療育に過剰な期待を持ってしまったり、療育での子どもの出来に一喜一憂してストレスを抱えてしまった苦い経験がある。だからこそ、『療育なんかいらない!』というタイトル本はとても目を引いた。しかも、著者の佐藤さんは、本場アメリカで息子さんの療育を9年間も受けてきた人だ。取材を申し込まずにはいられなかった。■「発達障害」を、ありのままを受け入れる場所を作ろう―― 佐藤さんは、自身の息子さんの自閉症の療育のために、家族でロサンゼルスに引っ越して、9年間も本格的な療育を受けています。それなのに、なぜ「療育なんかいらない」という考えに至ったのでしょうか? 佐藤典雅さん(以下、佐藤さん): 息子のがっちゃんが3歳児検診で「自閉症傾向」と診断された時、僕は自閉症も療育もほとんど予備知識がありませんでした。そこで、調べていくうちに、ロサンゼルスがもっとも療育対策が進んでいるらしいということが分かったので、家族で引っ越すことに決めました。―― ロサンゼルスの療育はいかがでしたか? 佐藤さん: 最初の頃は、しっかりした療育を受ければ、がっちゃんの問題行動が改善するのでは? と期待していたんだけど、がっちゃんの問題行動は一向になおらず(笑)。その様子を見て、療育とは問題行動を改善するものではないと気づいたのです。―― そこで、目標設定を変えることにしたんですね。 佐藤さん: 療育によって問題行動が変わることを期待するのではなく、「わが子にとって適切な環境とは何か?」を考えるようになりました。そして、もし療育が発達障害を治すものでないならば、自身の放課後デイで療育を提供すべきではない、との結論に至りました。―― 放課後デイで療育を行うのは、もはや常識となっています。療育なしの放課後デイとは、かなり思い切った決断ですね。 佐藤さん: 放課後デイを設立中、面談に訪れる高学年以上の子どもをもつ親から、「療育ではなく、この子の居場所を探しています」という言葉をよく聞くようになったのも後押しになりました。 アイムの放課後デイでは、カリキュラムなどはなく、子どもたちは自分の好きなように自由に遊んでいる。 ―― わが子の行動を改善する場所よりも、わが子が安心していられる居場所を求める親が多かった、ということでしょうか。 佐藤さん: 子どもが小さいうちは、その子の実力や可能性が見えにくいから、親は療育に期待しがちです。さらに、今は「早期療育」の大切さが力説されているので、特に親は熱心に療育する傾向がある。―― お子さんの年齢が上がると、変わってきますか? 佐藤さん: 子どもの年齢が上がるにつれて、だんだんとその子が持つ本来の力がみえてきます。そして、ある時、それは療育の問題ではない、ということに気づくのだと思います。―― 療育では解決しない部分がある、ということに気がつくと。 佐藤さん: そうです。すると、次の段階として、その子のありのままを受け入れてもらえる環境が必要となる。そこで、「アイム」の放課後デイでは、発達障害のままを受け入れてくれる居場所を作ろうと思いました。そして、子どもたちが自分自身でいられる環境を、自分の感情を表現したり、引き出したりできるプログラムを用意しようと考えました。―― それでは、アメリカでの療育生活はどのような意味があったと思いますか? 佐藤さん: 一番意味があったのは、人との関りです。がっちゃんも療育で大好きなセラピストたちと時間を過ごすことを、とても楽しんでいました。そこで私は、「アイム」の放課後デイでは療育プログラムではなく、人との関わりを提供すべきだと思いました。だから、うちの採用基準は厳しいですよ(笑)。第一条件は、子どもたちから好かれるということ。どんなに人手不足でも、子どもたちと合わない人は採用しません!■療育はほどほどに―― 私自身は息子の療育を経験して、やはり良かったと感じています。確かに、「とにかく療育でなんとかしなければ」とストレスを感じていた頃もありましたが、今では楽しい遊び場のひとつとして、そして日々の生活で困っていることなどを専門の先生に相談してアドバイスを受けられる場として、とても心強いと感じています。 佐藤さん: もちろん、僕も療育のことを全否定しているわけではありません。ただ、今の療育は子どものためというより、親が納得するためにあるように感じてならないのです。療育に熱心なお母さんが一番よく言うのは、「後になって、あれをやればよかった」っていう後悔をしたくない、ということ。また、「早ければ早いほど良い」とか「どんなに遅くても4歳までに始めないと手遅れだ」などとせかされて、本来親を救うべき療育そのものが、逆に親を追い込み、療育に効果を求めるあまり、親も子どもも多大なストレスにさらされているように思えてならないのです。―― 確かに、「療育で子どもが良くなる」と過度な期待を寄せてしまうと、子どもが変わらない場合、まるで子どもと親の努力不足のように感じてしまいそうです。また、他人から「療育のおかげで成長した」などという話を聞くと、つい、わが子も療育さえ受ければ同じように伸びると思ってしまいがちですね。だけど、他の子が伸びたからといって、自分の子どもも同じようになるとは限らない。その子が持つ力も個性も障害の程度も、それぞれに違うから。 佐藤さん: 僕は、人のキャパシティっていうのは子ども一人一人によって違い、療育を受ける受けないにかかわらず、それぞれの能力が伸びる器のサイズに左右されると思っています。つまり、どれだけ療育を施したところで、その効果はその子が持っている上限値を超えることはない、とういこと。―― どういうことでしょうか? 佐藤さん: どんなにかけっこをがんばっても、全員がオリンピックに出られるほど早くはなれないでしょう? それと同じことです。 親が、子どもが持っているキャパシティ以上の効果を療育に求めてしまうと、子どもにも親にも多大なストレスがかかってしまう。そして、本来大切なところ、「いかに人生を楽しく生きるか」ということに目がいかなくなってしまう危険がある。だから、僕は、療育はほどほどがいいと思っているんです。―― もし、佐藤さんがもう一度子育てするとしたら、もう療育はしないのでしょうか? 佐藤さん: やってみて、はじめて「ああ、無理だった」ってことがわかったので、多分、何もしないのは難しいと思います。ただ、療育をするなら、2つ条件があります。―― 佐藤さんの経験から編み出した条件ですね。今悩んでいるお母さんたちにぜひお聞かせください。 佐藤さん: まずひとつは、その子のストレスにならないこと。もうひとつは、家庭の金銭負担にならないこと。 子どもが楽しく療育に通って、親も負担にならないならいいと思います。でも、子どもが泣いて嫌がったり、親が必死になってやるようなものじゃない。■「普通」って何だろう?© tatsushi - Fotolia.com―― 療育で、親は子どもの自閉行動や問題行動が良くなり、「普通」になることを期待しますよね。だけど、そもそも「普通」って何でしょうね?「私は、この子にどうなってほしいのだろうか?」そう考えると、答えに詰まってしまう時があります。 佐藤さん: 僕は、もし療育で自閉症を治したいという人がいるなら、「自閉症の何を治すんだ?」って聞きたい。―― 自閉症は治す、という種のものではないということですね。 佐藤さん: それって、本人の認識、認知を変えちゃうってことですよ?「そもそも人を形成している人格って何ですか?」というレベルの話なんですよ。「何をもってあなたなんですか?」って、すごく難しい問いじゃない? 放課後デイで発達障害の問題に取り組んでから、「人って何なんだろう?」ってよく考えるようになりました。発達障害ってものすごく難しいテーマだよね。 佐藤さんのお話を聞いて、発達障害の子育てを描いたコミックエッセイ『母親やめてもいいですか』(山口かこ・文/文春文庫)に書かれていた、ジム・シンクレアという自閉症当事者によって書かれた詩のような一節を思い出した。自閉症は人を閉じ込める殻ではありません中に普通の子どもが隠れているわけではないのです自閉症は私が私であること、そのもの私という人格から切り離すことはできません出典:コミックエッセイ『母親やめてもいいですか』(山口かこ・文/文春文庫)「子どもの力をできるだけ伸ばしてあげたい」―― そう思うのは、親として当然だ。ただ、「普通に近づけたい」とがんじがらめにならず、子どもをありのままに受け入れ、その子にとって居心地のいい場所を作ってあげることの大切さも、改めて思い知った。 次回は、「発達障害の子育てで、療育よりも大切なことは?」を伺います。 取材・文・撮影/まちとこ出版社【woman. excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1484533829117/】障害とされると普通に近づけたいと、次は療育と焦ってしまうけど、何より本人のありのままを受け入れ、居心地のよい場所を探りながらゆっくり我が子と向き合うことも大事なんでしょうね。🌠
2017.02.13
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障害者の「逸失利益」 認めるよう遺族が提訴へ重い知的障害のある少年が入所先の施設を出て死亡した事故の賠償をめぐり、少年の両親が「将来働いて得たと予想される『逸失(いっしつ)利益』を施設側がゼロとしたのは障害者差別だ」として、国内の平均賃金を基準に逸失利益を認めるよう求める訴えを、近く東京地方裁判所に起こす方針を決めました。弁護団は障害の有無で逸失利益が決まることが妥当かどうか、問いたいとしています。 東京都内の障害者施設に入所していた松澤和真さん(当時15)は、おととし9月、鍵が開いていた扉から外に出て行方がわからなくなり、2か月後に山の中で遺体で見つかりました。施設側は賠償交渉の中で、安全管理の過失を認め慰謝料として2000万円を示しましたが、和真さんが将来働いて得たと予想される「逸失利益」についてはゼロとしたということです。両親は「将来、社会に貢献する大きな可能性を秘めていた。障害者の命の価値を低くみた差別だ」として、国内の平均賃金を基準におよそ5000万円の逸失利益を含む賠償を施設側に求める訴えを、近く東京地方裁判所に起こす方針を決めました。重い知的障害のある人の逸失利益をめぐっては、「徐々に働く能力を高めることができた可能性があった」などとして、8年前に青森で、5年前には名古屋の裁判所で、それぞれ一定額を認める判決や和解がありました。しかし、原告が求めた平均賃金を基準にした算定ではなく、弁護団は「障害があるかないかで命の価値とも言える逸失利益をゼロにしたり、少なくしたりすることが妥当かどうか、司法に問いたい」と話しています。これに対し施設側は「訴状を見ていないので具体的なコメントは控えたい。裁判の中で主張したい」と話しています。父親「命の価値を差別しない判断を」父親の松澤正美さんによりますと、亡くなった和真さんは3歳のとき、自閉症と診断されました。和真さんは単語を話して好きなものを言えたほか、何をしたいのか意思を表すことはでき、人の話を聞いて理解していたということです。特別支援学校の中等部になると落ち着きのない行動が見られ、両親は医師の勧めもあって複数の職員がいる施設への入所を決めたということです。松澤さんは「息子は成長過程で多くの可能性があった。司法は命の価値を差別しないような判断をしてほしい」と話しています。逸失利益で司法判断分かれるまだ働いていない重い知的障害のある人が死亡した場合の逸失利益をめぐっては、これまでも裁判で争われてきました。大分県で特別支援学校の男子児童が死亡した事故では平成16年、大分地方裁判所が「医療技術の進歩を考慮しても児童が将来、働けるようになる可能性を認めるのは難しい」として、県が逸失利益を支払う必要はないとする判断を示しました。これに対し、16歳の少年が施設で死亡した事故で、青森地方裁判所は平成21年、「健常者と同じ程度ではなくても、徐々に働く能力を高めることができた可能性があった」として、県の最低賃金をもとに600万円余りの逸失利益を認めました。さらに、名古屋市で15歳の少年が施設の階段から転落して死亡した事故では、平成24年に名古屋地方裁判所で、将来働けた可能性を認めたうえで、障害年金の受給額を基準に逸失利益を770万円余りとする和解が成立しました。【日本経済新聞 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170210/k10010871411000.html 】まだ記憶に新しい事件だけど、もう一昨年のことなんですね。過去日記http://plaza.rakuten.co.jp/allarounder/diary/201511210000/http://plaza.rakuten.co.jp/allarounder/diary/201509080000/障害の程度によって将来働けた可能性の有無を求める、事故で亡くなっただけに、ご両親の思いは辛く、複雑でしょうね。🌠
2017.02.12
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マクドナルドの16才バイト店員が自閉症児のために取った行動に賞賛の声米国インディアナ州のマクドナルドで働く16才のアルバイト店員が、7才の自閉症児のために取った行動が賞賛を集めている。耳にした客と店員の会話TaQualliyia パターソンさんは、インディアナ州インディアナポリス市のマクドナルドでバイトしている高校生。2月4日の仕事中、彼女は、ひとりの女性客が隣のレジで店員となにやら揉めているのを耳にした。「そのお客は、ハッピーセットのティーン・タイタンズの人形のことで何か言っていました」彼女は海外ニュースメディアにこう語っている。「ティーン・タイタンズの人形は品切れで、もう在庫が無かったんです。それを私は知っていたので、気になったんです」その女性客、ボニー・カンデルさんは、7才になる自閉症の息子リーフ君と店に来ていた。彼女は、息子のために、ハッピーセットについている人形がどうしても欲しいと言っていたのだった。どうしても欲しかった人形ボニーさんは海外メディアの取材を受けて、人形が欲しかった理由を次のように説明している。「息子のクラスメイトが、ハッピーセットについているティーン・タイタンズの人形を学校に持って来たんです。息子のリーフはそれを見て、すっかり気に入ってしまいました」ティーン・タイタンズは米国の人気アニメで、日本でも放送された。「それから2週間、リーフはそのことしか話さないんです。そのことしか頭になくなり、人形が登場するストーリーを自分で作ってはずっと話しているんです」人形が品切れと分かったボニーさんは、レジカウンターの奥にあるプロモーション用ディスプレイを見て、その中にあるものを売ってくれないかと言った。だが、そうなると、ディスプレイを壊さなければならない。高校生のバイトが店長に掛け合うこれを聞いたアルバイトのパターソンさんは、母親の対応を引き受け、詳しい事情を聞いたうえで店長に掛け合いにいった。そして15分後、母子のテーブルに、ディスプレイにあった人形と、店からのプレゼントとしてシェイクが届けられた。店から報賞金がボニーさんが、2月7日、自身のFacebookでこの出来事を写真付きで紹介すると、バイトのパターソンさんを褒める声が多く集まった。店のオーナー、マリリン・スレッピーさんは、パターソンさんの行動を喜んでいる。複数のマクドナルド店舗を経営するマリリンさんにも、店長にも、自閉症の親類がいるそうだ。パターソンさんは、今回のことで、店から報賞金を贈られることになっている。また、マクドナルド本社もパターソンさんを賞賛し、次のようなコメントを発表した。「パターソンさんが、この親子に居心地のいい時を過ごしてもらおうとして、通常の仕事の範囲を超えてやったことを、私たちは誇りに思っています」 出典元:McDonald's worker, 16, is praised for dismantling Happy Meal toy display to give autistic boy, seven, the figurine he wanted - Mail Online(2.9)出典元:16-Year-Old McDonald's Worker Praised for Helping Boy With Autism - abc News(2.9)【irorio http://irorio.jp/sophokles/20170211/386005/】ハッピーセットのおもちゃは子どもには大人気、その時々の対応は日々考慮されていいのでしょうね。🌠
2017.02.11
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知的障害の男に実刑、執行猶予中に万引き 前橋地裁 窃盗事件などで有罪判決を受けた後、保護観察付きの執行猶予期間中にコンビニで雑誌を万引きしたとして、窃盗罪に問われた知的障害がある被告の男(42)に前橋地裁は6日、懲役8月(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。野口佳子裁判長は「保護観察付き執行猶予判決を受け、援護の機会を与えられたにもかかわらず、再度の行為をした。情状に酌量の余地はない」などと述べた。弁護側は「福祉的支援で再犯防止が期待できる」として罰金刑を求めていた。 弁護側によると、被告は以前から万引きなどを繰り返し、住宅でズボンを盗んだ窃盗などの罪で昨年8月、前橋地裁で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年の判決を受けた。判決によると、同9月7日夜、前橋市内のコンビニで成人雑誌12冊(計約8600円相当)を盗んだ。 検察側は論告で「身をもって行為の悪質性を認識させることが再犯防止につながる」と指摘。弁護側は最終弁論で「コンビニの事件から逮捕まで約1カ月は万引きしていない。実刑ではなく罰金刑で、この間に入所していたような福祉施設に戻ることができれば、再犯防止は十分期待できる」と主張した。〔日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H4G_W7A200C1000000/ 〕障害があるからこそ、ことの良しあしを普段からきちんと注意し見守ることの大切さを感じますね。🌠
2017.02.10
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知的障害者が転がり落ちていく先に犯罪がある――弁護士が模索する「福祉」との連携「累犯障害者」という言葉がある。知的障害や精神障害があり、犯罪を繰り返してしまう人のことだ。法務省の研究所の報告書によると、知的障害があるか、その疑いがある受刑者の数は約1300人だとされている(2012年調査)。その中には生活環境に問題があるため、犯罪に走ってしまう障害者も少なくない。「罪に問われた障害者」には刑事弁護だけでなく福祉的な支援が必要だ。そう考えて、司法と福祉の橋渡しをしようと模索している弁護士がいる。支援団体「東京TSネット」の代表理事を務める浦崎寛泰弁護士である。なぜ「罪に問われた障害者」に支援が必要なのか。求められているのは、どんな支援なのだろうか。●前科17犯の男性を鑑定したら「IQ56」だった東京・飯田橋に法律事務所を構える浦崎弁護士は4年前、刑事事件の被疑者や被告人となった知的障害者や精神障害者を支援するため、福祉の専門家とともに「東京TSネット」を立ち上げた。罪に問われた障害者が犯罪を繰り返さないように、弁護士と社会福祉士が連携して更生をサポートしている。被疑者や被告人の中には知的障害や発達障害を抱えた人もいる。そのような「触法障害者」には福祉的な支援が必要だという。しかし「弁護士の多くは福祉へのチャンネルを持っていないので、どこに連絡したらいいか分からない」(浦崎弁護士)。そこで、東京TSネットが弁護士と社会福祉士を仲介して、罪に問われた障害者の支援につなげているのだ。触法障害者の具体的な姿とは、どのようなものだろうか。浦崎弁護士は一つの例として、千葉の法テラスで働いていたときに弁護した「前科17犯の男性」をあげる。傷害致死事件の被疑者だった。「この男性は軽度の知的障害の人で、環境の良くない福祉施設にいるときに、認知症の老人の世話を命じられました。ところが、知的障害のために世話の仕方が分からなくて、その老人をボコボコにして死なせてしまったんです」(浦崎弁護士)男性は40代だったが、それまでに17回も罪を犯していた。万引きや無銭飲食などで、刑務所に出たり入ったりすることを繰り返していた。この男性を鑑定したら、知能指数(IQ)は56で、軽度の知的障害と判断されたという。「実は、知的障害でも最重度とか重度の人は、そもそもコミュニケーションがうまく取れないので、刑事事件になりにくい。事件になるのは、IQが50~80くらいの軽度・ボーダーの人なのです」浦崎弁護士はこう話す。「知的障害や精神障害が直接犯罪の原因になるのではなく、障害を背景に貧困やストレスなどの問題に陥り、その結果として犯罪につながる場合が多い。前科17犯の男性の場合も、知的障害があるから事件を起こしたというよりも、適切な支援がないから、いろいろな問題が起きていた。ところが、一応コミュニケーションはできるので、知的障害に気付かれず、支援をきちんと受けていなかったんです」●社会福祉士と連携して「触法障害者」を支援この男性の裁判で、浦崎弁護士は社会福祉士と連携して、出所後の更生支援計画を考えてもらった。また、社会福祉士に情状証人として法廷に立ってもらい、裁判員に向かって「きちんと支援できる」とアピールしてもらった。その結果、求刑10年に対して、判決は6年の実刑判決となった。男性は5年ほど刑務所に入ったが、今回は出所後の支援者がいたので、刑期の途中で仮釈放が認められた。「出所のときは私も迎えに行きましたが、彼は『出迎えの人がいたのは初めてだ』と話していました。彼のような知的障害者の場合、支援がないからどんどん転がり落ちていって、その先に事件があるんです」(浦崎弁護士)刑事事件が起きたとき、弁護士はそのような「触法障害者」と接することになる。その際に、ただ単に刑事裁判のための弁護活動をするだけでなく、社会福祉士として連携して、福祉的な支援をすることができれば、「次の犯罪」を防ぐことができるのではないか。浦崎弁護士はそう考えている。浦崎弁護士が代表を務める「東京TSネット」では、知的障害や精神障害のある被疑者や被告人を担当することになった弁護士に社会福祉士を紹介したり、社会福祉士に刑事裁判の仕組みを理解してもらうための勉強会を定期的に開いたりしている。「TSというのは『トラブル・シューター(解決する人)』という意味です。社会の中で事件を起こしてしまった人のトラブルを解決できる人を増やしていきたい。そんな思いで、弁護士と福祉をつなぐ活動を続けています」 浦崎 寛泰(うらざき・ひろやす)弁護士 1981年生。2005年弁護士登録。法テラスの常勤スタッフ弁護士として、長崎県の離島(壱岐市)や千葉市で活動。現在は、東京都内において、司法ソーシャルワークの視点から高齢者や障害者の権利を護る活動に力を入れている。一般社団法人東京TSネット代表理事。事務所名:PandA法律事務所事務所URL:http://panda-law.net/【弁護士ドットコム https://www.bengo4.com/saiban/n_5634/】地域との関わりがいかに大事か、孤立させない連携支援の大切さを実感しますね。🌠
2017.02.09
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発達障害児のためのデイサービスを開設Jリーグ1部ヴィッセル神戸や欧州のリーグなどで活躍し、昨季限りで引退した相馬崇人(たかひと)さん(35)と妻のれいこさん(32)が、発達障害の子供のためのデイサービス(http://sh-kidscare.jp/)を1日から神戸市灘区で始めた。相馬さんは、脳科学に基づいてサッカーなどを教えるキッズスクール「そうまハウス」を2012年から開いており、幼児教室で発達障害と診断された子供が実際に改善したケースが出てきたため、事業を拡大する。 渡欧後の09年11月に長男が誕生。育児を通じて「欧州では、コミュニケーション能力や社会を生き抜く、『考える力』を育てることに重点を置いている」と痛感。帰国後、脳科学による幼児教育で知られる澤口俊之・人間性脳科学研究所長(高次脳機能学)と連携し、研究を重ねてきた。 http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00m/040/026000c#csidxdf2e9d0a498483d913125472682554c 毎日新聞専門的な知識を備えたディーサービス、今後、更にニーズが増えそうですね。🌠
2017.02.08
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奥山佳恵、息子がダウン症でもポジティブ生活 - 密着取材で天然さく裂タレントの奥山佳恵が、きょう6日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(毎週月曜21:00~21:54)で、天然さく裂のドタバタ生活の密着を受ける。映画『十五少女漂流記』で日本アカデミー賞新人女優賞を獲得した奥山は、天然なポジティブキャラクターでバラエティ番組に進出。2001年に結婚し、翌年には長男を出産。そして37歳で時に次男・美良生くんを出産したが、生後間もなく心臓に穴があいていることが見つかり、さらに「ダウン症」と診断された。奥山は「ダウン症があるっていうのがどんな生活になるのかっていう怖さがありました」と話すが、今や子育てへの不安を感じさせないポジティブぶりで、密着では天然のドジっぷりをさく裂させる。そんな奥山が、美良生くんを育てる上でポジティブであり続ける秘訣を明かす。 この日の放送は「ポジティブに生きるオンナは本当に幸せなのか?SP」と題し、奥山とともに、モデルのアンミカにも密着。韓国人の両親の元に生まれ、大阪市生野区のコリアタウンで育った彼女は、ポジティブライフに至ったのは、壮絶な過去がバネになっていると告白する。[マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2017/02/06/020/ ]たまたま偶然に観た番組でしたが、その秘訣とは、その日を楽しく生きる、そんな何気ない日常の暮らしでしたね。🌠
2017.02.07
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暴力を振るう発達障害の子どもは相続廃除の対象になる?知人女性から相談を受けています。 彼女には子どもが2人おり、長男は一流大学を出て大企業に勤めています。一方、次男は自閉症スペクトラムという発達障害があるらしく、不登校も経験し、主に母親(知人)、時に父親への家庭内暴力(DV)があり、知人は骨折することもあったそうです。 障害者雇用で働いている時はまだしも、職場を辞めてから暴力・他害がひどくなり、もう限界、次男への相続廃除も視野に入れたいと知人はこぼしていました。なお、知人の次男の知能指数は分かりませんが、話を聞く限りではあまり高くないように思います。 彼女の次男のような、障害が原因で暴力や他害行為に出る場合、相続廃除はできるのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。[弁護士ドットコム https://www.bengo4.com/c_4/b_522095/]弁護士の回答は、リンク先から簡単なアンケートで表示されます。家族間でも多々あるものですね。🌠
2017.02.06
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20万人以上障害者が安楽死、調査へドイツの研究機関、「負の歴史」に向き合う ナチス政権下で20万人以上の障害者が強制的に安楽死させられた事件を巡り、ドイツを代表する研究機関・マックスプランク研究所が近く、犠牲者の生涯や脳などの人体標本の行方について、外部研究者による委員会を設けて実態調査を始めることが分かった。同研究所は犠牲者の人体標本を使って医学研究を進めた経緯があり、戦争犯罪に加担した「負の歴史」に向き合う取り組みだ。ナチス政権はホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の前に、「民族衛生」を名目に障害者をガス室などで殺害した。「T4作戦」と呼ばれ、殺された人々の脳などは、マックスプランク研究所の前身のカイザー・ウィルヘルム協会に送られ、医学研究に利用された。 こうした標本の存在はかつて問題化し、同研究所は1990年に約10万点を国内の墓地に埋葬。ドイツ精神医学会は2010年に障害者安楽死に関与したことを認めて謝罪した。しかし、一昨年に安楽死の犠牲者とみられる組織標本が同研究所にまだ残っていることが判明。また、脳標本の一部は他機関の医学者らに研究材料として提供されたとみられ、標本の行方の全容は分かっていない。 このため、米国やオーストリアの歴史家ら4人を中心に3年間で、同研究所に残る資料や散在した標本の状況を調査。非倫理的に集められた標本がどう取り扱われたかを探るほか、犠牲者の特定も試みるという。同研究所のハインツ・ベッスレ名誉教授は「犠牲者は忘れられるべきでなく、彼らの人生を再構築することで人間としての尊厳を回復したい」と話す。 戦時中は日本の医学者も731部隊などに参加し、中国などで細菌や毒物を使う非倫理的な人体実験を試み、戦後にその成果や関連研究で医学論文を書いたことが判明している。「戦争と医の倫理」の検証を進める会世話人の吉中丈志・京都民医連中央病院院長は「日本も調査を進めるべきだ」と指摘する。 T4作戦 優生思想に基づく独ナチス政権の障害者安楽死政策。知的障害者や精神障害者のほか、遺伝性の視覚障害者らの一部も対象となった。公式には1939~41年に実施され、犠牲者は約7万人だが、実際はその後も続き、少なくとも20万人が殺害されたとされる。名称は作戦本部があったベルリンのティーアガルテン通り4番地に由来する。 http://mainichi.jp/articles/20170131/k00/00e/030/250000c#csidx2d542c0f098ab18a39201a5b17df3b9 毎日新聞 T4作戦の宣伝のためナチスによって製作された映画の一場面。ドイツ語で「神は病んでいる者の繁殖を望むはずがない」と記されている=米国ホロコースト記念博物館提供なんとも恐ろしいできごとが起きていたんですね。闇雲にせずに明白にさせたいものですね。🌠
2017.02.05
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イタリアの知的障害児施設描く映画『不可能という魅力』アップリンク渋谷で関東初上映 95歳の神父の壮大な夢と実行力をカメラに収めた「異端の巨匠」アゴスティ監督を紐解くイタリア映画の翻訳、配給、本、絵本の翻訳などを中心にイタリア文化を紹介する団体・京都ドーナッツクラブが、イタリアの異才シルヴァーノ・アゴスティ監督の最新作『不可能という魅力』を2月8日(水)、アップリンク渋谷にて上映する。2016年12月のCircolo京都での上映に続き、関東初上映となるこの作品は、シチリアの片田舎に、発達障害の子供たちのための開放的な施設を作ったルイージ・フェルラウトの活動の軌跡を追ったドキュメンタリー。音楽は『ニュー・シネマ・パラダイス』でも知られるエンニオ・モリコーネが担当している。アップリンク渋谷でイタリア映画の連続上映イベント『映画で旅するイタリア』を行う京都ドーナッツクラブは、2016年にアゴスティ監督の3作品『快楽の園』『ふたつめの影』『カーネーションの卵』をDVDリリース。それを記念し今回の上映は行われる。webDICEでは、京都ドーナッツクラブのメンバーの二宮大輔さんに、「巨匠」とも形容されるアゴスティ監督の人物像について解説してもらった。アゴスティ監督の最新作『不可能という魅力』には不思議な説得力を感じている。というのも、アゴスティは、何に囚われることもなく好きなように映画を撮り、思うままに映画館を開けた理想の体現者なのだ。(二宮大輔[京都ドーナツクラブ])夢がきっかけで映画館を始めたシルヴァーノ・アゴスティは映画監督である。だが、私の知っている彼は、俳優に演技指導をしたり、カメラを真剣にのぞき込んだりする監督像とはかけ離れている。映画館をやっている気のいいおっちゃんというのが彼のイメージだ。アゴスティの映画館アッズッロ・シピオーニが建っているのは、バチカン市国への最寄り駅から徒歩3分の雑多な通り。国立映画学校を主席で卒業、モスクワに映画留学、巨匠マルコ・ベロッキオ処女作で編集を務めるなど、誇らしい経歴を持つアゴスティは、主に社会問題をテーマに自主制作で作品を撮っていたのだが、45歳のときに映画館経営に踏み切った。きっかけは、当時プロデュースした映画『青い惑星』だった。言葉や音楽を極力使わず、川の流れや木々の美しさに焦点を当て、四季の移ろいを記録した作品だ。その映像美が高い評価を受け、1982年ベネツィア映画祭で特別賞を獲得した。「思い入れの強いこの作品を一般公開して、興行成績の良いヒット作のとなりに並べたくない」。そう考えていたアゴスティは、ある晩、夢を見た。どういう訳か、彼の大好きなチャーリー・チャップリンが、閉ざされた映画館の前でしくしく泣いている。その淋しそうな姿を目にして、自分が映画館を開けてやろうと決意した。自らが経営する映画館アッズッロ・シピオーニで語るシルヴァーノ・アゴスティ(撮影:エルネスト・テデスキ)つまりアゴスティは、夢がきっかけで映画館を始めたのだ。以来30年、自分の作品や、過去の名作をアッズッロ・シピオーニで上映し続けている。アンティークの小物や古い映写機で飾った大小2スクリーン、いくつかの座席はなんとアリタリア航空機のお下がりだ。そんな手作りの映画館なので、経営的には正直厳しい部分もある。事実、現在では週末以外休館している。それでも往年の映画ファンやアゴスティにシンンパシーを抱く若者などが入れ代わり立ち代わり来館し、客足が途絶えることは決してない。そういった人たちに囲まれながら、チケット・カウンター越しに映画談議をするアゴスティの姿には、やはり監督ではなく、映画館のおっちゃんという親しみやすさを感じるのだ。シチリアの障害者向けの開放的な施設描く『不可能という魅力』そんな人柄とは裏腹に、映画となるとアゴスティの作品はどれも刺激に満ち溢れている。1967年のデビュー作『快楽の園』では、思い出に苛まれた男が新婚旅行で浮気を犯す。敬虔なキリスト教国であるイタリアでは、当時離婚が法的に認められておらず、本作は今よりもずっとスキャンダラスなテーマとして観客に提示された。また、1976年の『天の高みへ』では、法王謁見に向かうエレベーターの中に閉じ込められた信者の一団が、その危機的状況下で徐々に人間の本性を顕わにしていく。こちらはより直接的で強烈なキリスト教批判として世に問われた。そして2000年に発表された『ふたつめの影』。イタリアから精神病院を撤廃させようと働きかけた医師フランコ・バザーリアの運動を描き、日本でも精神医療関係者を中心に大変な話題となった。これらの衝撃作が、あの好々爺の手によってつくり出されたかと思うと、やはり面白い。 映画『不可能という魅力』そして昨年の秋、久しぶりの新作ドキュメンタリーを発表したという吉報がアゴスティのもとから届いた。カメラが向けられたのは、シチリア北東の小村トロイーナに住む今年で95歳のルイージ・オラツィオ・フェルラウト神父と障害を持った子供たち。ルイージ神父は障害者向けの開放的な施設を戦後すぐに設立し、今日にいたるまで運営してきた人物だ。だが、さらなる理想を追い求め、面積を拡大し、町全体が関わり合うオープン・シティーの構想を掲げている。作品タイトル『不可能という魅力』は、そんな神父の果てしのない夢と実行力を示したものだ。 映画『不可能という魅力』京都で上映会を開いた時は、開放的なのはいいけれど、この施設は一体どのように仕組みになっているのか具体的な説明が欠けているとの批判の声もあった。個人的には、説明はなくとも作品から不思議な説得力を感じている。というのも、これまで見てきた通り、アゴスティ自身、何に囚われることもなく好きなように映画を撮り、思うままに映画館を開けた理想の体現者なのだ。その意味で、オープン・シティーを夢見るルイージ老人と共通する部分が多々あり、ドキュメンタリーの随所で二人が共鳴しているような印象を受けるのだ。理想を追い求める彼らの道は決して平たんではないが、だからこそ見ごたえも十分。そんなアゴスティの作品に、是非これを機会に触れてみてほしい。(文:二宮大輔)シルヴァーノ・アゴスティ(Silvano Agosti)1938年、ブレーシャ生まれ。作家、映画監督、詩人、俳優。愛、労働、性、精神病、宗教、権力など、テーマの広さとラディカルな表現から、驚異のインディペンデント監督として各国の映画祭で絶賛。イタリア最高峰の文学賞・ストレーガ賞にノミネートするなど、文筆家としても大きな成果を残す。1日3時間以上は働かず、99歳になったらお祝いにセックスをして死ぬつもりだと公言する。権力、イデオロギー、世間の常識などから解放され、常に「人間」であるべきだと語る。 商業主義を嫌い、経済的にも精神的にも独立して創作するために、映画製作配給会社・映画館・出版社を自ら経営。自身が1983年にローマに開いた映画館「アッズッロ・シピオーニ」は、何十年もの間ローマ市民に愛されている。二宮大輔(京都ドーナッツクラブ)関西学院大学卒業後、ローマ第三大学に入学し、マフィア文学の第一人者レオナルド・シャーシャに関する論文で学士号を取得。イタリア語検定一級、通訳案内士(イタリア語)。アゴスティDVD発売記念&最新作上映会 『不可能という魅力』2月8日(水)アップリンク渋谷19:50開場 20:00開演 上映後トークショーあり、トークゲスト:大熊一夫(ジャーナリスト)予約はアップリンク渋谷公式サイトにて京都ドーナッツクラブ公式サイト『不可能という魅力』 監督:シルヴァーノ・アゴスティ音楽:エンニオ・モリコーネ原題:Il fascino dell’impossibile 2015年/イタリア/カラー/60分【webDICE http://www.webdice.jp/dice/detail/5350/】 なんとも珍しいイタリアの作品、ちょっと視野が広がりそうですね。🌠238万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2017.02.04
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【海外発!Breaking News】鬼畜の教師たち 知的障害の12歳少女を校長と教師3名が屋上で強〇(印)自身の身に起きた辛い出来事を、うまく伝えられないことがある知的障害者。健常者には正義感と思いやりでそうした弱者を守ってあげる義務がある。幼い子であればなおさらであろう。だがインドのある中学校で…。インドのビハール州にあるジャハナバードという小さな町の「カコ中学校(Kako Secondary School)」で、体育を指導している女性教師がたまたま連れてきた12歳の娘に対し、激しい身体的・〇的〇行を加えた校長および3名の教師が逮捕された。暴行の現場となったのは同校の屋上で、強〇された少女の体はそのまま屋根に放置されていた。昼食時に少女がいないことに母親である女性教師が気づき、探し回った末に屋上で血を流しながら倒れている娘の姿を発見。母親が少女を抱いて電車にてパトナ医科大学付属病院に連れて行ったが、救急治療室ではなく産科病棟に回されたとのこと。その容体は今なお深刻であると『Hindustan Times』紙が伝えている。ジャハナバード警察は、その中学の校長であるアジュ・アーメドと教師のアトゥル・ラーマン、アブドゥル・バリ、ムド・シャカウトの計4名を逮捕し、未成年者に対する〇的〇行および殺人未遂などの容疑で起訴した。女性教師が娘を職場に連れてきたのは、精神疾患が認められるため自宅で1人にしておけないとの理由からであったという。インドではこうした女性蔑視の風習がいまだ根深く残っており、今月には10歳の少女が誘拐され集団性的暴行に抵抗した挙句、火をつけられ井戸に捨てられるという許しがたい事件が起きている。世界中の人権擁護団体が女性の人権を尊重することを訴え続けているが、残念ながらそのような声が全く届かない卑劣な男たちが多く存在するのがインドという国の現状だ。出典:http://www.worldofbuzz.com【livedoor news http://news.livedoor.com/article/detail/12598682/】女性軽視よりももっと酷い、障害を持った子供への教師による教育現場での無様なできごと、開いた口が塞がらないですね。🌠
2017.02.03
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タリウム事件、元名古屋大生が「発達障害」理由に無罪主張…どんな影響があるのか?2014年に名古屋市で高齢女性を殺害し、2012年には仙台市で高校生2人に劇物の「硫酸タリウム」を飲ませたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)の裁判員裁判の初公判が1月中旬、名古屋地裁ではじまった。報道によると、元女子学生は初公判で、高齢女性の殺害について「特に言うことはない」と述べたが、高校生2人に対する殺意については否定した。争点となっているのは、犯行時に責任能力があったかどうか。弁護側は「発達障害などの影響で、善悪の判断がつかない状況だった」として無罪を主張している。厚生労働省によると、発達障害とは、自閉症やアスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)など、生まれつき脳の一部の機能に障害があることだ。個人差が大きいが、社会性、コミュニケーション能力、想像力が欠如していることなどの特性があるとされている。もし仮に、発達障害があったと認められると、刑事事件の判決にどんな影響は及ぼすのだろうか。発達障害を理由に、無罪となったり、罪が軽くなる可能性はあるのだろうか。刑事事件にくわしい永芳明弁護士に聞いた。●発達障害だけでは「責任能力」が認められる例が多いが・・・ 「刑事事件では、責任能力がないと無罪とされます。簡単にいうと、責任能力とは、ものごとの是非や善悪を見分けて、それにしたがって行動する能力のことです。精神の障害などで、(1)ものごとの是非や善悪を見分ける能力(事理弁識能力)、または(2)それにしたがって行動する能力(行動制御能力)が、失われた状態でおこなわれた犯罪は、心神喪失として無罪となります。他方で、精神の障害などによって、(1)事理弁識能力、または(2)行動制御能力が著しく減退している状態であれば、心神耗弱として、刑が減軽されます。発達障害がある被告人について、知的障害をともなわないケースでは、善悪の判断に問題がないと考えられるため、責任能力が完全にあると認められる例が大半です。もっとも、アスペルガー症候群が問題になった事件で、(2)の行動制御能力が著しく低下していた疑いが残るとして、心神耗弱を認めた裁判例もあります(宮崎地裁2013年7月29日判決)」報道によると、起訴された元女子大生側は、発達障害のほかにも、双極性障害(躁うつ病)もあったと主張しているという。「今回の事件では、発達障害と双極性障害があいまって、(1)事理弁識能力または(2)行動制御能力が、『失われていた』あるいは『著しく減退していた』と考える余地はあると思います。たとえば、強い衝動のため、自分がしようとしていることの善し悪しを考えることができなかったり、衝動を抑えることができなかった、あるいはそういったことが著しく困難であった可能性も考えられるということです。そのような判断がされれば、心神喪失で無罪、または心神耗弱で減刑となる可能性もあります」(弁護士ドットコムニュース) 永芳 明(ながよし・あきら)弁護士 滋賀弁護士会副会長、日本弁護士連合会・刑事弁護センター委員事務所名:滋賀第一法律事務所事務所URL:http://www.shigadaiichi.com/[弁護士ドットコムNEWS https://www.bengo4.com/saiban/n_5633/] 障害も多々の合併症があると、対処も難しいにせよ、殺人まで至るとなると、やるせなさを隠せないですね。🌠
2017.02.02
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東京パラ目指そう 兵庫県知的障害者陸上協が発足 知的障害者が陸上競技に励む環境を整えようと、特別支援学校元教員らの尽力で「兵庫県知的障がい者陸上競技協会」(会長=武田政義元兵庫県教育長)が本年度発足し、活動が本格化している。昨年6月の結成から半年が過ぎ、その間には5度の記録会や大会を実施して登録選手が約60人に上り、県内から好記録も誕生した。 NPO法人日本知的障がい者陸上競技連盟によると、対象を知的障害者に絞った都道府県単位の協会は千葉、大阪に続き、兵庫で3例目とみられる。 発起人の稲見臣二理事長(64)=三木市=は三木特別支援学校校長だった7年ほど前、有望な知的障害者の短距離選手を指導。県内で大会が少なく、卒業後の練習も困難なことを痛感して地元にクラブを発足させた。いなみ野特別支援学校元教諭の藤本悦子副理事長(65)=加古川市=も協力し、県全域に広げた組織化を進めた。 同協会が主催することで大会数を増やすと、陸協登録選手は徐々に増加。主催以外の大会の案内も行った。 昨年7月の日本ID(知的障害者)選手権には、県勢で前年から大幅増の7選手が参加標準記録をクリアして出場を果たした。昨年12月にはハーフマラソン女子で、兵庫の上月香奈選手(アスリート倶楽部翼)がID日本新記録(当時)を樹立した。 競技の普及とレベル向上は着実に進んだ。稲見理事長は「選手が水を得た魚のように、持てる力を発揮する姿を見ることができる。陸上が生きがいになればいい」と目を細める。トップ選手育成も見据え、藤本副理事長は「オール兵庫で取り組み、東京パラリンピックに代表選手を送り出したい」と力を込めた。【神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201701/0009874767.shtml】協会発足日の記録会に出場した選手ら=昨年6月4日、明石公園陸上競技場(提供写真)兵庫県知的障がい者陸協を発足させ、規約を手に意気込みを語る稲見臣二理事長=三木市一つの思いが着実に仲間を呼び、夢が叶ってゆく。4年後の東京パラリンピックが楽しみですね。🌠
2017.02.01
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