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【海外発!Breaking News】叫ぶ自閉症の息子に「うるさい」と匿名の手紙 母親の反論に賛否の声(英)自閉症の子を持つ親は、周囲の理解が得られないことが多々ある。このほど英グロスタシャー州で、自閉症の息子を持つ母親が匿名の近隣住民から手紙で非難を受けるという出来事が起こり、『The Sun』『Gloucestershire Live』『Mirror』など複数メディアで報じられた。母親はショックを受けながらもFacebookで反論したが、このニュースを知った人々からは賛否両論の声が寄せられている。グロスタシャー州バークリーに住む2児の母ジェシカ・グリーンさん(27歳)は、自閉症スペクトラムの息子ヘンリー君(3歳)に対して苦情が綴られた手紙を受け取りショックと怒りを感じた。ヘンリー君は言葉を発することができず、音を立てたり悲鳴をあげることでコミュニケーションを取っている。自宅庭でよく遊んでいるというヘンリー君だが、楽しくなるとつい叫んでしまうことが近隣住民を不快にさせたのだろう。その匿名の手紙には、このように記されてあったという。「家の外で連続して叫び声をあげる子供の責任は、親が持つべきではないのでしょうか。私たち住民はあなたの子供の悲鳴にうんざりして我慢の限界です。あなたの子供のことはみんなが噂していて、親が育児放棄しているのではと言う人もいますよ。何もせずに四六時中子供を叫ばせるなんて尋常ではないし、自分勝手です。通りを隔ててあなたの子供の金切り声が聞こえてきたら、住民は庭で寛いでいられませんよ。去年は何も言わずに我慢していました。今年は子供も少しは成長するだろうと思っていましたが、一日中悲鳴をあげて、ますます酷くなっているじゃないですか。これは反社会的行為です。住民の迷惑を考えて何らかの対応をしてください。さもなければ協議会に報告し、児童福祉サービスにも通報せざるを得なくなります。」この手紙を読んだジェシカさんは、Facebookでこのように反論した。「とても腹立たしいです。まず、子供の悲鳴が聞こえたのなら『大丈夫か』と尋ねるぐらいの礼儀があって当然でしょう。だいたいグループ的な書き方をしていますが、特定の人だと思います。誰が書いたのかは想像つきますが、書面ではなく直接私に苦情を言えないなんて臆病者ですよ。未だに自閉症や特別なサポートを必要としている子供のことを理解していない人がいるなんて残念でなりません。手紙の主は自閉症のことをもっと良く知るべきですし、世間にももっと理解してもらいたいと思います。ヘンリーは、いろんな意味でごく普通の子です。トランポリンやサッカーもするし、外で遊ぶのが大好きなんです。確かに叫んだりしますが、もともとハッピーな子なんです。この手紙のことを協議会や警察にも話しました。私たちは育児放棄なんかしていません。夜遅くに何時間も庭に出させているわけじゃないし、もし去年から近所で問題視されていたのであれば、これまでに何か言ってきているはずでしょう。近所の人たちはみんな私のことを擁護してくれています。7歳になる弟思いの娘は、手紙のことを知り涙ぐんでいました。自閉症の子を持つことはとてもハードですが、こんな嫌がらせの手紙をもらうと余計に辛くなります。」このニュースを知った人からは、「自閉症がどういうものか理解していない愚か者が多すぎる。『叫ぶな』と言っても障がいを持つ子供は理解できない子も多いのに」「障がい児を攻撃するなんて恥知らずの住民だ」「手紙の主、子供が自閉症だってこと知らないんじゃないかな」「住民は手紙じゃなく直接苦情を言うべきだし、この母親もすぐにSNSに投稿するのは良くない。双方が間違っているよ」「住民の苦情は理解できる。誰だって一日中悲鳴を聞かせられたくないし、平和を保つ権利だってあるよ」「双方の言い分があると思う。でも親も叫び続ける息子への対処法はやっぱりあるんじゃないかな」といった声が寄せられている。画像は『Jessica Green 2017年3月30日付Facebook「For Henners」、2017年8月23日付Facebook「To whoever hasn't had the balls too knock on my door and send me this letter , please feel free too come and chat too me before you start judging.」』のスクリーンショット(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子) 【livedoor.com http://news.livedoor.com/article/detail/13538473/】近隣との関わりは、難しいですね。ここまでなる前に、普段の生活の中で、声を掛け合ったりと、どこかで歩み寄りがあれば、と残念に思います。🌠
2017.08.31
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「障がい」表記の押し付けに意見 発達障害者の父親のツイートに反響『障がい』と書くことを押し付ける人たち ある男性の『言葉』にハッとする『障がい者』 近年、日本では障害者ではなく、『障がい者』と書くべきだといわれ、新聞などの表記も一部変わっています。さまざまな背景があるものの、こういった風潮には「害という漢字が持つネガティブな意味合いを好ましく思わない人がいる」というのが、大きな理由の1つといわれています。確かに、『害』という漢字には「傷つける」「損なう」「悪い状態にする」といったネガティブな意味合いがあります。しかし、「表現をソフトにすればいいというものではない」「そもそも『障がい』とは、社会との関わりで障がいに直面している人という意味であって、身体に障がいがある人のことをいっているのではない」といった意見もあります。※写真はイメージそんな中、くわがた(@ASD21785675)さんのツイートに大きな注目が集まっています。「障害」って書くな、「障がい」って書けって意見をたまに見る。精神障害者の息子で、聴覚障害者の孫&弟で、発達障害者の父である僕としては本当にどうでもいい話題。そんな暇があったらもっと障害者本人のためになる支援の仕方や、公平な接し方について考えてもらった方がありがたい。投稿者さんの主張は、とてもシンプルです。『障害』か『障がい』か、なんてどうでもいい。決して珍しい意見ではありません。しかし、投稿者さんには、さまざまな『障がい』を持つ家族がいました。精神障がい者の父。聴覚障がい者の祖父(あるいは祖母)と兄(あるいは姉)。発達障がい者の子ども。身近に、障がいを持つ家族がいる人間だったからこそ、投稿者さんの言葉は多くの人に響きました。そして、ツイートの最後をこう締めくくります。『障害』か『障がい』かなどということに時間を使うぐらいなら、障がい者本人のためになる支援の仕方や、公平な接しかたについて考えてもらいたい。 このツイートに、賛同のコメントが寄せられます。表記なんて「どっちでもいい」という意見に賛成です。それよりも障がいを持つ人の仕事や社会生活への支援について議論するほうが有意義だと思う。ドキッとしました。確かに、呼びかたに大した意味なんてないですよね…勉強になります。呼びかたを押し付ける人は、それで「何かをやった気になってる」ように思う。それだけじゃ何も変わっていないのに…。投稿者さんは、『障がい』と表記すべきではないと主張しているのではありません。『障がい』と表記することを押し付ける人に対して「論点はそこではない」といっているのです。『障がい』を持つ人が、暮らしやすい社会の実現…呼びかたの議論によって本当に必要なことが忘れられてしまうとしたら、これほど悲しいことはありません。【livedoor news. http://news.livedoor.com/article/detail/13526789/ 】
2017.08.30
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知的障害者施設殺傷 施設の再建案を家族に説明去年、殺傷事件が起きた相模原市の知的障害者施設の再建をめぐって、神奈川県は25日、入所者の家族らに対し、小規模な施設に分散して整備するとした案に沿って進めたいと説明しました。 去年7月、入所者など46人が殺傷された相模原市の知的障害者施設、「津久井やまゆり園」について、神奈川県は24日、元の場所で施設を建て替えるとともに、多くの入所者が一時的に移転している横浜市にも新たな施設を整備し、それぞれを小規模化したうえで、分散するとした再建案を決めました。これを受けて、神奈川県は25日、横浜市で入所者の家族らを対象に説明会を開き、およそ50人が出席しました。はじめに、県の担当者がそれぞれの施設の定員は、入所者の意向を確認して決めたうえで、平成33年度中に希望する全員が新しい施設に入ることができるよう、建設を進めるなどと説明しました。これに対し、家族からは「元の場所に戻りたいが、どの時点で定員がわかるのか」という意見が出され、県の担当者は「不安にならないよう積極的に情報提供する」と答えていました。説明会のあと、息子が入所しているという82歳の男性は、「なぜ施設を分散するのか、よくわかりません。私も高齢になり息子がどこに入れるのか心配です」と話していました。県は27日も説明会を開くことにしています。【NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170825/k10011112451000.html】ショッキングな事件を乗り越え、生かされた者たちの今後の生き方、明るい未来へ向けて、しっかり一歩ずつでも前進出来たらいいですね。🌠
2017.08.29
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米で飼い主が犬のワクチン接種を拒否〜専門家は「誤った認識によるもの」と警告NYブルックリンの地元紙が報じた「ワクチン接種を拒否するペットの飼い主が増加」というニュースが、米国で注目を集めています。”自閉症の原因はワクチン接種だ”という虚報が影響を与えているとして、懸念されているようなのです。”自閉症の原因はワクチン説” 予防できる病気は予防してあげたいもの image by Oliver Ruhm / Flickr ワクチン拒否問題を報じたのは、NY州ブルックリンの地元紙Brooklyn Paper。ブルックリンの一部の飼い主に、飼い犬へのワクチン接種を拒否する動きが見られることを報じています。記事には、「ペット用ワクチンへの懸念は、最近盛り上がっている”子供の自閉症の原因はワクチン説”に影響されている」とする獣医師の見解が寄せられています。 ”自閉症の原因はワクチン説”は、1998年にイギリスの研究グループが行なった研究報告と、これを受けて唱えた「MMR(麻疹,おたふくかぜ,風疹の混合ワクチン)が自閉症の原因である」仮説が元になっています。その後の研究の蓄積により、MMRが原因となる根拠は薄いのではないかという意見が大勢となっている(専門家や団体からは科学的根拠がないとする公式発表は多数ある)ものの、現在も論争はおさまっていません[1]。 こうした中、「ワクチン接種が自閉症の原因だ」という持論を持つ大統領が誕生したことが、米国での”ワクチン原因説”に勢いを与えました。トランプ大統領はTwitterやテレビのインタビューなどで、自閉症とワクチン(大量接種)に関連性があるという持説を公にしています。 Brooklyn Paperは、”ワクチン原因説”の盛り上がりが飼い主の注射の副作用への懸念と疑念を後押し、拒否の流れができたのではないかと分析しています。 ”科学的根拠なし”が大勢 お友達と一緒に遊ぶためには、ワクチン接種が必要です image by Jay Melnick / Flickr 近年の”ワクチン反対運動”についてNewsweekは、「接種が自閉症を引き起こす科学的根拠はない。ワクチン接種の危険性を警告し、接種の不振を引き起こした1998年の研究は、掲載誌(英国の医学雑誌The Lancet)から取り下げられ、後には詐欺的な研究であることが判明した」と報じています。 Timeでは、ワクチン接種を拒否するペットの所有者が潜在的に広範囲に害を及ぼすとしています。「ワクチン接種を受けていない子供は、麻疹、流行性耳下腺炎、百日咳、咳、ポリオなどの予防可能な病気に罹患するだけでなく、その病気の潜在的キャリアとしての役割も果たす。ワクチン接種ができない人(乳幼児、非常に老いた人、免疫システムが損なわれた人を含む)は集団免疫(herd immunity)により病気から守られるべきだが、このためには95%という高いワクチン接種率が必要だ」 犬のワクチンも、イヌパルボウイルス、ジステンパー、イヌ肝炎、および狂犬病予防可能な病気を防ぐことに繋がります。犬が罹患し媒介する病気の中には、人間にも広がる懸念がある感染細菌性疾患も含まれています。 接種拒否は犬の健康を脅かす 犬はいろんなところから病気を拾ってくる image by Natures Paparazzi / Flickr 仮に、人間のワクチン接種に対して自閉症の原因であるとわかった場合には、動物へのワクチン接種もやめるべきなのでしょうか? そもそも「犬に自閉症という診断を下す」ことが(少なくとも現時点では)難しいということがあります。獣医師のLiff博士はBrooklyn Paperに「私たちは犬で自閉症を診断したことはありません。誰かが(自閉症だと診断)できるとも思わない」と答えています。これを根拠に拒否をするというのは、論拠に乏しいと言わざるを得ないようです。 ワクチンの頻度や必要性、副作用については、わかっていないことが多く不安に思う飼い主さんも少なくはありません。しかし、いきなり”接種拒否”に振れてしまうことは、愛犬や周囲の健康を損なう可能性を高めますし、時には命を奪うことにも繋がりかねません。デューク大学のHare博士はTimeのインタビューに「ワクチン接種を受けていない犬の病気は、コミュニティにとって壊滅的な打撃を与えることがある。犬や周囲の人を愛しているのであれば、ワクチンを接種すべき」と答えています。 ◼︎以下の資料を参考に執筆しました。[1] MMRワクチンの中止は自閉症の発生率に影響を及ぼさず −横浜市港北区の全人口調査による− 【newsglobe. https://news.biglobe.ne.jp/animal/0809/woof_170809_2091454216.html】これは、犬が自閉症になることを懸念している風潮があるのでしょうか?やはり動物を飼う以上は最低限の約束事を守らないとですね。🌠
2017.08.28
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都内・知的障害者 14県の「都外施設」に3000人生活 高い地価・住民反対 障害者の地域移行停滞 東京都内の知的障害者のうち約3000人が、都や都内区市町村の財政支出がある14県の「都外施設」で生活していることが、都などへの取材で分かった。都は1997年、障害者虐待事件をきっかけに都外施設の新規建設をやめ、自宅近くで暮らせるようにする方針を打ち出したが、この20年間で入所者は減っていない。相模原障害者施設殺傷事件でも浮かんだ障害者の地域移行が進まない実態の一端が見える。都外施設の整備は、都内の地価の高さや住民の反対運動を背景に、60年代後半から始まった。地元の社会福祉法人が都の補助金で建設し、都民が優先して入所。国の居住地特例制度に基づき、介護費の自治体負担分などはもともと住んでいた区市町村が出している。こうした施設は東日本の14県に41施設あり、定員3212人の約9割が都民だ。 97年、都外施設の一つの福島県の「白河育成園」で、職員による暴行や薬物の大量投与などの虐待が発覚した。遠隔地では監査が行き届かない問題が指摘され、都は再発防止策として、地域で生活する少人数のグループホーム(GH)などを増設し、施設入所型の処遇から地域生活型ケアへの転換を目指す方針を決定。都の有識者会議も翌年、入所施設整備は都内とする提言をまとめた。 だが、既存41施設は「入所希望者がいる」との理由で維持された。都は今も施設改修の補助金を出し、高齢化した入所者が死亡するたび、都内から新たに障害者が送られている。 都施設サービス支援課によると、都内外の施設から自宅や自宅近くのGHなどに移った障害者は、2014年度からの2年間で入所者全体の3%の260人だけという。入所者の多くが重度の知的障害を持ち、自力で暮らすのが難しい▽両親らが高齢化して介護できない▽都内のGHは家賃が高い--といった点がネックになっている。 同課は「重症心身障害者や」家族の緊急相談などに応じる拠点を各地に整備するなど、近年ようやく国の支援の仕組みが整ってきたものの、障害者の地域移行は本人の高齢化に伴い難しくなっている」と話す。「金銭トラブルや都会の誘惑に巻き込まれずに静かな環境で暮らせるという点で、都外施設にも意義がある」と指摘する区の担当者もいる。 一方、知的障害者の家族らで作る「全国手をつなぐ育成会連合会」統括の田中正博さんは「都内の暮らしを支える仕組みがなかったから、家族は都外施設しか選択肢がない状況に追い込まれた。地域での支え方を行政や住民が本気で考える必要がある」と訴える。 都は今年度、入所者の地域移行を促進する補助金の対象を、都内だけでなく都外のGHにも広げた。「住み慣れた場所への定住」が狙いだが、この場合も出身地からは離れたままだ。 遠くても頼みの綱 「高齢の両親は限界になって施設頼る…」 都外施設で暮らす障害者が減らないのは、遠くても受け入れてくれる施設の存在が家族の頼みの綱になっている現実があるからだ。 全国で初の知的障害者の都外施設として1968年に開園した栃木県足利市の「緑ケ丘育成園」は、入所者140人全員が都民。うち40人は40年以上暮らしている。平均年齢は、今は57歳。園によると、年4、5人が亡くなり、空きが出るとすぐに都民で埋まる。高齢化した両親が介護できなくなって預けるケースが多いという。地域のGHに移った人はほとんどいない。 家族から離れての生活に、施設や家族にも葛藤はある。「家に帰りたい」と訴える入所者に、職員は年3回の帰省まで待つよう言い含めたりする。柏瀬悦宣(かしわせ・えつひろ)常務理事は「高齢の両親は限界になって施設を頼る。介護する側に自由を与えてあげたい」と話す。 知的障害の兄を6年前に他界するまで40年間預けていたという台東区の男性は「施設がなければ、家に閉じ込めていたかもしれない。人間らしい暮らしができたと思う」と、施設へ感謝する。施設までは車で約2時間で「ほどよい距離だった」と振り返る。 【毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20170720/k00/00m/040/177000c】 加齢とともにニーズが高まってくる施設支援。高齢化社会へ向けての対策も必須ですね。🌠
2017.08.27
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残業が月188時間 幼子2人を残し、夫は命を絶った 2015年12月に自殺した、小樽掖済(えきさい)会病院(北海道小樽市)の臨床検査技師の男性(当時34)は、直前の1カ月間の時間外労働が188時間だった。 遺族の申請を受けた小樽労働基準監督署が労災認定。 遺族は今年2月、損害賠償を求めて提訴した。 遺族は「責任の所在をはっきりさせたい」と言う。 病院職員の過労自殺、労災認定 時間外が月188時間 訴状によると、男性は2005年に同病院に就職。 15年7月ごろから、病院の新築移転に伴って導入される電子システムの構築作業などを任されて残業が常態化した。 うつ病を発症し、同年12月に病院の屋上から飛び降りて自殺した。 小樽労基署の認定では、自殺直前の半年間で時間外労働が100時間を超えた月が4回あった。 遺族は今年2月、病院を運営する一般社団法人日本海員掖済会に約1億2566万円の損害賠償を求め札幌地裁小樽支部に提訴した。 訴状で、原告側は「被告は過酷な長時間労働を把握していながら放置し、業務量を調整する安全配慮義務を怠った」と主張している。 小樽掖済会病院は取材に「労災認定を受けたことは真摯(しんし)に受け止めており、残業時間を短縮するなど労働環境の改善を進めている。詳細な主張などは係争中のためコメントできない」としている。 月188時間にのぼった時間外労働。 過酷な勤務で次第に食欲をなくし、やつれていく様子を妻(32)は見ていた。 普段は弱音を吐かないのに、「仕事を辞めたい」と漏らしたこともあったという。 幼い子ども2人を残し、自ら命を絶つまで追い詰められたのはなぜなのか。 「裁判で責任の所在をはっきりさせたい」と妻は話す。 真面目で優しい夫だった。 車ではお年寄りに席を譲り、子どもが夜泣きをしたときは必ず起きてきて面倒をみてくれた。 「責任感が強く、任された仕事を断れなかったのかもしれない」と思う。 帰宅はどんどん遅くなり、入浴中に寝てしまうこともあった。 食事を残すようになり、ほおはこけていった。 子どものことをいつも一番に考えていた。 夢は成長した息子と2人でキャンプに行くこと。 テントも買っていたが、かなわなくなった。 夫の棺とともに帰宅すると、自宅に手紙が届いた。 夫からで、「結婚して子どもが生まれて幸せだった」「ごめんね。今までありがとう」と書いてあった。 自殺の数週間後、息子を叱ると、「パパー」と声をあげて泣き続けた。 夫はもういないと実感し、悲しみがこみ上げた。 「ごめんね」と息子を抱きしめた。 病院から謝罪はないという。 「優しい夫が大好きで、ずっと一緒に生きていくと思っていた。幸せな時間だったのに奪われてしまった。とにかくその責任を取ってほしい」 [朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK8Q6FFBK8QIIPE02L.html] 亡くなった男性の仏壇に手を合わせる妻 うつ病を発症した時点で、何かしら対処していれば、と残念にもなります。 真面目で責任感の強い人ほどに、こうして我が身を追い込んでしまう、切ない出来事ですね。🌠286万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.26
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「どうしてそんなことするの?」発達障害の娘を絵本に福井県敦賀市在住のイラストレーター皆川由香さん(43)が、発達障害と診断された長女をモデルにした絵本「どうしてそんなことするの? ~ふわりちゃんははったつしょうがい~」を出版した。 主人公は、小学生の猫の「ふわりちゃん」。興奮すると物を投げる、授業中に立って歩く、机の中を片付けられないなどの学校での様子をパステル画で描いた。子どもでも読みやすいように平仮名を多く使い、動物を物語のキャラクターにした。 ふわりちゃんは皆川さんの中学1年の長女をモデルにした。小学生のときに発達障害と診断され、「娘自身には悪気はないが、周りを困らせてしまっていた」という。絵本では「一見困った子に見えるが、本人が一番困っている。心に寄り添ってあげてほしい」と訴える。 皆川さんは「娘の行動のことを周りに理解してもらい、娘を助けたいというのが出版のきっかけ。特に発達障害の子どもがクラスにいる同級生やその保護者たちに読んでもらいたい」と話す。 本はA5判32ページ、税込み648円。問い合わせはホームページ(http://atelier-cano.net)からかメール(illustrator@atelier-cano.net)で。[朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK8Q46XBK8QUBQU00H.html ]絵本を出版した皆川由香さん残念ながら、ホームページ、メールのみの販売のようです。温かい母の目で作られた絵本、一生の宝物ですね。🌠
2017.08.25
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教員の長時間労働改善、事務作業に支援員配置へ教員の長時間労働を改善するため、文部科学省は教員の事務作業を代行する「スクール・サポート・スタッフ」を全国の公立小中学校に配置する新制度の導入を決めた。大規模校を中心に3600人の採用を目指し、来年度予算の概算要求に都道府県教委への人件費補助14億9000万円を計上する。教員の多忙感は学習プリントのコピーや会議の準備などの雑多な事務も一因とされており、外部人材の活用で負担軽減を図る。 文科省によると、サポート・スタッフは都道府県教委がパートタイムの非常勤職員として雇用し、来年度は全国約3万校ある公立小中学校のうち規模の大きい3600校に配置する。文科省はその人件費の3分の1を補助する。担当する業務は児童生徒に配るプリントのコピーなどの授業準備のほか、校内掲示物の作成、行事や会議の準備・片づけ、調査統計のデータ入力などを想定している。【YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20170823-OYT1T50079.html】教育現場も少しずつでも、着実に変化しつつありますね。🌠
2017.08.24
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「誕生日は大嫌い」いじめに苦しむ自閉症の少年、13歳のお祝いは盛大なものに(米)米フロリダ州で、毎年の誕生日を寂しく過ごしていた自閉症の少年のために慈善団体が地域住民と協力し13歳の誕生日を盛大に祝った。母親は「このパーティーが、息子のためだけでなく同じようにいじめを受けている子たちへのサポートになれば」と話している。『Inside Edition』や『WPEC CBS 12』などが伝えた。フロリダ州ポートセントルーシーに暮らす自閉症スペクトラムのウィリアム・モラレス君(13歳)は、これまで誕生日を友人に祝ってもらった経験がない。母のトリシアさん曰く、ウィリアム君が幼稚園か小学1年生の頃に1人だけパーティーに来てくれた以外は、誰かの誕生日に招待されることもなかったそうだ。「誕生日はすごく退屈だし、いつも一人だから大嫌いなんだ」と言うウィリアム君は、学校でも友人がおらずいじめの対象になっている。それゆえ今回の13歳の誕生日も、一人で過ごすのだろうと思っていた。「夏の間、息子は『学校に行きたくない』とばかり言っていました。また学校でいじめにあうことを不安に思っているのです。葛藤している我が子を見ることほど、親にとって辛いものはありません」とトリシアさんは話す。そこで息子に何か特別なことをしてあげたいと思った両親は、非営利団体「Cherab Foundation」が企画し誕生日会を専門に行う「CrowdFunnit」のボランティアたちの協力を得て、8月20日にウィリアム君のための13歳の誕生パーティーを地元にある「Superplay USA」というイベント会場で催すことを思い立った。地元警察官や軍隊、モーターバイク集団のほか、スター・ウォーズのストームトルーパーやチューバッカ、ゴーストバスターズなど様々なキャラクターに扮したメンバーが続々とウィリアム君をお祝いするために駆けつけた。普段とまるで違う誕生日を迎えたウィリアム君は、大勢の人が来てくれたことに驚きと喜びを隠せず「去年はいじめが酷かったから学校に行くのが全然楽しくなかったんだ。他の人には僕のような思いをして欲しくない」と心境を吐露している。そしてトリシアさんは、母としての思いをこのように明かした。「息子は他の子とは異なります。でもそれは何も悪いことではありません。ただ受け入れることが大切なのではないでしょうか。私ははいじめを許すことはできませんし、許すつもりもありません。今回のパーティーは息子だけが対象ではなく、息子のようにいじめに遭っている子供たちにも『君は一人じゃないんだよ』と伝えサポートする意味でもあるのです。」なお今回のパーティーを企画した「CrowdFunnit」は、いじめに葛藤している子供たちのサポートのために全米で似たようなパーティーを催しており、フロリダ州ではこのウィリアム君の誕生パーティーが初になるという。画像は『Inside Edition 2017年8月21日付「Community Bands Together to Celebrate 13th Birthday of Teen With Autism」』のスクリーンショット【BIGLOBE ニュース https://news.biglobe.ne.jp/international/0823/tec_170823_6023882583.html】 自閉症の少年、13歳の誕生日は賑やかに(画像は『Inside Edition 2017年8月21日付「Community Bands Together to Celebrate 13th Birthday of Teen With Autism」』バースデーパーティーを重んじるアメリカなれではですね。日本ではさほどそういう風習もなく、家ではなく、学校の余暇活動の一環でその月のお友達の誕生日祝いをしています。🌠
2017.08.23
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障害者施設で入所者に大けが 傷害容疑で施設を捜索宇都宮市の障害者支援施設で、ことし4月、知的障害のある20代の入所者の男性に職員が暴行を加え、腰の骨を折って一時、意識不明となる大けがをさせた疑いがあるとして、警察は11日午前8時半すぎ傷害の疑いで施設などの捜索を始めました。 捜索を受けているのは、宇都宮市にある障害者支援施設「ビ・ブライト」と施設を運営する社会福祉法人「瑞宝会」の本部です。警察の調べによりますと、ことし4月、この施設に入所していた知的障害のある20代の男性が体調不良を訴え病院で詳しく調べたところ、腰の骨を折るなどの大けがをしていることがわかりました。男性は一時、意識不明となりましたが、現在は、回復に向かっているということです。警察は、医師の診断で外部から強い力が加えられ、男性がけがをしたと見られることや、職員の証言などから、男性が施設の職員から暴行を受けた疑いがあるとして、午前8時半すぎ、施設などの捜索を始めました。この施設は知的障害者などの生活支援を行う施設で、およそ30人が入所し、日中は8人、夜間は2人の職員が勤務しています。社会福祉法人「瑞宝会」の土屋和夫理事長は、10日、取材に対し、「施設内でけが人が出たことについては深く反省している。内部で調査をした結果、虐待があったことは確認されていないが、警察の捜査は真摯(しんし)に受け止めたい」と話しています。【NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170911/k10011134691000.html】そんな大きな怪我で入院していたにも関わらず、今まで表沙汰にならなかったのがとても不思議です。真相を早く解明して頂きたいです。回復に向かっていて良かったですね。🌠
2017.08.22
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「自閉症・情緒障がい学級」が沖縄の公立小で増えた背景本年度の沖縄県内の公立小学校の「自閉症・情緒障がい学級」は325クラス(前年度比70クラス増)で「知的障がい学級」の304クラス(同22クラス増)を初めて上回ったことが、文部科学省が3日に公表した2017年度学校基本調査(速報値)で分かった。公立中学校の情緒障がい学級は114クラス(同22クラス増)、知的障がい学級は137クラス(同13クラス増)だった。 情緒障がい学級は、自閉症や心理的な要因で社会生活への適応が困難な子らが通う特別支援学級の一つ。県内の小中学校で年々増加している。 県内公立小中学校の特別支援学級数は974クラスで、前年度より155クラス増えた。 県教育庁は「特別支援教育への理解が広がっていることや、ニーズの増加もある。16年度からは、学校に1人でも対象者がいれば特別支援学級を新設できるようになったことも影響しているとみられる」と話した。 県内の大学(学部)の卒業生3931人のうち、非正規も含む就職者は2535人。卒業生に占める割合は64・48%で、全国の76・1%を下回った。 また、県内中学校を卒業した人の高校等進学率は96・9%(全国平均98・8%)、高校を卒業した人の大学等進学率は39・5%(同54・7%)で、いずれも全国で最も低かった。【沖縄タイムズ http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/130171】進学率はさておいて、「16年度からは、学校に1人でも対象者がいれば特別支援学級を新設できるようになった・・」って、すばらしいですね。🌠285万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.21
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事故で障害残った男性 復職認めるよう求める訴え 交通事故で大けがをし、両足にまひなどの障害が残った男性が、会社が職場復帰を認めず退職させたのは不当だとして、復職を認めるよう求める訴えを大阪地方裁判所に起こしました。 訴えを起こしたのは大阪・北区に本社がある大手電子部品メーカー「日東電工」で研究員として働いていた43歳の男性です。訴えによりますと、男性は3年前、バイクの事故で首の骨を折る大けがをして休職し、両足にまひなどの障害が残りました。男性は職場に復帰したいと考え、在宅勤務をするか、通勤する場合は神戸市内の自宅から広島県内の事務所まで新幹線などを使わせてほしいと希望しましたが会社が応じず、休職期間が終わった今年2月に、退職扱いになったということです。男性は「障害者雇用促進法で会社は障害者が働きやすいよう配慮することが求められているのに意向を聞き入れなかった」として、会社に対し、復職を認め未払いの給与などを支払うよう求める訴えを、17日、大阪地方裁判所に起こしました。男性は記者会見で「同じような状況に置かれているほかの障害者のためにも裁判をやり抜きたい」と述べました。一方、日東電工は「コメントは控えさせていただきます」としています。 専門家「安易に負担重いと判断すべきでない」 去年、施行された「改正障害者雇用促進法」では、企業は障害者が働きやすい環境を作るため合理的な配慮をすることが義務づけられています。ただ、企業にとって過重な負担になる場合は除くとされ、障害者のためにどこまで配慮すべきかは企業の財務状況などによって左右されます。障害者の雇用に詳しい文京学院大学の松爲信雄客員教授は「企業と障害者本人が話し合いの中で必要な配慮を決めていくというのが障害者雇用促進法の本来の精神だ。企業は安易に負担が重いと判断すべきではなく、どこまで本人の話を受けて配慮したかが問われる。今回の裁判の判断が今後のガイドラインになる可能性がある」と話しています。【NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170817/k10011102721000.html】事故の経緯に障害の程度や治療の見込み、後は、どのように仕事に関われるかと、障害者雇用促進法だけにとらわれずに、時間を掛けて企業も誠意を以っての対応が必要になってきていますね。
2017.08.20
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知的障害者にカード作らせ70万円詐取か知的障害のある男性にキャッシングができるカードを作らせてだまし取ったとして、34歳の男が逮捕されました。男は、カードを使って70万円を引き出していたということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。 逮捕されたのは東京・練馬区の会社員、牟田浩士容疑者(34)です。警視庁によりますと、牟田容疑者はことし3月、知的障害のある知り合いの30代の男性にキャッシングができるカードを作らせたうえ「君が持っていると危ないから預かっておくよ」などと言ってだまし取ったとして、準詐欺の疑いが持たれています。その後、カードを使って合わせて70万円を引き出し、競馬などに使っていたということで、男性に身に覚えのない料金の請求があったことから発覚したということです。警視庁によりますと、調べに対して容疑を認め「障害者だからだませると思った」などと供述しているということです。警視庁が詳しいいきさつを調べています。【NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170908/k10011131571000.html】知り合いだからと、騙す為に言い寄る。なんとも非人情で恥ずかしい事件ですね。🌠
2017.08.19
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相模原殺傷 施設分散の最終報告書を提出去年、殺傷事件が起きた相模原市の知的障害者施設の再建を検討する神奈川県の部会は、神奈川県の黒岩知事に対し、元の場所での建て替えとともに入所者が一時的に移転している横浜市にも施設を整備し分散するとした報告書を提出しました。神奈川県はことし10月にも再建案を正式決定する方針です。 去年7月、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者など46人が殺傷された事件を受けて、施設の再建案を検討するため神奈川県が設置した専門家らでつくる部会は、今月2日、元の場所で施設を建て替えるとともに、多くの入所者が一時的に移転している横浜市に新たな施設を整備し、分散するとした最終的な報告書をまとめました。そして、17日、部会の堀江まゆみ会長が神奈川県の黒岩知事に報告書を提出しました。黒岩知事は当初、元の場所で施設を建て替えるという方針を示していましたが、「報告書に沿って県として分散して小規模化を進めるという新たな方向性をできるだけ早くまとめたい。不安を感じている入所者の家族にもご理解いただけるよう誠意を持って説明していきたい」と述べました。神奈川県は今後、報告書をもとにさらに検討を進め、今月中に再建案をまとめ、議会などでの議論をへて10月にも正式決定する方針です。部会の会長を務めた白梅学園大学の堀江まゆみ教授は、「報告書では時間をかけて入所者の意向を確認することを盛り込んでおり、一つ一つ丁寧に進めれば家族の不安を取り除けると思っているので、神奈川県にはそういった形で対応してほしい」と話していました。【NHK News Web http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170817/k10011102651000.html】分散しての施設運営、目を行き届き、暮らす方も安心でしょうね。🌠284万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.18
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女子マネジャー死亡、「呼吸」誤解? AED使ってれば新潟県の加茂暁星高校の野球部でマネジャーをしていた女子生徒(16)が練習直後に倒れ、今月5日に死亡した。家族によると、生徒は倒れた時に心室細動を発症していた。自動体外式除細動器(AED)を使えば、救える可能性がある症状だ。AEDの設置が広がっても突然死が後を絶たない背景には、AEDの性能についての理解が深まっていないことや、卒倒などの場面に遭遇すると、落ち着いて使いこなせない実態がある。■認知度低い「死戦期呼吸」 「AEDを使ってほしかった。助かったかもしれないと思うと、つらくて悔しい」。生徒の父親(42)は朝日新聞の取材に苦しい胸の内を語った。明るくて面倒見のいい性格。部活が大好きだったという。 生徒は7月21日午後、練習があった野球場から学校まで約3・5キロを走った後に倒れた。野球部の監督は「呼吸はある」と判断し、AEDを使わずに救急車の到着を待った。 しかし、その呼吸は、「死戦期呼吸」というものだった可能性がある。心停止の状態になっても、下あごだけが動いたり、しゃくり上げるようなしぐさをしたりして、呼吸をしているように見えることがある。生徒が搬送された新潟市内の病院の医師は「心室細動が起きていた」と生徒の家族に説明したという。 AEDは、心臓がけいれんしたような状態(心室細動)になり、血液を送り出せなくなっている状態を、電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための機器だ。校内のAEDは、生徒が倒れた玄関に近い事務室の前など計3カ所あった。加茂署によると、病院に運ばれた生徒は今月5日、低酸素脳症で死亡した。 日本救急医学会の指導医の太田祥一医師は「死戦期呼吸と普通の呼吸とを見分けるのは、一般市民には難しい」と指摘する。死戦期呼吸の認知度が低いことも、AEDでの素早い処置に思いが至らない要因の一つとみる。 【朝日デジタル http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%a5%b3%e5%ad%90%e3%83%9e%e3%83%8d%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%bc%e6%ad%bb%e4%ba%a1%e3%80%81%e3%80%8c%e5%91%bc%e5%90%b8%e3%80%8d%e8%aa%a4%e8%a7%a3%ef%bc%9f-%ef%bd%81%ef%bd%85%ef%bd%84%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%8c%e3%81%b0/ar-AAqco4J?ocid=HPCDHP#page=2】 AEDの説明をする救急救命士の松田史さん=新発田市の新発田消防署認識不足もあれど、いざという時には、近くにいる人ほど気が動転して慌ててしまうこと、あるでしょうね。🌠
2017.08.17
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「発達障害」と診断し特別な存在として扱うことに違和感 専門家が指摘じっとできない、挨拶しない……育てにくい子の伸ばし方発達障害と診断 専門家が違和感2017年8月11日 11時0分文春オンライン 言うことを聞かない、なんだか友達が少ない、こだわりが強すぎる……。そんなわが子の姿を見ると、多くの親は「どうしてみんなと同じにできないの?」と不安になったり、焦ったり。けれど、東京大学先端科学技術研究センターで「異才発掘プロジェクト ROCKET」のディレクターを務める中邑賢龍教授は問います。「ほかの子と同じにすることが本当に必要ですか?」と。子どもとの向き合い方や、これからの教育のあり方について、中邑教授が上梓した『育てにくい子は、挑発して伸ばす』には、これまでの常識に捉われた大人に新たな視点を与える子育てと教育のヒントがつまっています。◆◆◆「発達障害」が近年、大きな話題になっています。しかし、私自身は、「変わった子」や「育てにくい子」に「発達障害」という診断名を安易につけて、周囲と別の存在として扱うことには違和感を覚えます。人間には誰しも凸凹があります。得意なこともあれば、不得意なこともある。ROCKETにやってくる子どもたちは、みんな不登校。凸凹とした個性にあふれ、実にユニークです。凹の部分が他の子どもより目立ちやすかったり、多かったり。でも、凸の部分もしっかりと持っています。彼らの凹を埋めることよりも、凸を伸ばしていきたいと考えて、プロジェクトを進めています。 そんな子どもたちを育てる親御さんたちから、相談を受ける機会もたくさんあります。わが子とのコミュニケーションがうまくいかず、「どうすれば、子どもが変わってくれるのか?」と悩む親御さんは、実に多い。でも、その前に、大人の私たちができることを考えてみたいと思います。 まずは、子どもの行動を結果だけで捉えるのではなく、その背景を想像してみることです。たとえば、集団でのプロジェクトの途中に突然席を立ったH君。「どこ行くの?」と聞く私に「外。面白くないから」と言い残して、部屋を出ていってしまいました。身勝手で、理由なくキレる子ども。そう感じたでしょうか。でも、彼にはきっかけや理由があったのかもしれません。少し冷静に彼の行動を眺めてみると、違った側面が見えてきます。 ©文藝春秋 ■H君が勝手に出て行く →行きたいところがあるのかもしれない。→面白くないのかもしれない。→音や匂いが気になるのかもしれない。■H君はあまり挨拶をしない→実は相手の存在に気づいていないのかもしれない。→挨拶のタイミングがわからないのかもしれない。■H君は思ったことを周囲の空気を読まずに発言する→人と違った視点でその場を見ているのかもしれない。→しっかりした自分の主張を持っているからこそ、発信できるのかもしれない。 といった具合です。背景をいくつか考えてみると、なるほどと思い当たることがあるものです。 社会の常識を前提とした価値観で子どもを咎めたりせずに、子どもの姿と言い分を受容してやると、子どもはコミュニケーションを続けようとします。受容というのは、放置して諦めるということとは違います。積極的に、子どもを理解して、受け容れていく。子どもはどのように感じているのか、考えているのかに思いをめぐらせて、受け止めることです。お子さんを育てている方には、何があっても子どもを支援する、その覚悟を持ってほしいと思っています。 また、何度注意しても聞かない、約束を守らない。そんなお子さんに困惑した親御さんから相談を受けることもあります。私はまず、親子であっても違う人格を持つ以上、理解し合えないことを前提にしたほうがよいと伝えることにしています。 それに加えて、子どもは注意の範囲が狭く、また一度に覚えられる記憶の量も少ないため、自分の行動の断片を切り取って覚えておくことしかできない場合があります。空想と現実の区別がついていない子どもの場合には、空想したことを主観的な事実として認識していることもあります。 状況を俯瞰してとらえ、出来事を系統だてて記憶できる大人とは違う世界が、子どもの脳内には展開されているのです。『育てにくい子は、挑発して伸ばす』(中邑賢龍 著) 子どもが約束していたことを守らなかった。その時に、大人が自分の主張を頭から否定し、嘘つき呼ばわりすると子どもはひどく悲しみ怒ります。親はきちんと伝えていたとしても、子どもはそれを覚えていられなかった。もしかしたら、親が話している間、違うことに気をとられて、そもそも大事な話をされたという認識すら持っていないのかもしれません。「子どもは、違うように感じているのかもしれない」ということを常に、頭の片隅に置いていれば、必要以上に責め立てたり、子どもを追い詰めてしまうこともなくなります。 ROCKETの子どもたち、親御さんたちと培ってきた経験が、子どもの学びや子育てについて、悩みを抱える多くのお父さん、お母さんの参考になればと願っています。 子どものユニークさ、育てにくさで悩まないでください。むしろ、楽しんでください。ユニークさは宝です。その宝を大切に育てていきましょう。©iStock.com―――中邑賢龍(東大先端研教授/異才発掘プロジェクト ROCKETディレクター)中邑賢龍(なかむら・けんりゅう)1956年、山口県生まれ。東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野教授。異才発掘プロジェクト ROCKET などICTを活用した社会問題解決型実践研究を推進。共編著に『タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育』(明治図書)など。 【news. livedoor.com http://news.livedoor.com/article/detail/13460398/】【楽天ブックスならいつでも送料無料】バリアフリー・コンフリクト 争われる身体と共生のゆくえ [ 中邑賢竜 ]【楽天ブックスならいつでも送料無料】タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育 学習につまずきのある子どもたちの可能性を引き出し, [ 中邑賢竜 ]【楽天ブックスならいつでも送料無料】育てにくい子は、挑発して伸ばす [ 中邑 賢龍 ]育てにくい子は、昔からいたはず、特に診断名にこだわらずに、のびのび育って欲しいですね。🌠
2017.08.16
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日本自閉症スペクトラム学会 福岡市で開幕 /福岡 「日本自閉症スペクトラム学会第16回研究大会」が2日、博多区の福岡国際会議場で始まった。 同日は九州大の村田豊久前教授の「生涯発達から見た自閉症」と題した基調講演などがあった。 大会は3日まで。 村田前教授は、1969年から続ける集団遊戯療法を主体とした「土曜学級」の活動が、地域における自閉症児への療育・支援活動の一つのモデルになったことなどを紹介した。 また自閉症者の追跡調査によると、海外より就労できる自閉症者が多かったことや、中年期には他人の気持ちを考え、コミュニケーションをとろうとする能力が身につく人が多かったという。 村田前教授は自閉症者の地道な生き方や考え方に学ぶことがあるとし「私たちが自閉症の人たちの老年期の生き方に見習って、人生の徳を学ばなければならない気がする」と結んだ。【宗岡敬介】 【毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20170903/ddl/k40/040/344000c 】 自閉症者には本来、人間に備わった地道な生き方や学び方を実直に生きている、研究が深まってきていますね。🌠
2017.08.15
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声優神谷明さんの自閉症の次女 3日にCD発売アニメ「北斗の拳」のケンシロウの声などで知られる声優神谷明さんの次女たえさん(33)の初めてのソロCDが3日、発売される。自閉症のたえさんが、障害の有無に関係なく、寄り添い合うことをテーマに歌い上げている。 たえさんは、幼いころから聴いたばかりのCM曲をおもちゃのピアノで弾くなど、音楽に親しんできた。都内や神奈川県などを拠点にするアートスクール「ホットジェネレーション」の一員として15歳で主演を務め、障害者と健常者が共演するミュージカルで活躍してきた。3日は品川区での公演に出演。神谷さんは「たえがミュージカルに出会えたのは幸せなこと。たえの歌を多くの人に聴いてほしい」と話している。 ミュージカルは品川区の大井町きゅりあん(区立総合区民会館)で午後2時半から(3500円)と午後6時から(3500~4千円)。演目はオリジナルのサクセスコメディー「DREAM」。CDはホットジェネレーションが自主製作。「Stars~名もなき星たち~」とのタイトルで、今回の公演の劇中歌など3曲を収録した。CDは千円で、会場で販売する。チケット予約やCDの購入はメール(info@hot-generation.org)か電話(080・6747・2538)で。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK92328CK92UBQU00H.html】多くの経験を重ねて、更に夢の実現に向けての一歩を歩まれていますね。🌠
2017.08.14
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自閉症の10歳の少年が書いた「私は」というタイトルのポエムが深い 10歳の自閉症を抱える少年が、学校の課題で「私は」で始まるポエムを書いたところ、その心の内を上手く表現した内容に注目が集まっている。 Facebook41Twitter 10歳のベンジャミンは他人とのコミュニケーション能力に困難が生じてしまう自閉症を抱えている。そのベンジャミンが学校の課題として「私は」というタイトルのポエムを書くことに。その課題は、「私は聞く」「私は見る」などの基本的な動詞のあとに、好きな文を作っていくというルール。 そこで、ベンジャミンが書いたポエムは、10歳の少年が書いたとは思えないほどインパクトがあるものだった。そのポエムの内容はこちら。 私は変、私は新しい私はあなたも同じなのかと考える私は空中の中に声が聞こえる私はあなたは聞こえないと分かる、それはフェアじゃないと思う私はブルーな気持ちになりたくない私は変、私は新しい私はあなたも変なふりをする私は宇宙にいる少年の気持ちになる私は星に触ると場違いな気分になる私は他の人がどう考えているか心配になる私は人が笑うと泣く、そして怖くなる私は変、私は新しい私は変だと理解し、あなたもそうだと感じる私は『捨てられた気分』と言う私はそれが大丈夫なことだという日を夢見る私は周りに馴染もうとする私はいつか馴染めるようになることを願う私は変、私は新しい ベンジャミンが綴ったのは、学校の友達となかなかうまくコミュニケーションを取ることができない彼が、周りと違うのはどういう気持ちなのかを率直に表現した内容だった。 そして母親がこのポエムを全国自閉症協会に投稿。それに協会が反応し、現在公式Facebookページでは、自閉症を抱える子供たちが日々どんな気持ちで暮らしているのか、できるだけ多くの人に分かってもらうため、このポエムが公開されている。【front-row http://front-row.jp/_ct/17108071】真っ新で純粋な心が伝わってきますね。表現力も豊かで心に訴えてくるものがあります。🌠283万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.13
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自閉症児の音楽療法は効果がないのか?この原稿には科学的に確認されていない私の勝手な想像が多く含まれていることをまず断っておく。 言語と社会性の発達障害、および繰り返し行動が自閉症スペクトラム(ASD)の主要症状だ。米国疾病予防管理センターからの発達障害早期発見のための乳児期チェックリストには、1)音に反応しない、2)動くものを見つめない、3)笑わない、4)手を口に持っていかない、場合は医師に相談するよう説明している。 このリストはASDだけを対象にしているわけではないが、これらの症状から勝手に想像すると、ASD主症状の背景に、乳児に自然に備わった能動的に様々な体験を求めようとする本能の低下があるように思える。 例えば乳児期だけに「口唇追いかけ反射」が存在する。これは母親の乳房を求める反射と理解されているが、目がはっきり見えない時期、新しい体験を求めるための反射としても働いていると考えられる。実際私たちの行動が論理的な思考に基づくことは稀で、ほとんどは本能や、欲望、感情に動機付けられている。従って、ASDの子供が能動的に体験を求めようとしないのは、行動の動機になる本能や感情に問題がある可能性がある。事実、ASDの人たちは大人になっても、感情の受容や伝達が苦手なこと、すなわち失感情症を併発することが多いことが報告されている。また機能的MRIを用いた研究から、感情に関わる島皮質の活動が自閉症では低下していることも報告されている。 しかし、本当にASDの人たちは感情の理解や表現が低下しているのだろうか? 一見失感情症のように見えるASDの人たちが豊かな感情を持っていることが、音楽に対する様々な反応からわかってきた。ASDの人たちの音楽能力が高いこと、あるいは音楽で表現される感情をほぼ正常に理解していることが報告されている。おそらく音楽の最も重要な役割は、感情のコミュニケーションといっていいだろう。とすると、正常以上の音楽的コミュニケーション能力を持つASDの人たちを失感情症と決めつけることは危険だ。逆に音楽を通せば、ASDの子供と深いコミュニケーションをとることができるのではと考えられるようになった。これに基づき、ASDの人たちの社会性を高めるための、様々な音楽療法が開発され、その効果も幾つかの論文で報告されている。 しかしこれまでの研究のほとんどは観察研究で、一般的な治療法として確立するためには、より厳しい臨床的検証が必要とされていた。 今日紹介するノルウェイを中心とする9カ国の国際チームからの論文は「即興音楽療法」と呼ばれる治療法の一つの効果を調べるための国際治験研究で8月8日号の米国医師会雑誌に掲載された(Bieleninik et al, Effects of improvisational music therapy vs enhanced standard care on symptome severity among children with autism spectrum disorder: The TIME A randomized clinical trial(自閉症スペクトラムの症状改善に対する即興音楽療法の効果:TIME-A無作為臨床治験), JAMA 318:525,2017) この研究では4-7歳のASD児童を対象に、訓練されたセラピストと1対1でその子に合わせ即興で楽器を演奏したり、歌ったり、ダンスしたりするセッションから構成される即興音楽療法を受けさせ、その効果を調べている。治療の性格上プラシーボを用いた2重盲検は難しいが、参加した384人を無作為に3群にわけ、182人は一般的ケアプログラムのみ、91人に週3回の即興音楽治療セッション、91人に週一回の同じセッションを一般ケアプログラムとともに受けさせる無作為化臨床治験で、これまでの観察研究とは大きく違っている。5ヶ月後に効果を調べているが、判定する医師は患者さんがどのグループに属しているかを知らされていない。書くと簡単だが、400人近い患者さんに同じ量と質の治療を行い、それを比べることは大変で、その熱意に頭がさがる。そして同じ治療法を統一して行う力のある音楽セラピストが欧米そして韓国にいるのにも驚く。 これだけ大変な治験だったが、「音楽療法の効果は症状改善にほとんどつながらなかった」という残念な結果で終わっている。将来に希望を残すような個別症例の検討も行っているが、混乱するので割愛する。結局、ここで採用された即興音楽療法は一般的治療として認められないという結論になる。 音楽療法を一般治療として認めるためには、セラピストの養成など体制整備に投資が必要で、一部の症例に効果があったという報告だけで全面的に採用するのは難しい。その意味で、今日紹介した論文は、ASDに対する音楽療法の導入に待ったをかけたことは間違いない。 では音楽療法には未来がないのだろうか?私はそうは思わない。ASDの人たちの音楽への感受性が正常かそれ以上であることを示す研究結果は蓄積している。音楽が感情のコミュニケーションのメディアであることを認めるなら、今後も音楽をASDの人たちとコミュニケーションするためのルートとして追求しない手はない。 自閉症の子供たちの音楽能力の科学的研究を推進し、そこから新しいプログラムを考案し、適切な対象を選んで臨床治験で効果を確かめる。時間はかかっても、これを繰り返してほしいと思う。 最後に、アメリカでは音楽療法のセラピストが7000人もおり、ヨーロッパでも6000人いる。音楽療法はASDだけでなく、認知症や多くの疾患で効果が期待されている。その意味で、高齢大国になろうとしている我が国でも、音楽セラピストの養成をどうするのか、考える必要があると思う。 [yahoo news https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20170812-00074419/] 自閉症のピアニストデレク・パラビチーニ(写真:Shutterstock/アフロ)「口唇追いかけ反射」我が子がどうだったか、考えたこともなかったです。普通に反応はあったように思えます。そして音楽もとても好きだし、今でも求めているものがあります。音楽療法という決まった療式に留まることなく、恐らく音楽には言葉を超えた部分での癒し、安らぎ効果により、心を開く要素が強いのかと思います。ただ、自閉症の改善に繋がるかどうかは、やはり興味の個人差もあるんでしょうね。🌠
2017.08.12
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ワガママと発達障害の境界線は…?「あさイチ」発達障害特集の問いと、視聴者の声、親の願いNHK「あさイチ」シリーズ発達障害“ほかの子と違う?”子育ての悩みNHKが1年を通してさまざまな番組で、発達障害の多様な姿を伝えていく「発達障害プロジェクト」7/24(月)にも「あさイチ」で特集が放送されました。 今回のテーマは、「“ほかの子と違う?”子育ての悩み」 朝の番組で、発達障害のある子どもの子育てを取り扱ったことから、特に保護者の方々の視聴・感想が多かった様子です。 発達ナビ編集部でもTwitterで番組の内容を実況し、視聴していた方々の感想もまとめました。 以下の、Twitter「モーメント」機能によるまとめをご覧ください。http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170724/1.html「あさイチ」シリーズ発達障害“ほかの子と違う?”子育ての悩みワガママと発達障害の境界線は…?番組で投げかけられた問いと、視聴者の声今回の番組では、発達障害のある小学生の子どもが二人いるご家庭が取材されました。 小学6年生の女の子が、学校から帰って来た場面。直前までお友達とおしゃべりしていた内容が心に残って、なかなか気持ちや行動の切り替えをすることができない、結果、宿題を始めるまでに50分もかかったという様子が映されます。お子さんの発達に違和感を感じたのは3歳児の頃。癇癪が激しく周囲に相談したが、その時は周囲から「大丈夫だよ」と言われるだけで、お母さんはギャップに苦しんだそうです。その後4歳児になったとき病院を受診、発達障害と診断されました。お子さんが「宿題をなかなかやろうとしない」「学校に行きたがらない」といった状況や悩み自体は、子育てしているご家庭なら大抵、一度は直面することかもしれません。ですが、発達障害のあるお子さんの場合、気持ちや行動の切り替えの難しさ、困りごとが起こる頻度や程度には大きな差があり、なかなか簡単には困りごとは解消されません。 番組で映されるお子さんとお母さんのやり取りから、診断されてから今に至るまでの日々、積み重ねて来た工夫や理解、お子さんの成長の足跡も感じられます。それでもやはり、思うようにいかなくて、パニックや癇癪を起こしてしまうこともある。 同じく発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方や、ご自身も幼少期に似たような状態になっていたと語る、成人の発達障害当事者の方など、視聴者の方々から共感の声が寄せられていました。一方、スタジオゲストの方からは、「これが単なるワガママなのか、発達障害によるものなのか、わからない」という意見も出てきました。ワガママと障害はどう違うのか。そんな疑問に対して、Twitter上でも視聴者のさまざまな声が寄せられます。 番組中でも、一見して誰にでも起こるような困りごとでも、発達障害の場合は、生活に支障がでるぐらい、程度や頻度が大きいという説明がなされていました。ですが、程度や頻度は違えど、起こっている症状や困りごと自体は、どんな子どもにも見られうるものであるゆえに、周囲の人からすると一見してその違いはわかりにくいのでしょう。どこまでがワガママで、どこからが障害なのか…発達障害が身近でない人からそのような疑問が呈されること自体は、無理もないことかもしれません。また、性質や程度の違うさまざまな凸凹のある人々が、連続体(スペクトラム)のように存在していると言われる発達障害それ自体の特性からも、明確な線引きをすることは非常に難しいと言えます。 目に見えにくい、わかりにくい障害としての発達障害の性質を示すようなエピソードだったように思います。こうしたジレンマに対して、具体的にはどのように対処すれば良いのか。 番組のゲストコメンテーターとして出演された、鳥取大学大学院の井上雅彦教授のコメントがヒントとなります。わがままと障害の線引きはどこかと線引きすることは、厳密には難しい。それよりも大切なのは、周りがどういう風に対応して工夫すれば本人が頑張れるようになるのか、という観点だと井上先生は語ります。 線引きをすること自体を目的としても、議論にキリをつけることは難しいですが、その子が何に困っていて、周囲の人たちには何ができるのかと、個別具体的な対応・行動をベースに考えることができれば、発達障害かどうかに関わらず、どんな子どもにとっても有効な困りごと解決のアプローチが見つけられるはずです。 番組の後半には、下のような声も寄せられました。どんな状況であれ、お子さんも、親御さんも、それぞれのありのままを受け止めて認めて合うことを願う声です。あさイチ出演、古山さんより保護者の方々へのメッセージ最後に、今回の番組のVTRに出演された古山さんからのメッセージをご紹介します。番組終了後、発達ナビ編集部宛にご連絡をいただき、いま、子育てに頑張っている保護者の方々へ伝えたい思いを語ってくださいました。 「7月24日のあさイチで取り上げて受けていただいた、古山です観ていただいた皆様、本当に本当にありがとうございます井上先生はじめ、スタジオの皆様が沢山協力して下さり、短い時間でしたが、濃い内容になっていたと思います放送後も沢山の反響をいただき驚いています発達障害の子育てをしているママの沢山の方が涙を流しながら共感してくださったメッセージをいただき、勇気を出して良かったと思っています我が子の姿をさらけ出すことに抵抗がなかったわけではありません その中で取材を受けた理由は、育児に悩んでいるママに伝えたい想いがあったからです毎日毎日、育児に行き詰まり悩んでいるかもしれません発達障害の子育ては育児上級者コースを受講しちゃったと私は捉えています だから、もう、毎日100点は目指さないでください今日が20点だった日も落ち込んだり自分を責めたりしないで20点だったなら次の日60点以上を目指せばいい一週間で平均60点取れたら、花マルだから、40点が続いたらお休みの日に80点目指せばいいんですそれだって、1人で頑張らないで家族総出でかき集めたっていいんです あ、失敗した、言いすぎたって時は、素直に謝っちゃえばいいんです ママが悪かったです、言い直すからさっきの言葉、消しゴムで消して欲しいって いま、悩んでいるママたち毎日、育児に奮闘していると一人で闘っている気持ちになるかもしれません誰にもカミングアウト出来ず誰にも共感してもらえず苦しくて寂しくて辛い毎日を過ごしているかもしれません私もそんな風な光の見えないトンネルの中にいた経験がありますでも少し勇気を出して周りを見てみてください あなたには必ず味方がいるはずですあなたは毎日毎日、子供に向き合い悩みながら色々なことを選択していることでしょう もしかしたら世間一般的には間違いかもしれない選択をしていることもあるかもしれません私自身が、子供達に学校以外の場所に行かせることを決めたように…でも あなたが真剣に子供達の幸せを想いながら出した選択なら たとえ、間違いかもしれない選択だとしても あなたの決めたことなら応援してくれる人がいるはずです私にとっての実母のように味方がいれば たとえ一緒に生活していなくても頑張れるチカラになります勇気を出してみてください また もしも味方がみつからなくても覚えていてくださいあなたが真剣に子供達と向き合い孤独と闘いながら子育てしているとき同じ空の下で私も同じように過ごしています あなたが今日も上手く対応してやれなかったと子供達の寝顔を見ながら涙しているとき同じ空の下で私も同じように涙しています あなたが真剣に子供達の幸せを想いながら頑張っているなら私はあなたの味方ですあなたは一人ではありません つらいとき くるしいとき良かったら私を思い出してください あなたとお子様達の幸せを心から願っています」[woman.excite. https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35026493/]出演者からの言葉、大変な子育てをされている中にも、ゆとりが感じられ、励まされますね。🌠282万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.11
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大阪)発達障害支援団体がヘルプカード作成障害者や体調の悪い人たちが外出先で周囲に手助けを求めやすいように、大阪市の一般社団法人が「ヘルプカード」を作っている。まず、電車やバスで座席を譲ってもらうよう求めるカードが完成。今後も、当事者の声を聞きながら、種類を増やすという。 作成するのは、発達障害のある人たちを支援する「UnBalance(アンバランス)」(平野区)。カードは「SOCCA(ソッカ)」と名付けた。 「そっか、こういう支援を求めている人がいるんだ、と気づいてもらえたらという気持ちを込めた」と代表理事の元村祐子さん(47)は説明する。 元村さん自身、38歳の時に広汎(こうはん)性発達障害の診断を受けた。 同様のカードは、東京都の作った「ヘルプマーク」が普及しつつある。赤地に白い「+」と「ハート」があしらわれたデザインで、カバンにつり下げるなどして使う。外からは見えづらい障害のある人や妊産婦らが配慮を受けられるよう、周りに知らせるためのものだ。府内の全市町村も無料配布している。 元村さんもヘルプマークを利用しているが、「声をかけてもらっても、自分がどんな助けを求めているのかうまく言葉にできない時がある」。助けてもらいたい内容を明確なメッセージにできないかと考えた。 今年初め、デザイナーの葛川幸祐さん(36)に依頼。葛川さんは「老若男女、誰でも抵抗なく持ちやすいデザインに」と考えてネコをモチーフにし、オレンジと白、黒を基調とした目立つ色合いのカードに仕上げた。 完成したのは「席をゆずってください」と、「席があいてたら教えてください!」の2種類。両方とも裏返すと、「ありがとうございます!」のメッセージが表れる。 元村さんは「助けてもらうことに負い目を感じる必要はないけど、感謝の気持ちは必須」と話す。助ける側としても使えるよう、「お手伝いします! 声かけてね」というカードも作った。 カードは2枚セットで650円。意見を受けながら、販売の収益で新たな種類を作るという。 「カードがなくても助け合える世の中になるのが理想。このカードがそのきっかけになれば」。問い合わせはUnBalance(06・6700・8161)へ。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK7G5DSNK7GPTIL027.html】完成したヘルプカード「SOCCA」を持つ元村祐子さん(中央)ら=大阪市平野区助けて欲しい内容を明確にすることで、ゆっくりでも、コツコツと、自然と助け合える社会になってゆくといいですね。🌠
2017.08.10
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部活で43周走る指示 熱中症で意識不明に都立の知的障害特別支援学校で、バスケットボール部の部活動中に、ペナルティーとして校舎の周りを走っていた男子生徒が、熱中症で意識不明の重体になっていることがわかった。 東京都によると、23日、杉並区にある知的障害特別支援学校・都立永福学園高等部で、バスケ部の部活中に、校舎の周りを走っていた男子生徒(15)が、自転車置き場でうずくまっているのがみつかった。男子生徒は、熱中症による脱水症状で意識不明の重体。 男子生徒は、2日前の21日に、走るのが遅かったペナルティーとして、顧問の教員から、1周およそ450メートルの校舎の周りを43周走るよう指示されていた。しかし21周、約10キロ走ったところで、体調が悪くなったため、23日になって残りの22周を走っていた。 当時、気温は32℃で、学校側は、2周走るごとに休ませ、水分をとらせていたという。 これを受けて学校は25日、臨時の保護者会を開いた。 都立永福学園・朝日滋也校長「(保護者から)体がつらいのにがんばるって言ってしまう子どもの特性は、きちんと教師として受けとめるべきではないかといったご意見はありました」 保護者からは、障害のある子どもなので、子どもたちの言葉を適切に読み取り、声かけをしてほしいなどの意見がでたという。(08/26 01:40)【ytv. http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20253287.html】この厳しい残暑の中で科した罰としての追加のランニング。生徒一人一人の体力に適応力の見極めが問われそうですね。快復を祈るばかりです。🌠
2017.08.09
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『24時間テレビ』に登場しない障害者……精神障害や発達障害はなぜいない?8月26~27日に放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。同番組の定番企画として、足の不自由な障害者が登山をしたり、知的障害者の子どもたちがコンサートをしたりといった「障害者が何かにチャレンジする」というコーナーがある。これらが「募金目当ての感動ポルノだ」という視聴者からの批判が出るのも夏の風物詩のようなものだが、不思議なのは、同番組で取り上げられる障害者が身体障害者および知的障害者ばかりなことだ。そこには、うつ病・パニック障害等の精神障害者、ADHD(注意欠陥・多動性障害)・ASD(自閉症スペクトラム)等の発達障害者は出てこない。それはいったいなぜなのだろうか? 日本テレビに電話でコメントを求めたところ、担当者不在で話を聞くことはできなかった。そこで、精神障害や発達障害の当事者の声を聞いてみた。 筆者がTwitter上で「#もしも24時間TVに出てくる障害者が全員ADHDだったら」というハッシュタグを作って拡散したところ、「募金が集まらない」「障害者に見えないと苦情が入る」といった自虐的な意見が散見された。もはや彼らは『24時間テレビ』に自分たちが取り上げられることを諦めているのだ。 精神障害、発達障害のような“見えない障害”というものは地味でわかりづらい。たとえば、うつ病は気分障害の一種で、気分が落ち込み、思考に歪みが生じる。「物事を楽しく思うことが難しくなり、好きだった趣味などからも興味を失ってしまいます。寝込みがちになって体力が落ちる・不眠等の二次的な障害が発生すると、近場への外出や、上体を起こしているだけでもひどく疲弊してしまうことがあるんです」(うつ病のAさん) うつ病患者が『24時間テレビ』で何かにチャレンジするならば、行きたかったという場所へ旅行に行くのはどうだろう? 「うつ病になる前の夢だったんだ」と当人が言うのであれば、夢を叶えてみせてもいいだろう。「うつ病患者は、調子の良い状態から急に体調が悪化することがよくあり、何度も途中下車を強いられるかもしれません。そうすると、申し訳なくて途中下車のたびにスタッフに何度も謝罪することになると思います」(Aさん) うつ病と併発しやすい病気に「パニック障害」がある。突然激しい動悸や焦燥感に襲われるパニック発作が起こり、「同じ発作が起きるのではないか」という不安で、発作を起こした場所に行けなくなってしまう人も多い。 それならば、『24時間テレビ』のチャレンジコーナーで、パニックを起こした場所を克服する企画があってもいいだろう。「いつパニック発作を起こすかはわからないので、もし発作を起こしたら、その場所への恐怖はより一層大きなものとなってしまいます。確かにトレーニングを積めば、そこへ近づけるようになると思いますが、もしそれができたとしたら、一見 “普通の人”が目的地まで行けた、という映像にしかならないでしょう」(パニック障害のBさん) 発達障害だとどうだろうか? ADHDの当事者は、著しく注意力が欠如しており、一般的に整理整頓や片付けが苦手で、定型発達者(発達障害ではない人)の何倍もの労力が必要である。 ならば、克服企画として、自分の汚部屋を片付けることにチャレンジしたら……?「ものすごく苦労して片付け、息を切らして掃除機をかけても、やっと一般家庭の“ちょっときれいな状態”になるくらいだと思います」(ADHDのCさん) このように、“見えない障害”の当事者が『24時間テレビ』で障害を克服する企画に挑戦したとしても、足に障害のある少年少女が登山をする映像と比べると、インパクトの弱いものになってしまうだろう。とはいえ、それが精神障害者・発達障害者の実態であるならば、ありのままの姿を伝えることで、わかりづらい障害への理解を深めることにつながるのではないだろうか? ありのままの姿を伝えられないのならば、彼らをほかの障害者と同様に扱っており、昨年の『24時間テレビ』のパロディが障害者たちに好評だった裏番組の『バリバラ』(NHK)に、その役目を期待したほうがいいのかもしれない。 (Cyndi) [cyzowoman. http://www.cyzowoman.com/2017/08/post_150808_1.html] 『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)公式サイトより24時間テレビも年々変化しつつも、まだまだ課題はあるようですね。🌠
2017.08.08
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自閉症スペクトラム障害の子供に食事療法は効く? 自閉症スペクトラム障害には社会からの関心が寄せられていますが、治療法として確立されたものはありません。食事療法の研究から出ている結果が調査されました。 自閉症スペクトラム障害に対する食事療法の研究自閉症スペクトラム障害はアスペルガー症候群などを含みます。広汎性発達障害の一部とされる場合もあります。原因は不明です。アメリカのヴァンダービルト大学の研究班が、自閉症スペクトラム障害の治療としての食事または栄養補充としてこれまでに研究されている内容を調査し、小児科専門誌『Pediatrics』に報告しました。 効果を十分に示したものはない調査により、採用基準を満たした19件の研究が見つかりました。そのうちバイアス(データが偏ること)が入っている恐れが小さいと見られたものは4件だけでした。効果について次の結果が得られました。オメガ3脂肪酸のサプリメント:問題行動に変化なし、わずかな害あり(低い質の証拠)酵素体内で起こる化学反応を助け、速やかに反応が進むようにする物質(2件の研究でそれぞれ別のもの)、メチルビタミン生物が生きていく上で必要な栄養素の一種。炭水化物、タンパク質、脂質以外の有機化合物のことB12、レボカルニチン、グルテン/カゼインフリー食、グルテンまたはカゼイン含有の挑戦的食事、ラクダのミルク:証拠不十分 食事を心配する必要はない自閉症スペクトラム障害に対して、食事や栄養補充による効果は示されていないとした報告を紹介しました。自閉症スペクトラム障害の治療として確立したものはありません。症状の程度にもよりますが、生活環境を整えて過ごしやすくすることや、行動療法などが行われています。自閉症スペクトラム障害は原因不明です。子供の「障害」を考えると、親は心配のあまり自分に原因があったのではないかと思えてくるかもしれませんが、育て方で変わるものではありません。食事療法に効果があるとは言えません。食事に気を付けることは毎日大変な労力がかかりますが、効果がはっきりしないなら、気を付ける必要もないでしょう。子供がありのままに生きやすいように、家族や周りの人々との関係性を作っていくことのほうが、効果不明の「治療」を探すよりも大切なことではないでしょうか。執筆者大脇 幸志郎参考文献 Nutritional and Dietary Interventions for Autism Spectrum Disorder: A Systematic Review. Pediatrics. 2017 May 26. [Epub ahead of print] [PMID: 28562286][medley https://medley.life/news/59785490d4681ab03f8b4570/]神経質な食事療法よりも、本人が好きなものを食べながら、必要最低限の栄養を補えれば、何より明るく愉しい日々が過ごせそうですね。🌠281万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.07
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知的障害者ら自衛消防隊を編成 礼儀や規律訓練、自立促す 栃木の施設【栃木】社会福祉法人瑞宝会(土屋和夫(つちやかずお)理事長、本部・宇都宮市下栗町)はこのほど、都賀町合戦場で運営する知的障害者施設「カーサ・エスペランサ」で、利用者らによる自衛消防隊を編成し消防教育をスタートさせた。消防署で実施している礼儀や規律、行動力を養成する教育を通して、障害者の自立などにつなげることが狙い。同法人によると、知的障害者施設でこうした消防教育に取り組むのは珍しいという。 消防教育の導入は、今春まで佐野市消防本部消防長を務めた砂永靖(すなながやすし)さん(61)を同法人本部の防災部長に迎えたことがきっかけ。消防の現場で署員教育に当たってきた砂永さんの経験を生かし、軽度の知的障害者を対象に実施することにした。 自衛消防隊は20代~40代の男性利用者5人と職員3人。教育目的で災害対応はしない。原則毎日午後2~3時に同施設駐車場で、砂永さんの指導を受け訓練する。 【下野新聞 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20170803/2771587】放水訓練する障害者ら実際に消防本部での経験の伝授は、さまざまな学びを得られるでしょうね。素晴らしい試みですね。🌠
2017.08.06
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それは単なる分かったフリ。自閉症の青年に学ぶ共感と勘違いの差誰かの話を聞いている際、無意識のうちに「わかる、わかる!」などという言葉を連発したご記憶、ありませんか? そんな時、相手は心の中で「ちっともわかってない」「そうじゃない」と思っている可能性も否定できません。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役小学校教諭の松尾英明さんが、自閉症の青年・東田直樹さんの著書を引きながら、「共感することの難しさ」について記しています。共感と勘違い最近、刺さった本。●『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』 東田 直樹 著 イースト・プレス恩師から紹介してもらった本である。さすが、人生において必要な指針を示してくれる。恩師は大切にすべきである。また著者の東田さんは、偶然にも私の元勤務校の市内に住んでいる方である。紹介文にもある、帯から引用する。僕は、22歳の自閉症者です。人と会話することができません。僕の口から出る言葉は、奇声や雄叫び、意味のないひとりごとです。普段しているこだわり行動や跳びはねる姿からは、僕がこんな文章を書くとは、誰にも想像できないでしょう。──(本文より) もう、仰る通りである。一時期、テレビにもかなり出ていたようなので、知っている方もいるかもしれない。世の中の自閉症者に関する誤解を解くとともに、正しい理解や新しい視点を与えてくれる内容である。もう刺さりまくる言葉だらけなのだが、次の言葉を紹介したい。共感は難しい。相手の気持ちを考えるだけでなく、そこに自分の気持ちを重ねてしまうから。自分が主人公になった物語を創作してしまうのだと思います。「自分が主人公になった物語を創作」という表現が、ぐさりと刺さった。共感の大切さは、言わずもがなである。しかし、つい次のように言ってしまわないだろうか。 「わかるよ。○○だものね」ここが、結構、いや、かなり的外れなことが多いようである。これは自閉症やその傾向にある人に対してだけではない。それ以外の両者の意思疎通の場面においても起きる。「わかるよ。○○だもんね」「ああ、そうね…(汗)。(いやいや、だからそれが違うんだって!! わかってよ!!)」ということがないだろうか。いや、かなりあるのではないか。空気が読めなくても別にいいのだが、相手の心が読めてないかもという自覚だけは常にあった方がよい。共感。言うは易く行うは難し。それは本当に共感か、自問するようにしたい。【MAG2NEWS http://www.mag2.com/p/news/259423】【楽天ブックスならいつでも送料無料】跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること [ 東田直樹 ]相手の心に寄り添っているようで、割と勝手な思惑の中で勘違いしてしまう。自閉症者は逆にデリケートなので、敢えて考え込んだり、黙りこくってしまうのでしょうね。まさに、沈黙は金なり、ですね。🌠
2017.08.05
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米 ダウン症の子が熱唱の動画 2000万回以上再生アメリカでダウン症の9歳の男の子が世界的な歌手ホイットニー・ヒューストンさんのヒット曲を熱唱する動画を家族がフェイスブックに投稿したところ、2000万回以上再生されて大きな話題となっています。 動画では、アメリカ南部テキサス州に暮らす9歳の男の子デイン・ミラーくんが、車の中でホイットニー・ヒューストンさんのヒット曲「アイ・ハブ・ナッシング」を身ぶり手ぶりを交えて熱唱しています。 先月24日、デインくんの家族がこの動画をフェイスブックに投稿したところ、これまでに2000万回以上再生され「美しい歌声だ」とか「愛らしくてハートがとけてしまいそうだ」などのコメントが数多く寄せられています。この動画は現地のメディアでも大きく取り上げられ、このうちアメリカのABCテレビは「歌詞を力強く歌いあげ、心がこもっている」と絶賛しています。デインくんの母親によると、ダウン症のデインくんは歌を歌うことが大好きで、兄からヒューストンさんの曲を紹介されて以来熱心に聴くようになったということです。 デインくんの母親は「デインが生まれるとき、ダウン症とは知らなかったけれど、それは重要なことではなかった。本当に楽しくて愛らしい息子です」と話しているということです。 【NHK News web http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170801/k10011083281000.html 】 微笑ましいですね。今は、すぐに動画で公開でき、便利になりましたね。🌠
2017.08.04
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高齢の親、看護限界「理想と現実違う」大規模施設で暮らす知的障害者の4割超が25年以上入所している実態が、毎日新聞の全国調査で浮かんだ。背景には、施設に子を預ける親の高齢化や、地域移行に欠かせない受け皿の未整備がある。「施設に入れることは子供を捨てることではありません」。 伊藤光子さん(75)=相模原市=は言い切る。 次女まゆみさん(49)は重度の知的障害と肢体不自由を併せ持つ重症心身障害者。 鼻にチューブをつなげて栄養をとる医療的ケアが必要だったため、光子さんが中心になってケアに当たってきた。 懸命に看護を続けてきたが、年齢を重ねるうちに限界を感じるようになった。 命を守るには、自宅でもグループホームでもなく、医師がいて医療態勢が整う施設に入れるのが最善と感じ、まゆみさんが21歳になった時に施設に入れた。 光子さんは「施設のおかげで長生きしています。地域で育てるべきだと言われるけれど、理想と現実は違うんです」と語気を強める。 「全国重症心身障害児(者)を守る会」によると、会員1万928人のうち82%が施設に入所している。 「神奈川県重症心身障害児(者)を守る会」が2011年に実施したアンケートで、入所理由(複数回答)は、「介護者・家族の病気」31%▽「介護者の高齢化」30%▽「医療的ケアをしてもらえる」21%の順だった。 回答者からは「経済が思わしくない時代、自分の生活で精いっぱいだ」というコメントも寄せられた。 多くの親は地域で我が子と暮らしたいと願うが、高齢化によって看護が難しくなっているのが現状だ。 一方、10代と50代で計10年以上、大規模施設で過ごした小田島栄一さん(73)=東京都東久留米市=は「起床、食事、日中活動の作業、風呂の時間……。施設ではすべて予定が決められていて自由がない生活だった。規則を守らない時は一晩中廊下に座らされたこともある。施設には絶対に戻りたくない」と振り返る。 関東のある障害者入所施設。 100人以上の入所者が決められたスケジュールに沿って過ごしている。 午前6時ごろ起床し、朝食は7時半から。 9時ごろから正午前まで日中作業をこなし、昼食後は作業や入浴、余暇。 午後6時前に夕食を取り、9時には就寝する。 重度の知的障害がある息子がいる岡部耕典・早稲田大教授(福祉社会論)は「親は自分を責め、子どもにわびながら、どうしようもなくて施設入所の選択をしたケースが多いのでは」と分析する。 親には「地域に見捨てられた」という気持ちもあるという。 地域で暮らすための受け皿が足りない現状を前に、「施設の建て替えを求める親たちを責めるのではなく、グループホーム事業者らが『それよりうちに来てほしい。一緒に暮らそう』と呼びかけるようであってほしい」と話す。小規模化させて、横浜市に分散案 「津久井やまゆり園」の再建のあり方を議論している神奈川県障害者施策審議会の専門部会は18日、建て替え後の入所施設を現在よりも小規模化させ、現在の園がある相模原市と、入所者が仮園舎としている横浜市に分散させる案を示した。 8月に報告書を取りまとめる方針。 県は当初、現在とほぼ同じ約150人規模の施設再建の構想を示したが、障害者団体などから少人数のグループホームなどを求める声が高まっていた。 【毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20170719/k00/00m/040/190000c】 家族で一緒に暮らす、理想ではあっても、加齢とともに、状況も変化するものですね。でも、やはり可能ならば、遠くの施設よりは近隣のグループホームで。生まれ育った地域の中で、さほど変化を感じずに、自分らしく暮らせる社会になって欲しいものですね。🌠280万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.03
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自閉症の成人は周辺環境の変動性を過大評価する傾向があるAdults with autism overestimate changeability of their surroundings自閉症スペクトラム障害(ASD)の成人は、その環境内で予想外の事象に直面した時に示す驚きの程度がASDでない成人より小さく、その驚きの小ささの程度からASDの症状の重症度を予測できることが明らかになった。この研究では、ASDの成人が環境の変動性を過大評価し、特定の変化が生じる可能性を過小評価する傾向があるために予想外の事象に直面してもそれほど驚かないことが示唆されている。この研究結果について報告する論文が、今週のオンライン版に掲載される。ASDの診断基準の中に「同じであることへのこだわり」と「変化への不寛容」という項目があるが、ASDの患者が、その環境に生じた変化をどのように表現し、応答するのかという点に取り組んだ研究は非常に少ない。例えば、キーボード上のキーを押すと、カチカチという音ではなく、自動車のクラクションの音が聞こえた時に人間はどれほど驚くだろうか。通常はカチカチという音が予想されるが、いたずら好きで科学技術に精通した十代の姪がちょうど遊びに来ていたという状況があれば、環境の変動性が高くなっているため、そうした予想が修正される可能性があり、驚きも小さくなる可能性がある。これに対して、環境の変動性を過大評価していると事前の予想(カチカチという音)の形成が損なわれて、自動車のクラクションの音に対する驚きが小さくなる可能性がある。今回の研究でRebecca Lawsonたちの研究グループは、ASDの成人(24名)と年齢と知能指数が一致する神経学的機能が正常な成人(25名)の双方に学習課題を行わせ、その成績データにコンピューターモデリングを適用して、それぞれの被験者の学習過程の特徴を明らかにした。ここから分かったのは、自閉症の成人が知覚環境の変動性を過大評価する傾向があり、そのために適応的な驚きをもたらす安定した予想を形成するための学習が損なわれていることだった。つまり、キーボード上のキーを押した後、自動車のクラクションの音が聞こえても自閉症の成人は驚かない可能性があるのだ。Lawsonたちは、今回の研究で、ASDの患者がその環境の変化に応答する過程における行動的機構、計算的機構、生理的機構に関する新たな手掛かりが得られたと結論づけている。DOI:10.1038/nn.4615 | 英語の原文 「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。【natureasia. http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12068】周辺環境を過大評価というより、余りにも情報を吸収し過ぎて、すべてを上手に整理、消化できずに、その違和感の中でパニックを起こしたり突拍子もない言動に走ってしまうような気もします。🌠
2017.08.02
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発達障害の「できない」は 道具で「できる」ようになることも生まれつき脳機能の発達の影響によって、社会生活に困難が生じてしまう「発達障害」。症状の出方はさまざまですが、健常な発達をする子どもにくらべると、発達障害の子は手先が不器用だったり、じっとしていられなかったりと、市販されている日用品などが上手に使えないことも多々あるようです。そうした発達障害の子を含め、子どもたちが苦手意識を持ちがちなことをフォローアップしてくれる数々の「道具」を考案してきたのが、特別支援教育の第一人者・安部博志(あんべひろし)先生です。筑波大学附属大塚特別支援学校の主幹教諭も務める安部先生に、道具を使うことの意義について聞きました。●道具で「できる」ようになれば自己肯定感も高まる幼稚園や小中学校の学級を1万以上視察してきた安部先生。そのなかで発達障害の子は、たとえばまっすぐな線を引くことを苦手としていたり、一般的には簡単に感じられる運動がうまくできなかったりと、さまざまな“困り感”(学校などの集団生活、家庭での日常生活でつまずきや戸惑いを覚えること)を抱えているといいます。そうした発達障害の子にとっての「できない」は、視力が低下した人の「見えない」と同じようなことだと安部先生は指摘します。視力が低下した人にメガネがあるように、世の中には、あまり知られていないだけで発達障害の道具の子にむけた道具がたくさんあるそう。「これまで100円ショップやホームセンターを巡って、いろいろな道具を自作してきました。でも、じつは発達障害の子ども向けに作られたものだけではなく、一般に販売されているユニバーサルデザインの商品なども困り感の解消には一役買ってくれます」(安部先生、以下同)たとえば、シリコンゴムに覆われていて、指をピタッと添えることができる定規『Qスケール15』。真っすぐな線を引くためには、“目と手の協応動作”が必要ですが、前述の通り発達障害の子はこの動作が苦手な子が多いといいます。そこで、滑り止め効果があるこちらの製品であれば、線を引くことに集中できるそうです。また、同じく協応動作が求められる縄跳びですが、手首を回す行為と飛ぶ行為を同時に行うことが難しいのですが、手首の回し方を練習することができる『鉄人倶楽部エアーなわとび』という商品と、飛ぶ練習にはゴムホースなどを活用すれば、徐々に飛ぶタイミングをつかめるようになるのだそう。安部先生によれば、こうした道具は万能ではないものの、子どもの「成功体験」をバックアップしてくれる強力なツールになるとのこと。「いまの医学では、発達障害を完治させることはできません。そのため、たとえば手先が不器用な子がトレーニングしても、急に器用になるわけではありませんし、学習理解の遅い子が急にスピーディーに理解できるようにはなりません。こうしたことから、発達障害の子どもたちは成功体験が乏しいだけではなく、周囲からも『なんでできないの?』と叱責される機会も多く、自尊心が低いまま成長してしまうケースがよく見受けられます。しかし、ほんのちょっとした工夫が施された道具を使うことによって、子どもの『できる』を叶えることもできるんです。そうすれば、親子で『できる』『できない』の泥沼の戦いをしなくても済むということが結構あるなと感じました」。●苦手を無理に克服させるより、道具の力で自己肯定感を育む苦手なことを克服させようと躍起になってしまうのは、我が子を思えばこそ。ただ、発達障害を抱える子どもは、学校や日常生活で想像以上に「困っていること」が多いと、周囲が認識するべきだといいます。「発達障害だと分かっていても、いつまでもできるようにならない子どもにストレスを感じてしまうママも少なくないでしょう。そこで想像してみてください。たとえば、靴の蝶結びを繰り返し失敗して、友だちから『早くしろよ』『何でできないんだよ』と言われ続ける子がいたとします。でも、発達障害の子にとっては、軍手を2枚はめた状態、もしくは氷水に手を数分浸した状態で、蝶結びするのと同じようなものなんです。そこで、何とかできるようにと頑張らせても、本人はつらいだけですし、『自分はダメなんだ』と自己肯定感も否応なしに低くなりますよね。そうした“困り感”と向き合い続けるよりも、道具で少しでも『できる』が増えるなら、すぐに取り入れた方がいいです」「できる」嬉しさと「褒められる」喜びは、子どもの心を育むうえで欠かせない要素。こうした道具の存在は、たくさんの困り感を抱える子どもたちの手助けになってくれそうです。(取材・文=末吉陽子/やじろべえ)【excite. news http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20170717/Mamatenna_69074.html】割りと身近にある生活用品が知育に有効な場合もありますね。🌠279万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2017.08.01
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