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「病気にならない生き方」を読んで新谷弘実先生が書かれた「病気にならない生き方」を読んだ。先生は誰もが認める世界ナンバーワンの大腸内視鏡医である。今アメリカのアルバート・アインシュタイン医科大学外科教授だが、何回か大腸鏡手技のセミナー講師として来日している。私も東京で開かれた先生のセミナーに2度ほど参加したが、経験、実績、技術、熱意、どれも世界一だと思った。現在は若い人で、新谷先生以上の技術を身につけている人もいるかも知れないが、その多くは、新谷式を磨き、改良・発展させた結果であり、その大元は新谷先生なのである。それほど有名で実力のある新谷先生が書かれた本ということで、早速買い求めて読んだ。大腸鏡に関するご著書は数冊読んだが、今度の本はそれとは全く内容の違う本であった。「流行の健康法にはうそが一杯」「牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる」「マーガリンほど体に悪い油はない」「牛乳は子牛のための飲み物で、人間が飲むものではない」「運動のしすぎはは、百害あって一理なし」「エンザイム(酵素)こそ健康のもとであり、エンザイムの働きなしでは、1秒たりとも生きていけない」「肉を食べなければ、筋肉が育たないというのは真っ赤なうそ」など過激な言葉がならんでいる。先生の主張はエンザイムつまり、酵素は全ての生命活動の基本であり、エンザイムの多く含まれた食事を摂取すれば健康になり、その反対にエンザイムを消費するような食事や生活法は健康を破壊するというものである。エンザイムは熱を加えると無くなってしまうので、新鮮な野菜や果物を生で食べることを勧めている。体内にエンザイムが豊富にあれば、生命エネルギーや免疫力も高まるので、多くのエンザイムを取り込み、消耗を抑え、維持することが健康の源である。と説いている。エンザイムを作れるのは生命体だけなので、その生命体に含まれるエンザイムをいかに上手に摂取するか調理法も工夫する必要がある。勿論体内に入ったエンザイムは消化されてそのままの形で体内で利用されることはないが、エンザイムの多いものを食べた人の体内にはエンザイムが多いという臨床経験結果があり、その理由として新谷先生はエンザイムの基、ミラクルエンザイムを想定している。それは体内で必要な何千種類ものエンザイムを造る原型で、食品に含まれるエンザイムが消化吸収されたあと作られるもので、それが、体内で必要な5千種以上のエンザイムに必要に応じて作り変えられるとするもので、エンザイムの多い食品を多く食べるとミラクルエンザイムが増え、その結果体内で必要なエンザイムが増えるとする考えである。これはまだ仮説なので、将来きちんと証明されなければならないが、先生の35年間30万例の臨床経験から以上述べてきたことは実証されていると述べている。 牛乳については熱消毒しており、130度もの高熱にさらされた時点で完全にエンザイムは失われており、過酸化脂質が増加して、たんぱく質は熱性変質しており、健康を損なう食品であるとしている。最近アメリカで牛乳の害についての報告が多くなされるようになったが、山梨大名誉教授で山梨産業保健推進センター所長の佐藤章夫先生も「産業保健」の中で、牛乳の害についてさまざまに述べており、ホルモン的見地からの害についても次のように述べている。現在の酪農は妊娠中も人間用に搾乳しており、その中には女性ホルモンが含まれている。これは熱によって分解されないので、女性ホルモン入りの牛乳を飲まされていることになる。その結果欧米で、ホルモン依存性の癌である、大腸がん、乳がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮体部癌などが増えており、日本でも前立腺がん、乳がん、卵巣がん、子宮体部癌の増加に牛乳が大きく関与している可能性が高いと述べている。性発達過程にある幼少年期にホルモン入り牛乳を沢山飲んだ結果、日本人の生殖能力に悪影響を与えている可能性があり、少子化にも関係あると述べている。我がJAでは酪農支援の立場から、牛乳消費拡大運動を展開している。もし新谷先生や佐藤先生のいうように牛乳が健康に極めて悪い食品とするなら、国は早急に対策を立てなければならない。ホルモン入り牛乳が悪いなら、牛が妊娠中は搾乳してはいけない法律を作るべきであり、殺菌法もエンザイムをなくしてしまう高温殺菌を改めて、低温殺菌を取り入れるべきであろう。本書は革命的な書である。「牛乳を飲むな」以外にも「薬は毒だからなるべく飲むな」「酒を飲むな」「タバコは吸うな」「お茶やコーヒーは止めて水を飲め」「肉はなるべく食べるな」「マーガリンは使うな」などめった斬りである。酪農家、薬屋さん、酒屋さん、タバコやさん、お茶屋さん、肉屋さん、マーガリン屋さんから刺客を送られかねない内容である。これでは人生の楽しみがなくなってしまう。これでは病気になった方がいいと言う人もいるかも知れない。大腸鏡にかけては世界中から第1人者と見なされている先生だが、それとこれとは別である。大腸鏡の大先生も血迷われたか?と思う人もいるかも知れない。しかしこれだけのことを断言しているからには、それなりに勉強し、経験を積んで、その確信を述べているのだと思う。人生の楽しみとは生きていて始めて得られるものである。タバコについては今、禁煙運動が盛んだが、「食後の一服、仕事に疲れた後の一服、入浴後の一服一杯飲みながらの一服、コーヒーを飲みながらの一服などは何者にも代えがたい楽しみで、それをなくせというなら死んだ方がましだ」と言った人がいた。しかし、止めてみればそれに変る楽しみは結構あるもので、「酒の楽しみなくして何の人生か」という人も、止めてみればそれなりの楽しみはあるものである。ステーキや牛丼など肉食が大好きの人も「肉がなくて何の人生か」と思っても止めてみれば他の食材で十分楽しめることが分ってくるものである。しかし本書の内容はあまりに常識ばなれしているので、世が世なら攻撃の嵐にさらされたことと思う。幸いアメリカでは、1985年にエドワード・ハウエル博士が、その著「酵素栄養学」のなかで、「生物が一生の間に作ることが出来るエンザイムの総量は決まっている。その潜在酵素を使い切った時が寿命の尽きる時だ」の説を発表し、エンザイムを多く含む食品を摂取することに関心が高まり、エンザイムに関係なくただ3大栄養素とビタミン・ミネラルをバランスよく食べるとする従来の栄養学に疑問を持つ人が増えつつあり、新谷先生の説も次第に受け入れられつつある考え方のようで、必ずしも総攻撃は受けていない。日本では酵素栄養学はまだあまり知れ渡っていないが、数年中に必ずその波は押し寄せてくる。酵素栄養学も含めて栄養学全般を学び、どんな食事が真に人々を健康にするのかを真剣に考え、臨床経験を積んでいきたいと思う。その結果によっては政治や法律も関係してくるので、社会的にも発言していこうと思う。
2005.12.31
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その昔ある郵便局員のアイデアでお年玉をつけた年賀状が売り出され、爆発的な人気を呼んで今日に至っている。日頃親しく付き合っている人、過去にお付き合いがあった人などに、感謝の気持ちを込めて賀状(葉書)を出すのは悪いことではないと思う。しかし現在は交信手段として、メール、ブログ、電話、ファクス等があり、手紙や葉書の位置づけはかなり低くなっている。上記の目的はなにも年賀状を書かなくても果たせる時代になってきているである。そのように時代は変ってきているのに、昔からのしきたりで、多くの人は未だに昔と同じくらい沢山の年賀状を書いている。喪中の人には年賀状を出さないしきたりが何時の頃からか定着し、相手が喪中だとお世話になった人なのに年賀状が出せないことになってしまう。お世話になったことに感謝し、新年のお祝いを述べるのが、年賀状だが、新年のお祝いを述べるところが、相手が喪中ならふさわしくないということだと思う。しかし感謝の言葉は伝えたい。そのような場合には年賀状は全く役に立たない。喪中でない人の所にだけ出す偏ぱなもので、そのような偏ぱな葉書を何百枚も出す人は考え直すべき時だと思う。年末の忙しい時にかなりの時間と金を使う。はたしてそれだけの価値があるものであろうか?アイデアを出した職員は表彰されたそうだが、郵政省は儲かってホクコクかもしれないが、一般の人にとってはあまり意味の無いもので、儀礼的なものは止めた方がいいと思う。ごく親しい人、お世話になった人に喪中、喪中でないは関係なしに、年に一回心から感謝の気持ちをこめて書くのがいいと思う。その際お年玉付きに惑わされないことが肝要である。
2005.12.30
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家内に言われて霧吹きで障子の桟をぬらし、丁寧に紙をはぎ、雑巾で拭いてこれから張る所ですが、はたしてぴんと張れるか心配です。皺皺だとかえって見苦しくなってしまいます。全部で7枚張らなくてはなりません。がんばります。
2005.12.27
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暮れも押し迫り年賀状の印刷で苦労している人も多いと思う。私も昨日から取り掛かっているが、最初は印刷されていたが、途中から葉書を送らなくなり、かなりからかったがだめで、家内のプリンターを借りたら最初は調子よく印刷されたが、20枚位印刷されたら又葉書を送らなくなってしまった。紙を送るモーターが壊れたのだと思い、コジマ電気から3台目のプリンターを買ってきた。インストールなどの面倒なことをやっと終え、イザ印刷。最初は調子よく印刷されたが、20枚位したらやはり葉書を送らなくなってしまった。完全に落ち込んでしまった。未印刷の葉書の山をみて、どうしたらよいか途方にくれ、気分転換に家内から頼まれた、障子紙、アルミホイル、ガムテープを買いに行ってきた。行って来ても問題は解決していない。3つもプリンターが動かなくなってしまったのは、こちら側に原因があるのではないかと思った。裏面を印刷屋に頼んで印刷してある葉書を使っている。多分それが原因ではないかと思った。おそらく今夜は皆お酒でも飲みながら楽しいひと時を過されるのではないかと思うが、私はこれから夜を徹して宛名書きである。みじめ。
2005.12.25
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今や欲しいものは何でも自宅にいながらインターネットで注文できるし、配達もしてもらえる。しかし病気の時だけは病院に行ったり薬局に行かなくてはならない。ところが病気の時も自宅にいながら速やかに対応してもらえるシステムを研究しているグループがある。医者、薬剤師、看護師その他医療関係者と患者や家族がインターネットを介して連携し、情報を共有してより効果的に治療しようというものである。そのグループは山梨大医学部の柏木賢治さん達が始めた「インターネットを用いた慢性疾患患者の治療システム研究会」である。高血圧、糖尿病、心臓病、緑内障など慢性疾患について病院の医者、開業医、患者、家族がより親密な連携をとって、より早く、より安く、より効果的に治療効果をあげようというもので、本年からスタートしてかなりの効果をあげ、患者さん達から喜ばれているとのことである。費用については、まだ研究中だが、今の所は患者さん達は会員になれば無料で、その主旨に賛成する医師などが年会費を払う仕組みらしい。次回そこにアクセス出来るURLを紹介する。
2005.12.23
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新谷弘実先生の書かれた「病気にならない生き方」を読んだ。何十万部も売れているベストセラーである。新谷先生は世界的な大腸内視鏡の権威で、何十万人の胃や腸を調べ治療してきた方である。大腸鏡の施行法を教えてくれる大腸内視鏡セミナーに私も2~3度参加させて頂いた。そこでは技術的な指導が中心でこの本に書いてあるようなことは、あまりお話にならなかった。この本には常識を打ち破る衝撃的なことが書いてある。牛乳やヨーグルトなど乳製品は健康によくない。酵素を含んでいる生野菜や果物を多く食べ、肉類は極力減らせ。薬は極力飲むな。タバコは吸うな。酒も飲むな。「従来タバコはいけないが、酒は少量なら薬になる」と言われていたが、少量でもだめだと言うのである。その代わり野菜果物を目一杯食べなさいとの教えである。牛乳や酒がだめなら酪農家や酒屋が潰れてしまう。相手が潰れてはかわいそうだから、「健康によくないものでも、無理して食べる」のはよくないとのことだが、今まで酒も牛乳も飲んで生活してきただけに、今後どうしようか悩んでいる。
2005.12.20
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朝ドラ 風のはるか が面白い。毎朝衛星放送で7時半からみて7時45分に終了してから出勤するのを日課にしている。由布岳が見える湯布院で、レストランを開きたいと脱サラしてきた父親と二人の娘、母親もきっとついてきてくれると思っていたが、仕事の方が大切だった母親はそのまま大阪に残り、結局離婚してしまった。レストランは10年後にはつぶれてしまい、学校を卒業した長女はるかは大阪の離婚した母親の許で暮らしながら、旅行会社で働いている。妹、あすか、は小説家になって東京で暮らしている。今は離婚した母親が再婚しようとしている場面だが、娘二人は反対するわけでもなくなりゆきに任せるような状況である。問題は父親である。口では「いいではないか」と言っているが、内心はつらくて一人になると手すりやドアなどをたたいて荒れている。お父さんを大好きだった「はるか」も今では、「だらしないお父さん」と思い始めている。お父さんが可愛そうである。このような父親は世の中に一杯いるのではないかと思う。小さい子供達2人とも父親についてきてくれたのはよかったが、大きくなった今でははなれて行こうとしている。父親は今、無農薬野菜栽培に情熱を傾けているが、本当の幸福感は味わってはいない。来年3月終了なのであと3ヶ月あるが、成り行きがどうなるのか心配である。今の世相を代表しているみたいなので、ハッピーエンドになることはないと思う。父親を応援しているが、何と励ましていいのか分からない。相手が再婚するのなら、いっそこちらも再婚したらいいとも思ったりしている。
2005.12.18
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毎日この頃凄く寒い。昨夜は羽毛布団をかけていても足が冷たくて中々眠れない。体を丸めて少しでも温かくしようと思っても暖かくならず、遂に午前3時になってしまった。その時ふっと思いついて靴下を履いてみた。凄い!即効性ですぐ温かくなり、足を伸ばして上向きに寝ても寒くなかった。足が温かくなれば眠くなり、それから6時半まで眠れた。靴下を履かなかったら恐らく一晩中足が冷たくて一睡も出来なかったのではないかと思う。寝る時は靴下を脱ぐのは当たり前と思っていたが、寒い時にはその逆の方が正解だと分った。今後も寒くて足が冷たくて眠れない時には靴下を履こうと思う。冷え性の方はためしてみて下さい。
2005.12.14
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いつも時間に追われていますが、特に12月になると、山のようなやらなければならないことに押しつぶされそうになります。自分の仕事だけでなく家内が窓拭きその他大掃除の手伝いをしなさいと手ぐすね引いています。今日という日は年中変らないと思いますが、1月2月の今日と12月の今日は明らかに違います。12月がなければいいのにとさえ思います。忙しい中にもあれもこれもと思わないで、手元、目先にあることから手をつけていこうと思います。あくせくしないで時間を悠々と思うままに使っている方がいましたらアドバイス頂ければうれしいです。
2005.12.11
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インフルエンザの予防注射を受けてきました。注意書きには当日は入浴してもいいし、飲み過ぎなければ飲酒もよいと書いてありましたが、365日ほとんど休んだことのない呑み助もたまには休んでみるかと、晩酌をしませんでした。今年はインフルエンザの大流行が予想されており、注射希望者が多くワクチンも残り少なくなっているようです。注射してから抗体が出て病気にかかりずらくなるまでに2週間位かかりますので、早めに打った方がよいと思います。効果は個人差もありますが、5ヶ月位有効とされています。打った人の80%位は予防できたとする報告がありますが、効果のない人もいます。症状は高熱と関節痛、全身倦怠感等ですが、高齢者では2次感染として肺炎を併発することがありますので、予防注射をお勧めします。
2005.12.08
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ラブラブ思考の本をアフィリエイトに出そうと思って説明通りにするのですが、最後の貼り付けの所がどうしてもうまくいかなくて中々出来ませんでした。長い時間をかけてやっとできました。夜9時から初めて12時半を過ぎてしまいました。
2005.12.06
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心の病には、統合失調症や仮面うつ病など、専門医にきちんと診察してもらって治療してもらわなければならない病気と結婚を控えて不安にかられている、職場に出勤するのがいやだ、悩みと戦ってきたがもう耐え切れなくなったなど、心が落ち込んで元気がない状態の2つがある。前者は専門医に診て貰わなければならないが、後者、つまり専門医にみてもらうほどではないが、気持ちが落ち込み、苦しんでいる人達は、現今、何百万人もいる。世の中の凶悪犯罪多発や職場での嫌なこと、家族間の意志疎通等はその引き金になる。そんな方々に「ラブラブ思考で世界は変る」鳥影社 をお勧めする。本の帯に「落ち込んだ時でも不思議と勇気が湧いてくる」とあるが、まさにその通り、対人関係で悩み、本気で死にたいと思っていた状況が、この本によって心が晴れてきた。
2005.12.04
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愛子様が4歳の誕生日を迎えた。四年前の今日、ある職員の結婚式で皇太子ご夫妻に女児が誕生したことが喜びと共に大きな話題になったことを覚えている。皇室典範改正で、女性、女系天皇が認められる形勢だが大変よいことだと思う。一昔まえならいざ知らず男女平等のこの社会で、女性は皇位継承できないなんておかしい。愛子様は立派な天皇になると思う。今相撲人気は凋落し続けている。日本人力士で強い人がいないことも一因だが、もっと大きなことは女性は土俵に上がらせないという、古いしきたりだと思う。時代感覚全くなしでは凋落もやむおえないかも知れない。今の時代に女性はだめなどと言っていて商売が成り立つ訳がない。女性天皇が認められるのを機会に相撲協会も改めるべきだと考える。
2005.12.01
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