全15件 (15件中 1-15件目)
1
先日便秘について書いたらその反対の下痢で苦しんでいる方からコメントを頂きました。下痢とは糞便内の水分量が多くなり、便が水様ないし粥状になったもので、腸の蠕動運動亢進と腸壁からの水分の分泌が増し、水分の吸収が障害された状態です。原因は様々ですが、最も多いのは急性腸炎によるものです。多くの場合よく考えてみると、誘因となった暴飲、暴食、腐敗した食物の摂取、おなかを冷やしたなどが思い当たるものです。コメントを書いて下さった方は、そのきっかけとなった食べ物や水様便の色などについて書いてないので想像で申し上げるしかありませんが、かなり激しい下痢が長く続いていることを考えるとウイルス性下痢が考えられます。いわゆる腸感冒です。点滴やポカリスエットで水分を摂っているのは正解です。下痢すると水分を消失してしまうので捕液が必要で、上記の対策はよいと思います。但し口から入れる場合は冷やしたものでなく温かい水分を摂る必要があります。食欲はあるとのことなので、コンソメスープや野菜スープのように油分の少ない温かいスープを飲まれるとよいと思います。神経性下痢やアレルギー性下痢などについてももっともっと書きたいですが字数制限みたいですので、それは省略してご質問の方の今後について書けば、あと2日もすれば治ります。体はそのように出来ているのです。下痢は便秘より扱いやすいです。
2006.01.31
コメント(2)
便秘で悩んでいる方は多いと思います。朝起き抜けに水を飲む、納豆を食べる、ところてんを食べる、おなかをマッサージする、散歩をする、それぞれ工夫なさっていることと思いますが、私のお勧めはりんごです。りんごはビタミンを豊富にふくんでおり、繊維分も野菜の繊維より細かくて大腸粘膜を適度に刺激しますので、便秘には最高です。あまり食べ過ぎたら甘いので太るのではないかと心配する方もいますが、果糖は糖分ですが、ブドウ糖と違って血糖値を上昇させません。便秘を治し、健康維持に最高の食品がりんごだと思います。すでに実行している方も多いかも知れませんが、他の方法で便秘が治らない方はぜひ実行して見て下さい。お上品に一切れふた切れ食べるのではなく、1個とか2個食べて見て下さい。
2006.01.27
コメント(2)
1月24日に「心と体の健康」に関する特別講演を行いました。又とないことなので数日前からスライド作り、材料集めなどの準備をしてきました。前日も実際のスライドを見ながら練習しました。時間1時間20分で時間配分も大丈夫のつもりでしたが、本番では、30分も早く終わってしまいました。オーバーすることばかり考えて対策を考えていましたが、逆に早く終わってしまって、戸惑ってしまい、そのまま終了してしまいました。追加で話せばよかったことは山ほどあり、あれも話せばよかった、これも話せばよかったと思うことばかりで、後悔しきりです。一世一代の特別講演なので、思い入れが強かっただけにがっくりして、食事も食べられなくなってしまいました。でも2日後の今日位になると少し気分も平常近くなりましたが、それでも講演のことが頭に浮かび、時間があまったのだからあれも話せばよかったのにの思いがこみ上げてきます。自分はこんなに落ち込んでいますが、聴いて下さった方は結構喜んでくれた方もいるので、あれでよしとしようかとも思いますが、返す返すも残念でたまりません。後悔している人にそれをクリアする良い方法があったら教えて下さい。
2006.01.26
コメント(0)
第18回山梨県農村医学会で「心と体の健康」に関する特別講演を行いました。心と体は密接に関係しあっており、心は意識によって自由にどうにでもなるが体は自由に痩せたり太ったりはできない。従って、心が体を支配しているとも言える。心が健康になれば体も健康になり、社会も健康になる。それなら心を健康にするにはどうしたらよいのか?心の健康の基軸は、人間関係にある。人間関係を良好にするにはラブラブ思考がよい。ラブラブ思考すれば、心が健康になり、その結果として体も健康になり、世の中全体も健康になる。
2006.01.24
コメント(5)
衛星放送で「家族が語るエルビス・プレスリー」を観た。42歳で薬物中毒で亡くなった稀代の人気歌手プレスリーのかなりのことを知ることができた。貧しい家に生まれたが、才能に恵まれ、大佐というマネージャーに振り回されながら世界一の人気者になり、大金持ちになった。友人に豪華な家をプレゼントしたり、奥さんの弟に車をプレゼントしたり、人に尽くすことが大好きだった彼、観客にも自分の全てを捧げて熱狂的に支持されていた。しかし彼はマネージャーのアレンジする金儲けのためのショーに満足できず、マネージャーと衝突することもあり、落ち込み、仕事も少なくなったが、カムバックショウーで、「明日への願い」を唄い、新たな出発をする。しかしその後、奥さんと離婚し、不眠症で悩み、睡眠薬中毒で死んでしまった。世界中の人から惜しまれ、失神する人まで出た。そしていまだに多くの人から愛され、慕われている人である。しかし死ぬ間際の映像は、体形も変り、かっての輝きはなく、苦悩がにじんでおり、不幸の状態は間違いまかったと思われる。人を喜ばすことに無上の喜びを感じ、人々に尽くすことを最大の喜びにしていた人も、莫大なお金とすり寄ってくる数知れない美人達にスポイルされ、自分が本当にやりたいことを見失ってしまった結果があの末路だと思う。才能や感受性にあふれ、愛の心も一杯持っていても、ラブラブ思考を貫かなければ、不幸になってしまうことを示してくれたのだと思う。しかし彼の末期は不幸だったかも知れないが、彼の素晴らしい歌や舞台や映画が不滅であることには変りはない。
2006.01.14
コメント(0)
昨年4月個人情報保護法が施行された。お陰であらゆる役所、会社、学校、病院などで、カギを購入し、個人情報が漏れたり、不正使用されないように対策が立てられている。ある会社に面会に行っても中には入れてもらえずにロビーで話をしなければならなくなったり、厳重なテェックを受けたりしなければならなくなった。窮屈で不便この上ない。そんなことをしても本当に個人情報を悪用しようと思っている人は簡単にバリアを潜り抜けてしまうだろうにと思えるだけに無駄なお金と労力を使っているとしか思えない。空港での厳重テェック同様、一部の悪い人がいるおかげで、大多数の罪もない人達ががんじがらめにされているのである。要は人の心の問題である。いくら法律でがんじがらめにしても、悪さをしようとする人がいるかぎり、その網は容易にくぐりぬけられてしまうものだ。悪事をしないように人間を作ることこそ根本的な解決策だと思う。小泉さんは人をしばる法整備には実績を上げているが、本当の人間を育成する教育面での実績は殆ど挙げていないと思う。パフォーマンスによる人気は実証されたが、人物そのものの内容で勝負してもらいたい。
2006.01.13
コメント(0)
世の中には自分の風邪を人にうつせば治ると思っている人がいます。それでわざと人にうつすような行動をとる人もいます。確かに昨日まであの人は風邪をひいていたのに、自分にうつしてから元気になって悔しいと思うこともあるかも知れません。でも風邪は人魂みたいに誰かにとりついて、そこからぬけて今度は別の人にとりつくようなものではありません。無数の数え切れないウィルスが原因と考えられています。無数のウィルスの塊が自分からポコットぬけて他人にそのまま入るなんてことはありません。体の中に入ったウィルスは大体4~5日で人体の防御機構にやっつけられて死んでしまいます。だから大体4~5日で風邪は治るし、医者に行っても4~5日分しか薬をくれません。しかし生体の防御機構は個人によって差があり、ウィルスを1~2日でやっつけてしまう人もいれば、やっつけるのに10日もかかる人もいます。全然風邪をひいたことがないという人は、ウィルスが入ってきたその日の内にやっつけてしまうのだと思います。つまり人によって治るまでの期間は違うので、ある人が治りかけていたときに、隣のおばさんが遊びに来て、そのおばさんが風邪をひくと、自分の風邪はあのおばさんにうつして治ってしまったと思うのだと思います。人に病気をうつして自分がよくなろうと考えることじしんよくないことです。そんなことは絶対ありませんから、人にうつそうなどとは絶対考えてはいけません。
2006.01.12
コメント(0)
今日医学部4年生の学生に講義をしてきました。特別講義で年に一回やりますが、もう20年やってきました。準備にはかなりの時間をかけてスライドなどを作ります。しかし講堂に行ってみると出席をとるのですが、学生は半分位しか出席しておらず、出席している学生もいねむりや内職(別の科目の試験勉強)でがっくりしっぱなしでした。「お前の講義が面白くないから居眠りなどするのだ」とお思いの方もいるかもしれませんが、他の先生の時も同じようです。自分も学生時代は同じようでしたので文句は言えないかも知れません。でも年に一回なので、少しでもよく聴いてもらおうと毎年色々工夫します。今年は家内に絵手紙を書いてもらいそれをスライドにして講義の冒頭に出しました。学生は不意をつかれた感じで、しばらくは集中してくれましたので成功だったと思います。家内にお礼を言いました。90分の講義ですので講義する方は準備してきて張り切っていても、聞く方は退屈するのだろうなと思いながらも、毎年何らか目を覚まさせることを考えてきたことがいい思い出になっています。
2006.01.10
コメント(4)
大雪に見舞われた地方の方々には、なんと申し上げて同情してよいか分りませんが、お怪我をなさらないよう雪害対策に当たって頂きたいと思います。こちらは雪など全くなく今日もいい天気で申し訳ないような気持です。しかし寒さは厳しくて、朝夕は背中をこごめて震えながら行動している自分をみます。ラブラブ思考とか偉そうなことを言っていながら、背中を丸めて、震えている姿は人には見てもらいたくないと思いました。今日はズボン下をはいてみましたらかなり温かく、防寒対策も大事だと思います。しかしそれより、心の問題だと思います。1582年武田家の恵林寺が織田信長に焼き討ちされた時、快川和尚が、「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言ったことは有名ですが、心頭滅却つまり、物欲をはなれ、精神統一すれば、熱い寒いは感じないということだと思います。快川和尚は禅僧ですので、修行のなかで、精神統一できたのだと思います。一般庶民は禅僧ではありませんが、腹式呼吸することによってかなり精神統一できると考えています。寒くておろおろ震えている自分を見たら、腹式呼吸をしてみてください。お腹に息を溜める呼吸法です。それによってお腹に溜まっている血液を全身に送り出すことになり、生理的にも全身を暖めることになります。腹式呼吸で、例年にない今年の寒い冬を乗り切って下さい。
2006.01.09
コメント(2)
パニック障害(パニック症候群)について記事を書いて登録しても画面に反映されないので、何回も何回も試みて、再起動してみたり、1度削除して入れなおしてみたり、「自分のページを確認する」を何度クリックしたか分りません。パニックになっていたのだと思います。時間の経つのも分らず午前1時半を過ぎてしまい寝るのは2時になってしまいました。寝てからもどうしてだろうかと興奮していて中々眠れませんでした。この場合はビニール袋をかぶっても効果ないと思います。このような場合には複式呼吸が効果あると思いますが、夢中になってしまうとそれをすることも忘れて深みにはまってしまいます。パニックになったら皆さんどんなことで切り抜けていますか?・・その後のことですが、今朝起きてPCを開けてみたら、昨日何十回と入力を試みた「パニック障害」の記事が3つも登録されていました。二つを削除して、これでめでたしですが、書いて登録して直ぐは、自分のページに反映されないこともあるということを学びました。
2006.01.08
コメント(2)
1昨日バセドー氏病で入院した50歳の男性をお見舞いに行ってきた。病室に入った途端「今生き返った所だ、数分前は死んでいた。意識もなかった」とのことで詳しく聞いてみたら、うとうとして少し寝た所にお見舞いの人が来てその物音で目を覚まし、突然息が苦しくなり、手足が振るえ硬直し、本当に死ぬのではないかと恐怖感にさらされたが、呼ばれた看護師は緊張しすぎているのでリラックスしなさいと言って出て行ってしまった。苦しくて息も絶え絶えに友人の医師に携帯電話で助けを求めたら、ビニール袋を口につけて呼吸しなさいと指示されて、そのとうりにしていたら次第に落ち着いてきて、私が到着する寸前に回復し、完全に死ぬかと思った人間が生き返り、全く普段と変わりない会話ができて、1時間半位話をして帰ってきた。「本人は甲状腺の病気は怖いですね」と甲状腺の病気のためと思っていたが、甲状腺の病気がなくても起こる、パニック症候群である。多くは呼吸速迫、頻脈、振るえ、意識朦朧、激しい恐怖感などの症状で発症する。脳内の神経伝達物質が不足して起こるとされており、必ずしもバセドー氏病とは関係ない。過喚起症候群とも呼ばれ、呼吸を沢山しすぎて、酸素を体の中に取り込むことができないので、ビニール袋をかぶせて、自分のはく炭酸ガスを吸い込むことにより、呼吸を抑制して、正常の呼吸数に近づけて酸素を取り入れやすくするのである。あの苦しみが何だったのかと振り返っているが、再度同様の症状に襲われるかも知れない。気の持ちよう、リラックスしていれば大丈夫とナースに言われたとのことだが、たしかに気の持ちようも関係するかも知れないが、それだけでなくセロトニンなど脳内物質の量等も関係しており、専門医にきちんと治療を受ける必要がある。
2006.01.07
コメント(0)
昨日職場の男性職員が手が震える、視野が狭くなった、眩暈がする、動悸がするなどの症状があり、検査の結果甲状腺機能亢進症と分り、足元もふらついて歩くのもままならなくなり、入院した。バセドー氏病は女性に多く、目がとび出して脈が速くなると理解している人が多いかもしれないが、中年以後の男性にも多く、急激に発病して、急激なやせや、頻脈で気づくことが多い。診断は血液検査で甲状腺ホルモンを測定すれば一発だが、それを調べてみようという判断がなければ何時までたっても診断がつかない。診断がつけばメルカゾールという甲状腺ホルモンを抑える薬を飲めば徐々によくなるが、診断がつかなければがりがりに痩せてしまうまで分らないこともある。最近特に男性で増えているので要注意だ。
2006.01.06
コメント(1)
1905年、当時26歳で特許局の職員だったアインシュタインは後にノーベル物理学賞を受賞した特殊相対性理論を始め、4本の優れた論文を発表した。それから100周年となる世界物理年を記念して、昨年12月20日から本年2月26日まで、東京国際フォーラム相田みつを美術館第二ホールで「アインシュタイン日本見聞録展」が開催されている。「ラブラブ思考で世界は変る」(鳥影社)の第5章に「アインシュタインの日本に対する思いと平和思想」について書いてあるが、彼ほど日本を愛し、日本人から熱狂的に歓迎された科学者はいなかったと思う。1922年11月17日に来日して、12月29日に帰国したが、その前日、大阪朝日新聞に感謝のメッセージを寄せ、「予が1ヶ月に余る日本滞在中、特に感じた点は、地球上に日本国民ほど謙虚にして且つ篤実の国民が存在していたことを自覚したことである。世界各地を歴訪して、予にとって斯くのごとき純真な心持のよい国民に出会ったことはない。・・・」と書いている。日本を大好きだったが、その日本に原爆が投下された。ナチスドイツとの対抗上、原爆製造を時のアメリカ大統領ルーズベルトに進言したのは自分なので、かなり責任を感じていたらしい。戦後は原水爆禁止運動の先頭に立って活動なされたのはよく知られているが、科学者なのに、彼ほど人間の良心を持った人はいないと思う。期間中に是非「アインシュタイン日本見聞録展」に行ってみようと思っている。
2006.01.04
コメント(2)
正月テレビの楽しみは箱根駅伝である。復路の今日、8区でトップを走っていた順天堂大のキャプテンがふらふらになり駒沢大、亜細亜大などに次々と抜かれながらも最後の力を振り絞ってタスキを渡した。渡したあとは力を使い果たして倒れこみ、救急車で運ばれたが、監督の判断は難しかったと思う。タオルをかければ本人は大体大丈夫だろうが、仲間と共に1年間練習して苦労してきたことは無になってしまう。そのまま走り続けさせればタスキはつながるかも知れないが、死ぬかも知れない。死んだらその責任は監督にかかってくる。箱根駅伝そのものの存続さえ危うくなる大事件である。順天堂はタスキを渡してかつ命も助かったようである。よかった。優勝した亜細亜大学アンカー走者の落ち着いた走法と最後の笑顔が忘れられない。箱根初出場の3年生とのことだが、才能も勿論だが、本日のための綿密な練習の賜物だと思う。笑顔の陰には血のにじむような苦労があったのだと思う。シード落ちして、予選から這い上がり、見事2位に入った山梨学院大の健闘も光った。正月は箱根駅伝で最高の気分を味わったが、一つ間違えれば死者が出るスポーツなので、のんびりした気分では見れず、はらはらどきどきの大変怖いスポーツ番組であった。
2006.01.03
コメント(3)
新年には親類縁者が集まる。そこではお酒の飲める人もいれば、飲めない人もいる。考え方の違いもある。親類縁者が集まったので和やかにしたいとは誰も思うが、実際にはかなり気を使ったり、気兼ねしている人もいると思う。このような宴会を好きな人もいれば嫌いな人もいる。早く終わった方がいい人もいれば、もっと長く飲んで騒いでいたい人もいる。ホストの場合と招待客の場合に分けて考えてみたい。ホストなら参加者に楽しんで頂く事を金、時間、名誉全てに優先して考えることだと思う。色々なタイプの参加者が勝手なことを言っていてもいいのである。サービス第一を心に決めていれば最終的にはうまくいくはずである。参加者の場合はどうか?ホストの場合と基本的には同じだが、それに加えるにホストを助けてやる気持ちこれが大切だと思う。新年に親戚縁者が集まるのは懇親が目的である。リラックスしてなにがあってもサービスの一念で対応すればうまくいくはずである。
2006.01.02
コメント(2)
全15件 (15件中 1-15件目)
1