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今朝6時35分からの教育テレビ「心の時代」(問われる宗教とカルト)1時間番組を観た。1)カルト問題における家族 2)諸宗教と女性の力、に分けて仏教者、キリスト教者、イスラム研究者などが解説してくれた。キリスト教旧約聖書におけるアダムとイブの話ではイブはアダムの肋骨から作られたとされており、二人はエデンの園で楽しく仲良く暮らしていたが神からその園の中心にある木に実った果物は食べてはいけないと言われていた。ところがイブが蛇にそそのかされてそこで実ったリンゴを食べてしまった。そこで初めて羞恥心が生まれ二人は陰部を隠したり服を着るようになったとされている。また神との約束を破ったためエデンの園から追放されてしまったとされている。統一教会ではイブがリンゴを食べたのでなく堕天使ルーシェルと不倫を犯し人間が悪に染まってしまった。キリスト教ではイエスキリストが救世主として現れるが統一教会では再臨王として創始者文鮮明が現れたとしている。イブがアダムの肋骨から造られたところは同じなので人間の元は男のアダムで女のイブは従とされている。キリスト教でもイスラムでも女性蔑視、女性を低く見る教義が多くキリスト教の魔女裁判とかイスラムの女はヴェールをかぶらなければならないなどがあり、男性優位社会が作られてきた。神道や仏教でも男尊女卑の教えがあったが日本の仏教の宗派によっては「男女嫌うべからず」と男女同権を高らかに謳っている教派もある。統一教会では韓国がアダムの国で日本はイブの国である。だから日本は韓国に尽くさなければならないとして日本の信者は献金して韓国に送るシステムになっていた。韓国の信者数は日本の半分くらいで日本のように大金を献金するようなことはない。創始者文鮮明は合同結婚式などを通じて悪に染まってしまった人間を純で清らかな人間に戻す任務をもっているとのことだった。信仰心のある親は献金して先祖を救い、自分も悪から抜け出せると信じていたが、そのような信仰心のない子供は不当な献金や韓国への送金に不信感を抱く。宗教2世はやり場のない気持ちになり不幸感を持って生活してきた。信教は自由で誰からも強制されたり辞めさせたりできないものだということを今の人達は認識しているだけに信仰のことで親と対立するケースが多くなってきた。宗教社会学が専門の北大教授の櫻井義秀さんは社会は常に変化し流れている。宗教指導者はそのことをしっかり認識して指導するべきだ。宗教は一つ間違えれば差別、排除、闘争につながり易い。社会とつながりながら正しく発展していくべきものではないかと述べていた。
2022.12.31
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今年もいよいよ後3日になってしまった。この3日は若手、高齢者に関係なく与えられた3日間だが若手は年末年始に旅行などに行って楽しんでいる。高齢者は年が変るので大掃除しなければと換気扇の掃除やふろ場の掃除や窓ガラス拭きなど忙しい。高齢になって年賀状を止めた人もいるが、まだ昔を引きずって年賀状を書いている人もいる。あれやこれやで年末はすごく忙しい。というより自分で忙しくしているのかもしれない。私の場合もまだ年賀状を書いている。昨日集中的に頑張っていたら突然プリンターに「老廃物を吸収する吸着紙が限界を超えているので交換が必要です」と出て印刷が止まってしまった。吸着紙を交換してもらおうと思って本日量販店に電話したら修理に12,000位かかり、期間は2週間くらいかかるとのことだった。年賀状のシーズンが終わってしまうので同じくらいの値段で新品のプリンターが買えるとのことで、今日帰りに量販店に寄って新しいのを買って、今夜徹夜して印刷を仕上げたいと思う。高齢者は自分から忙しくしているが、体はどんどん老化している。風呂の天井をブラシで綺麗にしようとしても腰が痛くて身体を後ろにそらすことが出来ない。台に登らなければならないがその上り下りが大変である。ガラス拭きでも台に登らなければならない。ヨタヨタしていて転落の可能性をはらんでいる。年よりの冷や水という言葉があるが、体がだんだん思うように動かなくなってきているので今迄していたことでもだんだんやめていくようにした方がよいと思う。でも奥さんがするといえば、かなり大変になってきたと思いつつ、手に赤切れを作りながら手伝っている。今後のことについては良く話し合っていこうと思う。
2022.12.29
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本日午後リハビリで往診する人は92歳の農家の方である。5年前に奥さんが亡くなり一人になったが娘さん夫婦と農業を続けてきたが本年9月自宅駐車場で降車時に転倒して左大腿骨頸部骨折し、手術した後リハビリ目的で当院に入院し、12月8日に退院した方である。今スケジュール表を見たら我々が週2回火曜と木曜に訪問してリハビリを行い、あおぞらの里デイサービスに週一回土曜日お世話になり、幸せホーム竜王デーサービスに週2回 月、水にお世話になっている。そうすると月曜から土曜日までは毎日訪問リハビリかデーサービスを利用しており、家でも十分療養できそうである。デーサービスでは送り迎えしてくれるし、リハビリは訪問してくれるのでこのような社会資源は積極的に利用した方がよいと思う。介護保険で上記のようなリハビリもしくはデーサービスが行われてるが、1人暮らしでも毎日何らかの手当がなされており、充実した生活が送れているようだ。このような社会資源が何処の地域にも張り巡らされているので積極的に利用した方が良いことを多くの人に知ってもらいたいと思う。
2022.12.27
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私はピアノを習っている。10年位前からなので70歳になったかならない頃からだったと思う。ベートーヴェンの「エリーゼのために」とかリストの「愛の夢」などを東京エレクトロンホール(山梨県韮崎市)での発表会で演奏してきた。こう書いてくるといかにものように思われる方もいるかもしれないが10年以上習ってきた割には下手で流れるような演奏ではない。今年の7月はアンゲラーの「おもちゃの交響曲」を楽譜を持たないで弾いたが途中でわからなくなり頭が真っ白になって立ち往生してしまい、大恥をかいてしまった。今度は絶対そんなことがないように来年7月の発表会のために今からモーツアルトの「トルコ行進曲」を練習している。鍵盤を見ながらならなんとか弾けるようになったが、先日レッスンに行ったら先生から「鍵盤を見ないで、或いは目をつむって弾きなさい」といわれた。一流のピアニストはみなそうしているのだと思うが私には無理と思った。でも先生が怖いので今は目をつむって練習している。辻井伸行さんは最初から全然見えないのに素晴らしい曲をすらすらと演奏している。それができる人が大勢いるのだから自分にもできないことはないと思ったが、間違えてばかりいてとても難しい。その先生の所には月に1回通っているので一か月後の次回にはそれができていなければならない。一遍に全曲について目をつむって練習しないで、少しずつ練習していけばできるかもしれない。全編それが出来ればいうことはないが、一生懸命練習してできないところがあったとしてもそれは仕方ないと思っている。鍵盤を見ないで弾けるようになったら素晴らしいだろうなと思う。
2022.12.26
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須田晴夫さんが書かれた新版日蓮の思想と生涯を読んでいる。481ページの厚い本で難解な古文も多く中々進まないが結構面白い。日蓮は1222年(貞応元年)2月16日(現在の暦では4月6日)に安房国長狭郡東条剛片海(千葉県鴨川市)の漁村で誕生した。当時鎌倉仏教を代表する高僧、法然、親鸞、英西、道元らは全て貴族や武家などの支配階級から出ているが日蓮だけが漁業を生業とする民衆のの出身だがそれを劣等感としないで「日蓮今生には貧窮下賤の者と生まれ云々・・」と民衆の出身であることを誇り高く宣言している。漁師の子供であったが12歳の時、東条郷にあった清澄寺に入れてもらって学習を開始した。「日蓮幼少の頃より仏法を学び候いしが、念願すらく人の寿命は無常なり。・・・かしこきもはかなきも老いたるも若きも定めなき習いなり。さればまず臨終のことを習うて後に他事を習うべし」と幼少の頃からこのような問題意識をもっており、16歳の時には「日本第一の智者となしたまえ」の願いに対して虚空蔵菩薩より大宝珠を頂いた夢想体験をしている。そして「一切経を見候いしかば、八宗並びに一切経の勝劣ほぼこれを知りぬ」と述べており、すべての経を勉強し八宗派の優劣もほぼ分かったと述べており、大変な勉強家で大変な自信家だったのだなと思った。まだ読み始めたばかりだが、大変興味深いので、ずいぶん厚い本だがなんとか読み切ろうと思っている。
2022.12.25
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病院入院中でも自宅療養中でもがんの末期とか脳卒中、あるいは老衰が進んだ状態とかで治る見込みはないような場合には、家族に前もって心臓が止まったり、呼吸が止まったりした時には人工呼吸器をつけたりする延命治療を希望しますか?という用紙で前もって意思表示して頂くことがかなり一般化してきた。昔はどんな状態になっても一分、一秒でも命を長らえさせてもらいたいという気持ちが強かったが、今では「管を気管に入れて人工呼吸するのは辛そうでかわいそうだ。そういう延命処置はしないで静かに見守って頂きたい」という考えの方が増えてきた。中には心臓マッサージから気管挿管など全てして一秒でも長生きさせて欲しいという方もいるが、多くの場合その時は既に意識もなく植物人間の状態なので、ただ生命を人工的に伸ばすということで、家族は満足するかも知れないが本人にとってはつらいことだと思う。死期がきたら自然にまかせ、人工的な延命処置はお断りするのが本人にとって幸せではないかと思う。
2022.12.23
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「鎌倉殿の13人」は源頼朝に始まった権力闘争の歴史で、共に戦ってきた同志であれ身内であれ権力を脅かす恐れのあるものは容赦なく滅ぼしてきた物語であった。殺戮の連鎖を三谷幸喜の脚本で一回一回手に汗握るような場面の連続で視聴者を引きつけてきて18日の最終回はどうなることだろうかと大きな期待がもたれたが全くの期待外れだった。北条義時の軍が後鳥羽上皇を含む3人の上皇を島流しにした承久の乱は日本の歴史始まって以来の大事件だったがそれを最終回の中にいれ、殺戮を繰り返してきた義時の最期もこの回にいれ、北条政子が生き残って尼将軍として君臨していくことも詰め込んであれもこれも最終回で纏めようとしておりかなり無理があった。三谷幸喜氏は脚本家のプロで最終回は難しいことを熟知しているはずだが総花的で全然面白くない最終回になってしまった。62歳で亡くなった北条義時の最期に焦点を合わせた方が良かったかも知れない。あれもこれもとなると結局何も伝えられず「鎌倉殿の13人」そのものの評価につながってしまう。朝ドラ「ちむどんどん」の最終回も総花的で全然面白くなかった。最終回は極めて大事で、全てを詰め込むのでなく、欲張らないで一つのことに焦点を合わせた纏め方の方がよいと考える。
2022.12.20
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本日獲れたジャガイモ中部地方の我が山梨県ではジャガイモは3月に種芋を植えて6~7月に収穫する一毛作で、それが当たり前で二毛作などは夢にも思ったことがなかった。所が三重県の友人は一度収穫したジャガイモを9月~10月ごろ種芋を植えて12月に収穫する二毛作を行っているとのことだった。気候が違うので三重県では可能でも当県では無理と思っていた。所がである6月に収穫した時に集めきれなくて地中に残ったジャガイモが何個かあった。しばらくしたらそれから芽が出て夏から秋にかけて青々と茂っていた。そしてこの寒さで葉が枯れてしまったので、もしかしたら実がなっているかもしれないと掘ってみた。そしたら上記のような大きなジャガイモが成っていた。予想外のことで思わぬ収穫に妻は喜んでいた。山梨では二毛作など夢にも思ったことがなかったが本日の収穫をみると二毛作は可能と思われた。来年も収穫時に洩れたジャガイモがあったらしっかり育てて年末の思わぬ収穫物として活用しようと思った。
2022.12.17
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庭の葉牡丹日本医師会雑誌の12月号の特集は頭痛であった。頭痛の辛さは経験したものでないと分からない。1997年に報告された全国実態調査によると緊張型頭痛が全国民中22.3%が経験し、日常生活への支障が大きい片頭痛は8.4%が経験しており、特に思春期から40歳台まで位の女性が多くその頭痛で悩まされてきた。緊張性頭痛と片頭痛の違いは片頭痛は頭痛が起きるとどんどん悪化して動けなくなってしまうとのことである。頭痛には一次性頭痛、二次性頭痛があり、二次性頭痛は脳の何らかの病気に伴う頭痛で、例えば髄膜炎、脳炎、クモ膜下出血、脳動脈解離、脳腫瘍等に伴う頭痛でCTやMRI検査などで診断がつき手術などで治療できる頭痛である。今回の特集ではCTやMRIなどで診断できない一次性頭痛についての解説だった。一次性頭痛というのは頭が痛くて病院に行ってもCTやMRIを撮っても別段異常がなく、ただの頭痛でしょうとアスピリンとかロキソニンを処方されて終診になるケースで片頭痛、緊張性頭痛、三叉神経痛、自立神経性頭痛などの種類がある。医師も患者さんの本当の苦しみが分かっていないことが多く脳腫瘍やクモ膜下出血でなくて良かったですねと言われて帰されることが多い。しかし実際には学校や会社を休まなければならないような激しい苦痛を味わっていた人達が大勢いたのである。しかし近年頭痛の診断法が進歩して頭痛が日常生活へ与える影響が広く認識され、新しい治療薬が続々と開発されてきて、昨年CGRP関連抗体薬が、今年の6月にはジタン系薬剤レイボーRが発売され、従来のトリプタン系薬剤やNSAIDsで効果なかった人にも本質的な治療ができるようになってきたとのことである。頭痛で人知れず悩んでいた人達にここ数年で大きな救いが表れてきたのだなと思った。
2022.12.16
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親戚(義理妹)から頂いたシクラメン5年前に買ったNECのPC-NS350HAWが突然字が書けなくなり、再起動をかけたらそのまま起動しなくなった。近くのパソコンセンターに持っていったら「バッテリーかもしれないのでバッテリーを交換したらいいのかもしれないけどこれは自分でバッテリー交換できない様式になっているのでNECに修理お願いした方がよいと思います」とのことでNECのホームページから修理の項目を探したが中々みつからない。やっと見つけてサービスセンターに電話するもWEBで申し込めるからとアドレスを教えてくれたがそこをクリックしても中々修理にはたどり着けなかった。不具合はこうすれば自分でも直せるかも知れないという事項が並んでいて最後の方にそれでも直らない人は修理センターへとのことでそこをクリックすると本人の登録とパソコンの登録などいくつも項目があり、やっと全部記入して送信出来たと思っていたら、一項目記入もれがあって送信出来ていなくて翌日再度最初から記入し直して送信したらやっと送信出来た。3日がかりでやっとの思いで送信出来て安堵した。自宅に佐川急便がパソコンを持ちに来てくれた。ひと安心してこれで直ると思っていたら、そうは問屋が卸してくれなかった。バッテリーはネットで4,000円位で買えるのでそれを購入して自分で入れ替えれば(この機種は自分で交換不能とのことだったが)その値段で済むが、NECにお願いすると28,000円かかるとのことだったが、それもやむ負えないと思っていた。修理に出して何日経っても音沙汰がないので修理機受領メールに修理状況をパソコンでみれるコーナーがあるとのことでそこに入ってみたが簡単にはその修理状況は出てこなかった。やっとの思いで意外な場所で修理状況が書いてある箇所に辿りつき読んでみたら、バッテリーだけでなく基盤も故障しているみたいで88,000円かかるとのことだった。それなら新しいのが買えるので修理をキャンセルすることにした。昨日その故障機がキャンセル代6,600円を代金引き換えで払って戻ってきた。妻は最初から「パソコンなんて故障したら新しいのを買えばいいのに」と言っていたので、今度のいきさつを聞いて「だから最初から新しいのを買えと言ったでしょう。私の言うことを聞かないのだから」とかなり怒っていた。実際そうかもしれない。NECも修理のボタンを探そうにも最後の最後に小さく載っているだけでそのURLに到着するまでに一杯新型パソコンの宣伝が載っていて、修理するならこのパソコンを買って下さいと言うような編集になっていた。今度の事でパソコンの修理は想像以上に大変なのだなと思ったが、今まで使っていた機械には愛着があり、直せるものなら直したいと言う気持ちはまだある。夫婦げんかの原因になるがこだわりの性分なので仕方ないかなと思っている。
2022.12.14
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朝ドラ「舞い上がれ」では岩倉舞が女性パイロットを目指して厳しい訓練と適正検査を受ける様子が描かれている。フェイルといって試験に落ちたものは落第で航空学校から去らなくてはならない。大河内教官が厳しくて岩倉の同期生の一人も学園を去って行った。パイロットとして技術が劣っていたり、危険な状態になった時に柔軟に引き返す判断力、分からない時に分かったようなふりをしないで聞き返す素直さがあるか等技術以外にも多数のチェック項目があり、厳しい大河内教官の元で岩倉もフェイルの瀬戸際に立たされている。人命を預かるパイロットなので厳しい審査があって当然で、甘い審査でパイロットに合格してその人が事故を起したら取り返しがつかない。厳しい選別は当然だと思った。最近、保育士の幼児虐待や介護士の老人虐待事件などが報道されている。この人達は適正検査を受けてきたのだろうか? 幼児や要介護の人達は手がかかる。頭にくることもあるかも知れない。そのような時感情的になったりする人は適性が無いと思う。医師についても同じだ。急変した時などにパニックになって何も出来なくなってしまう人とか、患者さんの訴えを丁寧に聞いてやれなくて直ぐ怒ってしまう人、患者さんの事より自分の都合を先に考えてしまう人等は適性がないと思う。この社会には実に多くの職業があるが、どの職業にも適正はある。特に人命にかかわる職業や教育に関わる職業では厳しい適正検査でふるいにかけて、真にその職業に相応しい人を選び出してもらいたいと願っている。
2022.12.12
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庭のナンテン高校の同級生から相談を受けた。「今までゴルフもスタートは老人向けでなく一般の所から打っていたし体も悪い所はないので歳取ったと思ったことはなかったが80歳を超えたら急に衰えを感ずるようになった。おしっこは尿漏れするし、歯はかみ合わせが悪くて顎が痛いし、あれほど得意だった運転にも不安を感ずるようになったし、いいことはない。君は医者だから健康食品とか何かでもっと健康になる方法を教えてくれないかね」「いくら医者でも高齢になって衰えてきたことに対する治療法ないよ。健康食品で若返ったり元気になったりすればいいけれど宣伝のようにはいかないよ。宣伝ではそれを摂取すれば元気はつらつ怖いもの知らずのような事を言っているが、実際は殆ど効果はないのではないかと思っている」「それならどうしたらいいのだ?」「健康食品などに頼らず自分で健康法を見つけて実践していくことだと思う」「具体的にはどういう方法があるのだ?」「80の声を聴くと、とたんに年寄りになってしまって弱音をはく人が多いが、今は人生100年時代と言われており、100歳まで生きる人も少なくない。80はこれからまだ20年も生きられるかもしれない若造と思った方がよい。宗教とか健康法等をしている人はそれを深めていくことも健康につながるのではないかと思う」「尿漏れとか顎の痛みはどうしたらいいのかな?」「尿漏れは泌尿器の専門医を受診すれば、尿を漏れなくする抗コリン剤、膀胱を弛緩させて尿を沢山貯めるようにする薬、前立腺肥大に対する薬で尿をスムーズに出す薬などその人その人にあった薬を処方してくれるので、悲観しないで泌尿器科を受診したらいいと思うよ。顎が痛いことについてはスプリントマウスピースを造って貰って、食事以外の時にそれを装着するようにして顎の痛みを取ってから、歯のかみ合わせの調整をしてもらえば治ると思う。尿漏れや顎が痛いこと等、年寄りだからと諦めないで、良医を探してきちんと治してもらうことが大切だと思う」「君の言ったこと心がけてみようと思う。ありがとう」
2022.12.11
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君たちはどう生きるか [ 吉野源三郎 ]価格:1430円(税込、送料無料) (2022/12/10時点)吉野源三郎さんの「君たちはどういきるか」を読んだ。1937年(昭和12年)発刊なので古い本だが、現在にも通じる内容と言うことで2017年に装丁も新しく漫画版と同時発売された本である。主人公本田潤一君は旧制の中学2年生、友人の北見君が5年生の柔道部の黒川らに鉄拳制裁を受けるという噂が流れる。仲良しだった本田、水谷、浦川は指切りをして、もし北見君がやられそうになったら自分達も出て行って一緒に殴ってくれと言おうと約束した。そして雪の降る日の校庭で事件は起きた。上級生たちの作った雪だるまを北見君が壊したとの言いがかりである。「すみませんでした」と謝ったが「声が小さい」「あやまる態度が悪い」と詰め寄られ「これからは下級生らしく上級生に従うか?!」と言われて北見君は「嫌です」と言ったものだから殴られそうになった時、浦川君、水谷君はその場に駆けつけ北見君を守ろうとした。「お前らはひっこんでいろ」と突き飛ばされたがなおも起き上がって上級生と北見君の間に入ろうとした。本田君も行こうと思ったが体がぶるぶる震えていて出て行くことが出来なかった。「他に北見の仲間がいるなら出てこい」と上級生が叫んでいる時も進み出ることが出来なかった。やがて北見、浦川、水谷の3人は殴られるだけ殴られて3人肩を抱き合って教室の方に戻っていった。浦川君がちらっと本田君の方を見たが、約束が果たせなかった自責の念はそれからずっと本田君を悩まさせることになった。勇気のなさ、意気地なし、友達から絶縁されても仕方ない、死んでしまいたい、様々な想念が浮かび苦しみ続けていた。自分がだめな人間だからこんなことになってしまったのだと一人で悩んでいたが、かねてから相談相手になってもらっていたおじさんから問い詰められて遂に打ちあけた。おじさんからは「人間だれでも間違うことはある。ともすればなんやかやと言い訳を考えたりしがちだが、しっかり反省し、謝ることが大切だ。手紙を書きなさい」とアドバイスを受けて手紙を書いて結果的に4人は元通りの友情を取り戻すことが出来たと言う話である。私にも同じような経験がある。中学1年の時皆で遊んでいた時友人の一人が鎖骨骨折してしまった。友人なのだから真っ先に駆け寄って保健室につれていってやるべきなのに事故に関わりたくないと思ってその他大勢の内の一人として遠くから見ていた。意気地なし、卑怯者と自分を責めてその時の事は今でも事あるごとに思いだされる。本田潤一君の件ではアドバイサーのおじさんが、「人間は自分を意気地無しであわれな人間だと認めることによってその偉大さが現れる。樹木は自分は哀れだとは認めない」と本田君を激励している。人間は誤りを犯すがそれを反省する能力を持っている。誤りを犯してもそれを反省して次に生かしていけばいいのでそれが人間の偉大さだと肝に銘じて生きていこうと思った。
2022.12.10
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今日の新聞に廃棄食品についての記事が載っていた。スーパーや食品製造工場などからの売れ残った廃棄物が2020年度の統計で毎日522万トン、10トントラック1430台分あったとのことである。各家庭での廃棄物も多く、それを集計したら上記数字の何十倍にもなると思う。一方では食料不足で餓死している人達も一杯いる。その人達に破棄している食料を提供したらいいのにと思うが食品には賞味期限があり、あまり遠方だとその食品を届けることが出来ない。今は冷凍技術が進んでいるので売れ残ったもの、食べ残したものを冷凍して発展途上国の餓死寸前の人達に届けるルートを確立してもらいたいと思う。日本ではコメは余裕がある。これを発展途上国に届けるだけでも餓死者を減らすことが出来ると思う。一方で余った食品を破棄するのに大変なお金を使っている国があるかと思うと、食料が無くて餓死者が何万人もいる現状を何とかする必要がある。余ったものは冷凍して食料不足のアフリカなどに送ってもらいたいと思う。それには冷蔵庫や電子レンジなども必要になると思う。それらについても豊かな国々は発展途上国に援助するルートを確立して、餓死者を少しでも減らすように政治力を発揮してもらいたいと願っている。
2022.12.08
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今夜の「英雄たちの選択」は鎌倉幕府第3代将軍 源実朝が実朝の兄である第2代将軍 源頼家の子 公暁に実朝の右大臣就任祝賀式典が行われていた鶴岡八幡宮で暗殺された経緯であった。亨年28歳であった。実朝には子供がなく、都の後鳥羽上皇の子供を第4代将軍として迎え、自分は後見人になる予定でその準備が着々と進められていたさなかでの大惨事であった。時の最高権力者の将軍が易々と暗殺されたとは警備はどうなっていたのかと思う。番組では北条義時を始め東国の御家人達は天皇家でなく頼朝の血筋の中から次の将軍を決めるべきだとの考えがあり、実朝と御家人達の考えがかけ離れていたことが悲劇の原因になっていたのではないかと結んでいた。テレビの「鎌倉殿の13人」では公暁の乳母の夫三浦義村がしきりに「北条一族が公暁の父頼家を殺したのだ。本来なら公暁が将軍になるべきだ」とたきつけて実朝を殺させ最後には公暁を自らの手で殺している。三浦義村という男はあらゆる場面で北条義時と密通しており、この時も公暁をたきつけておきながら最後には最高権力者の義時に忠誠心を示すために公暁を殺している。令和の時代でも安倍元総理暗殺という大事件が起きた。実朝は神事の最中、安倍元総理は選挙の応援演説の最中でいずれも警備の隙を狙っての暴挙で痛ましい事件であった。和歌をたしなみ誠実な人柄だった実朝が殺されなければ日本の近代化が早まり、人殺しを日常的に行っていた武家政治はもっと早く終了したかも知れず残念でならない。
2022.12.07
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パンク町田さん今日の朝6時35分からの武井壮さんが司会をしているNHK俳句のゲストはパンク町田さんだった。私は初めて見たがどんな動物も手なずけてしまう有名な人とのことである。俳句は全く素人とのことだが、本日はタヌキがテーマでパンクさんもタヌキが外来の動物に押されて住むところが少なくなっていることを俳句に読んでいた。動物に対する愛情が並々ならない人だなと思った。この世の中にはすごい人がいるものだと感嘆した
2022.12.04
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凧揚げの凧だが、この人の目のように、集中力を高めてクロアチアと戦ってもらいたい。昨日スペインに勝ってベスト16に入り、決勝リーグでは12/5にクロアチアと対戦する。クロアチアはアドリア海に面した長い海岸線を有する東欧の国で面積5万6,694平方キロメートル(九州の1.5倍)、人口406.8万人(横浜市人口372万人より少し多い)、首都はザグレブでサッカーでは世界ランキング12位、前回ロシア大会では準優勝しており、同24位の日本よりかなり格上である。しかし勝負になったら格上、格下は関係ない。日本は格下のコスタリカには敗れはしたが、格上で優勝経験のあるドイツ、スペインを破っており、クロアチアにも勝てる可能性はある。無心で戦いベスト8に進んでもらいたいと願うばかりである。
2022.12.03
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