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安倍晋三元首相「私たち日本はウクライナ国民とともにある」ゼレンスキー大統領演説受け支援訴え自民党の安倍晋三元首相は24日、安倍派の会合冒頭でウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン国会演説について「改めて私たち日本はウクライナ国民とともにある。武力による侵略、武力による一方的な現状変更の試みは断固として許さないという決意をするとともに表明したい」と述べた。ゼレンスキー大統領とは2019年に夫妻で来日した際に首脳会談を行い、ポロシェンコ前大統領とは5度の首脳会談を行ったとした安倍氏は「他人ごとではございません。しっかりとウクライナを支援していくことで、こうした蛮行は許さないということを示しながら新たな国際秩序を確固たるものにしていきたい」と語った。---八丈島の鳥写真は次回にして、この記事です。「ポロシェンコ前大統領とは5度の首脳会談を行った」そうですが、以前の記事でも書きましたが、プーチンとはその5倍の27回も階段を行っているわけです。しかも、その当時のプーチンが今と違う振る舞いをしていたわけではありません。安倍とプーチンの会談は2013年から始まっていますが、翌2014年にはロシアはクリミア半島に攻め込んでこれをウクライナから強奪し、更に東部に実質的なロシアの傀儡政権をでっち上げて「独立」を宣言させるという蛮行を行っています。日本も国連決議においてはロシア非難決議に賛成しています。それなのに、それ以降も安倍はプーチンとの会談を繰り返しています。それが積もり積もって27回。会談だけならともかく、そこには200億円の経済支援という手土産までついたわけです。※※ロシアへの経済支援は民間投資も含めて3000億円という巨費が約束されていました。ただ、そのすべてが公費だったわけではなく、北方領土問題の頓挫と安倍の退陣によってその大半は約束だけに終わったものと思われます。が、少なくとも200億円は公費から実際に支払われています。北方領土問題を解決するためというのが言い分ですが、結局解決しなかったことは言うまでもありません。それも、安倍が四島返還から二島返還に舵を切った(これ自体は、それ以外に解決の策などあろうはずもない、英断だったと思いますが)けれど何ら進展がなかった時点で、誰がどう見たって無理筋なのは明らかでした。それでもまだ、悪あがきのごとく会談を重ねたわけです。安倍は、自分が他人を攻撃するとき(民主党政権に対する批判)は「政治は結果だ」と叫んでおきながら、自分自身は結果責任を一切認めない。落ち度も非も認めない、とにかく無謬の人なわけです。それで、今度は「私たち日本はウクライナ国民とともにある」とは、面の皮が厚いにもほどがある。安倍よ、プーチン政権がクリミア侵攻という暴挙を繰り広げた後もなお、「シンゾー・ウラジミール」などと言っていたあなたのどこが「ウクライナ国民とともにあ」ったのだ?こういうことを言うなら、せめてプーチンと会談を重ねたことについて一言はあるべきだし、それもしたくないなら、百歩譲って、何も言わずに黙っていろよ、と思います。そして、この期に及んでなお、そんな安倍を持ち上げ続ける安倍応援団、ネトウヨ連中のバカさ加減にもあきれ果てるばかりです。
2022.03.30
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八丈島の最終回です。ただし、撮影した鳥の写真についてはまた後日アップします。御蔵島が見えてきました。往路は波が高く、御蔵島には寄港できませんでした。復路は寄港するとのアナウンスでした。御蔵島の最高峰は雄山で、標高851m、八丈島より3m低いだけです。断崖絶壁しかありません。絶壁。結構な落差の滝が流れ落ちています。桟橋が見えてきました。ここに接岸するようです。しかし、桟橋だけあって、人里につながっているように見えませんが・・・・・・なるほど、こういう地形になっているのですね。断崖の斜面を削って無理やり道を作ったようです。かなりの勾配の道です。集落と呼べるものはこの一角にしかないようです。立体都市、という感じです。接岸しました。既述のとおり、三宅島は3つの港、八丈島は2つの港があり、当日2~3時間前に入港先が決まります。波風の条件のもっとも良い(あるいはマシな)港を直前に選ぶことで、欠航率を下げています。しかし、御蔵島には港(と呼べるのかどうかは分かりませんが、ともかく桟橋)が一つしかありません。しかも、防波堤などは何もありません。外洋に直接面しています。そのため、東京都の資料によると、御蔵島への就航率は2020年までの5年間平均で62%、1~3月の冬季に限ると平均41%とのことです。冬場は半分以上が欠航になるわけです。それに比べると、八丈島や三宅島の就航率は通年では90%超、冬季でも83~89%なので、ずっと高いです。もっとも、それでも1割前後が欠航というのは、やはり結構な高率です。鉄道や飛行機で、平均値で1割も欠航・運休することはないでしょうから。この連載の1回目に書きましたが、3連休の2日目の土曜夜に東京を出たのですが、前日金曜夜の便は結構になっていました。(三宅、御蔵、八丈全部欠航なので、ひょっとして出港見合わせだった?そこは不明です。)1~3月には台風が来ないのに通年より就航率が低いというのは、やはり冬場の方が波が高い、ということですね。今回も、去年5月下旬に三宅島に行った時より、波は高くて船が揺れたように思います。そして、御蔵島を後にして三宅島に向かいます。三十数年八丈島に行ったときには、三宅島への寄港は(少なくとも往路は)はっきり覚えているのですが、御蔵島への寄港の記憶はまったくありません。おぼろげな記憶で、当時は三宅と八丈だけしか寄港していなかった気がします。で、色々調べたのですが、どうも東京からの便が御蔵島に寄港するようになったのは、三宅島が全島避難になってからのようで、それまでは三宅島からの便しかなかったようです。御蔵島にもいってみたいですが、就航率6割ではねえ、1日2日の休みで渡航するのはうっかりすると帰ってこられなくなるリスクが高すぎます。御蔵島と三宅島は、そんなに離れていません。所要時間も1時間かからなかったように思います。三宅島沖の大野原島三宅島に着きました。この日は伊ヶ谷港に入港しました。往路は三池港でした。昨年5月に来たときは、往復とも錆ヶ浜港(阿古)でした。八丈島で乗船した人数は数えていなかったのではっきりとは分かりませんが、100人くらいではなかったかと思います。御蔵島からの乗船は多分2人だけ、三宅島で一挙に100人くらい乗船しました。(70人くらいまで数えたので、八丈の100人よりは正確)。ここまで私の2等和室は10人部屋を独り占めしていましたが、ここで同部屋に若いカップル2人が入ってきました。もっとも、私はずっと甲板で鳥撮影しており、ほとんど船室にはいませんでしたが。埠頭の様子。去年三宅島に行ったときから思っていたのですが、どの島でも、東海汽船の船が到着すると警官が出張っているのです。三宅も八丈もそうでした。御蔵島も、その場では気付きませんでしたが、後で写真を見たらパトカーが止まっていた。伊豆諸島では警察の仕事に、船で来島する人のお出迎え、もとい来島者の確認ってのがあるんでしょうかね。三宅島の最高峰も御蔵島と同じ名前の雄山。標高775mだそうです。噴火がありましたが、現在は登れるようです。三宅島も後にします。このあと、4時半くらいまでひたすら海鳥の撮影をしていましたが、それは後日にまわして、旅の写真としては、行きかう船を撮影したくらいで、特段何もありません。まだ3月で、甲板で鳥の写真を撮り続けていたら、結構寒く、4時半にさすがに限界で船室に戻りました。往路の船は結構よく寝たし、2日目の宿も9時過ぎから5時過ぎまで、かなりよく寝たので寝不足はないはずなのですが、4時半過ぎに船室で横になった次の瞬間には熟睡。次に起きたのは竹芝入港20分前くらいでした。3時間近く寝ていたようです。というわけで、今回の八丈島の旅は、鳥写真を除いてこれでおしまいです。次に行くときはもう1泊すべきでしょうね。
2022.03.28
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八丈島の記事があと1回残っていますが、その前に。ゼレンスキーは「英雄」か? ウクライナに武器と金を送ることは本当に「正義」なのか?ウクライナのゼレンスキー大統領が、世界各国であたかも英雄のように奉られている。~ウクライナから流されてくるのは、ロシア軍が攻めてきたとき抵抗するために、市民が~火炎瓶を作ったり、若い女性が機関銃の操作を教わったりしている映像だ。そして、そんな市民に向かってゼレンスキー氏は、祖国防衛だ、武器を持って戦え!と発破をかける。これではまるで玉砕の勧めだ。しかも、彼は、ウクライナは世界の民主主義の防衛のために戦っているのだからと、世界中に向かって、自分達を助けろ、武器をくれと、せっせと呼びかける。援助を受けることが、まるで彼らの当然の権利であるかのように。~他国に攻め込んだロシアに弁解の余地はなく、これを許してはいけないことは当然だが、しかし、戦争の意味を判定するのはのちの歴史であり、国会議員でもNATOでもない。いや、戦争の歴史は概ね勝者が作るものなので、いくら時間が経っても、本当はどちらが正義であったかがわからないことがほとんどだ。それなのに、今、戦争当事者の一方を善と決めつけて、援助一本槍でいこうとしている欧米、および日本の態度には大きな落ち度があるのではないか。~そもそも、民間人でも武装したからには、敵にやられても文句は言えない。だから、現在のキエフのように、大統領が民間人に武器を配って市街戦や籠城をさせるなら、政府が彼らの死や苦しみに責任を持たなければならない。少なくともこの点においては、すべての犠牲をロシア軍のせいにはできないはずだ。(以下略)---この筆者の川口マーン惠美というのは、安倍応援団のネトウヨ文化人の一人です。そんな人物からロシア擁護、プーチン擁護が飛び出すとはね。その主張の中身は、「話にならない」としか思えないので最小限しか引用してません。確かにゼレンスキーの対応が、ロシアの侵攻を招かないための最善の策だったかどうかは、私にも分かりません。でも、ロシアの要求に完全屈服して土下座する(ことによって戦争を避ける)のが最善の対応である、とも思えません。泥棒と被害者で例えるなら、ゼレンスキーは家の鍵をかけ忘れたのかもしれません。もしそうなら、家人からは批判を受ける余地はあります。でも、家の鍵をかけないことは何の法律にも反しません。逆に、家の鍵がかかっていないからと言って泥棒に入るのは、情状酌量の余地なく犯罪です。ゼレンスキーの対応に、仮に落ち度があったとしても、それは「ミス」です。一方ロシアがウクライナを侵略したことは「犯罪」です。その両者の非は根本的に質が異なっており、相対化して正当化できるような性質のものではありません。民間人でも武装したからには、敵にやられても文句は言えない。これまたびっくりな発言です。侵略軍に攻撃されても「文句は言えない」という発想はいかがなものかと思います。もちろん、善悪はともかく、武器をもって交戦すれば戦死することはあり得る、というのはそもそも当然の前提でしょう。それは民間人でも軍人でも変わりません。国際法上の取り扱いに関して言えば、捕虜の取扱に関するジュネーブ条約によって、「紛争当事国に属するその他の民兵隊及び義勇隊の構成員」「占領されていない領域の住民で、敵の接近に当り~侵入する軍隊に抵抗するために自発的に武器を執るもの。」は正規軍同様に扱われることが明記されています。実際にはロシアがジュネーブ条約を遵守するかどうかは分かりませんが、それは相手が正規軍でも武装民兵でも同じことです。ロシア軍がウクライナの非正規兵の捕虜を虐待や殺害するとしたら、正規軍の捕虜だけ正当に扱うはずがないでしょう。そもそも、ロシア軍は一般市民を巻き添えにする無差別攻撃を行っています。武装抵抗してもしなくても、一般民衆が有無を言わさず命の危険に晒されていることに変わりはありません。大統領が民間人に武器を配って市街戦や籠城をさせるなら、政府が彼らの死や苦しみに責任を持たなければならない。そこでなぜ民間人だけに限定するのか分かりません。軍人の死や苦しみには政府が責任を持たなくていいのですか?民間人だって軍人だって人間であり、その命の価値に差はありません。しかも、ウクライナもロシアも徴兵制があり、危険とリスクを承知して志願した兵隊というわけではないのです。当然、軍人に対しても、その命を無駄にするような無謀な作戦、戦闘指揮を行わない責任が、政府にはあります。あれ?そういう責任はウクライナだけにあるんですか?ロシア政府、そのトップであるプーチンは「彼らの死や苦しみに責任を持たな」くてもいいんですか?ロシア軍はウクライナ侵攻で大苦戦中で、相当多くの戦死者を出しているようですが、それについての責任は?以下すべてこれと同じなのです。川口のウクライナやゼレンスキーに対する批判、疑問はそのまま、その何倍の規模でロシアやプーチンに対してもあてはまるのに、そちらは見ないふりです。こんなバカバカしい理屈に付き合うのは時間の無駄なので、これ以上は引用を避けます。しかし、安倍応援団のネトウヨ文化人がこの件でロシア擁護を叫ぶのは、どうも川口一人の特異的現象ではないようです。引用記事で言及されている岡本裕明、大原浩の両名は知らなかったので検索したところ、明らかに右派系の言論人です。そしてこれもまた、極右の総本山「日本文化チャンネル桜」のYouTube動画にて、水島総(チャンネル桜の社長)が常連出演者である馬渕睦夫という元外交官とロシア擁護ウクライナ批判の対談を行っています。これも驚いた。馬渕睦夫自身もYouTube動画を出しています。彼らの商売に貢献したくないのでURLは紹介しませんが。これは、彼らが信奉する安倍晋三が在任中に27回もプーチンと会談を重ねたことと、軌を一にするのかもしれません。当の安倍自身は、かつて「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。~2人の力で、駆け抜けようではありませんか。」などと媚びを売ったことは一切なかったことのように平然とロシア批判に転じているけれど、彼の支持者の中にはそう簡単に乗り換えができない人もいるのでしょう。以前の記事にも書きましたが、プーチンの「権力は力なり、強い者が勝つ、民主主義がなんだ、負けた奴を弾圧してなにが悪い」という人物に対して安倍は本音の部分であこがれているのではないか、というのが、私のうがった見方(笑)なのですが、それは安倍応援団の一部も同じなのかもしれません。あるいは、維新の議員で元々ロシアとの関係の深い鈴木宗男のロシア擁護発言の数々、あるいは同党創設者の橋下徹のウクライナへの批判的な発言の数々も、根は同じなのかもしれません。もっとも、これは日本国内のネトウヨ界という狭い世界だけの現象でもないようです。考えてみれば、トランプのロシア疑惑、つまり米国のトランプ大統領を後押しするためにロシアが謀略を働いたという疑惑があります。ヨーロッパの極右政党(ドイツのAfDやオーストリアの自由党、フランスのルペン率いる国民連合など)が親ロシア(親プーチン)であることもよく知られています。そもそもロシア国内で、「ロシア帝国運動」という極右団体が勢力を伸ばしており、これは実質的にプーチンの支持母体の一つとなっているようです。ウクライナ側の外国人義勇兵に極右勢力が加わっている、という非難がなされることがあります。残念ながら、その指摘は事実と思われます(ただし、ゼレンスキー政権が極右であるわけではありません)。しかし、ロシア側にも、外国側からの極右義勇兵が加わっている事実も指摘しなければならないでしょう。公安調査庁などの言うことを全部真に受ける気はありませんが、そのホームページによれば2014年,ウクライナの親ロシア派武装勢力が,東部・ドンバスの占領を開始したことを受け,「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織が「アゾフ大隊」なる部隊を結成した。同部隊は,欧米出身者を中心に白人至上主義やネオナチ思想を有する外国人戦闘員を勧誘したとされ,同部隊を含めウクライナ紛争に参加した欧米出身者は約2,000人とされる。他方,白人至上主義組織が運営する軍事訓練に欧米出身者が参加しているとの指摘もある。米国国務省が2020年4月に白人至上主義組織として初めて特別指定国際テロリストに指定した「ロシア帝国運動」は,ロシア西部・サンクトペテルブルグで軍事訓練キャンプを運営しているとされ,ドイツやスウェーデン,フィンランドの出身者が同キャンプに参加したと報じられた。訓練を修了した者の中には,ウクライナ紛争に参加した者もいるとされる。と指摘しています。この文章はどの勢力がどちら側で参戦したかが分かりにくいように書かれていますが、「アゾフ大隊」に参加したネオナチがウクライナ側であり、「ロシア帝国運動」の運営する軍事訓練キャンプからウクライナ紛争に参加した白人至上主義者は、ウクライナ東部で「独立」を宣言した親ロシア派武装勢力に加わっています。つまり、欧米の白人至上主義、極右勢力はウクライナ側とロシア側の双方に分かれて参戦しており、この一点のみに関しては、「どっちもどっち」と言えるかもしれません。いずれにしても、プーチンに肩入れする欧米の極右勢力がかなり多いのは、歴然たる事実です。その流れとして、日本でもプーチンに肩入れするネトウヨやネトウヨ系の元首相がいる、ということでもあるのかもしれません。
2022.03.26
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前回の続きです。八丈富士は終わったので、タイトルを変えました。食事できるところがなかなか見つからず、やっと見つけたお店で昼食。昼食後は八丈植物公園に行ってみましたが、ヒヨドリばっかりいて、珍しい系の鳥には遭遇できず。ひとつには、自転車に乗っているせいもあったのかもしれません。自転車の機動力はとても便利なのですが、動きが速いので、じっくり鳥を探すには適さない気がします。もっとも、自転車を降りて観察窓で鳥を探してもいませんでしたけど。ビジターセンターで、アカコッコはこの辺りに、タネコマドリはこの辺りに、という情報を仕入れてきましたがタネコマドリがいるという「ほたる水路」に来てみました。気配もありませんでした(涙)ただ、このホタル水路、とても雰囲気の良い場所でした。名前のとおりホタルがいるのですが、八丈島のホタルは大正年間に持ち込まれた外来種だそうです。そのあと、もう一か所「タネコマドリがいる」という三原林道に突入。かなり長い林道のようで、時刻は3時、とうてい全部走ることなどできるはずもなく、途中まで行ってみました。これもまた、結構な登りでした。八丈富士を降りてきてからはあまり減っていなかった電動アシスト自転車のバッテリーが、またどんどん減る。結構登ったのと持ったら、「起点から1km」という表示。まだそれだけ??その後更に1kmくらいは登ったかなあ。結局めぼしい鳥には遭遇できず、代わりに笛を吹いて下ってきました。残念ながら、この林道では写真を撮りませんでした。結局、朝9時過ぎに借りた自転車を4時前に返却し、バッテリーはちょうど50%に減っていました。泊った宿は、元々は夕食も提供していたようですが、コロナのせいでしょうか、現在は朝食しかなく、夕飯はありません。おすすめの食事処をいくつか紹介していただいたのですが、みんな満席、予約でいっぱい、店が閉まっていた、というわけで、4~5軒断られ、そのうちスーパーがあったので、ここで夕飯買って帰ろうかなーと、思い始めた矢先、「完全予約制」と張り紙がしてあった居酒屋にダメもとで聞いてみたら、「カウンターでよければ」と入れてくれました。うれしーーー。お客さんは地元に人ばっかりのようでした。普通の握りずしもありましたが、食べたことのない島寿司を頼んでみました。これが美味しかったのです。いや、多分ネタがいいからですけど、素材が新鮮でおいしいというのは、すべてに勝ります。クロダイとムツ、だったかな。ワサビではなくからしを付けるんですね。その他に串物を少々頂き、明日葉の煮物を頂き、居酒屋ですから泡が出る飲み物もいただき、みんな美味しくてご満悦で宿に帰りました。ただ、宿まで1.5kmくらいあったかな、帰りはすっかり日も暮れて真っ暗な中帰りました。翌朝、早起きして鳥撮影+笛練習のために宿の外に出たら、なんと雨。でも、じきに上がりましたけど。海岸でみっちりと笛練習。しかし鳥の方は相変わらず空振り気味。7時にいったん宿に帰って朝食を取ったのですが、じつは宿への帰り道、溶岩のやすりのような小石の広がる海岸沿いでド派手に転んでしまいました。笛とカメラと双眼鏡も地面にたたきつけちゃったのですが、幸い壊れたり割れたりはありませんでした。こういう時に今の時代はどこにでも消毒液が置いてあるのは喜ぶべきか悲しむべきか。膝も多少打撲はありましたが、それ以外は擦りむいただけの軽傷です。ただ、溶岩の上で転ぶのは無用に痛いのでやめましょう(笑)朝食後、チェックアウトして、船の出港まではまだ時間があるので、鳥を探していたら鉄の鳥が飛んできました。全日空のB737-800です。で、海岸でまたもしつこく笛練習していたら、橘丸がやってきました。笛吹いている横を汽笛を鳴らして通り過ぎていきました。入港する様子を見ながら、私も港に向かいます。(客船ターミナルまで徒歩3分の場所で吹いてました)八丈島の客船が入る港は底土港と八重根港があり、当日の波浪の状況によって、直前に決まります。ただ、基本は底土港で、底土港に入港できない場合に八重根港に入るようです。到着した日の入港も底土港でしたし、この日も底土港でした。宿でも聞いていたし、防災行政無線でも「今日の入港は底土港」と放送されていました。というわけで、底土港の客船ターミナル屋上から撮影。写真左端に半分写っている白い東屋の下で笛を吹いていました。客船ターミナル屋上から見る八丈富士。八丈富士のアップ。客船ターミナルの中はこんな感じです。桟橋に出ます。橘丸は、というか東海汽船の伊豆諸島航路の船は、みんな貨客船です。コンテナをどんどん積み込んでいます。この日は定刻より20分早発とアナウンスされていましたが、結局コンテナの積み込みに時間を要して、10分しか早発になりませんでした。往路は夜行なので寝心地を考えて特二等にしましたが、復路はもっぱらデッキで鳥の写真を撮るので、客席にお金をかける必要性が薄く、一番安い2等和室にしました。今の時期のインターネット割引で7,650円でした。特2等より4,000円近く安いです。5階デッキ。往路はここしか開放されていませんでしたが・・・・・復路は6階デッキも開放されていました。煙突がどどーーんと聳え立っています。昨年の三宅島では往復とも6階デッキは立ち入り禁止だったので、今回初めて6階デッキに足を踏み入れました。ただし、鳥撮影には2つの理由で5階デッキの方が好都合なので、6階デッキは風景写真をちょっと撮っただけで、ほとんど5階デッキにいましたが。鳥撮影には何故5階デッキの方が良いかというと、6階は救命ボートが並んでいるので下方への視界が遮られること、そして、海鳥の撮影にはできるだけ低い位置の方が好都合だからです。海鳥類の中でもミズナギドリ目(ミズナギドリ、アホウドリ、ウミツバメの仲間)は海面ギリギリの低い高度を飛翔するので、低い位置からの方が発見しやすく観察しやすいのです。船内階段はこんな感じ。八丈小島をバックにしてさようなら、八丈島。今回は実質1日だけの滞在だったから、また来たいなあ。でも、これで終わりではありません。だって、これから竹芝桟橋まで10時間もかかるんですよ。というわけで、更に次回に続きます。
2022.03.25
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八丈富士登山の続きです。階段をひたすら登っていきます。しかし、遮るもののない絶景です。お鉢の縁が見えてきました。お鉢(山頂カルデラ)に到着です。噴火口。中は低木林です。小さなカルデラ湖(というか、池ですが)もあります。ただ、特定の位置からしか見えず、うっかり写真を撮り損ねました。山頂まで徒歩15分。あとは標高差もほとんどありません。ただし、道はここから本格的に岩場の登山道になります。ジョギングシューズにストックなしでも歩けますけど、ほどほど慎重さは必要です。パンプスやスニーカーの軽装の人は、みんな先ほどのカルデラの縁まででした。底土港、そして八丈空港の滑走路の端。自転車で登ってきた道路も見えます。山頂はもうそこです。山頂到着。天気は良いですが、風が強く、かなり寒いです。標高854mだから、単純に言ってふもとより5度以上気温が低い計算です。登山道はお鉢を一周しており、海の向こうに八丈小島が見えます。山頂まで来た人は、お鉢を一周する人が多いようですが、この先は泥濘が多いという話でした。(ここまででも多少の泥濘はありました)ジョギングシューズをドロドロにしたくなかったので、私はここで引き返すことにしました。いつも緩めにしていた靴ひもを縛り直して下山。稜線の向こうは海。何とも言えない絶景です。島を一望できます。実は向こう側の三原山は、三十数年前高校3年の3月に来たとき、登ったことがあるのです(写真は残っていません)。三十数年かけて八丈島の両方の山に登ったわけです。それにしても、八丈島て、北西に八丈富士、南東に三原山があって、その間の細い平野に八丈空港、島の平坦地に占める空港の割合ってかなり大きそうです。下山してきて山頂方面を振り返ります。カルデラの縁から、カルデラの中に降りることもできるようでしたが、それは割愛して下山します。下りは本当に絶景の中を、しかしお昼に近くなってきたので急いで下山します。登山口からお鉢までの上りは40分くらあいかかっていますが(自転車の登りで体力消耗してスピードがあまり上がらず)、下りは15分で下りてきました。そしてもちろんお決まりの(笑)私が笛を持ってこないはずがないのです。実はこの日2度目の笛タイムです。一度目は橘丸の上(爆)エンジン音がうるさいからデッキで吹けば大丈夫と思ったのですが、吹いてみたらデッキは上に屋根があるから、思いのほか音が響くのです。こりゃヤバいと思い、ものすごく息を絞って2曲だけ吹きました(それでも吹いた私)。幸いクレームはありませんでしたが。ここでは心置きなく最大パワーで吹けます。しかし、8時半頃入港し、宿でチェックインして自転車を借りたのは9時半前でした。そこから八丈富士に登って登山口まで下りてきて、やっとまだ12時です。登りはヒーヒー言って自転車をこいだ道も、下りは爆速、超快適。登山口でフル充電から65%に減っていたバッテリーが、少し回復して70%に。でも、多分やり方を間違えました。下りの途中まで電源を切っていたのですが、どうも電源を入れていないと充電しないみたいです。電動アシスト自転車は初めて乗るので、使い勝手が今ひとつ分かりません。途中に見晴らし台のようなところがあったので、そこでも笛を吹きました。昼食を食べる場所を探しながら自転車で巡っていたら、こんなところに来てしまいました。記念碑があるだけで、他に何かがあるわけではありません。ごく普通の民家の脇に設置されていましたが、そこが宇喜多秀家の子孫なのかもしれませんね。以下次回に続きます。
2022.03.23
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この3連休は、元々高校同期の友達と北アルプスに行こうと計画していたのですが、天気が悪い予報のため計画は中止、急遽雪のない富士に、ジョギングシューズで登ってきました。その富士は、これに乗っていくのです。はい、いきなりネタバレですね。昨年5月に三宅島に行く時に乗った、東海汽船の橘丸です。前回は往復とも2等和室でしたが、今回は寝心地を考えて往路だけ特2等にしました。今の時期かつネット割引きで11,460円、2等和室より4,000円くらい高いです。床が柔らかく、寝心地はいいです。寝台列車のB寝台に似たタイプです。半個室で自分のスペースが確保できます。もっとも、この日はガラガラだったので2等和室でもスペースは充分あったと思いますが。レインボーブリッジに近づきます。レインボーブリッジの下をくぐるレインボーブリッジを越えました。レインボーブリッジが遠ざかっていきます。で、レインボーブリッジを過ぎたらすぐに寝ました。朝5時、三宅島寄港。まだ夜は明けていません。三宅島を出たらまた寝ました。6時20分過ぎ、また起きました。橘丸は三宅島-御蔵島-八丈島航路ですが、この日は波が高く、御蔵島は寄港できず、三宅島の次は八丈島になりました。天気予報が悪かったのと3連休なので、金曜夜発ではなく土曜夜発にしていました。そうしたら土曜の午前中は東京はいい天気で「これは金曜夜発にしておけばよかったかな」と思ったのですが、そんなことはありませんでした。金曜夜は悪天候で八丈島も欠航になったそうです。というわけで、寄港しなかった御蔵島。八丈島が近づいてきました。八丈島・底土港に入港三十数年ぶりに八丈島上陸。はい、八丈島に来るのは初めてではありません。高校3年の卒業直前(というか卒業式は終わった後)に、高校同期の仲間と、確か生物の先生も一緒に、八丈島に行ったことがあります。それ以来三十数年ぶり。で、港からすぐ近くの「国民宿舎サン・マリーナ」という宿に宿泊。荷物の一部を置いて、教えていただいたレンタサイクルじ自転車を借りました。最初は、これで島内をめぐって鳥撮影をしようと思っていたのに、八丈富士を見ちゃったら、登りたくなってしまい、予定変更。何とかと煙は高いところが好きなのです。しかし、八丈富士の登山口はかなり登ったところなのです。電動アシスト付きとはいえ、自転車でそこまで登るのはキツかったです。フル充電が、登山口に着いたら65%になっていました。それにヨレヨレ。たぶん、歩いて登るよりきつかったです。その代わり、もちろん歩いて登るよりは速かったですが。調べたところ、登山口の標高は550mらしく、山頂は854m、港に上陸したのはもちろん海抜0m、自転車を借りた場所も港のすぐ近くなので海抜10m以下ですから、行程の大半は自転車で登ったわけです。というわけで、この写真は登山口での撮影です。既に絶景です。山頂はずいぶん先、に思えましたが、後から考えると登山口からの標高差は300mしかないのですね。もう半分来ました。ただし、この半分というのは山頂までの半分ではなく、お鉢(山頂カルデラの外周)までの半分です。登山道は整備された階段で、ジョギングシューズでまったく問題なく登れます。というか、パンプスで下っている女性もいました。(そりゃさすがにきつかろうと思いましたが)もっとも、整備されているのはお鉢までです。というわけで、以下次回に続きます。
2022.03.21
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苦戦するロシア軍 ある司令官の死で露呈した通信システムのぜい弱さ プーチン大統領不満の矛先はロシア軍が補給に苦しんでいる。軍車両の燃料、兵士の食糧の補給は戦闘を続けるための必需品だが、現代の兵站の要は通信機能の充実だ。その肝心の部隊間の通信に、ロシア軍は問題を抱えている。ウクライナ軍情報当局は、3月8日、ロシア第41軍第一副司令官ヴィターリー・ゲラシモフ少将が死亡したと発表した。ウクイナ当局がゲラシモフ少将死亡の情報を入手したのは、戦闘現場のFSB(連邦保安局)連絡情報員が司令部の上官に報告した際の、電話を傍受したことによる。2014年ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜された事件でウクライナ保安局は通信傍受記録を公開し、親ロシア派武装勢力がロシア軍情報員に撃墜を報告していたことを明らかにした。プーチン大統領はこれを受けて、軍に西側の通信機器使用を禁止し、勤務中個人の携帯を持つことを禁じた。そしてロシア軍は2021年に第3、第4世代移動通信システムを用いたクリプトフォン「ERA」を全部隊に配備した。しかしハリコフ突入時に、ロシア軍はハリコフの電波塔を真っ先に破壊したため、部隊間の連絡にもERAを使用できなくなっていた。そのために禁じられていた一般回線を使うしかなかったようだ。連絡情報員は一般の電話回線を使って、死亡した3人の名前を読み上げた。その中にゲラシモフ少将の名前があった。ロシア軍もウクライナ軍も自軍の通信が相手の軍当局によって傍受されていることは承知しているのに、ロシア軍情報員はウクライナのSIMを使い、ウクライナの国番号からロシアの国番号の上官宛に電話したため、ウクライナ軍当局に傍受されてしまったのだ。ゲラシモフ少将の死が伝えらえた数日後、FSBの対外情報部門である第5局のセルゲイ・ベセダ局長とアナトリー・ボルイフ次官が自宅軟禁に置かれた。第5局の任務は、侵攻に先立ってウクライナ情報をプーチン大統領に報告することと、ロシア軍が侵攻した際に自軍のために働く「協力者」をウクライナ全土で組織することだった。この内通者のオルグにはFSBから巨額の資金が提供されており、第5局のトップ2人は、この資金を私的に流用した容疑がかけられている(以下略)---実は、ここまでウクライナ軍が善戦するとは予想していませんでした。もちろん、最終的にはロシアがウクライナを完全に屈服させることなどできるはずがない、ベトナムやイラクにおける米国、アフガニスタンにおける米ソと同じことになるに決まっているとは確信していました。でも、一時的にはロシア軍はウクライナ軍を圧倒するだろうと思っていました。だから、この戦争が始まった際の記事で純軍事的には、ロシアが圧倒的に優勢でウクライナ軍は装備が旧式でまったく劣勢だとされます。でも、ロシアが最終的に勝てるとは思えないのです。短期的には勝つでしょうが、それでウクライナ政府が「参りました、降伏します」というはずがない。いや、仮に政府が降伏しても国民が納得しないでしょう。~ウクライナも緒戦はロシア軍に圧倒されるでしょう。首都も陥落するかもしれません。しかし、戦争はそれでは終わりません。ウクライナがイラクやアフガニスタンより簡単に屈服するでしょうか?私はしないと思います。結局同じことになるのではないでしょうか。と書いたのですが、現実には緒戦でロシア軍に圧倒もされなければ、現時点では首都も陥落しておらず、ただただロシア軍の苦戦ぶりとウクライナ軍の奮闘ぶりだけが目立っています。引用記事にあるとおり、情報戦でロシア軍が完全に後れを取っていることがかなり大きいようです。それに加えて、圧倒的に優勢なはずの空軍力がまったく機能していない、という指摘もあります。軍艦や戦車は、空からの攻撃に対しては圧倒的に脆弱です。正規軍同士の戦いでは、戦場上空の制空権(航空優勢)を握った方が圧倒的に優勢であり、そのため開戦初日に動員可能な最大限の航空部隊によって敵の空軍を撃滅するのが第二次大戦以降の戦争の常道となっています。ところが、ロシアは、ウクライナに対して圧倒的に優勢な空軍力を持っているにもかかわらず、今に至るまでウクライナ上空の制空権を握ることができていないといいます。そもそも開戦初日のロシア空軍の航空攻撃もさほど激しいものではなく、おそらく通信傍受によって空襲を予測していたウクライナ空軍は事前に主力機を退避させて戦力の8割の温存に成功したと言われます。それにもかかわらず、ロシアは地上軍の侵攻に踏み切ったわけですが、ここでも車列が数十kmに渡って停滞して、思うように進軍できない(おそらく補給物資も届かない)事態が起こっているようです。これらを総合して考えると、ロシア軍の継戦(補給、兵站)能力は、事前に予想されていたよりはるかに低い、ということになるようです。無線通信網の能力の低さによって、大軍やそれに要する補給物資を効率的かつ迅速に前線に届けることができない、ということもあるでしょうが、航空機や走行車両については、そもそも補給物資、交換部品等のストックが十分ではないために思うように動けない、という側面もあるのではないでしょうか。もう一つ、ウクライナ軍の持つ(かなりの部分は欧米諸国からの軍事援助で入手した)対空ミサイルが大きな効果を発揮しており、航空機が安易に戦場上空に留まると撃ち落とされる、ということもあるようです。更に加えるなら、ドローンなど無人機という新しい武器が、従来の大型で高価な戦闘機などに伍して活躍をしていることも指摘されています。これらすべてを総合して言うなら、現在のロシア軍は、化けの皮を剝いでみたら意外にも「張り子の虎」だったということに尽きるのでしょう。そして、そのことは、外国ばかりでなく、他ならぬプーチンすら知らなかった、だから「簡単に勝てる」と思って始めた戦争が、予想外の苦戦に陥っている、ということなのではないかと思います。結局、独裁的な政治体制を敷いて、周りにはイエスマンしかいない、耳の痛い、不都合な情報は入ってこず、耳に心地よい「自分が信じたい」情報しか入ってこなくなったがゆえに、自軍の能力を過信しては課穴を掘っている、ということなのでしょう。古今東西、よくある話ではあります。現代戦におけるロシア軍の戦闘実力が実は張り子の虎だった事実が白日の下にさらされたことは、今後のロシア自身の安全保障には大きなマイナスでしょう。しかも、その張り子の虎を補強しようにも、一連の経済制裁によってロシア経済は小さくはない打撃を受けており、当然今後軍備に回せる予算も限定的になるでしょう。プーチンの愚行が招いた「身から出た錆」としか言いようがありませんけど。もちろん、ロシアがあっという間にウクライナを屈服させる事態よりは、この状況の方がはるかによい、と私は思います。ただ、戦争が続く限り無用な犠牲が出続けます。ロシア軍は直ちに撤退せよ、と声を大にして言いたい。もっとも、そう言ったところで「撤退します」とはならないのでしょうが。ただ、現状でもロシア国内で反戦の動きは少なからず出ています。今はそれでも「プーチン支持!」という人もかなり多いようですが、この戦争が長期化していった場合、さすがにプーチン支持の人たちも鼻白んでくるんじゃないでしょうかね。やがてプーチン失脚、という未来図は希望的観測過ぎるのでしょうか?
2022.03.19
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福島県沖でM7.4の地震 福島県・宮城県で震度6強3月16日(水)23時36分頃、宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震がありました。震源地は福島県沖(牡鹿半島の南南東60km付近)で、震源の深さは60km、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定されます。福島県と宮城県に津波注意報を発表中です。国内で震度6強と観測する地震は昨年2月13日に同じ福島県沖で発生した地震以来です。防災科学技術研究所の速報解析によると、地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型とみられます。なお、この地震の約2分前に発生した地震の規模は、暫定値でM6.1と解析されました。(一部要約)---東北、関東在住の皆さんご無事でしょうか?我が家は結構揺れて、ドキッとしました。ちょうど風呂上がりだったのです。最初の揺れが長く続き、それが収まったかと思ったらまた揺れ出した時点で嫌な予感がしました。これが全部P波だとしたら、よほど遠くの、よほどでかい地震と思ったのですが、最初に感じた揺れは引用記事によると直前に起きた前震だったようですね。それでも、M7.4は大きいです。ただ、東京近辺の最大震度は4、我が家近くの観測地点では震度は3と4が入り混じっていますが、感覚的に我が家の揺れは3ということはない、おそらく4だったと思います。いずれにしても、311の時は本棚の上の方が全部なだれ落ち、その前2006年に東京で震度5を記録した時も本棚から落ちたものがありましたが、今回は机の上に立ててあった小物が一つ倒れただけで、本棚から何も落ちなかったし、緊急地震速報も(東京では)鳴らなかったので、あの二つの地震よりは揺れが小さいことは分かりましたが、それでも肝を冷やしましたよ。そして、都内でもかなり停電が起こったようですね。我が家の近くでも停電があったようですが、我が家の周囲は大丈夫でした。津波注意報も出ましたが、若干の海面上昇はあったものの、大きな被害はなかったようです。偶然の一致とはいえ、11年目の(そして、あの日と同じ曜日の並びの)3.11から1週間も経たない間にこんな地震が起こったことは、ドキッとしました。報道によれば地震発生のメカニズムは3.11とは異なるようですが、震源の位置からしても、3.11と全く無関係とは思えません。広い意味で3.11の余震、と言っては正しくないかも知れませんが、関連地震とは言えるのではないでしょうか。さらに東北新幹線やまびこ、17両中16両が脱線 宮城・福島震度6強地震16日深夜に宮城、福島両県で震度6強を観測した地震で、宮城県白石市の福島―白石蔵王間で脱線した東北新幹線「やまびこ223号」は、17両編成のうち16両が脱線していた。全く脱線していないのは13両目のみという。営業中で乗客がいる新幹線の脱線は2004年10月の新潟県中越地震で上越新幹線が脱線して以来、2例目となる。(要旨)脱線はしたものの人的被害はなかったのは不幸中の幸いです。とはいえ、中越地震以来の新幹線脱線はびっくりしました。3.11でも新幹線の脱線はなかったのに。ただ、脱線前に緊急地震速報ですでに相当減速していたはずで、高速運転中の脱線ではなかったため、人的被害が避けられたのでしょう。とは言え、脱線車両の撤去、線路等の修理、高架橋に亀裂が入っているとの報もあるため、その確認と補修、復旧にはかなり期間がかかりそうです。中越地震の際の上越新幹線脱線事故では、運転再開まで2ヶ月以上を要しました。それにしても、地震、台風、ウイルス、そして戦争。世界は災厄に満ち溢れています。何か少しは明るい未来の希望はないものかねえ。いや、我が家的にはちょっとだけ良いこともあったのですが、社会全体としては悲しくなるようなことばっかりです。
2022.03.17
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なぜパレスチナ人選手は“戦争反対”バナーの前に立たなかったか?「誠実さもなければ、公平さもない」パレスチナ人選手であるモハメド・ラシードは、インドネシアで行われたペルシブ・バンドンの試合で「戦争反対」の横断幕の後ろに立たなかったことについて、正義の問題であると語った。ラシードは、今月初めに行われた試合の前に、現在進行中のウクライナ・ロシア危機に抗議するスローガンを掲げてチームメイトと一緒に立つことを拒否し、話題となった。しかし今、彼は、このようなジェスチャーがどの紛争に抗議するかを選別していることへの不満から、ジェスチャーを拒否する決定を下したことを明らかにし、イスラエル・パレスチナ紛争での自身の経験を挙げて『GOAL』で以下のように説明した。「公平性がないので、立ちたくなかった。もちろん、ウクライナで起きている戦争は支持しない。ロシアも支持しないし、このようなことも支持しない。私はあらゆる戦争に反対だし、あらゆる暴力に反対だ。しかし、Stop Warの旗の後ろに立つことは、パレスチナで長年にわたって起こっているすべての戦争について同じことをしようとしたとき、FIFAは、それはできない、違法だ、FIFAの規則に反する、それはサッカーと政治を混ぜ合わせることだと言った」「僕らがイスラム教徒として、アラブ人として生きていることに価値がない、重要でないと思っているのなら、それは彼らの問題です。パレスチナでの戦争、シリア、レバノン、イエメン、イラクでの戦争が起こったとき、なぜ僕らは、僕らが望むものに賛同できないのだろうか。理由もなく死んでいくのは、すべて罪のない人間なんだ」「つまり、正義と公平の問題でしかない。サッカーと政治を混ぜないルールだと言っていたのに、ヨーロッパのある国で起きたことで、サッカーと政治を混ぜてもいいということになった。誠実さもなければ、公平さもない」---だからと言ってロシアによるウクライナ侵攻が免罪されたり正当化できるわけではまったくありません。ただ、これまで世界各地で起きてきたあからさまな侵略行為に対して、国際社会は首尾一貫しない対応を取り続けてきたことは否定しようがありません。ウクライナはヨーロッパの中では最貧国ですが、ともかく欧米諸国の一つです。だから侵略を受けると国際社会は大騒ぎになったけれど、ラシードの祖国であるパレスチナがイスラエルに侵略され続けていることには国際社会は何も言わない(わけではないけれど、世界は対ロシアのような圧力や制裁をイスラエルにかけてはいない)ではないか、と。それはまったくそのとおりと言うしかありません。それは、同じロシアによる侵略でも、今回のウクライナに対するものとチェチェンに対するものでは世界の反応に大差があることからも伺えます。もちろん、ウクライナには東欧の多くの国が国境を接しているため、ヨーロッパ諸国にとっては今回の戦争は直接的な脅威です。それに比べると、チェチェンにしてもパレスチナにしてもヨーロッパからは遠いから、直接的な脅威になりにくい、という側面はあるでしょう。また、ISなどのイスラム原理主義という別種の脅威の存在があることも問題を難しくしています。ただ、逆に言えば、このような欧米とそれ以外で露骨に異なった取り扱いが行われることが、イスラム圏で欧米に対する反感を募らせる一因となっていることも間違いないでしょう。あえて言えば、欧米社会は少し前までは、イスラム原理主義という敵を前に、ロシアの不法には多少のお小言は言っても、あまり強いことは言って来なかったわけです。けれども、ことここに至りロシアの不法も許容範囲外となった。冷戦崩壊後の新たな国際秩序もまた、崩壊したわけです。繰り返しますが、ロシアのやっていることは、まったく容認しがたい暴挙です。当然そのような事態は、ロシアが兵を引く形で解決されなければなりません。ただ、それですべてが解決、というわけには行きません。ロシアがウクライナに対して行った暴挙と大同小異の振る舞いに対して、国際社会は今回のロシアに対して見せたのと同様の態度を見せられるのかどうか、今後そのことが問われていくだろうと思います。
2022.03.15
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午後新宿御苑に行ってきました。午前中グループ練習の後、代々木公園で練習の続きの「笛の補習」をやろうと思っていたのに、新宿から2駅乗って電車を降りたら原宿駅じゃなくて千駄ヶ谷駅だったのです。山手線と総武線を乗り間違えました。というわけで、ここに行ってきました。残念ながらここで音出しの練習は、多分できないでしょうね、やったことはないけど。園内は桜の開花が始まっていました。もちろん、まだソメイヨシノではありません。河津桜?まだカモ類もいましたが、その写真は後日。(たいした写真は撮れていませんが)天気が良くて暖かかったから、人でもMAXでした。ちなみに来週から4月初めまでは入場は予約制になるそうです。入場料も、4年ほど前に何回か来たときはもっと安かった気がするのですが、500円に値上げしていました。このあたり、何桜か私は桜の品種名には疎いので、写真だけアップします。天気も良く暖かい日差しの中で桜を見るのは気持ちがいいです。でも、笛の練習の続きは、仕方がないので家に帰ってからやりました。
2022.03.13
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言うまでもなく、本日は3月11日、東日本大震災から11年目です。11年目という年自体は特段節目でもなんでもありませんが、ただ今日は金曜日です。2011年3月11日も金曜日でした。その日私の身の回りで起こったことは、震災の1年後に書いたので繰り返しませんが、上司がその月末で定年だったので、送別会を予定していたのに、もちろんそれが吹っ飛んだこと、地震の大混乱の最中に送別会で渡す予定だった花束だけが届いてしまったことは、今でもよく覚えています。あのとき、詳細は書きませんが、精神的プレッシャーの大きい仕事だったため、逆に係内の結束はものすごく高かった。勤続30年まであと数年、という期間働いてきて、もっとも仕事が大変だったのも、もっとも同僚同士の結束が固かったのも、その前年からの2年間でした。そして、その中心にいたのがU係長、私にとってこれまでの人生でもっとも良い上司でした。なんて話は、自分以外の人間にとってはどうでもよい話ですが、やはり単に3.11ということ以上に、「暗転した金曜日」という記憶が鮮明で、3月11日の金曜日、ということに特別の感慨を抱きます。しかも、今日はまた職場で感染者と濃厚接触者が出てしまい、その対応を検討していたら、否応なくあの時もことを思い出しました。3.11も大変だったけど、それでも地震の2週間後くらいに、ずいぶんこじんまりでしたが、送別会はやり直すことができたのです。でも、今は外で職場の同僚と飲み会なんて、全然できません。もう2年も異常事態が続いて、異常事態が平常になってしまいました。この先はもうこんなことは起こらないでください、と願うばかりですが、多分その願いは叶わないのでしょうね。
2022.03.11
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メドベージェワ“反戦運動”匂わす投稿 ネット絶賛も不安の声続々「勇気ある行動だけど心配」フィギュアスケート女子で18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(22)が25日、自身のインスタグラムのストーリーを更新。ロシアのウクライナ侵攻についてとみられるメッセージに、ネット上では「危険な目に会わないようことを願います」などと心配する声が続々と上がった。ウクライナへの軍事侵攻を進めるロシアでは、署名人たちが“戦争反対”と抗議するようなメッセージをSNS上で真っ黒な画像と一緒に表明する動きが広がるなか、メドベージェワも黒い画面に「悪い夢のように、一刻も早く全てが終わることを願っています」というメッセージを投稿。(以下略)---プルシェンコ氏の〝激ギレ〟投稿に心配の声「プーチンに洗脳された」2006年トリノ五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得するなどロシアの〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏が、ウクライナ侵攻に対するスポーツ界の制裁に対して激しい言葉を使って猛反発した投稿が大きな波紋を呼んでいる。プルシェンコ氏はこれまでも母国ロシアを擁護してスポーツ界の制裁に反論してきたが、6日に自身のインスタグラムに投稿した内容は衝撃的だった。「私はロシア人だ! ロシア人であることを誇りに思う!!! ハバロフスク地方で生まれ、長い間ボルゴグラードで過ごし、スポーツではサンクトペテルブルクで競技を行い、今はモスクワ地域に住んで働いている。4つの異なる五輪でメダルを母国・ロシアに持ち帰ってきた!」と自らの愛国心を強調。続けて「人種差別をやめろ! ジェノサイド(大量虐殺)をやめろ! ファシズムをやめろ!」と極めて強い表現を用いて、世界のスポーツ界で広がるロシアへの制裁に対して猛批判を繰り広げた。---今回のロシアのウクライナ侵略について、さすがにロシア国内でもかなりの批判があり、同時多発的に抗議デモが発生(ただし、参加者はみんな拘束されてしまった)したことが報じられています。その一方で、プーチン支持、ウクライナへの侵略も賛成か、少なくとも反対ではないというロシア人も決して少なくないのが現実です。そして、フィギアスケートのロシア人男女メダリストが、戦争に対してあまりに対照的な姿勢を示しています。人は皆、踏まれた痛みには敏感だけど、踏んだ痛みには鈍感、ということなのでしょう。世界中から自分の祖国に対する針のような視線にプルシェンコが反発するのは、心情としてまったく理解しないわけではないけれど、自国が侵略を受けたウクライナ人の痛みにまでは心が及ばないのかな、と思ってしまいます。ただ、元々は非常に近い民族同士で、言語的にもかなり近い両国です。ウクライナに多くのロシア系住民が住んでいることは報じられていますが、同様にロシアにも非常に多くのウクライナ人が住んでいます。親子兄弟で両国にまたがって住んでいる人も相当多いようですし、ロシアに住むウクライナ人は必ずしもウクライナに隣接した地域に限ったわけではなく、シベリア、極東にも多くのウクライナからの移民がいるということです。だいたい、旧ソ連の歴代トップであったレーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフ、チェルネンコ、アンドロポフ、ゴルバチョフの7人のうち、フルシチョフとブレジネフはウクライナ人(ブレジネフはロシア系ウクライナ人)だし、しかもこの二人は共産党書記長としての在任期間は長い。ロシア人のトップの在任期間の合計よりもずっと長いのです。(一番長いのはグルジア人=現ジョージア人のスターリン)そう考えると、両国、両民族は切っても切れない縁があったわけです。もっとも、どんなに近い関係でも、旧ソ連崩壊の際、ウクライナはロシアからの分離を望んだ。住民投票でその結果ははっきりと出ています。いくら元々の出自が同じ民族でも、米国と英国が今更同じ国には戻れないのと同じことでしょう。とは言え、そんなに近い二つの民族ですから、近年ウクライナとロシアの国としての進む方向には差が生じていても、個々のロシア人とウクライナ人の交流、取引、交友関係は、現在までごく普通にあったようです。それが、この戦争によって対立や断絶が生じるとしたら、それもまた悲劇です。しかも、一度生じた対立は、仮にロシアが完全に兵を引いたとしても、もはやなかったことにはなりません。この暴挙は両国民、あるいは両民族の関係に長く尾を引く禍根を残してしまった訳です。戦争が終わっても元の鞘には戻らないとはいえ、それでも一刻も早く戦争が終わること(もちろんウクライナが屈服という形ではなく)を望むばかりです。ただ、願望ではなく現実的な見通しを考えると、ここまでことを大きくしたプーチンが何も得るものなく簡単に矛を収めるとは考えにくく、泥沼の戦争が長く続くのかなと思わざるを得ません。そうなる前にプーチン失脚、という事態も、彼を支持する世論もロシアに一定数存在することを考えると、短期的には難しいのかな、と考えざるを得ません。それでも、侵攻したロシア軍の戦意が著しく低いらしいことも報じられており、ウクライナの全面降伏という最悪の事態は、当面はなさそうです。
2022.03.10
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ポニーテール禁止なぜ? 質問に担任は答えた 「男子がうなじに興奮するから」 16歳女子生徒は思う 「校則つくった人の感覚おかしい」校則でポニーテールが禁止されているのはなぜだろう-。鹿児島市の高校に通う女子生徒は中学時代、担任の女性教員に尋ねた。「男子がうなじに興奮するから」との答え。「男子にも女子にも失礼。本当にそうなら最初にこの校則を定めた人の感覚がおかしい」と違和感を口にする。校則では男子だけ長髪も禁止されていた。「男女平等であるべきだし、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人が暮らしにくい」。女子生徒は生徒会で校則見直しを提案した~が、実現しなかった。「先生に『ここは鹿児島だから』と言い訳されショックだった。校則が正しいとは限らず、生徒自らが考えるべきなのに」。今も納得できないでいる。県議会昨年の3月定例会一般質問。県民連合の柳誠子議員が「『下着の色は白』という校則には合理性がなく、必要性を説明できないのでは」と当局に迫った。東條広光教育長は「周囲を不快にさせない、社会的マナーを身に付けさせる観点から、肌着の色や模様が外に透けて見えないようにするため定めている。外に透けない色であれば白以外でも可とした事例もある」と答弁。柳議員は「下着の色を指定したり、色を聞いたりすること自体、社会一般ではセクハラでは」と食い下がったが、答弁は覆らなかった。市内の女子中学生2人から「髪形や肌着の校則はおかしい」との疑問が寄せられ、質問した柳議員。校則は集団生活を円滑にする道具として使われてきた経緯がある一方、本来は子どもの尊厳を守るためにあるべきだと強調する。「合理的な説明も必要。教育長や学校の管理職は男性が圧倒的に多く、女性の意見が反映されてこなかった面もあるのでは」とみる。---私自身は自由な校風で制服もない高校を出たので、この種の校則を経験したことはありません。ただ、この種のヘンテコな校則は、決して「ここは鹿児島だから」ではありません。東京都内にもある(少なくとも少し前まではあった)。おそらく日本中にあるはずです。「男子がうなじに興奮するから」という、これまたヘンテコな理由も、今から30年以上も前から聞いたことがあります。興奮すると言い出せば、制服やひだスカート、女子の顔に興奮する人もいっぱいいるんじゃないでしょうかね。男の子を興奮させないように、女子はヒジャブをまといなさい、とか言うんでしょうか。いや、そもそも女子という存在そのものに興奮する人は興奮するでしょうし。この記事では触れられていませんが、パーマ禁止で、天然パーマの生徒に「地毛証明」を要求する学校もあることが、ひところ問題になりました。というわけで、こんな言い分にもはや何の合理性もなく、ただ昔決めた意味不明の決まり事になにが何でも黙って従わせる、ということ自体が目的化しているとしか思えません。それも、圧倒的な男目線で。周囲を不快にさせない、社会的マナーを身につけさせる、それ自体は重要です。何でもあり、ではない、何がしかの決まりは必要です。ただ、下着の色や髪の長さや髪型までこと細かく指定しないとそれが実現できない、というものではありません。規則は必要最小限度のものであるべきであって、子どもの中学、高校生活を不自由で制約だらけのものにするべきではありません。でも、おそらく規則を定めた側はそうは考えていないのでしょう。できるだけ細かい規則を定めて生徒をがんじがらめにして、どんな理不尽な命令でも黙って従う、そういう人間を育てることが教育の目的だと思っているのでしょう。
2022.03.08
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対ウクライナ防弾チョッキ提供は「武器輸出」 共産・田村氏「反対」ロシアによる侵攻が続くウクライナに日本政府が自衛隊の防弾チョッキを提供する方針を決めたことについて、共産党の田村智子政策委員長は5日の記者会見で、「賛成できない」と反対する立場を表明した。4日の会見では「人道支援としてできることは、すべてやるべきだ。この場で反対と表明するようなことは考えてない」との考えを示していたが、訂正した。5日の会見は緊急で開かれ、田村氏は「私の発言が不正確だった。発言を訂正し、党としての見解を述べたい」と説明。「ウクライナへの支援は非軍事の支援に全力を挙げるべきだ」と語った。政府は防衛装備品の提供が禁止されている「紛争当事国」にウクライナは当たらないと判断しているが、田村氏は「客観的に紛争当事国だ」と強調。(以下略)---正直なところ、一連の対応は、私には「最悪」と思えます。第一に、いったん賛成と言ったものを翌日になってやっぱり反対と言い出したのは、対応が右往左往している印象が強く、最初から「反対」と言っている方がまだしもマシというところです。ただ、そもそも防弾チョッキの提供に反対という見解自体に、私は不賛成です。確かに、防弾チョッキは戦争に使い得るという意味で武器です。ただ、それを言い出すと、食糧や燃料も武器(それも極めて重要な)です。おそらく、総力戦となれば、本来は民生用である、ありとあらゆるものが軍事に転用し得ます。そうすると、一切のものを禁輸しなければならないのか?ということになります。防弾チョッキは確かに武器ではありますが、他者を殺傷する機能はありません。敵の銃弾が貫通しないようにする、純然たる防御用品です。だから、銃器や刃物の規制が厳しい日本においても、特に売買や所持が禁じられたり規制されたりはしていません。燃料や食糧その他も同じですが、国内で一般に売買や所持が禁止されていないものを、「武器だから禁輸」というのは、私はいささか無理があるのではないかと思います。「客観的に紛争当事国だ」ということですが、政府の「防衛装備移転三原則」に言う紛争当事国とは国際連合安全保障理事会が対応が必要と決議した紛争当事国とされておりますが、今回の例では国連安保理の決議はありません。ロシアが拒否権を使うでしょうから、今後も決議はされないでしょう。それに、です。紛争の双方に非がある場合、その片方に肩入れをするような武器輸出はすべきでないというのは当然です。侵略した側(今回の例ではロシア)に武器輸出をすべきでないというのも当然です。しかし、一方的に侵略を受けた側に、防弾チョッキやヘルメットのような純然たる防御用品を支援することまで禁じるべき、とは私は思わない。もちろん、田村議員が言うように、人道支援、非軍事的な支援に全力を挙げるべきというのはそのとおりと思います。しかし、前述のとおり、総力戦においてはどんな支援だって軍事に転用できる、もしくは少なくとも軍事の助けになります。したがって、「人道支援、非軍事的な支援に全力を挙げる」ということは、軍事につながる一切の支援はしないこととイコールではないものと私は考えます。というわけで、私は防弾チョッキの提供には賛成です。
2022.03.06
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安倍元首相、共産・志位委員長のウクライナ巡る憲法9条投稿に「空想の世界」安倍元首相は3日、自民党安倍派の会合で、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、共産党の志位委員長が「プーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が憲法9条」とツイッターに投稿したことに対し、「空想の世界だ」と批判した。安倍氏は「問題は武力行使をいとわない国が隣国にある場合、どうなるかではないか」と指摘した。---ウクライナには日本の憲法9条に相当する条文があるわけではなく、国力との対比で言えば日本より強力な軍隊(軍事費の対GDP比は約4%)がありますが、ロシアの侵略を受けました。9条があるから侵略を受ける、あるいは9条がなければ侵略を受けない、というものではありません。という趣旨のことは先の投稿で書きましたので、長々とは繰り返しません。この場合、憲法9条の有無は関係ない私が腹立たしいと思うのは、安倍が、ことプーチンの蛮行に関して、自分を棚に上げて他者を偉そうに批判できるような立場かよ、ということです。在任中にロシアに11回訪問し、プーチンと27回も会談して、「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている。ゴールまで2人の力で駆け抜けよう」などとヨイショしたとされる安倍は、その結果何一つ譲歩を引き出せず、なにも実現できなかった訳です。もちろん外交には相手があるので、実現できないものは仕方がありません。しかし、27回も会談するまで「無理」と分からなかったのでしょうか。しかも安倍とプーチンが会談を重ねていた当時は、プーチンはクリミア半島に侵攻して併合を宣言したり、ウクライナ東部に傀儡国家を作って独立を宣言させるなど蛮行を繰り返した後なのに、です。それで「外交の安倍」などという虚名も大概にしろ、と思います。そして、「シンゾー・ウラジミール」などと呼び合う関係を構築したと称する安倍が、今回のプーチンの蛮行に関して、説得するような何かをやりましたか?何もやっていません。やる気もないのでしょうが、ならばせめて黙っていろよ、と思います。プーチンとの親密な間柄をさんざん誇っておいて、いざとなったらその「親密さ」を何ら活用せずにだんまりのお方が、国内の政敵攻撃だけは口を開く。自分で恥ずかしいとは思わんのかね。それにしても、安倍がプーチンへ接近したことは、お仲間の極右層にもあまり評判は良くなかったようです。それでもあえてプーチンに接近したのは何故か。もちろん「北方領土問題を解決」という実績を欲したという点はあるでしょう。でも、それだけならなにも国のトップ同士が27回も会わなくたって、事務方が頑張れば済むことです。それなのに何故?これは全くの仮説にすぎないし、いささか悪意のある憶測なので、「事実だ」と主張するものではありませんが、安倍はプーチンが好きなんだろうな、と私は思っています。ああいう「権力は力なり、強い者が勝つ、民主主義がなんだ、負けた奴を弾圧してなにが悪い」という人物に、自分もそうなりたいから憧れていたのだろうと。繰り返しますが根拠はなにもありません。単なる憶測です。ただ、個人的な好悪の感情がなければ、元々対立的で交流もそれほど深くないはずのロシアのトップと、何の成果もないままそれだけの回数会合を重ねた理由が、それ以外にはまったくありませんからね。
2022.03.04
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ウクライナ作戦に「戦争」「侵攻」の表現使えば罰金最大690万円! ロシア当局がメディア統制ロシアの情報管理当局は26日、国内メディアに対し、プーチン大統領がに実施を命じたウクライナでの軍事作戦を「戦争」や「侵攻」と表現することを禁じる通達を出した。違反した場合は最大で500万ルーブル(約690万円)の罰金を科す。 検事総局から要求を受けた通達で、既に「戦争」や「侵攻」という言葉を用いた独立系メディアや政府系メディアを名指しで非難した。プーチン政権への批判を続ける「ノーバヤ・ガゼータ紙」も含まれる。 外国メディアの記事をロシア語に翻訳して引用する際も、原文にある「戦争」や「侵攻」などを使ってはならないもよう。当局は声明で「メディアは信頼できる、現実に即した情報を流布するように」と翼賛報道を求めた。大規模戦闘の実態や、プーチン氏の覇権拡大の意図を隠す狙いとみられる。 今回の軍事侵攻は、ロシアが「独立国家」と承認したウクライナ東部2州のロシア系住民の保護などが名目。ただ、プーチン氏はウクライナ全域への攻撃を命じており、「体制内野党」とやゆされるロシア共産党からも「東部2州の独立承認には同意したが、戦争は承認していない」と反対の声が上がっている。ーーーいやー、すごいねえ。戦争、侵攻という言葉を使ってはいけないとしたら、今ウクライナで起こっている事態をどう表現するのでしょうかね。まさか平和とでも表現するんでしょうかね。何か、侵略と戦争を「大東亜共栄圏」、全滅を玉砕、撤退を転身と表現したかつてのどこかの国を彷彿とさせます。「言葉狩り」もここに極まる、というところでしょうか。こういうバカバカしい言い換えは、要するに事態が上手くいっていないか、自国のやっていることの「後ろめたさ」を言外に認めているようなものです。だって、「玉砕」だの「転進」だのと言い換えたのは、負けていたからこそです。勝利をわざわざ言い換える国はありませんから。そう言えば「不朽の自由」なんて作戦名をつけたり、自国の起こす戦争に反対する国に八つ当たりして「フレンチフライ」を「フリーダムフライ」に言い換えるという児戯にも等しいことをやった国もありました。いくら名前を偽ったところで、本質は変わりません。ウクライナで起こっていることは戦争であり、ロシアがウクライナに侵攻(侵略)していることに何の疑いもありません。ロシアでは報道の自由が規制され、政権に異を唱える国民も多くはないと言われますが、今回のウクライナ侵略では、人数は少ないながらも各地で反戦デモが生じたと崩じられています。(即時弾圧されたようですが)また、侵攻したロシア軍の戦意が低いという観測もあるようです。いくら報道の自由がなくても、鎖国しているわけではありませんから、自国が本当はなにをやっているのか、自国の振る舞いが外国からどのように見られているか、調べようと思えばいくらでも調べられるはずです。それは、反戦運動が起こったり兵士の志気が下がるのも当然だろうと思います。加えて、侵攻作戦が予定通りには行っていないらしいことも報じられています。例え首都が陥落してもそれで戦争は終わりではありませんが、現状は首都陥落という状況にも至っていません。戦闘状況の詳細はよく分かりませんが、燃料他の軍需物資の不足で思うように動けない、という観測があります。もちろん、それは物理的な不足ではなく、兵站が混乱して機能しない、ということでしょうが。先の投稿でロシアは勝てないのではと書きましたが、ますますその可能性が高まっているように思います。
2022.03.02
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