鉄道 0
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車載用でHDMI対応の小さいディスプレイが欲しかったので購入。付属のケーブルはHDMI、AVのケーブルが付属。またRaspberr Pi 4のためかMidro MDMIへの変換コネクタも付属。電源は12V入力で、付属ACアダプターも12V、車載用の電源ケーブルも付属。メニューは日本語がないが簡単な表記なので問題なし。また車載用にディスプレイ固定の両面テープが付属、さらに付属リモコンで入力切替や設定もできる。もちろんPCでも使えるので低解像度で表示させたところ、視野角もよくてきれいに表示された。IPSパネルなので斜めにしてもしっかり表示される。また1920x1080の入力にも対応して、文字などがつぶれるが動画再生としては問題なし。スピーカーは1つでモノラルで高音質では音質は良くはないが、内容を問題なく聞き取れる
2020.11.01
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Raspberr Piなどで使うためにコンパクトなディスプレイが欲しかったので購入。ディスプレイ後部にはRaspberr Piの基板を取り付けるところがあって、付属のネジを使って固定。コンパクトにディスプレイにまとめられて便利。付属のHDMIケーブルはRaspberr Piを取り付けた時用に短めで、Raspberr Pi4のためにマイクロHDMI変換コネクタも付属。付属のACアダプターは5Vで2A出力のもの。ACアダプターを使わずにノートPCのUSBポートから給電したところ、省電力は少ないようで動作。PCのサブディスプレイとして使うときはコンセントを1つ余分に必要としない点も良い点。ディスプレイのメニューは最初は英語だが、日本語も選べるため操作を迷うことはない。もちろんPCでも使えるので1024x600の解像度で表示させたところ、視野角もよくてきれいに表示された。また1920x1080の入力にも対応、文字などがつぶれますが表示内容をそこそこ確認可能。2つのステレオスピーカーは、キンキンした音ではなくてそこそこ聞きやすい音質。なお車載などで台座に張り付ける両面テープも付属。
2020.10.26
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同僚から、「画面が映らないが、テレビに接続すると動作しているノートPC、修理できない?」と聞かれたので、「とりあえず持ってきて」と伝えた。液晶パネルがおかしいのだろうと思って、液晶パネルのストック3枚の1つを用意した。この液晶パネルは、2009年型から2011年型acerのノートPCジャンクをヤフオクで2000円~3000円ほどで3台落として必要な部品は使ったが、とりあえず液晶パネルを取り出しておいた。3つの液晶パネルはメーカーもバラバラだったかもしてない。本日、同僚が持ってきたノートPCは、NECの2011年型で、液晶が割れておらず、通電するとバックライトが点灯するが、画面が出てこない。VGA端子に外部ディスプレイを接続すると、確かに画面が表示される。液晶ディスプレイに接続されているケーブルが断線や接触不良している可能性もあったが、とりあえず液晶パネルをむき出しにして、様子を見ることにする。ディスプレイの上部、および下部にあるクッションの小さなマイナスドライバーで取り除く。このクッションは両面テープで張り付いているだけで、それを取ると下にはネジが現れる。ネジを取り除いて、縁を爪で開いていく。そしてディスプレイの上部カバーが取れた。液晶ディスプレイは下部の金具にネジ左右4つ、さらには側面のネジで接続されていた。この液晶パネルは、韓国メーカーLG製のものであった。交換用に使ったAUO製のパネルはコネクタも側面のネジ位置も全く同じ。互換性があった。規格化されているのだろうか。コネクタはテーブで固定されているので、コネクタを押し込むようにテープを引っ張り上げて固定する。そして交換したが、まったく問題なく表示された。今回交換に使った液晶パネルは、廃棄しようかと思ったが、残しておいてよかった。液晶パネルは規格化されているので大きさが同じなら交換できるのだろう。修理が完了したこのPCは、Windows 10へアップグレードも行った。2019年現在でも無償アップグレードは可能なのだ。マイクロソフトは、今でも無償アップグレードができるのは公にしていないが、わかっている人はWindows 10にアップグレードして、わからない人は新しいPCを買ってくれというスタンスだと思われる。Windows 7は来年サポートが切れるし、windows 8ももうじきである。古いWindowsのサポートも大変なので、とにかくWindows 10にアップグレードしてくれた方がありがたいのだと思う。Windows 7、8、8.1が入っていなくとも、PCにMicrosoftのWindowsのプロダクトキーが書かれたラベルがあれば、それを使ってWindows 10が新規インストールが可能なのだ。液晶パネルを交換して、Windows10にアップグレードした(他に不要なプログラムをアンインストールしたり、設定も行ったが)ノートPCは同僚に喜ばれて持ち帰ってもらった。お礼に質より量の安い焼酎をもらうことになった(笑)なお、光学ドライブも規格化されており、フロントベゼル(光学ドライブのパネル)は、ノートPCによって形が違うのだが、フロントベゼルを外して交換することもができる。ジャンクノートPCの光学ドライブも使えるので、ストックしてあるのはもちろんである。
2019.01.22
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17インチディスプレイが搭載されている大型(?)のノートPCであるHP Pavilion dv7-7000を昨年末もらった。Windows 7からWindows 10へのアップグレードしてから高速化を図った。HDDを320GBから1TBへ換装、メモリが6GBから8GBへ、無線LANカードが300Mbpsから877Mbosのac対応への換装、CPUはCore i5からCore i7への換装などHDDからSSDに換装していった。さらには、HDDをSSD化することで高速化も図った。Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmアダプター付) CT500MX500SSD1/JPというものを購入した。楽天市場で「 CT500MX500SSD1/JP」を検索クローン作業には、USB接続のHDDアダプターやケースを用意して、SSDをPCに接続できるようにしておく必要がある。クローン専用のハードウェアがある場合、PCからHDDを取り出してSSDをクローンしてもよい。SSDにクローンするには、指定のURLから「Acronis True Iage for Crucial」をダウンロードして使う。これはCrucialのSSDがないと使えない無料バージョンで、以前はシリアル番号が必要だったようだが、現在はインストールすれば使えるバージョンとなっている。使っていたのは1TBのHDDで、4つのパーディションに分かれてシステムやデータを使用しているのは300GB程度だったので、フリーソフトのパーティション変更ツールで領域を変更、HDDの未使用領域を余裕を持たせて600GB程度にした。これで1TBのHDDでもこの500GBのSSDにも移行できるように変更した。この前処理をしなくても「Acronis True Iage for Crucial」なら使われているシステムやデータ領域が少ない場合は自動的に判別してクローンが可能だったかもしれない。クローンを「自動」で行うと、多数のパーティションがあってもパーティションが自動的に調整されて、未割当の領域が無いように自動的に調整される点。これは想定外だったが、初心者には良い点である。勝手にパーティション領域が調整されるのが嫌な場合は「手動」で行う。今まで使ってきた1TB HDD東芝MQ01ABD100と比べると、CT500MX500SSD1/JPは雲泥の速さでWindowsが起動してサクサク。CrystalDiskMark6.0.1 x64で比べるとその値も異次元。もっと早くSSDに交換しておけばよかったと思った。なお、今回換装したHP Pavilion dv7は、ノートPCながら2つ目のストレージが内蔵できる構造になっているが、2つ目のHDDマウントやケーブルが無いため別途必要とする。それがアマゾンで見つかったので購入した。これにより、USB接続のストレージケーブルがなくても単独でクローンが可能となった。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B009OLIJ3Q/ref=oh_aui_detailpage_o00_s01?ie=UTF8&psc=1クローンが終わった後、1つ目のストレージにSSDを接続、2つ目のストレージとして今までのHDDを接続し直すことで、高速起動でSSDが500GB+HDDが1TBの大容量のノートPCとして生まれ変わった。自作PCランキング
2018.07.09
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通常、パソコンを使うときマウスは右手に持っている。文字を書く時、マウスを離して、ペンを持って書く。これって面倒じゃないの?左手にマウス、右手にペンだと両手使いで楽なのではないかと・・・私は左利き。ところが祖父が箸やペンを持つとき、左で使うのは「みっともない」と思った明治生まれ。それで、小さい頃は広告の裏に落書きをしているとき、「右で書きなさい」、箸を持って箸を使うとき「右手で持ちなさい」と矯正された。それが原点で両手使いになった。僕の小さい頃は野球のグローブ、近所のおさがりをもらって、受けるのは左、投げるのも左だけど・・。右利きグローブを使っているから右で投げた。右利きの人にはわからん話だろう。急須の取っ手が「とっても・使いずらい」、右利きように作られているのは今でも腹立たしい。グラウンドを走る反時計方向にまわるというのも右利きが右足が右利きぎが得意ということらしい。小さいころから今までも走りはそのためかビリで嫌なのである。現在、左利き。箸とペンは右持ち。ただし絵画を描く筆はどちらでも。工具はどちらでも使える。ただし、はさみは小さいころから右利きはさみを左手で使ってい関係で、左利きはさみを左では使えない。マウスは左持ちが良い点がいくつもある。これは左利きの特権だが、右利きが習う点がいくつもある。・左でマウス操作をしながら、右でペンで書ける(右で書くように強制されたことに感謝)
2018.04.12
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知人からデスクトップPCのHDDをSSDに換装してほしいということで持ち込まれた。使用するSSDはその知人が選んできたSK hynix社のSL300 HFS250G32TND-3112Aというもので、250GBの容量でRead 540MB/s Write 470MB/s。NTT-Xではつい先日まで7000円台で購入できたが、現在品切れとなっている。開封して表から見る。裏から見る。WindowsはPCに入っていたが、新規インストールすることにした。元は500GBと2TBのHDDが入っていたPC、とりあえずWindowsが入っていった500GBのHDDを取り外して今回の250GBのSSDを取り付けた。そしてWindows 7(SP1なし)のインストールメディアを入れてインストール開始。250GBのSSDは認識されており、選択してインストール開始しようとするが、下部に表示されている「Windowsを選択された場所にインストールできません。」と素っ気ないメッセージ。インストールしようとしたWindows 7が素のものでSP1が適用されていないため、ATFストレージには未対応であるっためかとも思った。念のためにマザーボードのUEFIメニュー(以前のBIOS)を出したところ、PCのHDDの起動順位が2TBの優先になっていたのをSSDに変更した。以前のマザーボードの会社が異なってもっとも使われていたAMIたPenixなどBIOSメーカーごとに共通のメニューがあったものの、UEFIメニューになってからマザーボードメーカー独自のメニューに変更されてわかりにくかったためである。すると問題なくWindows 7のインストールを進めることができた。のインストールは完了したものの、Windows Updateを何度もするのが面倒。このPCは持ち主が一度Windows 10に無償アップグレードしたものの、Windows 7に戻している。Windows 10は一度アップグレードすれば、PCのハードウェアがマイクロソフト側に認証されるため、プロダクトキーを入れなくてもWindows 10が新規インストールできる。(一度もアップグレードしていない場合でも、Windows 10を新規インストールするときに、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーを入れるとインストールすることもできる)そのような理由でWindows 10を新規インストール。Windowsの更新もあっけなく終えることができた。SSDに換装すると体感上の速度は全然違う。電源を入れるとすぐに起動してWindowsが使える状態になるのは感動!! ソフトを起動してもキビキビ。今までの500GBのHDDとは比べものにならない。フリーのCrystalDiskMarkというソフトでSSDの速度を計測。今までの500GBのHDDを完全にフォーマットしたものでも計測。今回のSSDはスペック上Read 540MB/s Write 470MB/sだが、それよりも下回っているのはPCのハードウェアが少し古いためかもしれないものの、HDDよりもこれだけ早いことだけで十二分である。自分のところでもSSDがほしくなってきた。私のノートPCでは1TBのHDDを搭載しており、同容量のSSDでは高価になりすぎるが、かといって250GBのSSDでは足りない。デスクトップ機であれば起動に250GBのSSDを使い、データーなどはHDDに保存するようにすれば安価に済ますことができるため実用的かもしれない。
2016.03.31
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■多機能なブラザーHL-L2365DWを購入・ブラザーHL-L2365DWを購入5年前に購入したレーザープリンタ(「レーザープリンタ DocuPrint 2020 を購入。これとほぼ同じものがNECとブラザーからも発売中!」の記事)を使っていたが、トナーがあるにも関わらず印刷が薄れる。マニュアルの対処方法を何度もやってもだめ。どうも安価な互換トナーを使ったのが原因のようだ。新たにプリンターを探すと、A4版の小型で両面印刷、有線LANと無線LAN、Googleクラウドプリント対応のブラザーHL-L2365DW(楽天市場で検索)が13000円程度だったので購入。・HL-L2365DWの各部とハードウェアセットアップ前部左上には操作パネルがあり、電源ボタンもある。機械的なスイッチではないため、停電時から復旧したとき電源が入るか心配したが大丈夫。また前部には手差しスロットもある。最下部はA4用紙まで対応した記録紙トレー。今まで使用した富士ゼロックスのDocuPrint 2020(実はブラザーからのOEM)とデザインや大きさもよく似ておりHL-L2365DWの方が1cm程度高い。これは両面印刷ユニットを内蔵したため。高さが低いので置き場所に困らない。本体の裏から見て左にはACコード、以前の製品はコネクタだが、直づけになったのはコストダウンのためだろう。本体の裏から見て右には上から有線LANコネクタ、USBコネクタがある。有線LANコネクタはカバーがあり、使用時は取り除く。ブラザーのレーザープリンターは(およびブラザーからのOEM)はハガキなどの厚みのあるものは、後ろのトレーを開けると、後方から出てくるのでソリが少なくなるのも受け継がれている。本体後ろ下部には両面印刷ユニットがある。紙が詰まったときには引き出して紙を取り除く。箱から取り出して、包装などを取り除いて、説明書のようにトナーをドラムカードリッジの取り付ける。それを本体にセット。以上でハードウェアのセットアップ完了。・本体のセットアップとデバイスドライバーのインストールPCと接続するために無線LANの設定を行う。ところがUSBケーブルがないと付属ソフトで設定ができない。我が家にはケーブルが転がっていたのですぐに設定できたが、無線LANやネットワークについて知らないと設定はわかりにくいだろう。付属ソフトでプリンタのデバイスドライバーもインストールされる。・両面印刷はA4のみ対応両面印刷についてはA4版サイズの用紙のみ対応、他のサイズは片面印刷になるので注意するが、私の使い方ではまったく問題ない。■HL-L2365DWのファームウェア更新HL-L2365DWを設定したIPアドレスにブラウザでアクセス、管理者設定の中にファームウェア更新がある。プリンターの情報をサーバーに送る等表示出てきて、「最終ファームウェアの確認」ボタンを押すのだが何度やってもエラーが出てしまう。プリンターを再起動してから再確認するように出ているのだがそれも不可能。ブラザーのサイトで「HL-L2365DW ソフトウェアダウンロード」のページにある「ファームウェア更新ツール」がある。これをダウンロードして試す。ダウンロードしたファイルは「BrMain480.exe」。安全にファームウェア更新するにはプリンターとUSB接続、もしくは有線LANで接続する方が良いように表示されるが、無線LANで実行してみる。PCから実行すると無線LAN上にあるHL-L2365DWを探し出して、ファームウェアをインターネットからダウンロード、ファームウェアの更新を行うようになっている。更新は100%まで完了した。ファームウェア更新後、プリンターのIPアドレスへブラウザでアクセス。今まではMAINが1.19が1.20に更新。この画面でファームウェア更新を試みるがやはりエラーが出てしまう。※ファームウェアの更新は、プリンターのIPアドレスへブラウザで接続してでは更新できない。更新するには専用ツールを使うと成功する。■Googleクラウドプリントにも対応・HL-L2365DWをGoogleクラウドプリントに登録特筆すべき機能がGoogleクラウドプリント対応。仕組みはGoogleのサーバーへ印刷データーを送り、登録されたプリンター側でデータを受けて印刷する仕組み。印刷方法はWindowsとは違ってわかりにくいのが使われにくいのだろうが、活用すべき機能だ。クラウドプリントに対応しているAndroidやPCのChromeブラウザから簡単に印刷でき、外に出かけたときでも家に置いてあるプリンターに遠隔操作で印刷できるのは便利。インターネット上へ印刷データを送るため印刷完了までには時間が掛かる。HL-L2365DWでクラウドプリントに対応させるには、ブラウザ(Chrome)でHL-L2365DWに設定したIPアドレスにアクセスする。設定画面が出てくるのでネットワーク>プロトコル>Googleクラウドプリントに入る。ここでGoogleのアカウントでプリンターを登録する。その後Googleとやりとりがあって登録される。・PCのChromeブラウザから印刷PCはChromeブラウザがインストールされておれば利用でき、ChromeはGoogleのアカウントでログインしておく。Chromeの印刷で、送信先の変更を選ぶ。ローカルのプリンタも表示されるが、Googleクラウドプリントの項にHL-L2365DWが出てきたら選択する。その後は印刷すればGoogleクラウドプリントのサービスを利用して印刷される。外部のPCでもChromeブラウザがインストールされておりGoogleにログインしておけば家庭のプリンタに印刷可能となる。・Andoroid端末から印刷(Androidの機能を使用)Android 4.4以前の端末はアプリとしてクラウドプリントをインストールする必要がある。Android 4.4以降の端末(本家GoogleのNexusシリーズ。他社は実装によって異なる)はAndroidのOS自体にクラウドプリントが含まれているためインストールは不要。Androidのアプリで、メニューの中にある「共有」を選ぶ。共有の中に「クラウドプリント」があるので選択。使用するプリンタ選択、両面印刷、紙サイズなどを確認して赤い囲みの右矢印をタップすれば印刷される。Android 4.4以降の端末は、アプリが対応していればのメニューに「印刷」をあるのを選択して同様に進める。・Andoroid端末から印刷(Brother iPrint&Scan使用)Android端末ではブラザーの「Brother iPrint&Scan」というアプリを使えば気軽に印刷できる。Google Playからダウンロードできる。起動してアプリに同意してから機器選択する。自動的にネットワーク上のプリンタが検索されたので選択。選択したプリンタでは、機能が「プリント」のみしか使用できないと表示された。そのプリントを選択する。後は何を印刷するのか選択する。※お気軽に印刷するためのアプリで、いつも使っているアプリ上で印刷できるようにするものではない。■まとめ設定が終わって印刷してみると、当たり前のことだがきれいに印刷される。また以前よりも印字速度が速くなっているのも体感できた(Googleクラウドプリントは当たり前のことだが印刷まで遅い)。何より両面印刷ができるようになったので便利なのである。Googleクラウドプリントにより、Android端末からも気軽に印刷できるようになって(しかも外部から)プリンターの活用の場が広がった。このプリンターが13000円程度(購入時13800円程度、現在12800円程度)の価格で購入できるのは良い時代になったものだ。
2015.09.06
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■Core i7を購入して、Core i5版Acer Aspire 5750のCPU交換Acerが販売していたノートPCでAspire 5750という機種、第2世代CoreシリーズであるSandy BridgeのCore i5(2コア、ハイパースレッドで4コアのように見える)であるCore i5 2410Mやその後のモデルでCore i5の高クロックのものが搭載されて、当時は円高の影響もあって安価で性能が高かった。Aspire 5750シリーズには、第2世代Sandy Bridgeでハイパースレッド機能ありの4コアであるCore i7-2630QM 2.0GHz(2.9GHz)やCore i7 2670QM 2.2GHz(3.1GHz)を搭載した上位機種もあった。私のAspire 5750は2011年5月に購入したAS5750-H54E/Kというモデル。これの性能アップを狙ってCore i7に交換したくなり、探すとCore i7 2670QMの中古がネット通販で10700円だったので購入した。届いた物が次のもの。CPUのダイの上にシールが張られていた。このシールがはがしにくくて糊が残ったりしたが、きれいな状態にした。中古と言うことでダイの周辺には白いグリスが残っている。■Aspire 5750を分解してCPU交換CPU交換するために分解。最近の機種は裏蓋を開けるとCPUへ即アクセスできるものもあるが、この機種は完全分解が必要。裏のバッテリーは爪を押しながら脱着。その下には小さなビスがいくつかあるので取り除く。大きな裏蓋はビス2本を取り除く。中にあるHDDはスライドして取り除く、無線LANモジュールは1つのビスを除き2つのアンテナを取り外す。底にある見えるビスをすべて取り除く。その後は横にある光学ドライブをスライドして取り外す。表側にひっくり返し、キーボードを取り除く。まずは右上にドライバーなどを差し込み浮かせる。浮いたらキーボードを固定している爪をいくつか押し込んでいくとキーボードが外れる。外れたらキーボードのフレキシブルケーブルをマザーボードにつながっているコネクタの左右にあるロックを緩めて取り外す。キーボードに下にはいくつかのビスがあるので取り外す。さらには4つの小さなコネクタにケーブルがつながっているので、コネクタのロックを緩めて取り外す。特に爪はなく、簡単に上部のカバーが取り外すことができる。そして内部が見えてきた。内部右にある小さな基板から伸びているフレキシブルケーブを固定しているビス2本を取り除きコネクターから取り外す。基板を固定しているビス2本程度を取り除く。小さなコネクタが4つほどあるので取り外す(そのうち裏にも1つある)。無線LANの白いケーブルが裏に回っているので取り外すことで、基板もやっと取り外すことができる。CPUクーラーファンにはビッシリ埃がこびりついていた。これではCPUの熱を逃がす効率は落ちる。ビスを取り除いて取り外したクーラーファンは掃除機で丹念に埃を取り除いた。CPUに被さってCPUクーラーは4つのビスで固定されているので取り外す。登場したCPUとクーラー側との間にはたっぷりとグリスが塗られていたが、乾燥した状態でカスカス。これでは熱が逃げにくくなっていたと思われる。ソケットに固定されいるCPUはマイナスドライバーを回すことでロックが外れる。取り外したCore i5 2410Mと、取り付けたCore i7 2670QM。Core i7はダイが大きい。元のグリスはきれいに取り除き、CPUとクーラーとの間にはグリルをつける。今回使用した物は信越化学工業製(X-23-7783D)熱伝導率5.5W/m・K、acerが使っていたグリスよりも熱伝導率は良いと思われ、熱は逃げやすいかもしれない。このグリス結構固めでプリンのスプーンで伸ばそうとしたがうまくできない。CPUクーラーを取り付けて押しつけながら前後左右に揺すって伸ばして密着させた。これでCPUから発生した熱を逃がすことができるはずだ。そして分解と逆に組み付けていき(ビス1本があまった(^^;)、電源を入れてBIOS画面を表示させるとCore i7を認識している!!Windows 7起動後、新しいデバイスとしてCore i7を認識してドライバーが組み込まれ、再起動。その後デバイスマネージャーを見るとCore i7が4コアハイパースレッドが8つのCPUとして認識されている。Core i5版のAspire 5750に付属ACアダプターは19V 3.42Aの65Wだが、Core i7版の場合は19V 4.75Aの90Wの物が付属しているらしい。円高のときに海外から送料込みで1000円以下で購入しておいた90Wタイプのもの(ちょっと怪しいACアダプターではあるが)を今後は使うことにしよう。■Core i7化したAspire 5750のベンチマーク私のAspire 5750のオリジナルは、Core i5 2410M搭載、HDDが640GB、メモリーが4GB、購入したときのWindows エクスペリエンス インデックス。そしてHDD1TB、メモリー8GB、そして今回のCore i7 2670QMに交換したとき。明らかに全体的にスコアは高くなった。比較のため、デスクトップ機でCore iシリーズ第3世代であるIvy BridgeのCore i5-3570K(4コア、ハイパースレッドなし)、HDD1TB、メモリー24GB(8GBx2+4GBx2)のもの。CPU内蔵グラフィックスはHD4000と高性能だが、今回第2世代Core i7で内蔵グラフィックスHD3000に積み替えたAspire 5750よりもスコアはほとんどが低い項目が多い。Aspire 5750はCore i5のとき、動画のエンコードではデスクトップ機のCore i5とは何倍も性能が低かった。本当に迫るだけでなく上回ってしまったのだろうか。別のベンチマークテストであるCrystalMark 2004R3で比較することにした。Core i7に交換したAspire 5750。Core i5のテスクトップ機。Windows エクスペリエンス インデックスでは下回る項目が多かったが、こちらのベンチマークではすべての項目で上回る。実際の動作で感じる早さに近いと思われる。CPUに負荷をかけるように動作させると、今までよりも放熱排出口よりも高熱で排出される。これは消費電力の大きいCPUに変わったためではあるが、CPU温度を調べるソフトで見ると、しばらくすれば温度がすぐさま下がる。放熱に関しては特に問題は起こっていないようだ。■ノートPC、Core i7化で高速化、しかしデスクトップ機のCore i5より性能は落ちるWindows エクスペリエンス インデックスでは均衡した性能のように見えたが、実際に使うときの体感に近いCrystalMark 2004R3が示す値はとは大きく異なる。。ノートPC、いくらCore i7であっても省電力のために高速とは言えず、その他のパーツもノート用なのでやはり高パフォーマンスではない。その点、制限がないデスクトップ機、下位のCore i5であっても高パフォーマンス、その他のパーツもやはりそうなのである。私のAspire 5750はCore i7に交換しても、下位のCore i5を搭載したデスクトップ機におよぶことはできていないのだ。この記事をまとめていて、Windows エクスペリエンス インデックスの値は体感速度とは違うという認識を得た。Core i7というブランドが入っていれば最高速というわけでもないというのも理解することができた。まあ確実に性能向上が計れて快適になったことは間違いないのだが。
2015.05.10
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2008年春モデルであるFMV-BIBLO NF75Yをもらってきた。これはCore 2 Duo T7250 2.0GHz/2コア、IEEE802.11a /b/g/nに対応した無線LAN、FeliCaポート、指紋認証まであり、当時としては高級機種。2GBのメモリと120GBのHDDが少ないがそれを増設すれば今でもそこそこ使える性能である。Windows Vista 32ビット版がインストールされていたのをWindows 7 64ビット版に入れ替えることにした。アップデートすればそれらのドライバーも引きつがえるのだろうが、64ビット版をインストールするために、嫌でも新規インストールになる。その前にデバイスマネージャーでデバイス類を確認しておく。特にFeliCA Port/PaSoRi、指紋認証のAuthenTec Inc.AEA2501A、そしてあまり見慣れないO2Micro Integrated メモリカードのデバイスがある。そしてWindows 7を新規インストール後、グラフィックドライバーなどある程度のデバイストライバーが組み込まれて使用可能となった。そのとき、デバイスマネージャーで見ると不明なデバイスドライバーが5つ出てきた。このうちFingerpoint SensorはAuthenTec Inc.AEA2501Aで、Windows Updateでデバイスドライバーが見つかり自動的にインストールされた。残りの4つのうち、3つは富士通のサイトからデバイスドライバーをダウンロードできた。以下のFUJI02B1~Q2memoryのフォルダはE1008630.EXEからE1010216.EXEを実行すると解凍されて作られたもの。そのフォルダ内のsetupを実行するか、不明なデバイスのドライバ更新で、解凍されたフォルダを指定すればデバイスは組み込まれる。残りの1つはFeliCA Port/PaSoRiで、ソニーのサイトからダウンロードしたNFCPortWithDriver.exeを実行するとデバイスドライバーとユーティリティが組み込まれる。また動作にはほとんど支障はないが、富士通のサイトからSynaptics社ポインターのドライバー(E101520.exe。解凍するとsynappoint_w7_64というフォルダができ、その中のsetupを実行)、オーディオドライバーはRealtek社の最新をダウンロード(003-64bit_Win7_Win8_Win81_R276.exe。これを実装)、さらにはAtheros社のサイトから無線LANのAR5008Xの最新ドライバー(win7-10.0.303-whql.zip。解凍してデバイスマネージャーのAR5008Xのデバイス更新で解凍先を指定)などをダウンロードしてデバイスドライバーの更新を行った。以上で不明なデバイスは無くなり、さらに適切なデバイスドライバーが組み込まれた。メモリ2GB、HDD120GBのWindows エクスペリエンス インデックスは以下。ハードディスクは本体底辺にあるスロットを開けば簡単にアクセスできる。120GBを手持ちの500GBに交換。インストールされたものをHDDコピーするハードウェアを使って環境そのままコピーした。メモリは本体底辺にあるスロットを開けば簡単にアクセスできる。増設のため購入した2GBx2が本体との相性との問題があったものの、他に所有するPCに使っていたメモリを使用することで4GBにすることができた。→詳しくは「購入したメモリーが使えない。メモリーを選ぶPCとPCを選ぶメモリーを調べる」HDD500GB、メモリ4GBにしたときのWindows エクスペリエンス インデックス。メモリ増設によりプロセッサーとメモリの値が上がり、HDD交換によりプライマリーハードディスクの値が上がった。効果としては、Windows Updateに相当な時間がかかっていたのが早くなり、多くの窓を開いた場合にもたつきが多かったのがスムーズに動作するようになった。最近のPCに比べると早くはないが、以前流行ったネットブックとは比べものにならないほどきびきび動いている。サブマシンとして活躍できそうである。
2015.05.04
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2008年春モデルであるFMV-BIBLO NF75Yをもらってきた。これはCore 2 Duo T7250 2.0GHz/2コア、IEEE802.11a /b/g/nに対応した無線LAN、FeliCaポート、指紋認証まであり、当時としては高級機種。今でもそこそこ使える性能である。Windows VistagaインストールされていたのをWindows 7に入れ替えたが、2GBのメモリー(1GBx2)では動作が苦しいので4GBに増設することにした。アマゾンで一番最安値のDDR2 SO-DIMM 2GB 200pinのメモリー2枚組を探すと、RamMax製の「RM-SD800-D4GB」が4490円で送料込み、即注文、2日後には手元に届いた。アマゾンの大きな箱の中央に小さなパッケージが貼り付けられていた。パッケージから取り出したメモリー。台湾製である。FMV-BIBLO NF75Yの底辺にあるカバーを開けるとメモリースロットが見え、samsung製1GBのメモリーが2枚刺さっている。それを今回の「RM-SD800-D4GB」に入れ替える。ところが、FMV-BIBLO NF75Yはまったく起動しない。起動しないというのはWindowsが立ち上がらないのはもちろん、BIOS画面も出てこないのである。問題は次のことが考えられる。1)メモリースロットにうまく装着されていないうまく装着されていないときや、接触不良で動作しないことがある。しっかりとメモリーが挿入されているのを確認して、何度も抜き差ししたので、今回はこの問題ではないと思われる。2)メモリーが壊れた(壊れていた)メモリーを交換するときには、ACアダプターやバッテリーを取り外しておく必要がある。メモリーには電源が供給されているからである。しかし、私はいつものようにバッテリーを取り外していなかった(^^;)ので壊れた?もしくは最初から壊れていた?3)PCとメモリーの相性が悪いPCとメモリーの相性により動かないことがある。上記の1)の問題はあり得ないので、2)と3)を確認するために別のPCを用意して確認した。1つ目、2009年春モデルのacer Aspire one D250というネットブック。裏から簡単にメモリーにアクセスでき、既に2GBのメモリーを装着しておいた。これに今回のRAMMAXのメモリーを装着する。そして電源を入れると問題なく起動した。2つ目、以前ヤマダ電機などで販売されていたEverex社の2007年夏モデル StepNote VR2000JというノートPC。元々は1GBx2のメモリーが入っていたが、2GBのメモリーに入れ替えておいた。(このPCはチップセットの関係で2GB以上では動作しない)これに今回のRAMMAXのメモリーを装着する。はやり電源を入れると問題なく起動した。以上のように、別のPC2台で動作することから、RAMMAXのメモリーは壊れていないので上記2)が原因ではない。別のPC2台から取り外した2GBのメモリー2枚をFMV-BIBLO NF75Yに装着した。1枚目はUMAX社、2枚目はtranscend社、メーカーは異なるがどちらも台湾製である。するとFMV-BIBLO NF75Yは2GBx2のメモリーを認識して起動することができた。このことから上記3)のPCとメモリーの相性が悪いということが原因であった。特に他のPC2台には使えることから、FMV-BIBLO NF75Yがシビアでメモリーを選ぶのである。逆にいうとでRAMMAXのメモリーにもシビアな面がありFMV-BIBLO NF75Yで使えなかったとも言える。いずれにしてもRAMMAXのメモリーは不良品ではなかったので、他の2台にPCで使うことにして、FMV-BIBLO NF75Yには取り外したメモリーで4GBすることができ、めでたしめでたしなのである。
2015.05.04
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先日「iPhoneのSIMトレーはゼムクリップで開く」という記事でiPhoneからSIMを取り出すためにはゼムクリップを使えると言う記事を書いた。今回はゼムクリップシリーズ第2弾、ゼムクリップを使ってPCなどで使われているDVDなどの光学ドライブを開けるということを書いてみる。どこの家庭にもいくつか転がっていると思われる何の変哲も無いゼムクリップ。これの先を伸ばす。iPhoneからSIMを取り出すためにゼムクリップを使ったものも同じように加工する。これを使ってノートPCなどに使われているスリムタイプの光学ドライブを開けてみよう。よく見ると小さな小穴がある(↑のところ)。メーカーや機種によってこの小穴の位置は異なる。この小穴に先ほど加工したゼムクリップを真っ直ぐ押し込む。すると「カチッ」という音と共にトレイが開く。次はテスクトップPCなどに使われる5インチタイプの光学ドライブを開けてみよう。これもよく見ると小さな小穴がある(↑のところ)。こちらもメーカーや機種によってこの小穴の位置は異なる。こちらもこの小穴に先ほど加工したゼムクリップを真っ直ぐ押し込む。すると「ぐぐっ」という感じの手応えと共にトレイが開く。後は少し飛び出したトレイを手で手前に引き出す。以上のことは知っている人が多いとは思うが、イジェクトボタンを押してもトレイが出てこないときや、電源が入っていないときにトレイを引き出したいときは今回の方法が使えるのである。
2015.04.22
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■PCのWindowsが起動しないときのリカバリー最近のPCは、Windowsが起動しなくなるなどトラブルに対応するために、Windowsを修復したり購入時の状態に戻すことができるようになっている。「リカバリー」もしくは「復元」と言われるもので、方法は次の2つがある。・リカバリー領域からのリカバリーPCのHDDには、通常のWindowsの操作では見えない「リカバリー領域」がある。以下のものでは回復パーディションというものである。このリカバリー領域から起動させてPCをリカバリーする方法である。・リカバリーディスクからの復元以前のモデルにはリカバリーディスクは付属していたが、最近のものでは付属していないので自分で作成する必要がある場合が多い。PCメーカー独自のツールで、リカバリーディスクやドライバーディスクを作成する。DVDメディアで数枚作成される。またPCが起動しなくなれば作成することができないので注意!このリカバリーディスクから起動させてPCを復元する方法である。■acer Aspire 5750のリカバリーの例ノートPCであるacer Aspire 5750、元から所有しているこれとまったく同型のacer Aspire 5750をヤフオクで落とした。これはWindowsの起動時に止まってしまうというもので簡単に修復できそうだった。これをいろいろ試してみたものをベースにリカバリー方法を書いてみる。acerならほぼ同様な操作でリカバリーできるだろうし、他のメーカーでも同様な方法で可能だと思われる。■acer Aspire 5750、リカバリー領域からの復元・Windowsを起動させてリカバリーWindowsを起動、スタートボタン>すべてのプログラム>Acerを選択、その中にある「Acer eRecovery Management」を起動。「Acer eRecovery Management」が起動したら、左の「復元」を選択。「オペレーティングシステムを工場出荷時に復元」はCドライブが完全に消え、「オペレーティングシステムを修復し、ユーザーデータを維持」はユーザーのファイルがC:\backupに残る。windowsを起動させてのリカバリーなので利用する機会は少ないだろう。実際に私も試したことがなく、画像もない。・リカバリー領域から起動させてリカバリー電源を入れてすぐにALT+F10(ALTキーとF10キーを同時に押す)により「Acer eRecovery Management」を起動する。Windows上で動作する「Acer eRecovery Management」と同じようにリカバリーには「オペレーティングシステムを工場出荷時に復元」と「オペレーティングシステムを修復し、ユーザーデータを維持」が選択できる。先日オークションで落としたacer Aspire 5750は、Windowsの起動時に止まってしまうので、PCの起動時に「F8」を連打してブートオプションを出し、その中の「コンピュータの修復」を選び、スタートアップの修復を行ったがうまく行かなかった。その後に現れた以下のシステム回復オプションに「Recovery Management」があったので選択。すると「Acer eRecovery Management」(起動時にALT+F10で現れたものと同じ)が現れたので、「オペレーティングシステムを工場出荷時に復元」を選択してリカバリー、完全に動作するようになった。■acer Aspire 5750、リカバリーディスクからのリカバリー・先にリカバリーディスクの作成Windowsを起動、スタートボタン>すべてのプログラム>Acerを選択、その中にある「Acer eRecovery Management」を起動。他のメーカーでも同様なツールがある。Aspire 5750では、「デフォルトイメージディスクの作成」で3枚、「ドライバとアプリケーションのバックアップディスクの作成」は1枚、合計4枚のディスクが作成された。作成には結構時間がかかる。またWindowsが起動しなくなれば、このリカバリーディスクが作成できなくなるので、忘れないように作成しておこう。・作成したリカバリーディスクからリカバリーPCが起動時にリカバリーディスクから起動できるようにBIOSを設定する。acerのロゴが見えたら[F2]キーを押す。他のメーカーでもロゴが見えたら同様に。BIOSの設定画面はacerでは英語。Bootのセクションで、HDDよりATAPI CDROMを先にする。[F5]キーや[F6]キーで順位を変更する。変更後は、[ESC]キーを押したり、「EXIT]タブに移動させて設定を保存。これでPC内蔵の光学ドライブが優先的に起動することができる。光学ドライブにリカバリーディスクを入れて、PCを起動させる。リカバリーディスクから読み込みが始まり、リカバリーディスクに含まれる「Acer eRecovery Management」が起動する。最初は言語の選択。日本人なので(笑)日本語を選択して[Continue]。次に、リカバリーつまり復元についての方法が表示される。HDDからのリカバリーは2種類だったが、こちらでは3つ目の方法である「コンピュータを工場出荷時の状態に完全に復元」が表示された。リカバリーディスクで現れる「コンピュータを工場出荷時の状態に完全に復元」という方法でリカバリーしてみた。HDDは完全に初期化してまっさらの状態のを使った。つまり新品のHDDと同様。そして先に作成しておいたリカバリーディスクを3枚を入れ替えて、さらにドライバとアプリケーションディスクを入れていってリカバリーした。リカバリー後、購入時と同様にユーザー名やPC名を入力していった。そしてまったく購入時と同様な状態になっていることが確認できた。そして起動することができた。一番驚いたのは、HDDを完全に初期化したもの(新品)でも、回復パーディション(リカバリー領域)が作成されていたこと。リカバリーディスクを作成しておけば、それでリカバリーする方法により新しいHDDやSSDでもリカバリー領域が作成されるということなのだ。HDDからリカバリー領域が破壊されれば、それを復元する方法がないと思っていただけに、リカバリーディスクの重要さを思い知ったのである。■まとめHDDからのリカバリーは便利だが、HDDが完全に死んでしまってはリカバリーはできない。その前に、リカバリーディスクの作成は重要である。HDDが完全に死んでしまっても、リカバリーディスクがあればリカバリーができる。そのときにリカバリーの方法によって、リカバリー領域を作られリカバリーができるというのは安心だ。今回はacerの場合だが、他のメーカーでも同様に行えるだろう。
2015.02.11
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『「Chromecast」とよく似た「EZCast」の使用チップとセットアップ』の続編■EZCastはいろんなところから販売されているが・・・EZCastを調べれば調べるほど、「EZCast」という名称を使った製品を販売しているところが数多く見つかる。いったいこれはどうしたことか。ヒントとなりそうなところが見つかった。各種端末でプラットホームで動作するEZCast用のアプリなどを配布しているhttp://www.iezvu.com/である。ここの下を見ると「Actions Microelectronics」の表示が見える。つまり今回のCPUチップを製造している会社である。また、このサイトには「PCと接続して手動でファームウェアをアップデートする方法」が以下のURLに掲載されている。http://www.iezvu.com/download_tool.php?&l=enここのページに出てくる基板が今回購入したEZCastの基板と同じなのである。またこのサイトに「パートナー」として表示される製品が、今回私が購入したものを含めていろいろな形態のものが出てくる。URLは以下。http://www.iezvu.com/index.php?&m=Partner&a=index&id=30&l=en以上のように、Actions Microelectronics社がチップを販売促進するために各種端末とやり取りするための「EZCast」というプラットホームを作ったということだ。基板もチップメーカーが基本的なものを作り、各社もそれにしたがったものを使っているということに違いない。ファームウェアはActions Microelectronics社が作成しており、ハードウェアを作っている会社が異なってもベースが同じなので共通して使えるということなのだろう。■EZCastとChromecastの違いChromecastは、基本的にはAndroid端末(タブレット、スマートフォン)やPCからリモコンのように指示すれば、Chromecastがインターネットから自力で動画を取得して再生できるため、端末側では負荷が掛からず別の作業をすることができる。ただし、基本的にはWEB上にある動画が中心で、APIなどが公開されているため、端末側やLAN内にある動画なども再生できるアプリも増えてきている。Chromecastではミラーリングは、PCのChromeブラウザでの拡張機能「Google Cast」を使うことで可能だったが(ただしインテルのWiDiやMiracastのようにスムーズではない)、Android端末では不可能だった。それがChromecastのファームウェアのバージョンアップやAndroidの最新バージョンでは対応できるようになってきた。それでも基本的にはミラーリングは多くの端末では未対応である。EZCastは、アプリで選択したものをミラーリングで表示するのが基本のように思う。またMiracastのワイヤレスディスプレイアダプターとしても使えるようにEZCastアプリから切り替えられるようになっている。AndroidのMiracast対応しているもの、およびWindows 8.1搭載で強引にMiracast対応させたデスクトップ機でミラーリングは可能だった。ミラーリングできても画像が荒れたりブロック状になることもあった。ただし、Windows 8までのPCはMiracastに対応しておらず、CPUやチップセット、無線LANモジュールの条件が合致すれば「Intel WiDi」が使える。「Intel WiDi」最新版では「Miracast」に対応していることになっているが、Windows 7のPCを使っての接続できなかった。つまり「Intel WiDi]に未対応なのである。専用のMiracastやWiDi対応のミラーリングできるアダプターを持っている私としてはあくまでもオマケである。試しにEZCastアプリからyoutubeの動画を再生して、端末の電源を切ってみた。するとしばらくすると動画が途切れた。EZCastアダプターのバッファーに入っていた分は再生されるが、端末側から指示が途切れたため再生が中断したのだろう。Chromecastでは指示が与えられれば端末側が切断しても途切れることがない。つまりEZCastは端末に負荷がかかるが、Chromecastは最初の指示のみで端末に負荷が掛からない。ところで端末側からEZCastアプリで接続するとEZCastアダプターと接続しているのが確認できる。この状態でも端末側はインターネットへのアクセスが可能だった。このことはEZCastアダプターは、家庭にある無線LANと接続してインターネットとのやり取りをし、EZCastを中継して端末に接続していることを示す。端末が直接無線LANアクセスポイントに接続してEZCastに接続すると端末側の負荷が大きくなるが、その点は考慮しているようだ。なお、EZCastでyoutubeの動画を再生しているとき、端末のホームボタンを押して、別の作業をすることが可能で、端末の負荷はほとんどなかった。■EZCastはChromecastのパクリか今回私が購入したようなChromecast似のものは、Chromecast人気に便乗して出回ったためぬ「パクリ」と思われているようだ。しかし、まったく似ていない形のEZCastも存在する。実はEzCastの方がChromecastよりも前に出ていたようで、パクリではないのだ。先に述べたように見た目が似ていても動作が相当異なって内部も違うもので、全然違うハードウェアなのである。そして動作も似ているようで違う。EzCastの方が制限がない動作をするのである。■EZCastのアプリの使い方・・・実はChromecastでも使える!!EZCastのアプリを起動すると次のようなメニュー画面が出てくる。端末の動画や写真、音楽、WEB上のものを表示することができる。EZCastのアプリは、ワイヤレスミラーリングのMiracastアダプターとして切り替えることも可能。ただし、Miracast専用のアダプターを持っているので比較すると、画像が乱れてしまうこともあり、画質的には若干落ちるようにも思う。AndroidやWindows 8.1のMiracast機能でのミラーリングはできるが、Intel WiDiでは接続しようとするが結果的には不可能だった。端末のカメラをテレビに映し出すことができ、ポーズをかけると静止画として表示、さらにマーカーで描くこともできる。EZCastのアプリだが、実はChromecastでも使えてしまう。上2つがEZCastであり、一番下がChromecast。選択してパスワードを入れれば接続できてしまうのである。ただしハードウェアが異なるのでMiracastアダプターとしては使えない。EZcastは安価だが、基本的な動作が違うし荒削りなところもあるので、初心者はChromecastを購入した方がトラブルが少なくていいかもしれない。
2014.07.20
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■今話題の「Chromecast」にそっくりな「EZCast」を入手今話題の「Chromecast」、それによく似た「EZCast」は前から気になっていたので購入した。この2つを並べて見ると、大きさは違うが似た形状で、EZCastにはChromeブラウザのマークの中に「目」が描かれているなど混同しやすいのは事実だ。■EZCastの入手・・・日本は3000円少々、海外から送料込2000円を切る「EZCast」は、日本では3000円程度からChromecastと同様な値段で販売されており、Chromecastと似た形状のものがあるかと思うと、単純な長方形のものもある。さらに、アンテナが内蔵されたものや、外付けのものなどいろいろな形態のものが存在する。「EZcast」とは一体何であるかこの時点では知らなかった。・日本のAmazonで注文、実は香港の業者から購入6月中旬頃、日本のAmazonでChromecast似で一番安いものを探したら、送料込みで3300円程度で販売している業者があったので酔った勢いで注文。すぐ届くと思ったら業者は香港!! 最低でも1週間以上は待たされる。(現在はこの業者は日本のAmazonからの発送も行っている。)1週間ほど経過した日曜日、郵便屋さんが「書留です」と届けてくれた。箱にはDHLの名称も見えるので一番安価な郵便航空便ではなかったようだ。送られたパッケージを開けると、Chromecast似だけに予想を裏切らない期待通りのパッケージ、Chromeブラウザのマークと同じ色、その中には目が入っており、Dongleの文字はGoogleを意識した配色と書体は怪しさ一杯でワクワクさせる。上部のカバーを開けるとEZCast本体が登場。パッケージ内からは本体以外に、アンテナ付きUSB電源ケーブル、そして説明書。説明書には「M2」の文字が見え、パッケージにも「M2」のシールが貼ってあった。・中国の通販サイトから購入世界最大のオークションである「eBay」によく出品している業者であるBuyInCoinsにて注文。US$22ほどでPayPal決済で2300円程度で送料込み。注文したら深夜でもパッケージングしてくれるし、そのパッケージの写真も注文履歴から見られるので安心。(なお現在eBayで他の業者がChromecast似のものなら2000円以下で、似ていないものならさらに安く購入できる)待つこと2週間やっと届いた。封筒内には、本体とアンテナ付きUSB電源ケーブル、説明書がパッケージなしで入っていた。先に購入したものとの違いはない。パッケージがないのは送料を安くして安価で販売する業者に多い。■届いたChromecast似の「EZCast」を解剖購入した2つのEZCastは同じで、今回はこれを解剖していく。冒頭に表を掲載したが、裏を比較。似の方は放熱用の穴がある。・EZCastのスペック国内外でEZCastを販売や製造しているところからスペックを調べる。なるべくメモリを多く搭載しているかのごとく表記しているものが多いのはさすが中華製か。分解して確認してみて妥当だと思ったのが次のもの。CPU Actions AM8251 600MHz(Single Core ARM Cortex A9)RAM DDR3 128MBROM NAND Flash 128MBOS Linux 3.0.8Wi-Fi Built-in 802.11b/g/n 150Mbps 2.4GHz本当にそうなのか分解して調べてみた。その過程は以下。・本体の解剖隙間をツメなどで開けていくと簡単に3枚おろしにできる。基板表側。右側にはレキュレーション関係のチップとコイルがそれぞれ3つ並んでいる。メインチップとメモリチップも見える。メインチップは、AM8251(チップへのリンク)というもので、テレビへのHDMI接続を前提にしたマルチメディア・ドングル用のCPUであった。actions-micro社の年代にもEZCastのプラットホームが2013年にできたと書いているので、このプラットホームを主導しているのだろう。隣に見えたメモリは、「NT5CB64M16FP-DH」(データシート:64M x 16 DDR3(L) 1Gb SDRAM - Nanya Technology Corporation)で、128MBのDDR3メモリである。基板の裏を見る。右奥にプッシュスイッチがある。このスイッチは何をするのか不明で、ケースの外からアクセスする小穴もないが、たぶんリセットスイッチの可能性がある。そしてチップも見える。このチップは、サムスンの「K9F1G08U0C」(データシートという128M x 8 Bit NANDメモリである。このEZCastに付属ケーブル、電源としてUSB端子(ACアダプター)から取ってEZCastに接続、その途中から分岐されたところからアンテナ部に別れる。このアンテナ部を爪でこじると分解できる。中から基板が現れる。分岐したケーブルからは4色の色のコードが接続されている。基板の反対側を見ると、左側にアンテナのパターン、緑色の部分は無線LANモジュール、右側はUSBとのレベルコンバーターや電圧変換の回路のようだ。この無線LANモジュールに使われているチップは、Realtek社のRTL8188ETVというもの。このチップを使った無線LANモジュールはWEB上で多数出てくるが、今回のものとほぼ同様なチップ配置のものもあれば若干違うものものもある。Realtek社が評価基板を作成したものを基準に作られているのだろう。USB接続でアンテナ出力ができるように作られている。802.11b/g/n 150Mbps 2.4GHz用。■EZCastの使い方・テレビとの接続EZCast本体をテレビのHDMI端子に接続。付属ケーブルのmicroUSB側はEZcast本体へ、標準USBプラグはテレビ側にUSB端子があれば電源供給のために接続。もしUSB端子がなければUSB出力のあるACアダプターへ。アンテナ側は家庭内にある無線LANから電波の届きやすいように位置を変える。テレビは次のような表示で待機状態となる。パスワードのところが中国語表示だった。・EZCastのアプリをインストールEZCastで使える端末は、iOS、Mac、Windows、Windows Phone。http://www.iezvu.comからPC版はダウンロード、iOS版はアップルストアから、Android版はGoogle Playからダウンロード。・EZCastの初期設定Android版をインストールして実行させたものが以下。上側の灰色の部分をタッチ(DEMOと表示されている上)。次に検索されたEZcastをタッチ。最初の設定として、EZCastが接続する無線LANアクセスポイントを検索してくる。Android端末側には上下左右を選択するカーソルが現れるので、目的のアクセスポイントを選択してOKをタッチ。テレビ側ではそのアクセスポイントが選択されてパスワードを入力を促す。Andoroid端末側でテレビ上部右側に表示されているパスワードを入力する。EZCastが無線LANアクセスポイントに接続されると同時に、EZCast本体のファームウェアアップグレードがあればバージョンアップするか尋ねてくる。端末側で「はい」を選択する。次にアップグレードが開始する。以上で初期設定が完了してEZCastアプリから使えるようになる。EZCastアプリから動作モードを変更すればMiracastアダプターとしても使える。つづき・・「Chromecast」とよく似た「EZCast」は違うプラットホーム
2014.07.20
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■Windows XPのサポート切れにより、新しいへのWindowsへの依頼2014年4月9日にWindows XP のサポートを終了となった。その前後にWindows XP搭載PCをWindows 7などに入れ替えることを頼まれることが多かった。そのためには基本的なハードウェアスペックが高くないとそれなりに動作しないことが多い。一番重要なことはメモリは少なくとも2GB搭載すること。■今回はライセンスのあるWindows Vistaへアップグレード今回、東芝のノートPCであるSatellite T40 213C/5WをWindows XP以降にすることを頼まれた。(以下の写真はWindows Vistaにアップグレード済みのもの)このモデルだが、Windows Vistaのリカバリーディスクが付属しているが、ダウンロード権を駆使して実は購入時はWindows XPというモデル。リカバリーディスクを使えばWindows Vista Business SP1をインストールできる。持ち主はこのディスクを持っているのかは不明だったが、Windows XPの環境をそのまま新しいWindowsにアップブレードしたいということ。なお、Windows XPからVistaへは32ビット版であれば環境を残してアップグレードが可能。しかしWindows XPからWindows 7へのアップブレードはできない。一旦Vistaにアップグレード後、さらにWindows 7にアップグレードすれば、XPの環境を継続することができる。幸いなことに本体の底面にはWindows Vista Businessのライセンスシールが這ってあるので、このライセンスを使って、私が持っているWindows Vistaのインストールディスクでアップブレードインストールすることにした。こうすればWindows XPの環境をVistaに引き継ぐことができる。■Windows Vistaが発売されていた当時のPCには512MBモデルもその前に、本体には512MBしかメモリが搭載されていない。この当時はこの少ないメモリーでWindows Vistaモデルが発売されていたが、これでは十分な速度を得ることができない。当時Vistaが重い遅いと言われたことはメモリが少ないことも関係している。■メモリ増設で快適に幸いなことに、ノートPCのWindowsをアップグレードを頼まれたとき、同時にメモリを換装したことでDDR2の1GBメモリが2枚ほど手元に残してあった。これを搭載すれば2GBメモリとして十分である。本体の底面にネジを一本緩めれば取り外せるカバーがある。ここには2枚のメモリスロットがあり、搭載されている1枚の512MBメモリを取り外して1GBメモリー2枚装着した。起動時に[F2]キーを押してBIOSを呼び出し、搭載メモリーを確認すると2048MB、つまり2GBのメモリが搭載できた。これでVistaを動作させるには十分である。■Windows VistaのインストールとデバイスドライバーWindows Vista Businessのライセンスシールのプロダクトキーを使ってWindows Vistaをアップブレードインストールし始めると、互換性の問題があるということで東芝のユーティリティ関係がリストアップされて中断した。1つのユーティリティを削除したところ、互換性の問題はあるもののインストールが完了した。Windows XPの環境が引き継がれるとしても、XPのデバイスドライバーがそのままVistaでは使えないものが多い。またVista自体にも含まれていないドライバーが多い。まず有線LANが使えなかったので、他のPCで東芝のサイトからダウンロードしてインストールすることから始めた。LANが使えるようになってからは、このPCでデバイスドライバーをダウンロードしてインストールしていった。dynabook Satellite T40 Windows Vista アップグレードモジュール■Windows Vistaは自動認証できず自動電話認証へWindows Vistaが正常に動作していると思っていたところ、Windowsライセンス認証が通っていなかった。自動電話認証を試すことにして、マイクロソフトのフリーダイヤルに電話した。PCに表示されている1~9間での数字をガイダンスの指示に従って電話の数字ボタンで入力、その後自動で伝えられる番号を下の欄に入力していく。最後に「次へ」を押す。そしてライセンス認証に成功した。■サービスパックとWindows Updateで時間が非常に掛かる今回Windows Vistaのインストールディスクが、サービスパック適用されていないものだったので、SP1、SP2を適用していくが、これには相当時間が掛かる。されにWindows Updateをしていくが大量にあるためにまた時間がかかる。Windows Updateをしていくとさらに新しい大量のものが・・・その繰り返しで同等な時間が費やされた。このとき、オプションで新しいデバイスドライバーが表示されるのでついでにインストールもしていった。その途中で、先にWindows認証していたはずなのだが、認証されなくなっていたので再びマイクロソフトへ自動電話認証しなおした。■Windows VistaのWindows Updateも終えて最終的にWindows Vista BusinessはSP2となり、Windows Updateにも更新プログラムがなくなり、Windowsライセンス認証もできたのは以下のもの。Windowsエクスペリエンスインデックスは以下のもので、昔流行ったネットブックよりは値は高い。ワードやエクセルなど事務的な用途では十分に使える。今回はXPの環境をそのまま引き継げることができること、そしてライセンスもあるWindows Vistaへのアップグレードだった。持ち主はサポートが継続しているVistaになって喜んでいた。最もメモリは手持ちのものを使ったのでタダだったもの大きい。本当は、改良されて動作が軽くなったWindows 7を新規インストールした方が良いのだが・・・他にもXP搭載PCをより新しいWindowsに出来ないかと一方的に頼まれて、また1台のPCがやってきている。なお、仕事ではなく趣味でやっているので時間が掛かっても、その過程を楽しんでやっている。
2014.05.20
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「東芝のノートPCがあるが、使えるようにしてもらえないか」と依頼があった。とりあえず持ってきてもらったところ、東芝が販売していた2008年秋冬モデルのNB100(PANB100NL)であった。これはもう死語になりつつある「ネットブック」であった。ただし電源が入らなかったので確認したところ、ACアダプターが壊れていた。付属のACアダプターは電圧が20Vだが、確認時に目の前にあったプラグの大きさが同じで19VのACアダプターを接続したところ、本体はまったく問題なくWindows XP SP3が起動した。家のジャンク箱をのぞいたところ19.5Vの大型のACアダプターがあったので、付属のACアダプターからプラグを切り取って付け替えて対応した。本体にUSB接続の外付けDVDマルチのドライブを接続してWindows 7をインストールすることにした。インストールさえすればドライバー類は何とかなるだろう。起動時、[F2]キーを押してBIOS設定画面に行き、起動デバイスを外付けDVDマルチドライブが内蔵HDDよりも先になるように設定。これでWindows 7インストールメディアを入れてインストール出来るようになる。Windows 7のインストールにはそれほど時間が掛からなかった。時間が掛かるのはSP1やWindows Updateにより更新プログラムを適用するときである。さすがに最初から搭載されている1GBメモリーでは時間が相当掛かってしまう。Windows 7のWindows Updateによりグラフィックス、有線LAN、無線LANなどのドライバーがインストールできるが、東芝のサポートページに「NB100/HF、NB100/HFW用 Windows 7 アップグレードモジュール」としてBIOSや各種ドライバーがあるのでバージョンを確認しながらインストールしていった。Bluetoothに関しては、東芝のドライバーを入れないと使えなかった。元のBIOSはv1.9で、東芝のサポートページにあるv2.1のものを適用した。本来ならWindowsを入れ替える前に適用しておき、Windows 7をインストールしていくべきなのだが、Windows 7に入れ替えてからでもBIOSのアップデートは可能だった。先に書いたように1GBのメモリーでは苦しいので、2GBのメモリー(SO-DIMM 2GB 200pin PC2-5300)を送料込み3000円弱で購入した。メモリーの交換は底面にあるビスで固定されているカバーを取り外し(写真の右下)、左右のツメを緩めてメモリー取り外して(写真の左上)、2GBのメモリーを取り付ける。2GBのメモリーになると相当快適に動作するようになった。Windowsエクスペリエンスインデックスは以下のもの。一般的なネットブックと同じパーツが使われているため、同様な値が出ている。HDDが若干パフォーマンスが低いのは120GBで速度が遅めのためであろう。
2014.05.04
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同僚が安いプリンターがほしいと言っていた。カラーが必要なくモノクロのみの用途だったので、A4版のモノクロレーザープリンターを探すことにした。インクジェットと異なり、1枚当たりのランニングコストが安いためである。その中で選んだのが「ブラザーのHL-2240D」。USB接続(無線LANや有線LANはない)のA4版モノクロレーザープリンターで、両面印刷機能もある。それで送料込みで1万数百円とは非常に安い。そして商品が届いて開封。本体はコンパクトで置き場所を選ばないのが良い。付属品は、電源ケーブル、ドライバーCD、マニュアルなど。USBケーブルは手元にあったものを使った。本体は、固定されているテープを取り除き、カバーを開けていきセットアップの方法が書かれた細長い紙を取りのぞくようにしていくようにしていくすぐに使えるようになった。その過程で一番面倒だったのが、トナーカートリッジが装着されたドラムユニットを一旦取り外して、トナーをならすように左右に振ってから再び装着することぐらい。(注意:ドラムユニットに装着されたトナーカートリッジは取り外す必要はない)後はPCにドライバーCDを入れてドライバーをインストール。その後USBケーブルを接続してプリンターの電源を入れるとトライバーを認識してすぐに使えるようになった。今回のプリンターは、USB接続のみだが、両面印刷ができて1万円で購入できてしまうのが驚きである。過去に「レーザープリンタ DocuPrint 2020 を購入。これとほぼ同じものがNECとブラザーからも発売中!」という記事を書いたが、この記事のプリンターはブラザーのOEMで、今回のものとデザインが似ている。有線LANでの接続ができるが、両面印刷が出来ないのがつらい。両面印刷ができて、無線LANや有線LANで接続したい場合、「ブラザー HL-2270DW」は送料込み13000円台と安いので、選択肢になるだろう。
2014.04.25
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■もうじきサポートが切れるWindows XP搭載のThinkPad X61の延命ThinPad X61を使っている者がいたが、それはサポート切れ間近のWindows XP搭載モデル。使っているCPUなどスペックを見ると、Core 2 Duoとそう古くはない。さらにOSをWindows 7へ入れ替えの可能(64ビット版もOKで、Windows 8.1へも可能)のモデルだったので、OSの入れ替えをすることにした。BIOSのアップデートをしたほうがいいのだが、「ThinkPad X61はバッテリーが死んでいるとBIOSアップデート不可」の記事で書いたように不可だった。■HDDの交換元は80GB SATAのHDDが搭載されていた。用意したのは500GBのもの。交換するには背面にあるネジを取り外し、カバーとを取り外す。そしてHDDを引っ張り出す。2つのラバーを取り外し、4つのネジで固定されているHDDの台座の金具を取り外す。これを新しいHDDに取り付けて、元通りに装着する。■Windows 7のインストールメモリーが到着していなかったので元の1GBのメモリーの状態でWindows 7(64ビット版)をインストールしていった。特に問題なくインストール完了。有線LAN用のデバイスドライバーはインストールされているので、Windows Updateが行えるが、メモリー1GBでは処理がもの凄く遅すぎてイライラする。ThinkPad X61用の他のデバイスドライバーはWindows Updateで自動的にインストールされる。Thinkpadシリーズでは「ThinkVantage System Update」という最新のドライバーをインストールするツールがあるのでインストールした。このSystem Updateでドライバーをインストールしたところ、Windows Updateがうまくできなくなってしまった。システムの復元でやり直してもやはりこの状態になってしまうので使用を止めた。最終的にデバイスマネージャーで不明なデバイスはなくなった。■メモリーの換装ThinkPad X61で使われているメモリーは、1GB DDR2 SO-DIMMのもの。換装用に用意したメモリーはKomputerbay 4GB (2x 2GB) DDR2 SODIMM (200 PIN) 800Mhz PC2 6400 / PC2 6300というもの。まったく聞いたことがないメーカーだが、2GB DDR2の2枚組でとにかく安いもの(送料込み4600円)を探して購入したもの。それにしても円安になってからメモリーは倍くらい値が上がっているのには閉口する。背面のメモリースロットのカバーをネジ2本で取り外す。元は1GBのDDR2のメモリーが1つ装着されていた。1GBのメモリーを取り外し、新しいメモリー2枚を装着、カバーを取り付けて完了。1GBから4GBへのメモリー変更でPCの速度は非常が上がった。特にWindow Updateでの処理が劇的に改善された。■生まれ変わったThinkPad X61Windowsエクスペリエンス インデックスでの値は以下の通り。最新のPCと比較すれば見劣りがするが、先日メモリーを1GBから2GBに換装したネットブックと比較するとずっと性能は上である。2014年4月9日にサポートが切れるWindows XPだが、Windowsを入れ替えてメモリー増設などを行うことで現役で使えるように生まれ変わった。
2014.04.06
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同僚が数年前、ドコモのルーターを買ったかで、ノートPCを無料でもらったということだった。最近調子が悪いということで修理をしたものの「動作が遅い」。そのノートPCは以前にいわゆる「ネットブック」として流行っていたもので、1GBのメモリー搭載のWindows 7 starter搭載。明らかにメモリーが少ないのが動作緩慢の原因。モデルはacer Aspire one 533というもの。それでメモリーは2GBを搭載すべきと提案。そのネットブックは色違いの2台あるということで、メモリー増設依頼を請け負った。2台とも元は1GBのメモリーを搭載しており、メモリースロットは1つで、2GBのものに入れ替える必要がある。積み替えるために、安いものを探すと2GBが2枚組のものが4399円で送料込みがあるので注文。届いたものが以下のもの。2GB単体を2つ注文するより、2枚組が割安だったということ。実際には2GBを1枚ずつ、2つのPCに搭載する。交換するには、上部や左右にかしめられているキーボードを小さなドライバーで取り外す。キーボードを取り外すと、下部のカバーを取り外しかたが図で示されている。赤丸1の2カ所のネジを取り外す。赤丸2の穴にドライバーを差し込んで、底部のカバーを押し広げで取り外す。この底部のカバーは以外と手間がかかる。底部のカバーを取り外すと、HDD、無線LANモジュール、そしてメモリースロットが見えてくる。最初のキーボード取り外しが一番面倒だが、これらには2本のビスでアクセスできるのは親切な設計である。ここのメモリースロットには、DDR3 SO-SIMM 1GBのものが差し込まれている。増設するにはこのメモリーを取り外し、今回入手した2GBのものに入れ替える。そして起動し直すと、2GBのメモリー搭載のネットブックに入れ替わる。エクスペリエンス インデックスを比較。元の1GBののもの。2GBにしたとき。メモリーの値が0.1増えているだけ。しかし、使ってみると起動時や起動後の操作しているときの処理が明らかに違い、早くなっている。以前にも他の同僚が同じような他社のネットブックを使っていたが、やはり1GBから2GBへのメモリー増設を施したが、明らかに早くなった。ちなみに、このネットブック、冒頭に述べた修理依頼に来ていたことが、画面がぐちゃぐちゃということだった。上部の液晶部を分解して、液晶パネルのコネクタ部分をゴチャゴチャしたところ直った。原因が液晶パネルのコネクタ接触不良だった。その時に明らかにメモリー不足による動作低下を感じて、今回のメモリー増設を施すことにしたのだった。
2014.04.04
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■ThinPad X61をWindows 7へ。その前にBIOSアップデートThinPad X61を使っている者がいたが、それはサポート切れ間近のWindows XP搭載モデル。使っているCPUなどスペックを見ると、Core 2 Duoとそう古くはない。さらにOSをWindows 7へ入れ替えの可能(64ビット版もOKで、Windows 8.1へも可能)のモデルだったので、OSの入れ替えをしてあげることにした。搭載されているHDDの容量アップ、さらにはメモリー増設もするとして、前段階としてBIOSを確認。起動時に「F1」キーを押すとBIOS画面になる。その時のバージョンを見ると「2.07」で2008年のものと古い。lenoboのサポートページに行くと、2011年4月にリリースされた「2.22」のバージョンがある。アップデートには2種類の方法が選べる。1)Windowsからアップデートするファイル2)CDブートのDOS起動するものからアップデートするファイル(ISOファイル)■WindowsからBIOSアップデート・・・バッテリーが死んでると不可最初は、一番楽にBIOS更新できそうな1)のWindowsからアップデートするファイルをダウンロード、そして起動してみた。「ThinkPad BIOSの更新」を選んで「次へ」をクリック。しばらくすると次のようなメッセージをはき出した。バッテリー画十分に充電されていない・・・といっても、このPCのバッテリーは死んでいるようで、ACアダプターに何時間つないでも充電されない。このとき、液晶ディスプレイの下にあるインジケーター、HDDを示すところがオレンジで点滅していた。これは通常は緑なのだが、オレンジの点灯はバッテリー交換を意味する。何度試しても、BIOS更新時に電源が切れることを防ぐための安全策として、1)のWindowsからのBIOSアップデートソフトは起動することができなかった。■CDブートでDOS起動のアップデートを試す・・・対応ドライブがIBM/lenoboのみそれならと2)のCDブートのDOS起動するアップデートを試した。ダウンロードしたものはISOファイルとなっており、ISOファイルからCD-Rに書き込む。IBM/lenoboでは「CD BIOS」と呼ぶそうな。そしてパナソニックの光学ドライブをUSBに接続して起動。ところがDOSが起動したところで、DOS用ドライバーが接続した光学ドライブを認識しないので、BIOSフラッシュプログラムやBIOSデータの領域がマウントされず読めない。別のUSB光学ドライブでも不可。ドキュメントをよく見ると、IBM/lenoboのドッキュングステージョンの光学ドライブしか読めないようだ。残念。■USBフラッシュメモリーをDOS起動ドライブにして試す・・・やっぱりバッテリーの状態を見ていて爆沈CDブート用のBIOSアップデート用ISOファイルを、ISO編集ソフト(私の場合、UltraISOというシェアウェア)で見ると、DOSのブート領域は見えないが、CDとしてマウントされつ部分にあるBIOSアップデートファイルやBIOSアップデートツールが見える。USBフラッシュメモリーをDOSがブートできるようにして、そこにBIOSアップデート用ISOに含まれている必要なファイルとプログラムを入れてやれば・・・と思った。用意したのは、・古い256MBのUSBフラッシュメモリー。・JamesOnline「DOS-on-USB」。USBメモリーをDOS起動可能にするツール。「DOS-on-USB」はZIP形式なので適当なフォルダに解凍すればインストールが完了。解凍したフォルダで、「James' Format Tool.exe」を起動。64ビット版の場合右クリックで「管理者として実行」実行すると次のような画面が現れる。ここで「Device」がUSBフラッシュメモリーの名称やドライブレターであるか確認。「File System」は「FAT32」を指定(「FAT」では起動できなかった)。「Create a DOS startup disk」にチェック。このとき「Using dos system files located at:」は、DOS-on-USBのフォルダの中にある「boot」フォルダを指定。そして開始した状態。開始時にUSBメモリーが消去されるとの警告が出るが続ける。少々時間がかかるが最終的に完了。その中に3つのファイルが出来ていればDOSが起動できるUSBフラッシュメモリーの作成が完了している。・IO.SYS・MSDOS.SYS・COMMAND.COMISOファイル編集ツールで、X61のCDブートDOS起動BIOSアップデートISOの英語版を開く。日本語版のBIOSアップデートISOは日本語表示のデバイスツールが必要だが、英語版なら最小限で動くために使用した。UltraISOの例だが、右上の窓のファイルすべてをどこかのフォルダーに展開して、先ほどのDOS起動できるUSBフラッシュメモリーにコピーする。ただし、COMMAND.COMはDOSのバージョンが違うのでこれのみコピーしない。これでUSBメモリーからDOS起動でき、BIOSアップデートファイルやツールがはいったものができたので、Think Pad X61のUSBポートに接続して起動。起動時に「F12」キーを押して起動デバイスをUSBフラッシュメモリーを選択。MS-DOS V7.1が起動した。このMS-DOS V7.1の時代はWindowsに移行していたので、初めて見る新しいMS-DOSには妙に感動。「dir」とタイプして、ファイル一覧を表示させると、どうやら「lcreflsh.bat」がBIOSアップデート用のバッチファイルなので実行。ところが・・・「Battery charge is low」とつれない返事。DOS用のソフトでもバッテリーチェックをしているのはさすが元IBM(^^;)。バッテリーチェックをやめてくれ!!今回の方法は、バッテリーが生きている場合で、IBM/lenobo以外の光学ドライブが使えない場合には良い方法だったのに・・・■ThinkPad X61はバッテリーがなかったり死んでいるとBIOSアップデート不可ということで、Windows用のアップデートでも、DOS用のアップデートでも、バッテリーの状態を見ているので、充電ができないバッテリー(またはバッテリーなし)ではBIOSアップデートは不可と言うことがわかった。おそらくThinkPadシリーズ全般がこのような仕様になっているのだろう。持ち主には再生や互換のバッテリーが2000円台から入手可能なので、何とか手にしてもらうようにしてもらおう。なお、ThinkPad X61のWindows 7へのOS入れ替えだが、HDDの換装およびメモリーの増設で現在進行形。今のところBIOSをアップデートしなくても特に問題は生じていない。■今回の記事はUSBフラッシュメモリーからDOS起動作成方法になってしまった(笑)今回は、USBフラッシュメモリーを使ってDOS起動を可能にするものの作成方法だったかもしれない。今回のUSBフラッシュメモリーは、相当以前に同様なDOS起動用に作成した痕跡が残っていた。そのときは、手順が非常に面倒だったが、今回の「DOS-on-USB」は非常に楽に作成できたので、私の備忘禄として記す。
2014.03.30
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■最近はHDMIのみ、VGAのディスプレイやプロジェクタへも出力したい最近のノートPCでは「VGA」端子がなくなり、「HDMI」端子のみという場合がある。また、Android搭載のスマートフォンやタブレットの場合、「miniHDMI」端子が搭載されている場合があったが、最近では「MHL」として「microUSB端子からHDMI変換アダプター」を使うことで「HDMI」出力できるものが主流である。VGA出力ができなくてHDMI出力のみの機器が増えると困るのはどのような場合だろう。それは、今までのVGA対応機器が使えないこと。具体的なことをあげると・・・・以前使っていたVGA用のディスプレイが使えない・VGA用のプロジェクターが使えない(特に職場でよくある)職場でも自宅でもこのようなことがあり、何とかしたい。■HDMIからVGAへの変換アダプターをeBayで注文それならVGAをHDMI出力に変換するアダプターがあればいい。それもなるべく安価で・・いつものように世界最大のオー主ションである「eBay」に行って探してみる。日本でもeBayに迫る価格のところもあるのだが、送料が高かったりしてトータルでは高くなったりする。ところがeBayでは「送料無料」(実際は送料込み)で日本での本体価格より安いのである。注文して届くまで時間がかかるのが難点だが(以前は2~3週間かかっていたが、最近は香港や中国の業者は10日ほどで届くようになった)、安い魅力には勝てない(笑)。「hdmi to vga」のキーワードで即決で安い順で検索する。いろいろなものが出てくる。何回も書いているeBayネタは、特に円高のときには非常に海外から安く購入(いわゆる海外通販)でき、クレジットカードを使い格安な手数料(数パーセット)の「PayPal」という決済システムを使うことで簡単に購入できるので便利だ(問題があっても購入者を重点に保護するためクレームを言えば返金もすぐにされる。私にも実績あり。)。他にも海外の多くで、最近では日本の通販でこのPayPalが使えるのは安心だ。■その1:HDMIからVGA+音声出力アダプター編HDMIからVGAへの変換アダプタ。安めで音声出力なしでHDMIからVGA変換ケーブルというのもあったが、もう少し高めでHDMIからVGAへ音声付きのアダプターをPayPal決済694円(中国から送料込み)で注文。届いたものが次のもの。3.5mmステレオコードが付属しており、アダプターのコード側には、3.5mmジャックがありここから音声出力が取り出せる。・使ってみる・・・・安いけど使える!AndroidスマートフォンであるGalaxy S3(SC-06D)にMHLアダプターを接続してHDMI出力(しかもMHL11ピンから5ピンへの変換アダプタも使っている・・・・白いもの)、これをアダプターに接続。アダプターからは22インチ詠唱ディスプレイのVGA入力に接続。アダプターの音声出力はスピーカーに接続。アダプターは外部から電源を供給する必要がない。まったく問題なく動作し、スマートフォンと同じ画面が液晶ディスプレイに表示され、スピーカーからは音声が出てきた。デスクトップPCやノートPCのHDMI出力を接続した場合でも問題なかった。日本でもアマゾンでHDMI中継コネクタ付きで送料込み980円のものがあり、これはいいと感じた。音節出力なしもあるが、これも同等に使える模様。楽天市場では「vga to hdmi 変換するアダプター」で検索すると該当のものが見つかる。■その2:HDMIからVGA+RCAコネクタ(映像、音声左右)のケーブル編・届いたものその中で、HDMIからVGAへの変換ケーブル、HDMIからコンポジットへの変換ケーブルもあった。さらにはVGA+RCAコネクタで映像と音声左右が出ているケーブルがあったのでPayPal決済478円(中国から送料込み)で注文。これならVGAだけでなく、昔のテレビにも接続できると思って選んだ。届いたものが次のもの。・使ってみる・・・偽りものHDMI出力を持ったいろいろな機器を接続してテスト。液晶ディスプレイのVGA端子につなぐが、まったく出力されない。RCAコネクタ側をテレビにつないでも画像はもちろん音声も出てこなかった。日本でも同様なケーブルが500円弱で販売されており、いずれのレビューを見ても動作していない。商品の説明を見ても、一部のHDMI出力を持った機器なら使えるとか、デジタルからアナログへのコンバータが必要とか、意味不明の製品であった。特定の機器に対応しているのかもしれないが、HDMIコネクターから単純にVGAやRCAに接続しているだけでコンバート機能はまったく持たないもので、ある意味で偽りのものである。絶対に購入してはならない。RCAコネクタがなくてHDMIからVGAのケーブルも同様な仕様で、安くとも手を出してはいけない。
2014.03.28
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Appleの「Mac mini」が我が家にやってきた。私の物ではなく、「メディアが排出されない」ので出してくれと友人が持ち込んだもの。しかしMacを所有したことがなくてどうすればいいのかわからない。Mac miniは製造されてからいろいろなモデルが出てきているが、今回のものはどれだろう。このMac miniの箱のラベルから、製品番号はMC270J/Aであった。モデルはMid 2010ということがわかった。構成は以下。 2.4GHz Intel Core 2 Duo 2 GB DDR3 SDRAM (PC3-8500) 320 GB HD SuperDrive GeForce 320M AirMac および Bluetooth 内蔵昔からMacの製品は光学ドライブにイジェクトボタンがなく(その昔はフロッピーディスクにもイジェクトボタンがなかった)、しかもトレイタイプではなくスロットインタイプ。強制排出するための穴があるといいのだが。表から見てみる。スロットインタイプのドライブには強制排出用の穴はない。挿入口の右にあるのは電源ランプだった。いろいろ調べてみると、Appleのサポートページに以下のような記述があった。『コンピュータを再起動し、起動音(チャイム)が鳴るまでマウスボタンを押し続けます。』この方法なら、電源とマウスを接続だけでメディアを排出できそうだ。持ち込まれたMac miniにはマウスが付いてこなかったので、WindowsのPCで使っているUSBマウスを接続、そして電源コードを差し込んだ。そしてマウスの左ボタンを押し続けて、本体背面の電源スイッチを入れる。しばらくすると起動音が本体から流れ、さらにしばらくするとメディアが排出された。電源を入れてからマウスの左ボタンを押すなど、タイミングをいろいろ変えて再試行してみたが、先に書いた左ボタンを押し続けて電源を入れるほうが確実だった。
2014.03.21
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■Windows 8.1のMiracastでテレビに映し出すWindows 8.1ではPCの内蔵無線LANによってテレビ等に映し出すことができる「Miracast」対応となった。通常ならHDMIなどのケーブルによりテレビに接続する必要があったのが、無線でも接続が可能となった。ただし「Miracast」に対応するには条件を満たすハードウェア構成である必要ある。Windows 8.1を搭載すればすべてのハードウェアが対応するわけでないので注意。最終的に私が組み立てたWindows 8.1搭載のデスクトップPCは、ハードウェア条件を満たすように構成することができて、テレビには「Miracast」に対応したアダプターを接続して以下のように映し出すことができた。それではWindows 8.1でMiracastに対応させるにはどうすればいいのか順を追って見ていく。■インテル主導であった「WiDi」とWi-Fi Allianceにより策定された「Miracast」・以前からインテル主導のインテル製品を使う旧「WiDi」Windows搭載のPCで、WiFiを使ってテレビに映し出す規格としてインテル提唱の「WiDi」というのが以前からある。これはインテルのCPUや内蔵グラフィックス、そしてインテルの無線LANを使って実現するもの。インテル主導で自社のハードウェア販売促進のためか他社の製品はほとんど対応していない。この旧WiDiは第1世代のCore iシリーズから動作するWindowsノートPC専用であった。テレビ側では「WiDi」用アダプターをHDMI端子などに接続する。ネットギア社のアダプターではPTV2000などが対応。・Androidなど多くのハードウェアに対応している「Miracast」それに対して、Wi-Fi Allianceにより策定された「Miracast」というものがある。内容的にはインテルの「WiDi」とよく似ており、無線LANを使ってテレビに映し出すことができる。「Miracast」は、Windowsやインテル製のハードウェアに限らず、いろいろなOSやハードウェア構成で対応できる。Android 4.2で正式に対応、Andoroid搭載のスマートフォンやタブレットでMiracastに対応した製品が急激に普及している。テレビ側では「Miracast」用アダプターをHDMI端子などに接続する。Miracast対応アダプターでは「WiDi」にも対応しているものが多い。ネットギア社の製品ではPTV3000などが対応する。最近ではテレビ側にもMiracast機能を持ったものが発売され始め、アダプターが不要な場合もある。・新「WiDi」で「Miracast」もサポート。しかし旧ハードウェアを切り捨てインテルの「WiDi」は自社独自の規格だったが、WiDiバージョン3.5からはMiracast規格がさらにサポートされた。旧WiDiも使えてMiracastとしても使えるようにしたものかもしれない。ただし、WiDiの新バージョンになってから第1世代のCore iシリーズが切り捨てられ、第2世代Sandy BridgeのCore iシリーズからのみの対応となった。Miracast対応にするには、第1世代のCore iシリーズのCPU内蔵グラフィックスでは難しいのだろうか。一部インテル以外のハードウェアでも動作するらしい。この新WiDiは、Windows 8まで動き、ノートPCに限らずデスクトップPCでも動作する。ただしWindows 8.1ではWiDiは動作せず、Windows 8.1のMiracast機能を使う必要がある。■Windows 8.1でMiracastが使えるPCの条件Windows 8.1で「Miracast」が使える条件とはどのようなものだろうか。以前からWinTel(ウインテル)と言われたくらいで、Windowsが動作するハードウェアは、基本的にはインテルのハードウェアに依存する部分が大きい。インテルのハードウェアでの条件で述べてみる。(他社のハードウェアでも対応する場合もあるようだがよくわからない)基本的にはWiDiが動くPCが必要。ただし条件は厳しくなる。・グラフィックス WDDM1.3以上WDDM1.3以上のデバイスドライバがあるグラフィックス。インテルでは第3世代Ivy BridgeであるCore iシリーズに内蔵のHD4000グラフィックス以上が求められる。Windows 8までは第2世代のCore iシリーズでは新WiDiでは動作するが、Windows 8.1にアップグレードすると、Windows 8.1のMiracast対応しないし、WiDiも動作しなくなるので注意。・内蔵無線LANWDDM1.3以上のデバイスドライバがある無線LANアダプタ。インテルでは1000番台、2000番台、3000番台、6000番台、7000番台の無線LANモジュールがPCに内蔵されている必要がある。■私のWindows 8.1搭載PCはMiracastに対応するか昨年の初頭に組み立てたデスクトップPC、現在Windows 8.1を搭載している。以下のようにMiracastに対応するハードウェア構成にしてある。・グラフィックス私が組み立てたデスクトップ機は、第3世代Ivy BridgeのCore i5で、CPU内蔵グラフィックスはHD4000のため対応する。・内蔵無線LANインテルの「Intel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop」というデスクトップ内蔵無線LANカード、これはマザーボードのPCI Expressに装着するもの。これに使われている無線LANモジュールはAC 7260が使われているのを取り出してノートPCに内蔵した。代わりにインテルのN 6300 AGNという無線LANモジュールに入れ替えた。3本目のアンテナを追加して450Mbpsで使えるようにしている。このN 6300 AGNは対応する。■テレビに接続するMiracast対応アダプターネットギアのPTV2000(下)とPTV3000(上)を用意した。・ネットギア PTV3000MiracastとWiDiに対応するアダプターで、PTV2000の後継機種。ファームウェアが何度かバージョンアップを繰り返し、現在はMiracastとWiDiとを切り替える必要なく使えるようになった。現在最新バージョンは2.4.26で、無線LAN内蔵されたPCやAndroidなどのブラウザからアップデートできる。・ネットギア PTV2000元はWiDi専用のアダプター。ファームウェアのアップデートによりAndroidのMiracastからも使えるようになった。ファームウェアのアップデートはWindows 8(Windows 8.1不可)までのWindowsで動作するインテルのWiDi接続ソフト経由で行うことができる。しかしWiDiが動作する環境がないとアップデートができないのが欠点。現在最新バージョンは3.5.42.0。■Windows 8.1でMiracastに必要なソフト。そしてWiDiは使えるかグラフィックスと無線LANのデバイスドライバーは、インテルのサイトから最新バージョンをダウンロードして適用が無難。「Intel WiDi Remote」や「Intel WiDi Media Share」は動作には関係ない。インテルWiDi接続ツールの最新バージョンは、Windows 8.1にインストールしようとしたが、次のようなメッセージでインストールできなかった。つまりWindow 8.1ではWiDiが使えない。代わりにMiracastを使えということである。、■Windows 8.1のMiracast機能を使ってテレビに表示Windows 8.1で、画面の右下または右上にマウスポインターを移動すると、チャームが表示されるので「デバイス」を選択。「表示」を選択。「ワイヤレスディスプレイの追加」を選択。「デバイスの選択」には2つのテレビ側のアダプターであるPTV2000とPTV3000が見える。PTV2000を選択する。テレビにはPIN(セキュリティ)コードが表示されるPC側ではそのPINコードを入力。しばらくするとテレビにはPCの画面が表示。接続成功!今度はPTV3000を追加してみる。「表示」ではPTV2000が見える。再び「ワイヤレスディスプレイ」を選択。「デバイスの選択」でPTV3000を選択。先に登録したPTV2000がプロジェクターの項目に見える。同じようにテレビに表示されるPINコードを入れるとこちらも問題なく表示された。このとき、プロジェクターの項目で、未接続のPTV2000と接続中のPTV3000の表示。一度登録したアダプターで表示する。「表示」に入って、「複製」、「拡張」、「セカンドスクリーン」の表示方法を選択。そしてPTV2000かPTV3000を選択すればOK。■表示できて登録されたアダプター、デバイスドライバーでの表示登録できたアダプター、デバイスドライバーでの表示では「Miracastディスプレイ」の項目に見える。PTV2000のプロパティを見ると、モデル番号に「3.5.42.0」と見えるのはアップデートしている最新のファームウェアを表している。最新ファームウェアにすることでMiracast対応になるのだ。実はPTV3000を購入する前に、最新ファームウェアにしたPTV2000で表示できるのは確認していた。Android端末のMiracastでもPTV2000を使って表示できた。これならPTV3000は買わなくてもよかったくらいである。■5GHz帯でMiracastが使えないときの対処方法2.4GHz帯でルーターに接続しているときは問題ないが、5GHz帯で接続しているとMiracastで接続できない。原因は・・・WiDiのときと同じだった。5GHz帯の無線LANは、気象レーダー等と重なる周波数があり、影響を与えないよう無線LANルーターが周波数を変更する機能がDFSなのだが、これが働くとMiracastが使えないのだ。ルーター側で気象レーダーと重ならない周波数帯を使用するようにした。すると5GHz帯でも使えるようになった
2014.02.16
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■安価なIPS液晶搭載中華タブレット購入昨年4月に購入した子供専用7インチ中華タブレット(Ainol NOVO7 Crystal2 晶彩四核)がある日突然動作しなくなった。食べ物でベタベタした手で操作していたので内部に液体などが入り込んだのかと思い開封したところ、内部はまったく大丈夫で、原因不明。内部はそれなりにキッチリと作られていたのでビックリした。Nexus 7(2012)を代わりに子供に使わせていたのだが、壊れるともったいないので安い中華ダブレットをさがした。視野角が広いIPS液晶搭載のCube U25GT2-Wというタブレットが送料込みで8600円ぐらいであったので注文。2日後には手元に届いた。大きめの段ボールに入って届いたCube U25GT2-Wのパッケージ。中からは出てきたのは、本体、USB端子からの充電ケーブル、本体のMicroUSB端子とPCとを接続するデータケーブル、説明書、保証書など。本体の側面には、左から音量ボタン(上)、microSDスロット(下)、電源端子、MicroUSB端子(データおよびOTG)、ヘッドホン端子、電源ボタン。端子やボタンが集中しているのである。microSDスロットの左下にはマイクの穴もある。中華タブレットに多い、電源端子とUSB端子が別になっている点は今回のタブレットも該当。電源アダプターは付属しないので、USB端子から供給する電源ケーブル(黒色)が付属する。一流メーカー製ではUSB端子で充電もデータのやり取りができるようになっている。どちらがいいのか・・・・USB端子をOTG(USBホスト)として外部にキーボードやUSBストレージを接続した場合は本体に電源供給ができない。中華タブレットの場合は電源端子が独立しているために電源供給ができる。中華タブレットの方が使い勝手が良いかもしれない。■今回の中華ダブレットを使ってみる使われているAndroidは4.2.2であった。IPS液晶ということで、視野角を確認。前面から見ると、青みがかかって色合いではなく若干黄色ぽい感じがする。斜めにしてみても、しっかり見える。さすがIPS液晶で視野角は広い。動作は、以前の「Ainol NOVO7 Crystal2 晶彩四核」がクアッドコアのくせに遅いくらいだったのだが、今回のはデュアルコアでもそれなりに動いている感じ。ちょっと残念なのは、バッテリーの持ちが悪く、すぐに無くなる。逆に言うと充電は早い(^^;)。バッテリー容量が少ないのが関係しているのか本体が軽いことはありがたいのだが。。。■このタブレットはMiracast搭載、PTV2000とPTV3000どちらでも表示可能今回のタブレットはWiFiを使って映像をテレビなどに映し出せるMiracastに対応している。WiDiやMiracastでも使えるPTV3000(上)というテレビに接続するアダプター、そして元はWiDi専用のアダプターだったがファームウェアの更新でMiracast対応しているかもしれないPTV2000(下)で使えるか確認する。Cube U25GT2-Wは、「設定」に入って「ディスプレイ」の項目に「ワイヤレスディスプレイ」がある。これがMiracastのことだ。この項目に入るとPTV2000とPTV3000がスキャンされた。ドコモのGalaxy S3(SC-06D)ではうまく表示することができなかったPTV2000で接続を試す。タップすると接続できた。タブレットと同じものがテレビにも表示することができた。これが示すことは、PTV2000のファームウェアを最新に更新することでMiracast対応になるということ。WEB上での書き込みを見ても、更新したPTV2000へNexus 7(2013)から表示させることができたとあった。またWindows 8.1のMiracastでもPTV2000へ問題なく接続できている。SC-06Dではサムスン独自の実装があり互換性の部分でPTV2000へ表示できなかったと思われる。PTV3000への接続とテレビへの表示は・・以下のように接続され、問題なく表示できた。たさし、Miracastを使うと、映像出力のエンコードのため本体の動作が非常に遅くなってしまうのが欠点だ。
2014.02.13
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■Galaxy S3はMiracastに対応?ドコモのGalaxy S3(SC-06D)は、2013年6月20日のアップデートによりAndroid 4.1.2になり、ワイヤレスでテレビなどに表示できるMiracastに対応したようであった。本来Androidでは4.3でMiracast対応になったのだが(4.3でも実装されていないものもあり)、SC-06Dは4.1.2にもMiracastを実装したものだった。さらに2013年10月28日のアップデートを実施しておいた。「インテル WiDi最新版=Miracast? その対応とPTV2000/PTV3000で表示」の記事で書いたワイヤレスディスプレイ(WiDi)で使えるテレビに接続するアダプターであるPTV2000(ファームウェアアップデート済み。下)とPTV3000(ファームウェアアップデート済み。上)がSC-06Dで使えるか確認したことがあった。しかしアダプターとSC-06Dとは接続することができなかった。やっぱりSC-06Dはだめなのだろうか。■SC06DのアップデートによりMiracast復活、PTV3000で表示先日SC-06Dにアップデートの通知があり、何気なくアップデートを実施した。2014年2月6日付けで更新開始されたもので、ビルドは「JZO54K.SC06DOMBMK2」。ラトックシステムが発売しているMiracastやWiDi対応のアダプター「REX-WDTV1」の対応表を見ていたら、SC-06Dは昨年6月のアップデートでは使えるが、昨年10月のアップデートを適用すると使えないという。もしや、つい先日のアップデートでは再びMiracastが使えるように修正された可能性があるので試してみる。SC-06Dの設定画面に入り、「無線とネットワーク」、「その他の設定」、「AllShare Cast」と進む。この「AllShare Cast」がMiracastのことで、一般的なAndroidとはメニュー構造が違うのでわかりにくい。しばらくすると、2つアダプターであるPTV2000とPTV3000が検索された。PTV3000はMiracast対応として販売されているので、タップして接続を試みると、簡単に接続された。そしてTVはSC-06Dと同じものが表示される。やっぱり2月6日のアップデートでMicasatの不具合が修正されたのだ。Miracastを使うとWiFiが使えない機種も一部あるようだが、SC-06DではWiFiでいろいろなサイトをブラウザで見ることも可能である。ただし、Miracastを使うと負荷が大きいようで、動画やゲームなどは表示されても音声がずれたり、止まったり動かないことも多かった。■最新ファームウェアを入れたPTV2000、表示不可それではPTV2000での表示できるか確認。PTV2000はアップデートを行い、インテルのWiDi最新版でも動作している。AllShare CastのリストにあるPTV2000をタップ。次のような表示がSC-06Dに表示される。ところがテレビ側に表示されているPINコードとは違うのである。当然のことながら接続に失敗、テレビには表示されない。そうかと思うと、PINコードの入力を求められるときがあり、テレビに表示されるコードを入力すると接続される。そうかと思うとPTV2000をタップすると何も表示されずに接続されるときもあった。接続されたとき、SC-06Dの画面。ところがである、テレビには何も表示されない。しばらくするとSC-06Dから送られた次のメッセージが表示された。つまりPTV2000はHDCPに対応していないから動作しないということなのである。SC-06Dとの接続できるか否か、いろいろな挙動を見せる表示もいろいろあって、Miracastへの対応が不十分であるようだ。■情報を整理今まで書いた内容にも書いたが、今回の記事の内容も含めて整理してみる。・SC-06DについてSC-06DのMiracast対応は→2013年6月20日のアップデートによりAndroid 4.1.2にメジャーアップデート。これによりMiracast対応になる。SC-06DはMiracast対応アダプターに表示されない→2013年10月28日のアップデートでMiracastに不具合が発生し表示されなくなった。SC-06Dの2014年2月6日のアップデートで表示されるようになった→詳細は書かれていないが、実はMiracastで映像が送れなくなった不具合を修正。実はこれがメインの修正だったと思われる。・PTV3000についてPTV3000はWiDiとMiracastとの切り替えが必要?→初期のPTV3000は、右側面のスイッチを押すことでWiDiとMiracastとが切り替えられた。WiDiがバージョン3.5になりMiracast対応となったが関係するのか、現在の最新ファームウェアでは切り替えが不必要になった。これによりWiDiかMiracastなのかがわかりにくい。Windows 8.1のMiracast対応にも問題なく使える。・PTV2000についてPTV2000はWiDiのみしか使えない?→WiDiバージョン3.5になるとMiracast認証となり、PTV2000もそれにあわせてファームウェアを何度もアップデートしているする。現在は最新のWiDiでも動作するアダプターになった。Windows 8.1のワイヤレスディスプレイ(Miracast)でも使えた。PTV2000はMiracastに対応?→Windows 8.1でもアップデートしたPTV2000には映像と音声を出力できるMiracast対応アダプターして使える。しかし、本来Andoroid4.3から実装されたMiracast、SC-06Dの4.1.2でも実装したMiracast、その実装状態の関係かもしれないが現時点では使えない。他のAndroidではNexus 7(2013)で使えたという報告があり、この記事の後で書いた「安価なIPS液晶タブレット「Cube U25GT2-W」とPTV2000のMiracast対応」で安価な中華タブレットのMiracast機能でも使えた。つまりPTV2000はファームウェアを最新にすることでMiracast対応に生まれ変わる。
2014.02.11
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■WiDiとMiracastとの関係画像や音声を無線でテレビなどに転送するものにはいくつかあるが、現在は機器に内蔵されたWi-Fiを使って行うものが主流。低コストでできる済ませることが可能となるため。違うようで同じなのがWiDiとMiracast。MiracastはWi-Fi Allianceにより策定されたもの。Android 4.2から正式に対応したことによりタブレットやスマートフォンで対応機種が増えている。またWindows 8.1もMiracastに対応し、ハードウェアが条件を満たすことで使える。インテルが早くから提唱してきた「インテル ワイヤレス・ディスプレイ(WiDi)」は、最初は独自のものだったようだが、WiDi バージョン3.5からは、Miracast規格がさらにサポートされた。詳細は不明だが、WiDiがMiracast規格の部分も取りみ、旧WiDiも使えてMiracastとしても使えるように、テレビ側のアダプターの種類に応じて使い分けられるようになった可能性がある。。それでもインテルがサイト上ではMiracastの名称を使わないのは、以前の独自仕様であるWiDiも含めてMiracastが使えるためということもあるが、覇権を巡ってもあるかも。■Windows 7 ノートPCで最新WiDiが使えるようにする「WiDi対応化させたAS5750とWiDiアダプターPTV2000でテレビに表示」のように2年ほど前から自分のノートPCをWiDi対応してテレビに映し出せるようにしてきた。このときのWiDiは旧バージョンのもの。ところが、「無線LANの高速化2:インテル「7260HMWDTX1」導入で867Mbps対応」の記事のように、867Mbpsの無線LANモジュールをノートPCに内蔵したとき、ドライバーも新しいものを導入したら、WiDiがうまく動作しなくなった原因は、新しい無線LANモジュールに入れ替えてドライバーやソフトウェアを更新したとき、同時にインテル ワイヤレス・ディスプレイ・ソフトウェア(WiDi)を最新バージョン4.2.24.0にしたことだった。対応するためには、ノートPCのグラフィックスのドライバーを更新する必要があった。また無線LANモジュールのドライバー更新時にも問題があった可能性もある。WiDi最新バージョン4.2.24.0で動作させるまでの手順は以下。なお第1世代のCore iシリーズは最新WiDiではサポート外となっているため、古いWiDiバージョンでないと動作しないことがあるので注意。1)グラフィックスのドライバーを更新WiDiで使えるグラフィックスは、インテルのCPU内蔵のみ。第2世代Core iシリーズはモバイルのみ対象、第3、第4世代Core iシリーズは、モバイル・デスクトップでも使用可能。AS5750のグラフィックスは、第2世代Core i5内蔵のHD3000である。acerにある最も新しいバージョンでは動作しなかったので、インテルのサイトからより最新バージョンである「Windows 7 / 8 / 8.1 64 ビット版用インテル® HD グラフィックス・ドライバー 15.28.20.64.3347(ファイル名Win64_152820.exe)をダウンロードしてインストール。これによりWiDiソフトがエラー表示することがなくなった。2)無線LANドライバーのインストールでインテルMy WiFiテクノロジーを選択WiDiが使える無線LANモジュールは1000番台、2000番台、3000番台、6000番台、7000番台のインテルのもの(一部Broadcomも使える)使用しているインテルの7260HMWのドライバーとして、インテルのサイトから「インテル® PROSet/Wireless ソフトウェアとドライバー 16.6.7.0(ファイル名Wireless_16.7.0_s64.exe)をダウンロード。インストールするとき、オプション設定で、インテルMy WiFiテクノロージーを選択してインストールするようにする。これを忘れるとWiDiは動作しない。3)最新版のインテル® WiDi ソフトウェアのインストールインテルのサイトから「Windows 用インテル® ワイヤレス・ディスプレイ・ソフトウェア 4.2.24.0(ファイル名Setup4.2.24.0.exe)をダウンロードしてインストール。なくても動作するが、「インテル® WiDi リモート1.0(ファイル名Intel(R) WiDi Remote Setup.exe)」もダウンロードしてインストール。■PTV2000のファームウェア更新とMiracast対応?以上でWiDi 4.2.24.0が動作するようになった。以前から使っていたPTV2000をテレビのHDMI端子に接続して使おうとした。このアダプターは、Miracast規格に未対応で旧バージョンWiDi用のもの。WiDiソフトウェアを立ち上げてアダプターを検索するが見つからない。「設定」を開くと「レガシー・ワイヤレス・ディスプレイをスキャンする」があるのでチェックを入れることでPTV2000の旧型のアダプターが検索できるはず。さらに「ファームウェアをアップグレードするか尋ねるメッセージを表示する」にもチェックを入れた。再びスキャンすると、PTV2000が見つかった。同時にPTV2000のファームウェアをアップグレードするか尋ねてきたのでアップデートを行う。アップデートは数分かかりその後再起動される。PTV2000のバージョンは3ぐらいだったと思う。さらにWiDiソフトウェアで接続しようとすると2回目のアップデート。これによりPTV2000のバージョンは3.5.42.0に上がる。WiDiソフトウェアの「設定」で「レガシー・ワイヤレス・ディスプレイをスキャンする」のチェックを外してもしっかりスキャンさせることができるようになった。アップデート後、PTV2000の認証コードは、以前4桁だったのが8桁へと変更。PC側ではテレビに表示された認証コードを入れる。そして問題なく表示された。それにしてもアップグレードしたPTV2000はMiracast対応になったのかも?■PTV3000を購入とファーウェア更新最初からMiracast対応しているPTV3000を購入した。パッケージのなかには本体、ACアダプター、電源用のUSB接続ケーブルなどが入っている。PTV2000と比較。上に乗せたPTV3000は薄くて小さい。右側側面にはモード切替のスイッチがある。(注意:実際に使うとき重ねるとお互いが干渉してPCとの接続距離が短くなったので、なるべく離す必要あり)PTV2000はWiDiソフトウェアからファームウェアの更新を行ったが、PTV3000はやり方がまったく違う。1)アメリカNETGEARのサイトから最新ファームウェアをダウンロードしておく以下からPTV3000関連のダウンロード。現時点での最新バージョンは 2.4.26。スマートフォンやPCどちらからでもよい。http://downloadcenter.netgear.com/en/product/PTV3000#クリックすると別窓でブラウザが開くので「Download Now」をクリック。さらに別のブラウザの窓が開き、登録するか情報入力を求められる。入力せずに赤い囲みの「登録しない」をクリック。するとダウンロードが始まる。ネットギアの日本法人では、アメリカの方に登録しないで日本の方に登録するようにと言っている。2)PTV3000をファームウェア更新PTV3000の側面のボタンを5秒ほど長押しするとファームウェア更新モードになる。無線LANを検索するとPush2TVというSSIDが見えるとので接続。ブラウザを開いてhttp://192.168.3.1をアドレス指定し、PTV3000のアップデートに接続する。先ほどダウンロードしたファイルを指定してアップデート。以下はアップデート中のもの。■PTV3000をWiDiで接続インテルのWiDiソフトウェアを起動、スキャンさせるとPTV3000が見つかった。「接続」をクリックするとPTV3000を接続したテレビには認証コードが表示される。PTV2000に比べると小さい文字なので少し離れると見にくい。そしてテレビに表示された認証コードを入れる。接続中は次のように表示される。以上でテレビに表示される。■5GHz帯でWiDiが使えないところでWiDiを2.4GHz帯では使えるのだが、5GHz帯では次のようなメッセージをWiDiソフトウェアがはき出して使えない。5GHz帯の無線LANは、気象レーダー等と重なる周波数があり、影響を与えないよう無線LANルーターが周波数を変更する機能がDFSなのだが、これが働くとWiDIが使えないのだ。ルーター側で気象レーダーと重ならない周波数帯を使用するようにした。すると5GHz帯でもWiDiが使えるようになった。■PTV2000とPTV3000の違いファームウェアの更新方法はこの2つの機種では違うが、WiDiから使ってみるとどちらも違いはまったくない。またタブレットやスマートフォンでMiracastを使ってテレビに映し出すと無線LANが使えないという機種があるようだがテレビへの画像表示をしながらインターネットへのアクセスもできている。PTV3000の発売当初は、インテルWiDiとMiracastが側面のスイッチで切り替えられるということだったが、入手したときからモード切替はなくなっていた。現在は通常モードとファームウェアのアップデートモードのみ。これはWiDiが新しいバージョンでMiracast規格をサポートするようになったこともあり、区別する必要がなくなったのかもしれない。旧バージョンでのWiDiで接続できるか試していないが、スイッチで切り替えなくても旧バージョンのWiDiでも接続できるようにPTV3000がファームウェアが更新されたのか、それとも旧バージョンWiDiは切り捨てられたのか。これはファーウェアを更新したPTV2000でも同じことが言える。どう考えてもPTV2000はMiracast対応になったように思える。そして旧バージョンのWiDiへの対応はどうなっているのかは確認していない。次回は、Miracast対応したWindows 8.1にて、PTV2000とPTV3000での動作を書く予定。
2014.01.26
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■動作が止まってしまうノートPCとある者が「調子が悪いノートPC、何とかならないか」と言ってきた。それは2003年9月に発売されたBIBLO NB53E。しばらく使わなかったものを取り出してきたら調子が悪くなっていたということだった。状態を確認する。使用していると動作が止まってしまう。起動し直すとシステムファイルが壊れているような状態で起動できない。ファンの回転音も目立つ。総合的に見てみると、CPUの冷却がうまくできていないよう様子だった。■分解本体上部、キーボード上部にあるプラスチックを左にスライドすると、キーボードの下に簡単にアクセスできる。下にはメモリースロットはあるものの、CPU関係は見当たらない。本体下部の分解が必要だった。分解の手始めに、バッテリーのツメ2本を起こして取り外し、ビス2本で光学ドライブの取り外し、ビス2本でフロッピーディスクドライブの取り外し、これらを行う。光学ドライブやバッテリーの下には裏のカバーと固定するビスがあるのだ。フロッピーディスクドライブはツメをゆるめてフラットケーブルを取り外す。次に9本のビスを取り外す。これで裏側のカバーが取れる状態になる。裏側のカバーのツメはゆるくて簡単に取り外せた。中央上部の赤い囲みのところ、CPUの冷却部が見えてきた。■CPUの冷却CPU冷却ファン、CPUのヒートシンクを取り外す。埃などは意外と少ないのだが、CPUとヒートシンクとの間のシリコングリスはカスカスに劣化しており、熱が十分伝導されていない状態と思われた。高価な銀が入っているシルバーグリスと言われるものをCPUの頭に塗った。左はCPUのヒートシンクの裏側で、こちら側にはグリスは塗っていない。そしてヒートシンクを押しつけて、ムラなくグリスが行き渡るように上下左右に揺すってからヒートシンクをネジ止めする。あまり埃はないのだが、CPU冷却ファンなどを掃除してから取り付けた。裏のカバーなどを元通りに組み立てて完了。■やっぱりシリコングリースの劣化だったそして電源を入れると何もなかったかのように動作。しばらく通電しても問題はなかった。やっぱりシリコングリスの劣化であった。古いPCではシリコングリスを塗り直すことが重要と思い知った例だった。
2014.01.19
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■高速無線LAN子機「Intel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop」購入前に書いた記事「無線LAN高速化1:1300Mbps対応「WZR-1750DHP2」導入、450Mbpsでの速度」で、最大1.3Gbpsの無線でのリンクが可能な「IEEE802.11ac(Draft)」もに対応した「WZR-1750DHP2」という無線LANルーターを導入した。このルーターは、2.4GHz帯は3ストリーム(アンテナ3本)で450Mbps、5GHz帯は3ストリーム(アンテナ3本)で1300Mbpsに対応する。無線LANの子機は、3ストルームつまりアンテナを3本使って1.3Gbpsに対応させるためのノートPCやデスクトップPCに内蔵するものがまだ販売されていない。2ストリームつまり2本のアンテナで「IEEE802.11ac(Draft)」の867Mbpsに対応する子機ならばいくつもあり、その中でノートPCやデスクトップ機に内蔵できる「Intel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop(7260HMWDTX1)」(楽天市場で検索)を購入した。インテルのちゃんとしたパッケージである。外部アンテナ、スリムケース用のブラケット、マニュアル、ドライバーメディア、デスクトップPCの機内部USBポートに接続するケーブル。またBluetooth 4.0も内蔵されているので購買意欲がそそられたのだ。これはデスクトップ機の内部スロットに差し込んで使うものである。基板の上に実装されている無線LANモジュールを取り外せばノートPCにも内蔵できる。これに使われている無線LANモジュールのバルクを下手に買うと保証もなく怪しげなものが多く、知らない人はそれを買う場合が多いだろうが、こっちを買うべきだ。それは、今回のものはパッケージ品で保証もあり、値段もバルクと大差ないどころか安い場合も多いのでお買い得感が高い。PCI-Eへの変換基板やアンテナ、そしてインテルによる品質保証付きのパッケージもあるのだ。■「Intel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop」を取り付ける我が家の3世代目のIntel Core i5を使ったデスクトップ機に内蔵した。マザーボードのPCI Express x1(PCI Express x16も可能)インターフェースに装着する。Bluetoothの内蔵されており、マザーボード内部のUSBポートへ付属のケーブルを使って接続することで利用可能となる(赤い囲み)。付属のメディアを使わずにIntelのサイトから、最新のドライバーやユーティリティをインストールしてデバイスマネージャーで確認する。無線LANは認識されるが、Bluetoothは認識されず「不明内USBデバイス」となる。ネット上で「Intel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop」のBluetoothが使えないと言われる現象である。もしやと思い、D-とD+と書かれた付属ケーブルを逆に差し込んでみた。入れ替わっている可能性があったからである。見事にデバイスマネージャーで、Bluetooth関連のデバイスも認識した。タスクバーにもBluetoothのアイコンが現れた。この問題はインテルも認識しており、「Bluetooth® not functional on Intel® Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop」としてサポートページに書かれている。現在はケーブルの修正したものを添付して製品を販売しており、その詳細が「Product Change Notification 112768 - 00」としてPDFにまとめて書かれている。デバイスマネージャーでIntel Dual Band Wireless-AC 7260のプロパティの詳細設定で、2.4GHz用802.11nチャンネル幅を見ると「20MHz」だったので「自動」にして「40MHz」になるようにしておいた。これによって2.4GHz帯での速度が300Mbpsでのリンクが可能となる。■「IEEE802.11ac(Draft)」の867Mbpsの速度2.4GHz帯で300Mbps、5.4GHz帯では867Mbps、それぞれのネット上での速度を計測した。条件は以下の通り。・回線は、eo光ホームタイプ1ギガコース・使用無線ルータは、「WZR-1750DHP2」・回線速度計測サイトは、eo光専用の計測サイト(eo光以外は使用不可)とRadish Network Speed Testing 。2.4GHz帯で300Mbpsでの速度。5GHz帯でリンク速度867MbpsであることをIntelの接続ツールで確認。その時の速度。867Mbpsは300Mbpsの倍の速度といった感じ。■無線LANをノートPCに内蔵デスクトップ機用のインターフェース基板から無線LANモジュールを取り外し、ノートPCであるAS5750に内蔵。今までは2.4MHz帯、5GHz帯のどちらでも450MbpsでリンクできるIntel N 6300 AGNを使っていた。こちらでも5GHz帯では867Mbpsでリンクする。ただし2.4GHz帯では2ストリームつまりアンテナが2本なので最大300Mbpsというのが欠点である。AS5750にはBluetoothがなかったが、これが使えるようになった点はよい。またIntel WiDi(Miracast)でテレビに映し出すこともできている。■デスクトップに450Mbpsの無線LANを内蔵する無線LANモジュールが取り外されたIntel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktopの基板を放置するのももったいない。ノートPCから取り外したIntel N 6300 AGNを取り付けてデスクトップ機に内蔵することにした。このモジュールは2.4GHz帯と5GHz帯とも3ストリームつまりアンテナ3本で450Mbpsに対応しているので、2本のアンテナ以外に「第3のアンテナ」としてノートPC用内蔵アンテナを取り付けてケースの外に出した。このとき、Bluetooth用の付属ケーブルは接続する必要がない。この無線LANモジュールにはBluetoothがないからである。普段は有線LANで接続し、Windows 8.1で実装された無線LANでテレビなどに表示するMiracastを使うときには、インテルの接続ツールで無線LANをONにするようにした。■無線LANの高速化のまとめ今までの300Mbpsから867Mbpsへは確かに高速化した。しかし867Mbpsでリンクするには本当に近くでないとどんどんリンク速度は落ちていき、2.4GHz帯の300Mbpsのときよりも飛びが悪い印象だ。802.11acが5GHz帯を使うために飛びが悪いのだ。また、1300Mbpsの無線ルーターがあるのに、867Mbpsまでの子機しかないというのも寂しい。そのうち登場するのだろうが・・・
2014.01.11
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■Windowsがブルースクリーンで再起動される。ハードかソフトか?Windows搭載のPCを使っていると、「ブルースクリーン」という背景が青色で英語がズラズラと並んでPCが止まる、または再起動することがある。実は私のところでデジタル放送録画および配信サーバーで1日に何度も止まってしまうことが起きている。これは私に取っては深刻だ。ブルースクリーンの場合、相当深刻な問題があるときに生じる。そして原因がハードかソフトのWindowsの障害なのか判断が難しい。■ハード面での障害を疑う一番最初に調べたのは、ハードウェアの障害。今までにブルースクリーンの場合はハードウェアの障害によるものが多かったためである。1)マザーボード上のコンデンサの不良今までに、PCがブルースクリーンが発生する場合、マザーボード上の部品、そのほとんどがコンデンサのパンクによる不良が多発していいた。コンデンサのパンクは頭が膨らんでいることが多かったり、以前には下部から電解液が漏れている場合もあったしかし、何度調べてみてもコンデンサはパンクしている状態はまったく確認できなかった。2)電源不良私の記事「調子の悪いPCの原因は、電源不良だった 」のようにPC電源が劣化しているとのは事実だった。内部のコンデンサがパンクしていたのである。交換により障害が改善が一時は改善されたようにも見えたが、その後も続いたので別の電源に交換したが障害は改善しなかった。原因は別のようだ。3)CPUと熱を逃がすCPUクーラーとの熱伝導率を高めるシリコングリスの劣化次に疑ったのはCPUの熱暴走。埃などがCPUクーラーに溜まっていたので掃除しても改善されない。それならばとCPUとCPUクーラーとの間に熱伝導率を上げるために塗られているシリコングリスを塗り直してみた。それなりに高めのシリコングリスをアマゾンで購入。そしてシリコングリスを塗り替えてみた。元のシリコングリスはカスカスに乾いた状態でこれでは十分に熱を逃がすことができていない様子。きれいに拭き取り、今回購入したグリスを塗った。CPUクーラーを装着前には前後左右、およびグルグル回すようにしてグリスとCPUクーラーの密着面がシリコングリスでなじむようにした。しかし、見事期待は裏切られて、PCは再びブルースクリーンになって再起動してしまった。■ソフト面での障害を疑う1)ブルースクリーンでのエラーは保存されているどう考えてもハード面での障害ではないように思えてきた。ブルースクリーンでPCが止まるときにはエラーコードをはき出している。そのとき、どのドライバーにエラーがあるのかも情報を出している。しかし、ブルースクリーンの後には再起動してしまうためにどのようなエラーなのが見ていなかった。2)エラー状態を保存しているdmpファイル再起動後、C:Windows\Minidumpフォルダに障害の状況を示すxxx.dmpファイルが保存されていることが示されていた。dmpファイルは、バイナリーファイルでテキストエディタでは見ることができない。マイクロソフト純正の「Debugging Tools for Windows」(現在単体ではダウンロードできない)で見ても、非常にわかりにくい。そして、dmpファイルの場所も指定する必要があって使いにくい。3) ブルースクリーン時のdmpファイルを調べる「BlueScreenView」そんなときNirsoftの「BlueScreenView」というソフトを見つけた。BlueScreenViewは、dmpファイルを自動で検索して表示、そしてどのドライバーがブルースクリーンをおこしたのかピンク色で示してくれるのかわかりやすい。ここ数ヶ月の間、PCがブルースクリーンで再起動したのは、以下のようなピンク色のネットワーク関連のドライバーによるものだった。障害が起こった記録であるdmpファイルを選んで表示させると、ネットワーク関連のドライバによるもので間違いなさそう。4)LANカードのドライバが問題かもそう言えば、このPCで録画しているときは問題ないのだが、このPCから他のPCやダブレットなどにTV映像を送り込んでいるときにPCが再起動されることが多い。つまり、LANカードに負荷がかかるときにブルースクリーンになってしまうことが考えられた。それならばと、LANカードの最新のソフトウェアに入れ替えた。そのときのプロパティ。元々はLANドライバーはマイクロソフト純正で動いていたのだろうが、いろいろなドライバやソフトをインストールした関係でおかしな動作をしたのかもしれない。■Windowsのシステムファイルが壊れている可能性もたぶん上記のLANドライバーで改善されるのかもしれないが、念のため、コマンドプロンプトから「SFCコマンド」でWindowsの不足しているシステム ファイルや破損しているシステム ファイルを修復してみた。最初は、コマンドプロンプトで "sfc /verifyonly"とやってみたところ、整合性違反があった。それで"sfc /scannow"で修復、再度"sfc /verifyonly"で整合性を調べたのは以下。■ブルースクリーン回避成功システムファイル修復は実際には関係なかったようだが、自分の覚え書きとして記す。今回の問題は、LANカードのドライバーだったようだ。Windows 7にLANチップのドライバーが組み込まれていて、最初は問題なかったのが、いろいろなソフトウェアやドライバーを入れることで動作不安定になっていたようだった。今回のようにWindowsでブルースクリーンが出た場合、それを調べるツールを使うことでより早く問題解決ができることを思い知ったのである。
2014.01.06
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■無線LAN高速化最大1300Mbpsの通信速度に対応する「IEEE802.11ac(Draft)」、それに対応した無線ルーターおよび無線LANの子機が届き、いろいろテストしてきたのでレポートする。また映像を無線LANにのせる「WiDi」の最新情報、Windows 8.1で正式採用になった映像を無線で送る「Miracast」へ対応する方法も分かってきたので書こうと思う。これらをシリーズ化して「無線LAN高速化」で書いてみる。今回は、高速無線ルーターの導入と450Mbpsの無線LAN速度について書いてみる。■高速無線LANルーター「WZR-1750DHP2」の導入今回は1回目。3年近く使用してきたNECの無線LANルーターであるAtermWR8700N、300Mbpsでの無線速度では物足りなくなってきた。そこで新しいルーターとして最大1300Mbpsの通信速度に対応する「IEEE802.11ac(Draft)」を物色してみた。候補として、NECの「AtermWG1800HP」(楽天市場で検索)、そしてバッファローの「WZR-1750DHP2」(楽天市場で検索)の2つ。どちらも1300Mbpsでの通信速度は5GHz帯で、2.4GHz帯では450Mbpsである。NEC製は、WR8500N、WR8700Nと使ってきて、シンプルな設定で(逆に複雑な設定はできない)、有線LANのスループットも高い印象がある。バッファローは、非常に細かい設定ができるが、有線LANのスループットが低いことが多かったので避けてきた。今回の選定では、WG1800HPは発売されたのが昨年の春で少々古く、WZR-1750DHP2は年末に出たばかりの新型。なお、「WZR-1750DHP」というのが昨年初めに発売されたが、私が購入したのは改良版として昨年12月に新発売になった「WZR-1750DHP2」。同じようで機能面でも(ファームウェアも)違うので新型の別製品なので注意されたい。いろいろ迷ったが結局のところ、発売されてまもなく値引率が高くなかったWZR-1750DHP2を大晦日の早朝にポチって、2013年の元旦の午前中には届いてしまった。今まで使ってきたWR8700N(右)とWZR-1750DHP2(左)と見比べる。WZR-1750DHP2が大きめで、WR8700Nは小ぶりなのだが安っぽい感じがしてしまう。プロバイダとの接続設定は簡単に終えた。ルーター自体のLANポート側のIPアドレスは今までのルーターと同じIPアドレスに変更、無線LANの設定は初期値ではなく自分の家で使ってきたSSIDに変更して設定していく。またダイナミックDNSを利用し、インターネットから我が家の機器にアクセスできるようにポート解放も行う(バッファローでの名称は「ポート変換」)。設定ミスなどがあったり、外部からのアクセスでいろいろとうまく行かないことがあったが、数日経過した現在では安定して動作するようになった。■高速無線ルーターの要、有線LANの速度を比較ルーターの要は有線LANの速度が高速であること、その上で高速な無線LANの性能が生かされるはずである。今まで使ってきたWR8700NとWZR-1750DHP2で回線速度計測サイトで速度を計測してみた。条件は以下の通り。・回線は、eo光ホームタイプ1ギガコース・使用PCは、有線LANポートにつないだCore i5のデスクトップPC(有線LANポートは1Gbps)・回線速度計測サイトは、eo光専用の計測サイト(eo光以外は使用不可)とRadish Network Speed Testing 。。まずはWR8700N。次にWZR-1750DHP2。有線ルーターとして使用する場合、意外にもWR8700Nは高速、今でも十二分に通用するのである。WZR-1750DHP2は、時間を変えたり何度も計測してもWR8700Nよりも低めの値しか出ない。若干遅いような気がするが、回線速度計測サイトでの計測は条件により差が大きく出るので誤差の範囲?■WZR-1750DHP2を450Mbps対応子機で使用WZR-1750DHP2は、2.4GHzと5GHzどちらでも3つのアンテナを使って450Mbpsの速度で使用できるので試してみた。以前の記事「無線LAN450Mbpsに不可欠の第3のアンテナをAS5750に実装 」 のように、ノートPCは既に450Mbps対応の無線LANモジュールと第3のアンテナを内蔵させておいた。その後は「acer AS5750 無線LANカードを交換改造で「インテルWIDIに対応」させる 」の記事のようにインテルの無線LANで映像を送る「WiDi」に対応させるため無線LANモジュールを交換しておいた。しかし、300Mbpsから450Mbpsの速度が上がったとしても、最大で1.5倍。そのために450Mbpsの無線ルーターに買い換えるのは躊躇していた。今回ルーターを買い換えたことで2年の年月を越えてやっと450Mbpsが体感できるようになったのだ。WZR-1750DHP2に接続すると2.4GHz/5GHzどちらでも450Mbpsでリンクしている。eo光専用の計測サイトとRadishで速度計測をしてみる。体感的には300Mbpsとそう変わらないが、ダウンロードするときには早さがわかるのだろう。■次回は無線LAN867Mbpsの子機での接続レポートWZR-1750DHP2は、3本のアンテナを使用して最大1.3Gbpsの無線でのリンクが可能である。無線LANの子機で1.3Gbpsに対応させるには、WZR-1750DHP2をもう1台使えう方法もあるが、高価でありノートPCやデスクトップPCに内蔵することができない。2本のアンテナを使用して867Mbpsの子機ならばいくつもあり、その中でノートPCやデスクトップ機に内蔵できる「Intel Dual Band Wireless-AC 7260 for Desktop(7260HMWDTX1)」(楽天市場で検索)を購入した。外部アンテナ、スリムケース用のブラケット、マニュアル、ドライバーメディア、デスクトップPCの機内部USBポートに接続するケーブル。またBluetooth 4.0も内蔵されているので購買意欲がそそられたのだ。これはデスクトップ機の内部スロットに差し込んで使うものであるが、基板の上に実装されている無線LANモジュールを取り外せばノートPCにも内蔵できる。これに使われている無線LANモジュールのバルクを下手に買うと保証もなく怪しげなものが多いが、今回のものはパッケージ品で保証もあり、値段もバルクと大差ないのでお買い得感が高い。次回はこれを使ってのレポートをする。続編→「無線LANの高速化2:インテル「7260HMWDTX1」導入で867Mbps対応」
2014.01.05
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■ノートPCの光学ドライブをブルーレイドライブへ2年半前に購入したacerのノートPCであるAS5750、メモリー8GBに増設、HDDを1TBに換装、無線LANモジュールを5GB帯対応で450Mbpsまでの速度に対応したものに交換してきた。今度はブルーレイドライブに交換しようと考えた。ブルーレイドライブを入手するなら、より大容量が扱えるBL-XL対応のものを探した。ノートPCに内蔵されているドライブ、交換に使うブルーレイドライブを入手するには次の2つがある。・バルク品のドライブを使用バルク品のドライブは、初期不良しか保証がない。ソフトウェアが付属しないことが多い。購入候補のパナソニックのUJ-260なら送料込みで6000円弱、投資額が少ない。・メーカー製の外付けドライブを分解して使用分解しなければ、1年間の保証がある(^^;)。ブルーレイ再生ソフトなどが付属することが多い。ドライブを取り出したケースは、ノートPCから取り外したDVDドライブを入れて外付けドライブとして使える。金額的にバルクのドライブに若干金額が上乗せ程度。いろいろ考えると、後者の外付けドライブを分解した方が良いように思える。そんなとき、「ioPLAZA 楽天市場店」にアイオーデータの「BRP-U6CR」の プレミアム・アウトレットが送料無料で5480円で期間限定で販売されていたので思わず注文した。これに内蔵されているブルーレイはUJ-260が多いらしく、ブルーレイ再生ソフト「WinDVD BD」も付属しているし、光学ドライブは他のドライブの入れて使えるので、バルクのUJ-260を買うよりも非常にお得だ。■届いた「BRP-U6CR」を分解注文したのが12月20日、通常品は即発送されるのだが、アウトレット品は日曜祭日は発送されないため平日の24日に発送発送となり、到着が25日となり遅かった。届いたものはアウトレット品だが、外箱にはまったく凹みなどがなくきれいで通常品とは変わりなく、メーカー1年の保証付きだ。ただアウトレットであることを示すラベルが貼られていた。さっそくノートPCに接続して動作確認。本体以外の付属品は、PCと接続するUSBケーブル、ソフトウェアなどが入ったCD-ROM、簡易マニュアルである。異常はなくデバイスマネージャで「MATSHITA BD-MLT UJ260AF USB Device」として認識された。この外付けドライブに使われているものは「UJ-260」というパナソニックのもので間違いない。USB接続のため「USB Device」という文字が付いている。ちなみにAS5750に内蔵されているドライブは「UJ-8A0AS」である。動作確認後、分解開始。ゴム足の後側2つを取ると、上下のケースを固定するネジ2本ががあった。ケースの上部と下部とは、下部の前の方にあるツメで固定されており、上部を前に下部を後にスライドさせると外れた。左側面のネジ2本を取り、後にあるインターフェース基板から抜き取ることで、ドライブはケースから取り外せる。ケースから取り外したドライブには、ケースに固定するための金具が2本のネジで固定されているので取り外す。使われているドライブは間違いなくパナソニックのUJ-260であった。ただし、デバイストライバーではUJ-260AFと認識されていたが、AFの文字は見られなかった。なお、このドライブのケースに使われているインターフェース基板に使われているICを確認すると「INIC-1607P」というもの。これは台湾Initio Corporatonが製造するチップで、SATAとUSBを変換するコントローラICである。■acer AS5750のドライブの取り出しAS5750の下部、DVDドライブ側の下に以下の赤い矢印で示したネジを取り外す。後はDVDドライブを引き出すだけ。本当に簡単に取り外せる。取り出したドライブの後には、先に取り出すためネジを取り外したが、その固定のための金具が付いている。この金具はネジ2本で取り外せる。実は、写真を取り忘れたのだが、いくつか撮影したものに少しだけ写っていた。■フロントベゼルの互換性と交換実はこれで、どちらも素のドライブになったわけではない。光学ドライブのフロントパネルを「ベゼル」というが、メーカー製ノートPCの場合は、形状に合わせて独自になっている。これを交換する必要がある。交換しなくても標準品のの厚みのないフラットなものでも使えないことはないのだが。光学ドライブのフロントパネルである「ベゼル」、以前のIDEやATA(現在はパラレルATA=PATAという表記)の時代の途中で、メーカーが異なっても付け替えられるようになった。これはPCメーカーが、光学ドライブのメーカー元に関わらず、安定してPCメーカーの基準にあった安いドライブを使えるようにという理由で統一されたのだろう。現在のSATAの時代はメーカーが異なっても交換可能である。ベゼルを取り外すには、4つのツメを取り外す必要がある。以下の写真右側で(1)から(4)までのツメが見えている。取り外し方にはいろいろあるのだろうが、基本的には(1)と(4)のツメが取り外せれば(2)と(3)はすぐに取り外せる。左側はAS5750に使われていたもので、写真ではわかりにくいが同じように4つのツメがあり、こちらはすんなりと取り外せたこれで、ベゼルはどちらも外して本体の素の状態になった。■AS5750へブルーレイドライブの取り付けここまで素になれば簡単。分解したときの逆に取り付けるだけ。画像は分解時のものをそのまま利用する。1)AS5750のベゼルをブルーレイドライブに取り付ける4つのツメが確実に固定されるまで押し込む。2)裏側の金具を2本のネジで取り付ける3)AS5750の光学ドライブスロットに挿入4)AS5750の下部、ネジでドライブを止める以上で、AS5750の内蔵光学ドライブはブルーレイ対応になった。■外付けドライブケースにPCから取り外したドライブの取付1)BRP-UA6CRのベゼルをDVDドライブに取り付ける4つのツメが確実に固定されるまで押し込む。2)固定補助金具を2本のネジで取り付ける3)ケースのインターフェース基板にドライブを差し込み、左側面のネジ2本でケースに固定4)ケースの上下をスライドしてはめ込み、下部2本のネジを締め、ゴム足を取り付ける。以上で、AS5750から取り外したDVDドライブは外付けとして使えるようになった。■動作確認換装が終わっって、ブルーレイドライブ内蔵となったAS5750、デバイスマネージャではどのように認識されるのか。内蔵したため「MATSHITA BD-MLT UJ260AF」として「USB Device」が付かなくなった。また、今まで内蔵していたドライブ、外付けドライブとしてAS5750に接続すると「MATSHITA DVD-RAM UJ8A0AS USB Device」として認識され、USB接続であるのがわかる。「UJ-260」がどのような仕様なのか「DVDInfoPro」というツールで調べてみた。BD-XL対応はもちろんしており、ほとんどのメディアを読み書きできる。さらにUJ-260AFのファームウェアは1.20で、今までには1.00や1.10も確認しているので、最新バージョンである。まだ実際には書き込みしていないが、一部のメディアの読み込みでは問題なく動作している。最後に疑問に思っていること、UJ-260とUJ-260AFとは一部仕様が違うものだろうか。ネット上でデバイスドライバで認識されたものを見ると間違いなくAFが付かないUJ-260があるようなのである。
2013.12.28
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■制限のないデジタル放送の視聴や録画環境ダビング10とは関係なく、録画したファイルは自由に扱える「フーリオ(Friio)」というデジタル放送チューナーが発売されたのが2007年10月、人気でなかなか入手できなかった。年が明けて春頃、私はやっと入手することができた。friioについて、「あの地デジチューナー「Friio」、樹脂削除で復活修理」の記事を参照。その後、市販のデジタル放送チューナーにUSBインターフェースを付ける改造をしたり、PC用のUSB接続デジタル放送チューナーのドライバーを改造することで、コピーフリーで録画する方法が生まれたりしてきた。私も改造などでいろいろやってきたひとりである。PT3導入以前のシステムを記事にしたのが「PT2などでデジタル放送録画専用PC、使用ソフトウェアなどの詳細」。その中で、視聴や録画のためのソフトは付属していないにもかかわらず、フリーのソフトを使うことでコピー10とは関係なくアースソフトがPT1という地上2波および衛星2波が同時に視聴や録画ができるチューナーを製造・販売したのは大きい出来事だった。PT1は2万台製造されたようだが、人気となり高値で取引された。その後、アースソフトはPT2を6万台製造したが、それでも人気で入手が難しかった。若干の高値であったが生産数が多かったので入手することができた。PT2の記事は「PC8801MK2SRはデジタルTV録画PC、それにPT2を追加」を参照。その後PT2のリビジョン2が3万6千程度追加生産された。その後、昨年にはPT3が6万台生産、このようなチューナーもある程度行き渡ったようであまり高騰することもなく定価程度の販売だった。私もPT3は2台所有して使っている。PT3について、「4チューナー内蔵PT3入手、適正価格の13000円台になってきた」の記事で購入したときのことを書いているので参考に。■アースソフトPT3の価格オープン化による値下げと追加生産アースソフトのWEBサイト、11月27日付けで「販売好調につき、PT3 の追加生産が決定しました。 仕切価格の値下げに伴い、12月4日より 価格 をオープンプライスに変更します。」とのこと。さらに、12月17日付けで、「販売好調につき、PT3 の弊社在庫が無くなりました。 追加生産分は 2014年 2月までには出荷できる見通しです。」。さらに追加生産とは。そう言えば、最近はPT3は1万円少々と安くなってきていたのは知っていたが、ITmediaの記事「PT3が価格破壊&HDDがまもなくプチ値上がり?」によると今週末には9980円になったことが書かれている。これも先のアースソフトがオープン価格にしたことと追加生産することが大きな理由のようだ。■PT1、PT2、PT3のドライバーやSDKのアップデート久しぶりにアースソフトのWEBサイトをのぞいたら、PT3のドライバーやSDKがアップデートされていた。またPT1やPT2も同様にアップデートされていた。PT3のアップデート後の、デバイスマネージャーでのPT3のプロパティを見ると2013/10/15と上がっているのが確認できる。なお、FPGA 回路更新ツールもバージョンされているが、購入したときや以前のバージョンでFPGA回路バージョンが0x04に更新しているのでこのツールを使う必要がなかった(使っても途中で終了)。ドライバ[3.0]・WinDriver のバージョンを 11.4.0 に変更・Vista よりも前の OS (XP などが該当) の場合は、 デジタル署名なしのドライバをインストールするように変更SDK[3.0]・ドライバ 3.0 に対応・SetLnbPowerWhenClose() の動作を変更 クローズ時の LNB 電源状態を LNB_POWER_15V または LNB_POWER_11V にする場合は、 Open() の前に SetLnbPowerWhenClose() をコールしてください。PT2でもアップデート後、デバイスマネージャーでPT2のプロパティを確認する。こちらも2013/10/15付けと上がっている。ドライバ[3.0]・WinDriver のバージョンを 11.4.0 に変更しました。・Vista よりも前の OS (XP などが該当) の場合は、 デジタル署名なしのドライバをインストールするように変更しました。SDK[3.0]・ドライバ 3.0 に対応させました。具体的には、Windows 8.1など新しいものに対応したのだろうが、フリーソフトの組み合わせで今までのように支障なく視聴や録画で使えている。楽天市場で「アースソフト PT3を検索」
2013.12.22
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同僚が使っているノートPCの起動や動作が遅いので、HDDをSSDに換装したいということだった。彼が購入して持ってきたのは、サムスンの「840 EVO」シリーズの250GBモデル。上位の「840 PRO」シリーズに迫る性能で安価になったもの。「840 EVO」シリーズにはUSB接続アダプターなどが付属するものもあるが、これはSSD本体のみの「ベーシックキット」であるMZ-7TE250B/ITというモデル。PCのHDDをクローンするためのソフトや、SSDを設定するソフトが入ったCD-ROMが付属している。彼が購入したとき15000円台だった。「Samsung SSD 840 EVO・PRO購入者対象 めっちゃ快感!Samsung SSD キャッシュバック キャンペーン」で、購入して2013年12月31日までにWEB上で申し込めばVJAギフトカードによる最大3000円のキャッシュバックをやっていて、250GBモデルでは2000円がキャッシュバック、実質13000円台になるため購入したという。なお、SamsungのSSDはよくこの手のキャンペーンをしているので、来年になったらまたあるのだろう。そのノートPCは、acerのAspire TimelineX AS3820T-F52Cという13.3型液晶搭載のもの。使用されているCPUはNehalem 世代のCore i5 480M。CPUの世代は、その後、Sandy Bridge、Ivy Bridge、Haswellと続くので古いが、まだまだ使えるもの。内臓HDDは320GBで、メモリが2GBというのは少ないか。HDDからこのSSDに換装するため、丸ごとコピーすることを頼まれた。今回はSSD付属のソフトを使わず、単体で丸ごとコピーができる「HDDをPCを使わず丸ごとコピーするハードウェア、2種類のレビュー 」の記事に書いた「これdo台 PRO(KD25/35PRO)」を使用した。そしてコピーが終了。元の320GBのHDD、そして250GBのSSD。後に見えるのはこれdo台 PRO。そしてHDDのマウンターを取り付け、今回のノートPCの底面にあるHDDのスロットに装着した。起動させると、今までは相当遅かったのウソのように非常に早い。当然ながらくシャットダウンも早い。Windows エクスペリエンス インデックスで比較する。CrystalDiskMarkでの計測は時間がなかったのでしていない。換装前は以下の通り。換装後は、プライマリーハードディスクが5.9から6.4にアップ。この数字ではあまり差がないように見えるのだが、実際には起動時やシャットダウン時は相当高速化されている。なぜかゲーム用グラフィックスが5.1から5.2にアップ。価格当たりの容量では、SSDはHDDに比べると高価なのだが、以前よりも価格が下がってきていることから、自分も欲しくなってきた。
2013.12.20
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■PT3を2台内蔵した、録画・テレビ配信サーバーの調子が悪い我が家にあるGateway GT5228JというPCは昨年末知人からもらったもので、今となっては少々古いが、Core 2 Quadなのでそこそこ使える。(左側)これには地デジ2波、衛星2波、合計4波が視聴・録画できるテレビチューナーである「PT3」を2台内蔵している。PT3については過去の記事「4チューナー内蔵PT3入手、適正価格の13000円台になってきた」を参照。そして録画サーバーとしてや、家庭内やインターネットを通じて外部へもPCやスマートフォン、タブレットでも視聴できるようにサーバーとしても使っている。→楽天市場で「PT3」を検索ところが最近よく勝手にリセットすることが多いので調べてみた。■マザーボードには異常がない動作不良がよく起きるときは、マザーボードのコンデンサがパンクしていることが多く、コンデンサの頭が膨らんでいるのでわかる。私のページでは、コンデンサのパンクにより故障したものを修理した記事をいくつか書いている。・マザーボードの修理 毎度のことながらコンデンサのパンク ・子ども動画サーバーPCが壊れて修理。原因はお決まりのコンデンサのパンク ・液晶ディスプレイ LG電子 L194WTの修理今回も同じようにコンデンサの不良だと思い、目視で探し回ったが見つからない。どうやら違う理由のようだった。■もしかすると電源?今回のPCは24時間通電して過酷な条件で使っているので(他にも通電したままのデスクトップ機が3台あるが^^;)、他にも不良箇所があるのだろう。次に疑ったのは電源。内蔵されている電源は400WのものでDELTA ELECTRONICS 「DPS-400RB A」というもの。メーカーとしては悪くない。交換用として用意したのは、何年か前に購入して使わずじまいだった450WのSILENT 「KING-5 LW-06450H-5」というもので、以前はそれなりに人気があった電源。元の電源より若干容量が大きいので気持ちだけ安心感。左が交換に使った電源、右が取り外した電源。そして交換完了。交換してから1日あまりしか経過していないのだが、以前のように1日何回もリセットすることはなくなった。■やっぱり電源が不良PCの動作不良の原因があやふやなのも気分的に良くない。取り出した電源、本当に悪かったのだろうか。分解してみると、パンクしたコンデンサが現れた。頭が膨らんでおり、漏れた電解液が茶色い。やっぱりPCの調子が悪かったのは電源不良、電源に使われているコンデンサのパンクにより出力される電圧や電流が不安定だったのだ。WEB上を調べると、eMachinesやGatewayのブランドのPC、DELATA社「DPS-400RB A」の電源がよく使われており、該当のコンデンサがパンクしてPCが動かない故障する原因の大きな要素のようだ。現在はどちらのブランドもacerに吸収されており、acerのブランドの1つとなっている。
2013.12.01
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■監視カメラ4台を外部からスマートフォンで見るIPカメラは我が家に4台あるが、メーカーは同一でないため、一括して見たいと思っていた。昨年から外部のAndroid端末からも見られるようにしたので、まとめてみる。■家にある4台のipカメラ我が家に4台あるIPカメラは以下のもの。・カメラ1プラネックスのCS-W04G。動作が不安定だったので、製造元である台湾Edimax社の元の製品であるIC-1510Wgのファームウェアに入れ替えている。詳しくは「玄関に無線LAN内蔵ネットワークカメラ設置」の記事を参照。・カメラ2Foscam社FI8908Wというもののコピー品(偽物)で、完全にFI8908Wとして使える。以前にeBayの業者から購入した。詳しくは「eBay:無線ネットワークカメラ、赤外線対応、カメラの角度が上下左右可能、音声のやりとりも可能で7000円台 」の記事を参照。・カメラ3、カメラ4中国深せんにあるFoscam社のFI8918W。eBayの業者から1台購入して良かったので、追加でまた購入。詳しくは「eBay:新非常に安価で多機能な赤外線無線LANネットワークカメラ」の記事を参照。■ダイナミックDNSで外部からアクセス外部の回線から自宅のカメラやPCにアクセスしたい。アクセスするには接続先のIPアドレスか、ホスト名を知る必要がある。インターネット接続しているとき、IPアドレスが割り振られるので、そのアドレスにアクセスすればOKのはず。なおIPアドレスは数字で示されるもので、以下のYY.XXXも数字。 http://119.230.YY.XXXところが、そのアドレスは固定されておらず接続するごとに変わってしまう。もし停電があって再起動した場合には、変更されたIPアドレスがわからずアクセス不能となる。そのためにダイナミックDNS(DDNS)というものが使わ、アクセスするのはIPアドレスではなく、ホスト名で行えるようになる。IPアドレスが変化した場合、こちら側から通知(実際には自動的に通知するプログラムなどを使用)して、ホスト名と対応するできるような仕組みだ。具体的にはIPアドレスが119.230.YY.XXXをxyz.abc.comのようなホスト名でアクセスできる。 http://xyz.abc.com詳しくは「自宅のカメラやPCを外部からアクセス可能にするダイナミックDNS」の記事で書いているので参照してもらいたい。■ルーターのポートを開けるダイナミックDNSで、外部の回線から自宅まで行けるようになった。ところが、ルーターの初期設定では、外部からアクセスがあってもPCやカメラなどの機器に行くことができないようになっている。具体的にはルーターの「ポートを開ける」ことが必要となる。私が使っているルーターは、NECのAterm WR8700Nというもので、メニューの「詳細設定」の中、「ポートマッピング」の設定が必要となる。4台のカメラは以下のような設定にしている。そして外部に公開するポートも以下のようにする。カメラ IPアドレス ポート 外部に公開するポート------------------------------------------------------カメラ1 192.168.0.200 80 8000カメラ2 192.168.0.201 80 8001カメラ3 192.168.0.202 80 8002カメラ4 192.168.0.203 80 8003しかし、Atermシリーズはポート変換ができない。カメラのポート番号は、外部に公開するポート番号に合わせる設定し直す必要がある。ちなみに、バッファローのルーターは、ポート変換機能があるため、カメラのポートを変更する必要はない。カメラ4にブラウザでアクセスしての設定画面は次のもの。公開するカメラは、DHCPサーバーでIPアドレスを割り振られないようにし、IPアドレスは手動で行う。サブネットマスクは以下のものですべての場合が適用できるだろうし、またGatewayやDNSサーバーは、ルーターのIPアドレスを入力する。そして最初はポートが80だった値を、外部に公開する8003に変更する。すべてのカメラのポートを公開するアドレスに変更する。そしてWR8700の設定である。ブラウザからWR8700にアクセスし、メニューの「詳細設定」の中、「ポートマッピング」の設定をする。赤い下線を引いたところが4台のカメラ設定を終えたもの。以上で、外部からのアクセスがルーターを通してカメラに届くようになった。■IP Cam Viewerを使い4台のカメラを外部のAndroid端末で見るAndroid端末用で多くのカメラをサポートしているすばらしいアプリがある。「IP Cam Viewer Lite」(無料版。広告有り。機能の制限あり)、そして「IP Cam Viewer Pro」(有料版。300円台)である。これはiPhone版もある。最初、Liteを使ってみて、気に入ればProを購入すればいいだろう。IP Cam Viewerを起動すると、カメラの設定画面になると思う。既に設定を終えたもので確認していく。設定をタッチすると以下のようなメニューが現れる。「カメラの管理」をタッチ。[+]をタッチしてカメラを追加する。ちなみに「鉛筆マーク」はカメラの設定をし直すときにタッチ。赤い囲みのところを選択。サポートしているカメラメーカーが現れる。相当多いのでビックリする。カメラ2のFoscam社のFI8908Wコピー品なので、Foscamを選択。FI8908Wを選択。カメラ名は適当に。Host/IPは、ダイナミックDNSにより外部に公開するときのホスト名を入れる。家庭内LAN内で使うときは、192.168.0.201のようなipアドレスを入れる。Userとpswdは、カメラに設定しているユーザー名とパスワードを入れる。「テスト」をタッチしてうまく表示されれば、「保存」して終了。カメラ3、カメラ4、カメラ1も同様に設定していく。これで4台のカメラの映像をAnrdoid端末で見られるようになった。■IP Cam Viewerのすばらしい機能画面上、もしくは左上に以下のようなアイコンが並んでいる。出ていない場合が画面をタッチすればでてくる。「マイク」のアイコンをタッチすればカメラに内蔵されたスピーカーから音声を出すことができる。スピーカのアイコンをタッチすれば、カメラに内蔵されたマイクでひろった音声をAndroid端末から聞くことができる。ただしPro版のみ。Foscamの3つのカメラは対応しているので、映像を見るだけでなく、様子を聞くことができるのですばらしい。ただし、Android端末から話しかけてもカメラのスピーカからは雑音のようなものしか聞こえないのは何かが問題あるのかもしれない。さらに赤い囲みの「PTZ Preset」をタッチすると、以下のようなアイコンが下に並ぶ。矢印のボタンをタッチするとカメラを上下左右に移動できる。Foscam社のカメラはこれに対応している。明るさなも変えることもできる。ランプのボタンは、Foscam社のカメラに内蔵された赤外線LEDのオンオフができる。スイッチのアイコンは、カメラ内蔵のスイッチのオンオフができるもので、Foscam社のFI8908Wコピー品が対応している。これらを含めてカメラが対応していない場合は、動作しない。■まとめ以前から書こうと思っていた、IP Cam Viewerのことを記事にまとめることができた。IP Cam Viewerで外部から自宅のカメラが見えるは便利だ。防犯だけでなく、家族が帰っているか、天候も知ることができる。IP Cam Viewerは、多くのIPカメラに対応しており、日本のエレコムの製品もIP Cam Viewerで見るための説明を見かけたくらいである。
2013.11.17
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■日本で人気のUSB電流/電圧チェッカー、海外からだと332円送料込みUSBポートに接続したスマートフォン、それの充電電流を調べることは、過去に何回か私のブログ内でもいろいろいとレポートしているが、変換のアダプターを作ってテスターを接続したりとお手軽とは言い難い。お手軽にUSB機器の電圧や電流を調べるテスターが日本で1000円前後で売られており、相当な人気らしい。先に述べたように手軽なのでこれはほしくなった。どうせ中国製のものなので海外から調達すれば安いのではないかと世界最大のオークションであるeBayで「usb tester」のキーワードで検索すると$3(300円)程度で日本への送料込みで見つかる。これなら日本の販売価格の1/3程度の価格だ。その中で選んだのが香港の業者「goodsmall999」が販売している$3.29の「Portable Mini USB Current And Voltage Tester Power Bank Tester Blue Durable G9」を2個注文した。日本で販売されている「CHARGER Docotor」という表示があるものにした。この表示がないものはもう少し安いが、如何にも怪しいのでさけた。2個で$6.58、PayPal決済で664円なり。注文したのが10月23日。■届いたUSB電流/電圧チェッカー待つこと10日、11月2日には自宅に郵便屋さんが届けてくれた。業者は香港だが、パッケージの発送は中国広東からの発送で、これは思ったよりも早い。商品はプチプチの中に入っており、この2つが発泡シートにくるまれていた。プチプチの中から取り出すと、ちゃんと「CHARGER Docotor」の表示があるものだった。このUSBチェッカーは、電圧は3.5V~7.0V、電流は0A~3Aが計測できるらしい。■USB電流/電圧チェッカーを使うそれでは使ってみよう。USBチャージャーやPCのUSB端子の電圧、そしてUSBに接続した機器の消費電流が見られるのは便利だ。数秒おきに、電圧(以下は5.03V。小数点が「CHARGER Docotor」の下に隠れている。最後のuのような表示は”V”を意味している)とそして、電流(以下は0.16A。小数点が「CHARGER Docotor」の下に隠れている。最後尾は電流の単位「A」を表している)を交互に表示する。このUSB電流/電圧チェッカーの精度は確認していないが、テスターのような精度は期待できないかもしれない。両者ともほぼ同じ表示で、妥当な値なのでそこそこなのではないだろうか。■USB電流/電圧チェッカーを使いながら機器が使えるはずなのにUSB電流/電圧チェッカーは、USBポートを使ってスマートフォンなどを充電するときだけでなく、マウスやその他のUSB機器を使いながらそのときの電圧や電流を調べることができる。はず・・・1つはマウスなどの機器を使いながら電流や電圧を調べることができたが、もう1つは、マウスなどの機器を接続すると認識しなかった。不良品か。不良箇所を調べるついでに分解してみた。青色のプラスチックケースは、5つのツメで固定されており、指で押し込みながらツメを外していくと分解できた。中の基板を部品面から見る。上部には、USBプラグとUSBジャック、そしてLED。ガラス基板で頑丈そう。基板上部にはパターンがない。基板のパターン面は、丸いもので覆われているチップと、抵抗、コンデンサ、トランジスタ(ダイオード?)がごくわずかに載っているだけ。調整するところはない。ちなみに使われているのはチップは、丸いものが上部に被さっているいるので写真では見えないが、台湾HOLTEC社の「HT46R064B」というA/Dコンバータ内蔵のマイクロコントローラが使われている。パターン面の写真撮影をして、拡大表示したところ、赤い↓のところが半田ブリッジによりつながっているのがわかった。これではUSBのD+とD-のところがショートした状態で、これではUSB機器とのデータのやり取りが使えない。これが原因でUSB機器が使えなかったわけだ。ここをカッターを使い半田ブリッジを切り離したところ、マウスなどを使うことができた。簡単なトラブルで良かったが、製造元は「電流や電圧が表示されればOK」程度のチェックしかしていないのかもしれない。日本に入ってきている商品も同様なトラブルがある可能性もある。(ただし中国製の場合、見た目が同じ商品でも、別のところが製造している可能性がある)■USB電流/電圧チェッカーは便利今までは冒頭に述べたように、自作のケーブルでテスターを接続して電流や電圧を調べていたのだが、このUSB電流/電圧チェッカーではウソのように簡単にできてしまうのでとても便利だ。ところで、上の写真で「R050」と見えるものは、0.050Ωの電流検出用の抵抗である。この抵抗により、電流を多く使うHDDなどのUSB機器では電圧降下が起こるため、うまく動作しないことも起こるかもしれない。【当日発送】電圧と電流をデジタル表示。デジタルUSB電源チェッカー CHARGER Doctor価格:840円(税込、送料別)USB 電流 電圧 チェッカー テスター 計測器 不具合 チェック 確認 :【USB機器用】 USB機器の性...価格:1,299円(税込、送料別)
2013.11.03
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■B-CASカードとminiB-CASカードデジタルテレビ放送を見るためにはB-CASカードが必要である。特にPCでPT2やPT3などのようなチューナーを使う場合、ICカードリーダーを用意してB-CASカードを差し込む必要がある。(最近はなくても(^^;)見る方法もあるようだが)そのB-CASカードは、クレジットカードと同じ大きさのものが標準サイズだったが、機器の小型化などに対応するためにSIMカードと同じサイズの「miniB-CAS」が登場、現在の新しい機器ではよく使われるようになってきた。そのB-CASとminiB-CASだが、過去の記事「普通のB-CASカードとminiB-CASの違いは大きさのみ」で確認したように、物理的に大きさのみである。B-CASカードで使えるICカードリーダーは、住基カード用として一般的に販売されるものが使える。miniB-CASカードは、使えるICカードリーダーはあまり一般的でないため見かけないため、アタッチメントを付けて通常サイズのICカードリーダーを使用するしかなかった。■miniB-CASカードが使えるマルチカードリーダーminiB-CASが直接使えるICカードリーダーがないかアマゾンを探すと、「マルチカードリーダー 接触型ICカード(B-CAS・住基カードなど)対応 USB接続 SCR80 【簡易パッケージ品】」というのが1050円で送料込み。注文して3日後ぐらいに到着。パッケージには本体とCD-ROMが付属している本当の簡易パッケージ。片方は、SIM(miniB-CAS)、M2(メモリースティックマイクロ)、microSDが差し込めるスロット。反対側は、上段がSDカード、MS(メモリースティック)、下段がICカード(B-CASや住基カード)が差し込めるスロット。■マルチカードリーダーを分解このカードリーダーは、上下のプラスチックケースに内部の基板が挟まれた構造となっており、爪などでこじっていやるとすぐに分解できる。基板の片方を見ると、上にはMS、SD、下にはSIM、M2、microSDの各ソケットが見える。左下には水晶発振子。基板反対側には、B-CASなどのICカード用接点(その左はカードが挿入されたかを確認するスイッチ)、その右にはICが見える。使われているICはRealtek社のRTS5169というもの。そう言えば、昨年台湾の業者から購入したB-CASカードで使えるカードリーダーを購入したとき、「海外から安価。B-CASカード書き換えに使えるカードリーダー2つ目」という記事を書いた。それにも同じICが使われていた。PCに接続するとWindows標準のドライバーがインストールされ、B-CASカードは問題なく使えた。使用したOSは、Windows 7(32ビット版および64ビット版)、Windows 8(64ビット版)、Windows 8.1(64ビット版)、いずれでもWindowsに含まれて自動的にインストールされるマイクロソフトのドライバーで問題なく動作した。■このマルチカードをPCに接続して使用するPCに接続すると、次のようにWindows標準のドライバーが組み込まれた。これは先に紹介した記事と同じ。B-CASカードを裏向きにして差し込むと普段は青色のLEDが赤色と交互に点滅する。さらに、miniB-CASカード(「普通のB-CASカードとminiB-CASの違いは大きさのみ」の記事でB-CASカードをminiB-CASカードのサイズカットしたもの)は、表向きにして差し込む。ついでにSDカードを入れても読み書きできる。このminiB-CASカードを入れておくと、PCでのTV視聴ソフトであるTVTestでは視聴が可能だった。miniB-CASカードを入れておいて、B-CASカードの有料番組情報を表示する「casinfo」というツールでも表示された。問題なくminiB-CASも使えているのは間違いない。■付属CD-ROMの中身付属CDを自動起動でファイルの表示を行うと、次のようなファイルが表示される。自動起動で「Setup」の実行を選ぶと、Realtek製のドライバーがインストールされたり、次のようなSIM操作の「SimEdit」のツールがインストールされる。この「SimEdit」はRealtekのドライバーがインストールされていないと、正常に動作しないようだ。以前のドコモのFOMAカードに電話帳を入れておいたものは、Windows標準のドライバーでは以下のように表示されなかった。このあたりは冒頭で書いた過去の記事「普通のB-CASカードとminiB-CASの違いは大きさのみ」と同じチップを使っている機種では一般的なSIM操作ソフトが「SimEdit」なのだろう。その「SimEdit」は日本のSIMカードでは使い道がないと思われる。このマルチカードリーダーは、Realtekのドライバーをインストールしなくても、Windowsで自動認識されるドライバーで問題なく使えるため、結果としては付属CD-ROMを使用する必要がないと思われる。■1000円余りで買えるB-CAS対応マルチカードリーダーはよいB-CASカードや住基カードで使える単機能フルサイズICカードリーダーならば日本では1000円以上。今回のものでは、B-CASカードや住基カード、そして目玉のSIMおよび同サイズの「miniB-CAS」も使え、他にもよく使われるメモリーカードも使えたりとマルチで単機能より安い。買うなら「これでしょう」と思った。
2013.08.13
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■ノートPC、EasyCAPを使って、音声のみの取り込みデスクトップPCでは、LINE入力があるので、そこに接続してMDやカセットテープの音源をPCの音声データ化するのに使っていたが、ノートPCでは入力レベルが合わないマイク端子しかないので困っていた。ビデオデッキなどから映像と音声を取り込むために使っている「EasyCAP」、これならノートPCの外部LINE入力として使えるのではと思い、音声のみ取り込もうとするがなかなかうまくできない。が、妙案があった。付属動画取り込み・編集ソフトである「Ulead VideoStudio」を起動してEasyCAPを認識させておけば(その間、Ulead VideoStudioをし続ける)、他の音声取り込みソフトから取り込むことが可能なのだ。これによりノートPCでもMDやカセットの音源を取り込むことができた。■安価なUSBインターフェース付きミキサーBEHRINGER社 XENYX 302USB同僚がギターやマイクの信号をPCに取り込む方法を聞いてきた。ヤマハの子会社の1万円を越えるものを買おうかと言っていた。その前にBEHRINGER社のミキサーは、アナログミキサーとして使え、さらにUSBインターフェース付きでPCに取り込むことができるものがあって、非常に安価。細かいS/N比などの諸元は詳しくは知らなかったが、とにかく安いので知らせておいた。結局、彼はアマゾンに出店している業者からBEHRINGER社一番低価格の XENYX 302USBというの注文した。他人にすすめておくのに自分は持っていないのも気が引ける。そして、私は先のEasyCAPを使ってUSB接続のPCで音声のみの取り込み方法が面倒だと思っていたこともあったため、PCのUSBからの取り込み用はもちろん、アナログミキサーとしても使えて便利そうなベリンガー コンパクトミキサー型・USBオーディオインターフェース BEHRINGER XENYX 302 USB ( 手のひらサイズ ニコ生 )【送料無料】【あす楽対応】【あす楽_土曜営業】【RCP】というのを楽天市場のオフプライス楽器で注文した。価格は3480円送料込みで最安値だ。この販売店は楽天市場以外でも同価格で販売している。他の販売店でも最安値で販売しているところもある。■届いたBEHRINGER社 XENYX 302USB注文して翌日にXENYX 302USBは届いた。届いた大きめの段ボールから取り出すと、これも商品から比較すると大きめの箱に入ったXENYX 302USBのパッケージが出てきた。以下の写真、箱の裏にあるのは、販売店の納品書と不具合があれば交換すると書かれたカードが入ったビニル袋。パッケージを開けると、ビニル袋にくるまれて緩衝材に挟まれた本体、付属品の入った白箱、その下には説明書などが入っていた。パッケージのすべてを開けると以下のものが現れる。下段から本体、5V出力のACアダプター、PCもしくはACアダプターと接続するUSBケーブル、メーカーのステッカー。上段は日本語簡易マニュアル、グローバル(国際)保証のサポート先が書かれたもの、日本の保証書である。日本で購入した302USBに付属のACアダプターだが、PCとUSBケーブルで接続するときは、PCから供給を行うために必要ない。しかし、普通のオーディオミキサーとして使うときには必要である。ホットラインミュージック株式会社として「PSE」マークを取得しており、日本での使用は問題ない。5Vで500mAの出力がある。これを使わず、別にスマートフォンやタブレット用の5V出力のアダプターがあれば使っても大丈夫だろう。本体上部は、ミキサーとしてはそれなりに入出力端子、スイッチ、そしてコントロールボリュームがある。後部パネルは、USBコネクタがある。アナログミキサーのみとして使う場合はACアダプターをUSBケーブルで接続して電源供給する。PCとUSBケーブルで接続する場合は、アナログミキサーとしてPCのUSBからの電源供給、そしてPCとのやり取りができる。赤いマスク処理したところはシリアル番号のシールが貼られている。■XENYX 302USBを分解購入した機器、内部がどうなっているのか非常に気になるので分解してみた。本体は思ったよりもずっしりした感じはするが、側面の左右はブラスチックで左右4つのビスで取り外せる。裏は4つのビスで金属製の蓋が取り外せる。内部の基板が見えてくるが、それだけでは取り外せない。そのパネル上部のつまみ5つを引っこ抜き、コネクタ周辺にある4つのビスを取り外すが、基板はそれでも取り外せず。よく見ると、基板は2つのビスと、スペーサー2つで固定されている。以上で完全に分解できた。それが以下。内部の基板上部を見てみる。思ったよりも部品が載っていると思った。そこに光り輝く(笑)チップが見えた。それはPCM2901Eというもの。WEB場で調べると、PCM2901Eは、元はバーブラウン社のチップで、現在は買収したTI社により発売されている。機能的には、USB1.1のインターフェース付ステレオコーデック。分解能16ビットでサンプリングレート最大48KHzで、S/PDIF(デジタル音声インターフェース)を備えている。→TI社の「PCM2902E」のデータシートなどのページ基板の裏を見てみる。いろいろなICチップが見えるが、なかなか名称までは判別できなかった。それにしても価格以上に各種部品が載っているのにビックリだ。■59.99米ドルする「Tracktion 4」フルバージョンが無料で使えるBEHRINGER製品を使っているユーザーは、DAWソフトである59.99米ドルする「Tracktion 4」のフル・バージョン、これを無料でダウンロードして使うことができる特典がある。あれ? XENYX 302USBは日本では3480円、つまり米ドル換算で35ドルのものでも、それ以上の価格のソフトがオマケで付いてくるの? 何か不思議な感じがする。「BEHRINGER製品のユーザ登録ページ」(英語)でユーザ登録をする。そのとき自分の個人情報以外に、販売店の情報も入力する。もちろん英語で行う。完了すればすぐさまメールで「Core」名でクーポンが送られてくる。次はTracktionのWEBサイトに行き、「ハードウェアライセンス」のところにある「続ける」をクリック。ここでも個人情報を入力。その後、左右の選択画面が出てくる。BEHRINGER社のロゴが見える左をクリックする。PayPalなどで購入するかのようなページだが、BEHRINGERのユーザー登録でメールで送られてきたクーポンコードを入力すると、59.99ドルに×が入って0ドル、つまり無料でダウンロードができるようになる。そして、ダウンロードしてインストール、使うときには先に登録したユーザー名とパスワードを入力すると「Tracktion 4」が起動する。これまでの過程は非常にわかりにくいのだが、私の場合は何とかなった。同僚にもその方法を伝授したのだが、うまく行かなくて、日本のサポートに電話連絡したら非常に丁重な対応があったようで、うまくソフトウェアが使えるようになったと言っていた。「Tracktion 4」を起動して使っている画面は以下のもの。メニューなど英語なのでわかりにくい。まったく使い込んでいないので使用した感想を述べることはできない。■XENYX 302USBをPCに接続してみてPCに付属のUSBケーブルを接続すると、自動的にWindows標準のドライバーがインストールされて使えるようになる。他にASIOのドライバーがメーカーからダウンロードすることもできるが、これについては使っていないので評価できない。Windows標準のドライバーを使って、302USBのヘッドホン端子(3.5mm)につないでみると、PCからの音声出力が自動的に302USBに切り替わっている。以下簡単であるが、ミキサーのアナログ入出力端子には接続せず、PCとUSB接続したときに状態を簡単に書いてみる。・302USBのマイク端子などのボリュームを最大限に上げると、ホワイトノイズが耳に付く。・youtubeなどの映像をPCで再生すると、PC上のWindows標準の「サウンドレコーダー」などで音声のみを録音することが可能だった。ただしyoutubeの映像の音声はステレオだったが、モノラルになっていた。今後使い込んでみて再びレポートしてみる。
2013.07.28
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■同僚のノートPC、起動時にSMART機能のエラー発生同僚のノートPCであるNECのLaVie LS550/B、うまく終了できないことがあったので相談が何回かあった。あるとき「SMART機能でエラーが検出されました」というメッセージが出て、データをバックアップせよという指示が起動時に出るというので「どうしたらいいの?」と困った様子で相談に来た。SMARTとは、HDDの健康状態を示す各種値である。HDDを使っていれば段々劣化していくが、壊れるまでに至っていない場合がある。されに使っていれば当然のことながら壊れて完全に故障状態に至るであろう。同僚のNECのノートPCはどの段階で警告するのか不明だが、HDDの状態に良くないときに、起動時に警告メッセージを発するようになっている。私が使っているacerのPCでは起動時に警告を発すことがないが、調べるとこれらの値は分かる。そういった意味ではNECのPCは安全かもしれない。このノートPCにSMART情報を一覧で確認することが可能ツールCrystalDiskInfoをインストールしてHDDの状態を調べると、「代替処理済のセクタ数」で異常があることが確認できた。異常と出ているが、壊れているところまで至っておらず、まだデータの読み書きは可能だろう。このノートPC、保証期間は過ぎており、メーカーに修理を出すと何万もかかるであろう。■実はHDDを丸ごとコピーすれば解決このようなとき、どうすればいいか。HDDはまだ完全に壊れていないので、同容量かそれ以上のHDDを用意してOSや環境を含めて完全に丸ごとコピーすれば問題ない。HDDを丸ごとコピーするには、PCで動作するソフトウェア(Googleで「hdd クローン フリー」検索)、もしくはPCを使わず単体でコピーするハードウェアのいずれかを使うことで可能である。私のところでは、センチュリーの「これdo台 PRO」(楽天市場での商品への検索)というHDDコピー専用のハードウェアを使っている。これの特徴は、PCを使わずに単体でコピー可能。以前の規格であるIDE同士のコピー、IDEからシリアルATAへの丸ごとコピー(その逆も可)、さらには2.5インチだろうか3.5インチだろうが丸ごとコピーできるのである。メーカー製PCにはHDDにリカバリー領域もあるが、これもコピー可能である。HDDからSSDへももちろんである。バッドセクターのあるHDDもエラーをスキップしてコピー可能である。個人で所有している者はそう多くはないと思うが、パワーユーザー御用達である。たぶんメーカー以外の修理業者ではよく使われていると思う。実際にPCの仕事をしている友人は、旧バージョンの「これdo台」を使っている。HDDにエラーが発生して、新しいHDDにコピーした例は、以前の記事「HDD不良セクターで不調、初期段階なら環境もHDD丸ごとコピーで可能」でも書いているので参考にしてほしい。このときの状態は、HDDが瀕死の状態で、一部読み取れないところがあったが、復活させることができた。持ち主には、HDDを交換することで修理できることを理解してもらい、HDDを注文した。■LaVie LS550/BのHDD、居場所の何処は??最近のノートPCは、裏蓋を開けると、メモリー、無線LANモジュール、そしてHDDへ簡単にアクセスできるようになる。ところが裏蓋を開けても見えるのは無線LANモジュールとメモリーだけ。キーボードのみが取り外せばHDDが見えるかなとも思ったが、どうやら上部パネルと一体化していそうである。こうなると上部パネルを取り外せばHDDが見えてくるかとも思い、多くのビスを取り外して分解し始めた。でも内部をのぞいても上部からはHDDが見えてこなかった。ふと、バッテリーを取り外せばHDDにアクセスできることに気がついた。裏向きにして上部のビス2つを取り外し、ブラスチックフィルムにくるまれたHDD、そのフィルムを引っ張れば引き出せる。わかってしまえば簡単だった(笑)。■HDDを丸ごとコピーして交換LS550/Bに使われていたHDDは東芝のMK5065GSX(500GB)。なんか以前の東芝のHDDには早く異常になるものが多いように感じるのは、私のノートPCでも東芝MK6465GSX(650GB)が壊れたことでそう感じるのだろうか。新しく用意したのは同じく東芝製だが、新しいシリーズのMQ01ABD050、送料込みで5003円だった。。私のノートPCでもHDDが壊れたとき同じくMQシリーズの1TBに交換している。「これdo台 PRO」に新旧のHDDを接続してコピー開始、2時間余りでコピーは完了した。HDDにはフィルム状のケースに囲まれており、両面テープ2カ所で固定されている。このケースは絶縁を兼ねているのだろうが、ケースの取っ手部を引っ張ってHDDを引き出すときには必要である。これを取り外して、新しいHDDに装着する。HDDをバッテリー側のスロットに差し込み、2つのビスで固定。後はバッテリーを装着して完了。■動作は快調動作を確認。起動時に自動的にHDDにチェックディスクの表示、スキップすることもできたがチェックをさせてみた。時間は非常にかかったが異常は検出されなかった。起動時にはSMART機能のエラーは表示はなくなり、Windowsの起動や終了もスムーズである。ということで修理は完了し、持ち主にはHDDの実費をいただいて終わり。普通ならメーカー修理になり、何万もかかるのだろう。私は商売人ではなく、このブログの記事のネタになっていることは個人的な趣味でやっているだけで、実費以外にお金をもらうことはない(お礼の品をもらうことはあっても)。今回の私の実益は・・・・スキルアップ、そして使われていたHDD、これだけで十二分だ。このHDDは、私のところでもSMART機能で「異常」な箇所があるが、根本的には使えないことはない。使い続けると壊れる可能性があるが、一時的にデータの受け渡しには使えそうだ。もちろん、HDDデータを消してある。
2013.03.23
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■PC電源のテストに専用テスター、それを海外から注文PCの動作不良の原因の1つに、PCに内蔵された電源が不良というのもある。別の電源に付け替えて動作すれば電源が不良と判別できる。また以前にジャンクの電源や新品なのに怪しい電源を接続してマザーボードを道連れに壊してしまった苦い経験がある。電源単体で動作チェックする方法はないだろうか。通常の電気回路用のテスターで調べる方法もあるが、ちょっと面倒だ。ふと楽天市場で次のようなPC電源テスターがあるのを知った。電源からそれぞれの電圧がきているかLEDの点灯でチェックするテスターである。送料は別に500円かかる。ATX電源・EPS電源用 POWER SUPPLY TESTER パソコン電源用電圧チェッカー価格:618円(税込、送料別)世界最大のオークションであるeBayで同様なPC電源テスターを調べると、即決で送料込$3少々(300円)で海外から購入することができる。時間はかかるが、海外から購入する方が送料込みでも安いというのもおかしな話だ。以前から私のブログで書いているが、簡単な英語のスキルがあれば、安く購入可能なのだ。このようなLED表示のチェックしかできないPC電源テスターでは心もとない。さらに液晶パネル付きで電圧などがデジタル表示できるものがないだろうか。eBayで「pc power supply tester」のキーワードで$8.6以上のものを検索していくと、液晶パネル搭載で各電圧がデジタル表示のものを香港の業者が送料込$8.99(900円弱)で販売していた。1月上旬にPayPal決済で注文した。このときは833円、今はもっと円安が進んでいるのでもう少し高いだろう。■海外に注文でのトラブル。PayPal決済なら「異議申し立て」で解消余談だが、このようにeBayなど海外への注文でトラブルは実はある。未到着で時間がかかりすぎるなら、決済システムのPayPalに「異議申し立て」を45日以内にPayPalのサイトで日本語で伝えれば(電話もOK)、相手はクレームまで発展してPayPal口座を閉鎖されてしまうのを恐れて、すぐに返金してくれる場合が多い。私もeBayでの注文で、過去には届かなかった例がある。そのとき、PayPalでに異議申し立ての期日45日まで「もうとどくかな?」と待っても届かなかった。そして、45日を過ぎてから異議申し立てを後からしようとしたが、受理されなかった。それ以後、30日待っても届かない場合、「異議申し立て」をしている。異議申し立て後に返金された後、実際には商品が届いたこともある。届いたパッケージのタイムスタンプを見ると、実際には注文後20日経過してから発送したことが確認できたりして、それは相手の自業自得だ。eBayに限らず海外通販での決済はPayPalが主流だ。そのときも同様に「異議申し立て」をおこない、それでも解決しない場合は「クレーム」へ発展させればほとんど解消すると思う。 ■到着したPC電源テスター10日あまりで中国から送られてきた。例によってプチプチ封筒に入ってきた。開封すると、ビニル袋にパックされたPC電源テスターが登場。箱などのパッケージには入っておらず、説明書もない。本体はプラスチック製で軽い。実はこれと同様なテスターは日本国内でも「Power Supply Tester 3」という商品名で販売されていた(使い方)。こちらはアルミケースだが、中身はほど同等だ。他社でも同様なものが日本でも販売されていたが、最近はいずれも販売中止していることが多いようだ。■3つの電源を用意。さらに新しい電源について3つの電源を用意した。右が古く、左が新しい(1)13年ほど前に香港の電脳市場で1000円程で購入したATX電源300W ATXメインコネクタ20ピン 4ピンのATX12Vコネクタはないので、Pentium 4からのCPUには対応しない。。(2)10年あまり前に3980円で電源付きPCケースに使われていた電源300W ATXメインコネクタ20ピン Pentium 4から追加された4ピンのATX12Vコネクタ(3)4,5年前に送料込み3980円購入して未開封だったEVERGREEN Silent King-5 450W ATXメインコネクタが24ピン(分離して20ピンとして使用可) ATX12Vコネクタ4ピン PCI-Expleesコネクタ6ピン SATA電源コネクタさらに最新のPC電源の特徴として次のように移行してきている。・EPS12V 今までのATX12Vコネクタ4ピンに、さらに4ピンを追加して8ピンとなったもの。 分離してATX12Vとしても使えるようになっている。・PCI-Expleesコネクタにピンが追加 今までの6ピンに2ピンを追加して8ピンとしたもの。 分離して今までの6ピンとして使えるようにもなっている。■ATXメインコネクタのテストテスターは、ATXメインコネクタ20ピン/24ピンどちらも差し込んでテストできるようになっている。基本的にはこのコネクタに差し込むだけで電源が入る。注意として、電源にスイッチがある場合はOFFに、スイッチがない場合はACコードを抜いておいてから、このATXメインコネクタを差し込んでから通電するようにする必要がある。また、他のコネクタをテストするとき、このコネクタは常時差し込んでおく。今回の(1)の電源を入れるとテスターの液晶パネルに電圧などが表示された。ただし、ATX12Vコネクタがこの電源にはないため、次のように+12V2表示が「LL」の点滅と共にブザー音の断続で注意を促してくる。他の電圧に異常があった場合にもブザー音や表示の点滅で異常を知らせてくれるようだ。次に(2)の電源をチェック。ATXメインコネクタ20ピンを差し込んでも通電しなかった。最後にこの電源は使えていたと思ったのに壊れているようだ。(もしかするとこのテスターでは通電しないだけ?)さらに(3)の電源。こちらはATXメインコネクタは24ピンを接続。しっかり動作している。(写真ではATX12Vも接続しているが、しなくても通電した)■ATX12VやEPS12Vコネクタのテストテスターの左側面上部はATX12V(4ピン)やEPS12V(8ピン)のテスト用コネクタ。にはATX12V付きの電源からのコネクタを差し込んだ。+12V2の電圧が表示される。そのときの液晶画面をクルーズアップ。■PCI-ExpleesコネクタのテストこのテスターではPCI-Expleesコネクタ6ピンとなっている。最近見られる8ピンの場合、2ピン分を分割できるので、6ピンとして接続できる。実際に接続したものが次のもの。液晶表示はATX12VやEPS12Vと兼用。PCI-Expleesコネクタをテストするときは、ATX12VやEPS12Vコネクタを取り外しておく必要がある。■SATA電源コネクタのテストSATA電源コネクタのテストは、テスター本体の上部に接続。ただし、コネクタは反対側にも接続できてしまうので注意。本体左上部にある+12V、+3.3V、+5VのLEDが点灯すればOK。このLEDは、ペリフェラルコネクタ4ピンやFDDコネクタのテストも兼用しており、これらはのコネクタを同時に差し込まない。何をテストしているのかわからなくなる。■ペリフェラルコネクタ4ピンのテストIDEのHDDや光学ドライブで使われていたこの電源コネクタ、最近は使うことも少なくなってきた。このコネクタは、テスターの下部に差し込んでテストする。LEDは+12Vと+5Vが点灯すればOK。このLEDは、SATA電源コネクタやFDDコネクタのテストも兼用しているので、これらのコネクタを同時に差し込まない。■FDDコネクタのテスト最近はFDDを使わないようになり、FDDコネクタが活躍することはなくなった。このコネクタはテスターの左側面下側に接続する。+12Vと+5Vが点灯すればOK。このLEDは、SATA電源コネクタやFDDコネクタのテストも兼用しているので、これらのコネクタを同時に差し込まない。■PC電源テスターを使ってみてテスター自体は、小型で軽量、お手軽にチェックできる。ただし、負荷をかけずに電源をチェックするので、テスターで異常がなくても実際の動作では異常をきたすことも考えられる。頻繁に使うものではないが、900円弱で送料込みで購入でき、1つ常備しておくと今後役に立ちそうだ。
2013.02.23
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■5年ぶりにデスクトップ機デスクトップとしては5年ぶりに新しいPCが欲しくなり、年末の2012年12月27日に部品を物色してネット通販で注文した。最近は価格.COMで最低価格や評価を知ることができ、送料無料のところも多いので、店頭に買いに行く必要性がない。届いた部品は、同時に注文しても個々に発送されたものもあるし、同じ販売店でも個々に注文したものもあり、以下のように多数の段ボール箱の山となった。■使用した部品・CPUPCを組み立てるとき、まずはCPUの選定から始まる。以前はよく使ったAMDだが、最近は・・イマイチだが、低価格の5000円弱のCPUでも高性能のGPUを内蔵したCPUを発売している。低価格でビデオカードを購入せずに安価なPCを組むにはAMDは最適だろう。Intelはどうだろう、AMDの低価格CPUとは少し安いIntelのCeleron G550は3500円程度だが、内蔵GPU性能ははるかに及ばないが、低価格PCを組み立てるには最適だと思う。以前のようにAMDのCPUは消費電力の面やその他個人的なことで買う気がしない。今回は、最上級を狙うつもりもなく、ある程度の処理速度のCPUを狙った。Ivy BridgeでクアッドコアのCORE i5 3570K BOX。今回のPCの中でダントツに高価な部品だが、内蔵のGPUとしては比較的性能が高いHD4000が実装されており(AMDの低価格のCPU内蔵GPUよりは落ちるが)、クロック倍率がロックされておらずオーバークロックできるのも捨てがたく購入。またボックス品なのでクーラーが付属。19800円。・マザーボードCORE i5 3570Kを選択すれば、そのCPUの倍率をチョイスできるのがZ77チップセットを使ったマザーボードに自然と選択される。もしCeleron G550をCPUに選んだ場合なら、B75やH77のチップセットのマザーボードの選択肢もあり、安いと5000円程度。今回は小さいPCを目指したためmicro-ATXサイズとなる。その中で相当以前から使って信頼性が高いと思われるASUS社、そしてZ77チップセットはPCIスロットをサポートしていないのだた、それもサポートしているものはP88Z77-Mと自然に選択された。9000円弱。・メモリPatriot MemoryのPSD316G1600KH。DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組のもので安いものを探したら、そこそこの5000円程度だったので購入。もっと最小限なら2GBx2や4GBx2でも十分動作する。メモリは2枚差しでデュアルチャンネルで動作させる方がいいだろう。・HDD選んだのはウエスタンデジタルの2TBのHDDであるWD20EZRXで、高速ではなく省エネタイプのドライブは6980円。2.5TBのHDDも容量あたりの価格が近付いているので、そろそろ選択肢になるかもしれない。・光学ドライブ現在はDVDドライブなら2000円を切る価格で買える。ブルーレイドライブも安くなってきており7000円前後から購入できる。その中からパイオニア BDR-208BK/WS バルクを選んだ。大容量のBD-XLのメディアには対応していないが、信頼性が高そうなパイオニアで、ソフトウェアも付属ということで購入。・ケース今回はケースは、大きさはミニタワーサイズ、フロントパネルにUSB 3.0ポートが2つあり、マザーボードの前面パネル用USB 3.0ポートに接続できるものという条件で探すが、電源別売でも比較的高めの5000円少々のKUROBe2というものに絞られてしまった。フロントとリアにクーリングファン付き。ミドルタワークラスなら3000円台で、電源付きで非常に安いものもある。・電源電源は500Wで探すと、玄人志向KRPW-L4-500Wが2800円程度なので購入。他社にも同程度で効率80%以上のものならもっと安いものもある。電源容量が400wのものでも使える。■組み立てマザーボードにメモリーやCPUと取り付ける。そして付属のCPUクーラーを取り付ける。CPUクーラーには熱伝導シートが貼り付けられている。忘れずにクーラーの電源をマザーボード上にコネクタに差し込む。ケースに電源を取り付け。ケースに付属のビスを使う。今回使ったKUROBe2はミニタワーとして特に奥行きが短いわけではないが、ケースの前面にある内部のケーブルを固定するクリップ、背面のファンがマザーボードの奥行きによっては取り付けに干渉する。使ったマザーボードであるP88Z77-Mがmicro-ATXサイズとしては奥行きがフルサイズのため、ケースに収めるときに苦労した。結局は背面ファンを取り外してマザーボードが入った。それもキッチリというかギリギリであった。そしてビス留めする。マザーボード取付の前には、ケースに付属のスペーサーを取り付けておくのを忘れずに。また、マザーボードの取付穴に合わせてケースに取り付ける必要がある。必要以上にスペーサーを取り付けるとマザーボード裏側でショートして動作しないということが起こる。このように小型のケースであるKUROBe2だが、クーリング性能は高そうだ。前面の大きなファン、背面にもファンがある。これらも電源を接続。前面の5インチや3.5インチベイのカバーはメッシュ状になっており、フィルターが付いている。ブルーレイドライブを取り付けるため、このカバーを取り外した。KUROBe2では5インチベイへドライブを取り付けるとき、ネジ止めではなくパチンとはめ込むだけで可能になっている。マザーボードへの電源だが、24ピンおよび8ピンがある。その8ピンの12V側のコネクタは、以前は4ピンだったのがマザーボードへの電源供給強化のために変化してピン数が増えたものだ。5年ぶりのPC組み立てで時代の流れを感じる。実際には今回使った電源では4ピンのコネクタが2つあり、それをまとめて差し込めばいい。(もし内蔵電源には4ピンしかない場合、4ピンのみ)KUROBe2から出ているリセットスイッチ、電源スイッチ、HDD LED、電源LED、フロントオーディオ端子、そしてフロントUSB、これらをマザーボードに接続。特にKUROBe2のフロントUSB 3.0のケーブルは、マザーボード背面のUSB 3.0ポートに接続するものなのだが、太くて長いのだ。それにマザーボード上のUSB 3.0ポートに接続するため変換ケーブルが付属しているため、ケース内でかさばってゴチャゴチャする。そして、HDDをマウンターにネジ止め。ブルーレイドライブも含めて、SATAのケーブルをマザーボードと接続。以上で組み立て完了。■OSとドライバー類のインストール組み立て後、電源を入れてみると問題なくBIOSが起動した。OSとしてWindows 8 Proをインストール。1月31日まで無料で取得できるWindows 8 Media Center Packのプロダクトキーも入れて機能の追加。マザーボードの付属のCD-ROMからドライバー類をインストール。さらにブルーレイドライブ付属のメディアからソフト類もインストール。以上、まったく問題なく完了。■新しいPCのWindows エクスペリア インデックス今回の新PCは右側のもの。左側は最近もらった5年前のGateway GT5228JというPCで整備しなおしたもの。この2つをWindows エクスペリア インデックスにより比較してみよう。 ちなみに、インデックスの数値の上限は、Windowsにより異なり、Windows Vistaが「5.9」、Windows 7が「7.9」、Windows 8では「9.9」である。VistaのPCではいくら高速のデバイスがあっても「5.9」なのだが、7、もしくは8なら適切に評価されるということである。また、エクスペリア インデックスは、Windowsのバージョンにより若干異なることもあったり、評価が適切でないという声もあるが、標準に備わっている機能で誰でも使える。それを前提で調べてみる。新PCのスペックをあげると、CORE i5 3570K(3.4GHz最大3.8GHz)クアッドコア、メモリ16GB、HDD2TB、GPUはCPU内蔵のHD4000。OSはWindows 8 64bit。CPU内蔵のGPUであるHD4000は思った以上によい。HDDのスコアが足を引っ張っているくらいだ。 GT5228Jのスペックは、Core 2 Quad Q6600(2.40GHz)クアッドコア、メモリ4GB(増設)、HDD2TB(増設)、ビデオカードGeForce8500GT、OSはWindows VistaからWindows 7(32bit)に変更。明らかにCPUやグラフィックスは劣るが、5年前はスペックは高かっただけに意外と健闘。HDDは新PCと同じのため変わらず。それなら今までメインPCとして使ってきたノートPCであるAS5750(2011年春モデル)ではどうだろう。これはSandy bridgeのCORE i5 2410(2.3GHz最大2.9GHz)デュアルコアで4スレッド、CPU内蔵GPUはHD3000、メモリ4GB、HDD640GBである。HD3000のグラフィックスは意外と健闘。プロセッサについてもそこそこだ。さらに5年前に組み立てたathlon 64x2 5000+ 2.6GHz デュアルコアに、ローエンドビデオカードATI Radeon HD 5450を装着したものではどうだろう。メモリは4GB、HDDは2TB。先のGatewayと同時期のものだが、CPUの性能は明らかに見劣りする。グラフィックスも最新ではないが、GatewayのPCに装着されているビデオカードよりはずっとマシだ。操作した感じは、新PC>AS5750>athelon pc=Gatewayとなる.■新PCの活用我が家では、PCにPT2やPT3などを接続して地上波や衛星波の録画をしている。録画や再生にはそれほどのCPU性能は要求されないのだが、編集やTSファイル以外に編集するときには時間がかかるのが、このPCにより高速に処理できる。他にもインターネット用サーバーとして使っているPC、ファイあるサーバーとして使っているPCもある。これらは今回のWindows エクスペリア インデックスでの比較で出てこなかった低性能のPCが担っているいるものもある。今回の新PCにより、我が家のPCによる仕事分担をぼちぼち変えていく。
2013.01.01
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年末ぎりぎりにして、デスクトップとしては5年ぶりに新しいPCを組み立てた。最近はノートPCが低価格で高性能なのでそれがメインPCとして使ってきたが、新しいメインPCになった。そのPCは右側のもので、Windows 8 proをインストール。後ろのディスプレイは新PCの表示。(左は最近もらったゲートウェイ、Core 2 クアッドコアのGT5228J。後日比較してレポート予定)使ったCPUはCore i5 3570K、メモリーは16GB、HDDは2TB、ブルーレイドライブ搭載。Windows エクスペリア インデックスでは次の通り。CPU内蔵のCPUであるHD4000は思った以上によい。HDDのスコアが足を引っ張っているくらいだ。何とか年明けまでには書き込みができた・・。詳細は年明け早々にレポートする。
2012.12.31
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■急にPCの動作が異常に遅くなったある日突然、「少し前のデスクトップ機より高性能! acer AS5750-H54E/Kを購入」の記事で書いた私のAS5750を使っていると、急に動作がおかしくなった。再起動させると、起動までに何分もかかり、プログラムを起動させようとしても相当待たせる。■原因はHDD、Windowsのエラーチェックでは解消しなかったいろいろ調べると、HDDに不良セクターができているのかの読み込みに時間がかかっている様子だった。修復できないかと、やっと起動したときにCドライブのプロパティの中、ツールのディスクチェックを実行することにした。このとき「不良セクターをスキャンし、回復する」にもチェックを入れて開始した。システムファイルが含まれるCドライブのために再起動する必要がある。Windowsが起動すると、ブルーバックの白い文字でエラーチェックが行われる。5段階にエラーチェックが行われ、4段階目で2つのファイルにエラーがある表示が行われた。エラーのファイルは修復されたのかは不明だが、少なくとも動作に必要なファイルではないのは救われた。ディスクチェックは3時間ほどもかかってしまった。これでHDDのエラーは修復されたかと思ったが、やはり起動時に相当時間がかかり、起動後のプログラム起動にも時間がかかるのは変わらなかった。HDDが物理的に異常な状態である。これ以上使うのはHDDに負担がかかるので使用を中止、交換するHDDをインターネット販売で注文した。■交換に使用したHDD私のAS5750に入っていたHDDは、2.5インチの東芝のMK6465GSXというモデルで640GBのもの。交換用に購入したものは、東芝のMQ01ABD100というモデルで1TB。価格は5600円少々で送料込みと以前には考えられないほど安い。注文したのが深夜で、その日に発送されて、翌日の午前中、34時間後に届いたのはうれしかった。■AS5750のHDD換装方法私の使っているacer AS5750シリーズのHDDの取り外し方は、裏の手前に長細いカバーがあり、この中に無線LANモジュールと共に入っている。このカバーの中央に縦向きにあるビス2本を取り除けばHDDが見える。HDDを左側にスライドさせるとコネクタから抜けて取り出せる。取り出したHDDには、マウンターが取り付けられており、左右それぞれ2本のビスを取り付けられている。HDDを交換するときは、これを取り付ければよい。マウンターを取り付けたHDDは、AS5750に取り付けて、カバーを閉じてネジ止めすれば完了する。■HDDの丸ごとコピー普通なら、HDDを入れ替えて、リカバリーメディアを使って購入時の状態に復元するのだろうが、今回は違う。「HDDをPCを使わず丸ごとコピーするハードウェア、2種類のレビュー」の記事で書いたセンチュリーの「これdo台 PRO」(楽天市場での商品への検索)と、センチュリーの「裸族のお立ち台DJクローンプラスUSB3.0&eSATA」(楽天市場での商品への検索)があるのだ。ただし、「裸族のお立ち台DJクローンプラスUSB3.0&eSATA」はエラーのあるHDDに対してはコピー中の動作が止まる可能性があるので、確実な「これdo台 PRO」を使用した。「これdo台 PRO」は、エラーがあった場合のリトライ回数も設定でき、それでも読み取り不可の場合はスキップもしてくれる。「これdo台 PRO」の左側に、調子の悪いAS5750に取り付けられていたHDD、そして右側に新しいHDDを接続、後はボタンを何回か押せばコピーが始まる。HDDをコピーし始めてすぐに、読み取りエラーで中断していた。中止するかスキップするか、自動的にスキップするかメッセージが出た。スキップを選んでコピーを再開すると再びすぐに読み取りエラーで中断した。今回は自動スキップを選んでコピーを開催した。3時間ぐらいでコピーが完了。「これdo台 PRO」の液晶表示「Skip=2」となっているので、エラー箇所は最初の2カ所だけだった。■コピーしたHDDをAS5750に取り付けて動作確認このようにしてコピーしたHDDは、OSも含んだままコピーされている。それをAS5750に取り付けて動作確認をした。Windowsの起動は思ったよりも遅かったが、起動してしまえばプログラムの起動や動作にまったく支障がない。ディスクチェックを実行してみたが、HDDを交換する前でおかしかった部分には異常は見られず特に問題ない(以下はその途中のもの)。■HDD丸ごとコピーの利点HDDの丸ごとコピーは、HDDの容量が少なくなって、大容量のものに入れ替えるときに私がよく使う方法である。OSも含めてコピーでき、データのバックアップを取って入れ直す必要がなく、ソフトウェアのインストールも不要、設定しておいた環境もそのまま残る。とても便利なのである。今回はHDD自体の物理的なトラブルによるもので、ごく初期段階であれば丸ごとコピーで対応できた点はラッキーだった。丸ごとコピーする場合、基本的にはコピー先のHDDはコピー元より大きくする必要がある。今回HDDは640GBから1TBに容量が増えたが、HDDの未使用部分ができてしまう。これを使うためにパーテンション操作をしてやる必要がある。■オマケ・・動作が遅い原因の1つにアドウエアが入っていたAS5750が修復できて、ふとインターネットエクスプローラーのアドオンを見ると、「ツールバーと拡張機能」に見慣れないものが2つ入っていた。それは「Mystart IncrediBar」というもの。IEのurlのところに文字を入れてエンターキーを押すと、「MyStart by IncrediBar.com」というところに飛ばされてしまうのも確認できた。これは一種のアドウエアのようだ。コントロールパネルの「プログラムと機能」のリストにはなく削除できない。ウイルス対策ソフトで対応しているものは少なく、私が使っているAvast!も例外ではない。しかし「adwcleaner」で削除できるらしい。Serchボタンを押すと、今回のアドウェアの場所やレジストリなどがテキストファイルとして作られてメモ帳などが自動的に開いて確認できる。Deleteボタンを押すと、再起動して削除が行われ、削除結果をメモ帳などで確認できた。少なくともこれが起動が遅くなる1つの原因だったようだ。
2012.12.02
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■職場の大判プリンター「PX-7000」のメンテナンスタンクエプソンの大判プリンターであるPX-7000は古いものであるが、ポスターなどの大きいものも印刷もでき、インクつまりもなくて補修品を使うことで現在でも職場では使っている。先日、クリーニングなどで吸い取られるインク、その吸い取り先である「廃インクタンク」、エプソンの部品でいうところの「メンテナンスタンク」の交換時期が迫っている赤い点滅する。部品番号はPXMT2で、定価は6300円する。たちまちいろいろと仕事で使いたいのだが、「なんか警告が出ているのだけど、使えないの?」と管理者である私には質問が相次いだ。それよりも、インクカートリッジを交換する頻度は多いが、メンテナンスタンクについては頻度が少ないので予備を用意していないので困った。そのメンテナンスタンクを取り出してみると、白い吸収剤には数割程度のインクしか着いていない状態。まだまだ使えるのではないかと思われる。しかし、このタンクの横にはチップがついており、プリンターからの情報を蓄えて、チップからは「もう使えません」という情報をプリンターに送っているようだ。プリンター業界では、本体を安くして、消耗品を高く売りつけることで商売が成り立っている状態。特にインクジェットプリンターでは、旧型のものは嘘のような廉価で購入できるが、そのインクを交換すると安く購入したインク付きの本体と同じ値段になってしまうということがあり得る。・・・おかしい・・そのようなインクジェットプリンターのインクカートリッジ、補充インクが販売されていたりするが、そのときにインクカートリッジに着いているチップ、これに「使用済み」ではなく「新品」だと思わせるようにリセットする必要がある場合が多い。■PX-7000のメンテナンスタンクをリセットできるGoogleでいろいろ検索すると、日本の質問掲示板などで調べると、次のところがメンテナンスタンクをリセットして再利用する方法が書いてあるということ。http://www.outbackphoto.com/printinginsights/pi013/Epson9600_03.html英語のページで、PX-7000ではないが、9600というプリンターについて、メンテナンスタンクのリセット方法が書かれている。それについて、機種は違うがPX-7000でもできるか試したみた。では実際にやってみる。英語のボタンとの対比してやってみたところ、何と! メンテナンスタンクのチップをリセットを、プリンター側のサービスマン用セットアップメニューを起動させることで可能だった。■PX-7000のメンテナンスタンクのリセットの方法(1)PX-7000の電源を切る。(2)以下の赤い3つの操作ボタン「用紙選択ボタン」 + 「用紙送りボタン」 + 「カット/排紙ボタン」を押したままで、電源を入れる。次のような普段は出てこないサービスマンやメーカー用の見慣れないメニューが液晶パネルに出てくる。「VIEW COUNTERS」と出てくればOK。この状態で、上記の青い囲みのボタンを押す。(3)すると以下のように「CLEAR COUNTERS」と出てくる。ここで赤い書き込みのボタンを押す。(4)以下のように下層のサブメニューが表示される。赤の囲みのボタンを何回か押していくと。。。(5)以下のようなサブメニューに「MAINT TANKU」と表示されるところで止める。そのとき赤い囲みのボタンを押す。(6)以下の「MAINT TANK」の詳細が表示される。このとき、赤い囲みのボタンを押す。すると、カウンターがリセットされる。ただし、「廃タンク」インジケーターは点灯や麺滅したまま:(7)電源を切って入れ直すと、「廃タンク」インジケーターは消灯し、メンテナンスタンクの使用したことがリセットされて、新品を使っている状態になる。■PX-7000のメンテナンスタンクの再利用以上のような操作により、メンテナンスタンクは再利用できるようになった。インクのしみこみ状態を見てみると、少なくとも2回、いやそれ以上使えるのではないかと思われる。どのようにメンテナンスタンクを使用終了を判断しているのかは不明だが、電源の投入回数を見ているのではないかと思う。消耗品で稼ごうとしているメーカーに取っては、「安全を見込んで」ということになるのだろうが、余りにも無駄な出費を使用者に押しつけていると感じた。元記事は、海外版の9600。PX-7000でも同じサービスマンやメーカーなどのためのサービスメニューがあったことから、同じ7000番台のPX-7500、PX-9000など9000番台のもの、その他のエプソンの大判プリンターでは、メンテナンスの関係で変更されることは少ないと思われるので、試してみる価値はあるかもしれない。
2012.11.01
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■無線LANモジュールの調子が悪い以前に書いた『acer AS5750 無線LANカードを交換改造で「インテルWIDIに対応」させる』の記事でノートPC内蔵の無線LANモジュールをIntelのCentrino Ultimate-N 6300というものに交換した。これにより高速450Mbpsに対応、インテルが提唱する無線LANを使ってPCの画面をテレビに映し出す「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」(WiDi)にも対応できた。ところが最近ローカルの共有ドライブやインターネットに接続できないときがあり、調べたところこの無線LANモジュールが不調が原因とわかった。仕方ないので、『acerのノートPC AS5750をパワーアップ!! メモリー増設と無線LANモジュール交換』の記事で書いたIntel WiFi Link 5300AGNの無線LANモジュールに交換した。これは450Mbpsの速度に対応するが、WiDiには対応しない。■新たにIntelのCentrino Ultimate-N 6300を購入高速対応でWiDiに対応するためには、新たにIntelのCentrino Ultimate-N 6300を購入する必要がある。楽天でIntel Centrino Ultimate-N 6300を検索すると3150円から見つかる。ヤフオクでは、以前には2000円以下で見つかったが、現在は見かけなくなった。eBayでIntel Centrino Ultimate-N 6300 A/B/G/N無線LANカードを検索すると、$22.49(PayPal決済で1833円)で送料込みが最安値だったので注文、2週間後に到着した。■新たに購入したCentrino Ultimate-N 6300到着したものは次のような封筒で、「書留便」として郵便屋さんが届けてくれた。内部は静電防止用のビニル袋にはいった無線モジュールがウレタンに挟まれて入っていた。無線モジュールの表側。以前のものはDELLのパーツナンバーである「D P/N:」の表示があったが今回のものはない。裏側を見てみる。以前のものは別のモデルであるCentrino Advanced-N 6200のモデル名622ANHMWが見えて、怪しげなものだったが、今回は633ANHMWと表示が画面右中央に見える。Intelの無線LANには、ラベルを貼り替えたものが多く、ESと言われる開発者向けのサンプル版が紛れていて、動作検証用だけに動作が怪しいものがある。正規品はラベルの裏の糊が黄色というのが定番である。今回のもののラベルを剥がしてみるろ・・・あらら白色・・ラベルフェイクみたいな。■動作を確認無線LANモジュールを交換、3つ目のアンテナもカバーに貼り付け内蔵。設定も含めて詳しくはこの記事の冒頭に記した以前の記事に詳しく書いている。デバイスマネージャーで確認。しっかり認識されている。まったく問題なく動作した。ラベルフェイクみたいなので、ラベルに書かれたMACアドレスでこの無線LANモジュールが動作しているかも確認したが、それも大丈夫OKだった。■無線LANモジュールについて前回も今回もラベルフェイクのようだったが、動いてしまえばこっちのものだ。本来、無線LANモジュールは単品で販売されるものではないため、日本国内で入手できるものについても怪しげなものが多い。ただしほとんどが動くのだが。ただし、Intelの無線LANモジュールは汎用品と専用品がある。専用品であるlenobo(IBM)・HP用は他社のPCでは動作しないので注意。また逆に汎用品は、lenobo(IBM)・HPでは動作しない。この点を間違えなければ問題はないだろう。
2012.10.20
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■地デジ2つ、衛星2つが録画再生できるPTシリーズであるPT3入手PT1やPT2、PCで視聴したり録画できるチューナーである最新版のPT3を入手した。PT2も生産数が多かったので、最初のボッタクリ価格から適正価格で入手できるようになったが、PT3もやっと生産台数が増えて市場に出回るようになって適正価格になってきたのである。ちなみに、PTシリーズのチューナーは、メーカーであるアースソフトのソフトウェアを入れても視聴も録画もできない。さらにフリーのソフトを使うことで高度な録画などができるシステムが構築できるようになっている。PT3を購入したのは楽天市場の店から。「楽天市場でPT3を最安値順で検索する」と、送料も含めて14000円台以下が適正価格で、それ以上はボッタクリになる。■PT3の内容送られてきたPT3は、アースソフトの箱に収められている。PT2までは段ボールの外箱はなく、赤色のプチプチに入っており「バルク状態」、販売しているところの整理ラベルなどが貼られているものがあったりと怪しげな状態だった。箱の左前にはラベルが貼られている。このラベルは左側面までまたがっており、製造元のアースソフトにより封印されている。以下のように開封すればこのラベルが切れてしまうので、未開封かがわかるような仕組みになっている。箱の中には、赤いプチプチにくるまれたPT3、およびロープロファイル対応ブラケットが付属(背の低いPC用。標準のブラケットと交換する)しているのがわかる。プチプチの中から出てきたPT3と付属品のロープロファイル対応ブラケット。■アンテナ端子は、地デジ1つと衛星1つの2つPT1やPT2は、2つのチューナー搭載で、地デジと衛星放送のアンテナ端子が1チューナーに2つ、そのチューナーが2つ搭載されていたため4つのアンテナ端子があった。分配器と2つの分波器(もしくは分配器内蔵の2分波器)が必要で、これだけでも高額になってしまう。PT3では、1つのチューナーで、地デジ用2つ+衛星用2つのチューナーとして動作する。さすがに分波器までは内蔵されなかったが、地デジ用と衛星用の2つのアンテナ端子になった。使用するためには安価な1つの分波器が使えるようになり、衛星用をSアンテナ端子に、地デジ用をTアンテナ端子に接続すればよい。アンテナ端子が2つに減少したことによりロープロファイル対応が可能となっている。■付属しないドライバ類はメーカーサイトへ。でもこれでは視聴・録画ができないドライバーは一切付属しない。アースソフトのPT3 ソフトウェアのページから必要な最新のものをダウンロードしてくる必要がある。以前のソフトウェアにはバグなどがあったのが改善されてきており、やっと使えるようになってきたようだ。ちなみに、最新のものをダウンロードしてもテレビ番組を見たり録画することができないのがPT3(PT1もPT2もそうであった)。さらに必要なソフトウェアがあり、これらを使うことでPCで視聴したり録画することが可能となる。これがPTシリーズを使うのに敷居が高くなる原因でもある。今回は入手したところで話を終える。次回以降はPCに内蔵してファイルをインストールして実用的に使えるまで書くことになる。
2012.08.09
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■HDD内蔵のビデオカメラが壊れて修理JVCのHDDビデオカメラであるGZ-MG360、モニターに物があたりヒンジ部のブラスチック部分が割れてガタついてしまった。修理に出すことにしたが、修理時にデータが初期化されることがあるので、録画してあったデータは取り出しておいた。そして修理に出したのだが、取り出しておいたデータを間違って消してしまった。そしてカメラは修理から戻ってきた。ヒンジ部の修理だけのはずが、HDDが交換されており、内部に入っていたHDDも一緒に帰ってきた。■内蔵されていたHDDは1.8インチ、ZIF仕様のSUMSOUNG製内蔵されていたHDDは、SUMSUNGの「HS061HAH」という1.8インチ60GBのHDD。裏を見ると、フラットケーブルをつなぐようになっている。初めて見るもので、このインターフェースは「ZIF」(LIFとも言われる)と言われる東芝のHDDに使われているものである。 SUMSOUNGも東芝と同様な仕様のHDDを作っていたのだ。ちなみにHDD業界はさらに再編が進み、SamsungがSeagateにHDD事業を売却している。IBMのHDD部門を買い取った日立だったが、さらにWestern DigitalにHDD事業を売却しており、再編が進んでいる。ちなみに、東芝はWestern Digitalから生産機器を使い先日3.5インチHDD部門にも進出したばかり。■東芝用1.8インチZIF仕様の外付けHDDを購入。使えるかも1.8インチZIF仕様HDDが接続できるものを探してみた。ZIFをIDEやSATAに変換するアダプターもあったが、直接USB接続できるものが見つかり、こちらの方が使用しやすい。候補として上がったのが次の2つ。変換アダプタ 変換軍隊 SD-ISZU2(楽天での検索)。これは2.5インチや3.5インチのIDEやSATAだけでなく、1.8インチのZIFやIDEにもすべて対応し、PCへUSB接続できるアダプター。HDDのバックアップもできるようだ。価格は送料込みで3000円弱で購入でき、修理や換装をする人にはもってこい。しかし1.8インチ以外ならHDDをコピーするハードウェアを持っているので、わざわざ1.8インチ対応するために買うのはためらわれた。HC-Z18/U2 変換名人(楽天での検索)。これは単純に1.8インチZIF仕様のHDD用USB接続ケースで、価格的にも手頃で送料込みで1400円台で購入できる。データを取り出した後は、小型軽量の外付けHDDとして使用できる。結局後者を注文、3日後に我が家に到着した。中身は、本体、接続ケーブル(miniUSB/標準USB)、ドライバーとケース固定のネジ5本(予備1本)、保護用スリーブであった。説明書はない。本体の下部はネジ止めされていたが、上部は開けることができる。内部からはインターフェース基板、それから延びるフラットケーブルが見える。基板の裏を見たいので、裏側のケースカバーを固定されている4本のネジを取り除く。すると、メインのチップと制御用のトランジスタらしきものが見える。これに使われているチップは台湾のInitio CorporetionのINIC-1511(データシート)というもので、ATAPIやEIDEのデバイスをUSBインターフェースに変換するものだ。つまり、今回のSumsoungのHDDはもちろん、東芝型のZIFインターフェースのHDDは、ATAタイプのHDDであり、SATA(シリアルATA)ではないのだ。HDDを内蔵してみる。フラットケーブルの片方は電極が見えるが、裏側には見えない。間違って接続しても使えるか使えないかである。HDDのコネクタにフラットケーブルを差し込むが若干堅い。最初に差し込んだときは使えなかった。つまり裏向きであった。HDDを反対にして接続するとPCからアクセスができるようになった。■このHDD、PCでアクセス可能に1.8インチHDDをケースに収納してカバーをネジ止めしてからPCに接続、するとWindowsからHDDへのアクセスが可能だった。PCで詳細を調べると、HDDはWindowsでは標準でサポートされているFAT32でフォーマットされており、取り出したいファイルへも問題なくアクセスできる。ここで、HDDのアクセス速度を計測する、CrystalDiskMark (64bit)というフリーのソフトで計測してみた。2.5インチのSATAのHDDをUSB2.0のインターフェースに接続しているよりも遅いが、SDメモリーカードのクラス10よりは確実に早い。■このHDDの使い道HDDビデオカメラに内蔵されていたHDD、Windowsで使われているFAT32でフォーマットされているので、残されているデータを取り出せたので助かったが、linuxで使われているようなフォーマットだったら、少々面倒だっただろう。今回のHDDは、外付けHDDとして使うことがきるのだが、重さを量ったところ79g。3.5インチから比べると軽いし、2.5インチから見ても非常に軽い。しかし32GのmicroSDメモリーは非常に安価になってきて重さも1gもない。それと比べると・・・というのはあるが・・まあそれでも60GBの小型外付けHDDとして使うことになるだろう。ちなみに、携帯性抜群の外付けポータブルハードディスク 120GB 1.8インチ USB接続 HDD 【楽天最安値に挑戦】(送料別600円)というのが見つかった。これは私が購入したほぼ同等のケースに、東芝の1.8インチHDDが内蔵されており、どう考えても安い。
2012.06.30
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■さらにICカードリーダーを注文B-CASカード書き換え騒動により、特定のICカードリーダーが高騰して入手難、そのあおりを受けて全体的に高値。それならということで、「海外から安価で購入。B-CASカード書き換えに使えるカードリーダー」の記事で海外から安価にICカードリーダーを購入して、B-CASカードで使えることを書いた。ちなみに、購入したところでは既に売り切れとなっている。さらにもう1台必要となり、eBayで「USB Smart IC Card Reader」を検索、送料込み$9.99でSIMやminiB-CASでも使えるアダプター付きのものが見つかった。6月2日に注文、PayPal決済で803円だった。■意外と早く届いたICカードリーダー8日後の6月13日にICカードリーダーが到着した。出品していた業者は台湾で、過去にも台湾からの到着は早い。届いた封筒は次のものである。その封筒の片隅は日本語で書かれたテープで封されている。よく見ると「税関検査のため・・・」と書かれている。つまり、税関検査のため開封されて、日本郵政が封をしたのだ。今までに多数海外から購入しているが、税関検査で開封されたのは初めてだ。封筒には中身がIC card readerと書かれているが、BLACKCASカードのような有料放送が見られてしまうカードと思われたのかもしれない。封筒から取り出すとブリスターパッケージに入っていた。メーカーは「aibo」なのだか、訳のわからない日本語である「人性から来る」がキャッチフレーズとして添えられている。中国製品では日本語が書かれていると、高級品らしみ見えると以前はよくあるパターンだったが、台湾製品でもやはり同じなのだろうか。丁度、日本人が意味がわからないが英語で書かれていると「かっこいい」とか「高級感がある」と思うのと同じだ。実は日本人が来ている英語のTシャツには、英語を母国語とするものにとって「訳のわからない」や「恥ずかしい」言葉が書かれていることがある。これと同じようなことなのだろうパッケージから中身を取り出す。本体、SIM(miniB-CAS)用アダプター、ドライバーCD、中国語(台湾語)説明書である。説明書にこの会社のWEBサイトが書かれているのでアクセスしてみた。鈞嵐企業有限公司(aibo infomation co.,ltd)という台湾新北市にある会社で、PC関連の周辺機器を扱っているところである。またこのICカードリーダーは「ICCARD-AB09」というもので、ドライバーもダウンロード可能である。このICカードリーダーにB-CASカードを入れるとき、裏向きに差し込む(右)。またminiB-CASカードも付属のアダプターにはめ込むことができた(左)。miniB-CASカードをアダプターにはめ込んで、ICカードリーダーに差し込むことも可能。■実際に使ってみるドライバーCDが付属しているが利用せずにPCに接続してみた。Windows標準のドライバーが組み込まれてデバイスマネージャーでは次のように認識された。その状態で、PCでのデジタル放送視聴ソフトであるTVtestでこのカードリーダーのB-CASカードを認識することを確認、視聴が可能だった。ドライバーCDも気になったので起動させてみた。下のinSMARTというソフトは台湾の銀行などで使うソフトで、日本で使うメリットはない。一番上のSIM/SMART driverをクリックすると「Realtek SB 2.0 Card Reader」がインストールされる。同時にSimEditというSIMを編集するツールもインストールされる。しかしデバイスマネージャーで確認してもドライバーが入れ替わった様子は見らず、基本的にWindows標準のドライバーで問題ないようだ。また、B-CASカードの有料放送の有効期限を調べるcasinfoで動作することから、B-CASカード書き換えにも使えそうだ。■このICカードリーダーの内部カードリーダーを分解してみた。裏側の両面テープで貼り付けられていゴム足4つを取り外すとネジが見える。このネジ4つを取り除くと分解できる。内部から基板が見えてきた。1つのICチップでまかなわれている。基板裏側には、実装されていないがコネクタ用のパターンやシルク印刷が見える。使われているICチップは、蟹さんマークで有名なRealtek社のRTS5169というもの。Realtekのサイトで検索してもこのチップの詳細は出てこない。PDFなどをWEB上を探しても見つからない。画像検索するとメモリーカードリーダーやICカードリーダーなどに使われている製品の写真はいくつか見られる。■このICカードリーダー、その他このICカードリーダーには、電源やICカードアクセスのインジケーターはないが、特になくても問題ない。あればアクセスしているという安心感はあるが。先に海外から購入したICカードリーダーは縦型ということで倒れないように下部には金属の重りが入っていたが、今回は平型ということで何も入っておらず非常に軽い。軽すぎて安っぽい(?)感じがしないでもないが、特に問題はない。Windows標準のソフトで動き、特にSIMやminiB-CAS用のアダプターが付属する点は評価が高い。
2012.06.17
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■USB3.0対応の2.5インチHDDケースを注文以前に「海外から送料込299円で購入した外付け2.5インチHDDケース」という記事を書いたが、USB3.0対応により高速の2.5インチHDDケースがほしくなり、eBayでUSB3.0対応の2.5インチHDDケースを5月12日に注文した。$8.26、PayPal結成で678円。■商品到着、その内容物中国の業者から到着したのが16日後の5月28日、例によりプチプチ封筒に入っていた。送料は120.65元と書かれたものが貼られているので、日本円で150円少々。到着は遅いがどうしてこんなに安い送料なのか毎度不思議。箱から取り出してなるべく送料を安くしようという業者が多いのだが、封筒の中からは箱入りで商品が登場する。安心感がある。内容物をチェック。本体、保護スリーブ、USB3.0ケーブル、ネジ3本(2本でよいが、予備分としてさらに1本)、プラスドライバー、英語マニュアルである。ケース本体は、アルミケース部と、以下のシリアルATAのHDDを接続するインターフェース部に分かれる。■インターフェース基板の詳細上記のインターフェース部は、基板にプラスチック部が瞬間接着剤で固定されているため、使用されているチップが確認できない。少々力を入れてやるとプラスチック部が取れて基板が見えるようになった。むき出しになった基板をひっくり返すと、心臓部のチップが見えてきた。さらにチップを拡大。台湾ASMedia Technology社の「ASM1051」というチップが使われている。このチップだが、日本で玄人志向が販売しているものにもよく使われるようだ。さらにファームウェアを書き換えることができるようで、ファームウェアが古い場合、HDDの自己診断「S.M.A.R.T.」に対応していないらしい。■実際に使ってみるアルミケースに入れずに、インターフェース部を500GBのHDDに接続して動作確認してみた。acerのAS5750というノートPCのUSB3.0インターフェースに接続。付属のケーブルの径は太く、1つのUSBポートだけでHDDの消費電流をまかなえる。速度をCrystalDiskMarkというフリーソフトで計測してみた。USB2.0に接続したときの速度。USB3.0に対応したセンチュリーの「裸族のお立ち台DJクローンプラスUSB3.0&eSATA」」(楽天での商品への検索)では、3.5インチHDDを接続すれば100MB/S以上出る。今回の2.5インチHDDを接続するとやっぱり上記の51MB/sと同じ程度しか出ない。今回のUSB3.0のHDDケースが悪いのではなく、使用したHDDの速度が遅いようだ。ちなみに、「S.M.A.R.T.」にも対応しており、「CrystalDiskInfo」というフリーソフトでHDDの状態も確認することができた。■今回のHDDケースは送料込みでこの価格は日本では考えられない。ただし届くのが遅いので、それが容認できるかである。私としては満足なのである。
2012.06.10
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■日本で品切れや値段高騰しているICカードリーダーを海外に発注先日からのB-CASカード騒動により、B-CASを読み書きできるICカードリーダー(これらはライターでもある)が人気。私が数年前からe-taxやデジタルTV用に使っているSCR3310-NTTCom(楽天での検索)が特に人気で1万円を越える価格に高騰したり品切れ続出になった。現在は価格は落ち着いたが、それはまでは1000円台だったのが高値なのは間違いない。ICカードリーダーの予備が必要となり、香港の通販サイトDealExtreme.comにあった「USB Smart Card Reader (105CM-Cable)」を5月22日に$9.99(PayPal決済で814円)送料込みで注文した。■届いたICカードリーダー10日後の6月1日に到着したICカードリーダーは、次のようにプチプチ封筒に入って送られてきた。パッケージの表と裏。パッケージから中身と取り出すと、ICカードリーダーのみで、ドライバーなどが入ったCD-ROMは付属しない。Windows XP、Windows 7(32/64ビット版)で動作確認するためにUSBポートに差し込む。ドライバーはWindowsに元から入っているものがインストールされ、デバイスマネージャーでは次のように認識される。B-CASカードは裏向き(ICチップの接点が表)になるように差し込む。この状態で我が家のPCの地デジなどのデジタルチューナーが、このカードリーダーにB-CASカードを差し込んで復調できるか確認する。TVtestというデジタルテレビ受信ソフトで「スマートカードリーダー」として認識し、放送受信はまったく問題ない。またWindowsをサスペンドしてもカードを認識しなくなることもなかった。また、B-CASカードの有料放送の有効期限を調べる「casinfo」というツールを使えば表示されたので、話題の書き換えにも使えるのだろう。■このICカードリーダーの中身このカードリーダーを分解してみる。上部に2つのビス、下部一面に貼られているクッションを剥がすと見つかる2つのビス、これらを取り外すとケースが2つに分かれる。その内部には1枚の基板が以下のように見える。裏側には何も部品が実装されていないので写真は省略。使われているチップを拡大。メーカー名はALCO・・・、チップ名もわからんぞ。Windowsのデバイスマネージャーで、認識されたスマートカードリーダーの詳細を見ると、ハードウェアIDがUSB\VID_058F&PID_9540ということで正体判明。Alcor Micro社のAU9540ということがわかった。■海外からでもICカードリーダーの入手がぁ・・・今回購入したカードリーダーだが、日本のB-CAS騒動のあおりを受けて、注文殺到なのかDealExtreme.comでも売り切れ状態となり現在は購入できない。特にSCR3310-NTTComは、コピーフリーのデジタルTV視聴や録画で人気があったため、品切れ、それに便乗した業者が価格をつり上げ、1万円以上になったことも。今は価格が安くなあってきたが、それでも指名買いでは5000円弱。以前は1000円台だったのだが。また、SCR3310-NTTComは、海外製品のOEMで、以前なら安値だったのに、eBayでも日の丸やB-CASの表示を入れて高めの価格が目立つようになってしまった。SCR3310-NTTComやその元製品がよいとは思わない。今回私が購入したものと同様にWindows標準のドライバーで住基カードやB-CASカードで使える製品が多いのに、SCR3310-NTTComが人気なのは以前のコピーフリーデジタルTVチューナーで安定して動作するという噂が一人歩きしている。そして製品はドライバーを要求するので面倒だ。eBayを見ると$9.99で、SIMやminiB-CASで使えるアダプター付きICカードリーダーがあったので注文した。到着したらレポートする予定だ。
2012.06.07
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