全11件 (11件中 1-11件目)
1
今までずっといい天気だったのに、今日から下り坂。せっかく子供たちがイースターホリデーに入るというのに・・・。今日は、恵子の職業実習の最終日。昨日の夜焼いたケーキをイースターらしくデコレーションして持っていたった。結局は、看護婦さんのような仕事ばかりで、一番見たかった仕事を見せてもらう機会はなかったようだ。「後片付けとかばっかりで、これなら家で自分の部屋の掃除をしていたほうがよかったよ。」なんて、愚痴っていた。恵子は、優しい子だし面倒見もいいと思うけれど、サービス業には向かないと思う。そういえば、賢浩の地理のテスト勉強を一緒にしていたときに、私は、第1次、第2次、第3次産業と習ったが、賢浩の教科書には、Quaternaryという分類も載っていた。「第4次産業」と呼ばれる分類で、研究職とかIT関係の職業がこれにあたるようだ。「高度な学術的専門知識」を要する職業という定義になるのだろうか。 恵子は、たぶん、この第4次産業につくのが、一番あっていると思うし、たぶん、本人も希望しているのではないかと思う。昨日、ニコチャンを幼稚園に連れて行く途中、後ろから、「ニコー」と声を掛けられた。同じクラスの女の子だった。彼女は、いつもお父さんに送り迎えをしてもらっている。それで、なんとなく、一緒に幼稚園まで歩くことになり、帰りもそのお父さんと一緒になった。挨拶する程度で、話したことはなかったので、気まずいなーと思っていたのだが、お父さんのほうから、「日本人ですか?」と話しかけてきてくれた。「はい。」と答えると、「ベトナム人かとずっと思っていたのですが、幼稚園の先生から日本人と言われ、びっくりしました。」と言われた。このお父さんも、どっからみてもアジア人。どこの国の人かずっと気になっていたのだけど、カンボジア出身ということがわかった。「ベトナム人が何人かこの町に住んでいるのは知っていますが、カンボジアの方は初めてです。」と私が言うと、「この町には2-3家族だけですが、ドイツ全体では結構多いですよ。クメールルージュの時代、かなりの人数がドイツに来ました。」と説明してくれた。このお父さんも、当初は学生として機械工学を学んでいたが、ベルリンの壁崩壊で学業を続けられなくなり、卒業できなかったそうだ。だから、資格がなく、いわゆる3K労働にしか従事できなかった。それでも、1日3シフトで身を粉にして働いた結果、4年前に腰を痛め、現在は働けない状況で、「年金」で生活していると言った。私よりも若いだろうに、もう年金?とびっくりしたが、「年金」といっても、すぐには働けないと認定された人が、2年間もらえる暫定的なものらしく、2年後に再び医者でチェックをして、まだ働くのは無理との診断を下されたら、またさらに2年支給が延長されるのだそうだ。しかし、その額で親子5人が生活するのは大変で、奥さんに三行半をつきつけられ、近々離婚するのだそうだ。前から顔ぐらいは知っていたとはいえ、昨日初めてお話をした人なのに、赤裸々に生い立ちとか収入とか家族関係とか語ってくれて、少々戸惑った。それも、結構悲惨な状況で、どう返事をしていいか、困ってしまった。幼稚園からうちまでは、200mぐらいしか離れていないのだけど、うちの前で、結局、1時間も立ち話をしてしまった。たぶん、私が「アジア人」であることが、そのお父さんに親近感を抱かせ、愚痴を聞いてもらいたくなったのだろう。そのお父さんの奥さんは、フランス人で、だから、アジア的価値観がわからないのだ、と何度も言っていた。一生懸命家族のために働き、その結果として体を壊し、働けなくなったから、離婚され、あげくに子供の親権までとられて、私には何も残らない・・・と嘆いていた。アジア人に親近感を持つというのは、私も同じ。すごく話しやすいし、確かに初対面でも分かり合えるような錯覚を持つ。で、話を聞いていて驚いたことは、ドイツのシングルマザーに対する手当ての厚さ。そのお父さんからの情報なので、どこまで正しいのかわからないが、お父さん情報によると、離婚後、父親が養育費を払えないで母親にも収入がない場合、子供一人に付き300ユーロ、子供が12歳以下の場合、母親がフルに働くのは難しいので、その保障として600ユーロ、つまり、子供3人を抱えた場合、母親側には、最高月1500ユーロの補助と住宅手当てが払われるというのだ。父親は、900ユーロを生活費として自分の取り分が認められ、それ以上は母親側に払うが、その差額を政府が補助するらしい。そんな話ってあるのだろうか?? そのお父さんは、現在「年金」として月700ユーロ受け取っているそうだが、それで親子5人暮らすより、別れて子供3人を引き取ったほうが、よほど贅沢に暮らせる。ちなみに、父親の収入が900ユーロに満たないときでも、父親側には補填はないそうだ。そのお父さんいわく、「だから、ドイツでは女性は簡単に離婚するんですよ。」と自嘲気味に語ってくれた。ドイツって、今でもそんなに社会保障が充実しているのだろうか??この数字が正しいとは思えないのだけど、久々に、「そりゃあ、ドイツの社会保障、破綻するよなー」と思った1日だった。もしかして、ギリシャとかはもっとすごいのだろうか??
2012年03月30日
コメント(0)
昨日、賢浩のクラスの保護者会があった。いつもは、午後7時30分から始まるので、そのつもりで行ったら、昨日は7時始まりで、大遅刻。5月に行く修学旅行の話がメインテーマだった。私が教室に入っていったときは、OHPを使ってスケジュールの説明をしている最中だった。月曜日から金曜日の4泊5日。バスで3時間程度の場所。月曜日の夜は「ディスコ」、火曜日と水曜日の夜はいい天気なら「バーベキュー」、そして、最後の夜は「カクテルパーティー」と予定表には書いてあった。もちろん、日中も予定が盛りだくさん。一通りスケジュールの説明が終わったあと、担任が、「携帯電話のことなのですが・・・」と話を切り出した。「このように、たくさんのプログラムが組まれており、退屈になるような時間はないです。また、親元を離れて、たくさんの子供が一緒になって行動することに、この修学旅行の意味があります。まわりにたくさん友達がいるのにもかかわらず、いつも携帯を一人でいじっているという状況や、夜、携帯のネットでYouTubeなどを見たりして夜更かしする状況、隣の部屋にいる友人に電話するということなどを避けるために、携帯はこちらであずかり、一定の時間だけ、たとえば、夜の7時から9時まで使える、というようなことにしたいのですが、いかかですか?」と提案した。その場にいる保護者は全員賛成だった。「むしろ、携帯を持ってくることを禁止してはどうですか?」とあるお母さんが提案した。「そういうことをしても、去年は、7人が携帯をかばんにかくしていました。親が心配で持たせるというケースもあるので、全面禁止にするのは難しい。」と先生が答えた。「2時間も使える時間があるのは長過ぎませんか?」と別のお母さんが言い出した。「親と話すのでも、10分もあれば十分なはずです。一日30分でいいのではないですか?」結局は、1日1時間許可するが、あとは先生が預かるということになった。まあ、うちは、もともと持たせてないから、関係ない話だけど、周りの子も使えない状況にあるほうが好ましいに決まっている。携帯と同じ理由で、MP3とかiPodも禁止になった。保護者会は、8時前には終わってしまった。S君のお母さんに、「賢浩が昼食をいただいて、ありがとうございます。」とお礼を言って、帰った。賢浩は、先週から、水曜日、家に帰らず、そのままS君の家に行き、お昼ご飯を一緒に食べてから、フランス語の勉強を一緒に1時間している。これは、前回のフランス語のテストで、「4」以下の成績だった子は、「2」以上の成績の子に、次のテストまで、週に1時間教えてもらわなくてはいけないことになり、「4」以下の子は、自分で、「2」以上をとったパートナーをみつけ、強制的に一緒に勉強することになった。私がお尻を叩いて勉強させたので、たまたま賢浩はフランス語のテストでそこそこの点数が取れたが、別に得意なわけではない。それに、S君の家は遠い。しかも、S君は、いつも水曜日、3時から別の約束があり、ほかの日も忙しいから、水曜日の1時30分から2時30分まで、僕の家でやる、と勝手に指定してきた。私としては、教えてもらう側は、教える側の予定にあわせるものだと思うのだが、賢浩もそれでOKをして、水曜日はそのままS君と一緒にS君の家に行き、お昼ご飯をご馳走になって、そのあと、S君の勉強をみてあげて、家に帰って来る、ということになった。それなのに、「お昼ごはんをいただいて、すみません。」と私が言うのも変な気はするのだが、まあ、一応挨拶はしておいた。「教えてもらっているのだし、かまいませんよ。でも、今日は、すっかり忘れていて、みんなのを分けたのですが、大丈夫でした。」と言われた。そんなこと賢浩はなんにも言ってなかったので知らなくて、あらら・・と思った。昨日はそのフランス語の勉強の日だったのだが、「Sはぜんぜんやる気がないし、何度説明しても理解しないし、本当にやんなっちゃうよー」と文句を言いながら帰ってきた。「ママがあなたに教えるときも、同じ気持ちだよ。」といやみを言ってしまった。「S君が今度のフランス語のテストでいい点が取れなかったら、それは賢ちゃんの責任になるの?」と聞いてみた。「ならないよ、でも、僕は、Sにいい点を取ってほしいの。」と答えた。だから、一生懸命教えているようだ。教えることは自分が学ぶことにもなるから、せいぜい頑張ってほしい。恵子も、毎日の職業実習でクタクタになって帰って来る。去年面接してくれた担当官が変わってしまい、去年面接のときと実習内容が変わってしまい、看護の仕事ばかりさせられて、「なんのために、脳外科にいるのかわからない。」と嘆いていた。朝から、朝食の配膳、ベッドを整える、患者さんの戸棚に必要なものをいれる、朝食の片付け、昼食の用意、片付け、一人で食べられない人の食事補助、車椅子の患者さんを散歩に連れて行く・・・・たぶん、人手が足りないのだろう。次から次へと指示されるそうだ。あと2日なので、もうちょっといろいろとみせてほしいとお願いしてみたら?とアドバイスした。ニコちゃんについては、幼稚園の先生に、「言語療法から作業療法に切り替えたほうがいいといわれた。」という話をした。先生は、「えっ?作業療法? それって、もっと身体的なことですよね。 ニコには必要ないのではないですか?」という反応をされた。「同僚にも聞いてみます。」と言われた。昨日の出来事はそんな感じかな。
2012年03月29日
コメント(0)
ニコちゃんの言語療法、今日で31回目。内容は、ほぼいつもと同じ。記憶力増強練習、冠詞の練習、それから 理解力を試すゲームをしたそうだ。冠詞は、やはりほとんどできず、どの単語がEinもしくはDer Das、どれがEine もしくはDieになるか身についておらず、その場で思いついたものを口にするだけだったそうだ。理解力テストは、絵を見て、たとえば、「椅子の上にいるオレンジ色のねずみをさがして」などの先生の指示に従う。ねずみは何匹もいるので、「椅子の上」「オレンジ色」というような言葉をよく聞かなくては、正しいものがさがせない。この練習は、にこちゃんにはハードルが高そうに思えたが、意外にも良くできたそうだ。そのあと、先生から、「Ergotherapie(作業療法)というのを聞いたことがありますか? 今回、新しい処方箋をもらったので、あと9回セラピーができますが、それが終わったら、言語療法は一旦おしまいにしたほうがいいと思います。ニコは、集中力に欠けるので、こちらが指示しても、余所見ばかりして、なかなか前に進みません。作業療法では、集中力を高める訓練をします。言葉には余り関係ないですが、ニコには、集中力をつけることこそが、言語能力を高めることにつながると思うのです。この次、小児科医と話すことがあったら、相談してみてください。普通、言語療法と作業療法の処方箋を同時に出すことはないので、いったん言語療法をやめて、作業療法に切り替えることをお勧めします。」と言われた。私は、作業療法というのは、体のコーディネーションがうまくいかない人が通う「リハビリ」のようなものと理解していた。ニコチャンは、運動神経は抜群にいい。レゴの組み立ても上手だ。いろいろな人に聞いても、ニコには必要ないよ、と言われていた。「集中力を高める」ためのところでもあるとは知らなかった。5月に5歳児検診があるので、相談してみようと思う。今週は、恵子は、BOGY(ギムナジウム生の職業実習)。家から電車で30分ぐらいのことろにある病院で実習なので、家から通っている。今日が初日。脳神経外科の仕事を見たいというのがその病院を選んだ理由だが、1日8時間労働のうちの半分以上は、看護士の手伝いで、ベッドシーツの取替えとか、配膳の手伝いや、患者さん(大半が年寄り)が食べやすいようにスパゲッティーを小さくきってあげるとか、薬を1階から上階に運んだり、結構あれこれ命じられているようで、「もうクタクタ・・・」と言いながら家に帰ってきた。LGHでも、週に1回、目の不自由な人のための老人ホームで奉仕をしているのだが、Bogyのほうが、疲れるけど「することがはっきりしている」から楽しいといっていた。今日は、そのほか、聴診器を使っての血圧の測り方と糖尿病の人の血糖値の測り方を教えてもらったそうだ。さすがに、患者さんの血圧は測らせてもらえないが、看護士長の血圧を実際にはからせてもらったようだ。「簡単だった」と言っていた。そのほか、トモグラフィーもみせてもらったらしい。このBOGYは、日本で言えば、高校1年生に相当する学年ですることがBW州のギムナジウムでは、義務付けられている。私の高校時代にも、こういう制度があったら、もう少し視野が広がったのに・・と思う。
2012年03月27日
コメント(0)
昨日、にこちゃんの5歳の誕生日会を開いた。にこちゃんの誕生日会をお友達を呼んで開くのは初めて。1週間前に招待状を出したのに、3人からしか返事がもらえず、何人きてくれるのかドキドキした。前日に、近所の同じクラスの6歳の女の子とママに、「明日、誕生日会を開くけど、よかったら来て貰えませんか?」と声を掛けてみた。ママとは、昔ドイツ語コースで一緒だったこともあり、私がクラスで唯一「Du」で話す間柄。にこちゃんと一緒に小学校に行く予定の子を呼んでいたので、彼女には招待状を出さなかったんだけど、一緒に遊ぶこともあるようなので、「喜んで!」と返事してもらえた。当日の朝の時点で、同じクラスの女の子二人と男の子一人が来てくれて、あと、違うクラスだけど、近所に住む仲良しのヨハネス君が縦笛のレッスンのため1時間遅れてくる、ということがわかった。その日のお昼過ぎに、同じクラスの女の子のママから電話があり、「行きます。」と言われた。開始は、午後2時半に設定していたが、直前に参加すると連絡をくれた女の子は、なんと1時半に来た。「ちょっと早いですけど、いいですか?」とその子を連れてきたお姉さんに聞かれた。賢浩に頼んで、にこちゃんとその女の子と遊んでもらった。結構みんな時間より早めに来てくれた。男の子はK君というのだけど、事前にママから、「うちの子はちょっとほかの子と違いますが、大丈夫ですか?」と聞かれていたし、先生からも、「K君はいろいろと問題があるので、ニコとは一緒に小学校に通うことにはならないでしょう。どういう子かは、見ればわかるはずです。」と言われていたので、ちょっと不安だった。もしかして、ものすごくハイパーな子で、うちにあるものを壊されるのではないか・・と心配で、ガラスのものとかはすべて片付け、危ないものを全部しまった。K君のお母さんは、「もしなんかあったら、これが電話番号ですので、すぐに電話ください。」といって、メモを置いていった。ところが、彼は、全然乱暴な子ではなかった。むしろ、おとなしい。一緒にケーキを食べよう、とか、ゲームをしよう、と誘っても、一人で遊んでいるだけ。体に触られるのを嫌がった。天気がいいので、ガーデンパーティーにしたのだが、そのうちみんな家の中に入ってにこちゃんは、もらったプレゼントで、K君はにこちゃんの車のおもちゃをたくさん並べて遊び始め、女の子3人はゲームをし始めた。そこにヨハネス君が来たのだけど、今度はヨハネス君とにこちゃんが一緒に遊んで、女の子たちは、恵子が昔使っていたバービー人形で遊び始めた。あいかわらずK君は一人で遊んでいた。ゲームをしようと言ってもみんな嫌がり、ピザを一緒に作ろうと誘っても、断られた。(せっかく、トッピングとかもかわいく切りそろえて用意したのに・・・・・)恵子は幼稚園のころ、バービーが大好きで、馬小屋とか、ペットショップとか、いろいろ持っていて、女の子たちはすごく気に入ってしまったようで、夢中で遊んでいた。女の子には恵子が、男の子には賢浩がついて、遊んであげていたが、賢浩がテニスに行かなくてはならなかったので、主人に賢浩のピンチヒッターを頼んだ。うちの主人は、自分自身が子供みたいな人で、子供のお菓子を「パパにもちょうだい」と本気でねだったり、くだらないことばかりをして、あきれることがしばしばあるが、そういう人だから小さい子供の受けは抜群。あっという間に、ばらばらだった6人の子供たちを庭に出して、一緒にかくれんぼをしたり、鬼ごっこをしたり、みんな一緒に走り回って楽しい雰囲気になった。「パパって、普段は、なんだかなーと思うことが多いけど、こういうときはさすがだなーって思うよね。」と恵子と感心してしまった。K君のママは、5時ぐらいに迎えに来た。終了予定時間より早かったが、次の予定があるので、と言っていた。でも、もしかして、本当は心配で、早めに迎えにきたのかもしれない。実は、K君からは、子供の誕生会にしては、かなり高価なプレゼントをもらった。Carsの主人公のマックイーンのリモートコントロールカー。バッテリーが必要なのだけど、わざわざ乾電池まで買って添えてあった。K君のママは、「うちの子は8月生まれで、いつも夏休みなので、誕生会を開いたことがないんですよ。」と言っていた。うちも、今回が初めてです、と伝えたが、たぶん、自分の子供が誕生会に呼ばれてうれしかったのと、もしかして迷惑をかけたら困ると思って、高価なプレゼントを用意してくれたのではないかと推測している。主人は、「K君は、どこも変わったところなんかないよ。一緒に楽しく遊んでいたよ。いつも声を掛けたり、雰囲気を作れば、大丈夫だよ。特別視するのはおかしい。」と言っていた。恵子は、「あの子は、集中力がすごい。」と言っていた。幼稚園の先生は、「みればわかりますよ。」といったけど、私には、「普通の子より、協調性がないかな?」「独自の世界に住んでいるのかな?」ぐらいで、「にこちゃんのほうが、ハイパーテンションでワイルドすぎて、よほど問題がある。」と思えたほどだ。よくわからないけど、もしかして、K君はいわゆる「自閉症」なのではないかと思った。私は自閉症には詳しくないが、もし、そうだとして、お母さんがそのことで、気を遣っているとしたら、悲しい話だなーと思う。うちで、K君がいて困ったなんて思った瞬間は1秒たりともなかった。私が勝手に思っているだけかもしれないが、にこちゃんが喜んで遊んでいる高価なプレゼントをみるたびに、ちょっと切なくなる。
2012年03月24日
コメント(0)
にこちゃんの通う幼稚園では(それとも、すべての幼稚園で??)、お誕生日を迎えた子の保護者と先生との二者面談がある。去年もあったが、そのとき私と話した先生は、今はもうこの幼稚園にはいない。そして、昨日お話した先生も、実は今月で退職する。にこちゃんのクラスの先生は本当によく交代する。最初の先生は、病気で辞められた。次の先生は、ほかの幼稚園に転職。今回の先生は、家庭の事情ということだった。この先生は、去年の夏休み明けからにこちゃんのクラスを受け持つようになったのだけど、お子さんがギムナジウムの10年生で、2月にもらってきた前期の成績が悪かったらしく、自分が家にいて子供の勉強を監督しなくてはいけない、と思ったそうだ。それで、3月と言う半端な時期に辞めることにしたようだ。幼稚園は午後もあるので、午前中だけ働くといことは、認められなかったようだ。優しい先生だったので、本当に残念。話し合いは、午後1時45分からスタート。この幼稚園は、月曜日から木曜日まで、午後も1時45分から4時まで開いている。私たちが会議室で話しているとき、窓から、子供たちが先生に引率されて出かけていく姿が見えた。「この前の選挙で市長が再選を果たしたので、市役所にお祝いをしに行くんですよ。市長の前で子供たちが歌うんです。」と説明された。そんな企画知らなかったので、びっくり。いろいろ雑談しながら、本題に入っていった。にこちゃんは、幼稚園では、誰とでも仲良く遊べます、と言われた。特に仲のいい男の子はG君だけど、G君とつるむと、いたずらばかりするそうで、先生方としては、あまり一緒にいるのはよくない、と思っているようだ。もう一人、Jちゃんという女の子とも仲がいいが、3人仲良く遊ぶと言うことはなく、JちゃんとG君が遊んでいると、にこちゃんはほかの子と遊ぶようだ。私も、にこちゃんとJちゃんとG君の3人がいるのに、JちゃんとG君が二人で手をつなぎ、にこちゃんの存在をまったく無視していたのを2-3回目撃したので、気になっていた。でも、先生は、「ニコは、いろいろな子と遊べますから、大丈夫ですよ。」と言った。やはり、言葉の面では問題があるようだ。でも、子供同士で遊んでいるときは、よくおしゃべりしているそうだ。先生に何か聞かれると、とたんに黙ってしまうとのこと。これは、先生の言っていることを「何を言われたんだろう?」と頭で反芻しているのと、「間違ったことを言ってはいけない。」という不安のためだろう、と分析していた。とにかく先生と話すときは、とても声が小さいらしい。「たぶん、私たちのことをまだ信用してないのでしょう。」と言った。それでも、最近は、歌も大きい声で歌えるようになったし、いろいろなことに積極的に参加するようになったようだ。にこちゃんの欠点は、集中力がないことだといわれた。先月、賢浩の担任と話したときと同じことを言われ、思わず苦笑いしてしまった。とにかく、指摘されることが、賢浩とかぶる。「ひとつの遊びを始めても、すぐに飽きて、ほかの事をし始めます。周りに子供がいると、ほかの子が何をしているのか気になって、集中できません。」「輪になって、話しをしていても、すぐに集中力が途切れ、話を聞きません。たぶん、ドイツ語力が低く、話している内容が理解できないので、退屈になるのだと思います。ドイツ語力が伸びれば、集中力も付いてくると思います。」と言われた。しかし、話す内容が理解できても、きっと賢浩のように、学校に行っても、落ち着きのない子になるのだろうということは容易に想像できるから怖い。にこちゃんの身体的発達は、まったく問題ないといわれた。運動神経もかなりいい。自転車の補助つきにも、かなり前から乗れて、坂道も大丈夫。ボール投げなどをみても、上手だと思うし、走るのも大好き。実は、今日、にこちゃんの5歳の誕生日会を企画し、先週、にこちゃんと来年一緒に学校に行く子に招待状を渡した。でも、7人に渡したのだけど、返事をくれたのは3人だけ。先生に聞いたら、「XとXは、たぶん病気じゃないかと思います。今週の月曜日から姿を見ていません。私たちもなぜ幼稚園に来ないのかわかりません。」と言った。残念ながら、G君はこれない、とママから電話があった。にこちゃんはG君と幼稚園では仲がいいが、個人的には一回も遊んだことがない。ママが働いているので、いつもおばあちゃんが迎えに来る。たまにママにあっても、「私、嫌われているのかしら・・・」と思うような態度をとられる(被害妄想かもしれないが・・・)。今回、ぜひ来て欲しかったのだけど、本当に残念。Jちゃんは、来てくれるといってくれた。Jちゃんは近くに住んでいるようだけど、やはり個人的に遊んだことはないし、Jちゃんのママとも話をしたことがなかった。今回、「来てもらえますか?」と思い切って話しかけ、「はい」と言われたときは、本当に安堵した。K君は、招待状をかばん掛けのところにおくときに、ちょうどママといたので、「来てくださいね。」といって渡した。するとママは、「まあ、ありがとうございます。でも、うちの子は、ちょっと変わっていて、普通の子とはかなり違います。初めての家だと、いろいろなものを手にとって見たりしてしまいますが、かまいませんか?」と聞かれた。家には高価なものも飾っていないし、大丈夫ですよ、と伝えた。昨日の面談で、先生が、「K君も来るんですか? K君は、たぶん、ニコとは一緒に学校に行かないでしょう。」と言った。誕生日から考えると同学年になるはずだが、「K君は、普通の子とはちょっと違っていて、たくさん問題がありすぎるのです。明日見ていればわかりますよ。」と言われた。なんか、すごく不安・・・・。いったい、どういう子なんだろう??にこちゃんは、いつも近所のヨハネス君と遊んでいて、ほかの子が家に遊びに来てくれたことはない。だから、今回、クラスメートともそのお母さんたちとも知り合いになりたくて、思い切って企画したのに、ちょっと思惑はずれ。今日一日、無事に終わることを祈るのみ。
2012年03月23日
コメント(0)
あと2週間でイースター。イースターの日曜日の1週間前は、Palmsonntag(パームサンデー)と呼ばれる日で、子供たちは、卵と緑の葉っぱで彩られた十字架(?)をもって行進するらしい。そのための、Palmenを幼稚園の保護者たちが作り、朝市で売って、売り上げを幼稚園に寄付する、という企画があり、売り子として私もお手伝いをした。本当は、朝8時から10時、10時から12時というシフトで、それぞれの時間帯に3人づつ手伝いを募集していた。8時から10時には誰も記入していなかったので、そこに私は名前を書いた。働いている人が多く、私のように100パーセント専業主婦という人はかなり少ない。いたとしても、赤ちゃんがいるから、という理由で、午前中丸まる暇なんて人は、稀有な存在なのだろう。最終的には、近所に住むニコチャンの友達のヨハネス君のママもお手伝いに来てくれて、先生1名と私たち2名で、Palmとイースターの飾りと、保護者が焼いてきてケーキを売ることになった。今週はいい天気が続いているのだけど、朝方は霜がはっており、寒かった。私自身には必要ないものなので、こんなの売れるのかな?と思っていたが、結構買う人がいて、びっくりした。ヨハネス君のママは、ケーキも焼いてきていた。「昨日、ケーキを焼いていたら、子供たちが、それは僕たちのために焼いているの? って聞いてきたのよ。今、私たちは、断食の時期だから、ケーキは焼かないから、ぬか喜びさせてしまった。」と言っていた。ヨハネス君たちの家は、経験なカソリック教徒。だから、ママとパパは、灰の水曜日からイースターまで、本当に、肉や魚は一切食べないのだそうだ。子供たちだけは、ハムやソーセージは食べているそうだが、なるべく食べさせないようにしている、とも言っていた。最近、天気もいいので、バーベキューをする人も多いのだけど、この時期、ヨハネス君一家のような人たちもいるから、むやみに「一緒にバーベキューをしましょう」なんて誘わないほうがいいのだなーと思った。昨日は、にこちゃんが庭で遊んでいたら、ヨハネス君が遊びに来た。その前にニコちゃんと買い物に出かけ、チョコレートビスケットをねだられたので、買ってあげた。ニコちゃんは箱ごと庭に持ち出して食べていたのだけど、ヨハネス君が来たので、ピクニックをしよう、といって、庭に敷物を敷いてその上で二人で楽しそうに食べていた。私は知らなかったのだけど、賢浩によると、ヨハネス君のママは、「2枚までにしなさい」と言ったそうだ。私が庭をのぞいたときは、なぜかヨハネス君の一番上のお兄ちゃんまでビスケットを食べていて、その後、またフェンスを乗り越えて自分の家に戻っていた。ニコちゃんに、「もういい加減にしなさい。」と言ったときには、すでに、空箱だった。しばらくして、ヨハネス君の2番目のお兄ちゃんもフェンスを乗り越え、わが家の庭に来て、私を見るなり、「チョコビスケットがあるって、聞いたんだけど・・・」と言った。いったい、誰に聞いたんだ・・・。たぶん、ヨハネス君の家では、甘いお菓子をあまりたべさせない方針なのだと思う。特に、今は、「断食」の時期なので、なおさらなのだろう。先週の金曜日も、なぜか、ヨハネス君だけではなく、2番目のお兄ちゃんもうちに来て遊んでいたのだけど、やはり、ものすごい勢いで、チョコレートをほおばっていた。うちに来ると必ず、「おなかがすいた。XXXXが食べたい。」と言い出す。きっと、ニコちゃんもヨハネス君の家でそうなのかもしれない。でも、ヨハネス君のお家で出るおやつは、りんごとかバナナとか、本当に健康的なものらしい。そこまで徹底できるのは、すごいことだと思う。もしかして、甘いものを提供する我が家のことを苦々しく思っているのかもしれない。私も本意ではないのだけど、彼らのおねだりがすごいから、ついつい、少しなら、とあげてしまう。うちも、普段はむやみやたらにお菓子を与えることはしないようにはしている。しかし、最近、賢浩は、しょっちゅう、学校帰りに買い食いしてくる。お菓子の空き袋がポケットとかかばんの中から出てくる。また、私が買って隠しておいたお菓子もいつの間にかなくなっていることが多い。親がお菓子を規制しても、子供はどこかに抜け道を見つけだすものだなーと思う。今週のニコちゃんのLogopaedieの記録を書きとどめておく。ニコちゃんの前にセラピーを受けているのは女の子。その子のママと待合室であったので、少し話した。その子も今、5歳で、通い始めて半年だそうだ。「ずいぶん、良くなったので、あと6回で終わりです。」とその子のママが言った。パパもママもドイツ人だが、パパは、バルト海に面した町の出身。いわゆる「低地ドイツ語」を話すそうだ。ママは、スイスとの国境近くの町の出身で、話言葉が、スイスドイツ語に近いらしい。パパもママもかなりつよいなまりがあるので、子供のドイツ語も、標準ドイツ語とも、この辺の方言であるシュエービッシュともかなり違うのだそうだ。それに、早口なので、周りの子が、何を話しているのか理解できなくて、本人もつらい思いをしていたので、通うことになったらしい。その子のいとこも半年、Logopaedieに通って、効果があったと言っていた。にこちゃんも、通い始めて半年以上たつが、「上達したなー」と思う瞬間がない。にこちゃんの場合、問題は、語彙であり、文法である。結局のところ、ドイツ語の勉強になってしまう。今週も、記憶力増強のトレーニングと冠詞の練習だった。「同じ年代の子に比べ、まだまだ語彙も少ないし、文法能力も低いですが、半年前に比べ、ずいぶん進歩したと思います。」と言われた。その進歩が私には感じられないけど、先生の言葉を信じたい。小学校入学まで、あと1年半。来月には、入学適応能力検査がある。以前は、入学半年前に行っていたが、最近は、1年半前に行い、適応能力が低い子に対し、早めに手を打てるようにしているそうだ。ヨハネス君のドイツ語は5歳児にしては、上出来。ヨハネス君の両親とも学校の先生で、子供たちのドイツ語の間違いをその場で直ぐ直している。ヨハネス君や、そのお兄ちゃんが、ニコちゃんのドイツ語の間違いを指摘することはないし、なんとなく会話が成り立っているが、にこちゃんもお友達と遊ぶことによって、ドイツ語を学んでいってくれればいいなーと思う。
2012年03月22日
コメント(2)
今年の夏は、恵子を一人で日本に行かせることにした。そこで、ネットで航空券の予約をしたのだが、ちょっとびっくりしたことがあった。「夏は、東京は暑過ぎるから、来るな。」といつも言われていたし、言われるまでもなく、自宅で過ごしたほうが快適なことはわかっているので、夏休みに日本に行ったことがなかった。運賃を調べると、結構高いので、どうしようかな、と迷っていた。数ヶ月前に、「ルフトハンザが600ユーロ代で売り出しているみたいだよ。」と友達に教えてもらったが、ルフトハンザには嫌な思い出がてんこ盛りなので、意地でも利用したくなかった。夏休みに行くなら、そろそろ予約しなくては・・・と思い、あちこち調べることもせずに、オーストリア航空を利用することにした。3-4年前に1回利用しただけなのに、先月の私の誕生日に、おめでとうのメールを送ってきてくれて、10ユーロ分のサービス券もくれたからだ。前回利用したときは、行きのウィーンへのフライトがキャンセルになり、ものすごく早朝のフライトに振替えられたが、文句を言ったら、ルフトハンザに振り替えてくれた。帰りには、乳母車が紛失してうけとれなかったが、翌日自宅まで届けてくれた。つまり、トラブルがあったが、対応がスムーズで、結果的には不満は生じなかった。そのうえ、乗り換えしなくてはいけないウィーン空港が小さいので、乗り換えにたくさん歩く必要もないし、出発時間もちょうどいい。今回、ネットで予約したのだが、最後に、「今回の東京へのフライトで、かかるCO2の排気量はXXXXtです。これは、金額に換算すると、54ユーロのダメージになります。つきましては、CO2排気にともなう損害を負担してください。」と表示された。これは、オーストリアがこういう政策を設けているのか、ほかの航空会社もそうなのか、わからないが、聞いたことがなかったので、びっくりした。これが、今のトレンドなのだろうか? 航空券って、半分以上が税金等なのに、さらに、二酸化炭素排気量分も負担するなんて・・・・。この金額は、「推奨金額」であって、自分で変更できるようだが、最低でも「7ユーロ」を負担しろ、と書かれていた。今まで、あまり、飛行機が排出する二酸化炭素について考えたことはなかった。航空運賃にそのまま含めるのでなく、別途支払い、ということで、環境への問題を促しているのかもしれないが、旅行しづらい時代になったなーとつくづく思った。
2012年03月19日
コメント(2)
ニコチャンの幼稚園でも男の子の間で、ベイブレードがはやっている。ニコチャンも今日は、「幼稚園にもって行きたい。」と言い出した。なくしたりしたら困るから、やめなさい、といっても、「みせるだけ」といって、リュックにつめていた。しかし、幼稚園につくなり、二人の男の子が、ニコチャンに、ベイブレードをみせ、「ニコももっているか?」ときいた。それで、早速3人で遊び始めた。でも、その場にはその3人だけではなく、ほかの男の子もいた。その子は見ているだけで、なんかかわいそうになった。ちょうど先生が教室におらず、研修生だけだった。彼女は、「ベイブレードで遊んでいいのかどうか私には判断できない。」と言っていた。でも、やっぱり、あとから先生に、幼稚園で遊んではダメ、と言われたようだ。今週のLogopaedieは、29回目。いい天気なので、久々に自転車で出かけた。途中に小さい池がある。ニコチャンは自転車を止めて、池の近くに行き、水に手をつけたりしていた。「危ないし、時間もないから、行くよ。」と何度促しても、水遊びの魅力には勝てず、遊んでいるうちに、足を滑らせ、池にはまってしまった。もう、家に戻る時間もないし、ビシャビシャのまま、Logopaedieに行った。ズボンと靴下を脱がせ、パンツ一丁でセラピーを受けることになった。まったく、天気が良くてよかった。セラピーの内容は、動物の鳴き声を聞かせ、その順番をあてるという、記憶力を向上させる練習。4つまでは問題ないが、5つになると、いつもつかえてしまうそうだ。それと、不定冠詞の練習。なかなか覚えられないようだ。先生に、「不定冠詞よりも、定冠詞のほうが覚えやすいのでしょうか?普段話すときはどうですか?」と聞かれたので、「普段話すときは、冠詞が全部抜けています。」とそのまま答えた。小児科から出される処方箋は、1枚に付き10回分。すでに、今まで3枚もらっている。来週で、3枚目の処方箋分が終わる。先生から、「もう一度、10回分の処方箋をもらってきてください。それで、提案ですが、あと10回で、少し、休みをとったらどうかと思います。かなり長く通っているので、そろそろ飽きてきたのではないかと思います。ここらで一度、3-4ヶ月休んで、また必要があれば再開するという方がいいと思うのです。」という話があった。結局、今まで、半年以上通ったが、はっきりいって、目に見えた進歩は感じられない。もちろん、幼児期だから、生活しているだけで、語彙がどんどん増えていく時期だと思うが、それすらも、あまり感じない。あいかわらず、おしゃべりが下手だ。自分の言いたいことが説明できなくて、よく欲求不満になっている。単語をつなげているだけ。先生も、限界を感じているのではないかと思う。自然に伸びていくのを待つしかないのかもしれない。
2012年03月14日
コメント(0)
本当に変な天気。先週は初夏のような陽気だったのに、今週は月曜日に引き続き、昨日も雪。夕方は、結構な吹雪だった。木の枝には雪がついて、まるで白い花が咲いたようだ。ドイツではよくみかける、アムゼルという鳥がいる。大きさは鳩ぐらいで、オスは黒く、メスは茶色っぽい。先日、家にいたら、「ごん」という何かが窓ガラスにあたったようなものすごい音がした。アムゼルが、窓ガラスに思いっきりぶつかったようで、そのままテラスで死んでいた。最悪・・・。賢浩は鳥の死骸をみて、「中に詰め物をして剥製を作りたい。」と、とんでもないことを言い出した。賢浩が解剖実験を始める前に、地面に埋めてあげようとは思うのだけど、地面が凍っていて掘れない。しかたなくそのまま庭の隅に放置してあるが、すごく気になる。昨日の真夜中、恵子が電車で帰ってきたので、駅まで迎えに行った。夜中の0時過ぎの最終便。迎えに行くたびに、ものすごく心配でドキドキする。いつもは、男の子二人、女の子二人の4人で帰ってくるのだが、昨日は、女の子二人だけだった。男の子たちは金曜日の午前中に帰りたいといったのだそうだ。寮のほうが、親の目がなく、自由で、夜中ずーっとコンピューターゲームが出来るから・・・というのが理由らしい。恵子たちの学校の男子生徒のほとんどは、暇な時間はコンピューターゲームをしているのだそうだ。家にいれば、「コンピューターゲームばかりしていないで、いい加減に寝なさい、」とか、「勉強しなさい」とか、親に注意されるだろうが、寮の自分の部屋でやっているかぎりは、誰にも文句を言われない。隠れて飲酒をする子もかなりいるようだ。寮は二人部屋だが、イヤホンをつけていれば相手に迷惑にはならないし、二人ともゲームに夢中になっているケースのほうが多いのだろう。寮生活と言うのは、堅苦しいような気がするけど、もしかしたら、家のいるよりも自由が多いのかもしれない。自己管理が出来ない人には向かないのだろう。そういう意味で、恵子は、「私は、賢ちゃんをこの学校に入れるのはよくないと思うよ。」と言っていた。まあ、そういう心配をする前に、賢浩は受からないと思うけど・・・・。恵子たちの学校は、世間一般では、エリート校という位置づけだが、実態はこんなものである。ギムナジウムは、現在8年制だが、5,6年生が低学年、7-10年生が中級、11,12年生が上級生という扱いになっているように思う。恵子たちの学校は7年生以上の子供しかいないが、7年生から10年生は学年間の垣根が比較的低いが、10年生と11年生の間には、自由に飛び越えることが出来ない大きな壁がある。11年生からは、卒業試験および大学進学に向け、コース別に編成されるようだ。それで、恵子たちは、今、そのコースを選択する時期にきているらしい。恵子の場合、語学力が際立って高い。だから、まわりが、語学を選択しないのはもったいない、というのだそうだ。しかし、恵子自身はどちらかというと、理系の勉強をしたいと思っている。理系の科目も良くできるので、問題ないと思うのだけど、回りの意見にも耳を傾けると、何を選択するのが最良かわからなくなる、と言っていた。もう将来の方向性の選択の時期なのか、と思うと、早いなーと思う。まだ14歳だから、日本で言えば、来年ようやく高校受験の年齢。今月末には、BOGYと呼ばれる、職業実習がある。恵子は、脳外科専門の病院でさせてもらう。それで、医療関係に興味を持つか、それとも、今度アメリカで開かれる会議で発表する「コンピュータープログラム関係」をもっと勉強したいと思うか、はたまた別のことなのか・・・。自分の将来について、もうある程度方針を決めないといけないなんて、大変だなーと思う。
2012年03月09日
コメント(0)
先週の木曜日の夜からニコチャンが発熱。週末はほとんど寝てすごした。月曜日になっても、熱はないものの食欲も元気もなく、咳がとまらない状態だったので、幼稚園を休んだ。本当に変な天気で、先週は20度近くまで気温が上がったのに、また気温が下がり、月曜日には少しだけど雪が降った。ニコチャンのインフルエンザは、私にもうつり、咳や鼻水が止まらない。火曜日からは幼稚園に通っているが、休み癖が付いたのか、行くのをすごく嫌がる。今まで、ニコチャンは、予防接種の注射をされても、泣くことはなかったのだけど、1月に扁桃腺の手術をして以降、痛みに対する恐怖心が増したように思う。いつも、医者に行くというと、「注射しない?」と確認する。普通、注射というと、上腕部にうつ真似をすると思うのだけど、ニコチャンの場合、いつも手の甲にうつまねをする。手術中は麻酔をしているから記憶はないと思うけど、手術後の痛みが強烈だったので、恐怖心をあおっているのだと思う。先週の金曜日に診察したとき、血液検査をした。人差し指の先にぷちっと針を刺し、ほんの少し血を抜いた。痛みなんて、ほんの一瞬だったと思うのだけど、ニコチャンはその後も5分ぐらい泣き叫んでいた。痙攣を起こすのではないかと思うぐらい、全身を震わせ、「Nein、Nein!!」と絶叫していた。火曜日には、歯医者で定期健診があり、ちょっとした虫歯の予備軍があったので、処置してもらった。少し削ったのだけど、そのときも、涙を流して抵抗した。今まで、そんなこと一度もなかったのに、最近、痛みに対する反応が異常だなーと感じる。そんなニコチャンも次の日曜日で5歳。今までは、「セバスチャン・フェッテル(ドイツのF1ドライバー)(モデルのF1のリモコンカーおもちゃ)が欲しい。」と1日何度も言っていたが、最近は、「トランスフォーマーのレゴが欲しい。」とそればかり。セバスチャン・フェッテルモデルの車が欲しいと言い出したきっかけは、郵便受けに入っていたおもちゃ屋さんの広告でみたから。トランスフォーマーが欲しいと言い出したのは、テレビのCMをみたから。とにかく、何でも欲しくなってしまう。12月にプレイモービルの遊園地に行ったときは、そこで見た車が欲しくて仕方なくて、買ってくれ、とうるさかった。それで、ちょうどクリスマスだからとういことで最終的には買ってあげたのだけど、いろいろなパーツをなくしてしまって今では見向きもしない。それに、今回買って欲しいといっているのは、正確にはレゴではなくて、KRE-Oという製品で、ロボットと車の2種類に組み立てられるのだけど、ニコチャンが一人で組み立てられるとは思えない。すでに、トランスフォーマーの車はたくさん持っているが、ロボットから車へ、車からロボットへ組み替えるのに、いちいち直してくれと頼まれる。それさえも面倒くさいのに、今回のはパーツがばらばらになるブロックで出来ているので、さらに組み立てが面倒くさい。そのうち、パーツをなくして、組み立てられなくなることは目に見えている。それに結構高いから、買うつもりはなかったのだけど、[誕生日」というワードを出すと、本人は、二言目には、「トランスフォーマー、プレゼントでもらえるね。」とそればっかり。記録として、4歳最後の言語療法の様子を書いておく。今回も、前回と同じで、ーig の練習。発音も聞き取りも問題ないそうだ。続いて、記憶力を伸ばす練習。今回は、風邪薬の影響もあるし、咳も多く、いつもにもまして集中力が欠如していたそうだ。最後に、不定冠詞の練習。今回は、動物について勉強したとのこと。だいぶ覚えてきたけど、1週間たつとまた忘れてしまうので、家でも練習させてください、と言われた。そこで、壁に、模造紙を貼り、einだったら、左に、eineだったら、右に という風に、わけて動物の絵が描かれたカードを貼らせた。たとえば、サルは、左に張ってあるから、ein Affeだね、とか、キリンは、違うほうに張ってあるから、eine Giraffe だね。といって、練習させている。本人は、覚える気はあまりないみたいなのだけど、いちいち壁のどっち側に張ってあるかを確認して、ein Tiger とか eine Kuh と答えるのが楽しいみたいで、自分から私に問題を出してくれ、といってくる。今のところ、あと2回でセラピーは終了。延長については、まだ何も言われていない。出来ることなら、1年ぐらい続けて欲しいけど、だんだん健康保険の適用も厳しくなってきているみたいだし、どうなんだろう?
2012年03月08日
コメント(0)
恵子からメールがきた。恵子は7-8個、学校でクラブにはいっている。恵子の学校では、少なくとも3つ(音楽系、スポーツ系、勉強系を少なくとも各1つ)のクラブに所属しないといけないことになっている。寮生活なので、余暇を充実させるため、という目的もあるのだろう。1つのことに集中する日本の学校のクラブ活動とはちょっと異なる。どちらかというと、趣味のサークル活動とか大学のゼミとか、そんな感じ。恵子が入っているクラブのひとつに、TSA(Technology Student Association:技術学生協会)というのがある。TSAは本部はアメリカにあり、毎年、アメリカで会議が開かれる。5000人ほどが集う大規模集会らしいが、ドイツ代表(?)という形で、恵子たちの学校も毎年数名参加しているらしい。恵子もその一人として参加が許されたようで、至急、参加させることに異議なし、という手紙にサインをしてFAXしてほしい、という内容のメールが送られてきた。以前から、「たぶん、私もアメリカにいけると思う。」といっていたが、私は半信半疑だった。しかし、お知らせをもらい、「本当に行くんだー」とびっくりした。参加費用は、航空賃、ホテル代などで8日間の日程で1500ユーロほどになるらしいが、企業にスポンサーになってもらうので、一人当たり、200ユーロ程度の実費(プラス、現地でのお小遣い)で済むらしい。すごいなーと思った。でも、TSAのホームページを見ても、恵子からの説明をきいても、いまひとつ、何をしているクラブなのかわからないし、何のためにアメリカに行くのかもわからない。でも、本人はすごく喜んでいるようなので、反対する理由はない。今年の会議は、テネシー州のナッシュビルで開催されるそうだ。こういうことでもない限り、テネシー州に行く機会もなさそうだから、すごくいいチャンスだと思う。中国に行ったり、アメリカに行ったり、贅沢なギムナジウム生活だなーと思う。私が恵子ぐらいのときは、本州から出たことすらなかったのに・・・・。スケールの大きさに驚く。
2012年03月07日
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1


