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最近、天気のいい日が続き、子供たちは連日プール通い。週末は夫が連れて行くが、平日はわたしの担当。子供たちが真っ黒に日焼けするのはいいけど、わたしはやはり日に焼けてこれ以上しみを増やしたくない。日本では焼かないようにしている女性は多いと思うが、こちらでは、日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、ぐらいで、それ以上の予防は、傍から見ると奇妙に見えるようだ。先週の土曜日は、夫は子供3人をサイクリングに連れて行った。後で、15km離れた町のバーガーキングに行ったと聞いて、びっくり。今までも、自転車で行ったことはあったが、その場合、ニコチャンは夫の後ろに座っていただけ。今回は、自分も自転車をこいで行ったのだ。片道15kmって結構ある。帰りはさすがに疲れて、2-3km走ったところで、「眠い」と言い出し、寝てしまったらしい。夫は、ニコチャンを自分の自転車の後ろの子供用の椅子にのせ、さらに、ニコチャンの自転車も自分の自転車にくくりつけ、帰ってきた。そんなことがあったので、昨日は、初めて、ニコチャンに自分の自転車でプールに行かせた。ニコチャンは20kg以上あるから、ニコチャンを後ろに乗せて自転車をこぐのは、わたしには辛過ぎる。途中、急な坂道があるので、心配したが、全く問題なかった。ただ、プールで遊びつかれたあと、自転車に10-15分乗るのは大変だったようで、途中、エネルギー切れになって、また寝てしまいそうになってしまった。「寝るなー、寝るなー。おうちに帰ったらアイスが食べられるぞー!」と励ましながら帰った。今週は幼稚園も休みだが、Logopaedieは普段どおりあった。今日は、不定冠詞の練習と絵を見て、説明させる練習(たとえば、男の人がボールをけっている、女の子が花に水をやっている、など)。絵を見て説明させるのはニコチャンにはむずかしすぎたようだ。それで、今度は、動物の絵カードをニコチャンに持たせ、その特徴を言わせ、先生がその動物名を当てる、というゲームをしたそうだ。家でも、こういうゲームをしてください、と言われた。家で、早速したのだけど、うまくいかなかった。ニコチャンは、絵の説明をしようとするので、なかなかうまくいかない。たとえば、我が家にあったカードのカバのイラストは、大きな口をあけていて、中に歯が4本だけ描いてあった。「大きい」とか「大きな口」とかヒントを出してくれればいいのだが、「口をあけている」「4本しか歯がない」というヒントしかくれないので、カバと当てることは難しい。シマウマの場合は、白と黒のストライプ、と言えばいいのに、白くて茶色のジグザグが入っている、などというから混乱する。Logopaedieは、あと1回で終わりなのだが、今日、先生に、「小児科医と話しましたか?」と聞かれた。わたしは、「Ergoterapieの処方箋を出してもらうのは難しいと思います。」と先日医者に言われたことを話した。先生は、「わたしと話したときは、問題ないようなことを言っていたのに・・・。まあ、あの医者は、なかなか処方箋を出さない人ですからね。でも、もし、Ergoterapieが無理なら、Logopaedieを続けるべきです。あと20回分は処方箋をかいてもらえるので、Ergoterapieが無理な場合は、わたしに連絡ください。わたしから小児科医に掛け合います。」と言った。今日、ニコチャンがセラピーを受けている間、待合室で、やはり、お子さんのセラピーが終わるのを待っているお母さんに話しかけてみた。その人のお子さんは、2年間Ergoterapieに通い、1年間Logopeadieに通っているのだそうだ。「Ergoterapieは、体の不自由な子のためと言う感じで、通わせた意味を全く感じなかったです。このLogopaedieに通わせるようになって、3ヶ月で、目に見えた変化がありました。本当にここに通わせてよかったです。」と言った。合計で、3年もいろいろなセラピーに通っていたなんて・・・・。そのお子さんは、普通にべらべらしゃべっていたし、ごくごく普通のお子さんのように見えた。いろいろなケースがあるのだなー。
2012年05月30日
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金曜日のお昼過ぎ、恵子が帰ってきた。賢浩も午後2時過ぎに修学旅行から戻ってきた。そして、夜、夫も帰ってきて、我が家はまたすごくにぎやかになった。恵子は2週間分、夫と賢浩はそれぞれ1週間分の洗濯物の山。幸い今週末は天気が良くて、よく乾くので助かっている。賢浩に、修学旅行はどうだったか?と聞いたら、まあまあだった、と言った。ホームシックで、泣いていた子もいたらしい。Rothenburgは、「あんな古い町とは思わなかったよ。もっとモダンな町かと思っていたのに、あんまり面白くなかった。」と言っていた。 マクドナルドとか、おもちゃ屋とか、賢浩の興味をひく店がなかった、と言うことなのだろう。カヤックもしたそうだ。最近、家族揃うと良くゲームをしている。ニコチャンが入ると、出来るゲームが限られてくるが、ニコチャン以外の4人でゲームをすると、結構は白熱して面白い。昨日は、恵子と賢浩と一緒に、子供用の知識クイズをした。これは、一応目安として、「6歳以上」となっていて、恵子の6歳の誕生日にお友達がもらったものだが、わたしは初めてした。結構難しい問題もあり、6歳児向けとは思えない内容だった。わたしへの最初の問題は、「Armbrust」とは何でしょう? というものだった。選択肢があったのだけど、わたしはわからなかった。答えは、「Eine altertuemliche Schusswaffe」。アーチェリーのことだった。私が知らなかったことに、子供たちはびっくりしていた。次の問題は、「Schwebebalken」とは何でしょう? だった。これも選択肢があったが、私には全くわからなかった。答えは、「Ein Turngeraet」。平均台のことをこういうらしい。「ママ、本当に知らなかったの?」とまともや子供たちに驚かれた。小学生以上なら誰でも知っている言葉のようだ。あまりにも私ができないので、「ママルール」を設けた。カードには5つ問題が記載されており、さいころの目の番号の問題を相手が読み上げ答えるゲームなのだけど、わたしはさいころを振らずに、5つの中でかならずママが答えられる問題を出して、もし、ママが答えられなかったら、罰としてその問題を選んだ人は1マス下がらなければならない、ということに勝手に決めた。すごく不公平なルールだけど、子供たちも、ママだから仕方ない、と付き合ってくれた。その後は、「ディズニー映画に出てくる小さいゾウの名前は?」とか「クスクスとは何か?」とか、さすがのわたしでも答えられるような問題ばかり出してくれた。恵子が、[次も、すごく簡単な問題だよ。」といって、「Wie heisst der Herrschaftsstab der Koenige: Der Zeppelin, der Zerberus oder das Zepter?」と問題文を読み上げた。Zeppelinでないことはわかるが、あとのふたつのうちどちらかはわからない といったら、「えっ、うそ。ママ知らないの?」とすごく驚かれた。恵子や賢浩にとっては、この問題がわからない人がいることが信じられないような常識問題らしい。答えは、「Zepter」なのだけど、そんな名前、今まで生きてきて、聞いたことがない。一応、夫に同じ問題を出したら、直ぐにわかった。「ほらね。パパだって知っているよ。Zepterを知らない人がいるなんて、びっくりだ。」と言われた。「じゃあ、Zerberusって何?」と聞いたら、「それも、本当に知らないの? ママ、冗談言ってるの??」と疑われた。Zerberusは、3つの頭を持つ犬だそうだ。そういえば、そんなのがハリーポッターの映画に出てきたような・・・・。恵子や賢浩に言わせると、こんな問題は、ドイツ人なら誰でも答えられる問題らしい。子供向けの番組で、学校のクラス対抗(6年生か7年生だった)のクイズ番組がある。でも、その問題を見ていると、「えっ、そんな問題もわからないの?」という場面を良く見る。たとえば、「次の4つの国のなかで、インド洋に面していないのはどの国か?」と言う問題で、正確な選択肢は忘れたけど、たぶん、「ケニア、モルジブ、オーストラリア、中国」とか、そんな感じだったと思う。もちろん、正解は中国。でも、各チーム20人中、それぞれのチームで、正解してのは、5-6人だったように思う。意外に正解率が低くてびっくりした。知っていて当然、という事柄が、日本の子供とドイツの子供では、ものすごく隔たりがあるのだろうな、と改めて思った。
2012年05月27日
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今日は、ニコチャンの5歳児検診があった。まず、尿検査。その後、身長と体重の測定。111cm、21kgで、1ヶ月前の入学前検診とほぼ変わらず。その後、A4サイズのコピー用紙と色鉛筆を渡され、「家、木、ママ」の絵を描くように指示された。ニコチャンが書いている途中で、先生が診察室に入ってきた。パンツ1丁の姿になり、片足とびやまっすぐ歩くなど指示通りに出来るかを観察。その後内診。血圧測定や脚気等の検査のあと、さいころを10個机に置き、10まで数えさせる。その後、4個を手に持って見せて、直ぐに隠し、いくつあったかを言わせる。ほぼ、入学前検査のときと同じようなテストだった。絵カードを見て単語を言わせるテストもあった。しかし、絵を見て説明させるような問題はなかった。言語療法に通っていて、あと2回で終わること、言語レベルはまだまだ低いが、集中力がなく、セラピーをするのが難しいと言われていること、そのためは、Ergoterapieに行くことを勧められていること、などを話した。小児科医は、「みたところ、問題があるようには思えません。Ergoterapieというのは、障害がある人が通うところです。集中力不足という理由では、健康保険は払ってくれません。Ergoterapieに行く必要があるとは思いません。」とはっきり言った。「では、Logopaedieはどうなりますか? まだまだ言語能力は低いと言われていますが・・」と聞いたら、「LogopaedieのセラピストがニコにErgoterapieを勧めると言うのは、理解できません。この件に関しては、幼稚園に問い合わせ、幼稚園の先生の意見を聞いてみます。その後、連絡します。」と言われた。その後、別室で、視力と聴力の検査があったが、今回は、全く問題なく、パーフェクトにクリア。そもそも、質問自体が難しくないのに、なぜ今までできなかったのか、今となっては、笑い話のように感じる。幼稚園で、先生に、今日の小児科医との会話の内容を話した。先生は、「Logopaedieの先生と小児科医に電話してみます。」といってくれた。Ergoterapieに関しては、先生も小児科医と同じ意見だったのだが、確かに、幼稚園での生活を見ていても、ニコの集中力には問題があり、Logopaedieできちんとしたセラピーができない、ということも理解できるといっていた。ニコと話しても、「はい」と返事は返ってくるけれども本当にわかっているのか確信が持てないそうだ。どの先生に聞いても、「ニコは耳が悪いのかと思うことがある」と言う。でも、検査でも聴覚に異常はなく、やはり言葉の問題、もしくは、本人に人の話を聞く気持ちがないだけのことなのだろう。小さい子、特に男の子には多いことなのだろうけど、ニコチャンも、来年小学校に行くと考えると、もう少し、人の話を聞く姿勢を身につけないとまずいのではないか、と言われた。先生とは、今後も密に連絡を取っていきましょう、ということで話を終えた。帰ろうとしたときに、女の子が、「Jちゃんが大ホールで泣いている」と先生に言いにきた。大ホールにはいろいろな遊具が置いてあり、体操やダンスをするときに使っているが、自由時間のときは、各クラス2名までがその部屋で遊んでいいことになっている。ただし、先生の監視はつかない。ほかのクラスの女の子2人とニコチャンとJちゃんがそこにいたのだが、Jちゃんは、「(梯子のようなものの)一番上からニコが飛べって言ったの。わたしはいやだったけど、ニコが飛べって言うから飛んだら、転んで痛かったの。ニコが悪い。」と泣いていた。ニコチャンは、梯子の上に腰掛けたままだった。先生が対応していたので、わたしはドアの隙間から見ていた。先生が、「そんなに上から飛び降りたいのなら、下にあるマットを増やさないと。手伝って。」と言ったのでほかの女の子は手伝ってのに、ニコチャンはあいかわらず梯子の上に腰掛けたまま。たまらず、「ニコも手伝いなさい。それから、Jちゃんにあやまりなさい。」と声をかけた。ニコチャンは、「なんで? 僕、何にも悪いことしていないよ。」と言った。それ以上介入するのはよして、先生に任せた。ニコチャンにしてみれば、「自分は高いところから飛べるから、きっとJちゃんも飛べるだろうと思っただけ。別にJちゃんのことを押したわけでもないし、邪魔したわけでもない。ただ、飛べっていっただけなのに、なんで謝らないといけないの?」と言う気持ちなのだろう。たとえ、そういう気持ちであっても、実際に友達が泣いていたら、自分も梯子から降りて、慰めるぐらいのやさしさを持ち合わせていて欲しかった。ニコちゃんの行動にがっかり・・・。こういうことって、とっさに出来る子と出来ない子がいる。恵子なんかは、本当にやさしい子だと思うけど、こういうときは意外と、行動できない子だった。ニコチャンの場合は、もともと行動に移すつもりがないように見えるが、もう少しやさしい子に育って欲しいなー。
2012年05月24日
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今週は、賢浩が修学旅行で、月曜日から金曜日までニコちゃんと二人きりの生活。これが、かなり快適。ご飯を作るのも簡単だし、宿題やテスト勉強に付き合う必要もないし、あれこれ口やかましく言う相手がいないので、毎日が天国。昨日は、賢浩の12歳の誕生日だったのだけど、携帯電話も持たせていないし、おめでとうを伝える手段がないので、特に何もしなかった。クラスのみんなに配る30人分のお菓子は買っておいて、持たせた。ちゃんとみんなに配ったかな? お天気はあまりよくないけど、楽しく過ごせているといいなー。4泊5日の日程で、そのうち1日、「Rothenburg」で自由行動がある。学校で事前説明をしているとき、先生が、「Rothenburg は 観光客の多いところです。 特に、日本人観光客が多い。」と言ったそうだ。そしたら、クラスのみんながいっせいに賢浩のほうをみたらしい。確かに、日本人好みの町並みだと思うが、日本人観光客だけが特に多いとは思わない。その情報はいったいどこから来たのか不思議。恵子は、今週は、ドイツ航空宇宙センターで実習。重力のテストとかいろいろ実験させてもらえて楽しいようだ。先日行われた数学のコンクール(Mathe Kaenguru)で、1等をとった、とメールがきた。去年も1等で、「Loop it」というボードゲームを賞品としてもらった。このゲームはかなり優れもので、家族で楽しめる。今年の賞品は、「Scientifica: Meilensteine aus der Welt der Wissenschaft」という本だったそうだ。ニコチャンは、今日で38回目の言語療法。最後はいつも、5分ぐらい、今日は何をしました、という説明がある。先生と私が話している間、ニコチャンは、おもちゃで遊んでいるのだが、今日は、席に着いたまま。ニコチャンの前に4つの絵カードがあり、先生がニコに向かって、「ママに説明してあげて」と言った。どのカードにも、真ん中に滑り台があり、男性と犬が描いてある。最初のカードは、男性が滑り台の階段を登ろうとしていて、犬がその後ろにいる。次のカードは、男性が滑り台を滑っていて、犬が階段を登ろうとしている。3番目の絵は、男性が滑り台の下にいて、犬が滑り台の上にいる。4番目の絵は、男性が滑り台の下にいて、犬が滑り台の上にいるのだが、滑り台から水が流れている絵。明らかに、「男の人が滑り台を滑ろうとしている。男の人が滑り台を滑っているのを見て、犬も滑りたいと思った。それで、犬は階段を登ったが、上に立ってみると怖くてなかなかすべることが出来ない。怖くて、思わず、お漏らしをしてしまった。」というストーリー。しかし、ニコチャンは、「Der wollte rutschen. Der hat Rutsch gemacht. Hund wollte rutschen. Hund hat Wasser gemacht。」と言った。先生は、何度も、「Der Mann」とか「Der Hund」とか「gerutscht」と助け舟を出したが、あまり上手にいえたとは思えなかった。最後の絵は、ニコチャンは、先生に言われるまで、犬がおしっこを漏らしたとは思ってないなかったようで、誰かが水を流した、と思っていたようだ。言葉でうまく説明できないだけではなく、自分でストーリーを頭の中でこしらえることも苦手だと思う。先生に、「この絵の順番は、ニコが自分で考えたのですか?」と聞いたら、「それは、二コには難しすぎるので、私が順番に並べました。」と言われた。やっぱり、と思った。その後、先生に、今回も、Ergotherapieへ行くように強く勧められた。先生は、小児科医にまた電話してくれたそうで、小児科医も合意してくれたとのこと。明日、5歳児検診があるので、そのときに、聞いてみようと思うが、上の子二人のときと、なんでこんなに違うのかとびっくりする。でも、ニコチャンのために、いろいろな人が手を貸してくれるのはありがたいことだと思う。
2012年05月23日
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昨日は祝日。そして、ドイツでは「父の日」。わが町の屋外プールも昨日オープンした。先週は汗ばむ天気が続いたが、今週にはいって気温が下がり、特に水曜日はマフラーに手袋で出かけてしまったほど寒かった。あられが降っていた。夫の働いているところでは、雪も降ったらしい。昨日は晴れではあったが、寒かった。それでも、夫は賢浩とニコチャンを連れてプールに行った。案の定、ほとんど人はいなくて、貸切り状態。でも、初日だったので、シャンパンが振舞われたとか・・・。ニコチャンは、プールには入らないで、ひたすら水鉄砲で遊んでいたらしい。プールは、うちから1.5kmほど離れたところにある。ものすごい坂道になるので、夫がニコちゃんを自転車に乗せて連れて行った。帰ってくるとき、家の前で、近所のニコチャンの友達のヨハネス君に会った。ヨハネス君は、「僕は一人で自転車に乗れるけど、ニコはパパの自転車に乗っているんだねー。」と言ったそうだ。ニコチャンも一人で自転車に乗れるのに、バカにされてしまい、なぜだか、賢浩がものすごく憤慨していた。自分はしょっちゅうニコちゃんのことをバカにしているのに、ほかの子がバカにするのは許せないんだなー。兄弟ってそういうものなのだろうな。恵子からは、夫宛に「父の日おめでとう」というメールが来ていた。恵子は、今週は、「Mathewochenende」(数学の週末)というプログラムに参加していて、木曜日から日曜日まで数学漬けの毎日。そして、来週月曜日から木曜日までは、ドイツ航空宇宙センターで研修。6月にはアメリカに1週間滞在、7月にはクラス旅行でハンブルグに行き、8月はまるまる1ヶ月日本で夏休み。先週末帰ってきたときに、「社会福祉実習はどう?」と聞いてみた。恵子の通う学校では、10年生は、1年間、週1回半日、かならず社会福祉の実習をしなくてはいけない。恵子が選んだのは、目の不自由な人のための老人ホームでの実習。男の子と二人で担当しているのだが、行っても、あまりすることがないらしく、男の子は、「行くだけ時間の無駄」といって、こなくなってしまったそうだ。そのことで特に男の子がお咎めを受けるわけでもないし、成績に反映するわけでもない。老人ホーム側の担当者もころころ変わるし、たいした仕事もない。でも、サボりたくないし、一生懸命やりたい気持ちと、やっても意味がない、という気持ちとの葛藤で苦しんでいるようだった。この前は、15分ほど廊下で待たされ、その後は、ひたすらお年寄りの手にクリームを塗ってマッサージをするだけだったそうだ。恵子たちの学校からは2人だが、はっきり言って、老人ホームで研修をする人は多い。だから、ホーム側にとっては、恵子は大勢の実習生のうちの一人にすぎず、ボランティアで手伝ってくれるありがたい存在、というわけでもない。恵子のモチベーションは下がる一方。でも、だからといって、サボるとか手を抜く、ということはしたくないようだ。すごく真面目な子なので、悩んでしまうのだろう。せっかく、朗読してあげようと図書館にいって、本を借りてきたり、バイオリンを弾いてあげようと持って行っても、誰も聞いてくれないし、遅れそうになり、急いで走っていっても、結局は廊下で待たされたり、無遅刻無欠勤(?)で通っても、全く感謝されない状況が続いて、心が折れそうになっているようだ。あともう4-5回なのだから、自分が楽しんで出来るようにしなさい、ということぐらしか、わたしにはアドバイスできない。真面目な子が報われる世の中であって欲しいと強く願わずにはいられない。
2012年05月18日
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昨日の午後、ニコチャンを幼稚園に連れて行ったとき、玄関で、ニコチャンの仲良しのG君と一緒になった。ニコチャンは、「G」と叫んだが、G君はニコチャンを見るなり、「もうニコとは遊ばない。」と言った。わたしは、「あら、どうして?」と思ったが、G君を連れてきていたG君のおばあさんが、ニコチャンに向かって、「君がニコね。君は、午前中、Gのことをたたいたでしょ?」と言った。ニコチャンに確認したら、否定はしなかったので、事実なのだろう。でも、いくら聞いても何も言わないので、理由は不明。とりあえず、ニコにその場でG君に謝らせた。G君のおばあさんは、ニコに向かって、「もうそんなことはしないでね。」と言い、わたしには、「Gはよくニコの話をしますよ。」と言った。G君とニコチャンは幼稚園では仲良しだけど、幼稚園以外では一緒に遊んだことがない。お誕生日会に招待したけど、都合が悪く来てもらえなかったし、家も遠いし、お母さんが働いているので、よくおばあさんが送り迎えをしている。お母さんとは幼稚園でたまに会っても、すごくそっけなくされて、嫌われているのかな、と思っていたけど、もしかしてその理由は、昨日みたいなことが頻繁にあるからなのかもしれない、と思った。また、二人でいると、悪いことばかりすると先生にも何度か言われていたので、G君のお母さんは、あんまりニコと一緒に遊ぶのを好ましく思っていないのかもしれない。わたしがもう少し積極的に振舞えば、事態は良くなる気がするけど、なかなか社交的に振舞えない。子供に対しては、あれこれ言うけど、実は自分が一番だらしがないなーと思う。ニコチャンの言語療法については、今回も不定冠詞の練習。それと、Sの発音の復習。マンネリ化してきた。先生に、「あと3回残っていますが、来週、小児科に行ったときに、その場でErgoterapie(作業療法)の処方箋がもらえるように話してみてください。言語療法が終わったら、間を空けずに、作業療法に入るのがいいと思います。もう、どこか心当たりはありますか?」と聞かれた。先生は、すでに、小児科医に話してくれたそうだが、小児科医は、作業療法に通わせることにあまり乗り気ではなく、「まずは、言語療法を終えてから、その話はするべきだ。」というスタンスだったそうだ。しかし、来週、もう一度、ニコを作業療法に通わせることができるように小児科にかけあってみます、といってくれた。ニコチャンの場合、発音が不明瞭とか、吃音がある、というわけではなく、単に、文法力が低い、というのが問題点なので、言語療法に半年以上通っても、目に見えた結果が出てこない。作業療法に通って集中力をつけろ、と言われても、やはり、目に見える結果は期待できないのではないかと思う。本当にこれが今のニコチャンに必要なことなのか、最近、ますますわからなくなってきた。そのほかに、ニコチャンはよく口を半開きにしていると指摘された。これは、鼻呼吸ではなく、口で呼吸をしているということだから、気をつけるように、と言われた。今まで気にしたことがなかった。でも、この機会に、1月に手術した経過も見てもらいたいと思い、耳鼻科に電話したら、予約は2ヵ月後になった。なんで、いつもこんなに耳鼻咽喉科が混んでいるのか不思議。
2012年05月16日
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日曜日に賢浩が通っている音楽学校のコンサートがあった。賢浩も演奏する予定に入っていたのに、本人が嫌がり、オープニングのファンファーレをほか5人と一緒に吹いただけ。でも、司会をしていたので、わたしたちも聞きにいき、結局は最後までいた。いつもは、前半で帰ってしまうので、後半までいたのは初めて。コンサートは午後5時スタートで、ニコチャンは、1曲目から寝てしまい、前半終了まで寝ていた。おかげでゆっくり鑑賞できた。後半は、アンサンブルとロックバンドだった。観客は家族とその親戚が主だけど、前半で演奏を終了した子たちは、後半が始まる前に帰ってしまうことが多く、後半は、客席にかなり空席目立っていた。また、家族連れがほとんど帰ってしまったので、客の年齢層がすごく高くなっていた。アンサンブルはまだしも、最後のロックグループでは、ボーカルが二人いて、かなりシャウトしていたが、客席は静まり返っており、かなりシュールな光景だった。舞台は学園祭ののりなのに、客席は老人ホームのようだった。こういう状況でも、ちゃんと歌い切るのは素晴らしい、と思った。賢浩には、絶対にできないことだ。賢浩は、みんなの前で何かするのが恥ずかしいと思っている。目立ちたがり屋のようで、結構内弁慶だ。ドイツでは、小学校1年生から宗教の授業がある。カソリックかエバンゲリッシュを選択できるが、「宗教の授業を受けない」という選択肢もある。我が家はキリスト教ではないけど、子供たちは、エバンゲリッシュを選択している。ギムナジウムに入ってからも、5,6年生は宗教の授業を受けないという選択が出来る。しかし、7年生からは、カソリック、エバンゲリッシュのほかに、「倫理」という選択肢も増え、それまで宗教を選択しなかった子は、必ず、「倫理」の授業を受けなくてはいけない。今まで宗教の授業を受けていた子でも、7年生から「倫理」に変更することも出来る。賢浩は、友人が「倫理」の授業をとるので、お前もとれよ、と勧められたそうで、昨日、突然、「7年生から倫理を受けたいけど、もう7年生で必要な教科書のリストを学校に提出してしまったから、どうしよう。」と言い出した。それで、今朝、学校に問い合わせてみた。学校側からは、「どうして、倫理に変更したいのか、宗教上の理由などを本人が書いて、親のサインと一緒に、書面で提出してください」と説明があった。ドイツでは、14歳から、子供は自分の意志で宗教の授業を選択できるが、それ以前は、親が決めてよい、という法律がある、と習った。そんなことまで法律で決められているのはすごいな、と思うけど、多くのドイツ人にとって、宗教は大切なことなのだろう。わたしは特定の宗教に肩入れするつもりは全くなくて、ドイツに住む以上はある程度のキリスト教の知識は必要だと思うが、それ以上のことは必要だとは思っていない。だからといって、宗教の成績が4や5では困る。もともと、賢浩が倫理を選択することに賛成で、実は、以前から、賢浩に勧めていたのに、本人は、このままで言い、と言っていた。それなのに、友達が倫理に鞍替えすると知ったとたん、自分も・・と言い出すのは、どうかと思う。賢浩の場合、結局いつもそこだ。自分が何をしたいかではなく、友達がしているから、と言うのが理由。もう少し、自分というものがあってもいい気がするのだけど・・・。この宗教だけど、この前のテストで賢浩の成績は、3+だった。あまりいいとも思えないけど、クラス平均よりは上だったそうだ。クラスメートの一人が、4+の成績で、「やったー」とガッツポーズをしたそうだ。彼は前回の成績が4-5で、お父さんから、「次回の成績も4以下だったら、お前のコンピューターを窓から捨てる。」と言われていたので、「4+なら、捨てられなくて済む。」と、思わず、ガッツポーズが出たらしい。しかし、先生が、「4+はガッツポーズを取るような成績ではない。どうして、4+で喜んではいけないのか、よく考えて、答えを作文して書いて来い。」と宿題が出されたそうだ。夫にこの話をしたら、「楽しそうなクラスでいいじゃないか。」と笑っていた。
2012年05月15日
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恵子は、中国語を学校のクラブ活動で習っている。でも、週に1回先生が教えに来てくれるだけ。習って1年未満の子が出場できる中国語コンテストに出場することにしたのだが、先生はまったく協力してくれない。それで、義姉に相談したら、義姉の友達を紹介してくれた。その人は日本に住んでいる中国学の教授。恵子は、一度その人と話したらしいが、「これから台湾に出張なので、帰ってきたらもう一度話しましょう。その間、私に質問事項を送ってください。帰ってきたら、アドバイスを送ります。」と言われたそうだが、その後何度連絡しても、返事はなしのつぶて。仕方なく、自分で本を借りたりネットで調べて、先週第一審査の書類とエッセーを送った。そうしたら、なんと、「出場資格なし」との連絡が来たのだそうだ。出場資格は、「12歳から20歳で、中国語を習って1年未満。5歳の誕生日以降、中国に4週間以上滞在したことがない者に限る。」となっているそうだ。恵子は、2002年に香港に行ったことを書いたのだが、それが出場資格に抵触するということだった。しかし、恵子は9月生まれで、その時点では4歳ということを説明し、ようやく、出場資格あり、になった。「香港に行ったけど、そんなの、1週間ぐらいだし、勉強しにいったわけではないのだから、そんなこといちいち応募書類に書かなくてもいいのに・・・」といったら、「全部書かなくてはいけないんだよ。」と言われた。3年前に学校のオーケストラで中国に行った2週間ももちろん申告しなくてはいけない事項。これも、2週間だからよかったが、4週間滞在していたら、出場規定に触れていたらしい。恵子は香港で生まれ、2歳になる前にドイツに引っ越した。香港にいるときから、家では英語と日本語。夫の家族は広東語で話しかけていたけど、たぶん、記憶には何も残っていないだろう。広東語と中国語(北京語)は、かなり違うのに、「香港生まれだから」「お父さんが中国人(香港人)だから」という理由で、中国語が話せて当たり前、と世間では思われてしまう。恵子が5年生のとき、英語のコンテストで、学校で一番、ドイツ国内でも29番と言う成績をとったことがあった。そのとき、先生に、「よかったね。9月生まれで」と言われたそうだ。恵子の生まれた年の7月に香港は中国に返還された。つまり、7月1日より前の生まれだと、英国植民地時代に生まれたたことになり、出場資格に抵触する可能性があった、ということらしい。恵子にしても賢浩にしても、学校で英語が出来ることを、「イギリス人(国籍上)なのだから、当たり前。」と思われている。ママが日本人なのだから日本語が出来るのは当たり前。イギリス国籍なのだから英語が出来ても当たり前。ドイツに住んでいるのだからドイツ語ができるのはいわずもがな。おまけに中国語もそう思われているなんて・・・。本人の努力はカウントされない。今回の場合、恵子は、全く自信がないらしく、「たぶん、予選は通過できないと思う。」と最初からあきらめモードだった。それでも、「出場資格なし」という連絡が来たときは、相当ショックだったようだ。なんとか、出場資格Okになったけど、学校のクラブ活動で週1回習っているのと、大学で中国語を専攻している人間が同じ土俵に立つほうがおかしい と私は思う。学習暦1年未満ならどんな形態でもOKなのに、重箱の隅をつつくようなことで失格にさせようとするのが理解できない。まあ、恵子のチャレンジ精神だけは、褒めたいと思う。
2012年05月12日
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ニコチャンのLogopaedie 36回目の記録。先週借りた本を返した。まずは、その本を使って、「どの話が面白かった? じゃあ、その話をしてみて。」というかんじで、ニコチャンにストーリーを説明させたそうだ。家でも練習したのだけど、ドイツ語の話を結局は、日本語で説明することになるので、家で練習するのは難かった・・・と、先生に感想を伝えた。先生は、「この場合は、日本語を使わず、ドイツ語で本文の内容を質問してください。お母さんが難しければ、お兄ちゃんとかに手伝ってもらえませんか? お兄さんたちはドイツ語を話せるんですよね??」と言った。多言語環境での子育てでは、一人一言語、が鉄則。わたしは、いかなるときでも、子供とは日本語で話すべき立場にある。まあ、そういう立場になくても、わたしは、日本語しかまともに話せないけど・・・・。新しくはいった幼稚園の先生に、「お母さんは、いつも日本語をつかっているなら、今後もその方針を貫いてください。多言語教育の鉄則です。」と言われた。今まで、幼稚園では、「もう少し、おうちでもドイツ語を使うようにしてください。」と言われ続けてきたので、ちょっと新鮮だった。よく聞いて見ると、その先生も、家では、子供とはドイツ語で話していないと聞いて、びっくり。家では、子供とロシア語で話しているのだそうだ。でも、その先生には外人アクセントはない。たぶん、小さいときにドイツに移住してきて、こちらで教育を受けたのだろう。今回に限らず、言語療法の先生には、「家でも、少しドイツ語をしてください。ここで週1回だけでは、効果が上がりません。」と言われ続けているので、私の考えもぶれそうになる。幸か不幸か、わたしのドイツ語はひどいので、子供とは日本語で話すというスタンスは変わらないけど、それでも、図書館から本を借りてきて、ドイツ語の絵本を読んであげたりはしている。わたしの発音でいいのかと疑問をいつも持ち続けている。恵子もニコチャンとは日本語で話す。賢浩は、日本語とドイツ語と同じぐらいの比率かな。最初は日本語なのだけど、いつの間にかドイツ語になっていく。ニコちゃんのドイツ語がもっと上達したら、きっと二人の会話はドイツ語になるのだろう。今回は、ドイツ語理解力の問題もしたそうだ。絵が4つあり、先生の言う言葉もしくは文を聴いて、どの絵が一番適当かを選ぶ。最初は、たとえば、船、ぶらんこ、靴、椅子、の絵があり、「Schiff(船)」を選ぶ、など、かなり簡単な問題。問題は、緑のボール、とか、赤いセーターを着た女の子、ペンが本の間に挟まっている、など、徐々に複雑になっていく。「男の子が女の子に男の子の絵を描いてあげる」という文では、よく聞いても、男の子に女の子の絵を描いているのか女の子に男の子の絵を描いてあげているのか、わたしも混乱した。さすがに、ニコチャンが答えられる域ではないと思った。最後に先生は、「問題は、やはりニコの集中力です。いつもあちこちきょろきょろして、落ち着いて練習が出来ません。あと4回ですけど、それが終わったら、何度も言ってますが、Ergoterapieに行くよう言われたと小児科に相談してください。そのあとで、また必要なら、Logopaedideに来て、文法を中心に練習するのもありだと思います。」と言った。小児科には、再来週予約を取っている。5歳児検診なのだけど、そのときに話してみるつもり。Ergoterapieへの処方箋を書いてもらえるかどうかは確信が持てない。昨日、近所の同い年の友達ヨハネス君がうちに来た。ヨハネス君は、いつも「おなかすいたー」と台所に来る。先週うちに来たときは、「ピザが食べたい」と言った。ピザはなかったので、かわりに、トースト用パンにトマトソースを塗り、そのうえにチーズをちらしてピザトーストを作ってあげた。すごく好評で、もっと、もっと、と言われた。それで、おもちゃのお金をだしてきて、「ひとり20ユーロづつ払ってね。」と言ったら、二人とも、一生懸命お金を探し始めた。ヨハネス君は、「10ユーロ札2枚でもいいよね。」といって、さっさとみつけて私に払ってくれた。10+10で20がわかるなんて、賢いなーと思った。昨日は、Deutschland Toast という、賢浩がよく作るパンをニコチャンからリクエストされ、しぶしぶ作ってあげた。ドイツの国旗をまねたもので、黒はチョコ、赤はイチゴジャム、黄色はアプリコットジャム。この3色のパン。ドンだけ甘いものを塗りたくっているの・・・というかんじなのだが、ニコチャンにもヨハネス君にも大好評。もっともっととせかされ、「あと20数えたら、できるよ。」といって、20まで数えさせた。1から20までならニコチャンでも途中危なっかしいところもあるけど、数えられる。でも、ヨハネス君は、20、19、18、17・・・とカウントダウンもできた。賢いなーと思った。昨日は、私も混じって、3人でゲームをした。まず、UNO。ヨハネス君が一番になったら、ニコチャンはとたんに機嫌が悪くなり、勝負を途中で放棄。次に、ラビリンスというゲームをしたのだけど、これもヨハネス君が勝って、ニコチャンは泣いてしまった。ヨハネス君がもう一度したい、というので、やる気のないニコチャンを無理やり参加させた。午後6時を過ぎていたし、ニコチャンは、やる気がないのか、つまらないのか、あくびを連発。寝そうな気配だった。勝負が付く前にヨハネス君のママが迎えに来てくれて、ほっとした。幼稚園では、負けたら機嫌が悪くなるとか、そういうことはない、と先生は言っていたけど、本当に大丈夫だろうかと心配。幼稚園の先生は、「子供と遊ぶときに、私は手加減はしてません。子供には思いっきり負けさせて悔しい思いをさせたほうがいいんですよ。」といっていたけど、そうしたら、ニコチャンは、もうゲームをしてくれなくなるし、難しい問題だといつも思う。
2012年05月09日
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近くのスーパーで通常200円ぐらいのパスタが半額になっていたので、買い置きしておこうかな、と思っていくつかかごに入れた。支払いを終え、レシートを点検したら、定価のままだったので、レジには長い列が出来ていたけど、「すみません。」といって、クレームをつけた。すると、「ああ、それは、先週の広告です。そのままポップをはずすのを忘れていただけです。今週は定価です。」とあっさり言われた。月曜日の朝ならそういうこともありえるだろうが、水曜日のお昼近くになっても、そのままにしているのは、詐欺ではないかと思った。待っている人がたくさんいたし、数百円の問題だから「それなら、いりません。」という勇気はなくて、そのまま引き下がったが、すみません、の一言もないなんて、釈然としない。数ユーロのことでクレームをつけるのは結構勇気がいるが、そのまま引き下がるのも、ストレスがたまるものである。今週でニコチャンのLogopaedieも35回目。今日は、まず、不定冠詞の練習。今までは、EINE と言うことが多かったが、さすがに、EIN のほうが多いと言うことに気づいたようで、今日は、何にでも EIN をつけていた、と先生が言った。まだまだ、頭にはいっていないようだ。それから、今日は、本を使って、先生が読んだ後に、ストーリーを言わせる練習をしたそうだ。使った本は、「Was macht Mimo?」という2歳~4歳児向けの本。この本は、マンガのようなコマワリになっており、それぞれの絵の下に1-2行ストーリーが書いてあり、見開きで一つの話が完結する。全部で13の話が載っている。主人公は、Mimo という子ねずみで、朝起きてから寝るまでのいろいろな出来事の話になっている。たとえば、砂場のMIMO という章では、「MIMOが砂場で遊んでいる。 高い山を作っている。」「そこに、NIKIがブルドーザーを持ってやってきた。」「MIMOはブルドーザーを貸して欲しかった。自分のシャベルと交換しようと思った。」「でも、はNIKI嫌だといった。」「ママはどこだろう? ママはベンチに座って本を読んでいた。」「MIMOはママのところからバナナを取ってきた。」「MIMOはバナナをNIKIの鼻先に突きつけた。」「NIMOはバナナをつかむため、自分のブルドーザーから手を離した。」「それで、MIMOはブルドーザーを取って、遊び始めた」というような内容になっており、それぞれに適した絵が描いてある。まず、先生が絵を見せながら、読み、次に、本を閉じて、ニコチャンに どんな話だったか説明させる。ほとんど答えられないので、次は、絵を見せて、もう一度説明させる。先生に、「この本を来週までお貸ししますので、家でも練習してください。たとえば、なぜ、MIMOは、バナナをママのところから取ってきたのか、などを質問をしながら、本人に説明させるようにしてください。」と言われた。内容は簡単なのだけど、私は、どうしても、質問を日本語でしてしてしまうので、ニコチャンも日本語で答える。ドイツ語でストーリーを聞いて、日本語で考えることになるので、果たしていいことなのか?と疑問が浮かぶ。その点を除けば、この本は、言葉の練習教材として、非常に良くできていると思った。
2012年05月02日
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2週間ほど前、ニコチャンの愛車「12インチの自転車」が、パンクしてしまった。12インチではニコチャンには小さいかな・・と前々から思っていたので、この機会に、16インチに「グレードアップ」をしてはどうか?とニコチャンに聞いてみた。「嫌だ」と即答された。それでも、乗せてみたのだけど、転んでしまい、「大きすぎて危ないから、これには乗りたくない」とそれ以後はかたくなに拒否。我が家には、14インチの自転車はないし、わざわざ14インチを買うのももったいない。でも、やっぱり大きすぎるのかな?とそのときは無理強いはしなかった。先日、何気なく、郵便受けに入っていた自転車屋さんの広告を見ていたら、「自転車のサイズの目安」という表があり、2歳児;12インチ、4歳児(身長100cm);16インチ、5歳児(身長110cm);18インチ と書いてあった。この表に当てはめると、5歳児平均身長のニコチャンは、18インチでも大丈夫ということになる。つまり、16インチは、絶対乗りこなせるはずなので、嫌がる本人を、甘いエサで釣って、校庭に連れて行って、練習させた。すると、あっという間に乗りこなした。ニコチャンは、やれば出来るのに、「出来ない」「危ない」といって、新しいことに挑戦しようとはしない。向上心がないというか、チャレンジ精神に欠けるというか、現状に満足して、ワンステップアップしようとしない。こちらがいくら誘っても、なかなか重い腰を上げてくれない。「転んでも転んでも起き上がる」というタフな神経は持ち合わせていない。小さい子って。、一回の失敗がトラウマになり、足がすくんで前に進めないものなのだろうか????もう小さい子ではないが、賢浩も、ニコチャンと同じタイプで、「ダメモト精神」でとりあえず挑戦してみる・・ということがない。去年の成績表にも、何かの教科で、やれば出来るのに、簡単な問題しかやろうとしない、と書かれていた。これは、単に、面倒くさがりや、ということかもしれないが、何事においても、一つ上のことに挑戦しようとはしない。今月、賢浩の通う音楽学校の発表会が地元の体育館であるのだけど、先生から、「司会をしてもらえないか?」とメールがあった。賢浩に伝えると、「司会をすれば、飲み物と食べ物の無料引換券がもらえるかな?」と興味は別の方向にあった。 演奏する子は、「ご褒美」として、無料引換券がもらえる。「司会をしなくたって、あなたは演奏するのだから、どちらにしてももらえるはずじゃないの?」と返事をしたら、「えー、僕、演奏したくないよ。」と言った。「出ることは、前々から言われていたでしょ。何で出たくないの?」と聞いたら、「笑われるから・・」とびっくりする答えが返ってきた。「一生懸命演奏した子を笑う人は誰もいないよ。たとえ大きなミスをしたとしても、最後まで全力を尽くせば、ママだったら大きな拍手をするよ。賢ちゃんだって、そうでしょ? ミスした子を笑う?」と説得しようとしたが、「だって、知ってる人が聞きに来るんでしょ。知っている人の前で演奏するのは絶対やだ。」と納得しないので、「そのことは、自分で先生と話し合いなさい。」と伝えた。結局、先生は、予定を変更して、賢浩には、ものすごく簡単な曲を割り当てた。本人は、「すごく簡単」と喜んでいた。毎年、12月に、地元のクリスマスマーケットで賢浩の先生のクラスの子供たちが演奏する企画もあるのだけど、賢浩は、[知っている人に見られたら嫌だから、絶対に出ない。」といって、一度も参加したことがない。クラスメートに見られるのが嫌なのだそうだ。ソロで演奏するわけでもないし、賢浩なら、練習すれば、そこそこ吹けると思うのだが、このネガティブな思考はいったいどこから来るのか不思議。人前で演奏したくない、オーケストラやビッグバンドなどのクラブ活動には興味ない、家では自発的に練習しない・・・いったい、何のためにトランペットを習っているのかわかない。本人には、やる気がないならやめたら・・と言っているのだが、やめる気はないようだ。トランペットは一例で、すべてのことにおいて、努力することを嫌がる。いろいろなことに挑戦させようと誘ってみるのだけど、「やめとく。どうせ出来ないから。」と言う。「頑張ってみよう。」という気持ちにはならないようだ。こういう賢浩の思考を、恵子は理解できないという。恵子は弟たちと、真逆。たとえば、去年受けたケンブリッジ検定でも、「アドバンスレベルはかなり難しいから、今回は見送って、次回に受けたら? 受験料も高いし、締め切りを過ぎてしまったから、超過料金も払わないといけないし・・・」と私は言ったのだが、本人の受験したいという意志は固く、結局、恵子は、受験して、かなりの好成績で合格した。「不合格かもしれない。でも、自分の実力を試してみたい。」「受けるからには、合格したい。」「そのためには、勉強しなければ・・・」と、自分で高く目標を設定し、それに向かって突き進むことができる子だと思う。恵子は、LGHのAGで、中国語をとっている。LGHのAGは、普通の学校のクラブ活動とはちょっと違う。一人3つ以上のクラブを選択しなくてはならず、一つ一つの内容が濃い。通常の授業と違うのは成績がつかないことぐらい。でも、1週間か2週間に1度45分間だけだから、それほど上達はしないと思うのだけど、中国語のコンテストに応募した、というので、びっくりした。先週末は、その応募要項を書いていた。語学だけではなく、文化についての知識も必要らしく、いくつかのテーマの中から一つ選んでエッセー(ドイツ語)も書かなくてはいけないそうだ。恵子の選んだエッセーのテーマは、「中国人と日本人の行動意識の違い」とか、なんとか、そんなような内容だったと思う。日本や中国についてのたくさんの本を図書館から借りてきていた。よくわからないのだけど、東アジア圏のコンテストらしい。本当は日本語の部門で出たかったようだが、その言葉を習って1年未満の生徒が対象らしく、日本語は応募条件を満たさないので、中国語にしたらしい。日本語部門のエッセーのテーマには、「鎌倉時代」とかあり、「鎌倉時代って何?」と聞かれた。恵子は、TSA(テクノロジークラブ)にも所属しており、6月にアメリカでコンペティションがある。その用意もしなくてはいけないし、数学のコンペティションにも出る。もちろん、通常の授業でも大量に宿題が出る。それでも、趣味のバイオリンの練習は欠かさない。とにかく、やることがたくさんあって、大変だなーと思うのだけど、誰に勧められたわけでもないのに、わざわざいろいろなコンテストに自ら応募しようとする心意気がすごいと思う。どうして、姉弟でこんなに違うのか、本当に不思議。
2012年05月01日
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