田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2011.12.09
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以前、近所を散歩していたら新しい店ができたのに気づきました。その場所には、惣菜屋さんが入っていたのですが、あまり繁盛していたようではなく残念ながら閉店してしまいました。

この辺りは、平日昼間はまずまずの人通りがありますが、週末はゴーストタウンのように静まり返るので、飲食店の経営は楽ではないだろうと思います。

近くにあった、目黒のトンカツ屋さん(目黒時代に良く行ってたので、懐かしく時々行ってました)も、ひいきにしていた隠れ家のようなイタリアンも、モンゴルから帰ってきてしばらくしたら、ひっそりと閉店してしまいました。

両店とも、私が訪ねたときはほとんど私だけの状態でしたから、確かに商売にはなってなかったことでしょう。

かように難しい土地柄に、新しいお店がオープンしたというわけです。そして驚くべきことに、行列があったのです。

最初は、昼時だし、新しい店だから物珍しさで並んでいるのだろうと思っていましたが、その後通った時もやはり並んでました。

店内はもちろん、店の外にもこの寒い中並んでました。「へー、今どき、牛丼屋で並ぶなんて珍しいな」と思いました。

ちなみに、徒歩5分圏内には、S家とM屋がありますが、Y家はありません。


で、今日行ってみました。店の名前は「東京 チカラめし」と言います。比較的広い店内ではありますが、午後1時過ぎでも並んでいました。

食券を買って並んでると、ほどなく席に着くことができました。メニューは、牛丼だけでなく、定食やカレーなどたくさんありました(M屋みたいな感じのメニューです)が、まずは基本ということで「牛丼の並」を注文しました。

320円のところを280円にしているとありましたが、今はチェーンのどの店でも280円のようです。

ランチタイムで人も多いし、牛丼屋で写真を撮るのも気がひけたので撮ってません。ですので、ここではHPの写真を載せましょう。

menu


牛丼屋は「はやい!」が定番ですが、なかなか来ません。席に着いてから来るまで5分程度はあったと思います。

行列の大きな原因はこれだなと思いました。オペレーションを見ても、スタッフの人数が多い割にはぎこちなく、不慣れな感じがしました。

M屋などは時間帯によってはたった一人のこともありますが、とてもてきぱきとこなしていて、いつも感心してました。


で、やってきました。メニュー写真と違うのは世の常です。この写真を見ると、いかにも何枚もの焼き肉が乗っかっているようですが、うすーい肉(薄いハムみたい)が5枚乗ってました。

この店の売りは、他店のように煮込んだ肉ではなく、焼いた肉というのがポイントです。が、店内からはジュージュー焼いてる音がしてくるわけではありません。

確かに、注文のたびに焼いていては、手間も時間もかかってしまうでしょう。どうしてるのでしょうか?

キッチンは見えませんでしたが、予めセントラルキッチンで焼いたものを湯せんしてるのかなとも思いましたが、わかりません。

「たれ」とともに、という感じではなく、ただ薄い肉が乗っているという感じでした。最初の印象は、ちょっとオイリー、つまり脂っこそうに見えました。

が、食べてみればそうでもなかったです。「たれ」がご飯に染みるということはもちろんありません。

肉以外では、小さな玉ねぎの切れ端があっただけです。牛肉はアメリカ産のショート・プレートでしょう。他店の牛丼用よりは、少し脂が少ないかなって感じはしましたが、よくわかりません。

というわけで、あっという間に平らげました。肉の量もご飯の量も軽めでしたが、私にとってのランチとしてはこのくらいの方がいいでしょう。それにしても、280円で味噌汁まで付いてくるなんて、確かにデフレを感じますね。


味は?よくわかんない、というのが正直な感想です。たれがあるわけでもないので、あまり味という感覚がないのです。

基本的にはおいしく頂きましたが(私の場合、何を食べても美味しく頂きますけど)他店よりどうこうと言えるほろの感想はありません。でも、また来てもいいなって思いました。

HPを見ると、もう27店もあるそうです。というか、まだ27店ということはまだ展開が始まったばかりなのでしょう。

経営は、いろんな飲食店を経営している企業がやっているようですから、しばらくは多店舗化が続くのでしょう。

味以外で、他店との比較を見てみましょう。?(勝手な分析)

・牛肉は煮込み用よりも形状が一定である必要があるので、少しコスト高?切り落としはどうしてるのでしょう?

・「たれ」を使わなくていいのは、コストダウン?「たれ」って結構コストかかるのです。

・牛肉以外の食材(微量の玉ねぎ)が少ないので、コストダウン?(常に肉の方が野菜より高いとは限りません)

・煮込んだ牛丼よりも明らかに作るのに時間がかかるので、それはコスト高?(時間当たりコストは大切な要因です)

・調理にも人手がかかるので、他店よりもスタッフの人数が多くなるのはコスト高?

でも、既に3大チェーンが熾烈な競争を繰り広げている中で、製品の差別化によって新規参入するというのは素晴らしいと思います。

それにしても、280円で食べられるなんて、日本は素晴らしいですね。

トゥグルグ安が続いてるので、今だと4,800トゥグルグになりますか。モンゴル人には肉の量は少なすぎるでしょうが、肉を増やして6,000トゥグルグくらいなら人気でそうです。

でも、このままの味をモンゴルで再現するのは難しいでしょう。「どうしてモンゴルのラーメンは、日本の(美味しい)ラーメンとこんなに味が違いますか?」とモンゴル人に聞かれたことがあります。

日本人がやっていても、日本とは大きな差があるのです。食材や調味料の違いというのは、なかなか埋められないものなのです。

ラーメン、牛丼でも難しいのですから、「和食」の再現は相当大変です。


焼き牛丼、気になった方はトライしてみてください。






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Last updated  2011.12.09 15:06:49
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