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モンゴル２００８
経営コンサルタントをやってきましたが、２００８年秋よりモンゴル国立大学経済学部の教授としてモンゴルにやってくることになりました。モンゴルでの生活を写真や気軽な日記スタイルで日本の皆さんにお伝えしようと思います。是非、遊びに来てください。 ２０１０年に帰国しましたが、引き続きモンゴルに関する発信を続けますので、よろしくお願いします。
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2015.05.09
カテゴリ： 日本とモンゴル（文化・交流）
昨日の富士山は残念でしたが、今日８日は元モンゴル留学生のイタリア人Pさんと築地市場を見に行くことになりました。
彼は何度も「すしざんまい」を口にしていました。なんでも、日本帰りの知人がすしざんまいが一番コストパフォーマンスがよくておいしいと言ってたとのことです。
だとすれば、朝１０時ごろ待ち合せて、築地の場外を適当に見学してランチにすしざんまいに行けばいいな、という程度のラフなプランで臨みました。
日比谷線の出口で待ち合わせ、そのまま場外市場へ。出口にある築地本願寺の建物を見ていたので、「これは仏教寺院で、日本で最も大きな宗派の東日本の中心的な寺です」と説明すると、「なんだかインドのお寺みたい」と言ってました。で、中もちょっと見学しました。この寺の中には外国人がとても多かったです。
その後、いよいよ場外市場へ。目に飛び込んできたのが、ラーメンの井上。私も昔はお世話になりました。「市場の人たちが食べる店です」と説明しましたが、実際には圧倒的に観光客が多いです。
そして市場内部へ。いろいろな種類の店が並んでいるのは、皆さんご承知の通り。ですが、Pさんはさほど熱心ではなさそうです。
彼は内部の本当の市場に行きたい、というのです。いわゆる場内ですね。実は私も行ったことはないのです。そもそも場所も知りません。
「場内？普通の人もはいれるの？観光客が早朝に行くのはよくテレビでやってるけど、こんな時間に一般人が入っていいの？」など疑問が浮かびます。ですが、彼は外国人同士のSNSなどを見て「たぶん、入れるよ」と言います。
まあそこまで言うなら、場所を探していくしかないです。なんとなくの方向（場外よりも汐留側？）はわかっていたので、そっちへ向かい、付近にいた築地で働いている人に場所を聞きました。
方向は合ってましたが、やはり私は入ったことがないですね。こんな機会でもないと、日本人はわざわざ場内には入らないでしょう。なんとなく「プロの世界」っていうイメージですから。
中に入ると、もう時間的にはとっくに早朝なんて言えない時間ですが、いるわいるわ観光客が。それも圧倒的に外国人が多いです。
場外の場合は外国人も多いですが、比率的にはやはり日本人のほうが多いです。でも、場内は日本人はほんのわずかです。
写真の奥から３番目に見える店が寿司大です。行ったことない私でも知っているほどの店ですから、そりゃあ並んでます。
Pさんに「結構並んでいるね、どのくらい時間かかるかなあ」などと話していたら、突然並んでいる女性（多分、中国の方？）が「私はもう３時間も並んでいます」と言うではないですか！えー、３時間も並んでまだこの位置！！とてもじゃないけど、並べません。
他の場内の店もどこも行列です。ですがなぜかたった１軒だけ、ガラガラの店がありました。お客さんはカウンターに３人いるだけ。
なんでこんな差がついちゃったんだろう。ネタは場内から持ってきているから、そんなに大きな差はないと思うけど。メディアの差？ガイドブックに載っているかどうかの差？なんなんでしょうね？
もちろん飲食店だけじゃなく、場外のように持ち帰りの食品も売っています。Pさんがある店を覗いていました。何か触ろうとしたので、私は思わず「あ、だめ、それは売り物だから触っちゃ・・・」と言いかけましたが・・・
私は一瞬、スーパーの寿司売り場と勘違いしてしまったのです。要するに、持ち帰り寿司ってことですね。
いやー、本当によくできているんです。そう、これはフェイク。サンプル品。今では買っていく人は圧倒的に外国人観光客だそうです。マジで、本物だと思っちゃうほどでした。
Pさんはこの４つを買いました。いいお土産です。
この後、結局場外へ出てすしざんまいに行き、おいしくお寿司をいただきました。確かに安くておいしかったです。
さて、今日はこれでおわりかなと思ったのですが・・・
彼は何度も「すしざんまい」を口にしていました。なんでも、日本帰りの知人がすしざんまいが一番コストパフォーマンスがよくておいしいと言ってたとのことです。
だとすれば、朝１０時ごろ待ち合せて、築地の場外を適当に見学してランチにすしざんまいに行けばいいな、という程度のラフなプランで臨みました。
日比谷線の出口で待ち合わせ、そのまま場外市場へ。出口にある築地本願寺の建物を見ていたので、「これは仏教寺院で、日本で最も大きな宗派の東日本の中心的な寺です」と説明すると、「なんだかインドのお寺みたい」と言ってました。で、中もちょっと見学しました。この寺の中には外国人がとても多かったです。
その後、いよいよ場外市場へ。目に飛び込んできたのが、ラーメンの井上。私も昔はお世話になりました。「市場の人たちが食べる店です」と説明しましたが、実際には圧倒的に観光客が多いです。
そして市場内部へ。いろいろな種類の店が並んでいるのは、皆さんご承知の通り。ですが、Pさんはさほど熱心ではなさそうです。
彼は内部の本当の市場に行きたい、というのです。いわゆる場内ですね。実は私も行ったことはないのです。そもそも場所も知りません。
「場内？普通の人もはいれるの？観光客が早朝に行くのはよくテレビでやってるけど、こんな時間に一般人が入っていいの？」など疑問が浮かびます。ですが、彼は外国人同士のSNSなどを見て「たぶん、入れるよ」と言います。
まあそこまで言うなら、場所を探していくしかないです。なんとなくの方向（場外よりも汐留側？）はわかっていたので、そっちへ向かい、付近にいた築地で働いている人に場所を聞きました。
方向は合ってましたが、やはり私は入ったことがないですね。こんな機会でもないと、日本人はわざわざ場内には入らないでしょう。なんとなく「プロの世界」っていうイメージですから。
中に入ると、もう時間的にはとっくに早朝なんて言えない時間ですが、いるわいるわ観光客が。それも圧倒的に外国人が多いです。
場外の場合は外国人も多いですが、比率的にはやはり日本人のほうが多いです。でも、場内は日本人はほんのわずかです。
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もう１０時をとっくに過ぎているので、お店は閉店モード、後始末や掃除をしている店が多かったです。そんな中、たくさんの店を縫うように歩いているカメラを持った外国人の多いこと。
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これは大変だと思いました。狭い通路にたくさんの外国人が歩いているわけで、どう見ても商売の邪魔になりそうです。
もちろん、買う人なんて一人もいないでしょうから、単に邪魔なだけでしょう。でも、お店の人たちはだれも邪魔そうな顔はしていません。
立ち止まって売ってる魚を見ていると、魚の解説までしてくれます。築地は世界的に「tsukiji」として有名なのも、こういう歓迎ムードや行った人の体験談による口コミも影響しているんだろうと思いました。
Pさんも熱心にたくさん写真を撮っていました。イタリアでも魚は人気があり、実際イタリアの市場にも行ったことあるそうで、魚を見ながら「これはイタリアにもある。これは珍しいね。これは深海魚。」などと口にしていました。
日本人が肉類中心のドイツやイギリスの料理より、シーフード料理が盛んなイタリアやスペインの料理を好むのも当然ですね。
場内の市場を相当歩きました。魚介類を見た後は、青果の市場へも行き、野菜や果物を見て回りました。私は仕事で外国へ行って時間があると、市場を覗きに行くのが好きでした。
が、それらはほとんどが築地の場外と同じく、一般人用の店だったと思います。こういうプロだけを対象とする市場は実はこれが初めてなんじゃないかと思いました。
１１時近くでほとんど店じまいしている時間でも、プロの料理人（お寿司屋さん？）と思われる人が馴染みの店に「頼んでおいたOOある？」なんて来たりして、やっぱりプロは場内まで買いに来るんだと改めて感じました。
さすがに２時間近くも歩いているとお腹が空きます。そろそろランチタイムでしょう。私が「じゃあ、すしざんまいに行く？」と聞くと、彼がスマホを見ながら「場内にあるスシダイ」が良いって書いてあるよ」と言います。確かに寿司大は様々な雑誌で取り上げられているほど人気があります。
ちなみに私は場外にあるすし大という店には時々行きました。日曜でも遅い時間でもやっていてとてもおいしいので、どうしても寿司が食べたくなるとクルマでちょこっとの距離なので何度かお世話になりました。
すし屋に夜行く？なんだか高そう、と思われるでしょうが、クルマで行くのでアルコールなし、おつまみなし、握りだけだとお任せコースでも結構リーズナブルです。
ですが、場内のこ超人気店とは名前は同じでもどうやら関係はなさそうです。
写真の奥から３番目に見える店が寿司大です。行ったことない私でも知っているほどの店ですから、そりゃあ並んでます。
Pさんに「結構並んでいるね、どのくらい時間かかるかなあ」などと話していたら、突然並んでいる女性（多分、中国の方？）が「私はもう３時間も並んでいます」と言うではないですか！えー、３時間も並んでまだこの位置！！とてもじゃないけど、並べません。
他の場内の店もどこも行列です。ですがなぜかたった１軒だけ、ガラガラの店がありました。お客さんはカウンターに３人いるだけ。
なんでこんな差がついちゃったんだろう。ネタは場内から持ってきているから、そんなに大きな差はないと思うけど。メディアの差？ガイドブックに載っているかどうかの差？なんなんでしょうね？
もちろん飲食店だけじゃなく、場外のように持ち帰りの食品も売っています。Pさんがある店を覗いていました。何か触ろうとしたので、私は思わず「あ、だめ、それは売り物だから触っちゃ・・・」と言いかけましたが・・・
私は一瞬、スーパーの寿司売り場と勘違いしてしまったのです。要するに、持ち帰り寿司ってことですね。
いやー、本当によくできているんです。そう、これはフェイク。サンプル品。今では買っていく人は圧倒的に外国人観光客だそうです。マジで、本物だと思っちゃうほどでした。
Pさんはこの４つを買いました。いいお土産です。
この後、結局場外へ出てすしざんまいに行き、おいしくお寿司をいただきました。確かに安くておいしかったです。
さて、今日はこれでおわりかなと思ったのですが・・・
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