田崎正巳のモンゴル徒然日記

田崎正巳のモンゴル徒然日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

モンゴル2008

モンゴル2008

Calendar

Comments

モンゴル好き@ Re:あーあ、プーチン来ちゃった。。。(09/03) このニュースを知ったときには本当に残念…
モンゴル2008 @ Re[3]:韓国系が活躍?(06/27) ichiguさん、 ありがとうございます。 気…
ichigu@ Re[2]:韓国系が活躍?(06/27) モンゴル2008さんへ ご返信ありがと…
モンゴル2008 @ Re[1]:韓国系が活躍?(06/27) コメントありがとうございます。 日本留…
ichigu@ Re:韓国系が活躍?(06/27) こんばんは! 数日前に、田崎さんのブロ…

Freepage List

2017.06.27
XML
選挙は昨晩10時に終わりましたが、誰も過半数獲得とはなっていないようです。その場合は、再度選挙を行い、過半数を獲得した人が大統領に選出されるという規定があります。

このルールはまだ一度も適用されたことがないとのことで、今回がモンゴル初の決選投票となりそうです。

電子投票機による集計結果は以下の通りです。(現地のニュースベース)

バトトルガ(民主党)515,745票(39%)
エンフボルド(人民党)409,184票(31%)
ガンバータル(人民革命党)409,570(31%)

と3人ともかなりの接戦です。ここで上位2人となると、バトトルガとガンバータルとなりそうですが、この集計はまだ最終確定ではありません。ここに「手集計」分が加算されます。

2位と3位に大きな差があればほぼ確定と言えますが、ご覧の通りわずか386票の差ですので、2位争いの結果は予断を許しません。

この集計結果を見て「去年の選挙では民主党が敗れたが、今回復活した?」と考えるのは早計でしょう。

人民党と人民革命党は元々は同じ党ですし、ある意味社会主義時代の生き残り政党です。その合計獲得票が60%を超えているということは、民主党の基盤がまだいかに弱いかがわかります。

私には人民革命党のガンバ―タルが「意外に」票を集めたという認識があります。逆に言えば、エンフボルドの票が伸びなかったということです。

現地の報道によると、24日のテレビ番組で内容があまりにエンフボルド寄りすぎで、逆に視聴者の反発を買い、ネットなどでその反発が拡散し、人気が急低下したとあります。

友人のUさんによれば「モンゴルのテレビ局のほとんどは、政治家から何らかの圧力、影響を受けている」とのことです。

今回の騒ぎの舞台は国営放送だったようですが、やはりエンフボルトの強烈なやり方(?)の影響は受けていたのでしょう。

決選投票となると、同根である2位3位連合の方が勝つ確率が高いと思われますが、どうでしょうか?

再選挙は2週間以内だそうで単純に計算すると7月10日前です。11日からはナーダムがありますから、その前日に選挙というわけにはいかないでしょう。

平日を急きょ祭日にして投票日とするか、それが難しい時は8日か9日の土日を使うか?そもそもナーダム直前になるような選挙スケジュールを組む方がおかしいと思いますが、モンゴル人は「3分以上先のことは考えない」人たちなので、全くの想定外なのかもしれません。

国民の祭典ナーダムで挨拶するのは果たして誰でしょうか?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.06.27 09:34:50
コメント(0) | コメントを書く
[モンゴルの生活(イベント、季節)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: