田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2018.10.16
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カテゴリ: 世界とモンゴル
北朝鮮の党機関紙である労働新聞に「モンゴルからの招待状が届いた」という記事が出たそうです。

ネットニュースによると
「北朝鮮指導者の金正恩(キム・ジョンウン)がモンゴルを公式訪問する招待状を受けた。 モンゴルのKh. バトルガ大統領からの招待状が北朝鮮の労働新聞に掲載された。

バトゥルガ大統領は、平壌とウランバートルの外交関係70周年を祝うとともに、北朝鮮指導者をモンゴルへ受け入れることを表明した。 モンゴルと北朝鮮の外交関係は、1948年10月15日に樹立された。」
とあります。

なるほど、確かにこの日付け、10月15日付けのニュースです。

この記事によると「招待状が掲載された」と英文記事にもそう書いてあります。そんな招待状を新聞に載せるんですかね、かの国は??

そのニュースには、モンゴルはトランプ大統領と金委員長との会談場所の候補にもなった、と加えられています。例のシンガポール会談の時ですね。

私はこうしたことはどんどんやればいいんじゃないかと思います。国連の制裁決議の問題などありますが、はっきり言ってモンゴルとして何をやっても、その制裁に触れるほどの問題になるとは思えません。

北朝鮮を巡っては、日米が制裁強化、中露が制裁緩和を主張し、韓国はアメリカの目を気にしながらも実質的な緩和を望んでいるように見えます。

こうした主要関係国は、何か動き出すと勘繰られる部分もあるでしょうが、モンゴルは少なくとも「経済制裁」という視点ではほとんど関係ありません。

だったら、モンゴル独自の立場でこうした動きに自ら参加して、中立性・協調性を大いにアピールするのがいいんじゃないかと思います。


残念なのは、本気出せば結構いろんなことを発言したり、行動したりできる立場なのに、それをあまり積極的にやろうとしないことです。

今月上旬の国連総会でも、モンゴルの首相はスピーチの機会や北朝鮮外務大臣との会談の機会があったようですが、ほとんと決まりきったことしか言わなかったそうです。

以前日本でやっていた投資セミナーみたいなもんでしょう。官僚の用意した作文を読むだけで、何も相手に伝わらないという手法ですね。

私はせっかく北朝鮮の外務大臣に会うんだから、何か面白い提案でもしたらいいとは思いましたけど。

でも、北朝鮮問題はこの先まだまだ続くでしょう。非核化も拉致問題も。会談場所もこれから何回も機会はあるでしょう。

どこかで「北東アジアの中立国はモンゴル」「北朝鮮と中露も、韓国と日米とも話ができる国モンゴル」というイメージが出てくればいいなと願っています。

ヨーロッパで言えば、スイスやアイスランドみたいに。





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Last updated  2018.10.17 17:27:06
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