田崎正巳のモンゴル徒然日記

田崎正巳のモンゴル徒然日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

モンゴル2008

モンゴル2008

Calendar

Comments

モンゴル2008 @ Re[3]:韓国系が活躍?(06/27) ichiguさん、 ありがとうございます。 気…
ichigu@ Re[2]:韓国系が活躍?(06/27) モンゴル2008さんへ ご返信ありがと…
モンゴル2008 @ Re[1]:韓国系が活躍?(06/27) コメントありがとうございます。 日本留…
ichigu@ Re:韓国系が活躍?(06/27) こんばんは! 数日前に、田崎さんのブロ…
愛読者@ Re:ブログ休載中(09/03) 長い間お疲れ様でした。どうかお大事にし…

Freepage List

2022.12.02
XML
NHKホールです。初めてではない気もしますが、いつ来たのかは覚えていません。新装になってからは初めてです。座席は2階の11列目でした。当初は「2階席だし、招待券だからあまりいい席ではないのかな?」と思っていたけど、見晴らしも良くいい感じです。

隣に座ったFさんと「天皇はどこに座るんでしょうかね?まさか一般人と同じ席のはずはないし。」「天皇のために20席確保したと聞いたので、一般席かな?まさかね。」「やっぱりあの貴賓席からかな?」と左右にあるオペラ劇場の貴賓席みたいなところなのだろうかと想像しました。

ですが、その瞬間は突然やってきました。私たちの座っている場所の近い後方の出入り口から20人くらいの人たちが、ゾロゾロ入ってきたのです。そこにはフレルスフ大統領夫妻やバトツェツェグ外務大臣らのデールを着たモンゴル人とスーツ姿の関係者らがいました。そして、続いて天皇皇后両陛下が入ってきたのです。

  • IMG_2849.jpg


あまりに急で予想外だったので、スマホを取り出すのに時間がかかりました。両陛下や関係者らは、私たちの席からわずか7-8席前に座ったのです。Fさんによれば、私たちの周りも外務省関係者らが結構いるようで、2階のこの辺りが関係者と招待客の席なんだと認識しました。

いよいよ馬頭琴コンサートが始まりました。

  • IMG_2858.jpg


鮮やかな民族衣装デールを着て演奏します。

最初の演奏が行われた後に、司会者が登場しました。

  • IMG_2864.jpg


友人のモンゴル人Uさんです。前日Uさんと話しましたが、さすがに天皇が来るということでとちってはいけないと緊張していたようです。が、よどみなく司会進行をしました。

実はUさんは、ある意味、ピンチヒッターだったのです。元々この馬頭琴楽団演奏会の企画は、長年モンゴルと日本の文化交流をされてきたモンゴル国文化大使の佐藤紀子さんが手がけたもので、司会も本来は佐藤さんがやるべきものでした。ですが、佐藤さんは天皇皇后両陛下のそばで解説をするという大役があったため、他の人に交代することになったのです。

Uさんはこの楽団とは長い付き合いで、日本公演などを応援してきましたが、さすがに3000以上もの人を前にしての司会には緊張があったようです。普段は敬語も含め、非常に流ちょうに日本語を話しますが、この時はさすがにジョークも言えず真剣そのものでした。

肝心の演奏は?もちろん、良かったです。50人ものプロの演奏家たちが奏でるのですから、素晴らしいに決まっています。確かにクラシックでも何でもできるだろうなと思いました。

ですが、私の率直な感想は「洗練されすぎている」です。馬頭琴であることを忘れるくらいに綺麗な演奏なので、普通のコンサートに来たような気がしてしまいました。

モンゴルの草原で聞く馬頭琴や、モンゴルの激しい民族舞踊での馬頭琴と比べると、きれいすぎてちょっと物足りなさを感じてしまいました。とはいえ、技術的にはこちらの人たちの方がずっと上手なんだと思います。

プログラムは順調に進み、司会のUさんは幕の後ろからの声も含めて10回以上は登場していたと思います。そして1部が終わり、休憩となりました。

  • IMG_2876.jpg

天皇皇后両陛下も、休憩時間に退席されました。

(続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.12.05 11:02:45
コメント(0) | コメントを書く
[日本とモンゴル(文化・交流)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: