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この時期、毎日のように1〜2枚の「年頭のご挨拶を失礼します」と言うはがきが届く。以前は「父が」「祖母が」と言う主語だったが、今年は「夫が」「姉が」と言うのが入ってきた。学生時代の同級生からとなると何かしら身につまされる。弟はもう8年前に亡くなってしまったが、薄情な兄で何とも思わず親戚以外には年賀状を出した。弟ももう少し癌の兆候に気をつけていたらまだ生きていたかもしれない。同じ大腸がんで彼は「痔が悪くなったかな」と考えたらしい。私の方は「そろそろそんな年かもしれない」と検査を受けて見つかり、さっさと切ってしまった。内視鏡手術で腸を穿孔するアクシデントはあったが、3年間異常は見つかっていない。人生の終わりがいつになるかは知る由もないが、だんだん近づいてきていることは確か。仕事が遅くなっているし、「よいしょ」と「あーしんど」の発語頻度が増えている。かつては祖母の独壇場だったが。発声なくしての行動が減ったこと!
2023年11月24日
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私は達筆ではなく、むしろ悪筆の方だ。おまけに右手は本態性振戦の症状が出てきて、筆跡が波打っている。以前は左手の症状がひどかったが、治療で非常に改善した。しかし左手で字を書くほどには訓練はできていないし、また、右の方がまだマシである。近頃はパソコンのおかげで悪筆を気にする必要も無くなったが、孫に書いて見せるときにはやはり筆記具が必要だ。そんなとき、女房がTVから拾った情報で、「トン・ツー・トン」で書くと綺麗に見えるんだって、と言ってきた。言っちゃあ悪いが、彼女も決して達筆ではない。私と同レベルだ。トン・ツー・トンなんてまさにモールス信号(R)だが、ボールペンで書いてみると、なるほど筆圧をかけて丁寧に書いてみればそれなりに恥ずかしくない字になる。万年筆が一番楽に書ける筆記具らしいが、筆圧をかけすぎたら壊れてしまう。若い頃には万年筆が一種のマストアイテムみたいな時期があったけれど、外で使うなら大体どこもボールペンだ。画数のポイントでちょっと止まって方向を変えるくらいの気遣いで、まずまずの字になる。私にとって、字のもう一つの不得手が「毛筆」だ。これはどちらかといえば筆を浮かせて、中途半端な筆圧で書くことを要求される。葬式が減り、結婚式とも縁がなくなったので次に強要されるのは孫のなんとか式ぐらいなものだが、それまで生きているかどうか。それでも画のポイントに気をつければ老人なりになんとかなるかもしれない。
2023年11月23日
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エホバの証人の信者の子は高確率で虐待を受けていると言う話。我が町にもこの教会はあるが、結構車がたくさん止まっていて、繁盛?しているのかなと思わせる様子。我が家のお寺なんぞ住職の車の他に1台止まっているかどうかだが。とにかくこの信者は輸血を嫌うという。少し調べてみたら「血を避けるように」と言う教義があって、一度体外に出た血液は悪いものだから、それを再び自分の体に入れてはいけないのだと言うことらしい。しかし肉食は認めているようだ。元ミッションスクールにいた者としてはキリストの血に代わるものが葡萄酒であり、肉に代わるものが薄っぺらいパンである。それらを分け与えるという教義だったと思うが、エホバの証人ではこれと異なる聖書を使い、かなり変わった解釈をしているので、キリスト教とは認めていないらしい。肉食を可とし、血を嫌うと言うのを聞いて、「ベニスの商人」を思い出した。少々趣旨は違うが、シャイロックの「肉を1ポンドもらう」と言う言い分を裁判官に化けたポーシャが認め、「ただし血を流さずに肉だけを切り取れ」と言うやつだ。肉の中には必ず血管があり、その中には血がある。「血の滴るようなステーキ」と言う言葉があるが、商品でもドリップと言って水の混じった血液が出てくることがある。肉の中には血があるわけで、これを食べて良いと言うのはなかなかの矛盾だ。体が死んでもすぐに復活すると言うのも生物学的にはありえないことである。まあ宗教の話なので、人間が死んでどうなるかは検証のしようがない。浄土真宗では「現世の死は浄土への誕生」と教えているが、誰も実験した人はいないし、死んでから帰ってきた人も居ない。中世の頃に「信じよ」と広めただけのことだ。その頃には科学もへったくれもなかったはず。理屈では片付かない宗教だが、「生きたい」と言う人を見殺しにするようなのは暴挙であり、宗教とはいえないだろう。自分も他人も救われるために宗教はあると思う。
2023年11月22日
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うっかりカメラを落下させてしまい、スイッチがはずれてしまった。修理するか、値段によっては買い替えかと迷い、中古品で値段を調べてみたら1年半ほど前に私が買った時よりも2万円ばかり相場が値上がりしていた。中古品に人気が出ていると思われる。まあ、カメラなんぞそう機能が変わるものでもないので、新品を買うことはできないが、そこそこの辛抱ができるものなら中古でよかろうということになる。耐久消費財は皆そうだ。GDPが2期続けて前回を割り込んだことに、「個人消費が冷え込んでいる」と解説がついていたが、食料品の相次ぐ値上げには道楽の消費どころではない。私のところは田舎だから畑で野菜を作れば労働の対価にはならないけれども、相当安く野菜が手に入るはずだ。年金の収入はそう変動するものではないので、食料を安く得られることは生活向上になる。例えば玉ねぎ。初夏に収穫したものをまだ食べている。玉ねぎは対応レシピが多く、何にでも使うが、これが自家製で対応できるのはありがたい。「ちょっと畑にネギをとりに行く」のは実は贅沢かも。生産原価を下げるために、肥料は極力買わない。コンポストの利用、腐葉土はそこらじゅうにあるので、追肥分の肥料を買うくらいのものだ。雑草を腐らせても、結構肥料として使える。短所は肥料として使えるまでに時間がかかることだが。食品というのは妙なもので、買う側に価格決定権のあるものが少なくない。自然を相手の仕事だから、出来がばらつくのは仕方ないが、それでも販売価格には人件費を含めないと立ち行かなくなる。儲からないからやる人が減る、生産量が減る悪循環。他方でSDGSの確保。食料の確保は安全保障上も大きな問題だが、現政治家の懐を潤すものではないのだろう。
2023年11月17日
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気温の急低下で北国からは雪やスリップ事故のニュースが届くようになった。もちろん西日本も例外ではないが、東京地方のような突然の夏日からの変化というほどではなかった。関東の11月の夏日が伝えられた日、兵庫県の最高気温は24度。ぎりぎり夏日の記録温度に及ばなかった。それから1週間ほどでいきなり10度切り。年寄りでなくても体調を崩すのではないか。毎年この時期、膝の痛みが出てくるのだが、今年は膝サポーターのおかげか、例年よりはマシである。昔はもう少し徐々に暑さが和らぎ、寒くなっていたように思うが、近頃はエアコンのスイッチを切り替えるような気温変化だ。木々の紅葉は日当たりが十分にあって、かつ日較差が大きくなると始まるが、この頃は気温に振り回されて紅葉が追いつかないように思う。それでも身の回りでは随分秋色になってきた。南天の葉も軸も赤くなり、葉も色付いてきた。南天の実がたくさんなると、雪が多いという。またカメムシが多いのも雪が多い前兆だというが、この条件も満たされている。大雪になるのだろうか。スタッドレスには年末に交換かな。もっとも12月の雪はむしろ珍しい。
2023年11月15日
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内閣支持率というのか、政権支持率というべきなのか分からないが、行き当たりばったりのきらいは否めない。コロナという訳のわからないパンデミックで始まったような政権だが、クルージングの客船での隔離状態は報道を見る限り酷いものだった。初めての病原体については「病気のもと」くらいしか情報がない訳だが、「空気感染」「接触感染」がわかってくるとマスクパニック、アルコールパニックになった。ほとんど狂気に近かったような気がする。一応のワクチンができてファイザーがまず売り出したが、おそらくは「言い値」で用意せざるを得なかったのだろう。まあ無償で全国民に提供、というのは妥当な対応だったと思うが、その後回数を重ねるごとに接種率は下がっていったように思う。副反応の強調も原因になっているのではないかと思うが、「注射嫌い」というのはなんらかの情報を手がかりに接種拒否を正当化しようとする。私自身についてはコロナにかかったが、ほとんど自覚症状はなかった。自閉くんの通う施設で感染が発生したので施設は閉鎖、それをきっかけに家族の検査も要求されて見つかった。投薬もなし。謹慎令を食っただけだ。その後も単発的に職員がかかったが、だいたい収束したような感じになってきた。ここまではまずまずの対処ではなかったかと思うが、流れが変わったのは軍備のための増税がぶち上げられた時ではなかったか。アメリカの政策に追随するのは昔からの事だが、あまりにも莫大な軍事費のために増税というのはいただけない。財政状態は世界最悪の部類、千兆円からの負債をどう解決するのかを打ち出さねば国民は納得するまい。それでなくても最近の若者の労働環境は悪く、物価はどんどん上がる状態をどうするのか。そこで打ち出した減税、給付金。増税のための減税か?税収が増えたからそれを当てる、というのもとってつけたような理屈で、財務大臣は「そんなもん、とっくに使うとるわ」こっちの方がよほど信用できる。二言目には「スピード感を持って」「緊張感を持って」というけれど、どちらも感じたことがない国民が大半だろう。およそ政策を打ち出すには政令で済むもの、法律改正が必要なものの区分があるくらいは政治音痴でもわかることだが、そこを無視した軽い発言が多すぎる。自民党の絶対多数で憲法改正も発議できる訳だが、現状を見ていると共産圏の独裁者とやっていることはあまり変わらないんじゃないかという気がしてくる。気のせいかな。自画自賛感と遅きに失する感は十分に感じさせる為政者だ。
2023年11月14日
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朝にはむしろ暖かい気がして、大豆の収穫でもしようかと思っていたが、昼に近くなってものすごく寒くなってきた。日曜の昼飯は私の担当なので熱いラーメンを作ることに。具の方は冷蔵庫一掃で、豚肉のほかはレタスの外葉、玉ねぎのハンパから人参のしっぽ、椎茸の使い残し・・といったところだが、野菜の出汁で結構美味しいものになる。ついでに生姜のかけらも入れたが、これは自閉くんの拒否反応が出て、一気に摘み出された。なぜかこう言う気候になると、昼の眠気が酷くなってくる。加齢によるものか、単に体力温存かはわからないが、風邪をひかないように少々重ね着。明日から外の仕事は厳しくなるかな。雨だけ降らなければいいが、天気予報を見る限り鬱陶しそうだ。だいぶいい色になってきた柚子。冬だ!
2023年11月12日
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固定電話に電話があった。受話器を取ると「こちらは近畿電気通信管理局です。あなたの通信を停止することになりました。詳しく知りたい方は”1”を押して下さい」などという録音の音声が聞こえてきた。それで電話を切った。「この詐欺野郎!」電気通信管理局というのは私の世代で言えば「電波監理局」だ。電波使用の認可とか管理をやっている総務省の役所で、アマチュア無線でもやっていない限り一般人が直接関わる機関ではない。携帯電話にしろ、一般消費者はその業務をやっている会社と契約しているのであって、役所ではない。停波命令を出すとしたら一般ユーザーではなく、業者に対して行うのが筋というもの。それでも一般消費者は「なんとか局」みたいなお役所から電話がかかってきて「通信を停める」と言われたら驚くかも知れない。「それは困る」とまず考え、「なんちゅうことを言うんや」と文句の一つも言いたくなるだろう。そこで’1’を押したら多分電話番号を取得し、なんだかんだと脅しにかかるのだろう。それ以上関わらないことだ。冷静に考えればなんとも筋が通らない話だ。それでも、録音の音声らしきメッセージを流し、コールバックのようなことをするとは、かなり手の込んだ詐欺だ。そう言うアプリを売っている可能性もある。もっと人の役に立つことにそんな能力を使えばいいのに。
2023年11月11日
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7戦をフルに戦い、阪神タイガースの日本一が決まった。1戦目に8−0で圧勝したと思ったら2戦目は0−8のボロ負けである。押したり引いたりの関西決戦で面白く、興行的にも成功したのではないだろうか。残念ながら大阪までセールに出掛けるほどの根性もなく、新聞を読み返す程度のことだ。38年振り日本一ということは、私が30過ぎの頃だと思うが、確かにその前といったら万年Bクラスで、最下位も何度かあった。「これじゃBクラスというよりCクラスやん」と言われ、「虎でなく縞模様の猫」と揶揄された。自虐的にこういうことを言っても、阪神ファンは愛想を尽かさない。よく鍛えられたファンである。オリックスは近鉄の流れをくむ。応援を見ていると阪神とオリックスのファンが全く異なることに気づく。大阪府警は「阪神が優勝したら1300人、オリックスなら100人の警察官を動員する」と言っていたらしいが、阪神ファンはアホとも言える。あの汚い道頓堀川に何が悲しくて飛び込まねばならないのか。「前後不覚」の状態になるのだろうが、迷惑な話だ。甲子園に行くと「阪神グッズ」をみんなが持っているけれど、オリックスはせいぜいレプリカのユニフォームくらい。温度差が違う。岡田監督のピッチャー起用はマジックがかるほど不思議だった。シーズン中にあまり調子の良くない状態で引っ込んだ、実績データのないピッチャーをあえて起用している気がした。絞り玉がなくてどんなボールを打てばいいのかわからなかったのではないだろうか。とにかく「おめでとう」
2023年11月06日
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今年は熊の事故が統計上最高件数ということだ。人間の命を守るためには殺処分が応急的にはやむをえない処置なのだろうと思う。ところが、それに対して行政に批判あるいは抗議しているという報道がある。数年前、鳥取県境の宍粟市波賀町の山に登り、リーダーから木についた熊の爪痕を教えてもらったが、100kgもある体を引き上げる爪は深い傷になっていた。あんなもので顔を引っ掻かれたら眼球も飛び出すかも知れない。また、学生時代のことだが、八幡平を山形県側のバスの終点から秋田県側に徒歩で抜けたが、「熊に会わなくてよかったね」と真顔で言われたことがある。熊は怖いものなのだ。難癖をつけてくる人は恐らく熊の怖さなんかを知らない、多分都会に住んでいる人だろう。私の住んでいるところでは熊は出ないが、鹿や猪の被害は耳にする。鹿は若芽を食べてしまい、猪は土を掘り返し、作物を食べてしまって畑を全滅させる。害獣とはそういうものだ。漫画とか童話に出てくるような意思の疎通が出来たり、可愛いとかいうようなものではない。食うか、食われるかだ。孫が来た時によくゲームの話をしてくれるが、話を聞いていてゲームの世界と現実世界をごっちゃにしているんじゃないかと思う時がある。ゲームの中に恐竜のようなものが出てくるらしいが、実際には現存しないものをさもあるかのように表現するバーチャルリアリティだが、子供には若干迷惑なような。ゲームが結局は乱数の組み合わせでしかないことを理解してくれればいいが、これはプログラムを書いてみないとわからないかも知れない。また、それ以上に、他人の感情や理論を理解することができる人間になってほしいものだ。年寄りの繰り言であることを祈る。
2023年11月05日
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2日前から朝の濃霧が出ている。春にはよく見られるが、この時期にはちょっと珍しい気がする。朝霧の日はだいたい晴れるが、今日は曇りがちで外の仕事には恵まれた。しかし暑いこと!11月に半袖だよ。
2023年11月04日
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昼過ぎから雲行きが怪しくなり、雷が鳴り出した。この時期に?と思うが、寒気の南下による不安定な天気が続いでいるらしい。突然の夕立、この時期に夕立というのもどうかとは思うが、そんな雨の降り方だった。今日は12月3日に開かれる西播磨音楽祭出演団体の説明会で、姫路市夢前町に出かけたが、大雨に見舞われた。雹が降ったところもあるらしい。兵庫県南部に70年暮らして、雹を見たのは2回だけ。「えらくうるさい雨だなあ」というのが率直な感想だ。今日は日本中のあちこちで荒天に見舞われたようだ。その好天のあとは急に寒くなり、足元から冷える思い。まあ、もう直ぐ11月だが。それはさておき、平成の合併で姫路市が取り込んだ旧飾磨郡夢前町だが、ホールの利用が経費節約のためにスタッフを雇わない方向で進めることになり、ひな壇やピアノの移動、果てはピアノの蓋の開閉まで主催者がやることになった。普段我々が使っているホールだと、ピアノに触らせない大方針があるが、ここはそれがなく、かえって「大丈夫なの?」と考えてしまった。この辺の感覚は教師経験者は「当然のこと」と捉えるが、音楽関係者は「とんでもない!」で、お互い分かり合えない部分。学校の備品か、個人の財産と考えるかの違いか。ホールも小さく、事務局から「あまり情宣しないで」 とはおそれいった。
2023年10月27日
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天気予報で気温が下がると言ってはいたが、午後になって見事に下がり、一枚羽織る羽目になった。部屋の寒暖計は19℃なので、外はもっと寒いだろう。枝豆を外していたが、予定の畝を達成。ただし雨に見舞われ、その後寒くなった。冬の作業着を引っ張り出す。秋の日は釣瓶落としというが、本当にそうだ。どんどん手元が見えなくなっていく。鞘に鋏を入れるのが厳しくなった頃に終了した。半分は塩茹でにして冷凍保存、残りは枯れるまで放っておき、ひたすらアントシアニンの形成を待ち、正月の黒豆として使う予定だ。豆にしてどのくらいの量になるかはまだわからないが、3Lぐらいにはなるだろうか。豆ご飯はえんどう豆の定番だが、黒大豆でも美味しいのではないかと思う。夏野菜には長らく世話になった。畑からとってきて食べられるのはありがたいが、もうオクラやピーマンはだんだん葉が落ちてしまった。寒くなるにつれ、大きくなるのにも時間がかかり、変形もひどくなってくる。そろそろ始末をする時期だ。白菜や水菜、大根は本葉が出そろい、寒くなるに従い元気になるところ。野菜の煮物が美味しくなる時期だ。着るものと洗濯物の量が増え、手の荒れる季節でもある。
2023年10月21日
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秋の香りはやはり金木犀。そして秋桜(淡路島で)12月の発表会に歌う予定です。(山口百恵)枝豆の収穫も進みます。日の当たるところと倒伏して当たらなかったところは実の数が違います。右が倒伏したもの、左と鞘の数が全然違います。こういう珍客も。蝶の幼虫と思われます。蛹になって冬を越すのでしょう。おそらく最後のパッションフルーツになるか?右下にまだ蕾が見えます。
2023年10月17日
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マイナカードの写真があまりにも酷い写りなので、身分証明用に使うと「これ本当にあなたですか?」と聞かれそうである。おまけに撮影したのが脳手術の直後と来ているから、ツルツルの剃り上げの時だ。あまり変わり映えしないとも言えるが、いまは裾の髪が少しはある。身分証明書としては運転免許証の方がはるかに出来がいいので、マイナカードを使う必然性がない。そんな訳で紛失防止のため、タンスの奥にしまってある。そんなマイナカードの初仕事は年金の扶養家族の調査書だった。「昨年のデータと変わっていなければ該当欄に丸を入れ、署名をして返送せよ」というやつだ。ちょうど今日は郵便局から帰って来たところ。面倒だな、と思ったが別のかみに「スマホでも手続きできる」とあったのでマイナポータルとやらを使ってみることにした。まずは登録、だが、あまり出来の良いポータルではないなという印象。10年前くらいのスタイルだ。二重認証のところは今風かもしれない。何せ、紙の表示と画面の表示が合っていない。これは初心者は混乱すると思う。私は比較的早くから揉まれているので、「まあこんな手順なんだろう」と見当がつき、つつがなく終わったが、年金世代にはかなりわかりにくいだろうと思う。カードの出番は、暗証番号の照合をするところだけで、「iPhoneをカードの上に乗せてください」だけだったが、ともかくデビューした。感覚としてはモバイルSuicaの発信と受信が入れ替わったような感じ、というところか。本来の目的の電子認証には成功した。そしてマイナカードは再びタンスの奥へ。5年間の有効期限内にさて、何回使うことだろう。
2023年10月05日
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全国的に暑いが、そのせいか桜の葉が散るのが非常に早く、もはや丸坊主で冬のような木さえある。その中にいわゆる「狂い咲き」を見つけた。別に桜にとってはそういう環境だから新芽を出したに過ぎないから、「狂い咲き」などと言うのは失礼かも知れない。人間の勝手な解釈だ。確かに新葉に咲いている。田圃の方は彼岸花の盛りだが、今年はやや遅い気がする。毎年、彼岸よりも早く咲きはじめるが、今年はやや過ぎていた。突然ににょきにょきと現れる。そして急速に老化する、何とも奇妙な花だ。畔で球根で増えるので石垣を壊すなど始末が悪い。こちらはスギゴケと思うが、ドコデモ元気に生えてくる。もう半月もすれば稲の取り入れが始まる。今年は高温の障害か、白いモミが多いと聞く。売価は下がるかな?しかし農家にとっては米は安すぎると思う。だから後継者がいなくなる。わが家も冬野菜の植え付け準備。しかしまだ毎日ピーマンやオクラが取れている。野菜は十分に摂れそうだ。
2023年09月30日
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被害に遭われた方々には、「傷に塩をすり込む」ような事になるかも知れないが、改めて食品に関する自己防衛を今回見直す必要があると思う。食品衛生管理の徹底のおかげで、我々は「可食状態にある食品は安全」という信仰的な根拠で口にしている。しかし可食状態は、猫やネズミ、昆虫、微生物にとっても格好の食品である事を忘れてはいけない。過去、私の世代が子供の頃は匂い、味、口当たりで可食状態かどうかを判断していた。自己責任だけの時代だ。異臭(主に酸臭だろう)、異味(これも酸っぱい)、粘り(糸を引く)、ぬめりなどという目視や嗅覚による判断をしていた。生肉の常温流通も珍しくなかったし、実際にウジの湧いた鶏肉を見た事もある。缶詰めでさえも膨張するものがあって、食べるのは避けた。「食えるものは腐る」だったのだ。保存は酢を混ぜるとか、食塩を加えるとか、水分活性を落とす、乾燥するなどしかなかった時代だ。その時代の再現は無意味である。けれども、「糸を引いていたが調味料だろうと思って完食した」はやや無神経に過ぎると思う。いくらの醤油漬けは美味だが、調味液に粘度をつけるなんて全く意味がない。納豆のねばねばとは意味が違う。私も口に入れて気付き、見直しておかしいと思って廃棄したが、「安全神話」に乗っていた訳だ。生魚のアミンの匂いさえ、近ごろは感じる事が少ない。輸送技術、加工技術の発達の賜物だが、油断していたい目に遭うのは自分だ。交通事故防止の標語ではないけれど、「だろう運転からかもしれない運転に」切り替えるのが安全につながる。基本、加熱すれば殺菌は出来るが、微生物の生産物までなくなる訳ではない。例えばサルモネラの作った毒素は加熱しても壊れず、重篤な状況になる。古い話だが、芥子レンコンで死亡事故が起きた事がある。調理直後のもの以外は、「かも知れない」の方が安全だ。
2023年09月24日
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青森県の弁当屋が食中毒を出して営業禁止に追い込まれた。ずいぶん歴史のある老舗のようだ。事故は全国広範囲に及び、兵庫県でも2件ばかりでたと聞く。私の商売?柄、何人の被害者が出たかと言うよりは原因が何だったかと言う方が知りたかったが、黄色ブドウ状球菌とセレウス菌が検出されたと言う事だった。どちらも普遍的な菌である。素手で具材に触るとか、まず考えられないけれども落としたものを拾って盛りつけまたは摂食したことが考えられる。更に、米飯を外注したと言う事なので、この業者が原因を作った事も考えられるし、出荷後の温度管理がどうだったかも要因の1つになってくる。食中毒の原因菌に限らず、微生物類は30−40℃ぐらいが一番良く増殖する。弁当のような日配ものでは、調理後、この温度帯をいかに早く通過させて冷却できるかがポイントだ。この事はまあ業界の常識みたいなものだから、それが常識でない人がかかわると、事故につながる事がある。実は1週間ほど前に女房が作ったおにぎりを食べたら、糸を引いた。「これどうした?」「電子レンジで温めてそのまま忘れてた」ものだったらしい。身体の方は幸いなんともなかったが、これは空中からの混入ではないかと思われる。納豆菌の仲間ではないかと思っている。自分の工場で管理できる分は分かるが、工場を出てしまうと後の追跡は実際のところ難しい。納品までや配送中の温度管理は事実上出来ない。自前の工場で炊いた米飯なら温度管理は出来るが、納品された米飯の細菌数を測っても、消費されるまでにデータを得る事は時間的に無理だ。菌の培養に時間がかかる。弁当屋さんを擁護する訳ではないが、ちょっと気の毒な気はする。自社生産の許容を越えて、外注したりすると仮に他社に落ち度があっても責任を取るのは自社になる。ちょっと気になったのは30代の女性がSNSに「食う気にならない」と投書していた画面が報道に出てきた。アナウンスでは「食べる気にならない」と言っていたが、私の地元の感覚からすると「食べる」の方が女性的だと感じる。日本中がそうではないだろうが、やや違和感を感じる画面だった。
2023年09月23日
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今日は敬老の日。シルバーの仕事で「労働日」である。まあ、健康で仕事が出来ると言う事は感謝しなけりゃいけない。言わば「敬労の日」か、などと仲間うちで笑いあっている。75歳以上、いや80代にならないと運営側をやらされて疲れる、どうせなら慣れた仕事の方がまだマシだ、などと言う話もある。老人大国、と言う言葉が生まれて久しいが、働き手が減って行くこれからの時代は大変だ。支えられる人数が支える人数より多くなるのだから、「働けなくなるまで働け」と言う事になるかも知れない。まあ、それでもいいのだが。地球温暖化を止めるには物流にかかわるエネルギーを絞る、大都市の農産物を増やすことが何より有効だろう。地産地消を徹底し、植物を増やす。二酸化炭素の総量を抑えるには一番手軽な方法のはずだ。食糧安全保障の目的にもかなう。初めて渋谷に行った時、広尾で肥だめを見つけて驚いたのはもう50年前になる。「東京で百姓やってる人がいるんだ」そういえば練馬大根とか浅草のりとかいうブランド物も昔はあったなあ。東京でも渋谷と多摩や島しょ部じゃだいぶ違うのだろうが。食べ物が育って行くのを見るのは結構楽しいものだ。わが家の庭では柿、ナツメ、茶の木を植えている。今年はナツメが豊作。畑ではピーマンとオクラが収穫の最盛期。全量家内消費だが、知人にもあげている。次の収穫は大豆、サツマイモ、里芋だ。ネギは年中とれるようにしている。自分で育てたものは最も新鮮な状態で食べられる。雑草との戦いのシーズンが終わり、これからは冬物の植え付け。大根、白菜と言ったところで鍋料理に直結だ。大豆、さやの膨らみの大きそうなところをとって塩ゆでしてみたが、まだまだ豆が小さかった。枝豆はもう少し辛抱。カメムシがいたのでスミチオン(殺虫剤)を撒いたら大きなカマキリが飛びだしてきた。散布中止、カマキリを優先にする。
2023年09月18日
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孫3号、娘の長女の保育園から「招待状」をもらった。「行くの?」と女房が言う。顔には「行かないと言ったらただじゃ置かねえぞ」と書いてある。娘に「行くよ」と伝えたら、「お母さん(女房)はあんまり行く気ないみたいやったけど」「おまえまだ顔が読めてないな」さて、今日が当日。「まだ?はよいこ」と宣うたのたのは定刻45分前。せいぜい30分の距離で、実際25分で行った。金婚式が近くなると言う事とする事のギャップも埋まってくる。「とんぼのめがね」を歌いましょう、という先生の声。3バンまで間違えずに歌える老人は少数派だと思うが、知っている歌で良かった。孫ちゃんは「おじいちゃん、知ってるんだ」みたいな顔。おばあちゃんに抱っこでにこにこしている。一番日に焼けているのはわが家の遺伝子か。一緒に輪投げやコマ回しをやって童心に帰り、遊んでもらった。手作り感満載、楽しい45分だった。
2023年09月15日
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18年ぶりと言うから前回は2005年と言う事になる。地元兵庫県、甲子園のまわりで阪神タイガースの悪口を言ったら袋だたきにされるかも知れない。今日は最終回に巨人がソロホームランで1点を加えて1点差に迫ったが、トラのしっぽはするりと逃げたようだ。岡田、掛布、バースの時代は強かったが、70年代のタイガースは「あれはトラとちゃう、縞猫や」と揶揄されたもので、本当に弱かった。タイガースの話題は、関西では営業にも影響するのを知った。時代も時代だが、話の切り出しのネタには一番無難な話題だったのである。仮に相手がタイガースが嫌いであっても「昨日は牧原良かったですね」と、とっかかる。「あきまへんな〜」で始まっても良い。「なんであすこでおとすんや」でもよい。口が切れればいいのである。その阪神ファンは、負ければ阪神電車を蹴り飛ばす人も少なくなかったと言う。山手を走る阪急電車の上客に比べると浜手(海岸沿い)を走る阪神沿線は下品であるとも言われた。PVの客がビールをかけて祝うのだから、関西の方が愛すべきアホが多いのだなあと思う。一方のパリーグ、先頭はオリックスだ。このまま決まれば、大阪ドームと甲子園のまさに阪神対決となる。明日の阪神百貨店が楽しみだが、わが家からはあまりに遠い。遠しとせずに行くのが真の阪神ファン。私はただの取り巻きだ。それでも「おめでとう」ジョーシンもタイガースのスポンサーだ。なにかやるかな?メモリカードの特売なら顔を出しても良いな。
2023年09月14日
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はばタン+というのは兵庫県が主催する家計応援か小売り応援か分からないが、商品券5000円分を購入すると6250円分使えると言う事業である。これはこれでまあありがたい話なのだが、スマホとクレジットカードを持っていないと利用が出来ないシステムになっている。端的に言えば「スマホも使えんようなやつは支援せえへん(できへん)」と言う訳だ。スマホの電話番号をIDとして、そこから購入の申し込みをし、当選したらメールが届き、コンビニ払いかカード払いで購入するとスマホに適用金額がチャージされる。買い物の時にスマホに店コードを入れ、QRコードを撮影する事でチャージが減って行くと言う訳だ。私は比較的こういう話には慣れているつもりだが、この文を読んで理解できる高齢者は少ないのではないかと思う。私自身も決済の仕方を電話で聞いた上で購入した。先の選挙で維新公認の知事が兵庫県に誕生したが、こういう事のアピールはうまいが、切り捨てる分にも容赦がない。「分かる者だけ分かればいい」と言う意識のようだ。11日から販売が始まり、これから色々と反応が出てくるのだろうが、テクノロジーに乗れない人の扱いがどうなるのか見て行きたい。何か、ソフト屋だけが儲かるだけのように見えるのだが・・・データの入った端末だけに適用らしいから、女房が買い物したい時は私のスマホを持ち歩く必要がある。もしくは私を同伴して買い物する事になる。女性蔑視のつもりはないが、女の買い物は長い。
2023年09月12日
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赤穂市にある尼子山トンネルで先日火災事故があり、トラックなど9台が燃えたと言う。600mばかりのトンネルなので、特別長い訳ではないが、煙が充満し、鎮火に40時間かかったと言う。短い事が幸いして、死傷者はいなかったらしい。トラックが火を吹いて、後続車両がそれに突っ込んだが、さっさと車を降りて逃げ出したと言う事だ。ところが、トンネルの両方から消防が出動して消火しようとしたが、すでに高温になっていて、一方からしか放水できず、煙を除くのに神戸市消防局に送風車(ブロアー車)の出動を要請したと言う。どんな経路を走っても、1時間は優にかかる距離だ。高速道路を消防車がどれだけのスピードで走れるかは知らないが、真夜中とは言え、兵庫県をほとんど東から西まで走るのだから。トンネル内の気温は数百度に達していたと言う。煙出しに相当の時間を要した事だろう。鎮火後の写真を見ると、ケーブルが垂れ下がり、路面は完全に破壊されてコンクリート屑になっていた。この区間が開通したのは山陽新幹線が岡山まで開業して「ひかりは西へ」のキャッチフレーズの少し後だったと記憶している。燃えたのは下り線だったが、なぜか上り線も止められている。物流の大動脈だが、赤穂から龍野までは国道2号か250号、あるいは中国道への迂回を指示されているが、250号はあまりに狭い。赤穂ICは相当2号からは離れているので、備前から利用する方が実用的かなと思う。龍野までやって来れば山陽道にも簡単に戻れるし、阪神高速・名神高速に接続するバイパスも使える。未だに「復旧の見通しが立たない」そうだ。地元民としては東西には動かない方がよさそうだ。
2023年09月08日
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定年後は洗濯物の処理を私がする事になっている。洗濯機は脱衣所に置いてあるから、風呂掃除もやる。娘のところの孫の世話で女房が召喚され、自閉君は通所施設が休みで在宅なため、夜の食事は私が用意する事になった。ご飯の残りがあったので、チャーハンくらいなら冷蔵庫にあるものでどうにかなるだろうとタカをくくっていたら、なんと、すでに女房が娘のところに持って行ってしまっていた。あるものはサケの切り身、卵、野菜のいくつか。まあ、ネギくらい畑に取りに行けば何とかなる。時間ぎりぎりで間に合わせた。在庫を見て献立を作り、レシピを取り出して時間の制約下に作って行く女房の力は絶大だ。40年あまりほとんど休みなくこれをこなしているのだから、すごいなとしか言いようがない。1日や2日でこんなザマではどうしようもない。負け惜しみで言えば「学習量の差」というところだが。
2023年09月07日
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50年ほど前、私が学生だった頃、水俣病、イタイイタイ病、カドミウム公害、喘息など公害病の華やかな?時代だった。酸性雨が降って露出の金属製品に雨垂れの跡が残った。やがて大気、排水の濃度規制が行われたが、「薄めりゃ流し放題」となって、その後「総量規制」に切り替わり、「何g流したか」が問われるようになり、それをクリアして日本の公害処理技術は最先端、と言われるようになった経過がある。書類で読んだだけなので、事の真偽は今となっては不明としか言いようがないが、「高い煙突を建てれば排気は遠くに行くから大丈夫」などと言われていたという話もあった。IAEAと言う機関の「錦の御旗」に頼るばかりの政府の放出決定の経過は50年前の繰り返しである。なし崩し的に問題なければ24日から放出、と言うのはあまりに乱暴だろう。トリチウム以外の汚染物の大半はALPSで除去する、と言うのも裏返せば「いくらかは残っている」と言う事で、復興庁の資料でも「繰り返し処理する」としか書かれておらず、濃度規制の域を出るものではない。総量規制に移行した教訓はすでに忘れたか?行政の感覚は50年前のままだ。物理で「分配の法則」を知るものなら、「0」にする事がいかに困難か分かるはず。「原子力の利用」は、まだ分からない事がいっぱいある未完成の技術、と言うべきだ。「約束は破られてはいないが果たされた訳でもない」漁連組合長の言葉はまことに的をついたものだと思う。
2023年08月23日
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松の木の根元に奇妙なキノコが生えてきた。傘の直径10cm弱と言ったところか。白いマッシュルームみたいな感じだが、傘にゴルフボールのようなくぼみがあって、発泡スチロールの傷んだやつみたい。1日経ったら黒くなってきた。こんがり焼けた風だが、もちろんそんな事はしていない。紫外線に当たってメラニンかなにかができたのかも。何か食べられるような気もするが、素性の分からないものは食べてはいけない。とりあえずは消えるまで観察してみよう。ともかく初めて見る顔だ。栄養にしたとしたら、笹の枯れ葉くらいしか心当たりがない。ワラを培地にするマッシュルームと同族かな。リグニンを分解するなら役に立ちそうだが。
2023年08月22日
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台風7号で畑の水不足は一応解消したが、その後すっきりしない天気が続いたあとは、またピーカンの青空に戻った。地形の所為か、今年は極端に夕立が少ない。遠くで雷鳴はするものの、本当に「遠雷」だ。今日は30分ばかりかなり近い感じがしたけれども、肝心の雨はぽつりぽつり。雨と言うにはほど遠い。そのくせ湿度だけはあがるので余計に蒸し暑くなる。一昔前なら、自分のところに夕立が来なくても、山から涼しい風が吹いてくれば、山の方で夕立があったのかなと涼しい思いを共有できたが、このところは全く縁がない。暑い時はひたすら暑い。夜になっても暑いのは都市化のせいか?熱中症にならないようにマスコミは「冷房の適切な使用」を勧める。だが、冷房で電力がひっ迫したらまた「やめろ」と言うのだろうか。現役時代、工場のデマンドを守るのにあれこれと小細工をした。多くは空調の停止だった。当然暑くなる。分析室は温度を一定にする前提があるので、まさに「最後のとりで」だったから楽をさせてもらったが、暑くなって電力を使う、発電を増やして温暖化ガスが増えるでは話にならないだろう。エネルギーは形態を変える度に変換効率は低下する。
2023年08月21日
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相当に離れた静岡で大雨になり、新幹線が事実上動かなくなった。安全は何よりも重視されねばならないが、車内に閉じこめられた乗客はたまったものではない。私も若い時に東京に出張した時に関ヶ原の積雪で2時間ばかり閉じこめられた事があるが、名古屋でバールを持った保線員が床下を叩いてくれて、安堵した事がある。駅に入ると何となく安心したが、途中で止まってしまうと本当に不安に思う。結局仕事らしい仕事も出来ず、相手先とのマッチングにも失敗して、帰りも遅くなり、駐車場に預けた車が出せず、翌日取りに行って2日分払った記憶がある。近ごろは台風からむしろ離れたところで重大な気象の状態になるのが多くなったような気がする。突風とか竜巻も、ずいぶん頻度が増えたように思う。積乱雲が発達すると、突風や雹などという異変が高確率で起きるというが、確かに昔に比べるとニュースも多くなったように思う。温暖化と一口に言うが、ダメージを受けるのは食料ではないか。高温障害、害虫の分布変化、温かいところでしか見られなかった生物が移動してくるような事は容易に考えられる。そんな時に食料輸入はどこまで確保されるやら。
2023年08月16日
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何とも慌ただしいお盆になった。大阪から帰ってきた息子は予定を一日繰り上げて帰った。孫たちも無事に帰ってくれて、爺婆は緊張状態から開放されている。孫1号は早くも第二反抗期か。親から未完成の工作を指摘されても「カエルの面に小便」と言ったところ。もう夏休みも10日あまりになったはずだが、4年生ってああだったかな、と思い出せない記憶をたどる。たどっても答えは出てこないから結局あきらめる訳だが、もう少し真剣に悩んでいたような気はする。孫2号の妹の方は大変な経験をした。スイカを取りに行って、戻ってきて「さあ、どこに置こうかしら」と女房が言った拍子に落として割ってしまった。落として割れたスイカくらい、適当に食べてしまえばいいのだが、あの落とした時の思いだけは記憶しておいた方がいいと思っている。みんなの期待を一気に裏切る行為なので、今後家族以外が作るメンバーの時には慎重度がちがうはず。「まだ2つあるから大丈夫だよ」と女房が慰め、今度は落とさないように運ぼうと気をつければ大きな成長になる。先ほどから風の音がし、前触れらしい雨も降ってきた。今夜が風のピーク、明日が雨のピークだという。農家仲間は「雨だけ降ればいい」とまじめに思っている。無事に過ぎてくれればいいが。孫台風のあとはリアル台風。
2023年08月14日
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台風の影響かは分からないが、久しぶりに涼しい夜を楽しんでいる。昨日まではエアコンを使っていたが、今日は窓を開けて扇風機を回すだけで涼が取れる。田舎の特権?台風7号はどうも近畿地方直撃のコースだ。ありがたくない予報だ。こういう時、住民は「うちの方にだけは来るな」だから、エゴイスト丸出しになる。しかし台風の進路を決めるのは周囲の気圧配置。高気圧に吹き飛ばされてつり合ったところを進む。最接近は15日となっているが、どうも前日から影響が出そうな感じ。甲子園は今日、突然の雨に見舞われた。兵庫県でも西の方はかんかん照りだ。そこから温度が落ち着いてくれたので余計にありがたく感じる。が、今日に限って自閉君がバーンと閉めたドアのガラスが割れてしまった。折よく帰ってきた長男に手伝ってもらい、ベニヤ板を両面から止めて応急修理をしたが無事に過ぎてくれる事を祈るばかり。あと期待するのは雨だ。台風が通るのはだいたいわが家よりも東で、いわゆる「可航半円」にあたる。以前に関西空港への橋にタンカーがぶつかり、神戸港に並んでいた車がころころと転がる台風があったが、その時も大きな被害はなかった。とはいえ、「はじめて」の事はどこにでも起こりうる。出来るだけ被害が少なくて済みますように。
2023年08月13日
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中近用のレンズから近々用レンズに交換してもらったら、手元のモニタも1mばかり離れたモニタもきちんと見えるようになった。半分クレームだと思ったが、事情は話してみるもんだ。累進帯長が短くなり、顎の上げ下げはなくなった。まあ、下げる方が楽だから、眼鏡の下の方で見るより疲れない。で、眼鏡の縦の長さがやや大きいので、思い切り下の方を使ったら、例えばキーボードは曲がって見える。端の方が手前に来ているように見える。これはまあそんな使い方をしなきゃ良い訳で、さほど問題ではない。むしろ私の場合は、この近々用の眼鏡をかけたまま運転してしまいそうなのが心配。5m先にあるドアには全くピントが合わない。あまりやる事は許されないが、かけたまま乗ってみたら、信号機のランプは形はぼやけるが、色は識別できるからまあ許容範囲というところか。人間、自分にとって都合の良い方の情報を取り入れるから困るのだが、仮に間違えて運転しても実害はなさそうだ。車のメーター類も問題なく見える。ぜいたくを言えばきりがないけれど、自分の要求するものを他人が正確に認識する事は難しい。商品が思い通りでなかったら、遠慮なく相談する事。またレンズ交換の安値というのは原則安くない。オプションを誘導して結局高くなる。ちなみに樹脂のフレームの寿命は2年ほどだそうだ、メタルはそれよりも長いそうだ。
2023年08月11日
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野分と言うのは台風の事。野の草をわけるように吹いてくるからそういうらしい。古語である。源氏物語にも出てくる言葉。桐壷の巻に「野分立ちてにはかに肌寒き夕暮れのほど・・・」と言う一節を暗唱させられたので今でも台風の風が吹いてくると思い出す。台風6号の直撃は免れ、九州の方でも交通機関が動き出したというから明日はまた微風で熱気十分というところだろうか。日本海側のフェーン現象に比べればかわいいものだが。米どころの新潟県で雨が降らず、稲の生育に支障が出ていると言うニュースも見た。気候変動というが、本当に生物のもろさの一部を見せつけられる気がする。水を断たれれば我々人間の生命ももろいものだ。弥生時代から稲の栽培が始まったというが、やはり水の制御は生活の基本だっただろう。火との組み合わせで蒸気機関ができ、産業革命。その次のエネルギーは電気、電気を作るために化石燃料を使う。温暖化が進む。電気で冷房を動かし、更に電気を要求する。このところはこれの繰り返しであるような気がする。原子力は二酸化炭素を出さない、と言う事をアピールするが、施設の建設や材料作りの段階で膨大なエネルギーを使うはず。また、核廃棄物の再処理や運搬にも。それでも排出しない、と言えるのかな?何とか投入エネルギーに見合うのは水力と風力ぐらいなものではないかと思うが、風力もあまりに過剰ならば倒壊する。いくらかの不便、不快を認めて地球に合わせて過ごすしかないのではと思いつつ、夏野菜を作りながら過ごす。里芋の水切れで今年は不作かも知れないな。ここに来て、オクラが少し息を吹き返した。あれがなきゃこれがある、か。
2023年08月10日
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庭も畑もからから状態で3週間はたってるぞ。雨は台風だのみかと思っていたら、21時前になって雷雨になった。ありがたや!樋の雨音が聞こえてくるほどの雨。ったって、1時間5mmぐらいなものだろうと思う。それでも畑に水やりをしたのが無駄になってくれて嬉しい。人間の撒く水なんて、ほんの少しに過ぎない。植物を育てるのに雨は不可欠。雷が鳴ると豊作になるのは放電のエネルギーで窒素が酸素と結びつき、植物に吸収される形で雨に混じってくるからだと子供の時に聞いた事があるが、当時の分析手法で測れたかは疑わしい。エセ科学の1つだったかも。水をやらなくて済む方が私にはよほど有意義だ。が、待てよ、確か草を引いたゴミにも雨がかかっているはず。雨など降るまいと思っていたのが誤算だった。
2023年08月06日
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沖縄は大変だ。行ってしまった台風が戻ってくる。高気圧に吹かれながら進むのが台風なので、仕方のないこことは言え、修理回復間も無いうちに再び被害に遭う、なんて言うのはまことに気の毒な限りだ。当地では夕立も来なくてからからの天気が続くが、このところ南風を受けるようになったのはやはり台風の所為だろう。少し前までは風も吹かず、ただただ暑い毎日だった。乾ききった畑に散水するが、少し遠いところにはホースを絞って飛ばす。これが風で押し戻されるので狙ったところよりも少し近いところに水は落ちる。畑にはスイカも作っているが、このからから天気のもと、どこから水を集めてくるのだろう。散髪屋の親父はスイカの話題になるたび、「せっせと株元に水をやったらスイカが割れてしまった」と言う、自分が失敗した話をしてくれるのだが、確かにかなり大きな根を張る。それでも実にためる水をこれで集めるのかな、と疑問に思い、かつ感心する。スイカの株元はもう葉も黄色くなって、そろそろ季節が終わりかな、と思うのだが、まだ大玉も元気で叩いても音が高い。株から離れた葉はまだ緑色で元気なので、指ではじいて鈍い音になるまで熟させる事ができるだろう。小玉よりも大玉の方が澄んだ音がするような気がする。伝統的な鑑別法。さて、台風が来るのはいつになるだろう。雨だけ欲しい!
2023年08月04日
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「カレールーとスイカ買ってきてくれない?」と女房の命令。「いいよ」と出掛けたは良いが、レジを通ってびっくり。スイカは1/8で娘のところの孫に持って行ってやるもの。これが400円オーバー。カレールーも同じようなもので。1000円札に羽が生えている思い。そんなことを女房に伝えると、「そうよ。ちょっと前まで2000円で買えていたものが、今は3000円ないと買い物できないもの」だそうだ。となると、私が作っているキウリやナスやスイカ、ピーマンといったものはまあ苗とか種の原価はかかっているが、相当の価値があるものと見ていいようだ。ニュースで「食品の値上がりは困りますよね」などと報じているけれど、「じゃあ自分で作ってみなよ」うちは家庭菜園レベルを抜けないが、水利や肥料などそこそこの規模で作ろうと思ったら、原価に必要経費や利益を盛り込んで売る普通の商品にして売価を考えて欲しいものだ。自家消費に充てるだけでも、肥料など買って、農機具も購入しなければならない。買えばキウリ3本ほど入って100円では収支があわないのは見えている。成長の過程を孫に見せ、収穫もさせて「食べるという事の背景を見せる」のが目的の半分だと思っている。出荷農家は自分で価格を決められるのはごく小さな直売所くらいなもの。ウクライナの戦争で小麦もパンも値上げされた。原料高は売価を上げるしかない。人手不足、人件費は下げられない、で吸収できるバッファも少ないのだから。日本は耕作放棄地があちこちに出来ている。農業は休めば何らかの代償が出来る。雑草であったり、家畜の給餌であったり、最悪不作であったり。収入に見合う仕事ではないから離農が始まったのだが、食料を海外に依存するのは非常に大きなリスクだ。兵糧攻め公認みたいなものである。増してや昨今の気候変動、いつ不作になっても不思議ではない。思い出すのがオイルショックの時。ちょうど学生で自炊の材料を買おうとスーパーに行ったら、あまりの値上がりにばからしくなり、何も買わずに帰った事がある。今、それが茹でガエル状態で進んでいるのでなければよいが。政府は「生活給付支援」などとばらまいているが、いつまで続く事やら。おまけに多額の防衛費!「軍隊では白い飯が食える」の再来か。政治というものは戦争に勝つ事が目的じゃなく、戦争を起こさない、起こさせないで済ませる事が命題じゃなかったか?
2023年07月30日
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最近はコーラスの譜面もダウンロード販売しかやってない、というのが増えてきた。ダウンロード販売というのはとにかく楽譜作成用のソフトと販売ページだけあればいいのだから、出版社を通すのはただのコスト増としか考えない人も多いようだ。購入者の立場からは音を聞いて注文し、印刷するだけなので実に手っ取り早いが、紙の多くなる事。片面印刷が基本の設計なのでそうなるのだが、両面印刷にすれば重量は半分になる。ホルダーに入れた時に、重量が倍半分なのだから軽い方が絶対にいい。両面印刷はインクジェットには少なくしかもにじみの問題があって、レーザープリンタの独壇場といってもいいほど。これが1万円台であるのだから大いに心が動く。しかし置く場所が・・・かさばるのだ、これが。高さがインクジェットの倍くらいある。そして明日がシルバーの給料日。ウーム。
2023年07月19日
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毎日40度近い気温を記録したとニュースが流れている。熱中症のアラートも毎日だされるし、年のためか暑さに対する辛抱をしなくなった。結果、かなりの時間を冷房環境で過ごす事になる。しかし、比較的風通しのよい田舎で過ごす分には暑いのも楽しみに出来る。太陽熱の温泉は今日は70度で出湯した。地下水と混ぜながら入れる事4分、200Lの浴槽はちょうど良い湯加減になる。汲上げのエネルギーだけで風呂に入れる。そして冷やすのは何たってこれだ。夏の畑はたくさんのものを提供してくれるが、身体を冷やすのはこれが一番だと思っている。なぜか、汗がすうっと引いて行く。今日見回っていたら、スイカに2cmほどの傷がついていて、付近がてかっている。果汁が出た証拠だ。「えーい、何にやられたかな」と思いながら、とにかく切ってみたらなかなか良い色になっていた。温かいが甘味もある。よく熟していた。その傷は左端の玉の左のくぼみのように見えるところ。熟してこんな傷が入るのかは知らないが、もう少し遅かったら蟻か何かがたかっていた事だろう。うまいタイミングで見つけたものだ。そしてこれが今年の初スイカ。孫3号が喜んだ。まもなくお姉ちゃんになる予定。
2023年07月17日
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30周年記念コンサートに託つけて聴衆に募金を頼んでいる。入場無料のコンサートを梅雨末期に開くものだからか、今年は久留米や唐津が水害に見舞われ、能登の地震も春先にあった。5年前は北摂地震の直後だった。前回は15000円余りが集まり、意気揚々と?でもないが日本赤十字に寄付した。今回はなんと2000円足らず。光熱費の値上げ、食品の値上げで確実に世帯の経済状態は悪化している結果と思う。そんな時期に自主コンサートをやる方もやる方だが、幸い評価はおおむねよかった。合唱馬鹿がそろっているという事なんだろう。会計事務はまだまとまっていないが、40万円ばかりかかったはずだ。舞台スタッフはこういうイベントがないと売り上げがない。彼らの生活費をたたき出す事は出来ないが、いくばくかの貢献にはなったか。コロナの間の集合禁止は地獄のようだったに違いない。北朝鮮からまたもミサイルが発射されて、その対応を口実に軍備増強が予算裏付けのないままに進む。兵器があってもオペレータは育てられるのだろうか。そして国民に負担増の余裕はない。「自衛隊では白い飯が食える」というキャチフレーズが聞こえるようになるのだろうか。
2023年07月12日
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1トラ2姫3ダンプなんて言葉をご記憶の方は今や絶滅危惧種ではないかと思うが、行儀の悪い?運転者を揶揄した言葉だ。たぶん昭和40年代より前?トラは酒酔い運転、姫は女性、ダンプは字の通り。過積載何するものぞの時代であった。今言ったら「差別発言!」と叱られることだろう。一説には、「姫路ナンバーの車」だといわれていたとも言う。自分の地域を悪く言うのもどうかと思うが、確かに横着運転者が多かった気がする。ウインカーを出さずに曲がるとか、無理に割り込むとか。ところが、近ごろ横断歩道での横断者優先が徹底してきたように思う。中学・高校生の自転車でも横断歩道から遠い側の自動車が積極的に止まるので、近い方は止まるしかない。わが家も道路にでてから20mばかりで横断歩道があるので、うっかり停止する車を見落としたら事故になる。たぶんこんな車にぶつけたら100%こちらが悪いことになるだろう。マナーの悪いのがデフォルトの地域(みんなやってるじゃんと大勢が言う)は余計に気をつけないと。余計な話だが、和泉ナンバーの車もマナーは悪かった。今は改善しているだろうか。
2023年06月26日
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軍の中での殺人事件が起きた。標的に当てる訓練の待機時に発砲したと言う。2人が亡くなり、1人がケガをして、狙われたのは教官だと言うからこれはちょっと・・と思うのだが、今の若者の思考は相当50年前の若者とは食い違っていそうな気もする。新聞記事の片隅に「成績の悪いのがいると連帯責任として班員全部が腕立て伏せを命じられる」とあった。私は昔からこの「腕立て伏せ」が苦手で、だいたい早くにへばってしまう。それに「連帯責任」て何だ?これの効果も目的も分からなかった。一人の出来が悪いからと全体に同じ課題を課すのは格差の拡大と蔑視を生むだけだと思う。その課題を課す上役を恨み、「おまえの所為だ」となじる同僚がいたら、「こいつら・・」と言う方向に感情が動いてもおかしくないとも思う。(決して彼の行為を是認するのではない)少なくとも、自分の考えを他人も全く同じように分かっているなんて思わないことだ。かつて自分が高校生の時、防衛大学校への進学も視野にあった。父が事業に失敗して、経済的に苦しかった頃だ。防衛大ならば学費が要らず、給与まで出る。親としては大助かりなはずだ。しかし姉が「職業大学へ行くのはやめた方が良い」と反対したことで、「国公立なら」と親が許してくれた。姉は看護大学に進んでいた。ちょっと勝手が違ったらしい。幸か不幸か、体育がからきしダメで物理、数学もよくなかったので合格の可能性も低かったに違いない。幸い現役で国立に進学できたのだが。自衛官候補生とやらの待遇を調べたら、中卒または高卒が条件で、試験もある。合格すると月額15万円ほどの給与が出て、被服、食事は支給らしい。週休2日、サラリーマンとしては悪くないだろう。1年以内に離職したら給与返還を要求されるが、訓練期間を過ぎて任官しなくても退職金まで出るらしい。免許や資格のたぐいは色々と取れるらしい。大型自動車、建機、危険物、無線従事者など業務によるだろうが。ガテン系ならよさそうだ。昔は「軍隊に入ると白い飯が食える」と言ったそうだが、何かそれに通じるものを感じてしまう。困窮したら自衛隊?まあ未知の世界なので突っ込みようもないが、短絡的思考の匂いがする事件だ。
2023年06月15日
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今年は1週間ばかり入梅が早く、雨にも恵まれて(恵まれすぎのところもあるが)田んぼに水が入るようになった。夜はゲコゲコとトノサマガエルの合唱。この時期になると敷居の低いわが家には珍客が入ってくる。夕食後の女房の悲鳴。「上から何か落ちてきた!」ムカデでは困るが、辺りを見回しても何もいない。新聞をめくってみたり、カバンをどけてみても何もいない。「何だったんやろ?」風呂上がりにアマガエルが扉に張り付いているのを見つけた。「こいつやな、多分」玄関の開いている時に入ってくるのだ。つまみ出して一件落着。ところで、近ごろは新聞などで「カエルの声がうるさい」という苦情?が出ていると言う。世の中の食物連鎖や生命活動によほど知識か理解のない人の発言だろうか。人間はカエルに生かされている部分は間違いなくあるはずなのだが。都会に暮らすと感性がおかしくなる?
2023年06月11日
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あんまり気が進まないが仕方なく・・・と言う姿勢がかいま見える採決と言う印象がある。同性カップルと言うのは自分がそれに当たらず、周囲にもそれと知る人がいないので一般論しか書けないが、世の中には秘密裏に出産する人もいれば、子供を持つことを望まない人もいるので、個人の意見を尊重すべきだろうと思う。憲法か何かは忘れたが、「結婚は両性の合意によってのみ成立する」と言うような文言があったから、男性同士、女性同士でも「両性」には違いないだろう。婚姻によって得られる「利益」(ちょっと露骨な言葉であるような気もするが)が得られないのはおかしい、と言うのも尤もだ。出産したが育てられない事情があって同性カップルに養子として渡すならば「生産的でない」と言う指摘も当たらなくなるだろう。ただ、相続にあたっての養子の立場を十分に考慮して欲しいと思う。姉が亡くなった時に戸籍をさかのぼって、実の母親が、父との離婚後3回の結婚をしたことが分かり、その後出産はしなかったものの結婚相手の実子を養子に迎えていたことで、相続がいっぺんにややこしくなった。幸いと言うか、その人は隣町に住んでいたので連絡は比較的簡単に取れたが、遠距離だったら大変だっただろう。姉は未婚だったから子供がおらず、両親もなくなっていたので兄妹で遺産を分割したが、弟の子に代襲相続させることになった。くだんの義兄弟は相続を放棄した。存在さえお互いに知らなかった人だ。幸いにも「そういう人(姉)がいることは養母から聞いていた」と言うことだったので、説明の手間は省けた。裁判所で彼の代わりに手続きをし、法務局に相続関係図の書き方を教えてもらい法律に浸かった時間だった。しかし私がやっておかないと子供が迷惑する、と言い聞かせて進めた。面倒くさい作業だった。相続の問題がLGBTの中でどう取り扱われているかは知らないが、国民がしんどい思いをしないよう配慮して欲しいものだ。
2023年06月09日
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福岡で起きた学校の事故。なんと、消毒用アルコールをかけて炭をおこし、火力が弱まってきたからと火にアルコールを吹きつけたらそれが服に引火したと言う。美容師の専門学校だったと言うが、あまりにもレベルの低いお粗末な話である。最近、理科の実験で硫化水素を発生させて気分が悪くなったとか言う報道もある。化学で飯を食ってきたものにとっては信じられないようなお粗末な話。硫化水素は猛毒だ。火山性ガスの中にも含まれており、これが有毒であると知らなかった人が死亡したこともある。通風室以外で発生させてはならないと厳しく教えられた実験だ。死者が出なかったのが幸い。福岡の事件は肉を早く焼く為にアルコールを吹きかけたと言うが、気化したアルコールはほぼ爆発的に燃える。しかも、肉の温度は上がらない。小学校でロウソクを教材に使い、炎芯・内炎・外炎などと言う言葉を習ったはずだ。炎芯が温度が低く、外ほど温度が高い。昔はアルコールランプの芯に指を突っ込んでも熱くないと言う乱暴な実験をする先生もいたが、子供たちはそれでよく分かったはず。それが、今やガスボンベを使っているそうだ。炎がアルコールランプの中に入って破裂するような事故があったからと言う。どうすればそうなるのか、例えば十分に芯にアルコールがしみていないような時に火をつけたらそうなるかも知れないが、それはアルコールランプの使い方そのものを誤っている。物理や化学は苦手とする人が少なくない。高校では運動方程式やら電気やら、幅が広くてややこしい教科だと思う。それでも、基礎さえ押さえておけば非常に生活の役に立つ便利な学問だ。尤も私も大学の物理化学は苦手だった。今日も線状降水帯が発生しそうな大雨。もうピークは過ぎたようだが。これも天気図が読めれば明日の天気の見当がつく。
2023年06月08日
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畑で仕事をしていると、車が止まって「すみません、葬儀のD会館はどこになりますか?」2kmばかりのところだが、通路が少々分かりにくく、図を書いて説明した。その人は礼を言って行ってしまったが、近ごろは葬儀にでる人が増えたんだなあと実感する。コロナの間は尋ねる人なんていなかった。わが家もそうだが、コロナの期間中に2つの葬式を出したが、良いとこ30人ほどだった。「大きな葬式は悪」みたいな空気がいっぱいで、本当に身内だけの葬式だった。それだけに式場のダメージは大きかったことだろう。TVでも「大きな葬式は他者に御願いしてください」などとやっている。坊さんの数も、当地方では多いほど権威があるような考えがあるけれどこの頃は多くても2人。導師と鉦叩だけだ。良い意味で質素になったと思う。尤もお寺の売り上げはダダ下がりに違いない。昔は参列者の数と主催者への香典がほぼ比例していただろうが、今は渋い時代だ。それでも回復の兆しが見えてきたのではないか。
2023年06月05日
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昨日から降り始め、かなり大きな雨音がしていた。朝起きてみると大雨警報が出ていた。兵庫県は東部の方が強い雨になるだろうと言う予報。だいたい県南西部の方はあまり降らない。「晴れの国、岡山」のおすそ分けかも知れないが、兵庫県自体高山がない。中国山地の東の端で、最高峰は1500mばかりの氷ノ山。この高さは八ヶ岳の登山口とか最も高い所にある小海線の野辺山駅と同じ程度なのだ。湿気を含んだ風が山にぶつかって雨を降らせるのは四国山地とか紀伊山地の中央構造線の方が可能性が高く、今回も高知県や和歌山県でたくさんの雨が降り、交通機関が停まったようだ。近ごろは警報が比較的簡単に?出るので、生徒たちは喜んだに違いない。孫の通う保育園では、共働きでどうにもならない人は登園させて、と言うことだったらしいが、娘は行かせたらしい。登園したのはわずかに4人だったと言う。小学生の兄妹がいる子は親が仕事を休むしか方法がなくて、今日は孫娘はおもちゃの使い放題だったそうだ。すこぶる上機嫌で帰ってきたと言う。当地の雨のピークは昼過ぎ、夕方にはほぼ上がった。東日本では新幹線も止まり、大変なようだ。大雨にお見舞い申し上げる。水害の後始末は大変だ。
2023年06月02日
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新聞記事で六甲山系のふもとにあるお寺が、開放していたトイレを閉鎖して、滝行の更衣室にしてしまったと言うのを知った。トイレを汚したり、壊したりする不埒者に対して、業を煮やしたと言う。公園管理の仕事の中にはトイレ掃除もある。時々便器が汚れていることもあり、当然きれいにするが、中には床を汚していたり、こんもりと盛っていることもある。ひどいのになると汚物を踏みつけて出入りし、かちかちになっていたりしたらもう悲劇としか言いようがない。「仕事とは言え、なんでここまでしなきゃならんのだ」と腹が立ってくる。一方で、もし家族や自分が認知症になったらこういうことをやるかも知れないな、とも考える。トイレの一番人気は温水便座だ、ペーパーロールも1日ひとまき使ってしまい、予備を入れておいても2日しか持たない。どうかすると2日経ってきてみたら、予備もなくなっていることがある。またよくタバコの灰も落ちている。誰かよからぬことをしているのかも知れないが、そこまでは範囲外となる。くだんの寺はずいぶん被害を受けたようだが、我が町はのんびりしたもの。混雑時に備えて、持ち帰れるような状態のロールをおいても、無事なことが多い。まだ良識が働いているのだろうか。
2023年06月01日
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朝からしとしとといかにも長雨らしいのが降っている。1週間ばかり早いらしいが、梅雨で冷え込むのもこの時期の特徴で、長い衣類はなかなか離せない。昨日タマネギを引いてしまったのは正解だった。ガレージに広げているが、今年はべと病のおかげで去年のようには玉が太らなかった。3月に急に暑くなった時の対応がまずかったみたい。〔いやいや、ほったらかしたのが悪い〕そんな中、紫タマネギが助かったのはアントシアンの所為だろうか。普段はサラダばかりに使っているが、今度は加熱料理にも使ってみようか。今年は周囲で麦をたくさん作っている。空は灰色が続くが、ウクライナの国旗のイメージだ。昔は二毛作で麦も多かったが、一時ほとんど作らなくなっていた。この頃復活したのは他に理由があるのだろうが、食糧の自給は高めるべきだ。食料だけに、法外な値段はつけられないだろうが、農業従事者の収入も確保しないといけない。「農業で食えない」のはおかしい。これから田植えのシーズン、水路の掃除も昨日した。雨が上がるまで麦刈りはお預けだな。
2023年05月29日
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昨日からやや気温が下がり、涼しい?日になっている。東日本では4月初めの気温だったと言うから、先日の猛暑日は何だったのか。温度差の激しい関東の皆さんには申し訳ないが、西日本の瀬戸内に生まれてよかったと思う。岡山は「晴れの国」と言うキャッチフレーズで売っているが、台風は四国なり九州で衰えたのがやって来るし、冬の雪は中国山地が遮ってくれる。それでも降る場合ももちろんあるが、北国の比ではない。兵庫県は青森と山口を除けば、唯一県の両側に海があり、南と北で全く違う風景になる。日本海側ではラッセル車が走るが、瀬戸内側にはそんなものはなく、JRの新快速電車が110km運転をする。山陽線と山陰線を結ぶ姫路−和田山間の播但線に乗ると大雪と快晴が同居するのに驚く。それはいいとして、寒暖の差が大きいと、着るものの選択が難しい。昼に合わせると夜に寒い思いをするし、早朝に合わせると昼間が暑い。この時期、やむを得ないとも思う。地域に合わせた時間ごとの予報が見られるのはありがたいけど、もう少し何とかならないかと愚痴をこぼし合う毎日。
2023年05月24日
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先週郵便で「マイナカードを渡すから予約の上取りに来るように」との知らせがあったのでネットで予約し、今日市役所に取りに行った。クリアファイルに女房のと2枚、準備してある。「奥さんは来ていませんか?」「ネットには家族の分を一緒に申し込めるようには書いてなかったから来てませんけど」「ネットからの申し込みなら一人1通限りですね」私の分だけ用意している。「報道でいってる入力間違いとか他人の分がでるとかの問題はどうなってますか」「本市では問題は起きていません」「開発元が同じならでる可能性はありますよね。くだんの会社のソフトを使っているのですか?」「わかりません」「この担当の人には知らされていないんですかね?」「私は知っていますがお答えできないんです」要するに「要らぬことは言うな」の箝口令らしい。それにしても正直な窓口だ。「健康保険証としても使えるんですか?」「今の段階では紐付けていないので使えません。病院でもまだ読み取りの準備がそろっていないので。ご希望なら紐付けておけますが。来年の秋ごろから整備されるとのことです」「ならいいです。保険証で受けます。」保険証でこれじゃあ、運転免許はいつになるやら。無線従事者免許は総務省だし、終身免許だからそっちの方が簡単だぞ。おまけに死亡時の返却手続もなくなる。こっちの方がよほど有用じゃないか。「では暗証番号を入力してください」傍らにタブレット型の入力装置がおいてある。英数字6桁以上ののマスターコードと、書類発行用の数字4桁の暗証番号を入れるように言われた。これがなんと、いわゆるQWERTYでなく、ABC順の配列。こんな配列はMZ80Kの時代にアイウエオキーボードもあったような気もするが、ある意味面食らった。それを伝えると、「そういわれる方が少なからずおられます」ならソフトキーボード以外も選べるようにして欲しいものだ。そして渡されたカードは袋に入って、個人番号のところが不透明になって見られなくしてあるが、5mmもずらせば見える。これで盗み見を防いでいると言うが、ならばせめてフタのある袋にすべきだろう。そして、有効期間が10年とある。暗証番号の有効期間は5年だそうだ。子供の10年は変化も大きいから有効期限も必要だろうが、70の爺に必要だろうか。10年後認知症になっているかも知れない。そんな時このカードは何の役にも立たないんじゃないか。自分で更新できなきゃ失効か。どう見てもコンピュータの業界を稼がせるための事業と考えるのが一番自然に見える。家に帰って女房に話し、「タンスに入れておくのが無難だな」に落ち着いた。
2023年05月22日
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ほぼ真夏日だ。「暑いですね」が挨拶代わりになる。5月中旬でこの気温だったら、7月にはどうなる?外の仕事で水筒は飲みきり、ベルトのところに手をやると濡れている。シャツも夏仕様でこの状態。しかし、瀬戸内はまだましなようだ。関東と来たら、クレイジーな暑さだ。関東に生まれなかったのは全く幸運。電気料金が上がるが、関西電力は一連の不祥事の反映か、値上げを申請していないらしい。エアコンは生活の必需品になったが、熱を移動するだけの機械だから、涼しいところが出来ると言うことはより暑いところが出来ると言うことだ。ところで仕様電力を調べると、1月に断熱を始めてから電気使用料がかなり減っている。うちはエアコンはあまり使わないのだが、断熱の効果だろうか。キッチンでだいたい過ごすのでここの暖房を抑えれば効くはずなんだが・・・どっちにしても、節約の時代。エアコンは最低限に。もともと日本家屋、夏は涼しいはずなんだが。
2023年05月17日
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