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怪物と言うよりはもののけと言う方が近いかもしれない。ネット企業の一般論として「実体がない」と言うのはあまりにも失礼だが、「何をやっているのか分からない」企業がこんなに話題を集めるのはやはりもののけと言う方がふさわしいような気がする。新興企業が苦労するのは名前の売り込みと金の調達だ。「何かやってくれそう」なイメージを持たせれば、金を集められる。商売をしていて「これがないか」と問われて、ないとかできないとか言ったら客を逃がす。まさか酒屋で牛肉がないかと聞く人はないだろうが、無理をしてでも「卸にあるので・・・」と言ったり、同業を頼る事もあろう。やったこともないことを「できます」「やったことがあります」というのは営業の宿命みたいなものだ。これを詐欺だと言うだろうか。誰だって目の前に仕事がぶら下がっていたらこれをやる。堀江氏が天才と言ったって、所詮スタートは大きく違わないと思う。金があるように見せ、信頼があるように見せ、黒字に見せ、実力があるように見せ・・・るために風評を流布したりするのは犯罪性はともかく、誰でもやる事だ。返して言えば、堀江氏もやっているはずだ。事業をする人ではったりをしない人はない。程度問題なのだ。何かしそうだ、してくれそうだと思わせたら、それが金を引っ張ると言う事なのだ。幻想の中である。ライブドアの資産は、虚構なのだ。堀江氏は俳優なのだ。株がインフレを起こしているだけだから、株価が下がって「1日で何億の損」と報じているのは、看板が変わっただけなのだ。元々期待感しかないものが、膨れあがっているだけなのだ。堀江氏は「法を犯すような事はしていない」と言うそうだ。逆に、大もうけしようと思ったら法を遵守したらできない。絶対やっている。
2006年01月18日
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猪口大臣が出産費用の本人負担をなくするという案を述べたとラジオで聞いた。本気で思っているのだろうか。出産費用なんて、そのあとの養育費に比べたら微々たるものではないか。仮に100万円かかったとして、それだけもらえるからと出産に踏み切るだろうか。子供を産まないのは、女性の生きる道筋が見える状態でないから不安で生めないのではないのか。出産後の子育ても、あまりに女性への負担が大きい。そこを見ないで、「産めよ増やせよ」でもあるまい。女性からこんな考えが出てくるのが不思議だ。例えばシングルマザーの生きにくさは偏見だって大きな障害で、世の中に受け入れられない背景がある。自民党政治の人間軽視が生み出したものだ。本音は「女は家にいろ」だと感じる。それが、労働力が不足するから男を長時間働かせ、女をパートに引き出し、どうやって子供を育てろと言うのか。すべて富の偏在から起きてきた事だ。ぶっちゃけ、金は少数が持ち、大多数が貧しいのが現状ではないか。金さえまけば子供は増える、と言うのがこのアイデアのようだが、小泉チルドレンてこの程度のモンなのかい?問題の本質が分かってない。靖国の理論と同じだ。
2006年01月13日
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秋田・新潟の豪雪はすごいらしい。山形でも特急の転覆があったし、雪慣れしているところの被害だけに、そのすごさを実感する。当地がたった一日の雪で交通麻痺が1日続いたのと比較するのはあまりに失礼か。高齢者の家の雪下ろしも、委託費を既に使い切ってしまっているそうだ。その一方で、横須賀にいるキティーホークの乗組員が殺人を犯したが、安保条約の地位協定により身柄を日本に引き渡していないと言うニュースが流れてきた。地位協定は、いつもうやむやにしてしまう。数年前だったか、沖縄で少女を米兵が暴行したという事件で県民が立ち上がったが、日米軍事同盟が今のまま実行に移されると、まさにこんな事が日常茶飯事に起こるようになる。国民の安全な生活を脅かして何が日米安保だろう。中国の脅威論も、昔の冷戦を思い出す。軍備には仮想敵国が必要なのだ。不安をあおって、武器を売買する。護衛艦1隻つぶせば除雪の経費はどのくらい浮く?F15を1機なくせば、安保を廃棄したら・・・と考えるのは非現実的だろうか。軍備というのは、持ってしまえば金食い虫となるし、所詮は人殺しの道具。他に何の役にも立たない。自衛隊の建設機械はまだマシ、除雪位はできるだろう。こんな時にアピールし、国際救助隊を名乗ればいいのに。と思う。サンダーバードでも重火器はなかったように思うのだが・・・あれはアメリカじゃなくイギリスだったっけ?
2006年01月05日
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NHKを見ていたら、福知山線の事故を始め、今年のニュースをとりまとめていた。今年、強く感じた事。それは安全の崩壊だ。子供の殺傷事件やJRの事故はもちろんの事だが、自分の失業、小泉政権の意向も安全は無視した破壊の原則。「自民党をぶっ壊す」は、良識までも壊した印象だ。「強いものが勝つ」論理だ。こういう世界は、私はイヤ。もちろん働かないやつが巨万の富を得るのは反対だが、強いから何をしても良いではないと思う。靖国問題で、アジアから孤立し、口もきいてもらえない状態だ。アメリカのいう事は無条件に聞き、真摯に中韓と向き合おうとしない。自説に反抗するものは切り捨てる。歯止めがない。こんな状態は早くなくさねば。金はいる。増税に走る。国民に痛みを与える前に、国会議員に、閣僚に痛みを知らしめるべきだ。ならば支持もできようが、あまりにもなにもない。空虚な目標があるだけだ。
2005年12月29日
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近頃のニュースで不思議に思うほど住民よりの判断をしているクボタ。業界の最大手と言っても良いと思うのだが、今までの公害を出した企業が「知らぬ・存ぜぬ・責任なし」をかたくなに主張していたのと対照的な、見舞金や補償金の執行を口にしている。このことが、大衆の力を悟った上での出来事なのか、それとも他に何かの意図があるのかは分からないが、ともかく際だった行動だと思う。住民の補償にも応じる、というのは無過失責任とも受け取れる。駆け引き上、また対象者の人数を勘定した上で企業イメージの保持を求めたのだろうか。いずれにせよ、このような態度で臨まなければ立ちゆかない世間の情勢になってきたのだとしたら、喜ばしい事だ。かつて水俣病、イタイイタイ病など公害患者は切って捨てられていた。因果関係を指摘されても認めなかった。雪印乳業の黄色ブドウ球菌事件ではついに企業撤退の状況にまで追い込まれたが、そこらを見ての行動だったのかもしれない。ヤワラちゃんのCMなど、健康を前に押し出した立場上の事かもしれない。確かに広告料を転用する方が理にかなう。一方、イトーヨーカ堂が西友他のグループを傘下におさめた。もうずいぶん前だが、営業の人間からイトーヨーカ堂の商売は上品だ、と聞いた事がある。バイヤーの横暴ぶりで有名だったダイエーの凋落と考えあわせると、やはり生き残りには企業の倫理や理念が結局分かれ目になるのだろうかと思う。
2005年12月26日
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浅田真央ちゃんのファイナル優勝でトリノに是非、と言う声が強くなっているとか。今年の7月現在で15歳未満はオリンピックにでられないのだそうだが。例外措置を、と言う良くあるパターン。新聞などでは「次にでられればいい」と本人は言っていると報じているが、確かにこの期に及んでのルール変更というのはいかにもみっともないと思う。Fテレビのキャスターは「今がピークかもしれないのに」などと言っていたが、そうでない事を願う。「一寸先は闇」でもあるが。それにしても若い。ルツスカヤがすごいおばさんに見える。そりゃあ容貌だけでも得をしているだろう。若いというのはとりかえるものがない。それこそ知らない間にトリプルアクセルとやらを飛んでいるのだから。うちの娘も小さいときに誰に教わったのか連続前回りを鉄棒でやった。親はもちろんというか不得手である。「このくらいでやめとくわ」とあっさり言う。大人の勝手でつぶされないよう、息長く活躍して欲しいものだ。
2005年12月20日
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食料の貿易というのは複雑だ。米の関税はなんと800%だそうだ。国内農業保護のために、100円のコメがが900円である。そりゃあ輸出国は輸出国は怒るだろう。「なんでそんなに税金をかけるんや?ワシのとこ商売できへんやないか!もっと税金安うしたら国民は喜ぶやろ」もしそうなったら日本の農家はつぶれる。しかし、なんらかの事情で「今年はあかんのや、売るコメないねん」とならない保証はない。あるいは「欲しかったら100倍の値段やったら売ったるわ」とならない保証もない。農業は1年や2年でできるものではない。食糧自給率が異常に低い日本は、いつでも崖っぷち。極端な話、自動車は煮ても焼いても食えないのだ。人間が生きていてこそ価値ある自動車なのだ。農業国はコメを売る。見返りに自動車を買うとする。貿易は平等の関係になるのが理想だが、実際には輸出入の超過・不足が起きるのだ。自動車とコメを同じ土俵に乗せるって変じゃない?安くても買わない方が良いもの、買うべきでないものは確かにあるのだ。自分ところで作る事、これが「独立」だろうと思う。
2005年12月19日
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大雪で山陰線、北陸線などは相当混乱しているらしい。通勤途中のラジオを聞いていると、たださえ冷えているのに、よけい寒くなるような話題だ。税金の引き上げ、今になっていうのもどうかと思うが、自民党が勝ったらこうなる事は目に見えている。要は、税金を引き上げてもどうと言う事のないレベルの生活視線の人たちなのだから。「この国会は民営化を問う選挙」ならば、数を頼んでたばこ、酒、所得などの各税に手をつけるのはおかしい。小泉氏はいうだろう。「財政を何とかしろと私はいったが、税金を上げろとは指示しなかった。そう言う結論を出したのだろうから、尊重する」巨額の赤字に持っていったのは自民党政治なんだが、そこのところは知らぬ顔の半兵衛か?外交もそうだ。目の前の食べ物の話はできても、靖国問題には絶対に触れないという徹底ぶり、と言うか、他に持ち合わせの話題がないのだろう。日本は中・韓からはほとんど干されている。ASEANにはまだ手をのばしやすいらしい。結局は札束にモノを言わせているのではないか。東南アジアとは手を組むが、中韓とは話をしない。これでは外交とは言えまい。お寒い限りだ。
2005年12月14日
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耐震設計に問題のある建物のニュースを読んでいると、なんだか「えらく市民の支援先行になってるなあ」と言う印象がある。かつてこんなに一般市民を支援する姿勢を打ち出した事がないので、何か怪しいものを感じてしまうのだ。また、ホテルは支援の対象にしないと事務次官だったかが言っていたようだ。被害者である点は同じなのに。で、やっと証人喚問。今までのは隔靴掻痒の追求だけで、やっと本丸に迫った感じがするが、こっちの担当者の責任追及はいつも及び腰だが、今回は特にひどいのではないか。なにか、「これだけ支援しているんだからなんとか穏便に」というようなかばい立てのような気がしてしまう。前にも書いたけれど、鉄筋はコンクリートに隠れてしまえば全く分からなくなる。そこで手抜きをして、将来事故が起きたときに、ユーザはその因果関係を示して賠償を求めるわけだが、当然日がたっているし、素人がその立証をするとなると時間も金もかかる。訴訟だって一朝一夕に判決が出るわけではない。黙っていれば時が過ぎてうやむやになる。そんな戦術を繰り返してきた日本政府が今回は???なのだ。「コストダウンに名を借りた手抜き」というのが今回の悲劇だろう。せめて被害者が暖かい正月を迎えられるよう祈りたい。
2005年12月08日
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失業者に「幹部で迎えるから」と就職を斡旋して金を巻き上げる手口の詐欺がある、と女房が言う。「ほんまかいな」それでも、例えば半年たって職が見つからなかったらかなりあせるだろう。(実際焦った。あとこんだけだよ、と貯金の額を知らされたときにはぞっとした)幹部=高給と訳してしまうのだろう。そのために初期投資を、と言うのに乗ってしまうのだろう。甘い言葉だもんな・・・田舎の所為か、私にはそんな声もかからなかった。実際、あとから入って幹部になれたら、先に入っていた人はまさに「むかつく」はずだ。よほどの後ろ盾があればともかく、新参者の言うとおりに古参社員が動くと思ったら大間違いだ。人間は感情の動物だもの。確かに同じ採用するなら若い方が良いだろうし、美人の方が良かろう。漠然と就職を希望する中年は「自分にできる事」をよく理解しておかないと、何もアピールできない。できる人が少ない仕事ほど高給になる。が、地域格差はどうもあるようだ。私の場合、化学というものがあったので仕事にありつけたが、次にはやはり「気配り」みたいなものが必要だと思う。できるだけ効率のいい実験をするためには実験の目的と問題点を短時間で理解し、対策を立て、改良を施して行かねばならない。そのあたりは、経験値がモノを言う場合が往々にしてある。今やっている仕事を上司がどう評価しているかは分からないが、まあまあ彼女の穴埋めがいくらかはできているのではないかと思う。(穴のない実験計画などまず無いし、起きてくる問題を優先順を決めて解決しないと時間などすぐ消費してしまう)もう少し条件の良い物件も見つけたが、それも嘱託採用、3ヶ月ごとに契約するのだそうだ。応募するかどうか、迷っている。心理的には派遣と変わらないじゃないか!
2005年12月06日
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幸いにも仕事にありつけているので直接中継を見ることはできず、国交省の喚問はニュースで見るしかなかったが、購入側の「圧力をかけた覚えはない」納入側の「圧力をかけられた」はほとんどレイプ裁判だ。被害女性の「殺すぞと脅され従わざるを得なかった」加害者の「本気で言ったつもりはない。積極的に同意したのである」という証言とほぼ同じだ。加害者のこの言い分を認めるなら、セクハラ防止条例はまったく意味を成さない。下請企業にとって、「取引しない」は「殺すぞ」と同じなのである。単一企業に依存する度合いが高いほど、そうなのだ。セクハラは女性の非力につけこみ、仕事上の立場の力にものを言わせて屈服させる行為だ。このことと下請けいじめは何の違いもない。「価格見直し」のたびに下請けは首をしめられているのだ。歴代最高益の陰には下請けの犠牲があるのだ。下請けには価格決定権がない。それがなによりの資本主義の矛盾であり、また原則なのである。トランプの「大貧民」に似ている。元請のせりふは決まっている。「お宅だけができるんじゃないから」「頼むところはいくらでもあるんだよ」士農工商と大差はないのだ。「圧力をかけているという認識はなかった」というのは強者の論理だ。「セクハラという認識はなかった」と、かつて女性が言ったことがあるだろうか。こういう圧力の防止条例を作ることがひいては消費者保護につながると思うのだが。言った方は忘れたり、そんなつもりはないと言っても、いわれた方はそうはいかない。絶対に覚えている。よほど信憑性も高い。誰だって買い物はやすい方がいいし、工期は短い方がいいと思っている。(もっとも、私がいま住んでいる家が今の姿になるのには建ってから6年ばかりしてからだ。50年前の話なので、粗壁を乾かすのにそのくらいかかったという事だ。それから漆喰を塗るのだからのんびりした話だ)計算の煩雑さにつけ込んだ、たちの悪い商売だ。甘い汁を吸ってきたんだから、倒産したって文句は言えないと思う。
2005年11月30日
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このごろやけに言葉の終わりに「・・・かな」というのがあり、気になる。なにか、物事を婉曲的に表現するのかもしれないが、それが誰の意見や話なのかが曖昧な場合が非常に多い。「私はこう思うんですが、違うでしょうか」というようなことまで「こう考えたらいいのかな、と」ほんなら結局どっちにするんじゃい!と突っ込んでしまうあたり、十分おじさんなのだが、これが増税の話の中で出てきたりすると、いかにも他人任せで流されていく「三無主義」に見えてくるのだ。消費税引き上げをどう思いますか?と聞かれ、「増税する前に無駄遣いをやめるべきです」と答えるなら自分の意見になるが、「無駄遣いがあったりするのかな、と思う」ではまさに傍観者。自分の懐が痛むのを人ごとみたいに思ってるんだろうかと感じてしまうのだ。そう言えば、小泉語録にもこんなのが多い。ひとりよがりだ。何事も自分の中で保留してしまい、結論を出さずに既成事実を積み重ねてしまう。こんな状況に乗じて、社会保障費の自治体押しつけとか米軍基地の移設費用負担、飛行場の移設などがどんどんと決まってしまう状態が続いてしまうようになっているように思うのだ。皇室抜きの皇室典範、住民抜きの基地移設、誰が提唱するのか分からない増税、(議論は進めるべきだ、では将来像は見えてこない)ポピュリズムとファシズムがのし歩きそうな昨今。「僕の考え方が分かっていないからとんちんかんな事をする」任命したのは誰だい? 企業だって理解度の低いものには教育をするぜ!まったくどうなっているのかな・・・ 疑問かな、ではなく、疑問だ!ついでに腹も立つ。「・・・かな」と内に秘めず「ではないか」と呼びかける方が健康だと思うのだ。
2005年11月26日
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地震で倒れる可能性のあるビルが首都圏を中心に次々と見つかっているそうだ。専門家が見ると鉄筋の量とか太さとかで結構分かるのだそうだが、何とも物騒な話。規制緩和で新規参入が増えると、頼んだ方も頼まれた方も分からないような話が突っ走っていくようになるのでは?と思ってしまう。何もかも自由にやれ、競争に勝ち残るものが偉いのだという発想はその行き着く先だろう。建築基準を満たさない建物は自己責任で住んでもよいのだろうか。自分がたてて自分が住むなら自己責任だろうが、たててもらって住む人の方が圧倒的に多い。さりとて細かい建築基準を説明されても分かるとは思えないし、住む人が変わればそこまで家の構造の情報が一貫して蓄積されているかは実に怪しい。私の家は父が50年前に建てたもので、あちこちくたびれては来ているものの、まだまだ住むのに支障はない。自分で直せるところは直し、頼むしかないところは頼んでいる。しかしこれが鉄筋となったら住む人が関われるのは作るときだけだ。あとどうなるかは分からない。コストダウンでどこもかしこも苦しんでいるが、「やすけりゃ良いのか」という声は「安いよ」よりもいつも弱い。本当の価値は自分の目線で考えるしかしょうがないだろう。施主は安くしろ、と言い、そうなると材料費や設計料をたたく。そうなると十分には使えないので勢い少なく、細く、になる。審査も速い方が資産を遊ばせなくて済む。で、安易安易へと流れたのが今回の事件ではないだろうか。で、いつも思うのはこんな時、ルールを決めた政府の責任がいつもうやむやになっている事だ。誰も処罰しない。もちろん、ルールを破ったものは悪いが、破っていないかのチェック機構はどうなっていたのか。「こんな事が起こるなんて想定もしていなかった」というのがいつもの答で、ごめんなさいの一言もない。
2005年11月21日
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先日京都に行ったが、ブッシュの来訪ということであちこちに機動隊のバスがいた。今回は何しに来たんや?人気が落ちたもの同士の励まし合いではなかったのか。小泉氏の国内評価はともかく、アジアの各国からはあきらめられている(あいてにしてもらえない)というのが実情ではないか。「あれにはなにを言うてもあかんわ」ブッシュはハリケーンの対応は悪いわ、身辺の追及はあるわ、イラクはベトナムの二の舞で死者ばかりが増える。たいそうアメリカでの居心地は悪かろう。日本でBSEや基地問題の念押しをしておけば手柄にもなる。なにせ小泉は稀有のイエスマン。イエスマンで固めた小泉内閣はブッシュ親衛隊みたいなもんだろう。「日米関係がよくなれば対アジアの関係もよくなる」は噴飯ものだ。「虎の威を借る狐」であることが条件。日本を好きだからいい関係を作るのではなくアメリカが怖いから仕方なくいい顔をしているだけではないか。現憲法前文にうたう「世界に名誉ある地位を占めたい」とはうらはらだ。「イラク、どう収拾つけまんねん?」くらいの話はあったのだろうが、この無駄遣いをいつまでするのかを表明する方がよほど名誉ある地位になると思う。アメリカだって、「そろそろやめたらどや」とどこからか声をかけて欲しいぐらいなモンだろう。栄枯盛衰、アメリカの繁栄がいつまでも続くわけがない。日本もその時は「どこと組むのが良いか」だけで仕切り直すのだろうが、世界はそんなに甘くはないんじゃ無かろうか。アイデンティティーの感じられない国に成り下がっている。
2005年11月18日
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職場で昼飯時にはテレビがつけてある。防衛庁長官「時間が許せばすぐにでも沖縄に行き、理解を求めてくる」そんなケチなことゆうてんと、自分の選挙区で引き受けたらどや?一番理解が得られるだろうし、圧力も効いて支持者もおおいんとちがうのか?誰もがいやがる基地を人の所に押しつけることを相談もなしに決めて、それでどんな理解を得ようちゅうんや?アメリカと言えば「政府間で決めたこと、自治体への対応は政府の責任だ」使うモン(店子)が大家さんのとこに挨拶に来るのが筋だろうが。タカ派揃いの内閣と言うが、弱いものに対してのタカで、アメリカの方を向いたらほとんどウサギじゃないの?弱いものいじめは人気取れないよ・・・こんなことを言う職員がいた。 私も同感だと思った。
2005年11月04日
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報道によって「設定の誤り」という説と「設計の誤り」という異なった表現となっているが、またも隠匿体質が現れたようだ。犠牲者の関係の人は「まだ懲りないのか」と思っていることだろう。機械ものは思惑通りに動いて初めて価値が出る。「とにかく付けりゃいいんだろ」だったとは思いたくないが、結果的に見ればそう言うことになる。人間はミスをするから機械のバックアップを付けるのだが、その機械が正確に設定していなければ無価値だ。それを隠していたのは、結局何も変わっていないと言うことだろう。JRが信用を取り戻すには、社長を替えねばならないだろう。それもポーズに過ぎないかもしれない、という突っ込みもあるだろう。保線マンも大変だ。誰が間違いをやったかは分からないし、結局作業のあとを確認しなかったのだろう。東証のコンピュータも同じ扱いだったのかもしれない。
2005年11月02日
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普段から批判がましいことばかり書いてるけれど。外務大臣に麻生さん?よけい靖国問題がこじれるんじゃないかと思った。地元紙の読者の欄にも「よくやった!小泉参拝」てな内容のものがある。年齢から考えるとたぶん同世代の人がたくさん戦死したのだろうと思う。しかしその人たちが死ぬきっかけを作ったアメリカの言う「戦犯」が合祀されていることには全くふれられていなかった。かつて日本に攻められた国が非難しているのは「戦犯も(の)まつられている神社に参拝した」からだ。このことを「戦犯を敬う」として指摘しているのだ。各地に「忠魂碑」というのがたてられている。これこそ戦没者をお祭りしているはずなのだが、こっちの方はとんと参拝したとか言う話を聞かないし、慰霊祭のようなものも知らない。「魂は靖国にかえってくる」と刷り込まれた人たちはどうでも靖国なのかもしれないが、本当に魂というものがあれば家族の元に返るのが一番幸せだろうと思う。家族もそうだろう。マインドコントロールは恐ろしい。竹中平蔵さんも留任だそうな。小泉内閣ができてから良くなったものは何もないと思うのだが、どうなんだろう。国の借金づくりに歯止めもかからないように思う。その上、米軍には諸手をあげて協力。国民の方を向いた政治はないのか?小池百合子さん。新進党からでてきて、保守党に変わり、結局自民党。この人のポリシーは何なんだろう。そして小泉首相、「自民党をぶっ壊す」んじゃなくて、不自由非民主党にして村八分を確立しただけのように思う。この先、国民のことを考えているとは思えない。
2005年10月31日
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今朝の朝日新聞に現行憲法と草案とが比較できるように掲載してあった。ぱっと見の印象。前文は現行の方が「我々はどういう国家を目指すのか」が明快だと思った。そして、それがあまり高いレベルで実現できているとは思えないと思った。なんだか、夏休みの宿題じゃないが理想の計画を立てたけれども、それが実現できそうにないので低い目標に切り替えた、そのついでに観念論を並べ立て、中身がかえってわかりにくくなったという印象。国防は主権を守る上で大切なことだ。国防をアメリカに頼ることで経済発展を遂げてきた。それはそれで評価できるが、エコノミックアニマルなる言葉を生み出し、「銭のために動く」という日本人像は、だんだん「銭のためにしか動かない」と変わってきているような気がするのだ。「禁じてなけりゃ何をしても良い」という風潮が「敵対的買収」につながっていると思う。まだ精読していないので良くよんでからまた書こうと思うが、「憲法を暮らしにいかす」と訴えた社民党の土井さんは、おそらくこのあたりを訴えたかったんじゃないかと思う。理想の目的を設定し、それと現実とのギャップを埋めていくことが政治の役割だろうが、私利私欲に駆られた結果が議員年金や政党交付金であるように思ってしまうのだ。税金で養ってもらっていると国庫金は自分のものみたいに思ってしまうのだろうか。
2005年10月29日
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高校生の頃だったか、エンタープライズが佐世保だかに入港して機動隊と学生の衝突があったが、今回の母港化まで進んでしまったのかと背筋が寒くなる。日本は、いつの間にかアメリカ軍の中に組み入れられてしまっているのだ。「言うことを聞かないやつはたたく」のがアメリカだ。ブッシュになってからよけいその色が濃くなっているように感じる。やはり日本はアメリカの属国だ。アメリカに身を売っている。牛肉輸入もなし崩しに再開されようとしている。肉のかたまりを見て、生産国やらその年齢が分かるというから無茶だ。国民の健康を守るのが国ではないか。愛国心は国が良くしてくれたら生まれるもの、それをまず持てと言うのは筋違い。障害が不幸なのではない。日本に生まれたことが不幸なのである。この言葉が近頃実感として目の前に現れる。
2005年10月28日
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風呂上がり、ふらりと外にでたらきれいな月。だがよく見るとちょっと変。右下がずいぶん暗くなっている。満月みたいに見えるがいびつ。今日が満月とは知らなかったが、月の満ち欠けなら輪郭ははっきりしているはず・・・で、google で調べてみるとやはり今日は月食だった。実物を見てちょっと得した気分。食はほんのわずかだ。始まりから終わりまで1時間ほどのことらしい。明日もいい天気のようだが、今夜は冷えそう。今日も毛布だな・・・
2005年10月17日
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気温が下がり、いっぺんに秋らしくなった。寒くて目が覚めた。今日は半袖では寒い。ランニングの下着でも寒そうなのでタンスをあけにいく。女房には悪いが、ぎりぎりの数で運用するせいか夏には長袖シャツが目立ち、冬にはランニングが多くなる我が家のタンス構造だ。すなわち、欲しくなっていっても、大概そこにはなくて、前のシーズンの終わりにかいためたものを改めて探さないといけない。で「かあちゃ~~ん」となるわけだ。少し黄色くなりかけた緑の柿の実が楽しみ。台風で折れた枝はどうしようもなかったが、去年に比べれば収穫も多そうだ。去年は立て続けに2つの台風に見舞われて、「またかい」となった。うち1個は隣町に上陸したので九州や四国地方には及ばないまでも、当地としてはすごい風だった。そして、豊岡がやられたのである。天井川が決壊したからたまらない。その豊岡も今年はコウノトリの放鳥で明るいムードだ。またあちこちから飛来したコウノトリの話題も報じられている。農薬などの汚染から里山が復活した、と評しているものもあるが、農業の荒廃から水田を放置した結果でなければいいが。零細の農家は、働き手もなく、工作できないところもある。荒れた棚田に水がたまっていき、そこにカエルや魚が集まってきたとしたら、何とも皮肉なことだと思う。ひょっとしたら中国からコウノトリが集団移住してきたりして・・・
2005年10月16日
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温暖化と大型台風はいかにも関連あるように感じるが、地震はどうだろう。地球の自転速度がわずかに変化して地殻の動きに関連することがあるのだろうか。パキスタンの地震、スマトラ大津波を引き起こした地震、何か頻発と言うにふさわしいような気がする。本当のところは分からないけれど。それでも、何か自然の摂理で人間の数を減らそうと言う動きなのかなと考えてしまった。ところで、石油製品の値上がりだ。この冬は、野菜が高騰するのではないか。特に栽培に温室を必要とするトマトやキウリあたりがその可能性が高い。イチゴもそうだろう。無理してこの時期に食べる必要のないものはやめておけばいい。代わりになるものはいくらでもあり、30年前の食生活を思い出せばいいのだ。実際、この時期のトマトなんて水の固まりと思えばいい。いや、重油なしではできないから油の固まりという方が正確かもしれない。現代の我々の生活がいかに石油付けになっているかを認識する良い機会だ。トラック業界が「トラックの物流が消えると食料がなくなる(買えなくなる)」とPRしている。トラックはなぜ必要になったか?人口の偏在が起き、必要なところでできなくなった、あるいはできなくしたからなのだ。「物流がなぜ必要か」とエネルギー論を抜きに「食えなくなるぞ」を語って良いのだろうかと思う。化学肥料、農薬公害、農業機械、動物との共存、環境保護、誤りを繰り返しながら農は迷走しているというのが現実だろう。
2005年10月10日
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大阪で出たこの判決、非常にクリアーだと思う。「なぜそう言う解釈をするのか理解できない」との首相のコメントがあったそうだが、まあジコチューとしか言いようがないと思う。内閣総理大臣、と肩書きを書いて記帳したら、その立場で参拝したと解釈するのが普通だろう。そう思われたくなかったら名前だけ書けばいいのだ。「慣習で」等と固執するなら改革の旗印はおろすべきだろう。と言えば、たぶん「改革すべきものとそうでないものがある」とくるんだろう。内容を問えば「適切に判断する」なのだろう。そんなんじゃいけないよ、と言うのがこの判決と解釈する。実際外交なんて四面楚歌状態。むしろどこからも相手にしてもらえないのが実情ではないか。イラク派兵も「大本営発表」といくつも違わない。久々に溜飲の下がる思いだ。
2005年10月01日
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カトリーナの検証を見て、やはり日本との風土の違い、危機管理の内容の差を感じた。中心気圧902ヘクトパスカルと言うから、これはとんでもないハリケーンだ。でも14号もはじめは910位になっていたように思う。あと、その勢力を保つ要素があるかどうか出分かれ目になったのだろう。高温と水蒸気と風のながれ。メキシコ湾は太平洋に比べると熱が偏在しやすいんじゃないかと素人なりに思う。太平洋の黒潮に比べたら、メキシコ湾流なんて風呂みたいなもんじゃないんだろうか。だからよけいに温暖化の影響が出やすいのではないかと思う。防災予算を削ってイラク戦争につぎ込んだというのは石油のエネルギー政策とも密接に関連するので真偽はともかく、やはりできれば海抜マイナスの所には住まない方がいい。住め、住んでも良いというならその責任を取るべきだろう。ブッシュもしたたかだ。「なぜうまくいかなかったかをこれから検証する」もっともらしいが、やはり金をつぎ込まなかったからのようだ。避難命令を出すタイミングも遅すぎるし、その導線確保が後手に回ったのは、なれない市長がその業務をやったからだという。本来は政府の仕事だった。日本の防災予算が潤沢かというとそうは言えないだろう。従順な国民性もあるかもしれないが、非難は割とスムーズな気がする。台風の接近前から公務員は役所に詰めているし、必要に応じてパトロールもする。地域のきめの細かさが効いているのではないか。印象的なのが高齢者や病人を放置して逃げたという話。仮に緊急避難にあたるとしても「結局それかい!」という気持だ。ブッシュも基本的には「弱者切り捨て」が路線のように思う。
2005年09月08日
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アメリカ南部を襲ったハリケーンで多くの人が被害を受け、亡くなった。報道の画面を見ていると、なぜか自然がアメリカに報復している、あるいは自然破壊を警告しているような気がして仕方がない。水上を延びる高速道路が落ちている。カリフォルニアで地震が起きたときの写真と同じだ。海抜0メートル地帯に堤防を築き、無理に人が住めるようにした町が水没し、道路が寸断されてまさにライフラインが消失している。記事によれば貧困層の多くがここに住んでいたのだとか。住めるようになるとどんどん危険なところに住宅が建つ。日本と同じ構図ではないか。ハリケーンにせよ台風にせよ、大きな被害をもたらすが、地球的に見ればよどんだ空気をかき回して、均一化を図っているようにも感じられる。猛暑と冷夏、あるいは豪雨と異常乾燥が一度に起こっているのを、例えばかゆいところを掻いたり、くしゃみみたいなことを地球がやっているんじゃないかと思う。京都議定書を否定したり、イラク戦争を無理に始めたり、と言うようなこと、核兵器の偏在と言うようなことでアメリカの力が正当、不当はともかく一極集中になっているのを弱めるのじゃあないだろうか。そして、カネが必要なのは派遣のためではなく、自然の猛威から人間を守ることへの回帰ではないかと思うのだ。さて、もうすぐ台風14号が接近する。非常に強い、915ヘクトパスカルという。カトリーナの日本版にならないように。昨年の23号の被害が頭をかすめる。
2005年09月03日
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どうも書き落としが多くて困る。出生数が減少するのを移民を利用してアメリカは対応してきたと言う話があった。海外から安い労働力を流入させ、きちんと課税してきた訳だ。そのかわり参政権も認めた。そうして社会保障ができるような資金源を確保した。これは与党側の話。なぜ出生率が低下したかと言う理由で、あるコメンテータ(はげ頭の時々見かけるおじさんだ)は、「女が女であることをやめたから」と主張し、高樹澪氏の反発を買っていた。このおじさんのもいい加減暴言だと思う。「女が生もうとしないのだ」と「女の権利をもっと認めろ」男の私が見ても育児については女性の負担が大きいと思う。「夜中に泣かすな」と言うのは昔時代劇によく出てきたシーン。すみませんと女房が答えるが、どう見たって男の論理に無理がある。泣くのは赤ん坊であって母親の制御下にある訳ではないのだから。学校の世話役も、サラリーマンの父親には回ってこない。専業主婦と自営の数少ない男でやっている。育児休暇だって消化されていない。一番欠けているのは、子供を社会の財産としてみていない意識にあるのではないか。一方で不妊に悩む女性もいる。「あ~産むんじゃなかった」と言う人もいるかもしれない。その多様性を認めなければ社会は回っていかないだろう。で、今の郵政民営化の動きを見ていると、これがどうも多様性を認めない動きへと流れていっている気がする。それと、障害児を育てていて一番心に残った言葉。「障害を持って産まれてきたことは不幸ではない。日本に産まれたことが不幸」施政者にはぜひ聞いてもらいたい言葉だ。
2005年08月29日
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選挙の公示を明日に控え、政党の討論会が各局とも忙しそうだ。フジテレビでやっている。見たときにテーマになっていたのは少子化対策だ。『今の児童手当は少ないと思うか』と言う進行係の質問に全員が『思う』と答えた。リップサービスもあろうが、与野党とも少ないと言う認識はある。じゃあどうするんだ、すかさず民主党がマニフェストに言及。自民は「絵に描いた餅」と批判。まあだいたいこのパターンなのだが、自民は不満、民主は不安とはよく言ったものだ。しかし、日本国民、自民以外の政治を知らないのでいわば政権交代は「未知との遭遇」だ。自民は今までの実績を訴えるが近年の地方切り捨ては尋常と思われない。強者の論理に則った、金持ちのための政治だ。階層の二分化を促進し、一部の富裕層と多くの貧困層を生み出す。資源は一定、分配をどうするかだけの問題なのだ。世界的にそうなんだが。一度覚えたあまい汁はなかなか忘れられない。「ちょっとした妥協か辛抱」で解決できると思うのだが。夏の冷房は普及しただけにやめられず、それがエネルギーの更なる消費を招き、ますます暑くなる。四方を田んぼに囲まれた我が家は結局この夏、冷房をつけずに秋を迎えた。そろそろ大きな布団が必要かもしれない。腹巻きにはお世話になったなあ。
2005年08月29日
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武部幹事長がテレビ番組の中で07年度の消費税増税を発言したと言う。すごい度胸と言うか、過去に選挙前に増税を提案したとき、自民党は敗北している。それをあえてやると言うのはよほど自信があるのだろうか。高支持率に気を良くしての行動か?小泉氏は来年9月で引退すると言っている。その本心はともかく、これでは『郵政をごり押ししたから儂はこれでやめるよって、あとは増税賛成も数の上で信任得とるからあとはよろしゅうに』ではないか。無責任内閣?利用目的税と言うが、そんなものを監視することが果たして可能か、疑問だ。赤字国なら赤字国らしく、不要な経済援助をやめればよい。『使わない』ことが赤字対策の基本だろう。郵政省の職員が26万人とか言うが、安月給の26万人ではないのか。問題は超高給の官僚ではないのか。職安で郵便配達員を募集しているが、月に6万ほどの給与を条件として出している。現場レベルではかなり緊縮だと思う。一方で天下り、超高額の退職金・・・官僚こそあかじのげんてんではないのか。郵便局だけ民営化して何がよくなる?どうもわからない。新聞広告ででも説明してくれんかなあ。
2005年08月28日
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選挙のために問答になるのが「責任政党としてこれだけのことをやってきた、野党は何もしないで耳ざわりのいいことを言っているだけ」「こんな漠然とした言葉だけでマニフェストとはいえない。期限や目標を具体的に示せ」自民党政治はもう50年も続いてきた。そこには繁栄もあったが、莫大な借金もできた。なぜそうなったのかというところを共通の認識として持たないと、どう増税するのか、それとも低負担・低福祉に持っていくのか、我々が今まで積み立てたつもりの年金や保険料はどうするのか、この辺りが全くわからない。一番出したくない問題なのかもしれないが、国の株主としては公開してもらわないと困る。自分の作った暗部も明らかにしてほしいのだ。それを明らかにしないで郵政民営化だけを強調されても理解できない。また、今回民主党に対抗してか、出した自民のマニフェストでは、郵政以外の項目は確かに何も言っておらず、「白紙委任してくれ」に近いものだと思う。マニフェストは確か民主党が初めて提唱したと記憶している。こんな横文字を使わなくても、「施政方針」とでもしてくれる方がよほどわかりいいのではないか。方針や目標を文字にするのはいいことだ。経過途中においても進捗状況がわかるし、突発的な障害に対しても理解を求めやすい。中小企業のやっている方法だ。小回りが利くようにしないと、「ダム建設の方針が一度出たらとめられない」と似たようなことがいくらでもおきる。それこそが財政破綻の原因ではないか。
2005年08月21日
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NHKの番組を見て思った。フィリピンで水道事業を民営化したところ、水道料金は値上げされ、水道会社は破綻してしまったと言う。その会社はフランスの企業との合弁だったそうだが、フランスの技師は高給をとり、破綻すると見るやさっさと引き上げてしまったそうだ。イギリスでもサッチャー時代に民営化をしてこれも行き詰まった。現在ではNPOが運営し、事業も水道に特化しているとのことで、利益は住民に還元されるそうだ。公共事業が悪い訳ではない。チェック機構が働かず、使い放題と言う結果が累積赤字なのだ。まず経費カットをどうするのか。それをするために何をする、と言うのがまず検討されるのが普通と考えているが、まず民営化すべき、と言うところから小泉氏は出発しているから今回のようになるのではないか。民間から知恵は出させても、それを実行しないのが今までだろう。民営化してすべてうまくいくと言うものではない。そのことを実例で示していた。NPOの代表がいっていた。「住民の利益のために働く」これは大事なポリシーだと思う。「自分が利益を得るために働く」企業は、発展しない。嫌われるだけだ。既得権益を明らかにし、その合理性を追求して初めてコストカットができるのだ。天下りに使う費用など、認めるべきでない。高々3年ほど勤めて何千万の退職金など、全く合理性がない。郵政の問題も、ここから利益を上げる発想で進めると、同じようなことになる可能性がある。ましてや資金のある郵政だ。ハゲタカどもがアメリカから虎視眈々だろう。民営化と、コストカットは何の関係もないことに気づかなければならない。言ってしまえば、金の流れ先が変わるだけなのだ。利権は相変わらず。問題は既得利権構造なのだ。いっそ、最高賃金の設定はどうだ?一定額を超える分は税金とし、超高級車にのれなくする。石油消費にブレーキがかかる。温暖化防止になる・・・ここまで書くと言い過ぎだろうが。しかし、贅沢な生活って何の意味があるかを問い直すときじゃあないだろうか。自動車だって作り過ぎだと思う。資源の豊富なアメリカでさえ原油は高騰しているのだ。
2005年08月20日
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なんかマジかい?と言う印象。フジTV買収騒ぎの時に「カネさえありゃいいもんじゃない」と非難した方々(本人も自民党に言われたかねえよ、と思ったことだろうが)がでてくれと言うんだからなんか自己矛盾そのものって感じだ。でも、記者会見を聞いてるとやっぱり「強者の論理」でしかない。東大出のやつは・・・と、つい言いたくなるのだ。広島6区。亀井氏は好きではないが地元の顔ではあるだろう。そっちの方がまだマシかと。立候補のために住民票を移すとかしてほしくないね。
2005年08月19日
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政局や時事についての意見を書くことが多いのでカテゴリをふやした。本当はセットしてあるところからリンクしていくんだろうが、面倒というか理解していないので。(このあたり年を感じるなあ)この新党に近い感覚を私も持っている。綿貫代表の「ここまでいじめるのか」は実感だと思う。判官贔屓の地方では「小泉、そこまでやるか」という意識はかなり高いのではないか。折しも老人パワーがふえているときである。なかには老人票を取り込んだ民主党候補もいる。しかしこと自民についてはしがらみだらけの状態で地方の状況を無視できると思ったら大間違いだろう。それに、高齢者を含めいわゆる弱者が「助かるなあ」と実感できることを何一つしていないではないか。スタンドプレーは結構だ。北朝鮮から拉致家族を引き戻すのにその現場にいた。しかし、靖国問題を含め自分がこう思うことと人がそれをどう見るかという自己分析の基準が変だ。あまりにも乖離しすぎていると思う。でもこの夏は靖国へは行かなかったようだ。少しは気がつき始めたのか。中国や韓国のご機嫌ばかり伺うことはないが無視もできないだろう。アジアの一員であり、儒教思想や仏教文化を共有している。自分さえよければいいアメリカとは違うのだ。自衛隊と軍備の問題でも、日本で「国際救助隊」が作れないのかな、と思う。どこの国にも消防士はいるだろう。災害・高度救助専門の部隊を作り、それを派遣する方が理屈をねじ曲げた疑似軍隊よりもよほど感謝されるだろう。その代わり、訳の分からぬODAはやらない。これは先日墜落したギリシアでの航空機事故の時に連絡を絶った旅客機を探しに軍が動いた。それを聞いて思ったことである。
2005年08月18日
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