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総務省と通信業者の癒着が次々明らかになってくるが、口を合わせたように「業務上の話はしていない」とのこと。そんな訳がないだろう、と思うが、集合の途上とか解散後を無視するならば、だろう。でなければ「話もせずにこの接待費か!」と上から叱られるに違いない。技術畑が長かった私には接待などと言うものは縁遠かった。ただ現業にでて倉庫の仕事をした時には運送業者から誘われ、上司の承認をもらって接待を受ける側だった。「一杯飲みに行きましょうや」ということは「確実に仕事を回してくれ」「もっと増やしてくれ」ということだった。地方の小さな町のこと、1万円程度だったはずだ。営業のサポートに行くこともあったが、まあ可愛いものである。その点、許認可となると仕事(売り上げ)の桁が違ってくるだろう。高校の同級生で旧建設省の役人になったやつがいるが、いつだったか収賄の容疑で官僚が逮捕された時にたまたま同窓会があって、「お前、大丈夫か」と冷やかしたら「俺はあんなヘマなことはしない」とうそぶいていた。どういう意味だったのかは不明だが。その後彼は胃ガンの手術を受けたり、細君を亡くしたりしているから相当ストレスの厳しい仕事ではなかったのかと思う。まあ私にとっては仕事のからんだ酒など美味いものではなかった。そそくさと逃げ帰ったくちである。設備の仕事をしていた時には、物品や作業の調達になるので相見積もりが常識だった。癒着とも言えないだろうが、家で使う物置きなどを安く売ってもらったことはある。既に時効と言えるほど前の話だ。
2021年03月09日
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暖かくて快適な日は長く続かない。昨日とはうって変わったような強い北風で晴れの日に合わせて増やした洗濯物をつるした竿かけは見事に転倒。コンクリートの土台なのにこうも簡単にひっくり返るか?と思うが、特段不思議な訳ではない。高いところに重い洗濯物がかかっていて、これに風圧がかかるのだから、輪軸の原理で先の10倍以上の力が加わるのだから倒れるはずだ。高いところの洗濯物をはずしたら、あとは大丈夫だった。午後になると風の冷たさが身にしみるようになった。洗濯物の乾燥は温度よりも風だ。冷たいが、きっちり乾いている。さて、兵庫・大阪・京都の知事が2月いっぱいで緊急事態宣言を撤回するよう政府に求めるそうだ。もともと田舎でそうは出るまいと思っていたが、結局この地域での陽性者は兵庫県の発表で120人あまりだった(これから増える可能性はあるが)という。県全体から見れば1%と言うところか。立派な田舎である。老人クラブの総会を年度末の3月にやる予定だったが、自治会が大事を取って書面採決すると言うので追随の方向で動いている。まあ人が動かなくて楽と言えば楽だ。なかなか冬は終わらない。ワクチンも遅れそうな気配で、やっぱりオリンピックは無理かなと思う。壮大な無駄遣いになりそうな気配。たかが/されどの国際運動会。
2021年02月24日
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正月のお節だが、今年は帰省も少なかったのか、あちこちのスーパーで特価品になっているという女房の話である。早い話がイワシの干物だ。「なんで魚をごまめというの?」チコちゃん的雰囲気で女房に聞いたが、「そんなん知らんわ」(ぼーっといきてんじゃねえよ、は口が裂けても言えない)で、ググってみたらなんと「五万米」が漢字なんだそうだ。昔、干したイワシを田圃にいれたら五万俵の米が取れたんだという。祖母は肥しのことを「ほしか」と言っていた.漢字にすれば「干し鰯」であるのは知っていたが、五万の話とは思わなかった。地元では「ごまめ」とは言わず、「たつくり」である。もちろん「田作り」が漢字だ。よく働けるように、とのもじりであることに変わりはない。女房はフライパンでイワシを炒るのに手間がかかるので、電子レンジで乾燥するのが便利だというが、確かに変に生臭くなくていいと思う。
2021年02月16日
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森会長が辞任し、後任を川淵氏に託そうとしたら「密室人事だ」と非難を受けて川淵氏も辞退、と混乱が続いている。川淵氏は報道によれば受諾する意志を表明していたというから、これは時代に合わなくなったリーダー像と考える方がよさそうだ。自治会であっても会長の補佐をし、事故ある時のために副会長を置くのだが、このような組織で副会長を置いていなかったとは危機管理が不十分だと考えるべきだが、よほど森会長の健康に自信があったのだろうか。会議というのは所定の課題に意見を出しあって結論を求める他に、連絡の機能もある。往々にしてワンマントップはそちらに流れるが、森氏もその範疇にあったようである。80代といえば戦中派である。物心ついた頃に終戦で戦前の教育を引きずっていたことだろう。男尊女卑が体に染みついていたって不思議ではない。首相の頃から自己中の失言は何度もあった。そう言った体質が今回の発言にもつながったと思うし、自民党の「知らしむべからず、よらしむべし」体質そのものだ。私物化がどんどんエスカレートしている。「自民にあらねば人にあらず」みたいな顔がここそこに出る。とにかく情報公開、相手の話を聞く、などという民主主義の基本をしたがらない。「答えは差し控える」なんて言うのは質問者を馬鹿にしているか、よほど理屈に合わないことをやっているのではないかと思うのだが、そういうことは考えないのだろうか。次の会長選任結果は選考過程を含めて発表してもらいたいものだ。
2021年02月13日
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建国記念の日が出来たのは確か私は高校の頃だったと思う。何をもって建国かというかだが、紀元節をそのまま持ってきたというか復活させたというべきか、神話に基づく理由だけに一番根拠のない祝日だと思っている。報道も今日は森氏の会長辞任ばかりで、コロナ下で祝賀/反対の集会も盛り上がらなかったのだろう。国というものがどういう定義かで建国にふさわしい日も変わってくるだろうが、戦後を考えれば現憲法が施行された日の方がふさわしいのではないかと思う。かなりないがしろにされてきてはいるものの、「国民主権」を謳う初めての時代だ。貧しいながらも良い時代ではなかったかと思う。この憲法を押し付けだといい、戦前回帰を主張する人もいるが、前大統領が弾劾決議を受けるようなことを許す国の押し付けならば、たぶん日本にはまだ民主主義が根付いていないのだ。性別による差別を平気で口にして、袋だたきになるまでやめないような国は民主国家とは言えるまい。忖度と権威主義が跋扈しているスポーツ界と同じである。投票率が50%を下回るようでは十分な政治教育も出来ていないということだろう。政府は何かあればすぐに罰則を口にするが、ともかく言うことをきかせたい人が政治家に多いということも民主主義の根の浅さを示すものだろう。たまたまTVでコロナの影響を受けて学費に困る学生の姿を見たが、政党助成金を奨学金に転用する方がよほど明るい未来が待つのではないかと思った。
2021年02月11日
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まあ、穴があったら入りたいのレベルの失敗である。母の四十九日を終えてから、葬儀の時に妹がいとこから預かった香典の返しを渡し忘れていたのが見つかった。いわゆる即日返しの満中陰である。住所が少し遠いこともあり、宅配便を使うことにしたが、荷物の中身が分からない。軽いからお茶か何か、とにかく生ものではないので伝票には「乾物」と書くことにしたが、何を思ったか「干物」と書いて渡してしまった。何かおかしいぞ・・・と思いはしたものの、その足でスーパーに行ったらディスプレイに「乾物」とかいてあるではないか。しまった、この字だった!まさにカン違い。「ひもの」ならば木の葉ガレイか、するめと言ったところが相場だ。帰宅して女房に中身が何だったか聞くと、「海苔」だという。まあ干したものには違いないが、あれは干物とは言わないよな、と笑う。ワープロの所為にするのではないが、確かに読めるけど書けない字が増えた。まめに手を動かさないとこうなるぞ、と言うボケである。毛筆はさらなり。子供の頃から苦手である。いとこは受領の電話をしてきてくれたが、この件には触れなかった。きちんと読んでいないことを祈る。
2021年01月29日
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3時頃から降りだした雨は目下盛りの様子だが、雨の量は樋を流れる音でだいたい見当がつく。縦の樋を流れる音が室内まで聞こえるので、いかに古い日本家屋が気密が悪いかよく分かる。家自体サッシ構造みたいにぴたりとは締まらず、風の強い時は仏壇のロウソクの火が揺らぎ、線香の煙も横に流れる。さすがに浴室だけはサッシにしてあるが、これはこれで結露がすごいし、サッシのアルミを通して熱が逃げている。これはこれで湿気がたまる心配もないのだが、保温という面からは日本家屋というのはあまり効率の良いものではない。気温が比較的高いので雪の心配はない。子供の頃に誰の詩だったか「一雨ごとに暖かくなる」と言うような一節があったけれど、たぶん北国の話だろうと思う。南国とは言えないが瀬戸内のどちらかといえば「ぬるい」冬かな。それでも今年は水道が凍ったからたぶん寒い。
2021年01月26日
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妹と女房と私だけのまことに小スケールの法要だった。8畳の座敷に仏間がくっついているので、テーブルを置いてもソーシャルディスタンスは十分にとれる訳で、普段の法要なら家具の大移動があるのだが、それもなくて楽といえば楽だがそれなりに気も遣う。ある意味コロナのおかげで「本当に必要なことは何か」を考えられたとも言える。虚礼といえば失礼かも知れないが、母を良く知るものは事前にお供えを届けてくれ、お参りもしてくれた。そういうコミュニティの中で生きてきた訳だ。そうでない人には法要の案内も強制寄付行為みたいなものかもしれない。なにせ95才の末っ子となると実の兄弟は皆いなくなり、義理の兄弟も3人だけとなり、皆足が不自由、と言う具合だ。無理からぬことで、私達子供の世代もあちこちに体の不調が出てくる。遺骨は大谷本廟に一部を納めるのが習わしだが、これも行けずにいる門徒が多いらしい。真偽のほどは不明だが、僧侶の中にも陽性者が出て、法要が出来ない家もあるという。うちでも僧侶がお経の最中に痰を切ったりしたらあれっと思うから、少々疑心暗鬼。向こうも同じことを思っているかも知れないが。普段なら会食時間もあって結構負担に思うが(特に酒を出していた時代)今回はそれもなく、さらりと終わった。出来れば息子を同席させて、法事というものがどう進むかを見ておいてもらいたかったが、次回に期待かな。コロナが収まらないと・・・
2021年01月24日
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別に罹患した訳ではない。クラスタ発生の一報がはいった次の日に予約があったために通院しただけのことだ。ちょっと驚いたのが患者の少なさ。いつもより時間帯は早いが、受け付けの前ががらがらの印象だった。今日は木曜なので午後休診の診療科が多いけれど、夕べにはHPや新聞社のページで報道されていたので、敬遠した人もあったのかも知れない。今日は泌尿器科を受診した。PSA値が基準値を1超えているという所見が健康診断でつき、1ppmと言う濃度でどれだけの差があるものかと疑っていたのだが、有効数字の桁がもう一つ下まで書いてあれば誤解がなかったのである。この世界では0.1が有意差になるらしい。前立腺ガンが疑われるということで、先の大腸にがんが見つかったのだから前立腺に出来たって不思議はない。私の父も前立腺ガンと診断されたのだが、薬物療法で消えてしまったと聞いている。私が罹患することはかなり確率は高いはずだ。そんな訳でPSAの再検査はやめ、MRIを取ってもらうことにしたが、こっちはスケジュールから取らないといけないので来週また通院することになる。帰宅したらその病院から女房宛に電話があった。何かと思えば4年前の乳がん手術の後のホルモン療法の薬を処方するのに、電話での問診に切り替えて処方せんは薬局に送るからという事前の通知だった。夫婦そろってのガンとのつきあいだ。幸い二人ともごく初期で始末できているので、これはもうまじめに健診に通ったご褒美みたいなものである。クラスタで職員が動けなくなるとシフトの組み替えが必要だ。看護師はその最たるもの。医師の裁きもリモート(電話)ということだが、あの待たされる時間を思えばもっと早く採用した方がよかったんじゃないだろうか。まあ、本人確認の点は対面がいいと思うけれど、3ヶ月に1度くらいの面会頻度でマスクに隠れた顔を覚えてくれるものなんだろうか。
2021年01月14日
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我が町には防災無線なる放送設備があるが、夕方に「断水の可能性があるので食事用の水以外は使用を控えるようにして下さい」と言う放送があった。そりゃあ何日も雨が降っていない現実はあるが、川に水はあるし、この水を使っているのになんで?と思っていたら何と、寒さによる水道管破裂があちこちで起き、大規模に止めて修理するしか手だてがないのだという。既に自治体によっては水道料金を値上げしたところもあると聞くが、水道管の保守は金がかかるのである。かつて工場の設備を担当していたことがあるが、図面通りでない配水があるのに困ったものである。そのつど古参社員に聞いて手直しするしかなかった。そして、同時期に設備したところが同時期に故障する。それと似たようなことなのだろう。幸いというか、わが家は井戸水との併用で、風呂や洗濯には井戸水を使っている。この時期は水が温かい。気温が朝は氷点下で簡単に凍る。たぶん凍らせると乾くのに時間がかかるんだろうが、洗濯物の量によっては2回回さねばならないので堆肥場所がないから、干してしまう。風さえあれば何とか乾くようだ。
2021年01月10日
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この寒さで暖房に使う電力が増え、いくつもの電力会社が電力会社間の融通ばかりでなく自家発電設備からの融通まで要請しているという。病院やモールなどは利用者が増えた、減ったで空調までは変動できないだろうからやむを得ないと思うが、わが家はまだ石油ストーブ、ファンヒーターが健在だ。昔からの情報で「電気を熱源に使うと高くつく」と言う意識から、ヒートポンプにも切り替えず、化石燃料を使っている。しかし電力会社も火力で対応するというから、自分の足下で焚く暖房の方が高効率だと考える。思えば子供の頃は炭を入れた火鉢が暖房だったし、寝る時には豆炭だの炭団だのだった。素焼きのこたつに飛び乗って叱られたこともある。直火を布団の中に入れるのだから、今から考えれば実に危険な話で、実際にこたつから火災が起きたこともあった。電気ごたつや行火は数十Wで暖が取れるし、布団で熱を逃がさないようにしているから比較的経済的だと思うが、エアコンはもともと比熱の大きな空気を直接暖め、それも大空間と来ているからそりゃあ電力も食うに違いない。最近、うちではホームごたつの一部を開けてそこへファンヒータの温風を吹き込むようにした。これが実に快適である。温風はこたつの中を暖めて、そこから外部に出て行くので部屋も暖まる。ついウトウトと昼寝してしまうのが難点だが、電気よりも経済的だろうと思っている。
2021年01月09日
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多少とも微生物の勉強をしたものならこんな妄言を吐く訳がない。ウイルスの生命力というかしぶとさというか、そんな甘い世界ではない。過去にも何度か書いたけれど、ウイルスというのは生物と無生物の間にあって、「生きてもいないものをどうやって殺す?」なのである。どこからでも湧いてくる、と言う方がまだ正確だろう。1ヶ月で落ち着かせるなんて絶対無理だ。冬の空気が乾燥している時はウイルスは元気で、接触感染、空気感染どちらでも広がる。何を根拠に「1ヶ月で必ず改善」なのだろう。御用学者でさえも「非常に困難」と言っている訳で。新聞の投書欄に、小学生が「去年の宣言の時より患者は増えているのになぜ休校にしないの?雰囲気で決めてるの?わけが分かりません」という投稿があった。鋭いところをついている。いや、実はこの国の政治というのは忖度と雰囲気で動いているのだよ、と答えたくなる大人は少なくないのではないかと思う。特にアベースガのラインはひどい。行き当たりばったり、取り繕い、居直り、答えは控える、ロジックも何もあったものではない。科学的根拠がないのにこんなことが言えるのは精神論だけで、「ほしがりません勝つまでは」とか「撃ちてし止まん」或いはカミカゼと大きくは変わらない。「屁の突っ張りにもならん」のである。国民が知りたいのは「これをすることでいつまでにどうなるのか」「ワクチンはいつ、どこから来るのか、安全なのか」だ。新型ウイルスなんだから分からないことが多いのは仕方がないが、そのための「専門家」である。自分に都合の良い答えばかりを期待するからだんだん変になって行く。
2021年01月08日
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何かやるたびささやかれる日本の政治対応だ。判断が遅く、基準があいまいでそれゆえ予算の使い方も中途半端。そのため実効が薄い。パンデミックで世界の潮流は大きく変わっている。メルケル首相の演説には共感するがスガ首相の言葉には響くものがない。感覚としては「高みの見物」である。「たたき上げの庶民性」を謳うが、感覚は庶民のところにはない。私から見れば「上級国民」である。自動車の操作を誤ったとしか考えられないものを「機械の誤動作」と言い張る人と同じだ。1日に4万とか6万とかの協力助成金とやらで失業者を生まずに済むと思っているなら大きな間違いだろう。非正規労働者が既に8万人失職したとする報道もある。従わない店には科料を課すというからこれは小規模店をつぶす政策といっても差し支えあるまい。この非常時なんだから「政党助成金の転用」が一番国民には受けるはずだ。が、おそらくやるまい。既得権益を守ること、大企業を守ること、パトロンを失わないことが大きな命題だ。それと今回の非常事態宣言にはもう一つうさんくささを感じるものがある。それは「言い出しっぺ」今回4都県の知事が要請した形になってはいるが、発出の責任の所在があいまいだ。まあ結果的に成功すればそれはそれでいいのだが、成功したら自分の手柄、失敗したら責任不明というよくある図式が使われた。こういう体制がtooLateになっているのではないかと思う。国民に身を切らせるのは気軽だが、自分は無事で・・と言う政治のパターンを抜け出せない。そして今日の陽性者は2000人を超えたそうだ。
2021年01月07日
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Amazonで恐ろしく安いMSofficeインストール済みのノートパソコンを見つけたので注文してみた。2日後に届き、セットアップのしかたも親切に書いてある。実は国産パソコンを自前で買うのは初めてである。appleばかりを使ってきて、windowsは仕事でしか触ったことがないという変わり者といえよう。おまけにwin95の使い方を指導したというからどういう神経なんだ?asusのノートをおまけでもらい、家の商売の請求書作りに利用してきたのだが、なぜかwinキーを押してもメニューの中にシャットダウンが出なくなってしまった。もともと11インチで画面も小さいので見にくくもあり、大きいのを使わせたかった。「整備済み品」で半年保証がつくということで開いてみる。元は富士通の製品だが、例のロゴは消えていた。キーボードが妙にきれい。中古品によくある文字のカスレもないので不思議に思ったが、よく見るとキートップにシールが貼り付けてある。所々浮きのあるものもある。それでも叩けば入力できるので問題はなさそう。日本語の切り替えによくあるoptionキーの色付けはなかった。機番から、どうやらwin8.1を乗せて出荷、回収後使えるものに10をインストールしたものではないかと考える。CPUはcorei3となっているのであまり早い動作は期待できないが、エクセルで表を操作するだけなら問題はないだろう。今までのはatomだったからそれよりは速いと思う。操作マニュアルにはoffce2010がインストールしてある、とあったが、看板通り2019が入っていたので安心。エクセル97で作ったものを持ってきたが、正確に読み込み、出力するプリンタ情報まで持ってきていた。移植は簡単そうだ。これなら年賀状の作成もできそう。officeもいまや年額いくらで使わせるものらしいが、これは性に合わない。期限付きで使わせていただくくらいならChromeの方がまだ好感が持てる。しばらく使ってみるが、まあまあのコスパではないかと思う。外は寒いが、雪は昨日だけですんだ。
2021年01月01日
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母の葬儀はともかく、のんびりと(結構必死だったが)入院していても時は経つ。「年内に帰れてよかったね」と言っていただくが、なんの掃除も整理も出来ていない家である。気付いてみれば今年はあと2日。植木は年明けにやるとしてまず掃除、いやその前に畑の霜よけか、いやいや、墓掃除もあるぞ。おまけに明日は三七日(みなのか)の逮夜である。坊さんがやってくる。坊主も走るが、お節料理とやらで女房は準備を始めたが、やって来る子供たちに「食べたいもん持ってきてくれ」とでも言うかなあ。何をしてもしなくても正月はやってくる。
2020年12月29日
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娑婆と言うのも変だが、入院中は手術が済んでしまえば検査以外はすることがない。暖かいから神経痛の心配もない。空腹は辛抱が必要だが。退院してくると、まずは女房が一人で頑張ってきた葬儀の始末。何より葬儀屋の支払いだ。これがまた複雑で、利用した葬儀場が支払い窓口ではなく、取り立て?専用窓口は分社化してあるらしい。更には営業も分社してあるという。言わば業務部隊、管理部隊、営業部隊がそれぞれ独立して分社してあるのだ。次に冷蔵庫が壊れたという。確かに冷えてなく、異音もする。18年目の寿命だ。これが初売りを前倒しするというJ電気の店でちょうど始まったばかり。いくばくか安いので決めてきた。老人クラブの役員から新年会代わりの弁当配布について相談がある。LINEなので出て行く必要はないが、結局用が増える。コロナのおかげで好き者が集まる新年会はせず、代わりに少し見栄えのする弁当とビールを配るアイデアだが、密を避けることを口実に、会費の払い戻しみたいなことになる。その代わり、会員は平等に恩恵を受ける。私自身、宴会は好きではないのである意味「コロナ様々」だ。宴会になると飲む人は喜ぶが酔興も出て事務方は迷惑。後は担当家事の洗濯、四十九日までの読経。30分弱かかるので女房は「お経をあげてくれるだけでもありがたい」そうだ。夕方、彼女は忙しい。夕食の準備に自閉君の相手、お経なんぞ強制されたら香炉をひっくり返し兼ねない。私は決して熱心な門徒ではない。極楽浄土なんぞあるものか、と思っているが、ないという証明も出来ない。御文章によれば、「信じて疑うべからず」とある。鎌倉時代はそれですんだのだろうが、理屈をこねる私は「諸事、疑うべし」「根拠のない言質に乗るな」がモットー。そして今、根拠の薄い体重減という現実に喜ぶべきか、悩むべきか・・・ただ入院前ほど飯が食えなくなったのは確かだ。昼食に25分かかる。
2020年12月28日
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地域の基幹病院ということもあろうが毎日部屋のメンバーは入れ替わる。ベッド稼働率が高くてよく稼いでいるということかもしれないが、色んな人が色んな病気でやってくる。 「手術後なので明日の朝まで動いてはいけない」と言われた人が「トイレはどうするんだ」と聞いていると言うよりは怒っているような口調。べッドでできるように用意します」「こんなところでは出来ない」「ドクターにそう言われてますから」 しばらくして「なにかありましたか?」と別の看護師がやってきた。同じ話をしている。はいそうですかと聞き、少し待ってくださいと言ってなかなか戻ってこない。 今度はえらく冷たい受け答えをする人がやってきた。「ダメです」「婦長を呼んでくれ」「いません」という具合で、けんもほろろ。 その後何人かが来て色々と優しいアドバイスをして一応おさまった。彼としてはトイレに行って用を足したかったのだろうが、どうもヒエラルキー構造が染み付いている御仁らしい。 結局流れを見れば「一度怒らせといて軟着陸させる」という扱いにくい客の捌き方に則っている。どうかすると接客業より技術は上かも。チームプレーだ。 このシーズンのマスク姿、顔なんか次まで覚えているわけが無い。
2020年12月23日
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今日は満月。雲の流れが速くて時々雲に隠れるが、「またでた月が」となる。ビーバーが巣を作る時期の満月でこう言うそうだ。新聞によると「半影月食」という減少が今日見られるはずだったそうだが、当該の時間は雲がいっぱいで見えなかった。まあ、また機会はあるだろう。11月が終わり、いよいよ師走になる。餅つきをどうするか、その前に家の周りの掃除や春の野菜の植え付けがある。おまけに明日は大腸の検査結果を聞いて扁平なポリープの手術の打ち合わせとなっており、少し気の重い12月になる。ひょっとして癌だったら・・・と思っていたら、ガン保険の追加勧誘の郵便が届いていた。念のために契約してみようかな、と思ってよく読んで見たら、発効するのは契約後3ヶ月先だそうだ。よく読むべし!ガンと分かっても、保険金は診断時の見舞い金だけらしい。まあ、そうでないことを祈るが、人間も70年が見えるようになるとDNAのコピーミスだってあるよなあ、と変に達観している。
2020年11月30日
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既にニュースで流れていたので名前を出しても差し支えないと思うが、兵庫県で184人の陽性者が認められたということだ。町立市川中学校で22名の陽性者、ただ症状は軽いという。1週間ほど前に校内の合唱コンクールをやったのがきっかけではないかという声が上がっている。市川町にコーラス仲間がいるが、今年定期コンサートが春にあったのが結局出来なくて、最近練習を再開したけれども、また中止を余儀なくされそうだ。唾が感染の原因だとされているので合唱用のマスクでは口との間隙を確保しつつ、ミストをくっつけるという方法で飛沫を防いでいるが、まだ採用していないところも多い。「マスクなんかして歌えるものか」と実験もしないで却下しているところさえある。合唱と並んで叩かれるのが管楽器。息を吹き込むので飛沫も飛ぶと思われている。合唱で声を出すと60cmくらい飛ぶそうだ。管楽器は大小あるが、唾抜きという言葉や機構があるのだからもっと飛ばないんじゃないかと勝手に思っている。飛ばさない対策をしているからもう少し大目に見て欲しいというのが本音だが、対策より犯人探しに走る人が多いのが残念。とても言えない。って、もう書いちまったが。
2020年11月26日
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娘が「子供が重いから抱っこひもが欲しい」と言うものだから韓国のメーカーに直接発注して、品物は届いたがサイズが合わないので交換手続きをしてくれという。手続きをメールで問い合わせ、言われるままに段ボールに詰めて郵便局に持って行ったはいいが、通関の書類を書けという。住所やあて先は記憶と丸写しでどうにかなるが、「品目」の項ではたと困った。「抱っこひもって英語でなんて言うのだろう?」窓口の女の子がバックに聞いてくれた。タブレットみたいなものを差し出して、「これみたいです」そこには Hug string とあった。へ〜え である。郵便局員さんも年寄り相手に大変だ。協力の元に発送し、問い合わせ番号をメールして、一応の手続き終了。国際小包みも身近になったもんだと変な感心をしている。メーカーのポリシーは「返金するから再注文してね」らしい。
2020年11月13日
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昨日トランプ今日はすが 何か都々逸の中の句みたいだけれども、日本の総理も負けていない品格ではないか。学術会議の人事に手を出すのを彼自身の判断で行ったのかさえ渾沌としてきた。「コメントは控える」と言うのは官房長官時代からよく言ってきたけれど、官房長官では通用しても総理としては通用しない、もしくは言ってはいけない言葉かも知れない。「人事のことなので言えない」取りようによっては黒幕の存在を感じさせる言葉である。名前も見ずに「多様性に欠ける」だの「出身大学に偏りがある」だのと言う判断をどうやってしたのか、そして拒否した中に少ないといわれる私学の出身者がいたとなれば根拠を自分で崩しているようなものではないか。こうなると任命を拒否したいのは実は別の人間であって、総理にとってはどっちでもよかったのだが、言うことを聞いておかないと今後に差し支えると思った、と言うストーリーの方が説得力があるのではないか。そしてこの「拒否権」を追認する自民党。どうも日本にもトランプ的な品格が公認されつつあるような気がする。「儂が決める」は民主主義ではなかろう。
2020年11月07日
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アメリカ大統領のことなので分からないことの方が多いけれど、「むちゃくちゃなオヤジ」と言う印象だけが残りそうだ。選挙制度を自ら否定するような言質が目立ち(いやむしろこればかりか)とても大統領の品格の持ち主とは言えないと思う。パリ協定は破棄するだの地球温暖化はフェイクだのと自分の都合ばかりを押し出した4年間、世界にとって非常に不幸だったと思う。共和党内からも批判が出るようでは落選も当然だろう。この期に及んで開票を止めろ、計数するなとは民主主義を何と考えているのか。ある意味ではアメリカの一部階層の本音を吐きだしてくれた功労者かも知れない。「自分だけがよければいい」と。しかし今日の分断された状況を建て直すのに相当の時間が必要なのではないかと思う次第。
2020年11月06日
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累計の感染者が10万人を超えたという。国民の0.1%が感染者ということになる。インフルエンザであればもっと多いのだろうが、とにかく予防の方法が判然としない、ワクチンもまだないということで不安である。しかしそんな中でgotoキャンペーン。都市からの移動があると感染者も同じ確率で動く。経済を回せ、の大号令で感染が広がらねばいいが、と危惧する。ヨーロッパでは股感染が広がり再度ロックダウンを決めた国もある。毒性についていくつかウイルスの型もあるようなのでアジアと同列には語れないが結局はウイルスとの出会いを少なくするしか方法はあるまい。ハグや握手、キスの習慣だけでも増えている要素にはなり得る。医療従事者の手洗いやマスクをプロ並みに扱うことでリスクを下げられるだろう。そもそも病院は病原体の巣窟である。その病院にメタボの相談で明日行かねばならない。それにしてもこの頃は危機意識の低下をとみに感じる。マスクをしない人が増えた気がする。まあ、どのくらい有効なのか分からないということもあるが、水フィルターを通すだけでもないよりましだろう。
2020年10月30日
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総合的・俯瞰的・非開示・隠ぺいをモットーにする内閣に最も似つかわしくない省庁だ。デジタルは1か0で表現される解釈の変わる余地の無いデータで、データが変わることがあってはならない。憲法さえ解釈を曲げようという自民党、発想は自由でもなければ民主でもない。やっていることは独裁。こんな地盤で何をやれというのだろう。省庁同士のデータ交換統一?わけの分からん行政である。
2020年10月24日
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日替わりの気温変化について行けなくなっている。昨日は雨で一日家に閉じこもり状態、気温もあまり上がらない。今日は晴れて気温が上がり、洗濯物もよく乾いた。昼間は外の仕事もちょうど適温だが、夜になるとストーブが欲しくなる。ひと夏ファンヒーターが出しっ放しでタンクを調べるとこれが満量だった。準備が良いのか片づけが悪いのか、絶対に後者だ。まだ室内を暖めるより足だけ暖かければいい。今夜も星がきれいで、明日朝も冷えそうだ。
2020年10月18日
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ホワイトハウスでの静養では済まなかったようである。さすがに罹患してからはマスクをしたようだが、微生物をバカにして「自業自得」と言うところだろう。微生物は免疫システムが働かなければ何にでも、どんな方法ででも取りつく。地球の生物界における「最後の掃除人」だ。最近は合成物であるPETまで喰うのが見つかったと言うからすごい。もともとトランプ氏、論理的な思考の持ち主ではなく、「いかに儲けるか」が基本のようである。つい最近の、納税額の問題にしても、「書類は監査に提出中であるので確認できない」申告書から領収書までその対象になるのだろうか。そして複数年の分を一度に監査するのか。アメリカの税金のシステムは知らないが、隠ぺいの体質は透けて見える。伝染病でヨーロッパのペストについては多くの人が知っているはずだ。目に見えないものから身を守るのは手洗い、消毒しかない。「自分は大丈夫」と言うのは全く成立しない。ただの思い込みだ。こう言う人が世界の動きをリードするのはやめた方が良い。「強いアメリカ あんたの勝手 横暴アメリカご免被る」コロナの陽性者、田舎でも出始めたが、みな京阪神への移動者だと聞く。gotoも丁半の世界になりそう。
2020年10月03日
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3月の藤波らの感染に続き、ベテラン勢がコロナ陽性の診断を受けたと言う。貼るには巨人の選手も感染が報道されたが、第二波が来たのは阪神タイガースだけだ。危機管理どうなってるの?と素人でも疑問に思う。なんでも大阪で「5人以上の飲食は控えろ」で来ていたのが緩和されたということでロード先で繰り出して感染したと言うが、一軍の主要選手がごっそり抜けて、二軍の一部と入れ替えたら曲がりなりにも勝っている。エラーは両リーグ最多。う〜ん、これって企業のやることか?今年は巨人にこてんぱんにやられている。危機意識がないのかと言われても仕方ないだろう。エラーとは企業なら事故だぞ。労働基準監督署の指導を受けるに値する。タイガースファンもあきれるよ!
2020年09月29日
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ひと月ほど前からだろうか。safariを操作しているとchinesae.comと言うサイトに急に飛んで行くようになった。そのまま見ていると何と楽天のページに行く。ブログを書いているのも楽天のサイトなんだが、これはまずいんじゃないだろうか。いかにもアタックをかけられて要るように感じる。まあ楽天もどちらかと言えば強引な手法をとって伸びてきた会社なのだが。悪さをする訳ではないが、時間をとられているわけで、迷惑だ。
2020年09月21日
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15時30分ごろ急に室内灯が消えて、パソコンも切れてしまった。外に出るとご近所さんも集まっていて、パトカーが信号のある交差点に向かって走っていった。かなり広範囲で停電したらしいので国道2号の信号機も消えたに違いない。どちらかと言えばこの時間帯は交通量は少ないが、もう1時間遅れたら大変な渋滞になったことだろう。瞬間停電は時々あるが、10分も切れたのは久しぶり。落ちたパソコンは無事だった。昔のなら必ずといっていいほどOSが壊れたものである。発雷もなかったが、どうしたんだろう。
2020年09月16日
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Gotoキャンペーンを来月から東京発着も含むようになるようだ。また客席が大声を出さないコンサートも満席に出来るようになる方向で進んでいるらしい。東京での陽性確認者が減少傾向にあるからだと言うが、対策との因果関係が不明確で一抹の不安を感じる。対策らしいことと言えば深夜の歓楽街の営業自粛だけで、それと陽性の確認者数との因果関係がどのようになるのか、変量(自粛)と関数(陽性者数)がどのくらい相関するのだろう。浜辺で大波が何回か来て、その大波がしばらく来ないからと水に近づいて大波にあうような構図とあまり違わないような気がする。ただ、主催するものとしては満席が許可されるのはありがたい。音楽は聴衆が騒ぐものばかりではないし、興行として成立するにはべらぼうな値付けも出来ない。そこそこの値段で満席、と言うのが一番だ。一人ずつ空けてでは倍額の入場料にしないと採算がとれない。近所のホールではそのために背もたれにステッカーを貼っていた。これもこれで予定外の経費だったことだろう。まあ、相手の姿が見えない以上限界はあるのだが、世田谷区だったか、全数検査をするところがあると聞く。その結果次第で危険率が計算できるかもしれない。東京の現状を知るには有効な数字ではないかと期待する。
2020年09月11日
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九州の方には申し訳ないような青空だが、黒い雲が北へと流れて行く。台風の前触れのような激しい夕立もあった。結局「猛烈な台風」にはならないようだが、近畿は強風圏には楽に入る大きさだ。熱帯低気圧の発達したやつだから雷も鳴ろうと言うもの。あまり悪さをせずに通過してもらいたい。今回は危険半円だし。一応倒れそうなものは倒しておいた。
2020年09月06日
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と言ったのは確か吉村大阪府知事だったと思う。税金を出資金として支払っているのだから、一般の会社でいえば我々は株主だ。株主の意向に沿わない行動をしたり、実績をあげられなければクビになるのは当然のことである。一般企業だって、実績の上がらない従業員には退職勧告が出ることもあるが、乱用されれば被用者はたまったものではないからある程度法の網をかぶせて労働者がある意味有利になるように(不利にならないように)してある。取り決めとして就業規則がある。公職選挙法に基づいて選ばれた議員、特に国会議員は憲法と言う就業規則を守らねばならない。もちろん国会法で議員の権利やらを保障している。が、今回国会を開くよう野党が要求しているにもかかわらずそれをしなかったのは就業規則違反である。懲戒に値するものである。そこを読んだかどうかは知らないが、健康上の理由で辞任することになったものを表現の問題はあろうが非難することが大変に失礼であるとネットで炎上が起きたと言う。実績を上げられない従業員を冷たくあしらうのはどこでもやっていることだ。いわゆる「人事考課」を受けたことのない人はいるまい。ましてや公金を好き勝手に使ったら懲戒に値するのは当然のこと。FBで「ご苦労様と言えないのは寂しい人だ」まあ考え方は色々あるだろうが、こう言う人はそういう冷たい風に当たったことのない幸運な人なんだろう。これが唯一の道、と踏みつけられた辺野古の住民はどうだろう。知事ともおりあう姿勢さえ見せなかった首相が辞めて「清々した」人は少なくないはず。私も含め発言は自由だが、アベ内閣で生活が苦しくなった感はしみじみある。生活向上感を感じるのはいわゆる「上級市民」かな。政治の役目は「富の再分配」だったはずだが。
2020年08月30日
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人間が生活して行く中では何やら暑いのが1ヶ月ばかり遅れてきたんじゃないかと思うのだが、生物界は見事に切り替わって行く。蝉の死骸が降ってくるようになった。蝉は成虫になってから1週間ばかりで死ぬと言うが、確かに木の上からぽとんと落ちてくる。中にはもう一度羽ばたこうとバタバタするのもいるが、やがて動かなくなる。今降ってくるのは羽が茶色のアブラゼミだ。そういう死骸の中に、玉虫を見ることがある。年に何度か、数えるほどの確率だが、確かに生きている。体長が5cmほど、巾は2cm足らずで大きいものではないが、実にきれいな色をしている。玉虫色と言うが、赤い線が入っている以外は緑を基調にしたたとえるのが難しい色である。数は少ないのだろうと思うし、カブトムシのように養殖するのも難しいのだろう。しかし、晩夏のシンボルのように私には見える。
2020年08月28日
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自閉君がフラワーデザインの作品を持って帰ってきた。独特の匂いは不快だが、科学屋としてやって来た中では色々な匂いの試薬を思い出す。臭いのはやはりアンモニア・アミン系になるだろう。硫黄がはいるとだいたい臭くなるのだが、アンモニア系とは少し異なり、硫化水素のようなもわーっとした匂いになる。名前からしていかにも臭そうで実際臭いのは「馬尿酸」もちろん塩酸とか硝酸のような無機酸はショックを受けるほど臭いが、もっと生物的な匂いになる。女郎花の匂いは吉草酸らしい。ちなみに男郎花(オトコエシ)と言うのもあるんだそうだ。機会あれば匂いをかいでみたい。自生のものはすごく減っているそうだ。花と言うと「いい匂い」がついてきそうだが、そうは行かないものもある。ただ吉草酸の名誉回復のために、このエステルは抗炎症薬いわゆるステロイド剤として広く使われている。臭いだけではない。
2020年08月23日
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ツクツクボーシが鳴き始めると夜の虫の声がコオロギに変わる。暑い間は夜になってもツクツクボーシが鳴く。そしてだんだんエアコンが要らなくなるのだが、今年は昼の暑さが格別。回すか回さないかの瀬戸際みたいな感じだ。寝室は扇風機だけなので少し体を慣らしておくようにしている。寝室は3方が部屋か押し入れ、一方が掃き出しの坪庭なので意外と涼しい。天井が低くてエアコンがつけられないので今に至っている。娘に言わせれば「年を考えてなんとかしなよ」だが、スポットクーラーでも考えようか・・・と言っている間に秋めいてくる。扇風機だって結構涼しいもので。良くできた日本家屋だ。沖縄のすぐ近くで台風が発生したとか。秋は迷惑なものも持ってくる。
2020年08月22日
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直前に葬式が入ったこともあったが、静かなお盆だった。恒例の自治会による草刈り(要するにみんな出てこいと言うことだが)も役員だけで済ませ(その所為か、刈り残しもあった)墓参も現在住んでいる者だけでする状態。例年なら都会から、或いは嫁ぎ先からとか一族郎党集まって盆踊りまでやるのだが、全て中止になった。息子一家が帰省していたので15日朝に墓参に行ったが、わが家の家族以外誰もいなかった。おおっぴらに墓参と言うのも控えられた可能性もある。チコちゃんではないが「お盆って何?」を考えさせられる。このグローバルの時代、孫が外国で暮らす可能性も私の年代の時よりも確実に高くなっているはずだ。仮に私の死後、息子がこの場所で暮らすことを選んでも、孫に強要は出来ないだろう。そうなればここで家は絶えてしまう。土地は売却処分にするだろう。墓も移転するかも知れないが、「墓じまい」も可能性としてありうる。私は祖父から続く3代目だが、孫の代になれば土地に対する所属意識など、更に希薄になるだろう。墓なんか造らない方が身軽でいい。コロナのおかげで「本当に大事なことは何?」を考えざるを得なくなったと思う。一方で息子は「テレワークが普通になるのならここ(実家)に住むことだって出来るよな」月に数回の旅費なら社宅代に遠く及ばない。今住んでいるところの環境がどうなのか分からないが、曽祖父が住み始めて100年以上になるだろう。息子もこの家で育ち、学校に通った。次男が知的障害と分かった時の小学校長が私の担任の恩師だった。何かと相談に持ってもらったものである。地縁と言うのは今は言い古されたような気もするが、人生のルーツでもある。
2020年08月17日
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連日猛暑が報道される中、エアコンの効いているリビングから出て「お、意外と暑くない」と思った。日なたにでるともちろん暑いが、日が暮れてコオロギの鳴く声が聞こええて来ると「今夜は久しぶりに涼しいかも」と思えてくる。ここ3日ばかりは夜も暑かった。毎日パジャマを洗濯していた。朝起きて少し動くともう背中はべっとりと汗に濡れている。エアコンはほぼ1日回しっ放しだ。寝室は扇風機のみなので体に良いんだか悪いんだか。若い頃にまだエアコンが高くて買えなくて、試しに締め切った部屋で扇風機を天井にむけて回したら結構寝られるものだからそれが今に続いている。天井が低く、この部屋はエアコンを取り付ける高さが確保できない。熱帯夜からの脱出は嬉しい限りだ。ニュースによれば私の住んでいるところよりも涼しいはずのところで歴代最高気温を記録したと言う。どれだけ田舎だ!と言うか、たぶん定常的な観測ポイントが我が町にはないのだろう。ともあれ、エネルギーを使わずに涼が得られるのは本当にありがたい、と言うか、それが出来なくなっている今の環境が悪いと言うべきだな。
2020年08月17日
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直前に葬式が入ったこともあったが、静かなお盆だった。恒例の自治会による草刈り(要するにみんな出てこいと言うことだが)も役員だけで済ませ(その所為か、刈り残しもあった)墓参も現在住んでいる者だけでする状態。例年なら都会から、或いは嫁ぎ先からとか一族郎党集まって盆踊りまでやるのだが、全て中止になった。息子一家が帰省していたので15日朝に墓参に行ったが、わが家の家族以外誰もいなかった。おおっぴらに墓参と言うのも控えられた可能性もある。チコちゃんではないが「お盆って何?」を考えさせられる。このグローバルの時代、孫が外国で暮らす可能性も私の年代の時よりも確実に高くなっているはずだ。仮に私の死後、息子がこの場所で暮らすことを選んでも、孫に強要は出来ないだろう。そうなればここで家は絶えてしまう。土地は売却処分にするだろう。墓も移転するかも知れないが、「墓じまい」も可能性としてありうる。私は祖父から続く3代目だが、孫の代になれば土地に対する所属意識など、更に希薄になるだろう。墓なんか造らない方が身軽でいい。コロナのおかげで「本当に大事なことは何?」を考えざるを得なくなったと思う。一方で息子は「テレワークが普通になるのならここ(実家)に住むことだって出来るよな」月に数回の旅費なら社宅代に遠く及ばない。今住んでいるところの環境がどうなのか分からないが、曽祖父が住み始めて100年以上になるだろう。息子もこの家で育ち、学校に通った。次男が知的障害と分かった時の小学校長が私の担任の恩師だった。何かと相談に持ってもらったものである。地縁と言うのは今は言い古されたような気もするが、人生のルーツでもある。
2020年08月16日
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「〜してもかまいませんか」或いは「〜してもらえませんか」と我々の世代なら言いそうなところ、若い人(そうでない人もいるかも知れないが)からは「大丈夫ですか」と聞かれることがままある。何か違和感を感じるのだが、今日の電気屋との交渉は自分でもおかしかった。全自動洗濯機の調子がおかしく、すすぎの水がなかなか排出されず、エラーになってしまうので、購入した電気屋に修理を頼んだのだが、「お盆で休んでいますので、遅くなるかも知れませんが大丈夫ですか」ときた。別に手ぐすね引いていた訳じゃないが、つい「いや、大丈夫じゃないから電話したんですが」と突っ込んでしまった。実際には二槽式のでバックアップできるので、何ともならない訳ではない。「まあ出来んもんは仕方ないですわな」と付け加えると「恐れ入ります」住所と名前を名乗り電話を切って小用を済ませに出かけたが、帰ってくると女房が「明日修理に来てくれるって」という。いやな客と直感されたか。素人判断で、排水弁の不調か基板の問題だろうと思う。アセンブリ交換で直るはずだ。部品さえあればそう困難な修理ではないと思う。そういえば少し前に揚水ポンプが動かなくなり、交換してもらったところだ。同じ業者が来るのかも知れない。今年の盆休みは微妙で、「どこにも行かれへんし、仕事でもしようか」的なところがあるんではなかろうか。コロナ不景気である。しかし、「大丈夫」と言う言葉、本来こんな場面では使わないと思う。食事を注文して、給仕さんが復唱するけれど、「以上で大丈夫ですか」と言う人と「以上でよろしいでしょうか」と言う人がいたら、私は後者の人にサービスを受けたい。
2020年08月13日
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facebookを開くとあまりよく知らない友達からこんなメッセージが。時々いいね!をもらう程度の親しさで、確か某グループの一員であったはず。で、コーラスのビデオくらいしか上げてないのでうっかりクリックしたら、facebookへのログインを促す表示。ここで怪しいと思うべきだったのが、ついやっちまいました。ログインパスワードを盗む設定だったのですね。幸か不幸か、ここでパスワードを誤って入力しました。画面は変わらない。おかしいなと思ってリクエストの主にメッセージを送ったら「なんのこと?」これが3日ほど前のことでした。今日のニュースでこれが詐欺であることを知り、慌ててパスワード変更。もう一度クリックしてみたら、既に逃げられた後でした。不審なやつには気をつけないといけませんね。URLの確認!FBのIDに紐ついたカード情報はないので大丈夫とは思いますが、請求書に目を光らさなければ!
2020年08月07日
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正直なところ、「ホンマカイナ」で、ロシアでワクチンが完成した、と言う話の同レベルのものだと思っている。うがい薬で陰性に転じたと言うけれど、コロナの免疫が短期になくなる話がある。PCRで陰性と言うのは、まだウイルスを体内に取り込んでいないか、取り込んだけれどもRNAが消滅したと言うことだ。そもそも、PCR検査の精度は7−8割と聞いている。初めの陽性結果が間違っていたと言うこともあり得る訳だ。テレビは全て正しいことを報道している、と言う大きな誤解がある。TVを通して我々が知るのは2次情報である。一次情報を見て判断する、あるいは更に調べると言うのがより真実に近い。「誰々がどう言ってるよ」は全て「あ、そ」でしかない。そもそもウイルスを確認するには電子顕微鏡が必須。コンタミ、変異は承知の上で取り扱わねばならない。そう簡単にウイルスが死んだ、なんては言えないのだ。ウイルス自体、生物でないと言う分類もある。生物でなきゃ死なないんだから。
2020年08月04日
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大阪で自治会役員を選ぶ選挙で障害者が自分をはずすよう求めたが聞き入れられず自分の出来ること、出来ないことを列挙させられ、自治会はそれを公開したと言う。その障害者は自殺したと言うから精神的に追い込まれてのことだろうと思う。知的障害者を子にもつものとして、何と無理解な自治会なんだろうと思う。障害者手帳を確認すればそれでよいではないか。それだけでも個人情報の侵害だと思うが、もう少し優しい行動に出られなかったものか。精神障害、知的障害者を役員にしたって自治会活動に支障が出るのがオチだ。それを承知でやれと言うなら周りのサポートが不可欠だ。私の近所でも、昔小学生に下半身を見せたと言う情報がはいってきたことがある。彼は一番軽い知的障害の手帳を持っていて、一般企業に就労もしている。時の自治会長に相談すると「それは立ち小便ではなかったのか」褒められた行為ではないが、こんな話を仮に会社にしたら、会社としても動かざるを得ない。本人が首にでもされたらそれはえらいことだ。言って行った方にも責任ができるぞ、と言う訳だ。訴えたこども以外、現場を確認したものはいない。結局不問にすることになった。一言に障害者と言うが、そのスキルは千差万別。字が書けるからと言って会話が出来る訳ではない。言われた通りになら書けるが、意味が分かっているかは別問題。そこまで障害のことを理解している人が一人でもいればこんな結末にはならなかっただろう。そういう文章を書かせた事実関係や本人のスキルは全く分からないので今のところは「アホないじめをやったもんやなあ」としか書きようがないが、健常者のおごりと指弾すべきものかも知れない。
2020年08月02日
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中四国・九州の梅雨明けが発表された。近畿もまもなくなはずだが、朝から強烈な太陽で気温はうなぎ登り。そして3時前からものすごい夕立がやって来た。昨日は遠雷だったが、今日は頭の上でバリバリと雷が鳴っている。雨粒も傘を通ってくる勢いで、いっぺんに涼しくなった。明日はおそらく梅雨明けになるだろう。長くて災害の多い梅雨だった。末期になって最上川の氾濫。「五月雨を集めてはやし最上川」どころではなかった。大学生の時に一度だけ訪れた山形県だが、貧乏学生に優しい土地柄だった。バスが無くなったので歩いていると声を掛けて車に乗せてくれたおじさんや至近の駅まで送ってくれた宿の人、一日に2回もそんなことになるとは思わなかった。羽越線をまだD51が走っていた頃だ。そういえば最上川舟歌も冒頭のソロを思い出す。半世紀近く前の、懐かしい思い出。
2020年07月30日
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特養におけるドーナツの供給が業務上過失致死になるという理屈には無関係の者でも疑義をもつ。家庭で餅をのどに詰めて死亡する事故がままあるが、家族でも過失致死を問われ兼ねない。真偽は分からないが、1週間前まで饅頭を食べていたと言うならドーナツも大丈夫だろうと考える方が自然であろう。事故から7年と言うから長い年月だ。被疑者はさまざまの不利益に直面したことだろう。国家賠償法の対象となるのだろうか。検察のコメントが「詳細を調査し適切に対応する」とある。担当検事の交代もあるかも知れないが、適切でない扱いをしてきたのなら何らか補償が必要なのではないか。もう一つは「黒い雨」の問題。原爆により強烈な上昇気流が起きて積乱雲が出来、夕立とともに燃え殻が降ってきたのだろう。当然放射性物質も含まれた雨だったことは容易に想像できる。その雨が強かったか弱かったかで汚染状況の線引きをするのは無理がある。コロナで有名になった飛沫とエアロゾルみたいなもんだ。70年以上前の判断を絶対的に正しいものとするのは無理筋と言うもの。むしろ被害を過小化しようとする悪意さえ感じる。「川の向こうとこちらで被害状況が違う」と訴える住民の方が正しいと思う。直接の放射線で遺伝子が損傷を受け、それによる疾病がでている。それを不平等に扱うのはおかしい。マスクの追加8000万枚と言うのはもはや異次元のおかしさだが。
2020年07月29日
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兵庫県南部に大雨警報が・・・と言うニュースを見てどこのことかと思えば阪神のいわゆる都市部。最近はここに水害がよくでるような気がする。水害というか、雨によるがけ崩れだとか台風被害で浸水では必ずしもない。神戸の町は六甲山系が背後に急に立ち上がっているので急坂が多い。どうかすると下りで全く前が見えないところもある。被害が出るのはこんなところだ。南西部の、阪神淡路大震災に遭わなかったところはまことに平坦。一説には地盤が固く、地震が少ないためにSpring-8を誘致することが出来たというが、災害は確かに少ない。都市部の異様な高温が雨を呼んでいる気もするのだが、東京も同じような傾向のように思わせられる。暑い分、雪になったり雨になったり、中和の方向に動いてる気がする。地球の復讐?
2020年07月26日
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ALSというのはだんだんと全身の筋肉が運動機能を失っていく病気だ。次男の自閉という障害のこともあり、肢体不自由児者と対面する機会もあったが、知的障害とは別の観点で難病だなあと思わせられたものである。一言で言ってしまうと、「明日は必ず今日より悪い」ことが確実なのである。知的障害は「明日は今日より良いかもしれない」と言う根拠はないが希望みたいなものがある。しかしこの病気はそうではない。また周囲の世話の負担も大きい。移動するのはベッドごと。車いすの範疇ではない。それに付属する機械があるから、移動となると中型のバンかなにかということになる。体温の調節も難しいので保温・冷却のためのものも必要らしい。先頃、令和新選組の身体障害の議員が誕生したが、あの人達はまだ軽症な方だろうと思う。仮に自分がそういう病気に罹患したら「死んだ方がマシ」と考えるだろう。知的障害のこどもに脳をわけてやる訳にいかないかと考えるのと同じだと思う。「こどもを殺して自分も死ぬ」と言うことをほんの一瞬でも考えない人はいるまい。障害を持って生きるということはそういうことを考えざるを得ないのが日本の国である。SNSというのはこう言う場合、障害者の家族の絆になることもあれば今回のような影の部分に発展することもある。医師は病気を治すのが仕事だが、同時に「生かさない」術も心得ているはずだ。私のかかりつけの医者は「人間、病気や事故で死ぬか、寿命で死ぬかのどっちかです。医者というのは寿命で死ぬ確率を上げているだけに過ぎない」と公言する。安楽死がみとめられていないので今回の事件も有罪になるのだろうと思うが、問題は自分の生死を自分で決めるのを本人の権利と考える人がどれだけいるのかということだろう。コロナの重症患者でも、「延命治療を望まない」人にしてあげられることは情けないほど無い、と言う医者の言葉があった。本人の意志で他の人のためにベッドを明け渡す、と言った人の言葉に従ったら、それは医療放棄になるのだろうか。今回の事件はいのちの自主的な選別という大きな問題を投げ掛けるもののように思う。
2020年07月24日
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ALSというのはだんだんと全身の筋肉が運動機能を失っていく病気だ。次男の自閉という障害のこともあり、肢体不自由児者と対面する機会もあったが、知的障害とは別の観点で難病だなあと思わせられたものである。一言で言ってしまうと、「明日は必ず今日より悪い」ことが確実なのである。知的障害は「明日は今日より良いかもしれない」と言う根拠はないが希望みたいなものがある。しかしこの病気はそうではない。また周囲の世話の負担も大きい。移動するのはベッドごと。車いすの範疇ではない。それに付属する機械があるから、移動となると中型のバンかなにかということになる。体温の調節も難しいので保温・冷却のためのものも必要らしい。先頃、令和新選組の身体障害の議員が誕生したが、あの人達はまだ軽症な方だろうと思う。仮に自分がそういう病気に罹患したら「死んだ方がマシ」と考えるだろう。知的障害のこどもに脳をわけてやる訳にいかないかと考えるのと同じだと思う。「こどもを殺して自分も死ぬ」と言うことをほんの一瞬でも考えない人はいるまい。障害を持って生きるということはそういうことを考えざるを得ないのが日本の国である。SNSというのはこう言う場合、障害者の家族の絆になることもあれば今回のような影の部分に発展することもある。医師は病気を治すのが仕事だが、同時に「生かさない」術も心得ているはずだ。私のかかりつけの医者は「人間、病気や事故で死ぬか、寿命で死ぬかのどっちかです。医者というのは寿命で死ぬ確率を上げているだけに過ぎない」と公言する。安楽死がみとめられていないので今回の事件も有罪になるのだろうと思うが、問題は自分の生死を自分で決めるのを本人の権利と考える人がどれだけいるのかということだろう。コロナの重症患者でも、「延命治療を望まない」人にしてあげられることは情けないほど無い、と言う医者の言葉があった。本人の意志で他の人のためにベッドを明け渡す、と言った人の言葉に従ったら、それは医療放棄になるのだろうか。今回の事件はいのちの自主的な選別という大きな問題を投げ掛けるもののように思う。
2020年07月23日
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gotoがまだ動き出せないという。キャンセルの補償問題、東京を中心とした都市部での感染者増で対象者を絞り込んだり、迷走状態である。サイトが出来ていないとか、申請のフォームも出来ていないという。まるでド素人の個人商店ではないか。gotoではなくgatagata(ガタガタ)のシステムにすぎない。観光業のダメージは大きいが、こんなことで本当の支援といえるのだろうか。私の地元でもコロナの感染者が初めて出た。連休には孫達がやって来るということだが、大丈夫かいな・・
2020年07月22日
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開幕当初絶不調だった阪神タイガース、甲子園に戻って息を吹き返した。そして観客が入ってからは絶好調(この後が実は怖い、巨人を叩けば本物だが)。やっぱり「ファンの後押し」が大きい。それもそれで問題ではあるが、ともかく勝っている。コロナのため、大声を出してはいけないのだが、「甲子園でそれはあり得ない」と思っていたら、やっぱりやってしまった人がいて、球審から「静かにして下さい」と注意を受けたらしい。失敗したら「アホ!」と言う罵声が飛んでくるのが甲子園である。いわば「育てるための罵声」である。関東の人は「バカ」と言われても怒らないが、「アホ」と言われると怒るというと聞いたことがある。関西ではむしろ逆。「アホタレ」には可愛さを込めているが、「バカモン」はかなり怒っている。じゃあ「バカタレ」は・・・どっちなんだろう。あまり聞かないようにも思う。早いところ甲子園にヤジが戻りますように
2020年07月19日
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兵庫県の知事が言って撤回したそうだが、あまり良い表現ではないにせよ、かなり現代の核心を突いている気がする。コロナに限らず、超過密都市が存在するために食料の運搬が必要になる。エンジンを使い、温暖化ガスを排出して地球の温暖化が進む。冷房が必要になる。なお排出のエネルギーと廃熱が出る。人を吸い上げるから地方が労働力を失う。格差が生じる。一極集中のための交通システムが出来る。食料もエネルギーも自給できないところで消費ばかりが伸びる。環境を壊す。これがあるべき姿だろうか。ものの循環を断ち切っている気がするのだが・・・キャパシティオーバーだと思う。交通システムが止まった時の難民数は地方に住むものにとっては天文学的数字だ。
2020年07月18日
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