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昭和39年からやってないという話で、私が6年生の時が最後だったということになるが、全く記憶がない。もっとも、その頃私は試験が好きだったと思う。新しい問題を解くのが好きだったのだ。どんな答えが出るのだろう・・・と。後はいかに早く片づけるかという興味。それだけだった。国の主導する学力テストの目的は?「子供たちの学力の現状を把握するため」というが、逆に学力テストしか方法はないのか?或いは、学力が下がったというが、それは本当か?その理由として考えられることは?というと、「教え方が悪い」という答えが返ってくる。しかし、それは違う気がする。猫の目のように変わる教育行政が問題なのではないか?一貫した方針がないからではないか?教師も生徒も落ち着いて授業にかかわれないのではないか?今の教育行政は「北風と太陽」の北風そのものではないだろうか。(役所が)あれもこれもと要求し、授業の準備時間がないという話はよく聞く。 小学校というのは生活に必要な基礎知識をつけるところだと思う。同時に、「学ぶことの楽しさ」を知るべきところでもあるだろう。中学校はそれを実践に生かすところだろうか。
2007年04月24日
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久間防衛大臣が長崎市長がうたれたときに言った言葉「共産党の市長になる」普通そんなこと言うもんだろうか?いやしくも自民党の仲間だろうに。でも、正直なところそうなんだろう。不謹慎だが、こんな本音を聞くと、代理立候補を立てるために間に合うよう死期を早める工作なんかしたんじゃないかと勘ぐりたくもなる。うたれたときに心肺停止状態だったと言うからこれは回復難しいのではないかと思っていたが、やはりというか、亡くなった。でもその後ろで、「おい、もうその辺で(治療)やめとけ。代理が立てられなくなる」なんて声がいかにも聞こえてきそう。 なくなったと発表したのも、相当夜更けになってからだったような気がする。代理で立った娘婿という人には同情票が集まるのだろうか。遠い長崎県のことだから事情は分からないが、これを受けて公職選挙法の改定を考えると言うから、何とまあ浅ましい。冷静に考えて、立候補者が死亡した場合に、投票日の3日以後受け付けないというのは、事務手続きから言っても妥当と思う。仮に他党の候補が死んでもこうは騒ぐまい。党利党略まっしぐら。政権にしがみつくために法を改定すると言う誠に本末転倒な政治家どもだ。民の幸福よりも自己の幸福を優先する。
2007年04月20日
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長崎市の市長選のさなか現職市長が射殺された。犯人は逮捕されたが、これは民主主義に基づく行為の対極にあるものだ。テロリズムに弁解もくそもない。小泉以来、この「問答無用」が芽吹いているような気がしてならない。そして判断も浅はかだ。その象徴は「障害者自立支援法」だった。施行後1年もしないうちに見直しだ。重度知的障害者が働ける場所などないのに、経済的に追い込むようなことをすれば働かざるを得ない的な発想で費用を負担させる。全く「自立支援」というよりも「自滅支援」にふさわしい。軽~い法律なのだ。国民投票法案も似たようなもの。昨日に続き、朝日新聞「私の視点」で、裁判官の国民審査の白票が「現状維持」と解釈されて(して)いるのに、 国民投票では「無効票」とするこの矛盾を一体どう説明するのか。そして、住民登録のない人には投票権がないことは「法の下の平等」に反する、と指摘している。全くその通りだ。あっちを向いて黒と言い、こっちを向いて白と言う。いかにも軽い法律だ。いや、法律が軽いのでなく、政治家が軽いのだ。こんな軽いのを選ぶ国民もまた軽いが。いい加減、その軽さに気づかないといけない。今日本国民はゆでガエルにされようとしている。ちなみに、法の下の平等は国際条約で日本も批准している。国連に「日本はこんな筋の通らないことやってるぞ」と訴え出られるのだそうだ。誰かそのルートを造ってくれないかな。喜んで1票を投じる。
2007年04月18日
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教員免許の更新制は一種の詐欺行為、と元防衛大学校教授の大西駿一氏が書いている。私も書いたことがあるが、「一体どれだけの不良教員がいるのだろうか」という疑問も呈されている。そして勤務評定や管理職ばかりを増やしてそれが教育に役立つのか、と述べ、果ては「校長が必ずしも優れた教育者ではない」とさえ言っている。それよりも教員の層を厚くし、きめ細かい教育が出来るよう条件整備をすべきだと締めくくっている。その通りだと思う。教師は、頭脳労働であり、肉体労働だ。つまらぬ国の押し付け教育講習を受けるよりも、高レベルの教養を身につけ、子供たちに語る方がはるかにマシだ。人に教えるには100倍の知識がいると言う。「未来を語る」べき教師が、雑用に負われていて、ろくな仕事が出来る訳がない。ろくな教育が出来ない原因を科学的に把握する能力がないから。やれ基本法が悪いのと誤った判断のデマを飛ばすことになるのだ。いや、そこにこじつけてもの言わぬ国民を育てる魂胆だ。問題のある父兄も少なくない。これも科学的志向の欠落だ。こういう「アホ」を育てるのが国の究極の目的らしい。きちんとした人づくりが戦後日本の復興を支えたのではないのか。しかし、それは復古主義ではなかろう。国生みやら神武天皇の三本足のからすがいかに非科学的かは言うまでもない。原因、結果、経過、対策をきちんと考えられる人を作ることだ。
2007年04月17日
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中国系の企業に運営を任そうと地元が購入したが事実上ほったらかしにされていると言うグリーンピア南紀の記事。元大臣の口利きで、というのがいかに当てにならなく、責任も取らないかというのが目の当たりだ。結局潤ったのは関係した土木業者であり、馬鹿を見たのは年金を払っている国民。知らんぷりを決め込んでいるそのプランを作った連中。南紀に行ったことはないけれど、阿蘇と三木には行ったことがある。三木は近いからだが、まあ広大な敷地だ。阿蘇の食事もうまかったし、女房はその後ドレッシングをわざわざ取り寄せること。いいものだったことは確かなようだが、採算の計画はどうだったのだろう。役人が調査すると、神戸空港もそうだがとてつもない利用者数が見込まれる。この間も「神戸空港を利用すると駐車は無料」などを広告したティシュペーパーを配っていた。キャンペーン期間は利用者も多かったらしいが、さてどうなることか。東京までならやはり新幹線が有利だと思うのだが。でも、年金を使って建設費以上のリターンを求めるのに何年間を想定したのだろう。「基金があるから使え」という発想はないだろうし。建設当時の役人は何を考えていたのか。しかも閉鎖を決めるや信じられないような安値でたたき売る。責任は取らず、天下りを重ねる。その天下りの制御にも抵抗している。民間なら、オーナーが変わったら取締役も総入れ替えだってある。昨日までの部下が上に行ったりすることだってあり得る。役人がそんな目に遭うことは聞いたこともない。知事が失職する時には公務員が連動して失職というのもあり、ではないのだろうか。摩訶不思議な世界だ。しかしそんな世界を作ってしまったのもまた国民。
2007年04月15日
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国民投票のルールが衆議院本会議を通る。ルールは必要だが、今なぜ?(圧倒的多数の議席があるからだが)いくら低い投票率でも成立するというのはおかしい。だいたい憲法のここがこういかんからこのような障害が出ている、というところから出発しなければいけないのに、「まず改訂あり」「戦後レジームの脱却」がテーマにはならないだろう。無茶苦茶な論理だ。「悪法も法なり」とは言うが、「へりくつも理屈」か?平和よりカネを重んじる少数派の支配はもう結構だ。憲法の改定は両院の2/3の賛成で発議できる、だったと思うが、これを頼りにしなければいけないのか。なし崩しにしてきた憲法にとどめを刺すのが安倍内閣か。
2007年04月13日
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滋賀県知事が凍結したいと言う新幹線の駅。もう山陽新幹線が出来て35年になるはずだから当時とは比較が難しいが、似たようなのが相生駅だ。1時間に上下2本ずつ。姫路まで各駅停車で20分。ここなら4-6本。のぞみも1時間に1本ある。石川島播磨重工がその頃はいい勢いだったのでそれなりの役目ははたしたのだろう。もともと、待避線を作るのが目的だったそうだが、時の郵政大臣だったかな?河本敏夫氏が、地元の選出だった。それが理由かどうかは定かでないが、なぜか駅になってしまった。 姫路ー相生間は新幹線の中で一番短いだろうと思っていたが、もっと短いところがある。新下関ー小倉だ。 これはまあ無理ないか、とは思うが。日豊線の発駅だから仕方ないだろう。相生は赤穂線が別れている。昔、赤穂線回りの急行は急行料金が安かった。赤穂線なら100km未満、山陽本線経由だと100kmより長いのだ。だから、当時100円と200円の差があったのだ。しかし赤穂線は単線、山陽本線は複線だから、時間的には山陽本線の方がはるかに早い。 さて、その相生駅、今は人口も3万あまりとなり、新幹線のホームはハネムーンでもない限り閑散としている。あればそれなりに便利だが、なくなってもあまり変わらないんじゃないかと思う。新幹線が止まるから駅周辺がにぎわうかと言うとそうでもないだろう。実際、相生駅の駅前再開発は何度も見直され、更地だけがいつまでも取り残されている。どんどんプランは縮小化している。栗東がどんなところか知らないが、京都と米原の間だろう。新快速が突っ走っているはずだ。こだまが停まったって、1時間に2本ほどだろう。京都まで行けばほぼ総ての列車が止まるではないか。相生よりも客観的状況は悪い。そりゃあ、私だってもったいないと思う。
2007年04月10日
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東京とのことは分からないけど、都政をあれだけ私物化して、まだあの人がベストなの?それとも革新統一が組めない方が問題なの?わからんわ~
2007年04月08日
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いずれも朝日新聞朝刊1面の記事だ。高教育に費やす費用の8割が人件費なので教師の給与を上げる「人材確保法」をやめ、「教育バウチャー」を行い、査定によって給与にプラスマイナス20%の差をつけると言う。これで教師の質が本当に上がるのか、またこの査定の基準は妥当なのか、道徳を教育に入れるのを目標にしていると言うが、それとの整合性(例えば「みんな仲良く」を教えている人が実は人を蹴落とす競争のまっただ中にいる矛盾)がとれるのか。疑問はつきない。道徳の狙いが何か、不明だが、私の小学校時代の記憶は今思えば「儒教の具体化」みたいなものと思っている。これが、ある日突然「グローバル経済戦争」に向き合わねばならないのだ。父兄として関わって、確かに「どうかな?」と首を傾げる教師もいるが、それが大多数ではない。また、人件費が偏っていないのかも検証する必要がある。 総額と個別を混同するような分析は正確でない。例えば校長経験者は、退職後も教育委員会の外郭団体である文化ホールなどでの嘱託が保証されている。この嘱託の意向とユーザーの意識には乖離もある。公共施設の運営に、校長経験者以外の、例えば民間出身はほとんど起用されない。これも教育委員会の人件費ではないか。その校長の登竜門とも言える教頭のなり手がなくて困っている兵庫県教育委員会。この矛盾は何だろう? ここで医師不足の話に注目すると、医師不足は過疎の地域で深刻、且つ医師の人件費は年額5000万円に達するところがあるが、それでも1年でやめてしまうと言う。理由は?年に数日しか休めないのだそうだ。それで仕事しろという方が無理だろう。交代者がいないのだから。昔から、「男の医大、女の音大」と、費用のかかることでは定評がある。確かに医学書は販売数も少ないし、どうしても高価になる。その教育費を回収しようとすると 医師の給与は高くなる。しかも偏在が起きる。これは最近のプロ野球のスカウトを見ても分かることだ。「医師は余っている 」という政府見解をまず検証することが必要だろう。医師を増やす方が総コストは下がる可能性もある。また、医学部に入ってしまったり、教育学部に入ったら自動的に職業選択の幅が狭くなると言う教育システムにも問題があるかもしれない。教育界、医師界のこういった矛盾は、全体的な教育費の不足から来ているのではないかと思う。 育てる環境がお粗末だからいい教師が育たない、環境が高くつきすぎるから医者の人件費が上がることになる、ということではないのか。高い高いと言うならば軍事費を削れ、これが日本の経済的ねじれの根本だ。交戦権を認めないのに武器があるという矛盾。細かい計算は出来ないが、格差社会の解消の方が、トータルコスト抑制には有効な気がする。 恒産なければよって恒心なし。
2007年04月08日
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[NHKの大リーグの放送が多すぎる」「世界の動きを伝えてほしい」まあ、個人の意見として聞けばかわいい面もあるが、閣僚としてはあまりに軽かろう。世界の動きに対して、日本政府の動きはどちらかと言えば反動的だ。今、イラクで自衛隊が何をしているのか、特措法の延長は本当に理にかなっているのか、国民としてはその動きを知りたいが、これほど日本で隠密行動になっているものはないのではないか?北朝鮮の拉致問題で、アメリカのマスコミからダブルトークが指摘される前に私は指摘した。 むしろ大リーグの、松坂のお陰でそんな重要課題から国民の目をそらしてくれているのだ。松岡氏の光熱費問題や「生む機械」発言にほおかむりして世界の動きに日本が逆行しているのは明白だ。この上、集団的自衛権を行使できるように憲法解釈を変えると言う。そうせねばならない理由、あえて不戦を誓った憲法を変えねばならない理由、戦後レジームとやらの矛盾点を全く述べずに改憲法案を強行するやり方こそ、世界からは不可解に思われるはずだ。尾見大臣こそ世界の流れをつかむのにテレビよりも主体性の持てる勉強をするべきだ。今の閣僚、アホタレばかりか?
2007年04月07日
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今朝の朝日の企画だ。これは私も言いたいと思っていた。富士山が日本の象徴だという人は多かろうが、コニーデの火山の一つと見れば珍しい訳でもなんでもない。世界にまれなコニーデという訳でもなく、○○富士というのが(これがまたどこにでもあって、讃岐富士など似ても似つかないのだが)どこにでもある。それに火山だから、今後どんなに形が変化するか想像もつかない。噴火したら、形が変わって、高さも北岳に負けるかもしれないのだから。筆者は世界遺産にするなら世界一のカルデラを持つ阿蘇こそふさわしい、と書いていたが、私もそう思う。順が逆だが、大阪大学の菊池教授が「科学のようで科学でない」ニセ科学を許すな、と書いている。これも賛成だ。マイナスイオンがよくてプラスは悪い、と言うような二分法に基づくものはだいたい怪しいんだそうだ。そう、電荷を持つものがあれば必ず奪われるものがある。表裏一体のことを並べ立て、やれドライヤーだエアコンだと声高に行っているが、実際科学的ではない。これが聞き慣れない金属になったらなおさらだ。前にも書いたが、バナジウムとかゲルマニウムとか、鉄や銅ほどおなじみでない横文字金属の効用は枚挙にいとまがないが、私が見ても疑わしいと思う。体温程度で電子が放出される訳がないのに、「科学的」な言葉を並べられると信じてしまう、誠にオカルト的商売が実際にある。テレホンショッピングでよく出てくる音波歯ブラシとか、アスタキサンチンで痩せるとか、このたぐいの商品のCMをラジオでよくやっている。それを聞いていると、パーソナリティーと(テキ屋)の掛け合いがあるが、これが一字一句一緒だ。合いの手まで台詞化していて、臨場感溢れるものになっている。けれどもアスタキサンチンがそんなにいいのならエビを皮ごと食べればいいだろうし、音波という限り聞こえるのだからかなりうるさいものに違いない。「聞こえないほど高音」だったら、これは超音波だし。真偽を見抜く目を持つために、この記事はいいと思った。
2007年04月02日
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芸術教育社の音楽2という教科書に「津軽海峡冬景色」(石川さゆり)や「祭り」(北島三郎)も載るらしい。ますます安倍政権は内向き志向ナショナリズムを強めるつもりかしら。演歌に対しての論評、故淡谷のり子さんの言葉が私は一番好きだ。「演歌って、暗い穴の中に入って行くようで、私は嫌い」演歌って、島国の中でのまた小さな一つのジャンルだ。これには、必ずお金がついて回る。カラオケもそうだし、最近は森進一と川内康範氏のけんか騒ぎもあった。こんな商売っ気だらけのものが日本の文化として教科書に載るのはどんなもんだろうか。プロダクションはただでタレントを宣伝しているようなものだ。一方で日本の歌曲「荒城の月」が消えたことは記憶に新しい。また、沖縄でも非戦闘員に軍部が自決を強要したという記述に注文がついたらしい。お得意の「されたことが確認できない」論法。じゃあ「なかったことを証明できるか?」(これは実は難しいのだが)あったことの証人が何人かいる。「そんな強要はしなかった」と名誉毀損を訴えている人もあるらしいが、軍の目的の一つが大衆の弾圧であることは「蟹工船」でも示されている。 原告人はしなかったかもしれないが、軍部としてどうだったのか、となると話は別だ。「強要した事実がある」ことの否定は出来ない。ここでも政府はダブルスタンダードか?
2007年03月31日
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加西市の市長による職員採用の順位入れ替えで不信任決議を受け、市長の座になお居座ろうとするこの神経。全く恥ずかしい。市の職員の採用にあたり、「市長が最終決定者だ」と、成績の順位を入れ替えたと言う。 ほとんど受託収賄につながっているだろう。闇から闇に葬るのは為政者の共通点か。原発の事故報告に「包み隠さず言え」というなら、旧厚生省の靖国神社合祀のいきさつも隠すな、と言いたい。国会図書館の発表で、政教分離と言う憲法の方針が蔑ろにされ、しかも厚顔無恥の首相は「問題ない」と言っている。この馬鹿さ加減と言うか、首相指名を受諾するなら憲法を遵守する宣誓を行うべきだろう。改革すべきは憲法でなく、自民党をトップとする為政者の隠蔽工作防止だろう。閣議も公開すればよい。憲法で戦争放棄をうたっているが、為政者の意識は戦争がしたいのだ。戦争になれば、武器はいくらでも高く売れ、しかも量的にもいくらでも売れる。 打った弾は帰ってこないからだ。こんな経済構造を認めずに日本は発展してきた。自然破壊という新しい問題は出てきたが、ともかくも人を殺さずに来たことはいいことだ。この構造を世界に示せばいいのに、逆に戦争を支持する方向に動いている。安倍さん、あんた間違ってるよ。しなくちゃならないことをせず(国民の生存権確保)施ない方がいいことをしようとしている。私的な諮問機関、というのもやめなさい。自分に都合のいい人選をして、自分の求める答えを出させる「やらせ」なんだから。次は捏造になるよ、関テーレみたいに。アメリカのマスコミからも「ダブル・スタンダード」と非難されている。私に言わせりゃ、「ダブルタンギング」の方がふさわしいと思うけど。
2007年03月30日
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こちらも今日は雨模様だったが、被災地のニュースはだんだんひどくなっているようだ。要は過疎地なので情報の伝達がすごく偏っているのだろう。もう水道が通じたところもあるらしい。今回は能登だったが、隣の福井だって地震の実績はある。原発、本当に安全なのだろうか。地震を感知したら自動的に停まると言うが、停まっただけでいいかとなるとそうはいくまい。遠いところに住んでいる電気の消費者にとっては「ただの停電」だ。「まだこないじゃないの」と文句を言うくらいがオチだろう。こんな直下型の地震が原発の下で起こったとき、大丈夫だなんてことは誰にも言えないだろう。誰も経験がないことなのだから。「かくしだて」ばかりしている電力会社のこと、「大丈夫です」なんて言ったって、信用ならない。「関東大震災並みの地震」ともよく表現されるが、これを知っているのはもはや少数派だろう。阪神もそうだったが、地震の直接の死者よりも、火災による死者の方がはるかに多いのだ。それにしても日本の「文明」は、本当に脆弱な上にたっているのだなあと、崖崩れや道路の崩落ぶりを見て 思った。古い民家が被害を受けなかったそうだが、家だってぽんぽんたてりゃいいものでないことはよく分かったのじゃないだろうか。
2007年03月27日
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今度の能登の地震はすごくたちが悪そうだ。余震が強いのが特徴。神戸の時もあったが、これほど強いものではなかった。目の前で家がぺしゃんこになる画面など、本当にすごいなと思う。崖崩れもだ。門前町って、学生のときに確かバスを乗り換えたところだ。崖に這いつくばるような道。「能登はやさしや」なんてあったけれど、やはり地震は別。考えてみたら、七尾に知り合いがいるんだった。後でメールしておこう。長いこと会ってないから、忘れているかもしれない。昨日のことだが、環境破壊を訴え、電気を節約しよう、という番組があったが、このたぐいの番組を見るたび、「じゃあ放送局を止めたら?」と思ってしまう。放送にも受信にも電気を使っていて、その抑制キャンペーンなんて本気なんだろうか?と思ってしまうのだ。「ただいまより1時間放送をやめます。みなさんもテレビを消しましょう」ならば本気なんだと思うだろうが。今、被災したところは多分電気を送っていないのだろう。不安な2日目を過ごされていることだろう。電気がつくと、本当に安心できる。環境を破壊しているのは、必要以上にものを作っているからではないか?
2007年03月26日
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安倍総理の訓辞 やはり北朝鮮の拉致問題、アメリカとの同盟強化、有事の対応、そればかりが強調される。拉致はもちろん許されることではなく、取り返して当たり前のことだが、北朝鮮との関係をよくしたいのか、悪くしたいのか、全くこの人の考えは分からないし、「こうあるべき」という論も聞いたことがない。「北朝鮮は拉致をするような悪い国だし、ミサイルも飛ばしてくる。だから、さらわれた人を取り返したらその後は国交を持たない」のか、「仲良くしてミサイルを飛ばさせない関係にしたいが、拉致問題で取りつく島もないので当面その問題の解決にあたる。だから今は妥協が出来ないだけ」なのかはっきりしない。だから「安倍はナショナリスト」という声が出たり、慰安婦の問題ににべもないような声明を出して「いったい史実をどうとらえているのか」と疑われるのだ。国際的に理解されているとは思えない。もちろん、金融問題の凍結を解除したからと言って素直に核廃棄に応じるとも思えないが、これは今までの史実から類推することだ。日本も同じかもしれない。何でも「解決済み」としてしまうという史実。国内においても、弱者切り捨ては一貫しているから、金持ち優遇の体質は分かる。競争社会の論理に従っている訳だが、産科/小児科の医師が圧倒的に不足したり、 「子供を生みたくても産めない」ような構造にしてみたり、障害者が自滅する方向へ持って行く法律を通してみたり、ビジョンが見えない。美しい国は川端康成氏のノーベル賞の時の受賞講演のテーマでもあった。住みやすい、住みたいと思う国こそ「美しい国」にふさわしいと思うが。富士山は美しいかもしれない。しかし、ある日突然噴火して磐梯山みたいになるかもしれない。国土を改造して何が残ったか。そしてそれがここ100年ばかりの急激な変化で異常気象を招くことの原因となっているのは明白。さらにそれを押し進める資金を持つものを優遇したら、環境汚染は益々進む。それがあるべき姿かというところから首相は論じる義務があると思う。東京都もしかり。一番エネルギーを食っておきながら、原発の廃棄物は地方に任せる、押し付けるのは義理に欠けるというものだろう。
2007年03月18日
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高知空港での胴体着陸はまるで航空ショーだ。実況中継が出来るほど準備が周到にできたということだろう。このところ、飛行機トラブルと言えばボンバルディアだが。高知空港の隣が我が母校の敷地。30分歩けば昔の下宿だ。学生時代、朝のジョギングコースでもあった。周りは総てと言っていいほど田圃。二期作の本場である。胴体着陸としては、条件は非常に良かったと思う。後輪で軟着陸した後機首をおろせばいいのは素人目にも分かる。しかし、胴体着陸なんてシミュレータならともかく実機で訓練などまず出来ない。その決断をしたクルーは讃えられるべきだろう。学生時代にはYS11がのんびりと飛んでいた。YSというのはよく出来た飛行機で、エンジン部に車輪がついているものだから高さも低く、タラップを自分で持っていた。だから地方路線には最適だったのだ。東南アジアではいまだに現役がいると言う。日本でも海上保安庁にあったのではないか?短い距離で離着陸したので当時の滑走路は確か1200mしかなかったと記憶している。卒業間際、これを1500mに延長し、ジェット化する計画だった。テスト飛行で737が来た時は、すごい音で、下宿のおばちゃんも驚いていたが、飛び上がったと思ったら、みるみる小さくなる。YSはずいぶんゆっくりに見えた。鳥と蝶くらい差があったと思う。独特のエンジン音は今でも覚えている。 ギーンというような音だった。ボンバルディアもプロペラだったのでぎりぎりまで速度を落として着陸したのだろう。また、1500mにしておいたから出来たのだろう。もしジェットだったら対地速度が落とせない。 色々と幸運が重なったと思われる。
2007年03月13日
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前から少し怪しいとは思っていたのが「ジアシルグリセロール」、体脂肪になりにくい脂質、というやつだ。そんな選択的についたり離れたりするものだろうかと思ってはいたが、やはりいいとこどりの試験結果らしい。マウスを使った試験での明確な有意差は出なかったらしい。いいとこどりの論文で、「トクホ」をとり、ずいぶん高値で販売している。これもほとんど捏造に値するんじゃないかと思うが、うちの奥様も使っている。試験では、1日に10gずつ摂取して、何ヶ月かのことを書いてあったのだが、これって消化不良による 下痢の結果の可能性だってあるんじゃないかと思うほどだ。筆者の先生がメーカーに問い合わせたら、「つじつまの合わない部分はある」と答えたそうだが、「厚生省」の認可が出ていたら相当の人は効果を信じて買うだろう。WHOでも問題は指摘されていると言う。食べることでは何度も書いているが、やはり食べ過ぎず、 バランスよく、に収束すると思う。それが健康の秘訣だろう。
2007年03月11日
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松岡農水相の事務所費に続く水道光熱費は何から何まで失笑ものだ。800万円もかけて浄水器や冷暖房器具を買ったと言い、それがなかったという報告。「細かいものは(領収証が)煩雑だ」など、国民から集めた税金を「使わせていただいている」という視点の全くない態度。こんなやつが政治をやっているから赤字が膨らむのだ。だいたい、浄水器みたいなものがいる水質を許しているのがおかしいし、異臭は元から絶たないと意味がない。 トリハロメタンだって強い殺菌をするから生まれるのである。もとに水をいかによくするかを考える方が真っ当だが、浄水器メーカーを助けるためにやっているのだろう。田舎じゃ、あんなものはいらない。私は国税を使った経験はないが、県税から助成金を頂いたことは2度ある。担当から、二言めには「税金を使うんですから、厳密な報告が必要です」と、銀行取引の結果を持ち帰ったり、原則現金取引は認めないというものだった。総て銀行を通すから、虚偽記載など出来る訳がない。見積もり、納品、請求、領収が総てチェックされるのだ。これで頂いたのが200万円ほどである。合唱祭にも60万円ほどの助成金をもらったが、これも領収証の宛名が違うだけでも助成の対象から外される。200円の領収書がたくさんある。役員は手弁当、もちろん交流会の飲食費など出ないし、それで当然だとも思っている。それに対して、議員どものいい加減なこと。ある意味での背任的要素さえはらんでいるではないか。 国民、県民には厳しく、議員には甘い体質はまさに「お上」の発想だろう。政務調査費にラーメン屋の領収証があったり、それがまたべらぼうに高額だ。こんな実績を作った議員には支給を停止し、公表すればよい。「税金を食い物にした」のだから、処罰は当然で、次の選挙ポスターにはそれを明示することを義務づければよい。条例、法律で決められることだが、御身ご大切。しないだろうなあ。それをやって初めて民主国家と言えるだろう。かつて田中角栄氏がロッキード事件で逮捕されたあと、新潟県民が「今度はお礼をする番だ」と、トップ当選を果たしたが、これが日本の構図。身内に甘い。復党問題で騒いでいる安倍内閣、陰と闇の部分はきっちり踏襲している。期待は持てないばかりか、逆行しているきらいさえある。
2007年03月10日
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拉致問題が俎上に乗らなかったが、安倍首相の慰安婦問題に対する対応と北朝鮮の拉致問題に対する対応は、どっちもどっちに見えるのではないだろうか。「そんな事実はなかった」「解決済みである」の応酬に過ぎない。これでは世界から孤立して行くだろう。慰安婦の問題は、日本軍がそのようなことをしなかったとはとても思えないのだ。私は生まれていなかったが、朝鮮人の人権を蹂躙していた当時、官憲による女性の強制収容は容易に考えられるし、被害者が名乗り出ていて、過去に謝罪した経緯もあるのを今更否定するのは歴史を逆行させるようなものだ。外国からの批判の方が正しい。一方、このやり方は歴代自民党のやり口を踏襲しているとも言える。原爆症の認定、公害病の認定を引き延ばし、本人の死を待つ。今の無保険者の扱いもそう。基本的に救済する気はないのだ。「ほっとく」わけだ。たたくのがニューヨークタイムスとはいえ、同盟国などとのんびりしたことも言っていられないだろう。アメリカが日本を搾取の対象にはしても、庇護する気などないことを国民は知るべきで、「だめなものはだめ」と言われているだけのことなのだ。アメリカに追随していればいい、と言う姿勢は、この際改めて、グローバルに通用する論理を首相は持つべきだ。今のままでは金正日と同じ、ただのナショナリストだ。70年遅れてる。
2007年03月09日
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一気に見てしまった。所要時間2時間。途中で「今日はここまでにしようか」と言ったら、女房殿も見ていて、「今日見んかったら、明日にはグアムから帰ってくるから見られへんで」それもそうだと思い直し、やっと見通した。メルヘンの世界だなあ。今までより若干汚い場面もあるが、結構楽しめた。この主題曲「いつも何度でも」を もう6年も前にやったんだから、中古で売っているわけだ。それにしても宮崎ものは空を飛ぶシーンが多い。が、今回は水の中も多かった。白龍が出てくるのだから水も必要だろう。ちょっと「魔法」ものも鼻について来た感はあるが。テーマソングを歌う木村弓さんもこのとき初めて知った。 「ハウルの動く城」では木村さんの作曲、倍賞千恵子さんの歌になっている。この路線をコーラスで突っ走っているが、去年のゲド戦記はあまり楽譜に乗らなかったようだ。見てもいない。他に、「耳をすませば」「猫の恩返し」など売っていた。ジブリもの5種くらいはあったように思う。
2007年03月06日
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ウイルスや黄砂、ほぼ完全除去 日韓企業が天然成分のフィルター開発(共同通信) 【ソウル4日共同】三菱製紙と韓国の生活環境製品メーカー「ウンジンコウェイ」が4日、高病原性 鳥インフルエンザや人のインフルエンザのウイルス、黄砂をほぼ完全に除去できる天然成分使用のフィルターを共同開発したと発表した。フィルターはイチョウ やヌルデからの抽出物を塗ったもので、天然成分のため人体には無害。両社は03年から両国の大学など研究機関と協力し開発を続けてきた。いかにももっともらしいが 下線部は正確には間違い。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%83%AB%E3%83%87 ウルシほどではないが、まれにかぶれる人もいるので注意が必要である。きちんと読んでおきましょう。天然物だから無害とは限らないのです。ふぐ毒・トリカブトの毒だって天然物ですから。化学品は有害、天然品は無害とするのは風評か思い込みに過ぎません。 テレビに乗ると嘘も本当になることがあります。無責任なマスコミはねえ・・・特にマスコミの無神経さを感じるのは子供をなくした親に心境を聞くこと。自分が聞かれる立場になったことを考えたら・・私なら「あんたら、関係ないやろ。ほっといてくれ!」と言うかも。
2007年03月04日
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経済同友会の終身幹事として活躍される氏の記事が朝日新聞の経済一話にあった。「財界はおねだりをするものではない」「再チャレンジは癒しにはならぬ」「戦争をしないと明言した日本と、戦争ばかりしているアメリカの価値観が同じになるはずがない」などと苦言を呈しており、私も賛成だ。一度ぐらいは品川氏の著書を読んでみたい。氏は、三高時代に一兵卒として学徒出陣をされたそうで、戦争の体験をされ、膝に銃弾がはいったままだそうだ。安倍一族でそんな思いをした人はいるのか?改憲の理由として満足なものを私はまだ聞いていない。また、憲法を直せばこうなる、という原因論も展望も語られた覚えはない。 富の集中が起きているのは世界的にもそうだし、日本もそうだ。ODAの支出も、建前はそれでやっているのだろうが、国内の借金をどうするかを論じぬまま、結局 しわ寄せは弱者にやってくるパターンだ。一方で政治にはカネがかかる。と言う。政治とは税金の分配を決めることだ。それに手数料がいるのはおかしい。日本の中で富の恩恵にあずかれぬ人はたくさんいる。富むものは、大排気量の自動車を乗り回し、酸素を減らして二酸化炭素を作り、竜巻を呼ぶ。被害は汚染者以外も巻き込む。酸素をこしらえている農林業は今や息も絶え絶え、「酸素生産手数料」を経産省からとるべきだろう。 輸入には輸送がいり、エネルギーがいる。食料の外国依存を改めることこそ独立の第一歩だろう。アメリカにヘイコラするのをやめれば、軍事費だけでも浮くはず。
2007年03月03日
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別に新しいパソコンが欲しい訳ではない。今日のニュースで、学校の先生たちがwindows98のサポートがなくなったのでそれにLinuxを入れて使おうと勉強会をした、という話題を聞いた。学校でパソコンを使っている目的は何なの?と考えた。アプリなしでパソコンは意味があるか?エクスプローラが古くてウィルスに感染しやすいのなら、変なところにつなぐな、でいいと思うし。OSが変わって、少数派のLinuxを使わせたって何になるんだろう、と思う。今、会社で分析装置につながっているのは2000,98,XPとあってそれぞれ動いているからOSの入れ替えなんか考えていない。逆に、アプリが動けばOSなんてなんだっていいのだ。軽い方が立ち上がりもたち下げも早くていい。もっと言えばサポートをしないぞ、と言うマイクロソフトの脅しに乗っているだけだ。何台かwindowsに関係したが、サポートなんぞかつて受けたことがない。また、巷でも「サポートなんかつながらない」がもっぱらの噂だ。我がマックには3つの閲覧ソフトが乗っている。safari,Exproler、そして今使っているfirefox。さっさとサポートしなくなったのがExprolerなので、何の未練もない。サポートなんかなくったって使って行けるよ!ワープロと表計算とメールがあればいい人がほとんどでしょ。新しければいいと考えるのは、マイクロソフトだけでしょ。ま、OSが対応しないアプリを使うのは無理でしょうが、結構動くもんだよ。
2007年03月02日
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タミフルを飲んで行動がおかしくなったという話。この間はコレステロールが劇的に下がって若干疑問視したのだが、改めて考えてみると高脂血症治療薬として、伝統ある「メバロチン」を服用しているときには何ともなかったのだが、あまり効果がないので「リピトール」にしてもらったとたん、朝起き抜けに下腹部がものすごくいたむようになったのだ。医師に相談したが、「そんなのは聞いたことがない」(でも現実に起きてるんだよ!)リピトールというのは脂質の合成を阻害する作用があるということだったので、それのせいかしら、と思っていた。いたむのは起き抜けだけで、あとは直ってしまう。しかし、排尿に力がはいらないので困った。その後失職し、自動的に医者とも切れてしまったが、その後復活だ。ところが、今回、痛いには痛いが、前ほどではなく、痛みもだんだん少なくなってきて、考えてみたらこの頃は何ともない。下腹にたまった脂肪を分解する痛みだったのかと考えている。前にいたんだのは脂肪がなくなるだけ補給していたのかもしれない。そう言うことで勝手に納得している。副作用に対する医師の認識も様々なようだ。リピトールは、前の医師は「胃を荒らすから胃薬を一緒に」と言っていたのに、今は「胃を荒らすなんて聞いたことがない」という。それこそ製薬会社に聞く方が早いのかも。
2007年02月27日
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昼のニュースの聞きかじりだ。ヨーロッパのどこかで列車の検札をしようとしたら、見せるのを拒否し、個室にたてこもったので催涙ガスを使ったりして逮捕したら、外交官だと分かったと言う。北朝鮮は抗議すると言うが、これはどう見たっておかしい。乗務員の方が正しい。外交官特権を主張するならはじめからそう言えばいいのだ。隠し立てしたら誰だって「怪しいやつ」に過ぎない。それを抗議すると言う国も国。アホかいな、というところだ。まあ、国民総てに外交官の身分証明書を持たせかねない国だ。指導者の馬鹿さ加減が出るのだろう。 自分さえよければあとはどうでもいい。を実践している。儒教の国にあるまじき存在だ。ただ、テポドン事件以来、完全に日本の「仮想敵国」にされている。やらせではないかと思うほど。情報収集のための人工衛星が先日打ち上げられた。極軌道を回り、毎日全世界の様子が見られると言う。防衛庁もこれを口実に省になったし、ミサイルを撃ち落とすミサイルを配備する計画も進んでいる。あまりの充実ぶりに、裏で北朝鮮にカネが流れているのでは?と勘ぐりたくなるほど。仮想敵国がなければこんなに充実した装備を持つ口実が出来ない。このミサイル計画は、実効はどうかと思う。確か引力を振り切るのに秒速4kmが必要と覚えた気がする。マッハ10以上。こんなスピードで飛んでくるミサイルを検知し、軌道を計算して撃ち落とすミサイルを発射するなんて、時間的に出来っこないと思うのだが。着弾する前に発射できるかさえ疑問だ。ましてや本当にあたるか、と言えば私はあたらない方にかける。 仮にあたってもそれが都市の真上だったらどうする?はっきり言って無駄な投資だと思う。話し合いで解決を、という方がまだ現実的だ。話の通じにくい相手ではあるが。
2007年02月27日
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運転士の休みがほとんどない状況で事故が起きたと言う。このくらいしないと黒字のでない状況だったのではないかと思う。もちろん、バス会社や運転士の責任を否定するものではないが。バス会社はお客からお金をもらって商売をする。ところが、「もうちょっとまけえや」と言われて突っぱねられるほど殿様商売が出来る訳はない。 金を払う方は強いもんだ。製品メーカーは部品メーカーにいい、部品メーカーは素材メーカーに・・・と言う具合に下に下にと流れて行く。身を削らされているのだ。そうして一部の大企業が空前の利益、となる。ここで資産の再分配を行わねばならない。が、税金徴収の腰は引けている。「格差は昔からあった」では格差はこれほどにあるべきか?についての議論がなされただろうか。今ほど、マルクスの「資本による搾取」が感じられる世の中はかつてなかったと思う。 良識というものを失ってきているのでは?良識こそ日本の美しさであったのではないだろうか。身を削って働かねばならないものと口先で雇用を左右できるものと。対立したまま生きて行かねばならないのは哀しいことではないか。労働界の無法ぶりは、バス会社だけに限らない。多かれ少なかれサービス残業はあるし、労働基準法の無視も実際にある。そうしなければならない原因は「人よりも儲けよう」という欲だ。欲はモチベーションにもつながるが、ここでは単なるカネの話。生きて行けるだけあればよかろう。
2007年02月22日
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gooニュースで知ったこんな話。漂白剤メーカーの米Cloroxは、米国内オフィスの細菌感染度などを調査した最新調査レポート「Germs in the Workplace」を発表した。職場を清潔に保つための努力を怠ることがないように、注意が喚起されている。同 レポートは、米アリゾナ大学(University of Arizona)のCharles Gerba博士が率いる研究チームによって昨秋に実施された、ワシントンDC、ロサンゼルス、サンフランシスコ、オレゴン、ニューヨーク市内の100を超 えるオフィスのデスク環境を対象とする分析調査に基づくとされる。調査結果によれば、一般的なオフィスのデスク上で、最も多くの細菌が表面に付着していた のは電話機だった。続いて、キーボード、マウスの順に、多大の細菌の付着数が確認されたという。今回の調査では、オフィス環境の平均的な 細菌付着数の男女比に着目。電話機の汚れ具合に男女間で大差は見られなかったものの、キーボードやマウスへの細菌付着数は女性が男性の3~4倍に達し、引 出しの中に潜む細菌の数は女性が男性の7倍に至ったようだ。一方、男性の財布に付着する細菌数は女性の財布の4倍に達したという。Gerba 博士は「化粧品ポーチからフォトフレームに至るまで、オフィスで女性が使う物品の数は男性よりも多くなる傾向があり、これが女性の(デスクに付着する)細 菌増加につながっている。デスクで多くの時間を過ごすほど、細菌の繁殖環境も整えられることとなり、特にデスクで飲食をするならば、デスクが細菌の格好の 生育拠点となりかねない」とコメントしている。(湯木進悟)http://news.goo.ne.jp/article/mycom/business/it/20070220-08-mycom.html 漂白剤メーカーの話というのが何とも面白いが 、実験方法が書いていないので汚さ加減は何とも言えない。女の手は汚い、と短絡的に考えるのは科学的でない。滅菌した何かでこすりとり、滅菌水で洗って希釈してはかるのだろうが、この方法自体の精度は良くない。また汚染のレベルも10倍、100倍となれば明らかに有意差はあるが、3-4倍とかそこらでは有意差はない。7倍は微妙なところだが、殺菌に漂白剤を使うのはごく普通のことだ。だから漂白剤メーカーが出している話は「売らんかな」と聞こえるのだ。データ捏造ではないだろうが、「汚い」と直接利害関係にあるものが騒ぐのはやや滑稽だ。それよりか、「手洗い励行」の方が説得力があるし、社会的にも有益だろう。この世の中、そうきれいなもんじゃない、という認識の方が正しい。人間だって十分汚いし。皮膚の表面を細菌用培地にくっつけたら、そりゃあ汚いものだ。正直、ぞっとする。けれど、ちゃんと生きているのも事実だ。
2007年02月20日
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障害者の問題を取り上げて漫画にしているのはこの人位なものだと思う。「ビッグコミック」長いこと読んでいるが、(元々漫画好き)増刊号で「どんぐりの家」が題材。今回はあの悪名高い「自立支援法」施行して1年もたたずに修正、なんて一体なんて法律だろう。受益者負担は税金でこそ反映すべきだ。利益は受益だろう。法人税を下げ、なけなしの生活をしているところからごっそりと持っていく。その政府の姿がきっちりと描かれている。給料が月4500円で、施設の利用料が12000円などということが現実に起こり、家族の収入も合算されて評価と言う滅茶苦茶な理屈の法律なのだ。障害者は家でじっとしていろということなのだ。それが自立支援か?美しい日本のすることではない。安倍や小泉がいなくったって、日本は日本。美しいかどうかは内面の問題。内面をスローガンにするなら思想統制ではないか。それにしても、支援法、どう変えるのか具体案はさっぱり見えてこないが。
2007年02月16日
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パロマ、リンナイとガス機器会社の事故が報道されている。「換気扇をまわさずに使うのは想定していない」という社長の発言にマスコミがたたみかけるように「それではこの事故は使用者の責任というのか」と質問が出ているのを聞いて「ああ、マスコミって、これが言いたいんだな」と思った。マスコミは、要は売れさえすればいいのだ。あるあるではないが、センセーションを起こして、見てもらえればいいのだ。被害者の家族の言葉だって、たくさんしゃべらせて「売り」のところだけを切り取る訳だから、そのまま信用できない。「パロマの事故に学んでいない」と司会はいっているが、マスコミも我が身を省みるべきだろう。見てもらえればいい番組づくりでいいの?と。メーカーの想定だって限界がある。密閉住宅の増えた現代に室内の酸素を利用する燃焼方式でいいの?と言う部分も確かにあるが、「1時間に1度は換気をしましょう」という「生活の知恵」もなくなっているのは否めない。科学的な思考の教育が甘い、ましてや単に暗唱できればよい的な教育は間違っている。今、ガスの炎を見て酸素不足を見破れる子供は育っているのだろうか?子供の頃には、理科でも家庭科でも学んだと思う。子供の頃、練炭のCO事故で私も死にかけたことがある。目が覚めたので今も生きている。それに学んでうちのガス湯沸かし器は総て屋外型だが、都市では困難かもしれない。石油ストーブも使っているが、ほどよく?子供たちが戸を開けっ放すので、幸い事故は出ていない。
2007年02月12日
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関西電力のキャンペーンで「原子力は風力や太陽光発電と同じように二酸化炭素を出しません」というのがある。確かに運転中はウランの核分裂反応で熱が出て湯を沸かし、蒸気を作るからその通りなのだが、建設のときはとてつもない量のコンクリートを使う輸送で二酸化炭素を出している。原子力発電として使えるのが高々60年と聞いている。それから廃炉。これだって分解にエネルギーがいる。そのときに出る二酸化炭素だって半端じゃあるまい。もちろん、ダムだって火力だって風力だって作るときにはみんなエネルギーを使う。そのエネルギー(=二酸化炭素の発生)も計算に入れないと、正しいとは言えないと思うのだが。特に放射能を持っているコンクリートの始末には膨大なエネルギーを使うように思うのだが・・・専門家のHPやブログなんかあるかもしれないけれど。あ、プルトニウムの処理もあるよな、これは原爆の原料になるからセキュリティも厳重だろうし、今は確かフランスで再処理してるからこの輸送にも・・・と考えると、はたして本当に原子力は二酸化炭素のトータルコストが優れていると言えるのか?というところに突き当たる。都合の悪いところはかくして、言いたいところだけを声高に言うのは近頃エラーを起こしている有名企業のパターンに重なって見える。
2007年02月10日
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が、なんでニュースのたびに出てくるんや」と女房。今話題の「機械発言」の柳沢厚労相だ。うん、男の私でも好きになれそうにない顔だ。会ったことはないけれど。海外でも話題になっていると言う。三流政治と言われているが、三流の方がもっとマシだと言葉の方が怒りはしないか?こんな時代錯誤のしかおらんのか?安倍総理もだが、今の閣僚が何を言っても、ものすごく空々しく聞こえるのだ。人ごとのようにいうのは小泉もだったが、さらに輪をかけている。具体性が「美しい日本」と同じで、何も見えてこない。その安倍総理が、帰国した中国残留孤児に交付金を渡すと約束したらしい。 裁判所で「支給の要なし」として、国の方が動くのは初めてではないか。何か嫌らしい魂胆があるに決まっている。どこから持ってくるのかと言えばやはり庶民だ。強きにヘイコラし、弱きをくじく。アメリカナイズも極まっている。その先にあるのは多分戦争。飛んで行った弾は帰ってこないから、いくらでも需要がある。戦争成金が出来る。戦争がやめられなくなる。今のイラクと同じだ。
2007年02月05日
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私はこの本の名前がきらいだ。論者はみんな自分が正しいと思うことを書く訳だけれども、「これが正しいのだ」というのはあまりにも思い上がった「論」だと思う。自分で正しいと思うのは自由だが、人に押し付けるのは誤っていると思う。だから、名前としては「論座」であるとか「論壇」を支持する。誰の文章か忘れたが、「日本にはエリート集団が何人かいればいい。 衆愚政治が足を引っ張って混乱している」とあった。この論には反対だ。エリートがいれば、自分たちだけのためのことだけをやるから。この論は確か教育再生会議でも出ていたと思う。出来るものだけを育てればいい、出来ないものはそれなりに黙って働き、税金だけを納めろと言う格差創造だ。大根の間引きじゃないぜ。昔、高校くらいか、政治経済で「夜警国家」「警察国家」「福祉国家」などという言葉を習い、福祉国家が行き着くべき姿だと聞いたような記憶がある。 これが本当なら日本はまだ発展途上だ。先の論はこれに逆行するだろう。アメリカ方式で、地球破壊は進む、格差は増大する。これだけ情報技術が進むなら、市民の直接参加も可能だと思うが、どうだろう。総てを国民投票とするのだ。国会は解体。マスコットを作って喜んでいる政治屋はいらない。今の衆愚政治よりは本音に近い論議が出来ると思うのだが。
2007年02月04日
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既にごらんになった方もあろうか。みのもんたのおもいっきりでも相当いい加減なことがいわれている。(と私も過去に書いたが)http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/aru_aru/story/20070131jcast200725246/ドクターに確認して、などと説明しているらしいが、劣等学卒生の私でも思うことだ。群馬大学の先生の言葉の方がよほど納得できる。見る方を馬鹿にしているのだ。「そりゃまあ多少の誇張は・・・」という意見もあろうが、科学は残酷だ。「そこまで言える資料じゃないだろう」と私でも思う。つぶさに検証して行けば、健康番組ほど当てにならないものはないとさえいえるかも知れない。学生時代、栄養化学担当の助教授が一番はじめの授業でいった言葉。「君たち、実は栄養化学ほど時勢に乗って当てにならない学問はないと覚えておきたまえ」というのはけだし名言だ。グルタミン酸ソーダで頭が良くなるとか、アマチャヅルでどうとか、確かにあった。紅茶キノコなどという奇怪なもの、近くはアガリクスか。これさえ飲んでいればいい、食べていればいいというものほど効果も副作用もないと心得、節制ある食生活を送るのが一番だ。安易に走って、過去ろくなものはなかったはず。化石燃料の安易な利用が今地球温暖化という負の遺産をのこしていると思い知るべきだろう。これを解決するには、植物を育てることはもちろん、相当の便利さ減少と言うものと対峙しなければなるまい。しかし、ものは考えよう。「もともとはそんなもんだったんだ」
2007年02月03日
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このところの自民党の面々は本当に素直な気持ちを述べて、非常に好感が持てる。あれがいわゆる「えらい人」の実態だということを示してもらい、実にありがたい。ブッシュが不快でも、久間さんの言ったことは大方の世論だ。「失敗だった」と自身で認めておきながら人にいわれると不快、では大統領の程度も知れたものだ。ただ、「イラク派遣が間違いだ」と言うなら、自衛隊派遣の前に言ってほしかったな。米軍が日本を守るなんて絵空事はさっさとやめにしたがいい。これも当を得ている。日本が攻撃されそうになったらとっとと出て行くよ。「なんでお前らのために儂らが戦わないかんのや」私だってそう思う。家族のためなら戦うだろうが。女は生む機械、その程度にしか思っていないからこんな国になっているのだ。生む機能は女性しか持たない。その機能を使うか使わないかは女性の決めること。生もう、育てよう、という気にならない国だから、こうなるのだ。歴代自民党内閣がしてきたことを顧みれば、生む気にも住む気にもならないだろう。出て行くだけの金がないから仕方なくすんでいるのが日本なのだ。日本に生まれたばっかりに・・・と言うことの多いこと。いや~さらけ出し内閣はわかりやすくていい。
2007年01月30日
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合唱祭のチラシ配りの封筒詰めですっかり遅くなってしまった。今朝の朝日新聞(もちろん大阪本社)の本田由紀東大助教授の批判文は非常に読み応えがあった。お陰で電車に遅れそうになった。彼女は、教育の混乱とその対策に対し、科学性が欠けることをあげている。そして、教育時間の延長で解決できるものではなく、質が大事だと強調している。誠にその通りだと思う。教師の質を問題にする前に、十分な教育環境が与えられているか?レポートばかりに力を使い、子供と接する暇がないという教師ばかりだ。子供と接しなくて、教師としてすることは何だろう。さらに本田氏は、学力の低下は下の方が増えているためと している。およそ、現状をデータをもとに語らずに「荒れている」では、あるあるの捏造と本質的に変わらないではないか。「荒れてるでしょう?」「確かにそういう学校もありますね」「あなたは肯定したから、このことは共通の認識ですね」まるで誘導尋問。教育再生会議と言いながら、暴力を働く子供は登校させない、では再生にはなるまい。切り捨てと世の中ではいう。まさか学校を再生するんじゃなかろうな。 有識者というのも鬱陶しい。自民党の御用学者ばかりではないか。知っているのは学者ではなく、現場の教師だろう。会社の仕事だって、実際に携わっているものが一番仕事が分かっている。経営のために社長はいろいろと策を練るが、それは現場での反映で初めて意味を持ってくる。現場を知る社長が強いのだ。しかし、こと教育再生会議については、これが乖離している。給食費の未納は 教師の解決すべき課題ではない。学校経営の、経営者が解決すべき問題だ。
2007年01月29日
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梅一輪 一輪ほどの暖かさと言う句がぴったりで、かなり西よりの風が吹いている。我が家の梅も一輪だけ咲いた。今年は新聞によればもうミツバチが動いていると言う。暖冬だなあ、とはいうものの図書館でもコートを脱がないでも暑くなかった。世間はまだそれなりに寒いようだ。週刊金曜日も労働者への分配の少なさが景気の回復感をなくさせている、と書いていたが、全くその通り!財界が政治を牛耳っていると言うか、政治の方が尻尾を振っているのか。資本家は儲かるが労働者の収奪はひどくなる。愛社心はなくなるから愛国心にすり替える。マルクス経済学のシナリオ通りになってくる。そして戦争。戦争の主人公は常にアメリカ。アメリカがなくなれば世界平和が来るんじゃないかな。戦争で儲けるのは誤っている、と言う良識はごりごりの資本主義では働かないのだろう。
2007年01月28日
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期限切れの食材、でっち上げの実験結果、受託収賄、地下鉄談合、嘘の車検、これでは子供の教育基本法よりも大人の方に取引基本法が必要だ。子供がいじめをするとか批判できた立場ではあるまい。宮崎県知事に当選したそのまんま東氏は「しがらみのなさ」を訴えた。しがらみがなけりゃ悪いこともしないだろう、となれば、ごく普通の神経の持ち主なら誰でも出来ることではないのだろうか。政治家になると神経がおかしくなって行くような構造に日本がなっているのではないか。国会議員の当番制はあながち外しているとも思えない。うまい汁にありつけるから多選、ではこまるのだ。徳川家光の武家諸法度に「人民のために尽くせ」というのが今新鮮に聞こえるのは、人民のための政治でなく政治家のための政治が行われているからではないか。共謀罪、犯行計画を集団で話し合っただけで罪が問えるといういかにも珍妙な法律だ。政治的な駆け引きも拡大解釈すれば不穏な行動と理解できるかも知れない。これでは治安維持法と何も変わらないではないか。自民党は、今でこそ圧倒的多数で国会を占めているからあまりやらないが、「強行採決」というクーデター的発想の行為を何度も繰り返してきた。これは自由でもなければ民主でもない。看板に偽りあり、だ。国語の使用を間違っている。一方、野党第1党と言いながらぱっとしない民主党。事務所費用について国会対策委員長が 突っ込まれたが、身内で「問題ない」と言っても説得力がない。どうして公開しないのか。「何でも突っ込んでいる」ような勘定科目なら、制度に問題があるのだ。上から下まで日本はおかしい。こんな日本になるよう指導してきたものを支持し続ける人がなぜ多いのだろう?無関心か、私利私欲か。
2007年01月23日
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自民党の数を頼んだ法律改悪はどこまで続くのだろう。今度は共謀罪だと。しょうもない法律ばかりを作って。目指すところをしっかり説明してからにして欲しい。夕張市を見習え。夕張ばかりが有名になっているけれど、国の財務はあの数倍悪いのだ。夕張市は職員を3分の1にすると言う。国だったら、給料10分の1にするくらいの値打ちはある。イラク派兵、カネおまへんよってもう引き上げます、米軍の思いやり予算も勘弁しとくなはれ、ODAももうようしまへん。これだけ言ったら大分浮くはずだ。知らぬ間に軍事費は10%になっているのだ。財政の悪いのは分かっているのにまだ道路が必要、とやっている。援助もしましょうと約束する阿部総理。カネはわいてくるものと思ってないか?自民党の利権体質以外の何者でもない。道路財源の転用などと言うが、目的税なら目的がなくなれば廃止し、必要になったものを作るのが筋だろう。 政党交付金だって本来要らないものだ。事務所費はほとんどフリーパス。まあ、メスを入れる立場のものが汚染された国交省だからどこも似たようなものなんだろうが。共謀罪を成立させようと言うのは、批判勢力封じ込めだと思う。日銀に対してかけた圧力、共謀罪にならないのか?企業べったりでそのお先棒を担いでいる。「借入金の利子、あげたら利益が減る」二言めには国際競争力と言う。その間に資金は外国に流出している。今、政府が目指しているのは「お上の言うことを素直に効く人間づくり」ではないか。小さな政府にして金をかけない、はお題目なのか。今やっていることは「何にでも口を出し、貧乏人から集めた税金を金持ちのために使い、結果を出さない」国ではないか。
2007年01月19日
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知的障害者による投げ落しと言う痛ましい事件だ。被害者の方々には気の毒としか言いようがないが、知的障害を抱える身としては、これがきっかけになって封じ込めにならないように願うばかり。都知事あたり、いかにもやりそうなことだから。軽い知的障害というのは、逆に始末が悪い面がある。就業できないのに年金が少ない。話が出来るばかりに普通の人と思われてしまう。今回の引き金になった『責任ある立場によるストレス』というのが具体的に何なのか分からないが、『何をしでかすやら分からない怖い人』と言う印象を持たれてしまうと、実際困る。教育訓練が監視になりかねない。彼らはそんな空気を敏感に読む。そして『扱いにくい』症状が出る。監視という態度をやめない限り、直らない。指導員もこの点は注意してほしい。街頭に出ればそこは施設ではなく、無理解者がほとんどなのだ。 今回、逮捕歴が複数回あるということで、「そんな男をなぜ野放しに」と言う声も上がってくるかもしれない。責任能力も疑問だ。施設の方では「ここ以外には受け入れるまい」と言っているらしい。彼のいきどころはどこにある?知的障害を理解していない人が感情的に袋だたきにするのでなく、冷静に、共存の道を考えてほしい。いつになっても、知的障害はどこに現れるか予想もつかないのだから。
2007年01月18日
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消費期限切れの牛乳を使ったことがきっかけで闇の部分がさらけ出された不二家。今は森永製菓の傘下にあるらしいが、第二の雪印となるか。食品は単価の安い分数でこなすから、商品を引き上げられたらダメージは大きい。それも流通大手から順番に手を引く訳だから、単位も大きい。その上、外食チェーンの補償ともなると、簡単につぶれてしまうだろう。雪印の場合は病原性のブドウ球菌だから問題が深刻化したが、不二家の場合はおそらく内部告発があったのではないかと思う。実害が出ていないので、暴露がなければ何もなかった可能性もある。誤解されると困るのだが、私はこのような事件がマスコミに取り上げられたとき、いつも思うことがある。『消費期限て誰がどう決めたのか?』ということだ。大概は、業界の申し合わせから少し早めたくらいの期間ではないか。業者が自社内で約束を作り、それを守らなかったのはもちろん悪いが、消費期限というのに、あまり科学的根拠はない。食品はもちろん腐敗するが、ある時間とともに腐敗が始まるかと言うとそんなことはない。 保存の条件で変わってくる。それを過ぎると必ず腹を壊すかと言うとそんなこともない。同じものを食べて当たらない人も現実にいる。まあ、それでは規制にならないから、無理にでも決めようと言う訳だが、『味やにおいを見て大丈夫だと思った』は、消費者としては正しいが、生産者としては失格だ。期限の切れたものをパートに押し付けていた、という話が本当なら、これも由々しいことだが、仮に市価の10分の1くらいで販売していたら結構喜ぶ人もあったのでは、という気もする。マスコミが取り上げている中で、そうまで言わなきゃいけないか、と思うのが細菌数だ。これについての知識がある記者なんてそうはいないと思う。細菌数の表現は、1ml(または1g)中に含まれる個数なのだが、5かける10の2乗とか3乗とか言う表現をするのだ。だから、10倍と言うと、乗数が一つ増えるのだが、水道水の規制値は確か2乗だった。牛から切り落とした肉は5乗ぐらいだと言う。包丁からも移るし、空中からの落下細菌もある。病原性のあるものもないものもある。牛乳の規制値は多分生乳と加工乳で違うと思うが、数字のマジックがある。例えば10の2乗と3乗なら確かに10倍だ。しかしその前にある数字が5と1だったら2倍にしかならない。それでも指数は変わる。先の例で言うなら、生肉は水道水の1000倍汚いということになるのだが、その数字に説得力は感じられない。牛さし、馬刺をありがたがって食べているのも同じ人間なのだ。何たる身勝手!牛乳ももちろん規制はあるのだが、一番衛生的な飲み方は何だろう。牛の乳房に食らいつくのが一番衛生的なはずだ。汚染の危険性は全くない。北海道から運ぶのでなく、隣からもらってくる方が衛生的だ。しかし流通には殺菌を義務づけている。零細には出来ないしくみがあるのだ。日本の乳業(酪農と言うべきか)システムはこんな矛盾を抱え、大量のエネルギーを消費している。シュークリーム屋の近くには必ず牛が飼われている、というのが本来の姿だったはずだ。日本の食生活、考えれば考えるほどいびつになっている。その果てに地球温暖化?今年は熊が冬眠せず、被害が続いているとも言う。
2007年01月16日
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ヨーロッパとフィリピンに行って帰ってきた阿部総理。報道されるのは北朝鮮に対する処分と拉致に対する糾弾や制裁決議のことばかりだ。もちろん、これらは重要な話だが、「それだけかよ」とも言いたくなる。エネルギーの消費大国、アメリカ追従の軍事費大国、そして最強の赤字垂れ流し国家。ODAもまた約束してきた。今、北朝鮮を仮想敵国にして軍備やアメリカ追従の軍事費を使おうとしている。25兆円に押さえたという国債も、増え方がやや鈍っただけで微分すれば赤字は単調増加なのだ。『カネおまへんのや』と米軍に、ブッシュに言えないのか?それとも国民はまあおいといて、対外的な金を使う方が優先なのか、そこらへんをはっきりさせておくことこそ今求められている課題ではないのか。 拉致は許せない。核実験も人類を死に追いやるだけのものだ。そんな当たり前のことで意見が一致したってしょうがないだろう。『対外援助はもう出来ない』と国の窮状を示して理解を得、払わずにすませることこそ赤字解消の道ではないか。激増する石油消費にもどう対応するのか、国際的な戦略をどうするか、各国首脳が聞きたいことはそこではなかったのか。
2007年01月15日
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このところ殺人・遺体損壊・遺棄という一連の事件が相次いで、何とも物騒な限り。しかもそれが肉親や夫婦の間で起こっているというのが何とも世相を反映しているようで、背筋が寒くなる。会社で昼時にこんなニュースを聞くと『女の方が残忍やな』という声も聞かれる。それが事実かどうかは分からないが、女の方が開き直ってしまったら確かに大胆なようだ。ノコギリで切断とニュースは一口に言うが、 考えただけでも不気味だ。仕事の中で、牛のスープを作るのに骨を買ってきて(もちろん人のではなく、牛のだが)これをたたき割ろうとしたけれど、とてもじゃないが歯が立たず、結局電気ノコのお世話になった。電気ノコの方だってよもや牛の骨を切ろうとは思っていなかっただろうが、そのくらいの重労働だ。それを手引でやろうというのだから牛よりも細くったって、大変だと思う。しかもぐにぐにしているだろうし、ちょっとまともには考えられない。 不仲だったと言うが、結婚後そう時間もたっていないそうだ。当人にしか分からない感情だろうが、何とも不可解な事件だ。今日、自閉君と一緒に行ったこどもの館で四谷怪談があったので読んでみたが、実は初めて読んだのだ。「うらめしや~イエモン殿」位しか知らなくて、分かったような気になっていた。岩に毒を盛ったのはイエモンとばかり思っていたが、実は横恋慕したお梅の父親のさしがねだったらしい。まあ、その話に乗ったイエモンも悪いが、その前に暗殺もやっていて、これは知らなかった。どうもバックグラウンドにはただの愛憎ばかりでないドロドロしたものがあったようだ。残念ながら読み切らぬうちに帰ろうと言い出したので読むのをやめたが、この手の話は時代を超えているようだ。
2007年01月14日
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フジテレビ系で流した番組がもとで納豆が品切れになっているそうだ。まあ2ヶ月もすれば元に戻るだろうから、どこのメーカーも設備増強まではすまい。それにしてもテレビで流しているのがいかに影響力が大きいか、よく分かる。と同時に、あんな番組の実験をまともに信じる馬鹿さ加減もどうかと思うが・・・少なくとも1000人の単位でやった実験でなければ偶然性との区別は出来ない。都合の悪いデータは出さないから、本当に針ほどの話が棒ほどになるのだ。疫学的調査を知っている人なら、ウケ狙いだけのあんな番組は支持しない。何回か書いたと思うが、番組の使命は国民の健康を守ることではなく、視聴率を稼いでスポンサーのお役に立つことなのだから。それを納豆を食べればやせる(かもしれない)と走り出すのだから、まあこの国の教育の程度が知れようと言うものだ。ちょっと検索すれば、いかにフラボノイドの作用が不明なものか、分かると思う。効果がある、と言っているのは総て『業者』なのだ。むろん人の健康が目的ではなく、儲けることが目的だ。nichiju.lin.go.jp/mag/05611/02_2.htmwww.ahv.pref.aichi.jp/hp/page000002500/hpg000002482.htm『安全性が高い』も、『効果はそんなにない』と読み替える位の方がいいと思うよ。効果と副作用は表裏一体なのだから。 それよりも、適度な運動でしょうよ。横着してやせる訳がない、と思う私はへそ曲がり?
2007年01月12日
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全くきな臭い話だ。戦争放棄を謳う憲法に反したものがさらに大きな顔になると言う。『いっさいの戦力を放棄する』『交戦権はこれを認めない』のになんで武器を持つの?と言う素朴な疑問。朝日新聞の一面に 連載で『ロストジェネレーション』という記事が載っている。今日は自衛隊に『志願』する人の話。バブルがはじけ、会社に裏切られ、『日本だけが残った』だから日本を守る・・・などと書いてある。ちょっと待てよ、土地がなくなるなんてことはないのだ。日本が残った、などと書いているけど、日本なんてのは国家権力が流布した幻想なのではないか?日本を守れと声高に叫ぶ人が守ってほしいのは国土ではなく、国家権力なのだ。 もっと端的に言えば自民党政府なのだ。国民をもっとも裏切ったのも自民党、『これだけ年金を払いますからお金を出してください』と言って金を集めておいてずさんに使い、『年寄りが予想よりも増えましてなあ、年金が払えまへんのや。まけとくなはれ。」これが国家による詐欺行為でなくてなんであるか。特攻兵の手記を読んで感激した、という若者。何のことはない、変な教育を受けるとそんなありもしない「神国」を信じたりする異常事態になるのだよ。死ねと教えられたから遺書をそんな風に書いたんだよ。『これは彼の自由意志で書いた名文』などと思っていたら甘いね。戦争は経済活動だと考えたら、何もかも筋が通って見えてくるのだ。学ぶことだけが権力に対抗できること。権力は人の死なんか何とも思っちゃいない。それでも自民党が政権を取るのがいいと考えている人が多いのだから、いかに政治の教育をしていないか。金融教育の方が政治教育よりも重要と考えること自体が間違っている。一方で『世の中、金が総てじゃない』と言ってるんだから矛盾もいいとこ。何ともおめでたい国民だ。 ことほどさように教育は大事なのだ。
2007年01月09日
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LinkClubというのをご存知だろうか?URL:http:www.linkclub.jp元々マックユーザの組織だったのだが途中から方針変更で、もう契約内容も忘れてしまったNewsletterだけが毎月届く。その中にブータンの国王が提唱したGNH(Gross National Happiness)という記事があり、注目した。幸福の概念の要素はつぎのようなものだそうだ。1.基本的な生活2.文化の多様性3.感情の豊かさ4.健康5.教育6.時間の使い方7.自然環境8.コミュニティの活力9.良好な統治さあ、この9つの要素のうち、日本で満たされているものがいくつあるだろう。むしろ破壊されているものばかりではないか。 私自身も、日本しか知らないから何とも言えないけれど、何となく暮らしにくいところだと思う。それは障害児を育てていることを意識するごとに感じる。生まれたところが日本でさえなかったら、もっといい環境を与えられたのではないかと。ブータンの人は『あなたは幸福か』と聞かれたら、97%がはいと答えるのだそうだ。テレビ局は1つ、平均寿命60歳強、識字率は半分ほど。出産は1人の女性が平均5人だそうだ。こんな尺度で日本を見たら・・ほんまに暮らしにくいとこや。
2007年01月06日
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夕べは夜半過ぎまで起きていたので今日は朝寝坊。時計を見ると7時。朝冷えると布団からは出難くなる。「おい、何時起きる?」「どないしよ。寒いなあ」「布団の中の方がええなあ」新年にしてこの会話。まずは起き上がり、布団の上で「あけましておめでとう、今年もよろしく」仏壇にご飯とお経を上げ、子供たちが起きてくるのを待って家族で新年を祝う。紅白で裸騒ぎがあったとか、3面的な記事に目を通す。教育の問題は新聞でも取り上げられ、『教育は待つこと』『待ってやれるのは親と教師だけ』『昔は学校と家庭の両方で善悪を教えていたが、学校で教えてくれ、となってからは当面見つからなけりゃ何をしてもいいという風潮』などと書いてある。 投書の欄を見ると『昔の親は良くやっていたが今の親は怠けている』などとも。この間行ったクリスマスのバイキングでも、ほとんどは若い夫婦の子供連れ。外食の利用、炊飯器、洗濯機、母親の時間は十分に浮いてきたはずだ。でも、その時間はおしゃべりに費やされていることも少なくないよう。おしゃべりのために外食が場を提供する。一方、昨日の記事では兵庫県養父市の過疎の地に移り住んだ家族が、自給自足のような生活で生計を立てている。山羊の世話忙しいから高校には行かないと言う女の子が『小豆の皮は山羊が喜ぶ』といい、 パンを焼いて売る。他の兄弟はそば打ちをしたり、狩猟をしたり、『新縄文時代』だそうだ。そこに嫁入りもある。電気や燃料はバイオマスの利用で半分ほどまかなっていると言う。生活の中に遊びがあり、ごった煮の状態で子供も育っているそうだ。縄文時代は1万年続いたと言う。 それからすれば、確かにここ200年ばかりは異常だ。食料を自給せず、消費が文化・美徳であるような風潮。まあ、そうしないとメーカーは儲からないのだが。生活の格差も、国際的にあり、国内的にもある。経団連の御手洗会長は国旗や国歌を職場にも持ち込むと言う。元在籍した会社に常に国旗が飾ってあり、新年の始業式では役員が敬礼して席に着いていたものだ。が、いつまでも続く理論ではない。あくまで密室の中なのだから。今年は足下を見つめ直す年になるのではないだろうか。参院選もある。軍事費を突出させる政府は御免だ。
2007年01月01日
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夕べから冷えると思っていたけれど、朝起きたら雪がうっすらと。一時太陽が顔を出したので解けるかと思っていたら、何のその。しっかりと降っている。去年の今頃、面接に行ったときも大雪だった。杏の木も雪化粧。中に見える赤いのはサザンカ。もう帰省しているから(私の場合は毎日だが) いいが、今日は荷物付きで息子を迎えにいく予定。やんでくれるといいのだが。帰省ラッシュの人は大変だ。この間の日曜、彼はタイヤを冬用に交換していた。見事な読み。それにしてもやまへんなあ・・・・
2006年12月29日
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毎朝駅で見かける高校生がいる。同じ区間を乗り、乗り口も同じ。普通の高校生だが、おばさんの雰囲気がすごくあるのでこんなあだ名を付けている。もちろん本人は知らない。だいたい早めにきているが、前に誰かがいても先に乗り込もうとする。2列に並んで待っているはずだが、この子は印の間に立つ。電車に乗り込んだら、先に乗っている同級生らしいのと大声でしゃべる。ここらあたりがおばさんの雰囲気なのだ。手提げカバンをどういう訳か、持ち手が2つあるのに1つだけを肘にかけて持っている。目立ちたがりなのかなにかわからぬが、どてっとしているのが誠におばさんぽいのである。将来が楽しみ?ところで、肘に袋やカバンを引っ掛けて持つのはどうやら女性ばかりだ。なんであんな持ち方をするの、と女房に聞いたらあれの方が楽だと言う。上腕を常に曲げてなきゃならないなんて、きっとしんどいと思うのだが、男の私には理解できない。握って手で持つ方がよほど楽だと思うのだが。でも肘に通して2つも3つも袋を持っている女性がいるところを見ると女房の言うのもあながちはずれではないのかも。男と女は結局分かり合えない、という部分は確かにありそうだ。
2006年12月26日
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スカートの下にトレーニング用のパンツ(ズボンという方がいいかも)をはいて通学している子がいる。電車通学だが、駅にいるときは脱いでいるので、おそらく自転車預かりで脱ぐのだろう。それにしても珍妙な姿だ。自転車で走っているときは確かに寒いだろうから、理解できないこともないが、中学生はこの格好で歩いている。学校指定のものだから文句を付けることもあるまいが、私達の若い頃にはなかった姿だ。でもあんな格好するほど寒いなら、はじめからズボンというのも制服のセンタアクしに入れておけばいいと思うのだが。雪国だと女子高生もズボンなのだろうか?寒いところに暮らしたことがないのでわからない。が、小学生の冬の半ズボンというのも変だ。私が子供の頃は制服さえなくて、ジャンパーを着て、もちろん長ズボンで通っていた。いくら温暖化とはいえ、半ズボン指定というのもどうかと思う。教育基本法が変わって、こんなところまで窮屈になるのかな・・・「男らしく」とかいう言葉がきっと復活すると思う。大きなお世話だ。年寄りは好きだね、この言葉。
2006年12月19日
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