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先程の記事をアップした後に、このニュースを知りました。巨人の長野選手とテレビ朝日の下平アナウンサーとの結婚。長野選手は私も大好きですし(というか巨人ファンで彼を好きじゃないという人はあまりいないと思いますが)、下平さんも一応「知ってる」アナウンサーですので(私は普段殆ど民放テレビは見ないので最近のアナウンサーについては全く知りません)、このお二人が結婚されたというのは私にとっても何だか嬉しいニュースでした。心から祝福の言葉を贈りたいです。長野選手、下平アナウンサー、おめでとうございます。末永くお幸せに!人の悪口を言うのが大好きなヤフコメでも、概ね祝福の言葉が多くてホッとさせられたのですが、気になった事があります。それは「子供」の事。下平さんの年齢が年齢だけに、子供は望めないんじゃないの?とかもうギリギリの年齢だから一刻も早く子供つくった方がいいとか、多くの人がお子さんの「心配」をされてるんですよね。ご当人たちにしてみれば正に「余計なお世話」としか言いようがないだろうと思いますが、私も個人的に違和感を抱きました。結婚したら子供を持つ事が当たり前なのでしょうか?そうだとしたら、子供を授からなかった、或いは子供を持つという選択をなさらなかったご夫婦は幸せではないのでしょうか?人間誰しもが、子供を持ちたいと願っている訳ではありません。子供が嫌いという人もいます。子供に束縛されないで、思う存分仕事に打ち込みたい、自由に自分自身の人生を生きたい、そう思う人もいます。子供を授かり、共に成長していく人生は素晴らしいです。けれど、そうでない人生も同じくらい素晴らしい筈です。何を幸せと感じるか、どんな人生を理想とするかは本当に人それぞれであり、子供がいるから幸せ、子供がいないから幸せでない、などと言い切る事は人生の選択肢を自ら狭める事になり、非常に「不幸」な考え方であると思います。逆に結婚しないで子供だけ持つ、という選択も、私は普通に捉えられてしかるべきだろう、と考えます。安藤美姫さんがそういう選択をされた時、ネット上では彼女に対して眼を覆いたくなるような酷い罵詈雑言が飛び交いました。あの時も私は、結婚しないで子供を持つ事の何がそんなに非難されなければならないのか、理解に苦しんだものです。今でも全く理解出来ません。またその彼女がフェルナンデス選手との交際を発表された時にも、これまた酷い誹謗中傷を受け、余りに狭量なネット民?に辟易させられました。ネットって、何だか異常なまでに「潔癖症」だな、と感じる事があります。彼らは所謂「出来婚」にも酷く拒否反応を示しますよね。「出来婚」の何がいけないのか、これまた私にはさっぱり分かりません。とにかく彼らは「普通」でなければ許せないようですが、「普通」とは一体何を持って「普通」と言うのでしょう?人それぞれ価値観は全く異なるのです。色んな生き方があっていいとは思わないのでしょうか。犯罪さえ犯さなければ、どんな人生を送ったってそれはその人の人生だ、と思います。アレコレ口出ししたり、まして誹謗中傷する権利など、誰にもないと思います。狭量なネット民?は余り本を読んでいないのかも知れません。私は子供の頃から本が好きでしたが、本を読むと、人間の暗部や狂気、その他様々な負の感情というものに、耐性が出来るようになると思います。また一見「悪」と見える事が実は「善」であったり、「善」のなかにも「悪」の匂いを嗅いだりと、この世の中、人間というものは実に複雑に入り組んだ存在で、決して単純に割り切ることなど出来ないものなのだな、という事を理解出来る様になると思うんです。芳しい「悪」の匂いに酔いしれる事さえ出来る様になるのですね。というか文学なんて殆どが「負の感情」の上に咲いた花ですよね。芸術だってそうだと思います。本を読むと、そういう事にもう慣れっこになってしまって、ちょっとやそっとの事でギャーギャーヒステリックに他者をバッシングするなんて笑止千万、余りに愚かしい、と感じるようになると思うのですが、今の高校生の一日のスマホ使用時間はトータルで何と7時間!という調査結果まであるそうで、「単かつ純」な人々はこれからもどんどん増える一方だと思うと、何だか暗澹たる気持ちにさせられます。人間の人間たる所以は複雑さにこそあるのに、それが分からないのでは非常に狭量になってしまうのはある意味当然かも知れず、これからもネット上では他者へのバッシングが絶える事は無いのでしょうね。ネットって、一体何なんだろう・・こうしてブログやってる私が言うのも何ですが、時々そんな事を考えざるを得ません。あ、私は決して「読書家」ではありません。こんな事書くと凄く本を読んでる人のように思われるかも知れないですが全くそんな事はないので誤解なさらないよう、くれぐれもよろしくお願いします(笑)。
2015年03月30日
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上海ワールド男子シングル。フェルナンデス選手、金メダルおめでとうございます!やっと、やっと、遂に、という感じですね。本当に、どれだけ感慨深い金メダルになった事でしょう。世界王者に相応しい、素晴らしい演技での金メダル獲得でした。銅メダルのデニス・テン選手、今季の彼はまた一段と洗練され、艶っぽくなられたようにお見受けします。何だかどんどん素敵になって行かれるようで眼が離せない存在になりました。今季のプログラムはショートもフリーも本当に素晴らしい。出来る事ならFP、平昌五輪シーズンにもう一度やって欲しいです。このプログラムで金メダルを獲りに行って欲しいです。それ位、私は凄く好きだし、テン選手でなければ出来ないプログラムだと思います。ショートでのあのアクシデントが~(涙)。本当に残念でした。ああいう場合は選手に一呼吸置く時間を与え直すべきだろうと思います。そして羽生選手。満身創痍ともいえる状況での銀メダル獲得は、凄いとしか言いようがありません。しかも「あの」リンクで。けど私は・・贅沢過ぎるファンだと怒られてしまうかも知れないけれど、今回の羽生選手の演技には余り感じるものがありませんでした。闘志が滾っていない彼の演技は何だか「つまらなかった」です。いや、仕方がないって分かってはいるんですよ、勿論。彼は今出来る最善を尽くしてくれたと思うし、必死に戦っていた。もう痛い程それは分かりました。分かり過ぎて疲れた・・見てる「だけ」の私が。だから、羽生選手ご自身はいかばかりであったろう?そう考えると胸が痛くなるような思いにさえなってしまうのですが。エキシビションでは漸くやっと、本来の「羽生結弦」が見られたと感じ、嬉しくなりました。素敵でしたね、滑りの美しさを堪能できるプログラムでした。今回の上海ワールドは、羽生選手について色々な事を考えさせられた大会となりました。先ず、今回のように碌に練習も出来ず、病み上がりの状態であるにも関わらず、日本人初の連覇、を期待されてしまう羽生選手を、私は本当に気の毒だと感じてしまいました。常々私はアスリートに対して「気の毒」だとか「可哀そう」などという感情を抱くのはそのアスリートに対してある意味最大の「侮辱」である様に感じていて、失礼極まりない、と思っている人間なのですが、今大会の羽生選手に限っては「気の毒」だと感じてしまいました。自信の裏付けとなる練習が碌に出来ていない状態でしたから、羽生選手にはいつもの「自信」が殆ど無かったであろう、と想像します。何だかみょうに落ち着いて見えましたが、「みょうに落ち着いて見える」時の羽生選手って、大抵調子が良くありません。彼はメラメラ、ギラギラして見える時程調子が良い証だと私は個人的に思っていて、なので最初に一目見た時から、あ~、今回はダメだ・・と思ってしまいました。落ち着いて見える、それも色々あるのですが、GPFの時のような、憑物が落ちたようなスッキリした表情をされている時は良いのですが、今回はそんな「良い意味での落着き」には私には全く見えず、「みょうな落着き」にしか見えなかったのですよね。落ち着こう、落ち着こう、大丈夫だから、と精一杯ご自分に言い聞かせておられるように見えました。羽生選手は「心臓に毛が生えている」かのように強靭な精神力の持主ではあるのですが、同時にもの凄く「繊細」な人でもあると私は感じていて(それはある意味当然の事ではあるのですが)、人間の二面性、多面性という物を凄く面白いと感じる私のような人間にとってはまたとない鑑賞、観察の対象となるタイプの方なのですが、今大会での羽生選手を見ていると、彼って元々、根っこの部分は凄く繊細で、繊細さの方がベースにあるのかな?と思ってしまいました。それが普段は見えにくく、もの凄いメンタルの持主であるかのように見えてしまうのは(見えるというか実際にもの凄いメンタルの持主になってしまうのは)、偏に普段の練習の積み重ねが裏付け、根拠となって羽生選手の自信となり、血となり肉となり、また誰よりも強く抱いている(それこそ、人百倍位)「勝ちたい!」という思いが彼の生来の繊細さ、を覆い隠してしまうのかも知れない、と思います。だから、自信の根拠となる練習が殆ど出来ず、また「勝ちたい!」ではなく「勝たなければ」となった時の羽生選手には一転して「繊細さ」が全面に出て来るんじゃないか?と思います。羽生選手が追う立場になった時こそ、最もその本領を発揮するというのも、そんな風に考えると合点が行きますね。今回の上海ワールドは、そういう意味においては羽生選手にとっては「最悪」の状況下で迎えた、とも言えます。練習は殆ど出来ていない、それなのに周囲からは世界選手権連覇を期待される。「勝ちたい」という彼自身の思いよりも周囲の方が彼の勝利を願い、「勝たなければならない」状況になってしまう。元々敏感で真面目な羽生選手は誰よりも周囲の期待に応えたい、応えなければならない、という思いが強く、益々「勝たなければ」という思いで自らを雁字搦めにしてしまう・・羽生選手は今回、周囲から受ける様々な重圧を相手に必死に戦っておられるように私には見えました。こんな状況で、「良い演技」が出来る筈も無く、本来の羽生選手の30パーセント位の力しか発揮できなかった、と私は思うのですが、それでもあれだけの演技が出来、銀メダルを獲得してしまえる彼の強さには驚嘆するしかありません。素直に頭が下がります。心から敬意を表します。銀メダル、おめでとう!素晴らしい銀メダルだよ!と思い切り叫びたいです。けど・・・「羽生結弦」はこんなもんじゃない!って事は羽生選手自身が、誰よりもよくご存知の筈です。フィギュアスケートって本当に過酷な、そして残酷な競技だな・・という事も改めて痛感しました。羽生選手程のスター選手になってしまうと、自分のファンさえも、ある意味「敵」なんですよね。ファンの期待に応えなければ、という思いは知らず知らずの内に羽生選手の神経をすり減らし、体力さえも奪ってしまう。自分の為に、自分が勝ちたいから、という単純な状況ではいられなくなってしまう。凄かったですね、歓声・・アイドルのコンサート会場か?と思う程でした。あのような状況で演技しなければならないとしたら、私は人気選手、スター選手に成りたくはないな、と思ってしまいました。「不人気選手」のままでいたいです。そんな事想像したって無意味だと分かってはいるのですが。以前私はプロ野球の前田健太投手について書いた事があります。「重圧」に関する事でした。プロ野球のエースもそりゃあ大変です。けれどやはり、チームスポーツであるという点で、まだ「救い」があると思います。フィギュアスケートは、シングル競技は、ですけれど当たり前ですが完全に「一人」ですからね。たった一人で、あの広いリンクへ出て行かなければならない。しかも、これまた当たり前ですけど、「スケート」なんです。氷上なんです。ほんのちょっとした感覚、精神状態の違いで結果が全く異なってしまうスポーツ。正に「紙一重」の競技。フィギュアスケートは「恐ろしい」、そう思わずにはいられません。
2015年03月29日
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私はいつからこんなにリーザの事が好きになったんだろう?こんなに彼女の事が好きだったんだろうか?って自分でも驚いてしまう位、昨夜の彼女の演技には感動させられました。見ていて涙が・・リーザの演技を見て涙を流す日が来ようなんて夢にも思わなかった。やっぱりトリプルアクセルの「魔力」なのかな。今まで通りの構成ならいかに会心の演技とは言え、涙が出てくる次元にまでは絶対行かなかったろうと思うから。トリプルアクセル・・・トリプルアクセルに拘り続けた浅田真央をずっと応援してきた私にとって、このジャンプはやはり特別。というかもう完全に「別格」なんだなぁ・・という事を改めて思い知らされました。どんなに高難度の3-3を見ても「満足」出来なかった心の中の澱のような思いが綺麗さっぱり拭い取られ、何とも言えない爽快感と充足感に今私は包まれています。本当に幸せな気分。こんな気持ちにさせてくれたリーザには心からの感謝の気持ちで一杯です。リーザ、そうなんですよね~、成功させてくれたのが他ならぬリーザだったというのも本当に大きいと思います。天才少女と騒がれジュニア時代からソトニコワと共にソチ五輪で金メダルを獲得する事を期待されていた選手でした。女子選手は取らないという事で有名な?ミーシンコーチがわざわざコーチを買って出た程その才能は群を抜いており将来を期待されていた訳ですが、御多分に洩れず彼女も思春期の体型変化と怪我に悩まされ、ここ2年程は全く精彩を欠いてしまっていました。出場間違いなしと殆ど確信されていたであろうソチ五輪の代表にさえなる事が出来ず、本当にどれ程悔しかった事でしょう。飛ぶ鳥落とす勢いだった昨季のリプニツカヤ、五輪女王にまで輝いたソトニコワを、彼女はどんな思いで見つめていたことか。ソトニコワもシニアデビュー後、思うような演技が出来ず苦しんだ選手で、その彼女が試練の果てに五輪女王に輝いた事を私は凄く嬉しく感じたものですが、翌年今度はリーザが輝きを取り戻すだなんて。しかも輝きはどんどん強く、今や目映いばかりになって来ているじゃありませんか。試練の分まで輝きに加算されているような、そんな気にさえさせられます。試練を乗り越えた時、人は一段と強く逞しく美しくなる。今季の彼女を見ていると、つくづくそう思いますね。今年に入ってから彼女がトリプルアクセルを練習で跳んでいる動画がアップされたり、実際国内の小さな大会ですが試合に投入してくるなど、リーザのトリプルアクセル、がフィギュアスケートファンの間では話題になってはいましたが、実際ワールドに入れて来るかどうか?という点では意見が分かれていました。普通にやれば優勝はほぼ間違いない、だから敢えてリスクを冒す必要は無いだろう、世界女王のタイトルを獲得する事を最優先に考えるのでは?そういう意見も多く拝見しましたし私もそう思っていました。けど、彼女がワールドでトリプルアクセルを入れてくると聞いた時、心の底から嬉しく感じてしまったのですよね。リーザは本気で勝ちに来るんだ、って。そして只勝つだけじゃなくって、「絶対女王」になる事も視野に入れているのだろう、って(こちらが思っている以上にもしかしたら彼女はラジオノワを手ごわいと意識しているのかも知れないですが)。何しろ彼女は3Aは別にしてもルッツもフリップもきちんと跳び分ける事の出来る女子選手では稀な存在で、エッジエラーに対する採点が厳格化された今季以降、非常に有利になったのだがその彼女が更に3Aまで跳んでくるとなると、それに対抗出来る選手というのは当面ちょっと見当たらなくなってしまう。しかも彼女は昨夜のSPで世界歴代3位の得点を叩き出したのだが演技構成点にはまだまだ伸び代があり、得点を伸ばす事はまだまだ可能だ。技術点でもジャンプ構成を変更して更に難度の高いプログラムにする事も出来る。つまりまだまだリーザは発展途上なのだ。上にいる2人、浅田真央と金妍児とはその点で決定的に異なっている。真央ちゃんとヨナ選手が共にキャリアの全盛期にその得点をマークしたのに対し、リーザはまだ18歳。しかも「復活」を果たしたばかりのシーズンなのだ。彼女の「完成形」というものはとてつもないものになっているやも知れず、もしかしたら女子シングルの歴史を変える選手になるかも知れないとさえ思ってしまう。それ位期待させられる。女子シングルはこれから大きく「変わる」かも知れないし、そうでなければリーザの黄金時代が続くのだろう、と思う。彼女が「絶対女王」として君臨するのか、そうはさせじと立ちはだかる選手が現れるのか、本当に面白くなってきた。女子シングルから目が離せない。けど、取り敢えず先ずは明日のフリーです。点差はありますがこの差がどう影響するか。ラジオノワは完全に開き直って良い演技をするだろうと思うのでまだまだ何が起きるか分かりません。初のワールドタイトルを目前にしたトゥクタミシェワのメンタルの強さが問われる闘いになるだろうと思います。出来ることなら二人共にノーミスの、素晴らしい優勝争いを繰り広げて欲しいですね。そして宮原選手、「ミス・サイゴン」は本当に素敵なプログラムだと思うので是非良い演技をして表彰台に乗って頂きたい、と思います。
2015年03月27日
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