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先日、松原市にあるセブンパーク天美へ行ってきました。 ここは、その名のとおりセブン&アイホールディングスなんですが、ライフが核テナントになっているのが特徴です。そのほかにもたくさんのお店が入っていて、初めて行きましたがなかなかおもしろかったです。 ここには、河内天美駅からバスが運行されています。セブンパークの建物の壁のようなデザインになっています。車両は近鉄バスです。 このセブンパークは、近鉄南大阪線の河内天美駅から徒歩15分くらいのところにありますが、駅からこのようにバスも運行されているんですね。バス利用されている方も多かったですよ。
2024年04月26日
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会場建設が遅れているだけでなく、交通手段もヤバそうなにおいがプンプンしてきた。開催まで1年を切った大阪・関西万博で、会場までの旅客輸送を担うシャトルバスの運転手が不足しているというのだ。万博協会は本紙の取材に対し、最も会場に近いJR桜島駅と万博会場を結ぶバスで、運行に必要な運転手180人のうち、15日時点で80人しかめどが立っていないと回答した。 万博開催時に運行されるシャトルバスは他にも、大阪府内の主要駅と万博会場を結ぶルートや、付近の駐車場と会場を結ぶルートが計画されている。万博協会とJR西日本が主体となって運営されるJR桜島駅発着のルート以外は、在阪のバス業者が主体となる。肝心の運転手は全国のバス業者にも呼びかけて集める方針だが、計画は難航している。【日刊ゲンダイから引用】 ゲンダイの記事だから、というわけではないけど(笑)、交通事情とかそのあたりを知らないバカが交通のことを考えるとこのようになりますよね。かつては阪急電鉄と南海電鉄とを地下鉄四つ橋線で介して直通運転、なんてぶちあげていたアホが維新でえらそうにコメントしていましたからね・・・。まぁ鉄道ファンならそれが如何にアホなことか理解できるかと思いますけど・・・。(阪急と南海は路線幅が違う&地下鉄と阪急・南海は電圧が違う) さて、日本全国の路線バス事情は、どことも減便・廃止ということが珍しくなくなっている状況で、それに加えて運転士の待遇も悪いということで人員不足というところもあります。そんな状況に加えて2024年問題といった労働環境の見直しも加わって、全国どのバス会社も「運転士の確保」が課題になっているところです。しかも、現在ある路線バスの路線維持ということも必要ですからね。 そんなどのバス会社も苦しいところにもかかわらず、あの大阪・関西万博でシャトルバスの運転士が不足、180人の募集に対して80人しか集まっていないとのこと。地下鉄の車内広告に「万博に関連する仕事」「EVバスも運転できる」というような文句が並んでいますが、「時給2000円」ってどうなの? しかも大型二種免許が必要ときたら、よく80人も集まったなぁって思います。ところで、その他の待遇については、住むところ(ホテル含む)は自前でなんとかしないといけないようだし、そうするとその分は自腹になるということですから、そりゃこれ以上は集まらないんじゃないかな。 ちなみに、予定されているシャトルバスの発着場所は、伊丹空港、関西空港はもちろんのこと、鉄道駅でも新大阪、大阪、中之島、上本町・弁天町、なんば、天王寺、堺・堺東、桜島、尼崎と数多く、その他にもパーク&ライドとして堺、舞洲、尼崎が予定されているとのこと。180人採用の運転士はこの全ての路線を受け持つわけではないでしょうけど、JR西日本や民営のバス会社、観光バス会社が協力することになるんでしょう。そういったバス会社も路線バスがあったり、観光需要もあるだろうから運転士不足と相まって「万博どころではない」というところかと思います。 万博の計画段階においても、冷静に交通事情を理解しておればあんな夢洲なんかで万博を使用なんていう考えは起きないはずなんですけどね・・・。そういえば、シャトルバスの運転間隔を「45秒に一回」とコメントしたヤツもいたなぁ・・・。じゃあ本当にできるか、アンタ検証してみたらって。 全ての計画が遅れ気味だけでなく、このような輸送計画もダメダメ。あと一年で解決するようなものじゃないんだけどね。機運醸成なんてやっているんじゃなくて、この輸送計画をもっと真剣に考えた方がいいんじゃないかな。それとも、そんなに大騒ぎする穂と来場者はいないから心配することはない、と思っているのかな。確か事前に来場する日を決めてチケットを購入するんでしたよね? その日の飛び込みができないとすれば、ある程度の来場者は把握できるかもしれないので、もしかしたら混雑が回避できる=シャトルバスなども混雑しないとすれば、理想的な輸送計画が立てられるかも。 個人的には、もう少し時給が高くて住むところ(ホテル含む)だったら考えてもいいけどな。その前に大型二種免許が必要か・・・。中型一種ではあかんよな(苦笑)。
2024年04月17日
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今日は堺市の浜寺公園野球場で草野球チーム・ガゼルスの練習試合がありました。その話題はまた後日紹介するとして、今日は4月5日(金)で運行終了する南海高師浜線の代行バスについてです。 南海高師浜線は南海本線の羽衣から分かれている支線になるのですが、羽衣駅周辺の連続立体工事の関係で高師浜線は2021年5月22日から約3年にわたって代行バスによる運行となっていました。高師浜線はかつて海水浴場があったことからにぎわったと言われていますが、今は海岸が埋め立てられて日本有数の石油コンビナート群が立地していることに加えて、住宅開発が進んでいることもあって、単線の高師浜線が廃止されなかったことに驚いていますが、この度その工事も羽衣駅関係は目途がついたということで、代行バスの運行が終了することになったようです。代行バスが運行されている時期に乗ったことがなかったので、今日行ってみることにしました。 とりあえずのスタートは、現在休止中の高師浜駅から。駅は入られないようにしっかりとバリゲートで保護されています。 高師浜駅前には、代行バスのバス停が記されていました。先にも書きましたが、高師浜駅周辺は住宅が建ち並ぶ地域で、代行バスが入って来られるくらいの道幅はありません。そこで、この駅の近くにある比較的大きなところが代行バスのバス停となっていました。よって、代行バスの高師浜駅は大阪府立臨海スポーツセンター(リンスポ)で、休止中の高師浜駅から徒歩4分くらいとなっていました。(地図内の左側) せっかくなのでスタート地点から、と思ったのですが、この日は草野球でキャッチャーをやって、サードやピッチャーもやったこともあって疲れていたことから(苦笑)、地図内の右側にある伽羅橋南へ移動することにしました。 これで「きゃらばし」と読むのです。なかなか難しいですよね。高師浜線の唯一の中間駅となっていまして、このバス停から北へ進んだところにあります。このバス停のあるのは府道204号線、かつては国道26号線とよばれていたところで、交通量もまずまず多くて広いのでここに代行バスのバス停が設けられていました。 代行バスの運転本数もまずまずあって、おそらく列車の時も同じくらい運転されていたのかも。 このバスに乗って羽衣駅を目指します。 バスの行き先表示器にあるように、停車するのは高師浜線の駅のある「羽衣」「伽羅橋」(←伽羅橋だけは南と北にバス停がある)「高師浜」だけで、乗り込むときにはICカードにタッチする必要はなく、現金利用者も整理券を取らなくてよい仕組みになっていました。 バスは羽衣駅に到着。高架工事の真っ最中の羽衣駅、代行バスのバス停はその高架下に設けられていました。今、停車しているバスが次の高師浜行きの代行バスです。 正面から見るとこんな感じですね。 バスはノンステップバスの大型バス(三菱ふそう MP35ノンステップ)が運行されていて、意外とたくさんの方が利用されていました。 高師浜行きの代行バスが出発していきます。二台のバスが交互に運行されているようでした。 さて、この代行バスに乗る際にはICカードのタッチもなければ整理券をとる必要がない。では、どうやって羽衣駅から南海本線にのるんだろう、っていう疑問が出てきますよね。 その答えはこうなっているんです。 つまり、高師浜から代行バスに乗った人は、青いラインのところにある自動改札機にICカードをタッチする。また、私のように伽羅橋南(または北)から乗った人は黄色のラインのところにある自動改札機にタッチする。現金で利用の人は、自動券売機で切符を購入するという流れになっていました。ICカード利用者なら特に混乱はないと思うのですが、現金で利用する人は毎回ここで切符を買わなければならないとはちょっと不便かも。ちなみに、「伽羅橋~高師浜」のみだけ利用する人はどうしていたんだろう? そんな奇特な人はいないからスルーしているのかも。そんな検証もしてみたかったんですけどね・・・。 4月6日(土)からは、元通り列車が運行されるようになるということで、バス利用でいろいろ不便だったことは解消されるんですね。車両も南海電鉄では古参車の一つである2200系が引き続き使われるんでしょうけど、これも置き換えの話があるので羽衣駅の新しいホームで見られるのもあと少しかもしれませんね・・・。
2024年03月31日
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先日、大阪駅前のバスプールで大阪シティバスの歴代の塗色の並びを見ることができて、思わず写真に収めました。 真ん中が大阪市営バスの通称「ゼブラバス」と呼ばれた時期の塗色、向かって左側が大阪市営バス最後の塗色、向かって右側が大阪市営バスが民営化されてできた大阪シティバスの塗色です。 個人的には、就職して仕事などで市バスを利用したことも多かったので、なじみがあるのは向かって左側の塗色ですが、子どものころに我孫子に住んでいたことからゼブラバスも捨てがたいですね。 それにしても、偶然とはいえ、うまい具合に並んでくれました。
2023年10月13日
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私の地元を走る奈良交通バスは、白地に緑色と「跳鹿」のマークが特徴です。 こんな感じですね。 でも、かつてはこんな色でした。 う~ん、何と言うのかな。ペパーミントに茶色のライン、っていうと伝わるかな。 とにかくなんだかなぁって感じの色でしたが、その色のバスが奈良交通の西大和営業所に一台だけ存在しています。もちろん、特別にその色にしているんですけどね。 子どものころに親と一緒に奈良に行ったことがありますが、この色のバスをみてその当時も「う~ん」って思ったことを思い出します。でも、昔のカラーを復刻させてくれているので、それはそれでいいなぁって思っています。 ちなみに、近鉄バスも大阪市内などでかつての路線バスの色を復刻させたものが走っているのを見かけることがありますよ。
2023年09月25日
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大阪府南部で路線バスを運行している金剛自動車は、2023年12月20日(水)をもってバス事業を廃止する見込みです。 同社によると、事業廃止へ至った理由を「乗務員の人手不足や売上の低下など、様々な要因があった」としています。12月21日(木)以降の運行については、沿線自治体(富田林市・太子町・河南町・千早赤阪村)の地域公共交通会議および法定協議会で協議してもらうよう依頼中だそうです。詳細な情報は決定次第、告知されます。 金剛自動車は「皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解を頂きますようお願い申し上げます。金剛バスへの長年のご愛顧に心から感謝申し上げます」としています。 ちなみに同社は、2023年6月にはタクシー事業を廃止しています。【乗りものニュースから引用】 今日の昼のニュースでこれが取り上げられた時、「えっ?」ってびっくりしました。金剛バスは、大阪府南部の富田林市周辺を運行している中小のバス会社で、過去にブログでもとりあげたことがありました。 昨今は、利用客の減少と運転士不足で路線休止や廃止というニュースはみたことがありましたけど、いきなり「事業廃止」は聞いたことがないし、他のバス会社への事業譲渡ということも今のところは話に出ていないみたいですね。 それにしても、運転士不足というのはかなりつらいですね。利用客があったとしても、運転する運転士がいないと車両はあっても運行できないわけだし、路線バスなので運転するには大型二種免許が必要ですからね。私のように運転好きな人もいるでしょうけど、仕事となると待遇が悪かったり、昨今だとしょうもないクレーマーもいるようだし、やってられんわ~っていうことで定着するのも難しいのかな。 自治体の支援もこれまであったのかもしれませんが、地域の足を確保していくためにはさらなる支援が必要だったかもしれないな・・・。 それにしても、いきなり事業廃止ということになってしまいましたが、どこかのバス会社が救済するのでしょうか。大阪府南部だったら、南海バスや近鉄バスもありますが、これらの会社も楽ではないでしょうしね・・・。
2023年09月11日
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今日は、朝に近鉄奈良線学園前駅の方へ行きました。用事はあっという間に終わったのですが、その時に学園前駅前で発車待ちをしている路線バスの中に、貴重な三扉車を見かけました。 一番手前の日野ブルーリボンの車体をよく見れると、前扉・中扉・後扉と三か所に出入り口があります。 拡大するとこんな感じ。 この手の車両は、利用客の多い路線でよく見かけましたが、最近は見かけないですね。奈良交通では、かなり数を減らしてきているようです。以前は奈良公園周辺の循環バスでも見かけたんですけど、今は置き換えられてしまっています。 学園前周辺は、前乗り・中降りが基本で三扉車の場合は利用客も多いことから後扉も開いて降車をスムーズにする目的で利用されているのですが、例のバリアフリーのためにこのような車両は仕組み上ノンステップにできないためなのか、だんだん見られなくなってきているようです・・・。 数を減らしてきていますが、何とか長く活躍してほしいものです。ちなみに、写真の車両は1997年製造、26年目の車両なのでそのうち置き換えられてしまうのかな・・・。
2023年07月16日
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先日、出張で大阪市旭区へ行きました。今回は地下鉄等鉄道ではなく、現場の最寄がバス停に近いということでバスで移動しました。大阪市バス改め大阪シティバス、ネーミングががなじまないんだよな~ さて、そんな最寄りのバス停の城北公園前の時刻表を見てびっくりしました。 このバス停は、守口車庫前から大阪駅へ向かう34系統のバスと守口車庫前から天満橋駅へ向かう10系統があるのですが、この34系統のバス時刻表、よくみると数字がいっぱい書いてありました。 ちょっと拡大してみますと、7時台なんて2分おきくらいにやってきていますね。それだけ利用客が多いということなんでしょうけど、すごい本数ですよね。そういえば、今から20年近く前に行ったことがある現場のバス時刻表には、確か7時台だったと思うのですが『この時間、頻発』と出発時刻の表示すら書いていないところがあったのを思い出しました。ひっきりなしにやってくるという光景をみてみたかったなぁ。 この34系統のバスは、大阪シティバスの中でも本数が多いし、日中もよく混雑しているのを見たことがあります。人口が多いところだし、地下鉄からは少し離れている(接続する駅はあるが)し、地下鉄の場合は「階段を下りて・階段を上って」というのが面倒ですしね。バスは路面を走るわけだから、階段の上り下りはないですから。それで思い出したのが、この路線は1969年まで市電が運航されていたところを重なるんですよ。市電最後の路線の一つでしたから、沿線の方にとっては地下鉄よりもなじみがあるのかなってね。
2023年05月31日
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今日は3・11。東日本大震災の合った2011年から12年経ったんですね。あの日は、職場の建物が免震構造だったせいもあるのですけど、船が揺れるような揺れが長く続いていったい何が起こったのかわからない状況でした。その後、東北での大地震だったことがわかり、東北からかなり離れているのにその揺れが伝わってくるということに驚いたものです。震災にかかる被害は大きくて、12年経った今でも復興には道半ばといったところでしょうか。 さて、1995年の阪神・淡路大震災の時もそうでしたが、震災後に電力・ガス事業者が復旧作業に従事されていましたが、津波に流されるなどして使用できなくなった路線バスを提供した事業者もたくさんありましたね。その中で大阪市交通局(当時。今は民営化されて大阪シティバス)がいち早く支援物資を路線バスで運んだ話はあとで知りました。支援物資を運ぼうにも上役の決裁が必要なのはどの組織でも同じ。ましてや当時の大阪市交通局は公営交通ですから、市の上層部にお伺い立てる必要があったのでしょう。でも、そんな緊急時にそんなことをしている場合じゃないだろうということで見切り発車したとのこと。その結果、支援物資は直ちに届けられたそうだし、送り届けた路線バスはそのまま被災地の復興用に活用されたとのこと、ホント、役に立ってよかったなぁと思います。 それにしても、上層部にお伺い立てることなく見切り発車をして、しかも「帰ってからみんなで怒られたらええやん」という行動は、関西人ならではのことかなって改めて思いました。目の前で災害が起こって困っている人がたくさんいるのに、いちいち伺い立てている場合じゃないだろっていうことだからね。 もうあのような災害は起こってほしくはないけど、南海トラフ巨大地震の発生が想定されていることから、支援がスムーズにできるような仕組みが構築されていたらいいですね。
2023年03月11日
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先日、天満橋のOMMビル近くにこのようなバスが停まっていました。 「NEW JAPAN PRO-WRESTLING」 そう、新日本プロレス(新日)のバスだったんです。この日、OMMで何か新日のイベントをやっていたのかな? プロレスのイベントだったら、ファンがたくさん来ていたと思うんだけど、気が付かなかったなぁ。 ちなみに、本当は正面から撮りたかったけど、人がいたので通り過ぎてから振り返りざまに撮影しました。
2023年03月04日
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先日、姫路へ出張しました。姫路といえば御座候。関西の方ならご存じですよね。いわゆる「今川焼き」「太鼓焼き」「大判焼き」ですよね。私も好きなお菓子の一つです。 写真は6個入りのものですが、こんな入れ物に入れてくれます。 今の時期は寒いので、温かいうちに食べたいですね。 ところで、この日は姫路駅北口からバスで出張先まで移動したのですが、そのバスを待っている間に反対側のバス乗り場にやってきたバスが御座候のラッピングバスでした。ラッピングバスだからできることですけど、なかなかユニークですよね。
2023年01月16日
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今年9月に関空へ行ったときに見かけた路線バスの写真です。 最近は、こんな長いバスが導入されているところがありますね。 これは、関空島内の第一ターミナルと第二ターミナルを結ぶ区間で使用されている「連接バス」とよばれるものです。要するに、鉄道車両のように幌で二台分がつながったようになっているというものですね。長さは18.12mですから、一般的な鉄道車両より少しだけ小さいだけ。(普通のバスがだいたい10m)そんなのが道路上を走るわけですからね、なんだかすごいですよね。メルセデス・ベンツ製のバスだそうです。 正面も撮影したかったのですが、正面よりもサイドの方がいいかなということで。長さが長いことはお判りいただけたかと思いますが、まだ乗る機会がないのでいつか乗ってみたいと思っています。
2022年12月26日
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昨日は、京都市伏見区へ仕事で行きました。京阪中書島駅からバスに乗りましたが、その終点が最寄でした。その終点のバス停は・・・ この横大路車庫前です。 バス停の「〇〇車庫前」って、普通は車庫の前にバス停があるものが多いのですが、この横大路車庫前はこのようなところにあります。 はい、このように京都市営バスの横大路車庫の中にあります。この写真の右側に屋根が見えますが、ここからバスに乗ります。 ちなみに、中書島駅からやってきたバスは、この車庫の中に入ってバス停も何もないところにて降ろされます。まぁ、降りるだけだからこの車庫の中のどこで降ろしてもらってもいいんですけどね。 それにしても、「バスの車庫の中が終点」というのは結構珍しいかと。というのも、車庫の中って、さすがにバスが行き来するものですから、安全のためには一般の人の立ち入りを制限するというもの。ただ、この横大路車庫のあるところは、交通量が多い道路が交差することと、この横大路車庫自体が結構広いので客扱いしても問題ないということがあるのかもしれませんね。 そういえば、かなり以前に仕事で行った関西電力の姫路第一発電所にもバス停がありました。探していけば、変わったところにあるバス停って全国的にもたくさんあるんでしょうね。 それから、この横大路車庫のバス停のすぐ近くには、蛍光灯や廃天ぷら油などを引き取るボックスが設置されていました。蛍光灯の古いものは家電量販店で回収しているところは見たことがあるのですが、廃天ぷら油を回収しているところは珍しいかなってね。
2022年10月06日
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わが国では都市部においては、例の排ガス規制のためにディーゼル車は11年を経過すると継続して登録することができなくなっています。もちろん特別な装置がついていたら別でしょうが、一般的には不可となっていることからまだまだ使えるバスは地方部へ流れているのはご存じかもしれません。そういったバスもさすがに25年を超えて現役というのはほぼないでしょう。 そのようなバスが現役を退くと、大概は解体されてしまうことが多いわけですが、保存目的で大切にされているものもあります。今回紹介するバスもその一台です。 このバスは他のサイトの情報によると、夕張にかつて存在した三菱鉱業株式会社美唄鉄道事務所で1967年に登録された三菱ふそうMAR470で、最初は夕張と札幌を結ぶ特急路線で使われていたそうです。そして1985年に廃車となって、民間会社に譲渡されてその後はそのまま保管されていたのを愛好者が譲り受けてこのような状態まで復活させたそうです。屋外に置かれているのは、何かのイベントに使うための準備だったのかな・・・? シャシーは三菱製ですが、車体は呉羽ですね。 この塗色は、三菱鉱業当時のカラーリングだそうですが、やや色あせてきていますね。バスを保存して維持するというのはとても大変なことなんです。しかも、これは自走できるとか・・・。動けるようにするのはさらに大変なんですよね。部品の確保が一番大変です。 さて、私にとってはこの後姿に覚えがあります。私が子どものころ、家の近くを走る南海電鉄バス(現・南海バス)の古めのバスがこの形だったんです。もっとも、窓は写真の引き違いのメトロ窓ではなくてバス窓のついた上昇式の窓、路線バスなので後ろ扉もあり、その後ろ扉が折り戸、車体側面の中央に非常口、と仕様はこの写真とは異なっているものの、リアのグリルにコンビネーションランプ(バス協タイプ)が取り付けられているのは同じです。グリルにコンビネーションランプを取り付けるという発想は、このバスだけで他は見たことがなかったですね。 私のデリカSWと並べて写真に収めました。 1967年製のMAR470(右)と1996年製のP25W(左)。同じ三菱製ということで・・・(笑)。 先にも書きましたが、このような古い車両を維持するのは大変なこと。 維持されている方々に敬意を表します。
2022年09月14日
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先日、関西国際空港(関空)へ行く用事がありました。関空へ行くのは久しぶり、いつもは列車で行くのですが、この日は車でした、車で行くのは何年ぶりだろう・・。 駐車場に車を置いて、関空島内を走る路線バスが停まっていたのですが、いつの間にかこんなバスが投入されていたんですね。 連接バス(連結バスとも)です。メルセデスベンツのシターロGという車種で、全長18.12mもあるそうです。このバスは、LLCの発着が多い関空の第二ターミナルへ向かう便に使用されているとのこと。どこかで見かけた記憶はあるのですが、こんなに間近で見たのは初めてでした。乗ってみたかったけど、第二ターミナルへ行く用事ではなかったので、このようにサイドビューだけ写真に収めました。
2022年09月12日
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昨日は、仕事で兵庫県加古川市へ出張、最寄駅からタクシーで移動しました。みなさんはタクシーでの支払いはどうされていますか? やはり現金ですか? それともクレジットカード? 最近は電子マネーというものもありますけど、私は基本的にはタクシーチケットを使っています。タクシーチケットは、クレジットカード会社が発行しているものですが、クレジットカードが使えないタクシー会社でもタクシーチケットは使えるところがあるので重宝しています。ただ、このタクシーチケットやクレジットカードでの支払いにおいて、困った問題があります。それは「領収書」についてです。 私の職場では、タクシーを利用した場合には、その支払ったことを示すために領収書を請求書に添付することが求められています。ホント面倒なんだけど、まぁ仕組みだからね・・・。ただ、この領収書というのは、現金で支払った場合(現収)にのみ適用なんですね。それじゃあクレジットカードやタクシーチケットの場合はどうなるのか? この場合は領収書ではなく「未収金」という名称で領収書の代わりが発行されます。 未収金? って思いますよね。これは、タクシー会社はクレジットカードの会社に請求することになるので、乗客がクレジットカードやタクシーチケットで支払った時点では現収になっていない、つまり「未収金」であるということなんですね。タクシー会社では、その後クレジットカード会社に請求してお金が振り込まれてようやく領収した、ということなんです。 問題なのは、これは私の職場だけのことだと思うのですが、「未収金と書かれたものを持ってこられても領収書にあらず」ということを頑なに言われているんですね。それでは、現金でしかタクシーを利用できないし、今回は比較的近いところだったからいいんだけど、以前いた部署なんかだと5日間の出張で片道8000円も支払うような状況でしたから、とんでもなく現金を用意しなければならないし、請求したところで3か月くらい手続きに時間がかかったことがあった(請求しているのだからさっさと払え!)ので、タクシーチケットが使えるならチケットで支払っている私です。 さて、タクシー会社としてはクレジットカードやタクシーチケットでは領収書を出せない。でも、こちらとしては領収書は欲しい。ではどうしているか。そこは運転手さんにお願いして領収書を発行してもらっています。タクシー会社によっては、「本当はダメなんだけど・・・」といいながら乗客の要望ということでそれを受け入れてくれて発行してもらっています。昨日利用した二社のタクシー会社の運転手さんもいずれも発行してもらったので助かりました。 まぁこれとて、かなり以前利用したタクシー会社の運転手さんは頑なにそれを拒否! まぁ当然といえば当然のことでその運転手さんは間違ったことはしていません。そこで私は、後日クレジット会社からの引き落としの連絡があった時にあわせて、領収書の発行を別途依頼して発行してもらった、なんていうことがありました。 ところで、現金以外でタクシーを利用する方が運転手さんにとってもお金のやりとりがないからいいんじゃないかなって思うのですが、実際にはどうなんでしょうね。タクシーチケットの場合は、チケットにいろいろと書き込まなければならないという手間はあるのですが、運転手さんにとっては装置の操作をしなくていいから(クレジットカードの場合はカードを差し込んで・・・って慣れないと面倒みたいだった)楽じゃないかなってね。あと、現金のやり取りがなくなれば、そのお金を狙った強盗に狙われる心配はないし。ただ、そうはしてもタダ乗りに対しては無力だけどね。 ちなみに、昨日帰りに乗ったタクシーの運転手さんの話では、最近はタクシーアプリで配車の要求があるけど、常連さんではない一言さんの場合が多いから夜遅くでさみしい場所だったりすると躊躇する、って話していました。実際にその会社では何年か前に運転手仲間が殺される事件があったから、本来はタクシー会社からの配車がありがたい、って話していました。 すみません、久しぶりにタクシーに乗って運転手さんとそんな話をしたり、チケットの話で長々と書きましたが、今日の話は以上です。
2022年01月13日
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先日、大阪駅前からバスに乗って出張に行きましたが、その時に見つけたラッピングバスです。 右側のバスは、大阪シティバス(→大阪市営バスが民営化された)のオリジナルの塗装でm左側のバスがチキンラーメン仕様のラッピングバスです。チキンラーメンのひよこちゃんが描かれていますが、側面の大きなひよこちゃんの顔が右側のバスで隠れてしまっていますね・・・。 それにしても、チキンラーメンのパッケージにあわせたようなラッピングはなかなかユニークです。塗装ではここまで手の込んだことはできませんからね。 ちなみに、これもスマホで何気なしに撮影したのですが、こういうのってタイミングですよね。もう少し早く撮影できれば、右側のバスに邪魔されずに撮れたんですけどね・・・。
2021年11月11日
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先日、雨の中とあるパン屋さんに行ったときに、道路の反対側の自動車整備工場に懐かしいトラックがありました。 三菱キャンターです。1978~1985年まで製造された4代目にあたるモデルで、この写真のトラックは幅広の車体なので3t積みのようで、1982年式あたりではないでしょうか。 奈良県は、排ガスの規制地域対象外なのでこのように古いトラックを見かけることがあります。ナンバープレートもついていたので、まだ現役のようです。私のデリカSWよりもさらに10年近く古い車両ですからね、長持ちですよね。
2021年10月05日
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バスの出入り口ドアって、前中扉あるいは前後扉とも折り戸だったり、中扉や後扉は引き戸と仕様によって異なりますし、バス会社によっても異なります。最近の新しい車両は前扉は折り戸、中扉は引き戸というのが多いと思います。 さて、中扉が折り戸×2枚というのもありまして、私は意外とこの仕様が好きだったりします。 このような感じですね。中扉が折り戸×2になっているのがお分かりいただけるかと思います。こうすることで、開口部を広くとることができるので乗り降りが短縮できます。関東のバス会社ではおなじみの仕様かもしれませんが、関西では少数派です。 写真は、奈良交通の日野ブルーリボンシティ(HU2)でワンステップ仕様となっています。私の住む王寺町にはこの仕様は配置されていないのですけど、奈良市内とか生駒市内といった利用客の多いところで使用されています。
2021年09月08日
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先日、和歌山へ出張に行きました。今回の出張先はJR和歌山駅近くだったのですが、JR和歌山駅は市内を走る和歌山バスのターミナルとなっております。その和歌山バスは、新車のバスももちろんあるのですが、最近では阪神バスからの中古車両も多くみられます。 さて、その和歌山バスには、他社にはないちょっと変わったアイテムがあります。 このバスをご覧ください。バスの後方には、行き先が表示される方向幕がありますが、このバスにはありません。最近のバスはLED表示のものもありますし、標準で取り付けられているものが多いと思います。ちなみに、このバスは大阪市交通局(現・大阪シティバス)の中古車両だったのですが、大阪市交通局当時はちゃんと方向幕はありました。移籍に際して取り外されてしまったようですね・・・。 そのうちのこの黄色の丸印で囲まれたところに注目してください。 拡大するとこうなっています。 「市駅 和駅」 「市駅」とは、南海和歌山市駅、「和駅」とはJR和歌山駅を示しています。 さて、この表示は何を示すのか。私も最初は意味が分かりませんでした。これは、郊外路線からやってくる南海和歌山市駅行きまたはJR和歌山駅行きのバスが団子状態で運転しているときに、前を走るバスが同じ行先の時には、次の停留所への停車は前のバスに任せて、当該停留所は降りる人がいなければ通過することを目的として、このような表示があるそうです。最近導入される新車のバスや中古バスには後ろにも方向幕があるので、この表示が見られるのは少なくなってきているとは思うのですけどね。 バス会社によっては、独自のアイテムがあったりして面白いものですね。
2021年09月01日
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宇都宮市など栃木県央を中心に走る路線バスの前面に、「まえ乗り」「うしろ乗り」という横断幕が掲げられるようになった。この地域では、前のドアから乗り降りする方式が続いていたが、そもそもなぜだったのか。あらためて背景を探ってみた。(中略) これを見据えて、両社は1月5日から、バスの機器の交換を始めている。ICカードはまだ使えないが、整理券器は後部に移るため、車両ごとに順次、後ろのドアから乗る方式に変えている。この変更で、乗降時間の短縮が見込める。【朝日新聞digitalから引用】 路線バスって、各事業者や地方によって乗り降りが異なっていることがありますよね。本文にあった栃木県の場合は「前乗り」と「後乗り」が混在していたようですけど、これが今回ICカードを使えるようにするために「後乗り」(正確には中乗り)に統一されるみたいですね。 関西では、長らく「後乗り・前降り」が主流でした。だから、バスのドアのある位置も前と後ろにある「前後ドア」となっておりました。ところが、ノンステップバスやワンステップバスの導入に伴い、「前中ドア」のバスが導入されたことにより「中乗り・前降り」の変更されました。 そんな関西であっても、今は事業譲渡されたかつての尼崎市営バスは、前後ドアのバスでありながら「前乗り・後降り」という極めて珍しい形態でして、私も初めて乗った時はびっくりしました。また、私が住んでいる奈良県の奈良交通では、奈良公園などを周回する循環バスは3扉車で「前乗り・中降り・後降り」という極めて珍しい形態でした。 関西以外では、前中ドアのバスが主流なので「中乗り・前降り」でしょうね。均一運賃だったら「前乗り・中降り」というところもあるのでしょう。 また、観光バスタイプの車両を使う場合には、前にしかドアがありませんから「前乗り・前降り」になりますね。かつての奈良交通の十津川特急バスなんかはそうでした。さらに、私が箱根に行ったときに利用した箱根登山バスは、前中ドアでありながら「前乗り・前降り」で中扉は基本的に使っていなかったような・・・。 こうしてみていくと、本当に複雑な形態になっているんですね。今はネットで調べられるのでいいのですけど、かつて仕事などで初めての場所で路線バスを利用する際は、その違いに驚いたものです。だから、本文にあったように混在している地域であれば「前乗り」とか「後乗り」と表示してくれていると助かりますね。 ところで、最近は地方のバス会社でもICOCAやSuicaなどのICカードが使えるようになったことから、とても便利になりましたね。関西のバス会社でもかなり増えてきましたし、関西以外へ仕事などで行ってもICカードが使えると整理券番号で確認しながらお金を準備して…というこれまでの当たり前の面倒なことをしなくて済むのでかなり楽ですね。ただ、これもバス会社によって使えるところと使えないところがありますので、例えば金沢へ行ったときのことですが、西日本JRバスはICOCAが使えるのに、北鉄バスは使えないなんていうことがありました。(これは今もそのようです) 話を戻して、個人的には路線バスに乗るのも楽しみの一つなので、早く新型コロナウィルスの感染拡大が収まって、仕事などであちこち行くことができるのを楽しみにしています。
2021年02月20日
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大阪シティバスは2020年8月28日(金)、路線バスの車両デザインを刷新すると発表しました。 1979(昭和54)年に現在のデザインが採用されて以来、41年ぶりの変更です。 新デザインは、11月から12月にかけて新車10台(鶴町営業所5台、酉島営業所5台)から採用が始まり、その後は車両更新にあわせて全534台の車両に採用される計画です。【乗りものニュースから引用】 大阪シティバス、っていってもどうもピンとこないんですけど、要するに以前の大阪市バスですね。どうしてもまだ「市バス」って言ってしまうのですが、その大阪シティバスは、市営交通の民営化によって発足したのですが、バスの塗色は市バス当時のまま。クリーム色に黄緑色のラインが入ったもので、これは1979年から採用されたものだそうです。それ以前も似たようなデザインだったような気がして調べてみると、ちょっと違いました。クリーム色のベースは同じなのですが、黄緑色ではなく緑色(草色?)のラインで、そのラインも今のものとは異なっておりました。もっとも、それより以前は4歳まで我孫子町に住んでいた私もよく覚えているいわゆる「ゼブラカラー」と言われる濃緑に白いラインが何本も入っているものでした。 さて、民営化されてからも市バス当時の塗色だったものを新しいカラーリングにするとのこと。計画のデザインでは、バスの正面は今のバスにも使われている伝統の緑色、車体中央が白、車体の後ろが濃青という三色カラー。まるで「ファミマ」かと思わせるようなものです(笑)。いやぁ、慣れたらそうでもないのかもしれないけど、そのカラーリングはどうなんだろうか・・・? 今年の後半に導入される新車から採用されて、既存車両も塗り替えられていくんですけど、実物見たら「まぁまぁかな」って思うのかな、どうなんだろうなってね。
2020年09月03日
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空港へのアクセスは、空港にもよりますが列車、モノレール、新交通システム、リムジンバスなどいろいろありますよね。例えば、今回利用した大阪伊丹空港、大阪関西空港は鉄道、モノレールとバス、函館空港はバスを利用することになりますが、事故やトラブルのことを考えれば2ルートあるのが理想です。 さて、函館空港と函館駅の間は、リムジンバスが運行されています。写真がそのバスですが、私にとっては見覚えのあるバスでした。そう、この塗装と車体に貼り付けられた犬のマークで帝産バスというのがお分かりいただけるかと思います。そう、ここで運行されているのは函館帝産バスです。 函館空港と函館駅の間を約30分450円で結んでいます。途中にいくつか停留所がありますが、ほぼ大半の方が函館駅まで乗車されていました。ただ、残念なのがICカード対応になっていないところ。函館市内の路線バスの函館バスはICカード対応だそうですが、タクシー事業を行っている函館タクシー(函館帝産バスのタクシー部門)は、タクシー業界ではまだ珍しいICカードでの支払いができることから、このリムジンバスにも導入してくれたらいいんですけどね。
2020年02月17日
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今日は京都府福知山市へ出張でしたが、22日は滋賀県野洲市へ出張と今週は結構動きました。 さて、その滋賀県野洲市へ行った際に、停まっていたバスを見て写真に収めました。 近江鉄道バスですが、車体をよく見ていただくとバスの出入り口が三箇所あることがお分かりいただけるかと思います。前側の折戸、中扉と後扉は引き戸になっているものですが、このような3箇所の出入り口のあるバスは、関西では珍しいものです。奈良交通では例がありますが、そのほかではかなり少ないのです。その理由はよくわかりませんが、関西では今でこそ「中のり前おり」のスタイルですが、元々は「後ろのり前おり」が多かったせいで、関東のような「前のり中おり」であれば早く乗客を降ろすために「前のり中&後ろおり」というのもありうるのですけどね。 ただ、昨今のバリアフリーという点から、低床車両の車両が増えたことと、その構造上から「前中扉」の仕様しか作られないことから、このような三扉車はいずれは姿を消すことになりそうです。 この近江鉄道バスの車両は、おそらく東京の西武鉄道からの移籍車だと思われます。
2019年07月25日
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3月16日に全通したおおさか東線に乗ってきましたが、その中で下車した城北公園通駅前でこんなものをみかけました。駅のホームから見えたんですけどね、気になるので降りてみました。 はい、廃バスですね。バスファンの方ならこの後ろ姿でわかるのではないでしょうか。年式はわかりませんが、三菱ふそうのMK116ですね。 公民館のような感じで使われているんでしょうか。後ろ扉はオリジナルでは引き戸なのですけど、ここにはシャッターが取り付けられています。ここから入るんでしょうね。 前にまわるとこのバスの特徴がよくわかる表情がありました。 前にもこのブログで紹介しましたが、バスはシャシーメーカーとボディーメーカーが同一でないことがあるのですが、このバスはシャシーは三菱ふそう、ボディーは呉羽車体となっており、しかもライト周りが特徴的なモデルとなっています。 このバスは、公民館的な使われ方をしているのか、塗装は緑色一色に塗られて窓の部分も塞がれていて大阪市営バス当時の外観はほぼ原型をとどめていませんけど、屋根に特徴的なアンテナが残っているなど一部には大阪市営バス当時の面影が残っています。
2019年04月04日
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国土交通省は12日、目的地までのタクシー運賃を乗車前に確定させる新サービスを2019年度に導入する方針を決めた。スマートフォンの配車アプリを使って車を呼ぶ際に利用できる。渋滞や迂回(うかい)で運賃が高くなる不安をなくし、需要を喚起する狙い。4月にも通達を改正し、地方運輸局の準備が整った営業区域から事業者の申請を受け付ける。同省は全国展開したい考えだ。 新サービスは、タクシー各社が用意するアプリを使って客が乗車地と目的地を入力。表示される経路と運賃に納得すれば確定となり、運転手の判断で経路を変更されても運賃は変わらない。 客は、従来通りの距離や時間に応じたメーター運賃を選ぶこともできる。客の都合で経路を変更した場合は途中からメーター運賃に切り替わる。天候やイベントなどによる大規模な交通規制の発生など、サービスが利用できなくなるケースもある。 国交省は17年8月~10月に都内で実証実験を実施。メーター運賃との差はほとんどなく、利用者の7割が「また利用したい」と回答した。【SankeiBizから引用】 このサービスはありがたいって思います。特に、あまり行ったことのない場所でタクシーに乗る際にはいいかも。私の場合、タクシーに乗ることが予定にある場合、事前にタクシーポータルサイトなどでおおまなか金額を算定しているのですけど、あくまでも目安ですからね。混雑している場合や通るルートによってはそれ以上かかることもありますから、乗っていてもメーターが気になって仕方ないんですよね。 そんなところをいわゆる目的地までを「定額制」のような感じになるんですね。定額制だったら、先に運転手にお金を渡せばいいし、急ぐときはそんなこともできるからいいなぁってね。 まぁ、大規模な交通規制があった場合はこのサービスは利用できないみたいなので、混雑時期は使えないのか・・・。 観光地などでは使えるサービスかなぁって思っています。
2019年03月21日
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京都市内のバス停で路線バスに備え付けのインターホンのブザーを押したのに、ドアを開けてもらえないのはおかしい-。「家族が乗車を拒否された」という男性から疑問の声が寄せられた。停止して応答しているのだから、ドアを開けるぐらいできそうなものだが、運転手側にも言い分があるようだ。出発前後のブザーによる呼び出しにどう対応しているのか、市内のバス事業者や運転手を取材した。 男性は左京区の会社員(55)で、バスに乗るのは義母(79)だった。義母は1月5日午後8時20分ごろ、同区の花園橋バス停から四条河原町行きの京都バスに乗ろうとした。バスは出発時刻前に到着し、時間調整のために停車中だった。義母は足が不自由なため、先にバス停に着いた家族が運転手に「少し待って」と声を掛けておいた。ようやく義母が着いたが、後部ドアが閉まったため、家族がドアの横にあるインターホンのブザーを押すと、運転手は「時間なので発車します。次のバスをご利用ください」とアナウンスして発車したという。 男性によると、義母は発車時刻にバス停に着いたといい、「お願いしているのに発車するなんて『いけず』だ」と納得できない様子だ。 一方、京都バス(右京区)の言い分は食い違う。ドライブレコーダーの映像などを調べた結果、運転手は家族の要望を受けて待っていたが、発車時刻を4秒過ぎたため「時間なので申し訳ないです」とアナウンスしてドアを閉めると、家族にブザーを押された。さらに定刻を過ぎたため、再度アナウンスして発車した。運転手は「家族は見えたが、高齢女性がいたという認識はなかった」と説明しているという。 京都バスは「発車時刻を過ぎているのに特定の人を待てない。車内に他の乗客がいるし、先のバス停で待っている人もいる」と理解を求める。 インターホンのブザーを設けている理由について、京都市バスを含む多くのバス事業者は「バスが大勢の乗客を降ろしている間や防寒のためにドアを閉めて待機している間、乗客が運転手にドアを開けてもらって乗車したり、行き先などを尋ねたりすることを可能にするため」と説明する。発車時刻になってドアを閉めた段階では運転態勢に入っているとの認識で、その後の無理なブザーの使用を控えるよう求めている。【京都新聞から引用】 路線バスのほとんどがワンマン運転のため、バスの車体外に運転手と会話できるようにインターホンが設けられています。私は使ったことがないのですが、ボタンを押すと運転席にブザーで知らせてそれに運転士が応答する、もしくは乗車口の扉へ出向くというものだったと思います。また、このインターホンの目的は本文に書かれていますが、今回の記事になっているものは「いけずだ」とクレームを言っている男性の方がおかしいんじゃないかって思います。 まず、バスは公共の乗り物で、この男性の義母専用のものではありません。発車時刻になればバスは出発するのは当然、それが4秒でもすぎれば発車するものなんです。「そのくらい待ってくれても影響ないだろう」って思うかもしれないけど、その4秒のためにその他大勢の利用客は迷惑を被るわけです。しかも、足が不自由ということになれば、最近の路線バスに多いノンステップバスといえども乗ってから座席に座るまでかなりの時間をロスすることが目に見えてますから。運転士としては、ちゃんと仕事したということになるでしょうね。 中には待ってくれる運転士もいるかもしれないけど、本来はやってはいけないことなんだし、これも本文に書いているとおりですわ。その次のバス停でも待っているお客はいるわけだから。 だから、この「いけず」だという男性がすべきことは、バス会社に文句言うのではなく、もっと時間に余裕をもってバス停に行くか、足の悪いという義母のためだというなら車内が混雑して転倒の危険や乗り降りに時間がかかってほかの客に迷惑がかかりそうな路線バスではなく、タクシーを利用する方がいいんじゃないの? そういえば、いつだったか大阪市バス(当時)に乗っていた時に、乗り遅れた客が信号待ちで停まったバスのインターホンを押して運転士がやむを得ず乗せたことがあったんです。運転士としてはバス停以外で乗せることはできないんだけど、そこでその客を放置すればほかの車に轢かれてしまうおそれがあるためやむを得なかったんだろうけど、個人的にはそんな客、放置しても差し支えなかったと思いますけどね。そんな客は一度甘い目にあうと、図に乗るからね。まるでどこかの国みたいにさ。 話を戻して、本文にあった運転士は何も間違ったことはしていないから。たかが4秒ではないんですよ。
2019年02月14日
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去年12月に岡山へ行きまして、路面電車の岡山電気軌道(岡電)に乗りましたが、岡山市内ではバス路線もなかなか魅力的なものでした。岡山市内では岡電バス、両備バス、下津井電鉄(下電)、中国JRバスなどを見られますが、バスボディーの色が茶色系統の宇野自動車もあります。 これが宇野自動車のバスです。カフェオレ色とも言えそうな色ですよね。この宇野自動車、JR宇野線の宇野駅周辺を走っていることから社名になっているのではなく、社長さんのお名前が宇野さんだそうで・・・。だから、宇野のある玉野市には行ってないのです。 宇野自動車のバスの特徴としては、車体の上部に取り付けられた五灯のマーカーランプです。昔の観光バスではよく見られたものですが、さすがに五灯もなかったですよね。 しかも、この五灯のマーカーランプは前だけでなく、後ろにも取り付けられているという念のいれよう・・・。古いバスならいざ知らず、最近の日野ブルーリボンやふそうエアロスターにも例外なく装備されているんですね。それが宇野自動車の特徴にもなっているわけですが。 それから、岡山市内は例の排ガス規制の対象外ということで、首都圏や近畿圏を引退した中古バスも活躍していますが、宇野自動車は積極的に新しいバスを導入しているようでした。 岡山は、路面電車の岡電が魅力的でしたが、路線バスもなかなか面白かったので、また機会があれば行ってみたいです。
2019年02月05日
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一部の民間バス会社による運行受託の撤退・縮小に伴って大幅な赤字に陥る見通しとなった京都市バスで、増収対策が焦点となっている。市バスの走行距離1キロ当たりの収入や運送収益は全国の政令指定都市などが運行している公営バスの平均を下回っており、有識者からは1日券の値上げや回数券の割引率引き下げ、大型手荷物の持ち込み料金徴収などにより、客単価を高める対策の検討を求める声が出ている。(中略) 市交通局は昨年、観光客を混雑が激しい市バスから市営地下鉄に誘導するため、バス・地下鉄1日券を値下げする代わりに、バス1日券を500円から600円に値上げしたばかりだが、委員からは状況の変化を受け、700円への再値上げや観光シーズンの販売中止など多様な案が出た。 市バスの正規運賃は大人230円だが、昼間回数券は1枚当たり実質166円のため、割引率が高すぎるとして見直しを求める声も上がった。旅行用のキャリーバッグなど大型手荷物の持ち込みに追加料金を徴収する提案では、今春以降に導入が順次始まる「前乗り後降り方式」に合わせた導入を求める意見もあった。 市交通局は19年度から10年間の経営ビジョンを策定中で、有識者委員会は増収対策を含めて1月末に答申する予定。 市交通局は、現時点で正規運賃の値上げには否定的で、「収入改善に向けて他のあらゆる努力をしたい」としている。【京都新聞から引用】 京都市バスの混雑が激しいことと民間事業者へ運行委託した路線が当該民間事業者が撤退することから、再び京都市営の直営になることも加わって赤字幅が広がるとか。加えて、このブログでも以前紹介しましたけど、市バスへの大きな荷物の持ち込みが多いために当該荷物への持ち込み料を検討するとのこと。 何でもかんでも「官から民へ」にすればいいというわけではないのは、これでもよくわかりますよね。コイズミとかタケナカヘーゾーなんかの口車に乗せられてはいけないということなんですけど、京都市にとっては痛手ですよね。 京都市バスは「中のり前おり」方式ですから、これを例えば都営バスのように「前のり中おり」にすればバスの後席の一部の座席をとっぱらえば、大きな荷物を持った人がそのスペースへ移動することも可能、ということでそういった方法も検討されているようです。 ただね、そもそもそんな大きな荷物を持って観光すること自体をやめたらいいと思うんです。旅行者も大変でしょ、なんな馬鹿でかい荷物を引きずって京都の寺社仏閣って階段のあるところがたくさんあるわけだし、ほかの人にも迷惑だしね。 だから、外国人向けのガイドブックには、「大きな荷物は、駅のコインロッカーに預けるべし」と書いてもらうことからはじめるのかな。もちろん、それに見合う大型のコインロッカーをたくさん設置する必要はあるけどね。 そういえば、去年の11月に仕事で京都へ行きましたけど、確かに大きな荷物を持った外国人もたくさんいましたね。私は海外に行ったことがないのですが、海外の観光地ではあれが普通のスタイルなんですか? もっと楽に動いたらいいのにって思うけど、お金がもったいないのかな・・・。 話を戻して、京都市にとってはたくさんの観光客がきてくれることは歓迎かもしれないけど、各観光地への移動手段として、地下鉄の2路線ではさばききれていないし、バスは混雑だしなかなかしんどいですね・・・。
2019年01月20日
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先日、和歌山へ行った時に和歌山バスで移動しましたが、そのバスの中で見つけたものです。 これは、バスの非常口にあるカバーです。この中に非常口を開けるためのハンドルが入っていますが、非常時以外に使わないでね。 さて、この絵を見るとちょっと懐かしいものが描かれています。バスの窓をみると、窓の上の方に描かれている窓は窓の隅にRがついたものになっています。この窓は、「バス窓」と言われているもので昔のバスで多く見ることができました。 この窓は今のバスでは見られることはありませんが、このように非常口のカバーに描かれています。この絵も最近のバスには描かれていることはないみたいですけどね・・・。
2018年11月26日
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今月初めに夏休みをとって神奈川県の三浦半島へ行きましたが、その際に三崎口駅で二階建てバスを見かけました。 「KEIKYU OPEN TOP BUS」というネーミングで、このバスの塗装は、浜急行電鉄の2100形をイメージし、二階の窓のところのキャラクターは「けいきゅん」というそうです。 二階建てのバスは、今でも夜行バスで使用されていますが、最近ではこのよに屋根が大きく開くように改造されているものが多いですね。屋根を大きく開いて、開放感抜群というところでしょうか。もちろん、突然の雨に対応できるようにスライド式の屋根が出てくるようになっていますが・・・。 このバスを運行しているのが、京浜急行バスです。二階建てバスの横には、京浜急行バスの標準的な路線バス(日野ブルーリボン)が停車していますが、その大きさは歴然ですよね。 二階建てのバスは、三菱ふそう製がそのほとんどを占めていますが、これも三菱ふそう製です。ちなみに、私も何度か二階建てバスに乗ったことがありますけど、写真を見れば一目瞭然なのですが、意外と室内高が低いので圧迫感を感じます。それと、荷物の保管スペースが思いのほか小さい。見晴らしがよくても、夜行バスでは関係ないし、たくさんの人が運べる以外はあまりメリットを感じませんね。そんなこともあってか、二階建て車両も新しいものがなかなかでていないようです・・・。 でも、路線バスと比べてもこの存在感ですからね、やはり乗ってみたいのは確かです。特に、景色にいいところだったら余計そう思いますよね。ただ、残念なことに私は乗ることができませんでした・・・。時間的な制約もあったので、次の機会には乗ってみたいと思います。
2018年08月29日
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今日は出張で富田林市へ行きました。富田林市は、先日来あまりありがたくない話で有名になってしまいましたね・・・。 近鉄長野線の富田林駅です。駅前はきれいになっておりましたが、駅周辺は道が狭いなぁという感じでした。 写真のバスは、金剛自動車(金剛バス)です。鉄道系列の会社ではない独立系のバス会社という珍しい会社で、バスのみならずタクシー事業も行っています。路線は富田林市と千早赤阪村や河南町に持っております。 現在使用されている車両のメーカーは、シャシーが三菱製で車体が西日本車体のものが多いようですが、かつては金剛バス特有の仕様(例えば、側面の行き先方向幕がかなり横長)のものがありました。 金剛バスの特徴としては、色合いが緑色の濃淡であることと、この「KONGO BUS」の表記です。華文字で表記するのはなかなか珍しいと思います。観光バスでは時折見かけることはありますけどね。 ちなみに、この金剛バスを使って出張先に行ったのではありません・・・。乗ってみたかったけどね。
2018年08月24日
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先日、奈良市のミ・ナーラにある奈良市美術館で行われていた「奈良を観る 大和路・バスがゆく」に行ってきました。ミ・ナーラといってもピンと来ないかもしれませんが、かつてそごう奈良店のあったところです。 いろんな写真やパネル展示、昔の広告などが展示されていましたが、写真に撮ることはできませんでした。 奈良県内で路線バスの営業が始まったのは、大正6年(1917年)5月で今の宇陀市大宇陀(当時は宇陀郡松山町)から桜井駅までの約13kmと言われています。その路線は松山自動車商会が始めたものですが、路線バスといっても今のような大きな車体のものではなく、どちらかというとタクシーみたいな感じ、もっというとジャンボタクシーに近いかもしれませんね。 当時も今もそうですが、鉄道駅までの輸送としてバスは有効な移動手段だったんでしょうね。その後は、奈良県内のほかの地域でもバス路線が開業します。春日大社や東大寺、興福寺などがある奈良市内でも大正末期から各社が参入、競合が始まっていくわけです。その後は吸収合併などを繰り返すのですが、太平洋戦争中の昭和18年(1943年)に奈良交通が県下のバス会社を統合して今に至っています。ほかの都道府県では、複数のバス会社があることが多いのですが、奈良県では奈良交通一社(乗り入れてくるバス会社はありますが)という珍しい状況となっています。 さて、奈良交通に統合される前の各社の路線図が展示されていましたが、前出のとおり街の中心部から最寄りの鉄道駅までの輸送はさることながら、当時から結構の距離を走る路線があったのが驚きでした。例えば、奈良公園近くから薬師寺や法隆寺などを経由して、私の住む王寺町を通って今の近鉄下田あたりまで結ぶ長大な路線もあったようです。道路事情は今と比べると遥かに悪い中で、どれくらいの人が利用していたのかわかりませんが・・・。 そういえば、私がこの王寺町に引っ越してきたときは、王寺駅から奈良公園近くの高畑町を結んでいる路線バスもありました。JRだったら奈良駅まで30分くらいで結んでいますが、この路線バスだと確実に倍以上の時間はかかっていたと思うし、料金もかなり高かったんじゃないかと思います。今では路線短縮されてしまっていますが・・・。 話を戻して、展示されている写真などは見るだけにとどまりましたが、昭和のはじめの頃の奈良市内の様子やそこからの街の発展を見ることができましたし、当時のバスや道路を行き交うトラックや乗用車など、私は食い入るように見ていました。また、当時のパンフレットとか広告もかなり貴重なものでした。 気がつけば2時間以上ここで写真などをみていましたよ。 また機会があれば、このような展示をしてほしいなぁって思いました。
2018年08月23日
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街を走るタクシーの車両が徐々に、レトロなデザインのトヨタ自動車製「ジャパンタクシー」に置き換わっている。東京都内の法人タクシーでみると、ほぼ10台に1台の割合となっていることが19日、分かった。タクシー車両のシェア約8割を握るトヨタは、既に他の専用車の生産を終了しており、今後もジャパンタクシーが増えていくのは確実。2020年東京五輪・パラリンピックの開催時には、3台に1台以上となる可能性がある。 トヨタによると、昨年10月に発売したジャパンタクシーの全国での販売台数は今年3月末で約4千台。業界関係者は、このうち2千台弱が都内のタクシー会社に販売されたと指摘する。これは都内の法人タクシー3万台の約7%に相当。その後もジャパンタクシーへの置き換わりが進み、現在は1割前後とみられる。 トヨタはジャパンタクシーを22年ぶりのタクシー向け新型車として投入。車高を175センチと高くした一方、床は低く抑え、大柄な外国人や高齢者、子供が乗り降りしやすいようにした。人が座った状態の車いすを載せることも可能だ。 タクシーでおなじみの車種は、トヨタの「コンフォート」「クラウンコンフォート」「クラウンセダン」だったが、いずれも今年1月に生産を終了。同社はジャパンタクシーに一本化している。 これまでのペースで増えると仮定すると、20(平成32)年までには都内で1万台を超え、3台に1台以上がジャパンタクシーとなる可能性が高い。【産経新聞ネット版から引用】 タクシーの車種って、興味のない方にはどうでもいいんでしょうけど、今よく使われているのはトヨタのクラウンとクラウンコンフォート、コンフォート、日産のセドリックですね。あとはトヨタのプリウスなどもありますが、少し前ならトヨタだったらマーク2やコロナ、日産だったらローレルやグロリア、ブルーバード、マツダはルーチェやカスタムキャブ、三菱はギャラン∑などといった車種がありましたね。 そんなタクシーも、セドリックは2014年限りで生産終了、トヨタのクラウンコンフォートやコンフォートも今年生産終了になり、ほかのメーカーも製造は行っていません。ただ、タクシー専用ではなくて市販車をLPG車に改造したものはありますが、タクシー専用車両としては本文のトヨタのジャパンタクシーと日産のNV200の2車種となっています。 このジャパンタクシー、東京に行った時にもみかけましたし、私は福井県内で乗ったことはあります。ロンドンタクシーのような車高があってスライドドアになっており、乗客としては乗りやすそうに思いました。私の感想としては、室内高もあるのでゆったりした感じがするんですけど、窓の大きさと相まってなんだか落ち着かない感じがしました。乗り心地も快適というのではなく可もなく不可もなくって感じでした。 乗った時に運転手さんに聞いたところ、「運転席後ろのドアの窓が開かない」「エンジンのパワーがやや低い」などということでしたが、ネットのコメントで現役運転手の話もハザードランプの位置やスライドドアの状況など改良すべきところはいろいろとあるようです。 ただ、個人的に思うのは、バリアフリーということでタクシーもそのようになってくるんでしょうけど、タクシーに関してはちょっと厳しいかなって思います。例えば車椅子を載せる車両であれば、ワンボックス車のような方が載せやすいと思うし。前出のNV200はそのようになっていますけど、車高があるからなぁ。なんでも一つで済ませようとすると、いろんなところに弊害がでてくるものですけど、トヨタのようなソツのない会社が詰めきれていないように思いました。 まぁそうはいっても、今後はこのような車両が増えてくるんでしょうけどね・・・。
2018年05月20日
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先月の東京での仕事の休みの日には、箱根や草津、日光、甲府へ行きました。その際には多くのバスに乗ることができました。 箱根では、国道1号線を走る路線バスに乗って芦ノ湖まで行きました。東海バスはこのようなカラーリングで、その多くは「前中扉」のバスでしたが、写真のバスは珍しいトップドアのみのもの。東海バスでは、前中扉といっても実質は中扉は使っていなかったので、このようなトップドアのバスでも使えるはずなんですよね・・・。 日光では、東武バスに乗車。これは世界遺産をめぐるバスだそうです。特装車両ですが、私が乗車したのは同じカラーリングながら、特装車両ではありませんでした・・・。 これは、東武バス日光が日光と鬼怒川温泉のあいだを運行しているかつての路面電車の東武日光軌道線の車両をイメージしたものです。モデルとなった100型は、今でも岡山県の岡山電気軌道で2両が活躍しているそうです。 ちなみに、かつての東武日光軌道線は、日光駅から馬返まで結んでいたそうで、今回は私もバスで移動したのですが、鉄道車両にはきつそうな坂が多かったです。 草津では、JR長野原草津口駅から草津温泉バスターミナルまで、JRバス関東の路線バスで移動。路線バスといっても、観光バスタイプのものでした。しかも、途中のバス停には停車しない「急行」のバスにも乗ることができました。 草津温泉バスターミナルは、このように頭を突っ込んで停車、乗降客を乗せると、バックして出発していくことになっていました。 ちなみに、JRバス関東は、国鉄バス時代からの伝統であるツバメマークが描かれていますね。 ちょうどこんな感じです。 そういえば、北海道の小樽駅前における北海道中央バスもこんな感じでした。 最後に、これは甲府駅前の山梨交通の車両。青いバスはラッピング車両ですが、その右側のバスは、かつての山梨交通の塗色だそうです。今は、国際興業バスとよく似たものとなっております。 普段見慣れないバスをたくさんみたので、写真に収められる限りは収めてみましたが、なかなかタイミングがあわなくて難しかったです。
2018年04月17日
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昨日の東京からの帰りには、久しぶりに夜行バスを利用しました。以前だったら、東京駅23時発の寝台急行「銀河」号があって重宝していたのですが、すでに廃止されてしまっているので夜行バスで移動するしかありません。 今回は、新宿駅のバスタ新宿からJR奈良駅までを利用しました。 バスタ新宿からは、西方面、北方面と様々な方向へバスが出発していきます。乗り場もたくさんあるので、しっかり確認しないといけませんね。 私が乗ったのは、こちら。奈良交通のバスでJR奈良/近鉄奈良行きですが、このバスの後ろには同じ奈良交通のバスで近鉄高田/五条行きが停まっていました。これらのバスは、天理駅までは一緒に移動して、天理駅からはそれぞれの方向に分かれて運転されていました。 バスの車内は3列シートで、私は真ん中の席でした・・・。夜行バスは窓側に座ってもカーテンを締め切られてしまうので外を見ることができないのですが、気分的に真ん中の席ってちょっとなぁって思ってしまいます。夜中にトイレに行く人がいた場合、両方の通路を通られるからね・・・。まぁ今回は、ほぼ爆睡していたから関係なかったけど。 さて、バスは快適だったのですけど、やや暑かったかなぁ。それと、神宮球場で飲みすぎたこともあって、朝方にトイレに行くことに・・・。静かに社内を移動するのはなかなか大変なんですよね。たまたまトイレに近い位置だったからいいんだけど・・・。 そんなこんなで、ほぼ定刻にJR奈良駅に到着。満員の乗車だったのですが、大半は近鉄奈良駅まで行くようでした。 久しぶりの夜行バスでしたが、やはり夜行列車の方が気持ち的には楽かなぁってね。まぁもう夜行列車が運転されることはないんだけど・・・。
2017年09月02日
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先日行った日本自動車博物館には、大型車両も展示されていました。中でも、ボンネットバスが展示されていたのは、バス好きな私にとってうれしかったです。 これは、いすゞ製のボンネットバスで形式はBXD30です。いすゞ製のボンネットバスは、ボンネットバスの代名詞みたいな感じで、昔の写真やフィルムにはよく登場していると思います。このバスは、映画「ALWAYS続・3丁目の夕日」で実際に使われたそうですから、ナンバープレートがついていることからもわかるように現役の車両なんですね。 車内はこんな感じ。リアの3枚ガラスがこの当時のバスの特徴で、真ん中がドアになっていて非常口になっていたんですね。 大きなハンドルは、パワステではないので取り回しは大変だったでしょうね。もちろんMT車ですし、ブレーキペダルやクラッチペダルも、今のような車のような吊り下げタイプではありません。オルガンタイプっていうんだったかな・・・。 シフトレバーもニョキっと生えているような感じですね。その前側にある小さなレバーが、デコンプレバーと思われます。 ホント、シンプルな運転席周りで、私はこんな感じが好きなんです。 室内のプレート類です。 まず、「Isuzu Bus」と書かれたメーカーズプレートと「KAWASAKI BODY」と書かれた車体メーカーのプレートです。前にも紹介しましたが、バスはシャシーメーカーとボディーメーカーが異なることがあります。最近のバスは、ほぼそんなことはないのですが、少し前まではこのような組み合わせが見られました。 もうひとつ川崎のメーカーズプレートがありました。ちょっとデザインが違いますね。 車体側にもこのような川崎のマークが。この旗を模したマークは、かっこいいなって思っていました。私が96~99年まで住んでいた西宮市を走る阪神電鉄バス(現・阪神バス)にも、古めのバスにはこのマークがついていました。 ボンネットバスはもう一台ありまして、こちらはトヨタ製のDB100型というバスで、この顔を持つ車両は少ないとか。結構貴重な一台のようですね。 元々は電電公社の発電用車両だったそうですよ。 ちなみに、この顔は私はよく覚えていまして、私が子どもの頃に持っていたおもちゃのダンプカーがこれだったのです。ボンネットバスやボンネットトラックは見かけても、大概はいすゞ製のものが多く、トヨタ製のものは見かける機会は少なかったので。 それにしても、この時代の車両って、見ただけでどのメーカーかわかるし各社の特徴がありましたよね。今では、トラックもバスも、OEMのものが増えてしまって、車体に貼られたエンブレムの違いだけで中身は同じというものばかりになってしまって、面白みにかけます。バスは特に、日産ディーゼルはUDトラックスと名前を変えてバスの製造はやめてしまったし、いすゞと日野は共同でJ-BUSという会社をつくって、エンブレムの違いでいすゞ製・日野製としている状況。あとは三菱ふそうだけという状況ですから、実質2つのメーカーしかないようなものです。 メーカーにしてみたら、やむを得ない状況なんでしょうけど、ファン的にはなんとも残念な状況です・・・。
2017年08月22日
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先日のニュースでみかけたのですが、京都を訪れる観光客(外国人ばかりではないだろうが)が大きなスーツケースを持って路線バスに乗り込むことから、バスの乗降に時間がかかっていることが載っていました。 バスの車体はだいたい約10mくらいが標準で、鉄道車両の半分の長さ。扉の数も全然違いますし、路線バスの場合は途中の停留所から乗ってくる、あるいは降りる客がいるわけですから、定時運行のためにはスムーズな乗降が不可欠なわけです。そんなところに大きなスーツケースを持った客が何人もいたら、その度に通路を空けなければならないわけだし、そりゃ迷惑であることは明白ですよね。 それから、バスの扉に関しては、京都や大阪など関西の公営・民営のバス会社では、長らく「前後扉車」といってバスの前と後ろに乗降口のあるバスを導入してきました。要するに、後ろから乗って前から降りるというものですね。これだったら、後ろから乗った乗客は、バスの車体の長さとほぼ同じ位置に滞留することになります。 ところが、最近のバスは、バリアフリーとかでステップのないノーステップ車やワンステップ車というバスが導入されており、これらのバスは「前中扉車」といって中扉から乗って前扉から降りることになるため、中扉から乗った乗客は、中扉からバスの車体後部の方へ移動してくれたらいいのですが、次に降りることを考えると中扉~前扉間、すなわちバスの車体の長さの半分のところに滞留してしまうことになることが多いように見えます。しかし、そこに密集すると「乗れない・降りられない・移動できない」という状況に陥ってしまいます。 このように、最近のバスの車体形状にも問題があると思うのですが、路線バスが異様に混雑するというのが京都を始め観光地の路線バスにおいては、実際に影響が出ているように思えます。ただ、「スーツケースの持ち込み」そのものを見直せば、ある程度その影響は低くなるのではないかと思います。 バス会社や観光協会などもキャリーサービス等を利用するようにPRしているようですけど、観光客も自分たちが持ち込むスーツケースのために他の乗客が迷惑している、ということを自覚しなければ解決しないような感じがします。 キャリーサービスについても、例えば路線バスのフリーきっぷ利用者には格安で運んでもらえるとか、鉄道でいうところの手回り品持ち込み手数料のようにスーツケース持ち込むなら一定額の割増料金を徴収するようなことをしないといけないのかもしれませんね。 スーツケースについては、路線バスに限らず地下鉄でもJR・私鉄でもそうですが、混雑時間帯に持ち込まれるのは、ちょっと勘弁して欲しいって思います。私も仕事柄スーツケースを持って出張に行くことがありますが、なるべく空いている車両へ乗り込むように心がけているし、時間帯もずらすようにしています。そして、どうしても混む時間帯に乗らなければならないような事態になれば、別のカバンにどうしても必要な最低限度の荷物を入れて、スーツケースはコインロッカーに入れるなんていうこともしています。 観光客だって、大きなスーツケースを引きずって観光なんてありえないでしょうし、ましてや路線バスに乗るなんていうことはお互い嫌だと思うので、キャリーサービスやコインロッカーを上手に使って欲しいと思っています。 あとついでにひとつ、特に訪日外国人がバカでかいスーツケースを持って新幹線やJRの特急に乗ってくるのをよく見かけるんだけど、JR西日本だったら関空と京都を結んでいる特急「はるか」(281系)以外には荷物スペースなんてほとんど皆無なんだから、前出にも書きましたがキャリーサービスがあればそれを上手に使って欲しいと思います。日本の鉄道やバスには、荷物置き場を設置するような余裕はないんだから。
2017年07月31日
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観光バス需要が増え、ドライバーの不足や高齢化が進む中、安全技術開発が活発化している。 商用車大手「三菱ふそうトラック・バス」(本社・川崎市)は、コンピューター制御でギアチェンジするAMTを標準装備した「オートマ観光バス」を開発し、国内市場に本格投入する。 2016年1月の長野県軽井沢町のバス事故では、マニュアル車のギアがエンジンブレーキの利かないニュートラルの状態に入っており、運転手がギア操作を誤った可能性が指摘されている。観光バスのオートマ化は、運転手の負担軽減や安全性向上につながるとして、国土交通省が開発促進を働きかけていた。 AMTは路線バスやトラックには既に導入されている。だが、ギアチェンジの際に揺れが発生したり、変速のタイミングが運転手の感覚とずれたりする短所があり、客を乗せて長距離を走る観光バスでは標準装備化は進んでいなかった。【読売新聞ネット版から引用】 最近の路線バスの新車は、メーカーもAT車しか発売していないようですけど、観光バスは依然としてMT車ばかりでした。しかし、今後AT車も投入されるようですね。AT車といっても、乗用車のようなシステムではないようですけど、クラッチペダルがないのでAT車のようなものですね。 路線バスのAT化は、街中でのゴー・ストップが多いから運転士の負担軽減というのはよくわかりますし、路線バスはそんなにガンガン飛ばすものではないですから、AT車でも問題ないと思うのです。 ところが、観光バスに搭載しようとするATの性能はわかりませんが、高速度での移動や加速性能に優れたものなんでしょうかねぇ。進化したものだと思いたいのですが、どうもなぁ・・・。 それから、最近のAT車の事故をみていると踏み間違いが多いわけで、バスでそんな事故は今のところ起きていませんが、起こりうる可能性もあるのじゃないかと。なぜなら、タクシーもほとんどAT車になっていますが、タクシーでも踏み間違いの事故があったと思うので、プロのドライバーといえども例外ではないということなんですわ~ 観光バスもいずれそうなっていくのかなって思うと、MT車好きな私にとっては何ともさみしい話で・・・。
2017年05月01日
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先日、松江に行った際に、松江市内の観光名所を走る「レイクライン」というバスに乗りました。 ちょっとモダンな感じに作られているバスですね。 後ろから見るとこんな感じ。 車体の後ろのほうがやや上がっているようにみえますね。 ここには、展望デッキが設けられていました。立ち席だけですが、なかなかおもしろそうです。 車内も古き良き時代のバスをイメージしているのか、背中の部分は木です(笑)。 また、つり革の一つがハートマークになっていました。 このバスは、松江城の周りとその周辺を回っているようで、車内では松江の昔の風景の映像が流されていました。運行しているのは、松江市交通局です。 ぐるりと回ることはできませんでしたが、それでも松江市内を回ることができてよかったです。
2017年03月01日
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大阪市でタクシーの乗客が運転手に頭突きして、料金を支払わずに逃走した事件で、車内カメラで犯行の一部始終を撮られていた男が逮捕された。 強盗致傷の疑いで逮捕されたのは大阪市の自称フリーカメラマン・篠原朋容疑者(33)。篠原容疑者は27日午前1時半ごろ、乗車。停車直前にメーターが上がったことに激高し犯行に及んだという。 篠原容疑者は自ら兵庫県の警察署に出頭し犯行を認めており、警察で逃走経路などを詳しく捜査している。【日テレNEWS24から引用】 昨日のクレーマーに続くような話です。 私も仕事柄タクシーを利用することがありますが、目的地で停車する直前に「カチャッ」ってメーターが上がれば、マジで?!って思うこともあります。でもまぁ、仕方ないんですけどね。 タクシーは、約200~280m(地域によって結構バラバラ)くらいでワンメーター(80円とか90円)あがるようになっているわけです。運転手も、悪気があってメーターを上げて止めたわけではない(ただ、メーターがあがる前兆というのがあるとか・・・。)のだから、その料金は支払わなければならないのは当然です。 でも、この本文のヤツは、上がった料金を支払わないだけでなく、全額支払わなかったのに加えて、運転手に暴行を働いたと言うことで強盗致傷になったようです。また大阪か、って思いますよね。ホント、情けないヤツですよ。 しかも、今のタクシーって室内を監視するカメラがついているんでしょ。バッチシ記念撮影してもらって、動かぬ証拠が残っている、逃げきれないと観念したのか出頭したらしいけど、逃げたことでさらに罪も重くなったんじゃないの? ちなみに、そのタクシー料金というのが980円だったそうですよ。興味があったので、どのくらいの距離になるのか調べてみると、大阪市で980円の料金となるのは小型車のタクシーが該当します。大阪市の小型タクシーの初乗り運賃が2kmで660円ですから、980円との差額が320円。大阪市の小型タクシーは296mごとに80円加算されますので、4回メーターがあがったことになるので、296×4で1184m。ということは、3184mの距離ということになるわけです。 なお、タクシーのメーターは、時間距離併用メーターなので、時速10km/h以下になると、時間距離メーターが作動(小型車の場合は110秒で80円)するので、3184mよりは短いかもしれませんが。 それにしても、たかだか980円ほどのタクシー料金で犯罪者ですか、ホント何考えているんだか・・・。本当に金を払うつもりでタクシーに乗ったのかも怪しいしんだけどね。
2016年09月29日
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先月に大阪府南部へ出張した際に路線バスに乗りましたが、その時に降りたバス停の表記を見て写真に撮ったのがこれです。 「南海ウイングバス南部」って書かれていますけど、「ウイングバス南部」の部分は上からシールのようなものが貼られているのはご愛嬌として、その上の「バス」と書かれた文字の真ん中のところのマーク、これはかつての南海電鉄のマークでした。 このマークは、1972年に登場した南海電鉄としては2代目の社章でして、私が子どもの頃は南海電鉄の電車やバスの車体にこのマークが掲げられていました。電車は一貫してこのマークが緑色でしたが、バスは赤色(当初は電車と一緒の緑色だった)となっていました。だから、私にとってはお馴染みのマークだったわけですが、個人的には1972年以前に使われていた車輪から羽が生えているマークの方が好きでしたけどね・・・。 さて、現在の南海電鉄の社章は1993年に登場したもので、電車やバスの車体には現在の社章が取り付けられていますし、バス停も含めて現在の社章になっている(現在の南海バスは、南海本社から2001年に分社化されている)はずなのですが、このバス停は以前の社章が掲げられています。なぜだかわかりませんが・・・。 理由はわかりませんが、ちょっと懐かしかったので思わず写真に収めました。
2016年08月06日
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今年の春に東京へ仕事に行った際に、山手線から地下鉄に乗り換えた目黒駅でちょっと変わったバスの色に目がいって、思わず写真に収めました。 調べてみると、この塗色は1979年頃に都営バスに採用されていたもので、当時の鈴木東京都知事にちなんで「鈴木カラー」なんていわれているとか・・・。ただ、あまり評判はよくなかったようです・・・。 私は東京の人間ではないのですけど、この塗色はドラマだったか本だったかで見た記憶がありまして、その当時はどこの事業者かわからなかったのを覚えていますが、都営バスだったんですね。 ちょっと引きの写真になっていますが、これが今の都営バスの塗色です。(都営バスの南千住営業所の写真) 正面は緑色で、サイドは白とオレンジの模様となっていまして、手の込んだ塗色になっています。 ちなみに、右端のバスは白ナンバーになっているので営業車ではありませんが、塗色だけみると大阪市営バスに見えました。 話を戻して、最近はラッピングが簡単にできるようになっていますので、昔の塗色に復活させているバスを見かけますが、昔のバスの塗色って今見ても新鮮なものがあって楽しいものです。
2016年06月07日
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最近の路線バスって、製造メーカーが集約されてしまって代わり映えがしません。個性がないというのかな、これは自動車にも言えることなんですけど、バスの世界も似たようなものです。 そんな中ですが、塗色で個性を出しているケースがあります。 これは、大阪市営バスで、バスはいすゞのエルガですが、塗色は私にとっては懐かしい昔の大阪市営バスの塗色、いわゆるゼブラバスとよばれる濃緑に細い白線が入った塗色が特徴の車体です。塗色といっても、実際にはラッピングになっていますが。 ついでに、窓の部分は、やはり昔のバスに多く見られた「バス窓」をイメージしています。 昔の塗色って、手間がかかるものなのですが、今のバスの塗色にはない味のあるものだと思います。このゼブラバスの塗色はいつまで見られるのかわかりませんが、我孫子町に住んでいた子どもの時によく見ていたので、ちょっとうれしくなります。 懐かしい塗色つながりで、先日東舞鶴から高速バスを待っていた時に、京都交通の路線バスをみかけました。 ちょっと年季が入った日野レインボーなのですが、この塗色は会社更生法を適用して倒産した旧京都交通当時の最晩年の塗色です。すっきりした塗色でしたが、現在の京都交通(日本交通が支援した新会社)になってからは、新しい車両はクリーム色のもっとシンプルはすっきりした塗色になっています。写真のような古いバスにあっては、依然として旧京都交通当時の塗色になっているようです。 このバスも、結構古いのでいずれは新しいバスに置き換えられてしまうかもしれませんから、貴重な写真になるかも。
2016年04月19日
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先月北海道へ行った際に、路線バスで登別温泉へ行きましたが、その際に見かけたバスの行き先、ちょっと変わったものでした。 さて、バスが営業所から駅へ回送する場合、行き先方向幕(最近はLED表示が多いわけですが)には、『回送』の文字が表示されていることが多いと思います。事業者によっては、『回送中』というところもあるようですけど、ほぼ『回送』というところが多いと思います。これは、列車でもそうですよね。 ところが、先日北海道で利用した道南バスはちょっと表示の仕方が違います。 『非営業』 まぁ確かに、お客さんを乗せた「営業中」の車両じゃないからなぁ間違いではないんだけど、「非営業」ときましたか。 この表示は、LED表示だからということではなく、方向幕の時代から道南バスは「回送」ではなく、『非営業』という表示になっていたようです。 ちなみに、私の地元の奈良交通のLED表示には、『すみません、回送中です』と表示しているのをみかけました。それはそれでどうよ?って思いましたけどね・・・。
2016年04月04日
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今年9月に仕事で行った松山では、路面電車の伊予鉄道に乗ることができましたが、乗ることはできなかったものの、なかなか年代物のバスを見ることもできました。 松山駅前を出発しようとする昔の日野のウィングマークが誇らしいこのバス、日野RJ172という形式で、「レインボー」というネームがついています。ヘッドライトが二つ目で、正面の方向幕の上のコブ状のものは冷房ユニットです。 この型は、1980年から1990年までの間に製造されており、私の実家のある南海電鉄バスでもたくさんみかけました。中型バスなので、実家の近くのやや狭隘な区間でも難なく走っていたのを覚えています。また、南海だけのオリジナルだったかもしれないのですが、クラクションがBMWやアウディーのようなちょっとおしゃれな感じだったんですよ。 このバスも排ガス規制に引っかかって次々に引退してしまい、見かけることはありませんでした。しかし、こうして松山で見かけるとは思いませんでした。この車両も製造時期がわかりませんが、90年としても25年は経過しているので、そろそろ引退してしまうのかもしれませんね。 あともう一台見かけたのは、エアポートリムジンバスで使用されているこのバス、これも日野自動車のバスなのですが、ブルーリボンのRUという車両です。1985年から1990年までのあいだで製造されたこの車両は、色目の関係でわかりにくいのですが、テールランプとウィンカーランプが「田」の字のようになっているのが特徴です。 拡大するとこんな感じ。文字通り「田」の字でしょ。 「田形テール(たがたテール)なんて呼ぶ人もいましたけど、なかなかユニークかと。 これらのバスを所有しているのは、伊予鉄道なのですが、古いバスにもかかわらず大切に使っているんですね。ちょっと懐かしく思いましたが、少しでも長く運用されたらいいなって思いました。
2015年12月18日
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昨日の八幡浜の話の続きでもう一つ。 八幡浜で見かけたバス停ですですけど、バス会社が異なっても同じ場所にあるバス停って同じ名称になっていると思っていましたが、ここは違うんですね。 ひとつは「よりみつ眼科前」 もう一つは「法務局前」 片方は伊予鉄南予バス、もう一つは宇和島バスですが、例えば八幡浜駅からバスに乗って法務局へ行く際に、伊予鉄南予バスに乗ってしまうと、「法務局前」のアナウンスがないから困るんじゃないですかねぇ。なぜどちらかにあわせていないんだろうか・・・? でも、このバス停だけかと思ったら、ここもそうでした。 方や「新町銀座」(伊予鉄南予バス、伊予鉄バス)、もう片方は「新町角」(宇和島バス)。 「新町」っていう名称があるから前出よりまマシだろうけど、ややこしいですよね。 道案内するときとか、バスの行き先を案内するときには、どうやって説明すればいいのか一瞬考えてしまいますね。 私が知っている限りでは、あまりこのような例を見かけたことがなかったので、散歩の途中に撮影しました。 ところで、宇和島バスは、昨日紹介した宇和島運輸のバス部門です。マークが宇和島の「宇」の文字が旗に描かれていて、船会社をイメージさせるものですね。
2015年11月08日
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昔の国鉄の特急の愛称の中で、最も有名だったのが「つばめ」でした。1930年に超特急として誕生、戦争中の中断を経て、1950年から新幹線の博多開業の1975年まで東海道、山陽本線の特急の愛称として用いられておりました。 その後は長い期間使われなかったのですが、1992年にJR九州の特急として再登場、2004年の九州新幹線用に移行して現在に至っています。このJR九州に復活する際には、JR九州がほかのJRの会社に「つばめの名前を使わせて欲しい」と嘆願したとかいう話を聞いたことがありますが、それくらい「つばめ」の名前は偉大なものなんですね。そもそも「つばめ」という愛称自体が、鳥の「ツバメ」同様スピード感とかスマートさをイメージさせるのでしょうね。 これはJR九州の新幹線800系の車体に描かれている「つばめ」のマークです。「つばめ」はJR九州内の運行で、博多~鹿児島中央間の各駅に停車する列車、東海道・山陽新幹線でいうところの「こだま」タイプということですね。 ところで、国鉄時代に運行されていた国鉄バスにもつばめのマークが描かれておりまして、それはJRになっても引き継がれています。(ただし、西日本JRバスとJR九州バスには描かれていない) これは、JR四国バスの高速バスですが、車体には大きなつばめのマークが描かれています。JR四国バスの路線バスには描かれていないのですが、高速バスにはこのように大きなつばめのマークが描かれています。 先の写真の高速バスは、一世代前の三菱ふそうのエアロクイーンですが、この写真は最新型の三菱ふそうのエアロエースで、つばめのマークが少々小ぶりになっています。 最近は、夜行列車が廃止されて夜行バスが多く運転されているし、高速バスも多く運転されていますが、その中でつばめのマークが描かれたJRの高速バスを見かけることもあるかと思います。個人的には、このつばめマークは好きなのですけど、私が時々利用する西日本JRバスには路線バスも含めて描かれていないんだよな・・・。ちょっと残念。
2015年09月20日
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7月に佐賀へ仕事で行った際に、唐津駅でちょっと懐かしいバスを見かけました。バス会社は昭和自動車(昭和バス)で、バスはいすゞジャーニーKという車両です。 このバスは、1984年から製造されたいすゞのバスの中では中型バスにあたるもので、同時期に作られていたキュービックという大型バスと形状が似ています。要するに、リアのデザインに特徴があってツライチではなく、ちょっとリアガラスが奥に入り込んだような形状になっています。キュービックのデザインは、この時にも触れていますが、よく似ているでしょ。 昭和バスでは、結構新しいバスも見ましたけど、このような古いバスもしっかりと残っていました。でも、朝に動いているのをみましたけど、それ以外の時間は見かけませんでした。
2015年09月07日
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最近、仕事の関係で高速バスを利用しますが、先日利用した高速バスでびっくりすることがありました。 東舞鶴駅を出発した高速バスで、私は仕事の疲れもあって眠っていたら、けたたましく鳴り響く警報音に起こされました。私は、トイレで乗客が気分を悪くしたのかなって思いました。よくあるじゃないですか、「気分が悪くなったら、このボタンを押してください」みたいなヤツ。それかなって思っていたら、バスは停ることなく走り続けています。警報音は鳴りっぱなしです。 「どうしたんかな」ほかの客も気にしつつも、誰ひとり文句も言わず、成り行きを見守っていました。 すると、普段は停車することがないパーキングエリアに停車、運転士がリセットボタンを押して警報音は止りました。その後は、その警報音の原因を探していましたが、原因というのがエアー系統の不具合だったようです。バスにはサスペンションとかブレーキなどにエアーが使われていますが、そこのトラブルとなるとこの先運転を継続させるのは危険です。 最終的には、同じ系列のバス会社から代わりのバスをよぶこととして、その間待つことになりました。幸い、エアコンが壊れたわけでもエンジンが壊れたわけでもありませんから、暑いさなかでも大丈夫でした。 ただ、やってきたバスは、炎天下の下に置かれていたのかなかなかエアコンが冷えず、暑かったですけどね・・・。 話は変わって、東舞鶴駅でみかけた高速バスです。ラッピングバスは最近では珍しくないのですが、高速バスでも普通に見かけるようになりましたね。 これは、日本交通の高速バスです。バスケットボールチームの「大阪エベッサ」のラッピングになっています。チームのバスかと思いましたよ。 これはラッピングバスではありませんが、バスの車体の後ろ半分にラッピングしているもので、赤レンガと海軍ゆかりの街である舞鶴をPRするものになっています。萌えキャラというか、最近はこのパターンが多いですね。 さて、高速バスは乗り換えがなくていいのですが、どうしても道路事情に左右されてしまうのが難点ですね・・・。
2015年08月26日
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