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“ナチュラル・ピアノ”の本領発揮盤 ケニー・バロン(Kenny Barron)は、1943年米国生まれのモダン・メインストリームのジャズ・ピアニスト。60年代から活躍をはじめ、リー・モーガン、ルー・ドナルドソン、ロイ・ヘインズ、ディジー・ガレスピー、フレディ・ハバート、ロン・カーターなど、名立たるミュージシャンと共演してきた。中でもとりわけ有名なのは、スタン・ゲッツとの共演作(スタン・ゲッツの死の直前に録音された『ピープル・タイム』、1992年)である。 時は流れ、そんなケニー・バロンも今では70歳が近い、既に生き証人のような存在になってきた。60歳代も後半に差し掛かった2009年に録音され、日本のヴィーナス・レコードから出されたのが、本盤『マイナー・ブルース(Minor Blues)』である。 ヴィーナス・レコードにケニー・バロンが最初の吹き込みを行ったのは、1992年のリー・コニッツとの共演作(『ジャズ・ノクターン』)であった。その後も機会があるたびにケニー・バロンの参加はあったが、ヴァーヴとの契約の関係上、ケニー・バロンのリーダー盤は制作できなかった。実質的にケニー・バロンのリーダー作を作ったことはあったが、その名義を“スーパー・トリオ”にするなどの形でしか発表されなかった。本盤は、ヴァーヴとの契約終了により、晴れて“ケニー・バロン・トリオ”名義で録音・リリースされた盤ということになる。 これがベストと言い切るのはためらうものの、実に彼らしい盤で、特徴がよく表れていると思う。録音が新しいせいか、音の面では、各楽器がクリアに聞こえてきて、エッジが実にはっきりしていて、ケニー・バロン自身のピアノはもちろんのこと、トリオを構成するジョージ・ムラツ(ベース)、ベン・ライリー(ドラム)の演奏もとても明瞭に響いてくる。ちなみに、これら二人のうち、耳につくのはドラムであるが、演奏全体を考えた場合にはベースの役割が案外大きい気がする。 メインとなるケニー・バロンのピアノは実にナチュラルである。スタンダードなことを主にやりながらも、なぜか誰にでもできるわけではない演奏が続く。モダン・ジャズ然としたスタンダードな演奏をやっても、“無理をしている”感がまったくない。きっとケニー・バロンにとってはこれが本当に自然体なのだろう。わざと(意図的に)スタンダードなことをやるのと、自然発生的あるいは自発的にそうしたフレーズが出てくるのでは、結局は演奏の印象に大きな差が出る。長く積み上げられた経験、その中で消化されきった音楽的バックグラウンド…。その成果がこの“ナチュラル加減”ということだろうか。 全編にわたって心地よい演奏が続くが、せっかくなので個人的好みをいくつか挙げておきたい。1.「マイナー・ブルース」は、本盤唯一のオリジナル曲。三拍子の3.「エミリー」の流れるようなタッチもいい。あと、8.「ハッシャ・バイ」は上記の『ピープル・タイム』にも収められていたもので、流れに乗った自然体のマイナー感が筆者のツボにはまる。ただ“聞き流す”アルバムではなく、けれども仰々しくない自然体というのが、本盤のよさということになるだろうか。[収録曲]1. Minor Blues2. Beautiful Love3. Emily4. For Heaven’s Sake5. How Deep Is The Ocean6. Too Late Now7. Don’t Explain8. Hush-A-Bye9. I’ve Never Been In Love Before10. My Ideal[パーソネル、録音]Kenny Barron (p)George Mraz (b)Ben Riley (ds)2009年5月4日・5日録音 マイナー・ブルース/ケニー・バロン・トリオ[CD][紙ジャケット]【返品種別A】 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.29
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勢いづくブギーのパワー ここまで何度か取り上げた英国バンド、フォガット(Foghat)。簡単に振り返っておくと、ブルース・ロックで有名なサヴォイ・ブラウンから派生し、1972年にデビューしたのがこのフォガットであった。ブルース・ロックを出発点としながらも、ハードなブギー・サウンドを確立し、やがてはよりポップな方向性も取り入れていく。そんな彼らの絶頂期は1975年を挟む前後数年ずつの時期だろうか。ちょうどその時期の後半から名盤をさらに一枚。1978年発表の『ストーン・ブルー(Stone Blue)』というアルバムである。 前年に『フォガット・ライヴ』(ライヴ盤)をリリースし、勢いに乗ったままリリースされたスタジオ盤としては7枚目(ライヴも入れると第8作)。相変わらずのブギーの完成度を誇り、出だしの1.「ストーン・ブルー」からして気持ちいい突っ走り方である。このブギーサウンドというのは、下手をするとアルバム作品としては単調に終わってしまう危険性もあるのだろうと思う。けれども、フォガットのアルバムはなぜだかその単調さに陥っていないものが多く、本盤もその例外ではない。おそらくは、曲の配し方、特に一直線に走るロックンロールナンバーと、ブルース臭が残るナンバーや抑え気味の曲のバランスや並べ方がうまかったのかな、と思わされたりすることもある。本盤の場合だと、5.のエルモア・ジェームズのカヴァーでのブルース臭の残る曲調や、8.のややポップ気味な力の抜け具合なんかが効いているように感じる。 全体として優れたアルバムだが、敢えて1曲特に触れておきたい。何といっても本盤の目玉の一つは、2.「スウィート・ホーム・シカゴ」の圧巻なカヴァーなのである。この曲は、1930年代の伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンの曲で、原曲も筆者のお気に入りである。 デビュー作(1972年の『フォガット』)の冒頭を飾る「君を愛したい(アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー)」(マディ・ウォーターズらの演奏で知られる曲)のカヴァーも見事だったが、本盤でのこのロバート・ジョンソンの曲も同レベルで実に見事な解釈に仕上がっている。その理由ははっきりしていて、他人の曲や有名曲をカヴァーしながらも、明確に自分のスタイル(借り物ではない自分たち独自のまな板の上)で表現している点、これに尽きる。 フォガットのアルバムと言えば、『フール・フォーザ・シティ』あたりが一般には知名度も評価も高いのかもしれない。けれども、どちらかと言えばマイナー盤扱いされるこの『ストーン・ブルー』も、それら代表盤に負けてはいない名盤で、初めて聴く向きにも勧められる“フォガットらしい盤”だと思う。[収録曲]1. Stone Blue2. Sweet Home Chicago3. Easy Money4. Midnight Madness5. It Hurts Me Too6. High on Love7. Chevrolet8. Stay with Me1978年リリース。 【送料無料】【輸入盤】Live & Stone Blue [ Foghat ] 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.26
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メキシコ、ブルースロック系バンド初期の代表作 リラン・ロール(Lira N’ Roll)は1991年にデビューしたメキシコのロック・グループ。バンド名はリーダーのアントニオ・リラ(Antonio Lira、ヴォーカルとギター)に由来する。アントニオ・リラは、1965年メキシコ市生まれで、80年代後半からブルース・ボーイズというバンドで音楽活動をしていたが、このリラン・ロールでの活動で一躍知られるようになった。これまで、リラン・ロールとしては、10枚ほどのオリジナル・アルバム(ライヴ盤等も入れると20枚程度)を発表している。 本盤『レクエルドス(Recuerdos)』は、1996年発売の4thアルバムで、アングラ的雰囲気を残したリラン・ロール初期の作品としては最後(一区切りとなる作品)である。そもそもこのバンドを“ブルースロック”と呼んでいいのか、単なる“叙情系ロック”と呼んだ方がいいのか迷うところなのだけれど、要するに、“洗練されたロック”でないことは確かである。けれども、ブルースに根差したロック音楽が英語ではない言語(スペイン語)でこれほどしっくりきたというのは、筆者にとっては新鮮味溢れるものであった。そう思って以来、すべてのアルバムを聴いたわけではないが、リラン・ロールのアルバムを機会があれば入手して追うようになってしまった。 本作に関して言えば(ちなみに作風はこの後少し変わるのだが)、詞の内容も決して力強い感じはしない。“君のことばかり考えるのに疲れた…君が決して帰って来ないことは分かっている”(5.「愛の記憶(メモリアス)」)、“だめだ、眠れない、俺の人生を、俺の中で起こった問題を考えると…”(10.「夢を見たい(ノ・プエド・ソニャール)」)なんて歌詞を耳にすると、メキシコ人男性はダメ男ばかりかとすら思えてくる。でも、メキシコでは、こういう情けない系の男が“葛藤を抱えたカッコいい男”みたいに扱われるというのも確かなのだけれど(笑)。 まあ、そんな部分も含めて、筆者はこれを気に入ってしまっている。音の面では、特段革新的でもなければ実験的でもない。けれども、上で述べたように、ブルースもしくはブルースロックのリズムがしっかり体に馴染んで消化されていて、それがスペイン語で歌うというスタイルに完全にマッチしている。このマッチングは、別にスペイン語がロックと相性がいいからというわけではないように思う。日本語でもこういうことはあり得るのではないかと想像するが、日本のロック界にこういう日本語の歌詞のはまり方はあまり見られないように思う(あるいは筆者が日本のアーティストをよく知らないだけ?)。 メキシコのマイナーレーベル(DENVERレーベル)からCDをリリースしてきたため、日本では手に入れにくいものだけれども、ロック/ブルースロックの非英語圏での受容、みたいなことを考えるにつけ、リラン・ロールは結構面白い例のように思う。[収録曲]1. Recuerdos2. Una Oportunidad3. Tiempo Atrás4. El Chopo5. Memorias6. Así soy yo7. Pensaba en ti8. Caos Total9. Tú Cariño10. No Puedo Soñar1996年リリース。 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.24
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INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。 ここ最近の記事を追加しています。 INDEXページへは、下の各ジャンルのリンク、もしくは本ブログのトップページ右欄(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編へ アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編へ アーティスト別INDEX~ラテン系(ロック・ポップス)編へ アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ下記ランキング(3サイト)に参加しています。応援くださる方は、各バナー(1つでも2つでもありがたいです)をクリックお願いします! ↓ ↓ にほんブログ村 : 人気ブログランキング: 音楽広場:
2011.11.23
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半世紀以上前の欧州ジャズの最前線 ユタ・ヒップ(Jutta Hipp)は1925年ドイツ生まれの女性ジャズ・ピアノ奏者。この生まれ年からもわかるように、青春時代を戦時下で過ごし、1946年にはソヴィエト軍の侵攻を避けるべく移住したという経験も持つ。30歳でニューヨークに移り住み、2003年に78歳で亡くなるまでそこで過ごした。ただし、ジャズ奏者としては1958年に第一線を退き、活動期間は短かった。よく言われる話としては、彼女は人前での演奏に極度に緊張するタイプで、ライヴ演奏に向かなかったため、早々にシーンから姿を消したというものである。 そんなユタ・ヒップの作品としては、ライヴ演奏を収めた『ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ(Vol. 1 & Vol. 2)』、ズート・シムズとの共演作『ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ』という、ニューヨーク進出後の作品がよく知られている(特に後者は筆者のお気に入りでもある)。けれども、本盤『ザ・ユタ・ヒップ・クインテット』は、彼女がニューヨークに渡る前の、彼女の欧州時代を捉えた1枚で、フランクフルトにて録音されたものである。ちなみに、邦盤では『ザ・ユタ・ヒップ・クインテット』がタイトルとされているが、一緒に記載された『ニュー・フェイセズ・ニュー・サウンズ・フロム・ジャーマニー(New Faces-New Sounds From Germany,ドイツからの新しい顔ぶれ、新しい音)』の方を正式タイトルと考える人もいれば、ジャケット表面には『ユタ(Jutta)』とだけ記されているので、こちらを正規なアルバム表題であると見なす人もいる。いわゆる“5000番代”(5000番代についてはこちらを参照)のレコードである。 これが録音されたのは、1954年の4月。ユタ29歳の時である。遠く離れたアメリカの地では、マイルス・デイヴィスが『ウォーキン』を吹き込んでいた時だ。その前後の動きを見ても、アメリカではジャズ界にまさしく革命の波が押し寄せていた。その一方で、ヨーロッパのジャズ・シーンにいたユタ・ヒップの演奏は、いわゆるクール・ジャズ的な雰囲気を湛えている。サックス(テナーのヨキ・フロイント、アルトのエミス・マンゲルスドルフ)を聴いても、トリスターノ派みたいな演奏をしている。 こういう別世界にいたユタは誘いを受け、まもなくニューヨーク行きを決意することとなる。ユタにNY移住を勧めたのは、NY在住の英国人評論家、レナード・フェザーだった。ジャズ界の新たな展開の荒波が起きている場所へとユタを駆り立てたものは何だったのだろうか。この辺の詳しい話は知らないけれど、こういうふうに、場所的には無関係だったミュージシャンが移動し、新たな接点が生まれていくという運命の糸みたいなものを考えながら音楽に耳を傾けるのもたまには楽しい。 ちなみに本盤の元になった音源は、その当時に本国やアメリカでその一部がEPとして発表された他、彼女の死後、『レジェンダリー・ユタ・ヒップ・クインテット1954 フランクフルト・スペシャル』(筆者は未聴)として、全編がリリースされている。[表題曲]1. Cleopatra2. Don’t Worry ’bout Me3. Ghost of a Chance4. Mon Petit5. What’s New6. Blue Skies7. Laura8. VariationsBlue Note 5056[パーソネル、録音]Emil Mangelsdorff (as)Joki Freund (ts)Jutta Hipp (p)Hans Kresse (b)Karl Sanner (ds)1954年4月24日録音。 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓ ↓
2011.11.22
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こんな熱い演奏があるのならリスボンに行ってみたいかも ベルナルド・モレイラ(Bernardo Moreira)はポルトガルの有名なコンテンポラリー・ジャズのベーシスト。その彼のトリオ(Trio de Bernardo Moreira)が、サックス奏者のスティーヴ・スレイグル(Steve Slagle)を特別ゲストに迎えて録音したという作品がこの『トゥド・ムダ(Tudo Muda)』という一枚。発売は1998年(?)と思われるが、実際に吹き込みがなされたのは1995年のことである。 詳しい情報がないので、とりあえずは分かっていることを挙げてみると、本盤のリーダーであるモレイラは、1965年リスボン生まれ。本作以前には少なくとも2枚のリーダー作を録音している。彼は、ポルトガルでは名の知れたジャズ・ベース奏者とのこと。ただし、本盤のトリオは純ポルトガル人による編成ではなく、それがまた本盤の面白さにつながっているように思える。メンバーには、二人のイタリア人が含まれている。ピアノ奏者のカルロ・モレナとドラム奏者のマルチェッロ・ディ・レオナルドである。 “ラテン系”というと、中南米やスペインばかり思い浮かべがちだが、本来の語義からすれば、ポルトガルもイタリアももちろん“ラテン”の中に含まれる。つまりは、スペイン系じゃない“ラテン系”の組み合わせというのがなかなか面白い。この三人に加え、上述の通りスティーヴ・スレイグルが加わって録音されたのが本盤である。録音場所はポルトガルの老舗レーベルのスタジオとのことである。 結局のところ、こんなスリリングな演奏があるのだったらリスボンに行ってみたい気がする。ポルトガル、リスボンというのは、個人的にはどこかしら憧れの地である。想像だけでその雰囲気を思い描いているに過ぎないのだけれど、かの「チュニジアの夜」だってどこがチュニジアなのかわからないネーミングなのだから、時には勝手な夢想も悪くないのかもしれない。実は筆者は学生時代にスペインまでは旅行したのだが、そこから先、ポルトガルへは行きそびれた。それ以来、ポルトガルの地は一歩も踏まずに今に至るが、この熱い演奏を思い浮かべならが、欧州の最西端まで行ってみるのもいいかもしれない。…なんて夢物語のような戯言を言っても、結局、いつのことになるやらわからないけれど(苦笑)。[収録曲]1. Crazy Horse2. Speak Low3. Tudo Muda4. Eve5. Flame6. If You Could See Me Now7. So Long Eric[パーソネル]Steve Slagle (as, ss)Bernardo Moreira (b)Carlo Morena (p)Marcello di Leonardo (ds)1995年6月録音。 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓ ↓
2011.11.20
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西海岸ジャズを代表する白人トランペッターの初期作 ジャック・シェルドン(Jack Sheldon)は1931年にフロリダ州で生まれた白人ジャズ・トランペット奏者にして、歌手・俳優でもある。1950~60年代、ニューヨークを中心にハード・バップが確立されていったのと同時期に、ロサンジェルスやサンフランシスコを中心に西海岸(ウエスト・コースト)ジャズのムーヴメントが興った。その西海岸ジャズの発展の中で、シェルドンは、ジェリー・マリガン(参考記事)やチェット・ベイカー(参考記事)と並んで、これに寄与した一人である。 本盤は、もともと10インチ盤としてリリースされた2枚を併せて1枚の12インチLPに再編集したものである(その結果、収録時間の関係で数曲カットされている)。元になった2枚とは、本盤と同じジャズ・ウェスト(Jazz West)というマイナーなレーベルのもので、ザ・ジャック・シェルドン・カルテット『ゲット・アウト・オブ・タウン(Get Out of Town)』(JWLP-1)とザ・ジャック・シェルドン・クインテット『ウィズ・ズート・シムズ・オン・テナー・サクソフォン(With Zoot Sims on Tenor Saxophone)』(JWLP-2)という2枚である。そんなわけで、雰囲気の異なる二種の内容が含まれた盤ということになる。 前半(1.~6.)は、カルテットでの演奏。心地よくスイングしながら、ジャック・シェルドンのトランペットがのびやかにメロディックに曲を歌いあげていく。西海岸的な垢ぬけたスマートさが全体に印象に残る演奏で、聴きどころとしては、冒頭を飾るコール・ポーターの1.「ゲット・アウト・オブ・タウン」(上記の10インチ盤の一方ではこれがアルバムタイトルになっていた)、さらには、ピアノのウォルター・ノリス作の3.「ドーゾ」(日本語の“どうぞ”がタイトル)といったナンバーが挙げられる。ちなみにこの前半部分は、ジャック・シェルドンにとっての初リーダー吹き込みである。 そんな前半も悪くないのだが、何と言っても、後半(7.~14.)のクインテットの方が格段にノリがよい。前半のカルテットからはベースとドラムが入れ替わっているが、何よりも大きいのは、テナーのズート・シムズが追加されている点(ただし7.ではズートは抜けての演奏)である。この後半はとりわけ好演奏が並んでいるが、敢えて筆者の好みでいくつか挙げておきたい。8.「グルーヴァス・メンタス」はいかにも西海岸的なノリのいいナンバーで、本盤収録中、唯一のジャック・シェルダン作の曲。10.「パレルモ・ウォーク」は哀愁を感じさせるマイナー調でアンサンブルとズート・シムズのソロが印象的。11.「ブルース」はほとんど即興で演奏されたものらしいが、いきなり飛ばすテナー(ズート・シムズ)に対し、それを追いかけるように次第にのっていくトランペット(ジャック・シェルドン)が心地いい。 その後、ジャック・シェルドンは、コメディアンとしても活躍の場を見出し、ジャズ界からは少々遠ざかることになってしまった。とはいえ、この作品からは、ジャズ・ミュージシャンとして、若きトランペッターとしてのジャック・シェルドンの魅力が十分伝わってくる。[収録曲]1. Get Out of Town2. Ahmoore3. Dozo4. Mad About the Boy5. Toot Sweet6. Jack DepartsJack Sheldon (tp), Walter Norris (p), Ralph Pena (b), Gene Gammage (ds)録音: 1954年7. What Is There to Say8. Groovus Mentus9. Beach-Wise10. Palermo Walk11. Blues12. Irresistible You13. Guatemala14. Getting Sentimental Over YouJack Sheldon (tp), Zoot Sims (ts), Walter Norris (p), Bob Whitlock (b), Lawrence Marable (ds)録音: 1955年 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓ ↓
2011.11.18
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リンダ・ロンシュタット 「アドンデ・ボイ(Ad?nde voy)」(動画紹介) リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstatd)の「アドンデ・ボイ(Ad?nde voy)」の動画紹介です。といっても、絵は動かず音声だけしか見つけられなかったのですが、ひとまずはその熱唱をどうぞ。 同じ記事で紹介した通り、原曲はメキシコ系のフォークシンガー、ティッシュ・イノホサ(Tish Hinojosa)のものです。イノホサのライブでの映像も掲載しておきます。 こうやって並べてみると、原曲がよいというのはもちろんですが、リンダ・ロンシュタットのバージョンでのアレンジと歌唱が強く印象に残ります。さすがは“歌うこと”でトップを張ってきた人と思うのですが、いかがでしょうか。 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓ ↓
2011.11.17
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スペイン語での密かな名唱 リンダ・ロンシュタットは、以前『夢見る頃を過ぎても』のアルバム紹介でも書いたように、“歌で勝負する人”である。つまりは、曲がオリジナルで云々というのではなく、他人の曲を主に歌いつつ、ヴォーカル(曲の解釈・表現)でその座を得て維持してきた。 そんな彼女だからこそ、と言うべきだろうか。米国人ではあるが、父方の先祖にメキシコ人の血を引くということからラテン系の歌(スペイン語曲)にもチャレンジしてきた。まとまったアルバムとしては、『カンシオネス・デ・ミ・パドレ(ソングズ・オブ・マイ・ファーザー)』(1987年)、その続編的な『マス・カンシオネス』(1990年)、さらには『フレネシー』(1993年)という全編スペイン語のアルバムを残している。ここで取り上げるのは、これらに含まれている曲とは別で、『ウィンター・ライト』というアルバムにひっそりと、なぜか1曲だけ収録されたスペイン語ナンバーである。 ラテン系の曲を楽しく(あるいは明るく)、情感たっぷりにやっているのも、それはそれで好きなのだけれど、この「アドンデ・ボイ」のリンダ・ロンシュタットの歌は、哀愁たっぷり、センチメンタリズム全開の熱唱なのである。どんなアレンジでも、どんな曲調でも見事に歌い上げてしまうのが、シンガーとしての彼女の魅力なわけだけれども、この「アドンデ・ボイ」はリンダのキャリアの中でも、1、2を争う名唱ではないかと、ひそかに思っている。 ちなみにスペイン語の表題「Ad?nde voy(A d?nde voyと綴ることもある)」とは、“私はどこへ行くのか”という意味。原曲はティッシュ・イノホサ(Tish Hinojosa)という、メキシコ系アメリカ人のフォークシンガーの曲とのこと。ちなみに、イノホサはリンダよりも年下で、80年代末頃から活躍を始めた。後進の曲をカヴァーし、見事な熱唱に仕上げてしまうあたりも、リンダ・ロンシュタットの本領発揮といったところだろうか。[収録アルバム]Linda Ronstadt / Winter Light (1993年) 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.16
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メキシコ有名ポップシンガー、若き日のヒット作 正式なアーティスト名は当初マヌエル・ミハーレスだったようだが、いつの間にか単に“ミハーレス(Mijares)”として知られるようにメキシコの男性ポップシンガー。本名は、ホセ・マヌエル・ミハーレス・モラン(Jos? Manuel Mijares Mor?n)といい、1958年にメキシコ市で生まれた。20代前半でコンテストなどには参加していたが、デビューは20代も後半になってからであった。1985年のコンテストで認められ、大手レーベル(EMIキャピトル)から1986年に最初のアルバムを発表している。デビュー前には、日本のバーで働いた経験や、同じメキシコの有名歌手エマヌエル(Emmanuel)のコーラスを務めた経験もあるとのことで、案外苦労人な側面もあったのかもしれない。 本作『ウン・オンブレ・ディスクレート(Un hombre discreto)』は、1989年のリリースで、デビューから数年して人気実力ともに上り調子だったころのアルバムである。ヒットはメキシコのみならず、他のラテンアメリカの国にも広がった。 メキシコ人シンガーによくある特徴だが、歌を実にストレートに歌う。技術云々ではなく、良くも悪くも真っ直ぐに詞を歌うという傾向である(よく言えば、マリアッチなどの伝統的な歌い方に通ずるのかもしれないし、悪く言えば、テクニックがないままデビューする歌手が多いということでもあろうか)。この手のシンガーの場合、もともとその人の持っている声の魅力とか、場合によってはその歌手の美貌とかがあって、これがうまくマッチすると一気に聴衆受けすることになる。ミハーレスは典型的な前者の例に当たるように思う。男の筆者が聴いても“カッコいい~”としびれる声質で、こういう風に人気に火がついたのもなるほど納得という感じがする。 本作からの有名曲をいくつか挙げておこう。3.「パラ・アマールノス・マス(Para amarnos m?s、もっと愛しあうために)」、4.「メ・アコルダレ・デ・ティ(Me acordar? de ti、君を忘れない)」はいずれもラブソング系バラードで、後々の重要なレパートリーになっている。6.「バニョ・デ・ムヘーレス(Ba?o de mujeres)」はアップテンポの人気曲となった。アルバムを締めくくる10.「アルフォンシーナ・イ・エル・マール(Alfonsina y el mar、アルフォンシーナと海)」は、メルセデス・ソーサが40年以上前にレコーディングして以来、ラテン系の多くのアーティストによってカバーされてきた名曲。[収録曲]1. No es normal2. Un hombre discreto3. Para amarnos m?s4. Me acordar? de ti5. Piel de luna6. Ba?o de mujeres7. Le?a seca8. Fuera de combate9. No busques m?s10. Alfonsina y el mar1989年リリース。 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.13
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INDEX更新INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ3週間ほど更新していませんでしたので、この間の記事(動画紹介含む)を追加しました。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ右欄(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編へ アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編へ アーティスト別INDEX~ラテン系(ロック・ポップス)編へ アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ下記ランキング(3サイト)に参加しています。応援くださる方は、各バナー(1つでも2つでもありがたいです)をクリックお願いします! ↓ ↓ にほんブログ村 : 人気ブログランキング: 音楽広場:
2011.11.11
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米国音楽の深さをさりげなく伝える好盤 パティ・スキャルファ(Patti Scialfa)は1953年ニュージャージー生まれの米国人シンガー。“誰それ?”という声も聞こえてきそうだが、あのブルース・スプリングスティーンの奥方にして、E・ストリート・バンドのメンバーの女性と言えば、心当たりの人も多いかもしれない。 E・ストリート・バンドが5名ものシンガーを抱える豪華なバンドであることは過去記事(「イフ・アイ・シュッド・フォール・ビハインド」)で述べたとおりである。このスプリングスティーンのバンド・メンバーとしてふだんはバックでコーラスなどやっている4人はいずれもピンで活躍できるレベルのヴォーカリストで、パティ・スキャルファはそのうちの一人である(残りは、ニルス・ロフグレン、リトル・スティーヴン、そして先日亡くなったクラレンス・クレモンズ)。 パティはこれ以前には1993年と2004年にアルバムを制作しており、本作『プレイ・イット・アズ・イット・レイズ(Play It As It Lays)』は2007年発表のサード・アルバムとなる。時期的にはバンドの方ではB・スプリングスティーン名義の『マジック』と同じ時期に並行してソロアルバム制作をやっていたようで、『マジック』がスプリングスティーン節全開のアメリカン・ロック・サウンドであるのに対し、こちらのパティのソロ作品の方は、落ち着いた雰囲気とアメリカン・ミュージックの深さが前面に出た対比的な仕上がりになっている。 実はE・ストリート・バンドだけを見ていると、パティが実力者であるのかどうかはよくわからない(そもそもコーラスばっかで紅一点ぽい扱いに見えてしまうこともしばしばある)。けれども、こうしてソロ作を聴けば、まずはその歌のうまさに感動させられる。歌がうまいという表現はいい加減なもので、もう少し正確に言えば、ファルセットやビブラートの技術面と、情感豊かに伝えるという表現面がどちらもハイレヴェルで、しかも実にいいバランスで表れている。 最初に本盤を聴いた時の印象は、“スプリングスティーン色が濃い”と思った。それは別に“男くさい”とか“いかにもアメリカン・ロック”とかいう意味ではない。スプリングスティーンとE・ストリート・バンドがその背後にしょっているアメリカ音楽の伝統みたいなものが、そのまま本盤の主題になっているという意味においてである。でも、繰り返し聴くうちに、やっぱりこれはパティにしか表現できないものだったんだと気付いた。それは上で述べたパティのヴォーカルと不可分な形で音づくりがなされているからだ。 ひとことで言うならば、マイナー盤だけど、アメリカ音楽の深みを垣間見られる好盤。かつてのザ・バンドから最近のスプリングスティーンまで、アメリカ音楽の奥底に何があるのか、米国ミュージシャンの底力を見せつけられる気がするという点でも興味深い一枚だと思う。[収録曲]1. Looking For Elvis2. Like Any Woman Would3. Town Called Heartbreak4. Play Around5. Rainy Day Man6. The Word7. Bad For You8. Run, Run, Run9. Play It As It Lays10. Black Ladder2007年リリース。 Patti Scialfa / Play It As It Lays 【CD】 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓ ↓
2011.11.08
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いま聴きたい名曲(まとめ) ここしばらく、20万アクセス記念と称して“いま聴きたい名曲”特集を続けてきました。過去記事で収録アルバムまたはその曲そのものが紹介されているものから、その時の気分で選んで紹介するという企画でしたが、いかがだったでしょうか。このシリーズはここらで一区切りとして、紹介した13曲をまとめて一覧にしておきます。*アーティストと曲名の部分のリンクが今回の動画紹介記事、【元記事】となっている部分のリンクが過去の記事のリンクです。“いま聴きたい名曲” 本編(洋ロック・ポップス)第1回 ジョー・ジャクソン「スローな曲をかけてくれ(ア・スロー・ソング)」 【元記事】第2回 エルトン・ジョン「60才のとき(シックスティ・イヤーズ・オン)」 【元記事1,元記事2,元記事3】第3回 べリンダ・カーライル「輝きのままで(リーヴ・ア・ライト・オン)」 【元記事】第4回 ニール・ヤング「孤独の旅路(ハート・オブ・ゴールド)」 【元記事】第5回 ハート「アローン」 【元記事】第6回 ゲイリー・ムーア「スティル・ゴット・ザ・ブルース」 【元記事】第7回 ニール・ヤング(CSN&Y)「ヘルプレス」 【元記事】第8回 ボズ・スキャッグス「ハート・オブ・マイン」 【元記事】第9回 ホイットニー・ヒューストン「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」 【元記事1,元記事2】第10回 ビリー・ジョエル「ストレンジャー」 【元記事】“いま聴きたい名曲” 番外編(ラテン系ロック・ポップス)第1回 ユリディア「アンヘル」 【元記事】第2回 ミゲル・マテオス「孤独のアメリカ(ソロス・エン・アメリカ)」 【元記事】第3回 ジョアン・マヌエル・セラー「地中海(メディテラネオ)」 【元記事】 気に入った曲はありましたでしょうか。次からは平常通りの更新に戻ります。 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.06
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20万アクセス記念 いま聴きたい名曲(番外編・その3)番外編・その3: ジョアン・マヌエル・セラー 「メディテラネオ(Mediterr?neo)」元記事リンク: Joan Manuel Serrat / Mediterr?neo(2009年11月26日) ラテン系ロック・ポップスからの番外編、最後はスペイン・バルセロナ出身の大物シンガー、ジョアン・マヌエル・セラーの名曲、「地中海(メディテラネオ)」です。まずは、オリジナル・バージョンをどうぞ。 ひたすら海の景色(写真)が出てきますが、歌の表題にあるように「地中海」への想いをテーマにした曲です。この曲は1971年にリリースされた、スペイン・ポップス界の古典的ヒット曲です。次は、1970年代当時の古い映像です。若きセラーの姿をご覧ください。 最後は、90年代のTVショウと思しき映像です。同じくスペイン出身の有名女性歌手にして女優のアナ・ベレンとの共演バージョンで、彼女が最初のヴァースを歌った後、セラーが登場します。 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓ ↓
2011.11.05
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20万アクセス記念 いま聴きたい名曲(番外編・その2)番外編・その2: ミゲル・マテオス 「ソロス・エン・アメリカ(Solos en Am?rica)」元記事リンク: Miguel Mateos / Solos en Am?rica(孤独のアメリカ) (2009年9月22日) ラテン系ロック・ポップスから2曲目です。スペイン語ロックの先駆者の一人、アルゼンチン出身のミゲル・マテオスです。この「ソロス・エン・アメリカ(孤独のアメリカ)」、個人的には、80年代スペイン語ロックのベストチューンの一つです。まずはオリジナルの演奏(1986年のアルバムに収録)からどうぞ。 どうでもいいのですが、歌詞の内容に沿っていろんな絵が出てきます。サビの「ブエノスアイレス、ハバナ、ニューヨーク」というくだりでは立て続けに三都市の写真が出てきたりしています。ところどころ歌詞の解釈が“そうなの?”っていう節もなくはないですが、凝った作りのビデオですね。 さて次はもっと最近(昨年)のライブ映像から。スペインの有名女性歌手マルー(何を隠そうこの人はかのパコ・デ・ルシアの姪っ子、参考記事(1)・(2))との共演です。 ちなみにブエノスアイレスでのこのライブの模様は『プリメーラ・フィラ(Primera Fila)』というタイトルでCD&DVD化されて今年リリースされています。このDVD、リリースとともに早速入手したのですが、見て思ったのは、“こういうロックおやじになりたい!”っていう個人的願望でした。無論、実際のところ、そうなれてはいないですけど(苦笑)。 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.04
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20万アクセス記念 いま聴きたい名曲(番外編・その1)番外編・その1: ユリディア 「アンヘル(?ngel)」元記事リンク: Yuridia / La voz de un ?ngel(天使の歌声) (2011年4月14日) 洋楽(ロック・ポップス)の中から“いま聴きたい名曲”と題して合計10曲お届けしましたが、番外編ということであと3回ほどお付き合いください。 番外編はラテン系のロック・ポップスから選曲してお届けします。今回は、“天使の声”のニックネームを持つメキシコ人女性シンガー、ユリディアです。 まずは、テレビ番組の公開コンテストでの歌唱から。荒削りながらも“原石”な感じで、デビューへの足がかりとなりました。 お次はデビュー後、すっかり“プロ・シンガー”に生まれ変わってのコンサート映像です。上のビデオが原石ならば、こちらの映像はその原石を磨いた後、といったところでしょうか。現地メキシコでの人気ぶりが伺えるライブ映像です。 歌唱の技術面だけでなく、立ち振る舞いもすっかりプロに変貌していますね。 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓ ↓
2011.11.03
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20万アクセス記念 いま聴きたい名曲(10)第10回: ビリー・ジョエル 「ストレンジャー(The Stranger)」元記事リンク: Billy Joel / The Stranger(2010年12月29日) いわずと知れた名曲、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」(1977年の同名アルバムに収録)です。 まずは、リリース年当時のライブ映像より。 次に、時は流れて2006年、東京ドームでのライブから。 二つ並べると、いろんな意味で30年の月日の流れを感じます。ご本人の風貌もそうですが、ライブの環境もまったく違っていますね。1つめのビデオでは、自分で口笛を吹く、コーラスはメンバーがついでにやる、楽器編成は比較的シンプル。対して、2つめの映像では、バックから口笛が流れてくる、コーラス専門女性シンガーがいる、サックスはじめ管楽器隊が充実、と言った具合。厚みのある演奏という意味では後者もよいですが、個人的にはやはりタイトな音でストレートに歌って、なおかつ口笛のリプライズ付きの前者に軍配、といったところでしょうか。 下記ランキング(3サイト)に参加しています。 お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします! ↓ ↓ ↓
2011.11.02
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20万アクセス記念 いま聴きたい名曲(9)第9回: ホイットニー・ヒューストン 「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール(Greatest Love of All)」元記事リンク: Whitney Houston / Whitney Houston(そよ風の贈りもの)(2010年8月27日) Whitney Houston / Greatest Love of All(2010年8月28日) ホイットニー・ヒューストンの名唱、「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」です。アルバムとしては、デビュー作『そよ風の贈りもの(原題:Whitney Houston)』に収録。80年代当時のビデオ映像とともに永遠の熱唱・名唱をどうぞ。 その後、いろいろとあったホイットニーですが、次は2010年のライブより。残念ながら、懐メロ臭いっぱいの、こう言ってしまっては何ですが、“昔の名前で…”風な歌唱です。正直、ホイットニーにはもう一花咲かせてほしいのですが…。 話は変わって、先にこの曲を吹き込んだジョージ・ベンソンのバージョンもこの際なのでお聴きください。“軽妙さ”と歌のメッセージ性とのバランスが絶妙にいい感じで、何とも言えない魅力です。もともとはジャズ・ギタリストとして登場したジョージ・ベンソンですが、ある時、ヴォーカルに目覚めてしまい、こんな才能が発掘されてしまった(?)というわけです。 デビュー時のホイットニーほど鮮烈ではありませんが、案外、この人が歌う「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」もなかなかいけていると内心思っています。 下記3つのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ ↓
2011.11.01
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