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2008.01.21
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カテゴリ: 映画/アクション
【ダイ・ハード3】
20130204new3

「セントアイブズに行く道で会った男に妻7人、猫7匹ずつに仔猫7匹。セントアイブズへ行ったのは何人と何匹か?」
「もう一度言ってくれ。」
「その数字を555の後ろにつけて30秒後に電話しろ。」


“世界一運が悪い男、ジョン・マクレーン刑事”という役柄は、ブルース・ウィリスにとって正に「当たり役」だった。
彼はこの「ダイ・ハード」の主役を演じることで、観客にブルース・ウィリス=不死身のヒーローというイメージを植えつけることに成功したのである。
それは例えば、若きショーン・コネリーが007のジェームズ・ボンド役にピタリと当たったキャリアとも似ている。
この「当たり役」のせいでその俳優のイメージが固定化され、演じる役柄がいつも同じようなキャラになってしまうといつしか新鮮味は失われる。
そして役者はそこから脱却するために試行錯誤を重ねる。
アクション・スターとして売り出されたアーノルド・シュワルツェネッガーを例に挙げると、彼は固定化されたイメージから抜け出すべく、いったんはコメディ路線に変更した時もあった。が、結局は原点のイメージに戻り、「ターミネーター3」で大成功を収めたというわけだ。
一体何が言いたいのかと問われれば、人にはそれぞれ「適材適所」というものがあるのだということだ。

「ダイ・ハード3」では、ニューヨークで爆弾テロが発生し、犯人との駆引きに応じながら過酷な環境の中に放り込まれていく、という一連のパターンである。
とは言ってもセントラルパーク内をタクシーで突っ走るシーンなどは、アクション映画の十八番なのだ。


「勧善懲悪の王道、ここにあり」そんな作品なのだ。

1995年公開
【監督】ジョン・マクティアナン
【出演】ブルース・ウィリス(ジョン・マクレーン)

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最終更新日  2013.02.04 09:24:24
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