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2月10日(月)発売の日経MJの巻頭特集にインタビュー記事が掲載されました。今回は単にインタビューと言うより、外国人観光客へのおもてなしについて、編集者の方と意見をかわすことができたのが良かった点です。一般的には「日本のおもてなしは素晴らしい!」と言うステレオタイプな情報ばかりだが、それは本当なのか?という視点が大事で、それを掘り下げましょう!ということになりました。すると日本に来た外国人観光客の体験として「不満足」ではないが実は「未満足」はたくさんあるということがわかります。結果として、それらを取り上げどう改善すべきか?という切り口の特集になったようです。日本のおもてなしというと、たいていはその「気配り」が取上げられます。それはそれで素晴らしいと思います。一方で、中国や韓国、台湾に行くと、日本的な気配り型のおもてなしは少ないものの、「日本語で対応する」というおもてなしがあります。たいていの観光地や観光施設で日本語が通じるわけです。これはこれで膨大な時間を使って身につけなければならないはずで、立派なおもてなしです。そういう視点が抜けてしまうと「おもてなしは日本が一番!(のはず)」とかおかしな話になってしまいます。それぞれの国ごとに「努力」の中身が違うので比較しづらいというのが本当のところです。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2014/02/16
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昨年11月に台北に行った時、春節に向けて日本の各観光地がどんなアピールをしているのか?を徹底的に検証しました。(基本は鉄道&徒歩で)その中で、やはり北海道は現地の人々にとってわかりやすいと評価を得ていました。このフリーペーパーひとつとっても基本を徹底的に押さえています。一例をあげれば、●カニをメインに!日本は海も山も豊富なので、とかく「海の幸&山の幸」と欲張った写真が多く「幕の内弁当」的なものが多い中でさすがです。●ここは美味しい街!狸小路商店街を特集して「美味しい」だけは前面に出してます。本当は買い物もできるが、そこは割り切ってます。●写真に人を入れる!とくかく料理やきれいな内装だけなど、店の写真は実は殺風景なものが多いが、オープンキッチには料理人を入れて写しています。●スキーではなく雪遊び&雪まつり!確かにスキー場が豊富な北海道ですが、台湾からいきなり来てスキーなんかできるわけありません。なので、あくまでもゲレンデで楽しめる簡単なスポーツや遊びがメインになっています。また、道内の各雪まつり的なイベントが中心です。このように、相手の立場や風習を十分に考慮して、観光広告の基本を徹底しているという点で北海道に軍配があがりました。(他の都道府県と比較して)他の地域で失敗事例は、他の外国向けのものをそのまま翻訳しているもをが意外に多く見かけました。「相手の立場に立って=おもてなしの基本」が大事なのは接客だけはなく、広告宣伝も同様ですね。★レジャーサービス研究所のホームページ★
2014/02/02
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