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案内 わ・リーグはいよいよ今週末の3連戦でフィナーレを迎える。 8/4 21時 だす師匠 対 風の精ルーラ選手 8/6 (時間変更) 19時 ひよこ雛形選手 対 風の精ルーラ選手 8/6 (時間変更) 21時 おさま先生 対 nipparat 場所はいずれもタイゼム日本部屋(カンキネット)展望 3連勝のnipparatを、一敗のおさま先生とルーラ選手が追う。一敗で並んだ場合、同点優勝とするか決定戦を行うかは未定である。 昨日の対戦で、ルーラ選手は持ち前の粘り腰を発揮し、優勝候補おさま先生を破り台風の目となっている。「一生わ・リーガーの顧問弁護士」という重圧を乗り越え、波に乗りそうな気配である。 おさま先生は、昨日のルーラ戦では序盤でリードしながらも、中盤以降で大きなミスが2つ出るという信じられない乱れ方をして大きな一番を落とした。しかし、局後からすでに気持ちは最終戦に切り替わった発言をしており集中力は切れていない。わ・リーグを締めくくる大一番となるであろう。 ひよこ選手、だす師匠も最期の一戦を残す。ひよこ選手は、何としても一勝を挙げたいところであろう。負けると罰ゲームが、待っている。だす師匠はすでに一勝を挙げたが、まだ同点最下位の危険がある。後輩のルーラ選手には意地でも負けられない勝負である。 最終3戦とも、これまで以上に注目の対戦となる。罰ゲーム おさま先生の公約「優勝できなかったら、ブログ再開」は現実味を帯びてきている。 ルーラさんの公約「一勝できなかったら、わ・リーガーの一生顧問弁護士」は回避された。 優勝候補だったひよこ雛形選手が最下位になった場合の公約がようやく決定された。 当初、pgさんと私とひよこさんの協議により、指導碁の提供という線で決まりかけていたのだが、おさま先生から「最下位の者が指導碁してもありがたみがネエだろ」という鶴の一声により、当初より有力だった以下の罰ゲームに決定された。< 最下位になったらpgさんと結婚する。> これについては、ひよこさん・pgさんともまだ了承していないが、この場合本人達の同意は必要ないというのが、当わ・リーグ顧問弁護士ルーラさん及びおさま先生の見解である。なぜなら、命をかけた戦いであるわ・リーグの敗者にとっては常識的な線である、と過去の判例から判断されるからである。この一手 だす師匠のブログで「わ・リーグ この一手 この一局」を募集中。わずか七局にして、何手か印象に残った手が出ているが、これは真剣勝負だからこそである。高段者と初級者ではだいぶ視点が違うかも知れない。非常に興味深い企画である。
Jul 31, 2006
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速報わ・リーグ第7戦 おさま先生対風の精ルーラ選手の対戦は、黒番ルーラ選手の5目半勝ち。棋譜 おさま先生の白番。左下で白が注文をつけて一本取ったが、黒も足早の局面を進めた。おさま先生は楽観気分が続いていたようで、多少甘い手があり右辺を大きくまとめた黒がややリードしたようだ。 この後、黒が左辺で誤算があって中央の地が荒れそうになったのだが、白102が大きなミス。この手で105に打っていれば決め手であったが、左辺の黒の生死を錯覚したらしい。 寄せに入りやや白優勢の局面で、白156のハネダシが右側の白の目がないのをうっかりした手で、ここで大きな損をして黒勝ちとなった。案内わ・リーグ第8戦は 8月4日午後9時から だす師匠 対 風の精ルーラ選手
Jul 30, 2006
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世界に羽ばたけ!わ・リーグ ブロガー達の血と汗の物語(プロジェクトX)第一話 決断 わ・リーグ誕生 ナレーター: 平成17年夏、囲碁ブログが竹の子のように誕生して、まさに囲碁ブログ高度成長時代を迎えようとしていた。このころ、nipparatとおさま先生のパンダネット杯での対戦をきっかけにして湧き起こったのが、ブロガー囲碁選手権構想である。 おさま先生のブログでの公募によって、その名称も「わたしのブログ囲碁よろしく選手権(わたいご)」に決定。ナゾ氏が、企画実行を引き受け、いよいよこの七月からまずはブログ記事選手権としてタイゼムブログ上で開催されている。 しかし、記事選手権だけでは碁打ちとしては物足りない。自戦記のネタもない。そう誰もが思った。その時、nipparatが現れた。 nipparatはわたいご開催を知り、一局誰かとネット公開対局をしようと思っていた。これをブロガー仲間のpgに相談した。 pgは言った。「それでは世界に通用しない。リーグ戦をやってみないか。」 nipparatは迷っていた、「果たして世界に通用するリーグ戦など、この小さな住宅と安パソコンでできるのだろうか?」 pgは静かに、しかし確信をもって言った。「できる。やってみよう。すべての責任は私が取る。開発はすべて任せた。」 nipparatは、その言葉に打たれて決意した。「やってみよう」 エックスー~司会:今日は、わ・リーグ設立に関わった、お二人に来ていただいています。開発責任者nipparatさんと、営業担当のpgさんです。いやー、今の映像を拝見していますと、当時としては画期的なことだったんじゃないですか。いろいろご苦労もおありだったと思いますが。 nipparat:そう、そんなリーグ戦成功するわけがないからやめとけと、言われましたね。pg:わたしも最初この開発が成功する自信があったわけではないのですが、もうこれしか生き残る道がないと、腹をくくるしかない状況でした。 司会:なるほど。では、その後どうなったか見てみましょう。ナレーター: 順調に構想は出来上がったものの、肝心の選手選考が難航した。一歩間違えば、囲碁生命を絶たれる危険な仕事である。「私に命を預けてくれ」と各方面に頭を下げて回った。 まず、だす師匠が来てくれた。続いておさま先生が来てくれた。nipparatにとって、この二人の加入はこころ強かった。ブログ、囲碁ともに最先端の技術を持っていた。続いて、ひよこ雛形選手が来た。この時はまだ、ひよこのような青年だったが、後にこのプロジェクトの鍵を握る人物である。 しかし、最期の一人がなかなか決まらない。皆多忙である。そして命が惜しい。企画提出の期限が迫る。「もうだめか」と諦めかけた時、あの男が現れた。風の精ルーラ選手である。文字通り、風の精のごとく現れた。 ルーラは言った。「入れてくれんかな。」 nipparatは言った。「よく来てくれた。一緒にやろう」 集まった者は、職人魂にあふれた荒くれもの集団。面識のないものも多い。果たして彼らを一つにまとめることができるか不安だった。 nipparatは、全員を集めて言った。「命の惜しいものは、いつでも去ってくれ。これは、世界を相手にした仕事になる。」みなの気持ちが一つになった。 リーグの名前は、すぐに決まった。わたいご記念リーグ戦。安易だったが誰も反対するものはいなかった。わ・リーグの略称は偶然生まれた。はじめさんのブログに書きコミをした時にnipparatが何気なく使った「わ・リーグ」が大うけして、語呂の良さで瞬く間に定着した。必然的に、わ・リーグの選手は、わ・リーガーと呼ばれるようになった。はじめさんも、後にこのプロジェクトにとって重要な役割を果たす人物である。 選手は決まったが、さらなる難題が待っていた。日程作成である。日程の作成は難航を極めた。金曜日しか打てないだす師匠。試験で前半来れないルーラ選手。超難解なクロスワードパズルを解くような作業だった。 寝る暇も惜しむ作業が続き、完成に近づいたが、nipparatを悩ます大きな課題が残された。最終戦の組み合わせである。優勝候補のひよこ選手対おさま選手にするか、nipparat自ら出馬するか。 苦悩の末決断した。原点に戻り、おさま×nipparatでいくことにした。 企画の完成を受け、営業担当のpgは宣伝のため駆け回っていた。初日が勝負である。ここで集客できなければすべての苦労が水泡に帰す。私財を投げ打ち、秘密の部屋をガラス張りにした。 しかし、その頃現場では新たな難題が持ち上がっていた。niparatのパソコンからフロントページエクスプレスが消えていた。当初ネット上で拾えば良いだろうと楽観していたら、いざ探すとどこにも落ちていない。マイクロソフトの締め付けがこんな末端まで及んでいた。新たな初心者用ソフトホームページビルダーの購入には、巨額の投資が必要である。 妻を見た。黙ってうなずいた・・・ように見えたので購入した。 ついに、緒戦の朝を迎えた。 エックスー~司会:それでは、再び先ほどのお二人です。さあ、たいへんな苦労をしてできた日程表がこれですね。今見られてどうですか?nipparat:感慨深いですね。この緑とカタツムリが何とも言えないのですよ。pg:あっ、ほんとだカタツムリだ!。司会:この後さらなる苦難が待ちうけます。この続きは次回、シリーズ2で。中島みゆき:語り継ぐ人もなく ~旅はまだ終わらない
Jul 30, 2006
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わ・リーグ第6戦 風の精ルーラ選手対nipparatの対局は、白番nipapratの10目半勝ち。棋譜 ルーラさんとは、旧カンキネットで対局したことがある。タイゼムには、旧カンキネットで打っていた人もよく来ているようだ。アットホームな雰囲気と検討をし易いシステムが気に入って、以前よくカンキネットで打っていた。実名の棋士の先生ともかなり打っていただいて、すごく勉強になった。だすさん達と碁の検討をしていると、清成先生などが飛び入りで検討に加わってくださって感激したこともある。 カンキ開始初期から打っていたので、七段から九段のそれぞれの昇段第一号となった。そのため、アマトップクラスや棋士相手に2子置かせて打つという、とんでもない体験もしてしまった。 さてルーラさんとの対局は私の白番。ゆっくりした布石になるかと思っていたら、左下から黒が豪快な押し付け作戦をとってきた。左上で、白が3目にして捨てなかったのは、大軽率。上辺の方の一線のアタリが利かなくなったのが痛い。 また、ひよこさんに指摘されたが、左上は左辺ぶつかりを決めずに上辺つきぬきだけ打って先手で下辺開きに回る方が打ちやすかった。 白が左辺に偏したので、黒41では下辺開くのも有力だった。結局、白が下辺開きに打てて不満ないと思っていた。黒51でハネテいくのはどうか局後検討した。それが以下の図。下辺を荒らして白も打てる変化になりそうだ。 下辺に割り打ったところが、本局のハイライト。黒は、左側からつめた手がやや疑問で、右側から詰めて攻め上げたいところであった。局後、割り打った白の石の下の2線につける手も検討されたくらいで、ここは白にあっさり治まられてはつまらない。 上図の、黒1の割り込みは強烈。右から受けると黒が固まり白の目が薄くなる。ここで白2が自慢の一手。黒の受け方によって左から切る手を狙った手である。隅から押えて2の石を助けてくれれば、割り込んだところを右から受けて不満はない。実戦のように黒が抵抗してくると、白N2が利いて、左から切り取る手が成立する。 N2が利きであることを考えれば白2はそれほど突飛な手ではないのだが、絶対の利き(重利き)だから保留して単に2のつけが手筋である。この考え方は、以前ネット棋院で酒井先生にとことん教えてもらったのだが、それでも普段はなかなか実践できないことが多い。先生によると、アマとプロの違いは、ここに尽きるのだという。 ここでポイントを挙げてややリードしたようだ。黒87から89と当てたのは、白から切りを心配した手だが、ここでさらに遅れて差がついた。 この碁は、ルーラさんが白2の手にショックを受けて後退してしまったようだが、恐ろしい打ち手である手応えは十分感じた。残り3戦、見応えある碁を見せてくれると思う。 私は、3連勝。何とか面目を保つことが出来てほっとしているが、ここまで来たら優勝したい。最終戦の対おさま戦は、一世一代の大勝負だ。(わたいご自戦記部門エントリー)
Jul 29, 2006
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案内本日の第6戦に続いてわ・リーグ第7戦 7月30日(日)午後8時試合開始 タイゼム日本部屋(関棋ネット)おさま先生対風の精ルーラ選手ふたりの闘志の前に、法も平伏す。~飛び出すか!難解法律用語!戦う法律屋対決~北陸の棋神 囲碁ブログの帝王 不敗伝説新おさま流 おさま先生 対黄金の弁護士の卵 今こそ茹で上がれ 風の精ルーラ選手見所 衝撃の新おさま流が披露されて2週間、その破壊力は囲碁界を震撼させている。3連星から、白のかかりにカタツキという戦法である。だす師匠、ひよこ雛形選手という、豪腕をかわす事ならお手のものという達人をも秒殺するおさま流。日本棋院では、おさま流の危険性を認識し、ついに使用制限の検討を始めたらしい。 おさま流を相手にルーラ選手がどう立ち向かうか、非常に興味深い。ルーラ選手は、学生碁出身には珍しく、実戦派である。ここが、本格派でさわやか青年のだす師匠やひよこ選手と異なるところである。おさま先生としても、やりにくい相手だと思われる。 思いっきりドロドロネバネバとした闇試合を期待したい。
Jul 29, 2006
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昨日のひよこ雛形選手対だす戦、両者が冴えた手筋を連発し見所たっぷりの一局となった。後半やや白優勢の局面が続いたと思われるが、白が140から中央を厚くしている間に黒が左上を稼いだ所と、中央下の黒155~157という気迫あふれる仕掛けが成功し微細な形勢となった。総譜 この後、左上で白が損をして5目半差がついてしまったが、白に最期のチャンスがあったのが以下の局面である。 この場面で実戦の白は中央12の所に伸びたのだが、図の1から4子をもぎ取る手があり、左下の攻め取りが解消できるのも大きい。中央白も減るので形勢は極めて微細。ちょっと並べただけでは正確な結論は出せないが、やや白に厚い半目勝負ではないかと思う。 だすさんは嬉しい初勝利。この碁を見ていて、ネット上の碁なのに、だす師匠のすごい闘志がひしひしと伝わってきた。今まで穏やかな印象の碁を見ていたので、闘将ぶりに驚かされた。さすがに早稲田の元主将はダテじゃない。 ひよこさんは、nipparat戦に続いてチャンスの多い碁を落としてしまったが、それこそ指運の世界。最終戦での初勝利に期待したい。お詫び 昨日の一戦は、急なトラブルで直前まで対局が流動的な事態となり、ご迷惑おかけしました。今後、前日までに当ブログでの告知が間に合わない急なキャンセルがあった場合は、集合したメンバーや観戦者から対局者を選んで花試合を行います。
Jul 29, 2006
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速報わ・リーグ第5戦 ひよこ雛形選手対だす師匠戦は 黒番だす師匠の5目半勝ち。詳細 2連敗スタートとなった同士、両者とも背水の陣、負けられない対戦。気合の入った厳しい手の応酬で大熱戦となった。 出足はゆっくりとした布石となったが、下辺黒の打ち込みから局面が動いた。白の42押しが重く黒が白石を攻めて攻勢に出る。黒59が観戦者から絶賛の声が上がった巧手。 しかし、白60に対して61と打ってから肩をついたために、白64から振り変わりとなり、白も一息ついた。この後各所で手筋の応酬が見られ、難解な局面が続いたが、中盤の出口ではやや白優勢かと思われた。しかし、左上の折衝で黒が得をして、さらに中央下の劫を仕掛けて黒がポイントを挙げて、微妙な形勢になった。 白196が最期の敗着で、ここで197に打っていれば、左辺黒を生きるためにはそこの黒4子の一団が助からず、白に残ったようだ。 全体を通して、両者の闘志が伝わってくる素晴らしい熱戦であった。特にだす師匠は、127、155など冴えた手の連発で見事に初勝利を挙げた。わ・リーグで初めて数え碁となる際どい碁になり、観戦者みな堪能させられた。棋譜案内わ・リーグ第6戦は、7月29日(土)午後9時、風の精ルーラ選手対nipparat戦。
Jul 28, 2006
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ネットで気になる記事を見つけた。高校選手権の決勝で、秒読み付時計を使って時間切れで決着したのだという。 決勝だけ?でも秒読みをつけたのは進歩だと思うが、なんで秒読みで時計を使うのかがさっぱりわからない。決勝なんだから、手の空いている人はいくらでもいるだろうに、なんで中立の人が秒を読まないのか。 切れ負けなら少々押し忘れても問題ないが、秒読み時計だとが押し忘れたら即終わり。大勢が隣合って打ってると、音が重なってどこの音だかわからない。ボタンを押しても反応しないこともある。カナダ方式の時計(何分以内で何手という設定)ならまだ良いが、普通の秒読み時計にトラブルはつき物で、碁の内容に関係ない所で決まってしまう危険が多い。 押し損ないも勝負の内?なんか虚しい。碁はテレビゲームじゃないんだから。大勢が一度に対局するなら仕方ないが、なんでわざわざ機械使うの? 百人一首の全国大会決勝でテープで歌詠みしているような虚しさを感じる。関係者はどういうつもりなのか、聞いてみたい。
Jul 28, 2006
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わたいご記念リーグ戦案内第5戦 ひよこ雛形選手対だす師匠 7月28日(金)午後9時対局開始 タイゼム日本部屋(関棋ネット)解説おさま先生第6戦 風の精ルーラ選手対nipparat7月29日(土)午後9時対局開始 タイゼム日本部屋(関棋ネット)第7戦 おさま先生対風の精ルーラ選手7月30日(日)午後8時対局開始 タイゼム日本部屋(関棋ネット)見所第5戦 地獄の罰ゲームに近づくのはどちらか!サバイバル対局 近畿の超新星ひよこ雛形選手 対 東海の碩学だす師匠 連敗スタート同士の対決となってしまったが、二人とも大舞台で相手の毒気に当てられてまだ本来の力を出し切っていない印象。しかし、わ・リーガーの本格派最右翼に位置する二人でもある。 第5戦まで中押しの勝負が続いているが、この対局では本格的な流れから終盤の息詰まる争いが見られるであろう。 タイゼム部屋でのたたずまいからも明らかなように紳士のお二人であるが、ここでは何が何でも勝ちたいという強烈な思いがあるはず。静かな中にも意地と意地がぶつかる注目の対局である。 第6戦 ついに長編論文ブログの帝王 ルーラ選手登場 対nipparat 公約を掲げ自らを厳しい状況に追い込んだルーラ選手。闘志満々、戦う弁護士の卵がついに満を持して登場。 まずは、連勝の二人に猪のように突進し、続いて連敗の二人にハゲタカのように襲いかかるであろう。まことに恐ろしい相手である。 この碁の展開は読めない。大乱戦になる予感もする。第7戦 旧関棋ネット以来という注目の対決。見所は改めて紹介する予定。
Jul 26, 2006
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わたいご記念リーグ戦第4局、おさま先生対ひよこ雛形選手の注目の一戦は、黒番おさま先生の中押し勝ち。 黒番が当ったおさま先生が、3連星から白のかかりに対して肩ツキする新おさま流を再び披露。白は辛抱して受けた後、右上にかかり見慣れない変化になる。白がポン抜いて黒が当てた時についだ手が大緩着で、白はつがずに劫仕掛けを狙いに進めるべきであった。 重くなった白を黒が攻め立て、おさま先生が一気に優勢を築く。さらに上辺に大きな地を作り差が開く。白のひよこ選手は、苦しい展開が続いて絶望かと思われた時に、上辺の黒地に対して鋭い手筋を放つ。手順を尽くし中央で白が割り込んだ瞬間、黒つぶれかと思われた。しかし、おさま先生はすでにぎりぎりでのシノギを読んでおり、ここで白投了となった。 おさま先生の豪快な攻めと、緩まぬ姿勢、深い読みは見事であり、観戦者を魅了した。ますます、調子に乗っていきそう。 対する、ひよこ選手も、序盤のミスから苦しくなってしまったものの、最期の最期に一瞬の隙を逃さず敵陣に切り込み、敵の喉元まで迫った。まさしく、名将真田幸村の武士の魂を見る思いがした。2連敗となってしまったが、いずれも紙一重であり、残りの2戦でひよこさんらしい碁を見せてくれると思う。棋譜案内 次回わ・リーグ第5戦は、7月28日(金)午後9時試合開始 だす師匠対ひよこ雛形戦 解説 おさま先生の予定。 わたいごも今週末から中盤戦に突入。今週と来週は、いずれも金、土、日と試合が組まれている。ここまでに成績は、おさま先生とnipparatが2勝、だす師匠とひよこ雛形さんが2敗、ルーラさんは、今週から登場する。 優勝の行方は、負けのない3人に絞られたわけだが、第4戦の検討中に非常に重要な公約が発表された。これは、おさま先生と私との間で成立した男の約束である。 私が優勝できなかった場合 高級中華料理をご馳走する おさま先生が優勝できなかった場合おさま先生のブログを再開する さらに、ルーラさんからは「一勝もできなかったら、わ・リーガーの顧問弁護を無料で一生引き受ける」という公約が発表された。強気なのか弱気なのかよくわからないが、非常にリスキーな公約である。もし、わ・リーガー達が文字通りワルになった場合、一生タダで働きづめの生活になってしまうかも知れないのだ。 さらには、最下位者に対して強烈な罰ゲームを求める声が関係各所から湧き起こり、これを無視できない状況になりつつある。いよいよ、当わ・リーグは命がけの戦場の様相を呈してきた。(主催者として断腸の思いですが、罰ゲームはどのようなものが良いかコメントどしどしお寄せください。)
Jul 25, 2006
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箱根で行われた毎日新聞主催<東日本都市対抗囲碁将棋大会>に浜松チームのメンバーとして参加してきた。昨年から行われている市町村対抗の大会である。70歳以上のシニア枠1、成人2、女性1、高校生1、小中学生2、の7人制の団体戦である。将棋も同様に行われる。 お祭り的な大会だと聞いていて、この季節の週末は予定が多いので参加しようかどうか迷ったが、どんな大会が一度見てみようかと思い参加した。 たいへん華やかな大会である。箱根の美しい緑に囲まれたプリンスホテルという最高の施設での、立派な開会式、パーティー、高級コテージでの宿泊。バブルのころは、キリン杯のようにこういう派手な大会も経験したが、バブル後はだんだん地味になっていたので久しぶりのことで驚いた。 試合は、かなり真剣勝負の様相で、昨年とはかなり雰囲気が変ったそうだ。我がチームの構成は、シニアにはねんりんピック全国優勝のH老、私、県代表常連のTさん、女性は女流トップクラスの娘さんを持つHさん、高校生は碁を覚えて2年ほどのO君、そして小学生のD兄弟。H老とTさん以外は初対面である。H老の一勝は固いとして、その他は計算できないので厳しいと思っていたのだが、O君とD兄弟が大健闘で驚いてしまった。 一日目の予選は、何と東京の超強豪チームまで倒して3連勝。準決勝に進出した。対戦を重ねるごとにチームワークが出来てくるのは、いつものことだが団体戦の魅力である。 夜の立食パーティーは、広い会場に300人が参加する華やかなものだった。ゲストの梅沢ゆかりプロと将棋の山田久美プロが壇上でおしゃべりをして楽しませてくれた。初めて見る山田プロの美しさは衝撃的だった。将棋界にもいたのね。 準決勝進出チームのうち、翌日対戦する甲府チームが壇上に呼ばれてインタビューなど受けた。なんで、甲府なんだ!と思ったが、どうやらしっかりと根回しをしたらしい。もし、我がチームが呼ばれたら、野球碁の宣伝をしようと思ったのに残念だった。 甲府チームは、何と高らかに優勝宣言をぶち上げて喝采を浴びていた。これは、燃えざるを得ない。 私の生まれた市からもチームが来ていて、久しぶりに懐かしい顔を見た。 特に感激したのは、二十何年ぶりかに再会した旧性Iさん。県の高校選手権で彼女と私が優勝したことがあり、テレビ番組の収録のために二人で電車に乗って県都に出かけたことがある。うぶだったので、デートしているみたいでドキドキしたものである。 彼女から声をかけられた時に、あまり変っていなかったのですぐにわかった。私の方は、鹿が豚になったような変身をとげたので、よくわかったものだと感心した。 名札を見て、はっとした。実は週刊碁上の女流の大会のトーナメント表でいつも名前を見ていたのだが、旧性しか知らなかったので、今まで彼女だと気づかなかったのである。 小学生高学年の娘さんが来ていたので、月日の流れを実感した。遊びに連れてきたのかと思ったら、何と選手だと言う。すでにお母さんといい勝負だというから楽しみだ。 何人かの方から、ブログ見てますと言われて感激した。パーティーの後、コテージでブログのファンだという甲府チームの高校生と一局打ったが、強くて驚いた。一緒に来た中学生も強かった。 2日目の準決勝。大接戦となったが、従来から交流が多く弟分的存在である甲府チームに3-4で負けてしまった。若手の力の差が大きかったので仕方がないが、勝負は紙一重であった。 続く3位決定戦は、地元藤沢市との対戦し、これも4-3で敗退し、4位に留まった。甲府チームは、決勝も横浜チームを4-3で倒して優勝。我がチームでは私とH老とD君の3人が5戦全勝だったので、優勝しても不思議なかったのだが、わずかに届かずちょっと残念であった。 この大会は、他の市町村からの助っ人を2名まで認められているが、各チームまだそれほど勝負に徹した布陣ではないようだ。我がチームも中学生と女流のところに強力な助っ人を入れれば、おそらく優勝できたと思うが、その力を借りずにここまでやれたという爽快感がある。 いろいろな年代が一緒に試合するという交流も楽しい。女流のHさんが、東京の金井さんと対戦できたと、すごく感激していたのも微笑ましかった。女性にとっては、女流の強豪選手がアマ4強と同じようなスターである、というのも発見であった。 来年からは、全国規模の大会になるようだ。しかも年々勝負の色合いが強くなっているようなので、今後たいへん権威のある大会になっていくように思われる。
Jul 23, 2006
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案内 わたいご記念リーグ戦第4局 おさま先生 対 ひよこ雛形選手 予定変更し、7月25日(火)午後9時対局開始 タイゼム日本部屋(関棋ネット) 蘇る異種格闘技対決蝶のように舞い 蜂の様に刺す 出るか一撃必殺のパンチ! モハメド・アリ こと 北陸の棋神 こと 囲碁ブログの帝王 おさま先生低く動き回りかく乱 必殺の寝技で締め上げろ 元気ですかーっ! アントニオ・猪木こと 近畿の超新星 こと 平成の秀策 ひよこ雛形選手見所 対照的な棋風の両選手の対戦。序盤から斬新で大胆な勢力作戦で魅せるおさま先生と地をしっかり稼ぎ先行逃げ切りを得意とするが、寝技で絞める力も一級品のひよこ選手の対戦。 両者とも相手を自分の土俵に引きずり込むのが上手く、序盤の駆け引きに注目したい。わ・リーグ序盤戦を締める、最高の大一番である。 10年後の、アマ日本一決定戦の前哨戦。
Jul 22, 2006
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速報 わ・リーグ第3局 だす師匠対nipparat戦は、黒番nipparatの中押し勝ちとなった。 白が黒に両しまりを許すゆっくりとした布石から始まった。左辺黒の構えが広がり確定地になる寸前に白がここに突入した。やや無理気味な仕掛けであったと思われるが、白のつけに対して黒が立った手が緩着であり、白を攻めきれない形になった。ここを生きれば、白やや有望で後半勝負の碁であったのだが、白に打ちすぎがあり頓死してしまった。127手まで、黒中押し勝ち。棋譜日時変更のお知らせ 次回、わ・リーグ第4戦 おさま先生対ひよこ雛形選手の対戦は、7月25日(火)午後9時から試合開始と変更になりました。
Jul 21, 2006
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案内 わたいご記念リーグ戦第3局 7月21日(金)午後9時試合開始 タイゼム日本部屋(関棋ネット) 実況解説 おさま先生 だす師匠 対 nipparat 師弟対決師匠東海の碩学 こと 平成のザビエル こと 歩く図書館 だす師匠(藤枝囲碁サロン所属)弟子野球碁聖 こと ロシアン碁聖 こと nipparat ( OK farm所属) (囲碁ボケ 2005 2月18日・27日参照) だす師匠は私の、ブログの師匠である。だす師匠に憧れて楽天ブログの住人になったのである。その恩返しの意味も込めて、全力で戦いたいと思う。 だす師匠は、最近は対局機会が少ないのが悩みのようだが、おさま先生との激戦を通じて往年の実戦の勘が蘇ってきたようなので、非常に厳しい戦いになると思う。
Jul 20, 2006
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わたいご記念リーグ戦の私の緒戦であったひよこ雛形さんとの一戦は、今リーグ前半戦の大きな山場になる対戦であるだけでなく、私にとって大きな意味のある一局であった。 昨年のパンダ杯準決勝という大舞台で、完敗しているからである。この時は、序盤に成算のない趣向をしてリードされたのだが、途中では厚みを生かして寄り付けると感じていた。ところが、見事にかわされて、寄り付くどころか差が広がっての敗戦であり、打ちのめされた気分であった。 今回のリーグ戦を企画したのは、わたいごの盛り上げが一番の理由だが、その次にはひよこさんとの再戦の機会を得るためだったのである。 対戦前から2連敗は避けたいという思いが強く、プレッシャーがかかっていた。前日、パンダネット上に保存されているひよこさんの棋譜を何局か並べてみたのだが、その強さをあらためて思い知った。 パンダでは、何人かのプロ棋士のIDを知っているのだが、プロの中堅クラス相手に常に互角の勝負をしていて、その安定感に愕然としたのだ。ただ唯一、乱戦模様の碁になれば私にもチャンスが来るのではないかと思っていた。 当日昼間は、日本棋院ネットで朝日名人戦の準決勝と決勝を観戦した。韓国の選手達は確かに強いと思ったが、日本の招待選手と違ってちょっと無茶するところがある。優勝したユンさんの対片岡戦も乱戦模様の碁になっていたが、片岡選手にも十分チャンスがあるように見えた。 彼らも乱戦には絶対の自信があるのだろうが逆にそこが付け込む隙かな、などと考えながら見ていた。 夕方に床屋に行き、さっぱりしてから対局に臨もうと思っていたのだが、この日に限ってやたらと混んでいて、8時ぎりぎりの帰宅となってしまったのは誤算であった。 私の白番。黒番のひよこさんは、得意の三の三と小桂馬しまりの組み合わせ。予想通りゆっくりとした布石になる。私が、最初に注文をつけたのが以下の場面。白1である。普通に左上隅を受けて黒に左辺に開かれるのは面白くないので、左辺にはさみ返したいのだが、それだと黒三三から白が上を封鎖した後に黒から上辺の絶好の開きを許してしまう。それで、右辺黒の3間開きへの打ち込みと左辺のはさみ返しを見合いにしたのである。ところが、あっさり黒に注文は外されてしまう。黒4とつけられて封鎖を拒否されてしまったのである。ここをがっちり黒に治まられると、上辺も薄くなって面白くない。こんな事なら、白1と打たずに単に左辺つけ返す手の方が良かったかも知れない。 白13では、下辺に開く方が良いという意見が多かった。確かに14に開かれて黒に走られた布石になってしまった。13の飛びは黒のノゾキを持ち込みにしているのと、薄くなった上辺に応援を送っている手である。先に右辺の白を攻められるのを嫌ったのであるが、やはり14と開かれてみてちょっと後悔した。ただ、同じ局面が来たらまた13と打ってしまう気もする。 ふと気づくと300人近い観戦者がいたので驚いた。何と、昼間の幽玄の間での朝日名人戦決勝中園×ユン戦より多いくらいである。これは気合が入る。 対局は進んで、以下の局面図は白が右上に手をつけて行ったところである。ここで、白1からセキにする手がある。黒は劫にする手もあるがセキが相場であろう。これは、ずっと前から読めていたのだが、ここではまだ手をつけずに上辺守る方が良かった。しかし、手をつけた以上はセキにするしかなかったのだが、気が変って白1で上辺に守ったので、右上黒8に下がられて打った石が全部持ち込みになってしまった。 実は、右上に手があるのをひよこさんは気づいていなかった。その手の内を見せてしまった上に、持ち込みになってしまったのだからひどい。 細かいが多少黒がリードの以下の局面で、白1~3と中を厚くして終盤の寄り付きに期待した。ここで、ひよこさんの黒12が放心の大悪手。13とはねられて只ではすまなくなった。 安全に行くつもりが、秒に追われて思わず危ない所に手が伸びてしまうケースは、私もよく経験しているので、この時の不思議な心理状態は身に沁みてよくわかる。そういう心理状態になってしまうという事は、ひよこさんもかなりプレッシャーを感じていたのだと思われる。 暴れるチャンスをひたすら辛抱して待っていたので、ここは猛然と襲いかかった。ようやくチャンスが転がり込んだので「ここしかない」と押せ押せムードである。逆に黒は、優勢だったのがミスから乱れた場面で、こういう状況から気持ちを持ち直すのは非常に難しい。 さらに進み以下の実戦図。白は中央上をつきぬき、今上辺の劫を争っている局面であるが、ここで劫立てで打った黒1が手拍子。白2と打たれてそこの黒一団を切り取る手が生じてしまったのである。後手を引き、白10まで黒を取り込み勝負がついた。 辛抱してようやく来たチャンスをつかんだ嬉しい勝利だが、とにかく幸運であった。序盤から中盤のひよこさんの打ちまわしが素晴らしかった。彼は姑息な手が通じない強豪なので、雑念なく澄んだ気持ちで楽しく打つことができた。終局後は、冷やしておいたシャンパンで祝杯を上げた。 これで彼とは一勝一敗である。また、いい舞台で真剣勝負をしたいものである。総譜(わたいご自戦棋部門 エントリー)
Jul 18, 2006
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速報 わたいご記念リーグ戦第2戦 ひよこ雛形選手対nipparatの一戦は、白番nipparatの中押し勝ちとなった。 序盤から、黒番のひよこ雛形選手の得意とする地を稼いで先行する展開。白番の私は、序盤に巧みに注文を外されるなどして、当初目論んだ乱戦模様の碁形に引きずり込むことができず、何とか辛抱してついていく。中盤までいい勝負だったようだが、白が右上に手をつけるタイミングが早すぎて持ち込みとなり、黒のひよこ雛形選手がややリードした。 しかしその直後に、黒の手拍子の打ちすぎが飛び出し、一気に乱戦模様の碁に突入。白が黒の一団をもぎ取り優勢となり、その後も暴れる黒を何とか押えて幸運の勝利を得ることができた。 この碁については、できれば自戦記も書きたい。棋譜案内 次回、第3戦は21日(金)午後9時から、だす師匠対nipparat戦。さらに、おさま先生の熱血解説付きでお楽しみください。 優勝者当てクイズですが、締め切りは21日の夜9時です。締め切りまでには、対局はありませんので、どしどしトラックバックで応募してください。
Jul 17, 2006
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わ・リーグ(わたいご記念リーグ戦)第2局案内。 7/17 午後8時から タイゼム日本部屋<近畿の超新星> またの名を<平成の秀策> (ひよこ雛形選手) 対 <囲碁ボケの暴れん坊将軍> またの名を <嘔吐ネタの帝王> さらには<野球碁聖> (nipparat) 見所 ひよこ雛形選手は、地にからくしっかりした棋風で、隙がない。落ち着いた碁になるとひよこさんペースになるので、私としては乱戦模様の碁に持っていきたい。 ただ、ひよこさんもブログを拝見すると棋風の変化を求めている様子。あくまで手堅く進めてくるか、それとも観戦者を意識して乱戦辞さずで来るか、興味深い。 昨年、パンダ杯の準決勝で対戦し、私が序盤の趣向倒れから地を稼ぎまくられて敗戦しているので、雪辱戦である。 ヒクソンに返り討ちにあった高田延彦にはなりたくない。肘を固められてもギブアップしない覚悟である(単に投げっぷりが悪い)。
Jul 16, 2006
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わリーグ開幕戦では、同時に250人以上、のべにするとさらに非常に多数の方々に観戦に来ていただいて、大盛況となりました。御礼申し上げます。 おさま先生の仕掛けをだす師匠が受け止め、激しい競り合いが続く碁となり、楽しんでいただけたと思います。 この盛況によって、タイゼムから大きなプレゼントをいただきましたのでお知らせします。 トラックバック優勝者当てクイズ! ご自分のブログからこの記事へトラックバックして、記事(できれば、わたいご関連)と優勝者予想を書いてください。正解者の中から抽選で、プレゼントが当ります。いずれも、賞品受け取りのためにはタイゼムへのID登録が必要になる内容です。クイズとしての締め切りは、7月21日の第3局(だす師匠対nipparat戦)の開始前まで、とします。 一等 関西棋院棋士との指導碁対局(タイゼムにて) 3名 二等 タイゼム上の1千万ポイント 10名(該当が10名以下の場合は1億を山分け) 案内 第2戦は、7/17 午後8時から、タイゼム日本部屋で対局開始予定。 ひよこ雛形選手 対 nipparat 見所はあらためて掲載。
Jul 14, 2006
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本日わリーグ(わたいご記念リーグ戦)開幕<北陸の棋神> またの名を <伝説のカリスマ 囲碁ブログの帝王シーザー>(おさま先生) × 東海の碩学 またの名を <世界一の囲碁伝道師 平成のザビエル>(だす師匠) 午後9時半からタイゼム日本部屋にて対局開始。 切れ味鋭い、世紀の戦いになるのは必至。 血を見るのが怖い人へ..... けして一人では見ないでください。速報 おさま先生対だす師匠戦は、おさま先生の黒番中押し勝ち。棋譜 予想通り、黒番のおさま先生が序盤から激しい仕掛けを見せたが、だす師匠もしっかり受け止め、逆に下辺の黒を攻めて攻勢に出る。しかし、おそらく錯覚から左下で後手をひいて、大場に先着され苦しくなる。ここから、白は勝負手を連発し紛れを求め、優勢な黒もひるまず最強に応じたため大乱戦となったが、最後はおさま先生が見事に押し切った。
Jul 14, 2006
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わたいご記念リーグ戦 日程場所はすべてタイゼム日本室 持ち時間30分 秒読み30秒 考慮時間5回7/14 21:30 おさま先生 対 だす師匠7/17 20:00 ひよこ雛形さん 対 nipparat7/21 21:00 だす師匠 対 nipparat7/23 21:00 おさま先生 対 ひよこ雛形さん 7/28 21:00 ひよこ雛形さん 対 だす師匠7/29 21:00 風の精ルーラさん 対 nipparat 7/30 20:00 おさま先生 対 風の精ルーラさん 8/4 21:00 風の精ルーラさん 対 だす師匠 8/5 21:00 ひよこ雛形さん 対 風の精ルーラさん8/6 20:00 おさま先生 対 nipparat トップページから、日程表・棋譜・成績表へリンクします。日程変更の場合は、お知らせします。タイゼムの万一のトラブルの場合はigo棋院へ。
Jul 12, 2006
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わたいご記念リーグ 参加選手紹介招待選手おさま先生 パンダネット杯世界大会優勝。県代表の常連。本因坊戦全国ベスト16。天才的な感性を売り物とし、アマ日本一を狙える打ち手にして天才ブロガー。 囲碁ブログ界の伝説のカリスマが今蘇る。ブログだす師匠 元早稲田大学囲碁部のエース。現在は囲碁教室を経営し、その卓越した緻密な囲碁指導理論で全国の囲碁指導者の最高峰と評価されている。 さらに私のパソコンの師匠でもある。ブログひよこ雛形選手 学生棋戦上位入賞、パンダネット杯世界準優勝、超激戦地区の県代表など輝かしい棋歴を持つ、ブロガートップクラスの若手の打ち手。地に辛く足早な碁風だが、最近は変化を模索している様子。日本一を狙える逸材と思う。今回リーグ戦の優勝候補筆頭か。ブログ風の精ルーラ選手 何と「院生」より上の、「大学院生」。弁護士の卵。将来の日本の法曹界を背負って立つ人材。学生棋戦や国際棋戦を中心したブログの情報量は他を圧倒する。 私の不穏な動きを察知してか、ブログの中での強烈なアピールをしていたので、最後の一枠にお願いした。ブログ主催者枠nipparat 唯一のおじさん選手で、修羅場の経験だけは一番か。バリバリの若手選手に囲まれて厳しい戦いを強いられると思われるが、2つくらいは花を持たせてもらいたい(ください)。案内 開幕戦は、おさま先生 対 だす師匠 戦 7月14日(金)午後9時半から 場所 タイゼム日本部屋 持ち時間各30分秒読み30秒考慮時間5回 私が、検討用に中継部屋を作る予定。開幕戦の見所 同期(ほぼ?)対決。序盤に天才的な冴えを見せるおさま先生と、本格派のだす師匠との対戦は高校生選手権以来らしい。実績でやや差をつけられた感のあるだす師匠の意地に期待したい。本格的な好勝負になると予想する。 選手の方は、意気込みをコメント欄または自らのブログでお願いします。また、皆さんの応援やレース予想など、どしどしコメントやトラックバックでお願いします。
Jul 11, 2006
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わたいご開催記念とわたいごのネタ確保、そして当ブログの10万アクセス感謝を目的としてリーグ戦を企画しました。私が数人の強豪ブロガーを招待して、7月14日から8月初旬にかけて総当りのリーグ戦をネット上で公開して行います。 当然、観戦記などのブログ記事への利用、トトカルチョへの利用などは御自由にどうぞ。 選手紹介、対戦表、日程は今週中に追ってお知らせします。素晴らしい選手達の招待に成功しましたのでお楽しみに。 第一局は、7/14 21:30から、場所はタイゼム日本部屋の予定です。 わたいご記念リーグ戦 ~nipparat招待楽天ブロガー選抜リーグ~選手 今回は急な企画でしたので、コンタクトがし易い楽天ブロガーから、実力と話題性を考慮して私が選抜しました。 日時 7/14から、毎週末の夜に行います。調整中ですので、追って日程公表します。 場所 タイゼム日本部屋を原則としますが、状況により変更する事もありえます。
Jul 10, 2006
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この季節にいつも考えさせられるのは、「滅びの美学」である。TVでツールドフランスを観戦するからである。 今年も第5ステージで、サミュエル・ドゥムラン(フランス、AG2R)とビヨーン・シュレーダー(ドイツ、ミルラム)が序盤早々に逃げ出しコースの大半を二人で逃げまくった。 しかし、残り4kmの地点で集団に飲み込まれてしまう。200km近くも逃げて最期の最期につかまってしまうのだから非情である。 ドゥムランの方は以前犬にぶつかってリタイアして有名になったが、プロツアーでも勝っている一流選手である。解説によると何と身長158cmなのだという。しかも山岳系の選手ではなくて、背の高い選手が多い平地のアタッカーであるのが驚く。こんな小さな選手が、集団から逃げ続ける姿は爽快である。 そして、感動的だったのが吸収される土壇場まで前を向いて最期まで力を振り絞っていたこと。偉大なる先輩ジャッキー・デュランに重なる。この姿こそアタッカーの滅びの美学なのだろう。100mくらいで力を抜いてしまうのは、どうも格好が悪い。 投げっぷりの悪い私には、彼らの姿は大いに心強いのである。これからは、投げっぷりが悪いとは言わせない、滅びの美学と言ってもらおう。 今まで、これは日本の武士道とはちょっと違うのかなと思っていたら、最近TVで石田三成のエピソードの紹介を見て、驚いたことがある。 三成が捕らえられて処刑される寸前に、周囲に柿を勧められたのだと言う。三成はこれを断り言ったという、「武士たるもの、最期の最期まで敵を倒す隙を窺うもの。柿など食べて腹を壊しては困る。」と。これを聞き、敵方の武士も大いに関心したという。武士道の潔さというのは、けして諦めが良いという意味ではないのだと思う。 中田ヒデは、ちょっと潔すぎるのではないか。惨敗したからこそ、もう一回最期の勇士を見せてほしかった。 ところで、金さんのロケット打ちまくって自国民も道ずれにいうのでは、滅びの美学には程遠い話である。
Jul 8, 2006
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いよいよ、わたいご(わたしのブログを囲碁よろしく選手権)が、始まることになった。ナゾさんが忙しい中を奔走して開催に至ったと思う。囲碁界を盛り上げようとする情熱には恐れ入る。 けして大きな組織や資金があるわけではないと思うので、手作りの企画であり何かと不備があるかも知れないが、せっかくナゾさんがブロガー達との約束を果たしてくれたのだから、盛り上げて行きたいと思う。 さて、第一回のわたいごは、7/3~8/31までの期間で内容はブログ記事コンテストとのことである。今回はブロガー選手権は無しだが、いきなり手を広げずまずは固い布石からというところであろう。 その第一弾のお題は何と「小鯛!」いや「お題」とのこと。企画の中でお題を募集する手口はかつておさまさんが「囲碁ボケ」でしばしば使っていたが、残念ながらその回はあまり面白くなかった。お題としてはちょっと心配なお題である「お題」であるが、いくつか「お題」を考えてみた。お題1、囲碁小話 囲碁を題材にした、お笑いブログ。形式は問わず、なんでもあり。ただ、おさまさんが、かつての囲碁ボケのネタから厳選して継ぎ合わせれば独壇場になりそう。2、囲碁界の秘話 あまり知られていない隠れた話。棋士に訴えられるのを覚悟した面白い暴露話を聞きたい。示談金はタイゼム持ちで。3、囲碁体験談 囲碁に関連した興味深い体験談の紹介。激戦区になりそうなカテゴリ。4、囲碁文学 文筆家系の方のためのカテゴリ。形式は問わず。投稿が集まるか多少心配。5、観戦記、自戦記 ブロガー選手権がないので、ネタが心配。期間中にネタ仕入れのために、自発的にブロガー同士の対局が生まれるのに期待する。私も10万件ヒット記念を兼ねて、わたいご盛り上げ企画として、ブロガーの誰かとネット公開対局をしようかな、と思案中。6、囲碁界評論 囲碁に関する評論、囲碁界への提言など7、囲碁検討 囲碁の検討や感想。詰碁、布石、局面など題材形式は問わず。
Jul 5, 2006
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前回の局面で、実戦は以下のように進行し黒が上辺の白を取ってしまった。白2で、右上黒と攻めあいに行っても勝てない。1の所が急所で、黒1でいきなり上辺の白に詰めていくと白1と打たれて逆に攻め合い負けになる。 秒読みの中でさっとこの急所にいくのを見て、鍛え方が違うなあとため息が出たのである。
Jul 2, 2006
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