全17件 (17件中 1-17件目)
1
囲碁人口が減少して350万になったという。 その直接の原因は、昔と比べると大人になってから碁を覚える人が減ったことにある。 一般に誤解がある気がするが、あくまで碁を打つ子供が増えたのはごく最近のことである。私の子供のころは、碁はけして子供のするゲームではなかった。 ちょっと不健全なイメージがあって、あくまで大人のゲームだった。だからこそ、大学生になったり社会人になるとみんな碁を覚えようとしたという面があったと思う。酒やタバコにはまるのと同じ理屈である。 実際、私が中学生のころに初めて開かれた碁の県大会(当然地区予選なし)には、小学生中学生の部ともに2~3人しか参加者がいなくて、隣で大勢の教師達が碁を打って喜んでいた大会だった。 私は、ちょっと変った子供だったので碁にのめり込んだと思う。周囲の子供がみな碁をやっていて明るいイメージがあったらけして碁を趣味にすることはなかったはずだ。たぶん、一生昆虫採集を趣味にしたであろう。 将棋の方が子供はよくやっていたけれど、だから将棋をやる気がしなかった。私が碁を覚えたので、祖母が悲しんだようだし、友人には奇異の目で見られたし、両親はあまりの熱中を心配して碁盤を隠してしまったけれど、それでますます碁をやる気が沸いたものである。 当時私と同年代で碁を打つ子は、みなそういう同類のにおいを感じたものだ。 大学生や社会人になって碁を覚える人が減った原因としては、レジャーの多様化と職場の付き合いより個人の時間を大切にする風潮などがあるだろう。この部分の構造を変えることは難しい。 女性や子供やミーハーっぽい人に囲碁の普及を進めるためには、囲碁は健全で明るく軽いイメージである方が良いのなかも知れない。 ただ、そのイメージだと私は囲碁を趣味にしなかったであろうし、囲碁人口は増えても一生の趣味にする人は少なくて、宴会の2次会でビリヤードをするビリヤード人口のようになるかも知れない。まあ、それも良いかも知れない。 今日は、囲碁普及の提言をするなどというつもりは毛頭ない。たまたま、ラジオで白土三平の話を聞いたので、昔よく口ずさんだ詩を披露したくなっただけである。光あるところに影がある誠栄光の陰に数知れぬ碁打ちの姿があった命を掛けて歴史を作った影の男たちだが人よ 名を問うなかれ闇に生まれ闇に消えるそれが碁打ちの定めなのだ(女性に続いて囲碁関係のファンまで失いそう)
Aug 26, 2006
コメント(14)
子供が10日ほど家を離れて夏休みの合宿に行っていて、しばらく前に戻ってきた。 こういう経験は初めてのことで心配したが、友達もすぐできて楽しく過ごしたようだ。少したくましくなったように見えた。 駅に迎えに行って帰りに焼肉屋で久しぶりに家族で食事をしたのだが、ここで思いがけないことが起きた。 何と、いきなり子供が封筒を差し出したのだ。そこには、「お父さんへ」と書かれている。 あっ!これは、よくテレビで見るあれじゃないか!「お父さんいつもありがとう」とか書いてあって、お父さんが泣いちゃうあれじゃないか! やばい、完全に意表を突かれた。これは、泣いちゃうかも知れないなあ。まいったなあ、子供に涙なんて見せたことないのに、などど思いながら恐る恐る封を開けた。 その瞬間またまた意表を突かれた。書いてあるのは、たった2行だ。お父さん、げんきですか、なにかたべていますか?お父さん、しごとにいってますか? 何だろうこれは。つまり、お父さんを心配してくれたのね。悪いけど、子供がいないのをいい事に、居酒屋行ったりして楽しくやってたのよ。 しかし、微妙だ。結局笑ってしまい、泣けなかった。なんたること、覚悟してたのに。 合宿の先生、どうせなら確実に泣ける文章を教えてあげればいいのに。
Aug 25, 2006
コメント(6)
期待の若手芸人トリプルA師匠が、ついに囲碁ボケMVPを獲得した。参考文献 この発表があった瞬間、私は、呆然となり、衝撃に襲われ、はらわたが煮えくり返り、続いて脱力感に襲われ、悲しくなり、泣きたい気持ちからさらに投げやりな気持ちになりかけ、悔しさがこみ上げ、ちょっと冷静になり喜ばしいことではないかと思い、再び今もんもんとしている。 いつかはこの時が来るとは覚悟していたが、まさか今日訪れるとは思いもしなかった。予想より2年早く事が起きてしまった。 この気持ちは、今年春にY君に負けた時と全く同じである。参考文献 従来の囲碁ボケにおけるネタの概念を超える驚愕の作品を発表している。まさしく、新時代の天才である。今回の彼のMVP作品を鑑賞しながら、多少の評論を加えてみたいと思う。 お題を簡単に説明する。おさま先生が教室の生徒に対して、どうせ無理だと思い期限内に500局棋譜を並べたら100万あげると約束してしまった。本当に、達成したらどう危機を乗り越えるか?というもの(あくまで要求はボケであるよ)AAAさんの作品生徒「せんせーあと350局で終わるよーosa「そうか,だったら残りは左手でやるんだな」生徒「えー」osa「ククク」次の日生徒「せんせーさらに50局並べました」os「ナニ!ちゃんと左でやったのか」生徒「はい,ぼく昔左手が聞き手だったみたいで。開花しました。」osa「(うーん,次の作戦に出るか)これあげるよ」生徒「なんだろー,うわー予備校の夏期講習のパンフレットだー」osa「行きたくなっただろ,ククク」次の日生徒「せんせー親がゆるしてくれませんでした」osa「なぜだ?」生徒「これ架空の予備校だって」osa「(シマッタなら次の作戦)夏休みの宿題は?」生徒「あ゛あぁぁぁーーーーー」osa「ククク」次の日osa「宿題はどうだ?終わったか?ククク」生徒「いえ,自由研究を木布並べにしちゃいました」osa「えっ?」生徒「あと100局♪」osa「こうなったら・・・」次の日osa「ごめんくださーい」母「はい,あっosamaビンラディンだ!110番かけて!」osa「えっ?」その碁,osama先生は6か月金庫に入っていて,ブログの更新をしなかった。(完) 囲碁ボケの歴史は、ネタの進化の歴史である。第一回のお題 本因坊秀策の少年時代、当時のトップ棋士・幻庵因碩との対局中、劣勢だった秀策が放った妙手を見て、幻庵の体の一部が赤くなった。さてそこはどこ? に対してMVPは、小学生マサルさんの作品「ちんこ」である。驚くべきシンプルさである。第2回のお題 張うと小林泉プロの子供の名を当てるというお題である。 これに対して私の投稿は、「ちんこさん」であった。当然MVPと思ったのだが甘かった。すでに成長を始めた囲碁ボケの進歩に遅れたのであった。 その後、囲碁ボケのネタは加速的に驚くべき進歩を遂げたのである。私も初投稿の作品「ちんこさん」を猛烈に反省し精進を重ねて、ついには月間MVPを含む最多MVP獲得記録保持者となっている。いずれ、囲碁ボケの進化の歴史は私の研究室を舞台に紹介してみたい。 もし、囲碁ボケの歴史を知らぬ者がトリプルA師匠のネタを初めて見たら、「キョトン」とするかも知れない。しかし、この作品は囲碁ボケの修羅場を乗り越えて来たその道のプロから見たら、ハンマーで頭を殴られたような作品なのである。 言わば、技術進歩そのものを否定されたような作品なのである。宇宙旅行が可能になった時代に、釜炊きご飯の素晴らしさを思い知らされて衝撃を受けたような感じであろう。 では、詳しい解説に移ろう。 生徒「せんせーさらに50局並べました」os「ナニ!ちゃんと左でやったのか」生徒「はい,ぼく昔左手が聞き手だったみたいで。開花しました。」osa「(うーん,次の作戦に出るか)これあげるよ」生徒「なんだろー,うわー予備校の夏期講習のパンフレットだー」osa「行きたくなっただろ,ククク」 ここで注目すべきは。「予備校の夏期講習」である。 この発想に愕然とした。子供が、予備校の夏期講習で喜ぶはずがない。ごく普通に考えるなら、「Jリーグのチケット」とか面白そうなものを持ってくるところだが、当然それでは平凡すぎる。 私なら、ここで「ストリップの割引券」などと下ネタに走りそうだが、多くの囲碁ボケラーは「将棋道場のパンフレット」などと細工を使うことだろう。 しかしながら、「予備校の夏期講習」は妙に深い味わいを出すのに成功している。裏をかいたわけでもない、理解不能な世界である。生徒「せんせー親がゆるしてくれませんでした」osa「なぜだ?」生徒「これ架空の予備校だって」osa「(シマッタなら次の作戦)夏休みの宿題は?」生徒「あ゛あぁぁぁーーーーー」osa「ククク」 ここで注目すべきは、「架空の予備校」である。 普通なら、下ネタにいくか又は「マグロ漁船の船員募集案内」などとボケるところであろう。この発想も、おそらく1億人に一人であろう。おそろしいまでの意外性である。 凡人であれば、予備校のパンフレットなど予備校に行けば簡単に手に入るので、架空の予備校のパンフレットをわざわざ用意するという発想が出てこないのである。しかし、本来ボケなんだからそんなことに囚われる必要はないのわけである。ここでも、教えられてしまった。osa「宿題はどうだ?終わったか?ククク」生徒「いえ,自由研究を木布並べにしちゃいました」osa「えっ?」生徒「あと100局♪」osa「こうなったら・・・」 ここは、「木布」に注目である。棋譜→木布というおそろしいまでに強引な表現もさることながら、木布並べが自由研究という発想が味わい深い。そして、最後の段落。osa「ごめんくださーい」母「はい,あっosamaビンラディンだ!110番かけて!」osa「えっ?」その碁,osama先生は6か月金庫に入っていて,ブログの更新をしなかった。 この最後の段落で、彼は完全にダリを越えてしまった。 まず、「その碁」が狙いなのか、天然なのかが難解であり、読むものを迷宮へと誘う。 さらにトドメは、その次である。出題の意図と違う結論にしてしまうという手は、すでにある手であり、私も時々使用しているので驚かない。 しかし、「6か月金庫に入っていて」はどう考えてもどういう思考過程で出てきたのかが理解できない。狙いとしても、この発想は出ないはずだ。万一、禁固刑を金庫への収監と思っていたのだとすれば、もはやありふれた天才などという言葉では表現できない。 それにしても、混沌とした時代が彼という天才を生んだのが、それとも彼が時代を変えたのか。囲碁ボケ界は今、昭和の新布石を超える激震に襲われている。 今後の彼の動向を見守って行きたい。
Aug 23, 2006
コメント(10)
囲碁普及の切り札として私が常々提唱している「野球碁」の選手権開催に向けて、心強いニュースが飛び込んできた。 なんと、野球ポーカー選手権が本当にロンドンで開かれたというのである。参考記事 おそらく、ポーカーの博打のイメージを払拭し明るいイメージを宣伝するために、野球ポーカー選手権が企画されたであろうと推測する。 かの紳士の国における野球ポーカー開催は、何を示唆しているのであろうか。そう誰でも簡単に予想できるであろう。これは、どの分野においても普及の切り札として野球拳方式が導入されるということを示唆しているのである。 ゲームでは野球麻雀、野球百人一首、スポーツでは、野球卓球、野球バトミントン、さらには野球野球まで企画される可能性が高い。野球ラグビーなどは、想像を超える壮絶な試合となるであろう。 しかし、どのゲームにおいてもルールの設定の難しさが一つの関門になるであろう。野球水泳などは、罰を与えられたものが有利になってしまうという難しさもあるのだ。 その点、野球碁のルールは極めて単純である。つまり、石を一子取られるごとに服を一枚ずつはがされる、という分かり易く単純なルールである。 現在、30~50歳くらいの世代の囲碁普及率が非常に低いと言われているが、野球碁は主にこの世代の男性をターゲットにした切り札となるであろう。 ただし、野球碁選手権の開催に向けて、より大きな効果を上げるためにぜひクリアすべき課題がある。 それは、人気女流棋士の参加である。特に、梅沢ゆかり先生の参加があれば参加者は1万人を越えると推測されるのである。 本ブログ記事を彼女のブログにトラックバックしたことはなかったが、この機会に初のトラックバックを試みることにした。 ただし、それだけでは私という人間を誤解される恐れがあるので過去の彼女に関する記事も貼り付けておく。参考記事 いよいよ、野球碁聖のタイトルを争う全国野球碁選手権実現にむけて動く時が来たことをお知らせしたい。各地で、野球碁の大会が開催された場合、草野球碁でも良いのでぜひ記事にして本ブログにトラックバックしていただきたい。もちろんプロ野球碁の報告も大歓迎である。
Aug 22, 2006
コメント(9)
7月24日分の週刊碁に谷岡先生という法律の先生が、コラムで面白いことを書いている。賭け碁も小額なら法に触れないし悪いことではないので、そのくらいはいいじゃないか、という内容である。 この話題については、書くのをためらっていたが、法律家もそう言っているので今日はその話。断っておくが、けして目碁(賭け碁)を推奨しているわけではない。囲碁の歴史を知る上では欠かせない目碁について、文化的歴史的側面から紹介するのである。 最近は、「目碁をやった事がある」という人でも目碁のやり方を知らないことが多い。一局の勝敗だけに何点と賭けるのは、目碁とは言わない。勝負と目数差の両方に点数をつけるのが目碁である。 ルールは簡単。普通は、「1-2、2-5、5-1」と覚える。要するに勝負が千点なら目数差を切り上げで10目単位(目)200点、同様に勝負2千点なら目が 500点、勝負5千点なら目が千点、となる。あとは点数の単位が変わっても、同じことである。 目碁を生業とするものを目碁師とか真剣師と呼ぶ。江戸時代の四宮米蔵は表の世界にも出てきたので有名であるが、本来の真剣師はけして表には出ないし、その本当の実力は誰も知ることは出来ない。 真剣師でも、ピンからキリまである。一般人を相手にするだけでなく、一流どころは主に金持ちの商人や殿様が多額の懸賞を賭けて遊ぶ「馬」となって生計を立てる。 当然強い打ち手は、スポンサーの寵愛を受けていたであろう。伝説的な打ち手はどの時代にもいたはずで、周囲のものは彼を神格化しその実力は本因坊クラスだと信じていたはずである。 真剣師は、挑戦者が勝負を挑み易いように、相手に大きなハンデを与えて打つ特殊な技術能力を持っている。 本因坊には稽古で3子で打っているのに、6子置けと言われれば挑戦したくなるだろう。しかし稽古の碁とは全然違うのだから、その道のプロに勝てるはずがない。 木谷門に入門すると、兄弟子にどんどん打ち込まれて泣かされたという話は有名だが、修羅場を知らない今のアマ5段クラスなら、冗談ではなくて11子12子と打ち込まれてしまうのである。 ただ、勝ち続けるだけでは相手がいなくなってしまう。そこが、実は目碁のポイントである。たまに、負けてあげるのである。この時は、小さな負けかたをしておいて、勝つ時はドカンと目を出して勝つのである。さらにそれだけでは、一流の真剣師とは言えない。 負けても満足してもらうように、相手を楽しませるのも一つの技術だ。盤上ではマジックのような華麗なサバキを披露し、番外では面白い話をして場を和ませるのも一つ。 何しろ、真剣師にはすごく弱い人もいて、何と自分の方が井目置いて勝負するようなレベルの人もいるのである。 現代でも、場所によっては古来の目碁が残っているのだが、それだけで生計を立てられる伝統的な真剣師という職業は、時代の変化によって絶滅の危機にある。 ところで二つだけ目碁の注意を。親しい人同士で遊ぶなら良いが、そうでない場合はけして近くに観戦者を寄せないこと。その理由がすぐわからない人はそういう遊びをしない方が良いのだが、説明するとサイン送りをさせないためである。 さらにもう一つ。学生時代に、新入の可愛い女性部員がちょっと碁が面白くなってきた頃に、目碁の面白さを教えようとして、彼女が部をやめてしまったという苦い経験がある。 けして、彼女が博打がきらいだったわけではない。丁寧な言葉で説明してしまったのだ。くれぐれも、丁寧な言葉を使わないように。 「ちょっと○○さん、お目碁やってみませんか。」 前置きが長くなったが、要するに最後の教訓を言いたかったのだ。
Aug 20, 2006
コメント(18)
世界に羽ばたけ!わ・リーグ 囲碁ブロガー達の血と汗の物語(プロジェクトX) 最終第5話 ラストファイト わ・リーグよ永遠なれ プロジェクトの成功の陰には、無名の日本人を主人公とする組織と群像の知られざるドラマがあった。熱い情熱を抱き、使命感に燃え、ブロガーの矜持を胸に、人々はどのように直面する障害を乗り越え、マニュアルのない状況を切り拓いていったのか。あらゆるプロジェクトを成功に導くカギがここにある。 巨大組織日本棋院に果敢に挑戦状を叩きつけ、総力を挙げて戦い抜いたブロガー達の壮絶な物語である。その技術力で危機を乗り越えたブロガーたちの伝説のラストファイトを描く。中島みゆき:風の中のすばる~ つばめよ地上の星は今何処にあるのだろう曲司会:わ・リーグ終盤戦での壮絶な盤外戦の様子を前回の第4話で紹介しましたが、ついにわ・リーグはフィナーレを迎えます。ナレーター: 営業部長pg、営業の鬼と呼ばれていた。自らの人生がかかることになった終盤戦を迎え、眠れない夜を過ごしていた。 <ひよこ雛形選手が最下位になったら結婚>洒落だとは思ったが確信が持てなかった。どこまでが本気でどこまでが洒落なのか分からない、それがわ・リーグだった。 営業課長はじめさん、最終戦を前に傑作宣伝用アニメーションを完成させていた。pg部長を思いっきりネタにしていた。容赦なかった。 企画責任者nipparat、過激なポスターを発表し、頭は大丈夫かと言われた。大丈夫かどうか自分でもわからなかった。 ひよこ雛形選手、近畿の超新星と呼ばれていた。爆発寸前だった。最期の一戦に人生を賭けていた。 風の精ルーラ選手、自ら課した罰ゲームを自らの力で撥ね退けた。エゲツナイ勝負師の顔が徐々にあらわになっていた。 だす師匠、東海の碩学と言われていた。突然、名企画「わ・リーグこの一手この一局」を発表した。自らが妙手を放った直後だった。 おさま先生、ルーラ選手に不覚を取ったが最終戦の勝利に自信満々だった。祝勝コンサートをすでに準備していた。 最終3連戦初日、だす師匠の見事な打ち回しに対して辛抱していたルーラ選手が逆転勝ちした。この時、舞台裏ではトラブルが発生していた。ひよこ選手が、翌日都合がつかなくなったのだ。 急きょ最終戦は、ひよこ対ルーラ、おさま対nipparatのダブルヘッダーとなった。営業部は、日程変更のアナウンスのため、夜を徹して走り回った。 ダブルヘッダー第一戦、心配していた事態が発生していた。大阪出張だったnipparatを始めとして対局者以外のリーガーが試合開始に間に合わなかったのだ。実況解説者がいない。わ・リーグ最大の危機を迎えていた。 誰もが諦めかけた時、奇跡が起きた。レイジさんが現れ、実況を引き受けてくれた。ひよこ選手ルーラ選手ともに豪快な変則布石から空中戦を展開し、観戦者を魅了した。 午後9時、ついに最終戦を迎えた。 エックス~司会:今日は関係者全員にスタジオに来ていていただきました。このころ、囲碁日誌さんを始めとして、pgさんの結婚、優勝のかかった最終戦など、実は出来レースだったのではないかという噂が飛びましたがどうだったのですか?参考文献nipparat:いえ完全なガチンコです。私としては、最終戦全勝同士で対戦したいという気持ちが強くあったのですが、なりませんでした。ひよこさんを警戒してましたが、まさかルーラさんが割って入ってくるとは予想もしてませんでした。 ひよこ・pgカップルについても全く思いつきで漏らしたネタだったのですが、すごい賛同を得てしまい戸惑いました。 ただ瓢箪からコマで、この際くっ付けちゃおうとしたのですが、性格の不一致があったようです。チャットで罰ゲームネタで盛り上がっていた時に、ひよこさんが突然ラーメンの話をして話題を逸らそうとしたのが、営業部長pgさんの逆鱗に触れたようです。司会:ひよこさん、そうなんですか?ひよこ:はい。pgさんに気を使ったつもりだったんですが、pgさんのすべてにネタを優先する人生観に気づきませんでした。司会:nipparatさん、pgさんはなぜそこまでネタを重視するのでしょうか?nipparat:彼女は私と同じで、人生そのものをネタと捉えているようです。pg:コラッ(nipparatの頭を引っ叩く)→(ADさんが、後ろから注意する)司会:では、続きを映像で見てみましょう。ナレーター: 最終戦、おさま・nipparat戦が始まった。おさま先生が、見事な打ちまわしを見せた。中盤でnipparatの緩着が飛び出し、寄せで追い上げるが白番おさま先生の1目半勝ちとなった。 最後に相応しく、10局中最も細かい碁になっていた。この結果、ルーラを含め3者同率優勝、劇的な幕切れであった。 局後、音声付解説機能を使い、おさま先生のギター演奏と歌が披露された。「本当にプロ並みだったんだ」、と皆が思った。 みな健闘を称えあい、わ・リーグの成功を喜んだ。名残惜しく、深夜までチャットが続いた。午前2時すぎ、ついにわ・リーグは静かに幕を閉じた。 エックス~司会:それでは、皆さんでもう一度わ・リーグを振り返ってみましょう。まず、わ・リーグの魅力はなんだったのでしょうか?おさま:参加者がブログで、対局にかける思いを書いたことだな。だから幽玄のプロのリーグ戦よりも面白かったはず。だす:pgさんの宣伝の効果が大きかったのではないでしょうか。対局者としては、公開対局なのですごく気合が入って楽しかったです。負けた時のつらさも大きいですが。おさま:いや、おさま流の魅力が第一だろうな。nipparat:アマによる実況や局後の検討も、棋士のそれより気楽でかなり盛り上がったと思います。 ただ、級位者には難しかったという感想もあったので、余裕があれば級位者向けの図を多く作るのも良かったと思います。司会:ところで、今後わ・リーグはどうなっていくのでしょうか。nipparat:未定です。なぞさんが企画を引き受けてくれた<わたいご>ブロガー選手権が開催されると思うので、まずはこれが盛り上がっていくのを希望しています。 リーグをいくつか作る案や、団体戦の案も出ています。いずれにしても、わ・リーグの成功から良いところを盗んで生かしてもらいたいと思います。pg:それぞれのリーグをまとめても盛り上げるのは難しいですね。それをする人がいるかどうか。nipparat:本部(なぞさん)だけが盛り上げようとしても絶対盛り上がらないです。リーグをいくつか作るとすれば、それぞれが自主的に盛り上げていくような形のリーグでないと難しいです。 その場合、それぞれが独自に運営される特色のあるリーグの集合体にする手もありますね。または、完全に一部・二部というように序列化したリーグにして本部が管轄する方法もあるでしょう。ルーラ:団体戦構想も有力です。所属ブログ別、地域別とか。nipparat:選手の選抜方法は?ルーラ:それは、人気投票。nipparat:それは、ブロガー大会らしい決め方で面白いですね。選挙広告みたいな記事も出てくるかも知れないですね。だす:ジャンボ団体戦へのブロガーチームの参加はどうでしょう。ひよこ:あれはすごくレベル高いから、今のブロガーすべてから選抜しても太刀打ちできない感じ。それと、私は地元のチーム以外から参加した場合、拷問すると脅迫を受けています。nipparat:まずは、もっとブログ界に人を引き込まないと難しいでしょう。でも、こっそり始めている超強豪もいるらしいですね。ブロガー内で大会をやって隠れた強豪を引っ張り出して、ひよこさんのように新たなスターを作り上げるのも必要ですね。 打ちたい人がたくさんいるのは間違いないようです。ただ、すぐにいろいろと話が進まない状況であれば、適当な時期にまたわ・リーグを開催することも考えています。司会:今リーグの碁の内容はいかがだったでしょうか。nipparat:序番戦でやや淡白な碁が多かったので、心配したのですが、終盤になるにつれて、だんだん面白くなってなってきた感じですね。10局という局数に比べて、面白い手がかなり多かったと思います。はちまん先生からも面白かったという評価を頂きました。 妙手の数としては、だす師匠がいくつも披露して目立ちましたね。質と言う点では、何と言っても第6局での私のアテコミでしょうね。参考文献おさま:おさま流カタツキが一番だろうね。pg:私の亀のぐずみでは?一同:・・・・・・・pg:いやあ~ん、誰か突っ込んで~。→カット→ディレクターが厳重注意する。司会:5夜に亘り、わ・リーグ成功に命をかけたブロガー達の活躍を描いてきました。これは、自らの人生までを賭けて成功に執念を燃やした壮絶な戦いの物語でした。 次回からは、わ・リーグに並ぶとまで言われた命を賭けた大事業「プロジェクト・黒部ダム建設」をお楽しみください。 番組の途中、一部お見苦しい場面があったことをお詫び申し上げます。」ナレーター: わ・リーグが終わり、リーガーは帰路についた。nipparatはすべてのリーガーの姿が見えなくなるまで見送った。そして思った、このリーグで学んだことをそれぞれの場で生かし、日本を支えるエリートになってほしい、と。 10年後の2016年、元わ・リーガー達はみな健在である。だす師匠:多くの弟子が全国の場で活躍していた。東海の碩学から転じ、東海の菊池康郎と呼ばれるようになっていた。ひよこ選手:近畿の超新星はついに爆発し、日本一になっていた。アマチュア囲碁界では圧倒的な強さを誇ったが、なぜかネット碁には弱かった。ルーラ選手:戦う弁護士となっていた。連日のように、ワイドショーに呼ばれ視聴者と熱いバトルを繰り広げていた。丸山、橋下、ルーラで三羽烏と呼ばれている。はじめ営業課長:画の道で世界を制した。世界のすべての碁盤と碁けい紙にはゴックンが描かれている。おさま先生:おさま流で日本一になった後、東欧の女性と結婚し移住。プロの囲碁ブロガーに転身した。一日100万アクセスを誇るマンモスブログを作り上げていた。pg営業部長:営業マンのカリスマとなった。献身的なわ・リーグの営業は伝説となり、全国の講演会に呼ばれている。nipparat:一日中囲碁ボケのことだけを考えて生活が破綻するという重症の囲碁ボケ依存症を発症してしまい、保護入院中だった。おさま先生主催の囲碁ボケは、多数の囲碁ぼけ依存症者を作り出し社会問題化している。中島みゆき:語り継ぐ人もなく ~旅はまだ終わらない曲
Aug 18, 2006
コメント(8)
わ・リーグが始まる前のことだが、会合があり久しぶりに上等な割烹で食事する機会があった。お座敷でいただく立派なお店だが仲居さんがほとんどおらず、板前の見習いらしき若者が料理を運んでくる。この辺りが料亭とはちょっと違うのであろう。 懐石料理風のコースで料理の味には大満足したが、こういう店ではどうしても量的に物足りない。私には、美味いものがたっぷり食べられる居酒屋の方が性に合っている。 ところで、一つすごく気に留まった一品があった。鮎の塩焼きである。中くらいのサイズだったが、食べてみてその骨の柔らかさに驚いた。こんなに骨の柔らかい鮎を食べた記憶がなかったのだ。骨や頭まで全部おいしく食べられた。 子供のころから、鮎は骨まで食べなさいと教えられていたが、骨まで食べられても骨が美味しいと感じたことがなかった。固くてシャリシャリしてしまって、むしろせっかくの鮎の美味さを壊してしまうような気がした。 ところが、この店の鮎は全く別物で骨が美味い。皮や身と一緒に食すことで、心地よい香ばしさが味わえた。ただ、鮎独特の香りがわずかに少ない気がした。 好奇心がわいたので、見習いさんを捉まえて聞いてみた。私「この鮎、すごく骨が柔らかくて美味しいのだけど、何か秘訣あるのかな?焼き方?天然物だから?」見習いさん「養殖ですが、いいもの使ってると思いますよ。焼き方も違うと思います。」 とのこと。うーん、よくわからない。その後に、「よくわからないので、板前さんに聞いてきます。」と言ってくれれば合格だが、それはなかったので不合格。 料理が終わりに近づいたころに、ご主人が挨拶に来たので話を伺うことができた。私「こんなに骨が柔らかい鮎を食べたことがなかったのですが?」主人「嬉しいですね。この季節の一番の自慢なんですよ。ある程度まで育った天然の稚魚を養殖しているんです。鮎は稚魚までに骨の硬さが決まるらしいのです。逆に、天然鮎と言っても最近は、養殖した稚魚を放流して育った鮎が多いので、それだと骨が固いのです。 育て方にもいろいろ秘訣があるらしくて、この養殖屋の鮎を手に入れるのはすごく難しいのです。何回も菓子折りを持って社長に頼みに行って、ようやく契約できました。」 なるほど、何となくわかった。「天然物」だから本当に天然とは限らないし、養殖でもやり方次第で大きな違いができるようだ。やや香りが違う気がしたのは、やはり養殖物の限界なのであろうか。 おそらく、鮎は骨までと教えてくれた私の父親が子供のころに食べていた鮎と今の鮎とは相当に違うものなのだと思う。 ネットで調べると、今の鮎というのは成魚になるまでにいろいろな経路があって、素人が簡単に理解できないほど多様であるようだ。残念ながら、「正真正銘天然の本物の鮎」というのはもう食べられないのかも知れない。
Aug 16, 2006
コメント(6)
世界に羽ばたけ!わ・リーグ 囲碁ブロガー達の血と汗の物語(プロジェクトX) 第4話 恐怖の罰ゲームが襲う 激闘の盤外戦中島みゆき:風の中のすばる~ つばめよ地上の星は今何処にあるのだろう曲司会:わ・リーグ序盤戦の様子を前回の第3話で紹介しましたが、中盤戦に入りわ・リーガー達を恐怖の罰ゲームが襲います。ナレーター: 開幕から予想を超える人気を博したわ・リーグも中盤戦を迎え、営業マン達は苦悩していた。ここまでは、つねに200人を超える観戦者が来てくれたが、このまま続くほど甘い世界ではない事は誰もが承知していた。新たな魅力企画を開発しなればならない。 営業部長pgは、全員を集めて言った。「チャットで盛り上げよう。」この時pgは、その言葉が自分を焼き尽くす炎の引き金になるとは予想もしていなかった。 すでに、天性のエンターテイナーであるおさま先生を中心に実況解説中や局後のチャットでの盛り上げを行っていたが、中盤からさらに強化した。 企画責任者nipparatも全力を出した。かつてアマトップクラスとストリップの話題で盛り上がったネタを出した。スルーされた。反省した。この後も、nipparatはネタを振ったがことごとくスルーされ、焦っていた。その焦りが後に一人の女性の人生を狂わせてしまうことになる。エックス~司会:今日は、nipparatさんに来ていただいています。どんなネタがスルーされたんでしょうか?nipparat:「今日は大雨で、川で10kmほど流されて遅れそうになりました。」と言ったらスルーされました。司会:なるほど~、スローしたネタがスルッとスルーされたわけですね。…………失礼しました。では、その後の展開を見てみましょう。ナレーター: おさま先生、囲碁ブログの皇帝と呼ばれていた。このままでは、刺激が足りないと感じていた。局後のチャットで突然言った。「だすが最下位になったら坊主だ。優勝候補だったひよこが最下位になったらどうする?」 nipparatが言った。「ひよこさんが最下位になったら、pgさんと結婚する。」何気なく言った言葉は、多くの賛同を呼びあっという間に現実のものとなった。pgの了解はなかったが、引っ込めることが不可能になっていた。公約は一人歩きを始めたのだった。 さらに、おさま先生とnipparatが優勝できなかった場合の罰ゲームが、それぞれ「ブログの再開」と「高級中華ご馳走」に決定した。 ここで、風の精ルーラが現れて言った。「一勝もできなかったら、一生リーガーの顧問弁護士になる。」居合わせた全員、息を飲んだ。その危険は十分にある。まさに命を賭けた決断だった。 しかし、だす師匠、ひよこ選手、pg営業部長が反発した。「連勝連敗の明暗が出たところでの罰ゲームは、ひどい。策略ではないか。」「結婚が罰ゲームでは女性ファンの怒りを買う」 リーガー達の心はバラバラになり、リーガー同士、誰も信じられない状況に陥った。nipparatは、思った。「このままではリーグの存続の危機だ。何とかしなければ。」 nipparatは、全員を集めて言った。「この目を見てくれ。実は開幕時に私は、ひよこさんに負けたらつるつる坊主になる決意をしていた。罰ゲームはもう引っ込められない。女性ファンの怒りはすべて私が引き受ける。」全員の心が再び一つになった。エックス~司会:いやあ。今の映像を拝見していますと、壮絶な事態になっていたようですね。しかし、nipparatさんの一言で再び全員の心が一つになったという事は、やはり皆わ・リーグを愛していたのでしょうね。その後、女性ファンはどうなりましたか。nipparat:心配ありませんでした。女性ファンは、自らに厳しい試練を与えて男を上げたルーラ選手と、母性本能をくすぐるひよこ選手に群がりました。すごい熱狂で、ひいき選手の敗戦後に一晩中泣き明かしたという、中年女性ファンの話も聞いています。司会:なるほど~。そして、nipparatさんは自ら汚れ役となることで中年男性ファンを引き込んだわけですね。見事な策略です。 次回、第5話、いよいよわ・リーグがフィナーレを迎えます。お楽しみに。ナレーター: その後、ルーラ選手、快進撃を見せた。優勝候補のおさま先生、先輩のだす師匠を破って優勝戦線に躍り出た。 おさま先生、ルーラ選手に不覚をとったが、すでに最終戦に焦点を合わせていた。 nipparat、気が狂ったように過激なポスターを発表し続けていた。すべての女性ファンを失った。中島みゆき:語り継ぐ人もなく ~旅はまだ終わらない曲
Aug 13, 2006
コメント(2)
おさま先生の、囲碁ボケ再開で生きがいが帰ってきた。 作品を見回してみて、囲碁ボケに人生をかけてきた私の敵はいないなあ、と思いながらある作品に目が留まり愕然とした。 AAAさんの作品 おさま先生がブログを更新していなかった理由は?とのお題に対し、<大会中,最重罪「待った」をしてしまい懲役半年の形を受けていた。>「形」、に大うけしてしまった。芸人がどんなにネタで頑張っても天然ボケのウドちゃんには勝てないのか!大ショックだ。 ただ、もしこれが狙いだとしたら、逆立ちしても勝てない恐ろしい相手である。そうでないことを願う。
Aug 12, 2006
コメント(14)
世界に羽ばたけ!わ・リーグ 囲碁ブロガー達の血と汗の物語(プロジェクトX) 第3話 絶体絶命nipparat 雪辱への炎中島みゆき:風の中のすばる~ つばめよ地上の星は今何処にあるのだろう曲司会:わ・リーグ開幕の様子を前回の第2話で紹介しましたが、第2戦いきなりわ・リーグの命運を左右する大一番を迎えます。ナレーター: nipparat、医碁界の帝王と呼ばれていた。野球碁聖と呼ばれたかった。 開幕戦の成功を喜んだのも束の間、nipparatは自らが対局するわ・リーグ第2戦を前に途方にくれていた。最終戦に対おさま戦を組んだからには、最終戦に優勝がかかる展開にしなければプロジェクトは失敗に終わる危険がある。 その第2戦、nipparatの対戦相手はひよこ雛形選手だった。近畿の超新星と呼ばれていた。前年から、好成績を残し飛ぶ鳥を落とす勢いであった。この強敵を倒さなければならなかった。 対戦前日、nipparatは、ひよこ雛形の棋譜を並べた。その強さに息を飲んだ。nipparatは、営業部長pgに言った。「勝てる気がしない。」 pgは言った。「負けたら、坊主になりなさい。」 nipparatは覚悟を決めスタッフ全員を集め、静かに切り出した。「この一戦負けたら、つるつる坊主になり眉も落とす。」 再び、皆の心が一つになった。 エックス~司会:今日はnipparatさんにゲストとして来ていただいています。負けたら坊主という決意は本当だったんですか。終わってから付け足したという声もありますが?nipparat:この目を見てください。司会:本当でした。では、いよいよ対局開始です。ナレーター: nipparatは、試合当日の夕方、気分一新のため床屋に散髪に出かけた。混んでいて対局に遅れそうになった。 午後8時運命の対局が始まった。対局場には、300人近い観戦者が押しかけていた。黒番のひよこ選手が序盤から飛ばした。得意の地に走る展開で局面をリードした。nipparatが仕掛けた罠もあっさりとかわされた。「もう駄目か」と思った瞬間、ひよこ選手が白陣に踏み込んで来る手が見えた。 「ここだ!、ここしかない。」nipparatは、すべての力をここにつぎ込み逆襲に出た。奇跡が起きた。あれほど隙を見せなかったひよこ選手が、これを境に一気に後退してしまった。誰もが目を疑う光景であった。勝てないと言われていたひよこ選手に勝ってしまった。皆が言った。「わ・リーグ」には魔物が住んでいる。参考記事 この一戦によって大きな流れができた。nipparatはだす師匠も倒し連勝。おさま先生もひよこ選手を倒し連勝スタートを切り、リーガー達は明暗を分けた。 この頃、虎視眈々と戦況を見守っていた人物がいた。大学院生だった風の精ルーラ選手。碁法の賢者と呼ばれていた。試験のため前半戦の対局を断っていた。しかし、毎回対局場に来ていた。 勝負の鬼だった。後に台風の目となった。 エックス~司会:再びnipparatさんです。ルーラさんは5人目の男だったそうですね。nipparat:はい。観戦記者としての実力を買ってスカウトしたのですが、トンでもない見損ないでした。彼は、この前半戦に各選手の弱点を徹底的に洗い出し、試験の勉強時間も惜しみ大学ノート5冊にも及ぶ「ルーラの考え」を完成させていたのです。司会:そうだったのですか。これが、ルーラ選手後半の快進撃を支えたノートですね。最初のページに決意が書き込まれていますね。ふむふむ、「ひよこを焼き鳥にする。だすの.....おっとと、これは放送できませんね」 次回第4話では、恐ろしい罰ゲームがリーガー達を襲います。お楽しみに。中島みゆき:語り継ぐ人もなく ~旅はまだ終わらない曲
Aug 8, 2006
コメント(0)
わ・リーグ結果発表 優勝 おさま先生、風の精ルーラ選手、nipparat 3勝1敗 4位 だす師匠 1勝3敗 5位 ひよこ雛形選手 4敗優勝者当てクイズ当選者発表厳正なる抽選により、以下の方に決定。 一等賞品 関西棋院棋士指導碁 一片の部屋様 二等賞品 タイゼム2千万ポイント(1億ポイントを5人で山分け) igotti 様・みんみんの囲碁日記様・Voice of stone様・PLAT DU JOUR様・ナゾ様罰ゲーム 取引により、同点優勝だったおさま先生・nipparatともに受けることになった。おさま先生→ 一回だけブログにわ・リーグ記事を投稿。(本格的再開は来年春らしい)Nipparat→ 高級中華をご馳走する。ひよこ雛形選手 これからの人生を仙人として生きたいというひよこ選手の思いを尊重し、結婚は中止。宣伝部長pgさんとのツーショット写真(pgさんは頬にチュー)をブログに掲載(他人のブログでも可)。お礼 皆様の多大なる応援により、わ・リーグは予想を超えて大いに盛り上がり、そして無事終えることができました。ありがとうございました。 当初、碁の内容を特に心配していましたが、面白い碁や工夫した手が多く出現したと思います。こっそり観戦なさっていたはちまん先生にも面白かったとの評価をいただきました。 わ・リーグに関するネタについては、さらに「プロジェクトX」の中などで記事にしていく予定です。お楽しみに。 わ・リーグの今後は未定ですが、もっと多くのブロガーが対局に参加する企画につながって行くことを夢見ています 本家<わたいご記事選手権>への投稿も8月一杯受け付け中です。ブロガー対局の企画について良いアイデアがありましたら、実現できる可能性があるのでぜひ投稿をお願いいたします。
Aug 7, 2006
コメント(4)

わ・リーグ第9戦 ひよこ雛形選手対風の精ルーラ選手の対戦は黒番風の精ルーラさんの2目半勝ち。棋譜 第10戦 おさま先生対nipparatの対戦は白番おさま先生の1目半勝ち。棋譜 その結果、おさま先生、風の精ルーラさん、nipparatの3人が3勝1敗で並び、3者優勝となった。詳細第9戦 大胆な布石作戦を披露すると宣言していたひよこ選手が両大高目を敷けば、ルーラ選手は5の5から中央経営に乗り出し、見たこともない楽しい碁になった。 右上黒の一間挟みに対して白が中央にポンポン飛び出したのは、感じのいい手でさすがであった。ひよこ選手が黒の勢力を巧みに消しながら、左上では黒を小さく封じ込めた。 右上で劫争いが起き、白が左辺を大きな地にして豪快な振り変わりとなったが、難しい形勢が続いた。勝負どころは以下の場面。 黒が1と出て、実戦は白が棒つぎから振り変わりとなったが、図のように2とタケフにする手があった。その後、すぐに白4と押えると最後は手筋の割り込みで白つぶれになる。しかし、4の手でD13にノゾキを先に打つと、黒は中央白を、白が左辺3子を取る振り変わりになり、勝敗はどちらに転ぶか不明であった。 ルーラ選手はまたもや、勝負強さを発揮して3勝1敗となり、この時点で最終戦に優勝の可能性を残した。 ひよこ選手は、この局の上手い打ち回しを見せてくれたが、優勝のかかるルーラ選手の執念が上回った印象であった。最終第10戦 左上でおさま先生得意のつけ押え作戦から始まり、お互いに注文を外し合う難解な布石となった。右下に黒地ができて、以下の図が大きなポイントとなった場面である。この場面で、おさま先生は温泉気分になるほど白が優勢と思っていたらしい。しかし、私の方も黒が優勢と思っていた。観戦者も黒乗りの意見が大勢だったようだ。 今中央で、白が弱い石を補強した場面であるが、ここで次の手に私は悩み本局最高の長考となった。左下に侵入するのが普通の着想であり、地合でさらに差がつく。しかし、今そこから戦いが起きると、右上の黒と絡まれて紛れるのが嫌だった。そこで、図のように黒1から3とはっきり生きを確かめたのだ。この時、ここをしっかりさせておけば、左下もう一手白に打たせてから進入しても勝てると判断したのだ。一歩後退しても、それが最も確実に勝ちに近づく方法と確信して打った手であった。 しかし、その手が敗着になってしまった。実際にはそんな手を打っていられるような形勢ではなかったのだ。左下に先着されて、もう勝つチャンスがほとんどない碁になってしまったようだ。さらに、1の手は白一子下がりからセキにする手段を気にして下がったのだが、それは話が遠く現実の損が大きい。当然カケツグべきだった。 この大事な場面で、消極的になり判断の誤りを犯したのは後悔である。甘さが露呈してしまった。対しておさま先生の方は、技術精神ともにたいへん充実していた。一年前に比べて、すごく恐ろしい打ち手になっていた。序盤中盤の感覚にはうなるものがあった。ルーラ戦のような勇み足が減れば、近いうちに全国の上位に顔を出す予感がする。
Aug 6, 2006
コメント(2)

わ・リーグ日程変更のお知らせ第9戦 ひよこ雛形対風の精ルーラ戦 8/6 19時から第10戦 おさま先生対nipparat戦 8/6 21時から(第9戦終了後次第) 8/6はダブルヘッダーになります。 アニメ(はじめさん)第8戦詳報わ・リーグ第8戦 だす師匠対風の精ルーラ選手の対局は黒番風の精ルーラ選手の中押し勝ち。棋譜以下の図がハイライト場面。 白1から3を利かして白5と展開したのだが、だす師匠らしい華麗な技。黒16では、19についてしまう方が良かったかもしれない。実戦の展開は、右辺の切り違いが利かしとして働いてきた。白1の手はだす師匠の「感動のこの一手」に登録する。 黒22から24が寄り道。ここで白は17の左ぶつかりを先手で打ち損ねたのはミスだが、白25と右辺に手がついては白優勢になった。 黒93では、白92一路右の切りが成立した。 白104は105の所が急所。ここを黒に打たれて動揺したらしい。下辺黒133に白134の反発が打ちすぎで黒が大利を上げて大逆転となった。 だす師匠の見事な打ち回しが目立った好局であっただけに残念。だす師匠は1勝3敗で全対局を終えて、4位が決定した。どの碁も内容はさすがであったが、最近は教室の仕事が忙しくて実戦不足になっているのが響いた印象だった。 ルーラさんは、苦しい碁を2局続けて逆転して連勝。優勝争いに踏みとどまっている。独特の勝負勘が冴えている。ひよこ雛形戦も期待できる。 ルーラさんの勝利で、ひよこ雛形選手の最下位(最終局勝てば同率)が決定してしまった。公約通り、pgさんと家庭を築くことになったが、どうしても勝負師稼業を捨てることができないとpgさんに泣きついた結果、pgさんの御好意で最終戦の勝ちを条件に円満な離婚をすることになった。(最終戦負けたら、もう落とし所がない)
Aug 4, 2006
コメント(0)
案内 わ・リーグ最終3連戦 第8戦 8/4 21時 だす師匠 対 風の精ルーラ選手 第9戦 8/6(時間変更) 19時 ひよこ雛形選手 対 風の精ルーラ選手 第10戦 8/6(時間変更) 21時 おさま先生 対 nipparat 場所はいずれもタイゼム日本部屋(カンキネット) 最終第10戦 フィナーレは宿命の因縁対決 この第10戦おさま先生対nipparatの対局で、すべてのわ・リーグの日程を終える。最終戦に優勝の行方がかかる最高の展開になった。一敗のおさま先生と全勝のnipparatの因縁の対決である。 この対局は、昨年いずれもネット公開で2局打たれていて、nipparatの2勝という記録が残っている。 一局目は春、おさま先生主催の囲碁ボケにおいてnipparatが月間MVPを獲得したことによる記念対局である。この時は、おさま先生のブログが日の出の勢いで、乗りに乗っていた。おさまファンが対局場であるigo棋院に大挙して押しかけた。私の応援団はだす師匠など、ごくわずかであったと思う。 対局は旧おさま流が炸裂しやや黒が打ちやすい展開となったが、中盤以降におさま先生が乱れて白番nipparatの中押し勝ち。この一局はおさま先生にとって痛かったと思う。おさま先生が日本一と信じていた大勢のファンの前での敗戦で、一つの神話が崩れたような瞬間であった。 第2局は秋のパンダカップ杯世界大会の一回戦。この時おさま先生は、ブログの読者数を更に伸ばしてNo1囲碁ブロガーの座に君臨していた。この対戦は、雪辱を願うおさま先生にとって願ってもないチャンスだったと思う。おそらく、パンダ事務局が意識して設定した一戦だと思っている。公式戦ということもあり、大勢の観戦者が押しかけた。 対局は、またまた黒番のおさま先生の旧おさま流が炸裂しnipparatを序盤で潰れる寸前に追い込んだ。しかし、止めを刺せず助け起こしてしまい、白のnipparatがややリードのまま逃げ切った。 雪辱戦での敗戦は、おさま先生には激痛だったはずである。 このような過去からして、おさま先生が今回の一戦で命がけでnipparatを倒しに来るのは間違いない。 では、nipparatはそれを受け止めるのみか?いや違う!実はおさま先生以上に強烈な恨みをnipparatはおさま先生に対して持っているのである。 それは何か!知っている人は知っている。削除の恨みである。 そう、nipparatは囲碁ボケ上において、誰よりも多くの作品を削除されるという仕打ちを受けているのである。特に「囲碁を打っていてやる気をなくす瞬間」というお題での会心の作品が2つ連続削除された時は、世捨て人になりかけたのである。 その作品とは、「白石にウンチがついていた時」。これが削除された時は目を疑った。いまどき週刊誌にもヘア写真が載っているのに、これが削除とは!なんたる潔癖!もう一つの姉妹作である「黒石にセイ子がついていた時」が削除されたのは、百歩譲って認めたとしてもである。参考記事 この削除事件、どちらが正義か誰の目にも明らかであろう。nipparatの恨みは深い。 この対戦には、強烈な罰ゲームが懸かっている。おさま先生が負ければ即ブログ再開。 nipparat が優勝逃せば(決定戦は8/3現在未定)高級中華ご馳走である。ひよこ選手やルーラ選手より軽い?そんなことはない!一度筆を折ったおさま先生のブログ復活、妻子あるnipparatの高級中華サービスは、彼らの罰ゲームに十分匹敵するのである。 いよいよフィナーレだ!最終戦に相応しい激戦になるのは必至である。意外に紳士。新おさま流で積年の恨みを晴らすか!蘇るがよい!囲碁ブログの鉄人! 北陸の棋神 おさま先生~掟破りの主催者優勝か!ウンチの恨みは永遠なり~!野球碁聖 Nipparat~
Aug 4, 2006
コメント(5)
案内 わ・リーグ最終3連戦 アニメ(はじめさん) 第8戦 8/4 21時 だす師匠 対 風の精ルーラ選手 第9戦 8/6 (時間変更) 19時 ひよこ雛形選手 対 風の精ルーラ選手 第10戦 8/6 (時間変更) 21時 おさま先生 対 nipparat 場所はいずれもタイゼム日本部屋(カンキネット) 運命の早稲田対決に続く、第9戦は 人生の分水嶺対決! 風の精ルーラ選手は、おさま先生を倒し一躍注目の存在となったが、この一勝だけでは世間はまだ本物とは見てくれないのが常。ここで、更に近畿の超新星ひよこ選手を倒せば、完全にわ・リーグ主力選手の座を揺るぎ無いものにできるのである。 対するひよこ雛形選手にとっても極めて重要な一戦である。彼がここまで追い詰められるとは、誰もが露ほども思っていなかった。彼ほどの打ち手が全敗するのは許されない。負けられない試合であるが、それだけでなくひよこ選手は見るものを圧倒するような内容で名誉挽回を図ることを宣言している。 試合展開については、ひよこ選手が何をしてくるかわからないので全く予想ができない。わ・リーグ10試合中で最も面白い碁になる可能性がある。大注目の一戦である。 すでにお知らせしたように、この試合にひよこ選手が負けると、pgさんとゴールインすることになっている。 私はすでにスピーチを用意しているし、おさま先生はオリジナル曲の作曲に入っている。結婚式には全国のブロガーを招待し、その模様はカンキネットで中継する予定である。何とも羨ましい罰ゲームになってしまった。 ひよこさんが、勝負師稼業から転じて家庭に入るか、良縁を足蹴にして勝負の鬼への道に進むか、まさしく人生の分水嶺なのである。男勝負の道に生きるか!それとも一生尻に敷かれるか!決断せよ!近畿の超新星 ひよこ雛形選手必ず勝利し、pg営業部長に最高の贈り物を捧げよ! 帝王を倒した男 風の精ルーラ選手
Aug 2, 2006
コメント(2)
案内 わ・リーグ第8戦 8月4日(金)21時 タイゼム日本部屋(関棋ネット) だす師匠 対 風の精ルーラ選手 アニメ(はじめさん) 運命の早稲田対決 同じ釜の飯を食った者同士が、わ・リーグの大舞台で対戦する。血に飢えた男たちの激しい争いが続いていた<わ・リーグ>にあって、両者にとって唯一の心安らぐ対局となるのだろうか? いや全く違う。だす師匠は、スター街道を歩き続けた。片やルーラ選手は、長年の下積み生活を強いられた。しかし、今やその立場が逆転しつつある。おさま先生の脇役に甘んじただす師匠に対して、ルーラ選手はスターおさま先生を倒し一躍注目される存在になった。 両者の思いを想像するのは容易い。 後輩を優勝争いから引き摺り下ろし、格の違いを見せつけたいだす師匠 ここで、とどめを刺し長年のうっ憤を晴らしたい ルーラ選手 これまでのわ・リーグのどの対戦よりも、意地と意地がぶつかり、相手の目の玉をえぐるようなエゲツナイ試合になる。早稲田関係者は、この対局を見届ける義務がある。 あなたは、この試合を正視できるか?再び、けして一人では見ないでください・・・・二枚目の殻を破り再び鬼の本性を見せろ!東海の碩学 だす師匠六法全書を破り捨て野獣と化せ! 帝王を倒した男 風の精ルーラ選手 対局室が血に染まる! キャーーーーーーーーー!
Aug 2, 2006
コメント(0)
世界に羽ばたけ!わ・リーグ 囲碁ブロガー達の血と汗の物語(プロジェクトX) 第2話 執念の営業 ネット碁界を制す中島みゆき:風の中のすばる~ つばめよ地上の星は今何処にあるのだろう 曲司会:わ・リーグ誕生までの道のりを前回の第一話で紹介しましたが、今日はわ・リーグの集客に命をかけた営業マンたちの活躍を描きます。ナレーター: わ・リーグ第一戦に向けての営業が始まった。営業部長pgは部下を集めて言った。「第一戦での集客が勝負だ。ここで、失敗したらこのプロジェクトも失敗する。」 pgは、あらゆる人脈を動員した。自らの秘密クラブをも宣伝のために公開した。秘密クラブの会員Oプロから待ったがかかった。「秘密の公開はやばくないか!」 pgはきっぱりと答えた。「私の方がやばい。この企画にすべてをかけている。」 Oプロは、甲高い声で何事か喋りまくりながらも、pgの熱意に打たれ同意した。もう反対はなかった。秘密クラブからすべての秘密が漏出した。 時間がなかった。pgとわ・リーガー達のブログ上での必死の宣伝活動が続いた。第一局はおさま先生対だす師匠。企画には絶対の自信がある。あとは宣伝だけだ。しかし、決め手がない。このままで、集客はできるのか?みなに不安がつのった。 切羽詰まった状況だった。その時、はじめさんが現れた。はじめさんは黙って絵を差し出した。それを見て、一同「あっと叫んだ」。わ・リーガーがワルに描かれていた。 pgが叫んだ。「これだ!これで、いける!」一同、複雑な心境ながらもうなずいた。 エックスー~司会:今日はゲストとして、pgさん、おさま先生、だす師匠に来ていただいています。 こうして向かえた第一戦、みなさんどんな心境だったんでしょうか?pg:すべてできる事はやった、という気持ちでした。過激な宣伝活動のため、私自身がかなり傷つきましたが、わ・リーグにすべてを賭けてましたから。だす:緒戦の前の日は緊張して全く眠れませんでした。弟子達の期待の重圧に押しつぶされそうになりました。でも普段若い子と区別していたおばさん達が、励ましてれました。(参考文献)おさま:ククク。司会:では、いよいよ開幕戦です。ナレーター: 開幕戦当日、試合開始の30分前にnipparatとpgは会場に入った。その瞬間、あっと叫んだ。なんと、人気女流棋士よる多数決対決の企画が同時刻に行われていたのだ。 nipparatはpgの顔を見た。pgは言った。「強行突破しよう」 わ・リーグ雑談部屋を作った。心配は無用だった。次々に人が集まってきた。対局前に関わらず50人ものお客が部屋にひしめいた。対局が始まると、さらに観戦者が増え対局室と観戦室合わせて250人もの人が押しかけてきた。女流棋士の企画には、その十分の一ほどのお客しかいなかった。 対局では豪快なおさま流が炸裂した。だす師匠も果敢に戦ったが、最後まで一切緩めなかったおさま先生が押し切った。おさま流を堪能した観戦者は興奮し、沸きかえった。 大成功だった。pgは泣いていた。夢にまで見た光景だった。命を賭けて参加したリーガーと捨て身の営業の勝利であった。 その後、続々とわ・リーグの営業に参加するものが現れた。 カンキのナゾさんが来てくれた。自社の目玉企画を妨害されたのにも関わらず、全面協力してくれた。 Voice of stoneさんが来てくれた。本家より美しい対戦表を作り上げていた。 対局日誌さんが観戦記を持って来てくれた。コメントしづらい解説だった。でも嬉しかった。皆、感動して涙があふれた。 エックスー~司会:歴史的緒戦は、大成功に終わりました。おさまさん、いかがでしたか?おさま:ククク(泣いていた)司会:次回は、nipparatさんが危機を迎えます。第3話をお楽しみに。中島みゆき:語り継ぐ人もなく ~旅はまだ終わらない 曲
Aug 1, 2006
コメント(8)
全17件 (17件中 1-17件目)
1


