PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
愛に逆らえない。
違う名前、違うぬくもり、でも同じ顔。運命の人は二人いた。
シネ・リーブル
のある 朝日ビル
を出て、南に向かって歩いた。向うは海。青空が広がっていた。
ポート・ターミナル
には、とてつもなく大きな船が止まっていた。
監督 濱口竜介 原作 柴崎友香「寝ても覚めても」
脚本 田中幸子 濱口竜介 製作 横井正彦
キャスト
東出昌大(丸子亮平/鳥居麦 )
唐田えりか(泉谷朝子)
瀬戸康史(串橋耕介 )
山下リオ(鈴木マヤ )
伊藤沙莉(島春代 )
2018
年 日本・フランス合作 119分
2018・09・19・シネリーブル神戸(no6)
追記 2019・05・27
観てから半年たつ。不思議なことに「岡山駅で下車する朝子」という 柴﨑友香
の 原作 「寝ても覚めても」
に描かれたシーンが、確かにこの映画の中にあったような記憶がぼくの中にあって、繰り返し浮かんでくる。今回、元の文章を書き直そうと、いじっていて、一番困ったのがそのことだった。映画のシーンに小説のシーンを合成した記憶。
ぼくの中に、そう 「したがる」
なにかがあるにちがいない。おそらくこの小説と映画が、交差するように、ぼくの意識をインスパイア―しているに違いない。 ゴダール
が最新の映画
「イメージの本」
(クリックしてみてください)
で言っていた、アーカイブということがしきりに浮かんでくるこの頃なのだが、自分の中の錯綜するアーカイブをどうしていくのか。これはこれで、結構スリリングな問いなのではないだろうか。
追記 2019・12・29
この監督の 「ハッピーアワー」
を見た。神戸を舞台にした長い映画だった。いろんなことを考えさせられた。若い人たちへの期待と失望の両方を感じた。感想は題名をクリックしてくださいね。
追記2020・05・11
記事を直していて、そういえば、一人二役の男性を演じていた 東出君
のスキャンダルを最近目にすることがあって笑った。「彼も大変だ」と シマクマ君
は思うのだが、 「馬鹿やん!」
というのが同居人の感想だった。 「うん、まあ、そうだけど・・・」
追記2022・02・10
濱口竜介監督
の 「ドライブ・マイ・カー」
という昨年公開された作品が、アメリカの アカデミー賞
の作品賞だかの選考対象としてノミネートされたことが話題になっています。公開された時に見ました。
ぼくの中では感想が揺れ続けている作品ですが
、まあ、そう言えるかどうかということは別にして「世界標準」の視点からどう評価されるのか興味があります。
ここで感想を書いている 「寝ても覚めても」
以来、ずっと見続けています。映像に映し出される登場人物たち、生きている人間たちの向こう側に、何か大きなもの、遠い広がりを予感させる作品群なのですが、見終えると、どこか、なにか、納得のいかなさが残って気にかかり続けている監督です。
【中古】 寝ても覚めても /柴崎友香【著】 【中古】afb
価格:198円(税込、送料別)
(2019/5/27時点)
パノララ (講談社文庫) [ 柴崎 友香 ]
価格:1058円(税込、送料無料)
(2019/5/27時点)
わたしがいなかった街で (新潮文庫) [ 柴崎友香 ]
価格:594円(税込、送料無料)
(2019/5/27時点)
早川千絵「プラン75」パルシネマno56 2023.04.12
中江功「Dr.コトー診療所」109ハットno18 2022.12.21
平川雄一朗「耳をすませば」109ハットno16 2022.11.06