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2025.11.22
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マイク・リー「ハードトゥルース」シネリーブル神戸  予告編を見ていて、悪態を吐き続ける中年女性の姿に惹かれてみました。 マイク・リー という、かなり高齢のベテラン監督による 「Hard Truths」 です。
息子モーゼス(トゥウェイン・バレット) が22歳で無職、配管とかの肉体労働をしているらしい寡黙な 亭主カートリー(デビッド・ウェバー) と三人で暮らしている 主婦パンジー(マリアンヌ・ジャン=バプティスト) は、何かにつけ悪態を吐き続けています。
 当然だと思うんですが、みているこっちは​
「なぜ、そんなに不機嫌なの?」
​ですよね。
 で、お終いにはわかったか?うーん、そこが難しいところですね。ものすごく微妙な結末シーンなんです。ああ、そういうことかと腑に落ちかけるんですけど、なかなかスンナリとはいきませんでしたね(笑)。
 でもね、この映画、ナカナカなんです。なんでかというと、 パンジーの悪態 とそれにこたえる、 家族やレジ係、歯医者さんに内科のお医者さん まで、セリフらしいセリフが、だから パンジーの悪態 だってそうですが、ないんです。
 どいうことかといえば、普通、人は会話するときに 「ことば」の向こう側 に返事するんですよね。聴こえてくる 「ことば」 の、表面上の意味の向こうに、 ある深さ を聴いているわけですが、この映画の会話には、それが抜け落ちていて、映し出される表情に見入るしかないんです。
 誤解しないでほしいのは、ボクは、今、この映画を批判しているんじゃないんです。言葉に籠められた意味を読み取りながら暮らしているつもりの生活って、本当に、コミュニケーションって、成立しているんですかね、という疑いというか、不安のようなものが、この作品を見ていると浮かんできたという事です。​
目の前に切れ続けているおばちゃんがいるんです。
で、ボクらがたどり着きたい場所というのは​​
ああ、この人は心を・・・
​とか、​
今日、家でなんか・・・
​とか、聞いているこっちのわかるように 「解釈」 しているだけで、​
まあ、ここで、今日、会っても、二度と会うわけじゃないし・・・
​で済ましていないかという問いですね。それって、実は、もっとも大事な 「問い」 なんじゃないでしょうかね。
 で、普通、 映画っていうのは、そういう 「問い」 に答えをくれるんです けど、この映画は最後まではぐらかしている気がするんです。これは、ちょっと、 すごいなあ! でしたね。
言葉の響き 以外に、その向こうが、ひょっとしたら見えるかもしれないと、 パンジー その家族 の表情、行動に 「目を澄ます(笑)」 のですけれ、微妙でしたね。
 まあ、それにしても、それぞれの人物の演技は飽きさせませんね。 怒りと不安をぶちまける主人公 は特に良かったですね。というわけで、そこのところに、とりあえず 拍手!  で、まあ、見終えて思うのは誰かが、 「実はね、」 と解説してくれないかなあでしたね。
 それにしても、最後まで突っ切った マイク・リー という 老監督 の根性にも、ついでに 拍手! でした。
監督・脚本 マイク・リー
撮影 ディック・ポープ
編集 タニア・レディン
音楽 ゲイリー・ヤーション
キャスト
マリアンヌ・ジャン=バプティスト(パンジー)
ミシェル・オースティン(シャンテル 妹)
デビッド・ウェバー(カートリー 夫)
トゥウェイン・バレット(モーゼス 息子)
アニ・ネルソン(ケイラ)
ソフィア・ブラウン(アレイシャ)
ジョナサン・リンビングストーン(ヴァージル)
2024年・97分・G・イギリス
原題「Hard Truths」
2025・11・17・no166・シネリーブル神戸no340


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最終更新日  2025.11.22 23:31:23
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