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今日は 2025年9月10日
です。 シネリーブル神戸
です。三日連続です(笑)。映画館でお昼寝 復活4本目です。見たのは、話題作にして、問題作、 石川慶監督
が、 ノーベル賞
の カズオ・イシグロ
の原作を映画化した 「遠い山なみの光」
です。
「そうですか、監督石川慶は原作を、そう読んだんですね。こういうふうに映画化することについて、原作者カズオ・イシグロの許可もあった、と考えていいのですね。」という感じの、まあ、 監督 が原作を自分の映画にする際に行った明らかな改変について
「映画というのはそういうものか!?」という、驚きというか、諦めというか、まあ、なんといっていいのかわかりませんが、
「これでいいのかな?」という 戸惑い を感じながら席を立ちました。まあ、そこが面白かった、といえないこともないのですが。
ある女が語り始めたひと夏の記憶 その物語には心揺さぶる〈嘘〉が隠されていた チラシのことばです。

新しい読み方によって生まれてくるサスペンス を描いたのがこの作品だといえるのでしょうね。
「そうか、そう読むのか。」 謎に満ちた 原作 に対して、 この映画 によって示された一つの読み方にボクは驚きましたが、 原作 を知らない方は、知らない方で困惑される作品でしょうね(笑)。
実は 石川慶
という監督が、 平野啓一郎
の小説 「或る男」
とか、中国生まれのアメリカ人作家 ケン・リュウ
の小説 「Arc」
を、それぞれ原作にして撮った 「或る男」、「アークArc」
という作品を見たことがあります。 「なんだかなあ???」 だった記憶があります。この監督は文芸作品を脚本化して映画を撮ることがお好きなのでしょうね。ただ、今回もそうなのですが、人間の存在の哀しみの描き方が、手が込んでいるわりに通俗な印象で、 「わかりやすい」 といえば、そうなんですが、今回の映画でもそうですが、ボクには
「なんだかなあ?」なんですね(笑)。
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で
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