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★ゆはらさんよりラヤスのバックビンテージ。★★ワインピークスさんのカミーユジルー09年★★かわばたさんのクリュッグ・グランンキュベNV★★フィッチさんでルモリケの09マルコンソールが7K★★ウメムラさんのニーヨン。08、09バタール、シュバリエほか★★同じくウメムラさんよりソゼの09モンラッシェ。高いですねぇ。★いやはや、マイました。昨晩食べたアジの骨が喉の奥の方に刺さったまま取れず、仕事の合間に会社の診療所に行って内視鏡で見てもらったところ、「骨が扁桃腺の下のほうに刺さっている」とのこと。ところが、さてどうやってとろうかという段になって先生も困りはててしまった様子。というのも、私はとくに反射が強いようで、普段風邪の診察で喉を見てもらうだけでオエッとなってしまうのです。そんな私が喉の奥底に刺さった骨を麻酔もなしに取れませんよねぇ、ということで、大きな病院に行って、麻酔をしてもらってとるしかないということになりました。う~ん、そうはいっても、今日はこのあと会議つづきなんですよねぇ。「すぐに行かなければなりませんか?放っておけばとれるんじゃあ?」「逆に埋まっていってしまうこともありますよ。」「刺さったままだとそこから細菌感染して大事になるケースがないこともありえます。」そう脅かされては反論のしようもなく、会議をやりくりして、午後一番で紹介状を携えて、飯田橋の逓信病院に行く羽目になりました。幸いだったのは、耳鼻咽喉科が空いていて、早めに行ったらすぐに診てくれたことです。最初胃カメラのような要領なのかなと思っていましたが、鼻からもできるということで、鼻から鉗子をいれて、無事引き抜き完了。太目の管を鼻からいれるのは決して気持ちのよいものではありませんでしたが、耐えられないというほどのものではなく、意外にあっさり終わりました。先生いわく、「記念に骨を持ち帰りますか?」抜いた骨を見せてもらったら、釣り針状で、これは簡単に抜けないわけだとおもいました。 ↑一応記念撮影(笑)。右端が反り返って釣り針状になっているのが判ります。帰り際、会計金額を見て、目がテンに。なんと9110円だと!!魚の骨抜くのに9110円って???。まぁ、麻酔使ったし、仕方ないのかなぁ。値段は高くつきましたが、喉に骨が刺さったままというわけにもいきませんからねぇ。魚の骨が抜けなくなって病院に行くなんて、生まれて初めての経験でした。こんなこともあるんですね。みなさんもお気をつけあそばせ。
2011年11月29日
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先週末飲んだのは、RWGチャリティオークションで落札したワインです。ブリュノ・クレールの09サヴィニー・レ・ボーヌ・ドミノード。ラベルの右端にサインが入っているのですが、写真から判りますか?樹齢100年以上の古木から作られる、ブリュノ・クレールの隠れた看板銘柄のひとつ。ひと昔前の話になりますが、雑誌のテイスティングでブリュノクレールの新着各アイテムをブラインドで飲んだ際、クロドベーズやクロサンジャックなどに混じって、ひときわすばらしい香味のグラスがあって、何だろうと思ったら、この銘柄だったということがあり、それ以来注目しているアイテムです。当然まだ早いのはわかっていますが、3本セットで落札したので、飲み頃を探る意味でもまずは1本開けてみることにしました。抜栓してみると、欧州から某新進インポーターさんの尽力で直送したボトルというだけあって、状態はイイです。香りは最初非常に還元的で、それなりに開いてくるのに1時間近くかかりました。味わいは香りから想像するよりずっと飲みやすいものです。フローラルな赤系果実にアーシーな要素が絡み、甘く外向的。果実味がピチピチとして美味しいのですが、ややグリップに乏しいのと深みに欠ける気がします。ただし、リリース直後の若いVTのワインは、二日後、三日後の方が真価を発揮することが少なくないので、ボトル半分残して翌日に回すことにしました。翌日:予想通り、ピチピチの果実味が落ち着いた分、味わいにグリップが出て構造が感じられるようになりました。バランスもさらに向上した感じです。味わいの変化が面白かったので、最後の1~2杯分は翌々日用に残しました。三日目:香りは衰えてしまいましたが、味わいはまだまだ行けます。初日は果実味に隠れて見えなかった、熟したタンニンと伸びやかな酸が味わいを支えていることを改めて認識させられます。もう1杯分ぐらい残しておけばよかったかな、と悔やみつつ完飲。
2011年11月28日
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この日は以前の職場の先輩と、数ヶ月に一度の定例飲み会。最初、↓この店を考えていたのですが、前日に電話をしたら、なんと予約でいっぱいとのこと。迂闊でした。野菜バル Marche de VinShuhttp://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13023610/先日行ったばかりのアンテリブルに電話をしたところ、ここも満員。まあこちらはある程度予想はしてましたがね。en. terriblehttp://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13056009/ということで、初訪問となりますが、以前同僚が行ったという「わいん厨房たるたる」さんに行くことにしました。わいん厨房たるたるhttp://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13004989/こちらも1号店でなく、すぐそばの2号店への案内ということで、少し嫌な予感がしていたのですが‥。店内に入ってみると、ただでさえ席数が少ないところに、おそらく直前の予約だったからでしょう。通されたカウンター席が狭い‥。座るスペースが狭いというより、テーブル自体の奥行きがあまりに乏しくて、まるで(まさに店名どおり)厨房で賄い飯を食べているようなシチュエーションなのです。いやあ、久しぶりに店選びで失敗した、と思いました。といっても、店自体が悪かったのではなく、私が利用するシチュエーションを間違えたという意味で、です。数ヶ月に一度、遠方から先輩をわざわざ招いての会食にはさすがに、ね。一方、「たるたる」さんのよかった点は、料理もワインもとにかく安いこと。身内で居酒屋のノリでワインを飲みに行こう、というシチュエーションにはピッタリだと思います。実際、この日も店内は満員でした。料理については、品数こそ少ないものの、ほとんど1000円以下で、どれもそれなりに美味しいです。特に白レバーのムースは絶品。卵トラタトゥユのオーブン焼きも美味しかった。食べログで評判のカルボナーラもまずまずですね。チーズ盛り合わせを頼んだら、コンビニで売っている缶入りの安カマンベールみたいな白カビチーズが出てきたのはまあご愛嬌でしょう。ワインリストも安くて美味しい銘柄をいかにも頑張って揃えているなぁ、と思わせるものでした。私たちは、とりあえず駆けつけ一杯のビール代わりにカヴァのハーフを飲んで、そのあと、店の人と相談の上ニュージーのピノを注文してみました。全く知らないワイナリーですが、果実味豊かで目鼻たちがクッキリしており、屈託のない美味しいピノでした。気になるお会計はひとり6000円。突き抜けるほど安くはありませんでしたが、銀座の立地を考えれば十分安いといえるでしょう。というわけで、狭くて雑然としていることに目を瞑れば、なかなかの店です。ワイン好きの身内で安くワイワイ飲むときとか、二軒目に軽く立ち寄るとか、そういった用途にあわせて、レパートリーとして加えておこうと思いました。
2011年11月25日
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長崎ちゃんぽんに酢をいれるのは邪道でしょうか?美味しいのですが、そこはかとなく違和感があるような気もするし…。久しぶりにFine+Rareで買い物をしました。昨年の今頃注文したラフォンやラモネが、年をまたいで今年の2月ぐらいまでかかってようやく揃ったとの連絡が来て、送ってもらおうと思った矢先に、あの震災。(Fine+Rareはブローカーなので、自分で在庫をほとんど持っていません。オーダーがあってから注文をかけるので、欠品があったりして、数ヶ月待たされることはザラです。)結局、それ以来ずっとあちらのストレージに保管してもらっているのですが、さすがに師走が近づいてきて、そろそろ送ってもらうことにした次第。それで、過去のオーダーのメールなどを検索しているうちに、どうせ6本送ってもらうのならば、あと6本足して、12本にしてしまおうと思い立ちました(笑)。円高で送料も安くなっていますしね。注文したのは、このところ消化不良のボトルが多かったポンソばかり6本。内訳は01のアルエット2本、08アルエット2本、02シャルム、02グリオット。現地直送ボトルの状態がどんなものか楽しみです。で、久しぶりに利用したFine+Rare、朝メールを入れたら、なんとその日の夕刻に自宅にコンファームの電話が。家に外人から国際電話がかかってくるシチュエーションってまずないので、私自身も不意をつかれて焦りましたが、最初に電話に出た下の子(小学生)に至っては、それこそ「鳩が豆鉄砲を食らった」ような表情をしていて笑えました。今回は帳尻あわせで12本揃えましたが、本当は出物があったときにチマチマとオーダーして、倉庫に保管してもらって、ある程度まとまったところで送ってもらうというのが賢い使い方なんでしょうね。
2011年11月24日
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あまりこのタイトルで引っ張るのもどうかと思いつつ‥。次は赤ワインです。ソミュール・シャンピニー・ル・クロ 2005(クロ・ルジャール)ようやくこの辺でみなさんに追いついてきたのはいいのですが、かなりのハイペースで飲んだので、酔いが回るのも早い‥。とびさんの持参の赤はロワールのソミュール・シャンピニー。ビンテージは05年。飲んでみるといい具合に熟成入っています。赤い果実や紅茶に加えて、饐えた漬物系の香りが前面に出ています。ヴェジタルな要素はあまりなく、しっかりした味わいです。フランも熟成するとこういう味わいになるんですね。カオス01(ファットリア・レ・テラッツェ)磯子さんのこの南イタリアのワイン、すばらしいです!調べてみると、マルケ州でトレ・ヴィッキオーリを獲得したワイナリーとのことですね。年産わずか4000本だそうです。フルボディで果実味豊か。甘く熟したタンニンとはこういうことを言うのでしょうね。アルコール度も高く、堂々たる体躯。日ごろの私のテリトリーでは、まず飲むことのない銘柄ですが、こういう新たな発見があると嬉しくなります。シャルムシャンベルタン99(ジャンテ・パンシオ)私が持参したのは、イギリスから仕入れたジャンテ・パンシオ。現地直送モノということで、状態は心配してなかったのですが、グラスに注いで見ると、結構濁っています。控えめなスーボワ香。味わいは色調から感じられるとおり、ドロンとした印象が強いです。まあ、しっかり熟成ピノしてますが、99年のトップキュベにしてはなぁ、というのが率直な印象。もっとも、ジャンテ・パンシオって、どうも私が過大評価していたような節もあって、ある意味こんなものかなぁという気もするし、難しいところです。Ch.アンジェリュス90光弘さんにお持ちいただいたのは、アンジェリスの90年。この会で10年前に開けたものと同じ銘柄だそうです。今買うととてつもないお値段ですが、光弘さんはその昔7000円台で買われたとか‥。かなり熟成入っていますね。ドライフルーツ系の黒果実、ゆで小豆、皮革、スーボワなど。味わいは各要素が溶け込んで複雑。それでいていかめしさはなく豊満で柔らかなところは、さすが90年です。ここから寝かせてさらに上昇する感じはしませんが、この状態がこの先しばらく続くのではないでしょうか。10年前はどんな味わいだったんでしょうね。シャルムシャンベルタンがやや消化不良系ワインで申し訳なかったこともあり、予備に持ってきたワインを出させていただきました。って、予備によくこんなリスキーな銘柄を持参したよなぁと我ながら不思議。(笑)グリオットシャンベルタン04(シェゾー)ポンソがメタヤージュで作っている銘柄です。シェゾー名のポンソはあまり評判よくありませんが、一方で04年のポンソは周囲の評判がよいという、プラスマイナス相半ばするボトル。どんなものかという興味もありました。で、このポンソ、いつもの尺度でいうと、ホームランではありませんでしたが、ヒットか幸運な二塁打ぐらいかなと。最初は酸味勝ちでしたが、時間とともに果実のふくらみや旨みが出てきて、ポンソらしくなりました。各要素の質感が高く、熟成させるとよくなりそうです。最後は、お店から、グロフレールのマールまでいただいて(これがまた美味しかった)、もうベロベロ。終了したのは11時半ぐらいでしたっけ?いやあ、よく飲みました。それと、今回、とても印象に残ったのは、minobiさんの料理の美味しさ。私自身、オーグードゥジュール系に久しぶりに行ったということもありますが、今年伺った店の中でも屈指の印象に残る料理でした。遅刻せずにもっとゆっくり食べられていればなぁと、それだけが心残りです。いずれ再訪することにします‥。
2011年11月23日
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というわけで、1時間以上の遅刻で会場のminobiさんに到着したわけですが、当然、食事のコースも進んで、ワインもかなりの数が空いたあとです。それで前半の泡と白については、ブラインドで、ということになりました(笑)。といっても、そこは大人のみなさま。追い込まれるようなこともなく、ごくごく余興程度のブラインドでした。■泡すごく勢いのある、それでいて細やかな気泡。イーストフレーバーとコクがあって、安定感のある心地よい味わいです。ビンテージは2000年とのこと。それにしては若く感じるなぁ。って、シャンパーニュのブラインドなんてわかるはずもなく、途方に暮れていたら、メジャーな銘柄というヒント。。銀座あたりでよく開けられているとのこと。ということはドンペリですか‥。って、これはブラインドとは言いませんよね。→ドンペリニョン2000(写真撮り忘れ)■白次は白が2本。こちらはへんさんとがぶさんより。へんさんのボトルは事前にアルザスと聞いてたなぁ。厚みがあって、テクスチャーがツルリとしている。酸は思ったほど鋭角的ではない。華やか。ピノグリですか?と思ったら、正解はリースリングでした。→リースリング・キュベ・フレデリック・エミール2004(トリンンバック)堂々たるアルザスですね。すばらしい。もう一本はシャルドネ。適度に樽が利いていて、エレガント。厚みはありませんが、ナチュラルで破綻のないバランス感がいいです。これは定評のあるワイナリーでしょうね。城戸ワイナリーあたり?‥あ、それはがぶさんに昨年お持ちいただいたワイナリーだったか‥。で、正解は小布施ワイナリーのドメーヌ・ソガ。→ドメーヌ・ソガ・ラ・ヴァン・ナチュレル"・シャルドネ 2007(小布施ワイナリー)国産のシャルドネも高水準のシャルドネが出てきてますね。■ロゼ師範の持ち込みワインは事前にロゼと聞いていたのですが、グラスに注がれたのを見ると、赤ワインといっても通用する濃い色調です。甘くフローラルな香味は赤い果実のゼリーとか、アセロラとか、砂糖入りの紅茶とかを思わせます‥。少しフォキシーなフレーバーもあって、昔飲んだ都農ワイナリーのキャンベルアーリーがこんな味わいだったな、なんて思ったのですが、銘柄を聞いてビックリ。なんと、カレラのロゼだそうです。品種はピノノワール。こんなピノ、初めて飲みました。ある意味目からウロコの一本。(写真撮り忘れ)→カレラ ヴァン・グリ・オブ・ピノ・ノワール 2010
2011年11月22日
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昨年初めて参加させていただいた、光弘さんや安師範、へんさんたちのワイン会。年に一度開催で、今年で12回目だそうです。そんな由緒正しい会に、私としたことが、大遅刻してしまいました。‥とはいえ、今回ばかりは不可抗力だったんです。18時半始まりなのに、当日になって17時半始まりの会議にどうしても出席しなければならなくなってしまったのです。仕方ないので、店には30分ぐらい遅れるとあらかじめ連絡しておいたのですが、会議の方は当初予定されていたの1時間では終わらず、結局散会となったのが19時過ぎ。さらに議事のメモをどうしてもその日のうちに関係者にメールしなければならず、会はとっくに始まっているのに、私はまだ職場でメールを書いているという最悪な展開‥。この日の会場は、三田の「ミノビ」さん。地図を見ると、最寄駅からそこそこ距離があるようなので、迷わずタクシーに飛び乗りました。これは我ながらよい判断だったと思うのですが、それでも、結局到着したのは19時40分を回ってしまいました。そんなわけで、まったくもって恐縮の至りだったのですが、みなさま暖かく迎えてくれたのは本当にありがたかったです。料理とワインについては、また次回以降のエントリーで。
2011年11月20日
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月に一回睡眠薬(といってもごく軽いものです)を処方してもらっている診療内科の先生が大のワインマニアだと判明。診察そそっちのけで、ワインの話で盛り上がりました。なんでもドクター・バロレのワインを10本持っているとか‥。ワイン会で会ったことはもちろんありませんが、私が存じている方のワイン会にも行かれたことがある様子。もっと話せば、共通の知人友人なども出てくるのでしょうけど、他の患者さんの迷惑になるので、そこそこで切り上げました。この日開けたのは、パランの05ボーヌ・ゼプノ。プルミエクリュです。たしか、何かのワインと抱きあわせで安く買ったものだったと思います。少しドヨンとしたガーネットの色調。抽出強い。黒系果実の集中力のある香りは好ましいものの、一口飲むと、ギシギシするようなタンニンが‥。昔ながらのトラディショナルなコート・ド・ボーヌのワインというイメージ。飲み頃はまだかなり先のようです。翌日、小瓶の残りを飲みましたが、相変わらずタニック。酒質は締まっていて、舌にジンと来る木質的でボルドーチックなタンニンが優勢です。まあ05というVTのキャラもあるんでしょうね。デキャンティングしたら、少し飲みやすくなりました。2年前に今の部署に異動になってからというもの、かつてないほど精神的に追い込まれることが多く、一時はノイローゼ寸前までなったこともありました。それでも、たまに参加するワイン会や晩酌に開けるワイン、友人や知り合いとのワインについての会話などが大いに気分転換に役立ってくれました。診療内科の先生も、そんなに積極的にワイン関連の活動をできるのなら、全く問題ないよと太鼓判を押してくれてます(笑)。そういう意味では、ワインという趣味に本当に救われていると感じる今日この頃です。まぁカネはかかりますがね。
2011年11月17日
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美味しいなと思うACブルはありますが、感動を覚えるほどのACブルを造る生産者というのはなかなかいません。その点、ポンソは数少ない例外のひとりです。2ヶ月ほど前に飲んだ04のACブルは本当に素晴らしい味わいでした。↓感想はこちら。http://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201109100000/一方で、ポンソの難しいところは、あたりはずれが大きいというところです。私が今まで飲んできたポンソのワインは大体3通りに分けられます。1.天にも昇るほどすばらしいボトル。2.劣化してはいないけれども、なんというか消化不良のボトル3.馬小屋的な臭いが出ていたりするハズレボトル。まあどの生産者でも、この3つに分類できるといえばできるのですが、ポンソの場合、1と2の間があまり無い気がするんですよね。(あくまで個人の感想です。)ホームランか三振、あるいはせいぜい内野フライのどちらかで、シングルヒット的な無難な美味しさだったというのがあまりない気がしています。今回飲んだ06キュベ・パンソンは、上記で言えば2番というところでしょうか。ネガティブな香りこそ出ていないものの、香りは弱めで、グラスに鼻を近づけてスワリングすると、かろうじて黒系果実や紅茶、スパイス、皮革系の香りが出てきます。味わいは若干テクスチャーが毛羽立った印象があるものの、そこそこまとまっていて、大きな不満の無いレベル。酸がしっかりしていて、旨み感のある乳酸チックな味わい。リーデルで飲むと、なんとなく淀んだような感じがあったので、より底の浅いロブマイヤーのバレリーナ・ブルゴーニュで飲んでみたら、いい感じになりました。個人的にはリーデルの方が圧倒的に汎用性があると思っているのですが、ロブマイヤーはツボにはまるとイイですね。翌日、期待せずに飲んでみたら、思ったほど落ちていないばかりか、旨み成分がさらに前面に出てきて、外向的な味わいになりました。初日の様子からして、翌日はダメかと思いましたが、わらないものです。3.5K超の価格はやや微妙ですが、二日に亘って飲めたことを思えば、まあ及第点というところでしょうか。そんなこんなで、ついつい安いバックビンテージを見かけると買ってしまいます。>ポンソ。海外直送のボトルなども飲んでみたいものです。★楽天でポンソを検索。★
2011年11月15日
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金魚飼育にあたってのコツのひとつは、「余計なことをしないこと」だと何度も痛い経験をするうちに学びました。もちろん病気などのときに適切な処置をするのは当然ですが、たとえば、軽い気分で、エサの種類を変えたり、底砂利を変えたり、新しい仲間を加えたり、隔離したりといったことは、水槽に長く棲んでいる金魚たちには相当なストレスになるようです。自分でわかっているつもりだったのに、今回もまたやってしまいました。新入りの巨大金魚2匹を加えて過密になった玄関60センチ水槽。ひと月ほど平穏に過ごしていましたが、案の定、一番弱そうな朱文金と二年前の金魚すくいの和金に異常が発生しました。朱文金はエサの奪い合いに勝ち残れないのか、見るからにやせ細ってフラフラとしていて、和金の方は背びれが裂けてしまっていました。それで、今年の金魚掬いの小金水槽が硫金が一匹だけになっているのを思い出して、この2匹を隔離してこちらで塩水浴をさせることにしました。思えば、これが余計な処置だったと痛恨の至りです。なにがいけなかったのがわからないのですが、翌朝には朱文金が☆になり、和金の調子も明らかに悪くなっていました。さらに先住の硫金まで底に沈んで動かなくなってしまう有様。これはいけないと、和金を元の玄関水槽に戻したのですが、これがさらによくなかったのか、今朝この和金も☆になってしまいました。我が家に2年以上飼っていた金魚2匹をわずか二日で失うという痛恨の結果。さらに、今年の金魚掬いの最後の生き残りの硫金も今や虫の息です。さすがに凹んでいます。
2011年11月14日
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先週の土曜日は、RWG誌でやまじさんの「ホントはどうなんだろう」のための試飲におつきあいしてきました。内容はフライングになるので明かせませんが、大変勉強になりました。帰路、三茶まで歩いて帰り、途中にあるラーメンの名店「和正」に久しぶりに立ち寄ってみました。ここはいつも行列できていますね。夕刻の開店(1830)直前に行ったら、すでに数人店の前で待っていました。他の客がみなつけ麺を注文する中、私だけが中華麺をチョイス。魚のダシがよく効いた汁とツルリとしたコシのある麺のハーモニーが絶妙。やはり三軒茶屋のラーメン屋ではここが一番かな‥。ちょっと天然系の奥様の応対も相変わらず好印象でした。帰宅後、頼んでいたワインが到着。05年の初リリース以来、ひそかに注目してきたデ・クロワです。透明感のあるエレガント&癒し系の造りなので、コンディションは重要。07年からラシーヌさんが扱うようになり、すばらしい状態のボトルを味わえます。コルシャルに加えて、09年からはついに赤のグランクリュ、コルトン2銘柄をリリースしました。今回購入したのは、そのコルトン・ラ・ヴィーニュ・オ・サンと、あとの二本は定番のボーヌ・グレーブ、それに村名アロースコルトン。村名アロースコルトンについては、は遠からず飲んでみようと思っています。
2011年11月09日
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09年のブル、ここに来て財布の紐が緩みっぱなしで、かなり買い込んでしまい、深刻な金欠に陥っています。しばらくはおとなしくしていなければと思っています。ところで、何度か買い物をしたことのあるイギリスのブローカーから、ブルゴーニュの2010年ビンテージについての簡単なレポートが送られてきました。~裾モノや下位の村名クラスについては、09年の方が優れているが、グランクリュや単一畑などの上級キュベに関しては10年の方が上。~ブドウの長い生育期間と収穫量の少なさが、よい結果をもたらした。~08のフレッシュさ、09の凝縮感、02の果実感を思い出させるような味わい。~特にコートドニュイに関してはパーフェクトに近いVT。~白にも同様のことがいえる。ミネラリーで余韻長く、長熟のVT。~07年をレモン、08年プラム、09年パイナップルとすると、10年はグレープフルーツ、熟したシトラス~シャサーニュが出色。というようなことが書いてありました。まあ売り手側の評価ですからそこは多少差し引いて考える必要があるとはいえ、思いのほか良いみたいですね。95年みたいな感じでしょうか?
2011年11月09日
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60年代のカラヤンのオペラを除くDGへの全録音を集めたセットです。韓国製。82枚組。LP時代の収録曲を再現しているため、一枚あたりの収録分数は40~50分程度と少なめ。詰め込めばたぶん50枚以下に収まるぐらいのボリュームだと思います。それよりこのセットのすばらしいところはジャケットです。極力オリジナルのものを再現しているとのことで、70~80年代にLPを買い集めていた私などからすれば、実に懐しい絵柄が並んでいます。背表紙(というのかな?)まできっちり印刷している丁寧さ。CDはそれぞれ一枚ずつビニールに入っています。これもLPを思い出す、憎い演出。豪華ブックレットには、日本語のページも数ページありますが、大半はハングルと英語です。国内の輸入元にもがんばってほしいものです。さっそく聴き始めていますが、思いのほか音がいいです。70年代も出たら買ってしまいそうです。【送料無料】Karajan カラヤン / カラヤン60(82CD) 輸入盤 【CD】価格:24,875円(税込、送料込)↑楽天にもありますが、タワーレコードの方が安いです。
2011年11月08日
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「en.terrible(アンテリブル)」に行くのは二度目です。http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13056009/銀座にありながらCPが高く、オシャレな雰囲気とあいまって人気の店です。この日も平日真っ只中にもかかわらず、20時を回るころには店内は満員となっていました。相変わらず女性比率が高いですね。3人で行って、料理は冷たい前菜2皿と暖かい前菜2皿を注文。思いのほか満腹になったので、主菜を注文することなく、〆のカレーを食べて終わりにしました。メインを頼めなかったのはやや残念なれど、このカツカレーがまた美味いので…。ワインは、いずれもボトルで以下の銘柄を注文。アルザス2009(マルセル・ダイス)マルセル・ダイスのワインはすばらしいのだけれども、甘めに感じられるものが多くて、食事と併せるときにやや難しさを感じます。今回も、事前に店員さんに「甘くはない?」とさんざん聞いたのですが、いざ注がれてみると、やっぱり甘い。(笑)といっても、残糖の甘さでなく、健全な果実味由来の甘さなので、嫌味ではありません。黄桃やグレープフルーツ的な熟した果実とフローラルな香味が心地よいです。ボトルいくらだったっけなぁ?5Kしなかったと思います。ボーヌ・グレーヴ06(ジャック・プリュール)驚きだったのがこちらのジャック・プリュール。なかなか自発的に買おうとは思わない1本ですが、ボトル7000円という価格につられて頼んでみたところ、これがスゴイ。赤系果実のリキュールやさまざまな花の花束、紅茶、シナモンなどのスパイスなどが入り混じった陶然とするような香り。味わいは果実味に力があり、甘く外向的。といってもマッチョなワインでなく、透明感があって、フェミニンな印象です。時期的にもちょうどよいタイミングだったんでしょう。帰宅して同じ銘柄を探したのですが、楽天では売ってないようですね。★楽天でジャック・プリュールを検索★それにしても、この店、ワインリストは少ないし、ワインに詳しい店員もいなさそう、グラスもブルゴーニュグラスすら置いていないという環境下、ひと捻りしたシブい銘柄が驚くほど安くリストされているのが不思議です。前回のジャンテ・パンシオのボトルも安かったですし…。そんなこんなで、また遠からず伺おうと思います。
2011年11月06日
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巷で評判の09グロフィエ。追加購入を検討する意味もあって、裾物を開けることにしました。裾物といっても、グロフィエのACブル、そしてPGNは毎年出来がよいことで知られています。今回も期待して開けてみました。底が見えないほど濃厚な色調。抽出の強さは感じられず、酒質はエレガントさを保っています。やや酸度が低めな気もしますが、平坦な感じはなく、バランスよいです。タンニンは熟してなめらか。目のつまり具合が素晴らしい。翌日、還元的だった香りは開いて、飲んでも酸がしっかり感じられるようになりました。初日のフルーツ爆弾的味わいからより構造的な味わいに変化してきたという感じです。まあ裾物ですから、余韻の長さなどは期待できませんが、これだけ凝縮感があって、バランスもよいと、ブラインドでは間違いなく村名(以上)と答えそうです。というわけで、前評判どおり、かなりイイですね。濃厚でありながらエレガント。上位銘柄はさぞかし、と思いますが、どういうわけか、グロフィエに関しては、あまり購買欲が湧かないんですよねぇ、ワタシ。何故なんだか‥。追加購入については、まだ迷っています。
2011年11月05日
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我が家のトルショーさんのボトルも残り少なくなってきました。子どもの生まれ年の02、03年の特級が数本と04の村名2本、05のプルミエと村名が何本か。04年については、そろそろ頃合だという話もあるようなので、村名ジュブレを開けてみることにしました。この生産者の常で、コルク上部はカビがびっしり。コルクがやや緩いのか、抜栓すると側面が少しヌルッとしていました。グラスに注ぐと、ボトルの最上部はピリピリとして神経質な酸が見られましたが、二杯目からは落ち着きました。ちなみに今回のボトルのインポーターは千商ではなく、オルヴォーです。色調はオレンジがかったガーネットで、ボトル下部はやや濁りがあります。香りは最初寡黙でしたが、徐々に赤系果実やオレンジピール、スパイス、紅茶、スーボワ、それに赤サビっぽいニュアンスが出てきます。味わいはタンニンが穏やかで酒質は肩肘張ったところがなくどこまでもナチュラル。生産者の個性とVTのキャラクターズがあっているというのもあるのでしょう。飲み進むにつれて香りも開いてきて、しみじみ美味しいと感じさせるピノです。小瓶に残した二日目も、香りこそやや衰えたものの、なめらかな味わいは健在で、二日に亘ってトルショー節を堪能することができました。
2011年11月04日
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前のエントリーで「最後の一匹」と書きましたが、それは今年掬ってきた金魚の話で、それ以前から飼っている金魚たちはもちろん元気にしています。今年の祭りの金魚たちを小さな水槽に収容する関係で、昨年の祭りでとった小金魚たちを玄関水槽に移動させました。この時点で9匹となり、限界かなと思っていたところに、先日チャームさんで購入した2匹があまりに大きすぎて、小型水槽に入れられず、仕方なく結局玄関水槽に合流させました。そんなわけで、現在は合計11匹という大所帯。いくら60センチ水槽といえども、さすがに過密すぎます。上部フィルターと投げ込み式の「水作エイトフラワー」を併用していても、1週間で水が相当汚れてしまいます。しばらく水換えが大変そうです‥。それにしても、新入りの2匹のデカイこと‥。「オラオラ~エサよこせ~!」
2011年11月03日
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お祭り金魚のその後ですが、結局ほとんど死に絶えてしまい、唯一大きめの硫金が一匹だけ残りました。尾びれのあたりが黒くなっているのは、白点病を患った病後の症状(黒ソブ)で、順調にいけば、いずれ消えると思っています。今のところ、エサもよく食べて元気です。この金魚だけでも長く生きてくれたらと思います。
2011年11月02日
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上段と下段のどちらを選ぶかは好き好きでしょうね。下段だと作業の際、かがまなければならず、一番奥のほうへの出し入れは大変かもしれません。逆に上段は最上部の出し入れには脚立が必要になるのに加えて、過失でボトルやダンボールを落として割るリスクがあるといえばあります。入り口のそばがよいか、奥のほうがよいかも悩ましいところです。入り口近くの方がなにかとアクセスがよいし、二重扉なので温度の問題は気にしなくてもよさそうです。しかし、通路が広くないので、自分の作業中に奥のロッカーの人がワインの出し入れにやってきたりすると、そのたびにドアを閉めて道を譲らなければならなそうです。かといって、奥のほうを選んでも、隣のロッカーの人と作業が重なったりしてしまうと、これまた大変ですし‥。(混雑している温泉の脱衣場状態ですね。)悩んだ末、私は結局入り口のそばの上段のロッカーにしましたが、今にして思うと、下段のほうがよかったかな、と少しばかり悔やんでいます。(笑)もちろんロッカーごとに専用の鍵があります。中を開けるとこんな感じ。かなり奥行きがあります。ボトル二本縦に並べてもまだ余るぐらいです。区切り棚は可動式ですが、最大積載重量は50kgだそうです。これは少ないですね。ボトル50本程度しか載せられないことになります。こちらが、テラダさんが推奨するロッカー収納例だそうです。上の段にはボトルが裸で3ケースほど、下の段にはダンボールがおそらく10ケース入っているようです。「おそらく」と書いたのは、奥のほうをよく確認できなかったためでして、奥のダンボールは縦置きでびっちりおかれていたので、たぶん6箱入っているんじゃないかと想像した次第。(この部分、不確かです。気になる方は確認してください。)持参したボトル6本を置いてみました。ガランとしてますね‥。全部裸でボルドー積みにしていけば、相当な本数を収容できそうですが、奥底のボトルへのアクセスがはてしなく困難になりそうです。鍵とIDカードをもらって契約完了。実はこの日、事前に内覧だけとしか言ってなかったため、先方では契約の用意をしておらず、かなりバタバタさせてしまいました。この点申し訳なかったのですが、持参したボトルたちをまた持って帰るのも面倒なので、少し無理を言って、その場で契約手続きをしてもらいました。DMをもらった既利用者の場合、今なら契約後3ヶ月間は利用料が無料になります。ただし、これには制約があって、最低6ヶ月間継続利用しなければならないこと、ロッカー契約後の総額が契約前の上回ることが条件だそうです。私の場合、品川からダンボールを10ケースこちらに移管しようと考えていますが、ダンボールの保管費用は630×10=6300円、ロッカーは9450円/月なので、条件クリアとなりました。ということで、次回は冬場のどこかでリーファー車を予約して、品川に預けてあるダンボールをこちらに移動する予定です。まだしばらく置きっぱなしにしておく予定のボルドーや直近VTは品川に、ワイン会などの持参する可能性のあるボトルは新石川に、という割り振りにしようと思います。いずれにしても、本格稼動は年明けからですね。良いと思った点~家からのアクセスが楽。~料金が品川のトランクルームより若干安い。~キャンペーンを利用できれば3ヶ月無料。~自宅/品川/新石川とで、ある意味「リスク分散」になる。イマイチだと感じた点~駐車場の停めずらさ。~通路スペースが狭い。~仕切り棚の積載重量不足。
2011年11月01日
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