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「ロビンソン・クルーソー」・「悪の枢軸を訪ねて」の2冊を読了する。「ロビンソン・クルーソー」は初めて読んだが非常に良書だった。子ども向きの本と思いきや十分大人でも読める内容だった。近年書かれた「学者本」など足元にも及ばないくらいの本である。細かい事は書かないがぜひ読んでいただきたいと思う。この本は1700年代初頭に書かれた本なのに現代でも十分に読めるのが素晴らしい。デフォーの他の著物を読んでみたい。「悪の枢軸を訪ねて」は今はニート・フリーターの味方(?)の雨宮処凛女史の紀行本だった。以前読んだ、同じ著者の「戦場へ行こう!」と内容がほぼ一緒だった。北朝鮮・イラク訪問記がそのまま書いてあった。昨日参議院選挙があり、その特番で雨宮処凛女史が生出演していたが、何か痛かった…。新たに「中傷と陰謀アメリカ大統領選狂騒史 有馬哲夫 新潮社」・「フーコン戦記 古山高麗雄 文芸春秋」の2冊を借りてくる。
July 31, 2007
「戦場へ行こう!」・「爆笑問題の清き一票を田中に!」の2冊を読了する。「戦場へ行こう!」は朝鮮・イラクに行ったエピソードを散りばめおもしろおかしく書き上げた1冊だった。後年、北朝鮮絡みで「家宅捜索」を受けたり、いや~おもしろい女性である。ただ「自分探し」が好き過ぎていろんなことに首を突っ込み、最後に右往左往するというパターンが多く、何処を目指しているのだろうか。「爆笑問題の清き一票を…」は安定したおもしろさがあり、じっくりと読む。まあ、こんなものだろう。新たに「ドン・キホーテの末裔 清水義範 筑摩書房」・「「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった 多賀敏行 新潮社」の2冊を借りてくる。
July 30, 2007
「危機管理最前線」・「僕はパパを殺すことに決めた」・「日中戦争下の日本」の3冊を読了する。「危機管理最前線」は危機管理という言葉を造語した佐々淳行氏の危機管理に関するエッセイ集だった。が、この本過去に読んだような気がする。私は佐々氏の本を多く持っているし図書館でも多く借りておりすでに読んでいた1冊だった。まあ、安定したおもしろさ(興味)がありなかなか良かった。「僕はパパを殺す…」は奈良県で実際にあった高校生が継母・弟妹2名を焼死させた「奈良県エリート高校生事件」である。医者である父親の度重なる暴力で、一番大切モノである家族を殺すという暴挙に出た理由(供述調書)がこの本に記述してあった。いい年をした関西人の彼が「パパ」という表現に違和感を覚える。一番悪いのは暴力を振るう父親である。高校生や継母・弟妹は被害者である。そこまでして息子を追い立てた理由はなにだったのだろう。「日中戦争下の日本」はハズレだった。戦地に送る「慰問袋」の話や帰還兵が日本へ帰国し内地が「平和そのもの」ということに違和感を覚えた話など「ふ~ん、そうなか~」という微妙な話ばかりだった。正直私はこの本のおもしろ味が理解できなかった。新たに「ロビンソン・クルーソー デフォー 岩波書店」・「ガリバー旅行記上・下 J・スイフト 福音館書店」の3冊を借りてくる。
July 29, 2007
「ニッポン神社紀行」・「マヤ文明を掘る」・「街場の中国論」の3冊を読了する。「ニッポン神社紀行」は神社巡りを楽しむグループの人たちが書いた日本各地の名のある神社紹介本だった。私も過去多くの神社紹介本を読んでおりまあ、内容的にもこんなものだろう。「マヤ文明を掘る」はエジプトと言えば吉村先生、マヤと言えば著者である中村誠一氏というくらい有名な先生で発掘へのロマンと遺跡保持の大変さをわかりやすく解説してあり、なかなかおもしろかった。南米の文明史にも興味がわいた1冊だ。「街場の中国論」は典型的な何らおもしろ味もない「学者本」だった。新聞やインターネット上で書かれているようなことをそのまま書いてあり、学者のレベルか?とギモンを持つ。全くもって「大ハズレ」である。新たに「爆笑問題の清き一票を田中に! 爆笑問題 集英社」・「戦場へ行こう!! 雨宮処凛 講談社」・「悪の枢軸を訪ねて 雨宮処凛 幻冬舎」の3冊を借りてくる。
July 28, 2007
「作家の誕生」・「極悪警部」の2冊を読了する。「作家の誕生」は猪瀬氏が書いた作家たちのデビュー当時の話が書いてあった。太宰治・三島由紀夫・川端康成など有名作家の「事情」を書いてあったがもう一つおもしろくなかった。薄くいろんな作家を書くより、1人の作家の人生にスポットを当てた方が良かったかも。「極悪警部」は以前北海道警察で実際にあった現役警察官の事件の詳細なルポだった。警察官がシャブや裏金に溺れ、暴力団を利用し密売をするなどして壊れていったある警察官(元警部)のことがじっくり書いてあったがマスコミも大きく取り上げた為、知っていた話もありおもしろさが半減した。ルポモノは時間がかなり経つと「もう、どーでもいい話」になってしまい読むのがシンドクなる場合がある。この本もそうだったような気がする。新たに「街場の中国論 内田樹 ミシマ社」・「マヤ文明を掘る 中村誠一 日本放送協会出版」の2冊を借りてくる。
July 27, 2007
「右翼の言い分」・「公明党vs.創価学会」の2冊を読了する。「右翼の言い分」は有名な右翼団体の長に対して宮崎学氏がいろいろインタビューをする対談集だった。この本が出版される前に自民党元幹事長の加藤紘一氏の鶴岡市の実家を老右翼活動家が放火し切腹する事件があった直後に出版されたらしく、この事件について団体の長に質問しているが右翼団体によって微妙に意見が違うのがよく分かった。最近は「ネット右翼」なるのもが台頭しリアル街宣活動右翼が減少しているそうな。こーいう長の話は非常に興味深くなかなかおもしろかった。「公明党vs.創価学会」は相思相愛の関係があると思いきや実際は「温度差」があるそうな。そのことをこの新書に書いてあったが「へ~っ、そんなんか~」という感想をもった。今や自民党と共に与党にある公明党は今後の政権運営に影響が出ることもあるだろう。新たに「戦後教育で失われたもの 森口朗 新潮社」1冊を借りてくる。
July 26, 2007
「大学」・「独断流「読書」必勝法」の2冊を読了する。「大学」は中国思想の四大書(孟子・大学・中庸・論語)の1つである。内容は朱子学の考えを中心に「自己修養から政治参加へ」というのをキーワードとして書いてあった。この手の本は初めて読んだがなかなかおもしろかった。日本では江戸時代に朱子学が流行ったがその後は衰退している学問を少し学んでみたい。確かに良い事を言っている。「読書必勝法」は清水義範・文、西原理恵子・イラストというおなじみのスタイルで記述してあった。私は読書人なのでこの本がとても参考になった。まだ未読の本もあり、次回借りてみよう!と思わせるくらいおもしろかった。西原女史のイラストも良かった。このシリーズはいくつか読んでいるがこの本は当たりだった。新たに「うわさの人物 加門七海 集英社」・「作家の誕生 猪瀬直樹 朝日新聞社」・「極悪警部 織川隆 大和書房」・「日本の国境 山田吉彦 新潮社」の4冊借りてくる。
July 25, 2007
「暗闇の中で」・「本当は不気味で怖ろしい自分探し」の2冊を読了する。「暗闇の中で」はヒトラー政権下で行われた「ユダヤ人隔離政策」で亡くなった少女の記録だった。月並みな表現しかできないが、悲しい出来事である。マーリオン・ザームエル(1931~1943)さんの人生は一体なんだったのだろうか?と読了後考えてしまった。ただ、公的な記録がたくさん残っており彼女の短い人生の記録が記録されており余計涙をさそう。「本当は不気味で…」は精神科医が今まで診察してきた患者さんの事例を織り交ぜいろいろ書いてあった。精神科医のこーいった話はなかなか聞けないのでおもしろかった。ただ、書き方が普通なので面白味が半減した。もっと文章に抑揚を付ければおもしろいのにな~と思った。
July 24, 2007
「元帥の品格」のみ読了する。その元帥とは東郷平八郎海軍大将である。筆者は東郷平八郎大将を御祭りする東郷神社の宮司さんが書いた本なので当然「東郷マンセー」である。海軍将校候補生から日清・日露戦争の活躍をこれでもか!というくらい東郷マンセーで記述してあった。ここまで書いてあるととても気持ちが良い。新たに「公明党vs.創価学会 島田裕巳 朝日新聞社」1冊借りてくる。
July 24, 2007
「ロシア闇の戦争」・「右翼と左翼はどうちがう?」の2冊を読了する。「ロシア闇の戦争」は以前毒を盛られ怪死したジャーナリストのリトビネンコ氏の「毒殺疑惑」に元KBGの職員が関わっていたということを証明しようとした本だった。しかし、内容が難しかった…「○○ネンコ・○○チョフ」などどれも似たような名前が敵味方に別れ工作合戦をしており、いささかややこしい感じがしたし、やり取りも濃く読むのがしんどかった。要はプーチン大統領が一枚かんでいることだった。「右翼と左翼は…」は14歳の中学生くらいの層を対象にした本だった。右翼と左翼の歴史からわかりやすく説明し代表的な右翼団体の長(おさ)に意見を聞き閉めていたが大人でも十分読める内容だった。新たに「本当は不気味で怖ろしい自分探し 春日武彦 草思社」・「独断流「読書」必勝法 清水義範 講談社」の2冊を借りてくる。
July 23, 2007
「お殿様たちの出世」1冊のみ読了する。この新書は江戸幕府の最高職老中への出世への道のりまでのストーリーだった。山本氏の本は内容が濃くおもしろかった。本人以外の「ウラの部分」が影響しなかなか優秀な人が出世できなかったり、本人が無能でも良い血筋のため老中になり苦労をして心労の為辞職するなどおもしろいネタが多かった。当時のエリート層の悲喜こもごもが書いてり今とそんなにかわらないんだな~と感じた。この本は幕府の職制がよくわかる良書だった。新たに「右翼の言い分 宮崎学 アスコム」1冊借りてくる。
July 22, 2007
「イーハトーブと満洲国」1冊のみ読了する。イーハトーブとは宮沢賢治、満洲国とは石原莞爾のことで両者は共に同じ宗教団体に属しておりその事実がいろいろ記述してあった。方や平和主義(宮沢賢治)、満州国の立役者で軍人(石原莞爾)という真逆の生き方なのに、法華経の熱心な信者である2人の人生観が実は似ていたということが書いてあった。内容も濃く充実した本だった。イーハトーブとは賢治の考えた架空の地名で皆が幸せな理想郷という意味があるという。石原莞爾も考えた理想郷が満洲国だったというのが皮肉な感じがした。新たに「元帥の品格 嶋田耕一 毎日ワンズ」1冊を借りてくる。
July 21, 2007
「太平洋戦争秘録壮烈 日本海軍指揮官列伝」・「とてつもない日本 麻生太郎 新潮社」の2冊を読了する。「日本海軍指揮官列伝」は旧日本海軍で活躍した有名な軍人の伝記だった。太平洋戦争のみに絞り、その軍人の歴史が書いてあった。が、「軍オタ」の私には知っている軍人ばかりだったので、物足りなかったが余計な事が書いていないのでサクサクと読めた。これからこーいう軍人(軍記モノ)に興味が持てない世代が増えることが何だかさみしいものがある。「とてつもない日本」は将来の首相候補であり吉田茂の孫である麻生太郎のエッセイ。取りとめもなく思ったことをウダウダと書いてある軽い(若い人や日頃本をあまり読まない層向け)感じでサクサク読めた。本人も「マンガオタ」を自認する人なので若い層にも人気があり、近い将来首相になるだろう。内容は「まだ日本は大丈夫!」という前向きな内容なので彼が首相になると少しは期待が持てるかも・・・と私は思った。新たに「大学 金谷治 岩波書店」・「暗闇の中で ゲッツ・アリー 三修社」・「右翼と左翼はどうちがう? 雨宮処凛 河出書房新社」の3冊を借りてくる。
July 20, 2007
「灘の男」・「大本襲撃」の2冊を読了する。「灘の男」私と同郷の作家・車谷長吉氏の伝記的小説だった。1つ目は浜田運送の創業者の方の伝記で内容も播州弁で書いてあり、播州人である私でも非常に読みにくかった。白浜地域は独特の地域(灘のけんか祭りが有名)でいろいろ逸話を聞くことがある。祭りの為に働き、祭りと共に生きて行く浜男の生き様が力強く書いておりなかなかおもしろかった。他の2つもそれなりに良かった。「大本襲撃」は戦前、国家が宗教弾圧をした特高警察の側から書いた歴史小説だった。(当時、大本以外の新興宗教も強く弾圧され強制的に解散させられ統制されていた)内容は二代目教主・出口すみ女史の伝記的小説で、6年を越す獄中生活を経験しそれでもなお信仰を守り続けた女性の話だった。戦後、信教の自由で大本は再興し多くの信者を抱え、今も世界中布教活動をしている。宗教の内容はともかく、出口すみ女史の生き方は宗教家としてすばらしい。新たに「とてつもない日本 麻生太郎 新潮社」・「お殿様たちの出世 山本博文 新潮社」の2冊を借りてくる。
July 19, 2007
「北方領土交渉秘録」・「文学賞メッタ斬り!2007年版」の2冊を読了する。「北方領土交渉秘録」は元外交官の東郷和彦氏(祖父は東郷茂徳氏)のこ難しい「学者本」だった。とても分厚いが内容はたいした事なく、だらだらと「自分がここまで関わったのだよ」という自慢話が記述してあった。読むのが大変だった。「文学賞メッタ斬り」は大森望・豊崎由美さんらによる対談集だった。日本文学界における「○○賞」について、選者・各賞そのものを皮肉り、なかなかおもしろかった。このシリーズは人気で長く続いているが、文学界から怒られないのだろうか。確かにたまたま大きな賞を受賞してもその後が続かない作家もいるし、受賞暦がなくても良書を継続して書き続ける作家もいるので、作家にとってのタイトル(○○賞受賞作家)は本当に必要なのだろうか。新たに「太平洋戦争秘録壮烈!日本海軍指揮官列伝 宝島社」の1冊を借りてくる。
July 18, 2007
「こんなオレでも働けた」のみ読了する。著者は蛭子能収で内容は蛭子流の人生訓だった。彼独特の生き方がたくさん書いてありじっくり読む。彼の生きてきた半生記とサラリーマン時代の話の2部構成で、「お金の為に働く」ことを明言し見栄や出世欲を捨て、社内派閥と関わらないなどを力説していた。嗚呼、分かるような気がする。彼独特の書き方で真実味たっぷりで書いてあるので真剣さが伝わってきた。とても良い人生訓だった。新たに「ロシア闇の戦争 アレクサンドル・リトヴィネンコ 光文社」・「イーハトーブと満洲国 宮下隆二 PHP研究所」の2冊を借りてくる。
July 17, 2007
「金正日と日本の知識人」・「大連と中国・東北歴史散歩」の2冊を読了する。「金正日と…」は正直微妙だった。弁護士で著者の川人氏は北朝鮮拉致救出活動をしており、「親北朝鮮」の論客を攻撃している。主に美声の姜 尚中氏や経済評論家・佐高信氏をケチョン・ケチョンに書いている。当然、姜・佐高氏の反論も掲載されているが、どーでも良いレベルである。読んでいてこっち(私)が虚しくなる。こんな論争を続けることに意味があるのだろうか?もっと本気に北朝鮮拉致救出活動をする方が良いのでは?と私は思うが…。「大連と中国・東北歴史散歩」はまさに観光旅行記。写真や地図も豊富で旅行気分で読む(見る)ことができた。旅行本なので特に感想はないが、一度行ってみたい地域である。新たに「北方領土交渉秘録 東郷和彦 新潮社」・「こんなオレでも働けた 蛭子能収 講談社」の2冊を借りてくる。
July 16, 2007
「右寄りですが、何か」・「右翼と左翼」・「企業の品格」の3冊を読了する。「右寄りですが」はさかもと未明女史の自衛隊体験記や税務署訪問などの突撃エッセイ。内容がいささか古い(7年前)しかし、今も充分読めるしなかなかおもしろかった。「右翼と左翼」は浅羽氏の新書だったが非常に良い本だった。世の中簡単に「右(翼)・左(翼)」と分けるが、なぜそうなのか?というギモンをわかりやすく解説してあり、とてもわかりやすく久々に目からウロコが落ちる1冊だった。日本のみならず海外の右翼・左翼事情も解説してあり国際政治の勉強にも役立つ本だと思う。新書なので安く買えるのでぜひ欲しい1冊だった。「企業の品格」は去年は流行った「国家の品格」の類似本だった。国家を企業に当てはめ、「良い企業とは」ということを解説してあったが、よくあるビジネス本だった。しかしながら企業の本質は「お金を儲けること」なので、あまりに企業を神聖化するのはどうかと思う。それを極めると「宗教」になってしまうと私は思うが…まあ、日本人にとっては「企業=宗教」と同様に考える人もいるだろうからあながち間違えはないだろう。新たに「大本襲撃 早瀬圭一 毎日新聞社」・「灘の男 車谷長吉 文芸春秋」2冊を借りてくる。
July 15, 2007
「謎とき徳川慶喜」・「霊能者になれなかった刑事」の2冊を読了する。「謎とき徳川慶喜」はなんと一般の女性(80歳)が出版した本だったが、好き過ぎて素人には難しいくらいの内容だった。こーいうのはビートルズオタの人が好き過ぎて自主出版本を出すのと似ていると思う。内容は世に出ている徳川慶喜関連の本を研究し、独自にまとめた非常に濃い内容だった。途中で飽きてくるくらい徳川慶喜一色である。ここまで徳川慶喜を好きになるのはスゴイなーと思う。「霊能者になれなかった…」は元警察官の自伝的エッセイ。早期退職し20年来勤めた警察の仕事をおもしろおかしく書いてあったが、後半「トンデモ本」になっていた。著者は高年「守護神からの啓示」を受け自動書記により神からの伝言を発表し、この本にもそれが書いてあった。「う~ん…、何とも言えない」内容だった。最初はおもしろかったのに、後半トンデモ本という微妙な構成だった。新たに「大連と中国・東北歴史散歩」1冊を借りてくる。
July 14, 2007
「政党が操る選挙報道」・「食い道楽ひとり旅」の2冊を読了する。「政党が操る選挙報道」小泉政権下で活躍した自民党広報班の活動のドキュメント風の記録本だった。主人公は参議院議員・世耕弘成氏で広報のプロらしく、自民党のイメージ戦略向上に大きく貢献した様子が余すところなく書いてあった。小泉政権に比べ現安倍政権はまったくイメージ向上作戦がうまくっていないような気がする。世耕氏はこの職を辞めたのだろうか。政治にも「イメージ戦略」が必要なのが良くわかった。「食い道楽ひとり旅」は日本各地を巡り、「地元しかない食い物」を食う紀行本だった。内容はトルコライス・鮨・串揚げなどB級グルメのレポートで感じが椎名誠のエッセイに文体が似ていた。こーいうB級グルメレポートはサクサク読むのにちょうど良い。新たに「金正日と日本の知識人 川人博 講談社」・「文学賞メッタ斬り!2007年版 大森望 パルコ」の2冊を借りてくる。
July 13, 2007
「天皇陵論」・「初代大使が見たカザフスタン」の2冊を読了する。「天皇陵論」はなかなかおもしろかった。江戸時代後期・明治期・昭和戦前と「天皇陵」を巡り、古墳を無理やり天皇陵に選定する話だった。江戸時代に古墳(推定天皇陵)や周囲の堀を埋め立て、畑や薪取り場に改造し生活の場として使用していたそうな。天皇陵選定時に幕府や明治政府が住人から買取り、新たに造成し直し「天皇陵」と認定し現在宮内庁が管理している状況が初学者にもわかりやすく書いてあった。昔は非常におおらかだったが昭和に入り「軍国化」が進み天皇陵整備が早まったそうな。しかし、今だ発掘調査が一切行われておらず、まだまだわからない事が多く今後の研究に興味が持てた良い本だった。「天皇陵は文化財?それとも単に歴代天皇のお墓?」というギモンが何とも言えない。文化財なら発掘もありだが、個人のお墓なら発掘はどーかと思う。「初代大使が見たカザフスタン」は題の通り駐カザフスタン初代大使になった著者の異国体験エッセイ。内容もおもしろくカザフスタンでの苦悩の生活(物資不足や通信不通など条件が非常に悪い)が書いてあったが、案外著者はそれを楽しんでいた風もある。一切カザフスタンの悪口もなく、かの地を愛していたことが良くわかった。なかなかおもしろかった。新たに「企業の品格 皆木和義 PHP出版」1冊を借りてくる。
July 12, 2007
「神は妄想である」・「その前提が間違いです」の2冊を読了する。「神は妄想である」は一神教(キリスト・イスラム教)信者を対象にした本だった。日本人は宗教に寛容なのでこーいうガチガチの宗教論は難しいかも。日本には日本独自の「神道」があり八百万もの神々がいるので、逆に一神教がなかなか理解できない面もある。著者はキリスト教圏の人なので「生活に一部に宗教あり」という考えを持っていたが、宗教が起こす紛争・戦争・虐殺行為などから「宗教は必要?」というギモンに駆られこの本を書き「無信教になろう」という結論に達していた。一神教圏では宗教を信仰しないことは「悪」とされており、いろいろヒドイ目にあったそうな。もちろん葬式もしてもらえない。いや~こーいうことは日本では考えられないことである。昔からキリスト教は「神の名のもとにおいて…」という殺し文句で、魔女狩り・植民地の拡大とメチャクチャな行為をしてきた過去があり必ずしも宗教=正しいとは限らない事を力説していたが、日本人には「ふ~ん、そーなんか~」程度の問題だろう。「その前提が間違いです」は一種の自己啓発系ビジネス書だった。我々は頭から物事を決め付ける方向にあるがそれを取っ払い、自由に物事を考えようじゃないかという本だった。いかにも自己啓発のニオイがプンプンとしていた。書いている事はごく普通(よくある内容ね)の本で特に感想もない。実際にこの本を読んで「うあーーっ!今日からガンバルぞーー」という脳内麻薬が出る人はいるのだろうか。ぜひそーいう人を見てみたい。新たに「食い道楽ひとり旅 柏井寿 光文社」・「霊能者になれなかった刑事 佐賀和彦 東洋出版」の2冊を借りてくる。
July 11, 2007
「はつ恋連合艦隊」・「売れないのは誰のせい?」の2冊を読了する。「はつ恋連合艦隊」は萌え系漫画で日本海軍の歴史から滅亡までまじめに書いてあった。明らかに萌え系を意識した本(萌えイラストが非常に豊富)だったが、萌えに興味がない人にはどーでもいい感じだった。なぜ、題に「はつ恋」と付いているのかは不明である。真面目に日本海軍の歴史を描いている姿には好感がもてる。「売れないのは…」は初歩マーケティングの新書だった。事例が内容が少し古かった。ダイエーやSEGA(ドリキャス)など敗北した企業のマーケティングや広告事例が書いてあった。まあ、私はこーいうマーケティングはあまり信用しない。マーケティングは「占い」と同じで統計学上、こうすれば高い効果が得られる可能性が高い。という傾向が探れるだけだと思う。薄い新書だったので深く書いてなかったが、マーケティングを初めて勉強する人向けの本だろう。まだまだマーケティングは奥が深い。新たに「謎とき徳川慶喜 河合重子 草思社」・「右翼と左翼 浅羽通明 幻冬舎」・「政党が操る選挙報道 鈴木哲夫 集英社」の3冊を借りてくる。
July 10, 2007
「満蒙独立運動」・「浜口雄幸」の2冊を読了する。「満蒙独立運動」・「浜口雄幸」2冊とも同じ著者(波多野勝氏)の新書でサクサク読むが「浜口雄幸」は過去2回くらい読んだ気がする。「満蒙独立運動」は満洲国建国前の出来事を中心に活躍した人物が大陸で活動した話だった。特に難しい話もなくさらっと読む。「浜口雄幸」はライオン宰相といわれた浜口雄幸の暗殺までの政治的出来事(金解禁・軍縮など)が伝記風に書いてあった。新たに「天皇陵論 外池昇 新人物往来社」・「初代大使が見たカザフスタン 松井啓 めるくまーる」の2冊を借りてくる。
July 9, 2007
「歴代知事三〇〇人」・「昭和史の教訓」の2冊を読了する。「歴代知事」は「歴代殿様本」の知事版だった。戦後の公選の全都道府県知事の名簿とどういう行政をしたかという記録集だった。各県ごと知事名・経歴・やった事の羅列だけだったのでおもしろ味がそんなになかった。適当に読む。「昭和史の教訓」は昭和10年を昭和史のターニングポイントとして著者が独自の「自省史観」を展開していた。2.26事件や皇紀2600年記念などがあり一気に政治家・マスコミ・一般国民が戦争に目覚め、太平洋戦争に突き進んだそうな。「う~ん、わかるような気がするが・・・」原因はこれだけでないと思うが、対中・米政策も頭打ちになったのも一つの原因だろう。独特の自省史観を堪能するが、そんなに日本・日本人は反省が必要なのだろうか。新たに「売れないのは誰のせい? 山本直人 新潮社」・「その前提が間違いです。清水勝彦 講談社」の2冊を借りてくる。
July 8, 2007
「ウェブ社会の思想」・「現代中国の産業」・「狂った裁判官」の新書3冊を読了する。共通することは、おもしろくなかったことである。「ウェブ社会」は実用書?ぽかった。インターネットをしないオカンらにはなんら関係ない「Web.2.0」とかの説明本だった。こーいうのは業界が無理やり盛り上げ、儲けようとするさまが丸見えで胡散臭さが見え見えである。そんな知識は一切必要ない。「現代中国の産業」は自動車・家電などの中国の企業紹介と劣勢の日本工業界がどう盛り返したらいいかという新書だった。私はいまさら中国に進出しても遅いと思う。もう、大手中国メーカーが抑えており、日本企業が入り込む余地はない。日本企業は日本だけで商売しても大丈夫だろう。すぐに中国はコピー商品を作るし、明朗なビジネスができない非常に厄介な国と聞くし日本企業も数多く撤退している現状もある。なんか中国に踊らされているような気がする。「狂った裁判官」は以前読んだ高学歴な方が書いた似たような本だった。この本も現在の司法に対する「恨み節」だった。読んでいて「ああ、この人は法曹界につくづく向いていないんだな~」と思った。今は水が合わなかった法曹界から退き、著述業で食っているらい。特に感想はない。新たに「神は妄想である リチャード・ドーキンス 早川書房」・「満蒙独立運動 波多野勝 PHP出版」・「浜口雄幸 波多野勝 中央公論者」の3冊を借りてくる。
July 7, 2007
「英国機密ファイルの昭和天皇」・「昭和十二年の「週刊文春」」の2冊を読了する。「英国機密ファイル」は英国側から見た皇族融和作戦話だった。戦後、昭和天皇を廃帝し弟宮・秩父宮雍仁親王を「次の天皇」 とする計画があったそうな。実際は秩父宮は昭和15年に肺結核になりそのまま静養に入った為、この計画がオジャンになりそのまま昭和天皇が在位したそうな。その後も英国は諦めず、明仁皇太子(現天皇)に外人先生を付けたり、孫たち(東宮徳仁さま・秋篠宮文仁さま)を英国に留学させたりして、「親英」にさせる作戦があったとこの本に書いてあった。確かに米国に留学する皇族はいないし、日本の皇族は外国人が好きな様である。英国は将来皇室を「キリスト教」に改宗させるという計画もあるらしい。日本をアジアにおけるキリスト教の拠点にしたいそうな。天皇家は神道の総本山なのに、キリスト教って?思いきや皇后美智子さまもキリスト教系の大学出身だし、雅子様も海外生活が長くキリスト教に理解があり、宗教をめぐり宮内庁幹部ともめたこともあるらしく案外将来「愛子様洗礼を受ける」ということもありそうな感じがする。そーいう話が盛りだくさんだった。まあ、お薦めの本である。「昭和十二年の週刊文春」は当時(昭和12年)の文春のおもしろそうな記事を載せ集めた新書だった。まだ戦争前なのでのんびりした記事が多く今の文春とそんなに変わりはない。案外女性読者の投稿も多くまだ「自由」の匂いも残っており、興味深く読む。当時の広告(軟膏などの薬品が多い)もそのままあり、なかなか良い本だった。新たに「狂った裁判官 井上薫 幻冬舎」・「歴代知事三〇〇人 八幡和郎 光文社」の2冊を借りてくる。
July 6, 2007
「あまりかん」1冊のみ読了する。放送作家・高須光聖氏(尼崎出身)の半生記。この高須氏はダウンタウン(松本・濱田)と小学校時代から同級生で、高校までの尼崎生活の思いでが高須氏目線で記述しており興味深く読む。特に松本の笑いに対する情熱が凄く将来その道の大物になる予感がしたそうな。この高須氏も後にダウンタウンの番組の放送作家(ブレーン)になり、今も一緒に行動しており、この本を書いたと思われる。前半小・中学校の思い出はおもしろいが、高校・浪人期なるとパワーダウン(各々別の世界に行った為)するところが何ともいえない。まあ、こんなものだろう。ただ関西人にとってはおもしろい1冊だろう。新たに「ウェブ社会の思想 鈴木謙介 日本放送出版協会」 1冊を借りてくる。
July 5, 2007
「昭和天皇とラストエンペラー」・「福沢諭吉国を支えて国を頼らず」の2冊を読了する。「昭和天皇とラストエンペラー」は言わずもがな昭和天皇と満州皇帝・愛新覚羅 溥儀(フギ)と当時の皇室外交記録を中心に展開し非常に興味深くサクサクと読んでしまう。東京裁判時、溥儀の言動や行動にはあやふやなことが数多く、「被害者ヅラ」をしていたが来日時(2回)は日本各地の観光や日本の皇族との交流を楽しみ、「おのぼりさん状態」だったそうな。他にも「溥儀と日本の皇族」の交流がいっぱい記述があり、資料的価値も高いと思う。非常に良い本だった。「福沢諭吉…」は分厚く読むのが大変だったが、特に難しくもなく読了する。かなり前から10万円札・5万円札構想がありその肖像画早々に決定していること知り驚いた。(坂本竜馬や大隈重信ではない) 内容は幼年期~成人期(慶応義塾大学創設)と在野教育者・思想家としての人生が記述してあった。まあ、こんなものだろう。特に感想はなし。新たに「昭和史の教訓 保阪正康 朝日新聞社」・「「中曽根康弘」語録 柳本卓治 産経新聞出版」・「現代中国の産業 丸川知雄 中央公論新社」の3冊を借りてくる。
July 4, 2007
「神々と肉食の古代史」・「なぜ朝鮮民族は日本が嫌いなのか」の2冊を読了する。「神々と肉食の…」は日本の神様(神社)には古来、動物の「生肉(鹿・牛など)」をお供えする習慣がありその理由を解説した本だった。神様は肉食なのである。なぜ肉食になったのかを順を追って書いてあり、おもしろく興味深く読む。途中平安時代前後から時の天皇が「肉食(と殺)・飲酒禁止令」 を度々発令したため、一般人への肉食文化が厳しくなり明治期までこの習慣が続いたそうな。(一部では薬として肉を食っていた地域あり)この本はとてもおもしろかった。「なぜ朝鮮民族は…」は軽い比較文化論だった。韓国人から見た日本国・日本人観が詳しく書いてあったが多分この本の通りだろう。韓国にも中華思想を持つ人が多いうえ、文化や科学技術の伝播は歴史的に中国→韓国→日本という順に広がった考え方があるため韓国は日本を常に下に見ており、高度成長を遂げた日本が羨ましく腹立たしい屈折した感情が入り混じり余計、日本が疎ましいらしい。この本にも書いていたが、日本が韓国を統治したのは36年、中国が韓国を統治していたのは100年以上なのに…文句を言わないのはなぜ?韓国の歴史教科書に塗り替え(常に韓国が正義)が多いそうな。そーいう国って一体…どーよ。新たに「昭和十二年の「週刊文春」 菊池信平 文芸春秋」・「あまりかん。高須光聖 ベストセラーズ」の2冊を借りてくる。
July 3, 2007
「戦跡に祈る」のみ読了する。元記者が満州・フィリピン・ミャンマーなどの地域に慰霊の旅へ出かけレポートする内容だった。著者の父・陸軍中将(牧野四郎氏)で唯一、死地がわからない師団長でその死地を探す旅でもあった。各戦場へ元将兵・著者・遺児たちと旅をした記録で分厚く読むのが大変だった。大戦末期日本軍は劣勢を強いられ、補給物資もなく餓死した将兵の無念さが伝わる内容だった。新たに「英国機密ファイルの昭和天皇 徳本栄一郎 新潮社」の1冊を借りてくる。
July 2, 2007
「吾輩のご主人」・「 最強の都市伝説」・「ウェブ社会をどう生きるか」の3冊を読了する。「吾輩のご主人」は有名人(南方熊楠・岡倉天心・リンカーンなど)と飼い猫のエピソード集だった。そもそもこの本は「月刊・ねこ新聞」内で掲載されたものを加筆再編したモノらしく、内容もよかった。私的には大の猫好き作家・三島由紀夫が抜けているのが、何ともいえない。有名なのにな~残念である。「都市伝説」は有名な都市伝説が網羅してあった。それと海外の都市伝説も載せてあり、仕事の休憩中に読了してしまった。今はインターネットや携帯が広く利用されている為、噂や都市伝説の伝播が異常に早くなっており、日本どこでも同じ情報が即時に共有できるようになり新たに作られた都市伝説が流布されるようになったそうな。内容は知っている話ばかりだったが、元ネタが書いてあり非常に良い本だった。「ウェブ社会」は今流行のWeb.2.0の説明と検索サイトグーグル紹介、日本人の英語教育の薦めだった。私はこのWeb.2.0の無理やりさに胡散臭さを感じる。別に現状のWeb.1.0でもなんら不自由を感じないし、商売丸出し観がある。内容はグーグルマンセーだった。まあ、こんなモノだろう。新たに「福沢諭吉国を支えて国を頼らず 北康利 講談社」・「昭和天皇とラストエンペラー 波多野勝 草思社」の2冊を借りてくる。
July 1, 2007
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