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こんばんわっす。さて、明日から3日間ほど東京に営業?に行く予定です。久しぶりの東京なのでちょっとワクワク、でもあのじめっとした暑さに耐えられるかな? ということで、本日は鶏さんが食べている餌の品質に関することです。それでは、はじまりはじまり~。さて、皆さん、鶏さんが主食にしているものって何かわかります?・・・鶏さんはね、トウモロコシなんです。 だいたい、6~7割くらいはトウモロコシですね。まぁ、放し飼いのところはまたちょっと違うかもしれませんが皆さんがよくお目にかかる卵ちゃんはほとんどトウモロコシで出来ているっていっても過言ではございません。それくらい、トウモロコシが飼料の主流になってます。 そして、このトウモロコシですが大部分はアメリカ産ですよ。もちろん輸入です。当然農薬散布しまくりです。収穫時も、船で日本に揺られて向かっているときも農薬散布しまくりです。 だとすると、当然鶏さんが食べる時点でも農薬は残留している可能性があるってことですわ。 するとですね、最悪の場合、卵にも残留するケースが出てくることもありってことですよ。憶えておいてねん♪ そこでですね、こういった残留農薬のことが気になる生産者の皆さんはどうしているかというとPHF(ポストハーベストフリー)っていう管理がされているトウモロコシを指定して購入し鶏さんに食べさせるんですよ。(もちろん、我が家はPHFコーンを100%使用してます) ちなみにPHFっていうのはね、ポストハーベスト-フリーの略で収穫時に品質保持を目的として使用する農薬を一切使用していないってことの証明みたいなもんです。 つまりは残留農薬対策をしているものですってことだよ!! このPHF対策済みのトウモロコシってね、かなりきっちりとしているみたいで農場から港、船、そして港とそれぞれの段階できちんと分別管理されているものなのです。それぞれの段階でいつどこで積み出しされたか、量とか内容はどうか、農薬は使用していないとかなんとかって諸々のことが書いてある証明書ってのがね、全部出てくるんですわ。 この前全部取り寄せたらあまりの数の多さにびっくりしましたけどね。全部英語だしね、ところどころの単語しかわからなかったけど。(汗)(後で日本語訳のものがきたから一安心したけどね)ようはPHFのコーンってのは一般のものとは明確に区別して輸入してきているわけなんです。もちろん、価格はそのぶん高いっすよ。でもね、ちょっと考えると疑問があるんですよ。それはね、もともと農薬等を使用して品質保持をしないと劣化するようなものがね、どうやったら農薬を使わずに日本にもってこれるかってことですよ。単純にさぁ~、農薬を使用せずにもってこれるのであればね、そもそも農薬を使用する意味自体が無いよね。でも、通常は使用しまくりですよ。でもPHFは使用しなくくても品質が保持できるってんですからね、不思議でしょう? (ちなみに、遺伝子組換えしたトウモロコシでその点が改良されているってことはこの場合無しですよ!! 我が家は遺伝子組換えしていないトウモロコシしか使用してませんからね) 実はですね、ちょっとその辺りのことが気になりまして調べてみたんですよ。そしたらですね、あったんですよ。薬品を使わずに防虫などが出来る技術がね!!なんだと思います?ヒントはくんせいです!!はてはて??って感じかなぁ?それでは第2ヒントです。くんせいって長期保存できる食べ物ですよね。これってどうやって作ります?・・・はいそうです。煙でいぶすでしょう。これと同じようなことをするんですわ。 つまりはね、PHFの農作物っていうのは品質保持のために薬品を使わずに煙でいぶすことで防虫等を行なっているってことでした。 これにより農薬を使わなくても品質を劣化させずに日本に持ってこれるってことらしいのよねん♪どうでしょう? かなりはしょってPHFの意味とその具体的な対策についてご説明いたしましたがご理解していただけましたでしょうか? ということで是非一度スーパーでこの表示がされている卵を探して見てください。 おそらく、お目にかかることってないですよ。あったとしても100%使用って文字はまずないでしょう。一部を混入させて使用って表示しているところは見かけることがあるでしょうけどね。それでは、また。<終>
2004年06月30日
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こんばんわ。今日はね、卵を産む鶏さんについてお話したいと思います。それでは、はじまりはじまり~。 さて、皆さん、突然ですがここに有精卵が10個あったとしましょう。 この10個のヒヨコちゃん予備軍の卵くん達を温めるとだいたいどのくらい孵化するか想像つきますか?8個くらい?いやいや半分の5個くらい?いや~1~2個くらいでしょう。 とまぁ、色々と想像できると思いますが、だいたいヒヨコやさんの話ですと、孵化率はぶっちゃけ4割くらいですわ。 まずはここがポイントです。孵化率は4割ってこと憶えておいて下さいね。残りの6割はそのまま孵化せずに廃棄ですよ!!そしてですね、孵化したものが全部メスとは限りませんよ!! 自然界にも法則ってのがありますからね、オスとメスの比率はどのくらいか想像つきますか?そうです。そうです。単純に半分半分って感じです。となると、もうおわかりですね。 卵を産む鶏さんがこの世の中に生を得る確率ってね、10個あるうちの2割なんですよ。 その貴重な2割の鶏さんたちが私達が食べる卵を産んでくれるんですよ。いつも何気なく食べている卵ちゃん。 でもこの卵一個のおくにはね、8羽分の鶏さん達の命の上に成り立っているんだなぁ。 確かにこの世の中にはね、美味しくない卵ちゃんってたくさんあるけどね、美味しくない卵の責任は鶏さんにはまったくないのだ!このことは皆さん憶えておいて下さいね。責任はすべて飼育している側にあるんだよ。 鶏さん達は日々、与えられた環境の中で一生懸命卵を産んでいるだけなんだよね。 だから、こちらも飼育している以上手を抜くなんてことは許されないのだ!! 手を抜くと、目の前の鶏さん達ばかりではなく、その影で日の目を見なかったたくさんの仲間達の鶏さんにも顔向けできないんですよ。 それこそ、日々、いっしょに暮らしている鶏さんたちには敬意をもって飼育していかないとバチがあたりますわ。 ちょっと、話がそれましたが今日のお話ご理解いただけましたでしょうか? 鶏さん1羽が産む1個の卵には8羽の鶏の犠牲が常にあるってこと、忘れないで下さいね。目の前に卵が1個あるだけでも自然界においては実は非常に貴重なことなんですよ。 <終>
2004年06月25日
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こんばんわっす。 今日は最近というか以前からというかずっと私が疑問に思っていたことがありましたので、思い切って皆さんに聞いてみたいと思います。聞いてみたいことっていうのはずばり安全とか安心とかって何を基準に判断してますか?ってことです。 これって物凄い単純なことなんですけど、生産者としては一番わからないことなんですわ。 だから、とりあえず、安全性のアピールになりそうなことは全部説明しておきたいところだけど、全部が全部説明するとね、おそらく皆さん最後の方では頭がいたくなる次元の話になると思うんですよね。 そうなると、本来食べる側が知っておいた方がよいことなんかが以外と伝わってなかったりするんだよなぁ。 まぁ、生産者としては今現在自分が生産しているものが過不足なく売れて経営が成り立っていれば、さほどこの辺りのことも気にしなくてもいいんだけどね。 でも、昔っから疑問なんですよ!!どのくらい疑問かっていうと私が小学生くらいの頃からです!!ということなので、 もし皆さんの中でこういったものがあると安心出来るわぁとか、信用出来るわぁとかってものがあれば教えて下さいませんか?お手数ですがよろしくお願いいたしますm(--)m 安全性の証明とか安全を追及していることを皆さんに納得いただけるにはいったい何があればいいのでしょう?
2004年06月23日
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こんばんわ。 本日は過去に我が家が体験した実話をお話したいと思います。今日のお話は人間の食生活にも関係があるかもしれませんよ。鶏さんだけの話では済まされない気がします。それでは、はじまりはじまり~! 本日のネタは鶏さんの肝臓の状態についてです。過去に鶏さんの餌には市販されている完全配合飼料というのを購入して食べさせてるところが日本では大半ですって話をしました。憶えている方もおいででしょうか? 我が家もはるか昔は自給自足の庭先の放し飼い養鶏から始まり、すのこを使った平飼いタイプ、そして、現在の鶏カゴ形式での養鶏へと発展してきたわけですが、その過程で完全配合飼料というものを購入して食べさせていた頃があったんですよ。(私が小学生の頃に今現在の自分のところで原料を選んで購入して作る自家配合飼料の切り替えました。その頃くらいから自分の家の卵も好きになったかなぁ?) そのときの話なのですが、ヒヨコちゃんは、まだ生後間もない頃というのは練り餌を食べさせるんですよ。人間でいえば離乳食って感じかなぁ? 元々鶏さんって乳を飲んで育たないのでね、いきなり離乳食からスタートって感じなんです。それでね、練り餌を作ろうとしてたある日、あまりの忙しさに我が母親がたまたま手袋をするのを忘れて練っていたらしいんですよ。 すると、みるみるうちに手の皮がむけてボロボロになったらしいんです。 そのときはそれが餌の中に添加されていたものの影響なんてことは知りませんでしたからあわてて手袋をして餌を練り治したんですけどね。 とにかく、ヒヨコの頃から食べさせている飼料というのがこんなにも酷いものだとはなかなか当時の人は気がついていなかったのが現状なんです。 たまたま我が家は自分のところで育てて食べさせていたので知りえましたが。 そして、話はまだまだ続きますよ。このような餌を食べ続けた鶏さんが卵を産み始めて1年後どうなったかといいますと、なんと肝臓がフォアグラ状態になってるんです。黄色く肥大化しているんですよ!! 我が家がなぜこんなことまで知っているかといいますと、昔は自分のところで鶏の解体まで行なっていたんでその辺のことは目で見て確認することが出来ました。 現在は法律が厳しくなって我が家の設備では対応できないということで解体はすべて業者さんにお願いしてますけどね。(これまた私が小学生の頃くらいに解体設備はなくなりました) とまぁ、このような経験から市販の完全配合飼料っていうのは名前ばかりで品質については??な点が多々あったものですから、我が家は今のスタイル(手作りの自家配合飼料)に切り替えた訳です。 これって恐ろしいことですよ。 添加物だらけの餌を食べていると100%の確率で肝臓病になるってことを鶏さんは私達に教えてくれたのですから。それも半端なレベルではなくて超フォアグラ状態ってオチですから(恐) 今現在は完全配合飼料は購入してないので、現状がどうなっているかは全くわかりませんが当時は品質には雲泥の差がありました。 当然、そのような餌を食べて半分成人病になってしまった鶏さんが産む卵の品質が良いわけもなく、卵の殻も良いわけがなく、製品になる率も良いわけでなく、問題おおありって感じですが、餌を作るというめんどくさいことがないのでついつい皆さん完全自家配合飼料に頼ってしまうんですよね。何せ便利で手軽ですから。さてさて、皆さ~ん これと同じようなことが現代の我々の食生活にも当てはまる部分はないですか?確かに手軽で便利な加工食品は時間のないときには重宝しますが、あくまでも主役にはしない方がいいですよ。鶏さんはね、食べる量は制限されていて肥満になんかならないんですよ。それでいて肝臓病ですから。我々はどうでしょう?お腹一杯満足に加工食品を食べていませんか?そんでもってちょっと太り気味なんてことになってませんか? もし、ドキっとした方、お気をつけ下さいまし。鶏さんがはるか昔から警告してくれてますよ!!※鶏さんも自家配合飼料に変えたらフォアグラ状態にはならなくなりましたよ。※それから、コンビニ関連の弁当の製造過程での実話は5/28の日記での手前まりんぱさんのコメントで克明に説明してくれています。是非一度そちらをご一読くださいませm(--)m<終>
2004年06月18日
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こんにちは。 本日はなんとこんな昼間っからの更新です。決して仕事をサボっているわけではありませんよ~!ぼちぼち餌やりに行かないといけない時間ですから(汗)ということで、さっそく本日のお話にいってみましょう。本日は卵のお味について説明しようと思います。ところで、早速の質問です。皆さんは卵の味の違いってわかりますか?・・・えっ、ほとんどわからない?でも、なんとなく生臭いのはわかりますよ!って。 うんうん、確かにそうですよね。通常は似たりよったりが多いですしね。そんなときにたまたま高そうな卵とか放し飼いの卵とかって購入して食べるとあまりの味の違いにびっくりされる方も多いのではないでしょうか? そこで、今日は卵の味を決める要因についてお話をしちゃおうと思います。こいつを読めば今日から皆さんも卵を買うとき注目する点が違ってくるかもしれませんね。それでは、はじまりはじまり~。今日はあまり時間が無いので手短にいっちゃいたいと思います。 卵の味というのは実はね、黄身重視でつくるか白身重視で作るかっていう二つのパターンがあるんですよ。こんなことって皆さんご存知でしたか?わかり易い例で例えるとラーメンなんかがいいかなぁ?皆さん、ラーメンってこってり系とあっさり系ってのがあるでしょう? これと同じようにね、卵にもあっさり系とこってり系というのがあるんです。 あまり詳しく説明すると遺伝子レベルまで話がとぶのでね、ここでは省略しますが、この違いはどこで見分けるかといいますと実は「卵の殻の色」なんです。もう、ピンと来ましたか?そうです。お察しの通り!(パチパチパチパチ拍手~)白はお味控えめあっさり系♪赤はトロっとこってり系♪ピンクは両方合わせたバランス系♪って感じです。後は食べている飼料の内容によって味にも当然違いが出ますがその味の出方っていうのも鶏さんの種類によって傾向ってものがあるんですね。 だからね、今度卵を選ぶときは殻の色による卵の特徴の違いなんかも考慮に入れて選ぶと楽しいかもしれませんよ! 殻の色と食べている飼料によって卵の味は大きく変化するってこと憶えておいて下さいね。それでは、また。追伸 ここでいう味の分類は卵の黄身を中心に分類わけしています。あくまでも傾向ですからね、食べている飼料によっては白でも濃厚なものもあるとは思いますよ。
2004年06月14日
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こんばんわ。とってもお久しぶりの更新です。もしかしてもう日記を辞めたのではないかって思った方もいるのでは?ご安心くだされ。たまたま仕事が忙しかっただけで辞めたつもりはありません。っていうか誰も心配なんてしてないかもしれませんが・・・(汗) ということで本日も前回に引き続きまして、卵の価格が安い理由を生産者の立場で考えてみたいと思います。それでは、はじまりはじまり~。 さて、この前は、飼料の価格が円高によって相対的に下がってきたのでその分価格が安くなったってことをお伝えいたしました。本日は鶏さんの品種改良についてお話をしたいと思います。 ずばり、結論からいうと昔の鶏さんは今の鶏さんよりも卵を産みません。飼料を食べる量はたいして変わらないにも関わらずですよ。 まぁ、正確には産み始めてから一年間とかっていう飼育期間限定で産む総数ですけどね。 一生涯かけて産む卵の量はもしかしたら変わらないかもしれませんがそれは試したことがないので何とも私には言えません。 とにかく、ぶっちゃけてしまうとね、昔の鶏さんよりも今の鶏さんの方が少ない餌でより多くの卵を産んでくれるのだ。 だから、昔よりも安いコストで卵が生産出来るようになったって訳です。 それに前回お話したように円高により飼料価格も安くなって安定しましたからね、飼料価格の低下と生産性の向上の両方でコスト削減効果が出たってことなのです。そのため、卵は物価が上がり続けてもコスト削減効果の方が大きくなったので価格が上がらずにいけたってことです。どうでしょう?これって凄いことだと思いませんか? ちなみに、この卵の生産性向上にとても貢献したの冴えたるものが皆さんもご存知の白い玉子です。 白玉を産む鶏さんはね、少量の飼料でたくさん卵が産めるようにと日々改良していって、それこそ限界といわれる次元まで品種改良が進んだものです。 この鶏種を中心に育てたことによって日本での卵の生産効率は飛躍的に高まっていき結果として卵の価格の安定に繋がったと考えられます。こんな説明でわかってもらえたかなぁ?最後に生産効率ではとてもすぐれものの白玉さんについて品質上の長所と短所をお話して終りたいと思います。 白玉の欠点とはずばり殻が柔らかいことです。これは品種改良が進みすぎて卵をたくさん産むようになったのでどうしても避けられないようですね。白玉で殻が頑丈っていうのはあまりお目にかかれないと思いますよ。まぁ、割りやすいから加工向けとしては喜ばれますけどね。 そう考えると、皆さんもスーパーとかで卵を買うとよく割れていることって多いのは白玉ではないですか? 白玉を避けると意外と割れないかもしれませんよ。お勧めはピンク色とか赤色とかの卵です。殻が白よりははるかに丈夫ですから。 それから長所ですが、白玉というのは血や肉片が入った卵が圧倒的に少ない点ですね。 もしも、どうしても血卵や肉片の入った卵を避けたいと思うのであれば白玉を購入することをお勧めします。比率的にはめちゃくちゃ少ないですからね。ということで本日もありがとうございました。それでは失礼いたしますm(--)m<終>
2004年06月10日
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こんばんは。 今日からもう6月ですね。早いもんでもう今年も半分近くが過ぎ去ろうとしています。来年の今頃はもう2005年ですよ。 ミレニアムイアーなんて言葉はどこにいってしまったのでしょうね? ということで、本日より何回かにわけて卵が戦後からずっと価格が上昇しない理由を生産者の立場からみて考えられることをお話したいと思います。 今日からはとにかく「簡潔に短く」をモットーに頑張りたいと思いますが・・・でも多分無理かなぁ?何せ文章力がからっきり無いですから(汗)それでは、雑談はこれくらいにしてはじめましょう。(う~ん、この時点ですでに長いぞ。ごめんなさいm(--)m) さて、卵の価格ですが皆さんも一度くらい卵は物価の優等生って言葉を聞いたことがあると思います。 どのくらい優等生かといいますと昭和40年代の頃のタバコやビールなどと比較すると一目瞭然です。 タバコやビールは2倍以上値上がりしているにも関わらず卵は同じくらいか最近ではむしろかなり安くなってますから。 昨年は戦後最低の市場価格でしたからね、他のものでこのようなことが起きたらとんでもないですよ。おっとまた脱線してしまいました。話をもとに戻しましょう。 えっと、卵の価格が安い理由ですけどね、そいつはね、業界の構造にヒントがあります。日本の畜産業界というのはね、ほぼ100%外国の農産物に頼りきっています。そして、戦後一ドル360円から始まり、240円、そして今の変動為替に変わりました。実はここに大きな理由が隠されています。もうピンと来ましたか?はい、ピンときた方は素晴らしい(拍手) そうです。同じ飼料を購入するにしても払うお金が少なくて済んでいるんですよ。極端にいえば1/3ですから。 まぁ、実際農場が購入する価格はそこまでは安くはなってないですけどね。 卵というのは飼料代だけでだいたい原価の6割以上は占めます。 だからね、飼料代が戦後から円高によって徐々に安くなってきたのが価格に反映されてしまったという面があります。最近の卵の市場価格は10年前と比べるとかなり安いですから。バブル崩壊で価格競争が激化した面もかなり影響したとは思いますけど。 あっと、ここで一つ確認を! 戦後からずっと飼料価格が一一貫して下がり続けてきたと思ってもらったら大間違い!! 世界経済の状況と毎年の農作物の出来具合でかなり価格自体は毎年変動してきましたよ。ただ最近の経緯を見るとここ10年くらいは下がって来て比較的安定していましたから。その辺り忘れずに。 ちなみに、過去二回のオイルショックでは飼料価格は2倍に!!(その後元の水準には戻らず) それ以外にも戦争が起こったりしたら飼料価格はすぐに跳ね上がります。最近ではイラク戦争がいい例です。あれが始まってから飼料価格が上昇に転じてしまいましたからね。 今もあまり下がらずに高値のまま推移しています。また7月から上昇するという話ですから。(先が思いやられる) それと湾岸戦争の時もそうでした。あれはそれほど長期に渡って展開されなかったのですぐに落ち着いてきましたけどね。 まぁ、こういった世界情勢で飼料価格が高騰しているにも関わらず、なぜか卵の価格はあいかわらずって感じなのが生産者としては非常に疑問ですけど。本当に儲からない商売ですよ(冷汗)おっとまたまた脱線してしまった・・・ とにかく、大筋としてはね円高によって日本が物を買うときに払う出費が少なくなった。 ↓輸入原価が安くなった ↓それにつれて飼料価格も安くなった(飼料コストの低下) ↓卵も安く販売しても採算がなんとかなるようになった ↓その分、生産量を増やして薄利多売に走った ↓さらなる激しい価格競争に入ったそれがここ10年くらいは繰り返し続いたって感じかなぁ?そして、この流れでとうとう昨年、卵の生産量に関してはバブルな時代が来たわけですよ。結果としては市場に卵は溢れるだけ生産しまくったおかげで大暴落ってことになりましたけどね。どうでしょう?話がまたまた長くなったけど大筋はわかっていただけましたか? とにかく、人件費等が上昇しても費用の大部分を占める飼料費が下がっていったのが卵の価格の安定に貢献をしたとだけ今日のところは覚えておいていただけたらと思います。 とまぁ、難しい話ばかりで恐縮です。すみませんm(--)m 最後に、今年は飼料価格がかなり高いのでね、卵もこれから年末にかけて上がってきますよ。昨年とうって変わってこの時期にしてすでにかなりの高値をつけてますから。スーパーで卵を購入している方は今年は特売を上手く活用しましょうね。それでは、本日は卵が物価の優等生の理由その1でした。<終>
2004年06月01日
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