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こんにちは。 今日は昨日の内容と関連していますよ。 昨日は具体的な話をしすぎて、最後の方になるとね、何がいいたかったのかピンとこなかった方もいたようなので。 今日はそのへんの反省も含めてざっくばらんに食生活の変化をお話したいと思います。それでは、はじまりはじまり~。さて、またまた最初に質問です。世界で一番健康的な食文化と言われていたのはどこの国のものかご存知ですか?はい、ご存知わが国のこと。そうです。日本食ですね。昔をちょこっと思い起こして見てください。日本食ってもともと何を主食にしていたかわかります?・・・そうですね。もちろん、穀物ですよ。 よく考えるとすぐにわかりますが、穀物を中心とした食生活が日本食のすべてです。 主食の米や雑穀類はいうに及ばず、調味料ならば穀物から作られる味噌、醤油。天然の加工食品としての日本酒、豆腐、納豆。 そして、穀物の籾殻などを利用した糠付けなどの漬物も大雑把に言えば加工食品と考えられるでしょう。 こういった栄養的に優れた食品が日本食の中心になっていたんですよね。 ちなみに日本食の唯一の欠点はね、動物性たんぱく質がちょいと不足気味だったことです。それ以外の部分に関しては非常に優れていたのです! だからね、昔の人は病気などになって栄養のある食べ物を食べて精をつけて下さいって言われると普段不足している動物性たんぱく質を摂ることが多かったのです。卵なんかはその代表例ですよね。 ところが、最近では食生活が欧米化して事情が一変しちゃいました。日本食を食べる機会がものすごく減りましたよね。 どちらかというと野菜はあまり食べていない方の方が多いと思います。 つまり、今の食生活は昔とほぼ栄養のバランスが逆転してしまっているんですね。 今は栄養を摂って精をつけることの基本はまず、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素をたくさん摂りましょうってことなんですよね。このことはしっかりと理解しておいた方がいいですよ! 鶏さんもね、ビタミン、ミネラルが不足すると他の栄養がいくらあっても太りやすくなります。そうなると卵もあまり産まなくなりますからね。 ということは、栄養不良はものすご~い長い目で見ると繁殖力が無くなるってことで、種の滅亡にまで発展しますよ。(汗)そう考えると恐いですよね?皆さんも普段の食生活を一度見直してみてはいかがですか?<終> 何が不足気味かってことがわかれば、まだ対処のしようもあるのではないでしょうか?
2004年03月30日
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おひさしぶりで~す。 ここんとこ、雪も解けてきて何かと忙しくなってきました。どうやら、鶏インフルエンザの影響も薄れてきたみたいです。それでは、本日もはりきっていきましょう。 さて、本日のテーマは食べ合わせについてのことです。今回は具体的な組み合わせというよりは栄養のバランスをとることがなぜ必要かってことを中心にお話したいと思います。 まずは、栄養素についてものすごく簡単にお話します。これが理解できないと話が進まないので。 皆さ~ん、栄養って言葉はよく聞くと思いますが、具体的に種類は何があるかぱっといえますか?えっ、言えない!そりゃ~、困った(><) それだといくらお医者さんに栄養をつけなさいとかアドバイスされてもチンぷんカンプンでは?ということで、まずはここから行ってみましょう。 一言で栄養といっても、実はグループがあるんですよ。身体にとって似たような働きをするものごとにわけてあるといえばいいかなぁ? 種類としてはね、炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがあります。(最近は食物繊維も含めているケースが多いですがここでは除外しておきます。) そしてね、炭水化物、脂質、たんぱく質の三つを3大栄養素、残り二つを微量栄養素っていいまして、この5つを集めて5大栄養素っていいます。 まずはこのことだけでもしっかりと頭に入れておいて下さいね。(知っている人はごめんなさいね。あくまでも全然知らない人を基準にしてますので。) この栄養素もね、それぞれの働きについては詳しく話すときりがないので省略しまして、おおざっぱにだけ、話をします。 炭水化物は身体を動かすためのエネルギー源、エネルギーだからね、これが不足すると最悪死にますよ。 脂質、たんぱく質については、難しいなぁ、簡単にいうのは。まぁ、身体を作る材料になるってことだけでも憶えておいて下さい。 そして、ビタミン、ミネラルですが、これも働きとしては一言でいうのは難しいですが、先ほど説明した3大栄養素が身体の中で使われるときに必ず必要なものとだけでも憶えておいて下さい。以上、ものすごく簡単な説明でごめんなさい。今日お話したいのはこのことが中心ではないのでね。(栄養に関して詳しく知りたい方は私の日記でリンクしてあるナイスミドルteruさんの日記を見て下さい。半端じゃないくらいに凄いっすよ。) さて本日、何がいいたいかといいますと、栄養のバランスが崩れるとはどういうことかってことをお話したいんですよ。そこでね、たとえ話で説明したいと思います。 皆さん、とりあえず、日曜大工で簡単な本棚を作ることを想像してみて下さい。 材料は木の板、釘、やすり、かなづち、のこぎり、などがあれば大丈夫かな?では、材料が揃ったところでさっそく作ってみましょう。まずは、木の板をのこぎりで適当な大きさに切りま~す。次に角や表面をやすりで整えま~す。組み合わせて釘を打って固定しま~す。 はい、完成!簡単ですね。どうですか?簡単に今、本棚を作ったシーンをイメージできましたか?さて、ここからが本題です。今本棚を作りましたよね。このことを人間の身体を作ることに置き換えて色々と考えてみましょう。 するとね、本棚のもともとの材料となる木の板は絶対にないと話になりませんよね。これが栄養素でいう3大栄養素になります。後の釘を含めた必要なもの全ては栄養素でいう微量栄養素にあたるでしょう。どうかな?これで何が言いたいか、わかるかなぁ? 本棚を作るときに先ほどいった材料や必要なものってね、どれか一つなくなても本棚ってうまいこと作れますか?作れないですよね。 特にかなづちと釘が無ければいくら材料があったところで無駄でしょう?これでわかったかなぁ? ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素もきちんと必要なだけ摂らないとね、その分3大栄養素も身体の中で使えなくて無駄になってしまうってことです。 この本棚を作るってことが我々の身体でいう細胞を作るってことだと思ってもらえれば、栄養のバランスが悪いとどれだけ無駄が多くなるかわかりイメージしやすいでしょう? 木の板ばかり用意してもさ、他の必要物が揃ってないと本棚は作れないからどうしようもないんだよね。 結局材料がどれか一つ不足しただけで、作業は進まないから他の材料はすべて無駄にになるわけだから。 この無駄なことを、普段の我々の食生活ではよく行っているんですよね。 だから、卵は確かに栄養的には完全食品って言われていますが、いかんせんビタミンCは無いですからね。 卵の中の栄養素を充分に活用するには少なくてもビタミンCくらいは同時に補給しないとせっかくの栄養が無駄になる場合が多くなります。これは、卵に限ったことではないですよ。すべての食生活に当てはまりますから。 ということで、食事はバランスよく摂りましょうね!!<終>
2004年03月29日
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こんにちは。 今日は前回に私が偶然スーパーで発見した卵かけごはん醤油の正体をお伝えしたいと思います。 もし、興味をもたれた方がおられましたら、一度探してみて下さいね。それでは、はじまりはじまるり~。思い起こせば、この出会いは偶然から始まった。夜中にふと買い物にいったのがきっかけだった。閉店間際のがらっとした店内。とあるゴンドラでひっそりと彼は並んでいた。そう、彼の名前は「おたまはん」。またの名前を「たまご亭、卵かけごはん醤油」という。彼曰く、 金属のタンクの中で熟成すると味に丸みがでない。木桶の中でじっくり熟成することにより我々は昔ながらの醤油の味がでるとのこと。もちろん、彼の原料は国内産丸大豆君と少々の小麦さん。 その他にシンプルながら強力な助っ人、みりん様とかつおだし殿のお手伝いをお願いしているとか。もちろん、 ふらちな化学調味料ごときは門前払い!!旨味は自然のハーモニーで醸し出すものだとおっしゃってました。もしも、興味がおありならば、一度我を堪能せしめ、この微妙な旨味を見事感じてみよ~!見事感じることあいなれば、晴れてお主は日本人なり~。 と、このようにあついメッセージを頂きました。最後になりましたが、 彼の出身地は島根県の片田舎。彼の産みの親は吉田ふるさと村とのこと。一度探してみてはいかがでしょうか?それでは、ごきげんよう。追伸最近はストーリーものにはまってます。でもきちんと鶏さんの世話はしていますのでご安心下さい。 鶏さんもねぇ、声をかけると反応するんですよ。最近、彼女たちも日記の話題で中心なのが嬉しいみたいです。<終>
2004年03月22日
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こんにちは。 今日は皆さんにお知らせというかご報告というか宣伝というか・・・。とにかくですね、私個人的にグッとくるものを発見したのでお話しちゃいます。実は昨日(3/21)の夜、ふらっとイオン系列のスーパーに醤油を買いにいきました。車で10分ほどかっとばして夜の10時過ぎに店に到着。さすがに閉店時間まじかとあって駐車場もがらがら。入り口に一番近いところに車を駐車していざ店内へ!中に入ると以外に広くてね、どこに何があるのかわからん始末。店内を散策して、それらしきところにいったかとおもいきや、そこはみりんやお酢しか並んでいない。周囲を見回すと・・・隣りはたれ系しかない。いったいどこにあるねん!!って感じながらも店内を探索続行。そして、とうとう発見!少し離れたエリアに専用の棚がありました。通路側手前が味噌でその奥に醤油がずらり。大きさ色々、種類まちまち、おまけに価格も色々。見ていても、何がなんだかわかりぁしないって感じ。 でも、唯一醤油にはひとつだけこだわりがあるんです。そのこだわりとは・・・原料の大豆の原産国!国産かどうかを見ているんです。国産の表示がない場合はほぼ確実に外国産大豆の可能性大。とすれば、遺伝子組換え大豆のはずですから。とまぁ、そんなところにこだわりながら色々と探していたらあらまぁ、なんか面白い名前が醤油についている!表の表示には大きく「たまごかけごはん用」という文字!へっ?卵かけご飯専用の醤油なんてあるの?そう思って、くわしく見てみると確かにうんちくが書いてあって卵かけご飯に最適ってことをいっている。 容器は小さくて値段はけっこうしますが名前と用途に惹かれてさっそく購入。そして、自宅へ直行!台所にまっしぐら、茶碗に卵を2つ割る。その上に今買ってきた「たまごかけご飯専用」醤油を少々。そこから2,3回軽くといて、その上からアツアツのご飯をこんもり。さぁ、一気にかきまぜて、いざ出陣!っていうかお口の中へ。モグモグ・・・あれ?いける!確かに醤油だけど味が違う。美味しい!!でも、何でだろう?何が違うのだろう?そして、成分表示を再確認。すると、大豆、食塩、かつおだしの三点のみ。あっ、これやこれ!かつおだしや! このダシの旨味成分と卵の旨味成分は同じ動物性の旨味成分ではありませんか?だから味がマッチして相乗効果が出るだ!!と理由がわかったところでさらに加速度を増して、一気に完食。ふぅ~、旨かった!これはいけるね~(^^)味ポンと匹敵するくらいのmyヒット!! ということで、あまりの旨さにこうして皆さんにお知らせしたくなってお話しちゃいました。 卵の話とあまり関係ないかもしれませんが、かなり旨かったので皆さんにお知らせしちゃいま~す。 たぶん、大手のスーパーにいけばあると思いますので一度お探しにになってみてはいかがですか? また一つ、卵かけご飯の食べ方のレパートリーが増えるかもしれませんよ。ということで終わりです。本日もしょうもないお話、最後まで読んで下さいましてありがとうございます。追伸途中で関西弁が混じってますが、私の人生の1/3は関西で過ごしていたのでご了承ください。実家に戻ってきたのは2年半くらい前です。<終>
2004年03月21日
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皆さん、おばんでございま~す。(我が家の地域ではこんばんわの意味です) 本日のお話はとても美味しそうな日記とHPを公開している、とある方の質問をヒントにしております。とっても旨そうな日記なのでのぞいてみて下さいね。(URLを書いておきます)http://plaza.rakuten.co.jp/rusticoinakarian/ さて、今日は上の日記を公開している方から 「我が家ではオスが1羽にメスが10羽の割合で放し飼いをしています。そこで疑問なのですが、鶏さんもやはり人間と同じで卵1個につき交尾が1回必要なのでしょうか?もし、そうだとしたらオスは大変ですね。」という質問を頂いたのでそれにお答えしたいと思います。それでは、はじまりはじまり~。ここは大自然に囲まれたとある山の中の山荘。周りは山に囲まれ、のどかで自然がいっぱい。 山荘の周りには自家製の農園があり、その周囲にはたくさんの鶏さんが放たれていてのびのびと生活しています。そんなのんびりした雰囲気の中でなにやら自然と惹かれあう2羽の鶏達がいます。あれ?なにやら隅っこの方に静かに寄り添っていくぞぉ~。何をするつもりだ?おやおや?なにやら騒がしいぞ!うわ~、いきなり交尾しだしたぞ~!と思いきや、むむ、終った。早いなぁ?・・・と思いきや、またまたオス鶏さんはなにやら周囲を見渡している。おっと足早に動き出した!そして、なんと、なんと、次のメス鶏をゲット~!!おそれいりました。こうして、交尾シーンは日々繰り返されていく。そして、気が付くと隅っこの草むらの影にはひっそりと2羽の愛の結晶が誕生し、メス鶏はその上に覆い被さるようにのってじっと卵を温めています。その愛の巣の中にひっそりと一つだけ卵が横たわっていました。その卵を母親鶏は大事そうに暖めています。「早く元気に生まれておいで」といわんばかりに。あれ?母親鶏がこんなに一生懸命卵を温めているのに父親鶏はどこにいったんだぁ?おっ、いたいた。あれ?何をしているだ?キョロキョロしてるぞ?餌でも探しているのかなぁ?ゲッ!次の相手を探しているぞ!うわ~、また交尾している!!浮気しまくりやなぁ?その一方で新しい命を授かった母親鶏の様子はどうでしょう?おぉ~と、父親鶏のことは完全にお構いなし!じっとしてます。卵を温めるのに集中しています。・・・こうして、翌日になりました。気になって巣の様子を観察すると・・・あれあれ?巣の中にはいつのまにやら卵が二つに?昨日は父親鶏とは交尾はしていないはずなのに卵が一つ増えているぞ?そして、次の日も。・・・あれ?またまた、卵が増えているぞ?おかしいなぁ? 最初に交尾をして卵が誕生してから一度も交尾してないはずなのに。 結局、次の日も次の日も卵は一つずつ増え続け、最終的には7個になりました。 さて、ここまでのお話で皆さんおわかりですよね?(^^)そうです。そうなんです。鶏さんはね、一度交尾しただけで、たくさん卵を産むのだ!!これはなぜかっていうと、 メス鶏のお腹の中には常に卵子が一つだけというわけではないのですね。実はいっぱいあるんですよ。卵子が! 正確には卵胞といってね、卵子がたくさん集まってちょうど葡萄の房のようになってくっついています。そのような房状の状態で、卵のもとが準備されているのです。そして、オス鶏さんと交尾するとね、いくつかの成熟した卵子があってその卵子達とオス鶏さんの精子が受精して卵になるわけです。ただし、いっぺんには産めないからね、一つずつ順番に産まれてくるのです。だいたい、1回の交尾で卵は一週間くらい産み続けるみたいです。後は鶏さんの年齢にもよりますが若いうちはほぼ毎日産みます。加齢とともに卵は産まなくなって2日に一つとかっていうペースに落ち着いていきます。いずれにせよ、卵一個につき、1回の交尾が必要というわけではないのですね。要は、鶏さんは1回の交尾でいくつかまとめて卵を受精する。自然界では色々な外敵がいますからね、産んだ卵、全部が全部育つとは限らないのです。だから、必ず予備が必要ってわけで複数受精できるようになっているのですね。いや~、自然界ってよく出来てます。説明をきくと「なるほどね」ってことばかり。自然は、やはり偉大ですね。神様には逆らえません。ただただ、自然の恵みに感謝あるのみ!ということで、本日もおしまいです。ありがとうございました。追伸 ちなみに巣の中にある卵を産まれるたびに取り除くとね、不思議と次の卵が産まれるまでの間隔が短くなります。<終>
2004年03月20日
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こんにちは。最近はなんかこう重たい雰囲気のある話ばかりだったので今回は久しぶりに軽い雑学なんてのをいってみたいと思います。では、はじまりはじまり~。さて、ここで最初に質問で~す。(久しぶりの質問だなぁ~)目玉焼きを食べるときには何をかけて食べますか?醤油、ソース、ケチャップ、照り焼きソース、味ポン・・・etc はい、色々と出てきましたね。どれもそれぞれに味わいがあって美味しいですよね。私はちなみに味ポン派ですけど。・・・もしかして、少数派かもしれません。中にはゲッ!て思った方もおられるのでは? でも、試したことがないなら未知の世界を体験するのも悪くないかもよ~!意外とね、食わず嫌いなだけかもしれないし。 ということで、 もし、味ポンは納得出来ないって方がいらっしゃったら、一度だまされたと思ってお試しください。これが意外とね、美味しいんです。まぁ、本当のお勧めは玉子かけご飯なんですけどね。おっと話がそれました。本題に戻しましょう。目玉焼の話ですね。まずは、作るところから行きましょう。フライパンをご用意しま~す。軽く油をひきます。次に玉子をポコンと割る。当然、目玉焼きなので玉子は二つ必要です。でないと目玉の部分が二つになりませんからね(^^)ジュワ~と音が鳴り始める。おぉ~焼けてる、焼けてる!この瞬間、上から軽くお水をたらす。プチプチって音がなり始めた~!その瞬間、素早くフタをしま~す。おやおや、音が静かになってきた。もう、出来たかなぁ?のぞいてみよう。そ~とフタをはずしました!香ばしい匂いがするぞ?よっしゃ~、いい感じ、いい感じ。黄身の上も薄く白~い膜が出来上がっている。でも、中の黄身はトロ~っとしてそう!半熟だ!!よし、お皿にもって・・・じゃ~ん、完成!!問題はここからだ。ここからが本日のメインテーマなんだよね。さて、目の前にならんだ見事な半熟目玉焼き!あなたなら何を調味料に使いますか?さきほどあげたもの、どれで食べてもマジで旨そう~(^^)この際、何をかければいいかなんて考えるのはもうよしちゃう?だって、自分が気に入っているのをかけるのが一番旨いから!でもね、でもね、これだけは憶えておいて~!食べる前には胡椒を一振り!それいけ、パッパッパってな感じ!そのあとにお好みの調味料をかけてお召し上がりください。でも、なぜ、胡椒をかけるかって? しれはね、胡椒は脂質を分解するのを助けてくれるのだ!つまり、脂質の消化吸収を助けてくれのですね。これで、フライパンに引いた油ちゃんもだいぶん助かります。体内に入っても無駄にならずに済むってワケです。だからさ、ラーメン屋さんとか中華料理さんとか油をたくさん使うところではかならずテーブルの上に胡椒が置いてあるんだよね。あれも意味があるから昔から置かれているんだね。それにしても、昔の人は凄いね。食べ物の持つ性質をよく理解していらっしゃる!!昔から香辛料っていうのは意味があって使われているのがこんな身近な習慣でもよ~くよ~くわかります。 ということで、胡椒に限らず一味、七味、しょうが、わさび、にんにく・・・など色々と食卓にはあると思いますけど、どれも実は栄養学的にも意味があって使われています。 だったら、その知恵を拝借して少しでも健康な食生活を送ろうではあ~りませんか?ということで、本日のお話も終わりです。ありがとうございます。<終>
2004年03月19日
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こんばんわ。本日はPHFについてのご質問にお答えしたいと思います。そういえば、過去にもこのテーマで日記を書いたので本日はそのときとはまた違った部分をお話できたらいいなぁと思っております。(過去の日記は2月7日です。よければご参照下さい。)それでは、はじまり、はじまり~。 さて、今回は「ポストハーベストフリーの表示がついている卵って何でしょう?」っていう質問でした。 これに関してはいきなりの横文字ですので何を意味しているのかわからない方もまだまだ大勢いらっしゃると思います。 そこで、まず簡単にこの表示の意味についてお話しますが、これは安全性の一つの指標です。 日本はご存知の方も多いと思いますが、飼料用の原料は大豆にしろ、トウモロコシにしろ、牧草にしろ、主要なものはほぼ海外からの輸入でまかなっています。 そのため、日本に運ぶ途中に腐敗したり、虫が付いたりして商品価値が下がらないようにアメリカとかの農場の方では収穫時に大量に殺虫剤や防腐剤をかけてから出荷しているのです。 通常、我々、畜産業者が飼料を購入する場合は何も指定しなければ、この収穫時に農薬を大量に使用したものを購入していることになります。何せ安いですから。 その一方で、こういった安全性に問題の残る飼料原料は使いたくないっていう畜産業者さんも当然います。 この方達は(我が家も含めて)少しでも安全性を重視したいので通常のものとは違って特別にそのあたりの安全対策を施した飼料原料を購入しています。 それが、品質保持のための農薬を一切使用せずに輸入している飼料のことでポストハーベストフリー(英語ではPHFと表示されています)といっています。 但し、ここで断っておきますよ。 PHFは確かに収穫時に農薬や防腐剤は一切使用していませんが完全有機のものではありません。世界中探しても有機栽培で無農薬の飼料原料を輸出出来る国は存在しませんから。 ですからね、作物を育てている間はある程度の農薬は使っているはずだと思います。あくまでも収穫時にかけないことで農薬が残留しないようにしているものをPHF(ポストハーベストフリー)といって通常の作物とは区別して管理しているのです。 従いまして、一般のものよりは残留農薬は遥かに少ないかあってもごくわずかだと思いますのでね、こういった飼料を与えることは安全性の確保にも繋がると思います。何せ、牛乳や卵というのは動物が食べたものがグッと凝縮されて出来る食べ物ですからね。 とすれば、食べ物の中に農薬があればそれらもぎゅっと凝縮されて出てくるのでないですか? もともと、農薬は化学物質なのでなかな体内でも分解されず蓄積されるでしょう。それが毎日食べるものに含まれるとなるとね。どうです?なかなか無視出来ない問題だと思いますよ!! というわけで、PHFという表示は飼料の安全性を重視している一つの指標でありその証拠として消費者に皆さんにお知らせするための表示です。これで、PHFの意味は理解出来ましたか? さて、ここでまたまた暴露しちゃおうかなぁ? 意外とね、インターネットでこだわりの卵を販売しているところのHPをよ~く見てみて下さいね。こだわりの卵を生産しているところは必ず飼料についてのこだわりを説明していると思います。 でもね~、注意深く読んで見ると飼料に関してはPHFとか非遺伝子組換えのものとか安全性に考慮したものって使っていないところってありますよ! HPを作成してこだわりの卵を売り出すようなところがね、卵の安全性をアピールできるNOM-GM(非遺伝子組換え作物のこと)やPHFの表示をしていないのは単に忘れたからというレベルではないと思います。表示しないのは何か意図があるはずですよ。それと使用量なんかも注意してくださいね。100%使用しているって表示はなかなか見れませんから。非遺伝子組換えの飼料を使用ってしか表示が無ければ一部しか使っていないって可能性も大です。自信があれば「100%」もしくは「のみ」って完全性をアピールしますからね。 放し飼いについてもよくよく気をつけて調べて見てくださいね。 皆さんの見せるところの一部分だけ行っていて、後の大部分の鶏は我が家と同じ鳥カゴ飼育をしているところって多いんじゃないかなぁ。 でも、目の前の放し飼いのイメージだけですべてが放し飼いだと思ったら大間違いかもよ? そういうところに限って、全体的には価格が高く設定されているケースが多いですからね、そのへんも注意が必要です。一度そういった視点で卵のHPや表示を見てみると販売者の意図がよくわかりますよ。ということで本日もまたまた暴露ネタが含まさってしまいました。 こんなことばかりお知らせしていたらそのうち卵を買ってくれる人が減ったりして?でも、真実はお知らせしないといけないと思いますので、もし該当する同業者さんがこの日記を読んでいても怒らないで下さいね。起こる前に改善しましょう。後ろ指さされないようにね。では、本日はここまでです。追伸 最近は、飼料原料の価格が急上昇しています。ここ2ヶ月で15%ほど値上がりしています。私の持っているデータ-ですと平成に入ってからは最高です。今の基準価格は昭和60年代くらいに匹敵しています。 ですから、知らないうちにこだわりの飼料を使うのをやめているところも出てくるかもしれません。表示には要注意が必要ですよ!!<終>
2004年03月17日
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こんばんわ。またまた、インフルエンザに関連する話です。 本日は、インフルエンザなどのウイルス感染症に皆さんの関心がある今のうちにワクチンというものがどういったものか、そして、ワクチンがあっても油断は禁物ってことをお知らせしたいと思います。それとね、 今のうちにある程度、知っておいた方が今後また違ったウイルスが色々な動物で流行したときに過剰に不安にならないし、対応の仕方がわかるのでいいかなって思いましたしね。ということで、それでは本日も、はじまりはじまり~。さて、 よく世間では鶏インフルエンザの対策の一つとしてワクチン使用を許可してほしいといったものを見かけますよね。 本音をいうと我が家としても早く許可はしてほしいと思っています。でもね、ここでひとつお断りをしておきますが、「いくらワクチン使用が許可されたとしても日頃から健康管理や衛生管理を行なわなければ安全にはほど遠い!」ってことだけは知っておいて下さいね。 なぜならば、今回流行している鳥インフルエンザのウイルスのタイプっていうのはたくさん種類のある中のたった一つでしかないからです。 いくらワクチンの使用が許可されてもね、仮に今流行しているものと違う型の鳥インフルエンザウイルスが流行したらね、またまた流行する可能性は大!そして、その流行を防ぐためには別のワクチンが必要になってくるのです。 ワクチンというのはその病気に関して一つあれば、それらに該当するすべてのウイルスや細菌に対して有効かというとそうでもないってこと、皆さんご存知でしたか?そもそも、同じ病気でもね、ウイルスの型には色々ありましてそれぞれ微妙に特徴が違うものなのです。 本来、ワクチンというのは発症を防ぎたいウイルスや細菌を元に作りますからね、もともとのウイルスや細菌に対するごくごく限られた範囲での効き目しか期待できないものなのです。だから、例年、テレビでインフルエンザの流行する季節になると今年の流行は香港A型だとか、ロシア型だとかって知らせているのですよ。 過去に流行したものの中から確率的に今、流行しそうなものをピックアップして行っているのが今我々が病院でうけている予防接種のワクチンなんでね。 だから、はずすととんでもありませんよ。 そりゃ~、効果の方は全然異なりますし、極端な場合、まったく役に立ちませんから。 同じインフルエンザでももしも種類が違えば、ワクチンをいくら打っても期待薄ってことです。ですからね、 今こういった状況で鳥や卵を避けるよりももっと必要なのはウイルスというのはどういったものか、どうしたら感染は防げるのかっていう基礎知識を学び、それらを今後のいざってときのために活用できるようにしておくことだと思います。幸いにして、今のレベルでの鳥インフルエンザウイルスはよっぽど濃い接触を行わない限り、人に感染する力はほとんど0に等しいですから。 私達みたいに毎日濃厚な接触をする機会って今の日本にはほとんど無いでしょう? 隣の家の庭や自分の家の庭に鳥を放し飼いしている家庭ってそんなにこの日本で溢れていますか? 少なくても頻繁に見る風景ではないですよね。 死人の出たアジア地域の現地映像を思い出して下さい。近所のいたるところにたくさん鳥が飼育されていたところばかりじゃありませんでしたか?あの状態は日本には探してもなかなか無いですよ。 だから、恐いからといってビクビクして逃げるのではなくて、万一、家の近くで流行したときのためにしっかりと日頃から対応出来るようにしておく。 これが今も、そして、これからのことを考えても非常に重要なことではないでしょうか? 私がなぜ、こんなお話するかといいますとね、 どんなワクチンを使った予防策も一部では有効ではあっても全ての病気に対して万全っていうのはありえないからなんです。 最終的には動物、人間問わずにその固体の持つ生命力がどれだけあるかってところが感染して死ぬか生き残るかの分かれ目なので。 ワクチンはもしも大量にウイルスに接触したときに発症する確率を下げるのがお仕事です。仮にかかってもさほど発症せずに回復に向かうように身体を準備しておくことが目的ですからね。そためには一度軽く感染させて回復させるのが手っ取り早い!だから、何度もいいますけど、 ワクチンがあれば何でも大丈夫って思うことは過信ですよ。 ワクチンの使用が日本国内で許可されたからといって完全に安心ってことにはならないですからね。「ワクチン使用=全国の養鶏場にウイルスは拡大」ですよ。だから、ますますもって卵の生産者は衛生管理をしっかりとしないといけません。今、出荷時に手を抜いているところはワクチン使用でますますウイルスまみれの卵を出荷する可能性大ですからね。 それと、 我々人間も基本はかからないように予防することとね、日頃から健康な身体を作るように意識して生活を行っていくってことです。 ウイルスはいくら逃げても、なかなか逃げ切れませんよ!世の中の動きから行って個人レベルではもう避けようはないんですよ。一度世界に流行したウイルスはね。だったら、逃げずに立ち向かう以外にないですよ。 そのためには普段から、かかったときの対処を病院や行政に期待するのではなくて基礎免疫を高めて自衛することを意識しないといけません。普段、免疫のない病気は一度発症すると大変なことになりますからね。 それに、今の若い世代の大半はすでに動脈硬化が始まっているっていう興味深いデータも出ていますし・・・。 思った以上に我々の病気に対する抵抗力っていうのは落ちているかもしれませんよ。 まずは、鳥さんの流行を反面教師にしてね、ご自分の身体の健康のことを今一度考え直してみてはいかがでしょう? いくら、流行したとしても、中には必ず発症しない動物もいるのが自然界ですからね。それでは、本日も長くなりました。<終>
2004年03月15日
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おはようございます。今日はたまたま時間が取れたので朝に更新となりました。昨日までの二日間(11.12日)の日記で卵の中に虫が含まれている可能性とそれを防ぐ方法についてお話しました。 本日はその延長線上で鶏カゴでの飼育方法によるもう一つのメリットと放し飼いとの方針の違いについてお話したいと思います。それでは、はじまりはじまり~。昨日の日記ではお伝えしていませんが、鶏カゴによる飼育方法の利点には原虫などの虫の繁殖を抑えるってことと、もう一つ、食中毒対策(サルモネラなど)においても優れているということがあげられます。 食中毒の原因になるウイルスや細菌はたくさんありますが、感染源としては野外動物との接触によるものが代表的ですね。 特に、サルモネラなんかはネズミや野鳥からの感染が主な原因というのがわかっています。ということは、感染を防ぐにはどうしたら良いか、わかります?・・・答えは簡単。ネズミや野鳥と極力、接触させないこと!!そのためにはどうするかっていうことで衛生面での意識の高い養鶏場は次のような方法を行ったわけですね。(今までは国で定められているわけではないので、このへんは農場の自主的判断に委ねられていました。京都の問題を起こした養鶏場は野鳥対策にかなりの手抜きがあったのは皆さんもご承知だと思います。)まずは、しっかりした建物でガードし、その中で飼育します。これで野外の動物とはある程度ですがシャットアウトできます。 もちろん、建物の窓にはきちんと金網をはり、極力、野鳥が侵入できないようにします。それでもね、すずめは人間の出入りに乗じて侵入するので駆除が大変ですけどね。(農場によっても作り方はまちまちですが我が家の場合を例に出すと、太陽光線はたくさん入るし風通しもよくなるように作っていますよ。普通の我々の家と比べると遥かに中は明るいですし、吹き抜けを作って風通しがいいですから。)次に、地面からも離して、細菌や原虫、鶏の糞との接触率を下げるように工夫する。そのために鶏カゴを吊って地面から最低1メートルは中に浮かせています。最後に、ネズミも登ってこれない細い金属の棒状のものでカゴを作ってその中で生活させる!! 建物の隅々にはネズミ用のおとり餌を用意しておいてとっつかまえます。 これでおおよその野鳥や野外動物対策は可能です。 後は個別に各農場でさらにそれぞれの土地に合わせて対策をします。我が家だったらキツネ対策! 場所によっては猿とか熊とかいのししとかってケースもあるでしょうね。このように各農場で建物を工夫することで動物の進入を防ぎウイルスや細菌の繁殖を防ぎますがこれでも正直なところ、充分ではありません。そこで最終的には卵の保管庫と選別工場でも予防対策を施して万全を期すわけですね。 その極めつけは、出荷前にはオゾンシャワーと紫外線照射で滅菌処理を施すってことです。これで仮に菌などが卵の表面に付着していたとしても大丈夫。菌は死滅します。こうして今の大部分の卵は皆さんの食卓に登場するわけです。一方、自然派志向の放し飼いでは逆に、極力自然に近い状態で飼育するのが基本です。地面に足をつけて、自然の環境にすべて接触し、たくましく育てる! その環境の中で産まれた卵は鶏カゴで飼育した卵よりは生命力があるでしょう。そのかわり、病原菌対策については鶏と人間双方の免疫力の強さに委ねるのが基本という格好ですね。そういった意味で衛生面に関しては、ちょっと徹底するのは難しいかもしれませんね。 後は、この事情の違いをしっかり理解してどちらの卵を選択するかは皆さんそれぞれの判断だと思います。ということで鶏カゴでの飼育と放し飼いでの飼育の方針の違いがわかっていただけましたか?万が一の危険性を極力避けるのが鶏カゴ飼育で、自然に近い状態で全てのリスクを共有するのが放し飼い飼育です。卵の味についてはというと究極の卵に関しては放し飼いに軍配があがるでしょうね。でも、究極を求めると一般の皆さんには手が届かない価格になります。そこで、手頃な価格である程度自然の味に近いものを出すとすると鶏カゴでの飼育に軍配が上がるでしょう。大部分の方が食べてすぐにわかる範囲での味や風味に関しては鶏カゴでの飼育法でも充分に作ることが可能ですから。というわけでまたまた長くなってしまいました。それでは、本日はこれまでです。<終>
2004年03月13日
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こんばんわ。今日は昨日の続きです。昨日は規模が大きくなるにつれ放し飼い養鶏では原虫などの虫が卵の中に含まれるという問題が無視出来なくなるってお話をしました。 昨日読んでない方のために軽くおさらいしておきますね。原虫という虫(ノミみたいなもの)が鶏さんのお尻に住み着くとね、そこで繁殖していき、徐々にお尻から身体の内部に侵入していってしまうんです。 最終的には卵のもととなる原料のところまでいってくっついてしまう。 そして、そのまま白身と殻をまとい立派な卵として産まれてくるんですよ。それが何食わぬ顔をして我々の食卓に登場することになるんですって話でした。 ここで誤解のないようにフォローしておきますが、全ての卵が虫を含むってことにはなりませんよ。 ただ、虫が多く繁殖すればするほどその可能性は飛躍的に上がります。 当然、虫っていうのはいったんその場で発生すると薬品を大量に使用して死滅させない限り、少しでも生き残れば常駐化しますからね。常駐化すれば、鶏の飼養羽数が多ければ多いほど絶対数の原虫の数も増えるし、繁殖率もアップするってことになります。そして、この常駐化っていうのがやっかいなんです。放し飼いではなかなか駆除できません。そこで当時の人々は対策を練って実行に移していったわけですね。(やっとここからが今日の本題です。)まずは虫や細菌との接点を無くそう。地面から離して飼うようにすれば虫や細菌なんかと直接、接することもなくなるので大丈夫なはずだって考えました。そうすれば、鶏も地面に落ちている自分の糞を突っついて口からまた新たに虫や細菌に感染するってことも減りますからね。 そこで、柱を地面に立てて、竹であんだ網目状の床を作って柱にくくりつけその上で鶏を飼うようにしたのです。結果はというと・・・散々でした。(><)竹の網目状の間に虫達が住み着いて数が減るどこか逆に増えてしまったケースも出てきたのです。竹ですから網目状っていっても糞もいたるところに引っかかりますのでそこが新たに繁殖源となります。 それに、いくら地面から離しても網目状の床の継ぎ目に格好の隠れ場所があるのでそこに住み着いてしまいます。薬品を散布したところで影に隠れてしまい、あまり効果がでません。そのうちに薬品に対する抵抗力もついてきてしまいました。そして、最終的に・・・この作戦は失敗に終わりました。 次に考え出されたのがさらに床を高くして細い金属製の棒でカゴを編んでその中で飼う方法です。結果はというと・・・これは上手くいきましたね。(^^) 細い棒で編んでいますし、継ぎ目も溶接(金属を溶かしてくっつける方法)でしたので虫も隠れるところがありません。当然、鶏の糞も引っかかりにくくなりました。 こうしてカゴで飼うことにより虫や細菌の感染という面での危険性は大幅に減り飛躍的に衛生面は向上したのでした。でも喜んでばかりではいられません。このカゴには一つ欠点がありました。 それは、細い棒で作ったものなのですぐにカゴが傷んでしまいます。耐久性がとっても悪かったのですね。新しいのを設置しても5年くらいで新しいカゴを交換しないといけませんでした。正直5年なんてあっという間ですよ。住宅を例に考えてみればね、家を建てて5年で建て替えですよ。とうでもない話でしょう? そのためとってもコストがかかりました。でも、衛生面への取組みに対して背に腹は変えられません。 みんな、じっと日本の技術が進むのを待ってました。ようやく、ここ10年くらい前あたりから溶接技術やメッキ技術も向上してきて10年くらい持つ鶏かごが出来るようになりました。そして、今があります。はたから見ると、鳥かご飼育はかわいそうですがこういった事情があっての結果なのです。 (だからといって、鶏かご飼育が最高に優れた飼育方法っていう気はもうとうありません。 特に鶏かごを何段にも重ねて同じ建物で飼育するのはさすがにやりすぎだと思います。 我が家でも2段です。2段にしてある程度空間の密度を上げないと真冬の寒さに鶏さんや建物全体が耐え切れませんから。 冬さえ厳しくなければ一段で飼育するところですが、そのあたりは今後の課題です。)こう考えるとね、ようやく衛生面と経済性の両方を追求した飼育方法と技術が確立したのはつい最近なんですね。 それまでは思考錯誤の繰り返し! もちろん、今も日々向上していますけどね。最近は特に餌の内容と鶏の性格に合わせた飼養技術の研究がさかんになってますね。さて、皆さんこの話を聞いてどうですか?かなりはしょった説明なのでわかりにくかったかもしれませんが、 我が家を含めた鶏かごでの飼育方法っていうのはこうした経緯を経て日本の養鶏技術の進歩と共に今の飼育スタイルに変わっていったことだけはおわかりいただけたのではないでしょうか? ちなみにこの鶏かごスタイルの利点にはもう一つ大きなメリットがありますが、話が長くなるので次回に持ち越しますね。 どちらかといえばこの理由の方が皆さんは納得するかもしれませんが・・・。ということで本日のお話はおしまいです。ありがとうございました。<終>
2004年03月12日
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こんにちは。 昨日は我が家の地域は雨風が強く夜中に二回も停電してしまいました。おかげでせっかく日記を書いていたのにすべてぱ~になってしまいちょっと凹み気味です。今も外は吹雪いています。この地域に春はいつ来るのでしょうか?でもこんな天候に負けずに本日もはりきってショッキングな内容をお伝えしたいと思います。それでは、はじまりはじまり~。さて、タイトルにもあるとおり今回は卵と虫との関係です。いきなりの話題でギョッとしたかなぁ? でもね、これって知らないと大変だと思うのでお知らせしますね。まずは虫について軽く説明しますね。 人間でも戦後は害虫や回虫などが問題になりましたよね。それらを駆除するために頭から白いものをぶっかけていたのはご年配の方はご存知だと思います。そして、当然動物の世界もこういった虫の問題が常に付きまとっているのです。 鶏では特に問題になるのが回虫と原虫ですが特にこの原虫が問題なんです。(この原虫ってイメージとしてはノミみたいなものをイメージしていただけたらいいかな?) この原虫ってね、感染源は食べ物にくっついていたとか、生活している地域にもともといたとか色々なケースがあります。原因はともかくとして最初はね、主に鶏の肛門付近に生息します。 これがね、くっついたら最後、徐々にお尻の穴から鶏さんの体内の奥深くにまで侵入していってしまうんですね。 問題はここからですよ。 この原虫ってね、しまいには卵のもとを作るところにまで到達します。こともあろうにね、卵の原料にとりついていっしょに卵になって出てくるですよ!!そして、何くわぬ顔をして私たちの食卓に卵さんといっしょに登場してくるんですね。ずばり、「原虫のおまけつき卵」の出来上がりです!!これって知ってました?・・・多分、知らないですよね。私も大人になってなぜ、自分のところが放し飼いではなくて鳥かごで飼っているか聞くまでは知りませんでしたからね。そりゃ~、聞いたときは絶句しましたよ!皆さんもビックリでしょう? 実はね、昔は我が家も放し飼いをしていたのですよ。そうですね、今から40年以上前かなぁ?私が生まれるはるか前ですから。(ちなみに専業の養鶏場を目指してからがプロフィールにある36年で先代の父親は鶏を飼い始めてもう半世紀になります。最初は農家でしたので庭先で昔ながらの放し飼い方式での鶏飼いをしていたのですよ。)でも今は大規模な鳥かごで飼育しています。それはどうしてかっていうと簡単にいえば、こういった虫の問題、細菌の問題等を解決するために出された結果だからです。まさに日本の養鶏業の歴史とともに進化してきた結果です。 さきほど説明した卵の中の虫の話ですが、これは我が家だけではなくてそれこそ、その当時の養鶏業界全体の大きな問題でした。それを解決するべく色々な飼育法が発案され今に至っております。 昔は食べ物がありませんでしたし、卵っていうのは高価なもので滅多に食べることが出来なかった高級食材でしたからね。 中に虫がいるっていってもその当時は野菜から何から生活する上で様々なところに害虫や原虫、細菌などがうようよしていましたからねぇ~、さほど問題にならなかったと思います。 でも、戦後日本が急速に発展してきてだんだん衛生面も問題視されてくるようになるとほたらかしってわけにもいかなくなったんですよ。そこで初めて解決策が考えられ始めたわけです。その答えの形が今の鳥かごによる飼育法なんですね。さて、明日は卵の衛生面を向上するためにどういった発展をしてきたかについてお話したいと思います。それと、最後に誤解の無いように付け加えておきますね。今いった虫の話はね、どちらかいうとある程度大規模な養鶏を営む場合にとっても問題になったので庭先で数えるくらいしか飼育していないところはあまり気にしなくていいですよ。 こういった虫とか細菌とかっていうのは数が集まると、飛躍的に虫の発生率と繁殖率が高まりますのでね。そのへん誤解の無いように。 でも放し飼いで数百羽クラスになると夜寝静まるときは密集するので問題が出てくると思いますけど・・・。では、また、明日お会いしましょう。<終>
2004年03月11日
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こんばんわ。 いや~いきなりショッキングですね。この前の日記でそれほど気にしなくても大丈夫ですよっていったばかりでカラスに疑いありってさ。こりゃ~正直、京都のあたりなんかはとても手に負えませんね。かなり、この辺りは全ての鳥類さんたちにとって危険地帯かもしれません。 今までもね、鳥に関していえばマレック病、ニューカッスル、AEなど様々な病気が発生したきましたが、ことカラスに関しては発病したってあまり聞いたことがない。カラスに伝染するってそのエリアの鳥インフルエンザウイルス自体がよほどの濃度でないと移らないと思うなぁ?もしくは、もともと、カラスが感染源なのかもしれないけどね。 いずれにせよ、養鶏業界始まっていらいの騒動となってしまいました。こりゃ~しばらく手がつけられません。今年の一大ニュースですね。今年年末のワイドショーの放送時間ランキングでも上位に来ること間違い無しって勢いです。うちにもよく「大丈夫?」って問い合わせが来ます。 もちろん、行政的な根拠をもって「大丈夫です」って答えていますが・・・正直、きりがありません。 うちもこの前、家畜保健所が来て鶏を調べてくださってね、我が家のある地域一帯(広さにすると京都府くらいはありますよ。何せ北海道ですからね)は汚染の疑い無しってことで新聞にも大きく出ていたけど、・・・この調子じゃ焼け石に水って感じです。 でも、とにかく、これからも頑張ります!! ということで、衛生管理の強化として当たり前のことですが、今まで以上にまめに簡易消毒を行うことに決めました。本当はこの寒い時期(ちなみに今も気温は氷点下になります。2日に1回くらい吹雪いてます。毎日除雪しています。滑ってころんでいるくらいです。) 鶏さんに冷たい消毒液をぶっ掛けたらどうなるかなぁと心配でたまりません。 中には風邪を引いてしまって違う病気が発病するかもしれませんからね。想像しただけでも嫌でしょう?真冬に冷たい液体身体全体にかけられるんですよ!人間だったら有り得ない行為っすからね。 だから、鶏さんの気持ちを考えるとね、なるべく冬期間は避けたいってのが本音ですが仕方ありません。国の方針でもありますから・・・。 でも、我が家は海を隔てているからまだ少しだけ安心ですけど、(汚染も今のところされていないので消毒を2日に1回行えば鳥インフルエンザに限らずたいていの病気はほとんど防げるでしょうからね)これが陸続きだと車や人に乗ってどんどん移動するからなぁ? 正直いって今年のゴールデンウィーク頃には北海道にもこの鳥インフルエンザが上陸するだろうなぁ?(消毒に手を抜いているところも必ずあるはずだから・・・。 特に数百羽程度のところは病気になってもたかがダメージが知れているから手を抜くところが多いんだよね。) ここまでくると、いくら、人には感染力が低い、食べても胃液ですべて死滅するとは理屈上で理解していてもね、感染地域も拡大していく一方だしね、感情的には卵や鶏肉は避けたいでしょうね。この気持ち、ものすごくよくわかります。 でも、せめて生産者としてはね、この騒動が治まったときにでも、「卵はオゾンシャワーや紫外線照射などで日本の国内に流通する前に滅菌するシステムがあるから大丈夫だってこと叫んでいた人が居た」ことを思い出してくれればいいなぁと思います。あ~、なぜか、今日は愚痴っぽくなってしまいました。すみませんm(--)m<終>
2004年03月08日
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こんばんわ。昨日の鳥インフルエンザのことでご質問を受けたのでお答えしたいと思います。質問の内容はといいますと「そんなに卵や鶏肉を避けなくても大丈夫ってことですか?」ということです。結論からいいますと、 はい、過敏に反応しても対して予防策にはなりませんってことで食べても問題無いってことです。 誤解を受けると困るのでこの答えの根拠になる話をしますね。 確かに、ウイルスがついているかもしれないって可能性は卵や鶏肉の方だ! だから、こんな危険なものはなるべく避けて食べないようにするっていうのは理にかなっていますよ。でもね、日本ではいくら鶏肉や卵を消費者の方が避けてもですね、販売者の方達(もちろん、問屋さんや貿易商社、外食産業の方もすべて含みます)が避けないとどうしようも無いってことです。皆さんの見えないところでは、量販店のバックルームでは他の商品といっしょに卵はストックされていますし、販売者さんや問屋さん、貿易商社、外食産業の倉庫内などの冷凍庫の中ではすべての肉が同じ冷凍庫内に保管されてますから・・・。 ということは、このどれかに鳥インフルエンザが付着していたら他のすべての食べ物にも移りますからね。どうしようもありません。結局は全ての食べ物に同じようなリスクがあるってことなんです。 だから、いくら卵や鳥肉を避けても他のものにすでに付着していたらあまり効果的ではないってことなんです。 ・・・ということで、過剰に意識してもどうしようないっすよ。 今重要なのは、鳥インフルエンザウイルスは食べても胃の中ではすべて死滅するってことでしょう。となれば、避けることよりも効果的なのは、胃腸の調子を常に整えておくことだと思いますよ。では、今回は珍しく短めで終わりました。<終>
2004年03月07日
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こんばんわ。 いつも長い日記を読んでいただいてありがとうございます。おかげさまで反響も出てきまして色々と質問も来始めました。 今までは個別に質問等にお答えしてきましたが質問の内容によっては皆さんにもお知らせした方がいいと思うものも大いにあります。そこで、本日は質問の内容にご返答する形でお話を進めていきたいと思います。それでは、はじまりはじまり~。 本日はある読者の方から色々と質問も受けました。以下の文章はその方の文章をそのまま載せてあります。(勝手に掲載してしまいました。ごめんなさいm(--)m )「今までの日記に書き込まれているのかもしれませんが、ごめんなさい。フェザーアミールという餌は市販でも売っているのですか?親戚のうちが庭で鶏を飼っていて市販の餌と自家製の餌と2通り与えているようです。冬は特に市販の餌を食べる事が多いとか。放し飼いなので夏は畑の餌も食べ放題ですが・・・。たまに卵を頂くので気になって。」はい、まずはここまでの内容についてお答えしたいと思います。先日お伝えしたフェザーアミールという飼料原料がペット用の飼料にも入っているかということですね。この件に関してはごめんなさい。調べたことがないです。 でも、常識的にいって家畜用飼料に添加が許されているものですし、しかもコストが安いですからね、ペット用の飼料にも入っていてもおかしくないと思いますけど。 もしくはそれと同等のものが入っていると考えるのが妥当ではないでしょうか? いずれにせよ、ペット用の飼料の基準は人間の食べ物の基準よりははるかに低いですから高品質を期待するのはどうかなぁと思います。それでは、次の疑問に進みましょう。「それから卵の選別って難しい。「〇ード卵ひかり」はあまりよくないと噂で聞きましたが・・・。」 はい、ここでは皆さん誰でもご存知の○ード卵ひかりについての疑問が出ています。まずはそのことについて考えられることをお答えします。 とりあえず、卵の殻の色と中身の栄養価にはまったく関係がありません。赤でも白でも餌が同じなら栄養価もほぼ一緒です。 ですからね、このブランド卵に限らず他の卵でも、赤い方が栄養がありそうってことで高くても赤い卵を購入している方は要注意!上手いことメーカー側のマーケティングにのせられています。気をつけましょう(^^)(詳しくは1月の中旬ころの日記に書いてあるのでそれを参考にして下さいね。) それに確か、この卵って店頭では6個で300円くらいしますよね。今からお話することはあくまでも業界内でのうわさ話ですが、参考までにお伝えしておきます。それではいきましょう。(以下の「 」の会話がうわさの概要です。) 「この卵ってやはり価格が高いのであまり売れないらしいんだけどさ、昔っからあるし、品揃えとしては無いとお店サイドとしてもなんとなく物足りないしねぇ~、仕方なく置いているところが多いんだって。それと、困ったことにこの卵にはごく少数なんだけど熱狂的なファンもいるしね。 だからといってあまり動かない卵を置くのもなぁ?鮮度的にも、ちょこっと問題ありそうだし。 だって販売する方からしたらね、どうしても売れ残るから長いこと店頭に置かさるし、業者さんの方としても当然、産まれた順番通りに販売するのでなかなか上手いこと行かないんだよね。 結局のところ、新鮮な状態で卵が出回るのはけっこう難しいってことだよねぇ~。まっ、他の卵でも鮮度に関しては似たようなもんだけどね。」 これは、あくまでも業者間どうしのうわさ話です。信用するかどうかは皆さんにお任せいたします。 ここで、生産者の立場で言えることを付け加えますね。そもそも、この「○ード」って昔と違って今の日本人で不足するってのは珍しいことなんです。 もし、あったとしても卵で摂るよりも素直にお味噌汁やサラダに海藻類を加えて食べれば問題ないと思います。 わざわざ、高いお金をかけてまで卵で「○ード」を摂る必要はないと私的には思います。 それに、卵に「○ード」を含ませるには結局、飼料の中に海藻類の粉末を混ぜるのですからね。 要は「○ード」を摂るのに海藻類を単体で食べるか、卵を通して食べるかっていう食の好みの問題でしょう。 しいていえば、海藻類が嫌いで、「○ード」が不足している人にとっては非常にありがたい卵でしょうね。 でも一般に方に対しては??ですね。あまり、メリットが無いような気がします。とまぁ~、「○-ド卵」ネタはこのくらいにしましょう。あまり、ぶっちゃけ過ぎると我が家に嫌がらせが来たら困るので・・・。 そして、いよいよ最後の疑問というかぼやきになりました。一気に解説をしてしまいましょう。「あ~あ。ため息が出ますが、卵ってほぼ毎日食べるものだし、今の所、○協の「味菜卵」というネーミングのもの食べてます。○急百貨店では朝取り卵を売っています。新鮮さが売りなようです。買いましたけど・・・。」以上でこの方のお問い合わせは全部です。おそらく、皆さんも内心は同じような気持ちを持っている方って多いのではないでしょうか?ずばり、 「いや~、いい卵を選んで食べたい、でも、ぱっと見はどれも同じようにしか見えないし・・・、結局、名前のイメージでよさそうなものを選ぶようになってしまう。ホントにこんな選び方でいいのかぁ?」なんてことを時々考えながら卵を購入しているのでは?気持ちはわかりますよ。私も我が家に生まれなかったら皆さんと同じだったと思います。いや、もっと無頓着で価格が安ければそれでいいやって思って買っていたかもしれません(^^)だから、こうして日記を公開してるんですよ。自分自身のお勉強にもなるしね、少しでも興味のある方には本音のところを知っていただきたかったものですから。 でも、あくまでも告知方法は日記ということで控えめにしてますけどね。 何せ、ほとんどの同業者の方達には恨まれる内容が満載ですから。 当然本名も名乗れません。営業に差し支えが出てくるのでね。話がまたまた脱線してしまいました。疑問の返答に話を戻します。今は「味菜卵」を購入しているっていってましたよね。 おそらく、この味菜卵っていう卵はネーミングからして次のようなうたい文句をあげていませんか?飼料原料に植物性たんぱく質を中心に与えている、広々とした牧場で元気に育っている、飼料に○○菌や○○○糖を与えているので鶏の腸内環境が良くて味に臭みがありませんなどなど、卵の味に対して臭みがないとか、自然の味がするようなとか、健康そうなとか、そんな感じのイメージを持つ売り文句があるのではないでしょうか?(もし、違っていたらごめんなさい。)正直、こういった売り文句があるとなんとなく良いイメージがしてつい買ってしまいますよね。気持ちはよ~くわかります。良く出来たネーミングだと思いますから。まぁ、後は品質が良ければ何も問題はないですよね。そこで、注意して見てほしいのがラベル表示です。 表示のどこかに自家配合の飼料を使用って書いてあれば普通の卵よりは品質は良いと思います。 それともっとこだわりたいのであれば、表示のどこかに「遺伝子組換え飼料を使用してません」とか「残留農薬対策済みの飼料を使用」とかいった餌の安全性をうたっている箇所があれば大当たりです。 おそらくは手軽に市販で手に入る卵では最高レベルです。 ただ、逆に餌のこだわりが一切説明されていないような卵はたいてい、遺伝子組換えしまくりの飼料しか使っていないってことですよ!! もちろん、残留農薬対策をした飼料ってのもいっさい使っていないでしょう。つまりは安上がりに作った一般向けの卵の部類ってことです。だったらわざわざネーミングにつられて買うよりも同じようなうたい文句で価格が安いものを購入した方がいいのではないでしょうか? 中身も対して変わらないと思いますよ。後は買ったあとに実際に卵を割ってもらってメレンゲを作って比べてみればわかります。 品質の良い卵のメレンゲはキメが細かくて粘りがあり、なかなか泡がなくなりませんから。(この辺についても1月下旬頃の日記に詳しく書いてあります。)そして最後に百貨店に売られていた「朝取り卵」ですがこれはこのネーミングそのもののイメージを信用していけません。どんなにこだわってもこの朝取り卵っていうのは朝に取っただけで朝に産んだ卵ではないってことですから。 それはなぜかっていうとね、卵を産む鶏というのは本来、午前中から午後にかけて卵を産むことが多いのですよ。だから、朝一番なんかではほとんど産みません。 したがって朝産んだ卵を取ってきてパックに詰めて販売するなんてことは一般の店頭ではありえません。 どんなに早くても産まれてから最低2日。通常は4日くらいは経過しているはずです。(このへんも日記で賞味期限関連のネタでお話してます)それと、その卵には朝取り以外の宣伝文句ってありますか?もし、餌については何もこだわりがなくて、鮮度が売りってことだけでしたら、他の卵とたいした差はないと思いますよ。以上で疑問点にはすべてお答えできたと思いますがどうでしょうか?それと、以前取り上げた内容がまたまた登場しました。皆さん憶えていてくれたかなぁ? 今回は具体的な事例が出ていたので前回よりもわかりやすかったと思います。もしも、まだわからないことがありましたらどんどん質問してくださいね。こちらとしてもわかる範囲でできるだけお返事出きる様にしますから。それでは、本日も長いことありがとうございます。<終>
2004年03月06日
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ど~も、こんばんわです。最近は鳥インフルエンザの影響で今まで以上に衛生管理が問題になっていますよね。 そこで本日は卵の衛生管理についてお話したいと思います。おそらく衛生管理の話をしますとね、とっても長くなると思います。今日はいけるところまでいきましょう。それでは、はじまりはじまり~。皆さんここで質問です。安全、安心な卵を選ぶときに何を基準に皆さんは卵を選びますか?はい、おそらくラベル表示しか見るところって無いですよね。でも、いくらラベルを見てもどれも同じような表示ばかり・・・。どれがいいのかなんて区別がつかないでしょう? ちなみにね、私がスーパーの店頭で卵を選ぶとしても一緒です。生産者から見ても店頭に並んでいるものの中からどの卵が最も衛生状況が優れているかなんてことを見分けることは出来ません。だってね、どの表示にも衛生面のことって書いてないですよね? 栄養面がどうだとか餌の中身がどうだとかって表示は多いですけど。今のところ、店頭で卵の衛生面の良し悪しを区別することは正直いって難しいですね。 でも、これじゃ、本日日記を書いた意味が無い!! そこで本日はまず衛生面に関するいくつかの情報をお伝えしたいと思います。ぶっちゃけていうとね、今どきの卵はほとんど衛生面に関しては問題がありません。(あくまでも衛生面での話ですよ。鮮度の問題はまたまた別次元の問題ですからね。) なぜかといいますと、最近の卵を選別する機械ってのは優れていましてね、パック詰めされる前に紫外線照射をするようになっているんです。 紫外線照射というのはオゾン殺菌灯といって青白い光を放つ蛍光灯みたいなものなんですけどね、この光を直接浴びるとたいがいの細菌やウイルスは死滅します。 ちなみに人間がこの光を長時間見ると目の細胞が破壊されて炎症を起こします。 実際に私も不幸なことにこの光を長時間見すぎて目を開けることが出来なくなって病院に運び込まれた経験があります。 ほぼ丸一日ダウンでした。まったく目を開けることが出来ませんでしたから。 まぁ、これくらいオゾンっていうのは殺菌力というか破壊力というのがあるんですよ。 だから、卵に関しても長時間浴びせるといけないので長くても5秒以上は浴びせないでくださいって説明書には書いていありました。話を元に戻しましょう。 とりわけ、市販の卵ってのは大部分は大手のGPセンターと呼ばれる卵の選別工場でパック詰めされますからね、この紫外線照射というのは大型の機械であれば今は必ずついてますのでもれなく行われています。理屈上は卵をパックして出荷する前にすべての菌を死滅させているということになるわけですね。まぁ、幸いなことに、こういった衛生面については大手というのは零細な養鶏場よりははるかに進んでいます。 それはなぜかといいますとね、大手は自分の所以外にも他の農場からたくさんの卵を仕入れています。 するとですよ、必然的にあちこちの農場から運ばれてくる過程で色々な菌やウイルスもいっしょにやってくることになるんです。 そこでこれらの菌を死滅させないとね、最悪のケースでは自分のところの鶏に病気が発生するかもしれないでしょう? だからね、こういうところは徹底して衛生面に関しては力をいれています。 最近では、卵の紫外線照射だけに限らず建物の中全体にオゾンシャワーというオゾンで出来た空気を天井からシャワーしているところも多いです。 ちなみに我が家もこれは設備して使っています。毎日夜中にタイマーで一日3時間稼動するようにセットしてあります。 もちろん、このオゾンシャワーが出ている時間と終った後の2時間は建物の中には立入禁止です。オゾンを吸うと呼吸器を傷めますからね。 ところでこのオゾンシャワーのいいところは3時間この中にいるとね、サルモネラ菌とかの食中毒の原因となる細菌やウイルスが仮にいたとしても、ほぼ100%死滅することが実験によって証明されているのです。あくまでも衛生管理というのは細菌やウイルスが農場内にいるいないに関わらず、いることを前提にして退治することや防ぐことを考えていますからね。だから、大手になればなるほどしっかりと対応しているところが多いのです。(このへんについてはいくら美味しくて、こだわりを持った卵を作っている零細農家といえども対応はまちまちなんです。正直、衛生面では大手には歯が立たないところが圧倒的に多いです。だから、味で勝負するんでしょうけど・・・。 でも、どうせなら両方やらないと本当の意味での安全、安心な卵は作れないんですけどね。)ちなみに、今はやりの鳥インフルエンザですけどね、 もし、鳥が感染して産んだ卵にもウイルスが付着していたとするでしょう?でも、大丈夫なんです。オゾンシャワーを常備しているところは最悪でも出荷前の段階でウイルスは退治されていますから。それにね、鳥インフルエンザウイルスって元々はとっても弱いんです。 正直いってO-157やサルモネラ、黄色ブドウ球菌とかっていう食中毒の原因となる細菌の方が今のところ、確率的には遥かに強力で悪性も強いですよ!!だって、口から入ったらね、食中毒を起こすでしょう?でもね、鳥インフルエンザウイルスは違いますよ。口から食べ物といっしょに入った場合はまだまだセーフ!!もちろん、ウイルスですから一般のインフルエンザといっしょで鼻から直接吸い込んだら問題ありますよ! でも、食べた場合はまだ、大丈夫です。すべて胃液で死にます。食中毒とは違いまして、鳥インフルエンザウイルスは食べ物といっしょに食べても胃の中ですべて死滅してしまうんです。(このことは北海道大学の獣医学部の喜田宏教授のチームによってかなり早い段階から確認されています。) だから、国や国際機関で卵や肉を食べて感染した例は世界的に報告が無いっていっているのです。 ただ、10000%の絶対なる自信を持って大丈夫といえるかっていうとね、細菌学の上では言い切れない!自然界には必ず突然変異があるからね。もしそれこそ1億分とか50億分の1とかいった確率で感染した場合でも食べたことで感染したら誰も責任がとれないので断言しないだけです。 ということで今の段階では人間に対する危険性ってのはまだまだ低いのです。ここの点は憶えておいたほうがいいですよ。 世界が恐がっているのは今の現状ではなくて仮に感染が拡大することによって突然変異が起こったときなんです。そうなったら手がつけられないので今から対策を練っているわけです。ということでね、一般に生活している皆さんがことさら鳥インフルエンザウイルスを恐がる必要は無いんですね。今の流通システムではウイルスはたいてい、出荷前に死滅させているしね。それに万一多少のウイルスが付着したものを食べても胃の中で全て死滅してしまうし。 よっぽど感染した鳥といっしょに生活しているとして、さらに濃厚な接触を通して、おまけにウイルスを直接、鼻や目などの粘膜から体内に直に取り込まない限りは今のところ大丈夫です。それによく考えててみるとね、 人間が死亡した国でね、発生した民家の周辺の人にも一気に感染が拡大して死亡者が増え続けているってニュースは聞いたことあります?ないでしょう?今の段階では人間に対する感染力ってこんなもんです。 感染した鳥さんとよっぽど濃厚な接触をしない限り感染することはないってことですから。 もし、目の前に鳥インフルエンザウイルスがいても一般の病気になる確率よりもはるかに感染する確率は低いってこと憶えておいてね! (だからといって確かに京都の養鶏場みたいに感染した鶏を出荷するのは問題ですよ。)でも、実際はこんな話を聞いてもあまり説得力がないかなぁ?ニュースで鳥さんがあんなにもバタバタと死んでいくのを見ると確かに恐怖ですよね。ここでちょっと鳥さんと人間の違いにについて補足しておきます。鳥はね、呼吸器がもともと他の動物と比べても格段に弱い!! だからね、実際はインフルエンザに限らず他の呼吸器関係の病でもね、バッタバッタと死んでしまうのです。 でも、人間は鳥よりも呼吸器は丈夫ですからね。それに感染するウイルスの形も違うのでそう簡単には感染して発病なんてしません。つまり、あのようにバッタバッタと死んでしまうことって今のところはありえないです。あのペースで人間も死んだらそりゃ~大変ですよ!それこそ、生物兵器クラスでしょう?でも、国の対応を見てみてるとさ、とても生物兵器クラスの感染力を持ったものが広がっているって感じじゃないでしょう?今の段階では人が死ぬ確率は日本ではほぼ考えられないからね。(今ならアメリカ兵がイラクにいって死ぬ確率の方がよっぽど高いと思うけど・・・。)そんな認識だからさ、とりあえずは鶏を飼育しているところだけ消毒をまめに行えば大丈夫って感じの対応って気がしませんか? だから、調査先行で具体的な対策面での動きがかなり遅いのではないかな?皆さんはどう思いますか?鳥インフルエンザの感染力の弱さと日本の流通システムにおける衛生面での強さはご理解いただけましたか?そして、マスコミさんは些細な可能性でも視聴者が興味をひきそうだと思ったらことさらあおるのが大変お好きだってことも察しの良い方はおわかりいただけたと思います。それでは、本日もありがとうございました。<終>
2004年03月05日
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こんばんわ。 今日のお話は鶏さんや牛さん、もちろん豚さんも関係しますよ。 要は畜産業界全般的な餌の裏話についてお話したいと思います。 以前、この日記でも鶏さんを例にあげながら餌についてお話したと思います。 そのときに大部分の養鶏場さんは出来合いの餌(配合飼料といいます)を飼料メーカーから購入して与えているっていいました。 もちろん、鶏に限らず日本の他の畜産業界もほとんどそうです。自分達の手で餌を作って与えているところっていうのは非常に稀ですから。 我が農場のある北海道でも完全に自分の工場で一からすべて配合して作っているところって我が家を含めて3、4件くらいしか知りません。(それくらい餌を自分で作って与えるってのは大変なことなんです。) 後の養鶏場はほとんど飼料メーカーから出来合いの餌を購入しているパターンです。 多少はその餌に○○糖やら○○菌やら、ビタミン添加物等を混ぜ合わせていつところもありますけどね。 でもね、そんなものの添加率ってのは多くてもせいぜい0.5~1.5%くらいですからね。基本は出来合いの飼料とほぼ変わらないでしょう。(うーん、言ってしまった。業界の人が読むと怒るかな?)ところで、この飼料メーカーが配合している餌に何が添加されているか皆さんご存知ですか?聞いたら驚くかもしてませんね。レベル的にはBSEの原因にもなった肉骨粉に匹敵するもんですから。 それはね、フェザーアミールっていう飼料用たんぱく質のことなんです。 ここで、誤解や反論を承知で飼料原料に対するぶっちゃけ話をいいますね。 動物が食べる飼料ってのは人間が食べるようなものはまず原料として使いません。 なぜなら、人間向けに販売した方が儲かるからです。では、飼料メーカーとしてはどんなものを飼料として販売したら儲かるでしょう?・・・答えは簡単です。ずばり、「産業廃棄物扱いのゴミ」です。 人間が食べるとなると絶対に問題がありますが、これがこと畜産の世界になるとね、こういったお金を貰って回収できて、尚且つ、自分のところで加工してさらに販売できるものっていうのはメチャクチャ美味しい原料なんです!・・・だってどう考えても儲かるでしょう?原料から処理費用から全部セットになってもらえるんですから。 あとは廃棄物を商品化する開発技術さえ確立すれば後はエスカレーター式で利益が転がりこんできますよ~! だから、国をあげてでも、開発に明け暮れるんです。もちろん、開発段階の基本は自然界の常識はまったく無視されますよ。 あくまでも中身の元素レベルでの成分が整っていればOKなんですから。そして、いざ出来上がったらどうするか? もちろん開発にお金がかかっていますからね、自然の摂理に反していようが成分学的にとりあえず問題が無ければ販売はゴーサインですよ。 何せ食べ続けてどうなるかなんてことは誰にもわかりませんからね。(この辺は遺伝子組換え食品の開発と栽培に似てますね。) ちょっと話が抽象的すぎるのでもっとイメージしやすいように具体例を上げますね。 産業廃棄物が見事に飼料原料になった代表選手の一人はタイトルにもあった「フェザーアミール」。 これを日本語で簡単に訳すと何のことだかわかります? フェザーは「羽」、アミールは「たんぱく質」。つまり、簡単にいうと「鳥類の羽」です。 もともと、動物の羽って成分でいうとたんぱく質で出来ています。それもかなりの高い純度のものなんですよ。 だから、成分分析の観点で考えると栄養価的にはかなりの高タンパクなんで有効なんです。 ・・・でも欠点は吸収率が非常に低いこと。仮に食べても消化吸収しないってことですね。そこで、とあるアメリカの科学者達は考えました。・・・この吸収率を上げるにはどうすればいいか?ってね。何せ鳥の羽ってそれこそ産業廃棄物ですからね。 経済が発展する限り無尽蔵に出てくるし、さらには処理費用ってことでお金とセットになって回収できるしね。お金を貰ってさらに販売まで出来たら夢のような話でしょう? そして、この産業廃棄物の代表選手「鳥たちの羽」を原料に開発されたのがこの「フェザーアミール」ってやつです。 消化吸収されやすいように科学的に加工されたものです。 いや~、これって科学的にはすごい発明ですよ。何せゴミを食べ物に変えてしまったのですから。 それに見かけ上の栄養価の高いこと高いこと!! おまけに値段も同じくらいの栄養価の自然のものに比べると比較にならないくらいに安い!! 正直、始めから勝負になってません。安すぎます。 さて、皆さんに問題です。卵はたんぱく質で出来ていますね。 利益最優先で卵を生産しようと思ったら安くて栄養価も高い飼料用の原料があればそれを使いたくなりませんか?・・・そりゃ~当然なりますよ!!・・・だって、儲かるだもん。 ってことでこの技術が開発されてからというもの、瞬く間に「フェザーアミール」は世界中に広がりまして今日に至っています。でもね、一見優れもののように見えるこの「フェザーアミール」ですが、よくよく考えてみると変じゃありませんか?・・・だってね、鳥の羽だよ。あくまでも。 いくら吸収が良くなったからといっても所詮は羽なんです。 通常では自然界にはこんな餌まず存在しませんよ! 仮にあっても雑食性や草食性の動物は絶対に口になんかしません。するのは肉食性だけです。 だって、もともと雑食性や草食性の動物にはそんなものを食べれる歯がお口の中にはありませんから。 そして、ここからが重要です。牛さん、豚さん、鳥さんって凶暴な肉食ですか?・・・絶対そんなことは無いですよね。 ってことは進化の過程で動物の羽を主食としてきたと思います?もちろん、絶対にありえないんです。 特に鳥に関していうとお互いの羽を主食にするなんてことはまずありえないですよ。 でも、残念ながら今の配合飼料はどの動物のものにもね、 ・・・ほとんどこのフェザーアミールが含まれています。 なぜ、入れるかっていうと価格も安いし、さらに魅力的なのがね、これをいれることによって餌の中の見かけ上のたんぱく質の含有率はグンと上がって国の定めている検査に通りやすくなりますからなのです。 ビジネス上では仕方がありません。何せどこの国も添加を許可してますから。 でも、これって恐いでしょう? BSEの肉骨粉となんら変わらないと思うけど・・・。 どう考えても自然の摂理に反した飼料ですよね? それにもかかわらず、現実はこの仲間の羽を食べて産んだ卵を日本どころか世界中の大部分の方は知らずに食べているのが現状なんですよ!・・やはりですよ、安さの裏には必ず隠れた理由があるんです。 でもそんなことを公にすると自分の首を絞めることになる人が大部分なのよね~。そりゃ~言わないよね。知っていてもさ!・・・どうですか?今日の話も長かったけど最後まで読んだ人はどう感じたでしょうか?世界的な畜産業界の流れを!こんなもの、自分の子供に食べさせるのは私は嫌ですね~。 だから、せめて自分の農場で生産する卵だけでも安心して食べれるものを作り続けますよ。 いつか、必ずおかしいと気がついてくれるのを期待してね。もしかして、こういったことに対する自然界の警告がBSEや鳥インフルエンザかも?・・・ということで今日のお話はおしまいです。最後まで読んでいただきありがとうございましたm(--)m<終>
2004年03月02日
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こんばんわ。とうとう京都にまで鳥インフルエンザが拡大してしまいました。正直、感染源が特定出来ない現状では養鶏業者として完璧には防ぎようがない!!ってのが本音です。このままではどんどん広がりそうです。誰か助けて~(><)って叫びたい業者がちまたに溢れているのはもう明らかっす。さてさて、いったいこの鳥インフルエンザはどうなっていくのでしょうか?まぁ、ここまでいきますと後2,3箇所、違うエリアで発生したらアウトって感じです。 もう全国的にワクチンを国の支援で使用することになるでしょうね。 もう、「慎重に対応しないといけない」って言い訳は効かないでしょうから。それにしても日本の国の対応って非常に遅いよなぁ・・・。確かに、国のいっていることもわかりますけどね。基本は菌を国内に入れないってことですから・・・。 その点については理解できますが、もう現状では国としてどうしようもないって所まで来ている気がするんですけどね。 だってね、感染源がつかめないってことと山口、大分、そしてかなり飛んで京都で発生でしょう?もうどこで発生してもおかしくないって展開に突入してしまいましたから。実際、過去の例を考えてみてもこうなったら後の祭りっす。 かなり被害が拡大してからどうにも国としても責任を取りきれないのでワクチンの使用を許可するってパターンに落ち着くでしょう。それまでは、発生した農場は犠牲になって倒産していって世論を動かすしか今のところ手は無いようですね。ちなみに今どこの養鶏場でもこの鳥インフルエンザが発生した場合はほぼ100発100中で倒産状態になります。 もちろん、我が家も例外ではありません。とまぁ、ここまではなんか養鶏場の愚痴にしか聞こえないっすよね。今日の本題は実はこっからなんです。前振りがいつも長くてすみません。m(--)m皆さん、ここで質問で~す。鳥インフルエンザがこのまま拡大すると皆さんにもどんな影響が出ると思います?・・・そうですよね。一番は感染することが恐いでしょう?そりゃ~そうですよね! でもね、私が個人的に心配しているのはいつも卵を食べてくれる皆さんへの食生活面での影響です。それはですね、今とかの話ではないんです。もう少し被害が拡大したとして将来の話なんです。正直申しまして今、卵業界ってのは戦後からの歴史で考えると最も厳しい状況にあります。 もし、感染被害が拡大するとね、当然被害にあった養鶏場ってのはほぼ自力での経営は出来ないっすよ。 でも、大規模なところは業界的にはどうしても潰せないってのが現実です。もし、潰すとですね、それに関連して飼料メーカーから商社からそれこそ関連するところすべてに多大な被害を出します。っていうか連鎖倒産も発生します。 そのため、経営的には倒産状態でも運営は飼料メーカーが主導で続けていくんですよ。実際はね。だから、本当は潰れているような内容でも表向きは経営していってるところが多いのです。このような展開になるとどういうことが起きるかといいますと必ず最終的に一般消費者の方にしわ寄せが行くようになっているんですね。簡単にいうと、とっても品質の悪い卵ばかりが市場に出回ります。だって、借金を肩代わりした飼料メーカーとか商社ってのは少しでも利益を絞りだして元を取ろうとしますから。そのためにどうするかっていったらなるべく安価な餌で卵を生産するようになるのです。もちろん、餌の中身は表面上は栄養価は整っていますけどね。でも、中身はそれこそ石油から合成して作った工業製品の添加剤だらけのものになります。 もちろん、鶏さんもこんな餌ばかり食べていたら良い卵は産めませんが見かけ上はわかりませんし、個数はなんとか産めますから・・。そうすれば、少しは利益が出せるわけです。それもね、品質の悪い餌を食べさせるところは倒産しかけたところだけでは無いのですよ!借金を肩代わりした飼料メーカー、商社ともに自分が潰れたら元もこもありませんから。そうなるとね、他の取引のあるところもまんべんなく価格は据置もしくは値上げ、品質は判らない程度に低下させた飼料を流通させますからね。これを一社がやるとですね、大抵は情報網も横のラインでつながっていますから業界全体としてそのような方向に進んでいくわけです。 そして、問題が発覚したら慌てて改善してほとぼりがさめるのを待つってのが王道ですね~。だから、飼料の中に肉骨粉なんてのを平気で添加してBSEみたいな病気が発生するんですよ~。それにね、一度このような倒産状態に陥った農場ってのはよほどのガッツが無い限りやる気はなくなりますよ。 だって、一生かかっても返せない借金が出来て返せる見込みなんてのはほぼないっすからね!つまり、やり続ける限り、一生飼料メーカーや商社の借金返済のためだけの奴隷人生に転落するんですよ。どう考えたっていやでしょう?だから、飼料の供給側にしても卵を生産する農場側にしても品質が良くなる道理が無いでしょう?どっちかっていうとどうしても悪くなるんです。そして、今回の被害は他の業界にも多大な影響を及ぼしていますからね。近い将来そのツジツマ合わせが各業界内で起こらなければいいなぁと思います。結局のところ、こうした業界の損害に対する責任は最終的には一般の消費者の皆さん方から判らないように浅く広く負担してもらうっていう構図に落ち着くんですかね?さて、皆さんはどう思いますか?結局、国の対応が遅くなって被害が拡大すると今話したような展開が現実味を帯びてきてしまいますから一刻も早く対策を講じて欲しいってのが我々養鶏業者の本音でした。それでは、本日も長くなってすいません。<終>
2004年03月01日
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