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マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 16399.39(+47.54)・東1部売買高 16.33 (億株)・同先物 16350 (-30) ・同売買代金 23,890 (億円)・TOPIX 1617.42 (-3.23) ・同時価総額 516 (兆円)・東証2部 4173.88 (+19.26)・値上がり 906 ・日経JQ 2155.19 (+4.87) ・値下がり 649 ====================================================================== 31日の東京市場は反発。リバウンド狙いの買いが入ったものの、上値は重く戻りは限定的だった。 前日急落した反動でリバウンド狙いの買いが優勢となった。ただ、日経平均は100円超上昇する場面も見られたが、引けにかけて上げ幅を縮小。戻り待ちの売り圧力に押され、25日移動平均(16422円)を奪回することはできなかった。 引け後には日銀の展望レポートが発表された。昨年11月は、この展望リポートでデフレ脱却への期待感が高まり大幅高となった経緯があるが、今回は概ね事前の予想通りの内容だったもようで上昇の牽引役にはならなそうだ。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,155.19 +4.87 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,810.73 +0.58 327社 307社 109社 83.4%マザーズ指数 1,195.39 +6.96 92社 63社 18社 100.0%ヘラクレス指数 1,951.57 +18.78 75社 62社 11社 98.9%≪NY株式相場はハイテク企業の先行きに対する強気な見方・ナスダックが反発≫□ダウ平均 :12086.50(▼ 3.76)□ナスダック : 2363.77(△13.15)□日経225先物:16440 (△60:大証比)□為 替 : 117.40-50□金価格 : 607.40(△6.40)□WTI原油先物: 58.36(▼2.39)□売り :3840万株□買い :3220万株□売越し: 620万株 市場では、「きのうマドを空けて下落し、きょうは25日線割れの水準で推移。相場のもろさを露呈した印象だ。好決算を受け、個別に単発で上昇しているが、持続性がない。いったんは1万6000円をのぞきにいく場面もあるのではないか。ただ、11月後半以降は米クリスマス商戦への期待から好業績見直しの動きが出てくると読んでいる」(岡三証券・出来高上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 出来高| 1| 5405|住友金属工業 | 440| 1| 43847000| 2| 9984|ソフトバンク |2560| -75| 40016400| 3| 7211|三菱自動車工業 | 213| 4| 33573000| 4| 2768|双日 | 388| 10| 29926300| 5| 5401|新日本製鉄 | 476| 0| 26584000| 6| 6502|東芝 | 740| -3| 23569000| 7| 7004|日立造船 | 144| -1| 22572000| 8| 8404|みずほ信託銀行 | 281| -2| 21031000| 9| 7012|川崎重工業 | 432| 4| 19306000|10| 7011|三菱重工業 | 522| -5| 18911000|・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 7558|トーメンエレク |2235| 267| 13.57| 2| 8567|クレディア |1274| 133| 11.66| 3| 4776|サイボウズ |97800| 10000| 11.39| 4| 3107|大和紡績 | 427| 42| 10.91| 5| 5213|東芝セラミ | 596| 43| 7.78| 6| 7245|大同メタル工業 | 772| 53| 7.37| 7| 2322|NECフィール |1618| 111| 7.37| 8| 9842|アークランド |1760| 116| 7.06| 9| 8692|だいこう証券 |1432| 90| 6.71|10| 7631|マクニカ |3690| 230| 6.65|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 8573|三洋信販 |4470| -280| -5.89| 2| 4678|秀英予備校 |1582| -93| -5.55| 3| 8583|UFJニコス | 528| -31| -5.55| 4| 7221|トヨタ車体 |2030| -100| -4.69| 5| 9037|ハマキョウレ |3110| -140| -4.31| 6| 6140|旭ダイヤ | 771| -33| -4.1| 7| 4065|紀文フード |1183| -48| -3.9| 8| 8258|OMCカード |1162| -46| -3.81| 9| 3341|日本調剤 |3820| -150| -3.78|10| 7105|日本輸送機 | 511| -20| -3.77|9433 KDDI 729000 +2000買い先行スタート後は伸び悩みへ。番号継続制度導入に伴う乗り換えの動きでは29日時点で契約純増が8万件などと伝わっており、前評判通りの滑り出したとなっている。ただ、前日付けでCSが通信セクターの投資評価を「オーバーウェイト」から「マーケットウェイト」に引き下げており、利食い売りを早めるきっかけとなっているもよう。同社に関しては目標株価を75.7万円から69万円に引き下げている。6954 ファナック 10150 +590大幅続伸で7月11日以来の1万円大台回復。先週末に発表している好決算に対して評価の動きが集まってきている格好。本日はモルガンの目標株価引き上げが伝わっており、追加の支援材料とされている模様。自動車業界向けのロボット需要が回復傾向として、目標株価は12600円から13300円に引き上げている。7558 トーメンエレク 2235 +267上昇率トップ。米国シーゲイト社との販売代理店契約締結を発表している。取扱製品の拡大に伴う業容拡大期待も高まる展開となっているようだ。また、同じ半導体商社であるマクニカの株価上昇なども刺激となっている感。消費者金融各社総じて売り先行。昨日、4社が相次いで業績予想の下方修正を発表、過払金返還に対する引当金計上によって、中間期最終損益は各社ともに大幅な赤字計上を余儀無くされる見通しとなっている。ただ、アイフルなどの下げは限定的、同引当金計上に伴う下方修正は既定路線になってはいた状況。5213 東芝セラ 596 +43TOB価格に鞘寄せの動きから急伸へ。本日報じられている日米投資ファンドのTOBに対し、会社側で賛同するとの表明がなされている。全株取得が目指されていることから、将来的に上場廃止となる公算が大きく、完全にTOB価格600円への収斂が想定される展開。9984 ソフトバンク 2560 -75売り先行。番号継続制度導入に伴う利用者の乗り換え状況が伝わっており、29日時点で同社は転出超が2万件などと報じられている。受付一時停止などの影響もあったとはいえ、前評判どおりのKDDI一人勝ちの状況があらためて嫌気される状況にもなっているようだ。3107 ダイワボウ 427 +42人気化。昨日発表した中間期業績の上方修正が買い材料視される。経常利益は従来予想の6億円から9億円にまで増額修正、一転して増益に転じる見込みに。機能資材事業、及びゴム事業が堅調推移となったようだ。個人投資家の関心が高まりやすい銘柄でもあり、ストレートに材料視される状況となっている。昨日の日経平均株価は続落。安値は16329円と、10月10日以来の安値水準まで下げる場面もあった。また、25日移動平均線16392円を9月26日以来約1ヶ月ぶりに下回った。したがって、現状は、9月安値15513円(9月25日)~10月高値16901円(10月24日)までの上昇トレンドに対する調整局面である。昨日は、この上昇幅の38.2%押しとなる16370円を下回ったことで、次は50%押しとなる16200円が下値の目途となる。なお、前回の調整局面は、9月高値16414円(4日)~9月安値15513円の901円の下落だった。仮に、この調整の値幅を今回のケースに当てはめると、下値の目途は16000円(=16901円-901円)となる。一方、上値の節目は、まずは心理的な節目の16500円がある。また、10月27日の安値16643円~昨日の高値16549円にマドがあるが、16643円まで上昇してこれを埋めることになれば、目先の調整にも一巡感が出てこよう。・下院、民主党が優位の戦い 米中間選挙まで1週間 ・9月の米個人消費0.1%増 2005年8月以来低い伸び・自民、公共工事削減で苦肉の策 業界に配慮、安値受注防止・定期預金、7年ぶり増加 8月0.1%増の222兆5858億円・貸金業法案、きょう閣議決定 上限金利20%以下に・消費者金融3社の9月中間、1000億円超す赤字に ・三菱重、GEと原発事業で提携交渉 米国での販売協力が柱に・東芝セラ、日米投資ファンドと組み経営陣による企業買収を実施・電子部品在庫、最高に 9月の電子部品・デバイスの在庫指数・ソフトバンク孫社長「需要見誤り」陳謝 携帯番号継続の支障で ・KDDI、29日時点での乗り換え契約純増8万件・カブコム、株取引夜間市場を1000銘柄に拡大――23時59分まで時間延長・足利銀受け皿に8地銀組み名乗りへ――持ち株会社設立方針・中国への特許出願拡大――松下4年で倍増、ホンダ前年比26%増・キヤノン、遺伝子診断事業に参入 2010年にも商品化・電力・都市ガス14社、1―3月値上げ 燃料高を反映・三井物産、太陽光発電メーカーの米社を買収 120億円で・ソニー会長、来期営業利益率「5%達成可能」・JAL、役員定年を引き下げ・ANA、米で共同運航拡大――ユナイテッドと1日164便・インデックス、アトラスを子会社化・キヤノン、遺伝子診断事業に参入――2010年にも製品化・新日鉄、高強度の鋼管量産――パイプライン向けに供給・トヨタ紡織、3年計画で1500億円の設備投資 内装部品を強化・森精機の9月中間、営業益8割増の100億円・京セラの9月中間、税引き前益63%増の723億円・新日石、中間経常益12%減・TDK、中間営業益36%増――コンデンサー伸びる・双日、中間純利益2割増に――資源分野の利益拡大・ヤマトHD、中間営業益27%減・オムロン、中間期営業益23%減・富士電HD、中間営業益2倍・メディパル、中間経常益84%増に・新規公開:2120 ネクスト 公開価格22万円
2006.10.31
洗濯機や冷蔵庫といったいわゆる“生活家電”は、すでにほとんどの家庭に普及しているため、“成熟市場”と言われてきた。ところがここ1,2年、状況が変わってきている。10万円の炊飯器、20万円の洗濯機といった高額商品が売れ始めているのだ。それはなぜか?実は今までにない付加価値をつけ、買い替え需要を喚起させようというメーカー側の動きが活発になっているのだ。その先駆けとなったのが、産業革命の国・イギリスから新しい技術を引っさげて乗り込んできた掃除機メーカー、ダイソン。そして、日本の家電メーカーの王者、松下電器なども続々と高機能製品の開発に乗り出している。革新的なアイデアと技術があれば、まだまだ成長する可能性を秘めた“生活家電市場”。その開発競争の舞台裏を追った。 産業革命の国からの“黒船”サイクロン掃除機・ダイソン2004年6月、それまで1,2万円が当たり前だった掃除機の市場に、8万円という高額商品が登場した。イギリスのメーカー・ダイソンが開発したサイクロン(遠心分離)式掃除機だ。 「強力な吸引力と紙パック不要」を売り文句に一気にシェアを拡大、日本に新しく高機能掃除機の市場を作った。成熟市場と思われていた掃除機市場で、新しい機能・付加価値を付ければ新たな需要を開拓できるということを証明したのだ。 サイクロン式掃除機を発明したのは、イギリス本社の会長であり現役の研究開発者でもあるジェームズ・ダイソン氏(58)。会社設立13年で世界42カ国に掃除機2000万台を販売、サイクロン式掃除機ただ一点で世界を席巻した。現在も1200人の社員のうち400人が研究開発に携わる。その中に、日本向け商品を開発する特命チームが存在し、新たな商品開発に取り組んでいる。一体、その特命チームはどうやって日本市場をリサーチし、どんな開発をしているのか? 家電の王者・松下電器産業洗濯機、エアコン、冷蔵庫の、いわゆる生活家電の3大商品でヒットを連発し市場をリードする松下電器産業。好調な業績を支えているのは、徹底して消費者サイドに立ったモノ作りだ。 大阪府内にある豊中工場には、一軒家の民家そのままの作りの“くらし研究所”がある。そこでは女性を中心とした研究者たちが、一般家庭に近い環境で、製品の検証を行なっている。 10月発売の新しい冷蔵庫の開発に当たっては、まず一般家庭100軒の冷蔵庫内の写真を集め、ペットボトルが増えたことや冷蔵庫が“食糧倉庫化”している現状を調べた。そして主婦、高齢者、子供を使って、身長差などによる使いやすさの違いや、食材を取り出す時の筋肉の負担などを徹底的に研究した。果たして、こうした研究をどう商品に生かしているのだろうか?その秘密を探る。 炊飯器の神様 最後の挑戦・三洋電機鳥取三洋電機の研究者・下澤理如(まさゆき)さん(59)は、炊飯器作り一筋で30年という自称「飯炊きおじさん」。炊飯器では後発だった三洋にあって、92年に業界初の「圧力IH(電磁誘導加熱)炊飯器」を世に送り出し、業界のスタンダードを作った。2002年には、かまどご飯を炊飯器で再現する「おどり炊き」を発明。電気調理器では難しかった強い火力の効果を、圧力の調節でたくみに作り出し、かまど独特の“ふっくらご飯”を炊けるようにした。この商品は大ヒットを飛ばし、今や下澤さんは「炊飯器の神様」と呼ばれるようになった。しかし、三洋電機は今年9月、赤字の続く家電部門を組織上解体するという大幅な構造改革を発表した。創業の地・兵庫県加西市にある北條工場も7月に閉鎖、来年には洗濯機生産発祥の地である滋賀工場も閉鎖し、生活家電は鳥取など3工場に集中させることを決めた。 そうした中、下澤さんは来年の定年までに武器である炊飯器の開発技術を若手の技術者たちに継承しようとしていた。2代目・3代目の“飯炊きおじさん”を生もうと若い技術者たちに技術を受け継ぎながら、最後の新たな炊飯器開発に挑む“神様”下澤さんに密着した。 土鍋炊飯器に挑戦する・タイガー魔法瓶一方、競争の激化する「高級炊飯器」市場に、名乗りを上げたのがタイガー魔法瓶だ。今年秋、3年余り試行錯誤を繰り返してきた商品を発売することになった。内釜を土鍋にするという、電機制御の工業製品では不可能といわれた炊飯器だ。 しかし、商品発売まで1ヵ月と迫っても、最終調整は遅々として進まずにいた。熱しにくく冷めにくいという土鍋の特徴から、制御をかけてから効果を発揮するまでにタイムラグが生じ、出来上がりをはかるのは至難の業。果たして間に合ったのか―。
2006.10.31
10月30日時点 45都道府県452校に 全国の高校 これまで、必修逃れがなかった千葉、三重、沖縄県でも、私立高校で判明し、 必修逃れは45都道府県、452校になった 学校現場に責任があるのか、文部科学省を中心とした教育体制に問題が あるのかは、衆院教育基本法特別委員会で論議されている ・文部科学省が、原則として不足単位が3単位(50分授業で105コマ)以上 の高校生を対象に救済を検討している ・茨城県立佐竹高校校長が、学校のことで悩んでおり、近くに「先に行き ます」などと書かれた遺書が落ちていて、自殺とみられる
2006.10.31
「ファーストリテイリングという社名は、これまで大半の人に『ああ、ユニクロの会社ね』と受け止められていた。それを変えたい」。同社の柳井正社長兼会長は言う。 ファストリはこの秋、新しいロゴマークを導入した。その狙いは「ファストリ=ユニクロ」というイメージからの脱却を図るためだ。「ユニクロ」はファストリの基幹事業だ。2006年8月期決算で、同社の連結売上高は4488億円、経常利益は730億円。このうち国内ユニクロ事業の売上高は前年比7.7%増の3936億円と、全売上高の87.7%を占める。同事業の売上高総利益率は前年から2.0ポイント上昇し、46.5%を計上する高収益事業だ。にもかかわらず、なぜ脱ユニクロ依存なのか。 柳井会長は2010年8月期に売上高1兆円、経常利益1500億円の達成を目指している。その達成のためには、国内ユニクロ事業の成長だけでは賄えないと見ている。計画では2010年8月期の国内ユニクロの予想売上高は6000億円。つまり残り4000億円は国内ユニクロ以外の事業で生み出すことを目論む。 2006年8月期の決算で、非国内ユニクロ事業の売り上げは550億円と連結売上高の13%に過ぎない。これをわずか4年で8倍の4000億円にまで増やす計画だ。 そのために打つ手は2つ。新規事業の立ち上げと、積極的なM&A(企業の合併・買収)だ。 脱ユニクロ流の商品開発 2006年10月、ファストリは新ブランドである「ジーユー」の1号店をダイエー南行徳店に開店した。これまでもファストリ は、「ボディ・バイ・ユニクロ」(女性下着)や「ユニクロキッズ」(子供向けカジュアル衣料)などの専門ブランドを展開してきたが、いずれも「ユニクロ」の名を冠した派生ブランドだった。ジーユーはファストリが開発した、初めての、非ユニクロ・カジュアル衣料ブランドだ。 ジーユーの特徴は低価格で、ユニクロブランドの商品と比べて3割ほど安い。ターゲットの顧客層は20~30代の若い女性で、老若男女に幅広い層から支持を受けるユニクロとは違う。ジーユーでは「マイクロミニ」のスカートなど流行に乗ったデザインの商品を販売している。 「ジーユーを立ち上げたのは、流行を取り入れた商品を機敏に投入していくため。商品はどんどん売り切り、毎週のように新商品を入れる」。ファストリ傘下のジーユーの中嶋修一社長は、多品種少量の商品開発を説明する。流行に敏感な商品を販売するためには、先鋭的なデザインを積極的に取り入れていく必要がある分、結果として受け入れる顧客の層は狭まり売れ残りのリスクが高まる。このためジーユーでは、アパレル卸などにデザインや製造を外注する持たざる事業基盤を構築し、製造原価を引き下げ、製造量を限定して在庫水準を抑えていく方針だ。 ジーユーが手がけていく商品開発は、ユニクロでは向かなかった。ユニクロの事業モデルの根幹は、大量製造・大量販売を前提とするSPA(製造小売り)だ。全国に700店以上を構え、1商品の販売量が100万点を超えることも珍しくない。既に4000億円の事業規模に成長したユニクロが、売れ残りリスクを負った流行品の製造販売は難しく、幅広い層の購入意欲を刺激するベーシックな商品が品揃えの中心となる。 ジーユーは、中間流通業者が複雑に入り組むアパレル業界の旧弊に立ち向かいながらSPAを発展させてきた柳井会長にとってはいわば「先祖返り」に当たる事業モデルだ。 米カジュアル衣料小売り大手のギャップも、価格を抑えた別ラインのブランド「オールドネイビー」を立ち上げて成功させた。柳井会長も「低価格カジュアル衣料を狙うのは、世界のアパレル業界の趨勢。伸びる分野と確信している」と言う。 M&Aで時間を買うも、企業文化の浸透で壁 もう1つの成長戦略のM&Aは2005年からその勢いを加速させ、今年も積極的に取り組んでいる。8月に婦人服販売のキャビン()を子会社化した。9月に香港のカジュアル衣料チェーン、ジョルダーナ・インターナショナルの買収を進めたが断念したものの、10月には婦人靴販売のビューカンパニーの第三者割当増資を引き受け、同社の発行済み株式のうち33.4%を握る筆頭株主となった。 ビューカンパニーとの資本提携を発表する会見の席上、柳井会長とビューカンパニーの松村洋佑社長は「SPAで成長してきたユニクロのノウハウを取り入れることで、100億円前後の現在の売り上げは10倍にもなる」と気を吐いた。 柳井会長は「会社を買うということは、時間を買うということ」と言う。M&A戦略は、ジーユーのように事業を一から立ち上げるのに比べて、同じ売上高を積むのにも確かに時間の短縮になる。しかし、時間を買った成果を発揮するには、傘下に入れた企業にファストリの企業文化をしっかり浸透させることが欠かせない。 2005年、ファストリは業績不振だったワンゾーン(旧・靴のマルトミ、名古屋市)を買収した。買収後、ワンゾーンは必ずしもスムーズに再生が進んでいない。柳井会長は「買収から1年半で分かったことは、全く新しい商売を作っていかなければならないということ」と事業再生が難しいことを覗かせた。事業再生を断念した企業もある。2004年に買収した女性向け衣料の製造・販売を手がけるナショナルスタンダードは、事業再生が困難と判断して2006年3月に解散を決めた。 ファストリの松下正取締役は、各事業会社に派遣した執行役員に大幅に権限を委譲する「委任型執行役員制度」を導入する一方、持ち株会社制度に移行し、社外取締役などを拡充して強化することでコーポレートガバナンス(企業統治)を強め、その不安を払拭しようと試みている。 かつては地方の一個人商店に過ぎなかった会社を、1兆円企業に育て、維持するために、柳井会長が今最も力を注ぐのは経営基盤の強化だ。その成否が、2010年以降のファストリの未来図を大きく左右するはずだ。
2006.10.31
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11月1日に発売 ユニバーサルJ 福山雅治(37)ら17人のアーティスト 昨年11月6日に急性骨髄性白血病のため亡くなった歌手の本田美奈子.さん(享年38)の追悼シングル曲「wish」の発表会が行われた 音楽家の井上鑑氏の呼びかけに賛同した福山やバイオリニストの高嶋ちさ子、 尺八の藤原道山ら17人が参加 ・闘病中の本田さんが、病床で書き留めていた散文のフレーズを、 コピーライターの一倉宏氏がつなげて作詞 ・売り上げの一部を白血病患者の支援に役立てたいという
2006.10.31
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 幸運の女神は準備されたところにやってくる。 ルイ・パストゥール━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪ガス記念日 1872年、日本で初めてガス灯が横浜の馬車道に点灯され、ガス事業がスタートしたことを記念して、日本瓦斯協会が1972年に制定した。 ・ マルティン・ルターが、ローマ教会の免償発行を糾弾する「95か条の論題」を教会の壁に貼り出す。(1517) ・ 埼玉県秩父郡で困民党員と1万人の農民が蜂起し、秩父事件発生(1884) ・ 吉田茂元首相の葬儀を戦後初の国葬として行う(1967) ・ 昭和天皇・皇后両陛下が初の公式記者会見(1975) ・ 平塚市で湘南白動車検査登録事務所が業務開始。「湘南ナンバー」が誕生(1994) 誕生した人: フェルメール(画家 1632)、蒋介石(政治家 1886)、灰谷健次郎(童話作家 1934)、つげ義春(漫画家 1937)、山本耕史(俳優 1976)
2006.10.31
◎日経平均 16351.85(-317.22)◎TOPIX 1620.65(-30.08)◎東証一部出来高概算 18億6321万株≪NY株式相場は市場予想を下回る経済指標をきっかけに、下落≫□ダウ平均 :12090.26(▼ 73.40)□ナスダック : 2350.62(▼ 28.48)□日経225先物 :16525 (▼165:大証比)□為 替 : 117.55-65□金価格 : 601.00 (△1.20)□WTI原油先物(期近): 60.75 (△0.39)□売り :3270万株□買い :2430万株□売越し: 840万株 市場では、「米系がコア銘柄中心に利益確定売りに動き、先物への仕掛け売りにつながった。中長期的には戻り相場を想定しているが、当面は売り物をこなしていく場面」(米系証券)、「安寄り後、静かに値を下げ、嫌な感じだ。この間の戻り過程でももうかったという話は聞こえず、経験則上からは手を出したくない」(中堅証券) ≪値上がり率上位15社≫コード 社 名 現値前比率前日比4283.T松下電工インフォメ 52907.52%3704346.Tネクシィーズ 113506.67%7106810.T日立マクセル 17254.74%784671.Tファルコバイオシステムズ 10694.50%468585.Tオリエントコーポレーション 2564.49%114518.T富山化学工業 7053.68%252540.T養命酒製造 11003.00%324064.T日本カーバイド工業 2783.73%108573.T三洋信販 47403.72%1708038.T東都水産 4294.13%176203.T豊和工業 1753.55%61893.T五洋建設 1473.52%58871.Tゴールドクレスト 65503.48%2208052.T椿本興業 4293.37%145916.Tハルテック 2203.29%7≪値下がり率上位15社≫コード 社 名 現値前比率前日比7616.Tコロワイド 886-9.59%-947987.Tナカバヤシ 296-8.92%-296925.Tウシオ電機 2455-7.36%-1957220.T武蔵精密工業 2845-6.72%-2059719.T住商情報システム 2740-6.64%-1957709.Tクボテック 47700-5.73%-29004739.T伊藤忠テクノソリューションズ 6650-5.67%-4002327.T新日鉄ソリューションズ 3390-5.31%-1906921.T東光電気 537-5.29%-306917.Tデンセイ・ラムダ 1798-4.87%-927447.Tナガイレーベン 2380-4.80%-1208182.Tいなげや 857-4.67%-423819.TインテックHLDG 1582-4.70%-786665.Tエルピーダメモリ 5290-4.68%-2605974.T中国工業 346-4.68%-17≪出来高上位15社≫コード 社 名 現値前比率前日比出来高9984.Tソフトバンク 26802.49%65390108007211.T三菱自動車工業 211-1.86%-4330120007004.T日立造船 1460.00%0211685005401.T新日本製鉄 480-1.64%-8178550008404.Tみずほ信託銀行 2830.35%1164210008571.TNISグループ 64-1.54%-1127637006701.T日本電気 607-1.14%-7125930005405.T住友金属工業 443-1.99%-9109280008585.Tオリエントコーポレーション 2564.49%11102860009205.T日本航空 2240.45%1100900006502.T東芝 751-2.34%-1893730008236.T丸善 254-1.17%-392970006702.T富士通 964-3.31%-3387730007012.T川崎重工業 434-2.69%-1286560007011.T三菱重工業 529-2.94%-168462000○ソフトバンク(9984・東1)2705円+90円 ナンバーポータビリティに絡むトラブルうけ30円安で始まったが、需要の強さの 証左であり強さ見せつける。○松電工IS(4283・東1)5280円+360円 25日の好決算うけ急動意、受注よく遠からず増額もとの観測。信用倍率も2.3倍 など好需給。○マクセル(6810・東1)1730円+83円 27日の決算で通期見込みを増額修正。○カーバイド(1969・東1)281円+13円26日に通期見込みを増額修正。27日は続落だったが本日ほぼ2日間の下げ幅を奪回。○東都水(8038・東1)432円+20円 3日ぶりに高い。一部の注力筋が介入とされて10月16日533円まで2倍高のあと調 整してきたが、24日25日に同値安値406円。○ファルコバイオ(4671・東1)1069円+46円 16日に9月期の着地見込みを下方修正して安値。以後値戻し傾向。●ナカバヤシ(7987・東1)297円-28円 第2の東都水との思惑で5連騰も、前週末27日に業績見通しを減額。一時30 円安。●コロワイド(7616・東1)906円-74円 がんこ炎(3340・Q、9月26日から上場廃止)の買収など積極策続くが27日に業 績見通しを下方修正。●ショーワ(7274・東1)1829円-76円 ムサシ精密(7220・東1)2845円-205円 各々23日、27日に業績見通しを下方修正。ショーワは24日の急落後、半値戻し気 味だったが再び下押し。●住商情報(9719・東1)2750円-185円 伊藤忠テクノ(4739・東1)6640円-410円 各々26、27日の中間決算は24%経常増益、50.6%経常増益と好調だったが、全体 の地合いに押された格好。●シダー(2435・JQ)310円-41円 オーベン(4797・東M)14800円-1010円 各々今期、中間期の経常益見込みを赤字に修正。 先週末の日経平均株価は反落。朝方は上値を16879円まで伸ばしたものの、先週の高値16901円(10月24日)を上回ることができなかった。逆に、10月25日の安値16697円を下回ったことで、16901円が、9月25日安値15513円から始まった上昇トレンドに対する天井になった可能性が強い。したがって、下値の節目としては、前々週のレンジの中心であった16600円や、心理的な節目の16500円がある。ただし、先述の上昇トレンドに対する調整という意味では、その38.2%押しである16370円が意識される。一方、上値は先週のレンジの中心である16750円水準が上値の節目になりそうだ。なお、週足では前週の終値16651円を上回り、5週続伸。年初来高値17563円(4月7日)をつけた3月10日(金)~4月7日(金)の5週続伸に並んだ。仮に今週6週続伸となれば、これは昨年10月28日(金)~12月2日(金)のとき以来である。・米企業の7―9月期、純利益17.4%増 主要500社・米の7―9月速報値、1.6%成長に減速 3年半ぶりの低水準・鉄鋼大手、来春6年ぶり賃上げ JFEは2年分で1500円・「三角合併」ルール決定に遅れ 経団連、米欧産業界と綱引き・高速ネット、映像配信業者から混雑に応分の資金徴収 総務省検討・中小公庫融資、経営者の保証不要 経産省が来春にも新制度・日米欧など主要国、中国をWTO提訴 海賊版や模倣品で・景気けん引、企業から個人消費に維持 日銀31日に展望リポート・大手銀行3行、ATM年中無休に 2007年の元日から・日産自、ディーゼル車を米に09年投入――大型ピックアップ・住友商、マダガスカルのニッケル開発で韓国公社と提携・凸版、大日印、ネット電子書籍の卸売りを本格化・川重、二輪車生産を5増強 ハイブリッド技術も開発へ・アイシン精機、08年までにカナダに新工場 トヨタ増産に対応 ・任天堂、ゲーム機販売でロシア進出・ソフトバンクモバイル、携帯電話の契約を再停止 29日午後・石播、中・小型衛星向け事業化 2011年度に打ち上げ・マツダ、来週にも中国で小型乗用車の生産再開 半年ぶり ・ヨーカ堂、大阪・八尾のショッピングセンターにトヨタ店を誘致・三井物産、長谷工の優先株取得 30億円で マンション事業強化・松下の9月中間、営業益21%増 薄型TVが好調・リコーの9月中間、純利益21%増 カラー複写機けん引・ドコモの9月中間、純利益20%減 端末原価の上昇響く・ソニー電池搭載パソコン、富士通製から発火・住友チタ、チタン原料の新工場――年産能力4割増・クリナップ、住設機器値上げ相次ぐ、キッチンなど1月値上げ・SBI所得隠し、小林議員側に資金・トヨタ、北米に2新工場――09年以降、小型車など生産へ・テレビ用液晶パネル、大型品が下落――10月、供給増・チタン中間原料の輸出価格、3年連続で上昇決着・ファナック、今期純利益14%増に――初の1000億円乗せ・第一三共の9月中間純利益34%増に――血圧降下剤が好調・リコーの9月中間純利益21%増――カラー複写機けん引・NISの9月中間、初の最終赤字――過払い引当金響く・オリコ、9月中間純利益が一転減益へ――過払い金返還備え・アドテストの9月中間純利益52%増――テスター販売が好調・JR東海の9月中間営業益9%減――減益幅は予想比縮小・東急、9月中間純利益3倍に――配当0.5円増の3円
2006.10.30
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10月28日 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ 第1戦のスケートアメリカ 安藤美姫(18) 前日のショートプログラム(SP)2位から逆転し、GP初優勝を飾った 合計得点192.59点は歴代3位。五輪を制した荒川静香の191.34点を上回り、 日本の最高得点を塗り替える演技 ・日本女子がこの大会を制覇するのは92年の佐藤有香以来、2人目 ・SP首位の浅田真央(16)はジャンプミスが相次ぎ、自由4位の171.23点で 3位に終わった ・今大会は男子の織田信成(19)も優勝し、GPシリーズの男女アベック 制覇は昨季のNHK杯に続き2度目、海外では初となる快挙
2006.10.30
10月29日 NTTドコモ、KDDI(au)との契約変更の受け付け ソフトバンクモバイル 前日に契約業務を全面停止した後、29日午前にいったん再開したが、 契約者が殺到し、正午すぎに契約変更の受け付けを2日連続で停止した 顧客情報システムの準備不足が原因と見られる ・矢継ぎ早に新料金プランを打ち出したものの、顧客の反応に対する 見通しが甘く、準備不足を露呈した ・携帯会社を乗り換えるには、利用中の会社から予約番号を受け取り、 移転先で予約番号を示して、両社間で顧客情報を照合する必要がある ・ドコモとKDDIはソフトバンクに文書で強く抗議した
2006.10.30
30日 厚生労働省 ・雇用保険制度の失業手当について、自主退職した人の給付を制限する 方向で検討に入った ・短期間で自主退職して失業手当を受け取る方が有利との批判が 出ていることに配慮するため ・失業手当を受け取るために必要な保険料を納める期間を、自主退職の 場合は最低で、現在の6カ月から12カ月に延ばす案が有力 ・自主退職者への給付を制限する案は、労働政策審議会「雇用保険部会」で 協議し、来年の通常国会に雇用保険法の改正法案を提出する方針
2006.10.30
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。 ウィリアム・ジェームズ━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪ニュースパニックデー 1938年、アメリカ・CBCラジオでSFドラマ『火星人来襲』が放送され、演出の臨時ニュースが本当のニュースと勘違いされ、アメリカ中が大パニックになった。 ・ 「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)発布。(1890) ・ 歌舞伎座が漏電の為に全焼(1921) ・ シュバイツァーのノーベル平和賞受賞が決定(1952) ・ 貴花田が史上最年少の関取に昇進(1989) ・ シドニー五輪金メダルの高橋尚子に国民栄誉賞(2000) 誕生した人: ドストエフスキー(小説家 1821)、東海林さだお(漫画家 1937)、マラドーナ(サッカー選手 1960)、仲間由紀恵(女優 1979)、鬼束ちひろ(歌手 1980)
2006.10.30
30(月) 【国内】 9月鉱工業生産(8:50/前月比-0.7%) TOPIXの浮動株比率見直し 《決算発表》 関西電、三菱電、京セラ、東ガス、東北電、伊藤忠、新日石、 TDK、大ガス、ヤマトHD、オムロン、三菱自、 日本紙、UFJニコス 【海外】 中国ASEAN首脳会議(南寧) 米9月個人所得(22:30/0.3%) 米9月個人支出(22:30/0.3%) 《決算発表》 ベライゾン・コミュニケーションズ 31(火) 【国内】 9月失業率(8:30/4.1%) 9月有効求人倍率(8:30/1.09) 9月全世帯家計調査(8:30) 9月毎月勤労統計(10:30) 9月建築着工(14:00) 9月建設工事受注(14:00) 日銀金融政策決定会合 日銀「経済・物価情勢の展望」 日銀福井総裁会見(15:30~) 《新規上場》 ネクスト 《決算発表》 東電、JR東、三菱商、JT、中部電、富士フイルム、 三井不、三井物、村田製、デンソー、住金、コマツ、三菱重、 エーザイ、豊田織、神戸鋼、JR西、ANA、旭化成、川重 【海外】 台湾新幹線開業(延期の可能性も) 米7-9月雇用コスト指数(22:30/0.9%) 米10月コンファレンスボード消費者信頼感指数(24:00/107.8) 米10月シカゴ購買部協会景気指数(24:00/58.0) 《決算発表》 アーチャー・ダニエルズ、P&G 1(水) 【国内】 10月新車販売(14:00) 国土交通省がETCを二輪車にも導入 《イベント》 日本国際工作機械見本市(~8日東京ビッグサイト) 《新規上場》 三洋堂書店、アコーディア・ゴルフ 《銘柄異動》 (東証2部→東証1部)日水製薬、ゼクス、大和システム、マルカキカイ (大証2部→東証1部)日医工 《決算発表》 スズキ、帝人、NTT都市、参天薬、ダイセル、大和工、 東海理、日システムデ、セーレン、ファンケル、 トラスコ中山、フォスター 【海外】 米10月ADP雇用統計(22:15) 米10月ISM製造業景気指数(24:00/53.0) 米9月建設支出(24:00/前月比0.1%) 米10月自動車販売(総計16.3M) 《決算発表》 タイム・ワーナー、マスターカード 2(木) 【国内】 10月マネタリーベース(8:50) マイクロソフトがゲーム機「Xbox360」の廉価版を日本で発売 《新規上場》 メンバーズ 《決算発表》 コニカミノル、マツダ、クラレ、ジェイテクト、ラウンドワン、 ジャックス、兼松 【海外】ECB理事会 米7-9月労働生産性(22:30/非農業部門1.5%) 米9月製造業受注(24:00/1.4%) 《決算発表》 クアルコム、CVS 3(祝) 【国内】 東京市場休場(「文化の日」) 文化勲章親授式 【海外】 米10月雇用統計(22:30/失業率4.6%/非農業部門雇用者数変化125K) 米10月ISM非製造業景気指数(24:00/54.3) 9月全世帯家計調査・消費支出 31日に9月全世帯家計調査・消費支出が発表になります。家計調査とは、国民の家計収支の実態を把握するための調査で、総務省統計局が毎月実施しているものです。統計理論に基づき全国で約9,000世帯を無作為に抽出し、世帯構成、日々の収入・支出、過去1年間の収入、貯蓄・負債の状況などの調査が行われます。 家計調査の結果で、世帯の得た収入がどのようなものにいくら支出されたのかなどが分かるため、景気動向を把握するために重要な「個人消費の動向」を判断するための材料とされます。個人消費は、ある意味で経済サイクルの先端レベル、つまり、個人のレベルでの景気を表しているとも言えるからです。 最近では、デフレ脱却によるゼロ金利政策の解除や企業業績の好調さなど、景気の回復を示唆するニュースが多い中で、果たして、その景気の回復は個人消費(個人のレベル)まで達しているのかどうかということが注目されており、今回の発表では、市場もその点を意識した動きとなりそうです。 一般的に、家計調査の発表で最も注目される指標は、「(農林漁家世帯を含む)一世帯当たりの消費金額」で前月や前年同月と比較されます。8月の個人消費をめぐっては商業販売統計の小売業販売額がプラスに転じるなど、7月までの天候不順による悪影響がなくなり、堅調に推移しました。生鮮食品の値上がりなどで食料への支出が減ったほか、旅行などの支出も落ち込みました。 今回は、良好な天気が続いたので百貨店やスーパーなどで客足が伸び前回よりやや堅調だったのではないでしょうか?しかし、全体的にみると、まだ景気の回復は一部に留まり、「個人消費」そのものが大きく伸びているという感覚はありません。夏のボーナスも好調、この冬のボーナスも好調と伝えられており、設備投資の好調さに見られるように企業の好調な「消費」(設備投資)がどこまで家計まで広がり、移っているかが問題になって来るところです。 政府の「デフレ脱却宣言」もまだ行われてはいませんが、今後の景気動向、金利動向を占う意味で、また、日銀の「展望レポート」などでも触れられるとはおもいますが、その景気動向や金利動向の「基」になるものとして、消費動向が重要な要素となり、家計調査や消費支出の動向はまた、その消費動向をみるうえでもっとも重要な指標と見られるのです。
2006.10.29
話術で勝負する「その道のプロ」に学ぶ決めゼリフです。【1】ホスト、ヤクザ、闇金融―裏社会の人々は、いつでも話術とパフォーマンスで勝負している。いつ、どこで、どんな相手に、どんな態度で殺し文句を吐くか、つねに虎視眈々と狙っているのだ。そして、ここぞ、というタイミングで、グサリと相手の心を貫き、一瞬にしてとりこにしてしまう。その話術には、ビジネスマンも学ぶべき点が多いはずだ。たとえば、西日本某市で、広域組織の関西K会と地方ヤクザのZ組が債券取引をめぐってもめたときのこと。K会がZ組をなめてかかったが、話し合いの最中、K会本部事務所に銃弾がぶちこまれた。K会は激怒。Z組長の命をとるべく、傘下にあるQ総業から「鉄砲玉」を飛ばすことになった。鉄砲玉とは他の組織とわざとトラブルを起こし、攻め込む口実を作る若い衆だ。非常にリスキーで殺されることも少なくない。【2】Q総業の樫山兄ィは事務所の若い衆、五郎を呼び、こう言った。「五郎、仕事や。男になって来い」。「へい」そう返事したものの、五郎の声はかすれている。上下関係の厳しいヤクザの世界のこと。五郎が断れるはずはない。だが、もし彼が臆病風に吹かれ、自分から警察に逮捕されるように仕向けたら、事は終わりだ。そこで樫山兄ィは一瞬ビビった五郎に間髪をいれず、こう言った。「オヤジが期待してるぜ」。オヤジとは、Q総業のトップだ。仕事を成功させた暁には大幹部の座が用意されているという意味だ。信賞必罰。あたりまえのことだが、緊張の極みでそれを口にし、再認識させるとこの上ない「殺し文句」となる。カタギの世界も同じだ。ヤバイ仕事を部下にやらせるときは「上が期待しているんだ」と言えばいい。首尾よく仕事をやりおおせれば、昇給や賞与、さらに昇進が待っていると思わせるのだ。【3】話を裏社会に戻そう。兄ィの言葉にさえ、いきり立つ若い衆だ。もし、組長がこう言ったらどうだろう。「五郎、組の将来をしょって立つのはお前やで」彼は、文字通り体をかけて組長の期待に応えようとするに違いない。そして傷害致死罪で長い懲役に服すだろう。それでも、彼は獄中で組長に上り詰めた自分の姿を思い描くのだ。「鉄砲玉に利用されて、アホなやっちゃ」と幹部連中にせせら笑われていたとしてもだ。これは、「わが社にはキミと言う逸材が必要なんだ」「会社の将来を背負って立つのはキミだ」と言われて、若い社員がイチコロになるのとまったく同じ理屈だ。【4】裏社会の殺し文句には、このように使えるせりふがいろいろある。たとえば「よっしゃ、この仕事、おのれにまかせたろやないか」というものだ。「えっ、自分にでっか」。このとき、若い衆の自尊心は思い切りくすぐられるはずだ。「せや。おのれにはそれだけの器量があるんやさかい」「ありがとうございます!」。これで、相手がドジを踏んでも「おのれがケツ拭かんかい」と突っぱねることができる。「オレが信用できねえのか」も常套句だ。カネを借りるとき「連帯保証人」をつけてほしいと頼まれた場合、ヤクザはこうすごんでみせる。すると、たいてい「いや、そういうわけじゃ・・・」と相手は慌てる。結局「だったら貸せよ」と追い込まれることになる。会社では、部下にこう迫る。「キミ、上司のボクが信用できないのか」そして「僕がキミを裏切ったことがあるか」とつけ加えるのだ。取引先の場合もやりかたは同じだ。「私が信用できないんですか」「これまでご要望に応えられなかったことがありますか」と攻めれば、どうしても向こうがウンといわないとき、切り札になる。このように、裏社会の「殺し文句」は、人の心を巧みに絡め取る知恵に満ちている。仕事で役立つものも多いので、ぜひ研究して、磨いてみて欲しい。
2006.10.29
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ぼくはこうしなさいとか、こうすべきだなんて言うつもりはない。 “ぼくだったらこうする”と言うだけなんだ。 それに共感する人、反発する人、それはご自由に。 岡本 太郎━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪ホームビデオ記念日1969(昭和44)年、ソニーと松下電器が家庭用VTRの開発を発表した。ソニーはベータ方式、松下電器はVHS方式を採用し、これから数年、両陣営の熾烈な争いが繰り広げられることとなった。とらふぐの日「と(10)らふ(2)ぐ(9)」の語呂合せ。トルコ共和国宣言記念日 (トルコ)1923年、トルコが正式に共和国となった。
2006.10.29
カージナルス、24年ぶり世界一 田口も1安打と犠打で貢献 タイガース 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 カージナルス 0 1 0 2 0 0 1 0 X 4 勝:ウィーバー 負:バーランダー S:ウェインライト タイガース: バーランダー、ロドニー、ズマヤ カージナルス: ウィーバー、ウェインライト 本塁打: ケーシー2号それにしても残念なのは、エラーによる失点が多かったシリーズだった。日本シリーズのほうが引き締まった感覚がした。田口選手おめでとう。 米大リーグ、ワールドシリーズ(7回戦制)のカージナルスvs.タイガース第5戦が28日(日本時間)、カージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアムで行われ、カージナルスが4-2で勝利した。この勝利でカージナルスは対戦成績を4勝1敗とし、地元セントルイスのファンの前で24年ぶり10回目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。カージナルスの田口壮はこの試合に「8番・レフト」で先発出場。1安打と1つの犠打でチームの勝利に貢献した。 田口は、2回無死一塁で迎えた第1打席で三塁線に送りバント。チームの先制機を演出した。4回1死一塁で迎えた第2打席には二遊間を破るセンター前ヒット。チャンスを広げて同点機へと結びつけ、さらには自ら勝ち越しのホームを踏んだ。その後、6回の第3打席はショートゴロ、8回の第4打席は空振り三振に倒れたが、この日田口は3打数1安打1得点を記録した。 試合は逆転を許し1点ビハインドで迎えた4回、カージナルスが相手の悪送球とエクスタインのショートゴロの間に2点を返して勝ち越すと、7回にはローレンのタイムリーで貴重な追加点を挙げて2点をリード。また投げては先発のウィーバーが8回を4安打2失点9奪三振という見事な投球を見せ、9回は抑えのウェインライトに継投して逃げ切った。一方のタイガースは、一時はケーシーの2ランで逆転したものの、打線がつながらず。前日に続いて守備陣のミスが相次いだのも響いた。昨年のホワイトソックスの井口資仁(31)に続き、同シリーズの試合に出場して世界一の栄冠を手にした2人目の日本人選手となった。 ▽カージナルス・田口 信じられない。これが現実なのかどうか分からない。すごい。(世界一は)みんなの力を合わせて戦った結果だ。
2006.10.28
米国株、ダウ平均5日ぶり反落、73ドル安――ナスダックは28ポイント安 27日の米株式相場は下落。ダウ工業株30種平均は5日ぶりに反落し、前日比73ドル40セント安の1万2090ドル26セントで終えた。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同28.48ポイント安の2350.62だった。市場予想を下回る経済指標をきっかけに、売りが先行した。午後に、パソコン部品の需要減少観測からハイテク株への売りが膨らみ、相場は下げ幅を広げた。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引(速報)で約15億7000万株。ナスダック市場(速報)は約22億7000万株だった。☆kabu.comPTS大引けkabu.comPTS指数は 10,361 (+8)で終了。値上り数 29 (9.7%) 、値下り数 22 (7.3%) 、変わらず 21 (7.0%)。出来高は64,210 株。売買代金 96 百万円。主力ハイテク企業の決算が相次いだが、好業績期待で買われていた銘柄は、材料出尽くしとなるものが続出。その一方で、業績不振銘柄は大幅に下落した。ハイテク企業の決算は峠を越したが、来週も主力企業の相次ぐだけに決算内容に一喜一憂する場面は続く。丸三証(8613)や4568 第一三共(4568)などが買われて高くなり、バンナムHD(7832)、 東ソー(4042)、Eトレード証(8701)などが売られた。来週は31日の日銀「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」に注目。昨年同様に11月の上昇相場の火付け役となれるか。日経平均は今週まで5週連続で上昇、下値切り上げの状況は続いているが、戻り待ちの売りをこなし17000円を目指すことができるかが見所。■値上り率トップ10 銘柄 現在値 取引所終値比 1 8613 丸三証 1,580 +78 (+5.19%) 2 4568 第一三共 3,520 +100 (+2.92%) 3 8925 アルデプロ 45,450 +1,150 (+2.59%) 4 4835 INDEXHD 82,600 +2,000 (+2.48%) 5 5802 住友電 1,720 +40 (+2.38%) 6 6857 アドバンテ 6,080 +140 (+2.35%) 7 9501 東 電 3,500 +80 (+2.33%) 8 6952 カシオ 2,480 +55 (+2.26%) 9 3436 SUMCO 8,590 +190 (+2.26%) 10 7550 ゼンショー 1,400 +27 (+1.96%) ■値下り率トップ10 銘柄 現在値 取引所終値比 1 7832 バンナムHD 1,920 -40 (-2.04%) 2 4042 東ソー 504 -10 (-1.94%) 3 8701 Eトレード証 125,000 -2,000 (-1.57%) 4 7267 ホンダ 4,210 -60 (-1.40%) 5 7201 日産自 1,410 -14 (-0.98%) 6 6301 コマツ 2,150 -20 (-0.92%) 7 9205 JAL 221 -2 (-0.89%) 8 8267 イオン 2,730 -20 (-0.72%) 9 4751 サイバエージ 150,000 -1,000 (-0.66%) 10 6758 ソニー 4,850 -30 (-0.61%)
2006.10.28
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 人は希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。 サミュエル・ウルマン━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪日本のABCの日 日本ABC協会が1988(昭和63)年に制定。ABC(新聞雑誌部数監査機構)は、広告料の基準となる新聞や雑誌の発行部数を調査する団体。 ・ 会計年度を4月1日~翌年3月31日に改正(1884) ・ 日本テレビ放送網(日本テレビ)設立(1962) ・ 日中国交正常化を記念し2頭のパンダ、カンカン(雄)とランラン(雌)が中国より上野動物園に到着(1972) ・ ドーハの悲劇。ワールドカップサッカー・アジア最終予選でロスタイムでイラクに得点され出場を逃す(1993) 誕生した人: 蟹江敬三(俳優 1944)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者 1955)、ジュリア・ロバーツ(女優 1967)、倉木麻衣(歌手 1982)
2006.10.28
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 16669.07(-142.53)・東1部売買高 17.98 (億株)・同先物 16690 (-140) ・同売買代金 25,300 (億円)・TOPIX 1650.73 (-13.86) ・同時価総額 525 (兆円)・東証2部 4187.4 (-7.24) ・値上がり 394 ・日経JQ 2165.85 (-2.48) ・値下がり 1209 ====================================================================== 27日の東京市場は反落。主力株を中心に幅広い銘柄が利益確定売りに押された。 米国株高を受けて朝方は買い先行で始まったが、日経平均は24日のザラ場高値(16901円)奪回には至らなかった。上値の重さが意識されると、前場中頃からは先物主導で下げ足を早め16700円台を割り込んで取引を終えた。幅広い銘柄が利益確定売りに押され、東証1部の値下がり銘柄数は1200超(全体の7割)に及んだ。寄付き前に発表された消費者物価指数が市場予想を下回ったうえ、今夜の米GDPの結果待ちで様子見ムードが広がったようだ。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,165.85 -2.48 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,820.51 -4.92 249社 395社 116社 84.8%マザーズ指数 1,214.09 14.96 44社 113社 15社 100.0%ヘラクレス指数 1,979.90 -46.98 32社 105社 11社 98.6%≪NY株式相場は原油相場下落や金利低下などで上昇≫□ダウ平均 :12163.66(△28.98)□ナスダック : 2379.10(△22.51)□日経225先物:16870 (△40:大証比)□為 替 : 118.30-40□金価格 : 599.80(△9.00)□WTI原油先物: 60.36(▼1.04)□売り :3350万株□買い :4650万株□買越し:1300万株 市場では、「一部ファンドの信用不安説が下げを加速した面もあるが、基本的には日米ともに高値警戒感がくすぶり、5兆円に迫る裁定買い残が圧迫要因になっている」(米系証券)、「NYダウが右肩上がりの上昇となり、いつ調整して不思議ではなく、日本も売りのタイミングに入った」(中堅証券)・出来高上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 出来高| 1| 7211|三菱自動車工業 | 215| -2| 55845000| 2| 6701|日本電気 | 614| -8| 36436000| 3| 8404|みずほ信託銀行 | 282| -10| 36087000| 4| 7004|日立造船 | 146| 3| 36033000| 5| 9984|ソフトバンク |2615| -50| 32952500| 6| 5401|新日本製鉄 | 488| -7| 31075000| 7| 7201|日産自動車 |1424| 35| 27316200| 8| 9205|日本航空 | 223| 6| 26032000| 9| 5405|住友金属工業 | 452| -3| 22948000|10| 6793|山水電気 | 27| 0| 22890000|・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 7222|日産車体 | 578| 61| 11.8| 2| 7999|武藤工業 | 255| 26| 11.35| 3| 7224|新明和工業 | 580| 59| 11.32| 4| 4065|紀文フード |1240| 109| 9.64| 5| 7558|トーメンエレ |2025| 177| 9.58| 6| 4271|日本カーリット | 787| 65| 9| 7| 7631|マクニカ |3530| 270| 8.28| 8| 7239|タチエス | 887| 66| 8.04| 9| 5809|タツタ電線 | 345| 24| 7.48|10| 4283|松下電工IS |4920| 340| 7.42|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 1893|五洋建設 | 142| -18| -11.25| 2| 6140|旭ダイヤ | 817| -97| -10.61| 3| 9697|カプコン |2105| -215| -9.27| 4| 6967|新光電気工業 |3160| -290| -8.41| 5| 8512|大阪証券金融 | 529| -41| -7.19| 6| 6955|FDK | 200| -15| -6.98| 7| 6328|荏原実業 |1539| -106| -6.44| 8| 9742|アイネス | 786| -51| -6.09| 9| 4062|イビデン |6190| -400| -6.07|10| 7908|きもと | 718| -43| -5.65|6807 航空電子 1777 +93しっかり。一昨日に発表している決算内容を評価、新光では投資判断を「2+」から「1」に格上げしている。主力のコネクタが各方面で需要旺盛、今期に続いて来期も2ケタ経常増益の予想、株価の割安感も強まっているとの評価。4062 イビデン 6190 -400急落、今後の競争激化を警戒した売りに押されているようだ。デンソーが独ボッシュとDPFの開発・生産会社を設立すると発表、同分野での競争激化が警戒される状況となっている。野村では長期的に見て、成長期待に不透明感が増すニュースともしているようだ。2900 明星食品 709 +100ストップ高比例配分。スティール・パートナーズのTOB実施が伝えられている。TOB価格は700円としており、この価格を上回る水準でも大量の買い物を残す状況になっている。同社の経営陣は反発していることで、今後の会社側の対抗策やスティールのTOB価格引き上げなども視野に入る形へ。過去、ユシロ化学などは対抗策として大幅な増配を打ち出した経緯もある。7631 マクニカ 3530 +270大幅高。昨日中間期業績予想の上方修正を行っている。経常利益は従来予想の26.6億円から38.3億円に増額修正へ。これを受けて、野村では投資判断を「3」から「2」へ格上げしている。積極的な陣容拡大策が実ってきた結果と捉えており、業績拡大には持続性があると判断しているもよう。1893 五洋建設 142 -18下落率トップ。昨日の業績下方修正を受けて失望売りが先行する格好に。通期経常利益は80億円の従来予想から30億円に、最終損益は30億円の黒字予想から60億円の赤字に下方修正している。上半期の指名停止処分の影響などに加えて、低下方の早期適用や開発事業損失などを特別損失に計上している。3408 サカイオーベ 206 +13急伸。昨日発表している業績上方修正が買い材料に。経常利益は中間期が2億円から4億円に、通期が5億円から6億円にそれぞれ上方修正している。付加価値品への転換推進やコスト削減効果が奏効としている。材料性の強さや値頃感なども妙味とはなっているようだ。7201 日産 1424 +35買い先行。昨日中間決算を発表、営業利益は15%減益でリストラ本格化以降では初の減益となった。ただ、業績低迷は株価に十分織り込み済みであるほか、第2四半期は経常増益になるなど、逆に底打ち感も強まる展開となってきている。UBSや三菱UFJでは目標株価引き上げの動きに。昨日の日経平均株価は反発。終値で16800円台を確保したが、これは5月11日以来のこと。前日の高値16849円を上回る場面もあり、つぎに昨日の高値15863円を上回ると、目先では10月25日安値16697円からの上昇トレンドが確認できる。その場合、今週の高値である16901円(24日)突破から、上値を試す可能性も出てくる。ただし、7月高値15710円(4日)、8月高値16244円(22日)、そして9月高値16414円(4日)を結んで延長したラインが現在16970円にあるが、これが中期的な上値抵抗線として注目される。一方、下値は昨日の安値16772円が最初の節目。ここを下回ると、10月25日安値16697円が次の下値のめどとなる。しかし、これも割り込むと、16901円が9月25日安値15513円からの上昇に対する天井となり、その調整として心理的な節目の16500円や、この上昇幅の38.2%押しとなる16370円が下値のターゲットとなる。・米国株、ダウ4日連続最高値――ナスダックも01年ぶり高値水準・マイクロソフト、予想上回る決算で時間外堅調・NY証取、東証に提携提案――株式持ち合い軸に・大王紙と北越、2%程度を相互出資――業務提携も協議・米系投資ファンド、明星食にTOB――経営陣は反発・日ハム、プロ野球日本シリーズで44年ぶり優勝・法人申告所得、14年ぶり50兆円超――景気回復裏付け・SBI、所得隠し30数億円――国税指摘・日産自の9月中間、営業益15%減――ゴーン改革後初の減益・5月の出生数、20歳代でも増加――生活不安後退で・経産省、自然エネルギー電力の義務供給量拡大を検討・厚労省、来春の薬価改定を見送り・大手証券3社の9月中間、そろって減益 ――ネット専業は増益目立つ・りそなHDの9月中間、純利益2.6倍・9月の米耐久財受注7.8%増――民間航空機が伸びる・ソニーの9月中間、営業益91%減――ゲーム事業低迷、電池回収費用も響く・大阪製鉄、東京鋼鉄を完全子会社に・JAL、JR東日本株の大半を売却・出光興産、11月の石油製品卸値を1リットル3.5円引き下げ・しまむら、都市部へ出店攻勢――カジュアル衣料低価格化加速も・ファストリ、婦人靴のビューに33.4%出資・富士フイルム、超音波診断機器に参入・川重、航空機エンジン部品増産 新工場建設で一貫生産・クラレ、耐熱性樹脂増産に100億円投資・菱地所、07年3月期の営業益13%増で過去最高に・スカパーの9月中間、最終黒字12億円――JSATは黒字38億円・任天堂の9月中間、営業益3.4倍に DSシリーズ好調・ビクターの9月中間、最終黒字50億円・松電工の9月中間、経常益17%増――電材部門伸びる・キヤノンの7―9月期、純利益15%増・ニコンの07年3月期、3円増配・アステラスの9月中間、営業益724億円・バンナムHDの9月中間、純利益34%増・JFE商HD、07年3月期に2円増配・スティールパートナーズ 明星食品TOB ・新規公開 ファンドクリエーション 公開価格14万円
2006.10.27
ソニー<6758>・2006年9月中間期の連結決算(米国会計基準)は、営業利益が 前年同期比91%減の62億円だったと発表した ・厚生年金基金の代行返上益がなくなったことに加え、 パソコン用電池の回収費用が響いたため ・不振だったエレクトロニクス事業は立ち直りの兆しをみせているが、 ゲームが携帯型の販売不振などで低迷している ・ソニーの業績は全体をけん引したり、足を引っ張る部門が 毎期入れ替わる傾向が顕著になっている ・前々期、前期はエレクトロクス事業が不振、これをゲームや 金融事業などでカバーしたが、今期はゲーム事業が全体の 利益水準を押し下げる
2006.10.27
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10月26日 日本シリーズ第5戦 日本ハム 中日を4-1で破り、4勝1敗で前身の東映時代以来、44年ぶりの日本一に 輝いた ・6回に勝ち越しに成功。一死三塁からセギノールが右翼席へシリーズ 第2号2ランを放って、中日を突き放し、8回、稲葉にも2号ソロが出て リードを3点に広げた ・ダルビッシュが8回途中まで1失点の好投 ・プロ生活17年間を最高のフィナーレで飾った新庄は27日、札幌ドームで 引退会見を行う ・トレイ・ヒルマン監督(43)が今季限りで退団し、レンジャーズの監督 に就任、小笠原道大内野手(33)がFA権を行使して移籍することが共に 確実な情勢
2006.10.27
ニューヨーク ・ニューヨーク証取を運営するNYSEグループのジョン・セイン 最高経営責任者(CEO) ・東証の西室泰三社長と会談し、ニューヨーク証券取引所が 東京証券取引所に株式持ち合いを軸とした資本・業務提携を提案した ・企業が相互に株式を上場できるようにするほか、アジア企業を対象にした 新市場の創設も目指す内容で、東京をアジア戦略の拠点にする狙い ・東証は提案内容の検討に入った ・日米の証券取引所が資本提携に踏み込む交渉に入るのは初めて ・欧米で口火を切った世界の取引所再編の動きが日本にも波及してきた
2006.10.27
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ ツキは、悲観的な人にはいかず、楽観的な人にいくもの。 藤子不二雄A━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪テディベアズ・デー テディベアの名前の由来となったアメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルト(愛称「テディ」)の誕生日。 ・ ナポレオン軍がベルリンを占領(1806) ・ 報知新聞が夕刊を発行。日本初の定期夕刊新聞(1906) ・ 日本ハム江夏豊投手がシーズンMVPに選ばれ初の両リーグMVP選手に(1981) ・ 日本シリーズで西武が3連敗後史上初の第8戦で広島を破り逆転優勝(1986) 誕生した人: 半村良(作家 1933)、堀内孝雄(ミュージシャン 1949)、渡辺いっけい(俳優 1962)、小西真奈美(女優 1978)
2006.10.27
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 16811.6 (+112.3)・東1部売買高 17.78 (億株)・同先物 16830 (+120) ・同売買代金 23,312 (億円)・TOPIX 1664.59 (+11.21) ・同時価総額 529 (兆円)・東証2部 4194.64 (+8.96) ・値上がり 905 ・日経JQ 2168.33 (-1.92) ・値下がり 662 ================================================================= 26日の東京市場は反発。日経平均は16800円台を回復したが、上値も重く日中値幅は100円未満となった。 昨晩の米国株式市場では、FOMCで過度なインフレ警戒を示さなかったことが好感され、NYダウが市場最高値を連日で更新。この流れを受けて、東京市場も買い優勢となった。 ただ、日経平均は16800円台を回復したものの、24日につけたザラ場高値(16901円)奪回には至らず。日中値幅も90.9円と10月16日(84.0円)以来の小ささで、上値の重さも目立った。5月上旬の急落前の水準まで回復したことで、戻り待ち売り圧力が強いようだ。全体相場は堅調ながら、上値が重いだけに個別銘柄の動向に関心が集まる。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,168.33 -1.92 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,825.43 +9.36 308社 335社 126社 85.9%マザーズ指数 1,229.05 +9.87 82社 77社 10社 99.4%ヘラクレス指数 2,026.88 +23.65 73社 65社 9社 98.3%≪NY株式相場はFOMCの声明文を好感して上昇≫□ダウ平均 :12134.68(△ 6.80)□ナスダック : 2356.59(△ 11.75)□日経225先物:16840 (△130:大証比)□為 替 : 119.05-15□金価格 : 590.80(△3.20)□WTI原油先物: 61.40(△2.05)□売り :3660万株□買い :3560万株□売越し: 100万株市場では、「指数の下値切り上げは評価すべきだが、好決算ものに利益確定売りが出てなかなか一段高につながらない。やはり週末の米GDP(国内総生産)発表を控え、一気に一方向に進める状況にはないようだ」(準大手証券 【値上がり率上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率 1 5807 東京特線 225 +20 +9.76% 2 6754 アンリツ 675 +50 +8.00% 3 5457 住友鋼管 623 +45 +7.79% 4 8987 Jエクセ投 645,000 +45,000 +7.50% 5 9697 カプコン 2,325 +155 +7.14% 6 3337 CKS 2,295 +140 +6.50% 7 6205 OKK 393 +23 +6.22% 8 6807 航空電子 1,729 +98 +6.01% 9 1932 コミューチ 937 +52 +5.88% 10 6975 NEOMA 2,150 +115 +5.65%【値下がり率上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率 1 6418 日金銭機 1,407 -170 -10.78% 2 6723 NECエレ 3,800 -410 -9.74% 3 6328 荏原実業 1,815 -130 -6.68% 4 4921 ファンケル 1,580 -99 -5.90% 5 6430 ダイコク電 2,590 -135 -4.95% 6 6519 エネサーブ 574 -26 -4.33% 7 8253 クレセゾン 4,250 -190 -4.28% 8 4539 日ケミファ 725 -32 -4.23% 9 8037 カメイ 770 -33 -4.11% 10 3436 SUMCO 8,720 -370 -4.07%【出来高上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率 出来高1 7004 日立造 146 +7 +5.04% 38,557,0002 7013 石川島播磨 409 +11 +2.76% 26,250,0003 8404 みずほ信 293 +8 +2.81% 25,993,0004 7211 三菱自 213 +3 +1.43% 23,264,0005 8236 丸善 269 +6 +2.28% 19,531,0006 6701 NEC 626 -13 -2.03% 19,384,0007 9984 ソフバンク 2,660 +70 +2.70% 17,890,5008 5405 住金 455 +4 +0.89% 17,069,0009 5401 新日鉄 495 +2 +0.41% 16,694,00010 7012 川崎重 446 +3 +0.68% 11,887,000○東京特殊電線(前場終値225円+20円)大幅高。9月中間期見込みを従来予想1億5,000万円から3億1,000万円(前年同期1億6,200万円の赤字)に大幅増額。HD用コイル加工品と液晶テレビ向け内部配線用品が伸長し、収益に貢献した.○田辺工業(前場終値1,051円+175円)急騰。中間・通期見通しを上方修正しており、通期連結経常利益は従来予想7億7,000万円から9億2,000万円(前期比7%増)へ。減益見通しから一転しての増益予想がサプライズとなっているようだ。○住友鋼管(前場終値623円+45円)大幅高。中間・通期見通しを上方修正。今3月期の連結経常利益を従来予想31億円から36億円(前期比23%減)に増額。自動車・建設向けが好調なほか、コストダウンの上積みが収益改善に貢献した。○NECエレ(前場終値3,800円-410円)中間決算と同時に今3月期見通しの下方修正を発表。営業損益は従来予想50億円の黒字から70億円の赤字に減額。携帯電話向けやデジタル家電向けなどの半導体の需要減に加えて、研究開発費が増加することが要因。○日本電気硝子(前場終値2,720円+35円)しっかり。中間決算と同時に通期見通しを上方修正。連結経常利益を従来予想550億円から780億円(前期比58%増)に増額。FPD用ガラスの需要が好調で、下期はメーカーの在庫調整や価格下落などが懸念されるが、市場拡大が追い風になると。○スカイパーフェクト(前場終値69,400円+3,700円)堅調。一部報道でJSAT(前場終値288,000円+4,000円)と経営統合することで合意したと報じられたことを受けて。○OKK(前場終値393円+23円)反発。中間・通期見通しを上方修正。通期の連結経常利益を従来予想42億円から47億円(前期比15%増)に増額。工作機械需要が国内外に好調に推移したほか、コストダウンや円安効果が寄与した。○荏原実業(前場終値1,015円-130円)大幅下落。3Q決算不振で今12月期見通しを下方修正。通期の連結経常利益を従来予想15億円から1億6,000万円(前期比89%減)に大幅減額。特定案件で追加原価が発生したほか人件費負担も増加したため。○アンリツ(前場終値675円+50円)大幅高。上期好決算を通期見通しの上方修正を好感。今3月期は、連結経常利益で従来予想35億円から40億円(前期比2.5倍)に増額。デバイス事業や精密計測事業が想定を上回って推移している模様。○ユニコーポ(前場終値82円-16円)会社更生法適用を申請。これを受けてジャスダックでは26日付けで整理ポストに割り当て、11月26日付けで上場廃止にすると発表。○豊田合成(前場終値2,865円+15円)しっかり。9月中間期見込みを上方修正しており、連結経常利益は従来予想100億円から148億円(前年同期比61%増)へ。自動車部品で日本、北米向けが好調だったことが主な要因。中間決算は10/31に発表予定。○ファンケル(前場終値1,580円-99円)軟調。中間・通期見通しを下方修正。今3月期の連結経常利益を従来予想110億円から75億円(前期比18%減)に減額。利益率の高い栄養補助食品が計画を下回ったことなどが要因。○シャープ(前場終値2,055円-15円)9月中間期の連結経常利益が813億2,500万円(前年同期比25%増)と過去最高に。大型液晶テレビの伸長が貢献したほか、携帯電話や太陽電池なども伸びた。○オプトロム(前場終値125円)本日のIPO。初値は公開価格150円を25円下回る125円でスタート。 昨日の日経平均株価は続落。ただし、現状では今月の高値16901円(10月24日)をつけた後の押しといえる状況である。しかし、昨日の安値16697円を下回ると目先では16901円からの下落基調が明らかになる。その際には、10月16日~20日の週のもみあいゾーンの上限であった16600円水準が注目される下値支持線。仮に、ここも割り込むと9月25日安値15513円~16901円までの上昇に対する調整となり、心理的な節目の16500円や、この上昇幅の38.2%押しとなる16370円が下値のターゲットとなる。一方、昨日の高値16849円を上回ると、目先では昨日の安値を底値とした新たな上昇局面入りとなる可能性が高い。この時、16901円が最初の目標値。ただし、7月高値15710円(4日)、8月高値16244円(22日)、そして9月高値16414円(4日)を結んで延長したラインが現在16970円にあるが、これが中期的な上値抵抗線として注目される。・米FRB、金利据え置き 景気減速で物価上昇圧力緩和・米GMの7―9月期、最終赤字が縮小 1億1500万ドルに・米新聞トリビューン、年内にも身売りへ 買収ファンドが関心・米ウォルマート、スコットCEOが日本撤退観測を否定・リオドセ、加ニッケル大手インコを買収 中国の需要急増 先取り・日証協、公募増資など証券会社の審査厳しく 投資家保護へ基準・安倍政権 発足1ヵ月 官邸主導 独自色へ 脱・官僚へ試行錯誤・社保庁、ずさん管理 年金記録ミス2万4千件、照会者の2割 ・社保庁、非公務員の新法人に 現法案は廃案へ、政府・与党調整・貸金業法案、与党了承 多重債務者救済に課題、防止に一定効果・電気・ガス、来年1月値上げ 月70―100円、原油高を反映・三洋、冷蔵庫の生産を全面委託 ハイアールにタイ工場譲渡・野村、純利益8%減――9月中間、株式手数料16%減・マネックス、顧客基盤拡大で中間期は増収増益・武富士、消費者金融で初の買収防衛策導入・スカパーとJSAT、統合で合意――来春に持ち株会社・ロシア天然資源相、「サハリン2」継続容認の考え表明・三洋電、冷蔵庫生産を中国家電大手に全面委託・旭硝子、液晶パネルガラス管の生産能力を倍増 110億円投資・コンビニ各社、高速道パーキング・サービスエリアへ本格出店・ユニココーポ、会社更生法を申請 負債総額は891億円・シャープの9月中間、経常益25%増で過去最高に・アドテストの9月中間、営業益320億円 予想下回る・ホンダの9月中間、純利益最高 2713億円に・オリンパスの9月中間、営業益2.3倍の380億円前後・りそな、純利益2500億円増 9月中間当初予想比 ・東スタイル、中台で婦人服店拡大(日経)・松下、北米でプラズマテレビの大画面加速・DRAM、スポット価格が続落・NECエレ、携帯向け半導体低迷で9月中間営業赤字・エプソン、情報関連機器の採算改善で今期最終黒字140億円に・日電硝、液晶やプラズマ用好調で9月中間経常益68%増・ニチアス、高採算の事業伸び07年3月期純利益が過去最高に・JAFCO、9月中間経常益8%減――会計処理変更の反動で・船井電、9月中間経常益30%減――受取利息拡大で減益幅縮小・新規公開:7824 オプトロム 公開価格150円
2006.10.26
ハム3連勝王手 継投、中日を完封 ~日経新聞 2006/10/26 41 面プロ野球日本シリーズ第4戦は25日、札幌ドームで行われ、日本ハムが中日を3―0と零封して3連勝、東映時代以来44年ぶりの日本一にあと1勝とした。「後がない」この想いが勝敗を分けているのかもしれません。日本ハムにとって、新庄が引退を表明している今季は、まさに後がない状況です。もちろん来年もチームは存続しますが、「新庄のいない」日本ハムになります。「新庄のいる」日本ハムにとっては、今季は最後のシーズンとなります。チーム全員がラストシーズンの想いで、シーズン戦を戦い、プレーオフを勝ち抜き、日本シリーズに進んできたのだと思います。日本シリーズのテレビ中継でも、ほとんど1アウト毎に新庄を映し出し、新庄のラストシーズンを演出しています。ほぼ日本全体が、新庄を、そして日本ハムを応援しているような状況を創り出しているといえるのではないでしょうか。一方の中日は、52年ぶりとなる日本一目指して順調に勝ち進んで来ました。リーグ優勝ではなく、当初から日本一を目指してチーム作りをしてきただけあって、シーズン戦ではかなり力強い勝ち方でリーグ優勝を手中にしています。しかし、日本ハムに比べて、中日には、「後がない」という想いは少ないでしょう。おそらく、来季もほぼ同じメンバーで試合に臨むことができるでしょうし、今季の強さを見ていると、来季のリーグ優勝も十分期待できるといえます。落合監督や立浪が、今季での引退を表明していれば違っていたかもしれませんが、新庄が抜ける日本ハムの想いとは大きな差があります。この想いの差が、最後の数センチを分けているような気がしてなりません。ただ、昨日の負けで、中日は1勝3敗となり、文字通り、後がなくなりました。どちらの想いが勝るのか。今夜も札幌ドームでの決戦となります。《関連Webサイト》北海道日本ハムファイターズ公式サイトhttp://www.fighters.co.jp/
2006.10.26
10月25日 全国11県65校 公立の全高校(一部、私立も) 卒業に必要な必修科目が教えられていなかった問題で、11県65校で こうした履修漏れのあることがわかった 英語や数学など大学受験に必要な科目に、こうした授業時間を充てていたと 見られる ・地理歴史教科の必修の2科目のうち、「世界史」を教えず、「日本史」か 「地理」のどちらか1科目しか履修させていなかった ・大半が教育委員会に、必修科目を履修しているかのような虚偽報告を 行っていた ・今後、冬休みなどに補習を行い対処する方針
2006.10.26
ソフトバンクモバイルが23日に発表した携帯電話新料金プランが誘発剤となり、市場が予想する日銀の早期追加利上げがより困難になるとの観測が民間エコノミストの間で浮上してきた。新料金プランそれ自体のCPIへの影響は軽微と見られるものの、携帯電話料金の値下げ競争に火が付く可能性があり、今月末に発表される日銀の展望リポートへの影響も予想されるためだ。 <11月全国コアCPIへの影響は軽微との予想も> ソフトバンクは、24日の携帯電話の番号継続制(MNP)開始を前に、条件付きながら業界初の「かけ放題」を含む新料金プランを発表した。 総務省は携帯電話通信料を算出する際に、加入者数の多い3社の価格を加重平均して採用しているため、今回の新プランが幾ばくか全国コアCPI押し下げに寄与するとみられている。 昨年11月の携帯電話通信料値下げによる物価押し下げ圧力が一年たってはく落し、今年11月以後は、全国コアCPIを前年比で0.14%ポイント程度押し上げると期待されていただけに、物価上昇を期待する向きにとっては水をさされた格好となった。 しかし、携帯電話の料金体系が複雑なこと、総務省が新料金プランのどの部分をどの程度採用するかが不透明なことなどから、CPIがどのくらい押し下げられるかは、実際に11月の数字が発表されるまでは分からないという。 みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストによると、今回の新料金プランで確実にコアCPIに押し下げに寄与すると言えるのは、月額基本使用料金を他事業者の同等プランより210円安く設定したという部分だけという。同氏によれば、この分けだと押し下げ寄与は「ごくわずか(マイナス0.001%程度)」という。 また「今回のサービスは、期間も対象者も限定されているので、総務省がコアCPIに反映させない可能性がある」(モルガン・スタンレー証券の佐藤健裕エグゼクティブ・ディレクター)との声もある。同氏は「反映されても影響はネグリジブル」と予想した。 <今後の追随値下げ、展望リポートへの影響に注目> しかし、より重要なのは、今回のソフトバンクの動きが、携帯電話料金の値下げ競争を誘発する可能性があることだ。ソフトバンクは、他社が値下げを発表した場合、24時間以内に対抗値下げをするとしており「連鎖的に値下げ競争が激化する可能性がある」(上野氏)状況だ。 カリヨン証券の加藤進チーフエコノミストも「日本の携帯電話料金は割高で下げ余地がある。今後も方向として料金が下がるトレンドが続く」と予想した。KDDI()の小野寺正社長は10月20日に行った2006年9月中間決算会見で「こちらから料金競争を仕掛けることはないが、他社がやってきたら考える」と述べている。 また月末にも発表される日銀の展望リポートで、市場が最も注目している07年のCPI見通しに影響を与える可能性もあるという。第一生命経済研究所の熊野英生主席エコノミストは「今回の動きで、慎重な審議委員はCPI見通しを弱めに置く可能性がある。そうなれば見通しのレンジが広がり、それを市場がどう受け取るかが注目される」と指摘した。 上野氏も、07年度のCPI見通しを「あまり上向きにしにくくなる」と予想。追随値下げの有無を含めて、来年3─4月期が値下げのヤマ場となりそうなためという。 <年内利上げの可能性後退との見方も> 経済企画協会が12日に発表したESPフォーキャスト調査によると、日銀の追加利上げのタイミングについては、調査対象となった36人の民間エコノミストのうち、12人が年内を予想した。 熊野氏は、追加利上げは「一番早いシナリオでは12月」としているが、それが今回の動きで「足を引っ張られる可能性がある」と指摘した。 加藤氏も「年内利上げは難しそう」と予想。ソフトバンクの動きの影響もあり、11月コアCPIが前年比プラス0.5%以上となる可能性が低くなったためだ。同氏は、追加利上げには、CPIが再び前年比ゼロ以下にならないと確信できるプラス0.5%を上回っていることが必要としている。
2006.10.26
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 「夢を持とう」「自分を信じよう」 ボビー・バレンタイン━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪サーカスの日 1871(明治4)年、東京・九段でフランスの「スリエサーカス」による日本初のサーカス興業が行われた。 ・ 東富士が横綱に昇進(1948) ・ 埼玉県北足立郡足立町が市制施行して志木市に(1970) ・ TBSテレビで「3年B組金八先生」第1部の放送開始(1979) ・ 世界保健機関(WHO)が、地球上から天然痘が根絶されたと宣言(1979) 誕生した人: フランソワ・ミッテラン(仏元大統領 1916)、櫻井よしこ(ジャーナリスト 1945)、井森美幸(タレント 1968)、千秋(タレント 1971)
2006.10.26
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 16699.3 (-81.17)・東1部売買高 18.11 (億株)・同先物 16710 (-80) ・同売買代金 23,297 (億円)・TOPIX 1653.38 (-9.15) ・同時価総額 526 (兆円)・東証2部 4185.68 (-5.16) ・値上がり 545 ・日経JQ 2170.25 (-6.45) ・値下がり 1029 ====================================================================== 25日の東京市場は続落。上値の重さから後場下げに転じ、安値圏で取引を終えた。 朝方は買い先行で始まったものの、日経平均は前日高値(16901円)に届かず失速。上値の重さが意識されると、徐々に戻り待ちの売りに押された。結局、日経平均は16700円台をも割り込み、ほぼ安値引けとなった。資源関連銘柄が堅調だった一方で、年初来高値圏にあった国際優良株、不動産株は利益確定売りに押された。 上方修正発表にも関わらずメルコ、日立ハイテクが材料出尽くしとして急落するなど、好材料に反応薄。米国市場の動向次第ながらも、日経平均の窓埋め(5月11~12日:16655~16840円)による達成感、本日の潮目の変化を見る限り、暫く調整を余儀なくされるかもしれない。 新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,170.25 -6.45 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,816.07 -30.79 284社 393社 118社 88.8%マザーズ指数 1,219.18 -6.29 51社 109社 12社 100.0%ヘラクレス指数 2,003.23 -15.57 45社 95社 7社 98.3%≪NY株式相場はまちまち・ダウ平均は連日最高値更新≫□ダウ平均 :12127.88(△10.97)□ナスダック : 2344.84(▼10.72)□日経225先物:16850 (△60:大証比)□為 替 : 119.30-40□金価格 : 587.60(△4.70)□WTI原油先物: 59.35(△0.54)□売り :2590万株□買い :5060万株□買越し:2470万株市場では、「ナスダック安や、為替が若干ながらも円高の方向へ傾いたことから、利益確定売りが出た。ただ、きょうは売り買いとも指数をけん引するような材料がなく様子見ムードとはいえ、メガバンクの堅調や新興市場の下げが限定的であることから、基本的に売り物を出せない。後場は、買いが先行する展開となるのではないか」(中堅証券【値上がり率上位】No 銘柄 前場終値 前日比率1 旭テック (5606) 379 7.982 ネクシィーズ (4346) 11510 6.283 田村大興HD (6675) 364 5.814 日化成 (4007) 231 5.485 太平工 (1819) 377 5.016 サクラダ (5917) 64 4.927 千代田インテ (6915) 2595 4.858 紀文フ (4065) 1057 4.659 黒崎播磨 (5352) 433 4.5910 日信工業 (7230) 2705 4.44【値下がり率上位】No 銘柄 前場終値 前日比率1 日金銭 (6418) 1586 -12.042 鉄建 (1815) 195 -9.33 OMCカード (8258)1246 -8.254 メルコ (6676) 3560 -7.535 イオンクレ (8570) 2700 -6.256 NECエレ (6723) 4120 -5.947 NIS (8571) 67 -5.638 クレセゾン (8253) 4570 -4.999 ポケットC (8519) 858 -4.8810 エプソントヨ (6708) 938 -4.77昨日の日経平均株価は小幅反落。それでも、前日の高値を一旦は上回り、9月安値15513円(25日)、10月安値16028円(4日)、そして先週の安値16466円(18日)からの上値トレンドがあらためて確認された。さらに5月11日安値16840円~12日高値16655円までのマドを埋めたことで、5月8日の高値17375円まで全値戻しの可能性もでてきた。ただし、その前に、7月高値15710円(4日)、8月高値16244円(22日)、そして9月高値16414円(4日)を結んで延長したラインが現在16960円にあるが、これが中期的な上値抵抗線として注目される。一方、下値の最初の支持線は先週の高値などがある16700円台前半。ただし、これを割り込み16600円台半ばまで下げると、昨日の高値16901円が当面の天井となり、今月の安値からの上昇に対する調整局面になりそうだ。・欧州中銀専務理事、欧州12月利上げ観測追認 物価上昇リスク・NY原油、反発――OPEC加盟国減産など手掛かり・四半期決算 会計ルール案、事業別損益も開示 09年3月期から・移転価格税制、追徴課税最高に 05年度2836億円指摘・首相、3年内に新分権一括法制定の意向 経済財政諮問会議で ・経産省、「工場立地法」を大幅に緩和方針 敷地や緑地面積 ・年金の支給見込み額、加入者に通知開始へ 社会保険庁・経済情勢判断、全地域で回復基調にある 財務局長会議・野村、商品取引参入 事業会社に価格変動リスク回避の手段提供・カブコム、銀行代理店に――ネット証券初、三菱東京UFJ銀と協力・トヨタ株、初の7000円台に 時価総額25兆円突破・武田薬品、新研究所を神奈川県に 大阪など3拠点、移転・集約・日産、国内生産で4位転落 乗用車8社の上半期実績・伊藤園、「タリーズ」を傘下に 発行済み株式36%を取得・三井物産、仏でLNG基地使用権 年70万トン運び込み・丸紅、独シーメンスと組みタイで発電設備受注 370億円 ・NTT西の光IP電話障害、サーバーの容量不足が原因 ・中古半導体装置販売のエイペックス、日本エイムと経営統合・JSRの9月中間、営業益11%増の274億円・スターバクス、日本でコーヒー飲料を初値上げ・インデックス、椿副社長が社長昇格へ・日本エイム、エイペックスと経営統合――来春に持ち株会社・三機工・月島機、共同で汚泥焼却炉の新技術開発・エルピーダ、9月中間最終益195億円―赤字から一転最高益、DRAM需要拡大・NEC、9月中間以降の決算を日本基準に―中間期単独経常損益は120億円の赤字・新日鉄の今期、経常益5200億円 高級鋼が押し上げ・日本電産の9月中間、営業益28%増の320億円程度・ミネベア、中間純利益3.1倍に――航空機向け伸びる・大塚家具、1―9月期単独経常利益7%減――ユーロ高が影響・メルコ、中間経常益が過去最高の34億円・日立ハイテク、今期純利益21%増・スタンレー、4円増配――今期24円、業績好調で上積み・鉄建、今期最終赤字64億円――採算悪化が響く・3824メディアファイブ新規上場
2006.10.25
こういった報道がもとで、信販、消費者金融関連株が軒並み下げていますね。10月24日 貸金業法改正案 自民、公明両党 焦点となっている少額・短期の融資に限って認める「特例高金利」について、 導入を見送る方針を固めた 高金利融資の抜け穴になるとの批判が、相次いでいたので ・特例金利などの必要性については、改正法の施行から2年半以内に、規制 強化が貸金業界や利用者に与える影響を検証したうえで、改めて検討する ・消費者金融会社が借り手に加入させる「消費者信用団体生命保険」は 自殺を理由にした支払いを禁止 ・金融庁は週内に改正法案をまとめ、31日に今臨時国会に提出する見通し
2006.10.25
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東京・港区の増上寺 藤岡琢也さん(76) 藤岡さんの葬儀・告別式が営まれ、自身の家族と「渡鬼ファミリー」に 見送られ、天に旅立った 20日に慢性腎不全のため死去 ・渡鬼メンバーを代表して泉ピン子(59)が弔辞 ・「毎回、病と闘いながらの出演で、私たち娘は覚悟もあったけど、 ちょっと早過ぎるかな」(泉ピン子) ・棺の中には、無念の途中降板となった現在放送中の第8シリーズ第1話の 台本が入れられた
2006.10.25
ダイエーの店員は、苦笑いして見ているしかなかった。 10月13日、ダイエー南行徳店(千葉県市川市)。午前10時の開店と同時になだれ込んだ女性客らは一斉に、この日、2階にオープンした話題の新ブランド衣料品の売り場に直行した。 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが新たに開発した「ジーユー」だ。ひとしきりジーユーの売り場を見て回った女性客らが次に向かったのは、食品コーナーだった。 ことごとく素通りされるダイエーの衣料品、日用品売り場。注目の新ブランドの期待度の違いはお客の動きに表れる。お目当てはジーユーであって、ダイエーではなかった。 8時間後――。 「ダイエーさんはつぶせない」「検討してみて、やっぱり降りますというのは1000に1つあるかないかの確率」。同日付でダイエーとの業務・資本提携に向けた独占交渉権を得たイオン。決意をのぞかせた豊島正明専務執行役は、最後にこうつけ加えた。 「マルエツさんに、まず、きちんとご挨拶させていただかないと…」 イオンは丸紅の持つダイエー株の15%分に加え、ダイエーが持つマルエツ株20%を取得する。イオンは丸紅からダイエー支援の独占交渉権を得るに当たり、マルエツ株の取得を条件に挙げた。目当ては当初からマルエツだったことになる。地元勢と連携、急ピッチ 食品、日用雑貨品を中心に取り扱うSM(食品スーパー)は、GMS(総合スーパー)事業に比べて利益率が高く投資回収もしやすい。イオンのSM事業は、マックスバリュ北海道、同西日本など地域ごとに子会社が手がけているが、関東圏は本体の管轄。郊外の大型ショッピングモールに力を入れる一方、手堅いSM事業の強化も急ぐ必要があるわけだ。 そこで、関東地域の独立系スーパーとの業務・資本提携に相次いで動いている。茨城中心に強力な店舗網を持つカスミと提携(33.2%出資)したのは2003年6月。2004年4月に東京地盤のいなげや(15.1%出資)、今年に入って埼玉地域に強いベルク(10%出資)と、ネットワークを急速に拡大してきた。 この「関東1兆円スーパー連合」の仕上げが、2007年2月期の予想売上高3250億円と首都圏最大手のマルエツだ。ダイエー系の食品スーパー、グルメシティ関東(旧セイフー)やビッグ・エー、丸紅傘下の東武ストアを合わせると、関東の1都8県で計770店舗、売り上げは1兆円を超える。 イオンの豊島専務は、ダイエーとの提携について「スケールメリットで仕入れ原価の低減や物流効率化が期待できる」と話す。当然、同じことを「関東1兆円スーパー連合」でも目論んでいないはずがない。
2006.10.25
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ あなたは運がいいほうですか?悪いほうですか? 松下 幸之助━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪民間航空記念日 1951(昭和26)年、戦後最初の国内民間航空会社として設立された日本航空が、一番機の「もく星号」で東京~大阪~福岡間の運航を開始した。 ・ ベルリンのラジオ局で世界初のリクエスト番組が始まる(1936) ・ バレーボール世界選手権で日本女子チームが決勝リーグ全勝による初優勝。「東洋の魔女」と呼ばれる(1962) ・ オーストラリアから贈られたコアラ6頭が日本に到着(1984) ・ 「再生資源の利用の促進化に関する法律」(リサイクル法)施行(1991) 誕生した人: パブロ・ピカソ(画家 1881)、野沢雅子(声優 1936)、大仁田厚(プロレス 1957)、宇都宮隆(ミュージシャン 1957)
2006.10.25
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 16780.47(-8.35) ・東1部売買高 18.18 (億株)・同先物 16790 (+20) ・同売買代金 26,651 (億円)・TOPIX 1662.53 (+3.14) ・同時価総額 529 (兆円)・東証2部 4190.84 (-0.95) ・値上がり 728 ・日経JQ 2176.7 (-2.53) ・値下がり 844 ====================================================================== 24日の東京市場は反落。朝方買い先行で始まったものの、上値の重さから戻り待ちの売りに押された。 米国株高や円安進展を背景に、朝方は買い先行の展開。日経平均はGW直後の5月11~12日に形成された窓(16655~16840円)を埋めたことで、上下どちらに振れるかに注目された。ただ、上値追いの展開とはならず、徐々に戻り待ちの売りが優勢となった。 売買代金上位にはメガバンクが入った。引けにかけてやや伸び悩んだものの、商いを伴なって上昇した銘柄が多い。今月に入り日経平均が4%程度上昇するなか、銀行株の上昇率は1%程度に過ぎない。高値圏にある国際優良株から銀行株に主役が交代する日は近いかもしれない。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,176.70 -2.53 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,846.86 -6.09 331社 305社 132社 87.2%マザーズ指数 1,225.47 -14.29 63社 95社 14社 99.4%ヘラクレス指数 2,018.80 +0.23 57社 82社 10社 99.4%≪NY株式相場は企業の好業績を背景に大幅上昇・ダウ平均は最高値更新≫□ダウ平均 :12116.91(△114.54)□ナスダック : 2355.56(△ 13.26)□日経225先物:16870 (△100:大証比)□為 替 : 119.25-35□金価格 : 582.90(▼13.50)□WTI原油先物: 58.81(▼ 0.52)□売り :3040万株□買い :4840万株□買越し:1800万株市場では、「マド埋め(5月11日取引時間中安値1万6840円~5月12日高値1万6655円)したことで、目先的な目標達成感から利益確定売りが出た。国内企業の決算を確認したいとの思いと、現地24~25日のFOMC(米連邦公開市場委員会)をとりあえずは見ておきたいとの思いから、上値を追う動きは乏しい。ただ、流れが堅調であることに変わりはない」(中堅証券出来高上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 出来高| 1| 7211|三菱自動車工業 | 210| 5| 76626000| 2| 8404|みずほ信託銀行 | 286| 12| 73961000| 3| 9984|ソフトバンク |2655| -30| 56562100| 4| 7004|日立造船 | 134| 7| 44579500| 5| 8236|丸善 | 259| -16| 33386000| 6| 5401|新日本製鉄 | 492| -3| 29168000| 7| 9205|日本航空 | 221| 5| 29033000| 8| 8020|兼松 | 197| 13| 20613000| 9| 6702|富士通 |1036| 24| 19952000|10| 1801|大成建設 | 415| -5| 19545000|・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 4346|ネクシィーズ |10830| 1000| 10.17| 2| 4689|ヤフー |49500| 4000| 8.79| 3| 9600|アイネット | 929| 69| 8.02| 4| 8338|関東つくば銀行 |1253| 86| 7.37| 5| 1964|中外炉工業 | 379| 26| 7.37| 6| 8020|兼松 | 197| 13| 7.07| 7| 5721|エス・サイエンス| 36| 2| 5.88| 8| 8263|ダイエー |2255| 125| 5.87| 9| 7004|日立造船 | 134| 7| 5.51|10| 6744|能美防災 | 849| 43| 5.33|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 9749|富士ソフト |3000| -370| -10.98| 2| 7274|ショーワ |1902| -198| -9.43| 3| 9433|KDDI |728000|-56000| -7.14| 4| 6770|アルプス電気 |1221| -89| -6.79| 5| 8038|東都水産 | 411| -29| -6.59| 6| 8007|高島 | 256| -18| -6.57| 7| 8236|丸善 | 259| -16| -5.82| 8| 7994|岡村製作所 |1410| -84| -5.62| 9| 5480|日本冶金工業 | 575| -33| -5.43|10| 1929|日特建設 | 141| -8| -5.37|8515 アイフル 4460 -160マイナスに転じる。消費者金融各社は総じて売り優勢となってきている。一部報道では、貸金業法規制見直し問題において、時限措置として導入が検討されていた「特例金利」の撤回へ、与党が大枠合意などと伝わっているようだ。あらためて消費者金融業界の先行き不透明感が蒸し返される状況にも。5233 太平洋セメント 468 +21しっかり。ドイツ証券では投資判断を「HOLD」から「BUY」に格上げ、目標株価も500円から540円にしている。上方修正幅が大きくややサプライズと捉えており、米国セメント事業が足元も強い価格動向を見せていることはポジティブに評価できると。4346 ネクシィーズ 10830 +1000ストップ高。ソフトバンクモバイルと販売代理店契約に関して基本合意、ソフトバンク携帯の販売開始を発表している。ソフトバンクの新料金体系発表を受けて加入者拡大などへの期待感がはやされているもようだ。5019 出光興産 10770本日新規上場、公募価格9500円に対して10500円の初値をつけ、その後はもみ合いの展開となっている。足元の原油価格下落や今年2番目の大型案件であることがマイナスイメージだったが、野村不動産の順調な株価推移や低PBR水準が買い材料となって、順調なスタートを切る形になっている。9433 KDDI 728000 -56000きつい下げ。先週末の中間決算発表以降、頭の重い動きが目立っている。大和では、下半期の業績不透明感を強める決算だったとの評価。ソフトバンクの携帯電話新料金体系発表に伴い、一段と今後の競争激化懸念が強まる形になっているようだ。4689 ヤフー 49500 +4000ストップ高。ソフトバンクが携帯電話の新料金体系を発表、加入者増加への期待感が高まるなかで、同社にもメリット享受への期待が先行しているもようだ。なお、昨日発表した中間決算の内容はそれほど芳しいものではなかったが、過度な警戒感は払拭されることにはつながっているようだ。9984 ソフトバンク 2655 -30買い先行も大引けにかけてマイナス圏へ。昨日、携帯電話の新料金体系を発表している。2ヵ月無料やソフトバンク利用者間通話無料など、他社と比べての割安さが強調されている。加入者獲得に対して、劣勢が見込まれていた状況からの脱却を期待する見方が先行へ。ただ、比較的アナリストの見方などでは、正規料金は現行とそれほど大差ないとの冷静な見方が優勢のようだ。 昨日の日経平均株価は続伸。先週の高値16732円(10月16日)を上回ったことで、9月安値15513円(25日)、10月安値16028円(4日)、そして先週の安値16466円(18日)からの上値トレンドが確認された。昨日は16797円まで上値を伸ばし、5月11日安値16840円~12日高値16655円までのマド埋めに近づいた。仮にこれを達成すると、5月8日の高値17375円までの全値戻しの可能性も出てくる。ただし、その前に、7月高値15710円(4日)、8月高値16244円(22日)、そして9月高値16414円(4日)を結んで延長したラインが現在16960円にあるが、これが中期的な上値抵抗線として注目される。一方、下値の最初の支持線は先週の高値などがある16700円台前半。また、これを割り込むと、先週のレンジの中心となる16600円がサポート・ラインとなる。ただし、仮に昨日の安値16598円を下回ると、昨日の高値16797円を天井とした下値模索になり、先週の安値16466円がターゲットとして意識されそうだ。・米フォードの7―9月期、最終赤字58億ドルに ・中国、最低賃金引き上げ 内陸や東北部、最大6割強に・政府、生産設備の償却期間短縮へ 当面の税負担を軽減・安倍首相「造反組復党、検討を」 幹事長に指示・佐藤前福島県知事を収賄容疑で逮捕 東京地検・自治体再建法制「2年以内に」導入 諮問会議の民間議員提言・UFJ統合巡る住信の損賠訴訟、和解金25億円提示 東京高裁・みずほコーポ、海外貸出債権を証券化 非金利収入拡大・カブコムの9月中間、税引き利益37%増――高齢者向けなど好調・債券市場、年度内利上げ再浮上 長期金利、2ヵ月ぶり高水準・東証1部で45銘柄が年初来高値、23日 好業績を期待・ソフトバンク、携帯で自社間に定額制――番号継続制、きょうスタート・富士通の9月中間、経常益2.4倍――海外好調(日経)・王子紙会長「製紙連会長、辞任せず」――北越紙・大王紙の要求拒否・大和ハウス、金融事業に参入 クレディセゾンと提携・NTT西、光IP電話障害――営業全域に影響・マツモトキヨシ、地域量販店と提携 地方へ出店攻勢・トヨタ、小型車「オーリス」発売 国内市場てこ入れ・ATM各社、東アジア開拓 沖電気・中国、富士通・韓国など・凸版、従来製法で世界最大の液晶用カラーフィルター・伊藤忠とタクマ、英のゴミ焼却発電設備を受注 総額220億円・郵政公社、冷凍便に参入――来月から、民間宅配と全面競争・日東電工の今期、営業益16%減 液晶部材価格が急落・ヤフーの9月中間、純利益25%増――広告や手数料など増加・ヤフー、ジャスダックに重複上場へ・花王の07年3月期、一転最終減益に――税金費用増加など響く・兼松の9月中間、60億円の黒字・アルプスの07年3月期、純利益63%減 電子部品が低迷・丸大食の9月中間、経常益3.4倍に・オムロンの9月中間、減益幅縮小・富士ソフトの9月中間、最終赤字 のれん代償却などで・中東産原油、アジアで下落――サハリン産の供給増で・パソコン用液晶、大口価格据え置き 年末向け需要好調・三井金、亜鉛建値52万円に――高値更新続く・OMCカード、金利引き下げ――来春にも20%以下・コマツ、07年―09年度の開発投資1200億円――次々期排ガス規制対応・新規公開:出光興産 公開価格9,500円 ジェーピーエヌ債権回収 公開価格40万円
2006.10.24
2006年10月24日を境に、携帯電話市場は新たな時代に突入する。携帯電話のナンバーポータビリティー制度(MNP)がスタートするからだ。MNPは、ユーザーが今の電話番号のまま携帯電話会社を乗り換えられる制度。ユーザーにとっては携帯電話会社を変更しやすくなるため、携帯電話市場の勢力図が変化する可能性もある。そこで携帯電話各社は、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」、おサイフケータイ、音楽配信など新たな機能・サービスを次々と打ち出し、顧客の獲得と囲い込みに懸命だ。そうした開発競争によって、携帯電話はもはや単なる音声通話の道具ではなく、生活に欠かせない便利なツールに進化しようとしている。番組では、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、この3社の勝ち残りをかけた顧客囲い込み戦略を追う。 総合力で1位死守狙う“巨人”NTTドコモシェア約56%を誇るNTTドコモ。ケータイの多機能化が進む中で、ドコモの特徴となっているのが、決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」。発売以来、利用者は急速に増加し、今や電子マネー、乗車券、さらには家の鍵と、その利用範囲は広がっている。カード会社と提携しておサイフケータイにクレジット機能を持たせたり、ドコモ自らクレジット事業に乗り出したりと、おサイフケータイを基盤としたサービスに力を注いでいる。一方で、ケータイの法人向け市場の開拓にも力を入れている。ドコモは、MNP開始に間に合わせるため、台湾製の特殊な端末を投入した。それは、パソコンとケータイの機能を合体させた「スマートフォン」というもの。さっそくある企業への導入が決まり、それに向けての取り組みも始まった。法人分野は、MNPで流動化が予想される消費者市場に比べて携帯各社にとって開拓の余地が大きな市場。そこを狙うドコモの戦略は成功するのか? 音楽ケータイを進化させる“挑戦者”auauは8月末、他社に先駆けて秋・冬モデルの発表会を開催。関係者の胸には「先手必勝」の思いがあった。新機種に共通するのは、音楽へのこだわり。楽器メーカーのヤマハと共同で、理想的な音を再現するため1機種ごとにチューニングを実施。その結果、音質が向上し、音楽配信サービス「LISMO」もより良い音で聴けるようになった。秋モデルに続き、冬モデルのチューニングがヤマハで繰り返される。新たな番組配信サービスも始まった。中でも、音楽番組「LISMO Channel」は、アーティスト・インタビューやミュージック・ビデオが高音質、高画質で配信される。番組担当者は、ユーザー登録者数の増加を目標に、面白い番組作りに頭をひねる。auは音楽ケータイを次のステージへと進化させることができるのだろうか。 “風雲児”ソフトバンクは何を仕掛けてくるのか今年3月、1兆7500億円の巨費を投じてボーダフォン買収を発表したソフトバンク孫正義社長。買収発表後、具体的な動きをメディアには明かさず、ひたすら沈黙する日々が続いた。8月末以降ようやく、ショップのリニューアル、MNP仮予約受付、薄型ケータイとiPodのセット販売、大量の新機種投入などの動きが見え始めた。そして10月からは、ブランドを「ボーダフォン」から「ソフトバンク」へ全面変更。ブロードバンド分野などで大胆な戦略を打ち出してきた“風雲児”孫正義が仕掛けてくるものとは何か? 端末メーカーも生き残りを賭ける今年7月、NECはパナソニックと携帯電話端末の共同開発会社を設立すると発表した。前年度、端末部門で赤字を計上した両社にとって、ケータイの高機能化でふくれあがる開発コストを削減するのが急務なのだ。同時に、NECは再建策としてデザイン重視路線へと舵を切った。低迷の原因がデザインの保守性にあったと気づいたからだ。さっそく、商品企画部門に「クリエイティブスタジオ」というデザイン強化チームを組織し、そのリーダーには、外部から招き入れた人材を据えた。ヒット商品をデザインした実績を持つその人物は、NECをどのように変えていくのか。
2006.10.24
ソフトバンクは、同社の展開している携帯電話の新たな料金体系を発表した。ソフトバンクモバイルのユーザー同士の通話、SMS(Short Message Service)が基本的に無料となるとともに、一部の料金プランの月額基本使用料を70%割引するなどの「予想外割」、他の携帯電話事業者が提供している料金メニューと同内容のプランを、210円安くする「オレンジプラン」「ブループラン」などを設け、10月26日から導入する。また同日から2007年1月15日まで「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」を実施、期間中に同社に移行した場合、他事業者の割引サービスと同等のプランを引き継いで利用することができる。携帯電話番号ポータビリティ(MNP:Mobile Number Portability)に向け、料金政策の隠し球が遂に明かされた。「予想外割」の中核となる「ゴールドプラン」では、月額基本使用料は9,600円で、ソフトバンクモバイルの携帯電話への国内通話は原則として無料だ。ただし、21時~0時台の時間帯は、1請求月内の累計通話時間が最大200分を超える場合、30秒ごとに21円かかる。同社への加入年数に応じて、月々の基本使用量を割引する「継続割引」では1年目37%、2年目が40%、11年目以降は70%などといった割引率になる。家族での契約で割引く「家族割引」も同様の割引率になる。さらに、ソフトバンク大創業祭キャンペーンの期間中に加入した場合、基本使用料を70%割引き、2,880円とする。また、「オレンジプラン」はKDDIの、「ブループラン」はNTTドコモの各種割引きサービスとほぼ同じ内容のメニュー(「くりこし」「年間割引き」「家族割引」「学生割引き」など)をそろえ、それぞれ、すべてこれら2社の料金より210円安くする。同社はMNPにより、他の事業者から同社へと乗り換えた場合、「ゴールドプラン」、「オレンジプラン」、「ブループラン」いずれかに加入すると、他社の割引きサービスと同様の割引き率でサービスを適用する。これらは、他社が追従、対抗値下げした場合、24時間以内にさらに値下げする。ソフトバンクの孫正義社長は「(MNPが始まっても)ユーザーの90%は、移行しないのではないかとの予測がある。せっかく家族割など3年、5年と続けてきたのに、途中でそれらが途切れてしまえば、他社に移る意味はないとの評価だ」と指摘、事業者間移動の足かせとなる複数年にわたる割引き契約への対抗策として、これらの料金制度をぶつける。また「各社の割引きはそもそも基本料金など、複雑でわかりにくい。事業者を変えたらいくら安くなるのか。他社の方式すべてにマッチングさせ、割引き率、年数を引き継ぎ、210円引く我々の価格の方が安くなる」と語り、「最もわかりやすいやり方」と主張する。「価格競争であれ、本気で戦いぬく」孫社長はこのように宣言した。同社は、携帯電話事業への新規参入を表明した際、日本の携帯電話は料金が高すぎると指摘、かつてADSLサービスに着手したときに仕掛けたような「価格破壊」戦略を打ってくるのではないかとの観測が流れた。しかし、ボーダフォン日本法人を買収してからは、孫社長は料金については多くを語らなくなり、慎重な姿勢を示し、「最近は大人のソフトバンク」との表現で、極端な値下げ策は採らないとみられていた。実際には、携帯電話の料金は「安くしたかった」(孫社長)という。料金について「沈黙」していたわけだが、「値下げを実現するには、十分な準備が必要だった。(ようやく)ネットワークの補強、端末の確保などが整った。だが、MNPより相当先に発表しても意味がない。このタイミングをまっていた」(同)。孫社長は「大人のソフトバンクとはいったが、値下げしないとはいっていない。大人になりきれなかったソフトバンク」と述べるとともに「やはり、ソフトバンクが市場を刺激、喚起して、日本の携帯電話を健全に、活性化することが望ましい」としている。
2006.10.24
「あったとしても、今、そんなこと言えるわけないでしょう」 経済制裁の追加策など日本の「次の一手」を問いかけると、政府関係者は語気を強めた。 北朝鮮が核実験の実施を発表したことを受け、政府は13日の閣議で同国からの輸入の全面禁止を決定。2日後には、国連安全保障理事会が制裁決議を全会一致で採択し、大型兵器、核・ミサイル関連物資、贅沢品の移転阻止などが決まった。核・ミサイル関連の海外資産凍結など資金面でも国際社会が北朝鮮包囲網を築く構図だ。 それでも、北朝鮮が核を手放さない場合、次なる制裁をいつどんな手段で打ち出すのか。周到に事を運ばなければ、北朝鮮が「暴走」する恐れもある。それゆえ政府も慎重だ。 安倍晋三政権は外交強化を標榜するだけに、1つのミスも許されない事情を抱える。政府を挙げて“シミュレーション”に取り組めば、それ自体が北朝鮮を刺激するメッセージにもなりかねない。当面は防衛、警察、海上保安、財務、経済産業、農林水産など経済制裁の実務に携わる各省庁の連携による“分科会”といえる。「湾岸」の教訓、外交カードに 極秘裏に進む調整作業について、ある省庁の幹部は問わず語りに、こう漏らした。 「湾岸戦争の時のような例もありますし…。ただ、それはある意味で最終的な形。(外交)カードとして残しておかなくてはいけない。当然、各国との調整も必要なことです」 物言いは極めて慎重。しかし、さらなる経済制裁も視野に着々と準備を進める様子がうかがえる。 貿易、金融取引の全面禁止――。 1990年8月2日、イラクは石油問題を巡る交渉の決裂を受け、クウェートを制圧した。4日後、国連安保理はイラクへの経済制裁として、石油や武器をはじめとする貿易、そして投融資などの金融・資本取引を禁じる内容を採択した。国連としては23年ぶりの包括的な制裁決議だった。 今回の北朝鮮に対する経済制裁は、あくまで核・ミサイルなどに絡む資金や物資の移動に限られる。北朝鮮に歩み寄りの姿勢が見えなければ、湾岸戦争の時のように「全面禁止」に踏み切る可能性もある。「北」と対峙する世界が経済封鎖のシナリオに歩を進める展開が浮かび上がってくる。 必ずしも世界に誇れない日本の外交だが、実は北朝鮮については周到な布石を打ってきている。 2004年の通常国会では、北朝鮮を念頭に置いた2法案を可決。これにより日本は独自の外交カードを手にした。 1つが、改正外国為替・外国貿易法(外為法)。もう1つが、特定船舶入港禁止特別措置法だ。以前の外為法は、送金や貿易を停止したり制限したりする場合には、国連安保理決議などが必要だった。これを、日本独自の判断でできるように変えた。 小泉純一郎首相(当時)と金正日総書記が会談し出来上がった2002年の「日朝平壌宣言」もあり、日本はこうした新たな外交カードを切ることをためらってきた。今年7月5日、その堰が切れた。 北朝鮮は日本海に向けて7発の弾道ミサイルを発射。日本政府は貨客船万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止といった独自の措置を打ち出した。「その頃から政府内で検討してきたことが、少しずつ形を変えながら、現在のような具体的な制裁措置となって表れてきている」と政府関係者は成果を強調する。その視線の先にはどうやら、金正日体制の崩壊、大量の難民発生、食糧支援、後継の国家体制のあり方など様々なシナリオもありそう。日本政府が机上の準備を水面下で進めていても不思議ではない。
2006.10.24
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 私は失敗しない。なぜなら成功するまであきらめないからだ。 本田 宗一郎━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪ 国連デー 1945(昭和20)年、ソ連の国際連合憲章への批准により発効に必要な20か国の批准が得られたため、国連憲章が発効し国際連合が発足した。 ・ 伊藤博文が初代貴族院議長に就任(1890) ・ 美空ひばり初出演の映画『悲しき口笛』が封切り(1949) ・ 新宿駅にラッシュ時の押し屋「旅客整理係学生班」が登場(1955) ・ オリックスが球団創設8年目で初の日本一に(1996) 誕生した人: 宇津井健(俳優 1931)、ビル・ワイマン(ミュージシャン 1936)、小林カツ代(料理研究家 1940)、及川光博(歌手・俳優 1969)
2006.10.24
[日経平均] 16782.53(+130.90)[日経平均先物] 16800.00(+170.00)[TOPIX] 1658.11(+ 13.96)東京株式市場では、日経平均が続伸。主要企業の決算発表を控え、好業績期待を背景に幅広い銘柄が買われました。朝方の外資系証券の注文が買い越しだったことや、衆議院の補選で自民党が勝利したことなども買い安心感につながったようです。好業績を発表した信越化学が買われたほか、一部外資系証券が目標株価を引き上げた三井不動産、三菱地所、住友不動産など大手不動産株が相次いで年初来高値を更新しました。業績予想を上方修正した豊田通商、岡村製作所、ムトウ、富士通ビジネスなどの上昇も目立ちました。≪NY株式相場はダウ平均が小反落・ナスダックは小幅続伸≫□ダウ平均 :12002.37(▼ 9.36)□ナスダック : 2342.30(△ 1.36)□日経225先物 :16610 (▼20:大証比)□為 替 : 118.65-75□金価格 : 596.40 (▼6.10)□WTI原油先物(期近): 56.82 (▼1.68)□売り :3580万株□買い :4610万株□買越し:1030万株市場では、「株価が下げないことから、ヘッジをかけていた先物業者が買い戻し、裁定買いを誘発した。225がわずかとはいえ取引時間中の直近高値(16日の1万6732円44銭)を抜けたのに対し、TOPIX(東証株価指数)は9月ザラバ高値(9月4日の1655.27ポイント)を抜けなかったことを見ると、225指数高と比べて実態は小じっかりといったところだろう。先物に振られる、薄氷の上を歩くような展開だ」(中堅証券【東証1部 主なランキング】 ≪値上がり率上位15社≫コード 社 名 現値前比率前日比1819.T太平工業 36010.09%332107.T東洋精糖 1948.99%164719.Tアルファシステムズ 34607.79%2501969.T高砂熱学工業 10487.71%754775.T総合メディカル 28507.55%2006315.TTOWA 7957.00%527615.T京都きもの友禅 1530006.99%100008567.Tクレディア 8766.70%555815.T沖電線 3176.38%196975.TNEOMAX 20956.35%1257970.T信越ポリマー 18156.14%1059719.T住商情報システム 29555.91%1656999.TKOA 17205.91%968236.T丸善 2715.86%157994.T岡村製作所 14155.75%77≪値下がり率上位15社≫コード 社 名 現値前比率前日比3713.Tネットマークス 101000-5.61%-60008585.Tオリエントコーポレーション 261-4.74%-137296.Tエフ・シー・シー 2675-4.63%-1306269.T三井海洋開発 2765-4.33%-1251975.T朝日工業社 432-4.21%-195423.T東京製鉄 1851-4.14%-806301.T小松製作所 2125-4.06%-906210.T東洋機械金属 960-3.90%-394756.Tカルチュアコンビニエンス・クラ1009-3.81%-401722.TミサワホームHLDG 3690-3.66%-1407599.Tガリバーインターナショナル 10470-3.50%-3806793.T山水電気 29-3.33%-18588.Tセントラルファイナンス 682-3.26%-235017.TAOC HLDG 2165-2.91%-656222.T島精機製作所 2675-2.90%-80≪出来高上位15社≫コード 社 名 現値前比率前日比出来高5401.T新日本製鉄 496-0.20%-1390460008236.T丸善 2715.86%15375990007211.T三菱自動車工業 2051.49%3186190005405.T住友金属工業 4520.89%4185650009984.Tソフトバンク 26000.19%5142592008404.Tみずほ信託銀行 2713.04%8127800006301.T小松製作所 2125-4.06%-90110627008585.Tオリエントコーポレーション 261-4.74%-13106350007012.T川崎重工業 437-0.23%-1100750007004.T日立造船 129-0.77%-193290005406.T神戸製鋼所 3681.94%793260007011.T三菱重工業 5431.12%689510006502.T東芝 7600.93%788740005233.T太平洋セメント 4473.95%1773200009205.T日本航空 216-0.46%-17250000○太平洋工(1819・東1)360円+33円 新日鉄の増資報道うけ、繁忙続ける構内作業に一段の拡大期待。○東洋糖(2107・東1)194円+16円 高機能食品向けにアルファGルチンなど好調。通期見通し増額の期待。○高砂熱(1969・東1)1048円+75円 中間決算の着地見込みを増額修正。○京都きもの(7615・東1)153000円+10000円 中間決算好調で遠からず通期見込みを増額と。○神明電機(6956・JQ)1900円+411円 アベルコ(7539・JQ)910円+100円 神明電は神明興産がMBO(経営陣による自社買収)を発表、買付価格1900円。 アベルコはPBR0.65倍で買収価格割れのため思惑連鎖、ストップ高。○USEN(4842・HC)1008円+61円 一転赤字の決算で20日に急落も朝寄りを安値に陽線で週を終えたため買い直す 動き。●ネットマークス(3713・東1)101000円-16000円 前週末に集計中の9月中間期の見通しを減額修正。●オリコ(8585・東1)261円-13円 消費者金融が上限金利超過分の返還引当金を積み増すとの一部報道うけOMC カード(8258)、ニコス(8583)など一斉安。●石油資源(1662・東1)6910円-200円 三井海洋(6269・東1)2765円-125円●イメージワン(2667・HC)82800円-12700円 9月中間決算がふるわず、国産商業衛星の出遅れも影響と。 ●IMJ(4305・HC)147000円-16000円 元幹部にインサイダー容疑が・米ロ外相、再核実験阻止で一致 北朝鮮に6ヵ国復帰働きかけ・米大手銀の7―9月期、本業収益伸び悩む 住宅ローンに陰り ・米IT勝ち組、積極提携実る グーグル、純利益倍増など・印タタ、英蘭コーラス買収――鉄鋼6位に・省エネ家電 普及通じた排出権事業、国際協力銀が中国で展開・新日鉄、資本市場で3000億円調達 一部を株取得資金に・総務省、国の統計調査の見直し検討 オーダーメードで集計 ・本間 次期政府税調会長、法人税改革に強い意欲示す・東証上場企業、1―8月で2兆7000億円――自社株消却最高に・三井住友銀、リスク算定で米AIGと提携・軽自動車、国内販売200万台へ――低燃費で需要拡大・ソフト開発、インドも拠点――富士通、日立など・三井物や東芝など、南アで鉄道車両受注――190億円で・ドワンゴ、携帯向けコンテンツ会社替えても継続利用・JFEなど鉄鋼一時金、業績連動型を圧縮・ネット株取引、急ブレーキ 専業5社の上期売買代金26%減・「サハリン1」天然ガス輸出、中国側と交渉加速――米エクソン・大手消費者金融4社、過払い金返還に1兆円 9月中間引当金 ・フジテレビ、番組ネット配信 音楽事業協会と権利処理合意・専業5社ネット株取引、急ブレーキ――上期売買代金26%減・外食チェーン各社、高級メニューを格安提供の動き相次ぐ・京王電鉄、沿線で住み替え仲介 子育て世代に賃貸・住友鉱と住友商、米国鉱山が停電で操業停止・ロシア大統領、「サハリン2」事業費倍増に不満・トヨタ、今期営業益2兆円へ――日本企業で初・新日鉄、3000億円調達――韓国ポストと資本提携拡大・三洋電機、国内営業を分社 子会社と統合しコスト圧縮・日本電産、仏ヴァレオから車載用モーター事業を買収・日産、ロシアとブラジルでスズキ車を生産 提携拡大を検討・駐車場運営各社、物件開発を加速 法改正が追い風に ・白物家電、高額品が健闘 洗濯乾燥機や炊飯器伸びる・UFJニコス、2007年3月期300億円最終赤字見通し――過払い金返還で引当金・富士ゼロックス、300億円投じ開発拠点――次世代複写機に対応・KDDI、9月中間期営業益38%増――携帯契約者が増加・ダイエーの8月中間単独、営業損益が黒字に 不採算店閉鎖で・東京製鉄、新製鉄所に1200億円投資――年産250万トン・アルミ圧延品、加工賃引き上げで古川スカイも追随・ソニーの格付け「引き下げの可能性」――米S&P・住生活G、今期営業益26%増に――トステム人員削減効果・新日石の今期経常減益幅が拡大へ――在庫評価益の減少響く
2006.10.23
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10月22日 全国ツアー「再開感激祭」の最終公演(横浜アリーナ) デビュー20周年を機に期間限定で復活した「米米CLUB」 石井は「はっきり言って負けたよ。毎日毎日“やめないで”と書き込んで きて…。米米は解散撤回!永久に続けるぜえ!」と電撃発表した「今回、ツアーをやってよく分かったのが“米米は幸せなバンドだ”と いうこと。いろんな世代から大きな愛情をもらっているのを実感した」 ・95年以来となるツアーは、5カ所12公演で延べ約15万人を動員 ・大みそかのスケジュールは空いており、NHK紅白歌合戦への復帰も ありそう
2006.10.23
10月22日 神奈川16区・大阪9区 神奈川16区で自民党の亀井善太郎氏(35) 大阪9区で同党の原田憲治氏(58) 安倍政権発足後初の国政選挙が投開票され、自民党の両新人が当選した ・「自公連立与党に国民、有権者から力を与えて頂いた結果」(安倍首相) ・「北朝鮮の核実験が起き、我々の主張した格差問題が十分な争点と ならなかった」(民主党・鳩山幹事長) ・両選挙区の投票率は、神奈川16区が47.16%、大阪9区が52.15%。 ともに昨年の衆院選を大幅に下回った ・もともと自民党の議席だったとはいえ、2勝が与党の強気の国会運営を 後押しすることは間違いない
2006.10.23
ビジネスの将来性に期待は大きいが一部に不安も サービス提供者にとって、加盟店からの手数料が大きな収入源である。これは既存のクレジットカードのビジネスモデルと同じであり、加盟店を増やし取引数を増やすことがサービス提供者の収益に直結する。 サービス提供者は、加盟店数の獲得と同時に、最近は業種を超えた様々な企業が発行するポイントやマイレージとの連携を進めている。野村総合研究所の推計によれば、2005年度に企業が発行したポイントやマイレージの企業通貨額は約4,500億円、推計対象外も含めると6,000億円に達する可能性があるという。これらの一部でも「電子マネー」として取り込むことができれば、サービス提供者にとって大きな収益源となる。 「利便性」の大きな課題であった電子マネーのチャージ方法についても、携帯電話を利用してクレジットから直接チャージできるサービスが開始され、銀行口座から直接チャージできるサービスも近く開始される。また、サービス間のシステム規格の違いについても、店舗端末のリーダー/ライターの共通化が進むことで加盟店の拡大に繋がるだろう。今後は、現時点では法的に難しい「電子マネー」の換金サービスや、利用者間の送付サービスの取り扱いに対しても期待が大きい。 一方、加盟店や利用者の増加に比例して手数料収入が増加するかどうか不透明な点もある。例えば、「電子マネー」は現金と競合するビジネスであるため、手数料率はどうしても低めに抑えざるを得ない。しかも、1件あたりの利用額も小口なため、そこから得られる収入額も小さい。また、大口の利用額を開拓しようとしても、そこは事前のチャージが必要なく、かつ、金融機関の口座残高を全額利用限度額とすることが可能なクレジットカードやデビットカード等と競合する。 更に、市場規模の拡大にともなって、チャージ機や決済端末等のインフラやセキュリティに対応した大規模なシステム投資が必要になる。当然ながら、手数料収入がシステム投資費用、運営費用等を上回る場合にビジネスとして成り立つが、「電子マネー」を狙った犯罪が横行して予想以上に費用が増大するリスクは小さくない。 「電子マネー」を活かしたビジネスが拡大 加盟店を含めたサービス提供者以外の事業者にとっても、「電子マネー」を活用したビジネスが広がっている。「電子マネー」の得意とする領域は小口決済であることから、コンビニエンスストアやスーパー等の単価が安く、購入頻度の高い業態が「電子マネー」ビジネスの主流となる。 事業者の狙いは、利用者に「利便性」を提供することでCSを高めると同時に、ICに登録されている顧客情報を基にCRMを強化するツールとして活用することである。特にCRM強化については、マーケティングだけでなく、従来型のチラシ広告やポイント発行に係るコストの削減に効果がある。 こうしたビジネスが可能なのは何も大企業ばかりではない。中堅企業の成功事例として有名なのが仙台を地盤とするスーパー「アサノ」である。「電子マネー」導入で若年層だけでなく、レジの支払いに負担やストレスを感じるシルバー層からの支持も獲得した。また、従来のFAX会員やクーポン発行に変えて、「電子マネー」に独自のポイントプログラムを組み合わせて顧客の囲い込みを強化した。その結果、レジ回転率の向上や人員コストの削減に成功し、客数の増加や購入単価の上昇で売上がアップした。 また、クレジットカードと違い「電子マネー」は学生でも容易に利用できることから、学校内の売店、食堂、自動販売機等でも導入が進んでいる。また、ID(学生証)と一体化することで、授業の出席確認や学内施設の利用等にも用途が広がっている。こうした取り組みは企業のオフィスや病院、マンション等でも行われ、「電子マネー」を介した様々なビジネスが拡大している。 今後の課題はネット上の更なる「信頼性」確保 ネットショッピングの拡大で、利用者からは「ICカード型」マネーを「サーバー管理型」マネーとして使用することが求められているが、利用者保護の立場からすると、現在のネット「電子マネー」に対する法整備には盲点が多い。 例えば、サービス提供者が「ICカード型」を発行する際には「前払式証票の規制等に関する法律」によって、サービス提供者に関する事業内容等の届出や登録が義務付けられているが、「サーバー管理型」については届出や登録の義務はない。また、同法は未使用残高の二分の一以上の額を発行保証額として供託することをサービス提供者に義務付けていることから、「ICカード型」サービス提供者が破綻した場合の利用者は一定額の保護はされるものの、「サーバー管理型」サービス提供者が破綻した場合の利用者は保護されない。というのも、保護の対象となるのは「証票その他の物、または電磁的方法により記録されている金額に応ずる対価を得て発行される証書類等」に限定されており、「IC」は同法の適用となるが、「サーバー」は適用外となってしまうからである。 現実に発生した事件としては、NTTカードソリューションがサービスを提供している「サーバー管理型」マネーで、サーバー内の81,105個のID(約450万円相当)が流出した。事件後に直ぐにサービス提供者が取引停止処理等を行い、利用者には流出前の残高を保証したことから大きな混乱には至らなかったが、危機管理能力や債務返済能力の低いサービス提供者だったら大問題になっていただろう。 リアルな世界だけでなく、ネットの世界でも「電子マネー」が普及してきたことで、金融当局もようやく法規制に乗り出そうとしているが、今年4月に金融庁における審議会の分科会で議論が交わされた程度で動きは緩慢である。この業界の変化スピードを考えると、早急に対策を立てることが重要である。しかし、法規制が行き過ぎて、せっかく盛り上がってきた善意の「電子マネー」ビジネスが再び失敗するのは二度と見たくない。
2006.10.23
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 一日生きることは、一歩進むことでありたい。 湯川 秀樹━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪電信電話記念日 1869年9月19日(新暦10月23日)、東京~横浜で公衆電信線の建設工事が始まったことから、電気通信省(後の電電公社、現在のNTT)が1950年に制定 ・ 大日本アマチュア・フェンシング協会設立(1936) ・ 第一次オイルショックおきる(1973) ・ 写真週刊誌『フォーカス』が創刊(1981) ・ 広島カープの衣笠祥雄が引退(1987) 誕生した人: 土井晩翠(文学者 1871)、坂口良子(俳優 1955)、渡辺真知子(歌手 1956)、松井稼頭央(プロ野球選手 1975)
2006.10.23
23(月) 【国内】 9月全国スーパー売上高(14:00) 《決算発表》 エムスリー、信越化、紀文フ、花王、総合メデカル、 KOA、カブコム、岩井証券 【海外】 ハンガリー動乱50周年 《決算発表》 テキサス・インスツルメンツ、AT&T、ハリバートン、 クラフト・フーズ、アムジェン、アメリカン・エキスプレス 24(火) 【国内】 携帯電話のナンバーポータビリティー制度スタート 20年国債入札 《新規上場》 出光興産、ジェイピーエヌ債権回収 《決算発表》 JSR、ソフバンテク、ITFOR、有沢製、エルピーダ、 NEOMAX、コクヨ、日立ハイテク、日立キャピ、日立情報 【海外】 米FOMC(結果発表は26日3:15/金利予想5.25%) 《決算発表》 アマゾン・ドット・コム、コーニング、アルトリア・グループ、 ルーセント・テクノロジーズ、レックスマーク、ベルサウス、 E.I.デュポン、コーチ、ロッキード・マーチン 25(水) 【国内】 10月末権利付き最終売買日 9月貿易収支(8:50/\890.0B) 《新規上場》 メディアファイブ 《株式分割》 デジタルガレージ、学情、ジー・テイスト、ザッパラス、 プロトコーポ、パーク24、トーホー、船井財産 《決算発表》 ディーエヌエ、松電工IS、ドリームI、日電硝、日立金、 沖電線、NECエレ、エプソン、シャープ、SMK、ホンダ、 野村、新光、三菱UFJ証、マネックス、京王 【海外】 米9月中古住宅販売(23:00/前月比-1.3%) 《決算発表》 UMC、GM、ボーイング、シマンテック 26(木) 【国内】 9月企業向けサービス価格指数(8:50/前年比0.2%) 2年国債入札 《新規上場》 オプトロム 《決算発表》 ソニー、新日鉄、日産自、任天堂、JFE、富士通、大和、 NEC、日興コーデ、九州電、資生堂、積水化、松電工、 野村総研、カネカ、日立建機、キッコマン、ダイハツ、 スカパー、ビクター 【海外】 アジア初の大規模な温暖化ガス排出権見本市「カーボンエキスポ・アジア」 (北京~27日) 米9月耐久財受注(21:30/1.0%) 米9月新築住宅販売(23:00/前月比0.0%) 《決算発表》 マイクロソフト、TSMC、サン・マイクロシステムズ、 マカフィー、スプリント・ネクステル、コムキャスト、 ダウ・ケミカル、NYSEグループ、KLAテンコール、 サンパワー、ニューモント・マイニング、エクソンモービル 27(金) 【国内】 10月東京都区部消費者物価(8:30/除生鮮前年比0.1%) 9月全国消費者物価(8:30/除生鮮前年比0.3%) 9月商業販売(8:50) 《新規上場》 ファンドクリエーション 《決算発表》 松下、NTTドコモ、JR東海、ファナック、住友商、リコー、 日東電、日電産、丸紅、アドテスト、住友鉱、王子紙、東海東京、 ユニチャーム、ウシオ電、住友チタ、岡三、CTC、日野自、 住商リース、みずほイン証、松井、電産サンキョ、丸三 【海外】 中国最大の銀行である中国工商銀行が上海と香港市場に同時上場 米7-9月GDP(21:30/前期比年率2.2%) 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数改定値(22:45/92.4) 《決算発表》 シェブロン 大型小売店販売額 27日に9月の9月大型小売店販売額が発表になります。9月大型小売店販売額とは、経済産業省が毎月公表する統計で、平成9年4月分より、「商業動態統計速報」と「大型小売店販売統計速報」の公表が同時、一元化され、「商業販売統計速報」として公表されています。 大型小売店の業態はスーパー(セルフ店)と百貨店に大別され、それぞれ衣類品、飲食料品、その他という3品目別の前年同月比増減率が示されます。スーパーは飲食料品、百貨店は衣類を主力商品としているようです。 衣料品は更に、婦人服・紳士服・子供服・洋品、身の回り品、その他の衣料品に分けられ、百貨店、スーパー別にそれぞれの動向が挙げられます。 その他の品目としては、家具、家庭用電気機械器具、家庭用品、その他の商品、食堂・喫茶に細別され、百貨店、スーパー別に前年同月比増減率が調査されます。 大型小売店販売額は、その他の商業販売統計と共に、景気予測に用いることのできる個人消費の動向を表わします。大型小売店販売額はまた、景気とほぼ一致して動くので、景気の現況を表わしているといえるでしょう。 百貨店の売上としては、日本百貨店協会が発表する「全国百貨店売上高」「東京地区百貨店売上」も参考にすることができます。 前回の発表では、百貨店は、改装やクリアランスセール効果等により「家庭用品」や「その他商品」等に動きがみられたものの、主力の「衣料品」が不振だったこと等から、3か月連続の減少となりました。スーパーは、主力の「飲食料品」に動きがみられたこと等から、全体として8か月ぶりの増加となりました。 今回は、良好な天気が続いたので客足が伸び衣料品、飲食料品共に堅調だったのではないでしょうか?また、デフレ脱却や原油価格の上昇などから客単価が上昇している可能性も高く、客数の伸びと共に売上を押し上げる要因となるかも知れません。
2006.10.22
上司を食わせるためにクタクタに働いても、一生下働きかも・・・【1】「マイホームのローン支払いがきつい。海外旅行や新車は、40歳を過ぎて給料が上がるまでおあずけだ」同窓会で、大手企業に勤める友人がそう言っていた。この考えは、毎年給料が上がっていくことを前提にしている。だが、彼の会社ほか多くの会社が定期昇給を廃止、30代後半で基本給は頭打ちになる。管理職ポストにつくしか、年収アップは望めないのだ。「年功序列は終わった」と言われて久しいのに、依然としてかなりの人が、自分たちの周囲にはそれが存在していると思い込んでいる。30代以上の社会人なら、単に昔の気分が抜けていないだけともとれるが、同じ思い込みが学生の間にも見られる。彼らと話すと「○○の会社は30歳でいくら貰えますか?40歳なら、いくらですか?」というような質問がよく出てくる。しかし、今や、給与が年次で横並びで決まる時代ではないので、こちらとしては、この質問には答えようがないのだ。【2】ネット上では、就職をひかえた学生たちが、そういった“格”の議論に、むしろわれわれの学生時代以上に熱中している。彼らを見ていると、まるでターミナル駅に集まった乗客のようだ。彼らは「この列車はずいぶんきれいで席も広い」「いやいや、あっちのほうが見栄えがいい」と値踏みしている。勝ち負けの差がより鮮明な格差社会の到来で、学生も自分が入社する企業のグレードに敏感になっているのだ。だが、肝心のレールについての議論はすっぽり抜けている。まるで、一等席に座りさえすれば、終点まで運んでもらえるのが当然だと言わんばかりだ。実際には、どんなに見てくれのいい列車に乗っても、少し走っただけで放り出されるかもしれない。ところが「しっかりした企業に入れば、必ずゴールにたどり着ける」と誤解して、入社する企業の格を重要視しているのだ。反面、企業の核などよりも、もっと大切な「自分は何をしたいのか」「目指すゴールは何か」という議論をする人は、あまりいない。【3】どうやらわれわれ日本人は、無意識のうちに固定観念を植えつけられてしまったようだ。その正体が何か、突き詰めると思った以上に根が深い。皆に「その固定観念を捨てろ」とは言わないが、少なくとも未来ある若者は、一度その正体を自分の目で見きわめるべきだ。なぜなら、往々にして固定観念は、各自の置かれた現状との間に埋めきれないギャップを生むからだ。もし、自分の信じる価値観が、実は、とうの昔に崩壊していたとしたら、自分の人生そのものが、価値のない虚しいもので終わってしまう。自分の夢を実現するはずが、誰かに奉仕するだけの人生で終わってしまうかもしれないのだ。多くの若者は、この「固定観念と現実とのギャップ」の存在にうすうす気づいている。彼らと話すと、たとえどんなに優良企業で働いている人も、必ず現状に対する閉塞感を口にする。【4】若者がよく口にする「仕事に興味がわかない」「将来のキャリアビジョンがまったく見えない」「将来出世する確証が得られない限り、子どもが作れない」など、いずれも一種の閉塞感を現している。上昇し続ける新卒離職率、ニートやフリーターの急増、一向に改善しない年金未納率などは、いずれも若者の閉塞感が具体化したものだ。望むと望まないとにかかわらず、時代は流れ、ギャップは日増しに大きくなっている。この問題を個人で解決するのは難しいが、閉塞感の正体は認識しておくべきだ。そうすることで、少なくとも自分が人生地図のなかでどの位置にいるのかが、おぼろげながら理解できるはずだ。
2006.10.22
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ 人間は、本当に思っていたらその通りになる。 井筒 和幸━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪平安遷都の日794(延暦13)年、桓武天皇が長岡京から山背国葛城郡宇太村の新京に移った。「平安京」と命名されたのは、その年の11月8日だった。平安遷都1100年を記念して1895(明治28)年に創建された平安神宮の例祭・時代祭はこの日に開催される。パラシュートの日1797年、フランスのパリ公園でアンドレ・ガルネランが高度900mの気球から直径7mの布製の傘のようなものと一緒に飛び降り、これが世界初のパラシュートによる降下となった。絹婚記念日日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が制定。ネクタイやスカーフ等の絹製品のPRのため、結婚12年目の「絹婚式」を迎える夫婦に絹製品のプレゼントをと呼びかけている。中原中也忌詩人・中原中也の1937(昭和12)年の忌日。
2006.10.22
☆kabu.comPTS指数は 10,326 (+2)で終了。値上り数 26(8.7%) 値下り数 19 (6.3%) 変わらず 15(5.0%) 。出来高は93,128株。売買代金 158百万円。決算発表内容を材料に売買が左右される展開となった。一休(2450)、豊通商(8015)が高く業績下方修正のINDEXHD(4835)や東製鉄(5423)などが値下がり上位。20日の米株式相場は続伸してスタートしたが、前日にダウ工業株30種平均が終値で初めて1万2000ドルに乗せたことなどから、高値警戒感も強く高安もみ合っている。朝方発表した7―9月期決算で特別項目を除く一株利益が市場予想を上回ったスリーエム(3M)やメルクが上昇。前日夕に予想を上回る決算を発表したグーグルも高い。ヤフーは小動き。一方、朝方発表した決算で利益予想を引き下げたキャタピラーは値を下げている。来週も引き続き日米の経済指標から目が離せない。24―25日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利動向や25日の9月の米中古住宅販売件数、26日の同新築住宅販売件数、27日発表の7―9月期米成長率など注目。国内では27日に9月の全国消費者物価指数(CPI)が公表され、日銀の追加利上げのタイミングをはかる上でも重要。 ■値上り率トップ10 銘柄 現在値 取引所終値比 1 2450 一 休 155,000 +6,000 (+4.02%) 2 8015 豊通商 3,450 +110 (+3.29%) 3 8263 ダイエー 2,120 +60 (+2.91%) 4 8571 NIS 71 +1 (+1.42%) 5 4751 サイバエージ 148,000 +2,000 (+1.36%) 6 4063 信越化 7,980 +100 (+1.26%) 7 9433 KDDI 800,000 +9,000 (+1.13%) 8 2432 DENA 363,000 +4,000 (+1.11%) 9 9861 吉野家 185,000 +2,000 (+1.09%) 10 6952 カシオ 2,500 +25 (+1.01%) ■値下り率トップ10 銘柄 現在値 取引所終値比 1 4835 INDEXHD 76,600 -3,800 (-4.72%) 2 7873 アーク 1,585 -60 (-3.64%) 3 5423 東製鉄 1,870 -61 (-3.15%) 4 6301 コマツ 2,180 -35 (-1.58%) 5 4795 スカパー 66,000 -700 (-1.04%) 6 8564 武富士 4,790 -40 (-0.82%) 7 4314 ダヴィンチ 133,000 -1,000 (-0.74%) 8 2466 PGGIH 180,000 -1,000 (-0.55%) 9 1332 日 水 619 -3 (-0.48%) 10 8411 みずほ 917,000 -4,000 (-0.43%)
2006.10.21

お金がすべての新感覚RPG。とにかくすべてが金がないといけないので、普通のRPGのようにレベル上げなるものが必要なし。生命力まで金次第なので、序盤は劇弱。交渉力がつき、用心棒ができるとすこしづつ楽しくなっていく。キャラも個性的で楽しい。あなたはさえない毎日を過ごす、35歳、独男です。いうなれば、ただのおっさんです。ある日、突如として現れた謎の老人により、あなたは「チンクル」へと姿を変えてしまいます。 「チンクル」となったあなたは、夢の楽園『ルッピーランド』を目指し、長く険しいルピー集めの旅へ出発します。 『世の中な、金さえありゃな、何でも買えるぜ、オイ!』その通りです。"ルビーが尽きると命も尽きる"という宿命を背負っているチンクル。何をするにもルビーが必要なのです。人から話をきくだけでもルビーがいります。ルビーがすべてのシビアな世界です。『所詮は金かよ!金がすべてかよ!?』という人々の問いかけにも、『そうです。』と正々堂々と言える真の強さをもちましょう。正義感クソくらえです。『何が、大きくたってしまうんです?』ルピーを泉に投げ入れると、タワーがどんどんと大っきく立ちあがってきます。一体、どこまで大っきくなるんでしょうか!?
2006.10.21
♪♪♪♪♪…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━ とにかく人に興味を持つことで人脈が広がる。 本田 宗一郎━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…♪♪♪♪♪あかりの日 1879のこの日、エジソンが白熱電球を完成させたことにちなんで、日本電球工業会などが1981年に制定。 ・ 国家公務員法公布(1947) ・ 9億円横領の滋賀銀行女子行員が逮捕(1973) ・ プロ野球・読売巨人軍の長嶋茂雄監督が辞任(1980) 誕生した人: 江戸川乱歩(推理小説家 1894)、蛭子能収(漫画家 1947)、永島敏行(俳優 1956)、渡辺謙(俳優 1959)、米倉利紀(歌手 1972)
2006.10.21
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 16651.63(+100.27)・東1部売買高 15.54(億株)・同先物 16630 (+100) ・同売買代金 19,686(億円)・TOPIX 1644.15 (+8.38) ・同時価総額 523(兆円)・東証2部 4167.19 (+13.38) ・値上がり 880 ・日経JQ 2174.96 (-5.22) ・値下がり 680 ====================================================================== 20日の東京市場は反発。日経平均は後場上げ幅を拡大し、高値圏で取引を終えた。 前日の米国株式相場でNYダウが終値ベースで1万2000ドルに到達したことを受けて、主力株を中心に押し目買いが優勢となった。下方修正を発表したソニーの下落が限定的だったことも買い安心感を与えたようだ。大型株が堅調となる一方で、中小型株に軟調な銘柄が多かった。 ただ、東証1部の売買代金は前日比12.5%減の1.96兆円に留まり、9月29日以来(3週間ぶり)の2兆円台割れと商いは低調。終日模様眺めのムードが広がっていた。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,174.96 -5.22 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,823.82 -30.96 284社 424社 124社 88.2%マザーズ指数 1,208.75 -27.18 42社 114社 15社 99.4%ヘラクレス指数 1,954.29 -24.68 38社 92社 16社 98.3%≪NY株式相場はダウ平均が最高値、終値初の1万2000ドル台≫□ダウ平均 :12011.73(△19.05)□ナスダック : 2340.94(△ 3.79)□日経225先物:16575 (△45:大証比)□為 替 : 118.10-20□金価格 : 602.50(△9.90)□WTI原油先物: 58.50(△0.85)□売り :2810万株□買い :2910万株□買越し: 100万株市場では、「基調は上。9月以降、海外マーケットとの出遅れ感は解消されていない。NY市場は決算一巡、踊り場形成の流れと見るが、国内はこれから決算を織り込みつつ、5月11日のマド(同日安値1万6840円85銭~翌12日高値1万6655円98銭)埋めに動くのではないか。1万7000円の可能性は決算終了時に精査した上で探りたい」(東海東京調査センター【値上がり率】 コード 銘柄名 前場終値 前日比 前比率1 6793 山水電気 31 +3 +10.71 2 6339 新東工業 1406 +114 +8.82 3 4795 スカイパーフェクト・コミュニケーションズ 69200 +5000 +7.78 4 4725 シーエーシー 1024 +63 +6.55 5 6934 新神戸電機 619 +36 +6.17 6 7756 日本電産コパル 1437 +81 +5.97 7 4518 富山化学工業 642 +36 +5.94 8 6968 グラフテック 221 +12 +5.74 9 5659 日本精線 553 +29 +5.53 10 7970 信越ポリマー 1698 +87 +5.40 【値下がり率】 コード 銘柄名 前場終値 前日比 前比率1 6731 ピクセラ 1277 -133 -9.43 2 8577 ロプロ 283 -23 -7.51 3 8038 東都水産 450 -27 -5.66 4 4848 フルキャスト 351000 -17000 -4.61 5 4689 ヤフー 45350 -2100 -4.42 6 6967 新光電気工業 3370 -140 -3.98 7 4331 テイクアンドギヴ・ニーズ 124000 -5000 -3.87 8 6419 マースエンジニアリング 2415 -95 -3.78 9 6505 東洋電機製造 559 -21 -3.62 10 4301 アミューズ 1725 -63 -3.52○バーテックスリンク先週末に特定筋介入の話が流れて反発していたが、先週末発表された減益決算を嫌気して今週前半は軟調に推移していた。今日に入り、目先の投げ一巡から、買いが戻り始めたようである。○ケーヒン優良自動車部品株の一角として物色されているようだ。今期業績予想の為替前提が通期で1ドル=111.50円と保守的な見通しであることから増額修正が期待されているうえ、信用取り組みも売り長が続いていることから買い安心感もある。なお、11月6日に決算発表を予定している。 ○ワコム業績予想の増額修正が好感されたようだ。同社は19日、9月中間期の連結業績予想について、売上高を従来予想の130億円から133億5000万円、経常利益を14億5000万円から20億円、純利益を9億円から12億円とし、それぞれ増額修正している。○伊藤忠、三菱商事など商社株金銀やニッケル、原油などの商品市況がこの日は急騰している事で、権益を多く保有する商社に買いが入っているようだ。○本紙19日付1面「実録兜町」で取り上げている兼松がしっかり。75日線到達と期待感が高まってきた。●パソナテック業績予想の下方修正が嫌気されたようだ。同社は19日、今3月期の業績予想について、経常利益を従来予想の4億4800万円から2億9000万円、純利益を2億5500万円から1億6000万円とし、それぞれ減額修正している。●フルキャスト朝日新聞で、同社グループが派遣で働くために登録するスタッフの体形など用紙に関する情報を無断で個人データとして保存していたと報じられており、これが嫌気されているようだ。労働者派遣法では、容姿など「差別的評価につながる情報」として収集を禁じている。同社もこの事実を認めており、東京労働局も近く調査する、としている。●図研同社社長所有の競走馬・ディープインパクト号がフランス・凱旋門賞で3着に入線したが、その後にフランス競馬統括団体フランスギャロより検査尿内から禁止薬物であるイプラトロピウムが検出。今後、管理している池江泰郎調教師と金子真人オーナーが現地で事情聴取を受ける模様で、3着失格の可能性も浮上しており、イメージ低下につながるとの懸念から売り優勢で推移している。なお、同社株は同号活躍の度に上昇していた経緯がある。 昨日の日経平均株価は反落。今週は、ザラバでは16732円(10月16日高値)~16466円(10月18日安値)という上下266円の狭いレンジの取引になっている。ただ、16732円が今月の安値16028円(10月4日)からの上昇トレンドの天井になり、現状はその上昇に対する調整局面と見られる。それでも、今週の日々の終値はいずれも先週の最も高い終値である16536円(10月13日)を上回っており、上昇基調はなお維持されている。上値の節目は、まず16600円。ここは今週のレンジの中心である。そして、本日の高値16688円を上回れば、16732円が次の目標値。さらにこれを突破すれば、5月11日安値16840円~12日高値16655円までのマド埋め、すなわち16840円が次のターゲットとなる。一方、下値は心理的な節目の16500円が最初のサポート。ただ、16466円を下回ると、週初の上放れが失敗した可能性もでてくることから調整色が一段と強まろう。その際には、先週の安値16325円(10月10日)が意識されそうだ。・米グーグル、時間外取引で急伸――予想上回る増収増益・欧州・アジア諸国も制裁始動 北朝鮮の再実験阻止急ぐ・サウジ石油相、100万バレルの実質削減に全面的に賛成・英蘭コーラス、タタ製鉄の買収提案受け入れの方針 英紙報道・中国の唐氏、金総書記と会談 対北朝鮮、6ヵ国外相会合呼び掛け・核放棄の行動前提 日米韓が一致、6ヵ国協議復帰にあたって・携帯・デジタル放送など4分野の競争力強化策検討、総務相懇・足利銀の受け皿公募、来月1日メド開始・中小企業、24%人手不足――7割超が賃金上げ、商工中金調査・日銀支店長会議、景気 全地域で回復・拡大 雇用面は大きな差・税制論議も官邸主導色 政府税制調査会の会長に本間氏 ・生保各社、変額年金にクーリングオフ導入の方針 苦情増加に対応・三菱重工と仏アレバ、原子力発電機器事業で提携 WH追撃・新日鉄、ポスコとの持ち合い強化きょう決定へ・サンテレホン、ダルトンのTOB提案に反対表明へ・京セラに43億円還付へ 「移転価格」追徴で異議を一部認定・WOWOW、スカパーに番組供給 12月に専用チャンネル・日航、東急株の大半売却 200万株、赤字圧縮へ資産処分・携帯電話の国内出荷、シャープが2半期ぶり首位 MM総研調べ・プラス、オフィス家具の小売り事業参入 既存文具店をFC化など・オリエンタルランド、ディズニーストア再建 再生支援会社と連携・NTTグループ、無線LAN共用基地局を4倍に ・ソニーの今期、営業利益78%減 電池回収など響く・シャープ、携帯電話の国内出荷首位 4―9月、2半期ぶり・トヨタ、レクサスLS受注1万2000台――発売1カ月、目標の9倍・OLC、ディズニーストア再建――支援会社と計画策定・ダイエー、衣料で独自ブランド――東スタイル、クロスプラスなどと開発・アシックス、ブラジルに販社――年内に、南米テコ入れ・USENの前期、最終赤字88億円 子会社価値低下で減損・スタンレー9月中間期、純利益26%増の115億円強――従来予想102億円・スカパー9月中間期、最終黒字13億円――通期予想据え置き・家電用半導体の価格下落一服――10―12月、薄型TVなど好調で・伊藤忠、韓国現代自動車のLPG車を国内販売へ
2006.10.20
さあ、ワールドシリーズ、昨年の井口に続き、日本人選手として有終の美を飾ることができるか。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R カージナルス 0 1 0 0 0 0 0 0 2 3 メッツ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 勝:フローレス 負:ヘイルマン S:ウェインライト カージナルス: スパン、フローレス、ウェインライト メッツ: ペレス、ブラッドフォード、ヘイルマン 本塁打: モリーナ2号 カージナルス(中地区1位)がメッツ(東地区1位)を3-1で下し、4勝3敗で2年ぶり17度目のリーグ優勝を飾った。9回、モリーナが勝ち越しの本塁打を放って試合を決めた。カ軍は21日(日本時間22日午前)開幕のワールドシリーズでア・リーグ優勝のタイガース(ワイルドカード)と対戦する。田口壮外野手(37)は8回から左翼の守備に就いたが打席は回ってこなかった。田口のポストシーズンは4打数4安打4打点2本塁打。ワールドシリーズ進出は2年ぶり2度目。 1回に先制されたカ軍は2回、ベリヤードの前に転がすセーフティー気味のスクイズで同点。1-1で迎えた9回1死一塁、7番モリーナが左翼へ勝ち越しの2点本塁打を放った。 メッツは1回にライトが右前先制打。6回には左翼チャベスが本塁打性の打球を好捕した。しかし、2回以降、打線が相手投手陣に抑えられた。
2006.10.20
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