全33件 (33件中 1-33件目)
1

これは、注目のニュータレント、TED POORの2004年にリリースされた作品。ドラマー、パーカッション奏者、FSNT,ブルックリン系~NYアンダーグラウンド系の新しいジャズを追いかけている方は注目の作品だと最初に言ってしまおう。ジム・ブラックやパル・ニルセン・ラブのドラムに痺れている方には、絶賛をもって受け入れられるのではないかと思います。TED POORのプレイは、BEN MONDERのニューカルテットアルバムやCUONG VU TRIOで既に聴けると思うのだけど、それらのアルバムでTEDのドラムに興味をもって、このアルバムの存在を知ったときは小踊りしちゃいました。作品自体は、ジム・ブラックやベン・モンダーの作品よりもストレートよりの作品で4ビートはもちろん、かっちりしたリズム決めのなされている曲が多いので、一般的に聴きやすい内容となっています。もちろん、そこは、現代NYジャズの一端を担うサウンドなので、ありきたりのサウンドが展開されているわけではなく、たゆとうイメージ、揺らぎ感覚が盛り込まれている。そして、TED POOR(テッド・ポー)のダイナミクスに優れ、スペースを感じさせる要素とリズムの洪水で空間を埋め尽くす怒涛のアクション技を巧みなバランスで融合させた切れ味とタイム感覚に非凡な才能を見出せるドラミング。このアルバムでは「GIANT STEPS」「THIS IS NEW」「EMBRACEBLE YOU」といった有名ナンバーも収録されていて、それらも、ユニークな解釈がなされている。灼熱の太陽と北極の氷山が一緒にやってきたようなイメージ・・・ホットなんだけど、クール、対極のイメージがTED POORのこのアルバムではまるでリバーワールドのように渾然一体となって表出されているような気がしてならない。TED POOR・・・この名前を覚えておいて欲しい。将来、必ずよく見かける名前になるはずだから・・・メンバーはTED POOR(DS)BEN MONDER(G)MATT BLANCHARD(TS)IKE STURM(B)ERIC BIONDO(TP)録音は2003年6月4日 AVATOR STUDIOS, NYこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月31日

カナダ生まれで、現在NYで活躍しているボーカリスト兼アルトサックス奏者のSHEILA COOPERの1998年にリリースされたファーストアルバム。バックは同郷のリニー・ロスネスのトリオが受け持っています。唄が7割サックスが3割といった塩梅のアルバムです。実際のところ彼女の中でどういうバランスが保たれているのかは知る由もないのだけれど、このアルバムに関しては、そんな配分で制作されています。リー・コニッツが賛辞を書いているが、決して余技で終わっていない本格的なサックスプレイがこのアルバムでも聴けます。で、まるまる一枚サックス一本だけで、充実した内容のアルバムが出来るかというとそれはまた別の話と逃げないといけないなぁ・・・ハッキリ言ってそれは、時期尚早といわざる得ない。この作品のように、唄とサックスをうまく組み合わせた今のやり方が正解なのです。彼女は決して技巧派のボーカリストでもないし、声量もあるほうでもないが、ホーンプレイヤーらしく、聴かせどころをわきまえた、自分のハートをうまく伝える術を知っています。チャーミングな歌声から、唄に比べて意外と男性的な太くハスキー成分を含むアルトサックスの間奏のつながりもスムースで、リラックスして聴き通おす事の出来るアルバムですね。リニー・ロスネス・トリオとの演奏はきっと彼女にとって最高の経験だったに違いありません。メンバーはSHEILA COOPER(VO.AS)RENEE ROSNES(P)SCOTT COLLEY(B)BILLY DRUMMOND(DS)録音は1997年5月 NJ1. You'd Be So Nice To Come Home To2. Meet Me At No Special Place3. You Turned The Tables On Me4. Shall We Dance5. The Thrill Is Gone6. Lonely House7. I Wake Up In The Morning Feeling Fine8. I'll Build A Stairway To Paradise9. If I Only Had a Brain10. The Gentleman Is A Dopeこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月30日

ミネソタ州で活躍する本格派ジャズボーカリストSUE TUCKERの2003年作品。2000年作品も良い出来だったが、ジャケットがイマイチ(女性ボーカルの場合、重要?)だったので、紹介を渋っていたのだけれど今作はバッチリなので、ここぞとばかり紹介。とても成熟した大人のジャズボーカルが聴けます。彼女の父親はジャズの教育者で、そんな理由から常に彼女の周りにはジャズが溢れていたそうで、歌手を志す前は、学生時代テナーサックスを演奏していて、ジャズフェスでクラーク・テリーとクラリネットで共演したこともあるそう。楽器の経験は、唄うことに関してとても影響していると云う。と同時に歌詞と間を生かすことは唄う上で最も大事なことなのだと。とても思慮深く、丁寧でしっとりしたタッチの語り口は、私の好みにぴったりフィット致します。バックのメンバーも、結構名の知れた優秀なミュージシャンを揃えていて、なかなか豪華なつくりとなっています。ただ、あくまでも主役がスー・タッカーなのは言うまでもない。彼女のような素晴らしい歌手が、自主制作で作品をリリースしているのが、信じられない。この作品もとても完成度の高いものなので、次回は何処かのレーベルからリリースして、より幅広くディストリビュートされることを願います。ボーカル好きの方には、きっと満足いただける一枚だと思います。メンバーはSUE TUCKER(VO)DICK OATTS(AS)JOHN MOSCA(TB)JOE MAGNARELLI(TP)TED ROSENTHAL(P)KENT SAUNDERS(G)PAUL GILL(B)ANDY WATSON(DS)MARC ANDERSON(PER)1. The Best Thing For You2. If You Don't See It Too3. May I Come In4. It Could Happen To You5. Like Someone In Love6. I'm Gonna Laugh You Right Out Of My Life7. You Turned The Tables On Me8. Long Ago (And Far Away)9. Any 'Ol Thing That You Like10. I'll Remember April11. The Gentleman Is A Dope2003年作品この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月29日

この作品、ここでの紹介が伸び伸びになっていました。スウェーデン、ストックホルム生まれのPER DANIELSSONの2005年正調ピアノトリオ作品。ベンクト・ハルベルグに、ピアノを習っていたらしい。ジャズへの思いが、ますます高まったPERは、アメリカに渡り、ノーステキサス州立大学へ進む。Louis Bellson, Clark Terry, Rosemary Clooney, Don Braden, Lynn Seaton, Bobby Shew, Nick Brignola , Maureen McGovern, Arne Domnerus ,Jan Allanらと共演を重ねることによってキャリアを積んでいく。現在は南フロリダ大学でジャズピアノを教えると同時に、ミュージシャンとしての活動を続けており本作品は第2作目となる。PER DANIELSSONのピアノは、北欧のミュージシャンならではのリリシズムと、アメリカに渡ってからのジャズ研鑽によって体得したであろう本場アメリカンジャズの躍動感がうまくミックスしたような独特の響きがする。粒立ちのよい淀みなくピアノを鳴らしきる技術とビル・エヴァンスを連想させる叙情性が上手い具合に結びついているのです。作曲も非凡なところがあり、とくに2曲目「CLOSER TO THE GOAL」はメロディストのジャズファンに方には喜ばれるんじゃないかなと思います。5曲目「BEAUTIFUL FRIEDSHIP」などのアップテンポの曲では起伏に富んだスリリングなソロを披露していて、このピアニストが伝統的なジャズのスキルを100%消化した本格派ピアニストなのが分かります。DANNY GOTTLEB とMARK MEUENSCHWANDERとのトリオのコンビネーションも良好で、このトリオによる2作目を早くも期待したいところです。メンバーはPER DANIELSSON(P)DANNY GOTTLIEB(DS)MARK NEUENSCHWANDER(B)録音は2004年 FLこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月28日

LOUIS SOLIANO(ルイ・サリアーノ)多分、ほとんどの方が初めて聞く名前のミュージシャンではないだろうか?かくいう私目も、全然知らないミュージシャンだったのですが、参加メンバーのDALE BARLOWの名前を発見したので、仕入れてみた次第。LOUIS SALIANOはシンガポールのベテランドラマーで、地元のクラブでの演奏、音楽監督が主な仕事のようです。この作品もシンガポールで録音されていて、DALE BARLOWが何故、シンガポールで録音(11曲中7曲に参加)したのかというところに興味がいくのですが、まず聴いてみることにしてみましょう。そして、もうひとつ、サプライズがありました。あの岡崎好朗が3曲で参加しているのですよ!二人がこのレコーディングに参加したのは、「LIVE JAZZ AT SOUTHBRIDGE」というイベントが縁らしい。リーダー、サリアーノのアイドルはバディ・リッチで、マックス・ローチ、フィリー・ジョー・ジョーンズ、アート・ブレイキー、ピート・ラ・ロッカとモダンジャズドラムのグレイト達のプレイを体得していった。この作品に関して言えば、ドラムのチューニングがフュージョンぽっくて個人的な好みではないのだけれど、(ベースもエレベ)、サリアーノのボーカルも数曲で披露されていることからも分かるようにシンガポールのショービジネスに長年携わってきたサリアーノの音楽性に焦点をあてたもので、リラックスして楽しむジャズとみるべきだろう。この点をのぞけば、DALE BARLOWは「BOLIVIA」「UNIT 7」岡崎好朗は「CUTE」でフューチャーされており、共にさすがというべきソロを展開しています。旅先のシンガポールで偶然立ち寄ったジャズクラブで、思わぬ大物が飛び入りで参加して儲けものをしたという感じのアルバムですね、これは。DALE BARLOWと岡崎好朗のファンのかたは、十分、コレクションする価値があると思います。メンバーはLOUIS SALIANO(DS,VO)DON GOMES(P)DALE BARLOW(TS)MARCUS DENGATE(ELB)岡崎好朗(TP)2004年作品 SINGAPOREこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月27日

発売前から、話題を呼んでいたヘルゲ・リエンの新作トリオが入荷いたしました。制作元のDIWの方でも、相当力が入っていたらしく、3月くらいから販促活動を結構やっていた程なので、いやがうえにも期待が高まろうというところです。HELGE LIENを初めて聴いたのは、多分ほとんどの方がそうだろうと思うのですが、私もCURLING LEGSから2001年にリリースされた「WHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE」だった。ピアノトリオと同時に「TRI O'TRANG」での活動もこの人のオリジナリティー溢れた音楽活動だと思うのだけれども、市場ではおそらく9:1くらい、いやそれ以上の差でピアノトリオのほうが支持、認知されいると思う。どちらもHELGE LIENにとって、大切な音楽フォーマットなのだろうけど、表現された音楽の伝わりやすさ、聴衆への浸透度の点でピアノトリオに勝るものは、やはり、ないのだと思います。この新作も、オスロのレインボウ・スタジオで、ヤン・エリック・コングスハウグが録音しているので、いつもの「あの音」が聴けます。なかなか、中身のことに触れないのだけれど、私的には「LITTLE SUNFLOWER」「SO IN LOVE」「LOVE SONG」「SONORA」、この4曲で決まりです。この3曲に、ヘルゲのピアノの陰影美、哀愁、ほの暗さ、冷気、清廉といった音楽的特質が凝縮されているように思えてならない。とにかく、ピアノトリオのファンは、聴いてみることをお薦めいたします。メンバーはHELGE LIEN (p)FRODE BERG(b)KNUT AALEFJAER(ds)録音は2006年1月3~6日 RAINBOW STUDIO, OSLOこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。本日はいろいろ入荷したので、ここでお知らせね! 全て在庫ございます。最後のJOHN HORLER TRIO/SORRY IT'S BEEN SO LONG は、再入荷のイギリスの素晴らしいピアノトリオです。ご注文ショップページのほうで、お待ちしております。Alain Mion Trio/Some Soul Food再々入荷!これが本当に最後の入荷かも。まだの方は是非この機会に!2100
2006年05月26日

ブルックリン、NYで活躍している女性ベーシストの2006年カルテット作。のっけから、ノリのよい活気溢れたピアノが聴こえるなと思い、ジャケ裏のクレジットを見ると、今月CRISSCROSSからリーダー作がリリースされたばかりの、DANNY GRISSETTがピアノを弾いているじゃないの。道理で良いわけだ。ANNE METTE IVERSENは、デンマークのベーシストで、2004年のデビュー作「ON THE OTHER SIDE」(イングリッド・ジェンセンらが参加)が2004年春にリリースされるやいなや、好評をよびその後、活動の拠点をニューヨークに移す。デンマークには、偉大なベーシストが多いけれども、彼女もNiels-Henning Orsted を筆頭に Mads Vinding, Chris Minh Doky, Jesper Lundgaard ら優秀なベーシストの系譜にラインナップされるポテンシャルを兼ね備えていると言えるでしょう。ソロプレイはもちろん、サウンド全体に目を光らせ、共演するミュージシャンのよいところを引き出し、輝かせ演奏全体をステップアップさせる術をしっているのです。彼女の作曲は、決して単純な4ビートの曲ではないけれども、そんな点からもあまり音楽が難解な感じがせずに、伸び伸びと、生き生きとした印象を受けるのです。JOHN ELLIS,DANNY GRISSETT,OTIS BROWN 3世の個々の演奏によるところももちろん大きいのだけれども、彼女のリーダーシップと盛り立ててやろうとする仲間の音楽的サポートが作品に垣間見られ悪くないです。現在進行形のジャズ、FSNTあたりを追いかけている方は要チェックの作品だと言えるでしょう。メンバーはANNE METTE IVERSEN(B)JOHN ELLIS(TS)DANNY GRISSETT(P)OTIS BROWN(DS)録音は2005年8月14,15日 NJこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月25日

加茂のり子、はじめて聞く日本人プレイヤーの名前だったのですが、試聴してみてよい雰囲気だったので注文。入荷してみたら、CD-Rでした。(泣)プロフィールはググってみたら有りました。そこから引用ね。函館市出身。東京でプロとして演奏を始める。ニューヨークでアート・ブレイキーと演奏したことを機に、活動の場をニューヨークに移す。Sahib Shihab , Louis Hayes , Benny Powell , Joe Dukes , Bobby Watson , Stnaley Jordan , Jeff"Tain"Watts , Etta Jones ・・・など、数多くのミュージシャンと共演。1998年からはハーレムにある”CottonClub”のレギュラー・ピアニスト、シンガーを務める。最近は自己のグループや伝説的トロンボーンプレイヤーのGrachan Moncur三世のグループ等で演奏活動を行っている。2005年1月、函館市観光大使に任命された。タッチのとても良いピアニストだと思う。ガーランド然とした珠ころがし奏法には、きらきらしたものを感じるし横揺れを感じさせながら、音楽を前へ前へと押し出す推進力は、グルービー アンド スインギーの言葉で締めくくられるかもしれないが、ハーレムのコットンクラブのハウスピアニストを努めるだけあってそのノリは日本人離れした、黒人のネイティブなノリに近いものを感じさせる。速いテンポのナンバーでも、せっかちなプレイにならずに、リラックスしたプレイなのがとても良い。4曲目は彼女の唄入り「ソーラン節」。これは、アルバムの流れからいって少々異質な感を否めないけど、アドリブ部分は悪くないです。ベースのDAVID SHAICHもソリッドなプレイで、このアルバムでプロデュースを努めている。次は是非CD作品で、次回作を聴いてみたいピアノトリオです。メンバーは、NORIKO KAMO(P)DAVID SHAICH(B)TOM BAKER(DS)2005年作品1. backstage sally2. straight street3. orange was the color of her dress, then blue silk4. folk song5. the peacocks6. joshua7. when a gypsy takes her shoes off8. katrina ballerina9. conformityこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月24日

Guillaume de Chassy,Daniel Yvinec/Wonderful WorldGuillaume de Chassy, piano Daniel Yvinec, contrebasseAndy Bey,David Linx,Milt Hoffman,Dean Anderson ,Shirley Alexander,Henry Bramble,Esther FinkelsteinSharon Finkelstein,Michael Leonhart,Ilya Lushtak Pats W. Rose,L.J Twair仏ピアニストGuillaume de ChassyとベーシストDaniel Yvinecによる実験的でかつ、感動的なプロジェクト。一言でいえば、これは、第二次世界大戦を経験したアメリカにおける20世紀中ごろの音楽へのオマージュということになるのだが、それは、当時に生きた人々の生の声や歌を路上にて採集、それを2人の音楽と再構成、再構築していくという試み・・・。譜面上では決して感じ取れない世界がある、と感じた2人は実際にNYに出向く事を原点にしている特別な作品だ。あるトラックは、その声をポエトリー・リーディング風に織り込み、あるトラックは、その彼らの歌にピアノとベースの音を重ねて仕立て・・・、つまり、その音楽は、全くの偶然の出会いによる人々の思い出、証言と、彼らとのコラボレーションでもあるわけだが、しかし、それゆえ、コラボレートされた音楽にはウソの入り込む余地もなく、当時の感情が滲む音楽集になっている。Andy Beyや、David Linx, Michael Leonhartといった面々もフィーチャーしつつ、アメリカ、フランスの偉大なる音楽家と、名もなき人の“生の体験!!”を融合した時代へのオマージュ。力強く、しかしペーソス滲むアメリカの世界。カサブランカの挿入歌としてあまりにも有名なAs time goes by ほか、数あるバージョンの中でも、これは深い!!です。フランス国内では5000枚!!のセールスとのこと。(track list)*OPENIG THEME *WHAT A WONDERFUL WORLD * HERE’S THAT RAINY DAY / I HERE’S THAT SUNNY DAY * THE WHITE CLIFFS OF DOVER * IT COULD HAPPEN TO YOU / IT COULD HAPPENED TO US * BLUE EVENING * I HAD THE CRAZIST DREAMS * WHEN YOU’RE SMILING * THE NEXT TIME I LOVE *WE LOVE THAT THING * THEN I’LL BE TIRED OF YOU * AS TIME GOES BY / TIME GONE BY * LOOKING FOR LAURA / CLOSING THEMAGuillaume de Chassy,Daniel Yvinec上で紹介したBEE 008の元となったプロジェクト。こちらは、1930年~50年代のフランスの曲を2人がつづったもの。ジャズ、というよりはシャンソンに近いですが、この2人の音楽センスは秀逸、美しいです。 Stéphane Spira/First PageStéphane Spira, (ts,ss) Olivier Hutman, (p)Philippe Soirat, (ds) Gilles Naturel,(b) feat. STEPHANE BELMOND(tp)1966年生まれ、パリを拠点として活躍するサックス奏者の初リーダー作。ピアノにはRDCから数作のリーダー作をリリースするフランスを代表する詩的ピアニストOLIVIER HUTMANをフィーチャーしての渋いワン・ホーン作品になってます。スロウ~ミディアム中心。これぞ、ヨーロッパの叙情、といった趣の演奏は、アメリカのそれとは、一味違う風合いが漂います。また3曲ではBELMOND BROS.のSTEPHANがフリューゲルで参加。二管でも、競い合うものではなく、お互いの美学を尊重するプレイが実に印象的な演奏。フランス主流派らしいロマンが漂う作品です。 Boulou & Elios FerreBoulou Ferré, guitare Elios Ferré, guitarePierre Boussaguet, (b) Alain Jean-Marie,(p)Stéphane Belmondo,(tp,flh)ベテラン・ギター・デュオ、フェレ兄弟と巨匠アラン・ジャン・マリーと美しく響きあいます。すでにこのコンビ3作目になりますが、本作もドラム・レス。リズムはお互いの呼吸に有り!といえばいいでしょうか。カッティングやバッキングと、各人のソロの会話は瞬間瞬間入れ替わりながらも自然に美しい音楽の会話になってます。このアンサンブルの美しさは3人の対話の賜物!そこに、フランスで最も注目を浴びるトランペット奏者ステファン・ベルモンドがこちらでも参加。フリューゲルの音色は特に美しく溶け合っています。バッハのアレンジもの(バロック音楽)、フランスならではのジプシー・スウィング、もちろんバップ~ジャズの要素を通って、なんと、ストーンズのRUBY TUESDAYまでが、一つの世界観の中に溶け込んでいるのには吃驚。一重にアーティストの美意識がこの作品世界を創っているといえる美しきヨーロピアン・サウンド。アコースティック・ギター・ファンの方にも是非お聴きいただきたい一枚。以上卸元キャプションからの紹介でした。6月下旬入荷予定、ご予約承り中です。 1:1セール対象商品2250→実質20501:1セールの詳しい説明はこちらをご参照ください。1:1セールの詳しいご説明ご注文はショップページのほうへお願いいたします。この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月23日

Frank Harrison/First Lightビル・チャーラップが参加した作品がヒットしたSTEPHEN KEOGHがドラム、プロデュースをつとめる作品。一言で表現すればヨーロピアンな叙情が漂う、という決まり文句になってしまうのだけど、このハーモニーや、コンポーズには、そうした通り一編の表現で済ましてはいけない独特な世界があると思います。スロー~ミディアム・テンポの曲中心で丹精、耽美な音空間が印象的です。Frank Harrison (piano)Aidan O’Donnell (bass)Stephen Keogh(drums) 1 You Can't Go Home Again (Don Sebesky) 2 What Is This Thing Called Love (Cole Porter) 3 Afternoon In Tromso (Frank Harrison) 4 First Light (Frank Harrison) 5 Jinni (Frank Harrison) 6 Nature Boy (Eden Ahbez) 7 Love Theme From 8 Maria's Planet Song (Frank Harrison) 9 Falling (Frank Harrison) 試聴もここで可能です! Frank Harrison の試聴6月中旬予定 ご予約承り中 TIM LAPTHORN TRIO /NATURAL LANGUAGE黄色いガーベラのジャケットが印象的な英国の人気急上昇中のピアノトリオ。彼らの第2作目にあたるもので、最近品薄の為、再入荷がまたれていたもの。ヤフオクでつい最近1万円以上で落札されていました。TIM LAPTHORN TRIO Tim Lapthorn pianoTom Herbert double bassPatrick Levett drums1 Loopy (Tim Lapthorn) 5:53 2 Hard Times (Ray Charles) 3:533 Loose Connection (Tim Lapthorn) 6:11 4 I Hear a Rhapsody (Fragos and Baker) 5:255 Peaceful Place (Tim Lapthorn) 7:37 6 Strange Meeting (Bill Frisell) 3:447 Bird’s Song (Tim Lapthorn) 5:05 8 Falling Grace (Steve Swallow) 4:589 Bemsha Swing (Thelonious Monk, arr. Pat Levett) 3:4610 My Wild Irish Rose (traditional Irish) 2:32試聴もここで可能です! TIM LAPTHORN の試聴次回6月中旬入荷予定、ご予約承り中です。 NIKKI ILES/EVERYTHING I LOVEこちらも英国の才媛が放つ人気ピアノトリオ作品です。NIKKI ILES (piano)DUNCAN HOPKINS (double bass) ANTHONY MICHELLI (drums) 01 Everything I Love (Cole Porter) 7:0902 Ambleside Days (John Taylor) 5:2303 Orbit (Bill Evans) 6:4504 I Loves you Porgy (George and Ira Gershwin) 9:2205 So to Speake (Nikki Iles) 2:16 06 Fly’s Dilemma (Nikki Iles) 4:21 07 Your Story (Bill Evans) 6:2108 Evansong (John Taylor) 6:1909 Don’t Forget the Poet (Enrico Pieranunzi 6:0310 Remember Hymn (John Abercrombie) 3:41試聴もここで可能です! NIKKI ILES の試聴次回6月中旬入荷予定、ご予約承り中です。 1:1セール対象商品2600→実質24001:1セールの詳しい説明はこちらをご参照ください。1:1セールの詳しいご説明ご注文はショップページのほうへお願いいたします。この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月23日

先月入荷して、直ぐに初回分が売り切れたのですが、本日再入荷!先月の一押しにしたように、これはなかなかお薦めのトランペッターです。名前をPETE RODRIGUEZという。ケニー・バロンがインナースリーブに賛辞を述べているが、お世辞抜きに最近では久々のヒットと言える新人トランペッターの登場と言えるでしょう。今までラテン系のミュージシャンEddie Palmieri, Bebo Valdez, Celia Cruz, Tito Puenteらとの共演が多く、どちらかというとそのあたりの情報は日本に入りにくいのでこのデビュー作がリリースされるまで、私もノーマークの存在だったのです。思い切りの良い吹きっぷりが、爽快です。スタイル的にはBLUE NOTE時代のフレディー・ハバードの影響を最も強く感じるのだけど、男気溢れたというか、いなせな吹きっぷりは、とても魅力的です。ウィントンの影響が強い、とてもうまくて優等生的なトランペッターは若手で結構出てきているのだけど、トランペッターにはやはり思う存分暴れまわってもらいというのが私の本音。思う存分、吹きまくり、ハイノートで耳がキーンとなりたいのですよ。クールダウンにバラードをワンホーンでしっとりと・・・これがいいのですよ。そういうこちらの要望をまるで汲み取ってくれたかのような緩急メリハリのついた楽曲の流れもマル。ラテンジャズ出身だけに、リズム面もバラエティーに富んだナンバーが多くてアルバム通して飽きさせません。今年になって発見した一押しトランペッターです。メンバーはPETE RODRIGUEZ(TP,FLH,CONGA)JEFF HELLMER(P)JOHN FREMGEN(B)JEREMY BROWN(DS)RON WESTRAY(TB 6,8)ELIAS HASLANGER(TS 3)JOHN MILLS(TS 8,10)PAUL WHITE(TS 4)2006年作品この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月22日

大学の先輩、このブログにもよく名前が登場するH野さんから今日もらった一枚。10日間ほど、NYからボストン、ワシントンとGWに旅行から帰ってこられて、そのお土産にと頂いたのです。「BLUES ALLEY」で、チック、エディ・ゴメス、アイルト・モレイラのトリオを見た時に、チックのマネージャーから貰ったものらしく、どちらにしても、非売品のCD(CD-Rでないところがさすが、チック・コリア)なので、稀少品と言えるでしょう。チック・コリアが2005年ライオンズクラブの総会に、来賓なのか、余興なのか詳しいことは分からないのだけど、イベントにプライベートで来日した時のソロピアノパーフォーマンスが収録されたもののようです。冒頭で、チックの「Asahikawa,Samui!(旭川、寒い!)」という日本語も聞かれます。チックのソロピアノは、70年代のソロアルバムをジャズ喫茶でよく耳にしたのですが私自身そんなに熱心な聴き手ではないため、あまり大それたことは、言えないのですが、その当時のソロを100としたら、60%くらいの感じでしょうか?最も、上り調子の30年以上前のレコーディングスタジオでの集中した作業と、観光半分の2,30分の余興というか、ゲスト出演のパーフォーマンスを比較すること自体がナンセンスなのかもしれないです。むしろ、ここでは、そんな本人自体のやる気度から言ったら、おそらくモチベーションからみて高い状態とは決して言えない状況においても、これだけの演奏をいとも簡単にやってのけるプロフェッショナルな音楽家としてのチックを称えるべきかもしれない。コレクター的価値としては、どちらにせよのちのちこういう正規の商品でないものは、高くなるのかもしれません。2005年作品、PROMOTIONAL USE ONLY------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月21日

NED HOLDER,聞くところによると、ブルースブラザーズバンドの一員だったらしい。2001年には、そのバンドで来日して、国内にBLUE NOTEを公演しているそうです。そんなNY在住のHOLDERが本格的に取り組んだジャズアルバムがこの2005年リリースの当作品で、テナーに、大ベテランのアイラ・サリバンが参加している。トランペットもよくするサリバンは、どちらが主楽器なのか分からないほどのマルチプレイヤーで、その器用さでかえって損をしていると思うのだけど、この作品ではサックス、フルートに絞り込んでいるので統一性があって、よかったと思う。セッションは、1993年のクインテット録音と1989年のワンホーンものに分けられるだけど、カルテットには、JESPER LUNGARRD,ALEX RIELのヨーロッパの最高のリズムチームが参加していることが特筆できます。リーダーのNED HOLDERの本音が出たごりごりのジャズアルバムというところか、熱演につぐ熱演が収録されています。トロンボーンと言う楽器は、ジャズで一般的に使用される楽器でも、肉体的特質(この場合、肺活量がやはり一番)が最も強く関係する楽器なのではないかと思うのですが、この点では欧米人が、有利だと思う。アメリカのカレッジバンドなどでも、滅茶苦茶パワーがあって、テクニシャンのトロンボーン奏者がゾロゾロいるようだし、プロで活躍している奏者もパワー系の奏者が圧倒的に多いのです。日本にも中川英二郎なんて人材が出てきているがまだまだ絶対数が少ないと思う。アメリカのトロンボーン奏者は胸板の厚さ、筋量の多さを一聴、感じさせるプレイヤーが多いのであります。トロンボーンをまるでトランペットのように扱うような・・・パワーだけのものでは、当然ないのですが、このパワーというもの、トロンボーンを演奏するにあたって何かにつけ、余裕を与えるので、あるに越したことはないと思うのだ。NED HOLDERのプレイを聴いているとつい、そんなことを感じてしまうのでした。もちろん、パワーだけではなくて、歌心もあるいいトロンボーン奏者だと思います。メンバーはNED HOLDER(TB)IRA SULLIVAN(TS,FL)KEVIN BALES(P)MICHAEL BOCCHICCHIO(B)TRACY ALEXANDER(DS),OLE KOCK HANSEN(P)JESPER LUNGAARD(B)ALEX RIEL(DS)この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月20日

ROBERTO DI GIOIA / ABRACADABRA PLAYS THE MUSIC OF KLAUS DOLDINGERドイツ人ユニットによるトリオ。クラウス・ドルディンガーの音楽集、といってイメージは易しくないかと思いますが、ミディアムのブルージーなサウンド、アップ・テンポでダイナミックなドライヴ感溢れる演奏、また極上のバラードまで実に多彩なピアノ・トリオを堪能できます。様々なスタイルでの演奏ながら、しかし、作品全体のまとまりは良。このあたり、さすがACT LABELでございます。特に、2曲目などは店頭でかければ、お客様が集まること必至では?ピアニストのロベルト氏は写真を見ると不良なオヤジ風な感じですが、ピアノもクールで、繊細さもあわせもつニクイ人です。ROBERTO DI GIOIA(p)DIETER ILG(b)WOLFGANG HAFFNER(ds)01 Blues For Klaus 02 Tatort 03 Das Boot04 Sambucada 05 Ataraxia 06 Liebling Kreuzberg 07 Rockport 08 Sahara 09 Yellow Cab 10 Cat From Katmandu 11 Handmade 12 Playing Games 13 Abracadabra Produced by Siegfried LochRecorded, mixed and mastered by Florian Oestreicher, February 2006 at Realistic Sound Studio, Munich, Germany ALBORAN TRIO / MELTEMIイタリア人ピアニストPAOLO PALIAGAを中心とするピアノ・トリオ。このピアニスト、実は初リーダー作をリリースしたのは13年前、それから、このアルバムに至るまで実は4作!のアルバムを出す人です。編成が渋かっただけに知名度は高くありませんでしたが、リリシズムとダイナミズムは今後確実に注目されてしかるべき人!!といえましょう。スタイル的には、イタリア人らしく、エンリコ・ピエラヌンツィの延長線上の世界、というのが一番しっくり来るでしょうか。丹精なフレージングと、叙情。そこには、明るさとともに、独特の憂いにも似た繊細さが漂い、聴く人の琴線に触れるセンシティヴな世界があります。このトリオでヨーロッパ・ツアーも決行!レギュラーで活動するユニットならではのまとまりも絶妙で、どこを切ってもメロディの美しさは際立ったものがあります。8曲目の各人のインター・プレイは実力の程をあらわす曲、であり、キースのゴスペルに通じる9曲目、ラスト10曲目ピノキオのテーマの優しさは感動もの。作品の構成力も秀逸な注目ピアノ・トリオです。PAOLO PALIAGA(p)DINO CONTENTI(b)GIGI BIOLCATI(ds)01 Nic’s road 02 Balkan air 03 Pianissimo 04 Cinque lunghissimi minuti 05 Duende 06 Hoy es mañana? 07 Ho sognato che mi amavi 08 Meltemi 09 Ninna nanna Nic 10 Theme from the movie “Pinocchio“ Produced by the Alboran Trio.Music composed by Paolo Paliaga (except # 10 by Carpi) Recorded, mixed and mastered by Stefano Amerio - Artesuono recording studios - Cavalicco (Udine) 8211; Italy以上卸元キャプションからの引用でした。1:1セールを使って2100→実質1900になります。このCDはVENTO AZUL RECORDSでお買い求めいただけます。5月下旬~6月中旬発売予定 ご予約承り中------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSはこちらへ
2006年05月19日

MARK EISENMANが、2003年1月、IAJEの総会にトロントを訪れていたJIMMY COBBに声をかけてレコーディングしたピアノトリオ作品。EISENMANにとって、コブは昔からのアイドルだったようで、してやったりのレコーディングだったに違いない。アイコンタクトを取りながら譜面を前に次から次へとセッションをこなし、楽しんでいる様が見て取れるような演奏です。EISENMANがたぶん日頃と変わらず、平常心でこのレコーディングに望んだこともこのセッション成功の要因ではないかなと思う。たとえ緊張していたとしてもそんなことをプレイに微塵も見せないのがプロとしてベテランとしての芸の深さとも言えるかな?とにかくリラックスして3人がレコーディングしていることが、聴いているこちらにも自然と伝わってきてこちらも楽しい気分になるのであります。EISENMANのピアノスタイルはガーランド、ケリー、ジャマルあたりの影響を最も強く感じるのだけど、そんな各論的な分析などせずに、トリオ3人からアウトプットされる音を楽しめばそれでいいのではないかな、これは。メンバーはMARK EISENMAN(P)PAT COLLINS(B)JIMMY COBB(DS)録音は2003年1月9日 TRONTO1. Temperance 2. Willow Weep For Me3. Invitation 4. Reflection in “D” 5. Sosumi 6. Bird’s Assurance 57. Sweet & Lovely 8. You Don’t Know What Love Is 9. Gilt Be All Thy Stars 10. Someday My Prince Will Come この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月18日

ULTRA SOUNDというイタリアの新レーベル?からファブリッジオ・ボッソ参加のアルバムが発売でれている。Alberto Bonacasa - pianoforte, tastiereFabrizio Bosso - tromba, flicornoMarco Ricci - contrabbassoStefano Bagnoli - batteriaDilene Ferraz - voce1. Doctor Tones 2. South Africa 3. Soulful Bill 4. Mate 5. Stella By Starlight 6. Istante Pra Eternar 7. Thinking Blue 8. My Secret Love 私がいつもチェックするJazzitaliaのページで2曲試聴もできます。ここのサイト、イタリア盤の情報なら、一番早いと思うのでお勧めです。試聴できるアルバムも多いですしね。Alberto Bonacasa 4etボッソファンのかたは要チェックです!いまのところ、日本国内には未入荷のようですが、いずれ入荷すると思います。以上、新譜情報でした。
2006年05月17日

スイスのピアニスト、MARK KOCHの2003年3月録音、バリバリの新作。卸もとのインフォに、これといった情報も無く、曲名から、全部オリジナルなのが、推測されこういう場合、初回分のオーダー数を決めるのがとても難しい。いまは、全曲試聴できるようになっているのですが、試聴もできなかったので勘にたよるしかなかったのであります。良いほうに、私は賭けた。先週入荷して、早速、CDトレイにぶち込んで1曲目のスタートボタンを押す。一瞬、いやな予感が頭によぎった。これは、一部のヨーロピアントリオで横行している抽象の世界なのかと・・・幸い、その危惧は早くも2曲目で覆された。既に10回以上、聴いているけどこれは、予想以上の出来だ。軽く弾むようなロックビートに乗って春風のように爽やかにKOCHのキーボード捌きが心地良い。4曲目もまた、「OPEN MIND」は心にしみる美メロナンバー。夕暮れ時に、少し早い一杯を、バルコニーに出て飲む。遠くのほうから聴こえる子供の遊び声と、グラスの氷の溶ける音を聴きながら目と閉じる。過ぎ去った時間の思い出が蘇る・・・哀愁のバラードナンバーです。KOCHの表現はそんなに、感情表現がきつくない。どちらかというと淡い筆運び。だから、何回聴いても逆に飽きない。淡いといっても、芯のしっかりした表現なのでこちらのハートに響いてくる。これからもたびたび棚から取り出して繰り返し聴いていくトリオ盤がまた一枚加わった。メンバーはMARKKOCH(P)SAMUEL JOSS(B)PETER FISCHER(DS)録音は2006年3月17,18日 LAUSANNE ,SWITZERLANDこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月17日

私は普通DVDを観ないので、ジャズのDVD作品はコレクションしていないのでありますが、この作品の発売を知った時、迷わず購入を決めた。購入するだけでは、物足りずショップで何とか売ることはできないかと、卸元に交渉して仕入れたほど。そう、あの武田和命の動く姿が見れる唯一の作品なのだから・・・ある意味、パーカーやコルトレーン、ドルフィーの動く姿を初めて観た時と同じくらい自分のなかでは意味のある映像なのであります。今から焼酎飲みながら、観てみます。で、あれからまる一日が経過して、現在5/17日のAM3時に書き込みしているわけなのだけど、3回観ました。記録用として「ファンクール」のマスターが固定のアングルで家庭用ビデオカメラで収録したものなので映像的には実際、お世辞にも素晴らしいものとは、いえないものなのだけど、ここには、リアルな日本のJAZZの姿が映し出されている。いつものというか、私の記憶に残っているサングラスの為というのもあるのだが、表情を変えることのない、微動だにしないそして、何を考えているのか分からない、摩訶不思議でちょっとやばそうな雰囲気を兼ね備えている、そして出てくる音と言えばその音を浴びるだけで他は何もいらないやといった気分にさせる、オリジナルな音・・・武田のリアルな日常のライブ演奏が満喫できるのだ。昭和の日本の素晴らしく、そしてこの言葉使いに誤解してもらっては困るのだが、ある意味、駄目な、そして、思わず独り占めしたくなるようなジャズが、演奏されている。音楽、JAZZだけの為に生きたような人生を送った武田和命という素晴らしいテナー吹きがいた事をいつまでも忘れることがないよう、このような貴重な映像の記録が世に出たことを喜びたい。川端民生の姿を見れることも嬉しいことだ。メンバーは武田和命(TS)渋谷毅(P)川端民生(B)渡辺文男(DS)収録は1988年3月18日この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月16日

THINK!RECORDS 第4弾はビクター編、今回も凄いのが復刻されます。以下は卸元キャプションからの引用です。いずれも初CD化、コレクターだけでのものに、しておくのは勿体無い。松尾和子 / 夜のためいき大女優、松尾和子の幻の「真剣な」ジャズ・ヴォーカル作品!!1966年12月にリリースされた大女優、松尾和子のジャズ・ヴォーカル作品。若い世代には松尾和子=女優という認識が多いでしょうが、当時は "夜のハスキー" と称されるほどで、沢山の作品を残しているれっきとした歌手なのです。ほとんどがムード歌謡なのですが、実は本作だけは凄いことになっております!! 八木正生クインテット、小原重徳とブルーコーツ伴奏という、真面目なジャズ作品。聴きドコロも満載で、中でも、軽快で心地よい「イパネマの娘」はコブシが効いていて、それがまた「和」的でそそられます(テナーソロは宮沢昭と思われる)。ジャケも良い感じですよ~。■メンバー:松尾和子(vo) , 小原重徳とブルーコーツ(1,4,6,11) , 八木正生クインテット(3,5,9,12) ■曲目:1いそしぎのテーマ 2思い出のサンフランシスコ 3いとしのヴァレンタイン 4あなたと夜と音楽と 5セ・シ・ボン 6蜜の味 7ゴールデン・イヤリングス 8イエスタデイ 9イパネマの娘 10星降るアラバマ 11フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン 12ラブ・ミー・オア・リーブ・ミー ■監修:塙 耕記 ■解説:大野 宏 ■録音年:1966年 ■原盤:ビクター(SJV237) 初CD化!! 水谷良重 & 白木秀雄クインテット / 真夜中の恋のムード~お休み前の恋人に~ +2女優、水谷良重(現・水谷八重子)と白木秀雄の婚姻記念作品!!胸の谷間に思わずドッキリのお色気ジャケの激レア盤、遂に復刻です。しかしこの作品、それだけが売りというワケではございません。バックは夫、白木秀雄クインテット!! 本作をただのカルト作品と片付けてしまう人がおりますが、しっとりとスタンダード・ナンバーを唄いあげていて、非常に味わい深い作品です。2の日本語/英語いわゆるチャンポンのラブ・ミー・テンダーなんてたまらないです。サイドメンでは松本英彦がところどころでメロウなブロウを展開しております。■メンバー:水谷良重(vo) , 白木秀雄クインテット ■曲目:1ティチ・ミー・トゥナイト 2やさしく愛してね 3どうしておしゃべりばかりしいてるの 4貴方が一番素敵 5恋の気分に 6あの人が忘れられなくて 7いとしのヴァレンタイン 8浮気は止めた 9もう我まん出来なくて 10メドレー:夢で逢いましょう~お休みなさいいとしの人よ 11ハッシャ・バイ 12デビー・クロケットの歌 ■監修:塙 耕記 ■解説:原田和典 ■リリース年:1960年 ■原盤:ビクター(LV-123)初CD化、EPレア音源2曲追加!!ジミー荒木 / ミッドナイト・ジャズ・セッション激レア盤遂にCD化!!ジミー荒木が残した唯一のリーダー・アルバム本作は日本で初めての多重録音作品と位置付けされている。元々、荒木は日系2世でライオネル・ハンプトン楽団に在籍歴のある実力者。その米国でも認められた荒木が、当時の最先端技術とともに納得のいくテイクを吟味し作りあげたのだから、日本ジャズ史を語る上で重要な作品と言えるだろう。荒木はアルトとピアノを担当し、一人二役どころか三役四役の働きを披露。小野のベースがブンブン唸る2、川口をフィーチャーした3はバリバリのモダンジャズ。バロック調の8も多重録音ならではの作品で面白い。オリジナルLPは状態が良ければ10万円前後する貴重盤だ。■メンバー:ジミー荒木(as,p) , 小野満(b) , ジョージ川口(ds) ■曲目:1ノース・コースト 2満月 3ブロークン・リズム 4ロンドンの霧の日 5トゥー・ブラザース 6恋したみたいだ 7ハーレム・ノクターン 8ブルース・フォー・バッハ 9僕の気持ちを知らないか 10希望がわいた 11デイ・ドリーム 12A列車で行こう 13巴里の空の下 ■監修:塙 耕記 ■解説:鈴木秀人 ■録音年:1959年5月 ■原盤:ビクター(JV-5006) 初CD化!! 以上3作品、1:1セールを使って2520→実質2320になります。このCDはVENTO AZUL RECORDSでお買い求めいただけます。7/21発売 ご予約承り中ショップページでご予約くださいませ!------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSはこちらへ--------------------------------------------------------既に既報の「大田寛二/BLUE HIGH-LAND」に新事実発見!大田寛二/BLUE HIGH-LANDマスターテープ確認の段階で凄い事実が発覚いたしました!!なんと7曲のはずが何故か8曲収録されていたのです。調査してみたところ、当時はカセット・テープでもリリースされており、そちらは8曲収録だったそうです。おそらく音質上の問題でLPには無理に入れなかったのでしょう。その問題の曲、"REFLECTION"。何故カットしたの? と声を大にしたいくらい素晴らしい内容。軽快なリズムに絡む太田のタッチに思わずニンマリです。必聴!!!!メーカー生産数に限りがあるため、一度品切れしますと、再び幻の可能性大です。確実にGETするには、予約が賢明です。 :1セールを使って2520→実質2320になります。このCDはVENTO AZUL RECORDSでお買い求めいただけます。6/23発売 ご予約承り中ショップページでご予約くださいませ!------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSはこちらへ
2006年05月15日

NYのピアニストSAMEER RAMCHANDRANのデビューアルバム。サイドメンが強者で、ベースのDominic Duval はセシル・テイラー、ドラムスのNewman Taylor Baker はビリー・ハーパーのグループ出身。というと、轟音系のフリートリオを思い浮かべますが、ヨーロピアンライクなところも感じられる抒情感溢れた深みのある演奏が展開されています。録音がNYのミュージシャンに最も良い音で収録されると評判のSYSTEM TWO STUDIOで行われていることも好ポイントなのであります。淀みなくピアノを弾ききる技量はとてもしっかりしているSAMEER RAMCHANDRANですが、この人のピアノは媚びません。使い古された言葉だけで、こういう演奏をハードボイルドと形容したらよいのではないかと思う。そこには、「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない。」というフィリップ・マーロウの有名な警句を地でいくようなビターテイストな演奏が聴けるのです。マーロウもそうだけど、ラムチャンドランの演奏も一聴、ドライでつっけんどんに聴こえるかもしれないけど、2回3回聴くにつれ、ハードボイルドならではの優しさを感じとるのであります。DOMINIC DUVALのベースは時に鋭いラインを割り込ませて刺激的、NEWMAN TAYLOR BAKERのドラムもハーパーグループでの演奏と違って自由気ままにドラムを鳴らしている演奏で、トリオ自体が実に有機的に機能しているところも特筆できよう。このトリオ既に3枚分の録音を済ませているらしく、今後の作品も期待できると思う。メンバーはSAMEER RAMCHANDRAN(P)DOMINIC DUVAL(B)NEWMAN TAYLOR BAKER(DS)2006年2月17日 SYSTEM TWO, NYこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月14日

昨年入荷以来、コンスタントに売れているのだけど、そういえばこの作品、ブログで紹介いていなかったなぁと、本日ここに紹介。HEY RIM JEON,ソウル出身のピアニストで、この作品は2002年バークリー音楽院のスタジオで、音楽仲間とともにレコーディングされたもの。トリオ、カルテット、クインテットによる演奏が収録されています。彼女はバークリーとニューイングランド音楽院の両校を卒業し、Ran Blake, JoAnne Brackeen, Michael Cain, Laszlo Gardony ,Ray Santisiに学んだ俊英で、もともとはクラッシックのピアニストだっただけに、粒立ちの整ったタッチの良いピアノは中々のものだと思う。アルバムの半分以上はピアノトリオによる演奏で、4曲目「TASTE OF YOUR TEARS」での哀愁味溢れたプレイなど、メロディストに喜ばれると思う。中々の美メロナンバーです。歌謡性ばかりのプレイでは決してなく、その次に演奏されるマッコイ・タイナー「PASSION DANCE」を聴いてみて欲しい。彼女が有能なジャズピアニストだということが分かるはず。このアルバムを通して、むやみに難しいこと、新しいことをしようとしていないことも逆に好印象かもしれない。彼女の中で消化できている音で勝負しているので、音楽自体に浮ついたところがなく、表現したいことがフォーカスされているので、嘘がないのだ。ドラムが少し弱いかなとも思うけど、作曲面で貢献しているので、ここは大目にみておこう。2002年時点でのHEY RIM JEONの考えるジャズが素直に表現されたアルバムです。メンバーはHEY RIM JEON(P)JIM ALLARD(SS,TS)ADRIAN ROSS(TP)SHELDON STEEL(B)CURTIS WARNER Jr(DS)1. Old Folks (W. Robison/D. Lee Hill)2. A Night In Tunisia (D. Gillespie)3. Tossed (C. Warner)4. One For Brother Benny (C. Warner)5. Taste Of Your Tears (H. Jeon/C. Warner6. The Passion Dance Experiment (M. Tyner)7. Scent Of Calla Lily (H. Jeon)8. Softly, As In A Morning Sunrise (S. Romberg)9. Dolphin Dance (H. Hancock)10. Peace (H. Silver)11. Too Soon (C. Warner)12. Yahlon (C. Warner)録音は5月17-19日この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月13日

DANIEL HUMAIR(ds),JEAN PAUL CELEA(b),LOUIS SCALVIS(cla)このメンバーの顔ぶれをクレジットに見つけたと同時に仕入れようと思った作品。JEAN PHILIPPE MUVIENはフランスジャズ界で、ネットワークをもつギタリストらしいですが、初めてこの作品で名前を知りました。ALLGORYTHMという新しいレーベルを立ち上げてその弟1作目にあたる作品なのです。ちなみに、DANIEL HUMAIRと契約を交わしているという話なのでそのうちユメールの新作もこのレーベルからリリースされるのかもしれない。ジャケットデザインや作りがSKETCHと共通点が多いのだけど、関係があるのだろうか?1曲目から、ユメール、セレアの疾走感のある鋭いリズムを聴いているだけでこれは、期待できそうだと予感。その上を我らがスクラヴィスが強烈なインパクトのあるバスクラを聴かせてくれるのだから、個人的にはこれだけで満足してしまいそう。それでは、レビューにもなんにもならないわけで、もうちょっと聴き進んでいこう。DANIEL MUVIENのギターに関しては、デュクレやD・シュバリエ、B・シェピック、ジョンスコなどのテイストがサウンドのあちこちに聴き取れるのだけど、演奏自体も良好なんだけど、この一枚だけでギタリストとしての才能を見極めるには少し時期尚早のような気がいたします。それよりは、コンポーザー、リーダー、プロデューサーとしての資質に非凡なものを感じます。全体のサウンドは現代フランスジャズシーンの一角が窺い知れるハイブロウなものなのですが、とてもスリリングで、こういう作品は日本やアメリカのジャズシーンからは生まれてこないフランスジャズ界の独自性を感じます。メロディーや雰囲気で聴くかたには毛嫌いされるかもしれないけど、リズムは切れ味鋭い4ビート中心なので、そんな方にこそ一度耳にしてもらいたい音楽ですね。新鮮に感じること間違いないし、これが機でやみつきになるかもしれませんよ・・・メンバーはJEAN-PHILIPPE MUVIEN(G)DANIEL HUMAIR(DS)JEAN-PAUL CELEA(B)LOUIS SCLAVIS(CL)VINCENT LE QUANG(SAX)VINCENT PEIRANI(ACCORDEON)MAJA PAVLOVSKA(CHANT)録音は2005年12月この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月12日

発売されて2ヶ月ほど、経過してしまったけど、今日はJEFF HAMILTONの最新トリオアルバムを紹介しましょう。JEFF HAMILTONと言えば、昔からCONCORDの作品で御馴染みであったのだけど、自分のなかではっきりと認識するようになったのは寺島さんが紹介したMONS盤「HANDS ON」を聴いてからなので、10年も経っていないかもしれない。あれは、味のある良い作品でしたね。最新作ではピアノがラリー・フラーからタミール・ヘンデルマンに替わっていてその辺がどうかというところなのですが、当然といってといか、トリオ自体のサウンドは基本的にメンバーが替わっても大きく変わると言うことはないです。スインギーで快適なピアノトリオの演奏が展開されており、それ以上でもそれ以下でもありません。と、すこしいつもより厳しい口調かもしれないけど、これが無名のマイナーピアニストの作品だったら、手放しで絶賛とまではいかなくとも、もうすこし持ち上げた調子でレビューするかもしれません。ジェフ・ハミルトン・クラスのベテランで、ジャズシーンで既に認知されているプレイヤーの場合、どうしても過去の作品(HANDS ONかな)と比較してして、その相対的評価にての論調になってしまうのです。これが、ポッとでの自主制作による新人の作品であれば、その人自体の作品の比較のしようがないということもあるのですが、できるだけ良いところを見つけるような聴き方をします。演奏に難点がある場合はここのところを改善すればもっとよくなるだろうといった調子のポジティブな言い回しを使うように心がけています。ネガティブな言葉が原因で、CDが売れなくなるかもしれないから。ニューカマーの作品やデビューアルバムの場合、一枚でも多く売れると言うことがそのミュージシャンの将来に影響する度合いが、ベテランアーティストよりは確実に大きいと思うので・・・また、私の場合、好きなアーティストや期待しているミュージシャンのほうに、どちらかというと手厳しい評価をする傾向があります。どちらにせよ、評価と言うものは絶対と言うものはありえなく、個人差があるのが当然だと思っているし、相対的なものでよいと思っています。そのあたりの微妙なニュアンスは、読み取ってくださいね。最終的にリスナーの判断にゆだねられるものだと思うし、音楽はスポーツではないのだから優劣ばかり論じても意味がないと思うのだ。歴史的観点から俯瞰してその作品を位置づけしようとする人がなかにはいらっしゃるかもしれないが、そんな人に問いたい?そんな聴き方して楽しいですかと。絶対評価というものは誰にも出来ない、それは歴史自体が決めることだと昨日の繰り返しになるけれども思うのだなぁ。ところで、この作品、決して悪くはない出来です。メンバーはJEFF HAMILTON(DS)TAMIL HENDELMAN(P)CHRISTOPH LUTY(DS)この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。
2006年05月11日
オラシオさん、こんにちは!なるほど、それは言えてますね。彼らの中でよく出てくる言葉のなかに、ジャズの基礎力とか、共通認識というタームがよくでてくるのですけど、確かにひとつのことについて議論する場合、共通のタームで喋らなければ議論のすれ違い、揚げ足の取り合いにもなりかねないので、必要だとは思うんだけど、私が思うにあの3人さんが、それだけの玉かとういこと。私にはとても、ベーレント、油井、粟村、中村クラスのキャパシティがあるようには思えないですね。彼らの言っていることが、世界標準で通じるのかといったらはなはだ疑問に感じる言動も多々あり、結局は自分たちでリングをつくってそこで勝負しようとする、囲い込みつくりにも思えてなりません。本当のジャズファンの生態、生理を理解していないのではないかと思うような言動こそ、(「聴く価値なし」の一言で片付ける言動など)今のジャズを聴いていない証拠に思えてなりません。第一、面白がるというところが感じられないのだなぁ。なんでも有難がって聴くのもどうかと思いますが、彼らは要はなにが歴史に残すべきかの選別作業をしているだけでしょ。それは、オラシオさんがおっしゃるとおりジャズ自体が決めることに同感です。我々、ファンは自分の思うジャズを享受し、楽しむことが、第一義であって、デイベートすることが決して悪いことではないのですが、それが目的と思われかねない、そして、それをたてに商売してやろうという魂胆が見え隠れして、あまりいい傾向ではないのかもしれないですね。多層的に書かれているいう意味合いも、裏を返せばどのようにも解釈可能な、ファジーな言い回しで、「ファンは言い切って欲しい」ことを望んでいるとの発言とこれまた相反することで、これまた問題提議にもなんのもならないのではと思うんです。「最初の段階でボタンを掛け違えている」人の自論に関しても、私はそのままほっておけば良いと思っています。それは「情報自体の淘汰」によって、自然となくなっていくと思うので・・・第一、そんな情報に新興宗教かうまい儲け話でもない限り現代の忙しい人々が群がるとはとうてい思えないから・・・とにかく、我々にできることは自分自身いいと思える音楽をひとつでも多く見つけ出し、広め、共有し、時には議論し、楽しむ事なのだと思います。そう、最後は一言で片付けられる問題なのです。「LISTEN!」
2006年05月10日

「ジャズ構造改革」が出版されて、しばらくたち、最初の憤りといったものも冷静になり再読すれば結構的を得た意見もあったりして、最初の印象と変わってきたことも事実なのでありますが、ジャズに関する個人のホームページに対する認識はいまだに意見を異にするところが多い。実際、私がリンクさせてもらっている方々のブログ、HPはどれも個性豊かだし、なんといってもジャズへの愛情、情熱が感じられ、彼らが述べているような決して金太郎飴的なものではないのであります。まだ、リンクさせていただいていない方のブログにも素晴らしいものがたくさんあると思うのだ。確かに、経験の浅い方や好き嫌いで書いている方もいらっしゃるがそんなことは全く問題ではないと思う。音楽を文章にトランスレートする能力が素晴らしい方の文章などそれを読むだけでエンターテイメントになると思うし、資料的に価値のあるHPを作られている方も居る。本当のところは、ジャズの歴史を音源でたどり、学術書(ベーレント、油井、粟村、中村,相倉あたりの本)は目を通しておくに越したことはないと思うけど、評論家ではなく趣味でかいているわけだからたいした問題ではないと思うわけ。それよりも問題なのは、何十年もジャズを聴いてきて最初の段階でボタンを掛け違えている方がやっているブログのほうが問題があると思うのだ。そういう人のものの見方は間違いなく、一元的であるし、かたよっていて閉鎖的である。排他的といっても良いかもしれない。いるんですね、人のブログにケチばかりつけて、自分のHPがいかに素晴らしいかを自画自賛しているような困った方が・・・(ほんとこの人のHP,人のブログの批判と自分の素晴らしいと思っているジャズの押し付けから成り立っているとおもいかねないほど、そこばかり目につき、暗い気持ちになるのだ。)たぶん何十年も一人でジャズ聴いてきたのか、同行の音楽性のものだけとつるんできたのか知らないけど、性格的なものを疑いますね。こういう人のHPはみるたびに不快感を催すので見るのをやめたらいいもんだ思うのだけど、見てしまうのだな、恐いもの見たさなのかな・・・私自身、反面教師として自戒しておこう。
2006年05月10日

NYで活躍している日本人ミュージシャンの一人、SHOKO NAGAI(永井晶子)の2002年クインテット作品。メンバーにSAM NEWSOME,GREG TARDY,武石聡が参加しているので、思わず聴いてみたくなって仕入れてみた。永井、武石のコンビは別に二人のデュオで作品をつくっているが、2006年秋に公開される予定の「スターフィッシュホテル」(ジョンウィリアムス監督:佐藤浩市、柄本明主演)という映画音楽も担当しているらしい。全曲永井によるオリジナル作品で、最初に言っておくとスイングする4ビートは、全くないです。そういうタイプのジャズしか聴かない方には少しきついかもしれないけど、骨太で硬派な音楽が展開されています。音楽性はやや違うとうはおもうけど、そういう点ではジェリ・アレンに通じるものを感じます。リズム面でのダイナミクスをとても感じさせる作品が多く、ソプラノとテナーによるユニゾンや絡みは和のテイストを意識してのものなのだろうか、オリジナル性があって、ユニークです。そういう意味でピアニストとしてよりも、この作品を聴く限りコンポーザーとしての才能を非常に感じさせる音楽家だと思う。難解さを感じさせない点も評価できる、かといって決してメロディックなジャズが演奏されているというわけでもないのですが・・・SAM NEWSOMEはここ10年ばかりソプラノサックスに楽器を特化し自己の音楽を追求しているけど、たまにはテナーも聴いてみたいと思うのは私だけではないだろう。デイブ・リーブマンもテナーを復活したことだし、このアルバムでもグレゴリー・ターディーがいるのでツーテナーよる演奏なんかも聴いてみたかったですね。グレゴリーはここでは、結構ばりばり吹いています、ちょっとトニー・マラビーのような吹きすさぶテナーを聴かせてくれていて迫力のあるところを見せてくれています。現在、女性アーティストの場合、日本の大手レーベルからまるでJ-POPのような売り出し方をされて、内容の薄っぺらい作品が毎月のようにリリースされていますが、永井昌子のようなNYで地道ではあるが、オリジナリティーのある音楽活動を行なっている女性ミュージシャンも大勢いるということを私たちはもっと認識すべきだと思うのだが、いかがだろう。メンバーはSHOKO NAGAI(P,ACCORDION(5))SAM NEWSAM(SS)GREG TARDY(TS,CL)DAVE HERTZBERG(B)SATOSHI TAKEISHI(PER,ELECTRONICS)この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。すでに熱心なファンのかたには入手していただいていて、予約殺到のケビン・ヘイズの新譜ですがこのたび国内卸元からの入荷が先程決定いたしました。単独仕入れとはあまりにも売価が違う為、国内一本化に絞ることに致しました。すでに入手いただいた方には申し訳ありませんが、人より約1月、活きの良い作品を早く聴けることでご勘弁ください。次回、なにかサービスいたしますね!次回入荷分、お値段は2350です。1:1セールを使って2350→実質2150になります。このCDはVENTO AZUL RECORDSでお買い求めいただけます。5月下旬発売予定 ご予約承り中現在在庫2枚あり、少々高くても早く聴きたいとお思いの方はご連絡くださいませ!
2006年05月09日

皆様、GWゆっくりお過ごしになられたでしょうか?今日から早速お仕事の事と思いますが、徐々にペース上げていってくださいね。お疲れも溜まっているでしょうから。本日入荷したHAROLDO MAURO JRのボッサジャズトリオはそんな、ちょっと鬱はいっているあなたの気分を晴らしてくれること間違いなしの一枚です。こんなの聴いたら気分はリゾートに逆戻り・・・夕日に照らされたリオの海岸べりを散歩しているような、どこからともなく気持ちの良い風が入ってくるような、フレッシュな気分になるから不思議です。リラックスするというより、このトリオの演奏を聴くと、シャキッとした気分になると思いますよ。ゆったりとメロディアスなのですが、そこはブラジル本場のリズム、軽快で心が思わず弾んできて何か行動を起こしたくなると思いますよ。日本の夏は湿気が多いので、もちろん一年中いいのだけれども、この時期が個人的にはボサノバやブラジリアン・ジャズを聴くのに最もしっくりした時期だと個人的に思ってます。そう、私は何を隠そうGW中自室で仕事しながら、ボッサとピアノトリオと最近発売されたマイルス10枚組ばかり、かけていましたよ。お疲れの方には是非お薦めの1作、これ聴いてお体ご自愛くださいませ!メンバーはHAROLDO MAURO JR(P)SERGIO BARROZO(B)DUDUKA DA FONSECA(DS)1. Caminhos Cruzados2. Rua Juquia3. Sabor Carioca4. Leda5. Voce Vai Ver6. Big Sur7. Quietude8. Terra De Angara9. Lele Do Coracao10. Coisa Mais Linda11. Desafinado12. Depois Do Natal録音は2004年7月10日、2005年1月29日、2月15日 RIO DE JANEIROこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。
2006年05月08日

そう、そう、これなんだよ、ケビン君、私の聴きかったのは!2005年1月録音 KEVIN HAYSの最新トリオアルバム。メンバーは前作と同じDOUG WEISS(B)BILL STEWART(DS)同じメンバーなんだけれども、出来は断然こちらのほうが良いです。2001年12月録音の前作はほとんどオリジナル作品で固めた力の入ったものだったのだけど、曲によっては、観念の袋小路に入り込んでしまい、演奏が空回りして何がやりたいのかフォーカス出来ていなかったところが無きにしも非ずだった。それに比べ、本作は有名スタンダードとジャズメンオリジナルを前に演奏に全面的に没頭しているケビンの姿が目に浮かび、ちょうど90年代初めにレコーディングデビューした頃のように、フレッシュでハイテクニックなピアノを聴かせてくれているのです。適度に力が抜けているところもとても良い。そして、もちろんクールです。ショーターの「LADY DAY」なんかを取り上げてくれているのも嬉しいではないか!そして、ドラムのBILL STEWART、ビルが参加しているのでこのアルバムはヒット間違いなし。人気、実力とも白人ドラマーNO1といって良いだろう。その名に恥じない見事なドラミングをここでも見せてくれています。ビルが入っていることによってトリオの演奏のグレードは間違いなく上がっていると言えるでしょう。そして、このトリオ、もはやレギュラートリオといってよいのであろう、今年の秋にはアーティストシェアからもう一枚アルバムをリリース予定らしい。こんな演奏を聴けるのであれば、どんどん出して欲しいところです。メンバーはKEVIN HAYS(P)DOUG WEISS(B)BILL STEWART(DS)1. Sonny Moon For Two2. For Heaven's Sake3. Lady Day4. Beatrice5. Beautiful Love6. It Could Happen to You7. If Ever I Would Leave You8. Caravan録音は2005年1月 BROOKLYN NYこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月07日

SCOTT SADLONはアリゾナ州フェニックスで活躍するドラマーで、「HIGH STANDARDS」というアルバム(これも自主制作)が結構売れているピアニストMIKE KOCOURを迎えてつくった2006年ピアノトリオアルバム。このトリオ、物凄くエンターテイメント精神に溢れた演奏をしてくれています。選曲がさすがドラマーがリーダーだけに、リズム面でバラエティーに富んだ曲が選ばれていて飽きさせません。もちろん、安っぽい意味合いのエンターテイメントではなくて、長年ジャズを聴きこんできた通の耳を楽しまれるのに十分な意味でのエンターテイメントであります。この曲をこんな風に演ってくれたらというこちら側の勝手な想像通りの演奏をしてくれるかと思えば、予想を覆す新鮮な解釈で舌を巻かせてくれたり、アルバム一枚を退屈することなしに聴き通すことが出来る出来栄えなのです。MIKE KOCOURの歌心溢れるピアノは、このアルバムに最も貢献していると言えるでしょう。もちろん、天才ではないですよ。天才ではないけど、才人です、この人は。本当のピアノトリオファンだったら、ほとんどの人がそうだと思うのだけど、ブラッド・メルドーの作品とこのアルバムがあれば、多分日常的にCDトレイにいれる回数が多いのは後者の方だと私は思うのでうがねぇ。SADLONのドラミングも小技が効いた切れ味のよいもので、悪くないです。天才ではない3人が作った素晴らしいピアノトリオアルバムですね、これは。1. Summertime2. Windows3. Green Chimneys4. Mahjong5. Equinox6. My Foolish Heart7. Cheesecake8. Full House9. All Or Nothing At AllメンバーはSCOTT SADLON(DS)DWIGHT KILLAN(B)MICHAEL KOCOUR(P)2006年作品この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月06日

BARNEY MCALL(オーストラリア、メルボルンで1966年生まれ)のデビューアルバムで、1995年にリリースされた。メンバーが凄いので先に紹介。Barney Mcall-PianoTim Ries- Tenor SaxAndy Mckee- BassJim Seely -TrumpetScott Newman -DrumsLloyd Swanton- BassAndrew Gander- DrumsDale Barlow- Tenor SaxTim Hopkins -Tenor SaxVincent Herring- Alto SaxDavid Rex- Alto SaxJimmy Cobb- DrumsScott Tinkler-TrumpetDavid Rex - Alto SaxJimmy Cobb- DrumsPhillip Rex- BassJohn Barrett- Bass clarinet, Flute, Tenor SaxRussell Smith - TromboneScott Tinkler- TrumpetJonathan Zwartz- BassJames Greening- TromboneJohn Barrett- Bass Clarinetアルバムのインナーのクレジットを見てわかったんだけど、上記のメンバーが一同に介しているわけではなくて、すべてスモールコンボによるナンバーで、1993年と1994年におこなわれた3つのセッションから成り立っています。ピアノとベースのデュオ、ピアノトリオから一番大きいものでオクテットまで。クインテット、セクステットが一番多いか。3曲目「EXIT」はDALE BARLOW,TIM HOPKINSのツーテナーバトルだし、「LA MESHA」「FREAK OF THE WEEK」「NITE FLIGHT」では、VINCENT HERRING,DAVID REXの迫力あるアルトが聴けて聴き応えがあります。おまけにこのセッションを含む1994年1月の録音ではドラムスをジミー・コブが叩いていることが特筆できます。6曲目ビリー・ハーパーの名曲「DESTINY IS YOURS」この曲でDALE BARLOWが素晴らしいテナーを聴かせてくれている。BARNEY MCALLのピアノも悪いものではないのだが、1995年のこの時点で言えば、ピアニストとしてよりコンポーザー、リーダー、音楽監督的な能力のほうが高く評価できるかもしれない。名のあるミュージシャン、その個性を生かしつつ、様々な編成にもかかわらず、統一性が保たれたアルバムとなっているところを評価したい。ふつう、デビュー盤でこんな風にメンバーが多岐にわたるセッションアルバムだと、何を表現したいのか焦点がぼけてしまったアルバムにお目にかかることが少なくないので・・・MCALLはそういう危惧をクリアして、自身のジャズを見事に表現して見せているのです。デビュー作としては上々の出来だと思う。この作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月05日

パリ生まれのPATRICK POLADIANは、エッフェル塔の最上階レストランで行なわれる様々な音楽イベントの音楽監督、ピアニストをつとめ、ラジオフランスで放送の仕事もこなしていた。80年代にニューヨークに活動の拠点を移し、「バードランド」やハーレムのクラブ「レノックスアベニュー」や「メトロ・カフェ」「ロンデ-ル」などで演奏しています。ジャケットは、それこそ60年代のフランス映画のワンカットみたいで、なかなかかっこ良く撮れていますねぇ。俳優のように決まっています。演奏のほうは、どうかと言いますとこれが、結構ビターテイストなもので、派手さはなく、心の奥底にじんわり染み渡っていくような重厚さを感じさせるもの。3曲目の「HOMELESS」を聴いてみてもらえば、そんな感じが分かってもらえるのではないかと思う。近頃では珍しい、ハービー・ニコルスやエルモ・ホープが醸しだしていた「暗さ」の音楽成分を持った珍しいタイプのピアニストといえるかもしれない。そして、この感じ、悪くないです。この人の場合、アップテンポの曲でもこの「ほの暗い」感じが維持されていて、物悲しい雰囲気はアルバムを通して保たれているのです。もう一度言うけど、この感じ好きだなぁ。メンバーはPATRICK POLADIAN (P)SEAN SMITH(B)AKIRA TANA(DS)録音は1999年1月 NYCこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月04日

カナダ、トロントで活躍する中堅アルト、バリトンサックス奏者DEL DAKOの1998年録音盤。ピアノがあの、BERNIE SENENSKYだし、試聴して悪くなかったので仕入れてみた。選曲もスティーブ・スワローEIDERDOWN,ロリンズAIREGIN,OLD DEVIL MOON,SOMETIME AGO,ストレイホーンBLOOD COUNT,POINCIANA,ゴルソンALONG CAME BETTY,STAR EYES,ハンコックDOLPHIN DANCEと実に心憎いもの。こういう作品など、店頭で見かけてもまず誰も買わないだろう。裏も表もメンバーのクレジットが無いのでまずワンホーンカルテットという情報もメンバーも分からないし、ジャケットもインド料理店でカレーを食べているという???なもの。で、演奏されている内容は実にいいのですね、これが。インターネットで、詳細な情報や事前に試聴できるといった賜物以外の何ものでもないですね。DEL DAKOはアルトとバリトンサックスを演奏しているが、それぞれフィル・ウッズ、ニック・プリグノラを彷彿させる実に好ましい中身のある内容の演奏を繰り広げています。こういう無名であるが、有能なサックス奏者がカナダのトロントにいたとは、正直言って驚いた。世の中にはまだまだ、無名ながら有能なプレイヤーが一杯いる事とを、改めて実感します。バーニー・セネンスキーはさすがにソロに伴奏に熟練した旨みのあるサポートぶりを発揮している。このアルバムの一番の功労者といっても良いかもしれません。ジョルジュ・ロベールなんかを好んで聴いているかたには、きっと気にいってもらえると思います。メンバーはDEL DAKO(AS,BS)BERNIE SENENSKY(P)DUNCAN HOPKINS(B)GREG PILO(DS)録音は1998年2月21-26日 TORONTOこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月03日

ブラジルのパンデイロ奏者SCOTT FEINERがニューヨークで録音したジャズアルバム。裏ジャケの賛辞はブラッド・メルドーとマルコス・スザーノが、書いています。メンバーと曲に惹かれ、どんなジャズが演奏されているのだろうと興味をもって仕入れてみました。メンバーは、Freddie Bryant、Joel Frahm、Joe Martinと現代ジャズを追いかけFSNTあたりを聴いているかたには、これでまず興味をもってもらえるのではないかと思います。選曲がBig Brother(S・WONDER)Giant Steps、Estate、United、Peace、Song for my Father、Speak Lowとくれば、聴いてみないわけにはいきません。全編に渡って風通しのよい、カラッとした演奏が展開されています。基本的な図式はSCOTT FEINERのパンデイロの繰り出すリズムにフレディー・ブライアントのアコースティクが、柔軟にからみ、そこにジョエル・フラムのサックスが縦横無尽に泳ぎ回るといった感じなのですが、トリオ編成とは思えないほどカラフルでバリエーション豊かなサウンドが形成されていることを評価したい。フレディー・ブライアントのギターがいい味だしていて、いままでこの人のギターに強い印象をもったことがなかったのだけど、実にいいギタリストです。アコースティクギターで、とても色彩感に富んだ様々なニュアンスがだせるギタリストで、これはひとつ新しい発見でした。ジョエル・フラムは日本での知名度はまだあまり高くないと思われるがニューヨークではとても高い評価をミュージャン仲間で得ているテナー奏者で、このアルバムでも実力を発揮しています。今まであまり意識しなかったのだけど、結構マイケル・ブレッカーに似ています。とにかく、あまり難しく考えないで、SCOTT FEINERの故国ブラジルの連中が日常茶飯時のようにはじめる戸外のセッションのテイストをそのまま、NYのスタイリッシュなジャズにトランスレートした土着性、民族性と洗練、都会性が見事にミックスされたエンターテイメント精神豊かなジャズに仕上がっている作品だと思います。メンバーはSCOTT FEINER(PANDEIRO)FREDDIE BRYANT(G)JOEL FRAHM(TS,SS)guest JOE MARTIN(B)BETO CAZES(PER)録音は2005年5月16,17日 BROOKLYN, NYこの作品はVENTO AZUL RECORDSでお求めになれます。------------------------------------------------------------------------------VENTO AZUL RECORDSのNEW WEB SHOPはこちらです。VENTO AZUL RECORDSのショップブログ「VENTO AZULの店長日記」スタートさせました。業務連絡その他ジャズやその他思い感じたことを徒然なるままに書き込んでいきます。VENTO AZULの店長日記はこちらです。
2006年05月01日
全33件 (33件中 1-33件目)
1


![]()