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松木立加賀は雷雨となりにけり 雨の間を狙ってダイを散歩に連れ出す。 途中からポツポツと雨があたって来た。湿り気を帯びた風が突然強くなって、松林がざわめく。金沢の街を遠望できる高台に来たとき稲妻が光った。 少し遅れて雷鳴が轟く。雨が強くなった。 ダイを引っ張って急ぎ足で家へ戻った。八月も今日まで…。「暑いですね」の挨拶が「涼しくなりましたね」と変わって、一時、暑さにグッタリしていたダイにも元気が戻って来た。ダイはリードを散歩用のものと付け替えると必ずすることがある。それは少しでも早く散歩に行きたくて、そのリードを口にくわえてワタシを引っ張ること。傍目に見れば、どちらが散歩をさせているのか分からない。100メートルぐらい行くと、ダイも疲れるのか、くわえたリードを放してしまうが、それが滑稽ですれ違う人に笑われることも...。去年はそうでもなかったが、老いて目も充分に見えていない様子、今は階段を降りるとき特に怖がる。少しの段差につまづき、曲がり角では内側に入り過ぎて溝に落ちたりと、連れて歩く方も結構気を使う。今は食欲も出てきたが、もしかすると来年の夏は越せないかも知れない。我が家に来て今年で15年、長生きしたほうだとワタシ自身を納得させている。
2007年08月31日
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昨夜二、三度窓を開けて空を見上げたがやっぱり月食は見られなかった。東から南の辺りを捜すが、切れ間が覗くような雲ではない。月食の暗い月だからなのか、どの辺りに月が隠れているのかすら全く分からない。雨こそ降っていないが、低い雲に街の灯りが反射して不気味に雲が流れて行くのが見えるだけ。晩酌のビールに昨日の寝不足がたたって、九時頃にはもう眠気がベッドへと誘いに来た。その誘いに月食を簡単に諦め、さっさと寝室へ入って横になった。朝起きて新聞を見たら、雲の切れ間に浮かぶ月食の写真が載っていた。写真の撮影時間が九時十四分。う~ん、見たかったなぁ!(ドジなヤツ~)次回は中秋の名月を……。窓辺より今宵の月をたづねたり
2007年08月29日
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今夕、皆既月食が見られるそうだが、天気が災いして見ることは難しそう。何とか、雲が切れて少しだけでも月が望めれば良いのだが…。夕べは買った本を読んで夜更かししてしまったら、朝の6時を過ぎるまで目が覚めなかった。それも、激しい雷雨に起こされた。目が覚めたと同時に、階段を駆け下りてパソやプリンターの電源コンセントを抜き、「ゆっくり、朝寝坊もさせて貰えんなぁ~。 今日は散歩は中止!」と独り言。「今日はえらいゆっくりしてるね」と皮肉めいた一言と一緒に、ゴミ出しから家人がずぶ濡れになって戻ってきた。そして「雷怖くて、傘も差せん」だと。(お前の方がもっと怖いわ。くわばら、くわばら)「何も今、出さなくとも雷が遠退いてからにすれば…」と言ったが、言葉が雷鳴に掻き消されて届かなかったようだ。お陰で次の角が立った言葉は返って来なかった。 (^_^; いかづちに夫婦喧嘩の途切れたり
2007年08月28日
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まだ暑い日が続いているが、夜半から朝方にかけては少し涼しくなった。寝苦しくて夜中に目が覚めたときには枕元の本を読むことにしている。身を入れて真剣に読むのではなく、活字を目で追っていると不思議と眠くなるので、いつからか自然と身についた癖のようなものである。最初の頃は、小説なんかではなく何年も前に面白半分で買った「相対性理論」の入門書のようなもので、勿論ワタシなんかに簡単に理解できる訳もなく、読んでいるうちに頭の中がこんがらかって、眠くなって来る。その本は今でも、同じところを行ったり戻ったりして、一向に読み進んでいない。だが眠くなるのをいいことに、睡眠導入剤のごとく夜眠れないとき本を読むようになって、難解なこの本を諦め、最近は小説などに偏向して行ったのだ。最近、読み出したのは前にもこのブログで紹介したが、地元出身の唯川恵で、今朝も「ため息の時間」を読み終えた。女性作家でありながら、男の視線で書かれていて、ワタシと世代も近いせいか、読んでいて違和感がない。最初は「肩越しの恋」そして「今夜 誰のとなりで寝る」「ため息の時間」と続いて、後で外に出かけたついでに本屋さんに寄って「ベター・ハーフ」を買うつもりでいる。読書の秋などと言いますが、皆さんはどんな本を読まれるんでしょうか。読んでおもしろいのがあったら、ぜひ、教えてください。 秋浅し読書は睡眠導入剤 おもしろかったぞ~。
2007年08月27日
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最初、6匹いた金魚だが、段々と数が少なくなって今は一匹だけです。一匹になって、やがて1ヶ月になりますが元気良すぎるぐらい。鉢の近くに手をかざしただけで餌が貰えるのかと水面に上がって来ます。パラパラと餌を水面に落してやると、小さな水音を発てて餌を口にし、サッと水底に戻って行きます。買ったときから見ると一回り大きくなったように思うし、体色も最初は黒い部分があったが、今は全体が朱色になった。頼むから長生きしてくれと念じながら、朝と夕方に餌をやる。 一匹になった。夏惜しむ湯を出て風に吹かれけり一匹の金魚淋しと云いた気に萩咲くも先へ先へと咲きのぼりやつと来てまた発ちゆかむ秋の蝶
2007年08月25日
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朝、8時半頃から雨が降り出した。暑いところに雨が重なって蒸し々々として気持ちが晴れない。お向かいが家を立替中で瓦屋さんが来ている。この雨に雨合羽を着ての作業、さぞ暑い事だろう。ご苦労様です。昼前に雨は上がって雲間より青空がのぞいて、あの暑さが戻りつつある。でも、雨が降ったせいで少し涼しくなった。明日は二十四節気の処暑です。これから段々涼しくなる目安となる日です。午前中、外出して竹林に囲まれた道を通っが、雨上がりの陽射しは、強いながらもどことなく秋めいて、柔らかいものに感じた。 涼しくなることは嬉しいぞ~。そして、俳句です。竹林を抜け来て処暑の光かなウチに戻って久しぶりに浜省を聞きながらの仕事。「家路」をリピートモードにして、もう、10回以上も廻っただろうか?鼻歌となって、能率も上がる。そして、休憩がてらこのブログを書いています。さぁ! もう、ひと頑張り!
2007年08月22日
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夜中に目が覚めて、うつらうつらしていると、コオロギの声に気がついた。「おおっ、今年初めてのコオロギじゃ」と、聞き入るうちにすっかり目が冴えて、眠れなくなってしまった。昨夜は幾分、涼しくて寝苦しくはなかったが、その声を聞きたくて窓を全開にした。久しぶりに聞くコオロギの声。一匹は直ぐ近くから、もう一匹は少し離れたところから...。秋たけなわの勢いのある声ではなく、遠慮がちに、リズムも途切れ途切れ。新米コオロギは、鳴き方の練習中か?以前、作った句を思い出した。目瞑りてちちろのかずを数へけり「ちちろ」はコオロギの古い呼び名です。そして、今日のは...。こほろぎや初音の少したよりなき 朝起きて庭に出てみると蕎麦が小さい花を付けていた。(写真)先月、種を播いて一ヶ月弱しか経ってない。思ったよりずっと早く花が咲き始めたことに、少し驚いています。この分なら、9月に入れば満開になるのでは...。(´▽`)ノ 咲いた咲いた蕎麦の花
2007年08月21日
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金沢は夜半から未明に掛けて、すごい雷雨でした。雷でいろいろと被害に遭っているので、夜中にPCやエアコンのコンセントを全部抜いて、ひたすら雷様の怒りが収まるのを待つことになった。雨もすごくて、ウチの横の溝には勢いよく雨水が流れて、底に溜まってた泥など綺麗に流れてドブ掃除した後のようになった。ひと雨あって、これで少しは涼しくなるんじゃないかと家人と話していたが、朝にはまた、これまでのような暑い陽射しが戻ってきた。でも、朝の散歩のとき、見上げた空は心なしか秋の気配が感じられた。 夜半の雨明けて秋めく空のあり 少しだけ秋の気配
2007年08月20日
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庭の白樺にまた、毛虫(アメリカシロヒトリの幼虫)が発生!(今年はこれで2度目です)暑いのを我慢し、汗にまみれて、朝から高枝切りバサミで、虫のいるところを切って退治してやった!でも、失敗したことが一つだけあった。暑いからと、半そでのTシャツで虫退治をやってしまった。昼過ぎから、両腕にポツポツと赤い発疹が出て来た。去年もこれで失敗しているのに、チョッとだけだからと長袖に着替えなかったことを今になって後悔している。薬は塗ったけど、気休め程度のもの。 幸いにして、被害は今のところ少ないが痒い。チクショ~! 退治した憎き毛虫に捨て台詞
2007年08月19日
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1時間半、車を走らせて白山の中宮温泉に行った。前回行ったのは6月だったから二ヵ月ぶり。国民宿舎で風呂だけ入れてもらう訳だが、入湯料¥500、プラス¥100を払うと休憩室が利用出来て、一風呂入った後、弁当を食べたり、昼寝をしたり、そして一休みしては、また、風呂に浸かったりと…、温泉三昧ができる。露天風呂はないが、風呂場の窓を開けておくと、沢から吹いてくる風が入って、とても涼しい。下界はまだまだ暑いが、山は何となく秋の匂いがして、道の縁に薄が穂を出していました。 湯上りの秋めく風を賜りぬ ススキの穂が…。
2007年08月18日
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猛暑の文字が連日、新聞紙面に登場する。昨日に引き続きまたも40℃を越えて、悲鳴を上げたくなる。毎日のように数人の人が熱中症で命を落して、それもお年寄りが多い。早く、涼しくなって欲しいものだ。 そんな真夏の気温の中で、ウチの庭のホトトギスが花を開いた。普通なら9月に入って咲くはずなのに、暑過ぎてボケてしまったんだろうかと家人と笑っている。しかし、咲いてみれば結構かわいいもんだ。この花、鳥のような名前があることが不思議で調べてみたら、花の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているところからこの名が付いたらしい。少し、可愛そうな気もしたが、思い切って切り取って花瓶に挿して部屋に飾った。 荒れ庭の花ほととぎす咲きにけり
2007年08月17日
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今日は忙しいし、暑いし、ネタはないし、チョッとだけ手抜きします。(ダメ~ぇ!)ほんじゃ、最近作った変な俳句の話。 俳句と言うより川柳に近いかも…。(ゴチャゴチャ言わんと早く紹介せい!) 炎帝に西瓜を見張る案山子かな この俳句? 季語が三つもあるんですね。先ず一つ目は炎帝(夏の異名)。次は西瓜。そして、案山子。 これは勿論、秋の季語です。お読みになった方で、ご感想など頂ければありがたいです。(ふ~ん、どないしたもんじゃ)
2007年08月16日
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昨日のJR金沢駅 今日は終戦記念日。今の日本は平和ボケしている、なんて言われるが、この日本の平和が先人の多大な犠牲の上にあることを、せめて今日だけでも胸のうちで噛み締めて感謝しなくては......。今年は閣僚の靖国参拝が見送られるとか...。(みんな、口裏を合わせて行かない事にしたのかなぁ。 不思議だこと!)そのことで票が減るのでは...と感じたら簡単に止める訳ですか?じゃ、なぜ、これまで各方面からいろいろ言われながらも参拝を強行して来たけですか?だとしたら、チョッと薄っぺらだとワタシは思いますよ。アンタたちの政治理念って、懐に入る金と相談して、ころころと変わるんでしょ。う~ん、段々、腹が立ってきたぞ!昨日の金沢駅はさぞ、人で溢れているのではと思いつつ駅前を通り掛ったが、日中の暑い時でもあってか差ほどでもなかった。お盆の三日間、兼六園の入園料が無料で開放されている。お盆で帰省した人や休みを利用しての観光客で、14日の入園者数が1万5千人を越えたとか。 すごい~。気温が35℃を越える中、皆さん、熱中症に気をつけて...。 人妻の駅へと消ゆる日傘かな
2007年08月15日
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久々に故郷でお盆を過ごし、再びそれぞれの生活の場へ戻って行く。高速道路では早くもUターンラッシュが始まったとTVニュースは伝えている。残暑が厳しい中、車の渋滞にイライラするなと言われても...。 お疲れ様です。ワタシも昨日、お墓参りに行った。チラホラと墓前に祈りを捧げる家族連れが目に付く。ご先祖様に何を祈り、何を報告したんだろうか。来年、またここに来る時は、一人一人何がどんな風に変わっているのか。ワタシは心の中で、良い報告を持って、また来ることを誓って墓前を去るものの、その裏づけなんて何もない。あるのは半分腐りかけたクソ意地だけ...。行ったのは夕方。 ほとんど風もない。 とにかく暑い。背中にシャツが張り付いて気持ちが悪い。戻り道で頭をよぎるのは、啄木の歌。「働けど働けど 猶我暮らし楽にならざり ぢっと手を見る」「頼むから誰か何とかしてくれぇ~」 背にシャツの張り付くほどの残暑かな遠くより手挙げて会釈盆切子
2007年08月14日
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「まがき」に囲まれた能登の家屋11日、12日と、また、能登に行ってきました。11日はそうでもなかったが、12日はお盆休みでなのか、県外のナンバーを付けた車が多いように感じた。ガソリンの高騰が叫ばれても、やはり、車の便利さには勝てないと言うことか。(増して、能登線も廃止になっしまって、なおこと...)夏の能登半島の岬は燃える陽炎に揺らいでいた。空も海も、その青さを普段より深いものにして、太陽は痛い程に肌を突き刺して来る。半島の外側(外浦)の小さな湾の奥まった狭い土地に、身を寄せ合うように数軒の家々が、ひっそりとたたずんでいて、強い冬の季節風から少しでも逃れようと「籬(マガキ)」と呼ばれる垣を家屋の周囲に巡らし、必死に厳しい冬をやり過ごそうとする能登の素朴な生活が伺えます。自然や四季、それらを素直に受け入れて共に生きる。本来の人の生き方とは何なのか、あらためて考えさせられる。内紛や戦争、そして公害に地球の温暖化、原発の事故、などなど...。幸せを求めるために、それ以上の別な不幸を背負う。未来に負の遺産を残してはならない。今、自分達が平然とやってることは、せっせと負の遺産を未来に残すことのような気がしてならない。金沢辺りではお盆に「キリコ」と呼ばれる紙の灯篭に、迎え火を焚いて墓前に供えをして、お墓参りをする風習があります。「キリコ」の正面には南無阿弥陀仏と書かれているところを見ると、浄土真宗のそれも限られた地方でのものだと思います。「キリコ」はお盆の頃になると、スーパーなどに供花やお線香と並んで、普通に売っています。 浄土真宗が盛んなところでも、金沢以外のところで見たことはありません。この風習がいつごろから、どんなことで始まったのか分かりませんが、子供頃、お盆に墓地の近くを通ると、灯りの入った「キリコ」が風に妖しく揺れていて、それが恐くて息を切らせて走り抜けたことが懐かしく思い出されます。ワタシも供花とお線香、ろうそく、そして、キリコを携えて、少し涼しくなった今日の夕方にでも、お墓参りに行こうと思います。 能登に夏まがきの風を迎へけり金沢の盆はキリコを揺らす風蝉を追ふ網を持つ子に篭持つ子子どもらの大樹に伸ばす捕虫網
2007年08月13日
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夏の海を見てきた。8月も1/3が終わってしまった。今年は梅雨明けが遅かったせいか、夏がとても短い気がする。それに体が暑さに慣れていないのか、いつもの年より暑く感じるのはワタシだけなんだろうか?外へ出たついでに海を見てきた。海は夏の匂いで溢れていた。若者や子供達が思い思いに海と戯れ、白い入道雲を乗せた山の峰は確かに夏そのものだった。しかし、直ぐにお盆が来て、それが終われば一気に海は寂しげな秋の海へと変わって行く。時間は待ってくれない。有意義な時を過ごさなくては......。雲の峰背にして青き日本海
2007年08月10日
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地元紙にもついに水不足の文字が...。兼六園の曲水は、金沢市内を流れる辰巳用水より水の供給を受けている。水は兼六園の重要な要素であるが、背に腹は替えられぬと云うことか。市民生活優先のため、園の取水が、80%に制限されることは仕方ないかぁ。暑いのも大変であるが、水不足となると生活に直接影響が及ぶからなぁ。従来の景が見れず、兼六園へ観光に来て下さった方には申し訳なく思う。一服はなほ狂ほしいき蝉ととも
2007年08月09日
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今日は立秋。秋の字が見え始めても、まだまだ暑い日が続く。夜も暑くて寝苦しく、ついエアコンのお世話になってしまう。 種を播いて2週間目の蕎麦そんな中、蕎麦は順調に育っている。種を播いて、2週間。本葉も出たし、たくましくなった。でも、当初から心配してたことだが、播いた密度が濃すぎて互いに陰を作って、モヤシ状態にになっている。まぁ、もう少しこのまま様子を見るしかないかぁ。発芽することはこれで判ったので、お盆明けに第2弾を播こうかとも考えている。今度は少なめに播かなくては...。立秋の夜半は窓辺の風待ちぬ
2007年08月08日
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昼下がりの強烈な日差し、まとわり付くような暑さ。今、歩いて郵便を出しに行き、戻ったが町内は意外と静かだ。暑さのせいなのか広場には子供たちの姿もなく、植えられた樹に蝉が来て、ここだけは例外で賑やかであった。しかし、その声は殊更、暑さを増長させて汗が噴き出し、シャツが背中に張り付く。轟音を引き連れて自衛隊のジェット機が青い空を切り裂いて行く。しかし、一旦は切り裂かれた空だが直ぐ、そのキズを補修し、元の青い空へと戻って行った。見上げて、眩しさに顔が歪む。「盛夏」。 まさに、ピッタリの言葉だ。皆様には暑中のお見舞いを申し上げます。ジェット機の空切り裂きて蝉時雨
2007年08月07日
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朝、庭で小さなカマキリを見つけた。まだ、翅もなく、体長3cmぐらい。目だけが異様に鋭い。捕まえようとすると、小さいながら体をそらせて、カマを振りかざして脅しを掛けて来る。「なんの小癪な!」と追う、...がピョンピョンと草から草へと飛び移って逃げる。ようやく、両方の掌の中に閉じ込めた。「待てよ!コイツを写真に撮ってやろう」思い付いて、一旦カマキリを草むらに戻し、家へカメラを取りに入った。再び戻って、ヤツを捜すが見つからない。小さいし、翅もないし遠くへは行かないだろうと高をくくったのが失敗の元だった。「お~い、カマキリくん、写真だけ撮らせてくれたら、また、草むらのジャングルに必ず返すから...」 と庭の草を掻き分けて捜してみたが...。時間を置いて、もう一度捜し見たが、ショウリョウバッタが一匹見つかっただけだった。残念! 蟷螂の鎌より恐き睨みかな カマキリや~い
2007年08月06日
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昨夜のうちに台風が能登半島沖を通過し、東北、北海道へと向かった。金沢では夜半に風が少し強くなった程度で、雨も殆ど降らなかった。何事もなく済んだことにホッとする。朝、娘からAIとNANAを預かって欲しいと電話があった。今日は一人、部屋の片付けをしようと思っていたが、孫二人の顔を見るのも久しぶりなので、一応はOKした。九時過ぎにAIとNANAを連れて来た。海にでも行くか? ...が、台風の余波もあって海水浴はダメだなぁ。その代わり防波堤でカニでも捕ってやることになった。物置から虫網を引っ張り出して、車に二人を乗せ、行き掛けに得意の¥100ショップに寄って虫かごを2つ買い海岸へ連れて行った。思ったとおり台風の余波で波は高かった。海岸近くの駐車できるスペースにはサーファー達の車がズラリ。ワタシは波が高くて危険なので、AIとNANAを防波堤の際に待たせて、カニ捕りに...。(誰のカニ捕り? (-。-; )虫網は消波ブロックを徘徊するカニを追い回す。カニも人影を感ずるとサーッと物陰に逃げ込む。しかし、そこはカニ捕り名人?の悠々、15分もすると二つの虫かごには5匹ずつのカニが...。(^-^)v二人のところへ戻って成果を見せると、AIは大喜び!、だが、NANAは怖がって逃げ惑う始末。普段は手に負えないほどお転婆なヤツが、小さなカニにおののくとは...。結局、カニに慣れるまで二時間ほどを要した。しかし、慣れてしまえば、また、あのジャジャ馬振りが戻って来る。カニはかご゛と棒で叩かれ、そして振り回され、大迷惑を被っている。ヤレヤレ...。 俳句は昨日のコガネムシ(カナブン)から一句とそして...。かなぶんやおまえは鍍金(メッキ)しても虫サーファーや野分(のわき)のあとの波こそは
2007年08月04日
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昨日の夕方から腰が痛む。これと云った原因は心当たりにないが...。市販の湿布薬を貼って見たが、特に楽になったとも思わない。歩けないほどひどい訳でもないし、朝の散歩も何とか行って来た。まあ、そのうち直るだろう。(^_^;)一年で今が一番暑いときである。それに台風まで来ているから、フェーン現象を伴って蒸し風呂のような一日になりそうだ。この季節、草むらはいろいろな植物が茂って草むらと言うより草薮となって、風の通りを悪くし、なおさら暑苦しいものにしている。「ヤブカラシ」ってご存知ですか? 下の写真がそれです。生命力が強く、見る間に繁茂して、庭になんか生えてたら、雑草として間違いなく引き抜かれてしまうだろう。まして、これを植木鉢などにして楽しんでやろうなんて人は、きっと、いないだろう。しかし、これも良く観ると結構、可愛い。花は小さくて、花びらも緑色で目立たない。ただ、めしべの周りだけはほんのチョッとだけオレンジ色で、「ここにも花があるぞ~」と訴えている。これを切り採って来て、無造作に瓶などに挿せば、気取らない感じが、かえって季節感を漂わせていいかも知れんなぁ。今度、やってみます! (でも、家人にバカにされそう...)...と、書くネタが無くなるといろいろ考えている今日この頃です。(^_^;)踏み入るも足は二の足藪枯らし ヤブガラシにコガネムシが遊びに来てました。
2007年08月03日
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植えて25年になる白樺ウチの庭に植えて、やがて25年になろうかと云う白樺が3本あります。当初は5本あったが、あまりに大きくなりすぎて10年くらい前に可愛そうだが、うちの2本は切ってしまった。いまあるものも伸びすぎて、電線や電話線に触れるので、先を切って貰った。この木は岐阜県の平湯温泉の知り合いに貰ったもので、海抜が低くて暖かいところでは育たないだろうと言われながら植えたら5本とも見事に育った。それに今では、この木に種が出来、庭に落ちて、そこから小さな苗が顔を出す。しかし、これも可愛そうだけど、草取りのとき雑草と一緒に抜いてしまう。もし、抜かずに置けば20年後、ウチの庭は白樺林に...。庭の隅に土を入れたまま捨て置かれた鉢から、いつの間にか苗が伸びて今では40cmぐらいになっている。普通は、高い山でしか育たないはずの木が、なぜ?そしてこの木蔭、炎暑のもと、外で働く人の、恰好の休憩場所となっている。庭の木のしばしは蝉の天下かな
2007年08月02日
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青空の下に咲くオニユリ 月が改まって、このブログも少しリニューアルして見ました。関東甲信越地方が梅雨明けとのこと、北陸地方はまだかなぁ。今日のお天気具合を見る限り、梅雨を感じさせることはない。この後、梅雨前線が大暴れして、大雨警報なんてことにはなるまい。先ほど、外出したとき通り掛った道の縁にオニユリが咲いていました。 直ぐそこは、もう海なんですよ。藪の中のオレンジ色の花は、どれも下向きに花を開いて、カメラを上向きに構えると、晴れ渡った青空がバックとなって、夏らしい写真が撮れました。「鬼婆」、「鬼嫁」、「鬼瓦」、「鬼ヤンマ」、「鬼火」など、「鬼」が付くと、みんな怖そうなものばかりなのに、どうしてこんなにも綺麗な花に、「鬼」なんて名が付いたんでしょうね。だれか知っている人、教えてください。鬼百合の一群(ひとむら)ありて日本海
2007年08月01日
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