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■呑舟之魚意味:善悪ともに大人物。類語・関連語: 呑波之魚。解説:出所は荘子。舟を丸呑みするほどの大きな魚から転じて大人物の意。魚ではないけれども、昔のことだからクジラのことを言ったのだろうか。スケールが違う人のことを言う。でも聞いた記憶がない。荘子にあるので見ているはずだけど忘れてる。もし日常会話で呑舟之魚という言葉が出ても、誰も分からないだろう。「舟を呑むって、ほう、へえ。で、それが大人物のことを言うと、はああ」くらいだろう。説明が面倒くさい。呑舟之魚のような人物を表現するときは、「そりゃたいした大人物ですな」で済ませることにしよう。呑舟は舟を丸呑みにすること。呑は口+天の会意文字。天は咽の意。口を付して丸呑みするの意。魚はうおの象形。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 31, 2014
■空家の雪隠意味:返事がない。類語・関連語:。解説:声をかけても返事がない。こんな場面をどう解く。空家の雪隠と説く。その心は。空家の雪隠(便所)には肥(こえ)がないから。肥を声に置き換えたところが、お洒落。雪は雨+彗の形声文字。音符の彗(スイ)は、掃き清めるの意。雨で洗い清めるの意。毳(セイ)に通じ、ほそくこまかいの意、細かく軽い雪の意。隠はおおざと+右側の文字(音符のイン)の形声文字。インはまといかくすの意。隠された場所の意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 30, 2014
■多士済々意味:その場や集まりにすぐれた人材が多くいること。類語・関連語:many talented men and women / a galaxy of distinguished people解説:多士済々から連想するのは、華やかな会、パーティといったイメージ。結婚式に集まる人を多士済々と言うことはできそう。でも葬式に集まる人を多士済々というだろうか。ハレとケで言えば、多士済々はハレに使う言葉のように見えるけど、どうなんでしょう。多士は多くのすぐれた人材。済々は数が多く立派なさま。士は、まさかりの象形。まさかりをもつ男性の意。済は水+斉(齋)の形声文字。音符の齋(セイ)はそろうの意。多くのものがそろう、ひとしいの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 29, 2014
■商い三年意味:商い三年類語・関連語:商いは牛の涎(よだれ)=商売は牛の涎が細く長くたれるように気長に辛抱強くせよという意。商いと飽きないを掛けた表現。解説:商いは始めて三年くらい経たないと利益を上げるまでにはならないもの、三年は辛抱して頑張れという意味。三年辛抱できるためには借金がない、もしくは少ないから返済額が小さい、という前提が必要。返済が始まったらたちまち資金繰りに苦しむようではとても三年持たない。資金があるから始めるという考えは間違いで、買ってくれるお客がいるから始める、というほうがリスクが少ない、つまり、より正しい。正しく始める人は自分でとっとと始めて売り上げを上げる。それでも落ち着くまでは商い三年。反対に、営業や顧客の開拓に指向性がない人の場合、三年持たせるだけでも難儀ではないか。例外もあるので一般論ではないけれども。返済のあてのない借金、出口戦略のない投資は、話の段階で凍結して見直すほうが経済的・社会的資源の浪費の防止を防ぐことになる。商は下の部分の文字+章の形声文字。下の部分の文字は高殿(たかどの)の象形。音符の章は目立つの意。どこからもだれにも目立つ高殿の意から、殷(いん)の国都の名前となった。殷が滅びたあと、殷の人民は行商を業としたため、あきないの意となる。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 28, 2014
■尊王攘夷意味:天皇の権威の絶対化と開国反対を主張する幕末の政治運動。類語・関連語:勤王攘夷。尊攘。佐幕開国(対義語)。the principle of advocating reverence for theEmperor and the expulsion (exclusion) of foreigners解説:中学の歴史でこの言葉を知った。当時は意味がよく分からなかった。その理由は今考えてみると、(1)尊王の王が天皇を意味するということが分かりにくかったこと。天皇は王というイメージと重ならなかったから。それと(2)攘夷という言葉の意味がピンと来なかった。攘と譲が似ているので、夷に譲るのかなという気がしていた。文字通りに意味を理解する力が弱かった。今だったら、王を尊びながら、夷に譲ってどうなるっちゅうの、ということは分かる。もう一つは(3)夷の意味もよく分からなかった。尊王攘夷という四文字、新撰組の制服と同様カッコいいけど、理解できていなかった。ところで、東夷・西戎・南蛮・北狄(とうい・せいじゅう・なんばん・ほくてき)という言葉がある。東西南北敵だらけという歴史から生まれた言葉。夷・戎・蛮・狄はみな異民族に対して恐れと共にさげすむ意味がある。南蛮貿易とかいって、当時のハイテクな物品などを輸入していた。野蛮な人がハイテクなものを作れるわけがないのに、なぜ南蛮というのか。言葉ひとつとっても異民族との付き合い方は難しいことが分かる。尊王は天皇を尊ぶこと。尊は酋+寸の形声文字。音符の寸は、ずんぐりした親指の象形。酋は酒樽の象形。ずんぐりした酒樽の意。酒樽を捧げてたっとぶの意。王は古代中国で支配権の象徴として用いられたまさかりの象形。きみの意。攘夷は外夷を打ち払うこと。攘は手+襄の形声文字。音符の襄(ジョウ)は、衣服の中にまじないの品を詰め込んで邪気を払うの意。手を付し、しりぞけるの意。他人の物を懐中にしのばせる、盗むの意。夷は紐が巻きついた矢の象形。矢に糸や網をつけて当たるとからみつくようにした武器(いぐるみ)の意。あるいはいぐるみで敵を傷つけ平らげるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 27, 2014
■藪の中の荊意味:友人や周囲の環境が悪いと、悪い影響を受ける。類語・関連語:朱に交われば赤くなる。解説:藪の中という環境のもとで成長する荊は、周りの雑草に絡まれてまっすぐに育たない。そこから、人が成長する上での環境の大事さを言った言葉。もちろん例外も枚挙にいとまがない。でも孟子の母親のように子供が育つ環境を重視する立場からすると、すくすく成長したいと考えたとき藪という環境はよろしくない、という話。では荊を畑で育てたらまっすぐ育つのか、というとバラと同じく、くねくねとなる。だから、この言葉、結構皮肉が効いていると見た。藪は艸+數の形声文字。音符の數(スウ)は、数多いの意。鳥獣の多く集まる場所、さわ・やぶの意。荊は艸+刑の形声文字。刑は刀+左側の文字(音符のケン)の形声文字。ケンはわく・かたの象形。刀や手かせ足かせによる仕置きの意。荊は金文では人に手かせをかけている象形文字。むち打ちのためのいばらの意。のちの時代、篆文では艸を冠した。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 26, 2014
■千軍万馬意味:経験豊かで場馴れしていること。類語・関連語:海千山千。百戦錬磨。 a veteran of hundreds of battles解説:何度も戦場に出て経験が豊かなベテランを表す表現。それを言うなら、百戦錬磨があるじゃないか、海千山千があるじゃないか、なぜ同じことを言うのにいろんな表現があるのか、一つにまとめたらどうだ、と言いたくなる。それはそうはならないのだな。人は経済的で少しでも楽をしようという志向がある一方で、主題とその変奏、つまりは多様性を楽しむところがある。千軍万馬を巨大な軍隊のことかと思っていたら、そんな文字通りの意味だけではなくて、奥があった。そう、結果的に同じような意味を持つに至っても、生まれた背景が違うのだ。そのために言葉が醸し出す空気が違う。味わい深い。とは言っても、これらの言葉には共通点がある。百とか千という数字を伴っている、という点だ。軍は冖(勹)+車の会意文字。勹は包のことで囲むの意。車は戦車。戦車で包囲する、いくさの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 25, 2014
■門前雀羅を張る意味:さびれていることのたとえ。類語・関連語:門前市を成す(反対語)。解説:門外に雀羅を設く可し=という史記からの言葉。白居易は門外可設雀羅と詠んだ(寓意詩)。門前は雀を捕える網を張れるほど閑散としているの意。これと反対なのが門前市を成す。門がキーワードだ。この場合の門は、町屋とか長屋とか武家など住まいの門ではなくて、神社仏閣レベルの門のようだ。ところで門前仲町という町がある。由縁は永代寺の門前町だったところから。雀羅とは鳥を捕える網。かすみあみ。鳥を捕まえられるほどのワイルドな寂れ方って、どんだけかよ。雀は隹+小の会意文字。隹はとり。小さい鳥、すずめの意。羅は网+維の会意文字。网はあみの象形。維は鳥をつなぐの意。あみ・つらなるの意。ところで羅府がロサンゼルスとは・・・。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 24, 2014
■遮二無二意味:めちゃくちゃに。類語・関連語: 猪突猛進。Dash madly toward / Recklessly / force解説:この言葉は、がむしゃら、という意味(これは頑張ってるじゃんというイメージがある)のほかに、後先を考えず無茶苦茶に、やたらに、という意味がある。この意味だと、やり方の能率が悪いというか周りの顰蹙を買うようなというか、成功率が逆に低くなるんではないのかというようなイメージを伴う。あまりスマートではないようだ。遮二という熟語はない。意味は二を遮断してオンリーワンで行くということのようだ。無二も同様で、二つまりプランBは考えないという意味。事が上手く運べば潔いということになるし、ダメだと思慮が足らないという話になる。でもここぞという時は、あれかこれかではなくて、これだ、これしかない、で行くのが集中できてよろしいのではないかと思う。ところで、遮二無に頑張る、というのは誤用。なんか間違えそう。遮はしんにょう+庶の形声文字。音符の庶は、多くのものが集まるの意。道を行くとき多くのものがいて進むのをさえぎるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 23, 2014
■目から鼻に抜ける意味:きわめて賢い。類語・関連語:一を聞いて十を知る。very clever / very smart / bery intelligent解説:抜け目がなく、すばしこいの意もある。花粉症の人は目も鼻もぐずぐずのようで早く抜けたいと思っているに違いない。でもこの言葉はそういうことではなくて、スマートであることの形容。でもなんだかちょっと浅い感じがするな。深い知恵とかじゃなくて。目から鼻の距離だから深くなる暇もないのだ。とかなんとか言っているけど、どんよりした人間の僻みだな、やっぱり。鼻は自+下の部分(音符のヒ)の形声文字。自ははなの象形。音符のヒは上記を通過させるこしきの中敷きの意。空気を通すはなの意。抜は手+友の形声文字。音符の友(バツ)は、不祥を抜き取るために犬を生贄にする象形。手で抜き取るの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 22, 2014
■山紫水明意味:山や川の景色の美しさの形容。類語・関連語: beautifu. Scenery / outstanding natural beauty / 水紫山明解説:頼山陽が京都東山の紫色と賀茂川の清らかなことをほめて言った言葉。山紫と水明という二文字熟語があるわけではない。山が紫に見え、川の水が透明だ、という表現。山が紫に見えるとは頼山陽、飲みすぎか睡眠不足か、いや、そうではなく、文学上の高度な表現なのであろう。あるいは草原の緑をあおと言ったりするので、紫も何かの色の言い換えかも知れないし。かすんで見える山が夕刻の太陽を受けて醸し出す色かも知れない。紫ゆうても、いつ・どんな状態で・どんくらいの濃さ薄さなのかによる。紫色は青と赤を混ぜて作る色なので、淡くすれば東山が紫に見えるかも知れない。日本の風景はどこもかしこも美しいですぜ。頼山陽の時代でなくても今日でも。紫は糸+此の形声文字。音符の此(シ)はくちばし=嘴=の意。くちばしのような色、むらさきの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 21, 2014
■身を粉にする意味:労苦をいとわず尽力する。類語・関連語:身を粉にして働く。身を砕く。Work one's fingers to the bone / work like a dog /work one's tail off解説:身と粉の関係が分からない不思議な言葉。なぜ身が粉になるのか・・・。どういうプロセスで身が粉になるのか。でも身を粉にして働くという表現は(あまり使わないにしても)日本語運用者には違和感はない。違和感はないのだけれども、なぜ身が粉になるんか、と考えると説明がつかない。説明がつかないものを違和感なく使えるというのも不思議だ。外国人からどうしてかと聞かれても説明できそうにない。爪をやすりでこすると粉になる。でも人体の6割だかは水分だ。そう簡単に粉にはならないし。粉は米+分の形声文字。音符の分は、わけるの意。米を砕き分けたもの、こなの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 20, 2014
■股肱之臣意味:主君の信頼を得て、主君を助け、その手足となって働く家臣。類語・関連語:right-hand person / rely on解説:チームで仕事をするとき、メンバーがリーダーの股肱之臣になる意識があったら、成果がぐんと違ってくるだろう。自分がそのような信頼を得られるか、賢い部下となりうるか、大いに目指すべき目標だと思う。自分が股肱の臣たり得ずして、人に求めるのは無理な相談だろうし。股肱はももとひじ。転じて手足となって働く、君主が最も頼りとする家臣。股は月(肉)+殳(鼓)の形声文字。音符の鼓(コ)は、またの意。肱は月(肉)+右側の文字(音符のコウ)の形声文字。コウはひじの意。臣はしっかり見開いた目の象形文字。賢い家来の意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 19, 2014
■舟盗人を徒歩で追う意味:方法が適当でないこと。類語・関連語:。解説:盗人は水上を行っているのに陸の上を徒歩で追ってどうなる!とほほの話ではないか。・・・とは言っても、思いがけないことが起こると見当違いのことをすることだってある。わが身だって同じこと。人のことだと思ってバカにはできない。落ち着く、冷静に考えて判断する。これが大事なんだけど。分かっているけど、いざとなったとき、できるかどうかだ。舟はわたしぶねの象形。盗人はどろぼうの意。盗は次+皿の会意文字。次はうらやましげによだれを流すの意。皿はさら。皿の中の食物を見て欲しく思うの意からぬすむの意。人は横から見た人の形の象形文字。徒歩は乗り物に乗らず歩くこと。徒はしんにょう+土の形声文字。音符の土はつちの意。道を行くとき、乗り物に乗らず、土を踏んで歩くの意。歩は左右の足の象形文字。追はしんにょう+右側の文字(タイ)の会意文字。タイは神に供える肉の象形。肉を供えて祭り、祖先をしたうの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 18, 2014
■空中楼閣意味:根拠のない物事。類語・関連語:空理空論。机上の空論。砂上楼閣。Castles in the air解説:ゴージャスに見えるけど蜃気楼。空中にあるということは地についていないということ。現実に根差さないビッグな論に対する批判的な言葉として覚えておこう。ではビジョンや将来計画はどうなのか。空中楼閣と言われるくらい大きい絵を示さないと、これまた批判される。塩梅が難しいところ。空中は大空の中の意。空は穴+工の形声文字。音符の工は、のみなどの工具でつらぬくの意。つらぬいた穴からむなしいの意。転じてそらの意。中はあるもの(口)を一線で貫いて、うちの意。甲骨文は軍の中央に立てる旗のさまで、うちの意。楼閣は高層建築物。楼は木+婁の形声文字。音符の婁(ロウ)は、重なるの意。増築して上に伸びる建造物の意。閣は門+各の形声文字。音符の各は、外部に突き出すの意。門の所に突き出ている、とびらをとめる杭の意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 17, 2014
■人は人中 田は田中意味:人は世間で人に揉まれるのがよい、田は他の田んぼに囲まれた田がよい。類語・関連語:切磋琢磨。解説:前半の意味は分かる。後半は、なぜほかの田んぼに囲まれた田が良いのか分からない。周りの田と自分の田で肥料や農薬の考え方が違うとやっかいなこともあろう、と思うのだけど。昔は化学肥料も農薬もなかった時代だから、護衛船団方式のようにみんなと同じリズムで助け合いながら農作業をするのが良いということだろうか。苗字で田中さんは、今日の言葉と関係があるのだろうか。人中さんという苗字は聞いたことがないけど。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 16, 2014
■毀誉褒貶意味:ほめたりけなしたりの世評。類語・関連語:praise and ( or ) criticism / approval and disapproval。解説:白黒、明暗のように相対する言葉をダブルにして意味を強調したタイプの四文字熟語。誉褒だけの世の中はなくて、毀貶とセットになっている。これもまた「きれいはきたない、きたないはきれい」の世界観と似たような。毀誉はそしることとほめること。毀は土+(毀の土の部分が米になった文字=音符のキ)の形声文字。音符のキはうすで米を突くの意。土を突きつぶすさまから、こわすの意。誉は言+與の形声文字。音符の與(ヨ)は、手を寄せ合って物をあげるの意。言葉で人を持ち上げる、ほめるの意。褒貶はほめることとけなすこと。褒は衣+保の形声文字。音符の保は、抱くの意。物を抱き込めるような大きな着物の意。ほめるの意味は転用。貶は貝+乏の形声文字。音符の乏は、とぼしい・しりぞけるの意。財貨が足りない、へるの意。そしるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 15, 2014
■始めは処女の如く 後は脱兎の如し意味:始めのうちは弱弱しく見せかけ、後に至って見違えるように力を発揮する。類語・関連語:始めは処女の如く終わりは脱兎の如し。解説:孫子の兵法の言葉。相手を油断させ、攻めるべきタイミングが来たら一気に攻勢をかける。勝利の方程式。始は女+台の形声文字。音符の台は、農具のすきの象形。大地を掘り起こして柔らかにするの意。子供から思春期を迎え、女性らしいやわらかさを迎えた、はじめの意。処女は、未婚の女。処は几+夂の会意文字。几は台の象形。夂(チ)は下向きの足の象形。台に降りる・腰かける、おるの意。脱兎は逃げ出す兎、動作の迅速なことの喩え。脱は月(肉)+兌の形声文字。音符の兌(タイ)は、抜け落ちるの意。肉が落ちて痩せるの意。ぬける・ぬぐは転じたもの。兎はうさぎの象形。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 14, 2014
■九死一生意味: 死ぬ:生きる=9:1。類語・関連語:九死に一生を得る。解説:死ぬ確率と生きる確率が9:1ということは、四捨五入すれば100%死ぬということになるから、希望の光などない。でも四捨五入しなければ1割、10%はもしかしたら、という希望があるわけだ。それがこの言葉の嬉しいところであり、迷いをもたらす原因になるところである。でも、ダメだと思えば話は簡単なわけで、簡単な話は屈折も逆転もないから面白くもなんともない。ダメだと思わず、何とかならんかとあれやこれや無駄な努力をするところに予想しなかった新たな展開あり、どたばたあり、はた迷惑あり、生命力の煌きあり、こっけいさあり、ついにはドラマになり、面白さになるわけだ。だから話は、プロジェクトは、やりかけたことは、簡単に終わらせてはならないのである。みっともなくしがみつくほど涙がにじむ良い話になる(かも知れない)。九死はほどんど死にそうなほど危うい場合の意。このところの自分という気がしないでもない。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 13, 2014
■猫も跨いで通る意味:まずい魚。美味な魚。(相反する意味を持つ)類語・関連語:猫跨ぎ。犬も食わぬ。解説:魚が好きな猫が跨いで通り越すほどまずい魚という意味と、猫が残りを食べる余地がないほどきれいに食べてしまうくらい美味しい魚という意味の二つがある。「きれいは汚い、汚いはきれい」を連想する。一つの表現が解釈によって異なる意味になる現象は、だまし絵的で面白い。猫跨ぎの場合は、猫が跨ぐ=美味くないから跨ぐのはストレートな意味、美味すぎて味わいつくされた跡かたなので跨ぐというひねりの利いた解釈が出て来る。これはひねくれていてなかなか面白い。どこかで応用したくなる。跨は足+夸の形声文字。音符の夸(カ)は、弓なりに曲げるの意。両足を弓なりに曲げる、またぐの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 12, 2014
■侃侃諤々意味:遠慮することなく直言すること。類語・関連語:侃諤。議論百出。百家争鳴。a loud argument解説:広辞苑では、侃諤は剛直で言を曲げないことという説明が最初に来ている。侃侃は剛直なさまと和らぎ楽しむさまという一見背反する意味を持つ。侮れない言葉だ。侃は、個の古の部分がない文字(信の古字)+巛の会意文字。巛(セン)は水が流れてやまないの意で川の本字。いつまでも正しいの意。諤諤は権勢を恐れず正しいと信じる議論を述べ立てるさま。一方、頑固に喧しく言い立てるさま、という意味もある。両者の違いはどこから来るのか。きっと見る側が決めることなのだ。史記の商君伝には、「千人之諾諾、不如一士之諤諤(千人の諾々も一士の諤諤にしかず)」という言葉がある。千人が反対せず従うのは、一人の士が遠慮なく直言するのに及ばないという意。問題は、頑固に喧しく言い立てるのが、士なのか、それとも分からず屋なのか、の判断だ。ソクラテスはアテネ市民にとってはうるさい虻のような存在になると言っていた(気がする)。士の行く末はハードである。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 11, 2014
■肉を斬らせて骨を斬る意味:捨て身で戦う覚悟。類語・関連語:肉を斬らせて骨を断つ。解説:49敗51勝でも勝ちは勝ち。いつもこちらが無傷で圧倒的な勝利という訳にはいかない。孫子は戦わずして勝つのが上策と言った。実際の戦いになるのは下策と言った。実際の戦いになった場合、勝つにはこの言葉の覚悟が要るのだろう。肉は切ったにくの象形文字。斬は車+斤の会意文字。斤は手斧の象形。車で轢き、斧で切る刑罰。斬ると切るとの違い。常用音訓では切るを用いることになっている。立ち合いでは斬る、森林では伐り倒す、と表記するほうが伝わってくる感じに違いがある。常用音訓で認められてなくても、ニュアンスを伝えたいときは、骨を斬る、のほうが良い。肉を斬らせて、は、肉を切らせてのほうがこっちの傷が浅くて済むような気がする。肉を切らせて骨を斬る、とするほうが勝負に勝ててる咸がする(笑い)。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 10, 2014
■因果応報意味:過去の行いの善悪の結果、現在の幸不幸がある。現在の行いに応じて将来の禍福がある。類語・関連語:悪因悪果。善因善果。自業自得。因果因縁。三世因果。Retribution / karma解説:現実は頑張れば報われる場合と頑張っても報われない場合がある。時には他人・他者との競争状態になるので、自分ひとりの話ではなくなる。だからといって原因と結果が何の関係もないという話ではない。原因と結果の関係には微妙な場合があるけれど、基本は狙った結果のためにはそれなりの行動をしなければならん、ということに変わりはない。仏教の考え方。直接的原因(因)と間接的条件(縁)の組み合わせでさまざまの結果(果)が生じること。特に善悪の業(ごう)によって、相応の結果を招く、とされる。仏教から離れた一般的な解釈は原因と結果。因は口+大の会意文字。口は布団の象形。大は人の象形。人が布団に寝ている様子。そこからなぜか、よる、もと、わけの意となる。果は木に実がなる象形文字。木の実の意。なしとげるの意は転用。応報は、善悪の行いに応じて吉凶・禍福の報いを受けること。応(應)は心+鷹の形声文字。音符の鷹(ヨウ)は鷹の意。仮に使う鷹を胸元に引き寄せあてておくの意からあたるの意。報は幸+右側の文字の会意文字。幸は手かせの象形。右側の文字は従うの意。罪人に刑に従わせる、さばくの意。転じて、むくいる・しらせるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 9, 2014
■無くて七癖意味:人には多かれ少なかれ癖がある。類語・関連語:Everyone has his foibles. 難無くして七難。人に一癖。解説:無くて七癖有って四十八癖ともいう。なぜ七という数なのか。四十八という数なのか。六でも八でもなく。四十七でも四十九でもなく。自分で思っているよりは多いんだ、ということを言っているのだろう。癖はかたよった嗜好、習慣、欠点、非難すべきことの意。あまり肯定的な意味ではない。落ちているゴミを拾うとか、席を譲るとか、そういう善き習慣は癖とは言わない。道にゴミを捨てるとか、席を譲らないとか、そういう悪しき習慣を癖というようだ。悪癖というか。自覚なき悪癖が七つも四十八もある、という話。だから完全無欠の人はこの世にはいないと悟れば良い。自分がダメでも、それはそのはずなのだ、七つも四十八も問題があるんだから、と思えば謙虚になれる。人にも自分にも寛容になれる言葉。癖はやまいだれ+辟の形声文字。音符の辟(ヘキ)は、わきに寄るの意。体調が崩れてなる病気の意。転じてくせの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 8, 2014
■一長一短意味:短所も長所もあること。類語・関連語:一得一失。利害得失。Good points and bad points / adbantages and disadvantages/ strong points and shortcomings解説:長所ばかりの人、短所ばかりの人もいるだろう。けれども身近にいる人はみんな長所も短所も併せ持っている。長所をうまく伸ばして短所を表に出さないようにする努力が大事なんだ。短は矢+豆の会意文字。矢は大工がしらの象形の変形。豆はたかつきの象形。大工頭の下で働く、背丈の低い年少者の様子から、みじかいの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 7, 2014
■頭角を現す意味:学識・才能が人よりめだってすぐれる。類語・関連語:見頭角。Distinguish onself in / stand out as / cut a brilliant figure in解説:全体の中から一歩リードする、目立つと頭角を現すと評される。頭角を現すのは、事の始まりだ。その後どうなるのか。長い戦いになる。頭角は頭の先。頭は頁+豆の形声文字。頁はかしらの意。音符の豆は、台の部分が大きい昔のテーブル=たかつきの象形。角は中が空になっている固いつのの象形文字。つの・かどの意。現は王(玉)+見の形声文字。音符の見は、みえるの意。玉の光があらわれるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 6, 2014
■一日千秋意味:人や物事の到来を待ち焦がれる。類語・関連語:一日三秋。解説:あの人に会いたい、結果が知りたい、あれが欲しい、決着をつけたい、これを伝えたい、などなどの思いがある時はわずか一日二日でも長く感じられる。その感覚を強調して言葉にしたもの。一日が非常に長い時間に感じられる。でも一日三秋ではインパクトがイマイチ。だから333倍して先秋にしたのかも。三秋にしても千秋にしても待つ身は辛く、せつないわけで、三や千が大げさすぎるのは確かであるけれど、気持ちとしてはそれほどのものだということを言いたいわけだ。分かる人には伝わる表現になっている。千秋は非常に長い年月の意。秋は禾+火+龜の形声文字。音符の龜(キ、シュウ)は、かめの意。古代の占いは亀の甲に火を近づける方法だった。占い用の龜は秋季に捕獲された。また、秋は穀物の収穫期でもある。そこで禾を付してあきの意を表した。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 5, 2014
■大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず意味:強敵だからといってビビるな。弱い敵だといって軽く扱うな。類語・関連語:大敵を見ては欺き小敵を見ては畏れよ。解説:心意気と戦略的と両方の気分が入ったアドバイスの言葉。戦う前に敵が強いとか多いなど言うことにビビるな、という檄。弱そうな敵だからと思ってバカにしていると足もとをすくわれるぞという警戒警報。大敵は大勢の敵またはきわめて強い敵。小敵は少人数の敵または弱い敵。敵はとまた+左側の文字(音符のテキ)の形声文字。テキは中心に寄っていくの意。手向かっていく相手の意。恐は心+上の部分の文字(音符のキョウ)の形声文字。キョウは慎み深く工具ののみを手にする様子。慎み深い心、おそれの意。侮は人+毎の形声文字。音符の毎は暗いの意。暗くて視野にも入らない人、あなどるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 4, 2014
■吐哺握髪意味:優れた人材を求めるのに熱心なこと。類語・関連語: 握髪吐哺。吐哺捉髪。握髪。解説:出典は史記。周公旦が来客があると、食べかけたものを吐き、洗いかけた髪を握って出迎えたという故事。政局の当事者が政治に心を砕き、賢人の言葉を求めるためちょっとの間も惜しむこと。そこまでしなくても良いのでは、と思う。だからこそ、それほどまでに有益な言葉との出会いを第一に据えていた、ということだ。こういう人の前でボケたことは言えないな。でも訪問したのに少々の時間待たされるような場合より、ずっと迫力がある。おもてなし以前の待ちかまえ方だ。吐は口+土の形声文字。音符の土はつち、草木を吐きだす大地の意。口を付し、口から吐き出すの意。哺は口+甫の形声文字。音符の甫(ホ)は、敷き広げるの意。口の中に食物を含む・食うの意。握髪は、人材を求めることに熱心なことのたとえ。握は手+屋の形声文字。音符の屋は、人を柔らかく包み込む部屋の意。手の中に包み込む、にぎるの意。髪は髟(ヒョウ)+友の形声文字。音符の友(ハツ)は、取り除くの意。長く伸びるとはさみで取り除かねばならない髪の毛の意。髟は長+彡(サン)の会意文字。長は長いの意。彡は長く流れる髪の象形。髪が長く垂れるさま。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 3, 2014
■千里の道も一歩から意味:遠大な事業も手近いことから始まる。類語・関連語:千里の道も一歩より。千里の行(こう)も足下に始まる。解説:出典は老子。遠い旅路も足もとの一歩から始まる。目標をもって日々を送るとその目標を達成できる日が来る。目標を持たないとどうなるのだろう。それも生き方であるけど。そもそも、目標をもって生きるという考え方はいつごろからのものだろう。相当歴史がありそう。漫然と生きていてはいけないという戒めを感じる。千里は非常に遠い距離。千は人+一の会意文字。会意文字とは、六書のひとつで、いくつかの漢字を結合し、それらの意味を合わせて全体の字義を導き出す方法。人は多くのものの意。一はひとつ。この二つの漢字を合わせて数の1,000を意味する。里は田+土の会意文字。田は整理された生産地の象形。土は土地紙を祭るほこらの象形。この二つの漢字を合わせて田地、土地神のほこらのあるさとの意。里を音符にした理・裏などの形声文字には、整ったすじの意味が含まれる。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 2, 2014
■彫心鏤骨意味:苦心すること。詩文などを苦心して磨き上げること。類語・関連語:銘肌鏤骨。粉骨砕身。 Put one's heart and soul into / struggleover 解説:詩文を作るときに作者が苦労したと(本人や担当者が)いう時の表現。はだかの王様への道を直進することになりかねない。というわけで今日の言葉は、使われて目立つ場面がありそうなのに、なせか、なかった言葉。彫心は心に彫り刻むこと。心に染み込むほど苦心すること。その心意気が大事なんだな。彫は彡+周の形声文字。音符の周は、あまねく彫刻がほどこされているの意。飾りとしての彫刻が行き届いているの意。鏤骨は骨を刻むほど苦心すること。鏤は金+婁の形声文字。音符の婁(ロウ)は、加工した上に加工するの意。ちりばめるための鋼やちりばめるの意。骨は咼の下の口を取り去った文字(ほねの象形)+月(肉)の会意文字。肉体の核となるほねの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
March 1, 2014
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