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■高嶺の花意味:見るだけで手に入れることはできないもの。類語・関連語:One may look at a star, but not pull at it. / She is far beyond your reach. / She is not for the likes of you.解説:ある人にとっての高嶺の花は別の人にとっては別にどうでも良いものだったりする。あるものが高嶺かどうかはその人の主観による。ベンツのSLKとか私には高嶺の花なんだけど,そう思ってない人はたくさんいる。高嶺の花がたくさんあることが人にとって良い事かどうでもよいことか分からない。あれが欲しいと思う具体的なものがあって,その獲得のために頑張るのはエネルギーがあって良いことだと思う。でもSLKのために頑張るかというとそんな気はなかったりする。このあたりが自分のダメなところだ,ということがこの言葉で分かる。高嶺(高根)は高い峰,高い山。高は高大な門の上の高い楼の象形文字。嶺は山+領の形声文字。音符の領は統べるの意。多くの山々を締めくくる頂きの意。花は艸+化の形声文字。六朝時代の俗字。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 31, 2014
■四書五経意味:四書と五経。類語・関連語:the four Chinese classics and the five Chinese classics of Confucianism解説:人間の神経は緊張と弛緩の働きがある。両方があってバランスがとれる。四書五経は緊張型の働きをする(と思う)。中国の儒学の代表的古典。四書は大学・中庸,論語・孟子。四は甲骨文・金文は四本の横線の指事文字。篆文の四は口の中に歯や舌が見える形の象形文字でいきの意。4の意は借用。書は聿+者の形声文字。聿(イツ)はふでの意。音符の者は柴をかき集めた形の象形。事物を集めて書きつけるの意。五経は儒教の五つの経典。易経・書経・詩経・礼記(らいき)・春秋。経(經)は糸+右側の文字(音符のケイ)の形声文字。ケイは機織りの縦糸の象形。糸を付し縦糸の意を明らかにした。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 30, 2014
■大勇は勇ならず意味:勇気がある人は勇を見せたりしない。類語・関連語:大勇は怯なるが如し。大勇は闘わず。解説:そうであるものはそうと見えないというところが深い。紋切型の考え方であれば,勇気があるのは勇ましく活動することであり,卑怯なのは行動しないことであると割り切ろうとする。しかしここでは本当に勇気がある人はそのようには見えないと言っている。蛮勇ではないと言っている。見極めることの難しさを示す言葉。大勇は,真の勇気。勇気は物に恐れない気概。勇は力+甬の形声文字。音符の甬(ヨウ)は,重い鐘の象形。重い物を持ち上げる気力の意。たけだけしい,いさましいの意。気は气+米の形声文字。音符の气(キ)はわきあがる上昇気流の意。米は米粒のように小さいものの意。雲気・水蒸気の意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 29, 2014
■壺中之天意味:別世界。類語・関連語:一壺之天(いっこのてん)。壺中天地(こちゅうてんち)。 解説:飲み屋でこの四文字熟語を冠した店に行ったことがある。呑んで別世界を味わうというコンセプトだろう。別世界になったかどうか忘れた。壺中之天とは,現実は厳しくても別の世界を持っていることの素晴らしさを言うのだろうか。別世界で心身を回復して現実で戦うというなら理想的だ。だが,あまりに凄い別世界を知ったらどっぷりそちらにハマり,もう戻って来れないかも知れない。それも怖い気もする。この言葉の出所は後漢書。費長房(ひちょうぼう)という役人が薬売りの老翁と一緒に壺の中に入って別世界を楽しんだという話。その老齢の薬売りは夜になると壺の中に入る。それを偶然目撃した費長房がその薬売りに頼んで壺の中に入ったところ,御殿があり,贅沢なご馳走が並ぶ別世界であったという話。酒を飲んで俗世を忘れることの意でも使われる。壺は蓋付きのつぼの象形文字。天は人の頭部を大きく強調し,うえ・いただき・そらの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 28, 2014
■千石万石も米五合意味:富める者も一日に食べる米はふつうの人と変わらない。類語・関連語:起きて半畳寝て一畳。千万石も飯一杯。解説:一日に米を五合食べるのは相当なものだ。昔の人は米をよく食っていたのだろう。宮澤賢治はアメニモマケズで「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ」と言っている。私は一度に五合の玄米を炊くと2,3週間持つ。昔の人と現代のへたれではパワーが違う。1石は180リットル。1合は180cc。合は人の下に一がつく字(シュウ)+口の会意文字。シュウはおおい・ふたの象形文字。口は容器の象形。容器に蓋をする,あわせるの意。米は象形文字。甲骨文では横線と六つの点からなる。横線が穀物の穂の枝の部分を表し,点は実を示す。迷や謎は「とまどうほど多くの粒」の意を共有する(新漢語林)。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 27, 2014
■五臓六腑意味:腹の中。類語・関連語: the internal organs and the bowels解説:一杯目の酒が五臓六腑に沁みわたる,という表現が自分的には一番フィットする。一杯目で止めておけばよいのだ。漢方では五臓と六腑のこと。五臓は心臓,肝臓,脾臓,肺,腎臓。六腑は大腸,小腸,胃,胆,膀胱,三焦(漢方独自の抽象概念)。五は指事文字。二は天地,メ(ゴ)は交差の意。天地の間で作用する五つの元素(水金火木土)の意。臓は月(肉)+蔵の形声文字。音符の蔵は隠してしまうの意。身体の内部に隠されている器官の意。六は家屋の形の象形文字。6の意は転用。腑ははらわた。月(肉)+府の形声文字。音符の府は物をしまいこむ倉の意。内臓をしまいこむ部分の意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 26, 2014
■寸鉄人を刺す意味:警句などで人の急所を衝く。類語・関連語:The tongue is not steal, yet it cuts. / biting / stingling / cutting / 寸鉄人を殺す。解説:従来の解釈は短い言葉で相手の急所をつく,という意味だ。ここでは,だから気を付けるべきであるという戒めの言葉として解釈したい。寸鉄を持つと使いたくなる,それは気をつけないと人を傷つけることになる。だから,言葉には注意しようということ。寸鉄は小さい刃物・武器,短くて人の胸をつ語句。寸は指事語。右手の手首に親指をあて,脈をはかるさまから,はかるの意。親指ほどの長さ,一尺の十分の一の単位(3.3センチ)。鉄(鐵・鐡)は金+右側の文字(音符のテツ)の形声文字。テツは大きな戈(ほこ)の意。常用漢字の鉄は古字の銕の俗に使われたもの。刺は刀+朿の形声文字。音符の朿(シ)はとげの意。刀でとげのようにさすの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 25, 2014
■虎視眈々意味:機会を狙って様子を窺う。類語・関連語: with a vigilant eye / vigilantly / wach eagerly /解説:やる気の状態を描いた言葉だ。こういうまなざしを持たなければいかんな。どんより思考停止,悲観的,内向き,ゆでガエルになっているわけにはいかない。ボーっとしていたら機会が来ても気が付かない。虎視眈々と狙っていればチャンスの前髪を掴むことだってできるだろう。出典は易経。虎が獲物を狙って目を見張っているさま。虎視は虎のような鋭い目で見回す。機会を狙って様子をうかがう。雄大な志を抱いて静かに情勢を窺う。虎はとらの象形。視は見+示の形声文字。音符の示はゆびさすの意。一点に視線を集中させてみるの意。眈々は虎が眼を鋭く注視するさま。野心を以って機会をねらう意。耽は目+右側の文字(音符のイン)の形声文字。インはしずむ・熱中するの意。目を付し,熱中してみる,みつめるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 24, 2014
■雀の千声 鶴の一声意味:つまらぬ者の千言より,優れた人の一言がまさっている。類語・関連語:禽鳥百を数うると雖も,一鶴に如かず(きんちょうひゃくをかぞうるといえどもいっかくにしかず)。解説:ああでもないこうでもないと言い続けて結論が見えないのが雀千羽の発言。鶴はポイントを押さえた短い言葉で人の心をつかむ。無駄口はやめて意味のあることを喋れるような人になりたいものだ。雀は隹+小の会意文字。小さい鳥,すずめの意。声は篆文は耳+(声+殳)の形声文字。音符の(声+殳)ケイは,古代の中国の楽器。耳に達する高い音・こえの意。鶴は鳥+寉の形声文字。音符の寉(カク)は,高く至るの意。天に至る鳥,つるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 23, 2014
■槿花一朝意味:人の世のはかなさ。類語・関連語: 槿花一朝の栄。 槿花一朝の夢。槿花一日。解説:論文は,はじめ・なか・おわりの構造。身も蓋もない。人生は生まれ,生き,死ぬ。同じであれば論文も人生も・・・。この感慨を別の表現で言うと槿花一朝と美しい言葉になる。白居易の詩「松樹千年終に是れ朽ち,槿花一日自ずから栄を為す」より。槿花はむくげの花。朝顔の花。朝開き,夕にはしぼむとこ.ろから,はなかい栄華のたとえ。槿は木+菫の形声文字。菫はスミレ。一朝はわずかの間の意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 22, 2014
■小人閑居して不善を為す意味:器量の小さい人物は暇だと良くないことをする。類語・関連語:The devil finds work for idle hands. / Idleness is the roof of all evil. / Doing nothing is doing ill.解説:暇な時間があるとよろしくないことをするのが小人なのだ。だから,することが多くて少しは暇が欲しいくらいの状態が良いのだ。目標に向かって前進あるのみって時は小人もするべきことをするので精一杯。目標を達成した後になるととりあえずすることがなくなると小人はYouTubeをだらだら見て何もしないとか非生産的な時間の使い方になる。いかん,いかん,自分にぴったり当てはまるではないか。いかん,いかん。小人は徳や器量のない人。小はちいさな点の象形文字。人は横からみたひとの象形文字。閑居はひまでいること。閑は門+木の会意文字。門の間に木を置き,他からの侵入を防ぐ,しきりの意。居は尸+古の形声文字。尸は腰かける人の象形。音符の古は固=しっかりするの意。しっかりすわる=いるの意。不善はよくないこと。不は花のめしべの象形ではなぶさの意。否定の意は転用。善は(言+言)+羊の会意文字。(言+言)は原告と被告の発言。羊を神の生贄として両者がよい結論を求めるさま。よいの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 21, 2014
■金甌無欠意味:国家が独立強固で外国の侵略を受けたことがない。類語・関連語: 完全無欠。完全無比。十全十美。flawless / absolutely perfect解説:中国・南史「武帝曰く,我が国家は猶(なお)金甌の一傷として欠くる無きが若(ごと)し」より。傷一つない金のかめのように完全で欠点がない。パーフェクト。金甌無欠なものなどこの世にないと考えるか,たくさんあるよと考えるか,世界観というか人生観の違いが出てきそうな言葉。金甌無欠が目的になったらちょっとまずい感じがする。かといって手段でもない。手に取ってみたらこれは金甌無欠ではありませんか,というような使い方が平穏である。金甌無欠なシステムを目指すとか言われると,息苦しさが出て来そうだ。だいたい外の世界はこちらの事情とは関係なしに変化するので,いくら金甌無欠を誇っても,すぐ対応できなくなる。不完全でも現状に適用できるもののほうが実用的だ。甌(オウ)は瓦+區の形声文字。小さいわん。無欠は欠けたところがないこと。無は舞の仮借文字。もとは人が舞う姿の象形文字でまいの意。ないの意味に使われた。欠は缶+夬の形声文字。缶はかめ。音符の夬(カイ)はえぐるの意。かめの一部がえぐられかけるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 20, 2014
■自分の頭の蠅を追え意味:人におせっかいする前に自分の始末をせよ。類語・関連語:人のふり見てわがふり直せ。他山の石。解説:人のことを云々いえるような状態でないのに,自分のことを棚に上げて人のことに口をはさむアホに投げかける言葉。考えてみれば親切な言葉である。人にあれこれと分かったようなことを言うまいと思う。蠅は黽+虫の会意文字。黽(メン)は腹の大きい蛙の意。腹の大きい昆虫の意。追はしんにょう+右の上の文字(タイ)の会意文字。タイは神に供える肉の象形。肉を供えて祈り,祖先をしたうの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 19, 2014
■拱手傍観意味:事が起こっているにもかかわらず手をこまねいて見ているだけで何もしない。類語・関連語:隔岸観火(かくがんかんか)。袖手(しゅうしゅ)傍観。冷眼傍観。Merely watch / stand by idly and watch 解説:そこで起こっていることに対して関わりを持たないようにしながらもしっかり見ている様子を言うことば。かたわらでぼんやり見ているのではなく,興味関心を持って目を見開いて見ている。観の字が,どのようにみているかを示している。だからこの言葉を使う時は,関わりを持つべき人間が,関わりを持とうとせず,しかし,しっかりと見ているという態度に対する批判を込めて使う。自分に向けられると厳しい言葉。気にはしている,しかし,関わりを持つかというと面倒くさくてそれはしないということが多いから。自分のことを棚に上げれば,使える言葉である。拱手は手を組んで何もせずにいること。拱は手+共の形声文字。音符の共はともにするの意。両手を一緒にする,こまねくの意。手は五本の指のあるての象形。傍観はそのことに関わらないで見ていること。傍は人+旁の形声文字。音符の旁(ボウ)はかたわら,よりそうの意。観は見+左側の文字(音符のカン)の形声文字。カンは目の周囲の赤いこうのとりの象形。こうのとりのように目を大きく見開いてよく見るの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 18, 2014
■鹿を指して馬と為す意味:間違ったことを強引に押し通す。類語・関連語:馬を鹿。鷺を烏と言いくろむ。這っても黒豆。雪を墨。白を黒。解説:もとは史記。丞相が自らの権勢を試すため皇帝に鹿を献上し,それを馬と言って押し通した。人を試す目的で故意に誤りを言うことから,人を欺き愚弄する意。こういう歪んだ権力者の下でいやそれは違いますという人がいたら,その人もどうかしている。どうかしているものにまともに対応しようとするのはどうかしている。という考え方が一つ。もう一つは,間違ったことをわざと言っている意図は権勢を試すためなのだから,それに応えなくちゃということで反対しないことが正しい。という考え方。まだほかにも考え方はありそう。でも本当にこれは鹿じゃなくて馬かも知れないと思うことだってありえないとは言えない。思ったより難しい問題かも知れない。鹿は角のある雄しかの象形。指は手+旨の形声文字。音符の旨はうまいの意。うまい物に食指が動くさまから,ゆび・ゆびさすの意。馬はうまの象形。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 17, 2014
■机上之論意味:机上で考えただけで実際には役に立たない案や意見。類語・関連語:机上の空論。空理空論。An armchair theory / an impracticable theory / a desk plan解説:現場の声や経験が入ると机上の空論だと言って片づけられなくて済むのに,その労を省いて絵に描いた餅のようなプランがある。現場の知がないプランは,たとえばビジネスプランコンテストなど競い合う場面になると現場の知を取り入れたプランに比べて明らかに弱い。だのになぜ後を絶たないのだろうか。たぶん現場に行くのが面倒くさい,現場の声を聞くと思い描いた仮説がそのまま通用しないだろうと予想がつく,現場を知ったところで全体を理解できるわけではないと思って省く,など理由をつける。机上の論から出発するのは全然OKなんだけど,最後まで現場知らずでは,現場に持って行ったとき使えないプランになっているリスクが大。そんなことなら,現場(と近いものでも良い)とすり合わせながらプランを考えるほうがよほど時間と労力の節約になる。効果も出る。今日の言葉は,プランを立てる時は労を惜しんではいけないということを教える言葉。机上は机の上。机は木+几の形声文字。音符の几(キ)はつくえの意。木を付して意味をはっきりさせた。上はうえの意の指事文字。論は言+侖の形声文字。音符の侖(リン)は筋道を立てるの意。言を付して筋道を立てて述べるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 16, 2014
■三拍子揃う意味:完成に必要な条件が備わっている。類語・関連語:ideal / all-round 。解説:この言葉は,例えば「この曲は三拍子とか四拍子だよ」という意味での三拍子,つまり音楽演奏上の約束事を示す用語とは異なる意味あい。成功の三要素は運根鈍とか,相撲の三要素は心技体とか,野球の三技能は走・攻・守だとか,教育の三要素は読み書きそろばんとか(古くは),価値とは真善美であるとか,三次元で位置を特定するにはxyzの位置が必要とか,処世術は見ざる言わざる聞かざるだとか,選挙に必要なのは地盤・看板・カバンだとか,粋に必要なのは・・・などなどの三要素の話をリズムよく表現したもの。必要な要件が揃うという意味。三拍子は,小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ,おおかわ)・太鼓(たいこ)という三種類の楽器(打楽器,ドラム)で拍子を取るの意。三は三本の横線で数のみっつの意を表す指事文字。拍子は能の伴奏楽器。拍は手+百の形声文字。音符の百は手のひらを打つ音の擬声語。拍は俗字。子は頭部が大きい乳児の象形文字。揃は手+前の形声文字。音符の前(セン)は剪の原字。手を付して切るの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 15, 2014
■頑迷固陋意味:自分の考えや古い習慣にかたくなに執着し,新しい時代に合った判断ができない。類語・関連語:a bigot / a bigoted person / a pigheaded person / narrow-minded / 狷介固陋。墨守成規。解説:昔はこの文字を見たときは自分とは全く違う世界の人たちのための言葉と思っていた。ところが時がたつこと数十年。今。この傾向が出てきましたな。年を取って体.の関節が固くなると共に頭も心も固くなっているのだ。体と心などと分けずに一言でいえば,身が固くなって来ている。放置するのはまずい。何とかせねば。と思うばかりで何もしないので進むんだな,これが。首でも回しておこう。頑迷は頑なで正しい判断ができないこと。頑は頁+元の形声文字。音符の元(ゲン)はめぐるの意。考えがある一つの事だけを巡ってこだわる・かたくなの意。迷はしんにょう+米の形声文字。音符の米は,多くのものの意。道が多すぎてまようの意。固陋は見方が狭くて頑なであること。古いことに執着し新しいものを嫌うこと。固は囗+古の形声文字。囗は城郭の囲いの意。音符の古はかたいの意。城郭の堅い守りの意。陋はおおざと+右側の文字(音符のロウ)の形声文字。ロウはせまいの意。山間の狭い所の意。
July 14, 2014
■去る者は追わず意味:去っていく者は引き止めない。類語・関連語:来る者は拒まず,去る者は追わず。解説:自分が去る者だったら,追われないのがちょっと寂しい時はあるかも知れない。人と場合によって追わないのが良いのか追うのが良いのか難しいこともあるだろう。去るちゅうのだから黙って去らせるのが良いのだ。来るちゅうのだから迎えれば良いのだ。対人法のひとつ。去は大+ムの会意文字。大は人の象形。ムは甲骨文では口で祈りの言葉の意。祈って人についた穢れを除く。者は金文では柴を積んで火をたく形の象形。煮るの原字。ものの意は転用。追はしんにょう+右側の文字(タイ)の会意文字。タイは神に供える肉の象形文字。肉を供えて祭り,祖先をしたうの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 13, 2014
■外交辞令意味:口先だけのお世辞。類語・関連語:社交辞令。美辞麗句。巧言令色。Diplomatic language解説:口先だけのお世辞が外交辞令であるならば,聞く者に警戒心を抱かせる外交上の言葉は何と言うのだろうか。お世辞抜き辞令? 国と国,人と人の付き合いでの外交辞令は潤滑油に相当する。人は感情の動物だから,外交辞令抜きで論理と主張だけの交渉だとうまくいくものもうまくいかなくなるのではなかろうか。気持ちの良い言葉を聞かされた時,聞く側がこれは外交辞令だと分かれば良い。分かっても悪い気分にはならないから。外交辞令を嫌う人もいるのでオールマイティに強い方法だとは言えないにしろ。外交は外部・他人との交際交渉。外は卜+夕(月)の形声文字。音符の夕は月の変形。かきとるの意。占いのため亀の甲から肉をかきとる,はずす,そとの意。交は人が脛を組む象形。辞令はことばづかい,言い回し。辞は舌+辛の会意文字。舌は糸に上下から手をかけて乱れないよう整える姿の象形。辛は針の象形で罪の意。罪びとを責めるの意。令は人の文字の下に一がある文字(シュウ)+卩(セツ)の会意文字。シュウは集めるの意。卩は人がひざまづく姿の象形文字。人がひざまづいて真意を聞くさま。いいつけるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 12, 2014
■好事魔多し意味:うまくいきそうなときにはとかく邪魔が入りやすい。類語・関連語:月に叢雲,花に嵐。Good luck comes by cuffing. / Shadows usually accompany light. / Happy events tend to be accompained by problems.解説:昔から良い事があるときは凶事もあることを警戒し,物事の最後でどんでん返しが来ないよう九仞一簣と戒めていたのだ。好事で油断し心に隙ができるのを戒める言葉。特に良い事人がうらやましがるような良い事があるときは特に用心するべきだとしてこういう言葉が用意されたのだ。人間の英知。この言葉と反対の凶事吉多しというような言葉があっても良いはずなのに,それはない。いかに好事を続け,吉事を避けるかが,古来から心ある人の関心事であったのだ。月が欠けることはないと言った強気な人もいたけど,それでも驕れる平家久しからずという結果になった。良い時には気をつけ,悪い時には良い時が来るまで待つ。これしかない。好事はよいこと。好は女+子の会意文字。母親が子を抱くさまから,このましい,うつくしいの意。事は神への祈りの言葉を書きつけ,木の枝などに結びつけた札を手にした形の象形。魔は鬼+麻の形声文字。音符の麻は梵語のmaraの音訳。maraは修行の邪魔をする悪い鬼。人を惑わせるおにの意。多は夕+夕の会意文字。夕は肉の象形あるいは夕べの半月の象形。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 11, 2014
■一心同体意味:別々の人が心も体も一つのように強固に結合すること。類語・関連語:be one in body and mind / be one in body and spirit / be completely absorbed 異心同体。寸歩不離。解説:組織で物事を成功させるには一心同体になって事に当たることがとても大事だ,とこの文字を見て感じた。人の心がバラバラで良い仕事ができるだろうか。システムが出来ていれば人の気持ちがバラバラでも良い仕事ができるものだろうか。ある程度は出来てもそれから先の行き届き方に差が出るのではないか。その差がとても大事な人の心のあり方を示すのではないか。マネジメントは人の心を一心同体にすることではないか。そんなことを考えさせる言葉だ。一心は心を一つに集中すること。心を合わせること。心を一致させること。心は心臓の象形文字。同体は一体になること。同は上下二つの筒が合う象形文字。体(體)は骨+豊の形声文字。音符の豊(レイ,テイ(は多くのものが密度高く集まるの意。多くの骨からなるからだの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 10, 2014
■九仞の功を一簣に虧く意味:あと一歩という最後のところで油断したため不首尾に終わること。類語・関連語:百日の説法屁一つ。草履履き際で仕損じる。磯際で船を破る。杯と唇の間で取り落とす。解説:昨日の四文字熟語「一簣之功」と同じことを言っている言葉。要するに物事には始めと終わりがある。終わる前から手を抜かず気を抜かず,最後の最後まできちっとやり遂げなければ完成しない。仞は中国周の時代の長さの単位。仞は人+刃の形声文字。音符の刃(ジン)はやいばの意。高さを測るとき,右手を上に,左手を下に伸ばしてちょうど方のやいばを立てたような形になるところから,高さ・深さを測る単位の意。七尺。約210センチ。虧は右側の文字(ウ,千の原字)と右側の文字(音符のコ)の形声文字。ウの字は削るための刃物の象形。音符のコの字は欠けるの意。刃物で減らす,損なうの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 9, 2014
■一簣之功意味:最後のちょっとした骨折り。類語・関連語:九仞之功。九仞の功を一簣に欠く。画竜点睛を欠く。油断大敵。解説:最後の詰めがゆるいとせっかくの活動が成就しない。最後はゴールを突き抜けるくらいの気迫で追い込みをかけないと成功しないというアドバイス。ひとまとまりの仕事を成し遂げたければ最後まで気を抜くな,である。特に人との競争の時はゴールするまで絶対に力を抜いてはいけない。山を為(つく)ること九仞にして功を一簣に虧(か)く。九仞の山を築くのに,最後の一杯の簣の土を欠いても完成しない。事が今にも成就しようとして最後のわずかな油断のために失敗するたとえ。簣はもっこ。竹かご。土・草・野菜などの運搬用具。竹+貴の形声文字。音符の貴は,両手で物を送る象形。竹で編んだもっこの意。功は刀+工の形声文字。音符の工は工作するの意。しごと・いさおの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 8, 2014
■吉事門を出でず意味:善行は人に知れ渡らない。類語・関連語:悪事千里を走る。解説:ちょっと不可解な言葉に見えて,そうかも知れないなと思わせる,ワンクッションあるというか奥行のある言葉。良い事がなぜ広まらないのか,良い事だから広まるはずではないか,と思うのがそもそも思い込みかも知れない。だから顧客満足を目指していれば万来の客が期待できるかというと,すぐには難しいことがある。行動と結果の間に時間がかかる。しかし,蓄積することで力になる。そのように解釈すると良い。悪評が立つのは早い。だが好評を獲得して維持するにまでは時間がかかるものだ。吉事は縁起の良いこと。よろこびごと。吉は士+口の会意文字。士は甲骨文・金文では,斧などの刃物の象形。口はめでたいことを祈る言葉の意。のりとの上にその内容を確保するための刃物をまじないとして置くさまから,めでたいの意。事は神への祈りの言葉をかきつけ,木の枝などに結びつけた札を手にした形。祭事に携わる人のさまから,仕事・つかえるの意。門は左右両開きになる戸の象形文字。出は足(止)が窪み(凵)から出る象形文字。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 7, 2014
■一粒万倍意味:少しのものが増えて多くの数になる。類語・関連語:解説:稲のように,種籾が多くの米になる。少しだからといって粗末にはできない。飢えて種籾まで食べてしまうような飢饉は種籾の重要性を熟知している農家にとっては絶望的な選択だったことだろう。可能性は小さなことに宿っていることを教える言葉。粒は米+立の形声文字。音符の立はたつの意。粉と違って一つ一つが独立した形を持つ,つぶの意。万は萬の略字。萬はさそりの象形。数字の10000に万をあてるのは借用。倍は人+右側の文字の形声文字(音符のホウ)の形声文字。ホウ(ハイ,トウ)は背を向けるの意。文字に背を向けて読む,暗唱の意。背を向けて二つに離れ,二倍になるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 6, 2014
■雉も鳴かずば打たれまい意味:無用のことを言わなければ禍を招かないで済む。類語・関連語:口は災いの門。鳴く虫は捉えられる。Never rode, never fall.(馬に乗らずば落馬なし)解説:ものは言わぬが花ということ。雉は隹+矢の形声文字。音符の矢は甲骨文では夷で,いぐるみの象形。いぐるみで鳥を捕るさまから,傷付けずに殺すの意。そのようにして捕る鳥,キジの意。鳴は口+鳥の会意文字。おんどりが時を告げる意。打は手+丁の形声文字。音符の丁はくぎの象形。くぎを手にして打つの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 5, 2014
■一言半句意味:ちょっとした言葉。類語・関連語:片言隻句(へんげんせっく)。一言半辞。A single word解説:一言半句も~ない,という使い方をする。「一言半句も聞き逃さないようにする」などのように。一言半句も無駄無益無用な言葉を発しない人になりたい。一言はひとこと。言は辛+口の会意文字。辛は取っ手のある刃物の象形。口は誓いの文書の意。もし不信があるときには罪に服することを前提としたちかい・つつしんでいうの意。半句はちょっとした言葉。半は八+牛の会意文字。八は分けるの意。牛はウシの象形。牛を二つに分けるの意。句は口+勹の形声文字。音符の勹(ホウ)は,区切るの意。言葉を区切るの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 4, 2014
■奇貨居くべし意味:得難い機会だからうまく利用する。類語・関連語:好機逃すべからず。解説:呂不韋(りょふい)というBC200年以上前の中国の豪商。この人が「奇貨居くべし」といって秦の始皇帝の父となる人物を援助したという話が起源。後に始皇帝に罰せられて自殺。良いんだか悪いんだか。やっぱりあまり良い結果ではないのではないか。ということは金があるからといって奇貨(変わった人)を置くのは考えものだ。珍しい品物だから今買っておいて後で利益を得る意。先物買いとか投資とかそういったことなのだろう。金銭的に余裕がないとできない話。奇貨は,珍しい財貨。うまい金儲け。奇は大+可の形声文字。大は両手両足を広げて立つ人の象形。音符の可はかぎ型い曲がるの意。変わっている人の意。貨は化+貝の形声文字。音符の化はかわるの意。他の品物と相互に替えあうことができる財貨の意。居は尸+古の形声文字。尸は腰かける人の象形。音符の古は,しっかりするの意。しっかり座る,いるの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 3, 2014
■反面教師意味:悪い見本となることや人。類語・関連語:a negative exemplum / a person who is an example to young people of what they should not be解説:広辞苑によれば第二次大戦後に中国から来た言葉とのこと。ということは歴史的にはまだ新しいと言える言葉。ゴミやタバコのポイ捨てなどは良い子にとっての反面教師。反面は反対の面から見て。反は又+厂の会意文字。又は手の象形。厂はがけの象形。のしかいえかる岩のような重圧を手で覆すの意。面は指事文字。人の頭部の象形(「百」の日の部分が目になった)文字に,顔の輪郭を示す口を付し,人の顔の意。教師は学術・技芸を伝授する人,公認された資格をもって児童・生徒・学生を教育する教員。教は攵(攴)+孝の形声文字。音符の孝(キョウ)は教える者と習う若者との交わりの意。ならう・おしえるの意。攵は鞭うつの意。スパルタ教育。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 2, 2014
■株を守りて兎を待つ意味:一度の棚ぼた成功の再来を本来の仕事をやめて期待する愚。類語・関連語:柳の下の泥鰌。剣を落として舟を刻む。琴柱に膠す。能無しの能一つ。解説:あり得ない話だけど,走っていた兎が切り株にぶつかって死んだ。農夫がそれを見て楽して兎が手に入ると思い,以来,切り株の見張り番になったという話。韓非子。こげなバカがおるんかと思うんだけど,おるのかも知れない。自分かも知れないところが怖い。株は木+朱の形声文字。音符の朱は木の切り口が赤いの意。守は宀+寸(手)の形声文字。音符の寸は手の意。宮殿などを手で守るの意。兎はうさぎの象形。待は彳+寺の形声文字。音符の寺は止まるの意。彳(テキ)は歩行の意。歩行をやめてとどまる,まつの意。◆出典 日向一雅監修『「ことわざ」新辞典』2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編『四字熟語辞典』2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。
July 1, 2014
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