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前回、望遠鏡Vixen SD81sを使ったM42のASILiveによるライブスタックの結果を報告しましたが、ではカメラレンズを使ったらどういう像を結ぶのだろうか。そんな疑問を明らかにするために、天体を始めた時に購入したTamron SP 150-600mm G2 ズームレンズを使ってASILiveによるM42のライブスタックを行ってみました。 Tamron SP 150-600mm G2でのライブスタック機材【写真クリックで拡大】 結果は、ズームレンズを使ってもアポクロマート鏡筒と同様の画像が得られることがわかりました。 今回のライブスタックの模様を動画にもまとめました。下の写真をクリックするとYouTubeへ飛びます。 Tamron 150-600mmのライブスタック動画【画像クリックで動画が開きます】 今回、動画を編集する際、Tamronのズームレンズが真っ黒で、動画が冴えないということで、背景を透明にして、別の背景と合成するクロマキーに挑戦してみました。クロマキーを実行するには、青あるいは緑をバックにした動画が必要ということなので、下の写真のように緑色の布をバックにして撮影をしてみました。布にシワが入っていたためクロマキーが中途半端におわり、鮮明なクロマキー動画が得られませんでした。 クロマキー動画の撮影風景 ライブスタックの方法と機材は下記のとおりです。ライブスタックはASIStudioの中にあるASILiveを使ってWin10上でおこないました。フォーカスのためのシリウスの導入、撮影対象のM42の導入は、ASiAir の Plate Solving を使って行いました。 Tamron ズームレンズは、600mmで、マウントはAZ-GTiマウントとEQM35 Proとの両方を使ってノータッチガイドで行いました。 ライブスタックの機材と方法 前回ライブスタックを行った際、光害カットフィルターの効果が高かったので、急遽31.7㎜のフィルターを購入し、CMOSカメラにM42-M31.7アダプターディスクを使って装着しました。 フィルターアダプターとフィルター 今回は、画角を自由に変えられる回転装置を付いていません。フィルターを装着したため回転アダプターが取り付けられなくなったからです。しかし、ズームレンズに標準で付属している三脚座(鏡筒バンドに相当するもの)は、ネジを緩めると簡単に回転できることがわかり、この機能を使うことにしました。 CMOSカメラへのフィルターの装着 ライブスタックを実行する前に、フォーカスを合わせるためにラフなフォーカスの下にシリウスへ GoTo & Plate Solving を ASiAir で実行しました。 フォーカスのためにASiAirのPlate Solvingで導入したシリウス 年の初めに多産したバーティノフマスクが登場しました。 バーティノフマスクをしたTamronズームレンズ それぞれの鏡筒に応じたバーティノフマスクを準備しておくと、暗いところでの装着は楽ちんです。これだけマスクが重宝するとは、作成時には思いもよりませんでした。 フォーカスが合ったスパイク像 次に、ライブスタック対象のM42の導入です。いとも簡単にASiAirにてど真ん中に導入できました。導入できたら ASiAir から ASI294MC Pro のUSBケーブルを抜き、Win10 のPCのUSB端子に挿入します。ここから、Win10上の ASIStudio の ASILiveを 開きます。 このようにして、ASiair Proがなくとも、旧型のASiAirでもライブスタックが出来ます。ただ、一度ASiAirからメインカメラのUSB端子を抜くと、再挿入しも再接続はできません。ASiAirの再起動が必要となるからです。それを避けるためには、あらかじめメインカメラを2台分用意しておき、ASILiveへ切り替える際にメインカメラをダミーに切り替えておく手法を取ることができます。ASiAir Proも持ち合わせてはいますが、ライブスタックの画面が見易くないので、もっぱらASILiveを使っています。 ASiAirのPlate Solvingで導入されたM42 やっとライブスタックの開始です。まずは、5秒露出でのスタッキングです。明るさやコントラストを適当に調整して、ライブスタックの開始です。 5秒露出のライブスタック 次に、10秒露出でのライブスタックです。5秒露出の時よりも星雲像がより明確になりました。10秒露出の上は、30秒になりますので、これ以上はやめました。 10秒露出のライブスタック 10秒露出でスタックされた自動保存されたFitsファイルをASIStudioの中にあるASIFitsViewを使って画像調整した画像が下の写真です。 自動保存された10秒露出のスタック画像 カメラレンズでもアポクロマートの鏡筒と同様なM42の画像が得られることがわかりました。 露出時間の違いによる自動保存Fitsファイルの比較をおこなったのが、下の写真です。 露出時間によるスタック画像比較 Vixen SD81sとの比較が下の写真です。 TamronズームレンズとSD81sの画像比較 星を点像にする比較ではないので、当然とは言え、カメラズームレンズでライブスタックが出来ることがわかりましたので、今後はオートガイドの下で長時間露出ライブスタックに挑戦する予定です。
April 14, 2021
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2021年4月10日、快晴の澄んだ青空。まだ八重桜は早いかなと思いながら、恒例の八重桜見物に、つくば市の高崎の森に出かけました。毎度、芝桜と唐カエデがお出迎えです。 芝桜がお出迎え【写真クリックで拡大】 芝桜は、年々縮小して行っています。スギナの侵食に管理者が追い着いて行けないようです。その変わり、新芽がきれいな唐カエデが大きくなっています。 真っ白な唐カエデの幼葉 八重桜は絶妙のタイミングでした。満開寸前の絶好の八重桜でした。 八重桜1 徐々に近づいてゆきます。 八重桜2 好物の桜餅がぶら下がっているようにも見えます。 八重桜3 八重桜4 最接近の牡丹桜です。 八重桜5(最接近) 八重桜の木の下で昼食。恒例の絶品の「牡丹餅」も食べました。 近くでタケノコを販売していました。趣味で古民家を買い取られた家主が竹藪まで案内され、目の前でタケノコを掘って下さいました。例年より、2週間早いとのことでした。 掘りたてのタケノコ 竹林には定番のウラシマソウも生えていました。いつ見ても薄気味悪さを感じる植物です。 テンションを低下させるウラシマソウ
April 11, 2021
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