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個人的には、誤差の内だ。後からチャートを見れば底がわかるが買う時にはわからない。だから、ほとんどリバウンドできていない。ちなみに2012年購入銘柄は、58%だ。2011年は、循環的な利食いで2012年より悪い。2010年馬鹿上げ銘柄が、1/3~1/5になった話は以前もしたが、だから株価は循環する水ものだ。要するに今年下げた銘柄は、まだまだ買えるという事だ。何度も言ったが、今年は金鉱・石炭・小売りとかなり幹株が凹んだ、枝葉のようなリバウンドは期待できないが、これらは持っていて安心感が出る。私は利益調整で大方持ち換えた。あの時、パラを持ち換えなかったのは失敗だったが、昨日持ち換えた。春前にかなり高値で持たないリスクと思ったのにほとんどチャラだから、これもバブリーだ。上げ過ぎた金銀とは対照的だ。このDecade前半、金は3000円、銀は30円、プラチナは5000円だった。要するに金銀は上にあり、プラチナはまだ下にある。まあ生活実感程度の話だが。天然ガス関連が、2011年から馬鹿上げであまり買えていない。中国の天然ガスはCNPCの独占で輸入は逆ザヤで、ミャンマーパイプラインが開通し、ロシアとも購入契約が終わったそうだが、株価がどうなるのか?全く見えない。公害対策で天然ガス化を進めようにも現在は供給がショートしてしまっているそうだ。コモディティの常でいずれ供給過剰になるだろうが、まあよくわからないものは買わない。ただ、このセクターが薄いので気にはなっている。今年は昨日までに新規に63銘柄買った、持ち換え以外もちょっと幹っぽいので来年末58%という事はないだろうが、βが低いとスタビリティが増す。実際2011年は枝葉が多過ぎてβが大きくなり過ぎてしまったし、ババも少なくなかった。まあ、今何の事かわからなくても買い進んで行けばしぜんにわかって来る。何でもかんでも持っていて面白くないだろうと皮肉を言う友人が居るが、私は面白くてやっているのではない。株による資産形成もバフェットさんのような天才の特技ではなく、不動産投資同様にある程度の知能があれば構築できる構造だという事の実績を築いている。私は昔から標準化のマニュアル魔だ。商品の持ち換えも終わって本当に今年はほとんど終わった。後は株と商品をもうちょっと買い増すつもりだが、先日も言ったように1月に鎌首を持ち上げる事に期待したい。
Oct 30, 2013
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じゃあ来年はどうか?パターンから見ると同じような動きが期待できそうだ。なぜならば前年の年央に一度大きく下げリバウンド過程という所が似ているからだ。それに来年は、流動性相場が続きそうだと皆思っているだろうし。現在は、色々な所が決算で利益出しをしなければいけないからどうしても売られてしまうが、その割にはもっている方だろう。例年よりは売りの吸収力が強いような気がする訳だが、要は売りが出なくなったらどうなるかだ。何度か言ったように、来年は大きく伸びると予想している。まあその分以上か以下かわからないが、再来年辺りで大きく下げるだろう。デイトレをやっている訳ではないので突き詰めればどうでも良いのだが、キャッシュポジションの関連でシナリオは必要だ。最近の香港市場は、安いボロ株が拾われているような印象を受ける、デイリー騰落上位に持ち株が並ばない。並ぶ時はずらーっと並ぶから、その日のプレーヤーがまじめなファンドか仕手かで、そう結果になるのではないかと漠然と考えている。とにかく財務の悪い企業は、どうでも良いからどうでも良い。投資は、複利で稼ぐテンプルトンウェイにしか興味はない。2桁の営業利益を出せる企業を買い持ちすれば、株価も理論的には長期で同じだけ伸びる。安い時に買えばそれ以上に伸びる。それだけの事だ。ゴミに群がる蠅のようにうるさい日々のニュースで売買するなんて、私のように世界に300銘柄以上持っていると馬鹿馬鹿しいに尽きる。気にするのはQ先生も言われていたように、できの良い企業が躓いた時だ。1年も経てば2倍3倍当たり前、現在それほど稀な事でもない。だから、ちょっとバブリーだと思うのだが。2011年2012年と大きく下げたので、今年はあまり期待していなかったが、結果としてFRBの出口と中国の短期金利の上昇のシナジー効果で6月はかなり肝を冷やしたが、良い買い場だった。まあ、とにかくジェットコースターに乗らなければ上昇も下降も無い訳だが、下で乗って上で利食い、この鉄則を高揚して忘れない事だ。こういう時は2006年蔦屋の店頭に億万長者本が並んだように少なからず一発屋が出る。しかし、持続的な収益モデルの構造を逸脱したらどこかで吹き飛ぶ、これもまた歴史が語る事実だ。
Oct 29, 2013
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DAXも最高値を更新したが、CAC40もかなり高い。民族としての信頼感で懐疑時にゲルマン国家に資金が流れるのは合理的に理解できるが、ここでのCAC40の上昇は危ない。プジョーは行き詰っているし、南欧は日本化が進んでいる。南欧というのはチームより一握りの天才の国だ、個別の選手は買えるが、全体を買うのは誤りだ。新興国から先進国というのは、BRICsと同様にファンドが作ったストーリーだ。これは、出口と共に葬り去られると思うのが順当だろう。とにかく、おそらく出口が遅れた混乱に乗じて危機が煽られ売りこまれる可能性が有る。まあ、GSAMの比較チャートで5年のパーフォーマンスを国毎によく見る事だ。話が反れるが、ここで興味深いのはインドだ、ニュースはネガティブだが株価はじわじわ上げている。確か2050年までのGSAMのGDP成長予測No,1はインドだった、2050年日本の5倍強だ。個人的にはおそらく日本はもっと悪いと思うが。民族としての信頼感という意味で日本は終わりかけている。1965年生まれ以降は異質だ、幼少時の豊かさが日本人を変質させた。外国人はこの事を知らない。豊かさは中間的な能力の人間の努力を喪失させた。もうすぐ勤勉と忍耐の日本人の世代は現役を引退する。最近、中小企業の2代目や大企業幹部の2代目の友人知人がなぜやられてしまったのか考える。そこそこ優秀で能力は高く、努力していた。突き詰めればリスクコントロール、ヘッジが甘かったのだろう。私は昔からこんな話はよくしていたが、収益が出ている時、にこにこしながら聞き流していた。私はサラリーマン時代は不動産投資でヘッジし、不動産投資が収益源の時は、外国株でヘッジした。つまり臆病だから現業が顕在な内にヘッジしていた、現業が傾いてからでは遅いのだ。とにかく、若者は日本丸が撃沈しても心中しないようにヘッジする事だ。このDecadeは、もう絶対に空白の10年では終わらない。イエレン ショックで大きなチャンスを掴むのだ。
Oct 27, 2013
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1990前半の香港~英国の不動産へと拡大して行った、資産価格の上昇の話は以前した。サブプライム問題は、この上昇のエピローグだった。先進国の金融緩和でこの亡霊が蘇りつつある。なぜこうなるかと言えば最初の時上手く乗れなかった連中が同じ事を押し目でやろうとするからだ。これは、下落したと言って喜んで自宅を買う連中が多い事でもよくわかる。レーガノミックスの時も失業率をどう扱うかかなり論議されたが、私は失業率を経済政策に使うと全体がおかしくなると思っている。角を矯めて牛を殺す結果になる。政策を批判しても仕方が無い、だからその結果起こる事から利益を抜けば良い。昨日sp500が高値を更新した、これが根拠なき熱狂以外いったい何だ?2000なんてわずが20%弱だ、フォロアーが提灯を付ければすぐに行く。バブルはまず局所的に起こる、おそらく前回同様アングロサクソン圏だろう。そして今回はそれ以外に波及する前に動揺してどたばたと金融引き締めが始まり、ハードランディングする。こんな感じでQE3は失敗に終わる。とはいえ、アングロサクソン圏は不滅だ、実物経済が大きくやられるのはそうでない所の方だ。今回は日本や南欧や財務の弱い新興国、フロンティアだろう。危機はチャンスと言うが、正直こういう混乱は嫌いだ。しかし、上手くやらないと自分もやられる。だから、考えなければいけない。これは9月の出口をためらった事から始まった、イエレンさんになればおそらく3月も無い。そうこうする内にバブルは成長する。重要な事は、まずバブルに乗って稼いでキャッシュポジションで下落に備え、底値で拾う。このやり方を機能させるようにポジションを持つ事だ。多くの人間は、最初乗り遅れ、高値で掴んで下落でやられ、底値で資金が無い。金融と財政で支えて温いから構造改革という痛みを避ける、だから社会主義は崩壊する。ほとんどの人間は追い込まれないと動かない。とにかく、何がどうなろうと変化さえ正しく予想すれば利益は獲れる。もう日本丸は片道の燃料で出港した大和と同じだ、帰りどころか途中で撃沈する。リフレ派なんてラスプーチンだったとわかった時は海の底だ。
Oct 26, 2013
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メインシナリオを修正した、来年は金融バブルの加速でその後出口の混乱になるだろう。バフェットさんが言われているように、いずれ潮が引くから間違っても裸で泳がない事だ。まあバブルの時はいつもこういう時代の寵児は生まれるが。思うに、この米国の混乱で世界経済が揺れ日本経済は一発食らう可能性が有る。これが、日本経済崩壊のトリガーになるかもしれない。こんな金融の温い海に浸かって日本危機なんて言っても全くリアリティは無い、しかし、実際の所こういう温いのが危ない。2006年ゴルディロックスなんて言われていたが、2年後景色は一変した。まあ、タイミング的にはまだ2006年まで至っていないが、当然今回はそこまで放置されない。だから、株価や商品が行け行けになったら、買い進むのではなくて適当にキャッシュポジションにする事だ。いよいよsp500が2000を試す時が来る、これは新しい時代の到来ではなく、古い時代の崩壊のシグナル、先進国経済の墓標だ。中国がまた金融を引き締めている、おそらく賢明な措置だろう。どうせFRBの引き締めで世界経済は収縮するだろうからじわじわブレーキを踏んでいた方が良い。オバマさんやイエレンさんのようなリベラルは、目先優しいが長期的に歪が蓄積される。会社を潰す優しい社長、元の木阿弥だ。とにかく、持続性を保証するのは能力だ、バブル後の出口の混乱は好機になる可能性が高い。来年NISAでポジションを持った連中は浮かれた後で酷い目に遭うだろう。日本の20数年前もそうだったが、世の中そんなものだ。
Oct 25, 2013
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30番目が20%だからそこそこ売られているが、ボロ株だ。先月上場していきなり半額も3銘柄有るが、元々が割高過ぎただけだ。要するに持ち手の都合で良い銘柄が投げられるという事が、ほぼ完全に終わったようだ。念の為に言っているのだが、こういう時に下げているのはボロ株が多いからバーゲンにはならない。単に安かろう悪かろうだ。だから、今探すのは下げたままで買われていない、長い間地面を這っている良い銘柄だ。最近全体の水準が上がっているので、ポートフォリオ全体で6月末から10%位上げているが、まだマイナスの持ち株は少なくない。そうだ、今sp500と同様今年の最高値付近にある。ハンセン指数を見ると違和感が有るが、ハンセン指数構成銘柄には問題が有る。香港もsp500のような指数を作らないとハンセン指数構成銘柄はちょっと古い。債務上限は株価にほとんど影響を与えなかった。今後もそうだとするならば、ネガティブな問題はFRBの出口だけになる。常に悲観の投げを期待して来た3年だったが、いよいよエピローグのようだ。しかし、イエレンさんはそう簡単に出口には向かわないだろう、個人的にはバブルのリスクの方が高いと思っている。だから、出口にも本心あまり期待していない。だから、相対的に安く買える本当に最後になるのではと残念に思っている。2年前、去年とリストに載せてRRの資金が尽きて買えなかったのが2倍3倍になっているのを見ると悔しい。投資というのは資金力がものをいう。今になって余裕ができても後の祭りだ。まあ、あまり深追いは危ない、私は現在PER12以上は買わない。PERを降順で見てなんとなくこの辺りに結界を感じるからだ。もちろん、Q先生も言われていたが行け行けどんどんの銘柄は、カルテルで躓いても合生元のように天まで届くように行く。これも安い時に買えなかった口だ。ただ、金鷹やユナイテッドラボのように煽られた揚句の撃墜が有るから、私は高値は追わない。まあ、今日は私のやり方をちょっと紹介したが、若者は自分の方法を守破離で確立する事だ。2011年35%も下げを食らったのは、低迷銘柄を切って高値銘柄を買うという愚かなレーンチェンジをしたからだ。低迷銘柄を切るのは、収益モデルが棄損したように感じた時だけだ。こういう銘柄も今みたいな時はそこそこリバウンドしているから切り難いが、まあほとんどの参加者は、そこまで考えていない。
Oct 23, 2013
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資源価格は、2007年の高騰から約6年後の今底値近くになっている。10年サイクルの中央付近に有るから、これから徐々に供給が絞られ価格は戻して行くはずだ。単純に考えれば2018年頃また資源価格はピークを迎える可能性が有る。円安は、FRBの出口と消費税増税の反動の相乗効果で来年以降じりじり進むのだろう。つまり、資源価格の上昇と円安が同時に進行する。これは、収益モデルが劣化している企業におそらくとどめを刺す。だから、円資産から逃げるのは遅くとも来年がタイムリミットになるのではないだろうか。2015年以降のいつ日本経済がシステミックリスクの洗礼を受けるか?その時になってみないとわからない。ただ、成長とは似ても似つかない未来が待っているはずだ。ポートフォリオは円建てだと2011年末から5割上昇してしまった。あの時低迷が続くと思って不動産投資の負債を繰り上げ返済したが、上振れしてしまった。まあ、2011年8月のように2010年末から一時は35%も下げたのだから、そう考えたのは無理も無いのだが、これが人間がその時の状態がいつまでも続くと思ってしまう悪い癖だ。ただ、良い時はこの癖はまずいが、悪い時はリスクコントロール上悪くはない。何が言いたいか、安い資源価格、購買力平価付近の円、公共浪費で支えられた景気、消費税増税前の駆け込み需要、こんな事がいつまでも続くなんて思わない事だ。私の同級生は、来年58歳で定年まで残す所2年になった、私自身もそういう年だ。しかし、日本にとってこのDecadeは厳しい、酷い結果になるだろう。いくら探しても徒労に終わるから、同じ事をうだうだ書いている。バリューは持っているからグロースに重点をおいて探している。まあジュグラーも一つの視点だ、色々な視点で探す事だ。
Oct 20, 2013
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中国経済は万能な訳ではない、それはA株をみればわかる。なぜA株が鳴かず飛ばずか?日本人なら国鉄をイメージすれば理解できるはずだ。要するに国有企業なんてロシアを見るまでもなく、その非効率はどうしようもないという事だ。国鉄の民営化は1987年だった、こんな時期まで民営化できなかった。いかに民営化が困難かわかるだろう。しかし、これをやらない限り中国経済はどんなに大きくなっても脆弱性を内在しているので、自律的な持続性がない。要するにこれから10年これが習・李政権の大きな経済的な課題だろう。何が言いたいか?この問題に道筋ができるまでは中国経済は曇天のままだという事だ。そういう意味では日本と同じで、チームではなく優秀な選手を買う、こういう視点が必要だ。ここが高値を更新したsp500とは異なる。米国経済の新陳代謝は秀逸に尽きる。シーゲルさんがインデックスファンドが良いと言われて、私は拡大解釈でどこの国でもそうかと思っていたが、まあそういう事ではなかったようだ。インデックスに採用されている企業が非効率ならそれは駄目なのだ。しかし、個人的には株価はちょっとバブリーに感じる。ジム ロジャーズさんが言われるように流動性の海に浸かっているので潮が引いた時にどうなるかわからない。バブルははじけるまでわからない。来年も債務上限問題で出口が先送りされバブルが成長するかもしれない。サマーズさんが辞退されイエレンさんになったからその可能性は上がってしまった。2014年はバブルの年か?またFRB発のバブルになったらおお馬鹿なのだが。長くなったが、バブルならバブルで上がりそうなものを持っていないと置いて行かれる、そういう事だ。
Oct 19, 2013
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パーフォーマンスが平準化された話を前回した。去年秋にRRが行われ現在凸凹が付いている訳だ。だから、また凸凹の凸を売って凹を埋める時期が来ている。時期的にちょうどミューチャルファンドやヘッジファンドの決算時期でもある。まあそういう事や世界経済の回復傾向もあるから割安な銘柄は来年に向けて仕込まれるはずだ。余談だが、2度良い目を見た人が居るという事は、1度も良い目を見れなかった人も居るという事だ。上げない物を持っていて、レーンチェンジで上げた物に持ち換える、RRの逆をやるとこういう愚かな結果になる。突き詰めれば、最初に上げる物を持つ事が重要だ。BRICsが悪いと皆が言っている時にそんな事はないと言ったが、根っからこういうコントラリアンにならないといけない。先日も言ったが、債務上限問題が片付いて私の仕事は本当に終わってしまった。FRBの出口ももう年内は有りそうにない。中国は7.5%未達分はインフラ投資で補うと決めたようだ。ブルームバーグにあったように、中国は日本のようにまだ不要な橋や道路を作る所まで行っていない。まあ、そういうような世界的な状況の中で確率的には株価はじわじわ成長する確率が高い。上手く行けば10年前のように、4~5年で倍は行けるのではないだろうか。しかしまあ、大和総研に日本の財政問題を崖に向かう車に例えたレポートが有ったが、よくまあ皆さん平気でいれると感心する、いったいどういう神経をしているのだろうか?私などヘッジしないでは夜眠れない。まあ、若者は自分の人生をどう生きるのか、よく考える事だろう。私が就職した頃、日本経済の未来はバラ色だった。だから多くの人間はしくじった。それなのに前の世代と同じようにまた高額な家を買う、なんという愚行か?不動産を買って良かったのはQ先生の世代だ。何が値上がるか、ここが重要なのだ。
Oct 17, 2013
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GSAMの株価5年チャートを見ると興味深い事に気付く。国別の凸凹がRRで160%プラスマイナス15%位の範囲に収束している。もちろんJKSE以下の小さい所は別だ。これが何を現わしているか、RRをしなかった人間はどの国を持っていても結果はあまり違わなかったし、RRをした人間は2度良い思いをしたと言う事実だ。それと私にはあまり関係ないが、噂通りグローバル マクロで振り回す連中が多いという事だろう。重要な事は、これを見て未来を考えなければいけないという事だ。これを見ないで日経平均が行け行けどんどんというのはいつも言うように証券会社関係の連中だ。次は、米国の問題が収まったら世界的に景気回復基調になるはずだから、誰が一番稼ぐかだ。何度も言って来たが、日本人にはこのDecadeは面白くなる。何を持っているかで運命の分水嶺に居るのだ。私は来年末1ドル115円のシナリオは維持している、115円で合いましょうと言ったようにここから始まるはずだ。既にレギュラー160円を付けているGSが有るが、来年末は180円超えだ。米国は3割らしいが歳出の半分以上を借金に頼る国がいつまでもつか、面白いゲームだ。住宅大手の受注は8割増だそうだが、こんな泥船の上に高価な家を建てる、狂気以外の何物でもない。先日の台風でいつも行く野池が洪水で浸かって、去年ほど釣れなくなった。昨日も子供達にじーっと待つように言ったが、若い人間は待つのが苦手だ。しかし、今年は色々獲ったのでプラ船含めて水槽が10ケになった、それこそ毎日掃除している。手長エビは皆海に流されたのか川底に全く居なくなった。手長エビやチチブは見ていて面白いのだが、喧嘩をするので複数買えないのがネックだ。
Oct 13, 2013
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しかし、ほとんどの人間は今という時で最大化をはかるから終わりが必ずしも良しとはならない。正直、日本人はこの10年の公的債務の増加で定年後1億円の金融資産が有れば安泰ではなくなった。私でさえこんな事になるのだったら、ちょっと散財を控えるのだったと後悔している。何度も言うが、10年前に比べ見通しは月とすっぽんだ。10年前不動産競売価格は2000年から倍近くに上昇していた。要するに多くの人間が日本経済の反発を予想していた。だから、2006年株価は上げた。しかし、団塊の世代がこの10年で定年退職してしまった、担ぐ側からぶら下がり側になったのだ。日本株が上がると言うのは売買手数料が欲しい証券会社関係の人間だ。住宅も車も増税前の駆け込みで沸いているが、来年度は反動減が来る。5月の決算までは増収増益で賑わうが、来期収益となったとたんに失速は見えている。まあ、お利巧はその前に上手く売り抜ける。こんな短期の話はどうでも良くて、若者はもっと長期で終り、つまり定年後も良くなるように時間軸で資源配分の最適化を考えなければいけない。前述のようにわずか10年でこんな用心深い私でさえ見誤る。とにかく、自民党はノーブレインで最悪だ、信じるとやられる。債務上限問題はもうちょっと荒れるかと思っていたが、このまま終わりそうだ。残念だが2013年は終わった。株は年初から言って来たように並行して利益調整も行って来たので本当に終わりだ。今月ちょっとは安く買えるかと思っていたがほとんど諦めた。順風がサンテックの買収に向けて債権者との調整に入るようだ。太陽光発電はほとんど切ったが順風は切らなかった。結局収益力が有る所が勝ち残る、収益力必勝の理だ。だから私は2桁の営業利益率を出せる銘柄しか一部の例外を除き買わない。もちろん不況時の悪化は有る。蛇足だが、相場というのはコンセンサスに対する達成度で動くから絶対値から大きくずれている事がある。こういう銘柄は大化けの一つの種だ。ただ不動産は例外だ、不動産株は浮き沈みが大きいから一部の大手しか持っていない。まあこの3年はポートフォリオを充実するのには良い年だった。次はまた来年のFRBの出口でバーゲンが有るかどうかだ。香港に後30銘柄位欲しい銘柄が有る、片手位は昔切った銘柄と知って買わなかった銘柄だ。5年前はQ先生銘柄を信じていたのだからまあなんともレベルの低かった事か。石の上にも3年、淡々と能力を磨くしかない。
Oct 11, 2013
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個々の例を数えれば限がないが、新興国の成長が破綻するリスクと先進国の財政が破綻するリスクの結果は次元が違う。先進国のマスコミが新興国のリスクを過大に吹聴するのは、根底に妬みが有る。これまでも衰退する地主が小作の倅の成功を妬むだとか、兄ができの良い弟を妬むだとか例を挙げて来たが、そんな感じだ。弟ができが良ければそれを妬むのではなくて、サポートして兄弟でより大きな成果を追求する事だ。もちろん、ほとんどの人間にはできないからわざわざ言っている。この公的負債と人口動態では、もう手の打ちようがない。そう思うか思わないか、危機感が課題だ。起こり得る事のリスクをヘッジする、これが結果として先見の明だ。ほとんどの人にはまだ買える株はごろごろしている。しかし、私は基準に合致した株は皆買って買える株があまりない。ただ定量的には基準に合致しているが、定性的に?というのが一番厄介だ。例えば金曜日上昇1位の汽車内飾は0.1の時候補に挙げて落とした口だが、まあ後悔しているのではなく中期的にはこういう事が起こるから株は厄介なのだ。30日上昇1位のシナトーンは1月に買ったが、下手な鉄砲も数撃てば当たる。投資コンサルタントなんてたくさん推奨しておいて、こうやって当たったと自慢する。ブラックベリーやノキアの凋落、日本の家電も似たようなものだし、ちょっと前ならマイクロソフト・シスコなどこんな例を上げれば限が無い、これが競争だ。だから、泥船に乗っていてはいけない、だらだらと負けて沈んで行く。HV競争から蚊帳の外のN社の株だって持っている人間は居る。渡る世間にお利巧は少ない、お利巧である事は孤独で奇人変人なのだ。誰もが知っている香港株を買い持ちしていても金持ちにはなれない。まあ、円安をヘッジしているのは立派と言えるが。とにかく、1500社全ての銘柄の財務を淡々と見る事だ。サーチナでもUWでも良い、そうすれば私が財務の良い企業が300社以上在ると言っている事がわかる。検索しても日本人が誰も知らないそんな銘柄こそ大きく化ける。ちなみに私は全ての銘柄が分類してある、私は昔からマニュアル魔だった。マニュアルというのは人間の能力をあるレベルに均一化できる。問題はできた時点から陳腐化する事だ。だから優秀な人間が居なくなると組織は衰退の一途を辿る。長くなったが、労を惜しんで金持ちにはなれない、もはや新興国といえども穴場ではない。確りした能力かまぐれだけが成功を保証する。まあまぐれは宝くじと同じだ。
Oct 6, 2013
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先日のロゴフさんの助言でも言ったが、過去の経緯を見て相手が出来そうもない事を言ってもそれはカスだ。それに比べ、2052のランダースさんのできない事はできないだろうと認める現実的な予想というのは、その通り極めて現実的だ。メインシナリオというのはこうあるべきだ、という模範だろう。なぜ今またこういう事を言っているかと言えば、ロイターに田巻さんが日本にも債務上限というコラムを書かれていたからだ。ランダースさんが言われるように現在の民主主義は機能しない、行きつく所まで行く。だから、日本の財政システムは必ず破綻する。社会福祉と財政の持続性、北欧の除き西欧の先進国が抱える致命的な問題だ。何度も言って来たように、これがG-Eターンオーバーの先進国側の主要な推進力だ。アベマゲドンと言った人が居るが、まあドラクマゲドンより酷い事になるだろう。正直かなり怖いが、徹底的に備えるしか方策はない。人口動態をカバーして余りある生産性の向上が成長には必要な訳だが、相変わらず乗数効果も生産性も向上しない土建を中心とした公共浪費を続けている。失敗に気付いても毒皿で突き進む、先の大戦と同じ過ちを繰り返している。もはや、三十六計走為上、逃げるしかない。まあとにかく、自分の頭でメインシナリオとリスクシナリオを決め、どう転んでも致命的な傷を負わないようシミュレーションする事だ。そして、ポートフォリオを強くする為に、できる事をするのではなく、やらなければいけない事を実行するだけだ。私が、6年前まで収益モデルと考えていたマンションを26戸売却したように。
Oct 4, 2013
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